『このままだと「ドイツは全体主義」に向かってしまう…いま現地で起きている「経済と民主主義」の危機』(10/5現代ビジネス 川口マーン恵美)について

10/6The Gateway Pundit<Watch: President Trump Releases Inspiring New Ad=ご覧ください:トランプ大統領が感動的な新広告を発表>

世界全体が左翼全体主義(=グローバリズム)に染まらないためには、トランプが米国大統領になる必要がある。

トランプ大統領は土曜日、2024年7月13日に起きた暗殺未遂事件の後、ペンシルベニア州バトラーに戻った。

推定5万から10万人の群衆から英雄として歓迎された。

集会が始まる直前に、トランプ陣営は強力な新しい広告を発表した。

暗殺未遂の衝撃的な映像が流れていく中、ナレーターが「歴史には私たちの心に永遠に刻み込まれた瞬間があります。時間が止まり、喜びが善に対する純粋な恐怖によって打ち砕かれ、私たちの誇りが一瞬にして悲しみに変わる瞬間です」と語る。

「我々の中で最も勇敢な人々が突然倒れ、愛国者や大統領たちが包囲され、国は心底驚愕している。我々は悲しみの沈黙と祈りの静寂の中で、なぜと問う。そして、その理由は決して分からないかもしれない。」

この広告ではその後、アメリカ独立戦争の映像や、銃撃されたトランプ大統領が群衆の方を向いて拳を突き上げ、支持者らに「戦え、戦え、戦え!」と訴えた象徴的な反応の映像も紹介されている。

「しかし、我が国の最も暗い瞬間、すべてが失われたように思えるとき、大義が勝ち目がないように見えるとき、夜が明けそうにないように見えるとき、そして希望が崩れ落ちるとき、我々は立ち上がるのです。」

「この男は止められないと彼らはいつ気づくのだろうか?」

「この運動は負けません。たとえ彼らが私たちを嘲笑し、中傷し、戦いから私たちを除外したとしても、私たちは止まりません。」

https://rumble.com/v5hoip9-trump-campaign-releases-inspiring-ad-ahead-of-butler-pa-return.html

https://www.thegatewaypundit.com/2024/10/watch-president-trump-releases-inspiring-new-ad-released/

https://x.com/i/status/1842636043486691358

ヒラリーは不正選挙をゲロしたようなもの。Xがあると2020年のように不正選挙できないと。不正はたちまちXにアップされ、2020年のように削除されない。

https://1a-1791.com/video/s8/2/7/t/i/Y/7tiYt.caa.mp4?b=1&u=ummtf

10/7阿波羅新聞網<BLA公开声明 袭击专门针对中国公民!巴致命自杀式炸弹击中中国车队=バロチスタン解放軍(BLA )の声明 襲撃は特に中国人をターゲットにした!パキスタンの致命的な自爆テロが中国人の車列を襲う>カラチはパキスタン最大の都市である。爆発後、テロ組織のバロチスタン解放軍(BLA)は、襲撃は特に中国人を狙ったものであると公表し、自爆テロ犯が爆発物を積んだ車両を運転し、カラチ空港から出発した「中国の技術者と投資家」の車隊に突っ込んだと発表した。

https://www.aboluowang.com/2024/1007/2112004.html

10/7阿波羅新聞網<习近平的“砸锅卖铁”,可能导致“倾家荡产”= 習近平の「鍋を割って鉄を売る」は恐らく「破産」する>最近、体調が悪く情緒不安定で、旧友との夕食を断っただけでなく、門下生からの会いたいという誘いもすべて断っているが、書く気力が出ない。中医病院の友人が処方してくれた温め薬や強壮剤の処方、そして妻と子供たちの丁寧なケアのおかげで、私の状態は徐々に回復し始め、また友達との散歩やおしゃべりに出かけることができるようになった。学生たちは私が回復したのを見てとても喜び、インターネット上の話題の投稿を急いで私に転送してくれた。その中の 1 つが「鍋を売って鉄を売る」という話題の記事で、私の神経を逆なでした。

