A『「敵軍の電波をジャミングし、ドローンが壊れたら即座に修理」…ウクライナ軍に参加した「中国人義勇兵」が語る現代の戦争』、B『習近平体制に反対して、ウクライナ側で参戦…「中国人義勇兵」が戦場で見た、ロシア軍兵士の「愚かな行い」』(3/16現代ビジネス 安田峰俊)について

3/16The Gateway Pundit<Trump Announces That the FCC, Under Brendan Carr, Will Review Licenses of Corrupt Networks for ‘Fake News’ in Coverage of the War with Iran=トランプは、ブレンダン・カー委員長率いる連邦通信委員会(FCC)が、イランとの戦争報道における「フェイクニュース」を理由に、不正な放送局の免許を再審査すると発表した。>

カーは脅すだけでなく、ペナルテイを課すべき。日本も参考にできる。

ドナルド・J・トランプ大統領は今週日曜日、連邦通信委員会(FCC)が、米国、イスラエル、イラン間の戦争に関して虚偽の情報を流布したとして告発されている複数の報道機関の免許を審査していることを明らかにした。

トランプ氏は自身のプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、FCC委員長のブレンダン・カー氏が主導するこの取り組みへの熱意を表明し、カー氏が「腐敗した、極めて非愛国的なメディア」を調査していることを称賛した。

大統領は、NYTやWSJなどのメディアが、「デマ」やニュースの歪曲を流布していると非難した。その中には、空母USSエイブラハム・リンカーンなどの米軍資産に損害を与えたと偽って示すAI生成画像も含まれる。

トランプ氏はこれらの行為を「反逆行為」と呼び、イランはメディア操作の達人であるが、米国のリベラル系メディアが米国を弱体化させるためにこれらの嘘を増幅させていると強調した。

ブレンダン・カーは土曜日に直接警告を発した。

カー氏は、法律では公共の利益のために事業を行うことが義務付けられており、それが満たされない場合は免許が取り消される可能性があると強調した。

これはイラン情勢の緊迫化の中で発生したもので、米軍の空中給油機が深刻な被害を受けた、建物が炎上したといった虚偽の報道が出回っているが、トランプ大統領はこれらを国民の士気を低下させるための捏造だと否定した。

CNNやNBCなどのメディアは、こうした言説を増幅させ、真実よりも混乱を優先する左派の主張を助長しているとして批判されている。

この措置は、事実よりもグローバリストの思惑を優先することで信頼性を失った過激な左派系メディアに対する必要な打撃である。トランプ政権下では、メディアの誠実さを回復し、米国民のために、そして国民に敵対する形で報道が行われるよう徹底する必要がある。

https://gatewayhispanic.com/2026/03/trump-announces-that-fcc-under-brendan-carr-will/

3/16Rasmussen Reports<61% See Iran War as Successful So Far=イラン戦争はこれまでのところ成功していると61%が考えている。>

現在進行中の米国によるイランへの戦争は、ほとんどの有権者から成功と見なされているが、イスラエルとの軍事同盟については多くの人が疑問を抱いている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の61%が、これまでのところイランに対する軍事作戦は成功していると回答しており、そのうち35%は「非常に成功している」と回答している。一方、29%はイラン戦争はこれまでのところ成功していないと考えており、そのうち12%は「全く成功していない」と回答している。11%は判断を保留している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/61_see_iran_war_as_successful_so_far?utm_campaign=RR03162026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

3/17阿波羅新聞網<川普访华悬了!贝森特曝真相,习近平又被耍 全网围观=トランプの中国訪問は保留に!ベセント財務長官が真相を暴露、習近平はまた揶揄われた インターネット全体が注目>

アポロネット王和の報道:3/16―ベセント米財務長官は月曜日、パリで中国側代表団と貿易交渉を行った後、トランプ大統領の中国訪問計画について協議した。同長官は、今月末に予定されている会談が予定通り開催されるかどうかは依然として不透明だが、延期されるとしても、中国がトランプ大統領の要求に応じなかったことが理由ではないと述べた。

