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『習近平主席の動きから読む「中国海軍原潜沈没事故」の深層…“自国のトラップ”にかかり船長以下55人死亡は本当だったのか』(10/10現代ビジネス 近藤大介)について

10/10The Gateway Pundit<Unhinged Former CIA Director Michael Hayden Calls for Assassination of GOP Sen. Tommy Tuberville=錯乱した元CIA長官マイケル・ヘイデン、共和党トミー・テューバービル上院議員の暗殺を要求>

CIAも左翼に乗っ取られてきたのが分かる。殆どキチガイレベル。

元CIA長官マイケル・ヘイデン氏は火曜日、共和党のプロライフ推進派上院議員トミー・チューバービル氏の抹殺を呼びかけ、過去最低値を記録した。

ヘイデン氏はこの脅威をTwitter-X に投稿しました。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/unhinged-former-cia-director-michael-hayden-calls-assassination/

10/10Rasmussen Reports<2024: Most Trump Voters Say VP Choice Doesn’t Matter=2024年: ほとんどのトランプ支持者は副大統領の選択は重要ではないと言う>

米国の有権者の半数以上は、来年の選挙ではドナルド・トランプ前大統領に投票する可能性が高いと述べており、大半はトランプ氏が副大統領候補に誰を選ぶかはあまり気にしていない。

ラスムッセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者である可能性の高い人の53%が2024年の大統領選挙でトランプに投票する可能性が高く、その中には前大統領に投票する可能性が非常に高い人の38%が含まれている。43%が来年トランプ氏に投票する可能性は低く、その可能性は全くないとの34%も含まれている。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/2024_most_trump_voters_say_vp_choice_doesn_t_matter?utm_campaign=RR10102023DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

10/11阿波羅新聞網<华尔街日报:以色列犯了大错—华尔街日报:以色列备战方向错误 让哈玛斯有机可乘=WSJ:イスラエルは大きな間違いを犯した—WSJ:イスラエルは間違った方向で戦争を準備し、ハマスに機会を与えた>イスラエルは7日、パレスチナの武装組織ハマスによる奇襲攻撃を受け、多数の死傷者が出た。専門家は、近年のイスラエルの防衛整備がハイテク分野に重点を置き、伝統的な地上攻撃の防止を怠ってきたからこそ、ハマスがそれを利用したのだと分析している。 イスラエル軍はサイバー能力、情報収集、先進兵器の開発に重点を置き、テロ攻撃作戦の限界と闘うことに重点を置いている。 比較的ローテクな地上攻撃は明らかにイスラエル軍の不意を突いた。

https://www.aboluowang.com/2023/1011/1964434.html

10/11阿波羅新聞網<第三次世界大战要来? 以巴战火3大疑点3大巧合=第三次世界大戦は来るのか? イスラエル・パレスチナ戦争に関する3つの大きな疑問と3つの大きな偶然>パレスチナ自治区を統治するイスラム組織ハマスは7日、イスラエルに対する大規模な攻撃を開始し、イスラエル軍はただちに国家は戦争状態にあると宣言し、外界は長年にわたる地政学上および宗教上の紛争は、大規模な中東戦争、さらには世界戦争など、より深刻なものに発展することを懸念している。飛天大学人文科学系副教授の章天亮は最近、「新唐人テレビ」の番組「キーニュースレビュー」で、イスラエル・パレスチナ戦争に関する3つの大きな疑問と3つの大きな偶然を指摘した。

3つの大きな偶然

章天亮は、「第一の偶然は、現時点でサウジアラビアとイスラエルが国交を樹立しようとしていることである。このように混乱を起こせば、国交樹立は吹き飛んでしまうかもしれない。第二の偶然は、バイデン米国大統領が捕虜交換作戦の準備のために60億ドルのイラン資金の凍結を解除したばかりであり、3番目の偶然は、バイデン政権が攻撃の数時間前に突然パレスチナに7,500万ドルの援助を提供したことである。

3大異常

章天亮は、「最初の大きな異常は、ハマスはイスラエルを倒すことができないことを明らかに知っているのに、なぜ自ら死を求めるような方法で主導的に攻撃したのだろうか。もしイスラエルが本気になってすべてのことを進めたら、カザ回廊は間違いなくイスラエルに完全占領されるだろう。ハマスがこれほど自殺的な方法で攻撃しなければならないのは、非常に異常だと指摘した。

2番目の異常は、ハマスが今回イスラエルを攻撃する際に使用した兵器だ。章天亮は、ハマスはロケット弾だけでなく、無人機も使って戦車を攻撃したと指摘した。ハマスがこれほど多くの兵器をどこから入手したのか知っているだろうか?それらの兵器にはお金がかかる。

3番目の異常は、なぜイスラエル諜報機関が事前に情報を受けなかったのかということだ。イスラエルの諜報機関モサドが世界で最も強力な3大諜報機関のうちの1つであることを知っておく必要がある。

https://www.aboluowang.com/2023/1011/1964429.html

10/11阿波羅新聞網<习家军内斗严重 这二人开始互殴=習家軍内で深刻な内部抗争があり、この二人は戦いを始めた>中共20大後、習近平派以外の政治家はほぼ全員が政策決定の中枢から排除され、習近平は徐々に習家軍と呼ばれるトップレベルの腹心を形成していったが、このグループ内で複雑な権力闘争が勃発した。習家では李強が首相を務め、党務主管で習近平の大執事でもある蔡奇は寵愛を受けている重要な人物である。しかし、両者の関係は緊迫しており、最近では秦剛元外相や李尚福・国防相ら中共幹部の事件が相次ぎ、李強国務院首相までもが汚職スキャンダルにさらされており、習家軍は権力の座を巡って争っていることを示しており、深刻な内部抗争が存在している。

https://www.aboluowang.com/2023/1011/1964422.html

10/10阿波羅新聞網<哈玛斯5千导弹哪来?乌克兰军情局提出警告=ハマスの5000発のミサイルはどこから来たのか? ウクライナ軍事情報局が警告を発した>ウクライナ軍事情報局(HUR)は9日、ハマスが攻撃用ミサイル5000発をどこから入手したのか、外界が疑問を抱いていると警告、ロシアはロシア・ウクライナの戦場で鹵獲した西側兵器をガザ地区に送る計画を立てているが、ウクライナが密かにハマスに武器を販売していると偽りの非難をしながら、中東で激化する紛争の火を煽り、西側諸国のウクライナへの援助を削減させようとしている。

https://www.aboluowang.com/2023/1010/1964222.html

何清漣 @HeQinglian 11時間

「アクサ洪水」作戦への米国介入の可能性

https://chinese.aljazeera.net/middle-east/question-of-palestine/2023/10/10/%E7%BE%8E%E5%9B%BD%E5%B9%B2%E9%A2%84 %E9%98%BF%E5%85%8B%E8%90%A8%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E8%A1%8C%E5%8A%A8%E5%8F%AF%E8 %83%BD%E6%80%A7

WSJは昨日、イラン当局者がイスラエル侵攻の準備中にイスラム抵抗運動(ハマス)をないがしろにしたと報じたが、ブリンケン米国務長官はこの主張を否定し、米国当局者は「イランがこの攻撃を指揮したとか、背後にいて攻撃したという証拠はまだ見ていない」と強調した。…

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何清漣 @HeQinglian 11時間

この日をずっと恐れていた。 しかし、過去2年間のバイデンの統治とメディアエリートの倒錯した黒白逆転の反常識行動から判断すると、集団で薬物を吸っている夢幻の状態から彼らを目覚めさせるには大規模な流血事件しかないと私は考えている。

現時点では、これらの人々は十分な教訓を得ていない。

2015 年以前に欧州左派が夢中になっていたノートルダム大通りの劇を見てください。「あなたは銃を持つ、私は花を持つ」が上演されていた。彼らは今でもこの劇を上演しているのか?演技しないとしたら、自分を慰める代替品がある。

引用

天降偉人包由検 @fading_you1 16h

イスラエルの国境管理は非常に厳しく、ほとんどのイスラエル人は軍事訓練を受けたことがあるが、殺されて、その血が川のように流れた。

米国について考えてみると、その門戸は大きく開かれており、どれだけ多くの米国の敵が大手を振ってやって来て、ただで飲食するだけでなく、独自のコミュニティを構築し、米国の機能的な政府部門や軍隊に入り込んでいるのか。…

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何清漣 @HeQinglian 5m

台湾の重要性は時勢によるものであり、イスラエルの重要性は両党の政治的命運に関係している。ユダヤ人は半世紀以上にわたり、米国の金融界、教育界、メディア界で熱心に働いており、長らく米国政治の方向性を決定する重要な勢力となっている。イスラエルに対する態度は、自分の党の存続に関係している。そしてそれを支持しない人は誰もいない。 …

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引用

爱闹你 @iknowu_nn 22時間

返信先:@KELMAND1

そこで問題が出てくる。

イスラエルと台湾、どちらがより重要か? 😉

何清漣 @HeQinglian 11時間

米英メディアは態度表明に忙しいが、この記事は主に私の疑問点を説明している:なぜハマスは今回アクサ洪水作戦を開始するという危険を冒したのか?

「アクサ洪水」はどのようにしてイスラエルの地域的野望を覆したのか?

https://chinese.aljazeera.net/middle-east/question-of-palestine/2023/10/9/%E9%98%BF%E5%85%8B%E8%90%A8%E6%B4%AA %E6%B0%B4%E5%A6%82%E4%BD%95%E9%A2%A0%E8%A6%86%E4%BB%A5%E8%89%B2%E5%88%97%E5 %9C%A8%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E7%9A%84%E9%87%8E%E5%BF%83…

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近藤氏の記事では、中国の原潜の沈没事故については本ブログでも取り上げました。そこからの新しい情報として、この記事はBRICSで習が雲隠れした理由はこの事故の可能性があると。憶測ですが当たっているかもしれない。秘密主義の中共ですから、真相は藪の中です。

この事件は本当に酸素欠乏で水兵が亡くなっただけなのか?核事故を起こして、海が汚染されている可能性はないのか?日本のメデイアももっと大々的に報じたらよい。ヘタレばかりだから、強きを助け、弱きを挫くことしかできない左翼メデイア人。情けない。

記事

中国の8連休はつつがなく

別々の点と点とが、いつのまにか一本の線となってつながっていく――まるで松本清張の名著『点と線』のような、中国のミステリアスな話をお届けしたい。

まずは、前座の話から。中秋節と国慶節の8連休(9月29日~10月6日)が明けた10月7日、CCTV(中国中央広播電視総台)のベテラン女性キャスター・梁艶が、作り笑いを浮かべながら滔々と述べた。

「この連休の間、中国の交通はフル稼働しました。全国の鉄道は、延べ1億6000万人以上を運び、特に9月29日は延べ2000万人以上も運んで、わが国の鉄道輸送記録を塗り替えました。

自動車も、全国の高速道路の通行量は、延べ4億8700万台に上りました。航空輸送も、この連休中に延べ1710万人の旅客を運んだ模様です。1日平均では、延べ213万7000人です。飛行機としては、計13万4112便もが飛行しました。1日平均で、1万6764便です。

船舶による輸送も、延べ1014万2600人が利用しました。1日平均では、126万7800人です。こうしてわが国の交通産業は、1日当たり前年同期比で20%も伸びたのです……」

このように、鉄道・自動車・船舶と、中国の8連休中は、大きな事故もなく中国の乗り物がフル稼働したことを伝えたのだった。

Gettyimages

真夏の黄海で起きていた破滅的な事故

さて、ここからが本題である。そんな大型連休中の10月3日夜(イギリス時間)、中国の官製メディアがまったく報じない仰天ニュースを、英紙『デイリー・メール』がスッパ抜いたのだ。

タイトルは、「独占:黄海で中国が英米船用に仕掛けていたトラップ(罠)に中国の原子力潜水艦が引っ掛かった後、55人の船員が死亡した模様 黄海で死亡した55人中、22人の士官が含まれていた 中国はこのことを否定し、国際的救助を拒否した見込み」。長文の記事だが、その要旨は以下の通りだ。

〈 イギリスの極秘レポートによれば、潜水艦の酸素システムの故障という破滅的状況によって、55人の中国人船員が命を落とした模様だ。中国人民解放軍海軍の潜水艦「093-417」の船長は、他の21人の士官と共に犠牲となったと見られる。公式には、中国は事故の発生を否定している。また北京は、事故に遭った潜水艦の国際的な救助活動の申し出も拒否した。(中略)

イギリスのレポートは、致命的な任務について記す。諜報機関は、8月21日に黄海で任務を遂行中に船内で事故が起こったと報告している。事故は現地時間の8時12分に起こった。船長の薛永鵬大校(大佐)を含む22人の将校、7人の将校補、9人の下士官、17人の船員からなる55人が死に至った。

われわれの理解では、潜水艦のシステム障害による低酸素症が原因だった。中国海軍がアメリカ軍とその同盟国の潜水艦をトラップするために使うチェーン(鎖)とアンカー(錨)に、潜水艦がぶつかったのだ。それによって潜水艦がシステム障害を起こし、修理と浮上に6時間かかった。破滅的な事故の後、船内の酸素システムは毒されていった…… 〉

このニュースが事実だとしたら、真夏の日本近海の黄海で、とんでもない事故が起きていたことになる。

だが一般に、潜水艦の事故というのは、どの国も極秘にしたがるものだ。公にしたとたん、それまでひっそりと行ってきた軍事行動の一端が、他国にバレてしまうからだ。密かな軍事活動を行いたいから、潜水艦を使用するのである。

最近の潜水艦事故で最も有名なのは、2000年8月にロシアで発生した原子力潜水艦クルスクの事故だろう。

1994年に就役したロシア最新鋭の巡航ミサイル原子力潜水艦クルスクは、アメリカの一個の空母打撃軍全体を破壊する攻撃能力を持っていた。全長154m、最大幅18.2m、基準排水量は1万4700tだ。

2000年8月10日、クルスクはロシア海軍の大規模な演習に参加した。二日後の8月12日午前、魚雷の発射準備中に船内で爆発事故が発生。後の調査で、魚雷の溶接が不完全で、燃料が漏れ出したことが原因と判明した。

クルスクは爆発によって推進力を失い、そのまま水深108mの海底に沈んだ。乗組員118名が閉じ込められたのだ。

クルスクの模型(Wikipediaより)

