『「イランだけでは終わらない…」アメリカの経済制裁が習近平に迫る「究極の選択」』(8/28ダイヤモンドオンライン 白川司)について

8/30The Gateway Pundit<War Room’s Natalie Winters Exposes China Building AI Models of US Voters to Influence Midterms, “It’s About Manipulating Voters, Manipulating Their Beliefs” – (VIDEO)=ウォー・ルームのナタリー・ウィンターズが、中国が中間選挙に影響を与えるために米国の有権者のAIモデルを構築していることを暴露。「これは有権者を操作し、彼らの信念を操作することなのです」 – (動画)>

中共は9/13沖縄県知事選にも同様のことをしているかも。共産主義は民主主義の敵。

「ウォー・ルーム」の共同司会者であるナタリー・ウィンターズは、中国がAIを使って米国の有権者のモデルを構築していることについて語った。彼女は、中国は有権者がなぜ特定の投票行動をとるのか、トランプ大統領の支持基盤はどのようなものか、さらには有権者が中国をどのように見ているのかといった点まで分析していると説明した。

ウィンターズ氏は、AIモデルには、起こりうる結果を予測するための模擬米国選挙が含まれていると説明した。

「この点に関して、あなたの中共に関するお話を詳しく聞かせてください」とスティーブ・バノンは尋ねた。

「AI問題はまさにこの10年における収束の時だと考えています。中共は、人々を弱体化させ、情報ネットワークを構築するために、これまで多くの資源を投入してきました。今まさに、そうした人々が動員されているのを目にしているのです」とウィンターズ氏は述べた。

「そこが、米国が中共に対して依然として軍事的優位性を保っている点です。そうです、我々は彼らに比べて非常に進んでいます。ですから、彼らは基本的にその差を埋めようとしています。しかし、AIは将来の戦争の戦い方になるでしょう。だからこそ、この点に注目する必要があるのです」とウィンターズは説明した。

「これはある種の特殊な応用例ではありますが、中国の学術界や軍事研究界では非常に主流なものです。しかし、これはトランプ大統領が1か月ほど前に大統領執務室で話していたこと、つまり有権者名簿、選挙への影響力、選挙への脅迫といったことと完全に一致しています」とウィンターズ氏は述べた。

「つまり、中国が行っている調査には基本的に2つのカテゴリーがあります。1つは、米国の投票層をターゲットにして理解しようとするものです。人口統計、特にトランプ大統領の支持層、いわゆるポピュリスト右派、MAGA支持層を理解しようとするのは非常に興味深いことです。しかし、もっと広く言えば、米国人の行動原理、特定の候補者に投票する理由、投票率を上げる方法、中国に対する彼らの見方などです」とウィンターズ氏はコメントした。

「さらに、彼らが実施しているより広範なシミュレーション段階があり、それは実際に模擬米国選挙を実施するものです」とウィンターズ氏は述べた。

「もし米国の選挙に影響を与えたいなら、これがその方法だ。繰り返しになるが、これらは発表された研究だが、必ずしも一般向けに公表されたものではない」とウィンターズ氏は続けた。

「彼らは基本的に、どのメッセージが有権者の心を動かすのかをテストし、人々の反応を予測している。つまり、こうしたボットファームを大量生産しているのだ」とウィンターズ氏は述べた。

「例えば、2024年の大統領選の際、北京大学の研究者たちはトランプ氏とハリス氏の投稿1,000件と、それらに対する返信25,000件以上を収​​集した。そして、それらのモデル、つまりLLMを基にAIを訓練した。彼らは、トランプ大統領やカマラ・ハリス氏など、誰からの投稿に対しても反応できるように訓練し、米国人がトランプ大統領を攻撃するような返信を模倣したり、シミュレートしたりできるようにしたのです」とウィンターズ氏は説明した。

「彼らは報道の中で、それが『米国の世論形成に役立つ可能性がある』と述べている」とウィンターズ氏は語った。

「これは有権者を操ること、彼らの信念や投票行動を操ることだ」とウィンターズ氏は述べた。

https://rumble.com/v7et8ls-natalie-winters-china-is-building-ai-models-of-american-voters.html

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/war-rooms-natalie-winters-exposes-china-building-ai/

8/30The Gateway Pundit<D.C. Circuit DENIES Peter Navarro’s Bid for Full-Court Rehearing — Trump Adviser Says “Deep Blue” Court Just Cleared Runway to SCOTUS=DC巡回控訴裁判所は、ピーター・ナバロ氏の全員参加での再審請求を却下 ― トランプ大統領顧問、「民主党優勢の裁判所が最高裁への道を切り開いた」と発言>

米国司法は中立公正ではない。党派的。国民の信頼は年々得られなくなっていると思う。

ワシントンの法曹界はトランプ大統領の上級顧問であるピーター・ナバロ氏にまたもや打撃を与えたが、ナバロ氏は憲法上の闘いはまだ終わっていないと述べている。

金曜日、コロンビア特別区連邦控訴裁判所は、ナバロ氏の法廷全員による再審理の申し立てを却下し、3人の裁判官による合議体の判決、すなわち同氏の議会侮辱罪の有罪判決を維持することを決定した。

裁判所の簡潔な1ページの命令書には、裁判官全員が、この事件を全裁判官で再審理すべきかどうかについて投票を求めたわけではないことが記されていた。裁判所は、ナバロ氏の申し立てを何の理由も説明せずに却下したが、支持意見書の提出を認める申し立ては認めた。

今回の判決により、ナバロ氏は米国最高裁判所に上訴する道が開かれた。

ナバロ氏はその決定を受けて、激しい反論を行った。

「この訴訟は最初から最高裁に持ち込まれる運命だった。民主党優勢のワシントンD.C.巡回控訴裁判所が却下したことで、最高裁への道が開かれただけだ。問題は私個人にとどまらない。WHの顧問(共和党員であろうと民主党員であろうと)が、大統領が行政特権を行使したと善意で信じて行動したにもかかわらず、その信念を陪審員に提示することを禁じられた場合、訴追され投獄される可能性があるのか​​。これは権力分立に関わる問題であり、最高裁が今、その答えを出す機会を得たのだ。」

ナバロの弁護士は、政府は、彼が命令に従わなかったことが違法であることを知っていたこと、あるいは不適切な目的で行動したことを証明する必要があるべきであり、単に彼の不服従が意図的であったことを証明するだけでは不十分だと主張している。

彼らはまた、ナバロ氏がトランプ大統領の行政特権に関する指示を誠実に理解していたことを陪審員に提示すべきだったと主張している。裁判所は8月28日、ナバロ氏の法廷全員審理の要請を却下した。

ナバロ氏は、ナンシー・ペロシ氏とリズ・チェイニー氏が主宰する党派的な「1月6日委員会」において、文書提出と証言を拒否したとして、2件の刑事侮辱罪で2023年9月に有罪判決を受けた。

ナバロ氏は、トランプ大統領から行政特権を守るよう指示されたと主張した。しかし、オバマ政権が任命したアミット・メータ地方裁判所判事は、ナバロ氏が善意に基づく行政特権の主張を弁護として陪審員に提示することを禁じた。

ザ・ゲートウェイ・パンディットが以前報じたように、メータ判事はナバロ被告に連邦刑務所での4ヶ月の禁固刑と9,500ドルの罰金の支払いを命じた。

判決前に、ナバロは自分が置かれた絶望的な状況を説明した。

「2通目の議会召喚状を受け取った時、私は特権が行使されたと確信し、葛藤しました。私の立場にある者が、立法府と行政府の間で対立させられるべきではありません。」

ナバロ氏はまた、政府が彼を起訴することを許しながら、彼が陪審員に対して自身の主要な弁護内容を説明することを阻止した手続きを非難した。

しかしながら、コロンビア特別区巡回控訴裁判所は7月に彼の有罪判決を支持した。3人の裁判官からなる合議体は、大統領またはその権限を与えられた代表者のみが行政特権を行使できると結論付け、1月6日付の委員会召喚状に関して十分な正式な召喚手続きが確立されていないとするメータ判事の判断を支持した。

委員会はさらに、たとえ正当な特権の主張があったとしても、ナバロ氏が法廷に出廷したり資料を提出したりすることを完全に拒否すること、特に彼の公的な発言や著作に関する情報を提出することを拒否することは正当化されないと判断した。

トランプ大統領が再選された後、この事件は異例の展開を見せた。

トランプ政権の司法省は、控訴裁判所に対し、この件に関してバイデン政権の立場を取らないことを通知し、ナバロ被告の有罪判決を擁護する弁論趣意書を取り下げた。しかし、司法省は新たな弁論趣意書を提出したり、正式に控訴棄却の申し立てを行ったりはしなかった。

その後、コロンビア特別区巡回控訴裁判所は、政府がこれ以上の訴訟参加を取りやめたと宣言し、ナバロ氏単独の状態でナバロ氏の上訴審理を進めた。

連邦政府はもはやバイデン政権時代の訴追を弁護していないにもかかわらず、裁判所は有罪判決を支持した。

Gateway Punditは、ナバロに対するキャンペーンを詳細に記録している。2025年、司法省は、バイデン政権時代にナバロが大統領記録を不適切に保管していたとして訴えた別の訴訟を取り下げた。

その事件は、反トランプ派のFBI職員がナバロの起訴について話し合い、明らかに祝っていたことを示す内部通信によって汚された。

ナバロは既に4か月の刑期を全うしている。しかし、彼の訴追によって生じた憲法上の危険性は依然として残っている。

大統領顧問が、行政特権に基づく指示だと心から理解していることに従っただけで投獄され、さらにその理解を陪審員に説明することも禁じられる可能性があるならば、将来、どちらの政党の顧問も同じような罠に陥る可能性がある。

刑期は満了した。憲法をめぐる闘いは、これから始まるのだ。

ナバロ氏は現在、この訴訟を最高裁判所に持ち込んでいる。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/d-c-circuit-denies-peter-navarros-bid-full/

https://hugh.cdn.rumble.cloud/video/fwe2/07/s8/2/W/4/7/T/W47TA.caa.mp4?b=1&u=ummtf

8/31阿波羅新聞網<世界最危险大嘴!它通吃中共军方和美国军方—美外委会主席爆料:美国AI公司中美“两头吃”= 世界で最も危険な『ビッグマウス』!それは中共軍と米軍の双方から利益を得ている――米下院外国委員会委員長が暴露:米AI企業が米中から『二重取り』」>

米中間のAI開発競争が激化する中、一部の米AIデータ企業が米軍や大手ハイテク企業に学習データサービスを提供する一方で、中国のAI研究所とも取引を行っていることが判明し、米議会内で国家安全保障上の懸念が高まっている。

米下院のマイケル・マコール議員(共和党)は、米企業が中共の軍事部門とつながりのある企業へ専門的な人材や高品質な学習データを販売する一方で、中国による先端AI技術へのアクセスを制限するために米国が数十億$の資金を投じることはできないと警告した。

現在、米国による中国のAI技術への規制は、主に先端半導体に集中している。米国政府は長年にわたり、最先端AIモデルの学習に不可欠な役割を果たすNVIDIA製の高性能GPUや関連する半導体製造装置について、中国への供給を制限してきた。

しかし、データに関する規制は比較的緩やかである。米誌『フォーブス』は、米国がトップクラスのAIモデルの学習に必要な先端チップの中国への販売を長年制限してきた一方で、専門的に選別・アノテーション(注釈付け)された学習データについては同様の規制を課していないと指摘している。このデータ分野は、現在では年間数億ドル規模の産業に成長している。

全く笊で水を掬うようなもの。対中規制は徹底的にしないと、敵は「上に政策あれば、下に対策あり」の国。

https://www.aboluowang.com/2026/0831/2427428.html

8/31阿波羅新聞網<台湾打出最硬一战!中共输个彻底—光州这役台湾赢了!北京被急怒=台湾、最大の激戦を制す!中共は完敗―台湾が『光州の戦い』に勝利!北京は激怒>

韓国の光州ビエンナーレが「台湾館」という名称の使用を承認したことを受け、中国の戴兵駐韓大使は、当初「中国館」への参加を予定していた中国人アーティストに対し、参加を取りやめるよう命じた。日本のベテランジャーナリストである矢板明夫は、この結果を「台湾が光州の戦いに勝利した」と表現し、近年の台湾にとって稀に見る見事な外交的勝利であると評した。

昨年開催された日本での万博に、台湾は「TECH WORLD館」として参加。中華民国は博覧会国際事務局に加盟していないため国別パビリオンは開設されず、中華民国対外貿易発展協会(台湾貿易センター)が全額出資する玉山デジタルテックの名義で、民間パビリオンとして出展する形態をとったとのこと。台湾の外交空間を広げていくのは良い事。

https://www.aboluowang.com/2026/0831/2427455.html

8/31阿波羅新聞網<中共骇人计划曝光 美国紧急组队70国反击—中共目标竟是占领太阳系 美军迎头痛击=中共の衝撃的な計画が露呈:米国は対抗すべく70カ国の連合を緊急結成へ―中共は太陽系全体の占領を目論む、米軍は強力な反撃へ>

アポロネット王篤若の報道:中共の野望が明らかになった!その目標は地球にとどまらず、太陽系全体を占領することにある。

中共とその軍隊による軍事拡大の波が押し寄せている。ロシアやイランに密かに兵器部品を供給し、台湾を狙って牙を研ぎ、さらには太陽系全体を自らの「裏庭」にしようと密かに画策する政権―これはSFの話ではなく、リック・フィッシャー氏が指摘するように、現実世界で進行しているシナリオなのである。

核軍拡競争には飽き足らないのか、中共はロケット開発に照準を合わせている。

制海権だけでは不十分とし、原子力空母の建造へと直進している。

究極の野望は太陽系全体の占領……2023年8月、中国航天科技集団(CASC)は内部セミナーを開催し、太陽系占領を目指す、密かに構想された100年計画の青写真を明らかにした。

米国も手をこまねいているわけではない。対抗するための連合を結成しつつある。

悪の枢軸国に世界覇権を握らせたら人類は不幸になる。

https://www.aboluowang.com/2026/0831/2427446.html

8/31阿波羅新聞網<邻国撕下中共最不堪一幕!中南海在全球威风扫地—洪水终将退去 但冲垮了邻国对中国的信任=隣国が中共の最も恥ずべき実態を暴露!中南海の国際的威信は失墜―洪水は引いても、隣国から中国の信頼は流し去られた>

ネパールで発生した今回の洪水により、「責任ある大国」を自任する中共のプロパガンダの虚飾が剥ぎ取られた。中共は長年にわたり、チベットに関する水文・気象・衛星データを独占してきた。近隣諸国に対して政治的な服従を容赦なく要求する一方で、人々の生命に関わる国境を越えた早期警戒に関しては、対応が遅々として進まず、効果も上がっていない。「核心的利益」に固執するだけで公的な責任を軽視する、こうした覇権的な統治のあり方は、中共の情報封鎖や強権主義的な思考を露呈させただけでなく、最終的には近隣諸国が抱く安全感や政治的信頼をも損なうことになるだろう。

中国の無責任さは、中共の仕組みだけでなく、中国人の「利他精神欠如」=自己中から来るものと思う。こういう国に覇権を取らせたら大変なことになる。

https://www.aboluowang.com/2026/0831/2427407.html

白川氏の記事で、氏の見方に賛成。脱$化=人民元化を成功させないようにするのは大事な一手。人民元は資本取引の自由化をしてないから基軸通貨にはなれないが、悪の枢軸国とその周辺で制裁逃れ等で使われることは防止する必要がある。レガシイーメデイアは左翼でTDSに罹っているから、トランプのやること為すこと総てにケチをつけるだけ。プロパガンダだから傾聴する価値はない。

いつも言っていますように、ベネズエラとイラン攻撃は中共の手足をもぐため。真のターゲットは中共。二次制裁も世界経済への影響を見ながら、中共の首を真綿で絞めるように、時間をかけてやっていくのでは。ベネズエラも中共も米国の不正選挙に加担してきた。罰を受けるべき。でもトランプ政権の情報を漏らしているのは機密情報にアクセスできる民主党系からではないか?逮捕して実刑にすべき。

記事

Photo:China Pool/gettyimages

「軍事作戦が失敗したから経済制裁」は本当か

アメリカの対イラン戦争が、第二段階に入った。

8月24日、スコット・ベッセント米財務長官は、イランとその支援者を国際経済から切り離す「経済的追放作戦(Operation Economic Outcast)」を発表した。ベッセント氏はこれを「Dデー(軍事作戦の決行日)」になぞらえ、「この専制的な政権を存続させているあらゆる経済的命綱を断ち切る」と宣言した。

対象はイラン企業だけではなく、イランとの取引を続ける第三国の企業、金融機関、船会社、両替商などにも二次制裁をかけ、米ドルを中心とする金融システムから締め出す構えである。

この動きを、多くのメディアは「軍事力でイランを屈服させられなかったため、トランプ政権が経済制裁へ軸足を移した」と説明しているが、本当にそうなのだろうか。

私はむしろ、アメリカの対イラン戦略は、最大の誤算だったホルムズ海峡を除けば、大筋では当初想定した方向に進んでいると見る。

米軍が担当する第一段階は、イランの軍事力を破壊すること。そして、財務省が前面に出る第二段階は、その軍事力を再建するための資金、部品、国際的な取引網を断つことだ。

つまり、いま起きているのは「軍事作戦から経済制裁への撤退」ではない。「破壊」から「再建不能化」への移行なのである。

米軍のイラン攻撃は本当に失敗したのか

アメリカがイランに対して掲げてきた目標は、もともとイランという国家を占領することではなかったのだが、イラン攻撃を取り上げたテレビ番組などでは、そのようにとらえていた出演者が意外なほど多かった。

トランプ政権が2025年2月4日に発表した国家安全保障大統領覚書NSPM-2を見ると、目的はかなり明確だ。

(1)イランに核兵器を持たせない
(2)弾道ミサイル能力を抑える
(3)革命防衛隊と代理勢力を弱体化させる
(4)革命防衛隊の活動を支える資金を奪うこと
という4点である。

しかもこの段階で、トランプ大統領はベッセント氏に「継続的で強力な制裁執行」を行い、イラン政府と代理勢力の収入を断つことが命じていた。国務長官には財務長官と協力してイランの石油輸出をゼロに近づけること、特に中国向け原油輸出を対象にすることまで振り付けられていた。

軍事作戦が始まるずっと前から、「軍事」と「経済」は別々の政策ではなく、同じ対イラン戦略を構成する二本柱として準備されていたのである。そして今回、ホワイトハウス自身が、軍事力によってイランの軍事能力を大きく削った後の「最終局面」として、金融攻勢を位置づけた。

実際、今年2月末に始まった軍事作戦によって、イランの防空網、空軍、通常海軍、ミサイル関連施設、軍需産業などは大きな打撃を受けた。軍事力の中核が削られてしまった。

もちろん、イランのミサイル攻撃能力やドローン能力が完全に消滅したわけではないし、核関連施設を攻撃しても、核技術や人材まで消えるわけではない。しかし「米軍がイラン軍を倒せず失敗した」という評価は正確ではない。

むしろ問題は、軍事的に大きな損害を与えても、それだけではイラン指導部をアメリカとの交渉に応じさせられなかったことにある。戦術的な成功は果たしたのだが、政治的な決着はまだ先のことだということになる。

最大の誤算はホルムズ海峡だった

ただし、アメリカ側にも明らかな計算違いがあった。言うまでもなく、ホルムズ海峡である。米軍はイランの通常海軍には大打撃を与えたが、海軍を破壊することとホルムズ海峡を安全に支配することは同じではなかった。

イランには機雷、小型高速艇、陸上発射型の対艦ミサイル、ドローンなど、通常海軍とは異なる非対称戦力が残った。巨大な空母や駆逐艦を持たなくても、狭い海峡を通る民間タンカーに「攻撃されるかもしれない」と思わせるだけで、海運を大きく萎縮させることができる。

海軍力ではアメリカが圧倒しているが、圧倒的な通常海軍を持たなくても、ホルムズ海峡の安全な通航を妨害できることは、アメリカにとって大きな誤算だった。

ホルムズ海峡を完全に安全化できなければ、湾岸諸国の石油輸送にも影響する。原油価格の急騰や海運保険料の記録的な高騰を招き、ひいてはグローバル経済全体にダメージを与える。これは単なる軍事上の問題ではなく、中東のエネルギー供給と、それを支える米国主導の金融秩序にも直接関わってくる。

ただし、ホルムズで苦戦していることと、対イラン戦略全体が失敗したことは同義ではない。むしろ、だからこそ次の段階が重要になる。

「イスラエルのための戦争」だけでは見誤る

ここで一つ注意したいのは、この戦争を「イスラエルを守るためにアメリカがイランを攻撃している」とだけ見るのは適切ではないことだ。

もちろん、イランの核・ミサイル・代理勢力はイスラエルにとって直接の脅威であり、その除去はイスラエルの安全保障に直結する。しかし、アメリカ側から見れば、問題はそれだけではない。

中東の米国主導秩序には二つの柱がある。一つはイスラエルを軸とする軍事・情報・技術の安全保障秩序。もう一つはサウジアラビアやUAEなど湾岸諸国を軸とする石油・資本・ドルの経済秩序である。

イランは前者にはミサイルや代理勢力で挑戦し、後者にはホルムズ海峡と、中国を経由した非ドル決済網で挑戦している。

だから、今回の戦争を理解するには、イスラエル防衛だけでなく、アメリカが中東で築いてきた安全保障とエネルギー・金融秩序全体を守る戦いという視点が必要になる。

米軍が壊したものを「二度と再建させない」

軍事攻撃には本質的な限界がある。核施設を爆撃しても、技術者や知識は残る。ミサイル工場を破壊しても、海外から部品を購入し、資金を調達できれば再建できる。

この点は代理勢力も同じだ。ヒズボラ、フーシ派、イラクの親イラン民兵などを米軍が一つずつ完全に消滅させようとすれば、中東全域で終わりのない軍事作戦を続けることになる。

それより合理的なのは、彼らを支えている資金を止めることである。資金が止まれば、イランが石油を売れない。外貨を得られない。ミサイルやドローンの部品を買えない。革命防衛隊から代理勢力へ資金を送れない。制裁逃れの船舶や金融機関も使えない。こうなれば、米軍が破壊した軍事能力を再建することが難しくなる。

実際、米財務省は今年4月から実施された「経済的怒り作戦(Economic Fury)」で、イランの石油収入、シャドーバンキング、武器調達ネットワーク、デジタル資産などを相次いで標的にした。今回の「経済的追放作戦」は、その延長線上にある。第一段階が「破壊」なら、第二段階は「再建不能化」である。

そして、この第二段階において最大の標的として浮上してくるのが、もう1つの仮想敵である中国だ。

なぜ「中国」と「人民元」が問題になるのか

長年にわたるアメリカの制裁にもかかわらず、イランが石油収入を得続けることができた最大の理由の一つは、中国という巨大な買い手が存在したことである。ロイターは今年8月時点でも、中国がイランの海上輸出原油の8割以上を購入していると報じている。

さらに重要なのが決済システムだ。米財務省は今年5月、イランの石油販売代金が主として中国人民元で支払われ、その人民元をシャドーバンキング網を通じて他の通貨や利用可能な資金へ転換する仕組みを詳しく説明している。ここが、今回の経済戦を理解する最大のポイントである。

アメリカにとって現在のイランは、単なる中東の敵対国家ではなく、「非ドル化(人民元決済化)の巨大なテストケース」と化している。「ドルを使えなくても、中国と取引し、人民元で決済すれば、アメリカから金融制裁を受けても国家は生き延びられる」というモデルが成立するかどうかの瀬戸際なのだ。

もしこれが機能すれば、イランだけの問題ではなくなる。ロシアをはじめ、将来アメリカの制裁対象となる国々にも同じ成功体験が広がり、ドル金融システムの外側に強固な制裁回避の経済圏が形成されてしまう。

アメリカは、イランの経済網を徹底的に破壊することで、北京に対して「ドル覇権に挑む代替ネットワークを作ればどうなるか」という強烈なメッセージを送っているのである。

現時点で、人民元がドルに代わる完成した国際金融システムを形成しているわけではない。しかし、人民元を核に複数の制裁回避手段を接続することで、ドルを経由しない取引の逃げ道が広がっている。ベッセント氏が狙っているのは、人民元、中国企業、第三国の両替商や金融機関、シャドーフリートなどを組み合わせ、「ドルから追放されても生きられる」仕組みそのものを根底から壊すことだ。

二次制裁は中国に「イランかドルか」を迫るもの

そこで威力を発揮するのが二次制裁である。一次制裁なら「アメリカ企業はイランと取引してはいけない」という話にすぎないが、二次制裁は「イランとの商売を支援するなら、アメリカの金融システム(ドル決済)へのアクセスを失わせる」という強力な武器だ。

「イランとの商売を続けるのか。それともドル金融圏に残るのか」という選択を第三国に迫る。その最大の試金石が中国への対応だ。

ただし、ベッセント氏は現時点では中国の主要国有銀行への制裁を避けている。8月24日に発表された約60の制裁対象にも含まれなかった。中国の大手銀行をドル決済から排除すれば、対イラン制裁の範囲を超え、世界経済を揺るがす本格的な米中金融戦争になりかねないからだ。

したがって、今後の最大の注目点は、アメリカが本当に中国の大手金融機関にまで二次制裁の刃を向けるかどうかである。

アメリカの最終目的は「体制転換」ではない

この経済戦の最終目的は何なのか。それは「イランのイスラム体制を打倒すること」ではなく、「アメリカとの交渉可能なイラン」に変えることだ。

それは、今年1月に行われたベネズエラ攻撃でも同様だった。1月3日、アメリカ軍はベネズエラの首都カラカスを軍事攻撃し、ニコラス・マドゥロ氏を拘束した一方で、旧体制を全面的に解体することはせず、副大統領だったデルシー・ロドリゲス氏が暫定大統領に就任すると、アメリカは彼女を交渉相手として利用した。

まず、相手の軍事力を削り、石油収入を止める。核・ミサイル再建の部品を止める。代理勢力への資金を断つ。そして、中国を経由する制裁回避網まで塞ぐ。そのうえで、イラン指導部がアメリカとの交渉テーブルにつかざるを得ない状況に追い込むわけである。

それは、かつて和平交渉が進んでいた時期もあったが、革命防衛隊の強硬派が影響力を残していたために頓挫したからである。

だが、核・ミサイル・代理勢力政策を維持して経済的孤立を続けるのか、それともアメリカと交渉し、国際経済へ戻るのかという二択をイランが迫られている状況は変わっていない。

この観点から見ると、戦争の主役が米軍から財務省へ移りつつある理由がはっきりと見えてくる。アメリカのこの戦争の手順は、以下の三層で展開されている。

・第一層――軍事・安全保障
目的=イランの核、ミサイル、海軍、代理勢力を弱体化する。

・第二層――中東秩序
目的=イスラエル、湾岸諸国、米軍基地への脅威を低下させ、ホルムズ海峡を含む地域秩序を米国側に戻す。

・第三層――金融・世界秩序
目的=中国を中心に形成されるイランの制裁回避ネットワークを遮断し、「アメリカに制裁されても、非ドル圏で生存できる」というモデルの構築を阻止する。

