『石破茂総理の「なめられてたまるか」発言が、トランプとの関税交渉をぶち壊す…これは日本外交史上に残る「最大級の失言」だ』(7/12現代ビジネス 藤井聡)について

https://x.com/i/status/1944215871414489423

ララ・トランプの「歴史が我が国のこの時代を振り返るとき、歴史があなたを振り返るとき、あなたはどのように記憶されたいですか?」との質問に対する回答。

https://x.com/i/status/1944073124049306014

https://x.com/i/status/1324409681163538432

2020年11月6日のペンシルバニアのフィラデルフィア選挙センターでの出来事。州の役人の方が強い。白い服はパム・ボンデイのように見える。

7/13看中国<坦克夜巡长安街真有异动?章天亮揭习近平政权7大动荡迹象=夜間に長安街を巡回する戦車は本当に変わった動きなのか?章天亮が明かす習近平体制の不穏な7(8?)つの兆候>最近、中共政権が重大な転換期を迎えているという噂が国内外で飛び交っている。軍部の粛清、指導者の国際会議不参加、夜間に長安街を戦車が走行するという異例のシーンなど、様々な噂や憶測が次々と飛び交っている。中国のある大学の元教授で評論家の章天亮は、一連の現象を分析し、習近平政権は「権力不安定」の危機の兆候を示していると分析した。軍は人事異動をして寝返り防止、指導者の健康状態、世論、経済難、長老たちの不満など、すべては習近平が権力を握って以降、最も深刻な内部課題に直面していることを示唆していると指摘した。

夜の長安街を巡回する戦車:クーデターか軍事パレードか?・・・9/3軍事パレードのリハーサル?

軍の粛清:中央集権化が崩れた兆候か?

ブラジルBRICS会議欠席:国際的な地位低下と健康不安

白紙革命と経済危機:権力への二重の圧力

長老の不満と党内抗争

習近平は人々の関心をそらすために戦争を始めるのか?・・・戦争を始めて軍に武器(実弾)を渡せばクーデターが起こる可能性がある。長老たちは戦争の失敗が海外資産の凍結や党国家の崩壊につながることを心配している。

習明沢が核心に入る:金正恩モデルは再現できるか?・・・これは経験なしでは無理。

風雲急を告げる中共の権力の核心

確かに習近平のために命を落とすより、彼を殺して、蓄財したものを安全に置いておいて方が良い。

https://www.secretchina.com/news/gb/2025/07/13/1085202.html

7/13阿波羅新聞網<习极度恐慌!传中共外交官投俄泄绝密文件—程曦:外交官泄绝密文件 曝北京背刺普京 习极度恐慌=習は極度のパニック状態!中共外交官がロシアに亡命し、極秘文書を漏洩したと報じられている――程曦:外交官が極秘文書を漏洩、北京によるプーチンへの裏切りを暴露、習は極度のパニック状態>元北京大学教授で法学者の袁紅氷は7/12に、5月末に中共外交官がロシアに亡命し、忠誠の証として極秘文書をロシアに引き渡したと報じた。

この文書には、ロシアがウクライナ戦場で敗北し、プーチン政権が転覆した場合に備えて、中共が既に二つの対抗策を用意していることが記されていた。

この文書の漏洩は、中共幹部に大きなパニックを引き起こした。

中共の王毅外相がEUで「北京はロシアの敗北を許容できない」と公言したのは、単なる失言ではなく、実際には、王毅は習に代わって、怒れるプーチン大統領を宥めようとしていたのだ。

最近、王毅はEUで「中共は、米国が北京に目を向けることを懸念しており、ロシアがウクライナ戦場で敗北することを望んでいない」と述べた。

常に経験豊富で狡猾な王毅が、突然の失言で世界に衝撃を与えた。

なぜ王毅はこのような行動に出たのだろうか?7/12、オーストラリア在住の袁紅氷は自身のYouTube番組「袁紅氷の縦横世界」で、中共体制内の良心的な人物から通報を受けたことを明らかにし、北京当局者とのささやき合いや白熱した議論から、王毅のいわゆる失言の背後には、中共の極秘漏洩事件があったことが裏付けられた。