ベセントは明確にこう述べた:

「大統領の中国訪問が延期されたとしても、それは中国がホルムズ海峡問題に関して何らかの約束をしたかどうかとは全く関係ない。トランプが出した要求が満たされなかったから延期されるわけでもない。もし訪問が延期されるとしたら、それは大統領が最高司令官として、戦争中は米国に留まるべきだと考えているからだ。」

しかし、トランプ自身は日曜日にFT紙に対し、こう語った。

「北京がホルムズ海峡を通る石油輸送の通行を助けなければ、習近平との会談を延期するかもしれない」。このニュースが北京に伝わると、習近平国家主席は明らかに不快感を露わにした。メディアはこれを「習近平の期待が裏切られた」と報じた。

WHのリービット報道官は月曜日の番組で次のように強調した。

「会談は中止にはならないが、大統領が現在イランとの戦争に集中しているため、延期される可能性がある。大統領の現在の最重要責務は『エピック・フューリー作戦』の継続的な成功を確実にすることであり、大統領はWHで24時間体制でこの責務を国内で果たしている。新たな会談日程については近日中に発表する予定だ。」

中共の思惑通りには動かないと言うこと。日本もホルムズ海峡に艦船を出さないと、台湾・沖縄有事の時に米軍の助けは得られなくなると思った方が良い。

https://www.aboluowang.com/2026/0317/2360605.html

3/17阿波羅新聞網<此鲁非彼卢!外交部甩锅新高度:制裁隔壁老卢,不是鲁比奥(视频)=このルビオ(鲁比奥)はあのルビオ(卢比奥)ではない!外交部の論理のすり替えは新たな高みへ:隣のルビオ(卢比奥)に制裁、ルビオ(鲁比奥)には制裁なし(動画)>

アポロネット王和の報道:本日(2026年3月16日)、中共外交部の定例記者会見で、世界的に見て滑稽な喜劇が繰り広げられた。主人公は報道官の林剣で、脇役は不運な記者、そして真の「主役」は実は中国語の名前がほとんど同じルビオ(鲁比奥)とルビオ(卢比奥)だった。

事の顛末はこうだ。ある記者が真剣な表情でこう質問した。「ルビオ米国務長官は上院議員時代に中国から2度制裁を受けているが、トランプ大統領の中国訪問に同行する今も、その制裁の対象となっているのか?訪問に影響はあるのか?」

林剣報道官は、中国が制裁したのはルビオ(卢比奥)で、上院議員時代の発言や行動に基づくものであり、国務長官としてのルビオ(鲁比奥)ではないと、正論を述べた。

記者はおそらく「聞き間違えたか?」と思っただろう。林剣報道官はおそらく「完璧な論理だ!」と思っただろう。ネットユーザーたちが一斉に爆笑:

中国人お得意の論理のすり替え。

https://www.aboluowang.com/2026/0317/2360607.html

3/17阿波羅新聞網<狠招!川普逼中共跟伊朗翻脸—川普喊话多国护航 专家析中共被逼翻脸伊朗=凄い手!トランプは中共にイランとの寝返りを迫る―複数国に船舶護衛を要請、専門家は中共がイランとの寝返りを強要された理由を分析>

トランプ米大統領はホルムズ海峡で複数国に船舶の護衛を要請し、中共にも同様の行動を取るよう警告した。さもなければ、トランプ・習近平会談は延期される可能性があるという。米対中共危機対策委員会委員の林暁旭博士にインタビューし、多国籍護衛連合が実現する可能性はまだあるのかどうかを分析した。林暁旭博士: 「これは非常に良い戦略だと思います。この多国籍護衛連合は、中共にイランとの関係を断ち切らせることになるだろう。」