アメリカなどが救援を申し出たが、その3ヵ月前に就任したばかりのウラジーミル・プーチン大統領は、外国からの救援を一切拒否した。ちなみにプーチン大統領は、大事故が発生しても夏休み中のソチから戻らなかったことで、後に非難された。

結局、乗組員118名は、そのまま潜水艦内で窒息死した。クルスクが引き揚げられたのは、翌2001年のことだった。

人民解放軍海軍「北海艦隊」とは

さて、中国の話に戻ろう。英紙『デイリー・メール』が「事故現場」としたのは、黄海である。そして人民解放軍海軍の中で、黄海を担当しているのは、山東省の青島に司令部を置く北海艦隊だ。

青島駅の南側には、一般人立入禁止の「海軍の街」が広がっている。青島には、中国唯一の海軍博物館もあり、私が訪れた時は、習近平主席の命令で、大改装が行われている最中だった。

中国共産党中央機関紙『人民日報』(2016年10月25日付)の「中国艦隊の海軍三大艦隊最詳細資料」では、北海艦隊についてこう記している。

〈 海戦の経験はないが、装備が最強の大艦隊が北海艦隊である。人民解放軍海軍の三大艦隊(北海・東海・南海)の中で、成立時期が最も遅い。(中略)1960年に旅順基地をソ連から取り返し、海軍直属の青島基地を基礎として成立したのが北海艦隊である。これによって人民解放軍海軍の近海防御が完成した。(中略)

北海艦隊は、首都(北京)の海上の入口を守護している。日本・アメリカ・韓国の海上の脅威を警戒する重責を負っていて、戦略的に非常に重要である…… 〉

また同資料では、北海艦隊が保有する原子力潜水艦について、以下のように記している。

〈 1992年以前は、わが国の原子力潜水艦はすべて、北海艦隊に配備されていた。その後、海軍首脳機関は均衡ある配備を考慮し、何隻かの原子力潜水艦を、東海艦隊と南海艦隊に差し向けた。

それでも北海艦隊は、わが国最強最大の原子力潜水艦隊を編成していて、現役は(下記の)6隻だ。他に「093第二世代新型原子力攻撃潜水艦」が現在、北海艦隊で各種の試験を行っている。まだ就役していないが、将来は北海艦隊に配備されるかもしれない。

「091型(NATOが言うところの「漢級」)原子力攻撃潜水艦」4隻、うち1隻は改良型;401艇(長征1号)、402艇(長征2号)、403艇(長征3号)、404艇(長征4号)。

そのうち403艇は、アメリカ軍のキティホーク空母打撃軍と72時間、接近戦を行った後に離れ、中米海軍の海上対抗事件となった潜水艦だ(2006年10月に、沖縄近海を航行中の米空母キティホークを基幹とする艦隊の後方至近距離で、中国海軍の宋級潜水艦が突如浮上して、アメリカ軍を驚愕させた事件)。中米両国が「海上衝突回避規範」に署名したのは、この事件が引き金になったものだ。

「092型(NATOが言うところの「夏級」)核弾道ミサイル潜水艦」2隻;406甲艇(長征6号甲)、406乙艇(長征6号乙)。

長年にわたって、NATO(北大西洋条約機構)が各種の偵察ルートを通じて発見した中国の弾道ミサイル潜水艦は、号数が406の1艘だけだった。しかし、1艘だけという認定は誤りだ。

406という号数がつく潜水艦は、計3艘ある。それぞれ406甲、406乙、それに406丙だ。人民解放軍がこのようにしたのは、(敵を)惑わせる目的か、それとも他の目的があるのかは不明だ 〉

以上である。今回、英紙『デイリー・メール』がスッパ抜いた原子力潜水艦「093-417」が、上記のどれに当てはまるのかは不明だ。また、上記の解説は7年前のものなので、もしかしたらそれ以降に建造された原子力潜水艦なのかもしれない。

BRICS首脳会議の会合を欠席した理由

ところで、実はこの記事に書かれた「8月21日午前8時12分」と言えば、習近平主席が、南アフリカのヨハネスブルグで開かれるBRICS(新興5ヵ国)首脳会議に出席するため、専用機で北京を飛び立った時間帯だ。

北京からヨハネスブルグまでは、専用機で約17時間半の道のりである。そして両都市の時差が6時間あることを鑑みれば、習近平主席はおそらく、現地時間の21日夜7時半頃に、ヨハネスブルクの空港に到着したはずだ。

だが習近平主席は翌22日、現地でいきなり行方をくらましてしまう。8月23日の米CNNは、「BRICS首脳会議 習近平氏がビジネス会合を欠席、理由は不明」と題した記事を出している。

Gettyimages

〈 中国の習近平国家主席は22日、南アフリカで開かれている新興5ヵ国(BRICS)首脳会議のビジネス会合を予想に反して欠席した。代わりに王文濤商務相が習氏の名前で激烈な声明を読み上げ、米国の覇権を非難した。

習氏は21日にヨハネスブルクに到着。翌日午後のビジネス会合でインド、ブラジル、南アの首脳と同席し、演説を行う予定だった。ところが当日、会場に習氏は姿を見せなかった。中国政府からの公式な発表や説明もなかった。(中略)

BRICS首脳で会合を欠席したのは習氏のみ。ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻をめぐり国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているため対面での参加とはならなかったが、それでもビデオ演説を行った。

ジャーマン・マーシャル・ファンドのインド太平洋プログラムを統括するボニー・グレーザー氏は、「中国の指導者が多国間会議の開催国を訪れながらその開幕イベントを欠席するというのは極めて異例だ。とりわけBRICSのように中国が深く投資している国々の会合では」と述べた。

戦略国際問題研究所(CSIS)で中国関連のプロジェクトに携わるブライアン・ハート氏は「会合を欠席せざるを得ない事情があったように思われる。健康面のことかもしれないし、差し迫った問題が起きて、自ら注意を振り向けなくてはならなくなった可能性もある」と分析。(中略)ビジネス会合に関する中国国営新華社通信の報道は、習氏の欠席に言及しなかった 〉

この間、習主席が原子力潜水艦の事故処理に追われていたとすれば、辻褄が合うではないか。おそらく地球の反対側まで来た習主席は、自国の不慮の事故のことで、気が気でなかったのではないか。

次に、人民解放軍機関紙『解放軍報』に、何かヒントになる記事が出ていないかと思い、8月21日以降のバックナンバーを、日めくりで確認してみた。しかし、さすがに原子力潜水艦の事故そのものに関する記事は、どこにも載っていなかった。

だが、これは日本でも大きな話題を呼んだが、李尚福国防相が、8月29日に北京で開かれた「中国アフリカ平和安全フォーラム」で演説したのを最後に、消えてしまった。時期的に見て、この原子力潜水艦事故の責任問題で、詰め腹を切らされた可能性も否定できない。

ちなみに、同日以降の『解放軍報』で確認しても、分かるのは李国防相が「消えてしまった」ことだけだ。

軍幹部への批判が意味するもの

9月に入ると、8日に習近平主席は、黒竜江省の省都ハルビンの「78集団軍駐屯地」を視察している。そのことは11日付『解放軍報』が、一面トップで伝えている。

だが78集団軍は陸軍であり、記事を読むと、夏の洪水で彼らが献身的役割を担ったことについて、多々記している。ここの部隊が洪水の支援で活躍したことは、8月中旬から日々CCTVなどで伝えられていたので、不自然なところはない。

ただ、習近平主席は本来、9月9日、10日にインドで行われたG20(主要国・地域)サミットに出席するはずだったのを、ドタキャンした。代わって国内の78集団軍駐屯地を視察したのは、大いに不自然だ。もしかしたら、G20のドタキャンと人民解放軍の問題に、関連性があるのかもしれない。

続いて、9月16日付『解放軍報』の2面に、「『軍隊における習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を主題とする教育の学習貫徹』の第1期の総括、及び第2期の設定会議を北京で開催」と題した記事が出ていた。

〈 何衛東中央軍事委員会副主席は指摘した。軍隊の第1期の習近平思想の主題教育は重要な段階的成果を得た。

共産党員の幹部は、「2つの確立」(習近平同志の党中央、全党の核心的地位の確立と、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導的地位の確立)の決定性の意義をさらに深く悟り、「2つの維持」(習近平総書記の党中央と全党の核心的地位の維持と、党中央の権威と集中的な統一指導の維持)と軍事委員会主席の責任制の貫徹をさらに堅固に自覚し、国防と軍隊建設は新たな歩みに踏み出した。

第2期の主題教育の特長を的確に把握し、知識と行動の一致と上下の工夫を真摯に学び悟り、官僚と兵士は共産党の話をしっかり積み重ね、共産党と共に歩んでいく思想政治の根幹としていくのだ 〉

このように人民解放軍に対して、強烈な引き締めを図っていることが分かる。

翌18日付『解放軍報』の2面にも、「幹部の有為な担当行為の奮発を激励する」と題した意味深な記事が出た。

〈 正確な政治業績の観念の樹立と実践を推進し、作為の乱れた問題をうまく解決するのだ。現在、リーダー幹部たちの乱れた作為現象が一定程度存在する。ある者は功を急ぎ利に近づき、喜び勇んでいる。ある者は思つきで決定を下し、「形だけの工程」「政治実績工程」を作り上げている。ある者は乱れた蛮行で規律に基づかず行動し、仕事上の失態をもたらしている…… 〉

普段は美辞麗句ばかりが並んでいる『解放軍報』に、このような人民解放軍幹部への批判が載ることは、極めて異例である。これはもしかしたら、原子力潜水艦事故の責任問題を、婉曲的に指摘しているのかもしれない。

なぜ習主席はザクロ農園を訪れたのか

さらに、9月26日付『解放軍報』は1面で、9月24日の習近平主席の「山東省視察」について報じている。

習主席は20日と21日、2002年から2007年までトップを務めた「古巣」の浙江省を視察した。23日には、浙江省の省都・杭州でアジア大会の開会式が開かれた。開会式に合わせて多くの外国首脳が杭州を訪れたため、習主席は前日の22日から、「アジア大会外交」に追われた。

奇妙なのは開会式の後だ。開会式は23日夜8時から、2時間10分にわたって、杭州のオリンピックスタジアムで行われた。ところが翌24日朝、習主席は真っ直ぐ北京に戻らずに、わざわざ回り道して、山東省に立ち寄ったのである。『解放軍報』が26日付で報じた、その関連記事は以下の通りだ。

〈 9月24日午後、北京へ戻る途中で、習近平は山東省書記の林武和及び省長の周乃翔に付き添われて、棗庄市を視察した。棗庄市はわが国のザクロが集中し、作付面積が最大で、品種も最多。インダストリアル・チェーンが最も整った地域の一つだ。

習近平は嶧城区の冠世ザクロ園のザクロ種質資源庫を訪れ、ザクロの樹を観察した。そして当地のザクロ栽培の歴史と収集・保存・産業発展の状況を理解した。さらにザクロ植物園の中で、現地の人々に、今年のザクロの栽培具合や収穫、収入の状況について問い質した。

現地のザクロ加工ザクロ盆栽の栽培が大いに発展し、農民の収入増をもたらしたことに、習近平はとても喜んだ。習近平は述べた。人日の生活レベルが上がり、良質な特産品市場の需要が伸びれば、ザクロ産業はまだまだ発展する。

ブランド作りをうまくやり、品質を向上させ、インダストリアル・チェーンを延ばすことによって、産業の市場競争力と総合的な利益を増強させ、さらに多くの共同の富をもたらすようにするのだ。地元の人々の生活が、ザクロの実のように赤々と燃え盛ることを願う 〉

CCTVの関連ニュースも見たが、見渡す限りのザクロ農園の中に習近平主席が仁王立ちし、農民代表たちに説教していた。何とも不可解な映像だった。

習主席は、北京への帰路にどうしても新鮮なザクロが食べたかったのだろうか? ちなみに、このザクロ農園から青島の北海艦隊司令部までは、高速道路で約200km。車を飛ばせばわずか1時間半の距離である。

・・・・・

さらに関連記事『「台湾侵攻戦争」中国軍上陸の「Xデー」は…!? 日米の参戦、その意外な結末を、自衛隊元陸将が完全シミュレーションする』では、中国の指導者・習近平はなにをきっかけに侵攻を決断し、どのような準備に着手するのかするのか、詳細に報じています。

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『ガザ住民も辟易していたハマス支配体制、イスラエルの出方次第で“窒息死” 民間人も多数殺害、ハマスの蛮行にイスラエルがとるべき対応とは』(10/9JBプレス 数多 久遠)について

10/9The Gateway Pundit<BREAKING: Robert F. Kennedy Jr. Officially Announces He’s Running as an Independent (VIDEO)=速報:ロバート・F・ケネディ・ジュニアが独立派で出馬すると正式に発表(ビデオ)>

民主党はどう出るのか?少なくともバイデンでは勝てない。大掛かりな不正をすれば別だが。

大統領候補のロバート・F・ケネディはペンシルベニア州フィラデルフィアで選挙イベントを開催し、現在独立派として出馬していると正式に発表した。

ケネディ大統領はフィラデルフィアの大勢の支持者に向かって「私は今日ここに来て、アメリカ合衆国大統領の独立候補者であると宣言する」と語った。

彼は続けて、「私たちは政府を乗っ取った企業からの独立を宣言します。そして私たちは、ウォール街、大手テクノロジー企業、大手製薬会社、大手AG、軍事請負業者とそのロビイストからの独立を宣言します。そして私たちは、広告主からあらゆる企業の正統性を強化し、私たちに隣人を憎み、友人を恐れるよう促す雇われメディアからの独立を宣言します。そして私たちは、私たちの希望を裏切り、私たちの分裂を増幅させる皮肉なエリートたちからの独立を宣言します。」

彼の発表直後、群衆は大喜びして「ボビー!ボビー!」と叫び始めた。ボビー!」

https://twitter.com/i/status/1711421424584331403

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/breaking-robert-f-kennedy-jr-officially-announces-hes/

10/9The Gateway Pundit<Kash Patel and Steve Bannon Discuss the Real Reason the Biden Regime and Israel Missed the Hamas Sabbath Attack – Includes Kash Patel’s Guest Post on Gateway Pundit=カシュ・パテルとスティーブ・バノンがバイデン政権とイスラエルがハマスの安息日攻撃を見逃した本当の理由について語る – ゲートウェイ・パンディットへのカシュ・パテルのゲスト投稿を含む>