今年5月末、中共外交部機密部門の職員が上司から弾圧を受け、憤慨してロシアに政治亡命を申請し、忠誠の証として中共の極秘文書をロシアに提出した。

この極秘文書の内容は、ロシアがロシア・ウクライナ戦争に敗れ、プーチン政権が崩壊の危機に瀕した場合、習近平の戦略的決定と異なる展開になった場合の2つの対応策に関するものであった。

第一の選択肢:この選択肢はまず、プーチン政権の転覆事件が発生した場合、米国と欧州は必然的にモスクワの親西側政治勢力を支援し、ロシアの国家権力を掌握しようとするだろうという基本的な判断を下す。

そして、可能であれば、中共はロシア連邦共産党、あるいはロシア連邦共産党を中心とする多党連合を支持し、ロシアの国家政治の方向性を掌握し、欧州における国際共産主義運動の国家的基盤を再構築すべきである。

第二の選択肢:米国と欧州の強力な介入により第一の選択肢が達成できず、米国と西側諸国が支援する政治勢力によるモスクワ政権樹立を阻止することが困難な場合、中共はロシア連邦共産党が主導する政治勢力を強く支持し、ウラル山脈を境界とする東ロシア連邦共和国の樹立を目指す。

同時に、中共はウラル山脈東から太平洋に至る広大なシベリア地域を警備するため、果断に出兵する。これは、台湾海峡戦争勃発時に中共に十分な戦略的再生とエネルギー補給拠点を提供するためである。

袁紅氷は、北京当局の噂によると、ロシア外務省は6月中旬、亡命外交官と彼と共に逃亡した彼の上司の妻を既に中共に送還したと明らかにした。

同時に、中共に外交勅令が下されたが、そこには「ロシアは転覆できない強大な存在であり、これからも強大な存在であり続ける。この強大な存在は、いかなる潜在的敵も殲滅できる核戦力によって守られている」と。

袁紅氷によると、中共交官の亡命は中共によって極秘扱いされていたという。

しかし、中共の幹部は現在、動揺しており、不満が募り、反習近平の姿勢を崩していない。

そのため、中共の鉄のカーテンの秘密が漏洩されたのだ。

中共体制内の良識ある関係者が入手した情報によると、この事件は中共の戦略決定レベルで大きなパニックを引き起こしたという。

現在、習近平の直接指導の下、中共はプーチン大統領が今年9/3に北京で軍事パレードに参加する際、ロシアと秘密の戦略協定を締結しようとしている。

協定の主な内容は、中共がロシアの欧州方面における戦略的意図を支持し、全面的かつ効果的な支援を提供することである。

ロシアがソ連時代の領土(ウクライナ全土とバルト三国を含む)を徐々に回復できるよう支援する。

その見返りとして、ロシアは具体的かつ確実な計画を立て、台湾海峡戦争勃発時に中共に戦略的再生とエネルギー供給を提供し、米国への抑止力として北極圏に戦略原子力潜水艦の水中発射拠点を設置するように中共を支援する。

同時に、ロシアは日本に対して軍事的圧力をかけ、台湾海峡戦争への日本の介入の意志と能力を弱めることも約束する。

袁紅氷は、中共外交官がロシアに引き渡した機密文書は、状況が変われば習近平がためらうことなくロシアを背後から致命的なナイフで刺すだろうとプーチンに告げているに等しいと分析した。

習近平が最も恐れているのは、プーチンが激怒し、中共との同盟関係を放棄して米国とトランプに寝返るかもしれないということだ。

まさにこの恐れに基づいて、習近平の指示の下、王毅は公の場で中共の外交的下着を脱ぎ捨て、中共が習近平のために懸命に隠蔽しようとしてきた醜い政治的隠し事を暴露したのだ。