カーグ島を爆撃して石油積み出しできなくするのでは。イラン輸出は中共だけだし。原油価格がどうなるかですが。

https://www.aboluowang.com/2026/0317/2360637.html

3/17阿波羅新聞網<中共统战部高官反正逃美!罕见公开身份揭秘习近平—叛逃中共官员:没人喜欢习近平=中共統一戦線工作部高官が米国に亡命!珍しく身分を明かして、習近平の正体を暴露―亡命した中共高官:「習近平を好きな人はいない」>

米国に亡命した省級統一戦線工作部の元高官、馬瑞林が米メディアのインタビューに応じ、「体制内部」のほとんどの人は習近平を嫌っているが、表向きは彼に媚びへつらわざるを得ないと述べた。(画像出典:不明白ブログ)

最近、米国に亡命した中共省級統一戦線工作部の元高官が米メディアのインタビューに応じた。彼は中共の統一戦線工作の内幕を暴露しただけでなく、新疆ウイグル自治区の強制収容所の存在を証言した。「体制内部」のほとんどの人間は実際には習近平を嫌っているが、表向きは彼に媚びへつらわざるを得ない状況にあると述べた。

馬瑞林(50歳)は、かつて甘粛省統一戦線工作部党委員会副書記を務め、2024年2月に妻と子供と共に米国に移住した。しばらくの間、NYの麺屋で働きながら、人知れず生活していた。しかし最近、彼は名乗り出ることを決意し、体制内部の稀有な内部告発者となった。

中共がいろいろ嘘をついてきたのがバレることになる。

https://www.aboluowang.com/2026/0317/2360626.html

3/17阿波羅新聞網<习若突然倒下 各派将一拥而上抢夺大位=習近平が突然倒れたら、各派が権力掌握に奔走するだろう>

中共の習近平総書記は就任以降、終身統治を目指し、後継者を指名する意向はない。ある分析では、習近平が突然倒れた場合、最高指導部内の各派が権力争奪に殺到し、中共体制が即座に危機に瀕する可能性があると見ている。

著者は、習近平が病死するか、敵軍によって「斬首」されるかにかかわらず、たとえ妻や娘たちが権力を握ろうと望んだとしても、高官たちの支配下に置かれる可能性が高いと考えている。現在、中共最高指導部内の様々な派閥は、表面上は習近平に忠実で従順な姿勢を見せているが、実際には欲望で蠢き、習が倒れるときを待って権力を掌握しようとしている。

筆者は、現在、蔡奇率いる福建帮が党と政府を支配していると考えているが、李強率いる浙江帮は密かに実力を蓄えている。現政治局常務委員で最年少の丁薛祥は、上海帮の新たなリーダーであり、長年習近平の後継者を狙ってきた。丁は福建帮の公安部長である王小洪と良好な関係を築いているが、王小洪は同じく福建帮の蔡奇とは対立関係にある。浙江帮の国家安全部長である陳一新は、蔡奇の支援を受けて注目を集め、派手な振る舞いをしているが、李強とは親しくない。中央規律検査委員会書記で反腐敗キャンペーンの先頭に立つ李希は、様々な派閥から接近を迫られる可能性が高い。陝西省出身の張升民は現在、軍を単独で掌握しているが、最終的に彭麗媛と習近平の娘である明沢を支持できるかどうかは未知数だ。

習で中共は終わらせてほしい。

https://www.aboluowang.com/2026/0317/2360627.html

何清漣 @HeQinglian 6h

今やTwitterでは、米国の機関やシンクタンクの報告書を読まずに、中国のAI検索を使って専門家を装うTwitterユーザーが多数見られる。昨日、2021年から2025年にかけての米国の世帯所得の上昇を分析しているGorkユーザーの集団に出くわした。今日、ピュー研究所が米国のユダヤ人の生活状況報告書を何度も発表したのを知らない人に会った。その人は、ピュー研究所の報告書を何度も私に紹介してきた人物のことを「全く理解していない」と言い、その後、中国のAI分析を投稿した。