「ドルから追放されても中国につながれば生きていける世界」を作れるのか。それともドルを握るアメリカが、その逃げ道を容赦なく塞ぐのか。戦場はいま、ホルムズ海峡から世界の金融システム、そして米中覇権争いの最前線へと広がり始めている。

(評論家、翻訳家、千代田区議会議員 白川 司)

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『ロシア軍で戦う日本人兵士、なぜウクライナではなくロシア側を選んだのか、特殊部隊員が語る戦場の現実【著者に聞く】『ロシア軍の日本人兵士」の金子大作氏が語る、“ドローン戦争”の最前線で見たもの』(8/28JBプレス 長野光)について

8/29The Gateway Pundit<WOW! The Michigan Democrat Party Convention Sure Had a Lot of EMPTY SEATS (VIDEO)=うわー!ミシガン州民主党大会には、本当にたくさんの空席があった(動画)>

今度の中間選挙で、ミシガン州の無党派層はアブドゥル・エル=サイードの民主党に入れないでしょう。

もしミシガン州の民主党が党大会を開催したのに、誰も出席しなかったらどうなるだろうか?以下の動画を見る限り、今週はまさにそんな事態が起こったようだ。

座席がずらりと空席になっているのがわかる。一体みんなどこへ行ってしまったんだ?今年は民主党にとって大きな年になるはずじゃなかったのか?11月には民主党の圧勝を期待しているはずじゃなかったのか?これは彼らにとって良い兆候ではない。

一部の人々は、イベントへの参加を歓迎されていないと感じた人々のグループが多すぎると指摘している。

ミシガン州共和党はツイートで次のように説明した。

速報:観客席は半分空席、ユダヤ人に対する暴力への懸念がミシガン州民主党大会を停滞させる

ユダヤ人、インド系アメリカ人、そして黒人コミュニティは極左勢力から歓迎されていない。

ユダヤ人:ミシガン州の有力なユダヤ系民主党員であるダナ・ネッセル州司法長官は、反ユダヤ主義への懸念から、今日の党大会を欠席した。

インド系アメリカ人:ミシガン州のインド系米国人たちは、アブドゥル・エル=サイードによるウシャ・ヴァンス副大統領夫人に対する人種差別的な攻撃に反対の声を上げた。

黒人コミュニティ:黒人有権者はジョセリン・ベンソン氏に対して未解決の疑問を抱えている。彼女は、SPLCが実際にKKKに資金を提供していた大規模な詐欺スキャンダルについて、いつ何を知っていたのかを未だに明かそうとしない。

ミシガン州民主党の現代議員たちの不安と不快感は、複数の著名な民主党員、そして数え切れないほどの一般党員が、過激で極左的な左派による民主党の完全乗っ取りが続く中で、自身の安全と健康への懸念から、今日の党大会への出席を拒否したことからも明らかだ。

アブドゥル・エル=サイードとジョセリン・ベンソンは、ベンソンがKKKへのSPLC資金提供に関与していたことについて真剣に疑問を抱いている無数の民主党員を遠ざけており、ウシャ・ヴァンス副大統領夫人を中傷し、「米国は9.11テロを受けるに値する」という信念を共有しない民主党支持者との間で苦戦している。

以下の動画をご覧ください。

https://twitter.com/i/status/2093813567279542676

民主党は今年、多くの過ちを犯した。彼らは、忌まわしい考えを持つ過激な候補者を支持し、アメリカ国民にトランプと社会主義への憎悪以外、ほとんど何も提供しなかった。これは決して勝利につながる組み合わせとは言えない。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/wow-michigan-democrat-party-convention-sure-had-lot/

8/30阿波羅新聞網<这国总统和中共大使一齐判5年—中共驻厄瓜多尔前大使被判5年监禁=この国の大統領と中共大使の双方が懲役5年の判決―元駐エクアドル中共大使に懲役5年の判決>

ロイター(キト発)によると、エクアドルの裁判所は金曜日、同国最大の水力発電ダム建設に関与した中国企業から賄賂を受け取ったとして、レニン・モレノ元大統領に汚職の有罪判決を下した。73歳のモレノ氏には懲役5年の実刑判決が言い渡され、生涯にわたる公職追放処分も科された。

元大統領の妻と娘、そして2人の兄弟とその妻たちは懲役2年6ヶ月の刑、蔡潤国元駐エクアドル中共大使には懲役5年の刑。大使が贈賄する当事者とは、流石中国人。

https://www.aboluowang.com/2026/0830/2427030.html

8/30阿波羅新聞網<中共真的完了!央视播出写段子的人都编不出的荒谬情节—吉隆口岸成废墟 中共救援队喊“有人吗”挨批=中共はもう終わりだ!CCTVがコメディ作家でも思いつかないような荒唐無稽な場面を放送――ギロン国境検問所が廃墟と化す中、中共の救助隊が「誰かいますか?」と叫び嘲笑を浴びる。>

8/26、中国とネパールの国境地帯を鉄砲水と土石流が襲い、チベット自治区シガツェ市ギロン県のギロン国境検問所が飲み込まれた。発生から3日後、現場で中共の救助隊が捜索救助活動を行っていたが、国営メディアの映像には、壊滅的な被害を前に救助隊員が「誰かいますか?」と叫ぶ姿が映し出され、ネットユーザーからは、これを「ショー」だと嘲笑する声が上がった。著名な民主活動家の唐柏橋は次のようにコメントした。「何十メートルもの泥の下に2日間も埋もれていたのに、どうやって返事ができるというのか?彼らの頭の中はどうなっているんだ?これほどIQの低いショーを演じる必要などないだろう!コメディ作家でさえ、これほど荒唐無稽な場面は思いつかないはずだ。中共はもう終わりだ!」

お笑いを世界に発信する中共。

https://twitter.com/i/status/2093555451472515244

https://www.aboluowang.com/2026/0830/2426987.html

8/30阿波羅新聞網<三峡大坝出事了!中国首次披露—2002年3月11日《南风窗》首次报导三峡大坝出现裂缝=三峡ダムで異変が起きる!中国による初の公表――2002年3月11日、雑誌『南風窓』が三峡ダムに亀裂が生じていることを初めて報じた>

2002年3月11日、『南風窓』はジャーナリストの趙世龍による「三峡ダムに潜在的な危険を残さないために」と題された記事を掲載した。同記事は、建設現場で同氏が目撃した状況を次のように伝えている。「記者が補修用の溝を数段登ると、ダムの壁面に沿って上から下へと走る亀裂が目に入った。その隙間は、大人の手のひらが入るほどの幅があった。作業員の説明によれば、これらは発見済みで、補修処置を待っている亀裂だという……」

「『緑のムカデ』のような構造物の上部には、巨大な中層放水孔があり、そこには足場や通路が設置されていた。ダムの中間部に位置するこの場所からは、ダム本体の上部から下方へと掘り込まれた補修用の溝が見渡せた。作業員らは、それらの箇所はすでに処置済みであると示した。ある建設作業員は記者に対し、亀裂の原因はコンクリート打設区画間の仕切り材の問題、そしておそらくは下部の基礎部分の問題によるものであろうと語った……」

最近亡くなった朱鎔基は1994年に三峡ダムについて演説し、予期せぬ事故が発生した場合に備えたとのこと。三峡ダムを推進したのは李鵬前首相。

https://www.aboluowang.com/2026/0830/2427137.html

8/30阿波羅新聞網<首都彻夜枪声!这个国家发生政变=首都で一晩中銃声!この国でクーデター発生>

土曜日、ニジェールの首都ニアメにおいて、市内の複数の地区で激しい銃声が響き渡った後、大統領府内で反乱を起こした軍部隊と大統領警護隊との間で衝突が発生した。国営テレビの放送も一時中断された。

8/29付のアビジャン発AFP通信の報道によると、ニジェールの現軍事政権は土曜日、首都ニアメの複数の「重要」拠点に対する反乱勢力の攻撃を受け、空港や大統領府周辺を中心に数時間にわたる激しい交戦が続いたものの、事態の「統制を徐々に回復した」と発表した。

ニジェールは現在、アブドゥラフマネ・チアニ将軍が統治しており、同将軍は2023年7月のクーデターで権力を掌握し、失脚させたモハメド・バズム大統領を依然として拘束し続けている。それ以来、チアニ将軍の政権はフランスから距離を置き、ロシアなどの国々への接近を図っている。

悪の枢軸国に近づくのは、悪いイメージしかない。

https://www.aboluowang.com/2026/0830/2427002.html

長野氏の記事では、金子大作氏のプロフィールが詳しいのはこちら。7/28プレジデントオンライン<13歳で暴走族、19歳で少年刑務所、35歳で貯金1億円…家も、ベンツも手に入れた男が43歳でロシア軍に入った理由>

https://president.jp/articles/-/116496

「ウクライナ側とロシア側に参戦している日本人義勇兵の数」についてAIに聞くと、

「ウクライナ側およびロシア側に参戦している日本人義勇兵の正確な総数は、政府による公式な全数把握や公表がされていないため不明です。ただし、これまでの報道や当局の発表からおよその状況が分かっています。

ウクライナ側

  • 志願者数: 2022年2月〜3月の侵攻初期、在日ウクライナ大使館が外国人義勇兵の募集を行った際、約70人の日本人が志願しました(そのうち約50人が元自衛官とされます)。
  • 実際の参戦数: 現地で実際に従軍した人数は明確ではありませんが、現地に入った義勇兵の証言では「約10人程度」と推測されています。また、戦闘による死亡や、ロシア側による欠席裁判での実刑判決・国際手配の事例が報じられています。
  • 詳細については、ウクライナ領土防衛部隊外国人軍団の項目も参照できます。

ロシア側

  • 実際の参戦数: ロシア側で参戦している日本人についても公式な全体像は公表されておらず、極めて少数(数人程度、または個人単位)とみられています。
  • 確認されている事例: 2024年にロシア側で参戦していた20代の日本人男性(元自衛官)の死亡が確認されたほか、特殊部隊に加わったとする元実業家の男性の体験が書籍やメディアで取り上げられるなど、個別の参加事例が伝えられています。
  • 日本政府は、目的を問わずウクライナやロシアへの渡航をやめるよう(退避勧告)呼びかけており、義勇兵としての参加は刑法上の「私戦予備・陰謀罪」に問われる可能性があると指摘されています。」との回答。

金子氏がウクライナでなく、なぜロシアを選んだのかはよくわからない。本記事では「ロシアが悪いとは思えなかった」とありますが・・・。

記事

攻撃を受けたアウディーイウカの街(写真:ロイター/アフロ)

目次

 ロシアとウクライナの戦争に兵士として参加している日本人がいる。しかも、ロシア側の兵士として。なぜ彼は義勇兵としてロシアのために戦うのか。膨大な死傷者が報告されている戦闘地帯の日常とはどのようなものなのか。『ロシア軍の日本人兵士 最強の特殊部隊「アフマット」で見た地獄』(講談社)を上梓した特殊部隊「アフマット」に所属する金子大作氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト)

──2023年8月15日、関西国際空港からロシアへ向けて旅立ち、外国人義勇兵として入隊したと書かれています。

金子大作氏(以下、金子):38歳の時でした。自分の人生でやりたいことをやり切った感があって、夢がなくなってしまったような感覚を持っていました。「人はなぜ生きるのか」「何のために生きるのか」という疑問から、やがて「戦場に行って自分を試したい」という気持ちを抱くようになり、民間軍事会社から戦場で戦うための訓練を受けるようになりました。

その後、しばらくタイに移り住み、2023年から始まるロシアの軍事作戦について知り、志願を決めました。タイでは、日本よりも中立的な視点で両国の戦闘が報じられ、メディアは自分たちの意見を視聴者に押し付けません。タイの報道に触れ、ロシアが悪いとは思えなかったので、ロシアの側に志願しました。

──最初は「ピャトナシュカ旅団」という組織に配属されたようですが、現在は特殊部隊「アフマット・スペツナズ」に所属していると書かれています。

金子:2023年8月の時点では、今よりも外国人の入隊が厳しく、ロシアの国防省を通じて正式に入隊することは難しい状況でした。そのため、民兵組織に入るという選択肢しかありませんでした。

ピャトナシュカ旅団は民兵組織でしたが、現在私が所属しているアフマットは国の組織です。

──アフマットは、2028年8月に亡くなったエフゲニー・プリゴジン氏が率い、後に解体したロシアの有名な民間軍事会社(準軍事組織)ワグネルと関係があると書かれています。

金子:プリゴジン氏が死去した後、ワグネルは解体されました。そのワグネルに属していた兵士たちを最も受け入れているのがアフマットです。アフマットはもともと、ロシア南部チェチェン共和国にあった特殊部隊で、首長ラムザン・カディロフ氏の主導で編成された特殊部隊です。

──最初にピャトナシュカ旅団に入ったときに、外国のスパイではないかとかなり疑われた、と書かれていました。

敵陣に斬り込む突撃兵というポジション

金子:ウクライナ側にも日本人の義勇兵がいますから、初めはものすごく警戒されていましたよ。最初は私だけ入隊の契約をしてもらえませんでした。

入隊してからも、私の戦闘は常に味方のドローンから監視されていました。出撃から戻ると、私の荷物だけ開けられて隅々まで中を調べられていたこともありました。

──ピャトナシュカ旅団で「スナイビル」と呼ばれるスナイパーの任務についたと書かれています。数百人に1人しか採用されないポジションだそうですが、なぜ金子さんはスナイビルに選ばれたのですか?

金子:当初はロシア語もほとんど話せませんでしたが、入隊時に司令官室で「どんなことができる?」と聞かれ、タイに住んでいた時に、銃器を売っていたことを話して、射撃の訓練の画像や映像などを見せました。

その後に射撃のテストがあり、次々と的に弾を当てると、「スナイビルの数が足りていないからそこに配属だ」と言われました。

──固定の場所を与えられ、敵が来たら撃つという任務ですよね?

金子:まさにそういう任務です。ただ、2024年の下半期から状況が変わりました。FPVドローン(監視ドローン)が現場にどんどん導入されたのです。スナイパーが待ち伏せしても逆にドローンに見つけられてしまうので、スナイビルの仕事はそれ以来、なくなっていきました。

──狙撃兵の他に突撃兵というポジションも10回ほど経験したと書かれています。

金子:突撃兵はその名の通り突撃する任務です。両軍の中間に、どちらのテリトリーでもないエリアがあり、そこに走り込んでいって、敵を蹴散らして、相手の領土を取っていくのです。

敵と500メートルぐらい離れている場合は少しずつ迫っていきますが、大地に起伏があるのでこちらの様子が丸見えというわけではありません。

まず攻撃してくるのは空から見ている自爆ドローンです。それから投擲(とうてき)型ドローンが落としてくる爆弾もあります。監視ドローンが着弾点を調整して撃ち込んでくる迫撃砲もあります。そうした攻撃をかい潜って敵と撃ち合いになるのは、相手と20-30メートルの距離にまで近づいたときです。

私はずっと死ぬ気で戦うと決めていましたが、やはり恐怖心はあります。ですから、退路を断つために「突撃する時には俺は絶対に先頭でいく」「退却になったらしんがりをやる」「絶対に逃げへん」といつも言い続けてきました。

アウディーイウカ攻略戦での出来事

──激しい戦闘の描写が本書にはいくつも登場します。強く記憶に残っている場面について教えてください。

金子:入隊して最初のほうの作戦で、ウクライナ東部ドネツク州の都市アウディーイウカで夜中に敵の要塞に匍匐前進で500メートルぐらいから近づいていったときは辛かったですね。

あらゆるものが飛んでいたので、何をくらったのか分かりませんが、隣にいた仲間の顔から片方の眼球が飛び出して、神経で目玉がぶら下がっている状態で呻いていました。あの瞬間は忘れられませんね。

戦場ではいろんなことが起きますよ。元ワグネルの英雄を名乗る仲間が、突撃時にうずくまって動けなくなり、「自分を置いていってくれ」と手をひらひらさせていたこともあります。まあそれは笑い話ですけれど。

──森の中で敵に囲まれた経験も書かれていました。

金子:敵地で孤立したときですね。あれはキツかった。敵のテリトリーまでかなり距離がありました。こちらは2台の戦闘車両に、それぞれ8人ずつ乗って敵地に向かいました。

あと300メートルで車から降りるというところで、私たちの乗っていないほうの仲間の車両がカミカゼドローンから攻撃を受けて、映画のように火柱が上がりました。残ったのは我々の隊の8人だけですよ。こういう場合でも、任務中止とはならないのがロシアの部隊です。車から降りて、敵地の森に走り込んで、そこで4日間立ち往生しました。

カミカゼドローンを撃墜したときの金子氏(写真提供:金子大作)

敵からの砲撃が次々と飛んできて、戦車からの砲撃もありました。カミカゼドローンからの攻撃や迫撃砲、投擲爆弾もあった。あらゆる攻撃を受けて、こちらではほとんどの者が負傷しました。

軍用GPSで位置関係を把握すると、あと100メートルで敵に撃ち込めるところにいた。しかし、最も頼りになる元ワグネルの機関銃士も腕が使い物にならない状況で、みんな負傷して本当に何もできなかったですね。

「勇気勲章」の授与につながった行動

金子:弾薬だけあって、水もない、食料もない、満足に身を隠す場所もない。そんな状況で4日間そこで戦い続けました。

とにかく固まっていてもしょうがないから動き回って敵の状況を確認しに行きました。30発入りの重たいマガジンを9本、9発の手榴弾、携帯対戦車擲弾発射器(RPG)の弾頭2本などを入れた凄まじく重たいリュックを背負いながらの移動です。

倒木だらけの森の中で、上からは投擲爆弾が降り注いでくる中、敵の位置を推し測りながら移動するので、すぐに息が上がって酸欠になります。「ここで止まったらやられる」「あともうちょっと行かないと」「でも体が動かない」「息が続かない」という葛藤が頭の中を駆け巡りました。戦闘のときはいつもそうですよ。

その時の行動があって、結果的に私は勇気勲章を授与されました。その様子をドローンが見ていたことが、勇気勲章という評価につながったのです。

──本書にはドローンと戦闘する話が何度も登場します。

金子:ドローンとの戦闘はどんどん増えています。一方で、塹壕に敵兵が近づいてきて撃ち合いになることはほぼなくなりました。常にドローンが監視していて、ピンポイントで狙い撃ちしてくる。結果的に遠距離攻撃ばかりになっていくのです。

チームで出撃しても、すぐに敵のドローンにこちらの動きが見られてしまう。最初の攻撃はドローンからの攻撃です。開けている草原などでは、間違いなくドローンからの迫撃砲の攻撃がある。ほとんどの人間が死傷するのはドローンからの攻撃です。

──複数の異なるタイプのドローンについて本書で説明されていました。

最も厄介だったドローンとは

金子:「カミカゼドローン」とは、FPVドローン(操縦士がヘッドセットなどを装着して遠隔で操るドローン)のことです。ロケットランチャーの弾頭を搭載して、自爆型で相手に突っ込みます。

投擲型ドローンは一番高価で厄介なものです。中国製の「Mavic」という製品名のドローンが偵察用ドローンです。このドローンは高性能のデジタルズーム機能を備えており、森の中にいる敵の細かな動きなども見ることができる上に、赤外線カメラに切り替えると、兵士が木の後ろに隠れていても正確に相手の位置を見極めます。

Mavicの監視から逃れるのは至難ですが、30-45分ほどでバッテリーが切れるので、その都度充電に戻ります。その間に入れ替わりで次のドローンが飛んできます。手榴弾2つぐらいなら搭載できるので、爆撃をしてくることもある。つまり、偵察のついでに爆弾を落とすのが投擲型ドローンです。

バーバ・ヤーガを初撃墜したときの金子氏(写真提供:金子大作)

「バーバ・ヤーガ」は2メートルを超える大型ドローンで、6-8枚ぐらいのプロペラが付いています。1機200万円ほどするようです。

これは農薬散布に使われたドローンを軍事用に開発したものです。ウクライナは農業の国ですからね。このドローンは16-18キロの爆弾を搭載できるので、対戦車の地雷などを1つ積むか、迫撃砲弾を4つ積むか、破壊力のある爆弾を搭載できるのです。

塹壕で悩まされた大量のネズミ

──戦場では強烈な衛生状態の中で生活すると書かれていました。

金子:蚊もハエもすごいですよ。ネズミもすごい。ネズミ捕りを仕掛けると1晩で40匹ぐらいの小さなネズミが捕れる。次の日も仕掛けるとまた同じだけ捕れる。いくらやっても全く減りません。

塹壕に次々入ってきて嚙まれることもあるし、そのせいで発熱して1週間ぐらい熱が下がらないこともありました。食べ物もネズミに食べられます。

タバコを嚙まれるのが一番腹が立ちます。分厚い生地のリュックでも布を嚙みちぎって穴を開けてタバコを嚙むんです。不衛生には慣れなければ生き残れません。

──これまでに、相当な負傷を幾度も経験されているようですが。

金子:右目のちょっと下の頬に手榴弾の破片が刺さりました。あの時はすごい衝撃で腎臓も痛めました。突撃のときにはふくらはぎの筋肉を断裂し、背中にも迫撃砲の破片が刺さりました。

夜にカミカゼドローンから迫撃砲の攻撃を受けて、今でも右の手首に2つの破片が刺さったまま残っています。傷だらけですよ。自分でもどこを怪我したのか覚えきれません。

金子 大作(かねこ・だいさく)
ロシア軍の日本人兵士
特殊部隊「アフマット」所属
1975年、大阪府生まれ。20代で大阪府内に板金塗装会社を設立。2000年代初頭の「VIPカーブーム」に乗り財を成した。2023年8月にロシアへ渡り、外国人傭兵部隊「ピャトナシュカ旅団」に狙撃手として採用。現在は特殊部隊「アフマット」に所属する。アウディーイウカ、ルガンスク、クルスクなど激戦地での戦闘を経験。2025年5月はベルゴロドで戦った。

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『中東の戦争が世界の戦争をつなぎ始めた、イラン戦争が生む新たな「合従連衡」  ミサイル、無人機、石油を通じて中東・欧州・インド太平洋の戦場が一つにつながる時代』(8/27JBプレス 福山隆)について

8/28The Gateway Pundit<President Trump Posts Wayne Allyn Root Column at TGP=トランプ大統領はTGPのウェイン・アリン・ルートのコラムを投稿>

これは大統領令を出すべき。不正選挙をできなくするのは民主主義国の務め。左翼は濫訴するでしょうが、ルートによれば差止できないと。

数日前、ルートの投票セキュリティ専門家であるジョン・グッドマンは、WHの情報筋から、トランプ大統領が9/9、10にダラスで開催される中間選挙の共和党大会頃に、この国家安全保障上の緊急事態を発表する予定であるとの情報を得た。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/president-trump-posts-wayne-allyn-root-column-tgp/

The Gateway Pundit<REPORT: Trump Administration to Target Soros Foundation, Far-Left Non-Profits=報道:トランプ政権、ソロス財団と極左系非営利団体を標的へ>

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/report-trump-administration-target-soros-foundation-far-left/

8/27The Gateway Pundit<Trump State Department Designates Antifa Linked Group as Global Terrorists=トランプ政権の国務省がアンティファ関連団体を国際テロ組織に指定>

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/trump-state-department-designates-antifa-linked-group-as/

8/28Rasmussen Reports<Only 30% See Media as Objective About Trump=トランプ氏に関するメディアの客観的な見解はわずか30%>

ドナルド・トランプ大統領に関する報道はあまり良くないと多くの有権者が考えており、大多数は報道が大統領への敵意によって左右されていると考えている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、トランプ政権に関する報道の質を「良い」または「非常に良い」と評価した人は32%で、1月から変化はなかった。一方、39%はトランプ氏に関する報道を「悪い」と評価している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/only_30_see_media_as_objective_about_trump?utm_campaign=RR08282026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/29阿波羅新聞網<官宣!习拿下张又侠形同政变—张又侠刘振立遭免人大代表和军职 专家解读=公式発表!習近平による張又侠の解任はクーデターに等しい–張又侠と劉振立は全国人民代表大会代表と軍職の解任に遭う、専門家の解釈>

中共全国人民代表大会常務委員会は8/25~28にかけて北京で会議を開催した。会議後、張又侠を中央軍事委員会副主席から、劉振立を中央軍事委員会委員から解任すると発表した。張又侠、劉振立、巨干生、鍾紹軍の4人の将軍は全国人民代表大会代表の職を解任された。分析では、張氏と劉氏の運命は10月の第20期中央委員会第5回全体会議の結果次第だと考えているが、習近平による張又侠の解任はクーデターに等しく、既に国民の支持を失っていると。

https://www.aboluowang.com/2026/0829/2426607.html

8/28阿波羅新聞網<吉隆口岸空拍图惊悚曝光!中共存心置全部人于死地—检视吉隆口岸灾前空拍图杜奕瑾:用天灾替人祸结案=ギロン国境検問所の衝撃的な空撮写真が公開された!中共は、いる人全員を死地に追い込む—ギロン国境検問所の災害前の航空写真を検証する、杜奕瑾:自然災害を利用して人災を糾弾する>

26日、チベットとネパールの国境で土砂崩れが発生し、多数の死傷者が出た。多くの外部観察者は、この大災害は気候変動による極端な自然災害だと考えている。しかし、PTT創設者の杜奕瑾は昨日(27日)、災害前のギロン国境検問所の航空写真をFacebookに投稿した。彼は、破壊された合同検査所と広場が川と河口の合流地点に直接建設されており、洪水の排出スペースが大幅に減少していたことを指摘した。彼は、この災害は人為的ミスによるものだと直接指摘した。自然界は川と土地の争いに報復し、苦しむ運命にあった。自然災害を利用して人災を糾弾する。

https://www.aboluowang.com/2026/0828/2426455.html

福山氏の記事では、氏はイラン戦争とウクライナ戦争は陣営の争いではないと言いますが、小生には自由民主主義国VS悪の枢軸国(独裁主義国)の戦いのように見える。トルコ、サウジアラビア、パキスタンのメッカ協定はトランプ時代だからできたこと。イスラム国同士で、トルコ、サウジアラビアにとってはいざと言う時にはパキスタンの核に守られるということ。既成の国際関係が破られ、新たな関係が構築されていくのは、大国一辺倒の従属から離れられ、独自の外交をするチャンスとなる。

欧州は英国もフランスも核保有国だが、パキスタンのような蝶番にはなれていない。かたやキリスト教国同士、かたやイスラム教国同士だが、欧州は米国に依存してきたのが大きい。トランプはNATO脱退までちらつかせているのだから自立するいいチャンス。それができないとすれば、有事の際の出血は米国にと思っているからでしょう。

日本は欧州と違い、核を持っていない。非核三原則の見直し、米国との核共有、憲法改正、NATO加盟、核保有を一歩一歩進めていけば良い。

記事

メッカに集まったトルコ、サウジアラビア、パキスタンの首脳(8月7日、提供:Saudi Press Agency/AP/アフロ)