袁紅氷は、王毅のEUでの自白は、中共の専横がロシアのロシア・ウクライナ戦争における長期的な戦闘継続を支援し、米国の国力を消耗させ、習近平が台湾海峡戦争に勝利するための条件を作り出すことを世界に明確に伝えたに等しいと考えている。

袁紅氷はまた、国際社会に対し、習近平の重大な戦略的野望に大きな注意を払うよう呼びかけた。

中共はイザとなれば愛琿条約でロシアに奪われた領土を取り返そうとしているのでは。地図を見るとその奪われた領土より大きい。日本もコルビーの言うように、台湾海峡戦争での具体的役割分担を決めておいて演習したほうが良い。

ただこの話は、亡命外交官と彼の上司の妻というところは非常に怪しい。捏造かもしれない。しかし、日本の外交に携わる人間はこの程度まで戦略を描けているかどうか?

https://www.aboluowang.com/2025/0713/2246634.html

7/13阿波羅新聞網<王沪宁或易主成四姓家奴?—林保华:习近平失去枪杆子后,再失半个刀把子=王滬寧は主君を変え、四姓の奴隷になるのか? ― 林保華:習近平は銃身を失った後、ナイフの柄の半分も失った>中共の内部抗争が徐々に明らかになりつつある。まず習近平から銃を剥奪し、次に公安、検察、司法機関の権力を剥奪する。ペンについては、ゆっくりと進めても構わない。習近平に媚びへつらうことを許し続けることは、党内の争いを隠蔽し、社会の安定を保つために有益である。

習近平から軍権を剥奪したのは、2023年の北戴河会議から始まり、この会議では、曽慶紅と94歳の遅浩田が皇帝の退位を迫った。遅浩田は1976年の反四人組の中心人物であり、習近平の元上司である耿飈からプロパガンダ体制の掌握を命じられた。そのため、彼は政権移行の形式と実践に精通している。彼の資質は張又侠よりもはるかに優れているため、二人は協力でき、張又侠は、習近平のお気に入りの軍将校たちを徐々に更迭した。当初、国民は習近平は汚職撲滅に徹底的で、自派系を犠牲にすることも厭わないと考えていた。しかし、昨年、中共中央軍事委員会委員であり、最高権力を持つ政治工作部長の苗華が、そして今年、中央軍事委員会副主席の何衛東が解任されると、習近平は軍内での支持を失った。副主席は二人だが、今は張又侠だけが残っている。習近平は脇に追いやられ、残るは下級幹部の残党の排除だ。軍の粛清は誰もが危険にさらされるほどにまで至っており、習近平以外の人の抵抗は少ないと考えている。

https://www.aboluowang.com/2025/0713/2246671.html

7/13希望之声<「习近平家族」王朝要崩了?密财曝光、军权失控、公主弃子!最后底牌也翻了=「習近平家族」王朝は崩壊するのか?秘密資金が露呈、軍権を失い、王女は見捨てられる!ついに切り札がめくられた>習近平が権力を失ったかどうかは未だ不明だ。もし習近平王朝の権力喪失が天意だとすれば、一族の富の蓄積は人為的なもので、「一族総出で戦えば、隠し金が転がり込む」ということになる。

しかし、習近平は心配する必要はない。たとえ退任したとしても、習近平一族はすでに富の伝説を築き上げ、民衆の目には見えないマネーマジックショーを繰り広げている。習近平は反腐敗を唱え続け、舞台上では腐敗撲滅の雷鳴が轟いているが、実は彼の親族たちはとっくに「地下金庫+無限の株保有」を作っていたのだ。米国の諜報機関の報告は、世間を驚かせた:国内最大の「見えない富豪クラブ」の本部が習近平一家の居間にあることが明らかになったのだ。人民の「共同繁栄」が彼らに訪れないのも無理はない。彼らは習という姓によって「共に収穫」されてきたのだ!