皆が同じ問題について半ば公然と議論していることが判明した。社会科学院経済研究所の専門家が、「鍋を売って鉄を売る」などの盲目的な決定について議論し、そのような無謀な行動は国の「破産」につながる可能性があると考えている。職務上の議論や提案が党幹部の怒りを買い、「不当な意見」として非難され、院上層部の総入れ替えにつながり、そのために所長が個人的な自由を失ったのは信じられないことだ。

https://www.aboluowang.com/2024/1007/2111883.html

10/6阿波羅新聞網<威慑中共 美最新超级航母明年部署太平洋舰队=中共の抑止、米国の最新超級空母が来年太平洋艦隊に配備される>米国の最新の超級空母である USS ジョン F. ケネディ (CVN-79、USS John F. Kennedy) はフォード級航空母艦の 2 隻目であり、米国海軍史上最高の航空母艦である可能性がある。 「ケネディ」は中共を抑止するため、2025年に米国太平洋艦隊に加わる予定だ。

https://www.aboluowang.com/2024/1006/2111750.html

10/6阿波羅新聞網<俄外汇存底将“清零”学者:普丁战时经济快撑不下去、兵源也快耗尽=ロシアの外貨準備は「一掃」される  学者:プーチンの戦時経済は間もなく持続不可能となり、軍事資源も間もなく枯渇する>ロシアは戦時経済に転じ、クレムリン当局は、制裁によってロシアは「強くなった」と主張しているが、経済学者は、「ロシアの外貨準備の半分は西側諸国によって凍結されており、現在保有している外貨準備は投資に使われて流動性が低く、来年の外貨準備は使い果たされることが予想されており、時間はロシアの味方ではない。戦場での結果に関係なく、ロシアが最大の敗者となるだろう」と主張している。

https://www.aboluowang.com/2024/1006/2111746.html

10/6阿波羅新聞網<竞选开销是川普3倍 贺锦丽“撒币”策略有效吗?=選挙費用はトランプの3倍 カマラ・ハリスの「金のバラマキ」戦略は効果あるのか?>WPによると、9月末までに、ハリス・チームは全国に330の選挙事務所を設立し、2,400人以上の従業員を雇用し、25,000人のボランティアを採用し、デジタル広告からスマートフォンのプロモーション、さらにはフィラデルフィアの上空にドローンライトショーも開催され、キャンペーンに参加した有権者にも光るブレスレットなどのキャンペーン記念品が贈られるなど、贅沢にお金を使っていると言える。

https://www.aboluowang.com/2024/1006/2111753.html

https://x.com/i/status/1843018984905412626

何清漣 @HeQinglian 4時間

これら、五兆$の増税計画は明確に書かれており、ちょっと計算すればわかる。私は、今でも彼女を支持している富裕層は資産や事業のほとんどを海外に持っており、米国内にはそれほど多くはないと推測している。

【すべての税金女王のカマラ・ハリスは、国内生産品すべてに対する 33% の増税を要求している。彼女は史上最大のキャピタルゲイン税の増税を望んでいる。

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引用

Ruth史金霞 @shijinxia 5h

カマラに投票する準備をしている中国系米国人の皆さん、この文章を注意深く読んで考えてみてください。これは本当にあなたが望む生活なのか?

【すべての税金女王のカマラ・ハリスは、国内生産品すべてに対する 33% の増税を要求している。彼女は史上最大のキャピタルゲイン税の増税を望んでいる。

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何清漣 @HeQinglian 4時間

今年最も喜ばしいことはまともになってきていることで、トランプを支持する人々が自らの身元をあえて明らかにするだけでなく、選挙に積極的に参加するようになったことだ。

今年はピューやギャラップなどが投票所で出口調査を実施し、本当の支持率が分かることを期待している。

引用

「北米保守評論」 NACR  @NAConservative9  4h

「NYの企業が高さ100フィートの『トランプに投票』の看板を掲げ、民主党市長から訴えられる」

https://nacr.info/WordPress/index.php/2024/10/06/new-york-company-unveils-100-foot-vote-for-trump-sign-gets-sued-by-democratic-mayor/

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何清漣 @HeQinglian 36m

私のコミュニティには近所の人が 4 人いて、散歩中に会うといつもおしゃべりする。昨日、2人が夫婦とも郵便投票してトランプに入れたと私に話した。他に選挙日に投票の準備をしている人が 2 人いる。彼らは私の裏庭から丘を越えて高校の投票所まで歩いて行き、毎回そこで投票する。