民主党支持者はメデイアを含め頭が悪いとしか言いようがない。

カシュ・パテル:防衛産業複合体の物語に矛盾するため、主流メディアが取り上げたくなかった記事です。そのすべてについて説明します。しかし、この作品の主な起源は、私たちがどうしてそれを見逃してしまったのかということです。世界最高のインテリジェンスインフラストラクチャがなぜそれを見逃しているのでしょうか? ここで私は多くの人たちと口論になるのですが、たとえ通路のこちら側にいても、彼らは「ああ、彼らはそうだったのに、何もしないことにしただけだ」と考えています。その現実ははるかに悪いです。国家情報インフラストラクチャで何が起こるかというと、優先順位を設定する必要があります。トランプ大統領は優先順位を設定した。何しようか?私たちはテロリストを殺し、アルカイダを追いかけるつもりです。私たちはISISを追いかけ、イランと戦い、彼らが核兵器を持たないようにするつもりです。

政治的物語の目的で情報を武器化したいというバイデンの願望によって引き起こされた、重大な情報の失敗があります。そしてそれは意図的でした。それがトランプとバイデンの違いだ。今では、あなたが行動しなかった場合に何が起こるかが世界に知られています。

ほんの数週間前にバイデン政権がイランに60億ドルの資金を提供した直後、フェイクニュースはこれが世界安全保障の勝利であるという誤った物語を伝えたため、これが全面的な勝利であると宣言した。イランがこの多額の現金を受け取った翌日、イランは核兵器級物質の生産を警戒していた国連査察官を全員追放した。

メディアは、バイデン政権にそう言うように言われたから米国が全ての資金を監督するようになるという虚偽の話を流し続けた。これらの偽情報キャンペーンの力がわかりました。現実には、イラン大統領は、現金を受け取った翌日、イランはその資金を監視なしで適切に使用するだろうと明白に述べました。余談ですが、アフガニスタンやウクライナのことを考えれば、米国がこれらの資金を監視できると信じるのはまったくのフィクションです。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/kash-patel-steve-bannon-discuss-real-reason-biden/

10/9Rasmussen Reports<54% Approve Spending Bill=54% が支出法案を承認>

政府閉鎖を阻止した支出法案は有権者の過半数によって承認されており、ウクライナ戦争資金よりも国境警備の方が優先されている。

ラスムッセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者と思われる人の54%は議会が9月30日に可決した法案を支持しており、その内20%が強く支持し、37%が不支持、17%が強く反対していることが判明した。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/54_approve_spending_bill?utm_campaign=RR10092023DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

10/10阿波羅新聞網<【微博精粹】前线情报:恐怖组织全体使用华为手机 五鸡设备=[Weibo 精髄] 最前線情報:すべてのテロ組織は華為のスマホと五鶏の設備を使用>レンファンジ:ハマスはまだ権力を掌握していないタリバンであり、タリバンは核兵器をまだ手にしていない金三胖(金正恩)であり、金三胖は数十億の人間の盾も何兆ドルも持っていない屁のようなもの。屁のようなものはすべての反人類テロ組織のモデルであり目標であり、もちろん彼はこの陣営のリーダーである。

悪の連鎖としか見えない。これにロシアと中共も加えるべきだが。

ハマス組織、中国政府に呼びかけるビデオ公開:台湾を攻撃せよ

https://www.aboluowang.com/2023/1010/1964005.html

10/10阿波羅新聞網<讽以巴战争是“拜登无能” 川普:我是总统就不会发生=イスラエル・パレスチナ戦争を「バイデンは無能」と非難 トランプ:「私が大統領だったらこんなことは起こらなかっただろう>パレスチナの武装組織「ハマス」が7日、突然イスラエルを襲撃し、地元当局は非常に緊張しているのに対し、トランプ前米大統領は「自分が今大統領ならハマスのイスラエル襲撃は全く起こらなかっただろう」と述べ、バイデンの無能さを揶揄した。

バイデンの無能はアフガン撤退、国境管理で証明済み。

https://www.aboluowang.com/2023/1010/1963997.html

10/10阿波羅新聞網<以色列向中共喊话!网友齐呼:相信共匪 全家做鬼!【阿波罗网报道】=イスラエルが中共に呼びかけ! ネチズンは「共匪を信じるなら、一家全員が幽霊になる!」と叫んだ。 【アポロネット報道】>あら、この人たちはどう思っているのか? 北京の本当の顔は今のところまだ分からない!ウクライナは中国政府がロシアを非難するのを待ったか?利用されても感謝する愚かさ!これらすべての事件は元々北京が計画し、関与したものである!イスラエルよ、目を覚ませ!」

イスラエルは中共の支持を待っていると。ネチズンは「中国:ハマスはパレスチナ共産党であり、共産党は中国のハマスである」とも。

北京が計画するなら、今ではない。ハマスは簡単につぶされるし、粛軍中の中共ではタイミングが悪い。米国に三正面(露中北)で戦わせるでしょう。

https://www.aboluowang.com/2023/1010/1963989.html

10/10阿波羅新聞網<中共放风“你动台海,我动以色列” 引关注=中共は「あなたは台湾海峡で動員せよ、私はイスラエルで動員する」の噂を撒き散らす>パレスチナ過激派組織ハマスがイスラエルを襲撃した後、中共はまだ非難しなかった。 公式メディア出身の多くのブロガーはハマスの奇襲の有効性を喧伝し、イスラエル諜報機関を「何もしないで日を送る」と嘲笑し、ある公式メディアは「あなたは台湾海峡で動員せよ、私はイスラエルで動員する」という内容のブログ投稿を転載し、その後削除した。これらの信号は外部の世界から注目を集めている。同時に、中東と緊密に関わるための習近平のこれまでの3つの動きも疑わしい。

習近平の事前の3つの行動が注目を集めた。

ハマスによるイスラエル襲撃以前、習近平は今年6月からパレスチナ、イラン、シリアと接触していた。

悪の枢軸に連なる国。

https://www.aboluowang.com/2023/1010/1963920.html

10/10阿波羅新聞網<惊爆中共派大批人员赴俄乌前线战场学习 以色列遭偷袭 敲响台湾警钟—以色列遭偷袭 敲响台湾警钟=中共がロシア・ウクライナ最前線の戦場に大量の人員を派遣し、勉強させるという衝撃ニュース、イスラエルが奇襲攻撃を受け、台湾に警鐘を鳴らす-イスラエルが奇襲攻撃にさらされ、台湾に警鐘を鳴らす>イスラエルはハマスの奇襲を受けて甚大な死傷者を出しており、中東における今回の混乱は台湾にも警鐘を鳴らしている。また、台湾の非政府組織は最近、視察のためウクライナを訪問し、中共がロシアとウクライナの最前線の戦場へ、研修のために多数の人員を派遣しているのに対し、台湾は数名しか派遣していないことを明らかにした。 台湾ブラックベアアカデミーの沈伯洋院長は、これが双方の戦闘力の差を広げる鍵になると考えている。

油断大敵。日本も。

https://www.aboluowang.com/2023/1010/1963892.html

何清漣 @HeQinglian 3時間

世界各国が相次いで立場を表明し、両陣営の違いははっきりし、依然として西側諸国とイスラム世界との対立が続いている。

10/7午後、バイデン米大統領は演説し、ハマスを非難するとともに、米国はイスラエル政府とイスラエル国民を支援するためにあらゆる適切な支援を提供する用意があると述べた。10/8午後、国連で開かれた緊急非公開会合でも、米国は安全保障理事会の全理事国に対し、ハマスのイスラエル攻撃を強く非難するよう呼び掛けた。 …

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何清漣が再投稿

陶瑞 TaoRay realTaoRay  22h

この土地の不条理は、テロ支援が反強権の国際精神と呼ばれ、殴打、破壊、略奪、放火を支持することは反差別の同権運動と呼ばれ、ナチス分子支持が民主主義保護の正義の叫びと呼ばれる点にある。

灯台の明かりの下で、BLMは破壊し、略奪し、放火することができ、パレスチナのために街頭で戦うこともできるが、MAGAのためにデモすれば、あなたは掛け値なしのテロリストである。 ウクライナのために金庫を空にできるが、国境の警備を強化できない。

何清漣 @HeQinglian 31m

EU、パレスチナへの援助を一時凍結? スペイン等の国が反対 https://rfi.my/A0Lx.X

ここ数日間の態度表明で、ロシア・ウクライナ戦争中、EUは圧倒的にウクライナを支持し、ロシアに反対していたことが分かったが、1年半経った今でもNATO諸国の大多数はかろうじてこの統一戦線を維持できている。

しかし、中東におけるイスラエルとパレスチナの紛争はこれと同じではなく、最初から両陣営は明確に分かれているが、一部は曖昧である。 …

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何清漣 @HeQinglian 12時間

第二次世界大戦後の中東の歴史に精通し、英国が泥沼から抜け出し、米国が引き継いだ曲折の過程を理解していれば、おそらく次の 3つの点が理解できるだろう:

  1. イスラム教の宗派は数多くあり、異なる宗派は異端とみなされ、相互憎悪がその場所の永遠の主題曲である;…
  2. イスラエルは建国以来戦争に直面してきたが、その規模はさまざまである。永遠の同盟国である米国の強力な支援がなければ、イスラエルだけで今日まで生きのびることは困難だったろう。
  3. 米国のアフガニスタンでの狼狽した撤退は、戦争が必ず起きることを運命づけた。かつて、米国とサウジアラビアは同盟関係にあり、中東のバランスを取るために利用していた。現在、米国とサウジアラビアの関係は良くなく(控えめに言っている)、米国にはイスラエルしか残っていない。
  4. そこは出生率が高くなければ、国は滅ぶ。

二大宗教の神は民を祝福し、その場所を再び修羅場にしないでほしい。

👇ツイ友にツイートする。他の人が民間人の虐殺を支持していると考えないでください。あなたが立場を表明したいのであれば、中東に行って戦争に参加する意思も含めて立場を表明してください、私もそれを支持する。

でも、その地のことをもっと知れば、そこまで浅はかでなく、思いやりだけが持てるようになると思う。

引用

God bless  @billmorgan999  13時間

返信先:@HeQinglian

「無知な人々は自分たちが正義の側にいると思っているが、それは正義とは対立する面がある。いかなる組織や政党も民間人の命を脅かすことはできず、民間人に危害を加えるあらゆる行為は、許されないテロ行為である。国民の選挙で選ばれていない政府は正当な政府ではない。ハマスは民間人を殺害し、歓声をあげて祝う人はみな人間とは呼べず、獣である」

数多氏の記事では、ハマスは何故この時期にイスラエル攻撃したのかです。サウジのイスラエルとの国交正常化を防ごうとしたのかもしれませんが、破れかぶれにしか見えません。ハマスの奇襲攻撃が成功した分、イスラエルのハマス殲滅作戦が、国際社会で非難されなくなってしまう。米国での真珠湾攻撃のように、日本にわざと奇襲させて、米国民と国際社会に日本非難の渦を起こさせたのと同じやり方なのか?

イスラエルとしては敵の殲滅にいろんな方法があるようです。人質は交換以外で帰ってくるのは難しいと思われます。イスラエルは意外と果断に攻めていくことも考えられます。

ロ・ウ戦争と違い、宗教対立の面もあり、一方に肩入れしたくはありませんが、今回の奇襲攻撃はハマスが戦争を開始したことで非難されるのは当然と思っています。

記事

ハマスの武装勢力に攻撃されたイスラエル・スデロットの警察署の外で、武装勢力が使用した武器を回収するイスラエル警察(2023年10月8日、写真:AP/アフロ)

(数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官)

ガザ地区を支配しているイスラム組織ハマスがイスラエルに奇襲攻撃をかけ、民間人を含む多数を殺害しました。しかも、その際の残虐な映像を(恐らく意図的に)流したため、世界に衝撃を与えています。

イスラエルは、ハマスが使用している建物などに対してすでに空爆を始めていますが、地上軍による侵攻を含めた報復が予想される事態となっています。

10月6日には、基本法(憲法に相当する)40条を根拠とした戦争状態宣言を行っており、イスラエル国防軍(以下IDF:Israel Defense Forces)がかなり自由に動ける態勢となっています。

情報が錯綜しており今後の展開が読みにくい状態ですが、以下では現時点での情報からあえて今後の展開を読んでみたいと思います。

イスラエル国防軍が達成すべき目標

まずIDFが、イスラエル政府から達成を命じられるであろう目標を挙げてみます。

(1)イスラエル領域内に侵入したハマス兵の排除

モーター付きパラグライダーによってイスラエルに侵入した者、ガザ・イスラエル境界をブルドーザーで破壊し侵入した者、検問を攻撃によって破壊し車両などを使って侵入した者など、ハマス兵の多くはガザに帰還したようですが、一部はキブツ(集団農場)を占拠するなどの他、都市に侵入して潜伏破壊工作を続けている者がいます。

これらのハマス兵の排除は必須であり、被害が拡大する恐れもあるため最優先で実施されるでしょう。キブツなどを占拠している者は、IDFの攻撃が開始されれば簡単に排除されると思われますが、潜伏破壊工作を行っているハマス兵の排除には時間を要する可能性があります。それは、こうした潜入破壊工作の支援者がイスラエル内に多数存在しているからです。

一部のマスコミや識者が、イスラエルは領土内からアラブ人を追い出したと言っているため、イスラエル領内にアラブ人はいないと思っている人が多いと思います。しかし、イスラエルは人口の約20%がアラブ人であり、その多くがイスラム教徒です。

彼らの中には、イスラエルに居住しながらハマスを支持している者もいるため、彼らがハマス兵をかくまっている可能性があります。これを排除することはかなり困難でしょう。

(2)ガザに連れ去られたイスラエル人(民間人、軍人)の救出

イスラエルに侵入したハマス兵は、イスラエル人を殺害して遺体を運び去るだけでなく、多数を生きたまま連れ去っています。中にはイスラエル軍の高官が含まれる他、女性や子供もいるようです。

拷問、陵辱を受けている可能性もあるため、こうした人々の救出も必至ですが、分散して監禁されている可能性も高く、その場所を突き止めて救出することは大変困難です。

ハマスは、イスラエルが逮捕勾留しているハマス関係者との交換を要求しているとも伝えられ、一部はそうした交換により解放される可能性もあります。ガザ内には、ハマスに反対する者も多いため、監禁場所の情報をイスラエル側に流すケースもあるでしょう。そうした情報が得られた場合は、急襲による奪還作戦が実施されると思われます。