習近平の弟である習遠平は香港に足を踏み入れ、見えざる王朝を支えた。この「遠平弟」は表面上は無害に見えるが、早くから「事実上」の香港人に変貌し、ひっそりと政財界のネットワークを築いていた。官営メディアではまるで卜占のように姿を消しているが、中国の半分の問題を「会議前に彼に尋ねる」ほどの影響力を持つ。しかし、兄の将来が不透明な今、誰も彼を支持することはないだろうと見られている。

習近平の「軍歌の女王」彭麗媛を侮ってはならない。彼女はかつて「芸術団で最も有能な女性」だった!軍服を着て舞台に登場した彼女は、まるで部隊を率いて戦う女将軍のようだった。彼女は第二の江青として表舞台に立ち、政治局と対抗するという伝説がある。あるいは、張又侠の策動によって、彼女は静かに軍の権力から消え、軍内でも彼女の名前が聞かれなくなったという伝説もある。

習と彭には依然として切り札が残っている。それは紅い公主・習明沢である。しかし、このドラマはまだ終わっていない。「習王朝」は「公主の到来」を迎えるのか、それとも「子捨て」を迎えるのか?

習王朝には長兄の習近平から弟の遠平まで、彭妃から謎の紅い公主まで、多くのドラマがあるが、この一族のドラマはおそらく時期外れであり、彼らは漂流する政治的な「スペアタイヤ」となる可能性が高い。

米国の諜報機関の情報と言うが出典が明示されていない。

https://www.soundofhope.org/post/894717

何清漣 @HeQinglian 8h

トランプ米大統領によるブラジルへの50%の懲罰的関税に関するWSJの分析は、比較的全面的である。ほとんどのネット友はWSJを購読していないため、特に要約を掲載する:

本質:トランプ米大統領は、政治的盟友である元ブラジル大統領のジャイル・ボルソナロが裁判にかけられていることを理由に、ブラジルからの輸入品に50%の関税を課すと脅した。これは、彼が貿易とは無関係の事項に懲罰的関税を課すという姿勢を示しており、半世紀以上にわたるグローバル経済の先例を破るものである。

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小生が思うに、ブラジルへ50%の懲罰的関税を課したのは①ルラは左翼グローバリストで親中②2022年10月の大統領選で不正があったとの噂があること③それなのに対抗馬のボルソナロ等を「大統領選挙の結果を覆そうとクーデターを企てた罪」で起訴したこと。トランプと同じ立場。④BRICSへの牽制・見せしめ。

藤井氏の記事で、米国関税に石破プレミアムが付くかどうか?どうせなら選挙投票日(20日)前にやってくれると分かり易い。辞任後元に戻してほしい、というか下げてもらうと有難い。まあ、そんなことは起こらないでしょうけど。

石破は本当に総理の器でない。本来米国と関税問題をトップ同士で話合って解決すべきなのに、部下に任せて、結果「なめられてたまるか」と。会社のトップでこんな「負け犬の遠吠え」をする人はいない。日鉄の橋本会長と比べて見れば分る。バイデン時代ダメだったUSスチールの買収をトランプと交渉して実現させた。片方は執念で夢を実現、もう片方は自分の無能を棚に上げ、捨て台詞を言う。どちらが人間的に尊敬できるかは明らか。日本国の不幸はこんな人物が総理としていること。

やはり自民党の総理選びが悪い。自公与党は野田・立憲と手を組んで、石破の延命を図るつもりと。立憲共産党と揶揄される党と手を組む考えは、やはり左翼同士だからか?左翼は責任を取らず、言い逃れするだけ。生き方が汚い。自民党は少なくとも石破を下ろせ!