メッカに集まった「少し奇妙な3カ国」

目次

8月7日、イスラム教の聖地メッカに、少し奇妙な3カ国の首脳が集まった。サウジアラビア、トルコ、そしてパキスタンである。

3カ国はこの日、1国への武力攻撃を3国全体への攻撃とみなす考え方を盛り込んだ共同防衛協定に署名した。

サウジアラビアとトルコまでは分かる。

では、なぜそこに、南アジアのパキスタンがいるのか。

地図を広げると、その理由が見えてくる。

パキスタンの西にはイラン、東には宿敵インド、北東には中国がある。さらに湾岸の向こうには、長年パキスタンと深い関係を築いてきたサウジアラビアがある。

イラン戦争によって揺れ始めた中東の地殻は、すでにパキスタンという「蝶番(ちょうつがい)」を動かし始めていたのである。

しかも、今回動き始めたのは軍事同盟だけではない。

外交、エネルギー、海上交通、核保有国同士の抑止関係、米中対立。

一見すると別々に見える問題が、イラン戦争をきっかけに次々とつながり始めている。

なぜパキスタンが「蝶番」なのか

パキスタンは、地理的にも戦略的にも特殊な位置にある。

西ではイランと国境を接し、東では核保有国インドと長年対峙してきた。

北では中国と緊密な戦略関係を持ち、サウジアラビアやトルコとも安全保障、経済の両面で関係を深めている。

さらに、米国との外交ルートも維持している。

つまりパキスタンは、中国の単なる「同盟国」でも、サウジアラビアの単なる「友好国」でもない。

複数の大国と地域国家の利害が交わる場所に立っている。だからこそ、イラン戦争が始まると仲介役としても存在感を増した。

2026年3月には、中国とパキスタンが中東・湾岸地域の情勢をめぐり、即時停戦、和平交渉、民間施設への攻撃停止、海上交通の安全確保などを求める「5項目イニシアチブ」を共同で打ち出した。

7月にも中国は、パキスタンが進める対米・対イランの仲介努力を支持する姿勢を示している。

ここで重要なのは、パキスタンが中国の代理人として動いているわけではないという点である。

パキスタン自身が、インドとの核抑止、中国との戦略協力、イランとの隣接関係、湾岸諸国との経済・安全保障関係、そして米国との外交関係を同時に抱えている。

だからこそ仲介者になれる。同時に、だからこそ中東の揺れを最も強く受ける国の一つでもある。

中東の地殻が動けば、その揺れはパキスタンを経由して南アジアへ伝わる。その先にいるのが、中国とインドである。

中国にとっては困るが「利用できる戦争」

イランと中国の接近をめぐっては、中国が経済・技術面でイランを支え、結果として米国を中東に長く拘束することが、中国の戦略的利益につながっているとの見方もある。

実際、中国企業を通じた軍民両用品の供給など、イランの軍事力を間接的に支える動きは確認されている。

ただし、ここは慎重に見なければならない。

中国がイラン革命防衛隊(IRGC)の軍事行動に直接関与し、米国を中東に拘束するために意図的に戦争を長期化させていると断定できる根拠は、現時点ではない。

むしろ、中国にとっても戦争の長期化は大きな負担である。

中国は中東から大量の原油を輸入しており、ホルムズ海峡や紅海の混乱は、中国自身のエネルギー調達や物流コストに跳ね返る。

中国とパキスタンが停戦や海上交通の正常化を求めているのも、その意味では当然である。

しかし、国際政治には別の側面がある。

自分が始めた戦争でなくても、すでに起きてしまった戦争によって生じた状況を、自国に有利な方向へ利用することはできる。

イラン戦争が長期化すれば、米国は空母、航空機、ミサイル防衛、情報・監視能力、弾薬、兵站といった資源を中東へ振り向け続けなければならない。

そこで問題になるのがインド太平洋である。米軍の能力は巨大だが、無限ではない。

中東での戦力展開が長期化すればするほど、戦力のローテーション、弾薬備蓄、整備、人員、予算などへの負荷は増す。

その分、中国にとっては軍事力増強の時間的余地が生まれ得る。

海軍を増強する時間。

ミサイル戦力を強化する時間。

AIや無人兵器の軍事利用を加速させる時間。

台湾周辺や南シナ海での作戦能力を高める時間である。

中国にとって重要なのは、必ずしもイランが「勝つ」ことではない。

米国がどれだけ長く、どれだけ大きな戦力と政治的注意力を中東に割かざるを得ないかである。

ただし、中国だけがこの変化を利用できるわけではない。

中国の南西には、もう一つの大国インドがいる。

パキスタンが動けば、インドが動く

インドにとって、パキスタンは単なる隣国ではない。両国は何度も戦争を経験し、現在はいずれも核兵器を保有している。

さらにインドは、中国とも長期的な国境問題と戦略競争を抱えている。

つまりインドは、パキスタンと中国という二つの安全保障上の課題を同時に意識せざるを得ない。

そこへ今回、パキスタンとサウジアラビア、トルコを結ぶ新たな防衛ネットワークが現れた。

インドから見れば、これは単なる中東内部の動きではない。

パキスタンの安全保障上の立場が変われば、それはそのままインドの安全保障計算に影響する。

さらに、イラン戦争の影響がホルムズ海峡からアラビア海、インド洋へ広がれば、インド自身のエネルギー輸送と海上交通にも影響が及ぶ。

こうして、もともとは中東の戦争だったはずのものが、南アジアの安全保障へとつながっていく。

イラン戦争がパキスタンを動かす。

パキスタンが動けば、インドが反応する。

インドが動けば、中国も対応する。

中国が動けば、最後には米国のインド太平洋戦略へ跳ね返る。

これが、今回の戦争によって起き始めている「地殻変動」の一つである。

海峡の混乱が世界経済を揺らす

こうした新たな合従連衡を生み出した大きな圧力の一つが、ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡の同時不安定化である。

前回の記事で述べたように、イラン戦争の影響はすでに二つの重要なチョークポイントへ広がっている。

東ではホルムズ海峡。

西ではバブ・エル・マンデブ海峡である。

ホルムズ海峡を通る船舶が減れば、原油や液化天然ガス(LNG)の供給に影響が出る。

米エネルギー情報局(EIA)によると、ホルムズ海峡を通過した原油・石油製品は、2025年10~12月の日量2160万バレルから、2026年4~6月には490万バレルまで減少した。

バブ・エル・マンデブ海峡の航行が危険になれば、紅海とスエズ運河を避け、アフリカ南端の喜望峰へ迂回する船舶が増える。

航海日数が延びる。

燃料費が増える。

保険料が上がる。

運賃が上昇する。

そして、そのコストは原油や天然ガスだけでなく、あらゆる商品に転嫁されていく。

ここで戦争は、軍事問題から経済問題へ姿を変える。しかし、それで終わりではない。

世界経済の混乱が軍事へ「ブーメラン」のように戻る

エネルギー価格が上昇すれば、当然ながら軍隊を動かすコストも上がる。

艦艇も航空機も戦闘車両も、大量の燃料を必要とする。

海上輸送が混乱すれば、兵器、弾薬、補給物資を運ぶための物流にも負荷がかかる。

さらに各国政府が、燃料価格の高騰や生活費上昇への対策に財政を振り向ければ、防衛費との競合が起こる可能性もある。

物価高が国民生活を圧迫すれば、戦争継続そのものへの支持も揺らぎ始める。

つまり、軍事衝突が海上交通を揺さぶり、海上交通の混乱が世界経済を揺さぶり、その経済的打撃が最後には再び軍事と政治へ戻ってくる。

巨大なブーメランである。

そして、このブーメランは中東だけで完結するわけではない。遠く離れたウクライナでも、別の戦争が同じ軍需物資とエネルギーを奪い合っている。

ウクライナがロシアの弾道ミサイルや巡航ミサイルへの対処に必要としているパトリオット迎撃ミサイルは、イランのミサイル攻撃に備える中東でも大量に必要とされている。

一見すると無関係な二つの戦争が、同じ迎撃ミサイルの在庫をめぐってつながっているのである。

米国が中東へ迎撃ミサイルや防空システムを追加投入すれば、その分だけ、ウクライナやインド太平洋を含む他地域への供給余力に影響する可能性がある。

逆に、ウクライナへの支援を優先すれば、中東での防空能力に負荷がかかる。

戦争が別々の地域で起きていても、兵器を生産する工場、弾薬の備蓄、輸送船、整備要員は同じ世界の中に存在している。

ここに、21世紀の戦争で改めて鮮明になった特徴がある。

ウクライナ戦争もまた中東へ戻ってくる

つながっているのは、迎撃ミサイルだけではない。

ロシアはウクライナ戦争で、イランが開発した「シャヘド」系無人機を大量に使用してきた。

それに対してウクライナは、数年にわたる戦闘の中で、無人機を探知し、妨害し、撃墜するための技術と運用経験を蓄積してきた。

その経験が、今度は中東へ戻り始めている。

2026年5月、ウクライナのゼレンスキー大統領はバーレーンを訪問し、ドローン分野での協力を提案した。

ウクライナ側が持ち込めるのは、単なる無人機の製造技術ではない。

ロシア軍が使用してきたイラン系無人機と実戦で何年も戦ってきた経験そのものである。

つまり、イランで生まれた無人機技術がロシアへ渡り、現地生産・改良されながらウクライナの戦場で大量に使用され、その対処技術を身につけたウクライナが再び中東諸国へ協力を持ちかける。

軍事技術までが、一周して中東へ戻ってきているのである。

一方、ロシアとイランの軍事関係も、ウクライナ戦争を通じて深まってきた。

イランがロシアの戦争遂行を支えたのと同様に、イランが米国・イスラエルとの戦争を続ける局面では、ロシア側がイランに外交、情報、安全保障面でどの程度の支援を与えるかが新たな焦点となる。

こうして、イラン戦争とウクライナ戦争は、互いに遠く離れた別々の戦争ではなくなりつつある。

石油でも二つの戦争がぶつかる

同じことはエネルギーでも起きている。

中東では、ホルムズ海峡の混乱が原油や天然ガスの供給を圧迫する。

一方、ウクライナはロシアの製油所、貯蔵施設、石油輸出インフラへの攻撃を続けている。

ロシア側の石油精製能力や輸出能力が低下すれば、それも世界のエネルギー市場に影響する。

中東とロシア。

地図の上では離れている二つの戦場が、世界の石油市場では同じ価格形成の中に存在している。

中東で供給不安が起き、同時にロシアの供給能力まで低下すれば、エネルギー価格への圧力はさらに強まる。

原油価格が上がれば、ロシアにとっては輸出収入の増加につながる可能性がある一方、輸出施設への攻撃や制裁によって実際に販売できる量が減れば、その利益は相殺される。

ウクライナにとっても、エネルギー価格の上昇は単純な利益ではない。

欧州経済が打撃を受ければ、長期的にはウクライナ支援を続ける欧州諸国の財政と世論に影響する可能性があるからだ。

一つの戦争が、もう一つの戦争の財政的、軍事的条件を変える。

ここでもまた、戦争と経済が相互に作用している。

米国は「三つの戦域」を同時に見なければならない

この構図の中心で最も大きな負荷を負うのが米国である。

米国は中東でイランへの対応を続けながら、欧州ではウクライナ支援とNATOの抑止力を維持しなければならない。

さらにインド太平洋では、中国の軍事力増強と台湾有事に備える必要がある。

中東。

欧州。

インド太平洋。

三つの戦域が、完全に独立して存在しているわけではない。

中東で使った迎撃ミサイルは、同時にウクライナでは使えない。

欧州へ増派した航空機や防空部隊は、同じ期間に西太平洋へ配置することはできない。

弾薬を増産するにも、工場を建設し、部品を調達し、人員を確保するには時間がかかる。

米軍の戦力そのものだけでなく、米国の防衛産業基盤まで含めて負荷がかかる。

そして、それこそ中国が注意深く見ている点だろう。

中国にとってイラン戦争の戦略的意味は、イランが勝つか負けるかだけではない。

米国が中東と欧州にどれだけ戦力、弾薬、予算、政治的注意力を割かなければならないかという問題なのである。

「陣営」から「ネットワーク」で動く世界へ

今回のイラン戦争を「米国・イスラエル対イラン」という構図だけで見ていると、現在起きている変化の大きさを見誤る。

同じことは、ロシア・ウクライナ戦争を「ロシア対ウクライナ」だけで見る場合にも言える。

いま動き始めているのは、単純な二つの陣営ではない。

案件ごとに異なる国々が結びつき、別の問題ではまた別の組み合わせになる。

パキスタンは中国と協力しながらインドと対峙し、イランとの関係も維持する。

同時にサウジアラビア、トルコとも安全保障上の関係を深め、米国との外交関係も切らない。

サウジアラビアも、米国との安全保障関係を維持しながら、中国やインドとの経済・外交関係を拡大している。

トルコはNATO加盟国でありながら、独自の中東政策を進める。

インドも米国との安全保障協力を深めながら、完全な米国陣営には入らない。

さらにロシアとイランは軍事協力を深める一方、中国はイランとの関係を維持しながら、同時に停戦や海上交通の正常化を求める。

ウクライナもまた、欧米から支援を受けるだけの存在ではなく、自らが蓄積した無人機戦の経験を中東へ提供し始めている。

こうした国々を、単純に「親米」「親中」「親露」と色分けすることは難しい。

各国は、その時々の利益に応じて相手を選んでいる。

まさに「合従連衡」である。

イラン戦争とウクライナ戦争は、その組み合わせをさらに複雑にする触媒となっている。

戦争で問われるのは「勝敗」だけではない

中国がイラン戦争を始めたわけではない。

パキスタンが戦争を望んだわけでもない。

サウジアラビアやインドにとっても、海上交通やエネルギー市場の混乱は大きな負担である。

ロシアもウクライナも、中東の戦争によって自らの戦争の条件が変わる。

しかし、いったん複数の戦争が同時に進行すれば、すべての国が新しい環境に適応しなければならない。

そこで問われるのは、単純に「誰が戦場で勝つか」だけではなくなる。

戦争によって生じた混乱を、誰が最も巧みに自国の利益へ転換できるのか。

誰が自国の負担を減らし、相手の負担を増やせるのか。

誰が限られた兵器、エネルギー、資金を確保できるのか。

誰が新しい協力相手をつくり、戦略的自由度を確保できるのか。

そこでも競争が始まっている。

中東で戦争が続けば、海峡が揺れる。

海峡が揺れれば、世界経済が揺れる。

世界経済が揺れれば、ウクライナ戦争の条件も変わる。

中東で迎撃ミサイルを消費すれば、欧州やインド太平洋の軍事計画にも影響する。

ウクライナで培われた無人機戦の技術は、再び中東へ戻っていく。

一つの戦争の衝撃が別の戦争へ伝わり、そこで生じた変化がさらに別の地域へ跳ね返る。

それが現在の世界で起き始めている。

イラン戦争の本当の怖さは、戦火がどこまで地理的に広がるかだけではない。

一つの戦争が、何千キロも離れた別の戦争や国々の判断を次々に変えていくことにある。

8月7日にメッカで結ばれた3カ国の防衛協定は、その変化を象徴する出来事の一つだった。

中東で始まった地殻変動は、パキスタンを経て中国とインドへ伝わり、さらにウクライナ戦争、米国のインド太平洋戦略へと波及し始めている。

21世紀の覇権争いで問われるのは、「戦争を起こす力」だけではない。

戦争によって生まれた余震を、誰が最も巧みに利用できるのか。

そして、複数の戦争が同時進行する世界で、誰が最後まで戦略的自由を維持できるのか。

その競争が、すでに始まっているのである。

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『【検証】プーチン大統領の北方領土訪問の「原因」は茂木敏充外相だった可能性』(8/26現代ビジネス 塩原俊彦)について

8/27The Gateway Pundit<VoterGA: Declassified Intelligence Reveals Massive China Election Interference Cover-up=VoterGA:機密解除された情報で、中国による大規模な選挙干渉隠蔽工作が明らかに>

9/24習が本当に訪米するなら、トランプはどのように迎える?

ドナルド・トランプ大統領は、 2026年7月16日、WH からゴールデンタイムに、米国の選挙の安全保障をテーマに 演説 を行った 。

演説の中でトランプ氏は、諜報文書の機密解除を発表し、 中国、2020年の大統領選挙、そしてその後諜報機関関係者が トランプ氏と議会から情報を隠蔽しようとしたとされる一連の疑惑 を提起した。

Patriot Perspectiveが以前報じたように、CIAの報告書の一つは、中国のより広範な目的として、トランプ氏に反対する国内外のグループを利用して、トランプ氏の支持率を低下させたり、辞任を迫ったり、再選を阻止したりすることを挙げている。

別の報告書では、数百万人のTikTokユーザーから収集された情報が、  偽造免許証に本物の氏名、住所、識別番号を記載するために使用され、偽造免許証の発見をより困難にする可能性があると指摘されている。

7月に米国政府が発表した情報(Patriot PerspectiveによるTGPの以前の報道による)は、中国による大規模かつ複数年にわたる米国選挙への干渉工作を明らかにした。

これらの文書は、米国の政治的分裂を利用しようと決意した外国の敵対勢力の姿を描き出している。

最も憂慮すべき内容は、米国民の個人情報の収集に関するものである。

公開された記録によると、中国と関係のある工作員が、約45ギガバイトに及ぶ2億2000万件以上 の米国有権者記録を入手した。この情報には、氏名、住所、電話番号、政治的所属、その他政治的標的設定や有権者登録活動に利用できる可能性のある詳細情報が含まれていたと報じられている。

木曜日、ガーランド・ファヴォリート氏とVoterGAは、中国が米国の選挙、特にトランプ氏の当選を阻止するために関与していることに関するさらなる情報を公開した。

共産主義政権は、チャイナ・ジョーこそが自分たちの息のかかった人物だと知っていた。

ジョージア州アトランタ、 2026年 8月27日 –今月公開されたさらなる 機密解除文書は、7月に公開された文書を裏付けるものであり、中国が2018年以前から、主にトランプ大統領を標的とした大規模かつ多面的な米国選挙干渉キャンペーンを実施していたこと を示している。具体的には、中国とその活動家は以下の通りである。

  1. 少なくとも18州の有権者名簿と28の米国企業のウェブサイトに侵入し、2億2000万人の米国有権者の個人識別情報(PII)を収集した。
  2. 2020年の有権者登録を不正に行う目的で、偽造された米国運転免許証2万枚を米国に送り込んだ。
  3. 米国人個人を仲介者として利用し、違法に連邦議会選挙運動に資金を流し込んだ。
  4. 行政機関の幹部、議会、連邦司法機関の電子メールアカウントを標的とした攻撃。
  5. トランプ大統領に有利な米国産業分野に対し、対中輸出関税を課した。
  6. トランプ大統領を中傷する目的で、米国社会の分断を利用する大規模なソーシャルメディアキャンペーンを実施した。
  7. トランプ大統領を批判する否定的な記事を書くために、ジャーナリスト、ソーシャルメディアのインフルエンサー、メディア関係者に報酬を支払う。
  8. シンクタンク関係者、学者、元米国政府職員に対し、高額の講演料を提示することで、トランプ大統領に中国からの輸入品に対する関税引き下げを働きかけるよう強制した。
  9. トランプ大統領の2020年再選キャンペーンの資金提供者に対し、支援の撤回または削減を強要するために圧力をかけた。

さらに文書によると、 米国の情報機関の大半はこれらの活動を繰り返し否定し 、2020年後半には 北京は影響力工作を行っていない」「北京は選挙に影響を与える意図はなかった」 と 虚偽の報告をしていたことが明らかになったまた、米国の情報機関職員が 影の政府を運営していた」 ことを認めたことや、報告書が  選挙との直接の関係を避けるために意図的にメッセージ化されていた」ことも明らかになった。VoterGA の共同創設者であるガーランド・ファヴォリト氏は、  「トランプ大統領が是正しなければならない国家選挙安全保障上の緊急事態が発生している」と付け加えた。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/voterga-declassified-intelligence-reveals-massive-china-election-interference/

8/27Rasmussen Reports<50% Think Iran Situation Is Worse Than Trump Says=イラン情勢はトランプ大統領の説明よりも深刻だと50%が考えている>

米国とイランの紛争に関して、ドナルド・トランプ大統領政権が状況について述べていることを信頼している有権者は3人に1人しかいない。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、トランプ政権当局者のイラン情勢に関する発言を信頼しているのはわずか30%に過ぎない。46%は政権がイラン紛争について真実を語るとは信じておらず、24%は確信が持てないとしている。これは、2021年のアフガニスタン危機時にジョー・バイデンが経験した信頼のギャップよりもさらに深刻だ。当時、バイデン政権当局者のアフガニスタン情勢に関する発言を信頼していたのはわずか34%だった。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/50_think_iran_situation_is_worse_than_trump_says?utm_campaign=RR08272026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/28阿波羅新聞網<川普宣布国家紧急状态 中国受影响很大=トランプは国家非常事態を宣言、中国は多大な影響を受ける>

ドナルド・トランプ大統領は水曜日(8/26)、外国から供給される重要な電力網設備が米国の国家安全保障に対する「非常事態」の脅威をもたらしていると宣言する大統領令に署名した。この大統領令は、米国の広域電力システム(バルク電力システム)に対する破壊工作、遠隔操作、または機能停止に悪用される恐れのある外国製設備について、米国エネルギー省がその使用を禁止または制限することを認めるものである。

この大統領令は、直ちにすべての外国製または中国製の電力設備を一律に禁止するものではない。規制対象となる国、メーカー、製品、ソフトウェアの詳細は今後エネルギー省が決定する。規制が適用されるのは、エネルギー長官が当該設備を規制対象の外国企業と関連があり、かつ容認できない安全保障上のリスクをもたらすと判断した場合に限られる。

すでに設置済みの設備も影響を受ける可能性がある。

大統領令の中で中国は名指しされていないが、中国製のインバーターなどが影響を受ける可能性がある。

中国製品はマルウエアが仕組まれている可能性があり、当然の措置。日本もチエックして、中国製があれば日本製と切り替えるべき。

https://www.aboluowang.com/2026/0828/2426298.html

8/28阿波羅新聞網<伊朗乱了—恐慌性抢购蔓延!=イランで混乱、パニック買いが拡大!>

8/25、米国政府はイラン当局に対する新たな制裁措置(コードネーム「経済的追放作戦/Operation Economic Outcast」)を発表した。これには経済への打撃強化だけでなく、テヘラン政権に対する物理的な封鎖措置も含まれている。

この発表を受け、テヘランやイラン国内の主要都市で、燃料のパニック買いが急速に広がり、ガソリンスタンドには長い列ができ、在庫切れで予告なく閉鎖するスタンドも現れ、社会に恐慌を起こした。

アル・アラビーヤ​​(Al Arabiya)TVがテヘランの地元住民数人にインタビューを行ったところ、人々は概して、今回の新たな制裁措置がもたらす影響について懸念を表明していた。

一部の市民は、こうした状況下でも「イラン国民には回復力(レジリエンス)がある」といった当局お決まりのスローガンを口にしていたが、燃料不足、失業率の急上昇、天文学的なインフレを前に、不安を隠しきれない様子だった。特筆すべきは、インタビューに応じた全員が実名で語ったことであり、こうしたメディア対応には当局の事前承認があった可能性が示唆される。

国民の不満とパニックは高まっており、住民たちは経済的圧力が急激に増大していることを率直に認めている。

当局は「2カ年計画」の準備が整ったと主張し強硬姿勢を見せる一方、専門家は内部統治の失敗を厳しく批判している。

パニック買いが広がり、全国のガソリンスタンドは機能不全に陥っている。

政府は巨額の補助金負担に直面しており、割当制や等級制を通じて消費を抑制する計画を立てている。

海外の反体制派グループは、戦略備蓄が「レッドアラート(警戒レベル)」に達したことを明らかにし、当局が意図的に人為的な供給不足を引き起こしたとの疑いも持たれている。

海上封鎖され収入が途絶したままでは、自給自足するしかない。不便な生活を強いられる。体制転換まで行けばよいが。

https://www.aboluowang.com/2026/0828/2426285.html

8/27阿波羅新聞網<尼泊尔泥石流 上游中共不预警 他怒批:有这种邻居不需要敌人=ネパールで土砂崩れ―上流にいる中共が警告を怠る 批判の声:「こんな隣人がいれば、敵などいらない」>

昨日、ネパールと中国チベット自治区の国境地帯を激しい洪水が襲い、多数の死傷者や行方不明者が出た。当初は地震との関連が疑われたが、その後の調査で、氷河の崩落と土砂崩れが原因であることが判明した。現在ネパールの首都カトマンズに滞在している国立中央大学中国文学科の胡川安助教授は、本日(27日)、自身の無事を報告した。しかし同氏は、上流に位置する中共が適時な警告を発せず、水文データをネパール側と共有しなかったために、下流の住民が避難の機会を逸したことに対し、強い憤りを表明した:「中共のような隣人がいれば、敵など必要ない!」と、同氏は事態を厳しく批判した。

自国の国民ですら平気で犠牲にする中共当局は、外国の事なぞ気にかけるはずもない。

https://www.aboluowang.com/2026/0827/2426128.html

https://x.com/Baoliaogeming64/status/2092637586279813464/video/1

「沈東」は「沈棟」の誤り。

塩原氏の記事では、氏はウクライナの腐敗に対して怒っていて、それが目を晦ませているような気がする。勿論小生も今のゼレンスキー体制がウクライナ人のためになっているかについては疑問符をつけますが。

外相が立ち話をしたかどうかなんて、本来本質的なことではない。立ち話が事実でなかったとした場合に困る外相は、挨拶したという相手が敵対国と認定している国だからでしょう。友好国だったら事実と違ったとしても、挨拶を交わすことくらいは普通で受け流すと思う。懸案事項を話したなんて立ち話ではできっこないのは誰でも分かります。茂木外相がラブロフ外相に「二国間関係や地域問題について話し合った」と言ったのは、どういうつもりで言ったのかは分かりません。まあ、中ロ北が連携して日本に圧力をかけようとしているのはハッキリしています。日本はICCの問題で米国を非難する前に①国際機関が国家主権を超えて指図できるのが良い事なのか②中共の日米離間の道具として使われることを良く考えた方が良い。日本人がICCの所長をしているからICCを応援するというのでは日本の安全は守れなくなってしまう。ICCには自前の警察力も軍事力もない。中共が日本に侵攻してきたら、憲法が守ってくれるとでも?