交換や、こうした急襲作戦で救出されなかった人については、地上戦が行われる中で救出される可能性があります。

(3)ハマスの作戦能力の破壊

今回、ガザからイスラエル南部のアシュケロンなどに対して、5000発とも8000発とも言われるロケット弾攻撃が行われています。

こうした重火器、侵入したハマス兵が鹵獲(ろかく)したイスラエル軍車両、小火器、弾薬など、ハマスの作戦能力と言える武器を破壊する他、指揮所となっている建物の破壊、武器の搬入に使われているエジプト領内に抜ける地下トンネルなどは、イスラエル軍が破壊することになるでしょう。

しかしながら、これらもイスラエル軍にとってはなかなか難しい作戦となります。ハマスはIDFと正面切って戦っても勝ち目はないため、市街地などでのゲリラ戦に終始するでしょう。また武器庫の破壊にも困難が伴います。武器庫が病院の地下などに設けられているためです。

ハマスは、ガザ内では実質的な政府であり、ハマス支持を取り付けるため病院などの福祉施設を運営しています。そして、そこを武器庫としているのです。理由は、イスラエル側が破壊を躊躇する上、破壊された場合には政治宣伝に使えるからです。ハマスの指揮所も、同様の理由で病院や一般市民が居住するマンション内に設けられています。

そうした施設を空爆などで破壊する場合、イスラエルは事前に破壊する旨の情報を流す他、屋上に威力の低い攻撃(ルーフノッカーと呼ばれる)を行い警告します。そうして無人となった施設を破壊しても、日本のマスコミは「病院や市民の居住施設を破壊した」と報道してきました。今回も同様になるでしょう。

イスラエルによる報復空爆を受けたパレスチナ・ガザ地区の建物(2023年10月8日、写真:AP/アフロ)

(4)ハマス幹部の殺害もしくは捕獲

これは実効性というより、イスラエルにとっては報復としての意味が強い作戦ですが、可能なものは実行されるでしょう。

「可能なものは」と書いたのは、実際にはかなり困難だからです。ハマスの高官は、隠れていることは当然な上、トルコなど外国に避難し、国外からガザに指示を出している者も増えています。これは、資金の提供、武器弾薬を外国と交渉し確保するという役割を、国外で実施しているためでもあります。

イスラエル政府の「目的」は?

IDFが達成すべき目標を最初に書きましたが、軍事の世界では「目的と目標」を弁別し、それぞれを明確にすることが求められます。

クラウゼヴィッツが言ったとされる「目的はパリ、目標はフランス軍」という言葉が、それを端的に表しています。パリは地名ですが、フランスという国を屈服させることを意味しており、パリを落とす、つまりフランスという国を屈服させることを目的とし、そのためにはフランス軍を撃滅することが目標である、という意味になっています。

本稿では、目的の下位に位置づけられる作戦目標をあえて先に書きましたが、それらをどこまで達成するか、いつまでに達成するかは、目的が何なのかによって大きく変わってきます。

例えば、イスラエルがIDFの攻撃によってガザの脅威を完全に排除することを目指すなら、ハマス幹部を殲滅し、作戦能力を完璧に破壊する必要があるでしょう。しかし、そんなことは無理です。

ハマスの保有する重火器は多くありませんが、完璧に実行するためには、イスラエル軍にも多数の被害が発生する血みどろの市街戦を行う必要があります。もしくは、ロシアがウクライナの都市、バフムートなどに対して行ったように、都市を灰燼に帰すような攻撃を行い、ハマス以外の居住者も含めて殲滅するしかないのです。

軍事作戦による完全な脅威排除が達成困難であれば、目的を別のものに設定しなければなりません。例えば、ハマスを今後数年間大がかりな作戦困難なところまで弱体化させるというものです。これなら、幹部を殺害しなくとも、武器庫などを空爆すれば可能となります。

残念ながら、現時点ではイスラエルが目的をどのようなものに設定するのかは、情報が少なく読み切れません。冒頭で書いたように基本法に基づき、50年前の第4次中東戦争(ヨムキプール戦争)以来の戦時体制に突入しており、ガザを更地にする可能性さえ出てきています。

ですが、ハマスがこれだけの暴虐を行っている今、イスラエルにとってはチャンスでもあります。筆者は、今こそテロ組織であるハマスを“絞め殺す”べきだと考えています。

ガザで爆発寸前だったハマス体制への不満

ハマスを絞め殺すというのは、地上侵攻してハマス関係者を撃滅することではありません。ハマスという組織を干上がらせるという意味です。

最近のハマスは、窒息寸前とは言いませんが、ガザを支配して以来の苦しい状況にありました。ハマスを支えているのは周辺のアラブ諸国の資金援助ですが、サウジがイスラエルとの国交正常化に向けた接触を行うなど、各国のイスラエル接近が続いていました。

ガザの内部では、今年(2023年)7月末に数千人が集まる大規模な反ハマスデモが発生しています。腐敗の蔓延するハマス体制に対する不満が爆発寸前だったのです。

様々なプレーヤーが様々な思惑で動いているため、単純に決めつけることは不適切ですが、中東情勢全般としてはハマスの寄生虫的な姿勢に嫌気が差していたと言って良いと思います。ガザは、実態としてハマスが支配する国家のようなものですが、その在り方は極めて歪(いびつ)なのです。

ガザは産業が乏しく、自立することができていません。支援するアラブ各国が資金援助を行い、物資を輸入することで何とか生き長らえている状態です。しかもその物資の輸入は、多くがイスラエルからです。ガザは、エジプトとも境界を接していますが、現エジプト政権は、ハマスの源流ともなった原理主義組織、ムスリム同胞団を大変警戒しています。ハマスと経済関係を強めれば、エジプト国内でテロを行うムスリム同胞団を強化する結果にもなるため、ガザとの関係自体が乏しいのです。

また、海上からの武器搬入をイスラエルが警戒していることもあり、実際には陸路つまりイスラエル内からの輸入が多くなっています。

支援している各国としては、支援しているうちにガザが経済的に自立することを期待していたでしょう。しかし、ハマスは幹部の私腹を肥やしたり、武器購入を行っており十分な産業育成を行っていません。

結果として、ガザで寝起きしながら、日々イスラエルに通勤している人さえいるのです。なお、この通勤が、今回の攻撃の際に利用されました。通勤者に扮したハマス戦闘員が、通勤で混雑する検問を襲撃しています。

ガザを支援していたアラブ各国としても、いつまでも自立しようとしないハマスに嫌気が差していたのです。

ハマスは窒息するか?鍵となるイスラエルの出方

今回、ハマスが大規模な攻撃に至った理由は、低下した内外の支持を回復させることにあったと思われます。そのため、ことさら残虐な行為を行い、それを動画撮影してハマス関係者が公開しました。さらに、残虐行為を行っただけでなく、多数のイスラエル人と外国人を生きたまま拉致しています。欧米諸国を中心とした、かなりの数の外国人が拉致されており、それらの国々が、奪還を行うようイスラエルに対して圧力をかけさせる意図があったのかもしれません。

イスラエルは、国内世論を考えれば報復せざるを得ませんし、拉致された国民を奪還しなければなりません。その過程でIDF側も残虐な行為を行うでしょう。

ハマスは、このIDFによる残虐行為を期待しているのです。IDFが残虐行為を行えば、ガザ内では強硬な姿勢を取り続けるハマスへの支持が高まります。アラブ各国もハマスを支援せざるをえないでしょう。ガザ市民は苦しみますが、ハマスは窒息を免れます。

しかし、これはIDFが残虐行為を行えばこそです。イスラエル政府が自制し、作戦の目的を最小限の自衛に留め、IDFによる残虐行為を防止すれば、ハマスは今まで以上に内外の支持を失い窒息します。

最小限の自衛では、最初の項で述べた目標の内、作戦能力の破壊と幹部の殺害は、ごく一部に留まることになるでしょう。連れ去られたイスラエル人(民間人、軍人)の救出も、IDFの作戦よりも交渉によって解放を目指すことになります。

この方針を採るためには、沸騰したイスラエル国内世論をイスラエル政府が抑えきれるかどうかが鍵になります。

この点で幸いなのは、イスラエルの現政権が、最強硬派と言われるリクードに所属するネタニヤフ首相に率いられていることです。

もちろん、ネタニヤフがリクードを抑える必要があります。ですが、リクードを抑えることができれば、リクードよりも穏健と言われる政党は、抑制策に反対しにくいでしょう。もし逆に穏健政党が政権を握っていたら、リクードは報復を主張してしまいます。

ロシアの意図を読み違えたために最初から作戦としては失敗していましたが、安倍元首相が、2島返還によってロシアと領土交渉を行おうとした構図と同じなのです。

あのイスラエルが、しかも最強硬派リクードのネタニヤフが、平和を望むはずなどないと思う人もいるでしょう。しかし、4度の中東戦争で、血で血を洗ったイスラエルは、最大の脅威であったエジプトと1978年に電撃的に和平を結んでいます。この時も、イスラエルの首相はリクードのベギン首相でした。そしてネタニヤフ首相が尊敬する政治家は、イギリスのサッチャー元首相とこのリクードの創設者メナヘム・ベギンだと言われています。ベギンが結んだエジプトとの和平を忘れているはずはありません。

現在すでにイスラエルは基本法による戦時体制に移行しており、このような抑制策がとれるかは分かりません。しかし、ハマスを窒息死させて、ガザ問題を根本的な解決に向かわせるチャンスです。何とか抑制策を採用してほしいと願っています。

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『人生の最期にすべきこと、ナイチンゲール、津田梅子、ディズニーの意外な晩年 思い通りにならない人生、偉人たちは限られた時間の中でどう夢を実現させたか』(10/9JBプレス 真山 知幸)について

10/8The Gateway Pundit<Hamas Brags and Posts Photo of the Paragliders They Used to Breach Israeli Border and Murder and Kidnap Innocent Kids at Rave Party=ハマス、イスラエル国境突破に使用したパラグライダーの写真を投稿、レイブダンスパーティーで罪のない子供たちを殺害・誘拐>

イスラエルが油断していたのは事実。

ハマスのテロリストは土曜日にイスラエルに対して大規模な奇襲攻撃を開始し、イスラエル国内で数十人の兵士と罪のない家族を殺害した。

ハマスはイスラエル南部と中部に5000発以上のミサイルを発射したと伝えられている。イスラエル国内での大規模な襲撃により、250人以上のイスラエル人が死亡し、1,000人以上が入院した。

ハマスが攻撃を開始した土曜日、国境近くの砂漠で数百人のイスラエル人が平和パーティーとも称される自然パーティーに参加していた。

ハマスが集会に発砲したと伝えられ、混乱が生じた。数百人のイスラエル人が砂漠に逃げ込んで身を隠した。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/hamas-brags-posts-photo-paragliders-they-used-breach/

10/8The Gateway Pundit<SHOCKER: Antony Blinken Who Agreed to Give $6 Billion to Iran Now Admits, “Iran Has Unfortunately Always Used and Focused its Funds on Supporting Terrorism”= ショック:イランに60億ドルを供与することに同意したアントニー・ブリンケン氏、「残念ながらイランは常にその資金をテロ支援に使用し、集中させてきた」と認める>

バイデンのアホさ加減は止まるところを知らない。

アントニー・ブリンケン国務長官はNBCニュースとのインタビューで、テロ資金提供を真顔で認めた。

ブリンケン氏は以前、バイデン大統領とともにイラン向け60億ドルの金融政策を支持していたが、今回はイランが「残念ながら常にその資金をテロ支援に使用し、集中させてきた」ことを公然と認めた。

この承認は、NBCのクリステン・ウェルカー氏が資金の代用可能性について質問し、イランが攻撃を支援するために他の資金を使っている可能性があることをほのめかした後に行われた。

ブリンケン氏は、イランが一貫してテロやハマスのような組織を支援するために資金を使ってきたことを認めた。

https://twitter.com/i/status/1711028854872019405

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/shocker-antony-blinken-who-agreed-give-6-billion/

10/8The Gateway Pundit<June Palestinian Report: US Arms Left by Joe Biden in Afghanistan Reach Gaza=6月のパレスチナの報道:ジョー・バイデンがアフガニスタンに残した米国の武器がガザに到達>

バイデンとミリーは責任追及されないのか?

