『ウクライナ戦争が極東に飛び火する日、ロシアを守ってきた「距離」が弱点に変わった 4300キロ先の爆撃機を襲った「蜘蛛の巣作戦」、極東の軍事拠点もすでに標的リストに』(8/18JBプレス 福山隆)について

8/18The Gateway Pundit<Woke Disney Sues Trump’s FCC to Protect ABC’s Public Airwaves After Leftist Network Faces License Audit=目覚めたデイズニーは、左派ネットワークが免許監査に直面した後、ABCの公共電波を守るため、トランプ政権下の連邦通信委員会(FCC)を提訴した>

FCCは法律通り審査しているので、審査ストップを裁判所が命じることはないのでは。審査内容に不満があった時に、訴訟再提起になると思うが。ただ、メデイアの横暴は罰せられるべきと思う。

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ウォルト・ディズニー社とその傘下のABCテレビは火曜日、連邦裁判所に提訴し、連邦通信委員会がABC傘下の8つの放送局の放送免許を予定より数年も早く審査することを差し止めるよう裁判官に求めた。

ディズニー、ABC、および放送局の免許保有者は、トランプ政権とFCC(連邦通信委員会)のブレンダン・カー委員長が、番組編成や編集上の決定を理由に放送局を罰するために規制権限を濫用したとして、ワシントンD.C.の連邦裁判所に訴訟を起こした。

ディズニーはこの手続きを「言論の自由に対する異常な攻撃」と呼び、連邦通信委員会(FCC)が審理に進む前に、ローレン・アリカーン連邦地裁判事に一時的な差し止め命令と予備的差止命令を求めた。

同社は、ドナルド・トランプ大統領と政権関係者がABCのニュース報道、昼間の政治番組「ザ・ビュー」、深夜番組の司会者ジミー・キンメルを繰り返し非難してきたことへの報復として、当局がABCに対して行動を起こしていると主張している。

それはディズニーの主張だ。しかし、連邦通信委員会(FCC)は全く異なる見解を示している。

同機関によると、今回の調査は、ディズニーとABCが多様性、公平性、包括性を謳いながら、人種や性別に基づく違法な雇用慣行を行っていたかどうかを調査した結果に基づいているという。ディズニーは、連邦反差別法に違反したことを否定している。

この紛争は、ディズニー傘下のABC系列局8局を対象としている。

  • ニューヨークのWABC-TV
  • ロサンゼルスのKABC-TV
  • シカゴのWLS-TV
  • フィラデルフィアのWPVI-TV
  • ヒューストンのKTRK-TV
  • サンフランシスコのKGO-TV
  • フレズノのKFSN-TV
  • ノースカロライナ州ダーラムのWTVD

連邦通信委員会(FCC)は4月、各放送局に対し、早期更新申請書を提出するよう命じた。ABCは5月28日、抗議の意を表明しながら申請書を提出した。

FCCの公式通知によると、放送免許の有効期間は通常8年間で、これらの免許は通常、2028年より前に更新時期を迎えることはないとのことだ。

しかし、FCCの規則では、進行中の調査に不可欠な場合、当局が免許証を早期に提出させることを認めている。今回の調査は、ディズニーとABCが、DEI(多様性、公平性、包括性)に関する慣行、採用、昇進、報酬、および人種やアイデンティティに基づく優遇措置を通じて、通信法およびFCCの雇用機会均等規則に違反する違法な差別を行ったかどうかを中心としている。

その調査は1年以上前に始まった。カー委員長は、公共の電波を使用する放送事業者は公共の利益に奉仕し、差別禁止規則を遵守しなければならないと明確に述べている。ディズニーの問い合わせ書への回答は不十分かつ不誠実であると判断された。その結果、早期更新命令が出された。

訴訟手続きが係属している間も、ライセンスは引き続き有効である。

ディズニーの訴訟は、FCCが公聴会を予定したり、ライセンス関連のさらなる措置を講じたりする前に、審査を阻止することを目的としている。ロイター通信によると、アリカーン判事は火曜日、ディズニーの緊急要請に対応するための迅速なスケジュールを当事者に提案するよう命じ、FCCが免許取消手続きを開始する場合は裁判所に通知するよう指示した。

はい、4月の命令は、トランプ大統領とメラニア夫人が、深夜番組の司会者ジミー・キンメルがメラニア夫人について下品な「妊娠中の未亡人」ジョークを言ったとしてABCに解雇を求めた翌日に出されました。トランプ大統領はまた、ABCの報道や「ザ・ビュー」などの番組を批判しています。同ネットワークとその擁護者たちは「報復だ」と叫んでいます。

2025年3月、ザ・ゲートウェイ・パンディットは、カー氏がディズニーとABCのDEI(多様性、公平性、包括性)に関する慣行について調査を開始したと報じた。調査内容には、企業方針がFCC(連邦通信委員会)の雇用機会均等規則に抵触する可能性があるという懸念も含まれていた。

そして2026年4月29日、ザ・ゲートウェイ・パンディットは、同機関がABC傘下の8つの放送局すべてに対し、早期更新手続きを開始するよう命じ、申請を数年前倒ししたと報じた。

同ネットワークは別の戦線でも戦っていた。5月、ゲートウェイ・パンディットは、ディズニーが連邦通信委員会(FCC)に対し、「ザ・ビュー」を「正真正銘のニュースインタビュー番組」として認定するよう求めたと報じた。この分類が認められれば、同番組は政治候補者の出演に関する法定の機会均等要件から免除される可能性がある。

そして7月、ザ・ゲートウェイ・パンディットは、同機関がABC系列局の審査を公聴会へと進め、「ザ・ビュー」のニュース番組免除申請を却下する可能性があると予測する報告書を引用した。ディズニーが火曜日に訴訟を起こした時点では、どちらの結果も正式には決定されていなかった。

FCCの広報担当者は火曜日、同機関が「違法なDEI差別」の申し立てについて1年以上調査していると回答した。

ディズニーは明らかにFCCの手続きを非常に懸念しており、その証拠に、現在も偽情報キャンペーンを展開しているほか、FCCがこれ以上この問題を追及しないよう裁判所に申し立てている。」

これは、長年にわたりアイデンティティ政治、人種に基づく番組編成、左翼的な言説を推進し、保守的な見解を敵視してきたディズニーと同じ企業だ。ABCは「ザ・ビュー」やジミー・キンメルの果てしない反トランプの暴言を放送している。トランプが任命したFCC委員長が、公共電波を使用する免許を持つすべての放送局に適用される規則をようやく施行し始めた今、この巨大メディア企業は憲法修正第1条を盾に声を上げている。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/woke-disney-sues-trumps-fcc-protect-abcs-public/

8/18Rasmussen Reports<44% See GOP Congress as Too Pro-Trump=44%が共和党議会はトランプ寄りすぎると考えている>

議会の共和党議員は、大多数の有権者からドナルド・トランプ大統領に寄り添いすぎていると見なされており、中間選挙における党の運命にとって憂慮すべき兆候として、共和党の支持率は「マイナス」となっている。

ラスムッセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の44%が、共和党議員によるトランプ大統領への支持は過剰だと考えている。28%は共和党議員の支持が不十分だと考えており、18%は共和党議員の支持は適切だと答えている。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/44_see_gop_congress_as_too_pro_trump?utm_campaign=RR08182026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/Joeoltmann/status/2089843739787198939/video/1

8/19阿波羅新聞網<前所未有!俄罗斯现疯狂挤兑潮—防普京掠夺私产 俄民间现疯狂挤兑潮=前代未聞!ロシアで激しい取り付け騒ぎ――プーチンによる個人資産の接収を恐れ、国民がこぞって現金を引き出し>

戦争が長期化し、ロシア領内への攻撃が激化する中、同国の金融システムはかつてない規模の「資本逃避」に見舞われている。政府による強制的な資産没収を避けるため、銀行から預金を引き出し、現金を自宅に隠し持つロシア人が急増している。

タキトゥスの罠(塔西佗陷阱)状態。

https://www.aboluowang.com/2026/0819/2422809.html

8/19阿波羅新聞網<11+1项指标亮红灯!习不愿再等=11+1指標が赤く点滅している!習はもうこれ以上待つ気はない>

8/17、米国の雑誌『ナショナル・インタレスト』は、台湾攻撃のための当初の13の指標のうち11が赤に変わり、米イラン戦争によって米国の弾薬がさらに減少したため、「11+1」の赤警報状態になったと警告した。習近平はなぜますます待つことを嫌がるようになったのか?アポロネット王篤然評論員は、習近平が待たざるを得ない理由を分析する。中共による台湾攻撃は、開始が早ければ早いほど必ずしも有利になるわけではない。

当然中共側の事情もある。あれだけ軍高官を粛清しておいて台湾攻撃命令を出せると思う方がおかしい。

https://www.aboluowang.com/2026/0819/2422638.html

8/18看中国<川普封死习近平最后一条路 美军历史性行动“视频”= トランプは習近平の最後の逃げ道を遮断――歴史的な米軍の行動(動画)>

米国沿岸警備隊と台湾海巡艇が台湾海峡をパトロールしているのは、米国が台湾海峡を支配しているということ。

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/08/18/1103581.html

劉永浩は劉永好の誤り。

CRT(内容反応理論)はCRT(批判的人種理論)の誤り。

福山氏の記事では、ウクライナにドローンで、極東のロシア基地もドンドン叩いて欲しいと感じた。日本にとって極東ロシア基地は当然脅威になっている。日本のテラドローンはウクライナのドローン会社に出資しているが、他の会社も出資してウクライナを支援したほうが良い。

悪の枢軸国同士は連帯を強めている。自由主義国同士も連帯を強めていく必要がある。トランプは自由主義国(リベラル政権も多い)に対し、「責任を果たす」ことを要求するのは構わないが、自由主義国が一致団結して悪の枢軸国と対抗しないといけない。ロシア+北朝鮮にはウクライナが、イランには米国+メッカ協定国(米イ戦争後にできた)が立ち向かっているが、中共は裏でロシアとイランを応援している。中共への制裁を自由主義国は一致して課すべきでは。

記事

ウクライナ軍の「蜘蛛の巣作戦」により攻撃を受けたロシア・イルクーツク州にあるベラヤ空軍基地(2025年6月4日撮影、提供:2025 Planet Labs PBC/ロイター/アフロ)

極東のロシア軍基地が、再び標的になった

目次

2026年7月13日、ロシア連邦保安局(FSB)が異例の発表を行った。

ウクライナ側が、ロシア奥地にある二つの軍用飛行場をドローンで攻撃しようとしていたが、その計画を阻止したというのである。

一つはウラル地方チェリャビンスク州のシャゴル空軍基地。

そして、もう一つはウクライナからはるか東、ロシア極東アムール州にあるウクラインカ空軍基地だった。

FSBによれば、攻撃用のFPVドローンは偽装された輸送手段を使ってロシア国内を運ばれ、目標近くから発進させる計画だったという。

これはロシア側の発表であり、ウクライナ側が認めたものではない。そのため、計画の詳細については慎重に見る必要がある。

しかし、ウクラインカという基地名には重要な意味がある。

この基地がウクライナのドローン作戦の標的として名前を挙げられたのは、これが初めてではないからだ。

約1年前の2025年6月1日。

ウクライナ保安庁(SBU)は、ロシア各地の戦略爆撃機基地を一斉に狙う「蜘蛛の巣作戦(Operation Spider’s Web)」を実行した。

その時も、極東のウクラインカ基地は攻撃対象の一つだった。

そして、同じ作戦で実際に大きな被害が出たのが、シベリア・イルクーツク州のベラヤ空軍基地である。

ロシア軍の戦略爆撃機が並ぶ基地の近くまで運ばれていたトラック。その荷台に積まれた木造構造物から小型ドローンが次々と飛び出し、駐機中の戦略爆撃機Tu-95や長距離爆撃機Tu-22M3などを襲った。