記事

8月13日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は初めて、北方領土の択捉(えとろふ)島を訪問した(下の写真)。これに対して、高市早苗首相は同日、つぎのようにXに投稿した。

「北方領土は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、ロシアの現職の大統領による今般の択捉島訪問は、北方領土に関する日本の一貫した立場と相容れません。

また、日本国民の感情を傷つけるものであり、断じて許容できません」

こうして、国内論調をみても、ロシアを非難する声ばかりが目立つ。しかし、日本側を怒らせることになる北方領土訪問を、これまで慎重に避けてきたプーチン大統領がなぜいま、この「禁」を破ったのかという疑問に答える論考はなかなか見当たらない。そこで、今回は、その元凶が茂木敏充外相であるという分析をお伝えしたい。

択捉でイクラに舌鼓を打つプーチン大統領 Фото: пресс-служба президента РФ

(出所)https://www.kommersant.ru/doc/8879048

この問題を考えるうえでのヒントは、先に紹介した高市首相の投稿にある。そのなかで、彼女は、「2024年1月にプーチン大統領が北方領土を必ず訪問する旨述べて以来、日本政府としては、ロシア側に対し、大統領による北方領土訪問が行われないよう、累次申し入れてきました」と書いている。つまり、今回のプーチンの択捉島訪問は、日本外務省の外交努力が無視され、失敗であったことを意味しているのだ。どうみても、日本外務省の「大失態」と断じてよい。

2024年1月11日、プーチン大統領は極東連邦管区の起業家たちとの会合を行った。そこで、国後(くなしり)島における観光開発に取り組んでいる女性起業家が南クリル諸島(北方4島を指すロシア側の言い回し)を話題にした際、プーチンは、「私たちはこれらの島々からなる観光クラスターを発展させる必要があります。あそこはすごく面白いらしいですね。残念ながらまだ一度も行ったことがありませんが、必ず行ってみたいと思います」と語った。

日本の対ロ制裁に反発

この発言を受けて、日本外務省は当然、警戒態勢に入ったはずだ。これ以前の段階では、2022年2月24日にロシア軍がウクライナに全面侵攻すると、日本政府は2月26日以降、相次いで対ロ制裁を強化した。

こうした動きを受けて、ロシア外務省は同年3月21日、「日本政府の決定に対する対抗措置に関するロシア外務省の声明」を発表する。そこには、「ウクライナ情勢に関連して日本がロシアに対して課した一方的な制限措置が明らかに非友好的なものであることを踏まえ、以下の措置を講じる」として、以下の4点が示された。

(1)ロシア側は現在の状況下において、ロ日間の二国間関係の基礎となる文書について、露骨に非友好的な立場を取り、ロシアの利益を損なおうとする国と協議することは不可能であるため、日本との平和条約交渉を継続する意向はない。

(2)1991年のロシア連邦南クリル諸島と日本との間のビザ免除協定、および1999年の同諸島に居住していた元日本人住民による旧居住地への訪問を最大限に円滑化する協定に基づき、日本人によるビザなし渡航を停止する決定がなされた(新型コロナウイルス感染症を理由に2020年から中断)。

(3)ロシア側は南クリル諸島における共同経済活動の確立に関する日本との対話から離脱する。

(4)ロシア側は、黒海経済協力機構におけるセクター別対話パートナーとしての日本の地位の延長を阻止する。

さらに、ロシア外務省は同年5月4日に声明を発表し、「岸田文雄政権は、前例のない反ロシアキャンペーンを展開し、ロシアに対する中傷や直接的な脅迫を含む、容認できない言辞を許容している」として、日本政府が国家最高指導部を含むロシア国民に対して課した個人制裁を踏まえて、63人の日本人に対し、「ロシアへの入国を無期限に禁止する決定がなされた」と表明した。このなかには、当時の岸田首相を筆頭に、松野博一官房長官、林芳正外相などほか、自民党政務調査会長だった高市も含まれていた。こ

高市政権へのロシアの思惑

こうして、日ロ関係の最悪期はしばらくつづいた。だが、昨年1月にドナルド・トランプが米大統領に就任し、ウクライナ戦争の終結に本格的に取り組むようになると、ようやく日ロ関係にも変化の兆しが現れるようになる。

そして、昨年10月21日には、高市政権が誕生する。これを受けて私は、昨年10月25日付の「現代ビジネス」において、拙稿「拝啓高市新総理、トランプとのパイプ作りの「秘訣」指南します! ウクライナ戦争には「この立場」を取るべき」が公表された。その最後の段落で、つぎのように書いておいた。

「総理、どうでしょうか。少なくともウクライナ政策をめぐっては、トランプ政権に寄り添う姿勢を固めてみてはいかがですか。そうすれば、トランプ大統領は喜ぶでしょう。そればかりか、ウクライナ国民もロシア国民も喜ぶに違いありません」

おそらく、ロシア側も、安倍晋三首相の後継を自負するのであれば、多少なりとも日本の対ロ政策に変更があるのではないかと期待したはずだ。とくに、①日本政府はこれまでずっと米国政府に従属的であったから、トランプ政権の外交戦略の変更に対応する必要性に迫れている、②ウクライナに近接する欧州諸国と異なり、日本は安全保障上の直接的リスクが少ない――という理由から、日本を揺さぶれば、G7内の亀裂を深めることができると、ロシア政府は考えたに違いない。

5月に起こったロシアの変化

高市政権発足後、6ヵ月以上が経って、今年5月にようやく日ロ関係に具体的な変化がみられるようになる。5月7日付の「ヴェードモスチ」によると、与党・自民党の鈴木宗男参議院議員がロシアを訪問した。半年で2度目の訪問となった今回は、アンドレイ・ルデンコ外務次官とミハイル・ガルージン外務次官、および数名のロシア国会議員と会談を行った。

同紙との独占インタビューで、鈴木は、「ルデンコ次官との会談の中で、7月にフィリピンのマニラで開催されるASEAN外相会議の際に、会談を行ってみてはどうかという提案が出た」と語ったという。つまり、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相(なお、日本外務省の記述はラヴロフだが、日本のマスメディアはラブロフと表記)と茂木外相との会談の提案がロシア側からあったと明言したのである。「これは非常に良い提案だと思う」というのが鈴木の意見であった。さらに、「日本に戻り次第、茂木にこの件を報告する。彼は現在、海外出張(南アフリカ)中だが、まもなく日本に戻る予定だ。5月7日に彼にこの件について話すつもりである」と付け加えた。

この話は、第21回ロシア文化祭の開幕に合わせて5月中旬に来日した、ロシア大統領の国際文化協力担当特別代表ミハイル・シュヴィトコイの訪日時の鈴木・シュヴィトコイ会談へとつながる。「東京新聞」は、「自民党の鈴木宗男参院議員は12日、来日したロシアの国際文化協力担当の大統領特別代表、シュヴィトコイ元文化相と国会内で面会し、外務次官級協議の再開を両政府に働きかけることで一致した。7月にフィリピンで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議の機会に、日ロ外相会談を実現させるべきだとの認識も確認した」と報じている。

ロシア語の記事では、シュヴィトコイ元文化相は東京で、「ロシア・日本」協会の会長であり、自民党所属の西村康稔議員、鳩山由紀夫元首相、船越健裕外務次官、無所属の世耕弘成議員(2016~2019年にかけて、経済担当大臣およびロシアとの経済協力担当大臣を歴任)とも会談した。シュヴィトコイによると、エネルギー資源の不足を背景に、東京はウクライナ紛争の終結を待たずにロシアとの接触を再開すべきだという。このロシア語の記事はこう紹介している。

「私の立場はこれとは異なり、私は日本人にこう伝えている。対話に戻りたいと思った時には、すでに手遅れになっているだろう。なぜなら、対話に戻りたいと望む人々が非常に多くなるからだ。そして、経済分野での対話について言えば、今すぐ始めるべきだと私は思う」

どうやら、ロシア側は日本との関係改善に相当に前向きであったことがわかる。ただし、5月14日、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、「日本の報道で言及されているような会談を自発的に提案したことはなく、また東京側からその開催に関する提案を受けたこともない」と表明した。ロシア側は「日本との接触にオープンな姿勢をとっている」が、「決してそのような対話を求めているわけでも、自ら進んで申し出ているわけでもない」というのだ。

日本の高官2人の訪ロ

どうにも、外交というのは鬱陶(うっとう)しいもののようだ。こうしたなかで、雲行きが怪しくなってゆく。

5月26日の記者会見で、日本の赤沢亮正経産大臣は、荒井勝喜経産省通商政策局長と外務省の石川誠己欧州局審議官が、協議のためロシアを訪れたと発表。同大臣は、今回の訪問の目的を「ロシアで事業を展開する日本企業の資産を守るため、ロシア当局と連携すること」とのべた。他方で、赤沢大臣は、「新たな経済協力に関する計画は一切ない」と強調した。

「我々は年に数回、ロシア側との連絡のために職員を派遣しており、今回の訪問もその一環である」と説明した。この段階で、日本側は及び腰であったことがわかる。

時事通信が報じたところによると、二人は5月27日、モスクワの日本大使館で記者会見を行い、今回の訪問の目的について説明した。二人は、今回の訪問がロシアのウクライナ侵攻後もロシアで事業を継続している日本企業の資産保全を図るとともに、現在のビジネス環境について意見交換を行うことを目的としていると説明した。

会談では、ロシア国内の日本企業所有の土地や資産の保全、およびロシアからの送金規制の緩和について協議が行われた。経産省は、ロシア側が提起された問題について「真剣かつ注意深く耳を傾けた」とのべ、対話を継続することに合意したと明らかにしたという。

どうやら、ここでも経産省は積極的だが、外務省が足を引っ張っているのではないかとの憶測が生じる。おそらく、7月1日、訪日したウクライナのアンドリー・シビハ外相と茂木外相との外相会談(下の写真)で、両国間の安全保障協力の強化などが話し合われ、それが対ロ関係改善に二の足を踏む結果につながったのではないか(シビハ外相はこの日、赤沢経産大臣や林芳正総務大臣とも会談したが、戦時中のウクライナにとっては茂木外相との会談が最重要であったはずである)。腐敗だらけのウクライナであっても、支援しつづける日本政府を厳しく糾弾(きゅうだん)する勢力が国内に存在しない以上、波風を立たせたくないのだ。

握手するシビハ・ウクライナ外相と茂木外相 EPA / ТАСС

(出所)https://www.vedomosti.ru/politics/articles/2026/07/02/1210485-kak-ukraina-meshaet-vosstanovleniyu-otnoshenii-rossii-s-yaponiei-i-yuzhnoi-korei

茂木外相と中ロ外相の齟齬

できるだけ一次情報を収集しながら、何が起きたかを説明してみよう。7月23日に公表された読売新聞の記事「中国の王毅外相と立ち話をした茂木外相「外交上のやりとり」…議論の詳細は明かさず」のなかには、「茂木氏は、21日に開かれたフィリピン外相主催の夕食会でロシアのラブロフ外相ともあいさつを交わし、日露関係や地域情勢を話したことも明らかにした」と書かれている。

同じ23日付のロシアのTACCの記事「日本の外相、6年ぶりとなるラヴロフ外相との直接会談について語る」によれば、「一昨日の夜、ガラディナーが開催され、私はラヴロフ外相と簡単に挨拶を交わす機会があった」と、茂木はマニラでの行事参加を終えた後の記者会見でのべたという。「(我々は)古くからの知り合いであり、二国間関係や地域問題について話し合った」と彼は付け加えた、とも書かれている。

どうやら、茂木外相は懸案だった日ロ外相「会談」とまで言えないまでも、ラヴロフ外相と「話し合い」と行ったと発言することで、多少とも日ロ間の関係に変化が出ていることを示唆したかったようだ。

外務省の公式サイトをみても、日ロ外相会談があったとは書かれていない。24日付のサイト・「茂木としみつ」をみても、つぎのように書かれているだけだ。

「フィリピンのマルコス大統領表敬、日米豪印(クアッド)、日米韓の外相会合のほか、米国、トルコ、パレスチナ等の多くの出席者との間でも個別に議論を深めることができました。また、就任直後の英国のミリバンド外相とも会談を行うなど、国際会議ならではの機会をしっかりと捉えることができたと感じています」

「話をした」のは事実?

茂木の発言として公式に確認できるのは、「茂木外務大臣会見記録」(令和8年7月24日11時51分 於:本省会見室)である。共同通信の阪口記者はつぎのように質問した。

「昨日のぶら下がりでも御紹介ありましたけれども、ラヴロフ外相と21日の夕食会の際に、短時間言葉を交わされたと御紹介あったと思います。……中略……今回のラヴロフ外相との接触を契機に、日露関係について改善に向けた動きにつながるかどうか、今後の対面での正式な会談であったりとか、電話会談の予定があるのかどうか、外相間のコミュニケーションを維持していく考えがあるのかどうかについてお尋ねします」

茂木外相はつぎのように答えた。

「21日、マニラを訪問した最初の日でありますけれど、歓迎夕食会ガラディナーがありまして、そこで旧知のラヴロフ外相も出席しておりましたので、短時間、挨拶を交わす機会がありまして、二国間関係や地域情勢について話をしました。この接点を接点として、G7を始めとする国際社会と連携をしながら、対露制裁を行うことを含めて、日本の対露政策に変わりはありません」

たしかに、茂木自身が「二国間関係や地域情勢について話をしました」と語っている。

だが、25日、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は「実際の経緯を話す」として、つぎのような内容を「テレグラム」に投稿した。

「テーブルに着席していたラヴロフのもとへ、日本の外相が近づき、挨拶を交わした後、何らかの歓迎の言葉を述べた。ラヴロフは席を立つことなく、体を半身だけ向けて、儀礼的な決まり文句で応じた。以上。国際情勢や地域課題、二国間関係については一切議論されなかった」

私は、「二国間関係や地域情勢について話をしました」という茂木の説明は百パーセント嘘であると思う。こんな場で、挨拶くらいはできたとしても、「二国間関係や地域情勢について話をする」ことなどできるわけがないからである。

ロシア側からすると、2024年12月26日に、在モスクワ日本大使の武藤顕に対し、対話を再開するために東京側に求められる具体的な措置の一覧を手渡している。そこには、個人および経済的な制限の解除、ロシアに対する最恵国待遇の回復、キエフ政権への物資・技術支援の停止などの措置が列挙されていた。

先に紹介した5月14日付の外務省のザハロワ報道官のコメントには、「この文書に対する明確な反応は一切なかった。もし反応があった場合は、我々はそれを注意深く検討し、相応の決定を下す用意がある」と記されている。

茂木外相の「失態」

以上から、7月25日の段階で、ロシアは茂木外相の不誠実な姿勢に激怒していたと考えられる。実は、朝日新聞だけはプーチンの北方領土訪問後になって、茂木外相のこの不誠実な出来事について報道しはじめた。8月15日付の記事「ロシア外相、茂木外相の発言否定 侵攻後の初接触は「握手しただけ」がそれである。出だしにはつぎのように書かれている。

「7月に行われた国際会議の場で、茂木敏充外相がロシアのラブロフ外相と『二国間関係や地域情勢について話した』と発言したことをめぐり、ラブロフ氏が14日に放映されたロシア国営テレビのインタビューで、これを否定した」(「ラブロフ」の記述はママ)

だが、茂木外相を批判するのであれば、朝日新聞はもっと早くすべきだった。というのは、7月28日付の朝日新聞の記事「日中外相の接触、食い違う主張 中国はやりとり否定、日本への牽制か」は、「茂木敏充外相と、中国の王毅(ワンイー)共産党政治局員兼外相が22日にフィリピンで接触したことについて、日中の主張が食い違っている」と報じていたからだ。

7月末までに茂木という政治家が中国だけでなく、ロシアとの間でも同じ問題を惹き起こしていると批判していれば、ラヴロフ外相の茂木への怒りを多少とも鎮め、プーチンをも巻き込んで日ロ関係を決定的に悪化させることにはならなかった可能性があるのだ。

解明すべき5点

以上から、いくつかの解明すべき論点があることがわかる。

(1)なぜ日本政府はマニラで日ロ外相会談を実現できなかったのか。ラヴロフが7月23日、米国のマルコ・ルビオ国務長官と約35分間会談したことを考慮すると、日ロ外相会談が実現しなかった理由を明確にすることは重要だ。

(2)日本が会談を断った可能性が高いが、それはなぜか。ロシアが断ったのであれば、それはなぜか。

(3)前述したように、「7月25日の段階で、ロシアは茂木外相の不誠実な姿勢に激怒していたと考えられる」が、その日以降、日本政府はロシア側の怒りを鎮めるためにどんな努力をしたのか。高市首相は冒頭で紹介した13日付のXにおいて、「ロシアによるウクライナ侵略を受けて日露関係は厳しい状況にある中でも、日本はできる限りの努力を払ってきましたが、今回の訪問は、日本国内の対露感情を一層厳しくし、中長期的な関係回復を困難にしたと言わざるを得ません」と書いている。しかし、7月25日から8月13日までの間に「日本はできる限りの努力を払ってきた」と本当に言えるのか。

(4)茂木外相の言動がロシアや中国に誤解を生んでいる理由を外務省幹部はどう考えるのか。官僚パワハラ的な政治家が外相の場合、日本外交は外相とともに沈没してしまうのか。

(5)茂木外相および外務省の「非」が今回のプーチンの北方領土訪問に影響を与えたという見方を外務省は認めるか。認めないのであれば、その理由を説明せよ。「非」を認めるのであれば、茂木外相を更迭すべきだろう。「非」がないというのなら、その判断の根拠を明確にしなければならない。

「話をした」と話す不誠実

国民に向けて、高市首相が「日本国民の感情を傷つけるものであり、断じて許容できません」とのべたことは致し方ないかもしれない。問題は、日ロ外相会談をしてもいないのに、「話をした」と述べた茂木外相の不誠実にある。あるいは、同じマニラで米ロ外相会談があったにもかかわらず、日ロ外相会談を実現できなかった日本外務省の姿勢そのものが外交戦略上、大間違いだったのだ。

それにもかかわらず、一方的にプーチン大統領だけを非難し、制裁を強化するというのは、まったく逆効果になるのではないか。まずは、日本の外務大臣の責任を追及すべきだろう。

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『高市首相の「強気外交」がいよいよ裏目に…ロシア、中国、北朝鮮が仕掛ける「圧」に日本はどこまで耐えられるのか』(8/26現代ビジネス 清水克彦)について

8/26The Gateway Pundit<More Bad News for Democrats… Trump’s Endorsement Is Still PURE GOLD! Even CNN Admits It (Video)=民主党にとってさらなる悪いニュース…トランプ氏の支持は依然として非常に強力!CNNでさえそれを認めている(動画)>

共和党内ではトランプのendorsementは確かに協力。本選では無党派層が共和・民主のどちらに付くかで決まる。

過激な狂信者集団にとって、さらに悪い知らせだ。

トランプ大統領の支持は、幸運にもそれを得られた共和党候補者にとって、まさに至宝と言えるだろう。

ダーリーン・グラハム氏は火曜日、サウスカロライナ州で行われた上院議員選の共和党決選投票で勝利した。これは間違いなく民主党を恐怖に陥れている。

トランプ大統領の支持表明前、グラハム氏の当選確率は14%だった。彼女は昨夜の決選投票で、ラルフ・ノーマン氏を52%対48%で破り、勝利した。

それがトランプ氏の支持の力だ。

ハリー・エントン: ええ、これはおそらくダーリーン・グラハムの支持表明であり、彼女が共和党で勝利を収めたことは、ドナルド・トランプの名前が共和党予備選で「金」であることを示す、おそらくこれまでで最も強力な兆候でしょう。

これは間違いなく彼の最も印象的なパフォーマンスです。なぜなら、ここを見てください。カウシェッド予測市場によると、トランプ氏の支持を得る前は、彼女がサウスカロライナ州の共和党上院特別予備選挙で勝つ確率はわずか14%だったからです。

たった14%!ダーリーン・グラハムが予備選で勝利し、指名を獲得できた理由は、ただ一人の名前、ドナルド・ジョン・トランプのおかげです。

これは、実際に候補者を指名させるという点において、彼にとってこれまでで最も印象的な支持表明だった。なぜなら、彼女には基本的に勝ち目がなかったからだ。その支持表明が入ると、彼女の当選確率は50%をはるかに超え、昨夜、彼女は指名を獲得した。

https://twitter.com/i/status/2092647095731667197

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/more-bad-news-democrats-trumps-endorsement-is-still/

https://hugh.cdn.rumble.cloud/video/fww1/f2/s8/2/-/U/2/S/-U2SA.caa.mp4?b=1&u=ummtf

8/26Rasmussen Reports<Congressional Approval Remains Low=議会の支持率は依然として低い>

有権者の5人に1人しか議会がうまくやっていると思っておらず、議員が選出された国民の声に耳を傾けていると答えた人はさらに少ない。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、議会の働きぶりを「良い」または「素晴らしい」と評価しているのはわずか21%で、政府機関閉鎖の最中だった昨年10月の20%とほとんど変わっていない。議会の働きが悪いと考えている人の割合は46%で、昨年10月の58%から減少している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/congressional_approval_remains_low?utm_campaign=RR08262026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/realtinapeters/status/2092800515516362936/video/1

8/27阿波羅新聞網<川普惊曝:伊最高领袖现状 美伊战争迎终局—伊最高领袖身受重伤 美伊战争迎终局=トランプが衝撃的な詳細を明かす:イラン最高指導者の状況と米イラン対立の結末―イラン最高指導者は重傷、米イラン戦争は終結を迎える>

トランプ米大統領は本日、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師について、生存はしているものの、身体の左側に重傷を負っていると述べた。

トルコの通信社アナドル通信によると、トランプは政治評論家のグレン・ベックに対し、「彼の負傷は非常に深刻だ。腕や脚を含む身体の左側全体が負傷している」と語った。

トランプは、イラン政府が同師と定期的に協議していると主張し続けているのに、もし同師が実際にはすでに死亡していたとしたら、それは「芝居を演じるのがうまい」と指摘した。

さらにトランプは、米国・イスラエルのイラン戦争は「非常に近い将来」に終結すると予測し、米国がホルムズ海峡の再開放に成功したことを改めて強調した。

イランのハイパーインフレを見ると戦えないのでは。

https://www.aboluowang.com/2026/0827/2425981.html

8/27阿波羅新聞網<中共大规模攻击美司法部、NASA、美联储、参议院等!美出手摧毁—NASA美联储被攻?美司法部出手摧毁中国黑客网=中共は米司法省、NASA、FRB、上院などを大規模攻撃!米国が反撃しネットワークを解体――NASAやFRBも標的に?米司法省、中国ハッカー・ネットワークを解体>

米司法省とFBIは先ごろ、中国に関係する世界的なハッカー・ネットワークを解体し、その中核となるドメインを押収したと発表した。米当局によると、このネットワークは米司法省、NASA、FRB、米上院、エネルギー省、および米国と韓国の民間企業に対して大規模なサイバー攻撃を仕掛けていたとされる。

ハッカー集団にマルウエアを仕込み、中共の悪事を公開させるようなことは出来ないか?

https://www.aboluowang.com/2026/0827/2425978.html

8/26阿波羅新聞網<军报视而不见 习到底还剩多少军权?=軍報は見て見ぬふり――習近平は実際どれほどの軍権を掌握しているのか?>

習近平が軍を真に掌握しているかどうかについては、依然として議論が続いている。実際、2024年7月に習近平が脳卒中を患ったとの報道が流れて以降、彼が軍権を失い、党権も低下したことを示す兆候が数多く見られた。2026年1月、軍の実質的な指揮権を握っていた中央軍事委員会副主席の張又侠と、同委員会参謀長の劉振立が突如として習に拘束されたとの報道は、習が軍権を失いつつあるという以前の指摘が決して根拠のないものではなかったことを裏付けている。しかし、張と劉を拘束した後、習は軍権を完全に取り戻せたのだろうか?過去半年ほどの軍メデイアおよび国営メディアの報道を見る限り、その答えは明らかに「否」である。

8/21、中央党校の機関紙である『学習時報』は、「陸軍党委員会」の名義で「強力かつ現代的な新型軍隊の建設に邁進する」と題する記事を一面に掲載した。そのタイトルは習近平が数年前に実際に行った演説から引用されたものだった。不可解なことに、この記事は中共の主要理論誌である『求是』をはじめとする中国の多数のメディアに転載された一方で、党の軍事関連の新聞やウェブサイトには一切掲載されなかった。

これは実に奇妙なことである。通常であれば、陸軍党委員会による記事はまず軍メディアに掲載され、その後他のメディアに取り上げられるはずである。ところが、この記事はまず党校の機関紙(党中央弁公庁主任と党校校長を兼務する蔡奇の管轄下にある媒体)に掲載され、軍メディアはそれを完全に無視した。これは一体どのようなメッセージを伝えているのだろうか?