Youtubeのアンケート

記事

驚愕の総理発言

石破茂が7月9日の船橋市の街頭での選挙演説で、トランプ米政権との関税交渉を巡り「なめられてたまるか」と発言しました。

この発言に当方は心の底から驚愕しました。日本の外交史上に残る最大級の失言という他無い発言だったからです。

日米関税交渉はこれで完全に決裂する事になりました。そしてトランプの日本に対する「敵対的」外交展開が決定的となりました。結果、このつまらない首相の「失言」一つで、相互関税は文字通り25%どころか30%や35%に引き上げられても致し方ない状況に日本は追い込まれました。

なぜなら、この船橋における選挙対策のためだけの内弁慶発言が米政府に届くのは確実だからです。そして、「なめられてたまるか」と言ったということはアメリカに対して「なめるな」と啖呵を切ったということであり、したがって石破は交渉中の相手国に対して「アメリカを敵だ」と宣言したことになったからです。

by Gettyimages

結論から言って、日本の国益を守るためには石破茂は今すぐ総理を辞任せねばなりません。

石破茂こそが今、日本に大きな災いをもたらす最大の元凶になっているのです。彼が総理を一日続ければ、その一日分確実に国益が毀損し、日本国民は大きな被害を受け続けることになるのは必至です。

ところが「オールドメディア」を見渡しても、そうした評価は全く見当たりません。「なめられてたまるか」発言がどれだけ恐ろしい未来に結びつくのかを理解している論調は皆無です。

エエカッコしいの内弁慶発言

なぜそこまで言えるのか。順をおって一つずつ解説していきましょう。

まず、この石破発言の前後は次のようなものです。

「国益を懸けた戦いだ。なめられてたまるか。たとえ同盟国であっても正々堂々言わなければならない。守るべきものは守る」

大変に勇ましい言葉です。あの巨大な大国アメリカに、日本国首相として敢然と立ち向かう、そういうイメージでこの言葉は吐かれています。

したがって、この石破発言は先にも指摘した様に単なる「選挙対策」のためのリップサービスに過ぎません。そもそも石破はトランプとの交渉を全て赤沢氏に「丸投げ」しており、直接交渉しておらず、ましてや「戦い」など一切していません。だから、この「国益をかけた戦い」なぞと言える資格は全くないのであって、だからこの発言は「格好つけ」(エエカッコしい)で言っているだけのものであって、さらに有り体に言うなら、単なる「ウソ」です。

しかも、この「なめるな」という主旨の言葉は、本来トランプ本人に言うべき言葉であって、遠く離れた千葉で船橋市民に言うべき言葉ではありません。したがってそれは単なる「犬の遠吠え」に過ぎず、かつ、船橋の人々にこそこそと発言しているという点に着目すれば、単なる「内弁慶」発言に過ぎないのです。

こんな「格好付け」(エエカッコしい)の「犬の遠吠え」の「内弁慶」発言をする等、誠にもって一国の総理として情け無さ過ぎる話です。この一点をもって総理の資格などかけらもないと断ずることができます。

米国は侮辱などしていない

しかし以上の点については、例えば下記記事などでも指摘されており、比較的多くの国民が気が付いている点でありますが、この発言の本質的問題はこれとは別のところにあります。(7月11日、日刊スポーツ「井川意高氏、石破首相『なめられてたまるか』発言チクリ『習近平中国の靴を舐め過ぎ』」)

そもそも「なめられてたまるか」という言葉は、当然ですが、相手が「なめている」ことを前提としています。そして、なめるとは、「侮蔑」あるいは「侮辱」という意味です。

つまり石破は、トランプに対して、「トランプは日本を侮辱、侮蔑している」と断じたのです。

そしてその上で、それについて「たまるか」(=耐えられるか、許容できるか)と言ったということは、「トランプによる侮辱や侮蔑は、絶対に許さない」と言ったということです。

ですから、この「なめられてたまるか」は、米国政府には例えば、「I won’t tolerate Trump’s insult!」(わたしはトランプによる侮辱を、絶対に許さない)等の英語で伝えられる事になります。