ベラヤ基地は、ウクライナの前線から4300キロ以上離れている。

しかし、ドローンが4300キロを飛んだわけではなかった。

ドローンそのものをロシア領内の目標近くまで運び込み、そこから発進させたのである。

ここに、ウクライナ戦争で起きた大きな変化がある。

「前線から遠いから安全だ」という、これまで軍事常識の一つだった距離の壁が崩れ始めたのである。

ドローンはついに2000キロの壁も越えた

もちろんウクライナは、敵国内へ運び込んで発射する方式だけに依存しているわけではない。

長距離攻撃型ドローンそのものの性能も急速に向上している。

2026年6月、ゼレンスキー大統領は、ウクライナのドローンがロシア・チュメニ州の石油精製施設を攻撃したと明らかにした。

チュメニはウクライナから2000キロ以上離れている。

さらにゼレンスキー氏は、ウクライナの長距離攻撃能力について「現在では3000キロ離れた目標にも到達できる」と説明している。

ロシアの石油・エネルギー施設に対する攻撃も、次第に奥地へと広がってきた。

2025年にはウクライナ国境から約1400キロ離れたバシコルトスタン共和国のウファが攻撃され、その後もさらに遠方の施設が攻撃対象となっている。

つまりウクライナは、二つの異なる方法でロシアの「距離」という防壁を崩している。

一つは、ドローンそのものを長距離化すること。

もう一つは、ドローンを目標近くまで運び込み、そこから発射することだ。

この二つが組み合わされた時、ロシアの広大な国土は必ずしも防御上の利点ではなくなる。

ウラルの向こうだから安全だ、シベリアだから安全だ、極東だから安全だという考え方が成立しなくなってきたのである。

84年前、日本も「届かないはずの攻撃」を受けた

この光景から思い起こされるのが、1942年4月18日のドーリットル空襲である。

真珠湾攻撃から4か月余り。米空母「ホーネット」から発進した16機のB-25爆撃機が東京など日本本土を空襲した。

物理的な被害そのものは限定的だった。

しかし、日本側に与えた心理的衝撃は大きかった。

米軍機による本土攻撃は困難だと考えられていた時期に、「日本本土にも米軍機が飛んでくる」という事実を突きつけたからだ。

この空襲は日本側の本土防衛に対する危機感を高め、その後の戦略判断にも影響し、ミッドウェー作戦を急ぐ一因になったとされる。

現代のドローン戦にもよく似た側面がある。

重要なのは、1回の攻撃で何機を破壊したかだけではない。

「ここまでは攻撃されない」という相手の前提を壊すことである。

2025年の「蜘蛛の巣作戦」の後、ロシアは広大な国土に点在する戦略航空基地について、従来とは違う防御を考えなければならなくなった。

しかもロシア軍の爆撃機、とりわけ旧ソ連時代に製造された機体には、新規生産による補充が容易ではないものがある。

ロイター通信も、「蜘蛛の巣作戦」で損傷・喪失した爆撃機をロシアが代替することの難しさを指摘している。

そこへ北朝鮮軍が入ってきた

そして、この戦争を極東とさらに結びつけているのが北朝鮮である。

北朝鮮はもはや、ロシアに砲弾やミサイルを供給するだけの存在ではない。

2024年以降、約1万4000人の北朝鮮兵がロシアに派遣され、多くがクルスク州でロシア軍とともに戦ったとされる。2025年にはロシア側も北朝鮮軍の参戦を認めた。

さらに2026年夏、ゼレンスキー大統領は、ロシアが新たな北朝鮮兵を受け入れる準備を進めていると相次いで表明した。

7月段階では最大3万人としていたが、8月9日には最大5万人がロシアへ派遣される可能性があるとの見方を示した。

この数字はゼレンスキー氏が情報源を明らかにせず示したものであり、独立した確認が取れているわけではない。

だが、北朝鮮軍のロシア派遣そのものはすでに現実となっている。

さらにウクライナ国防省情報総局は、北朝鮮のミサイル部隊がロシア西部に展開を始め、最終的に最大120発の弾道ミサイルと6基の発射機を配備する可能性があるとしている。

ここで戦争の地図を眺めてみると、奇妙な現象が起きていることに気づく。

欧州で始まった戦争に、朝鮮半島の軍隊が投入されている。

一方のウクライナは、シベリアを越え、極東にあるロシア軍基地まで攻撃対象に加えた。

欧州と北東アジアを隔てていた地理的な壁が、双方から崩れ始めているのである。

極東で狙われるのは何か

もちろん、ここから「ウクライナが近くウラジオストクを攻撃する」と結論づけることはできない。

そのような作戦をウクライナ政府が決定したことを示す公表資料はない。

まして、日本や韓国など第三国の領土を利用して攻撃するという話になれば、外交的・軍事的リスクは桁違いに大きくなる。

しかし、「極東ロシアへの攻撃など地理的に不可能だ」と考えることも、もはやできない。

その根拠は推測ではない。

ウクライナは2025年、「蜘蛛の巣作戦」でアムール州のウクラインカ基地を攻撃目標に含めた。

2026年にも、ロシア側は同基地を狙った新たな攻撃計画を摘発したと発表している。

さらにウクライナは2000キロを超える長距離ドローン攻撃を実施し、3000キロ級の攻撃能力を持つと表明している。

つまり問題は、「ウクライナのドローンが極東まで届くか」ではなくなった。

すでに極東が作戦立案者の地図の中に入っているのである。

極東に点在するロシアの「戦略的急所」

しかもロシア極東には、失えば軍事的、経済的な影響が大きい重要施設が広い範囲に点在している。

ウラジオストクにはロシア海軍太平洋艦隊の司令部があり、ハバロフスクには東部軍管区の司令部が置かれている。

沿海地方には、ウラジオストク周辺の防空に重要な役割を担う戦闘機部隊が所在するウグロヴォエ空軍基地がある。

さらに北へ行けば、コムソモリスク・ナ・アムーレにはSu-35やSu-57戦闘機を製造する航空機工場がある。

サハリンには、「サハリン1」「サハリン2」という巨大な石油・天然ガス開発事業が存在する。

とりわけサハリン2は、日本にとっても重要なLNG(液化天然ガス)供給源である。

軍事基地だけではない。

発電所、港湾、鉄道、燃料関連施設など、ロシア極東の軍事活動と経済活動を支える重要インフラは、ウラジオストクからハバロフスク、アムール州、サハリンまで広大な地域に分散している。

この「広さ」は、かつてロシアにとって防御上の強みだった。

敵から遠く離れていれば、それだけ攻撃されにくかったからである。

しかし、「蜘蛛の巣作戦」が出現したことで、その意味は逆転しかねない。

攻撃側は標的を一つ選べばよい。

防御側は、どこが狙われるか分からない以上、広大な極東に散らばる多数の重要施設を同時に警戒しなければならない。

実際、2025年の「蜘蛛の巣作戦」では、ウクライナから4300キロ以上離れたシベリアのベラヤ空軍基地が攻撃され、極東アムール州のウクラインカ空軍基地も攻撃対象に含まれていた。

そして2026年には、ロシア側が再びウクラインカ基地を狙ったとする攻撃計画を摘発したと発表している。

つまり、極東ロシアの弱点は、「深夜だから監視が甘くなる」といった単純なものではない。

広大な地域に多数の重要施設を抱え、そのすべてについて小型ドローンの潜入や長距離攻撃を警戒しなければならなくなったこと自体が、新しい脆弱性なのである。

かつてロシアを守っていた「距離」が、ドローン戦争では防御側に巨大な警戒範囲を強いる負担へ変わり始めている。

巨大なロシアを守る側に回った時、何が起きるか

「蜘蛛の巣作戦」が示したもう一つの重要な教訓は、攻撃側と防御側のコストの非対称性である。

攻撃側は、攻撃したい場所を選ぶことができる。

防御側は、どこを攻撃されるか分からない以上、多数の重要施設を守らなければならない。

ロシアの場合、その対象は欧州部だけではない。

北極圏、ウラル、シベリア、そして極東まで、国土は東西約9000キロに及ぶ。

そのどこかに小型ドローンが持ち込まれる可能性まで考えるなら、戦略爆撃機基地、弾薬庫、燃料施設、鉄道、港湾などへの警戒範囲は膨大になる。

ロシア軍は当然、対ドローン防御の強化を進めるだろう。

だが、防御すべき対象が一つ増えるたびに、監視装置、迎撃手段、警備要員などを追加しなければならない。

それを国土全体で実施すれば、必要となる資源も膨らんでいく。

これこそ、ウクライナのドローン戦がロシアにもたらしている戦略的負担である。

撃墜できるかどうかだけが問題なのではない。

守らなければならない場所を増やすこと自体が、攻撃になる。

ウクライナ戦争が日本海に近づく日

日本にとって重要なのはここからである。

極東ロシアには、ロシア太平洋艦隊をはじめ、多数の軍事施設が存在する。

これまで日本から見たロシア極東は、北方領土問題やロシア軍の活動という観点では重要であっても、ウクライナ戦争の直接的な戦域からは遠く離れていると考えられてきた。

だが、その前提は崩れつつある。

ウクライナが極東の軍事施設を攻撃対象として選択すれば、ロシアは当然、その防衛を強化する。

警戒活動が増え、基地防空が強化され、航空機や艦艇の運用にも影響が及ぶ可能性がある。

その舞台は日本海、オホーツク海、北海道周辺に近い。

さらに北朝鮮軍がロシアの戦争に参加したことで、ウクライナ戦争と朝鮮半島情勢も切り離しにくくなった。

北朝鮮兵がロシアでドローン戦、電子戦、砲兵戦など現代の大規模戦争を経験し、その知識を持ち帰れば、韓国だけでなく日本にとっても無関係ではない。

ゼレンスキー大統領も8月9日、北朝鮮がロシアとの軍事協力を通じて現代戦の経験と軍事技術を得ていると警告し、韓国に防空能力強化やドローン分野での協力を呼びかけた。

「第二の戦場」はまだ生まれていない、だが標的にはなった

極東ロシアを「ウクライナ戦争の第二戦線」と呼ぶのは、現時点では言い過ぎだろう。

ウクライナ軍とロシア軍が極東で交戦しているわけではない。

ウクライナが極東への本格的な攻撃作戦を決定したという事実も確認されていない。

しかし、これまで「あり得ない」と考えられてきたことは、すでに一つずつ現実になっている。

ウクライナは4300キロ以上離れたシベリアの基地でロシア軍爆撃機を炎上させた。

その作戦では、極東アムール州の基地も標的に含めた。

2000キロを超える長距離ドローン攻撃も実施した。

そして北朝鮮軍はすでにロシア側に立ってウクライナ戦争に参戦した。

これらはすべて、この数年間に実際に起きたことである。

1942年4月、日本上空に突然B-25が現れるまで、日本本土への米軍爆撃機による攻撃は現実味の乏しいものだった。

2025年6月、シベリアのロシア軍基地上空に小型ドローンが現れるまで、ウクライナから4300キロ以上離れた戦略爆撃機がこのような方法で攻撃されることも、ほとんど想定されていなかっただろう。

戦争では、「そんなことは起きない」と考えられていた場所ほど、その最初の一撃が大きな意味を持つ。

極東ロシアが第二の戦場になるかどうかは、まだ分からない。しかし一つだけ確かなことがある。

極東はもはや、ウクライナ戦争から遠く離れた安全な後方ではない。すでに一度、攻撃者の標的リストに載っているのである。

1億余の国民の生命と財産を守る立場にある者に、「想定外」という言い訳は許されない。

秋山真之の「細心焦慮は計画の要能」という言葉を借りるなら、ウクライナによる極東ロシアへのドローン攻撃も、すでに想定の外に置いてよい事態ではない。

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『「ポスト・トランプ」で日米同盟はどう変わる?大統領選を左右するバンスとルビオ、日本に迫る防衛負担増のシナリオ』(8/17JBプレス 深川孝行)について

8/17The Gateway Pundit<WAYNE ROOT: President Trump, Here’s The Idea That Wins Midterms, Booms the Economy, Explodes Real Estate, Destroys the Democrat Party Forever- and Allows Millions of Americans to Escape Blue States.=ウェイン・ルート:トランプ大統領、中間選挙に勝利し、経済を活性化させ、不動産市場を爆発的に成長させ、民主党を永久に崩壊させ、何百万人もの米国人が民主党支持州から脱出できるようにするアイデアをお教えしましょう>

民主党支持州から脱出したいと思っている人は多くいるのでは。トランプは是非やったらよい。

トランプ大統領、あなたは「チップへの課税なし、残業代への課税なし、社会保障への課税なし」という公約を掲げて2024年の大統領選挙に勝利しました。

そうした独創的な減税策は、あなたの「壮大で美しい法案」の礎となり、大統領としての2期目の最大の功績となった。

私は、中流階級の米国人を対象とした数十億ドル規模の減税策の主要部分のうち2つを、文字通り何もないところから発明したことを、誇りをもって光栄に思います。

そうです、「残業手当への課税なし」と「社会保障への課税なし」は私の発案です。当時、地球上の誰もこれらの考えを知らなかったにもかかわらず、私は何ヶ月もの間、自分のテレビやラジオ番組で絶え間なく宣伝し続けました。

そして私はこれらのアイデアをトランプ大統領に送りました。彼はそれらを採用し、2024年の大統領選挙キャンペーンの中心となり、最終的に「ビッグ・ビューティフル・ビル」へと発展しました。

この2つの考え方は、トランプ大統領の再選勝利の大きな要因となった。 

さて、トランプ大統領が選挙運動でアピールできる、もう一つの独創的で魅力的な提案があります。それは、主要居住用不動産の売却に対する「24ヶ月間の譲渡所得税免除」です。

「誰もが」すでに民主党支持州から共和党支持州へと移住しているようだ。 

確かに、何百万人もの米国人が、カリフォルニア州、ニューヨーク州、イリノイ州といった民主党支持の強い州から脱出しているか、脱出を計画しているか、あるいは脱出したいと思っているものの、引っ越す余裕がない状況にある。

これは、人だけでなく資金の面でも、米国史上最大規模の移住の一つである。 

高税率でリベラルな州から「誰もが」脱出したがっているように見える。しかし実際には、「誰もが」というのは人口のわずか1%に過ぎない。移住を考えているのは、資産や収入、事業を持ち、経済的に余裕のある富裕層米国人がほとんどだ。

生活の全てを移転させるのは、簡単でも安価でもないことだ。 

共和党支持者の住宅所有者の残りの99%は、高金利とキャピタルゲイン税のために身動きが取れなくなっており、住宅売却による利益の大部分が失われてしまうだろう。

つまり、多くの米国人は現状維持を選んでいる。何百万もの共和党支持の住宅所有者が(民主党の地盤である)敵陣に取り残され、必死に脱出を望んでいるにもかかわらずだ。引っ越すにはあまりにも費用がかかりすぎるのだ。

彼らに共和党支持の州へ移住するよう促したいと思いませんか?