やはり軍は習に“躺平”している。

https://www.aboluowang.com/2026/0826/2425675.html

清水氏の記事では、中ロ北の日本への領土、軍事、経済的圧力は中共が音頭を取ってやっているような気がする。所詮は米国の属国と見切っての事。いつかはこうなることは充分予想された。日本が他国から侮られることのないように、米国と同盟を結びながらも、独立国としての矜持を持った防衛構想があって然るべきだった。特に民主党政権が終わり、トランプ第一期の時には、制約なく軍事拡張できたのに、チャンスを生かすことができなかった。国内に左翼(メデイアと教育)の影響を受けた人達がまだたくさんいるので、なかなか国防に対する考えは変わらない。左翼国家の中共と北朝鮮では軍が力を持っているというのに。お花畑に住んでいる人は共産主義国家のプロパガンダに脳髄を冒されているのに気づかない。

トランプが金三胖と対談するなら、中共から引き離すことを狙ってのことと思う。上手く行くかどうか?お土産で核保有国として承認ではイラン戦争の大義名分がなくなる。いつも言っている通り、日本は非核三原則の内、“持ち込ませず”は止めて、米国の核を置き、やがて核共有、事情が許せば核保有まで進むことが理想。一歩一歩進めていくことが大事。

記事

北朝鮮に擦り寄るトランプ

2018年6月12日。筆者はシンガポール・セントーサ島にあるカペラホテルで、アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩総書記による史上初めてとなる米朝首脳会談の行方を、固唾を呑んで見守っていた。

そこで決まったのは、アメリカが北朝鮮に安全の保証を与える見返りに、北朝鮮も朝鮮半島の非核化に向けて取り組むというものであった。

2019年2月27日、ベトナム・ハノイのソフィテル・レジェンド・メトロポール・ホテルで、第2回ハノイ首脳会談に臨むトランプ大統領と金正恩。(写真:シーラ・クレイグヘッド/ホワイトハウス公式写真/提供/アナドル通信/ゲッティ・イメージズ)

それから8年余り…。北朝鮮は非核化に取り組むどころか、2021年1月に発表した「国防5か年計画」のもと、「個体燃料式ICBM(大陸間弾道ミサイル)の製造」や「戦術核兵器の開発」、さらに「射程15000キロ圏内の命中率の向上」や「原子力潜水艦の保持」などに邁進してきた。

北朝鮮が保有する核兵器の数をめぐっては、「57発」(8月19日 トランプ氏の発言)とする見方もあれば、「80発から120発程度」(8月20日 韓国・安圭伯国防相の発言)といった分析もあるが、北朝鮮が核保有国となり、核を搭載するミサイルの精度を高めていることは紛れもない事実である。

こうしたなか、トランプ氏は「年内に(金氏と)会う」との意向を表明した。トランプ氏の思惑どおり運べば、11月3日に実施されるアメリカ中間選挙の前に、トランプ氏の外交成果として日程が発表され、11月18日~19日、中国・深センで開催されるAPEC首脳会議に合わせ、通算4度目となる両者の顔合わせが実現することになる。

米朝首脳会談が実現すれば、日本にはマイナス

しかし、現状では、まだその可能性は高くない。北朝鮮は、アメリカなどからの経済制裁に苦しんでいた8年前とは違い、中国やロシアとの関係強化が進んでいる。しかも、ここ数年で強化してきた核戦力にも自信を持っている。

金氏の妹、与正氏が、トランプ氏の意向を「関知していない」と切り捨てたのは、アメリカと対話をする必要性を感じていないからにほかならない。それでも、トランプ氏としては、イランとの交渉がこう着状況にあるため、今度は北朝鮮との外交でポイントを稼ぎたいところだ。

そこで、会談を実現させるため、北朝鮮を核保有国として承認することになれば、通算4度目となる両者の会談は、日本の対北朝鮮政策を根底から揺るがす形になりかねない。

択捉島訪問で見えた「対日配慮」の消滅

8月13日、初めて北方4島の択捉島に足を踏み入れたロシアのプーチン大統領も、日本にとって非常に厄介な存在だ。プーチン氏自身による北方領土訪問は、ロシアの対日政策で最も重いカードだったはずだ。北方領土の開発には日本との「共同経済活動」が重要視されてきたことも、その理由の1つだ。

しかし、今回、そのような大事なカードを初めて切ってきた背景には、日本が置かれた状況を冷静に分析し、当面は関係改善を急いだり、領土問題で譲歩したりする必要性を感じなくなったことがある。

振り返れば、2010年11月1日、当時のメドベージェフ大統領が国後島を訪問した時期は、尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突する事故を契機に日中関係が冷え込み、普天間飛行場の移設問題で日米関係にも軋轢が生じて、菅直人政権が外交面で苦慮していた頃だ。プーチン氏の択捉島訪問もまた同様に、日中関係は最悪、日米関係もトランプ氏に振り回されっぱなしという状況下での出来事である。

国後島を訪問したメドベージェフ元大統領(写真:gettyimages)

逆にロシアは、いずれも中国との関係が良好な時期に大胆な行動に出ている。2010年は中国がロシアにとって最大の貿易相手国になった年であり、今回は5月20日の中ロ首脳会談で、単なる経済協力を超える40件もの協力文書が調印されたばかりというタイミングである。

中国との揺るぎない関係、ならびに北朝鮮との軍事協力を確立したプーチン氏にとって、ウクライナ侵攻以降、経済制裁を続ける日本、とりわけ、その制裁を緩めようとしない高市早苗政権は、もはや「失望の対象」でしかなく、9月に実施されるロシア下院選への支持固めも兼ねて、「領土問題で配慮する必要はない」と判断したに相違ない。

むしろ、今回の択捉島訪問は中国と示し合わせていた可能性すらあり、近頃の中ロ共同軍事演習と相まって、「我々はいつでも日本を挟撃できる」とのブラフ(脅し)にも思えてくるのである。

習近平が視野に入れる尖閣諸島奪取

そのプーチン氏は、ウクライナ以外へも領土拡大の野望を隠していない。

筆者は先頃、ロシアに隣接するバルト3国のエストニアを訪問したが、市民の間では、「ウクライナの次はエストニア」との不安が根強く、首都タリンにあるロシア大使館前には、4年余りに及ぶウクライナ侵攻に抗議するビラや垂れ幕が並べられていた。

エストニアの首都タリンのロシア大使館前(筆者撮影)

エストニアのロシア大使館の前に並ぶ抗議の垂れ幕(筆者撮影)

また、ロシアと1340キロにわたり国境を接するフィンランドでも、軍事侵攻を懸念し、6月には、有事の際、核兵器を持ち込めるようにする法律の改正案を可決している。首都ヘルシンキ市民のロシアへの対抗心は強く、街を歩けば、至るところでウクライナの国旗が見られるほどだ。今やロシアは、日本や欧州にとって「気が抜けない敵国」とも言える存在だ。

ヘルシンキのオフィスビルにはウクライナ国旗がはためく(筆者撮影)

高市氏としては、政治の師と仰ぐ安倍晋三元首相がそうであったような、まず日本政府が関係改善のサインを送れば、プーチン氏も配慮してくれるといったような甘い考えは捨て、ゼロベースで関係を見直す必要性に迫られていると言っていい。

「尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で、中国海警局の船3隻が航行。いずれも機関砲を搭載。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは12日連続」(8月20日 産経新聞から要約)

「尖閣諸島や台湾海峡を含む東シナ海で中国が設けた禁漁期間が明け、福建省石獅市の漁港から多くの漁船が出港した。専門家は海上民兵による大規模訓練だったと分析」(8月16日 共同通信から要約)

日中関係が冷え込んで以降、このようなニュースを見聞きする機会が増えた。中国の習近平政権が従来、「核心的利益」と位置づける台湾だけでなく、沖縄県の尖閣諸島の領有も視野に入れているのは明らかだ。

異論の封じ込めに躍起の習近平

それだけではない。7月1日、中国では、「多民族の差異を認める国家」から、「単一民族共同体としての国家」を創り出すための「民族団結進歩促進法」が施行された。

言うなれば、習近平総書記(国家主席)の指導方針に反する言論は徹底的に封じ込め、日本など中国国外にある組織や個人であっても、習指導部に刃を向けるような行動や言論は処罰の対象とするという恐ろしい法律である。

さらに、9月15日、中国では、「国務院の出入国管理に関する規定」という19条からなる行政法規が施行される。中国人の出入国管理を厳格化するだけでなく外国人の入国禁止措置も定めたものだ。

習指導部が定めたとんでもない法律の代表格は、2023年の反スパイ法や2024年の愛国主義教育法、それに2025年の改正治安管理処罰法など、いずれも中国国民の自由を縛るものばかりだが、出入国管理に関する新たな法規は、日本と中国を往復するビジネス関係者、それに、日中双方で学ぶ留学生などに影響を与えかねない。

つまり、今回の措置は、習指導部にとって都合が悪い自国民、そしてマイナスとなる外国人の封じ込めに向けた総仕上げとも言うべきもので、習氏は自身の共産党総書記としての4選と台湾統一を成し遂げるため、軍事と法の両面で、着々と14億人の国民を強制的に1つの方向へと導き、日本に対しても「圧」をかけているのだ。

日中間では、自民党の橋本岳氏や中道改革連合の伊佐進一氏ら超党派の議員団が北京を訪問し共産党幹部と会うなど関係改善への動きもあるが、高市氏は、悲願達成に向け本気モードに入った習氏とどう対峙していくのかが問われることになる。

秋に試練を迎える高市首相

現状を見れば、高市政権の物価高対策や円ドル相場対策には手詰まり感が漂う。飲食料品の8%から1%への減税も、相変わらず財源が不透明なままだ。

当面は、9月半ばに実施される内閣改造と自民党役員人事が焦点だが、「麻生太郎氏の支配から抜け出せるか否か」とか「総裁選のライバルたちをどう処遇するか」以上に、米中ロの列強3か国と、それらのトップと渡り合えるよう、外務、防衛、経済産業、国土交通、経済安全保障といった所管大臣は、誰にも忖度することなく選んでほしい。

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『私たちはなぜ豊かなのに満たされないのか? 『夜と霧』に学ぶ「生きる意味」についての問いを180度転換する方法』(8/24JBプレス 永井 孝尚)について

8/25The Gateway Pundit<Trump Admin To Carry Out Largest Mass Visa Revocation in American History=トランプ政権、米国史上最大規模のビザ一斉取り消しを実施へ>

日本もやれば。中国人の数次ビザや経営・管理ビザは全部取消にし、あらたに厳しい基準で審査して取得してもらう。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/trump-admin-carry-largest-mass-visa-revocation-american/

8/25The Gateway Pundit<Japanese Prime Minister Takaichi Defends Routine of Working From Official Residence With Long Hours and Minimal Sleep, as She Is Accused of Isolating Herself From Other Officials=高市首相は、他の政府関係者から離れているとの批判を受けたが、公邸での長時間労働と睡眠不足の日常を擁護した>

「先憂後楽」タイプ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/japanese-prime-minister-takaichi-defends-routine-working-official/

8/25The Gateway Pundit<CRAZY VIDEOS Show 1800 People Pulling a Japanese Castle Back in Its Place=驚きの動画:1800人が日本の(弘前)城を元の位置に戻す様子>

世界で紹介されている。

https://twitter.com/i/status/2092321351449092282

https://twitter.com/i/status/2092275053551370418

https://twitter.com/i/status/2091908293396676730

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/crazy-videos-show-1800-people-pulling-japanese-castle/

8/25Rasmussen Reports<Support for Gun Control Declines=銃規制への支持が低下>

銃規制強化を望む有権者の数は以前よりわずかに減少しているものの、攻撃型武器の禁止を支持する候補者を支持する有権者が多数を占めるだろう。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、より厳格な銃規制法が必要だと考えているのは48%(2024年10月の51%から減少)で、反対は43%でした。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/lifestyle/general_lifestyle/august_2026/support_for_gun_control_declines?utm_campaign=RR08252026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email#google_vignette

「連邦準備制度理事会が訪問し」は「連邦政府が訪問し」の誤り。

8/26阿波羅新聞網<美国斡旋 结束俄乌战争?—泽连斯基曝俄乌终战3构想 曝和平窗口时间点=米国による仲裁でロシア・ウクライナ戦争終結へ? — ゼレンスキーは、紛争終結に向けた3つの構想と和平の「好機」の期限を明かす>

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、米国による仲裁でロシア・ウクライナ戦争を終結させるための「チャンス」は、来年の夏までに終わらせたいと考えていると述べた。これらの構想をまとめた1ページの提案書は、すでに米欧の当局者との協議を経て作成されており、ロシア側に提示できる状態にある。

週末の記者会見で、ゼレンスキーは次のように語った。「構想の一つは停戦であり、それが主要な焦点である。2つ目は、米国が提案した自由経済区に関するものである。3つ目は、欧州連合(EU)とNATOが果たすべき役割や、ウクライナがこれらの目標をどのように達成しようとしているかについて扱っている」。ただし、詳細については明らかにしなかった。

ラトクリフの訪ロと関係が?

https://www.aboluowang.com/2026/0826/2425446.html

8/26阿波羅新聞網<中国“甲醛白菜”炸翻国际!日韩等国紧急行动=中国の「ホルムアルデヒド白菜」に国際的な波紋!日本や韓国などが緊急対応へ>

最近、中国のインターネット上で「ホルムアルデヒド白菜」をめぐる問題が拡大し、世間の大きな注目を集めている。中央通信社(CNA)など各メディアの25日の報道によると、韓国や日本といった近隣諸国は、中国から輸入された白菜について、ホルムアルデヒドなどの物質が含まれていないか緊急検査を開始した。

厄介な隣国。他人はどうなっても良いと思うのが中国人。

https://www.aboluowang.com/2026/0826/2425455.html

8/26阿波羅新聞網<上海沦陷!中国敲响经济丧钟=上海が失速!中国経済に「終わりの鐘」が鳴り響く>

かつては不動産金融で巨万の富を築き、活気に満ちた大都市だった上海だが、パンデミック時のロックダウン以降、回復できていない。海外資本の大量流出や経済低迷が続く中、人々は国外移住を選んだり、「寝そべり族」(競争や努力を放棄する生き方)になったりしている。上海の住民からは、「独裁者が中国経済に終わりの鐘を鳴らした」との怒りの声が上がっている。

経済の低迷により、外資が大量に流出

ハイテク業界の専門職も失業の危機に直面

パンデミック後も不動産市場は低迷が続く

当局は景気刺激策を次々と打ち出すも、上海市民からは受けない

上海の人々は独裁者を激しく非難

銀行:かつての賑わいは消え、閑散とした空間に

そもそも共産主義のシステムが間違っていることに気づかないと。

https://www.aboluowang.com/2026/0826/2425496.html

永井氏の記事で、『夜と霧』は読んでいないので、コメントするのは気が引けますが、氏の解説を読んだ感想を。

列に並ばされて、左右に別れさせられる時の基準は何だったのか?絶望の中でも生き抜けるのは、「未来には自分を必要とする何かがある」と悟るから。運命を受け入れ、感謝する気持ちが大事と。

しかし、今のシオニスト・ユダヤ人(イスラエル人)がガザでしていることを見ていると、ナチスと同じことをパレスチナ人にしているような気がしてならない。元々こういうことを仕出かす人達だから、ナチスだけでなく、ロシアや欧州でポグロムが起きたのでは?ナチスの600万人虐殺説もユダヤ人を被害者にして、自分達のやることに総て文句を言わせないようにするためだったのかもしれない。虐殺を否定しているわけではないので念のため。AntisemitismやAnti-Zionismではありませんが、イスラエルのすることを全面的には承認できないということです。

記事

世界20以上の言語に訳されているヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』
写真提供:hamdi bendali / Shutterstock.com

グローバル化とデジタル化が進む中、変化の激しい時代に対応するため、歴史や哲学を含むリベラルアーツ(教養)の重要性が再認識されている。本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)の著書があるマーケティング戦略コンサルタント、ビジネス書作家の永井孝尚氏が、西洋哲学からエンジニアリングまで幅広い分野の教養について、日々のビジネスと関連付けて解説する。 

 便利さや豊かさを感じながらも、メンタル疾患に陥る辛さを抱える人がいるのはなぜか? 1946年刊行以後、世界中で読まれるヴィクトール・E・フランクルの著書『夜と霧』から読み解く。

本稿は「JBpress Innovation Review」が過去に掲載した人気記事の再配信です。(初出:2026年4月16日)※内容は掲載当時のもの

豊かな社会で不幸を感じる人たち

現代社会は人類史上、最も豊かで便利な社会だ。しかし、豊かな世界なのに不幸を感じる人は多い。そしてこう思ってしまう。

「自分はこんなものではない」「何か満たされない」「もっと成功したい」

現代ではメンタル疾患に悩む人が増えている。なぜこんな状況に陥っているのか? そして私たちは、どう考えればいいのか?

そこでお薦めしたいのが、ヴィクトール・E・フランクルの著書『夜と霧』(池田香代子訳、みすず書房)だ。

著者のフランクルはオーストリア系ユダヤ人で、心理学者フロイトとアドラーに師事し、ウィーン大学医学部精神科の教授に就任。1941年12月に結婚した。しかしその9カ月後に妻と両親とともにナチスの強制収容所に収容された。両親と妻は収容所で死亡。終戦間際の1945年5月、フランクルは収容所から解放された。

前回紹介した『自由からの逃走』でもエーリッヒ・フロムが警鐘を鳴らしたナチスによる強制収容。収容所での実態を描いた本書は、圧倒的な現実をもとに極限状況における「人間の本質」を描いた哲学書でもある。

本書は終戦の翌年1946年にウィーンで刊行。当初は売れなかったが、1956年刊行の日本語版がヒットして、累計100万部のロングセラーになった。その後1959年に英語版が刊行。現在では世界20以上の言語に訳され、累計1000万部に達している。

ちなみに旧版で描かれた収容所の過酷な実態がドキュメンタリーとして脚光を浴びたことにフランクルは戸惑い、1977年に旧版を大幅に書き直した新版を刊行した。ここでは2002年に刊行された新版を基に、本書のポイントを見ていこう。

収容され、感情を喪失した人たち

強制収容所に移送された人たちは、身分を証明する一切のものを取り上げられ、男女問わず裸にされた。そして名前も失い、被収容者番号を入れ墨され、番号で管理される。収容所では一人一人はただの数字だ。フランクルも119104番という数字だった。そして強制労働に従事した。

強制労働に従事したフランクルは、まだ幸運だった。収容所に到着すると、人々はまず列に並ばされ一人ずつナチス親衛隊の将校の前に立たされた。右手を挙げた将校は一人ずつ見て、人さし指を右や左に動かし、人々は指示された方向に向かう。9割の人々は左に行かされた。フランクルは右だった。その夜、フランクルは左に行った人々がガス室に送られ、焼却されて灰になったことを知った。

収容から数日後、人々に変化が現れた。感情の喪失である。病人、暴力、死は日常的な光景となる中で心がまひして、じわじわと内面から蝕まれるのだ。誰かが病気で亡くなると、仲間がその死体に集まり、食べていない食料、自分のものよりもましな靴、着ていた上着などを手に入れた。収容所ではこれらが自分の生死に直結する。人の全ての感情は「生命の維持」というただ一つの課題に集中した。

そして収容所では個人の尊厳は徹底的におとしめられた。収容所から病人を移送するときは、移送する病人の痩せ細った体を二輪の荷車に無造作に積み上げ、吹雪の中、何キロも離れた他の収容所まで押していく。病人が死んでいても、構わず一緒に運ぶ。大事なのは被収容者番号がリスト通りになっていることであり、生死は関係なかった。命よりも番号が優先されたのだ。

本書旧版では収容所の標語が紹介されている。「身体を打ちこわせ、精神を打ち破れ、心を打ち破れ」。

非人道的行為は、ナチスが人間を破壊するために周到に計画し、構築した仕組みの下で行われた。こんな過酷な状況で、人間の自由はどこにあるのか? フランクルはこう述べている。

「人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間としての最後の自由だけは奪えない」

こんな状況でも、通りすがりに思いやりのある言葉をかけ、なけなしのパンを譲った人々もいたのだ。この地獄のような強制収容所から、私たちは何を学べるのか。

あなたが真価を発揮すべきは「今この瞬間」にある

多くの被収容者は「収容所で生きしのげるか?」に悩んでいたが、精神科医として患者に「生きる意味」を発見させる心理療法「ロゴセラピー」を研究していたフランクルが悩んだのは、別の問いだった。

「私たちを取り巻くこの全ての苦しみや死に、意味はあるのか?」

この問いに対し、フランクルは自分の体験を紹介している。

収容所である女性が亡くなった。数日以内に死ぬことを悟った彼女は、晴れやかにこう言った。

「運命に感謝しています。だってこんなにひどい目にあわせてくれたんですもの。以前、なに不自由なく暮らしていたとき、私はすっかり甘やかされて、精神がどうこうなんて、まじめに考えたことがありませんでした」

最期の数日、彼女は内面をどんどん深めていった。こんな体験を踏まえてフランクルはこう述べている。

「強制収容所でたいていの人が『今に見ていろ、私の真価を発揮できるときがくる』と信じていた。けれども現実には、人間の真価は強制収容所でこそ発揮されたのだ」

現代も同じだ。私たちは「いつか本気を出す」と思いがちだが、本気を出すべきは未来の「いつか」ではない。この瞬間だ。そしてこの瞬間が、人生の終わりまで延々と続く。意味があるかどうかは、その結果なのである。

苦しいときほど、自分を客観的に見る

「夕飯のソーセージをパンと交換すべきか」「ご褒美のタバコをパンと交換すべきか」「切れた靴ひもをどうしよう」「今度のグループの班長は殴る人だろうか」といったささいな、しかし生死に直結する悩みの重圧が毎日続き、フランクルは心が折れかけた。しかし、ある試みがフランクルを助けた。

フランクルは、大勢の聴衆を前に、「強制収容所の心理学」というテーマで講演をしている自分をイメージした。これであらゆる苦しみは客観化され、学問という一段高い所から観察できるようになったという。苦しみは消えないが、このおかげで苦しみを超然と見ることができるようになったのだ。

フランクルの方法は私たちも使える。私も病にかかったり、逃げ場のない大トラブルの責任者になったことがあった。こんな時、私は「こんな経験、めったにできない。この先どうなるか見極めよう」と、ドラマを見るように一歩離れて見ることを心がけてきた。

逃げではない。難題に全力で取り組みつつ、その自分を眺めるもう一人の自分を意識の隅に置くだけで、パニックに陥らずに冷静さを取り戻せるのだ。では精神科医フランクルは、収容所にいる自分以外の他人に対してどのように働きかけたのか?

「生きる意味」はあなたが問われるもの

過酷な収容所では、生きる意味を喪失する人が多かった。フランクルは自殺願望がある2人から「生きていることにもう何も期待が持てない」と相談された時の話を紹介している。

フランクルは2人に「生きていれば、未来にあなたを待っている何かがある」と伝えた。すると一人は「私の帰りを待つ子どもがいる」。もう一人は「執筆中の本がまだ完結していない」と答えた。2人は自殺を思いとどまった。

このエピソードを踏まえ、フランクルは生きる意味についての問いを「180度方向転換することが必要だ」と述べている。「生きる意味」は、あなたが人生に問うものではない。人生が、あなたに問うている。「生きる」とは「この問いに答える義務を引き受けること」だ。模範的な答えなんてない。同じ人でも、時と場合によって変わる。

しかし、こう考える人も多いだろう。「『人生の意味は、あなたが問われている』と言われても、そもそもその意味が分からないからつらいんですよ…」

全くその通りなのだ。フランクルは1982年刊行の著書『宿命を超えて、自己を超えて』(春秋社)で、こう述べている。

「人々は 、豊かな社会の中、福祉国家の中で、より不幸になります」

冒頭で述べたように現代は収容所とは真逆で、あらゆる欲求が満たされる便利で豊かな社会だ。しかし「意味への欲求」は、いくら待っていても満たされない。だから私たちは満たされない思いを抱えているのである。しかし、そんな自由から逃走して他者に「意味への欲求」を求めると、前回で見たように、ナチスやオウム真理教のような組織に操られてしまう。

必要なのは、積極的に「自分の人生の意味=なぜ自分が生きているのか」を探すことだ。大事なことは、成功か失敗かで考えずに、自分にとって意味があるか否かで考えることである。

つらさや苦しさの先に、どんな意味を見出すか

成功・失敗で考えると、自分以外の事柄に翻弄(ほんろう)されてしまう。しかし自分にとっての意味で考えれば、全ては自分次第だ。自分が何に意味を感じるかを、あなた自身が考えるのだ。突き詰めれば「お金や娯楽、遊びが全てで、そこにしか意味がない」という人は、意外と少ないだろう。

フランクルは、大事なのは、仕事、体験、愛、そして意外なことに「苦しみへの態度」だと述べている。自分の苦しみは誰も身代わりになれない。しかし苦しみを引き受ければ、新しい可能性が生まれる。

私自身も、苦しみ抜いたときほど新たに成長してきたことを実感している。新たな自分は苦しみ抜いた先にいる。それは現在でも変わらない。人生に意味があるか否かは、苦しみにどんな意味を見出すか次第なのだ。

本書の読者の感想を見ると「前評判を聞いて読んだけれど、感動できなかった」という人を時折見かける。本書が心に訴えるかどうかは、読み手の状況次第なのだろう。東日本大震災直後、本書は売れたという。

本書はつらいときにこそ、あなたの脇で大きな励ましを与えてくれるのだ。

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『中国経済ウォッチの第一人者が提言する「友好でもない敵視でもない」日中の目指すべき新たな関係』(8/23現代ビジネス 柯 隆)について

8/24The Gateway Pundit<Wayne Root on the #1 Threat to America – the Merger of Radical Islam and Communism… Plus Stories Proving Illegal Aliens Are in Fact Stealing Elections… and the Solution to Stop the Midterm Steal! (VIDEO)=ウェイン・ルートが語る米国への最大の脅威――過激派イスラム主義と共産主義の融合…さらに、不法移民が実際に選挙を盗んでいることを証明する事例…そして中間選挙の不正操作を阻止する解決策!(動画)>

神権独裁、共産独裁、民主主義破壊の左翼政党は自由民主主義国の敵である。

今週のトップ10では、米国に対する最大の脅威である過激派イスラム主義と共産主義の融合を取り上げます…さらに、不法移民が実際に選挙を盗んでいることを証明する事例や、中間選挙の不正操作を阻止するための解決策も紹介します!