私は理論で説得するのは効果的だと思う。私は主に DEI の不条理、インフレの原因、5 兆$の増税が生活に与える影響について話す。

引用

Tor Tor @tor1457174 8h

返信先:@HeQinglian、@len_leung

私の中国人の同僚は

全く同じ理由でハリスに投票する。

私はあなたが例をあげて説得しようとしないことを理解する。

大人は他人に説得されない。

他人の異なる意見に耳を傾けられる人は聖人に近い。

そして、半聖人がそのような認識能力しか持っていないことは不可能であるため、最も合理的なことは黙ることである。

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https://x.com/i/status/1842998741613379597

何清漣 @HeQinglian 1時間

米国の中国人として、特にこの年齢で、これほど理解のある人は得難い。

中国人の牧師として、教会でこのように積極的に説教する勇気を持っている人は珍しい。

実に賞賛に値する。

引用

砂塵に浮かぶ剣 007 @yjpc007 11h

張伯笠牧師に親指を立てましょう!今日、彼は聖書を組み合わせて、左派民猪党、不法移民の投票、LGBT に反対する立場で米国選挙について語った。キリスト教会にはこのような牧師がもっと必要である。なぜ中国移民の牧師は現地の牧師よりも勇敢なのか?オンタリオ州にあるチャイニーズ・ハーベスト教会。

川口氏の記事では、独・社民党政権と言うのは米・民主党政権と同じで、無能だが“1984”の世界を実現しようとしている政権としか思えない。独が未だ真面と思えるのは米・民主党のように不正選挙をしてまで勝とうとしていないところ。

そもそも、反移民=極右の定義はおかしい。治安悪化と税の浪費が現実にあるのだから、納税者がクレームつけるのは当たり前。

日本もボーッとしていると、日本に帰化した中国人に多数を占められるかもしれない。リスク管理ができない日本人。左翼に甘い日本人。“Silent Invasion”、生き延びれませんよ!

記事

ショルツ政権に落第点をつけた証拠

前々回はこのコラムで、9月1日に行われた旧東独地域の2州、チューリンゲン州とザクセン州での州議会選挙の結果を記した。

AfD(ドイツのための選択肢)が、チューリンゲン州では大差で第1党、ザクセン州では1.3%ポイントという僅差で第2党となった。この結果を主要メディアは、“極右で、反民主主義で、排他主義の危険政党AfDが急伸”と、あたかもドイツが独裁国家になりかけているかのように報じた。

一方、ボロ負けしたのが、社民党、緑の党、自民党。この3党が、中央政権で政党を担っている3党であることは言うまでもない。緑の党はザクセン州ではかろうじて泡沫政党として残ったが、チューリンゲンでは議席を失った。それどころか自民党は、どちらの議会からも脱落した。

つまり、この結果は、どう見ても、チューリンゲン州とザクセン州の有権者が(おそらく全国民の意見を代表して)、この3年間のショルツ政権に落第点をつけた証拠だった。というのも、ドイツでは現在、倒産、リストラ、企業の国外移転という嵐が吹き荒れ、まさに坂を転げ落ちるような速度で不況に陥っている。

もちろん、これらの全てがショルツ政権(社民党)のせいではないにしろ、何もしないショルツ首相と、経済音痴のハーベック経済相(緑の党)の責任は大きいはずだ。

ドイツのショルツ首相 photo by gettyimages

ところが、張本人の社民党と緑の党は反省の色がなく、「旧東独の国民は40年近くもSED(ドイツ社会主義統一党)の独裁政権下で暮らしていたため、未だに民主主義が身についていない。我々の政策をもっと丁寧に説明する必要がある」などと言っていた。

民衆の力で独裁政権を倒した人々に、民主主義は何かということを教えようというわけだ。旧西独の政治家が東を上から目線で眺めている様子は、統一後、34年が過ぎようという今も、それほど変わっていない(10月3日は統一記念日)。

超党派グループの目標は…

ただ、2週間遅れで9月22日に州議会選挙を控えていたブランデンブルク州では、どの候補者も、そんな悠長なことは言っていられなかった。同州では元々、社民党が強く、統一以来34年間、第一党として政権を仕切っている。とりわけ、この10年間州首相を務めたヴォイトケ氏の人気が高かった(州議会選挙は5年ごと)。