もし、引っ越したい人全員が引っ越せるようになったらどうなるか想像できますか?民主党支持州は人口が激減し、共和党支持州は人口と資金の両面で今より10倍も活況を呈するでしょう!

そして最大のメリットは、2030年の国勢調査の結果が共和党にとって驚くべきものになることだ。それは(民主党支持州にとっては)史上最大の支持率低下、(共和党支持州にとっては)史上最大の支持率上昇となるだろう。

米国は永遠に変わってしまうだろう。

共和党支持州は議会で多くの議席と多くの選挙人票、そしてより多くの連邦政府資金を獲得する一方、民主党支持州は議会の議席と選挙人票、そして連邦政府資金を失うことになるだろう。

これは民主党を完全に崩壊させるだろう。

カリフォルニア州だけでも、何百万人もの共和党支持者の住宅所有者が必死に引っ越しを望んでいる。私の独創的なアイデアは、彼ら全員に引っ越しを決断するきっかけ、後押し、そして強力な理由を与えるだろう。

トランプ大統領は、チップ、残業代、社会保障費に基づく減税を推進し、可決させたのと同様に、今度は、個人の主要居住用不動産の売却によるキャピタルゲイン税を24か月間免除する「税制優遇措置」を推進し、可決させることができる。

つまり、今後24か月間、例えば2027年に法案が可決され、その課税年度から施行されると仮定すると、2027年、2028年、2029年の3年間は、自宅を売却しても譲渡所得税はかかりません。

これは一生に一度のチャンスです。

トランプ氏が新たに指名したケビン・ウォーシュ連邦準備制度理事会議長の下では、2027年までに金利は劇的に低下するだろうと私は予想している。

これはまさに「パーフェクトストーム」だ!

意識が高く税金が高い民主党支持の州から逃げ出して、税金が低い、あるいは税金のない共和党支持の州(テキサス、フロリダ、ネバダ、テネシーなど)で新しい生活を始めようと考えたことのある人は皆、とてつもない尻を蹴られることになるだろう。

今こそ行動を起こす時だ。さもなければ、あなたは永遠に敵陣の奥深くに閉じ込められ、法外な税金、犯罪が蔓延する街、不法移民の大量発生、ホームレスのテント、機能不全に陥った学校、マスク着用義務、ワクチン接種義務、そしてトランスジェンダーの洗脳といった苦難に直面することになるだろう。

これは、誰にとっても一生に一度の脱出のチャンスだ。

結果は以下の通りです…

  1. 米国経済は好景気に沸くだろう。これは史上稀に見る経済ブームとなり、2028年の大統領選で共和党が勝利するのに役立つだろう。
  2. 不動産仲介業者、住宅ローン仲介業者、権利証書会社、そして住宅販売から利益を得るあらゆる業者(引越し業者、塗装業者、家具メーカー、床材会社、花崗岩・大理石会社、カーペット会社など)にとって、これがどれだけの収益を生み出すかを考えてみてください。
  3. 確かに、連邦政府は2年間、キャピタルゲイン収入を失うことになるだろう。しかし、こうした経済活動によって生み出される消費支出、売上税、そして数百万もの雇用を考えてみよう。
  4. このアイデアは、民主党支持州に住む何百万もの住宅所有者に自宅を売りに出すよう促し、ひいては初めてマイホームを購入しようとしている若い米国人にとって、数多くの機会を生み出すことになるだろう。
  5.  裕福な共和党員はすでに民主党支持州から移住し始めているが、これはそう簡単に引っ越すだけの資金力のない中流階級の共和党員にとっては有利に働く。

さて、史上最高のボーナスについてお話ししましょう…

トランプ大統領は今すぐにこの発表を行い、中間選挙に向けてこのキャピタルゲイン税免除を公約に掲げるべきだ。この案は、住宅購入を強く望む何百万もの共和党支持の住宅所有者、事業主、若い家族に熱意とモチベーションを与え、中間選挙で共和党に投票するよう促すだろう。

チップ、残業代、社会保障費に税金がかからないという約束が、2024年の選挙で何百万人もの米国人を共和党に投票させる動機となったのと同様だ。

これは、2026年の中間選挙における新たな「チップ、残業代、社会保障費への非課税」政策だ。

トランプ大統領がこの考えを掲げて選挙運動を展開すれば、我々は中間選挙で勝利するだけでなく、2028年にも再び勝利し、さらに2030年の国勢調査後には、民主党支持州が衰退し、共和党支持州が新たな有権者で溢れかえることで、議会の議席数と選挙人票を増やすことができるだろう。

共和党は今後数十年にわたり、米国の支配権を掌握するだろう。

ですから、大統領閣下、どうかこの「主要居住用不動産の売却に対する24ヶ月間の譲渡所得税免除」を発表してください。そしてオバマ大統領ならこう言うでしょう…

私たちは米国を根本から永遠に変えるだろう。

追伸:民主党が中間選挙で不正行為や不正投票を行うのを阻止するために、選挙のための国家安全保障を盛り込むことも忘れないでください。

これはとてつもなく強力なワンツーパンチだ!

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/wayne-root-president-trump-heres-idea-that-wins/

https://x.com/DrcharlieWardQ/status/2089380874852720667/video/1

https://1a-1791.com/video/fwe2/bd/s8/2/e/P/p/Q/ePpQA.caa.mp4?b=1&u=ummtf

「ファンファン」は「方芳」のこと。

8/17Rasmussen Reports<Voters Reject Radical Policies=有権者は過激な政策を拒否>

社会主義やその他の過激な思想を提唱する候補者は、米国の伝統を守る候補者に敗北するだろう。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の78%は、選択肢があれば、米国の憲法に基づく政治制度を維持しようとする候補者に投票すると回答した。一方、政治制度に抜本的な改革を求める候補者に投票すると回答したのはわずか13%だった。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/voters_reject_radical_policies?utm_campaign=RR08172026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/18阿波羅新聞網<中共国恐拖垮全球!欧美紧急筑防线—近3成工业企业陷入亏损!中国产能过剩恐拖垮全球经济 欧美紧急筑防线=中共国が世界経済を失速させる恐れ!米欧が急ぎ防衛策を講じる――工業企業の3割近くが赤字経営!中国の過剰生産能力が世界経済を脅かす;米欧が急ぎ防衛策を講じる>

中共は20年以上にわたり、あらゆる犠牲を払って輸出と貿易黒字の拡大を推進してきた。この戦略は、米国や欧州といった先進国経済に打撃を与えただけでなく、発展途上国の製造業の発展をも阻害してきた。外交問題評議会(CFR)のマイケル・B・G・フロマン会長は、外交専門誌『フォーリン・アフェアーズ』への最近の寄稿で、昨年の中国の貿易黒字が1兆2000億ドル近くに達したと指摘した。しかし、このモデルは政治的にも構造的にも持続不可能なものとなっている。もし中国の輸出エンジンが停止すれば、その影響は中国自身を傷つけるだけでなく、世界的な連鎖反応を引き起こすことになる。

氏は、今年12月のG20サミットは、米国が中国の経済的不均衡を主要な議題とする絶好の機会となると。

“早知今日、何必当初”。今日の中国のやり方を見ていればWTO加盟させたのが間違い(そもそも朱鎔基は最初から騙すつもりだった)。

https://www.aboluowang.com/2026/0818/2422291.html

8/18阿波羅新聞網<习近平恐怖自毁!杠杆撬动世界?—“行径愈发肆无忌惮” 习近平自毁棋恐怖=習近平の自滅の手は恐ろしい!レバレッジ(梃子)を使って世界を揺るがす?――「行動はますます無謀に」:習近平の自滅的な手は恐ろしい>

「中華人民共和国の台頭は、勤勉さ、聡明さ、そして野心という基盤の上に築かれたが、それと同様に重要だったのが世界市場へのアクセス、すなわち米国主導の国際秩序によって保証された機会であった。もし中国がこの秩序に挑戦すれば、甚大なリスクに直面することになるだろう」。これは、スイス紙『ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥング』(NZZ)に掲載された寄稿記事の冒頭の主張である。

執筆者であるナポリ東洋大学のエンリコ・ファルデッラ教授とジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)のセルゲイ・ラドチェンコ教授は、中国の国営メディアが「中国はライバルを追い抜いた」という印象を醸成していると指摘している。この言説の根底にあるのは、現代史に対するある特定の認識で、ソ連は社会主義を機能させることに失敗し、米国は資本主義を効果的に管理することに失敗したが、中国だけが国家権力と市場の活力の調和のとれた融合に成功した、という見方である。しかし、こうしたナショナリズム的な言説は、ある根本的な歴史的事実を覆い隠している;それは、中国の台頭は、まさにそのライバルたちが築き上げたシステムに依存してきたという事実である。

両教授は論評の中で次のように述べた。「驚くべきことに、北京は自国の継続的な成功が、ワシントン(米国)によって形成・維持されてきた国際秩序に大きく依存していることに気づいていないようである。現在、中国は世界の主要な産業やサプライチェーンにおいて支配的地位を確立しようと躍起になっている。産業覇権を追求する中で、中国は近年、ますます無謀な行動をとるようになり、欧米からの不満の声にも聴く耳を持たない。

過剰生産能力の問題を認めたり対処したりしようとしない北京の姿勢は、貿易相手国、とりわけ主要な西側諸国による中国の貿易慣行への反発を招いている。中国に対する不満の高まりを受け、米国や欧州は自国の産業を保護するために厳しい対抗措置を講じるようになってきている。その長期的な結果は、中国指導部が予測しているものとは大きく異なる可能性がある。」

中国への外国からの投資と自由主義国への輸出が制限されれば、中国経済は失墜する。“未富先老”が加速する。

https://www.aboluowang.com/2026/0818/2422189.html

8/18阿波羅新聞網<血腥:伊朗对百姓动真格了—伊朗新法 接受“敌对外媒”采访最高关2年=過酷な措置:イランが国民への締め付けを強化――新法案:『敵対的な外国メディア』への取材対応で最大2年の禁錮刑>

アポロネット王篤若の報道:イランは締め付けを強化、イスラエルや米国のメディアと接触した場合、最大で禁錮30年の刑が科される可能性がある。

16日、イラン議会は、イスラエルや米国といった「敵対勢力」のメディアとイラン国民との間のあらゆる通信や取材対応を犯罪とする法案の基本原則を可決した。イラン当局は、法案はまだ最終決定されておらず、具体的な条項についても議論されていないと述べ、事態の沈静化を急いでいる。

イランの新聞『Shargh』が明らかにした詳細によると、この法案は厳しい罰則を規定している。「敵対的メディア」への取材対応や問題に関する議論には6ヶ月から2年の禁錮刑が科されるほか、外国機関との無許可の学術協力も禁止される。また、その他の外国メディアへの取材対応には情報機関への事前通知が必要となり、承認なしに情報を伝えることは許されない。さらに、外務省への通知や書面による許可なしに外国大使館や外国機関の事務所と個人的に接触した場合は、罰金や特定の社会的権利の剥奪といった処分が科されることになる。