6月、パレスチナのSAMA通信は、バイデン政権がタリバンに降伏した際にジョー・バイデンとマーク・ミリーが残した米国の兵器がガザに到達したと公然と報じた。

これは今週末、歴史的なハマスによるイスラエル攻撃の3か月前のことだった。

250人以上のイスラエル人と外国人が死亡、1000人以上が負傷し、数十人のイスラエル人が捕らえられガザに送り返された。

ジョー・バイデンは2021年にタリバンに降伏してアフガニスタンから逃亡した際、800億ドル相当の米国製武器と物資をタリバンに提供した。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/june-palestinian-report-us-arms-left-joe-biden/

10/9阿波羅新聞網<美军力挺以色列 最先进航母战斗群前往地中海=米軍がイスラエルを支援、最新鋭空母戦闘群が地中海へ>ロイド・オースティン米国防長官は日曜、ハマスの攻撃により双方で1000人以上が死亡したことを受け、フォード空母打撃群にイスラエル支援の準備のため東地中海へ出航するよう命令したと発表した。死亡者や行方不明者の中には米国人も含まれていると伝えられている。

米海軍の最新かつ最先端の空母USSジェラルド・R・フォードは、約5,000人の水兵と甲板上の戦闘機とともに、巡洋艦と駆逐艦を随伴し、ハマスへの武器の配送を阻止し、監視するなど、あらゆるシナリオに対応できる戦力を誇示している。

多数の艦艇や戦闘機も含まれる大規模な配備は、紛争の激化を防ぐことに対する米国の懸念を浮き彫りにしている。 しかしイスラエル政府は日曜日に正式に宣戦布告し、ハマスへの報復として「重大な軍事措置」を取ることにゴーサインを出した。

戦争だから報復の連鎖になる。

https://www.aboluowang.com/2023/1009/1963504.html

10/9阿波羅新聞網<震惊爆中国总体债务天文数字 中共极力掩饰 根本没有办法解决=中国の天文学的な総債務に衝撃、中共は全力で隠蔽しているが、解決方法はない>2018年、CICC(中国国際金融公司)の元会長、朱雲来は金融サミットフォーラムで、同年の中国の総債務は600兆元以上に達したと述べたと明らかにした。 蔡慎坤は「これは非常に衝撃的な数字だ。その後、各方面はこの数字を隠蔽するために全力を尽くした」と指摘した。2020 年までに、この数は 90 兆元以上に達した。 900兆元を超え、利払いだけで中国のGDPの半分を基本的に食いつぶすことになる。 したがって、これは中央政府には解決する方法のない問題である。

2022年の中国のGDPは公称121兆元(とても信じられませんが)。この半分は60兆元として、金利支払いだけで60兆元×20円=1200兆円払う計算です。金利も払えないで倒産し、普通は連鎖していくのでは。

https://www.aboluowang.com/2023/1009/1963470.html

10/9阿波羅新聞網<全方位!除无人机,哈马斯还出动“动力滑翔伞” 攻击平民=全方面! ハマスはドローンに加えて、民間人を攻撃するために「動力付きパラグライダー」も出動させている>ハマスによる襲撃には明確な目標はなく、主に混乱と危害をもたらすことが目的であり、イスラエルの民間人が意図の分からない招かれざる客に突然遭遇するのは日常茶飯事で、彼らは一瞬何よりも愕然とし、対処するのが困難になるのが常である。イスラエル国防軍は南部と中部の民間人に避難所への移動を要請し、イスラエル空軍はガザ地区のハマスの標的を直ちに攻撃する予定である。

モサドは把握できなかったのか?

https://twitter.com/i/status/1710564982281085397

https://www.aboluowang.com/2023/1009/1963469.html

10/9阿波羅新聞網<以色列遭哈玛斯突袭!中共外交部发162字声明 内容让网友全看傻=イスラエルがハマスに攻撃された! 中共外交部が162字の声明を発表、ネットユーザーは全くバカに見える内容と>パレスチナの武装組織ハマスは警告なしにイスラエルに多くのロケット弾を発射し、一部の武装勢力はイスラエルに侵入して民間人を無差別に攻撃し、これまでに数千人の死傷者を出した。 これに関してパレスチナに友好的な中国外交部も声明を発表したが、その内容と態度は予想外にも「ウクライナ・ロシア戦争勃発時と87%似ている」と無数のネット民から揶揄されることとなった。

中国外交部は次のように回答した:

中国は、パレスチナとイスラエルの間の現在の緊張と暴力の激化を深く懸念しており、すべての関係者に対し、冷静かつ自制を保ち、即時停戦し、民間人を保護し、状況のさらなる悪化を防ぐよう呼びかけている。

パレスチナとイスラエルの間で繰り返される紛争は、和平プロセスの長期停滞を十分に物語っている。パレスチナ・イスラエル紛争を落ち着かせる根本的な方法は、「二国家解決」を実行し、パレスチナ独立国家を樹立することである。 国際社会は危機感を高め、パレスチナ問題への投資を増やし、パレスチナとイスラエルの和平交渉の早期再開を促進し、恒久平和への道を模索すべきである。 中国はこの目的に向けて、国際社会とのたゆまぬ努力を続けていく。

綺麗事を言うだけで泥をかぶることはしない。

https://www.aboluowang.com/2023/1008/1963409.html

10/8阿波羅新聞網<惨遭哈玛斯滥杀辱尸的以色列女兵:德国籍女模特=ハマスに惨殺され屈辱を受けたイスラエル女性兵士は、実はドイツ人女性モデル>イスラエルの女性兵士がハマス武装勢力に拉致・殺害され、衣服を剥ぎ取られて裸で路上を連れまわされ、遺体を辱められたという噂がオンラインSNSを賑わせたが、このたび女性の正体が明らかになり、彼女は実はドイツ国籍のイスラエル人モデルのShani Loukであった。 国民をこのような残酷な目に遭わせたことで、ドイツ外務省は事情を理解するために既に介入した。 CNNによると、Loukはイスラエル南部で音楽祭に参加中に捕らえられ、車に引きずり込まれた後も全く動かず、周囲にいたハマスの武装勢力が「アッラー・アクバル」とアラビア語で叫び、人々は彼女に唾を吐きかけた。

死者に鞭打つのは道徳的でない。

https://twitter.com/i/status/1710769974778769698

https://www.aboluowang.com/2023/1008/1963360.html

10/8阿波羅新聞網<哈玛斯袭以音乐节 年轻人“荒漠狂奔”逃命 500多人失踪=ハマスが音楽祭を襲撃、若者たちは砂漠で逃げまどい、500人以上が行方不明>ハマス武装勢力が7日早朝に音楽祭を襲撃し、正確な死傷者数はまだ明らかになっていないが、タイムズ・オブ・イスラエル紙は、数十人の遺体が現場から運び去られるのが目撃されたと報じた。行方不明者のリストはSNS上で拡散し始め、NYTは、7日夜の時点でも500人以上がリストに載っており、行方不明者の出身地や家族の連絡先もそこに明記されている。

もっと増える。

https://www.aboluowang.com/2023/1008/1963344.html

何清漣 @HeQinglian  21m

米国は安全保障理事会の全理事国に対し、ハマスのイスラエル攻撃を強く非難するよう呼びかける https://rfi.my/A0BT.X

国連安全保障理事会は日曜午後、緊急非公開会合を開き、中国の張軍国連常任代表は、中国は安全保障理事会の声明を「支持する」と述べた。

2つの笑いの元ネタを挙げて。自分で考えてみて:

もっと見る

何清漣 @HeQinglian 7時間

イスラエル・パレスチナ紛争が気になるツイ友には、カタール王室から資金提供を受けているアラブ世界で最も影響力のあるメディア、アルジャジーラをお勧めする。

chinese.aljazeera.net

アルジャジーラの国際ニュースと深掘した分析

中東および世界中からのニュースと分析、意見、評論、長文の読み物、写真ギャラリー、インタラクティブなビデオ、ドキュメンタリー、オーディオ、ポッドキャスト。

何清漣 @HeQinglian 1時間

フランスの急進左翼政党がハマスとイスラエルに打撃を与え、暴力的な反応を引き起こす

https://rfi.my/A0Bo.X

政党は政治的生き物であるため、態度表明しなければならない。

戦場から遠く離れた一民間人として、誰もが味方になってやりすごすロシア・ウクライナ戦争のような事態にならないことを願っている。

真山氏の記事では、3人の生き方が示されています。ナイチンゲールとディズニーはよく知らないので、津田梅子についての話を少々。

岩倉使節団の留学生として津田と一緒に行った一人は会津藩家老の娘山川捨松(後に大山巌と結婚し、大山捨松となる。日本女性最初の大学の文学士の学位を取った)。捨松が卒業したヴァッサー大学は後にソ連のスパイとなる米国共産党員エリザベス・ベントレーも卒業した。捨松は日本に帰ったら、女子のための学校を設立したいという夢を持っていた。これが津田にも伝播したのでは。津田の学校創設に当たっては、捨松は日米の関係者に支援をお願いした。

古川安著『津田梅子 科学への道、大学の夢』によると、津田は再留学先の米・ブリンマー大学でトーマス・ハント・モーガン博士(1933年にはノーベル生理学・医学賞)に師事し、生物学でその実力を買われていて、津田が帰国しても米国に戻るよう何度も手紙を貰ったほど。そちらでも大成したと思われる。

記事

フローレンス・ナイチンゲール(1855年頃、写真:TopFoto/アフロ)

歴史に名を刻んだ偉人たちも、輝しい時期は人生のごく一部である。病気やけがに苦しんだり、お金がなくなってしまったりと、自分の人生の「おしまい」を感じながらも、最期まで自分らしく生きようと奮闘していた。著述家・真山知幸氏の新著『おしまい図鑑 すごい人は最期にどう生きたか?』(笠間書院)のなかから一部抜粋・再構成し、ナイチンゲール、津田梅子、ディズニーの意外すぎる晩年を紹介する。(JBpress編集部)

夢を叶えてすぐ病に倒れたナイチンゲール

1853年から56年にかけて、ロシアと、トルコ・イギリス・フランス・サルデーニャの連合軍との間で、クリミア半島を舞台に戦争が起きた。このクリミア戦争での負傷兵に対する献身的な看護によって、フローレンス・ナイチンゲールの名は世界中で知られることになる。

ナイチンゲールは28歳のときに看護師を志すも、親の猛反対によって夢に突き進むことを阻まれてきた。それだけに、31歳でようやく独立し、看護師として働けるようになったときの喜びはひとしおだっただろう。

33歳で施設の看護婦監督に就任。その翌年にクリミア戦争が起きると、海軍の病院へと赴任することとなった。

「すべてを思い通りに成し遂げるのでなければ、何もなさなかったと同じなのである」

そんな言葉すら残しているナイチンゲール。クリミア戦争の野戦病院で行ったのは衛生管理だ。清掃と換気を徹底的に行うことによって、兵士の死亡率を半減させることに成功した。

そして、まさに看護師としてさらなる活躍をしようというとき、すでにナイチンゲールの体は病に侵されていた。2年にわたる無理がたたったのだろう。全身が衰弱して、心臓も弱っていた。今にも倒れそうな状況をみて、医師からこんなことが告げられたという。

「このままでは一生、病気が治らなくなります。完全に休養をとってください」

当時ナイチンゲールはまだ37歳。看護師として働いてからまだ2年半ほど。もちろん、医師の言う通り、無理をせずに回復するまで休むべきである。

だが、無理せず休める性格ならば、これほど病状が悪化することもなかっただろう。ナイチンゲールはソファーから起き上がれないくらい弱っているにもかかわらず、息を切らしながら、政府の刊行物や病院関係の報告書に目を通した。

寝たきりのベッドのなかでも改革を進める

そこまでしたのには理由がある。ナイチンゲールはクリミア戦争中に、野戦病院で多くの人が亡くなっていく悲惨な状況を経験して「陸軍医局の組織を根底から変えなければならない」と痛感。病院を運営するためのよりよい決まりを提案するべく、病を押して仕事に没頭したのである。

ナイチンゲールは半年あまりかけて、800ページにもわたる改革案を書き上げている。もっとも、本人は動くことすらままならない。そのため、ナイチンゲールは周りに集まって来てくれた弟子たちを頼りにして、病床でも働き続けたのだ。

医師のサザランド博士は、ナイチンゲールの手足となって協力した一人だが、さすがに心配になったのだろう。休暇をとるべきだと手紙を書くと、ナイチンゲールは怒りをあらわにした。

「私は自由がきかない身体で横たわっているというのに、あなたはまだ私にうるさく言うのですか」

そうして病床の身とは思えないほど、昼夜を問わず改革にまい進したナイチンゲール。当時彼女の意見を取り入れていない大病院はどこにもないほど、大きな影響力を発揮した。1869年には、セント・トマス病院にナイチンゲール看護婦養成学校を開校。現代看護術を普及させるために尽力した。

これほど相当な無茶をしたにもかかわらず、ナイチンゲールは90歳と長生きしている。そのうち、約50年あまりを病床で過ごした。87歳には女性として初のメリット勲章を与えられている。

さすがに晩年は、独特のとげとげしさはなりをひそめて穏やかになったが、やるとなれば徹底的にやる気質は変わらなかった。

その激情こそが、寝たきりでありながらも、ナイチンゲールの体中にエネルギーをたぎらせたのではないだろうか。

【おしまいから考える】
人生は思い通りにいかないことが多い。限られた条件のもとでも、理想を実現するにはどうしたらよいだろう。

留学から帰国後、疎外感に苦しんだ津田梅子

女子教育の先駆者であり、いま盛んに謳われる「女性活躍の社会」の礎を作ったのが、津田梅子である。梅子には「パワフルな強い女性」というイメージが強く、長く病に悩まされたことは、それほど知られていない。

津田梅子(写真:共同通信社)

梅子が岩倉使節団の留学生として渡米したのは、わずか6歳のときのことだ。5人の少女のなかで最年少だった梅子は、年長の2人が10カ月足らずで帰国するなか、17歳までアメリカで過ごす。わが子同然に面倒を見てくれたランマン夫妻の存在が大きかったとはいえ、梅子自身の意思の強さがなければ、なし得ないことだった。

むしろ梅子が打ちひしがれたのは、帰国後の待遇だ。同じく渡米した男子留学生は2、3年で帰国して政府から重要なポストがあてがわれたが、梅子には何の仕事も与えられなかったのである。日本での女性の地位はすさまじく低く、大きなカルチャーショックを受けることとなった。

仕事がない梅子は、父の仕事や家事を手伝いながら、疎外感に苦しんだ。これでは一体、何のために留学したのかわからない。帰国した翌年の18歳のときに、ランマン夫妻に宛てて、こんな手紙を出している。

「よく憂うつになって、アメリカなんかに行かないほうがよかったのでは、と感じることがあります。私が教育を受けたことは誰の役にも立たず、しかも他人との違いを私に悲しく感じさせるだけですから」

設立したばかりの華族女学校に梅子が教師として職を得るのは、帰国してから実に3年が経ってからのことだった。

やがて梅子は自身で教育施設を立ち上げる必要性を痛感。再留学して女子教育について研究してから、1900年に夢を実現させる。

36歳の梅子は、先駆的な私立女子高等教育機関として「女子英学塾」を創設。手狭な校舎に生徒は10人と小規模ながら、記念すべきスタートを切った。

「大きな学校の、名誉ある地位で、多くの人から注目されながら仕事をするのはいいものです。しかし、もっと目立たない形で、少数のために同じ情熱をもって働くことのほうがもっといいのです」

式辞で生徒たちにそう語りかけた梅子だったが、状況は目まぐるしく変わっていく。塾を創設するやいなや、学生が半年で30人を超えて、その後も増加。何度となく校舎を移転させながら、梅子は自ら教壇に立って塾の基礎を固めていった。

「なぜ長生きが私に許されないのか」

そんな梅子の体調に変化が見られたのは、40歳頃のことだ。手紙で喘息の症状を訴えるようになった。塾を創立して5年目の1905年のことである。

友人にも心配された梅子は1年ばかり、アメリカで休養することとなった。しかし、つらいのは自身の体調のことばかりではない。帰国した梅子を待っていたのは、身近な人の「死」であった。父が脳溢血で病死すると、翌年には母が他界。さらに同年に、恩人である伊藤博文も暗殺されてしまう。