つまり、全国的に人気が失墜している社民党における数少ない成功例の一つが、ヴォイトケ氏率いるブランデンブルク州だったのだが、もちろん、現在、ここでもAfDの追い上げは強烈だ。そこで、選挙戦の最終盤には、社民党はもちろん、CDU(キリスト教民主同盟)や、その他の党でも危機感が広がり、「AfDを勝たせてはならない!」という空気が超党派で強まった。

そんな中、奇妙なことが起こった。州外のCDUの大物政治家がブランデンブルク州の有権者に向かって、社民党に投票するようアピールしたのだ。必死で戦っていたCDUの候補者らにしてみれば、背後から味方の弾が飛んできたに等しい。

これにより選挙は、AfDvs.社民党・CDU連合となり、肝心の政策論争は忘れ去られた。超党派グループの目標はただ一つ、「いかにしてAfDを抑えるか?」である。

それどころか、人気ゼロのショルツ首相に足を引っ張られては適わないと思ったブランデンブルクの社民党は、首相の応援演説など一切辞退し(ショルツ首相の選挙区は、ブランデンブルクの州都、ポツダム!)、ひたすら「ヴォイトケ」の名前を看板にして戦った。

あっさり捨て置かれた国民

つまり最重要事項は、国民を苦しめている経済問題でも、エネルギー問題でも、移民・難民問題でもなく、AfDの撲滅となった。国民はあっさり捨て置かれたのである。

そして、実際問題としてこのアピールは効いたらしく、結果は下記。

(SPD=社民党、AfD=ドイツのための選択肢、CDU=キリスト教民主同盟、Grüne=緑の党、Linke=左派党、BSW=サラ・ヴァーゲンクネヒト同盟、Andere=その他)

計画通りCDUの得票が減り、社民党が生き延びた。しかし、緑の党(4.1%)と左派党(3.0%)が巻き添えになり、議会から弾き出された。結局、残ったのは得票13.5%のBSW(サラ・ヴァーゲンクネヒト同盟)のみ。

要するに、今後のブランデンブルクの州議会には、社民党、AfD、BSW、CDUの4党しか無くなってしまう。その場合の議席配分が下記だ。

ここから青色のAfDを除けば、残るは3党。施政方針の違うその3党で、どんな連立が組めるのか? 社民党とCDUが組んでも、ちょうど半数で過半数にはならない。だったら、社民党とBSW? 1月にできたばかりの新党であるBSWは、共産主義者の集まりだとして既存の政党が無視してきた党だ。それでも過半数を取るためには組むのだろうか…?

オーストリアとの違い

しかし、こんな野合のような連立、しかも有権者の3割を無視することを是とした連立が通用するなら、党も要らなければ、選挙も要らない。それどころか、今回のCDUと社民党のような、政策を無視した不条理な協働は、民主主義の要である「選挙」という仕組みを冒涜していることにならないか。

なお、選挙後の調査によれば、社民党に投票した人たちの7割が、社民党の政治には満足していないが、AfDを阻止するためだけに社民党に投票したと答えていた。これが「民主主義」を守るための手段だというのは、なんだか違う気がする。元々、「AfDが政権に入れば、ドイツは大変なことになる」という主張の根拠さえ、極めて不明瞭なのだ。それでも多くの人がそれを信じた…。

それから1週間後の9月29日、今度はお隣のオーストリアで総選挙があった。その結果、ここでもドイツの3州と同じ現象が起こった。

極右と言われていたFPÖ(自由党)が、中道右派である与党の国民党を破って第一党になったのだ。得票率は、FPÖが前回より13.3%ポイント増の29.5%で、現政権であるÖVP(国民党)が、10.8%ポイント減の26.7%だった。

勝利者FPÖの主張はドイツのAfDと似ており、政府のこれまでの移民・難民政策を強く批判。また、ロシアへの制裁や、EUへの過剰な主権の移譲にも反対している。

ただし、勝ったはいいが、うまく連立政権を立てられるかどうかわからないところも、やはりドイツの旧東独の3州と同じだ。これを見ていると、来年9月のドイツの総選挙でも、同じようなことが起こるだろうと思えてくる。