最も過酷な規定は次のようなものである:外国の諜報機関の指示を受けて「イランの国家安全保障や独立を害する」政策を提案したとみなされた場合、最大で禁錮30年の刑を科される可能性があり、その裁判は革命裁判所で直接審理される。これはもはや報道の自由の問題ではない。事実上、「外国人に不適切な発言をすること」を国家反逆罪と同等とみなすに等しい。

イランは海上封鎖で苦しくなっており、国民の不満が外国に漏れないようにするということ。

https://www.aboluowang.com/2026/0818/2422255.html

「易連紅氏の息子である易世偉」は「易煉紅氏の息子である易世威」、「試験に合格し」は「難関を切り抜け」の誤り。

深川氏の記事では、2028年大統領選の予測は、世論調査会社によって大分異なり、またタイミングによっても違ってくる。感じるのは民主党の大統領候補は小粒で、AOCについては深川氏の言うように安全保障・外交面ではまだ実力不足というのが垣間見えた。共和党はバンス大統領候補、ルビオ副大統領候補になるかもしれない。

目先の中間選挙で民主党有利の情報が流れる中、共和党が有利なのは①選挙資金が1億$超集まるが、民主党は本部を抵当に出すくらいカネが集まらない②民主党予備選で急進左派が勝利している選挙区では、本選では共和党有利に働く③選挙区ゲリマンダリングは共和党有利の選挙区になった方が多い。(前嶋和弘・上智大学教授は「共和党は全米で7〜10議席程度上積みできる」と見込んでいる)。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0405e8ba69c25ba445de6fe54ee96d0a011447d?page=2

前嶋和弘・上智大学教授によれば、中間選挙では、大統領の所属する政党が、平均で下院では26議席、上院では4議席を失うとのこと。多分ここまでは負けないでしょうし、僅差で勝つこともあり得る。

http://dwellerinkashiwa.net/2026/08/02

記事

バンス副大統領(左)とルビオ国務長官(写真:ゲッティ=共同通信社)

目次

今年(2026年)11月3日に実施される米中間選挙まで、3カ月を切った。連邦議会では下院の全435議席に加え、上院の35議席(通常改選33議席と補欠選挙2議席)が争われる。

2028年11月7日に一般投票が行われる次期米大統領選挙(2029年1月20日就任)は、「ポスト・トランプ」を決める選挙となる。その前哨戦でもある中間選挙への注目度は高い。

日本にとって気掛かりなのは、次期米大統領が描くインド太平洋の安全保障・外交戦略だ。とりわけ、海軍力を急拡大し、太平洋への進出をもくろむ中国を念頭に置いた日米同盟の行方である。

ここでは、下馬評に挙がる共和・民主両党の有力候補について、日本を軸に安全保障・外交戦略を俯瞰してみたい。

米軍をインド太平洋へ、バンス氏が描く「選択と集中」

共和党では、現職のバンス副大統領(42)とルビオ国務長官(55)が有力候補として浮上している。米エマーソン大(マサチューセッツ州ボストン)が今年7月23日に発表した、次期大統領選の共和党予備選を想定した世論調査では、バンス氏39%、ルビオ氏38%と、ほぼ互角だ。

バンス氏の安全保障戦略を端的に表すと、「選択と集中」だ。“世界の警察官”からの決別はもちろん、世界各地への米軍の派遣・展開にも慎重で、米国の国益とあまり関係のない地域での軍事展開は避けるべきだと説く。

安全保障上、最も重要なのは米本土と西半球(南北米大陸)であり、それに次いで世界の成長センターであるインド太平洋を安全保障の要として重視する。

一方、欧州や中東では、同盟国・友好国がさらに防衛力の強化に努め、米国の軍事的負担を軽減する。その分、浮いた軍事資源をインド太平洋に集中配備し、中国の軍事的拡大を阻止する――というスキームである。

NATO(北大西洋条約機構)加盟国に国防費などの対GDP比5%(中核的防衛支出「少なくとも3.5%」+防衛・安全保障関連支出「最大1.5%」)の負担を求める姿勢や、もともと中東への軍事介入に慎重だったバンス氏の主張にも、米国の軍事資源をより重要な地域に集中させようとする考え方が表れている。

「タダ乗り」は許さない、バンス氏が日本に求める負担

バンス氏は副大統領就任以前から「対中強硬派」として頭角を現しており、2023年4月20日のヘリテージ財団創立50周年記念リーダーシップ・サミットでの演説では、当時上院議員だったバンス氏が「何よりも防ぐ必要があるのは、中国の台湾侵攻だ。米経済を破壊し、大恐慌に陥る」と語気を強めた。

2024年7月15日、共和党の副大統領候補に指名された直後、米FOXニュースのインタビューでは、「ロシアとウクライナの和平を速やかに実現できれば、アメリカの真の問題、つまりわが国にとって最大の脅威である中国に集中できる」と言い放った。

中国の太平洋進出に関しては、「第1列島線」(日本列島~南西諸島~台湾~フィリピン)を阻止線と位置付け、日本や台湾、フィリピンといった同盟国・パートナーが、それぞれ防衛力をより一層増強し、抑止力を高めるべきだと強く要求する。

地図:共同通信社

最重要の防衛地域と位置付ける西半球、そしてそれに次ぐインド太平洋で米国の優位を確保し、中国を抑止する。そのために、日本をはじめとする同盟国・パートナーにも防衛力の強化と、より大きな役割を求める――。これがバンス氏の描く安全保障のシナリオだ。

日本は第1列島線の中心に位置し、同盟国・パートナーによる抑止力の中核を担う国として重視される。ただし、日本のために無制限に米軍が戦うべきだとは考えていない。

また、バンス氏はこれまで、日本の戦略的重要性について具体的に語った例が、実はそれほど多くない。

上院議員だった2024年1月19日、上院銀行・住宅・都市問題委員会の公聴会では、日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、日本を「重要な同盟国」と評価する一方、買収には反対する立場を明確にした。同盟国を重視しながらも、米国の国益を優先する姿勢がうかがえる。

米国単独で世界の安全保障を担うことは、もはや難しい。同盟国との関係は引き続き重視するものの、「タダ乗り」は許さず、相応の負担を要求する。

中国に対しては、「対立」そのものを目的とするのではなく、力による「抑止」で臨もうとしている。ただし、目的はあくまでも中国を打倒することではなく、米国や同盟国を中国が支配しようとすることを阻止することにある。

そのためには、米国内で疲弊した産業基盤、特に製造業の復活が不可欠であり、それによって軍需産業の復権も果たせると強調する。

バンス氏は日本を重視する一方、同盟国にはこれまで以上の負担と協力を求めてくることが想定される。「防衛費の対GDP比5%」を強硬に迫ってくる可能性も十分に考えられ、日本にとって、ある意味で手ごわい相手となるだろう。

バンス副大統領(2026年7月、写真:CNP/ABACA/共同通信イメージズ)

中国抑止は「チーム戦」、ルビオ氏が重視する同盟連携

一方、ルビオ氏の中国に対する強硬姿勢は、バンス氏以上に筋金入りだ。以前から、中国共産党政権による言論弾圧や人権抑圧政策への批判を繰り返してきた。

2025年1月15日、国務長官に指名された後に開かれた上院委員会の指名承認公聴会では、中国を「米国が直面した中で最強で危険な敵」と断じ、中国共産党は抑圧、ウソ、不正な手段を駆使して超大国の地位を獲得したと強調した。

台湾有事に関しても、「(中国が台湾に)侵攻した場合の代償が大き過ぎると認識させ、インド太平洋での軍事介入を防ぐ」と述べている。香港の民主化運動を支援したことなどから、2020年、中国政府はルビオ氏に対する中国への渡航規制を実施した。

その後、ルビオ氏は米国務長官に就任した。中国政府は2020年にルビオ氏へ科した制裁を正式に解除したとは発表していないものの、2026年5月にはトランプ氏に同行して中国を訪問。少なくとも国務長官としての訪中には、制裁を適用しなかった形だ。

「アメリカ・ファースト」「対中抑止」「インド太平洋重視」「同盟国の防衛負担増」など、根幹部分ではバンス氏と大差はない。ただし、「同盟ネットワーク重視」という点では両者にやや違いがある。ルビオ氏は、むしろ同盟国・パートナーとのネットワークこそが、米国の国力の源泉だと考えている。

もちろんバンス氏も、同盟国・パートナーとのネットワークそのものは重視する。ただ、どちらかといえば、同盟国・パートナーの防衛力を有効活用し、米軍の負担をできるだけ軽減するという、「同盟国への負担分担」の発想がより強いように思える。

これに対しルビオ氏は、日米同盟、日米韓、日米比に加え、クアッド(日米豪印戦略対話)、AUKUS(豪英米の安全保障協力)、ニュージーランド、さらにはNATOとの連携を重視する。いわば「チームワーク」で中国を抑止するという発想である。

記者団の取材に応じるルビオ国務長官(2026年6月、写真:ロイター=共同通信社)

日本は第1列島線の中核、ルビオ氏が重視する日米同盟

同盟国重視は共和党の伝統的な発想とも言える。ただし、かつてのように「圧倒的な米国の軍事力で同盟国を庇護する」というものではない。

同盟国・パートナーにも相応の負担増を求め、「アメリカ・ファースト」を強調しつつ、第1列島線で中国の太平洋進出を抑止する――。これがルビオ氏の安全保障戦略の概要だ。

日本を第1列島線の中核として重視する点はバンス氏と同じだが、ルビオ氏の方が、日本の戦略的重要性をより鮮明に打ち出している点が特徴と言える。

2025年7月10日、BSフジに出演した石破茂首相(当時)が、米国との関税交渉に関連して、安全保障やエネルギーなどの面で日本は対米依存から自立すべきだと発言すると、ルビオ氏は即座に反応した。

ロイターによれば、翌11日、記者団に対して「否定的にとらえるべきではない」「そこにドラマや分裂を求めている人は、そうすべきではない。日米関係は非常に強固だというのが真実だ」と強調した。

さらに、「日本の軍事力が高まるという考え方は、われわれが不快に思うものではなく、むしろ励みになる」と述べ、石破氏の発言を高く評価した。

ルビオ氏は伝統的な共和党の安全保障・外交スタンスに立ち、特に日本の戦略的重要性を熟知している。中国抑止に関しても、日本に対し防衛負担をさらに増やすよう要請する可能性はあるものの、バンス氏ほど“高圧的”ではない。

「米国とともに中国の太平洋進出を抑止しよう」という意思が感じられるなど、日本にとっては比較的好感を持ちやすい人物だろう。

民主党は候補乱立、対中・台湾戦略はいまだ見えず

民主党の次期大統領候補はどうか。前出のエマーソン大による、次期大統領選の民主党予備選を想定した世論調査では、ブティジェッジ前運輸長官19%、ニューサム・カリフォルニア州知事17%、オカシオ=コルテス下院議員(ニューヨーク州)13%、オソフ上院議員(ジョージア州)13%となっている。候補者はやや乱立気味で、まだ絞り込まれていない。

ブティジェッジ前運輸長官(2026年4月、©Nancy Kaszerman/ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)

カリフォルニア州のニューサム知事(2026年6月、©Charles Baus/CSM via ZUMA Press Wire/共同通信イメージズ)

オカシオ=コルテス下院議員(2026年7月、写真:ロイター=共同通信社)

ジョージア州選出のオソフ上院議員(2026年7月、写真:CQ Roll Call/ニューズコム/共同通信イメージズ)

政権与党・共和党の現職副大統領、国務長官であるバンス、ルビオ両氏とは異なり、野党・民主党の有力候補たちは、安全保障・外交戦略について具体的なスタンスをほとんど表明しておらず、現時点では未知数と言っていい。

このため、民主党についてはバイデン前政権時代の戦略がベースになると考えるのが無難だろう。

バイデン前政権の安全保障戦略では、インド太平洋では「中国」、欧州では「ロシア」を優先的な安全保障上の課題と認識していた。ロシアを「重大な脅威」、中国を「最重要の長期的競争相手」と位置付けた。

これをベースに、インド太平洋では、日本を中心にクアッド、AUKUS、日米韓、日米比などの多層的な同盟・協力ネットワークを構築し、同盟国・パートナーとともに中国を抑止する、という発想だった。ルビオ氏のスタンスに近い面がある。

ブティジェッジ氏は、元海軍情報将校というキャリアを持つ。同盟国と協調する一方、軍事介入には慎重な姿勢を取るとみられる。

ニューサム氏は、対中競争と経済安全保障の比重が大きくなると推測される。オソフ氏も対中競争を重視しつつ、民主主義国や同盟国との連携を重視するのではないかとみられる。