53歳のときに梅子は糖尿病を発病。入院生活を余儀なくされると、こんな本音をこぼしている。

「まず私の頭に浮かんだのは、私の人生は他人の役に立ったし、利己的なものではなかったのに、なぜこの災難が私にふりかかり、なぜ長生きが私に許されないのか、という思いであった」

その後も約10年にわたって、断続的に入退院を繰り返した梅子。病で思うように活動ができなくなったとき、梅子はこんな無念さも綴った。

「やりたかったことに比べると、これまで私にできたことはあまりにも少なく、ここで止めなければならないのは口惜しいことです」

別荘で療養生活に入ると、梅子は64歳で激動の人生に幕を閉じた。梅子が生涯を捧げた「女子英学塾」は津田塾大学として、現在も変革を担う女性を輩出し続けている。

バイタリティ溢れる梅子には、それだけやりたいことが多かったのだろう。目標に向かってひた走った人生であっても、後悔は残る。ならば、今を生きる私たちは、抱える迷いはすべて捨てて、やりたいことはやっておかねばならないのではないだろうか。

【おしまいから考える】
限られた時間の中で、どう生きたらよいだろうか。

ディズニーが市長に立候補しなかったワケ

ある分野で名を馳せると、名誉欲から政治家に転身しようとする人もいる。

偉人でいえば、科学者のアイザック・ニュートンがそうだった。45歳のときにケンブリッジ大学を代表する国会議員の一人として1年間、活動したところ、その権力に魅せられたようだ。その後も、政治の世界に憧れて、方々に働きかけている。

だが、ニュートンは1年の議員活動においても、ほとんど発言しておらず、政治家としての適性はまるでなかった。転身はうまくいかずに精神を病んでしまっている。

そんな名誉欲に駆られたら、ウォルト・ディズニーの話を思い出したい。

ウォルトは4歳から、ミズーリ州マーセリンで幼少期を過ごした。それまではシカゴの都会で暮らしていたが、両親が「ウォルトを自然のなかで育てたい」と考えて農場を購入したのだ。マーセリンの農場は、ファンタジーの世界そのもの。キツネやウサギが駆け回り、リスやアライグマもいた。耳をすませば鳥のさえずりが聞こえ、池にはカモが優雅に浮かんでいたという。

そんな幼少期を経て、ウォルトは『ミッキー・マウス』や『白雪姫』などの大ヒットを飛ばして、アニメーションの世界に革命を起こし続けた。

50代になって「テーマパークを作りたい」といきなり言い出したときは、周囲から猛反対されている。専門家も口をそろえて否定的なスタンスだったが、ウォルトはどこ吹く風でこう言った。

「不可能なことをやるのは楽しいものだ」

1955年7月17日の日曜日、ウォルトはディズニーランドの開園を実現させる。53歳にして大きな冒険に出かけることになったが、オープン初日の記憶は「黒歴史」といってよいだろう。飲食物は足りないわ、アトラクションは壊れるわ、炎天下でアスファルトは溶けるわで、散々な結果に終わった。

だが、そこからウォルトは自ら園内を隅々まで歩き回り、ゲストの意見にも耳を傾けながら、改善に改善を重ねていく。すべての箇所をウォルト自らが点検して、世界観を損なうものを徹底的に排除していった。

ウォルト・ディズニー(1955年、写真:Alamy/アフロ)

日々更新されるディズニーランドは、変化のたびに評判を呼び、多くの観客を集めることに成功。周囲も評価を一転させていくなかで、ウォルトに「ロサンゼルス市長に立候補してほしい」という人まで現れた。だが、ウォルトはこう断っている。

「なぜ、この僕が市長なんかに立候補しなきゃならんのかね。僕はすでに王様なんだよ」

ウォルトにとって、ディズニーランドは、幼少期にファンタジーを体験した、農場のマーセリンを理想化した姿でもあった。これだけ自分が長い間、思い描いてきた世界を創ったのだから、政治の世界に何ら惹かれることはなかった。

病床で練っていた新しい未来都市プラン

ウォルトは晩年、病床に伏せても、フロリダのディズニーパーク内に実験的未来都市エプコットを作ることを計画。病室の天井を指さして位置関係を示しながら、事業の詳細を弟に語りかけた。

その様子を目の当たりにした弟は、帰宅してから妻に「あれなら回復の見込みがあると思う」と話したが、その翌朝に急性循環不全で、ウォルトは他界することになる。65歳だった。

世界中が驚きと悲しみに包まれたが、本人は自身の死を予感していたらしい。亡くなる前年、ディズニーランド内で建設に協力してくれた人たちと晩餐会を開催。長い付き合いになる同僚と3人で園内を歩きながら帰っていると、ウォルトは感慨深げにこう口にした。

「ああ、実に楽しかった。こんなに楽しい夜は今までだって滅多になかったよ」

それを受けて同僚が「もっとこういう機会を持とう」と提案するが、ウォルトは「いや、これで終わりさ」と言うばかり。そしてこうほほ笑んだという。

「今夜はとてもすばらしい夜だった、と言うだけでいいじゃないか。僕は今日のことを忘れないよ」

アニメのカラー化、そして長編化、さらにはテーマパークの建設……。途方もない夢をいつも追ったウォルトの人生は困難に満ちていたが、この夜にすべてが報われたのかもしれない。

生涯をかけて自分の王国を築きあげて、王様になったウォルト。ウォルトの場合は広大なテーマパークという具体的な形になったが、誰しもが自分の王国は心の中にあるはず。それを理想化するために最後まで奮闘した。

【おしまいから考える】
自分の理想とする世界はどんなものだろう。

* * *
本書では、ウォルト・ディズニーのように「最期まで好きなことをした人物」として、発明王のトーマス・エジソンや実業家のココ・シャネル、画家のフリーダ・カーロなどを取り上げている。

『おしまい図鑑』(真山知幸著、笠間書院)

加えて、ナイチンゲールのように「理想のためにひた走った人物」として、秦の始皇帝や数学者のエイダ・ラブレスらを、津田梅子のように「意思が受け継がれた人物」として、江戸幕府に抗った大塩平八郎や高杉晋作、暗殺をも恐れなかった政治家のハーヴェイ・バーナード・ミルクらの晩年を解説した。

さらに「第2の人生をまっとうした人物」や「悩みながらも生き抜いた人物」の生き様も取り上げながら、30名以上の偉人の「おしまい」が本書には収録されている。

「いかにして人生の最期を迎えるか」を考えることは「今、この瞬間をいかに生きるべきか」に向き合うこととイコールである。知られざる偉人の晩年から、自分らしく生き抜くためのヒントがきっと見つかることだろう。

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『アメリカの衝撃人事…ランバート国務次官補代理の「チャイナハウス」トップ就任の裏にある「意図」』(10/7現代ビジネス 歳川隆雄)について

10/7The Gateway Pundit<Iranian-Proxy Army Hamas Launches Surprise Missile Attack on Israel Three Weeks After Joe Biden Sends $6 Billion to Iranian Regime – As Trump Predicted=ジョー・バイデンがイラン政権に60億ドルを送金してから3週間後、イランの代理軍ハマスがイスラエルに奇襲ミサイル攻撃を開始 – トランプの予測通り>

バイデンの外交は意図的に失敗し、米国の弱体化を図っているとしか思えない。

米国への9.11攻撃から22周年を迎え、ジョー・バイデンは、残忍な政権に拘束されている最大5人の米国の二重国籍者と引き換えに、イラン政府に60億ドルを送る協定をまとめた

イランは数年前からテロ支援国家のトップに位置している。

バイデン政権の追従者ジョン・ハドソンがワシントン・ポスト紙でこのニュースを報じた。

バイデン政権は、銀行に対し、米国の制裁により、凍結されたイラン石油資金60億ドルの送金を可能にすると発表した。これは、イランで拘束されている米国人5人の釈放を確実にするための重要な一歩である、と関係者が述べた。協定の一環として、政権は米国で拘束しているイラン人5人を釈放する。

この措置は月曜日に議会に通知されており、その多くが拘留者の帰還を数年間待ち続けてきた米軍捕虜の家族や支援者にとっては安堵感となるものと思われる。また、凍結されたイラン資金、つまり韓国からカタールに送金され、食料や医薬品などの人道物資の購入に限定されている資金の解除を認めるいかなる合意にも反対する議会共和党からの厳しい批判にさらされることが予想される。

この合意は、イランの核開発計画の急速な拡大、ロシアへの継続的な軍事支援、反対派に対するイランの厳しい弾圧など、さまざまな問題で対立し続けている長年の敵対者にとって大きな突破口となる。

3週間前、ゲートウェイ・ファンディットは、イランがその現金を軍事的および地域的野心の資金として使用するだろうと予測した。

私たちは正しかったのです。

イランのイスラム主義代理ハマスは安息日の奇襲攻撃でイスラエルに5000発以上のミサイルを発射した。

https://twitter.com/i/status/1710623083042619660

トランプ大統領は3週間前に予言した。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/iranian-proxy-army-hamas-launches-surprise-missile-attack/

10/7The Gateway Pundit<“We Brought So Much Peace to the Middle East – Only to See Biden Whittle It Away” – President Trump Releases Statement on Hamas War on Israel –=「我々は中東に非常に多くの平和をもたらしたが、バイデンがそれを削り取るのを見るだけだ」-トランプ大統領、対イスラエル・ハマス戦争に関する声明を発表->

バイデンは無能と言うより、極左のAOCのように米国に憎しみを持っているのでは。

土曜日朝、トランプ大統領は今日のハマスの攻撃に関する声明を発表した。

トランプ大統領は攻撃を非難し、イスラエルには圧倒的な武力で自国を守るあらゆる権利があると述べた。

トランプ大統領はまた、米国の納税者がハマスによるこれらの攻撃に資金を提供しており、バイデン政権を非難していることを米国国民に思い出させた。

トランプ大統領はさらに、「我々はアブラハム合意を通じて中東に多くの平和をもたらしたが、バイデンがそれを削り取るのを見るだけだった」と付け加えた。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/we-brought-so-much-peace-middle-east-only/

10/7The Gateway Pundit<(VIDEO) “Israel is At War, And The United States MUST Support Israel” – Trump Addresses Israel Attack and “Weak” Joe Biden’s Failures While Speaking in Iowa, Vows to Cut Off Funding to Palestinian Terrorists=(ビデオ) 「イスラエルは戦争状態にあり、米国はイスラエルを支援しなければならない」 – トランプ大統領、アイオワでの演説中にイスラエル攻撃と「弱い」ジョー・バイデンの失敗について言及、パレスチナのテロリストへの資金提供を断つと誓約>

アラブは今のところ派兵なし。イランとアフガンが軍事支援。

前回米国がイランに巨額の資金を供与したのはオバマ政権時代で、イランは大規模な軍備増強を開始した。

今回は、ガザのイラン代理軍が安息日にイスラエルに対して歴史的な軍事攻撃を開始するまでに4週間かかった。 エルサレム・ポストは現在、タリバンが対イスラエル戦争でガザ地区のハマスを支援するため、イラン全土の自由通行を要求していると報じている。

オバイデン政権の混乱を今回は一掃するのはずっと難しいだろう。

RSBNの報道

トランプ大統領は土曜夜、アイオワ州シーダーラピッズでハマスのテロリストがイスラエルに対して開始した野蛮な戦争について言及し、「ジョー・バイデンはイスラエルを裏切った。彼は我が国を裏切った」と述べた。

大統領は続けて、「大統領として、私は再びイスラエルを支持し、初日からパレスチナ人テロリストへの資金を遮断する」と述べた。

トランプ大統領はバイデン氏を「大統領としては不甲斐ない人物」と呼び、バイデン氏が同国を第三次世界大戦に導くだろうと悲しげに予言し、我々がこれほど近づいたことは「一度もない」と指摘した。

トランプ大統領は「彼は間違ったタイミングで間違った人を引っ張り出し、何かを言うとしても間違ったタイミングで間違ったことを言う」と述べた。

第45代大統領はまた、ハマスのイスラエル領土への侵攻は「野蛮な行為」であり、「鎮圧され復讐」されなければならないと述べた。

「イスラエルは戦争状態にあり、米国はイスラエルを支援しなければならない」と彼は誓った。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/video-israel-is-war-united-states-must-support/

10/8阿波羅新聞網<10月7日俄乌最新:莫斯科的男孩们投降与东线大捷=10/7、ロシアとウクライナの最新ニュース:モスクワの少年たちの降伏と東部戦線の大勝利>2023年10月7日、ロシア・ウクライナ戦争は591日目に入った。

まずは過去24時間の戦況を見てみよう。

バフムト戦線では、昨日、ロシア軍が狂気の反撃を開始し、24時間で57回の攻撃を行い、一日の攻撃の記録を樹立したが、結局すべて失敗し、モスクワからの動員兵が多数捕虜となった。

日本の粉川なつみさんもウクライナ支援。(この中国語記事の中で紹介されている)

8/7NHK<“ほぼ全財産”を投じウクライナを支援 26歳日本人女性の思いとは?>

https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/08/01/33180.html

https://www.aboluowang.com/2023/1008/1963176.html

10/8阿波羅新聞網<习近平废了李强,李强废了国务院 实情是… —李强与国务院皆废?分析:习从未下放权力=習近平は李強を実権なしに、李強は国務院の機能を停止、真実は… ――李強も国務院も皆実権なし? 分析: 習近平は一度も権力を委譲したことがない>「習近平は李強の実権をなしとした」、米国在住の政治評論家の陳破空は10/6、セルフメディア番組で、李強は中共で第2位の人物で、総理であり、政治局常務委員会の委員でもあり、高い地位にあるはずだが、習近平は彼に何の権限も与えていないと述べた。

陳破空は、いくつかの象徴的な事件は、中共国務院が国家統治や経済活動とは何の関係もなく、政治を話すだけの政治機関となり下がったと述べた。 さらに、李強は出張時に専用機に乗れず、チャーター機しか利用できず、プライベートジェットを使うビジネスマンにも及ばない待遇で、最も重要なことは、今年の「国慶節」の歓迎会の演説が習近平に代わったことだ。

陳破空は、習近平国家主席が李強に演説させなかったことは、李強が存在しないことにほぼ等しいと述べた。 最も深刻なことは、中共の党メディアが報道の中で歓迎会の主催者について言及せず、歓迎会は人民大会堂で開催されたとだけ述べたことである。同氏は、李強が演説できなくなっただけでなく、「国務院」という文字も消去され、毛沢東と周恩来が築き上げた74年間の体制を一気に崩壊させたと述べた。