ウェインの「アメリカズ・トップ10カウントダウン」と世界的に有名な「ファイナルフォー」を、毎週土曜日正午(東部時間)/午前9時(太平洋時間)にReal America’s Voice TVネットワークでご覧ください。また、ウェインの新しい夜の番組「アメリカ・スピークス」は、現在Real America’s Voice YOUTUBEチャンネルで午後6時(東部時間)/午後3時(太平洋時間)に生放送され、Real America’s Voice TVで深夜0時(東部時間)/午後9時(太平洋時間)に再放送されます。(800) 347-ROOTに電話してウェインと話しましょう。また、ウェインの新しいデイリーポッドキャスト「WAR ZONE LIVE Presented by The Gateway Pundit」は、放送時間が変更になりました。平日午後4時(東部時間)/午後1時(太平洋時間)にTheGatewayPundit.comで配信されます。

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https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/wayne-root-1-threat-america-merger-radical-islam/

8/24The Gateway Pundit<In Rare Interview, Clarence Thomas Hits Back at Leftists Who Believe Black People Can’t Be Conservative (VIDEO)=クラレンス・トーマス判事が、黒人は保守派にはなれないと考える左派に対し、異例のインタビューで反論(動画)>

個人の政治的見解を評価する際に、人種は何らかの役割を果たすのか?

https://rumble.com/v7eltlo-clarence-thomas-rips-liberal-belief-that-blacks-cant-be-conservative.html

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/rare-interview-clarence-thomas-hits-back-leftists-who/

8/24The Gateway Pundit<Under Secretary of State for Public Diplomacy Releases New Evidence of Illicit Domestic Censorship in US – Of Course, The Gateway Pundit Was a Prime Target=国務次官(公共外交担当)が米国における違法な国内検閲の新たな証拠を公表 ― もちろん、ゲートウェイ・パンディットは主要な標的だった>

民主主義国で左翼が政権を取ると如何に恐ろしいか。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/under-secretary-state-public-diplomacy-releases-new-evidence/

8/24Rasmussen Reports<Voters Still Divided on Iran War Issues=イラン戦争問題に関して、有権者の意見は依然として分かれている。>

有権者の半数以下しか、米国がホルムズ海峡の支配権を維持するために軍事力を行使し続けるべきだと考えていないが、イランとの紛争における重要な側面の一つについては、大多数がドナルド・トランプ大統領の意見に賛同している。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の45%が、石油輸送の要衝であるホルムズ海峡の支配を米軍が継続すべきだと考えている一方、36%は反対、19%はどちらとも言えないと回答した。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/voters_still_divided_on_iran_war_issues?utm_campaign=RR08242026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/25阿波羅新聞網<这国拼命舔共 结果遭一夜归零—舔共也没用?出口大崩盘!南非铬铁7月竟”归零”=中共に必死に媚びた結果は、輸出が一夜にしてゼロに――媚びへつらいは無駄だったのか? 輸出の崩壊! 南アフリカから中国へのフェロクロム輸出が7月に『ゼロ』を記録>

アポロネット王篤若の報道:中共への媚びへつらいは無駄だったのか? 輸出の崩壊! 南アフリカから中国へのフェロクロム輸出が7月に「ゼロ」を記録。

近年、南アフリカは中共の機嫌を取るために多大な努力を払ってきた。2023年以降、台湾の主権を繰り返し否定し、北京の意向に迎合してきた。その結果はどうだったのか? まさに痛烈な「平手打ち」を食らうような事態となった。南アフリカが「主要戦略産業」と位置づけていたフェロクロム産業が、中共によって突然、停止に追い込まれた。

その数字はどれほど衝撃的なものだったか? 7月、中共による南アフリカ産高炭素フェロクロムの輸入量はゼロに落ち込んだ。6月には3万1200トンを販売していたにもかかわらず、1ヶ月足らずで貿易が完全に停止し、1トンたりとも需要がなくなった。長期的な状況はさらに深刻である。今年に入ってからの7ヶ月間で、中共の南アフリカ産フェロクロム輸入量は前年同期比で82.94%も急減し、壊滅的な落ち込みを見せた。対照的に、インドからの輸入は40.08%増加し、カザフスタンが中共にとって最大のフェロクロム供給国へと躍進した一方で、南アフリカは完全に蚊帳の外に置かれる形となった。

皮肉なことに、中共は南アフリカの資源そのものを拒否しているわけではなく、原料鉱石だけを欲しがっている。7月、中共は南アフリカから驚異的な217万6900トンのクロム鉱石を輸入し、前年同月比34.62%増となった。今年最初の7ヶ月間の累計輸入量は1339万1300トンに達し、前年同月比35.62%増となっている。つまり、中共は南アフリカの原料だけを買い取りたいのであり、加工、利益、雇用といったものは相手国に何も残さないのだ。

中共が相手国の利益を斟酌することはない。同じBRICS内でもこうだから。

https://www.aboluowang.com/2026/0825/2425008.html

8/25阿波羅新聞網<美国断供 中国人断命!—北京年缺6千吨“救命药”!想摆脱美国难如登天=米国による供給停止で中国の人々の命が危険に! 北京は年間6000トンの『命を救う薬』不足に直面! 米国依存からの脱却は困難な道のり>

米国は世界の血漿供給の約70%を担っているが、ヒト血清アルブミンの世界最大の消費国である中国は、依然として米国の血漿供給に大きく依存しており、地政学的および医療供給網において極めて大きな矛盾が生じている。

中国では依然として年間約6,000トンの血漿が不足しており、アルブミン市場の6割以上を外国メーカーが占め、それらの製品はすべて米国で採取された血漿を使用している。中国政府は近年、国内の血漿採取拠点の拡充や、コメ由来アルブミンなどの代替品の導入を積極的に進めているが、短期間で米国産血漿への依存から脱却することは困難な状況である。その背景には、1990年代の「血漿経済」に起因するHIV流行の影が、厳しい規制上の制約として残っている。

CNNの報道によると、米国は世界の血漿供給の約70%を担う一方、ヒトアルブミンの世界最大の消費国である中国は、米国産血漿に大きく依存している。

中国では年間6,000トンの血漿が不足しており、政府は代替手段による「脱米国化」を急いでいる。

1990年代には「血漿経済」がHIV流行を引き起こし、数万人の農民が感染した。

血漿をめぐる不祥事の爪痕は深く、中国の血漿提供者数は米国に比べて依然として大幅に少ないままである。

米国の血漿提供者が約400万人であるのに対し、中国では150万〜300万人にとどまっている。

米国の血漿産業は「有償での血漿提供」によって支えられており、経済的に困窮した市民が主な供給源となっている。

米中間の血漿依存関係の解消は困難であり、もし米国からの供給が断たれれば、中国の患者は危機に直面する恐れがある。

中共のレアアース恫喝に対抗できるか?でも人民の命は虫けら以下としか思わない中共に効くかどうか?臓器移植時の血漿交換に使われるようですから、中共幹部の臓器移植もできなくなるかも。

https://www.aboluowang.com/2026/0825/2425005.html

8/25阿波羅新聞網<川习会前 爆美拟对中共国下狠手—川习会前 传美拟对中国商品加征7.5%关税=トランプ・習会談を前に:米国が中共国に対して強硬措置を講じる計画との報道 — 会談に先立ち中国製品に7.5%の関税を課す案が浮上>

ドナルド・トランプ米大統領は7月、中国の習近平国家主席が9/24に訪米し、首脳会談を行う予定であることを明らかにした。ブルームバーグが報じたところによると、首脳会談に先立ち、米国は中国の「過剰生産能力」を理由に、中国製品に対して7.5%の関税を課すつもりと。

9/24会談はなし?

https://www.aboluowang.com/2026/0825/2424960.html

8/24阿波羅新聞網<这个消息,中共肯定不敢让墙内的人矿们知道—台湾总统赖清德宣布:0至18岁每人每月发放5000元新台币成长津贴=中共は、国内の人たちにこのニュースを絶対に知らせようとはしないだろう――台湾の頼清徳総統が、0歳から18歳までのすべての個人に対し、月額5,000台湾ドルの「成長手当」を支給すると発表>

https://x.com/Baoliaogeming64/status/2091608427755626940/video/1

5000台湾$≒25000円。日本の児童手当は少なすぎ。少子化対策なら台湾並みにすべき。

https://www.aboluowang.com/2026/0824/2424760.html

柯氏の記事では、氏の言うように日中関係は「敬して遠ざける」関係にした方が良い。無理して付き合う必要はない。元々他国を如何に利用できるかを考え抜いてきた中国人と、何も考えず友好だけを追い求めてきた日本人とでは、修羅場で勝負にならない。

徐福と鑑真は中国大陸が嫌で日本に渡って来たのでは?殺伐とした社会より平和な土地が良いに決まっている。光華寮事件は、将来日本が中共と断交し、台湾と国交回復するかもしれないので、その時には台湾に帰属が変わる。特に中共が台湾侵攻したら、そうなる可能性が高いと思う。

天安門事件後の「天皇訪中」について、銭其琛元中国外相は回顧録『外交十記』で、1989年の天安門事件による西側諸国の対中制裁を「打ち破る最良の突破口だった」と振り返っている。天皇を政治利用されたのに、日本の左翼は何も言わなかった。日本人はいい加減、他国から利用されるのは止めるべき。

記事

徐福と鑑真が象徴した「日中友好」

40年以上も前のことだが、故郷の南京で日本を学んだとき、ギリシャ神話を思わせるような徐福の物語を知った。仙人のような方士・徐福は、秦の始皇帝の命を受け、不老不死の薬を求めて東方の海へ旅立ったと伝えられている。後世、この「東方」が日本であったとする伝説が日本各地に残った。

同時に、鑑真和上の話も知った。唐代の高僧・鑑真は、日本からの招請を受け、幾度もの渡航失敗と苦難を乗り越えて来日し、日本に戒律を伝えた人物である。1980年には、唐招提寺に伝わる鑑真和上坐像が、鑑真の故郷である揚州へ「里帰り」した。日中平和友好条約の発効を目前にした時期でもあり、中国国内でも大きな話題となった。

鑑真和上像 by 唐招提寺

こうした徐福や鑑真の物語が、改革・開放初期の中国で日中友好を象徴する物語として盛んに紹介されたことは興味深い。ただし、「それまで中国の教科書には徐福も鑑真も記されていなかった」といった点については、教科書の時期や種類によって異なるため、断定するには慎重さが必要である。むしろ重要なのは、1980年代の日中関係において、古代から続く交流の歴史が、両国の友好を象徴する材料として強調されたことである。

当時、中国では改革・開放が始まったばかりで、海外への関心が急速に高まっていた。多くの中国人にとって、日本人は必ずしも「侵略者」というイメージだけではなかった。むしろ、礼儀正しく、経済的にも中国よりはるかに豊かな国民として映った。

「中国を代表する政府」はどちらか――光華寮事件

しかし、1980年代の日中関係には、現在まで続く重要な問題もすでに表面化していた。その一つが「光華寮事件」である。

光華寮

光華寮は京都市左京区にあった中国人留学生のための寮で、戦後、中華民国政府が管理していた。ところが1949年に中華人民共和国が成立し、中華民国政府が台湾へ移ったことで、光華寮の所有権をめぐる問題は、単なる不動産紛争ではなくなった。

すなわち、「中国を代表する政府は、台湾の中華民国政府なのか、それとも北京の中華人民共和国政府なのか」という国際政治上の問題が、日本の司法の場に持ち込まれたのである。

1972年、日本は中華人民共和国と国交を正常化し、「中華人民共和国政府を中国の唯一の合法政府として承認する」との立場を取った。その後、光華寮事件は長期間にわたって日本の裁判所で争われた。1980年代には、日本の司法判断をめぐって中国側が強く反発するなど、日中間の外交問題にも発展した。

そして2007年、最高裁は、日中共同声明による日本の対中政府承認の変更を踏まえ、中華民国政府が日本の裁判所で中国を代表する国家機関として訴訟を遂行する資格を失ったと判断し、事件を京都地裁に差し戻した。光華寮事件は、日中国交正常化という外交上の決定が、日本国内の司法判断にも大きな影響を及ぼすことを示した象徴的な事件だったのである。

もし光華寮事件が現在起きたとすれば、日本政府と日本の司法はどのように対応するのだろうか。台湾をめぐる国際環境が大きく変化した現在、この事件は改めて考える価値がある。

天安門事件後、日本は中国に手を差し伸べた

そして1989年6月、日中関係を大きく揺るがす天安門事件が起きた。中国軍が天安門広場周辺で学生や市民に武力を行使し、多数の死傷者を出した事件である。これを受け、米国や欧州諸国などは中国に対して制裁措置を取った。

天安門事件 by Gettimages

中国経済も大きく減速した。世界銀行のデータによれば、実質GDP成長率は1988年の11.2%から、1989年には4.2%、1990年には3.9%まで低下した。

そのなかで、日本は欧米諸国とは異なる道を歩み始めた。1991年8月、海部俊樹首相は中国を訪問し、1991年度分として1,296億円の円借款を供与する意図を表明した。

さらに翌1992年10月、天皇皇后両陛下が中国を訪問された。北京、西安、上海を訪問し、これは両陛下にとって初めての中国御訪問であった。

天安門事件からわずか3年余りで、現職首相の訪中に続き、天皇皇后両陛下の中国御訪問まで実現したのである。日本政府は、中国との関係を対立だけで処理するのではなく、経済交流と人的交流を維持することで、中国を国際社会に引き戻そうとしたのだろう。

この政策が正しかったのかどうか。歴史的な評価は、なお慎重に考える必要がある。

ただ、一つ明らかなことがある。国交正常化以降、日本の対中政策は、その時々の日中関係や国際情勢に対応しながら進められてきたが、中国をどのような国として捉え、長期的にどのような関係を構築するのかという基本原則が、必ずしも一貫していたとは言い難い。

「井戸を掘った人」を忘れた中国

中国には、「遠き慮りなければ、必ず近き憂いあり」という『論語』の言葉がある。遠い将来を見通して考えなければ、必ず目先の憂いに直面するという意味である。

日本は1990年代に入り、バブル経済の崩壊によって長期低迷に入った。一方、中国は1990年代以降、急速な経済成長を続け、日本との経済力の差を急速に縮めていった。

その過程で、中国人の日本を見る目も変化した。

北京を訪れる日本の要人に対して、中国側は「飲水不忘掘井人」、すなわち「水を飲むときには、井戸を掘った人を忘れない」という言葉を使い、日本の戦後の対中経済協力に感謝を表明することもあった。しかし、経済力の逆転が進むにつれて、中国の対日姿勢は次第に変化していった。

 by Gettyimages

外交の世界では、「永遠の友はいない。あるのは永遠の利益だけだ」とよく言われる。中国にとって、日本はかつて最大級の経済協力相手だった。しかし、中国が経済大国となり、さらに米中関係が国際政治の中心的な対立軸となるにつれて、中国にとっての日本の重要性は相対的に低下した。

その結果、日中関係は次第に悪化していった。

「仲良くする」と「価値観を共有する」は違う

しかし、ここで冷静に考えてみたい。

現在でも、日本は中国を必要としている。中国もまた、日本を必要としている。貿易、投資、サプライチェーン、観光、人の往来など、両国の経済的な結びつきは依然として大きい。

それなのに、なぜ日中関係は改善しないのだろうか。

私は、その根本原因の一つが、国交正常化以来、両国が十分に向き合ってこなかった価値観の違いにあると考えている。

日常生活で、AさんとBさんが本当の友人になれるかどうかを考えるとき、重要なのは、両者が基本的な価値観を共有しているかどうかである。価値観が違うからといって、毎日喧嘩をする必要はない。しかし、価値観が大きく異なる相手とは、一定の距離を保ったほうがよい場合もある。

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国と国との関係も同じではないだろうか。

民主主義、法の支配、基本的人権、自由な言論といった価値観を共有する国々と、日本が緊密な関係を築いてきたことには理由がある。一方、中国とは政治体制や国家と個人の関係、言論の自由など、根本的な価値観に大きな違いがある。

だからといって、中国と対立し続ければよいということではない。むしろ、経済的にも地理的にも切り離すことのできない隣国だからこそ、「仲良くする」ことと「同じ価値観を持つ」ことを混同してはいけないのである。

日中関係は「新常態」なのか

1980年代の「日中友好」は、鑑真和上の坐像の里帰りや古代からの交流史などによって、両国の共通点が強調された。しかし、それだけでは長期的な友好関係を築くことはできない。

当時の友好ムードは、ある意味では、改革・開放、中国の経済発展、日本の経済力、冷戦構造など、さまざまな条件が重なって生まれた「蜜月期」だったのかもしれない。

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今、私たちは日中関係を「新常態(ニューノーマル)」として捉え直す必要がある。

中国を敵視する必要はない。しかし、中国を単純に「友好国」と考えることも現実的ではない。

必要なのは、依存ではなく相互依存、対立ではなく競争、そして友好という言葉だけに頼るのではなく、互いの違いを認めたうえで一定の距離を保つ関係である。

人間関係には、「距離が美を生む」ことがある。国と国との関係も同じではないだろうか。

近すぎるからこそ見えなくなるものがある。日中両国が互いに必要な存在であり続けるためにも、これからは「仲良くすること」ではなく、「適切な距離を保ちながら、互いの利益を追求すること」が、むしろ現実的な日中関係のあり方なのではないだろうか。

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『米軍はアジアから撤退しない、コルビー国防次官が明かした「第一列島線」強化の新戦略  基地を分散し、攻撃をかわしながら戦う米空軍、日本の空港・港湾も抑止態勢の重要拠点に』(8/22JBプレス 樋口譲次)について

8/23The Gateway Pundit<Victor Davis Hanson Makes Some Very Specific Predictions for the 2026 Midterms (VIDEO)=ビクター・デイビス・ハンソン氏が2026年の中間選挙について非常に具体的な予測を発表(動画)>

中間選挙は不正がなければ、ハンソン氏の言うようになると思う。①資金問題②民主党のDSA問題③ゲリマンダリングで。

保守派の学者で歴史家のビクター・デイビス・ハンソン氏は、最近のポッドキャストで2026年の中間選挙について非常に具体的な予測をいくつか述べた。

メディアが民主党の勝利を必然であるかのように執拗に煽っているにもかかわらず、ハンソン氏は上院、そしておそらく下院においても共和党に明るい兆しがあると見ている。

彼はまた、過激なDSA候補者たちが民主党を窮地に追い込んでいると考えている。民主党は彼らを全面的に受け入れることはできないが、かといって完全に拒否することもできないのだ。

オーバートン・ニュースによる文字起こし

ビクター・デイビス・ハンソンは、中間選挙について率直な予測を述べた。社会主義候補者は敗北し、民主党には良い打開策がない。「これらの社会主義候補者は愚かだ」と彼は語った。

彼は、民主党が彼らを攻撃すれば、彼らの支持層は投票に行かなくなると指摘する。逆に、彼らが彼らに迎合すれば、共和党はそれゆえに彼らを潰すだろうと。

ビクター・デイビス・ハンソン:「上院選については非常に自信があります。アル=サイードは負けると思います。タラリコも負けると思います。スーザン・コリンズは勝つと思います。ジャクソンは負けるでしょう。リンジー・グラハムの議席は維持されると思います。」

彼は、共和党が歴史的な前例を覆して下院の過半数を維持する可能性さえあると述べている。

ビクター・デイビス・ハンソン:「上院は維持できるだろうと慎重ながらも楽観視しているし、下院も維持できる可能性は40~50%あると思う。」

「民主党は彼らに対して良い反応を示していない。いや、反応していないと言うべきではない。彼らには選択肢がないのだ。」

「もし彼らを攻撃すれば、彼らは総選挙で投票に行かなくなるだろう。もし彼らに迎合すれば、こうした非常識な立場を支持したとして、共和党の同僚から非難されることになるだろう。」

https://twitter.com/i/status/2091232376529600595

民主党は今回の選挙は楽勝だと本気で思っていた。反トランプの憎悪の波に乗れば、簡単に政権を握れると考えていたのだ。

しかし、現場の現実は全く異なる。彼らがDSA(民主社会主義者)を受け入れたことは、彼らにとって全てを台無しにする可能性がある。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/victor-davis-hanson-makes-some-very-specific-predictions/

8/23The Gateway Pundit<Speaker Johnson: “It’s a Race Between Common Sense and Crazy – You Better Not Bet Against House Republicans” – Predicts GOP Will Retain US House=ジョンソン下院議長:「常識と狂気の勝負だ ― 下院共和党が敗けると賭けない方がいい」 ― 共和党が下院の過半数を維持すると予測>

https://x.com/SundayBriefFNC/status/2091548114159059028/video/1

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/speaker-johnson-its-race-between-common-sense-crazy/

8/22The Gateway Pundit<GREAT NEWS: Elon Musk is Reportedly Pouring Hundreds of Millions Into the Midterms to Help Republicans Win=朗報:イーロン・マスク氏が共和党の勝利を支援するため、中間選挙に数億ドルを投じていると報じられている。>

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/great-news-elon-musk-is-reportedly-pouring-hundreds/

8/24阿波羅新聞網<美国要对中共下死手!连这都不放过—杀招来了!传美下重手 这东西对中共恐全面断供=米国が中共に壊滅的な打撃を与えようとする!今回は例外なく、致命的な一手を打つ。ある特定の品目の対中供給を完全に遮断しかねない、極めて強硬な措置の準備が進められていると伝わる>

アポロネット王篤若の報道:米国はASMLを巡り、中共に「壊滅的な打撃」を与える準備を進めている!提案されている「MATCH法案(大西洋横断ハイテク共同執行法)」は、旧型装置の保守・メンテナンスさえも制限することで、中共を標的にしようとしている。

米国は中共の半導体部門に対する締め付けを強化しようとしている。米議会で「MATCH法案」の審議が進められており、もし可決されれば、同盟国に対する従来の「政治的圧力」は法的な拘束力を持つ義務へと格上げされ、オランダは機微技術に関する米国の輸出管理に全面的に同調せざるを得なくなる。その結果、オランダの半導体製造装置大手ASMLは、旧型のDUV(深紫外線)露光装置を中共に販売できなくなるだけでなく、すでに販売済みの装置に対する保守・サービス提供さえも禁止される可能性がある。オランダがこれに従わない場合、米国は同国に対して直接的な制裁を科すことさえありうる。

アポロネット王篤然の分析:この法案の最も鋭い点は、新たに禁止される装置そのものではなく、同盟国への圧力のかけ方を根本的に変える点にある。つまり、「協力をお願いする」という姿勢から、「協力しなければ制裁を受けることになる」という姿勢への転換である。同盟国を執行の手段、あるいは制裁の対象候補にさえ変えてしまうこの戦略は、本質的に米国のサプライチェーンにおける圧倒的な優位性を利用し、中共に仲介する国々に「どちらの側につくか」の選択を迫るものであり、曖昧な態度は許されない。

さらに、米国製のドライエッチング装置は対象外としつつASMLを標的とするという法案の非対称な構成は、より現実的かつ実利的な側面を浮き彫りにしている。すなわち、輸出規制とは単なる技術封鎖ではなく、産業上の利害関係が絡み合った政治的駆け引きであるということである。誰が「首を絞められる」ことになるかは、単に誰がより大きな技術的リスクをもたらすかではなく、誰が政治的に弱い立場にあるかによって決まることが多い。中共にとって、これは何を意味するのか。「エッチング+DUV(深紫外線リソグラフィ)」技術は何とか封鎖網をかいくぐれたとしても、次に抜け穴が見つかった際、それを塞ぐための「パッチ(修正措置)」はより迅速かつ強力に適用されることになる、ということである。つまり、単に抜け穴を突くだけでは、長期的には技術的なキャッチアップ競争に勝つことはできない。

オランダだけでなく、日本も厳しく規制せよ。自由主義国VS共産国の総力戦である。中共はレアアースで米国に報復する?

https://www.aboluowang.com/2026/0824/2424647.html

8/24阿波羅新聞網<泄漏中共国秘密!一张世界大合照亮出—一张照片,让美国自豪,中国眼红=中共の秘密が露呈!世界的な集合写真がすべてを物語る―米国が誇り、中国が羨望する一枚の画像。>

6/1、台湾でNVIDIAのイベント「GTC 台北2026」が開催された。NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが登壇した際、背後のスクリーンには世界中から集まった20体以上のヒューマノイドロボットの「集合写真」が映し出された。そこには、米国のAgility RoboticsやFigure AI、中国の宇樹や智元ロボット、ドイツのNEURA Robotics、そして韓国のRainbow RoboticsやLG Electronicsのヒューマノイドロボットなどが並び、国籍も形状も多種多様なロボットが一堂に会した。

これら様々なメーカーのヒューマノイドロボットがNVIDIAのイベントに勢揃いした理由は、いずれもその学習や動作にNVIDIAのプラットフォームを利用しているからである。ジェンスン・フアンは「我々は、ロボット関連システムを開発する世界中のほぼすべての企業と協力している」と述べた。これは事実上、NVIDIAがロボットの躯体を製造してはいなくとも、それらすべての「頭脳」を支配していることを宣言するものである。

中国が巨大なハードウェア・エコシステムを武器にヒューマノイドロボット市場を狙っているのに対し、米国はロボットの「頭脳」を標的にしている。米国は、ロボットがどのように状況を認識し、学習し、判断し、行動するかを決定づける人工知能(AI)の基盤を掌握している。

韓国・漢陽大学ロボット工学科のハン・ジェグォン教授は、「中国のロボット開発が『移動能力』に重点を置いているのに対し、米国は状況認識や判断を行うための『推論能力』に注力している」と指摘した。さらに同教授は、「こうした機能を可能にするヒューマノイドロボットの『頭脳』という分野において、米国が主導権を握っている」と付け加えた。

外形は多様でも、すべて「Nvidia(エヌビディア)製」

「頭脳」のエコシステムを支配するのは米国

日本の名が出て来ないのは寂しい。中共のヒューマノイドは軍事用に開発。

https://www.aboluowang.com/2026/0824/2424637.html

8/23阿波羅新聞網<中国“00后”公开开炮!年轻人为何痛骂上一代?=中国の「00後(2000年代生まれ)」の若者が大胆に声を上げる!なぜ若者は上の世代を激しく批判するのか?>

中国のネット上で、「00後」世代による「劣った先祖への審判」と題した公開書簡が大きな話題を呼んでいる。この書簡は、高騰する住宅価格、過酷な競争、環境破壊といった「負の遺産」を残した上の世代を厳しく非難し、「我々の代で断ち切る」と宣言している。アポロネット王篤然評論員は、この書簡の真の標的は、従順な労働力を育成するように設計された中共の統治機構にあると指摘した。若者世代によるこの明確な決別は、何十年にもわたって体制を維持してきた服従の連鎖を断ち切ろうとしている。

非人間的な共産主義の統治システムを壊すため、結婚・出産しなくなるかもしれない。

https://www.aboluowang.com/2026/0823/2424457.html

8/23阿波羅新聞網<王毅访韩1句话引爆韩国人大怒!韩媒1问让北京狼狈=韓国訪問中の王毅の発言は韓国人の怒りを招く;韓国メディアの質問に北京側が狼狽>

韓国訪問中、王毅は「南北両国の平和共存を歓迎する」と述べた。南北を初めて「二つの国家」と表現したことで、韓国国民の怒りを買った。『朝鮮日報』は彼に対して鋭い指摘を行った。中共はこれまで、「二つの国家」を認める他国に対して制裁を科してきたにもかかわらず、自ら南北を別個の存在として認めたことになり、これは自らの「一つの中国」原則の論理と完全に矛盾する姿勢だからである。評論家は、この動きが金正恩の憲法改正の立場に対する政治的な忠誠の表明であり、「一つの中国」政策が、恣意的に利用される二重基準の交渉カードに過ぎないことを露呈させたと指摘した。

王毅は、中国人の①自分に甘く、他人に厳しい②理屈は後からつけるのを、実行しただけ。

https://www.aboluowang.com/2026/0823/2424478.html

https://x.com/JulianAssange_2/status/2090883929125572771/video/1

樋口氏の記事では、トランプ政権は中共を米国第一の敵と認識しているので、第一列島線の国々を中共がやすやすと突破できるようにするとは思えない。他の地域と違い、撤退することはないと思う。米陸・海・空・海兵隊・宇宙軍だけでなく、沿岸警備隊もアジアの守りについている。

コルビー次官は日本で少年時代を過ごしたというのもあって、アジアの守りについては思い入れがあると思う。勿論、米国の国益があってこそ、アジアは守られるのが当然。日本は国民全体が長らく平和ボケ、お花畑の中で暮らしてきた。中共の意を汲んだ左翼教育やオールドメデイアの論調もあり、一気に「自分の国は自分で守る」とはいかないけど、大人の国になるためには脱皮が必要。先ずは、彼らの言っていることに疑いの目を。

記事

ィリピン海を航行中の米空母「ジョージ・ワシントン」に着艦する電子戦攻撃機EA-18Gグラウラー(7月21日撮影、米太平洋軍のサイトより)

東南アジアを歴訪したコルビー米国防次官

目次

米トランプ政権で国防戦略を担うエルブリッジ・コルビー国防次官(政策担当)は8月中旬、約1週間にわたってフィリピン、インドネシア、タイ、カンボジアの東南アジア4カ国を歴訪した。

訪問先では、各国の高官と会談するとともに、8月10日、最初の訪問地フィリピンのストラトベース研究所で講演した。

コルビー次官は講演で、名指しを避けつつも中国を念頭に、力の均衡を崩す覇権国はアジアには不要だとの見解が、「建国以来、米国のアジア政策の中核をなしてきた」と、ピート・ヘグセス国防長官の発言を引用する形で述べている。

(コルビー氏の発言内容はストラトベース研究所に収録されている講演内容から筆者訳、以下同じ)。

そのうえで、アジアは米国の外交戦略上「最も重要な地域であり、ここで我々に有利な力の均衡を確保する」と明言した。

同氏は、米国がインド太平洋地域への関与を弱めているとの「誤解」があるとも指摘。

「我々は撤退するのではない。むしろ逆だ。この地域に駐留し続けることが米国の死活的利益だ」と述べ、インド太平洋地域への関与を重視する姿勢を改めて強調した。

そして、インド太平洋地域で力の均衡を保つためには、第一列島線沿いに相手の進出を拒む抑止態勢が必要だと指摘し、米国が同地域への軍事的関与を強めているとの認識を表明した。

一方、この戦略を米軍だけに頼ることはできないとも述べ、同盟国は自国の安全保障への投資を増やすべきだと主張した。

ただし、「同盟国やパートナー国が自国防衛への投資を増やし、主権国家として自国の安全に責任を持つよう米国が求めるのは、米国が見捨てるという意思表明ではない。むしろ正反対だ」とも付け加えた。

8月13日には、オンライン記者会見を開き、トランプ政権は抑止力強化のため、インド太平洋地域への軍事能力の提供に注力していると述べた。

特に、軍事分野における成果に焦点を当てるアプローチをとっている。その理由は、結果こそ重要だと考えるからだと説明した。

そして、政権の方針は、軍事力を「派手に誇示する」のではなく、同盟国やパートナー国と静かに協力することだと述べた。

米国は6月、米インド太平洋軍の名称をかつての米太平洋軍に戻した。この点について同氏は、インド洋の重要性を軽視するものではなく、太平洋、中でも第一列島線を重視する優先順位の見直しを反映したものという。