オカシオ=コルテス氏は、急進左派を代表する政治家の一人として近年、急速に支持を集めており、2026年2月のミュンヘン安全保障会議(MSC)にも登壇し、安全保障・外交に関する持論を披露した。

注目されたのは、「台湾が中国に侵攻された場合、米軍を派遣するか」との問いに対し、是か非かを明確にせず、「そもそも、そうなることがないようにすることを望む」と回答した点だ。

この回答だけでは、実際に中国が台湾に侵攻した場合にどう対応するのかは分からない。バイデン政権まで米国が維持してきた「曖昧戦略」、つまり台湾侵攻の際に米軍が介入するかもしれないし、しないかもしれない、という戦略的曖昧さを維持しながら、中国をどう抑止するのかという政策的な説明が十分ではなかった。

外交や話し合いで紛争を解決するという理想論だけでは、戦争がなくならないのが国際政治の現実である。仮に米大統領を目指す政治家だとすれば、安全保障・外交面ではまだ実力不足と言わざるを得ないだろう。

誰が次期大統領でも、日本に迫る防衛負担増の流れ

米大統領選挙は2028年11月に一般投票が実施されるが、それまでにトランプ氏が一波乱も二波乱も起こす可能性は十分に考えられる。

すでにトランプ氏は、民主党内外で民主社会主義を掲げる左派勢力が存在感を強めていることに対し、「共産主義だ」と猛烈に批判している。中間選挙で劣勢ともいわれる共和党の人気挽回に向け、悪戦苦闘している最中だ。

演説会場でのトランプ大統領(2026年5月、写真:ゲッティ=共同通信社)

ただ、誰が「ポスト・トランプ」を担うにせよ、日本にとって重要なのは、米国の大統領が代われば日米同盟が従来の姿に戻る、と単純には考えられないことだろう。

バンス氏とルビオ氏では同盟国との向き合い方に違いがあり、民主党候補が掲げる政策も今後変化していく可能性がある。それでも、米国が中国との長期的な競争を見据え、日本を含む同盟国・パートナーにこれまで以上の役割と負担を求める流れは、共和・民主のどちらが政権を担っても続く可能性が高い。

日本に問われるのは、米国がどこまで守ってくれるのかを見極めるだけではない。自らの防衛にどこまで責任を負い、日米同盟の中でどのような役割を担うのか。その姿勢が、これまで以上に問われることになる。

2025年10月、日米首脳会談において日米同盟の抑止力や対処力を一層強化する方針で一致し、署名した文書を手にする高市早苗首相(左)とトランプ大統領だが…(写真:ゲッティ=共同通信社)

象徴的なのが、米国防総省で政策を担当するコルビー次官が今年8月10日に語った言葉だ。同盟国に防衛力の強化と自国の安全への責任を求めた上で、「われわれが求めているのはパートナーであって、保護国ではない」と強調した。誰が次期大統領になろうとも、日本が一方的に米国に守られるのではなく、自ら抑止力を高め、米国とともに地域の安全保障を支えることを求められる流れは、今後さらに強まる可能性がある。

国防総省のコルビー政策担当次官(2026年8月、写真:共同通信社)

次期大統領候補を「対日穏健派か、強硬派か」という物差しだけで見るのは、あまり意味がない。重要なのは、米国の国益の中で日本をどのように位置付け、日本にどこまでの役割と負担を求めようとしているのかだ。

果たして民主党の巻き返しはあるのか、それとも共和党が政権基盤を死守するのか──。2028年大統領選に向けた米政治の動きは、日本の安全保障にも直結するだけに目が離せない。

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『高市氏を激怒させた択捉訪問、プーチン「強さ演出」の裏で渦巻く老人支配への反発と「権力闘争」勃発への恐れ』(8/16JBプレス 木村正人)について

8/17阿波羅新聞網<日本与中共的博弈 高市早苗越来越强硬=日本と中共の攻防:高市早苗は益々強硬に>

日本は8/4、最新の防衛白書を発表し、「中台間の全体的な軍事バランスは急速に中国側へ傾斜している」と指摘した。これには、中国軍が「第一列島線」(日本、台湾、フィリピンという米国の主要な地域パートナーを含む)や「第二列島線」(米領グアムの戦略爆撃機基地を含む)を越えて戦力を投射し、既成事実化を図る能力を増大させている現状が含まれる。同白書は、「総合的な国力」の強化、同盟関係の深化、そしてドローンやAI搭載兵器の生産を含む防衛産業基盤の拡充の必要性を強調している。

同盟関係で欧州とも繋がるため、NATOとの関係を深めたらよい。憲法改正まで待っていられない。悪の枢軸国が嫌がることをしないと。

https://www.aboluowang.com/2026/0817/2421805.html

8/17阿波羅新聞網<川普突然绕过伊朗代表!秘密直通最高层—美伊谈判密线曝光 川普曾直接联络革命卫队=トランプはイラン側代表を電撃的に迂回!トップへの秘密直通ルート―米イラン交渉の裏ルートが判明、革命防衛隊へ直接接触>

米メディア「Axios」の報道によると、当時の国家情報長官トゥルシー・ギャバードが、イラク・クルディスタン地域政府のネチルバン・バルザニ議長に接触した。同氏はバルザニに対し、仲介役として革命防衛隊の指導部に働きかけ、イラン側交渉団が提示した条件に同意するかどうかや、追加の考え・要求がないかを確認するよう依頼した。数日後、革命防衛隊の幹部が暗号化された電話機を携えてバルザニの事務所を訪れた。イランのヴァヒディ将軍は電話越しに次のように応じた。「私は彼らを全面的に支持する。これこそがイスラム革命防衛隊の立場でもある。我々はこの危機を交渉によって解決することを望んでいる。」

海上封鎖で困るのはイランだが。

https://www.aboluowang.com/2026/0817/2421747.html

8/17阿波羅新聞網<击落俄机!北约空军司令部证实—疑似俄无人机闯罗马尼亚领空 遭北约F-18击落=ロシア機が撃墜される! NATO航空軍団が確認――ロシア製とみられるドローンがルーマニア領空を侵犯、NATOのF-18が撃墜>

NATO航空軍団は、強化された防空任務に就いていたスペインのF-18戦闘機2機が日曜日の早朝に緊急発進(スクランブル)し、ルーマニア領空を侵犯したドローンを撃墜したことを確認した。

ロシアも中共同様、悪いことをする。

https://www.aboluowang.com/2026/0817/2421815.html

8/17阿波羅新聞網<抛弃老朋友抱中共大腿!这国现实惨况曝光—被中共逼到墙角 这国现实惨况曝光=旧友を捨てて中共に接近した咎め!この国の厳しい現実が露呈――中共にコーナー追い詰められる>

アポロネット王篤若の報道:「熾烈な競争」の実態が明らかに!中共との国交樹立から3年、ホンジュラスの地元企業は限界に達している。

ホンジュラスは2023年に台湾と断交し中共と国交を樹立したが、3年が経過しても具体的な経済的成果は限定的である。ホンジュラス国家工業協会(ANDI)の会長は最近、中国企業が地元市場で「不公正な競争」を引き起こしていると公然と批判した。同会長は政府に対し、中国の支援を受ける企業への監視を強化し、税務、労働慣行、輸入、移民に関する包括的な調査を行うよう求めた。

『中米 360』の報道によると、ANDIのガルシア会長は最近のインタビューで、ホンジュラスにおける中国企業の急増が地元産業に圧力をかけていると述べ、政府に対し、これらの事業者が税務、商業、労働、移民に関する規制を含むホンジュラスの法律を遵守しているか確認するよう促した。また、競争条件の格差を指摘し、中共が「補助金付きの通貨」を背景に持ち、現地の賃金水準が極めて低い(奴隷労働に近い)ため、ホンジュラス企業が対等な立場で競争することは困難であると主張した。価格やコストの問題に加え、ガルシア会長は一部の中国製品の品質や生産方法にも疑問を呈し、政府に対して国際基準への適合確認や、強制労働などの潜在的な問題の調査を求めた。同会長は、こうした監視は特定の国籍を対象とするものではなく、すべての企業が同一のルールを遵守することを目的としていると強調した。さらに、法や規制に違反して事業許可が発行された場合には、責任ある当局者がその責任を問われるべきだと述べた。

中国では早く営業許可を取るには賄賂が必要、だからホンジュラスでも当然賄賂を払っていると思う。まあ、台湾と断交して、「騙すほうが賢い」と考える中国人とくっついたのが悪い。

https://www.aboluowang.com/2026/0817/2421832.html

8/17阿波羅新聞網<突袭!这国军机大批押走中共公民 北京跳脚也不放—绝不屈服!这国硬起来,怒怼中共=電撃的な急襲!ある国の軍用機が多数の中共国民を空輸――北京は地団駄踏むも解放できず-この国は絶対屈服せず、強硬姿勢をとり、中共を激しく非難>

アポロネット王篤若の報道: 16日、フィリピン国防省(DND)と在マニラ中国大使館との間の緊張が急激に高まった。フィリピンのギルベルト・テオドロ国防長官が中国人の逮捕に関与したことについて、中国側が「権限を逸脱した」と非難したのに対し、DNDは断固として反論した。すなわち、中共はフィリピン国内での違法行為を助長している疑いがあり、フィリピン側に説明を要求する権利はないこと、そしてフィリピンは今後も法執行を続け、「決して屈しない」という姿勢を明確にした。

この対立は、2026年5月15日から16日にかけて実施された急襲捜査に端を発している。フィリピン軍、大統領直属の組織犯罪対策委員会(PAOCC)、国家捜査局(NBI)、国家警察など複数の機関が、ミサミス・オリエンタル州タゴロアンにあるPHIVIDEC工業団地内の「三甲鋼鉄」に対し、裁判所発行の捜索令状を執行した。当局は中国人労働者69名とフィリピン人1名を逮捕した。なお、この工業団地はフィリピン国防省の管轄下にある。

『フィリピン・デイリー・インクワイアラー』紙およびGMAの報道によると、フィリピン当局は、同工場が中国から輸入した鉄スクラップを使用していたと指摘した。フィリピン原子力研究所による検査の結果、製造工程および完成した鉄筋の双方から、ウラン238、トリウム228、トリウム232などの放射性物質が検出された。さらに同工場は、規格外の鉄鋼製品の製造、未処理の有毒ガスや排水の排出、労働法および消費者保護法の違反などの疑いも持たれている。

これを受け、環境天然資源省は同工場の環境適合証明書を取り消し、操業停止命令を出すとともに、現地労働者の健康診断の手配を行った。この施設は、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の元経済顧問であるマイケル・ヤンの兄、トニー・ヤンとも関連が指摘されている。トニー・ヤンは以前、フィリピンのオフショア・ゲーミング業界をめぐる論争に関与した人物である。

テオドロは、本件に関与した中国人らを中国当局が「積極的に庇護している」と公然と非難した。これに対し、中国大使館は直ちに2度にわたって反論を展開した。報道官の季凌鵬は、テオドロが「反中活動」を行っていると非難し、「彼は国防長官なのか、それとも警察長官なのか? なぜ法執行活動に干渉するのか?」と問い質した。

ドゥテルテと中共の繋がりを断つつもりでは。

https://www.aboluowang.com/2026/0817/2421802.html

木村氏の記事では、独裁者の後継者問題はプーチンだけでなく、習近平にも当てはまる。金三胖は娘に継がせる感じ。為政者がどんな人物であっても、国民に自由な発言を許し、財産を保証すれば、国民から支持されるでしょうが、独裁者にはそれができない。よって共産独裁や神権独裁は世界から非難を受けるのは当然。独裁体制内にいれば飯は食えたとしても、精神の自由がなければ奴隷と同じ。日本の周りには独裁国家ばかり。お花畑に住んでいると北方領土だけでなく、失うものはもっと大きくなる。国民はもっと自覚しないと。メデイアの反戦テーマに乗せられているようでは・・・。

記事

極東国境の安全を確保する会議に出席するロシアのプーチン大統領=8月13日、ユジノサハリンスク(写真:ロシア大統領府提供、タス=共同)

目次

[ロンドン発]ウラジーミル・プーチン露大統領が8月13日、北方領土・択捉島を訪問した。プーチン氏が大統領に就任した2000年以降、北方領土を訪れたのは初めて。ウクライナ戦争で米欧の制裁に加わる日本に強さを示すことで自国内向けにアピールする狙いがある。

「日本は軍事ドクトリンでロシアを主要な脅威に位置づけた」

プーチン氏はヴァレリー・リマレンコ・サハリン州知事と水産加工施設を訪問し従業員と懇談。続いてクリリスク中央地区病院や「ロシアの英雄エドゥアルド・ノルポロフ」中等学校も視察し、リマレンコ知事と会談した。ウクライナ戦争で択捉島でも戦時色は濃くなっている。