内部で反乱の芽が熟成されている。

https://www.aboluowang.com/2023/1008/1963188.html

10/8阿波羅新聞網<杭州观众压倒性挺朝鲜队 日本女足冷静夺金=杭州の観客は北朝鮮チームを圧倒的に応援、日本女子サッカーチームは冷静に金メダルを獲得>10/6(金)、杭州アジア大会の女子サッカー選手権試合で、日本チームと北朝鮮チームが対戦し、観客のほとんどが北朝鮮を応援していたため、日本選手たちは大きなプレッシャーを感じながらも、冷静沈着な試合運びで北朝鮮チームを4対1で破った。

日本チームは中嶋淑乃のゴールで先制したが、10分も経たないうちに金京英が北朝鮮チームに同点を齎した。 両チームは膠着状態が続き、前半は1対1の引き分けとなった。

杭州アジア大会では3万5000人以上の観客が圧倒的に北朝鮮チームを応援し、日本選手が攻撃を仕掛けるとブーイングが起こった。 日本の狩野倫久監督は、選手たちは「緊張を感じていた」が、冷静に対応したと語った。

「まるで自分たちがビジターチームであるかのような気分になった」と彼は語った。「我々はこの試合に向けて精神的に準備を整え、落ち着いて試合に勝った」

後半、日本チームは66分から72分までの6分間で3ゴールを奪い、会場を静まり返らせて勝利を決定づけ、これが過去4回のアジア大会で日本チームが獲得した3個目の金メダルとなった。狩野倫久監督は、日本のユース選手育成システムが成功の理由だと語った。

非人道な国の国民は、同じく非人道な国を応援する。分かり易い。

https://www.aboluowang.com/2023/1008/1963080.html

10/7阿波羅新聞網<这战机可任意“进出”中国! 美媒:B-21隐形战机 可携核武随意轰炸=この戦闘機は中国に自由に「出入り」できる!米メディア:B-21ステルス戦闘機は核兵器を自由に運び爆発できる>米国のB-21「レイダー」戦略爆撃機は世界の軍事分野で大きな注目を集めている。 この航空機はノースロップ・グラマン社が数十年にわたる技術蓄積を経て製造したもので、最新のステルス技術、効率的な航続距離、柔軟な爆弾搭載能力を兼ね備えており、米軍の空中キラーとして知られている。 米国はB-21の存在で強い自信を持っており、B-21が中国に自由に出入りし、自由に爆撃できると考えている。

機密を中共とロシアに盗まれないように。

https://www.aboluowang.com/2023/1007/1962976.html

10/7阿波羅新聞網<才击落苏-35 俄军又打下自己战机! 俄媒:再这样下去 就无机可飞了=Su-35を撃墜した ロシア軍はまた自国の戦闘機を撃墜した! ロシアメディア:このままでは飛べる飛行機はなくなる>ロシアはつい最近、自国の戦闘機をうっかり撃墜するという事件を起こしたばかりだが、今日(7日)はロシア軍が再び同じ過ちを犯したと報じられており、この「同士討ち」が続けば、ロシアのメディアはこう言わざるをえない。「ロシアは飛べる飛行機はなくなる」と。

笑い話。

https://www.aboluowang.com/2023/1007/1962973.html

何清漣 @HeQinglian 10時間

宗教組織の結集力は、世俗組織の結集力と比べられない。共産主義(社会主義)という疑似宗教だけが対抗できる。

引用

猫おじさんが物語を語る @wakeup_arrow 16h

法輪功は華人反共の天井

過去 30 年間で、米国に真に根付き、世界中に広まったのは法輪功だけである。

大紀元は影響力のある右翼メディアに成長した。

NTDTV は世界的な華人美人コンテストを主催する能力を持っている。

神韻歌舞団は世界ツアーを行っている。

法輪学会は114カ国で設立され、1億人以上が法輪功を実践している。

反共華人組織はすべて、次の 4 字で評価されうる。

「不如輪子=法輪に如かず」

https://twitter.com/i/status/1710651621926171047

何清漣 @HeQinglian 4時間

いずれにせよ、中東の専門家でないと、その地で何が起きたのか、歴史の恩讐を理解するのは難しい。

しかし、転送された短い記事👇から判断すると、これは短期的に解決できる局地戦争ではないはずである。 …

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引用

Ezio Mao ☢@KELMAND1 11h

国際ジャーナリストのアッバス・ジュマは次のようにコメントしている:

では、なぜ今日パレスチナはイスラエルに対しこれほど大規模な攻撃を起こしたのか? この質問に確実に答えることができるのは、アル・アクサ洪水作戦を計画した者だけである。どうやら、彼はずっと前に極秘にこれを画策していたようだ。私は、この出来事は1973 年の特定の日付(贖罪日)に合わせて計画した… twitter.com/kelmand1/statu…

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何清漣 @HeQinglian 8時間

国際情勢の突然の変化:

1.米国のバイデンは援助資金を停止せざるを得なくなった。議会はそれを承認しなかった。フランスメディアの報道によると、EUは単独で支援するのは難しいと感じており、英首相は、国防大臣が言ったウクライナへの派兵は誤解で、英国はロシア軍と直接対決するためにウクライナに派兵するつもりはないと正式に発表した。

2.ハマスは米国の(筋金入りの)同盟国であるイスラエルに対してテロ攻撃を開始し、米国国防長官はイスラエルへの支持を表明した。 …

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何清漣 @HeQinglian 10分

私は今日、米国は同時に 3正面で戦うことはできないと言ったが、多くの人が反対した。米国には 3正面または 2 正面で同時に戦う能力があると考えている。

国共内戦中、毛沢東が林彪への贈り物として『中国革命戦争の戦略的問題』からの古い引用を繰り返したことを覚えている:「人に対し10本の指を傷つけるのはその一本を断つのに及ばない、敵に対しては、10個師団を破るのは1個師団を全滅させるのに及ばない」と。 私は、米国とNATOは、最初に1つの敵を破壊し、その後、他の敵との戦いに集中する能力を持っていると思う。 …

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何清漣 @HeQinglian 38分

米国がハマスを非難、バイデン:「イスラエルに“あらゆる適切な支援”を提供する用意がある」

https://rfi.my/A02o.X

バイデンは、米国がイスラエルに数十億ドル相当の武器を提供してきたことを強調した。

オースティン国防長官は声明で、「今後数日間、(米国)国防総省はイスラエルが自国を守るために必要なものをすべて備えていることを確認するよう努める」と述べた。

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歳川氏の記事では、中国から金を取ったバイデンが、対中強硬策を本気で展開するとは思えないが、国務省内にチャイナハウスが新設されれば、官僚はそれなりに動いていくことが期待される。ランバート氏には中共の国際ルール無視は重い代償が伴うことを分からせてほしい。

日本は外務省が窓口になると思いますが、なんせ危機感の薄い省庁で、チャイナスクールが力を持っていることもあり、まともに米国と連携できるかが心配。

記事

米国務省の注目人事

米国務省は9月29日午前(米東部時間)に極めて注目すべき人事を行った。マーク・ランバート国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)が、対中政策に特化した専門部署「中国調整室(チャイナハウス)」のトップに任命されたのである。

China Coordinator(中国調整官)が英語の正式表記であり、米国家安全保障会議(NSC)大統領副補佐官のカート・キャンベル・インド太平洋調整官もNSC Coordinator for the Indo-Pacificと表記される。

国務省生え抜きのランバート氏は中国語、日本語、タイ語、ベトナム語、そしてスペイン語が堪能。夫人のローラ・ストーン氏も元国務次官補代理(南アジア担当)であり、同省32年間のキャリアを持ち、現在はアントニー・ブリンケン国務長官直属のCOVID対応・保健安全保障室副調整官である。夫妻は在ベトナム米大使館のそれぞれ政治担当公使、経済担当公使時代の同僚である。

ランバート氏は卓越したその語学力を生かし、ハノイ、バンコク、東京、北京勤務経験がある(註:国務省の語学研修でアジア4カ国語を希望・実現して省内で顰蹙を買ったというエピソードの持ち主)。同省有数の東アジア、東南アジア専門家として名高い。

「チャイナハウス」の新設

東アジア太平洋局韓国室時代(2019年4月~20年1月)は北朝鮮担当特使として同国のミサイル発射・核実験について国連安保理による非難決議をまとめる調整役を担った。ハノイ時代(13年7月~16年8月)には米国の南シナ海の海洋戦略立案に従事、米越関係の改善に貢献したことで高く評価された。2回の北京勤務があるが、同国に政治犯釈放を働き掛けて実現、同国の宗教の自由を促す戦略を考案したことで国務省の年間人権担当官に選出された。

在北京大使館時代に対中政治軍事問題統括官だった同氏を知る外務省関係者は「2001年に発生した米海軍機EP-3墜落事件では得意の語学と交渉力で中国側と粘り強く交渉し、一触即発の危機回避に果たした役割は当時の西側外交団で話題となった」と語る。

同氏がワシントン在住の外交団の耳目を集めたのは昨年12月16日(現地時間)。ブリンケン国務長官主導で対中政策調整に当たる通称「チャイナハウス」(正式名:Office of China Coordination)新設が発表されて、リック・ウォーターズ国務次官補代理(中国・台湾担当)がトップに就いた。

ランバート氏も中国副調整官としてチャイナハウスに名を連ねたが、当初から同氏がいずれチャイナコーディネーターに就くと言われていた。ワシントンの外交関係者は今回の人事を、元駐ベトナム大使であり現在の上司であるダニエル・クリテンブリンク国務次官補(東アジア・太平洋担当)が当時の子飼いの同氏を引き上げたと揶揄する向きが多い。それゆえに省内ではハレーションが起きているとの指摘もある。

大きなミッション

いずれにしても、チャイナハウスに職員数1万3000人の国務省全体から中国専門家を集め、各地域局、国際安全保障、経済、先進技術・知財、多国間外交のスペシャリスト約60~70人と連携し、米国の対中政策調整という大きなミッションにはランバート氏の経験と知見が不可欠とされたからだ。

ジョー・バイデン米大統領は、これまでトランプ前政権が対中を念頭に置いて展開してきた経済安全保障政策(輸出管理・投資・政府調達規制強化、投資規制、調達情報通信サプライチェーンでの排除、エマージング技術+基盤技術管理への対応、経済スパイ対策の強化)を継承・発展させる方針に変更はない。

というよりも、「力による一方的な現状変更の試みに強く反対」の対中基本姿勢をさらに強めている。8月18日午前(現地時間)、米キャンプデービッド(大統領別荘)で行われた日米韓首脳会合で岸田文雄首相、バイデン大統領、尹錫悦大統領の3首脳が一致した項目に「重要・新興技術協力やサプライチェーン強靭化を含む経済安全保障分野における連携強化」があった。

photo by gettyimages

こうした領域での対中政策を実務責任者として担うのがランバート氏である。では、サプライチェーン強靭化(半導体・先進蓄電池・重要鉱物)と輸出管理強化(マイクロエレクトロニクス・サイバー監視システム)などで、米チャイナハウスと協議・連携する岸田文雄政権の司令塔はいったいどの部署なのか。外務省総合外交政策局(河邉賢裕局長)?経済産業省貿易経済協力局(福永哲郎局長)?

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『ウクライナ戦争の裏でエスカレートするEUの「難民問題」…ドイツの都市部はもはやどこの国なのかわからないカオス状態に』(10/6現代ビジネス 川口 マーン 惠美)について

10/6The Gateway Pundit<Vigilant Fox: Sen. Rand Paul Targets Fauci On Primetime TV, Says He Belongs in Jail ‘Without Question’=油断のないフォックス:ランド・ポール上院議員がプライムタイムのテレビでファウチ氏を標的にし、「疑いなく」刑務所に入るべきと発言>

ファウチは世界で690万人(2023年9月4日の数字。中国人を入れれば億単位)も殺したのだからヒットラ―以上の極悪人。

「この男は祖国の裏切り者だった。」

木曜日のハニティの夜、ケンタッキー州上院議員ランド・ポール(共和党)は、アンソニー・ファウチ博士に対し、新型コロナウイルスの起源に関連する情報の取り扱いに関して一連の申し立てを行った。ポール氏によると、ファウチ博士は2020年1月初めに、新型コロナウイルス感染症が米国の税金で国立衛生研究所(NIH)とエコヘルスアライアンス経由で資金提供された武漢ウイルス研究所の機能獲得研究から発生した可能性が高いことを知っていたと考えているという。

https://twitter.com/i/status/1710105405483868559

https://www.thegatewaypundit.com/2023/10/vigilant-fox-sen-rand-paul-targets-fauci-primetime/

10/7阿波羅新聞網<惊险!中美开启战火只差1米=ドキドキ! 中国と米国が戦火を開くのには、わずか1メートルの距離にある>フィリピンは金曜日(10/6)、フィリピン沖のセカンドトーマス礁における中国船の危険な操作を強く非難した。 ここは双方の主権が争われている海域であり、摩擦や対立が頻繁に起こる場所である。

チキンレース。台湾の前に勃発?

https://www.aboluowang.com/2023/1007/1962790.html

10/7阿波羅新聞網<欧盟发表格拉纳达宣言 中欧关系雪上加霜=EUがグラナダ宣言を発表、中欧関係は更に悪化>EU加盟国の首脳は10/6(金)、スペインでの非公式会合後に「グラナダ宣言」を発表し、EUの競争力を強化し、デジタルおよびグリーンテクノロジーのリーダーとなることを目指し、欧州経済のセキュリティを強化し、重要な分野での第三国、特に中国への依存を軽減することを宣言した。

ロイター通信によると、EU首脳は金曜、スペイン南部グラナダで非公式会合を開き、会合後に発表した「グラナダ宣言」の中で、新型コロナの蔓延と2022年2月のロシアのウクライナ侵攻がEU の全体的な危機対応能力が試練となっており、EU はやはり競争力を強化する必要があると強調した。

EU 27か国は一致して、EUは統一市場を強化し、デジタル技術やグリーン技術、原材料、医薬品の分野で外国への依存を軽減すると同時に、投資を刺激し、科学技術の研究開発能力を改善する必要があると考えている。