以上のコルビー次官の発言を裏付けるように、米国の陸軍、海軍・海兵隊、空軍などは、太平洋、特に第一列島線を焦点とした作戦構想を練り、それを基に日本やフィリピンなど同盟国・パートナー国との実戦的な共同訓練・演習を重ね、相互運用性を高め、静かに、かつ着実に対中戦略を強化している。

各軍種の主要な作戦概念・ドクトリンは、米陸軍が「マルチドメイン作戦(MDO:Multi-Domain Operations)」、米海軍が「分散型海上作戦(DMO:Distributed Maritime Operations)」、米海兵隊が「遠征前進基地作戦(EABO:Expeditionary Advanced Basing Operations)」、米海軍・海兵隊が共同で策定した「紛争環境下における沿海域作戦(LOCE:Littoral Operations in a Contested Environment)」、そして米空軍が「迅速機敏な戦闘展開(ACE:Agile Combat Employment)」である。

各軍種の作戦構想は、中国の接近阻止・領域拒否(A2/AD)能力の脅威を回避しつつ作戦を継続する観点から、広域の「分散」と「機動」が基本的方策として取り上げられている。

こうした各軍種の作戦概念を相互に連接し、統合作戦として戦力を発揮するうえで、ネットワーク化が重要となり、米太平洋軍などの地理的統合軍司令官の指揮・統制の下、統合一体的に運用され、所期の目的を果たすことになる。

本稿では、その中の一例として、米空軍のACEという作戦構想の太平洋地域における進捗状況を取り上げる。

急速に進展する米空軍のACE構想

ACEの概要

ACEの背景には、中国のA2/AD能力、すなわち弾道ミサイルや巡航ミサイル、ドローンなどの精密長距離兵器の飽和攻撃により早期に既存の基地機能の破壊や基地に所在する航空戦力の喪失の恐れがある、との認識が高まったことがある。

そのため、絶え間なく変化する厳しい戦闘環境下で遠隔地から戦力を投入する空軍の能力を向上することが不可欠であるとのコンセンサスが、米空軍をはじめとする国防関係者の間で形成された。

その結果、米空軍は、既存の空軍基地に大規模な航空派遣部隊を前方展開するという概念から、不測の事態や危機に対応するため、既存の基地外に多数の拠点を設け、そこに迅速機敏な戦闘展開を行い、生存性と柔軟性を向上させ戦闘を継続するという概念への転換を行ったのである。

これが、ACEと呼ばれるものである。

ACEの運用に当たってはまず、既存の基地外の拠点に軍事アセットを展開することである。すなわち、既存の基地外に多数の使用可能な飛行場を確保し、そこに必要な装備・物資を事前集積して作戦拠点を準備する。

次いで、その拠点に基地任務の確立と維持に熟練した小規模な部隊を編成して移動する。移動に際しては、複数の戦闘機とそれに必要な最低限の整備資機材および人員を搭載した輸送機をパッケージで運用する。

そして、移動した拠点(前方地域)において基地を開設し再武装と燃料補給、整備を実施する。

拠点は、大規模基地のすべての機能を備えるのではなく、任務継続に必要な機能を絞って構成される。その分、小規模な部隊でも迅速に展開・移動できる。

ACEは、複数の分散拠点を機動的に活用し、敵による探知・照準・攻撃を困難にしながら航空戦力を継続的に発揮する考え方である。

それを可能とするのが、次に述べる広域展開基地システム(DABS:Deployable Air Base Systems)と言われるものだ。

DABSと事前集積

DABSは、展開先で航空基地機能を迅速に立ち上げるため、必要な施設、車両、装備などをモジュール化した展開型基地支援システムであり、ACEを支える重要な手段の一つである。

特に、中国の脅威を受けている本地域において、様々な緊急事態に対応できる生存性や柔軟性に加え迅速性と機敏性を付与することが可能である。

そのため、米国は、2021年11月に公表した「米軍の世界的な態勢見直し(GPR:Global Posture Review)」において、インド太平洋を優先地域と位置づけ、米領グアム、米自治領北マリアナ連邦(グアム島を除くマリアナ諸島:テニアン島、サイパン島など)やオーストラリアのインフラ強化、太平洋島嶼地域での軍事建設、豪州へのローテーション配備などを打ち出した。

その後、米国は日本やフィリピンなどでも施設へのアクセスや分散運用態勢の拡充を進めている。

インド太平洋防衛フォーラム「米太平洋空軍、事前集積物資で戦域態勢を整備」(2026.8.17)によれば、米太平洋空軍による、米太平洋軍の担当地域全域にある基地・拠点への事前集積は、下記に示す六つのカテゴリーの装備・物資をもって大きく進展している。

・共通航空支援
航空機の整備用品・部品や発電機、リフトなどの提供

・資材運搬
牽引車やフォークリフト、ローダーなど、飛行場で使用する車両の提供

・燃料支援
燃料輸送車および外部燃料タンク、ポンプ、ホースなどの提供

・生活支援
前方作戦基地施設を設置するための航空迅速対応キット(Air Rapid Response Kits)も含む兵舎や指揮統制センター、保管施設などの提供

・基地レジリエンス
前方作戦拠点の設置・維持に必要な厨房や発電機、格納庫、浄水設備、産業用機器などの提供と人員支援

・緊急対応
消火装備や危険物防護装備、医療物資、警備部隊用装備の提供

同空軍は、第一列島線および第二列島線の複数の基地・拠点で事前集積に取り組み、同盟国やパートナー国の航空部隊も使用できるよう準備している。

これは、米空軍の迅速な分散、機敏な機動、実効性のある戦闘力の投射を可能とするとともに、この地域における米軍のゆるぎないプレゼンスを意図的に目に見える形で示して抑止力を高め、米軍のコミットメントに対する同盟国・パートナー国の信頼を高める一助ともなっている。

我が国に期待されるNATO並みの防衛努力

米国と同盟関係にある日本国内では、米軍の航空戦力を有事に分散運用できる拠点が限られており、「日米防衛協力の指針(ガイドライン)」の「施設の使用」の項で、「日本政府は、…民間の空港及び港湾を含む施設を一時的な使用に供する」「日米両政府は、(自衛隊と米軍の)施設・区域の共同使用における協力を強化する」(括弧は筆者)と約束していた。

しかし、本件に対する国民の理解が広がらない中、長い間、日本政府としてその具体化が図られてこなかった。

ようやく2022年12月に「国家安全保障戦略」などの戦略3文書が策定され、その中で「(民間の)既存の空港・港湾等を運用基盤として使用する」(括弧は筆者)ことが明記され、ガイドラインの趣旨に沿ってその推進が始まった。

政府が優先的に整備する「特定利用空港・港湾」の指定数は、2026年4月時点で累計24空港、33港湾の計57施設となっている。

北海道から東北、中部、九州・沖縄など全国各地の重要インフラが対象候補および指定を受けており、接続する道路網の整備を含め順次計画が進められている。

こうした拠点整備は、自衛隊の機動展開能力を高めるだけでなく、有事の日米共同対処において、米軍の分散運用を支える選択肢を広げることにもつながり得る。国民の理解と協力を得て、一層の進展が望まれる。

一方コルビー次官は、ドイツが防衛予算を大幅に増額したことを引き合いに出し、米国が同盟国に求めている防衛費の国内総生産(GDP)比3.5%を実現するために、日本も「見習うべきだ」(8月10日付産経新聞)と訴えた。

在韓米軍の「戦略的柔軟性」が課題となっている韓国は、2025年10月の米韓首脳会談では早期に防衛費をGDP比3.5%に引き上げると表明した。

台湾の頼清徳総統は8月17日、2027年度の国防費を年度予算と特別予算を合わせ過去最高の1兆1225億台湾ドル(約5兆6000億円)とする方針を明らかにした。

国防費が1兆台湾ドルを超えるのは史上初めてで、GDP比では3%を超える見通しである。

フィリピンの2027年国防費は、政府予算案では前年から7.6%増の3288億ペソとなる。ギルベルト・テオドロ国防相からは、将来的にGDP比最大4%への引き上げを目指すとの発言もある。

このように、第一列島線国は、中国の軍事的圧力がますます強まる中、軒並み防衛費(国防費)を引き上げ抑止力・対処力の強化を図る方向で動いている。

我が国も決して例外ではいられない。むしろ、東アジアの主要国として、この動きを主導する役割を果たさなければならないと考える。

米国が指摘するように、これまで我が国をはじめ同盟国・パートナー国が米国の軍事力に大きく依存してきたのは間違いない。

しかし、中国の急速な軍事力強化で相対的な軍事力の低下に直面している米国は、一方で欧州、中東など世界的な関与を求められている。米国に対し、従来の依存的関係を望むのは難しくなっている。

米国は、2026年1月公表の国家防衛戦略(NDS)において、同盟国にとってより深刻な脅威に対し、米国からの重要かつ限定的な支援を得て、同盟国が主導的な役割を担うとの方針を明示した。

この方針転換の現実を深く認識し、まず自分の国は自分で守るとの基本的覚悟を欠いては我が国の防衛は成り立たないであろう。

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『赤根智子所長が「制裁対象」に…アメリカが国際刑事裁判所(ICC)を拒否し続けるのはなぜか』(8/21現代ビジネス 朝香豊)について

8/23阿波羅新聞網<一片混乱!俄海军彻底从这里消失=混乱が広がる!ロシア海軍がこの海域から完全に姿を消す>

ウクライナ侵攻に伴う西側諸国の制裁に対処するため、ロシアは物資輸送に「シャドウ・フリート(影の船団)」を利用してきた。NATO諸国による臨検や拿捕のリスクに直面し、ロシアはこれらの船舶を保護するために海軍戦力を投入せざるを得なくなった。英紙『テレグラフ』は最近、地中海にロシアの軍艦が1隻も存在しない状況にあると報じた。これはロシアが10年以上ぶりに直面する事態である。

同紙は西側当局者の話として、ロシア海軍の艦隊運用が限界に達し「完全な混乱」状態にあると指摘した。かつて地中海に配備されていた艦船が、ウラジーミル・プーチンに関連する制裁対象の石油タンカー船団を保護するために再配置されたためである。

2日前、英国海兵隊は英仏海峡で「影の船団」とみられる石油タンカー「スミルトス」を拿捕した。

フランス、ベルギー、ドイツ、エストニア、フィンランドを含む他のNATO加盟国も「影の船団」の船舶に乗船して検査し、過去6か月で合計13隻を拿捕し、ロシアへの圧力を強めている。

そのため、ロシアは英仏海峡に軍艦を常駐させることを余儀なくされた。ノイストラシムイと名付けられたこのフリゲート艦は、7月にグリゴロヴィッチ提督号から引き継ぎ、水路の哨戒を開始した。

ロシアを助けているのは中共。中共にも制裁を。

https://www.aboluowang.com/2026/0823/2424298.html

8/22阿波羅新聞網<躲过美军封锁!伊朗油轮结局惊呆所有人=米国の封鎖網を回避!イラン・タンカーの驚くべき結末>

まるで映画以上に常識外の事態が起きた。イラン産原油の密輸や米国の制裁回避に使われる「影の船団」のタンカーが、米国の哨戒網をすり抜けるために追跡システムを停止し、事実上「ステルス化」して「ゴーストシップ(幽霊船)」として公海へ乗り出した。その結末は?米国防総省の監視をかいくぐったものの、今度はソマリアの海賊の銃口の前に飛び込んでしまった。まさに犯罪者が犯罪者の標的となる典型的なケースと言える。

奪われたタンカーの運命は如何に?

https://www.aboluowang.com/2026/0822/2424139.html

「本研究は、復旦大学、インディアナ大学、およびロチェスター大学の支援を受けている」と。

https://github.com/amazingljy1206/ElectionSim

https://x.com/luyao_100fo/status/2091128804366483661/video/1

8/22橋本琴絵氏facebookより

「中国共産党がいま「沖縄の帰属は未決」という2000年以降繰り返してきた主張を再度している。認知戦だ。この主張は①1876年の琉球処分は違法、というものと②1943年カイロ宣言で沖縄の領有権は消滅している、というものがある。いずれも荒唐無稽だが放置すれば「実際にそうなる」のが歴史だ。

中国共産党は「人民日報」や「環球人物」などいくつかの機関誌を持つ。

対外的には独立した報道機関だと自称しているが、中国には言論の自由が認められていないため事実上の共産党機関紙だとみて差し支えない。

これらの機関誌を通じて、沖縄県は日本国に帰属しない、という主張を中国は過去25年以上にわたって繰り返している。

その内容としては「沖縄県民の人権は日本政府よって否定されている」等、プロパガンダでしかない極めて異常な内容となっているが、

日本についての知見が無い諸外国または中国から資金提供を受けているアフリカ諸国などについては、この主張に賛同する可能性を否定できない。

①【日米離反工作について】

中国の目的は何か。

中国軍が太平洋に進出するにあたって、障壁となるのが台湾と琉球列島である。

しかも、沖縄には在日米軍がいる。よって抑止力からもはや直接的な軍事活動は不可能な状況にある。

そこで認知戦がとられた。

具体的には、沖縄県知事玉城デニーが当選していることから、沖縄県民は米軍によって抑圧されている、として米軍兵士が沖縄県民相手に起こした刑事事件などを全面的に報道している。

フランス国防省傘下軍事学校が2021年に公開したレポートによると、中国共産党が沖縄県内の独立運動を支援している、とある。

そう、戦争の前には戦争の大義名分となる事実をつくろうと躍起になるのだ。

ところで先日、ICC(国際刑事裁判所)の赤根智子氏に米国政府が経済制裁をしたことが報道された。

制裁の理由は、管轄権の無いイスラエル首相ネタニヤフに逮捕状を発行したこととされているが、これまで米国政府は複数のICC裁判官に経済制裁をしている。

それはアフガニスタンに従軍した米兵に「管轄権の無い」逮捕状を発行したことだ。

この問題がなぜ、沖縄に関係するのかというと、ICCはパレスチナという「地域」を管轄権に指定した理由として、「住民による自決権」を挙げているからだ。

つまり、国家として認められていなくても、その地域住民の意思決定は、ICCの管轄を発生させる、と宣言している。

もちろん、そうはいってもチベットやウイグルの住民の意思をICCは無視している。つまり、法の支配というがその実態は政治的な恣意性があり、極めて中国共産党に有利な運用がなされていると評価できる。

ここにきて、「沖縄」を守る在日米軍の将官など関係者が、過去「ICCの管轄で戦争をした」ということで逮捕状を出せば、日本政府にはその米軍関係者を逮捕する法的義務が発生する。

これは十分な「日米離反工作」となるであろう。

②【大国の主権に小国はどう対抗するか】

実際、イスラエル首相ネタニヤフ氏は逮捕状を発行され、ICC締結国に入国して首脳会談を行うことが困難となっているし、

今日はトルコ大統領のエルドアン氏がICCの真似をしてネタニヤフ氏の逮捕状を出した。同氏はイスラエル首都東エルサレルムをイスラエルが放棄してパレスチナ国首都にすべきだとの持論を主張している。

そうICCの出した逮捕状が、大きな政治的亀裂、それは主に西側同盟国の連携を裂く政治的効果を生じさせているのである。

もし、今後の戦争でトランプ大統領がICC加盟国を攻撃した場合、トランプ氏に逮捕状を出すことがICCの主張する法理上可能だ。

そうなればトランプ氏は警戒して日本国領土に入らないことだろう。十分な離反効果だ。

そもそも、「主権国家の平等性」といった理論は、17世紀という「核兵器のない時代」に発展した。

どのように小さな国でも必死に抵抗すれば侵略軍に大打撃を与えることができるため、無益な血を流さないため主権国家の平等原則が「法の支配」に組み込まれたのである。

しかし、核兵器の独占が進んだ結果、大国は血を流さずして小国を粉砕できる時代になった。

この現代において、確かに主権国家の平等性については、観念論的な性質を帯び、現実的ではない。

そこにきて、小国は団結してICCなる組織をつくりあげ、観念的であろうと大国の主権に対抗しようとする枠組みを21世紀になって創り上げた、という目的は理解できる。

その意味で、ICCが同じく核保有国家の大国である中国への「形而上的な」抑止論となり、また実際にロシア大統領に逮捕状を発行した事実はロシアの孤立化に影響したこともわかる。

だが、私は「小国の観念的な協同」という防衛思想は結局は空疎な結果に終わると考えている。

大国の主権に対抗するためには、反対する大国の主権と共同するほか防衛の道はない。

中国共産党の進出に対抗するために「補助」としてICCを利用するのは差し支えない。しかし、その「補助」が同目国アメリカへ牙を向けるようであれば、話は全く違ってくる。

③【日本は同盟国を最優先せよ】

端的に言おう。日本を守るのはICCではない。日米同盟だ。

法律家は法律のことだけを考え、国際政治を思考する領域は素人と変わらない。ICCの暴走は日米離反工作に寄与することを否定できない

そもそも、「非加盟国の国民が加盟国で犯罪をした場合はICC管轄となる」としてネタニヤフ氏に逮捕状を出したが、

2002年以降も継続して発生している加盟国国民への犯罪(北朝鮮による拉致事件)にICCは何もしていないではないか。

「犯罪が現在まで継続していても発生年月日がICC設立以前なら関与しない」などと荒唐無稽な「政治性」が目立つ。(そもそも、設立当初のICCは非加盟国の国民に対して関与しなかったが、近年、管轄地で行為をした非加盟国の国民に対して逮捕状をだしたという変遷がある)

アメリカ上院議員ヘンリー・キャボット・ロッジが、1919年に国際連盟にアメリカは加盟すべきではないとした理由の演説をここで引用したい。

「今われわれは、重要な点においてわが国の主権を犠牲にし、ほとんど際限なく他国の内政に関与し、歴史を通じて堅持してきた政策と権利を手放すよう求められている。無制限の責任を負わされる一方で、貴重な資産を差し出すよう求められているのだ。われわれがどこまで譲歩するかを決めることは、権利であるだけでなく、義務でもあると私は考える」

「他国がわが国を戦争に引き込むことについて先ほど述べた内容には、決して譲り渡してはならない主権の一点が含まれている。それは、アメリカの兵士と水兵をどこへでも派遣する権限であり、これはアメリカ国民から取り上げられたり、ほんの少しでも損なわれたりしてはならないものである。われわれの独立をないがしろにすることなきよう警戒しようではないか」

ロッジの主張は、国際機関(国際連盟)に加盟国への集団的義務(第10条)を課す権限を与えることは、実質的に国家固有の最高意思決定権、特に戦争と平和を決する権利を国際機関に譲渡するだと批判したわけだ。

それは主権国家の自己決定と相容れない。

同じく、誰をいつどこで裁くかは国家主権に属するものであり、その主権を放棄すれば、日本はアメリカとの関係性を再び誤ることになる。

世界政府は無い。

日本よ、道を誤るな。

日本の友人は、ICCではない。アメリカ合衆国、共和党政権である。友人の声に耳を傾けることこそが国益だ。」(以上)

朝香氏の記事では、ICCは、左翼が国際組織を利用して、国家主権を超える存在にしようと企んでいる組織の一つだと分かる。バイデン時代WHOがワクチンを強制にしようとしたのに似ている。国家主権を超える存在と言うのは世界統一政府のことで、オーウエルの『1984』や今の中共の世界拡大版を考えれば分かり易い。異論が許されず、伝統や言語、宗教、少数民族を抑圧する機関になることは間違いない。そういう世界にしないようにするのが大事。

上の橋本氏の論評にあるように、中共は日米離間を狙い、沖縄独立運動を仕掛けている。ICCが亡命ウイグル人の中国によるウイグル人弾圧に関する捜査要請を「中国は非加盟国だから管轄権がない」と却下するなら、ネタニヤフやプーチンの逮捕状発行はあり得ないはず。イスラエルもロシアも非加盟国なので。ICCが二重基準を持つなら、国際法の番人としての役割は果たせないし、評価も下がり、存在価値がなくなる気がする。やはり、米国の言うように解体したほうが良い。中共や左翼に利用されるだけ。赤根智子氏は所長を辞任すべき。彼女は国際政治に疎すぎる。

記事

クリントンの「重大な欠陥」懸念表明

2026年8月、トランプ米政権は国際刑事裁判所(ICC)のトップである赤根智子所長と、セネガル出身の上級法廷弁護士アブドゥライ・セイエ氏を制裁対象に追加した。制裁の内容は、両氏が米国内に持つ資産の凍結と、米国内の企業・個人が両氏と取引を行うことの禁止で、9月17日から発効する。ビザカード、マスターカードといった米企業が展開するクレジットカードの使用も困難になり、米銀行の利用もできなくなるのだろう。赤根所長には、相当に大変なダメージになるのは間違いない。

赤根智子・国際刑事裁判所所長 by 国際刑事裁判所

日本人の赤根所長が厳しい制裁の対象となったことには、日本人として複雑な感情を抱くのは当然のことだが、それでもこれをトランプ政権が異常だからだと単純に考えるのは、避けてもらいたいところだ。

ICCが設立されたのは2002年のことだが、それ以前の設立準備の段階から、米政府はICCのあり方に疑念を呈してきた歴史がある。米政府とICCの間には、長年の緊張関係があったと見ればいい。ICCの設立条約である「ローマ規程」について、当時の米大統領だったクリントン氏は、条約の「重大な欠陥」への懸念も明確に述べ、議会での批准手続きを求めなかった。ローマ規程を議会で批准してしまうと、ローマ規程にアメリカが完全に拘束されることになる。それは絶対に避けるべき話だった。その一方でクリントン大統領は、署名期限だった2000年12月31日にローマ規程に署名するという矛盾した動きを見せた。

こうした矛盾した対応を、なぜクリントン大統領は行ったのか。クリントン大統領は、署名することで米国が条約の運用ルール作りに関与し続けられ、「根拠のない訴追」から米国当局者を守る道を切り開こうとしたのである。実際、米国の交渉担当者は、アメリカ人に対する政治的な訴追の可能性を減らすため、ICCが扱う犯罪の定義をより厳密にする交渉に尽力していた。

クリントン大統領は「米国要員に対するICCの管轄権は、米国自身の批准によってのみ生じるべきである。米国は、自らその管轄下に入ることを選択する前に、時間をかけてこの裁判所の機能を観察し評価する機会を持つべきだ」との考えを示した。いつかは米国が懸念する必要がないICCになることを夢見つつ、それは当面はやってこないことを理解した上で、様子見を選ぶという現実的な対応を取っていたのだ。

その後、2001年に発足した(子)ブッシュ政権は、クリントン大統領が行った署名すら撤回し、政府機関や地方自治体がICCに対して協力することを禁止する米国軍人保護法を制定した。各国に米国人をICCへ引き渡さない二国間協定を求め、拒む国への軍事援助を制限する動きにも出た。ICCに対して部分的に協力する姿勢を見せることもあったが、オバマ政権でさえも米国人にICC管轄権を及ばせることには反対の姿勢を貫いた。このように米国はICCの創設から現在に至るまで、一貫してICCの非加盟国のまま続いてきた。

そしてトランプとイスラエルのスタンス

もっとも第一次政権期を含めて、ICCに対して最大級に厳しい対応をしているのは、トランプ政権だということは言える。第一次政権期の2020年には、米軍がアフガニスタンで戦争犯罪を行った疑いについて捜査する動きをICCが見せたことに対して、トランプ大統領はICCの検察官らに対し、米国内の資産を凍結するとともに、入国を禁止する大統領令を発動した。

イスラエルによるガザ地区への軍事攻撃に対して、ICCがイスラエルのネタニヤフ首相とガラント国防相への逮捕状を発行したことを問題視し、第二次トランプ政権発足まもない2025年2月にもICCに対する制裁を行なっている。そしてこの逮捕状発行に大きな力を与えた国連特別報告者のフランチェスカ・アルバネーゼ氏を含む人権団体・人権活動家にも、ICCへの協力を理由に金融制裁を科してきた。

成熟した民主主義国である米国は、国内の司法制度の中で犯罪が処罰できる仕組みが整っているから、国内の制度だけで十分であり、国内の判断を超えた判断をICCに委ねる必要性はなく、そんなことをすれば国家主権を揺るがせることになると、トランプ政権は見ているのだろう。イスラエルも同様だ。

by Gettyimages

イスラエルとパレスチナを巡るメディア報道では、イスラエルを一方的に悪だと見る論調ばかりが目立つが、イスラエルからすれば、「イスラエルとの共存を否定して、イスラエルに武力攻撃を仕掛けてくる勢力がいることが問題なんだ」ということになる。

イスラエルとの共存は認められないというハマスやヒズボラなどとの戦いが続く中で、なんで平和共存を求める自分たちが一方的に悪だとされ、テロ攻撃されても反撃が許されないのか、反撃だけでは埒が明かないなら、テロ行為を行なってくる相手の武力を徹底的に潰しに行くしかないではないかと、イスラエルは感じている。

「国際正義」の名の下に、イスラエルの正義が否定され、反イスラエルが絶対に正しいとする政治的立場が優先されるようなあり方は、認めるわけにはいかないというのが、トランプ政権の考えなのだ。

なぜ「解体」なのか

ルビオ米国務長官は7月の声明でICCを「国家主権への看過できない脅威」と呼んで、その解体を目指す方針を明言した。なぜ「改革」ではなく、「解体」なのか。ICCは設立段階では、最も重大な犯罪を裁くための狭い範囲の『最後の砦』だとされた。しかし今やICCとその同調者たちは、ほぼ無制限の管轄権を持つ常設の世界法廷を目指すようになっている。

米国をはじめとした成熟した民主主義国家の裁判所や憲法をも上回る権限を持ち、国内の手続きでは無罪とされても、訴追・逮捕できる存在を、公然と目指すようになったからだ。当初の段階からよい方向に徐々にでも変わっていくのならともかく、当初の問題ある状態が逆に肥大化していくばかりになっていると、ルビオ長官は考えているのである。

by Gettyimages

ルビオ長官は、2020年のアフガニスタン戦争犯罪捜査を「米国の自治への攻撃の、あくまで最初の一手に過ぎなかった」と位置づけ、ICCは「左派系NGO、思い上がったグローバリストたち、そして米国への敵意で結ばれた第三世界の敵対的な政府群からなる強力なネットワーク」に支えられ運営されていると断じる。これはルビオ長官の妄想なのか。私はそうではないと思う。

イスラエルはパレスチナの土地を次々と奪っていると非難されるが、イスラエルが押さえたいのは、イスラエル攻撃の際に有利となる高台などだ。そこを使ってパレスチナ側が攻撃をしてくるから、攻撃地点として使えないようにするために占拠行動に出ているのに、攻撃地点として使えないようにするためというところが報道されることはない。この結果として、常にイスラエルは悪者扱いをされ、イスラエルに同調的な姿勢を示すアメリカも、おかしな国だと非難される。この背後に、反米・反資本主義こそが正しいとする左派的な党派性が隠れているのは、間違いない。