択捉島の水産加工施設を訪れたプーチン氏(出所:露大統領府サイト)

露大統領による北方領土訪問は2010年にドミトリー・メドベージェフ大統領(当時)がソ連時代を含め国家元首として初めて国後島を訪れて以来。これに対して高市早苗首相は「日本国内の対露感情を一層厳しくし、中長期的な関係回復を困難にした」と強く抗議した。

プーチン氏はこれに先立つ12日、サハリンで開かれた太平洋艦隊の軍事演習に臨場、ミサイル巡洋艦ヴァリャーク艦上で「隣国・日本はウクライナ情勢を口実にロシアに一方的な制裁を科した。日本は最新の軍事ドクトリンでロシアを初めて主要な脅威に位置づけた」と述べた。

太平洋艦隊の軍事演習に臨場するプーチン氏(出所:露大統領府サイト)

プーチン氏「残念ながら現在、日本の立場に変化が見られる」

「私たちは日本をいかなる形でも脅迫したことはない。クリル諸島の問題は第二次大戦後の現実として国際文書に明記されている。1950年代半ば、ソ連は日本と平和条約への道を開く宣言に署名。新生ロシアは日本の要請に基づき条約締結に向け対話を再開した」(プーチン氏)

ロシア側の呼称「クリル諸島」は北方領土と千島列島を指す。

プーチン氏は安倍晋三首相(当時、故人)をはじめとする複数の日本の高官と建設的な関係を築いてきたことを強調。安倍氏は日露両国をより近づけるために多大な努力を払ったと評価した上で「残念ながら現在、日本の立場に変化が見られる」と高市氏を牽制した。

防衛省資料によると、日本周辺のロシア軍は2010年、東部軍管区と東部統合戦略コマンドを新たに創設、地上軍、太平洋艦隊、航空・防空部隊の統合的な運用を行ってきた。戦略原子力潜水艦の活動海域であるオホーツク海周辺一帯の防衛に一層注力しているとみられる。

極東地域のロシア軍の戦力はピーク時に比べ大幅に削減されたが、依然として核戦力を含む相当規模の戦力が存在している。北方領土には戦車、自走砲、多連装ロケット、地対空ミサイル、ヘリなどが配備されている。

新型戦略原潜の配備やクリル諸島での軍備強化を推進

翌11年、メドベージェフ氏はアナトーリー・セルジュコフ国防相にクリル諸島の装備近代化のため必要な措置を取るよう指示。16年に地対艦ミサイル「バスチオン」「バル」部隊がそれぞれ択捉島と国後島での任務に就いていることが判明した。

18年には択捉島の新民間空港が軍民共用化され、3機の多用途戦闘機Su-35Sが配備された。20~23年には択捉島と国後島に地対空ミサイルシステム「S-300V4」が一時、実戦配備されていたとされる。クリル諸島の軍備は進む。

オホーツク海防衛のほか、ウラジオストク配備の主要水上艦の太平洋へのアクセスを維持する狙いがある。ロシアはより一層、核戦力への依存を深めていくとみられ、新型戦略原潜の配備やこれらを防護するためクリル諸島での軍備強化を推進していく可能性がある。

ウクライナ戦争で中露の結束は一段と深まった。

7月20日、小泉進次郎防衛相は英ファンボロー国際航空ショーで中露の海軍艦艇が日本の排他的経済水域(EEZ)内で実戦演習を実施したことを明らかにした。5月の中露共同声明は両国軍の友好関係を強化し、共同演習・共同飛行・共同航行の実施拡大をうたう。

ロシアを待ち受ける激しい権力闘争と政治的不安定化のリスク

高市政権発足後、日中首脳会談は実現したものの、高市氏が「台湾有事は存立危機事態になり得る」と国会答弁したことで、中国は経済以外に尖閣・南西諸島周辺でも圧力を高め、プーチン氏の北方領土訪問と合わせて中露で北方・南西「二正面」対日包囲網を強める。

9月のロシア下院選に向けた世論調査で、与党・統一ロシアの支持率は21年の前回下院選の得票率49.82%を大幅に下回る30%台に低迷。プーチン氏の北方領土訪問には反撃してこないソフトターゲットの日本相手に自国内の有権者向けに強さを演出する思惑が透けて見える。

米海軍分析センターのロシア研究プログラム、 ジュリアン・ウォラー研究員は米外交誌フォーリン・アフェアーズへの寄稿(8月7日付)で、73歳のプーチン氏が築き上げた強大な個人支配体制は最高指導者が退いた後の明確な道筋が全くないと危惧している。

ウォラー氏によると、大統領の死、病気、自発的引退のいずれであれ、その瞬間が訪れた時、ロシアを待ち受けるのは整然とした権力移譲ではなく、激しい権力闘争と政治的不安定化のリスク。体制中枢を占拠し続ける老人エリート層が世代交代するかどうかが最大の問題になる。

老人エリートの居座りは下位世代のキャリアパスを破壊

アゼルバイジャンの世襲制やカザフスタンの統制された権力移行とは対照的にプーチン氏は後継者を指名・育成する制度的仕組みを意図的に排除してきた。統一ロシアは議会工作を担うだけで、副大統領職もない。歴代首相の大半は独自の強力な権力基盤を持たないテクノクラート。

プーチン氏のインナーサークルはFSB(連邦保安庁)のアレクサンドル・ボルトニコフ氏(74)、対外情報庁のセルゲイ・ナルイシキン氏(71)、国家親衛隊のヴィクトル・ゾロトフ氏(72)、安全保障会議のセルゲイ・ショイグ氏(71)ら70代の長老で占められる。

プーチン氏は保身と権力維持のために同世代の側近を重用し、世代交代を徹底的に阻んできた。老人エリートの居座りは下位世代のキャリアパスを破壊した。本来トップに就くべき50〜60代の中堅エリートは副官や地方知事に据え置かれ、不満を蓄積させている。

プーチン最側近の子弟が中間世代を飛び越えて要職に抜擢される「縁故主義」が横行し、体制内の世代間摩擦を強めている。プーチン氏が作り上げた支配体制のツケは指導者の退場とともに激化する派閥抗争と長期的な政治不安として噴出する可能性が高いとみられている。

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『鉄壁」のはずだったロシア防空網に穴、ウクライナ無人機はなぜ深部まで届くのか レーダー、防空ミサイルを破壊しながら進化する長距離ドローン、製油所や軍需拠点を次々攻撃』(8/15JBプレス 西村金一)について

8/15The Gateway Pundit<Clarence Thomas Reveals Certain Law Schools Won’t Host Him=クラレンス・トーマス氏が、一部のロースクールが自分を招聘しないことを明かす>

さもありなん。大学は左翼化していて、左翼は不寛容だから。

保守派の最高裁判事クラレンス・トーマス氏は、自身の政治的信条を理由に、一部のロースクールが彼を受け入れようとしないと述べた。

トーマス判事は、自身の保守的な政治信条を理由に、スタンフォード大学ロースクールなどは「立ち入り禁止」だと述べた。

クラレンス・トーマス氏は今週、フーバー研究所で司会者のピーター・ロビンソン氏との対談の中で、上記の発言をした。

スタンフォード大学は、ロースクールがトーマス氏を受け入れないというトーマス氏の主張を否定した。

「トーマス判事をスタンフォード大学ロースクールにお迎えできることを光栄に思います」と、広報担当者はフォックスニュースへの声明で述べた。「第10巡回区連邦控訴裁判所の元判事であるマイケル・マコーネル教授が所長を務めるスタンフォード憲法センターは、定期的に司法関係者をキャンパスに招いています。」

「本学の学生と教職員は、トーマス判事のお話を聞き、最高裁判所、憲法、そして法律に関する判事の見解に触れる機会を歓迎するでしょう」と広報担当者は述べた。

フォックスニュースは次のように報じた

最高裁判事のクラレンス・トーマス氏は最近、特定の法科大学院や大学は、彼や他の保守派にとって完全に「立ち入り禁止」の場所だと主張した。

「実は、私はスタンフォード大学ロースクールには一度も行ったことがないんです」と、トーマス氏はフーバー研究所主催のステージ上での討論会でピーター・ロビンソン氏に語った。

彼はさらに、自身のような現在の保守派の思想的リーダーは、スタンフォード大学ロースクールのような高等教育機関では概して歓迎されていないと述べた。

「それが現実だ」とトーマスは言った。「それが私たちの生きる世界だ。なぜなら、立ち入り禁止区域とされている場所がいくつかあるからだ。そういう仕組みになっている。そしてそれは真実だ。私はイェール大学ロースクールに通ったことがあるが、そういう仕組みになっている。そうではないと言うのは嘘をつくことだ。」

高裁判事の発言は、保守派の評論家たちが、大学キャンパスが右翼思想に対して不寛容になり、学生がリベラルな教授によって洗脳されていると批判し続けている中でなされた。

トーマスは、もしYouTubeがなければ、自身の政治観に大きな影響を与えたアメリカの経済学者トーマス・ソウェルの思想や著作は、一部の人々の見解が学生たちにとって「受け入れがたい」ものであるため、若い世代の学生たちには伝わらなかっただろうと主張した。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/clarence-thomas-reveals-certain-law-schools-wont-host/

https://x.com/EricLDaugh/status/2088621389863383184/video/1

8/16阿波羅新聞網<要习跪?中南海据报在白宫雷霆重锤下凌乱—习访美突生变数!北京备三套预案 美方至今无人接头=習を跪かせるか?WHの強硬策に揺れる中南海――習の訪米に急浮上した不透明感!北京は3つの案を準備、米側からの接触は未だなし>

アポロネット王篤若の報道:習近平の訪米に急浮上した不透明感!北京は3つの案を準備、米側からの接触は未だなし。

習近平は9/24に訪米する予定だが、訪問まで6週間を切った現在も、調整を担う米側の具体的な担当者や機関が決まっておらず、中共当局者は強い苛立ちを募らせていると伝えられている。北京は、米国が制裁を強化した場合に備え、訪問の延期や中止を含む3つの案を準備している。一方、WHは貿易、サイバーセキュリティ、ドローンなどの分野で、中共に対して一連の強硬策を打ち出している。さらに、中共の諜報機関とつながりがあるとされる元特殊部隊員がWHからわずか200メートルの地点に不動産を購入したことも判明し、予定されている習・トランプ会談の不透明感をさらに高めている。

『大紀元時報(The Epoch Times)』は8月に、中共の外交・通商部門に近い情報筋である甄亮の話として、習近平の訪米の前提条件は米中関係がこれ以上悪化しないことだと報じた。米国が制裁をさらに強化すれば、北京は訪問を中止する可能性があるという。

中共内部の情報筋である饒一鳴は、北京が3つのシナリオを検討していると述べた。第一に、予定通り訪問を実施し、貿易品目の購入、AI協力、フェンタニル対策、レアアース、企業への市場開放などをテコに、米国から一部制裁の緩和を引き出すこと。第二に、訪問は行うものの期待値を下げ、象徴的な合意にとどまり、台湾、半導体、戦略的安全保障などの問題で打開策が見いだせる可能性は低いこと。第三に、米国が台湾問題、金融制裁、党高官の資産、あるいは重要技術の封鎖に関する行動を激化させた場合、北京は訪問を延期または中止し、レアアース、ドローン、サプライチェーン、中国で事業を展開する米国企業を対象とした対抗措置を拡大することである。

是非第三案でやってほしい。下のアップルのように米企業は目が覚めていないところがあるので。デカップリングすべき。

https://www.aboluowang.com/2026/0816/2421531.html

8/16阿波羅新聞網<他搅黄北京天大好事!—搅黄天大好事,北京一定讨厌他=彼は北京にとっての絶好の機会を台無しにした!—北京のチャンスを奪い、北京から激しい憎悪を買うことに>

WSJの報道によると、米国のハワード・ラトニック商務長官はAppleに対し、世界的なメモリチップの深刻かつ長期的な不足の中で代替調達先を模索する際、中国のメモリメーカーからチップを調達することは断じて認められないと正式に警告した。

実際、Appleはここ数ヶ月間、中国のメモリ大手2社である長鑫存儲技術(CXMT)および長江存儲科技(YMTC)からメモリチップを購入する許可を得るべく、トランプ政権への働きかけを行いたい意向をメディアを通じて示唆していた。しかし、そのような動きは必然的に、議会における超党派の強い反発を招いた。

ジョブズが生きていたら・・・・。

https://www.aboluowang.com/2026/0816/2421512.html

8/16阿波羅新聞網<北京史上最高昂代价!习“最大豪赌” —习近平“最大豪赌” 至少需满足三大条件=北京にとって史上最大の代償!習の「最大の賭け」—習近平の「最大の賭け」には少なくとも3つの主要条件の達成が必要>