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引用

銅鋅 @CopZinc 8h

以前はTwitterでリアルタイムのニュースを見ていた。

今はTwitterでリアルタイムのフェイクニュースを見るだけだ…

何清漣 @HeQinglian 9h

共和党がユダヤ人を支持しているのに、ユダヤ人は民主党を支持するという、この閉じたループではない三角関係に非常に懸念を抱いている。なぜ現政権はイスラエル・イラン紛争にこれほど後先考えず関与しているのか?過去の米政権は常にイスラエルを支持してきたが、現政権の支援は最も徹底しており、大統領の座と米国の政治的未来さえも賭けている。2004年、ジョージ・W・ブッシュは「世界反ユダヤ主義審査法」(反ユダヤ主義レビュー)に署名した。

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引用

イレーヌ・ユー @ElaineYuMuMu 14h

ジョン・ミアシャイマー教授:「我々はイランに勝てない、根本的に勝てない。」

我々のメッセージはこうだ:「我々は愚か者の集まりだ。勝てない戦争を始めてしまった。」

我々には、掲げた目標を達成するのに十分な軍事力はなく、そもそも計画すら持っていない。

これは中国とロシアにとって何を意味するのか? x.com/clashreport/st…

安田氏の記事では、ロウ戦争の戦場のリアルが伝わってきた。中国人の天下為公氏のウクライナ側での参戦も立派。勿論、中共体制でない自由な世界に憧れ、その国の市民になりたいという思いはあるでしょう。でも、動機が何であれ、自分の生命を賭けて戦うことは素晴らしい事。ウクライナの上層部が腐敗しているのは残念ですが。

A記事

今年2月で、開戦から4年を経たウクライナ戦争。前回の記事で台湾人のウクライナ軍元義勇兵・呂子豪の姿を紹介したように、前線では東アジア出身の外国人兵士もすくなからず戦っている。それは中国人も例外ではない。

中国のSNSを見ると、主にロシア側の雇傭兵(※「義勇兵」ではない)になった若者の投稿を確認できる。在外中国人女性ジャーナリストの柴静が昨年3月におこなったロシア軍の中国人雇傭兵へのインタビュー動画(YouTube番組)によると、月給は1万5000人民元(約34万円)。求人条件が事前の話と違ったり軍内で人種差別に遭ったりと、厳しい現状も伝えられている。

昨年4月にウクライナ東部ドネツク州でウ軍側の捕虜になったロシア側の中国兵2人も、TikTokなどで高給を提示され、後方勤務だと聞いて来たらスマホと銀行カードを没収されて前線に送られたと公開記者会見などで証言している。東南アジアの特殊詐欺園区に通じる闇が存在するようだ。

いっぽう、なかにはウクライナ軍に協力した中国人もいる。今回、オンラインでのテレビ電話取材に応じてくれたのは、40代の「天下為公」(仮名)という人物だ。台湾人元義勇兵の呂子豪を通じて紹介してもらった天下為公は、通常の歩兵ではなく、ちょっと特殊な部隊で戦っている。インタビューをお伝えしよう。

ウクライナ軍の中国人義勇兵「天下為公」氏。柴静のYouTube報道にもすこしだけ登場しているが、詳しい単独インタビューは世界初である

意外すぎる前職を辞して

──まず、いつからウクライナ軍に? また、軍内での任務を教えてください。歩兵ではないのですか?

天下:すでに1年7ヶ月ほどウクライナ軍にいます。自分で銃を取ることもありますが、私はエンジニアです。最初は戦闘用ドローンの操縦士をやっていて、現在はDJI(中国の大手ドローン企業)製のドローンや無線通信機材のメンテナンスに従事しています。

非常に先端的で重要な仕事です。現地のウクライナ人であっても、できる人は限られている任務ですよ。こういうのを使っていて……(と、画面内でドローンを見せる)。折りたたみ式です。偵察に使う機体なんです。

──すごい。ということは、中国での前職もドローン関係ですか?