やはり、中共とデカップリングすることが大事。

https://www.aboluowang.com/2023/1007/1962732.html

10/7阿波羅新聞網<排除北京!中共恐怕赶不上这趟“便车”= 北京を排除! 中共はこの「同じ方向の車」に乗れないかもしれない>米国と中国の間の科学技術競争に新たな傾向が見られる。米国政府は、RISC-Vオープンソース・チップ技術の開発への米国企業の投資を制限するよう議会からの圧力に直面している。RISC-V の現在のオープンソースの性質により、この技術は中国本土で広く使用され、開発されることが可能になっているが、もし、禁止されれば、テクノロジー業界における国境を越えた協力に影響を及ぼす。

ロイター通信の6日の報道によると、今回の論争の焦点は主に英アーム・ホールディングスと熾烈な競争を繰り広げるオープンソースアーキテクチャ「RISC-V」だという。 RISC-V は、スマートフォンのチップから高度な人工知能プロセッサに至るまで、さまざまな製品に使われている。

下院共和党委員長の二人、共和党のマルコ・ルビオ上院議員と民主党のマーク・ワーナー上院議員を含め、一部の議員はバイデン政権に対し、国家安全保障を理由にRISC-V問題に対応するよう要請している。

厳しい罰則をつけて禁止したほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2023/1007/1962699.html

10/7阿波羅新聞網<中南海内斗不止 “李蔡不和”引关注=中南海で内部闘争が続く 「李・蔡不和」に注目>中共20大後、習近平の腹心の「習家軍」が幹部の地位を占め、習家軍内の内部闘争が新たな政治ウオッチの対象となった。このうち首相を務める李強と、習近平の「大番頭」で党務を担当する蔡奇が権力争いの兆しを見せている。 専門家らは、李強は習に疑われることを恐れて目立たないようにする一方、蔡奇は寵愛を受け、傲慢さが増しており、その結果、李と蔡の関係は緊張しているとみている。

内部で足を引っ張り合うのは敵を利する。

https://www.aboluowang.com/2023/1007/1962625.html

10/6阿波羅新聞網<华日:担心被禁出境 中国正在成为外企高管禁区=WSJ:出国禁止を懸念、中国は外資系企業幹部にとって禁止区域になりつつある>中国政府が一部外国企業幹部の出国を禁止したことは、萎縮効果をもたらしている。WSJは、外国人はビジネスで中国に渡航する前によくよく考えなければならず、外国人幹部の中には、出国が許されないなら中国に行かない人さえいると報じた。

何を今更と言う感じ。でも日本企業はまだ動かない。

https://www.aboluowang.com/2023/1006/1962616.html

10/6阿波羅新聞網<自己人要谋暗杀普京? 俄安全部门追捕嫌疑特工=誰かがプーチン大統領を暗殺しようとしているのか? ロシアの治安当局が容疑者の捜索を行っている>ウクライナの特殊部隊がクリミア攻撃を続け、ロシア黒海艦隊は母港セヴァストポリから最新鋭の艦艇の一部を退避させざるを得なくなったため、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は今週、さらに深刻な打撃を受けた。 一方、ロシアの工作員がプーチン大統領暗殺計画を漏らしたことにより、プーチン大統領は安全上のリスクに直面している。

プーチン暗殺の話は?

https://www.aboluowang.com/2023/1006/1962613.html

何清漣 @HeQinglian 1時間

ロイター:台湾は、中国の華為を支援した疑いで4社を調査 https://rfi.my/9zrb.X  @RFI_Cn経由

記事には会社名は出ていないが、少々嘆かわしい内容である。チップ技術流出は、SMICから韓国のSKハイニックス、オランダ企業まで一時は疑惑が持たれ、最終的には台湾企業4社で決着がついた。それが TSMC に関連している場合、それはあまりにもありきたりになる。

何清漣 @HeQinglian 10時間

イタリアの難民危機が深刻化し(イタリア人の住宅の占拠が至る所で起きている)、ポーランド人が難民の入国を拒否するために組織化し始めると、西側諸国の国境のない移民政策は崩壊するだろう。

米国左翼の狂気の作戦が次々とその反人間性を暴露する中、今や華人ウクライナファンに残されたポリコレはただ一つ、ウクライナを支援することだけだ。 … もっと見る

川口氏の記事では、左翼政治家は米国でも、欧州でも、現実を見ないようである。難民が増えれば治安が悪くなるのは当たり前。一攫千金を狙って、密航業者に金を払って渡ってくるのだから、元を取り返すため、何でもするでしょう。麻薬に手を出したり、強盗、レイプも当たり前のように起きる。難民救済が本当に人道的なのか?本来は母国できちんと暮らせるようにしてやるのが、最も人道的では。NGOの金はどこから出ている?中共、ソロス等の左翼か人身売買組織か?いずれにせよ悪の権化。

バイデンもメキシコ国境の壁を再び作ることにし、言い逃れしてきたマヨルカスもやっと動き出した。まあ、マッカーシー下院議長解任の動きを見てのことでしょうけど。トランプの言ってきたこと、やってきたことが、正しいと証明されました。欧州も米国左翼を見習い、難民という名の不法移民の入国を厳しく取り締まるべきです。日本も同じように不逞外国人の犯罪を厳しく取り締まらないと。特に埼玉のクルド人。

記事

ランペドゥーサ島を目指す難民たち

地中海の島、イタリアのランペドゥーサ島が大混乱に陥っている。この島は、シチリア島からは230kmで、チュニジアからは113km。つまり、どうにか辿り着けそうなEUの領土として、アフリカ難民の格好の目的地だ。そのため前々から、チュニジアがアフリカ難民の積み出し港のようになっている。

ただ、地中海はれっきとした外海なので、小さなボートでの出帆など危険すぎてあり得ない。実際に、独Statista(世界最大の統計データプラットフォーム)が把握しているだけでも、今年の初めから9月17日までに海の藻屑となった命が2340人。本当はもっと多いだろう。

Gettyimages

難民は、自力でボートや小船を工面して海に漕ぎ出しているわけではなく、その裏には密航を斡旋している国際的犯罪組織が存在する。この“難民ビジネス”は、大した元手も要らず、麻薬の密輸などよりリスクも少なく、失敗しても返金義務もないということで、今や彼らの巨大な資金源だ。

いずれにせよ、難民のせいで過去に何度もニュースを賑わしてきたランペドゥーサ島だが、現在の混乱はおそらく最大級。人口5500人のこの島に、今年すでに13万人が来ており、9月の18日から20日までの3日間には、なんと8500人が199艘の粗末なボートで漂着した。EUでは現在、難民受け入れ条件の厳格化が検討されているため、駆け込み現象が起こっているとみられる。

しかも、今回はいささか様子が違う。これまで地中海では、難民救助に特化したNGOが大型船を駆使してはアフリカ沿岸で“遭難”している難民を救助し、何百人もまとめてイタリアやマルタに運んできていた。

この活動は、一方からは人命救助の尊い行動と称賛され、他方からは、犯罪組織と協働しているとか、難民が増える原因を作っているなどと非難されたが、いずれにせよ、イタリアやマルタにしてみれば迷惑な話だ。そこでここ数年は、NGO船は入港を拒まれ、難民を積んだまま行き場を無くすなどという事態が繰り返されていた。

ところが今回は、難民は粗末なボートでランペドゥーサ島まで続々と到達していた。いくら海が穏やかであったにしても、199艘のボートが100km以上を無事に航行し、3日の間に数珠繋ぎに到着するのは、やはり少々奇異だった。そのため、難民を運んできたNGO船が、ランペドゥーサ島の近くで彼らをボートに乗せて放しているのではないかという憶測まで流れた。

イタリアは以前より、これらNGOの活動に業を煮やしていたが、実はドイツ政府は、このNGOに、長年のあいだ補助金を出している。そこで、強く反発したイタリアのメローニ首相が、「資金援助をやめてくれ」とドイツ政府に書簡で要請したのが9月末。それに対し、ドイツのベアボック外相(緑の党)が、「人命救助に対する支援はやめない」と応酬。女二人の対立はエスカレートした。

その結果、28日、国境防衛強化についての採決が予定されていたEUの内相会議は拗れ、イタリア内相が突然ローマに帰ってしまった。かくしてEUの難民政策の刷新は進まず、今年は例年よりも気温が高いこともあって、難民は今もランペドゥーサ島を目指している。

大量の難民の庇護でドイツもパンク寸前

実は、難民ではち切れそうになっているのはドイツ国内も同じで、こちらは主にアフガニスタン、シリア、イラクなどの中東難民だ。今年の8月だけで1.5万人が、オーストリアやチェコの国境から陸路で違法に侵入した。

現ドイツの社民党政権内で強い力を持っているのは緑の党だが、彼らは今も、難民は全て受け入れるという党の基本方針に拘っているため、ドイツの国境ははっきり言って隙間だらけだ。

Gettyimages

ドイツで23年1月から8月までに提出された難民申請の数は22万116件で、前年比66%増。難民として認められる確率は今のところほぼ半々だそうだ。それでも皆がドイツで難民申請したがる理由は、申請中でも潤沢なお金が支給されるからだと言われる。

しかもドイツの場合、難民として認められなかった人たちも、そのまま滞在し続ける。地中海の難民をなるべく減らそうとする計画にあまり乗り気でないドイツ政府は、国内の不合格難民の母国送還にも消極的なのだ。その結果、退去しなければならないのに留まっている人の数が、今や累計で330万人に迫る。極度の人手不足の折り、これが労働力に回ればいいが、なかなかそうはいかない。

それに加えて、難民としてカウントされていないウクライナ避難民が、すでに100万人を超えた。最初は1年の期限付きの庇護のはずが、戦争は終わらないし、多くがいずれ長期、あるいは無期限ビザに切り替わっていくだろう。普通なら、ドイツの無期限ビザなどそう簡単に取れないから、移住したいウクライナ人にとっては無二のチャンスだ。

一方、ドイツの市町村は、強制的に割り当てられる大量の難民の庇護で大変なことになっている。受け入れは拒否できず、住居が足りない、職員が足りない、託児所が足りない、教師が足りない、もちろん、お金も足りないと、今や、ありとあらゆるところが破綻しつつある。

特に住居は不足しており、使っていない工場や倉庫を改造したり、郊外の空き地に急拵えのプレハブを建てたりしてもまだ足りず、役場や、学校の体育館や、とにかく並べられるところには隈なくベッドを並べているが、追いつかない自治体も多い。

そうでなくてもドイツは恒久的な住宅不足で、手頃な値段の住処を見つけることが難しかったというのに、今や自治体は大量の難民の住居の確保に必死で、住民はほったらかし。ベルリンでは7月、128戸の集合住宅の棟上げ式が行われたが、これが全戸、難民用になるとわかり、市民は怒った。ベルリンは、ドイツの中でも特に住宅難が深刻な都市だ。

難民や移民による犯罪も急増中

また、最近では、ベルリンやバーデン=ヴュルテンベルク州では、老人ホームの老人が追い出されて難民施設になったとか、ノルトライン=ヴェストファレン州の4つ星ホテルが、アフガニスタンとシリア人の難民収容施設になったとか、信じられないような話まで伝わってくる。

実際問題として、不動産の持ち主は、物件を老人ホームの事業者に貸すよりも、今や自治体に貸す方が儲かる。また、ホテル経営者も同様で、自治体に丸ごと貸し出せば確実に賃料が入る上、難民一人当たり一定の金額が支給される。

たとえば前述の四つ星ホテルでも、難民の世話は自治体の職員が全て仕切ってくれるので、もはや経営努力も要らない。厨房や清掃の従業員はそのまま残って、難民のために働いているそうだ。ただ、ホテルの入り口にあった女性の裸体の彫像だけは、難民を刺激しないように取り外されたとか。

Gettyimages

もっとも、難民が皆、四つ星ホテルや新築の難民住宅に住んでいるわけではなく、粗悪な住居しか提供できない自治体では、若い男性の難民が、仕切りを作った体育館や、昔の兵舎などにぎゅーぎゅー詰めにされていたりもする。こんなはずではなかったと、極度の欲求不満に陥っているケースも多いらしい。難民申請中は働くことはできないが、自由には出歩けないので、あちこちに出没し、それが近隣の住人とのトラブルも引き起こしている。

最近、問題になっているのは、難民や移民による犯罪で、政府はそれらをずっと隠そうとしてきたが、すでに隠せないレベルに達している。特に急増しているのがナイフによる傷害事件だが、殺人や婦女暴行といった凶悪犯罪も増えている。去年は、通学途上の小学生の女の子が、精神に異常をきたしていたらしい難民に刺し殺されるという凄惨な事件も起こり、ドイツの親たちを不安に陥れた。

ちなみに、長らく移民・難民の模範国であったスウェーデンでは、移民が形成した犯罪組織同士の争いがエスカレートし、殺人が増え、収拾がつかなくなっている。政府は9月末、これら犯罪組織の撲滅のため、国内での軍隊動員の計画まで発表した。ドイツはこういう事例を参考にすべきだが、残念ながら、緑の党は聞く耳を持たない。

ただ、この頃は、小さな市町村に難民の収容所設置が計画されると、住民が大々的に反対運動をするようになってきた。反人道と言われようが、人種差別と言われようが、自分の妻や娘を守ることの方が重要だという合意が形成されつつあるのだろう。ただ、現実として、これらの運動が必ずしも実を結ぶとは限らない。難民は、どこかに住まなければならないからだ。

左派の政治家たちは何を思うのか

ドイツ社会では、70年代にやってきたトルコ(クルド)、イタリア、レバノン系などの移民がすでに定着しているが、特定の都会では、長年のあいだに彼らの一部が形成したマフィアのような血縁犯罪組織もすっかり定着してしまった。

そこに、2015年以来、メルケル首相が呼び込んだ中東とアフリカからの難民が加わり、現在、縄張り争いが加熱している。今、ドイツの都会で街を歩いていると、いったいここはどこの国かと思うほど中東や北アフリカ系の外国人が増えており、以前のように安全とは言い切れない状況になっている。

Gettyimages

しかし、左派の政治家はいまだに、多文化共生とか多様性とか、とにかく民族の坩堝状態が理想の社会であるように言っており、国民が、高い家賃と住宅難に苦しみ、夜になると娘の帰宅を気にかけていることなど、わかっていない。

また、地域によっては学校が崩壊し、ドイツ人が去っていくという現象も起こっているが、高級住宅地に住み、子供たちを私立の学校に通わせている政治家には、それも見えない。多様性を説く彼らが思い描いているのは、スイスの高級寄宿学校の、優雅な民族の坩堝かもしれない。

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