英国紙『ザ・サン』の特集記事は、中国による台湾への全面侵攻が、いかにして北京の歴史上最も高くつく戦略的失策となり得るかを検証している。長年中国に駐在した元英国外交官であり、王立防衛安全保障研究所(RUSI)のアソシエイト・フェローでもあるチャーリー・パートンは、習近平にとって台湾侵攻は単なる軍事的なリスクにとどまらず、政権の存続そのものに関わる「巨大な賭け」であると警告した。

武力行使の3条件:①人民解放軍の圧倒的軍事優勢②米国の介入遅れ又は不介入③中国経済が西側制裁への耐久力保持。今のところ総て持っていないと小生は思う。ただ相手が合理的発想の持主でないから。ただこのところ長老が死んでいる(暗殺?)から、3期中に台湾統一すると長老に約束したのは反故にするかもしれない。独裁者は我が身第一。米国の介入が予想される中で手は出さないと思う。

https://www.aboluowang.com/2026/0816/2421509.html

8/16阿波羅新聞網<共军彻底走光!在国际战场上演史诗级乌龙=中共人民解放軍の機密が完全に露呈!国際舞台での「歴史的」失態>

アポロネット王篤若の報道):完全に機密が露呈!中共人民解放軍が重大な安全保障上の失態を犯す。

近年、中共人民解放軍は軍事力を積極的に増強し、兵器の輸出を行ってきた。しかし意外なことに、同国は最近、国際舞台で「歴史的」とも言える安保上の大失態を演じた。昨年、パキスタンとインドの間で発生した空中戦「シンドゥール作戦」の際、パキスタン空軍は中国製の最新鋭長距離空対空ミサイル「PL-15E」を発射した。このミサイルは標的を外しただけでなく、さらに悪いことに「自爆装置」も完全に作動せず、インドが実効支配するパンジャブ地方の農地に原型をとどめたまま墜落した。1年にわたるリバースエンジニアリングを経て、インドはこの中国製軍用ミサイルの機密技術データを完全に入手した。

海外メディアは、この軍事的失態をインドにとっての「重大な情報戦の勝利」と評した。射程145キロメートル、速度マッハ5超を誇るPL-15Eは、当初、中共によって米軍の兵器に匹敵する最高水準の長距離制空兵器として宣伝されていた。しかし、インドの国防研究開発機構(DRDO)と空軍の技術チームが「不発で原型をとどめた」ミサイルを回収し、研究所で分解した結果、小型化されたAESA(アクティブ・フェーズド・アレイ)レーダー・シーカー、電子対抗手段(ECM)の構造、信号データリンク、ロケット推進剤の配合など、最も重要な構成要素が、宿敵であるインドや米国などの西側同盟国に完全に露呈することとなった。

中共兵器の弱点が露呈することは良い事。

https://www.aboluowang.com/2026/0816/2421495.html

8/16阿波羅新聞網<将生灵涂炭!爆峡主坝逾710处裂缝 丁薛祥介入?=崩壊の危機!三峡ダムの本体に710カ所以上の亀裂、丁薛祥が介入か?>

アポロネット王篤若の報道:三峡ダム本体で710カ所以上の亀裂が確認され、最大幅は73センチに達する。

7/6に広西チワン族自治区横州市の六藍貯水池でダムが決壊したことを受け、三峡ダムの安全性に対する懸念が再燃している。最近、「羅翔~破幕推墙」と名乗るブロガーが、2026年3月の時点で三峡ダムの本体に710カ所以上の亀裂が確認され、そのうち最も幅の広いものは73センチメートルに達していたと明らかにした。ただし、関連するスクリーンショットの真偽はまだ独自に検証されておらず、中国当局もこの主張に対して公式な反応を示していない。

まあ、左翼は不都合な真実には口を閉ざすから。国民党軍が黄河花園口を決壊させたのを日本軍のせいにしたように、三峡ダムが決壊したら日本のせいにする?嘘つき中国人。

https://www.aboluowang.com/2026/0816/2421519.html

8/16阿波羅新聞網<伊朗把自己打残!封锁海峡成烂牌 全世界已不认了—伊朗重大危局!封锁海峡成烂牌 全世界已不在乎=イランは自らを窮地に追い込んだ!海峡封鎖は悪手になった。世界はもはやそれを容認しない-イランにとって重大な危機だ!海峡封鎖は悪手となり、世界はもはや関心を示さなくなった>

オールドメデイアの報道と違い、マーケットは正直。

原油価格が150ドルまで上昇していないのは、市場が間違っているからではなく、市場がこれが世界的な石油危機ではなく、イラン自身の危機であることを理解しているからだ。

https://www.aboluowang.com/2026/0816/2421384.html

何慶蓮、潘世毅は何清漣、潘石屹の誤り。

西村氏の記事では、ウクライナ側のロシア防空システムの破壊の順番を合理的に考え、またそれを可能にした無人機の性能アップを短時間で成し遂げたことは素晴らしい。

プーチンの北方領土上陸で日本はロシアの奪ったものは返さないという意思を見たのだから、ウクライナ支援を遠慮なくできるようになった。悪の枢軸国に対抗していくが、日米欧豪印を巻き込んで、対処していく必要はある。

記事

ロシア深部へのドローン攻撃を準備するウクライナ兵(8月6日、写真:AP/アフロ)

ウクライナ長距離無人機攻撃成功の現状

目次

ロシアは、各種防空システムに加え、弾道ミサイル早期警戒用のVoronezh系列、超水平線(OTH)レーダーのContainer、航空目標監視用のNebo系列など、用途の異なる多数のレーダーを配備している。

これらにより、2022年2月24日のロシアによる全面侵攻以降、ウクライナは有人航空機の作戦に大きな制約を受けてきた。ロシアの防空は、この点では成功している。

だが、ウクライナは自爆型長距離無人機で、ロシア国内やクリミア半島とその周辺を攻撃し、ロシアに多大な損害を与えている。

特筆すべきは、防空兵器を濃密に配置しているはずのモスクワ、サンクトペテルブルクといった主要な都市周辺を攻撃していることだ。

さらに、2000キロ以上飛行しなければならない遠方の主要石油関連施設をも攻撃している。

それには、飛行経路上にある防空兵器をすり抜けなければならないが、ウクライナ軍は目標に命中させ大きな損害を与えている。それも狙った施設の心臓部に命中させているのである。

図1 ウクライナによるロシア深部攻撃概要

出典:各種情報に基づき筆者作成
さらに、ウクライナ軍は、ロシア自慢の防空監視レーダーや防空ミサイルなどの防空システムを無人機などで攻撃し破壊している。無人機を撃墜する手段となっているロシア防空システムが、逆に攻撃され破壊されているのだ。

ウクライナ参謀本部の推計では、ロシア軍が失った防空関連装備は2026年8月11日時点で1560基に上る。

だが、これについての詳細なデータは公表されていないので、写真や映像で視覚的に確認できた損失を、破壊・損傷などに分類して掲載しているオランダのウエブサイト「Oryx」の数値が参考になる。

今回は、ロシア国内深部に対するウクライナ長距離無人機の攻撃とロシアの防空を主体に考察する。

ウクライナ無人機攻撃成功の理由

(1)ウクライナ長距離無人機の進化

ウクライナ軍は、長距離無人機をロシア領内の奥深くまで長距離飛行させ、その深部を攻撃している。さらに、撃墜されにくい機体を開発し、改良してきた。その概要は、概ね図2のとおりである。

図2 ロシア領内深部を攻撃できる主な無人機(イメージ図)と進歩

出典:各種情報に基づき筆者作成(各機の大きさは概ね同一縮尺)
具体的には、ウクライナ軍は、2023年5月に中型の「ビーバー」(Beaver、飛行可能距離約1000キロ)でモスクワを攻撃した。

この機の搭載爆薬は約20キロと少なく破壊力は限定的だが、小型で探知されにくい特性を生かして、1000キロ以内の目標には現在も使用されている。

2024年4月、軽飛行機を無人機に改造したもので、100~300キロの爆薬を搭載可能な「Aeroprakt A-22 Foxbat」と「Skyranger Nynja」は、ウクライナ国境から1200~1300キロ離れた石油関連施設や軍事工場を攻撃し成功した。

とはいえ、この2機種は搭載爆薬量が100~300キロと破壊力は大きいものの、小型無人機と比べレーダー反射面積やエンジンが比較的大きいため、ロシアに発見され、赤外線誘導方式の防空ミサイルに撃墜される可能性がある。

最近の映像では確認できていないことから、今はほとんど使用されていないようだ。

ウクライナ軍は、ロシア領内に深く入り込んで攻撃する際、飛行中の被探知・被撃墜リスクを下げるため、無人機のレーダー反射面積を小さくし、さらにステルス性能を有する素材で製造する必要があった。

そこで登場したのが、搭載爆薬を比較的少なくして長距離を飛行できる「FP-1」(搭載爆薬は約60キロ)と飛行距離を犠牲にして、搭載爆薬を増量した「FP-2」(最新型では同200キロ級)である。

ウクライナ国境から遠く離れたロシア領内の製油所・軍事工場・ネット通販倉庫などを攻撃しているのは、主にこのFP-1である。

(2)長距離監視・早期警戒レーダーにも攻撃を拡大

ロシア軍は冒頭で述べたような用途の異なるレーダーを組み合わせ、航空機やミサイルなどの動向を広域で監視してきた。

ウクライナ軍は2024年、これらのうち弾道ミサイル早期警戒用のVoronezh系列やOTHレーダー、航空監視用レーダーなどにも攻撃対象を広げた。

この監視レーダーを破壊するために、一つの目標に複数の無人機を突入させたこともある。レーダー破壊の重要性を認識していたことが分かる。

具体的には、以下の通りである。

2023年末から2024年10月頃まで、次の目標に対する攻撃を実施した。

①自爆型無人機にロシア国内を飛行させ、弾道ミサイル早期警戒網を構成するVoronezh系列のレーダー基地2か所(クラスノダール州アルマビルとオレンブルク州オルスク)。
②モルドビア共和国コヴィルキノの1か所のOTHレーダー(同2000~3000キロ)基地。
③ウクライナに隣接するブリャンスク州やクルスク州に移動展開していた移動式監視レーダー「Nebo」(同数百キロ)2基。

(3)ウクライナはロシアの短・中・長距離防空兵器の順で破壊

Oryxのロシア防空兵器損失データ(兵器破壊の映像と破壊年月日)をグラフにすると、短距離防空兵器の損失のピークは2022~2023年、中距離防空兵器は2023年~2024年、長距離防空兵器は2024年~2025年であった。

ここから読み取れるのは、ウクライナ軍はロシア軍の短・中・長距離防空兵器の順で破壊する意図があったのではないか、ということだ。私がそう考える理由は二つある。

一つは、ウクライナが短距離から次第に長距離を飛行できる無人機を開発したこと。

もう一つは、ロシアの深部に存在する主要インフラを叩くために、目標に到達するまでの途中経路の防空兵器、つまりウクライナに近い位置に配置されている兵器から破壊する必要があったことである。

グラフ1 ロシア各種防空兵器(短・中・長距離区分)損失の推移

出典:Oryxのデータをグラフ化し、筆者がコメントを入れたもの
ウクライナ参謀本部が発表している日々のリポートによると、ロシア軍の長・中・短距離防空ミサイル、監視・射撃管制レーダーなど各種防空関連装備の損失数は、2026年8月11日時点で約1560基だったという。

その推移を見ると、ロシアの防空兵器システムは2022年~2024年の間に多数破壊され、その後2025年と2026年には、損失数が減少している(グラフ1)。

減少と同時に、ウクライナ軍の無人機がロシア国内の重要施設の破壊に成功し始めている。ここから考えられる一つの仮説は、防空装備の継続的な損耗がロシアの防空能力を圧迫している可能性だ。

防空兵器、特に監視レーダーや射撃システムはいったん破壊されると、その修理や製造には1年から数年の期間が必要になるため、早急に補充することは難しい。

その結果、ロシア深部の石油関連施設や重要インフラ破壊を許しているのではないだろうか。

もちろん、損失数の減少だけから防空兵器の保有数減少を直接推定することはできない。ただ、継続的な装備損耗が広大な国土をカバーするロシアの防空態勢に負担を与えている可能性はある。