ただ、オーストリアでは、ドイツほど連立交渉が拗れない可能性もある。と言うのも、10月1日、負けたÖVPの党首であり、首相でもあるネハンマー氏が早々と、「選挙に勝った政党が、連立交渉をリードするのは良い伝統」と言い、交渉の主導権を潔くFPÖに委ねたからだ。

いかにも紳士的で、建設的で、ドイツのチューリンゲン州のフォークトCDU代表が、「民主的な票で選ばれた第1党は我々だ!」という屁理屈をこね、AfDから様々な権利を奪うため、これまでの慣習までひっくり返そうと躍起になっているのとは対照的だ。

地方の住人にとって重要なこと

なお、さらに興味深かったのは、ネハンマー氏が、「FPÖのキクル党首との協働はあり得ないが、FPÖ党との協力関係は可能」と、ディールと思われることを表明したこと。

これは、23年にオランダで、極右と言われていた自由党が第1党になった時、結局、党首のウィルダースが首相も閣僚も辞退し、無所属の人間を首相に引っ張ってきて、連立を成立させた方法を思い出させる。ネハンマー氏は、FPÖを締め出していると、将来、締め出されるのは自分たちÖVPとなってしまうかもしれないと思ったのかもしれない。

オーストリアのネハンマー首相 photo by gettyimages

オーストリアのファン・デア・ベレン大統領 photo by gettyimages

ただ、ネックは、オーストリアでは大統領の政治的権限が強いこと。つまり、たとえ政党の間で連立交渉が合意に至っても、大統領の同意が得られない限り、新政府は成立しない。

ちなみに、現大統領のファン・デア・ベレン氏は、1997年より2008年までオーストリアの緑の党の報道官を務めていた人なので、そう簡単にFPÖの政権奪取を許すかどうかは疑問だ。

言い換えれば、今回の選挙結果は、すでに80歳の氏にとって、最後の最後にぶつかってしまった最大の難事と言える。“極右”政権を認めたりすれば、せっかくの花道に泥が付く危険がある? これからの展開が見物だ。

なお、多くの日本の主要メディアは、FPÖを「極右政党」と断定するが、すでにドイツでは、「右派ポピュリスト」と表現が一段階下がっている。実際にFPÖは、地方政治ではすでに市民権を得ており、例えばオーストリアで8番目に大きいヴェルズ(Wels)市では、2005年よりFPÖが政権を担当しているが、何の問題もないという。

地方の住民にとっては、政治家が右か左かなどどうでも良い。重要なのは、どの政治家が教育を立て直し、治安を改善し、良い道路を作ってくれるかと言うことだ。

今やEU全体を見回せば、イタリアのメローニ政権、ハンガリーのオルバン政権、スウェーデンのクリステション政権といった明確な右派の政府も存在する。ドイツの既存政党が、今のような形で頑なにAfDを締め出していては、いずれやっていけなくなるのではないか。

本気で恐れていること

なお、オーストリアのネハンマー氏の「選挙に勝った政党が、連立交渉をリードするのは良い伝統」という発言のあと間をおかず、チューリンゲン州のフォークト代表(CDU)が、「今後は、AfDの提出した動議も内容と必要に応じて審議する」とか、「議会における各委員会のいくつかは、AfDが担当することを認めたい」などと言い出した。

ちなみに、これまでのCDUは、AfDの提出した動議はひたすら拒絶し、採決でAfDと意を共にすることも、極力避けていた。しかし、少なくとも今後は、AfDの権利も少しは認めるということだろう。自分たちが第一党であるような口振りには閉口するが、内容的には、わずかではあるが方向転換の兆しが見える。

一方で、社民党と緑の党の間では、来年の総選挙までにAfDを無きものにしようという計画が燻っているようだ。自分たちの支持率の低下を政策改善で補おうとせず、敵を除去すれば良いと思っているらしい。

そのためには、NGOやメディアを別働隊として駆使し、官僚機構や、さらには司法にも手を回す。万が一、それが成功すれば、付いていった国民は民主主義を守ったつもりで、実際には全体主義に向かっていくわけだ。4年間の社民党政権が、経済だけでなく、民主主義も潰す可能性を、私は本気で恐れている。

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