天下:前職は、日系企業の●●●●の電気関連のエンジニアでした。だから日本は好きなんですよ(笑)。当時はドローンの仕事はやっていませんでしたが、原理は簡単に応用できる。自分でも趣味でFPVドローンを触っていましたし、こちらで適応するのは容易でした。

──●●●●はトヨタグループの部品会社ですねえ……。エンジニアということは、軍では後方勤務なんでしょうか。

天下:いや。4〜5日ごとに交代で前線に出ています。現代のドローン戦は、お互いに電波の戦い。双方で絶えず周波数を変え、また相手の周波数を見つけてジャミング(妨害)するわけです。それに、電波には距離の制限がありますから、より奥深くの敵を叩くためには、わがドローン部隊も前線に出る。電波妨害された味方のドローンを、われわれエンジニアが立て直すのです。ときには歩兵より危険なくらいです。

──昨年6月、ウクライナのドローン部隊がロシア領内で大量の敵戦闘機を攻撃した作戦がありましたよね。確か「クモの巣作戦」(オペレーション・スパイダーズ・ウェブ)。軍機に触れない範囲で事情を教えてください。

ウクライナ保安庁の公式YouTubeで公開された「クモの巣作戦」の動画。ドローン117機で、ロシア側軍用機40機に攻撃を仕掛けたとされる。遠隔操作で屋根が開くトラックにドローン群を搭載し、敵の空港付近で飛び立たせたという(https://youtu.be/y-ksNjIAkJo)

天下:ウクライナの国内から、1000キロ以上離れたロシア領内にある1機のドローンを操作して、その映像をこちらに送らせるとする。これは技術的には非常にシンプルなものです。

でも、その戦術運用、大規模なドローン攻撃群の統制……。各地に同時に分散配置して、同時に動かすのは非常にすごいことですよ。素晴らしく綿密です。あれは情報部門(ウクライナ保安庁[SBU])の仕事で、私はタッチしてなかったんですけどね。

あそこで使われたのはスターリンクと、ロシア国内の4Gや3Gの通信ネットワークです。(ウクライナの)総司令部まで遠隔で伝達して、ドローンを飛ばす指示を出した。

ただ、それらのネットワークを使っているので、遅延が1.5秒〜2秒ほどあったはず。実際に攻撃映像を見るとわかりますが、ドローンの飛行速度がとても遅いのは、こうした理由です。この点は技術的な後進性がはなはだしい。きっと、日本がやればもっと上手にできますよ(笑)。

東アジア中から義勇兵が戦地へ

──ウクライナ軍では、どのくらいの中国人が戦っているんでしょうか? 

天下:二十数人です。私を含む3人がドローン部隊で、あと3人はドローン用の爆弾を作っている。残りは突撃任務をおこなう歩兵ですね。英語を話せる中国人義勇兵は、死んだ彭陳亮(注:2024年秋に戦死)を除くと私だけです。

彭陳亮についての中国語版Wikipediaの記事。彼は中国の体制を嫌う親米派で、死ぬときも中国国旗ではなく中華民国(台湾)国旗を棺にかぶせることを望んでいたとされる

ちなみに、いまもウクライナで戦う台湾人義勇兵は6人ほどで、実は中国人のほうが多いんですよ。ほかに香港人もいます。昨年12月26日にザポリージャ付近の村で、2人の香港人義勇兵が戦死しました。

あと、日本人の義勇兵もいます。私と仲がいいのは第47旅団(注:戦車部隊とみられる)のハルキと、第25旅団(注:空挺部隊とみられる)のヤマト。ヤマトはまだ20歳です。2人とも、とても仲のいい友達です。彼らはものすごく強い。前線で戦っています。

──いっぽう、ロシア軍の中国人は? 昨年4月にロシア軍の中国人兵士が捕虜になったあと、ゼレンスキー政権はすくなくとも155人の中国人がロシア側に加わっていると明かしていますが。