ネタニヤフ⾸相とガラント国防相への逮捕状は、イスラエルが人道支援物資がガザ地区に持ち込まれるのをイスラエル側が阻止したのは許されないというのが理由だが、イスラエルは人道支援物資をガザ地区で分配する国連組織やNGOが、ハマスを支援する動きを優先していて、人道支援物資がガザ地区の庶民にしっかり届いていないと見てきた。人道支援物資であるべきものがハマスの資金源に使われ、それがイスラエルに向けたミサイルなどに化けていると見ているのだ。そこで国連主導の物資配給ネットワークを使わせないようにし、代わりに「ガザ人道支援」という新しい支援システムをアメリカと共同で開発し、運用するようにした。これに対して国連やNGOの側から様々な批判が出ているが、そうした批判が左派的な党派性から出たものではないと、誰が言えるのか。

ICCは2020年に亡命ウイグル人が求めていた中国によるウイグル人弾圧に関する捜査要請を退けた。中国はICCに加盟していないので、中国国内で行われている行為についてICCには管轄権がないというのは、私には理解できる。この点で捜査要請が退けられたのは致し方ないところもあるのは認める。だが、ICC検察はそこからさらに踏み込んだ判断も実は示しているのだ。

ICC検察は、亡命ウイグル人が訴えた人口抑制を目的とした不妊手術や強制移住は、「国際人権法に抵触するおそれはあっても、(ICCの管轄である)人権に対する罪に当たらない」との判断も示したのである。民族浄化の手段として使われる強制不妊手術が、子供を持ちたいと願う女性たちに対する深刻な人権侵害とは言えないというのだ。ICCに対して、特定の政治的立場が強く影響していることは、この一件からしてもわかるだろう。

頭が痛い日本

こうしたICCの偏向性を問題視する立場からルビオ長官は、「暴力犯罪者を国外退去させようとする国境警備隊員、西半球の秩序回復のため命を懸ける海兵隊員、本土へのテロ攻撃を企てるネットワークの解体に取り組む連邦検察官―彼らは皆、『自国を守った罪』で絶えず訴追の危険にさらされることになる」と、具体的な職種を列挙しながら、その危険性を指摘した。

ルビオ長官は、ICCによる米軍・法執行機関への介入を「単なる権限の重大な逸脱ではなく、主権を持つ独立国家としての米国の終焉を意味する」とまで表現し、「我々の決定と国民が、ICCと『国際社会』を自称するその協力者たちの意のままになる。ICCを受け入れることは、国家の運命に対する統制権を放棄することに等しい」と結論づけている。

最後にルビオ長官は、トランプ政権の方針を「グローバリズムに対する主権国家の優位」という言葉で総括し、米国の安全保障の恩恵を受ける同盟国に対し、その提供者(米国)が標的にされている間、傍観者でいてはならないと訴える外交キャンペーンを展開すると宣言した。

こうなると、日本も傍観者でいるわけにはいかないが、これはなかなか厄介な話だ。

今回の制裁処置の発動に対して、日本外務省は「大変残念だ」とする報道官談話を出した。この談話において外務省は、「国際社会における最も重大な犯罪の処罰と撲滅、法の支配の徹底のため、常設の国際刑事法廷であるICCを一貫して支持してきている」との立場を表明している。このあり方はICCを解体しようとする米国の立場とは明らかに矛盾する。

今なお左翼的な考えばかりを垂れ流すメディアの情報空間に親しんできた日本国民には、トランプ政権の行動の意図がよく理解できないだろう。トランプ政権と良好な関係を維持していきたい高市政権にとっては、頭の痛い事態であるのは間違いないところだ。

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『習近平が台湾統一に動く「2028年」、米大統領選直前を狙う中国の戦略シナリオ【著者に聞く】『G2構想 勝つのは米国か中国か』の遠藤誉が読む、イラン戦争後の米中関係』(8/21JBプレス 長野光)について

8/21The Gateway Pundit<Elon Calls for Derek Chauvin to Be Freed After Being ‘Unjustly Convicted of Murder’=イーロン・マスク氏、「不当に殺人罪で有罪判決を受けた」デレク・ショービン氏の釈放を要求>

2020年は大統領選挙の年。ジョージ・フロイド死亡は左翼・民主党やWEFグローバリスト(ジョージ・ソロス)によって政治利用された。BLM運動が立ち上がり、アンテイファも各地で暴動を起こした。左翼は暴力を政治利用する。

イーロン・マスク氏は水曜日、2020年5月にジョージ・フロイド氏を殺害したとして告発された警察官は、殺人罪で誤って有罪判決を受けたため、拘留から釈放されるべきだと述べた。

テスラとスペースXの最高経営責任者は、元ミネアポリス警察官のデレク・ショービンは公正な裁判を受けておらず、政治犯であると主張した。

「デレク・ショービンは不当に殺人罪で有罪判決を受けたため、釈放されるべきだ」とマスク氏は自身のページに書き込んだ。「事実が示すように、彼は死の原因ではなく、いかなる時も死を意図していなかった。」

マスク氏は最後に、「彼がどんな人物であろうと、殺人者ではない。それが真実だ」と締めくくった。

マスク氏の声明は、ショービン被告が、2020年の戦没者追悼記念日にフロイド氏が偽札を使おうとして警察に止められた際に死亡した事件で、州の殺人罪の有罪判決を取り消すよう求める新たな嘆願書を提出した翌日に出された。

CBSニュースは次のように報じた

請願書の中で、ショービン被告の弁護団は、この事件の管轄権がミネソタ州司法長官キース・エリソンに委譲されたことは「不当」であり、被告の適正手続きの権利を侵害するものであると宣言する裁判所命令を求めている。

さらに、彼らは、ヘネピン郡地方裁判所が起訴決定前に大陪審を招集しなかったこと、および検察官が起訴状を確保できなかったことも、ショービンの適正手続きの権利を侵害したと宣言する裁判所命令を求めている。

ショービンは2021年に、第二級過失致死罪、第三級殺人罪、および第二級故殺罪で有罪判決を受けた。

彼はフロイドの公民権を故意に侵害した罪を認め、州刑22年と連邦刑21年(併科)の判決を受けた。

ボディカメラの映像と傍観者が撮影した動画には、フロイドが地面にうつ伏せにされる前と、その後の拘束中に、警官たちに「息ができない」と何度も訴えている様子が映っている。

フロイド氏は、パトカーに乗っている時、あるいはパトカーから降ろされる時、そして警官たちが彼を拘束しようとした際の揉み合いの最中にも、同様の発言をした。

ショービンは、手に負えない犯罪容疑者を制圧するために警察の通常の手段を用いたとして、暴走した過激派として描かれた。

彼はフロイドの背中上部と首のあたりに膝を乗せたが、これは彼の訓練に沿った動きだったと、ミネアポリスの元警察官数名が証言している。

毒物検査の結果、彼は警察との接触前にフェンタニルなどの薬物を服用していたことが判明した。

当初の訴追を批判する人々、中には一部の法律評論家やショービン被告の弁護団も含まれており、彼らは長年にわたり、激しい世論の圧力、広範囲にわたる暴動、そして民主党のミネソタ州知事ティム・ウォルツなどの州指導者の行動によって、ショービン被告は公正な裁判を受ける権利を奪われたと主張してきた。

この記事はもともとThe Western Journalに掲載されたものです。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/elon-calls-derek-chauvin-freed-unjustly-convicted-murder/

8/21Rasmussen Reports<45% Say Democrats Are ‘Too Liberal’= 45%が民主党は「リベラルすぎる」と回答>

民主党が左派に偏りすぎていると考える有権者の数は、共和党が右派に偏りすぎていると考える有権者の数よりも多い。

ラスムッセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の45%が民主党はリベラルすぎると考えている。18%は民主党はリベラルさが足りないと考えており、27%は民主党のリベラル度は適切だと考えており、10%はどちらとも言えないと回答した。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/45_say_democrats_are_too_liberal?utm_campaign=RR08212026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/22阿波羅新聞網<习共,遭女总统公开除名—秘鲁新政府首份施政蓝图 习最担忧的一幕发生=女性大統領により公然と排斥された習の中共――ペルー新政権が政策の青写真を発表、習にとって最悪のシナリオが現実に>

21日、中共の対外プロパガンダメディア『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』は、ペルーのルイス・ガラレタ首相が木曜日に議会で18ページに及ぶ政策演説を行ったと報じた。同首相は、ケイコ・フジモリ大統領の政権下において、貿易の開放性が国家政策の柱であり続けると誓約した。

計画には、2026年までの香港との自由貿易協定(FTA)の発効、新たな貿易協定の推進、および地元産品の輸出拡大などが盛り込まれている。長期的な目標は、APEC(アジア太平洋経済協力会議)などの経済組織への積極的な関与を維持しつつ、ペルーを南米とアジア太平洋地域を結ぶ貿易・投資のハブとして位置づけることにある。特筆すべきは、演説の中で香港には言及があったものの、中共については一切触れられなかった点である。中共の国有企業である中遠海運集団(COSCOシッピング)が建設・運営する13億ドル規模のチャンカイ深水港に関する言及さえなかった。

この「言及の欠如」は特に際立っている。中共はペルーにとって重要な貿易相手国であるだけでなく、同国の鉱業、電力、インフラ部門における主要な投資家でもある。昨年、ペルーから中共への輸出総額は約320億ドルに達した一方、香港からの輸入額はわずか2860万ドルにとどまっており、その差は歴然としている。

2024年に習近平と当時のペルー大統領ボルアルテによって開港されたチャンカイ港は、ラテンアメリカにおける北京の経済的影響力拡大の重要な象徴と見なされており、南米とアジア間の海上輸送時間を短縮する役割を担っている。近年、同港は米中対立の焦点となっており、米当局者は、中共による戦略的インフラの支配がペルーの主権を損なう恐れがあると警告してきた(こうした主張は中共と歴代ペルー政権の双方によって否定されている)。一方で、同港の規制権限をめぐる紛争も、中遠海運集団とペルーの規制当局との間で続いている。

中共と商売するのは大変。約束破りはしょっちゅうなのに、相手側には約束の履行を迫る。

https://www.aboluowang.com/2026/0822/2423912.html

8/22阿波羅新聞網<川普惊爆“距轰伊朗只差1小时”!美军整装待命=トランプが衝撃発言:「イラン爆撃まであと1時間だった!」米軍は即時攻撃の態勢>

米国とイランの緊張した対立局面で劇的な展開があった!トランプ米大統領は19日、WHでのインタビューで驚くべき事実を明かした。米軍は当初、イランに対する「極めて大規模な攻撃」を計画しており、トランプ氏身も攻撃命令を下すまで「あと1時間」という段階にあった。しかし、ペルシャ湾岸地域の同盟国から自制を求める緊急の要請を受け、土壇場で攻撃を見送る決断を下した。トランプは、米軍は現在弾薬を「満載」の状態にあると指摘し、もし交渉が決裂すれば数日以内に戦闘が再開される可能性があると厳しい警告を発した。

WHでトランプは、「米国の艦船や軍艦は弾薬をぎっしりと積み込み、完全な即応態勢にある。もし私がブレーキをかけていなければ、その場ですぐに爆撃が行われていただろう」と率直に語った。

同氏は、カタール、サウジアラビア、UAE(などの同盟国が「チームのように」米国に協力していることを認めた。また、パキスタンの仲介で交渉が進展していることも明らかにした。そのため同盟国は、イランによる核兵器保有を確実に阻止する平和合意への到達を期待し、トランプにあと2〜3日待つよう求めたとのことである。

爆撃より、石油収入途絶状態(海上封鎖)を続けた方が良い。

https://www.aboluowang.com/2026/0822/2423908.html

8/22阿波羅新聞網<川普会见金正恩暗藏三重杀招—韩媒指川普见金正恩一石三鸟:外交成就、离间中俄、施压首尔=トランプと金正恩の会談に隠された3つの戦略的狙い――韓国メディアは「一石三鳥」と分析:外交的成果、中露の分断、そして韓国への圧力>

トランプは19日、年内に金正恩と会談する意向を表明した。専門家は、この動きには3つの計算が働いていると指摘している:第一に、外交成果をテコにして、イランやウクライナをめぐる圧力から関心をそらし、北朝鮮による最近の相次ぐミサイル発射実験にも対処する。第二に、北朝鮮・中国・ロシアの結束を揺さぶりつつ、台湾海峡情勢に影響を与えること。第三に、イランへの圧力行使に協力せず、対米投資の公約も果たしていない韓国の李在明左派政権に圧力をかけること。

金三胖との会見は良い手とは思えない。米国の力の衰えを見せるだけになる。

https://www.aboluowang.com/2026/0821/2423712.html

8/22阿波羅新聞網<直捣俄要害!美中情局藏不住了—对俄远程打击是它指挥的? 传中情局在乌秘建12据点 情报共享助锁定目标=ロシアのアキレス腱を突く!CIAはもはや隠しきれない―ロシアへの長距離攻撃を指揮したのか?ウクライナ国内にCIAの秘密拠点網(12カ所)が存在することが判明、情報共有が標的特定を支援>

ウクライナがロシアの後方地域に対して行った最近の壊滅的な長距離攻撃の背後にある「見えざる手」が明らかになった。16日、ウクライナ軍の第413無人システム打撃連隊が長距離攻撃用FPVドローンを投入し、ロシア領内深部の重要目標を直接攻撃した。米『ディフェンス・ニュース』は、この攻撃を支えるワシントンとキーウ間の極めて緊密な情報共有ネットワークの存在を明らかにした。米国が提供する極秘情報は、単なる戦況報告にとどまらない。それはウクライナ軍の長距離攻撃計画に直接組み込まれており、ロシアの軍事・エネルギーインフラを精密に破壊するための重要な指針となっている。

さらに、米誌『アトランティック』の詳細な分析によれば、米国の高度な情報がウクライナ軍の標的選定・攻撃プロセスに直接供給されている実態が浮き彫りになっている。米国が精密な位置特定や詳細分析を担い、ウクライナ軍が攻撃を実行するというこの共同作戦の枠組みの下、ウクライナは国産ドローンやミサイルを駆使し、ロシア本土内の石油精製所や軍事拠点に対して、致命的かつ執拗な攻撃を仕掛けてきた。監視・偵察能力の基盤をより強固なものにするため、CIAは過去数年間で国境沿いに12カ所もの秘密情報収集拠点を構築してさえいる。

悪の枢軸国が干上がればよい。

https://www.aboluowang.com/2026/0822/2423911.html

長野氏の記事では、「潮州市に住んでいた」は「長春市に住んでいた」の聞き間違い。氏は「中東で米国が脅威を生み出していると思わせるような状況を作ってきたイランの戦略勝ちです」と述べていますが、それは戦争の結果による。イラン経済が崩壊した後がどうなるのか?トランプは元々世界に軍事基地を置くのは無駄で、各国が防衛費を上げ、自前で国防せよと考えてきました。トランプにしてみれば、中東の軍事基地を撤退させるいいチャンスと考えているかも。

でも、それで覇権国の地位に米国は止まれるのかどうか?基軸通貨$も資本取引の自由な通貨(人民元にはない)に替わり、基軸言語も英語でなくなる可能性がある。トランプは“Make America Great Again”と主張してきたが、自ら世界覇権を手放すことになるかもしれない。よく考え、世界最大の軍事力を活かさないと。

氏は「「台湾統一」は、トランプ政権内にしか実現させることはできない可能性が高い。習近平が台湾統一へ動き出すのは2028年11月7日の米大統領選挙の少し手前辺りになる」と読んでいますが、どうなのか?トランプは大統領選に立候補せず、いざとなれば国政に専念できるし、習はトランプの任期中は台湾を攻撃しないと約束した経緯もある(まあ、中国人の約束程当てにならないものはないが)。トランプだって第一列島線や半導体製造工場の重要性は認識しているし、マッドマン・トランプの介入がどの程度になるかは予想がつかない。軍を粛清してきた習が命令を出した途端、クーデターに遭うかもしれない危険がある。独裁者・習は先ず我が身第一を考えるのでは。

記事

習近平国家主席が台湾統一に向けて動き出す日はいつか(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

目次

 自ら始めたイラン戦争から抜け出せないアメリカを横目に、中国は虎視眈々と台湾統一を見据え準備している。この戦争は、中国の国家運営や国際社会における立ち位置にどのような影響を与えているのか。『G2構想 勝つのは米国か中国か』(PHP新書)を上梓した中国問題グローバル研究所所長の遠藤誉氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト)

https://www.youtube.com/watch?v=XPs8CfPRb_c

──イラン戦争を通してアメリカが衰退傾向に傾き、中国が存在感を増している印象があります。

遠藤誉氏(以下、遠藤):とても悩ましい状況です。

他国の政治体制を転覆させるためにまたも不必要な戦争を始めてしまったこともあり、国際社会におけるアメリカの存在感は小さくなっています。しかも、選挙に膨大なエネルギーを使うアメリカでは、新しい政権が誕生すると、前政権の政策を全面的に否定した方向に舵を切ります。国家発展の方針に一貫性がないので、安定的に成長もしません。

一方の中国は選挙に力を注ぐこともなく、一度決めた政策は持続的に推し進めます。中国は、他国に軍事介入などせずに貿易と経済発展に邁進しているので、世界は中国を歓迎する向きを強めています。ただ、中国には最終的にもっと深い狙いがありますから、私たちは警戒しておく必要があります。

私はかつて『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)や、中国に住んでいた頃に食糧封鎖によって家族を餓死で失った経験などを記した『ちゃー子(チャーズ)―中国革命戦をくぐり抜けた日本人少女』(文藝春秋)といった書籍を書いていて、こちらの本は中国語にも英語にも翻訳されています。もし私が中国に今降り立ったら、その場で逮捕されるでしょう。

中国は言論統制をしている国です。その中国が、世界を制覇していくなど絶対に反対です。

──台湾統一に関しての分析にページが割かれています。その中で、『「台湾統一」は、トランプ政権内にしか実現させることはできない可能性が高い。となると2028年末くらいに話し合いによって何らかの形の「台湾統一」を成し遂げるだろう』と書かれています。

遠藤:台湾問題は、1946年に再燃した国共内戦の続きです。

当時の中国はまだ中華民国時代で、蔣介石率いる中国国民党と毛沢東率いる中国共産党が内戦という形で衝突しました。1945年に日本が敗戦して、中国大陸から日本軍と日本人がいなくなったタイミングでこの内戦は始まりました。

結果的には1949年に共産党が勝利して中華人民共和国が誕生しました。この時に、蒋介石は国民党を引き連れて台湾に移り、戦時首都として台北に遷都した(首都を移した)。

当時、潮州市に住んでいた私は、中共軍によって食糧封鎖され、積み重なった餓死体の上で野宿をするという凄まじい経験をしました。だからこそ、この内戦にはこだわり続け、ずっと観測し続けてきましたが、あの内戦はまだ終わっていません。朝鮮戦争が発生した1950年以来、この内戦は中断した状態が続いています。

習近平が台湾統一に動き出す「Xデー」

遠藤:アメリカは朝鮮戦争を契機にして防共ラインを引き、台湾をその拠点にしました。その時、アメリカは蒋介石に、中国から独立して別の国家を建設するように忠告しましたが、蒋介石はアメリカの提案を断りました。彼は中国の大陸すべてを含めて中華民国だと主張し、大陸奪還を夢見たままこの世を去ったのです。

一方の毛沢東も「100年経っても台湾は解放する」と言いながら他界した。つまり2人とも、中国大陸も台湾もすべてを含めて「中国である」と最後まで主張し続けたのです。

習近平から見れば、これは中華民族からの宿題です。どんなことがあっても自分の代で台湾統一を果たしたい。では、今後どうなるのか。

2026年11月28日に、台湾で統一地方選挙があり、2028年1月頃に総統選挙があります。これらの選挙で台湾統一に肯定的な国民党が勝つかどうか。その結果によって、その後の中国の対応は変わります。

この間の2027年10月から11月頃に中国共産党の党大会が開かれますが、中共中央の総書記に習近平が再選することが予想されます。おそらく習近平が台湾統一へ動き出すのは2028年11月7日の米大統領選挙の少し手前辺りになるでしょう。アメリカが大統領選挙に必死で、台湾問題に手を出す余裕がないからです。

米中台の重要な選挙日程と任期(遠藤氏作成、以下同)

では、2026年11月28日の台湾の統一地方選挙と2028年1月頃の総統選挙で、台湾独立を求める民進党が勝った場合はどうなるか。台湾を包囲する形で大規模な軍事演習を実施し、エネルギー封鎖をして台湾統一を実現しようとする可能性があります。

台湾独立を叫んでいる民進党は原発を否定しており、台湾のエネルギーはほとんどが輸入です。石油や天然ガスなどの輸入品が入る港湾が封鎖されれば、台湾のエネルギーは1週間も持たなくなるとの観測です。

中国とイランの本当の外交関係

──中国とイランの外交関係とはどのようなものですか?

遠藤:イランはアメリカから非常に厳しい経済制裁をずっと受けてきましたが、中国はイランに対して友好的な姿勢を取ってきました。アメリカの制裁は国連から出ているものではないので、中国はこっそりイランを助けてきた。裏道を使って、イランの石油をほぼ100%に近い割合で購入してきたのです。

イランにとって最大の財源は中国から石油を買ってもらうことですから、イランは習近平には頭が上がりません。

──アメリカはイランとの交渉に、積極的に中国を絡ませていったほうがいいのでしょうか?

遠藤:それは難しいでしょうね。中国にイランを動かす力があるとしても、中国によってアメリカの方針が左右されてはトランプ政権としては格好がつかない。だからこそ、第三国であるパキスタンなどを仲介に参加させるのです。

──本書の中で、ホルムズ海峡の封鎖が中国のエネルギー供給に本質的な影響を与えない理由について書かれています。

遠藤:イラン経済にとって中国の存在は圧倒的ですが、中国経済にとってイランの存在はそれほど大きくありません。イランからの石油は中国の全エネルギー源から見ると、わずか1.6%です。

ホルムズ海峡全体からの石油や天然ガスの輸入量は中国の石油の40%強、天然ガスの16%程度を占めていますが、石炭や太陽光など、あらゆるエネルギー資源全体で見ると、ホルムズ海峡から来る石油と天然ガスの占める割合はわずか6.8%です。

中国は陸続きでパイプラインを張り巡らしているので、ロシアや中央アジアからの輸入量を増やすことも可能です。ナフサに関しては、中国は国内生産が82.9%、輸入はわずか17.1%です。

中国の陸続きの石油や天然ガスのパイプライン分布

中国がイランとサウジを和解させた理由

──「一帯一路」構想のために、2016年に習近平主席が中東諸国を訪問して戦略的パートナーシップ協定を結んだときのことについて書かれています。サウジアラビアから「イラン訪問を取り消してサウジだけを訪問してほしい」と頼まれた習主席は、「中東で敵を作りたくない」と語り、サウジアラビアのお願いを断ったと書かれています。

遠藤:中国は中東の国々と経済貿易を満遍なくカバーしたいと考えています。中国にとって悩ましかったのは、イランとサウジアラビアの仲が悪かったことです。どちらかに近づくと、もう一方が不機嫌になる。そうした状況では経済貿易が難しいので、中国はイランとサウジアラビアを和解させました。

和解させる前の「一帯一路」と米軍基地のある中東諸国

イランとサウジを和解させた後の中東諸国の和解雪崩現象(遠藤氏作成)

上の図は、イランとサウジを和解させた後の中東の関係を示しています。これを見ると、和解の雪崩現象が起きたことがわかります。ここで、斜線になっている国々がイランと和解した国です。①から⑨の数字は和解した順番です。

中東の盟主であるサウジがイランと和解したことを受けて、その他の国々も次々とイランと和解しました。これまで紛争などを起こしていたイランともサウジとも関係のない中東の国々の間でも和解の動きが見られました。習近平が背後から促した和解ですから、これらの国は中国寄りです。

オマーンはもともと中立を表明している国なので、斜線にはしませんでした。オマーンはイランとも仲がいいので、今回の戦争でも仲介役として参加しています。

イスラム協力機構は全世界で57カ国もあります。イスラム圏をバカにすると、ほとんど世界中を敵に回すといっても過言ではありません。

このうちの9カ国がBRICSや上海協力機構に入りました。ウクライナ戦争からロシアの存在感は小さくなり、今ではBRICSや上海協力機構をまとめているのは中国です。

米国より中国を選び始めた中東諸国

遠藤:下の図は、OPEC+やBRICSの一部が上海協力機構に対話パートナーとして参加し始めた現状を表しています。上海協力機構には本来アンチNATO(北大西洋条約機構)のような側面があるので、そこにOPEC+やBRICSの一部が入り始めたのは、とても大きなことです。習近平に向かって、グローバルサウスの国々が集って1つの固まりを作ろうとしている。

BRICSや上海協力機構とイスラム協力機構

OPEC+やBRICSの一部も「対話パートナー」として上海協力機構に参加

──中東は全体的に中国寄りになりそうですね。

遠藤:NATOの元事務総長アンデルス・フォー・ラスムセンが創設したアライアンス・オブ・デモクラシー(AoD)が、ニラ・データというドイツの調査会社の協力を得て、5月に「Global Pulse 2026」という世論調査を発表しました。調査対象国は98カ国です。

調査項目の中に「自国に米軍基地を置くことを支持するか否か」という質問がありました。この質問に回答したのは97カ国でしたが、このうち、90カ国が米軍基地が自分の国にあることを支持しないと回答しました。その中から、イラン戦争と関係のある国を集めて図表を作成してみました(下図)。この図表は、この取材のために作成したものです。

自国への米軍基地受け入れに対する中東関連諸国の支持率

ご覧いただくと一目瞭然ですが、イスラエル以外はどの国も自国に米軍基地を置くことに強く反対しています。これこそがイラン戦争が招いた結果です。

米軍基地はそもそも何のためにあるのか?

遠藤:これは、イラン戦争をめぐる関連国に関する相関図です。この図表もこのインタビューのために作成しました。

イラン戦争をめぐる関連国に関する相関図

イランは、アメリカとイスラエルから攻撃を受けて中東諸国にある米軍基地を攻撃しました。こうした攻撃は、イランと周辺国の関係を悪化させるので、イランのためにはならないように最初多くの人は思ったはずです。ところが、ホルムズ海峡の封鎖や、アメリカによる逆封鎖を経て、結果的にこうした中東諸国はアメリカとの関係を見直す必要があると考えました。

6月18日にアメリカとイランが覚書に署名しましたが、結局、戦闘が再開されました。すると、中国はオマーンとイランが協議するように促し、実際に協議を始めると、アメリカはいったんイランへの攻撃をやめました。しかし、アメリカは7月28日に第3次攻撃を始め、サウジを中心に中東諸国がアメリカに異議を申し立てました。第3次イラン攻撃をやめるように頼んだのです。

アメリカがイランを攻撃すると、イランがこうした中東諸国を攻撃し、インフラ施設が標的になる可能性がある。だから中東諸国は揃って、米軍基地に自国から出ていってほしいと考えるようになりました。

米軍基地はそもそも何のためにあるのか。ロシアや中国など他国が攻めてきたときに、アメリカに守ってもらうことが本来の目的だったはずです。ところが、現在起きていることは、むしろアメリカが脅威を生み出しているということです。そう思わせるような状況を作ってきたイランの戦略勝ちです。

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