したがって米国、あるいはトランプはこの発言を耳にすれば、次のように認識する事になります。

第一に、米国が日本を「侮辱」したと、日本の総理は認識した。

第二に、日本の総理は、「米国が日本を侮辱した」が故に米国に対して大いに「憤慨」している。

第三に、日本の総理はその「米国が日本を侮辱した」事を許せないと言っているということは、米国に対して何らかの「報復」をすると、日本国民に対して「宣言」した。

つまり、この選挙演説中の「なめられてたまるか」発言を耳にしたトランプ/米国は、日本の総理は25%の相互関税にしたという我々の決定を、「侮辱」とうけとり「憤慨」し「報復」をすると日本国民に宣言した、と認識する他ないのです。

そうである以上、この発言は、とてつもない被害を日本にもたらすにちがいありません。

これは交渉であって戦いではない

そもそも石破は「米国との関税交渉継続」を指示しているのであって、米国と交渉中であると認識している筈。そうであるにもかかわらずその交渉相手に対して「あいつらは侮辱している(=なめられて)、許しちゃおけねぇ(=たまるか)」と、自国民に向けて宣言したのです。

しかもその上で恐るべきことに石破は「戦いだ」とまで宣言したのです。

しかしそれは全く違います。これはあくまでもディール(交渉)であって、バトル(戦い)ではありません。少なくともトランプは一貫してそう認識してきました。

そもそもディール(交渉)は相手の利益にも配慮するものですが、バトル(戦い)は、相手の利益を一切配慮しないもの。やるかやられるか、潰すか潰されるか、それがバトル(戦い)です。

ところが石破はこの発言を通して、日米外交を、ディール(交渉)からバトル(戦い)へと転換させてしまったのです。

仮に石破がそんな積リはない、とこれから言ったとしても、既に一国の首相として日本国民に対して「戦いです」と宣言してしまっているのです。

そうなった以上、トランプ/アメリカも「それならこれで交渉は打ち切りだ。そちらがバトルというならバトルをしよう」と認識する他ないでしょう。そうなれば、バトル(戦い)の定義上、米国は今後の日米交渉において、日本の利益に対する配慮をより一層縮小(あるいは、消滅)させる事になるでしょう。

トランプに直接言え

これは途轍もない失言です。

日本を日中戦争の泥沼に叩き落とした近衛文麿首相の「(中国)国民政府を相手にせず」という発言に匹敵する程の大失言です。

これで日米関税交渉は完全に暗礁に乗り上げ、相互関税や自動車関税が25%から引き下げる目が無くなってしまったのです(無論、今後全世界から「なめられ」る事必至な程の途轍もない利益供与があれば別ですが)。それどころか、「報復してやる、米国との戦いだ!」とまで宣言した日本に対してより強硬な敵対的態度をとり、30%や35%にまで関税が引き上げられる事になる目すら出てきたのです。

石破はそんな威勢の良い言葉を吐くなら船橋市民ではなく、密室において米国相手に、トランプ相手に直接言うべきだったのです。それすらできず、船橋の街頭で声高に叫ぶなど正気の沙汰とは思えません。

彼は米国に関税自主権があることも、それはあくまでも戦いではなく交渉であることも、そして、自分が日本を代表する総理大臣であることも全く理解せず、ただただ目の前の船橋市民にエエカッコしい(格好付け)をすることだけを考えて「雰囲気」で言ってしまったのです。

彼はもはや正気を失っていると言う他有りません。だからこそ彼が総理を続ければ続けるほど、一日ずつ日本の国益が加速度的に失われていく事になったのです。

まさに万死に値する大失言。

選挙期間中であろうがなかろうが、ましてや選挙の結果がどうであろうが、彼は即刻総理を辞任しなければなりません。

石破辞任――それこそが今、日本の国益にとって何よりも大切な最重要の政治的課題なのです。

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追伸:石破では絶対に不可能ですが、本来日本がなすべきトランプ交渉とは、独立自尊の精神の下、トランプと協力関係を構築した上で<真の自主独立>を目指すものです。今こそ是非、ご一読ください。

『トランプ・ディールで日本復活!』

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