天下:ウクライナの情報部門によると、ロシア側には中国人が3000人はいます。歩兵のほか、工兵や情報部隊、ドローン部隊などにも中国人兵士が含まれています。ちなみに4月に捕虜になった2人は、激戦地のポクロウシクの南のほうで捕まりました。いまはジトーミルにある外国人専用の勾留施設に入れられています。

ウクライナの国営メディア『ウクルインフォルム通信』がショート動画で報じた中国人捕虜・張仁波のインタビュー。江西省出身で、中国では消防隊員だったが、高給で誘われてロシアに行ったという(https://youtube.com/shorts/Oufglp5koaI?si=bb0X3Lql7Gb7A70d)

──ウクライナとロシア、それぞれに加わる中国人たちの動機は?

天下:ウクライナ側にいる中国人は、ウクライナの身分が欲しいという人もいますね。中国が嫌で、海外に移り住むためにウクライナを選んでいる人はいます。いっぽうロシアに行く人たちは……。

彼らは中国政府の言うことを信じていて、ロシアは友だと思っている。また、中国人は教育の影響で、道義性よりも弱肉強食の論理を正しいと考える人間が多く、強い者と一緒に行動したがる。自分たちが「強い」ロシアを助けてウクライナとNATOに勝てば、中国が世界のボスになれる。そういう愚かしい考えの連中もいるでしょう。

 インタビュー記事後編『習近平体制に反対して、ウクライナ側で参戦…「中国人義勇兵」が戦場で見た、ロシア軍兵士の「愚かな行い」』へと続く。

B記事

今年2月で、開戦から4年を経たウクライナ戦争。前線では東アジア出身の外国人兵士もすくなからず戦っている。それは中国人も例外ではない。

ウクライナ戦争の戦場で、なんとロシアではなくウクライナ側に立って戦う中国人兵士・「天下為公」(仮名)。もともと中国国内で日系企業の電気エンジニアとして働いていた彼は、その技術を買われてウクライナ軍の特殊部隊に参加。戦闘用ドローンの運用を担い、現代のサイバー戦を支えている。

彼によればロシア側で戦う中国人は約3000人もいるそうだが、ウクライナ側は二十数人。では、彼らはなぜ戦うのか。そして戦闘の先に思うことは……。前編記事『「敵軍の電波をジャミングし、ドローンが壊れたら即座に修理」…ウクライナ軍に参加した「中国人義勇兵」が語る現代の戦争』に引き続き、彼のインタビューをお伝えしよう。

ウクライナ軍の中国人義勇兵「天下為公」氏。柴静のYouTube報道にもすこしだけ登場しているが、詳しい単独インタビューは世界初である

習近平体制に抗って、ロシアと戦う

──捕虜になったロシア側の中国人は、ひとりが元消防士。もうひとりはコロナ禍で困窮した整体師。いずれも高給に釣られ、騙されて前線に連れてこられたと言っていますね。ところで、天下為公さんはなぜウクライナに?

天下:私はここ十数年(注:習近平体制)の中国に反感があるのです。むかしから、西側寄りの考えを持っていましたしね。コロナ禍が落ち着いて、一般の中国人の出国が自由になった直後の2023年4月に来ました。いまはキーウではなく、東部の●●にいます。

──もともと軍に入るつもりだったのでしょうか。

天下:いや。軍事の経験は大学時代の訓練(注:中国の大学は入学前に1ヶ月程度の軍事訓練がある)だけですし。怖いので、はじめはウクライナで3ヶ月だけボランティアをやって、あとはアメリカに移住しようと考えていたんです。しかし、来てみてこの国は尊敬に値する、自分の力を役立てて助けるに値する国だと考えた。なにより、ロシアが想像以上にひどいことがわかったんです。

—-現在、ウクライナに家族を連れてきているそうですが。

天下:ええ。はじめは私一人でしたが、当時いた上官の旅団長……。すでに戦死しましたが、その方から家族を連れてくることを勧められたんです。「将来、お前の家族が何かの形でお前を縛るかもしれないし、本当に重要な仕事を任せようとしても、こちらとしても怖くて任せられない」と。この意味はわかりますか。

──中国当局があなたの家族を人質にして、あなたを対ウクライナのスパイに仕立て上げることを、上官は懸念していたという意味ですね。ゆえにあなたはご家族も移住させた。

天下:妻は私がウクライナを助けることを支持していました。危険な環境でもなお正しいことができるとすれば、それこそがおこなう価値がある行為です。彼女もきっとそう考えています。

──ちなみに軍のお給料は?

天下:具体的な金額は言ってはいけないのですが、なかなかいいほうです。ただ、中国で日系企業に勤務していたときよりは下がりましたし、福利厚生も昔のほうがずっとよかったんですが。とはいえ、ウクライナを助けるために来たんですから、待遇面の不満はないですよ。

【CAP】天下為公氏。軍歴はないが、中国にいたころからジョギングが趣味で、体力には自信があったという

ボタンひとつで、ロシア兵の命を奪う

──任務でロシア兵を殺すとき、どう感じていますか?

天下:私はドローンを操作して、これまで無数のロシア兵を殺してきました。はじめて倒したときは非常に興奮したのですが、3人、4人と殺し続けるうちにつらくなりました。もうやりたくないと思うことも多々あります。

どう言うべきなんでしょう……。戦争は賛美されるべきじゃない、批判されるべきものです。たとえロシア兵でも、戦争によって人が死ぬなら、それは誤りですよ。ゲームみたいな数回のボタン操作で人間の生命を奪っている。このことは、私自身の精神にも深い傷を与えていると感じます。

—-個々のロシア兵についてどういう印象がありますか?

天下:個人的な恨みはありません。ただ、彼らの90%は「愚か」です。これは敵だから言っているのではなくて、本当に文字通りの意味で非常に頭が悪いんです。彼らは上から下まで頭が悪くて、そのせいで戦争が長引いている。

たとえば、危機意識が全然ないのです。私は前に自爆ドローンをロシア兵の近くに着陸させてしまったことがある。すると、彼は自爆ドローンをわざわざ自分で拾って持っていった。

──え、なぜ?

天下:さあ……。普通なら逃げるのに、なぜ拾うのか。当然、私は起爆スイッチを押しますよ。彼らは爆死します。原始人じゃあるまいし、なにを考えているのか。

また、彼らの頭の上にドローンが飛んだとき。彼らは銃を上に向けてドローンを撃つわけですが、そのときのウクライナ側の操縦者が上手で、戦闘の兵士の後方に機体を飛ばしたんです。しかし、後ろの二人目のロシア兵はそのまま銃でドローンを攻撃し続け、自分の戦友を撃ち殺してしまった。あまりにも愚かです。それに装備の質も非常に悪い。

──ウクライナ軍はそのあたりはマシなのでしょうか。

天下:ここ10年でずっと改革を続けていますし、装備の更新も進んだ。作戦命令も戦闘技術もNATO式です。もちろん、欧米系の義勇兵には自分をランボーかなにかと勘違いして、無闇に突出して死ぬような人も多いのですが。しかもウクライナ兵を巻き込んで……。とはいえ、全体としてはロシア軍よりはずっといいですよ。

──しかし、兵力はロシアよりもずっと少ないですよね。戦争はこれからも続くのでしょう。

天下:おっしゃる通りです。戦争は愚かですよ。やるべきじゃない。

*   *   *

興味深く聞いていた私に、天下為公は「それじゃあ取材に来なよ」と言い出した。前線に行く場合は、普通の取材者でもウクライナ到着後に3日間の軍事トレーニングへの参加が必須になるらしい。ぜひ、ウクライナ軍の中国人事情を現場でもっと知りたいところだが……。ハードルはなかなか高そうだ。この戦争が一刻も早く終わってから、じっくり尋ねてみたい。

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