(4)前線から離れたS-300/S-400長距離防空兵器までも破壊

ロシアの主力長距離防空システムであるS-300/S-400系列は、航空機や巡航・弾道ミサイルへの対処を重視している。

数百キロ規模の捜索・追尾能力を持ち、使用するミサイルによっては数百キロ先の航空目標への対処も可能とされる。

また、長距離レーダーの盲点である低高度を監視するレーダーも保有している。このため、侵攻前には欧州からはこのシステムは鉄壁の防空とみられていた。

加えて、この防空システムは、敵の砲弾やFPV(First-Person View、一人称視点)ドローンが飛来しにくい前線から遠く離れた場所に配置される。そのため、敵から攻撃を受ける可能性は比較的低かった。

だが、この防空システムは、小型でレーダーの反射面積が小さく、数百メートルの低空を飛行して接近してくるウクライナ軍の中・小型無人機に対しては弱点を露呈した。

小型・低速・低高度の無人機への対処は費用対効果や探知・交戦条件の面で不利になりやすいのだ。

この防空兵器は、戦闘機の接近を抑止できる。しかし、無人機はロシア防空網の穴を突いて攻撃してくる(図3参照)。

Oryxの視覚確認データを筆者が集計したところ、この無人機による攻撃で防空システム(ミサイルや各種レーダーなど)が年間に10~20基破壊されている。

防空兵器が破壊され続けると、各地の防空カバーに穴が開く。こうしてできたレーダー監視や迎撃態勢が手薄になった空域に、ウクライナ軍は無人機を飛行させることができるようになる。

さらに、ロシア軍の防空ミサイルはウクライナに供与された「ストームシャドウ」巡航ミサイルを十分撃墜できていない。

実戦では、公表された最大性能を発揮できない条件も多いとはいえ、ロシア製防空システムが実戦環境でどこまで能力を発揮できるかは、今回の戦争における重要な検証対象となっている。

破壊され続けるロシアの防空問題

(1)無人機攻撃に弱かったロシアの防空兵器

ウクライナ軍の中小型の自爆型無人機、例えば、FP-1は改良が重ねられている。

初期型は航続距離約1600キロ、弾頭重量60キロ前後とされていたが、2026年には燃料搭載量などを増やした長航続型も登場し、2700キロ以上を飛行可能との報道もある。

このような比較的低速で一定の経路を飛行する無人機は、米欧の射撃装置付き機関砲などで比較的簡単に撃墜できる。

しかし、ロシアはその無人機を撃ち漏らし、国内の深部まで侵入され、重要施設を破壊されているのである。

ロシアは広大な国土を防空するには、大量の防空兵器が必要である。防空兵器を配備できていない一部の重要施設が攻撃を受け破壊されることは、やむを得ないことかもしれない。

その例として、ロシア最大のネット通販、Wildberriesの倉庫が挙げられる。大規模な倉庫が攻撃を受け次々と焼失している。

ロシア側が攻撃目標にされるとは考えていなかった可能性も高いが、このネット通販を通じてロシア軍の軍需物資が運ばれているというウクライナの説明が正しいとすれば、十分な防御策を取らなかったロシア軍の失策と言えるだろう。

いずれにせよ、ロシア軍の防空兵器でその攻撃を撃破する映像は見当たらない。ウクライナ軍の無人機は、これらの倉庫に突入できている。

(2)重大な欠陥が存在するロシアの多層防空システム

防空兵器は、長・中・短距離・近距離の防空ミサイルが組み合わされることによって防空性能を発揮する。組み合わされ、かつ連携していないとどこかに防空の欠陥が生じるのだ。

長・中距離防空兵器は、遠距離から高速で飛行する航空機やミサイルを発見し対処できるが、小型で低高度の近距離目標への対応能力は低い。

そのレーダーが、地上反射(クラッター)の影響を受けやすく、目標が見えにくくなるからだ。

一方、短距離防空兵器は、小型で低高度の航空機への対応能力は比較的高いが、遠方から飛んでくる目標の発見には向いていない。

そのため、敵から攻撃を受ける直前になって発見することになるので、一度に多数の無人機に攻撃されると撃破されやすい。

近距離防空兵器(携帯対空ミサイル:携帯SAM)は、地上防空の最終手段で、地上部隊や重要兵器を守るためのものだ。

図3 ロシアの防空システムとウクライナによる攻撃順序

出典:各種情報に基づき筆者作成
そのため、短・近距離防空兵器が破壊されてしまうと、中・長距離防空兵器では、小型で低空飛行して向かってくる中・小型の無人機などへの攻撃に対応できない弱点が露呈してしまう。

また、ロシアの赤外線誘導方式の短・近距離防空ミサイルは、ジェット噴射で熱(赤外線)を放出する戦闘機などには有効でも、熱の放出が少ない小さなプロペラを推進に使う無人機には対応しにくい。

(3)無人機攻撃を想定していなかったのか

ロシア軍は侵攻当初から、自爆型無人機を使用してウクライナ国内を攻撃してきた。その主体は、長距離飛行が可能なイラン製シャヘド型である。

特に2024年8月からその数を増加させ、2025年6月以降には月間5000機を超える月が多く、2026年5月には8000機を超えた。

ロシア軍は、無人機攻撃を自ら始め、現在は大量の自爆型無人機攻撃を繰り返している。しかし、ロシアはそのような攻撃を自らが受けることをあまり想定していなかったのだろうか。

ウクライナ軍のドローン攻撃が比較的大きな戦果を上げている現状を考えると、防御態勢は十分ではなかったように思える。

ロシア軍は、ウクライナ軍の自爆型無人機攻撃には、防空兵器で十分に対応できると過信していた可能性もある。

ロシアに一つだけ有望な改良、でも手遅れか

ロシア軍の短・近距離防空兵器は、進入してくる米欧の戦闘機・爆撃機・ミサイルを撃墜するために開発されてきた。

例えば、ロシアが保有する携帯式対空ミサイル(MANPADS)の多くは、航空機などが発する赤外線を捉えて追尾する赤外線誘導方式を採用している。

ところが、小型のプロペラ無人機からは赤外線の放出が少なく、発見しにくいという短所がある。

最近、モスクワ近郊で、短距離防空ミサイルあるいは携帯対空ミサイルで、ウクライナ軍のFP-1を撃墜した例が報告されている。

その映像を見る限り、おそらく命中させているのは9K333 Verbaか、Pantsir系列などの短距離防空システムではないかと私は考えている。

この映像は、ロシア側がVerbaやPantsir系列などを使って、長距離無人機への迎撃能力を高めようとしている可能性を示している。

Verbaは紫外線、近赤外線、中赤外線の3波長帯を利用するマルチスペクトル・シーカーを備え、従来型の携帯対空ミサイルより小さな熱源を識別する能力が高められているとされる。

ただし、ウクライナ軍の無人機が破壊されている映像があまり公開されていないことから、こうした迎撃手段がロシア全土の重要施設を十分にカバーできる規模で配備されているかは不明だ。

このミサイルの生産実態は分からないが、短期間に大量生産することは難しいのではないだろうか。

ロシアの防空対策は追いつくのか

ロシア軍には、ウクライナ軍が保有しているドローンの撃墜率が高い射撃統制装置付きの対空機関砲や迎撃ドローンもほとんどないようだ。

このため、重要な拠点の防空は新型の対空ミサイルに頼ることになるのだろうが、新型対空ミサイルが量産できるまでは、モスクワなどの最重要拠点はウクライナ軍のドローン攻撃を受けて被害を出し続けることになる。

ロシアでは、製油所への相次ぐ攻撃を受けて各地で燃料不足や販売制限が発生し、一部地域ではガソリンスタンドに給油待ちの車列もできている。

ロシア最大のネット通販Wildberriesでは7月18日以降、少なくとも20か所の倉庫がウクライナ軍の攻撃対象となった。ロイター通信は8月11日時点で、同社の倉庫面積の約3割が失われたとの推計を報じている。

仮にウクライナ側の説明どおり、こうした物流網が軍民両用物資の輸送にも使われているのであれば、倉庫の破壊は軍需品の調達や輸送にも一定の影響を及ぼす可能性がある。

ロシアの防空施設と兵站を攻撃して成果を上げているウクライナの無人機攻撃は、ロシアにとって相当に厄介な存在になりつつある。

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『AI暴走事故が投げかけた自衛の課題、NVIDIAなど米IT大手が「オープン型」防御同盟 安全規制の死角と中国製モデルの功罪、問われるインフラの自律性』(8/14JBプレス 小久保 重信)について

8/14The Gateway Pundit<At the Front in Ukraine, It’s a Battle of Drones=ウクライナの最前線では、ドローン同士の戦いが繰り広げられている>

悪の枢軸国は弱体化させるべき。日本はウクライナのドローン企業を応援しよう。テラドローン社はウクライナ企業に出資して、迎撃ドローンを日本に輸出するとある。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2645Y0W6A320C2000000/

ドローンはウクライナ戦争を特徴づける存在となった。ウクライナはドローンの製造と配備において世界をリードする存在となったが、ロシアのミサイル攻撃に対抗するための高度な防空システムを依然として切実に必要としている。

キエフから前線までの道路では、最後の80キロメートルにわたって頭上に網が張られており、ロシアの光ファイバードローンを阻止するように設計されている。信号を利用した無人航空機(UAV)には妨害装置が有効だが、物理的な網は有線式の光ファイバードローンに対する最も安価な防御策であることが証明されている。現在、世界中の軍事施設周辺では網が一般的になっているが、高速道路全体に網が張られているのはウクライナだけかもしれない。

高速道路から市街地に入ると、歩道にも網が張り巡らされており、歩行者が渡れるように大きな隙間が設けられていた。わずか1年前、前線が数キロメートル先にあった頃は、市街地はほぼ無傷で機能していた。しかし、戦闘が数百メートル圏内に迫った今、多くの家屋が破壊され、住民のほとんどが避難を余儀なくされている

生き残った人々は、無差別に降り注ぐ容赦ない砲撃に耐え、地下室に避難する時間が増えている。数少ない商店やレストランは土嚢の山に囲まれ、窓は板で覆われているものの、ドアは営業のために開け放たれている。

爆発音は一日中響き渡るが、夜間はさらにひどい。日が暮れると、ロシア軍はウクライナ兵が飛来するドローンを発見するのに苦労する状況を利用する。赤外線センサーを搭載した無人機は、真っ暗闇の中でも昼間と同じように容易に標的を捕捉できる。民間人にとって、容赦ない夜間の砲撃は睡眠を困難にし、途切れ途切れにさせる。

疲労は、絶え間ない危険と愛する人を失う悲しみに重なり、人間の精神を徐々に蝕んでいく。私が話を聞いた軍関係者によると、これはロシアの戦略の一環だという。つまり、地域から民間人がいなくなるまで消耗させ、その後、少しずつ、区画ごとに前進して占領していくのだ。

運転中は、ドローン探知機に頼ることが不可欠です。運が良ければ、路肩に車を停め、車から飛び降り、身を隠すのに十分な警告が得られるでしょう。民間人の家の比較的安全な場所から最前線までの最後の区間を越えると、ドローンは獲物を狙う致命的なスズメバチの群れのように、ますます執拗になります。しかし、昆虫とは異なり、これらの空飛ぶ捕食者は致命的なペイロードを運んでいます。歩兵を粉砕するための改造された40mmグレネード、重いRPG弾頭、熱圧爆薬、そして装甲車両を一瞬で破壊できる対戦車地雷などです。

車両を隠した後、私たちは木々の陰を抜けて、地面に偽装された穴へと向かった。その穴はトンネルに通じており、地下のドローン部隊作戦センターへと続いていた。内部には2台の大型コンピュータ画面があり、ロシアとウクライナのドローンを追跡していた。1台はロシア軍の動きを監視し、もう1台は早期警戒情報を提供していた。

写真:アントニオ・グレースフォ

画面には、木立の中にロシア兵がはっきりと映っていた。数人しか確認できなかったが、彼らの動きから、小規模な偵察部隊ではなく、近くにいる大規模な攻撃部隊の一部であることは明らかだった。この場所から戦争の展開を見守るのは身の毛もよだつ思いだった。ロシア軍もウクライナ軍や我々の様子を同様の映像で監視しているのだということを改めて思い知らされた。

どちらの映像にも、無数の無人機が空を縦横無尽に飛び交う混沌としたドローンの往来が映し出されていた。爆発音も聞こえ、大小さまざまな音、遠くから聞こえる音、近くから聞こえる音など様々だった。最も長く生き残った熟練兵士たちは、音だけでドローンが味方か敵か、そしてどれくらい離れているかを正確に判断できた。しかし、ビルマと中東での戦闘経験がほとんどだった私と私のチームにとって、これらの音は馴染みがなく、区別がつかなかった。身を隠すのが常に最善の策だった。

ドローン部隊の指揮官は、「偵察ドローンは、我々を攻撃しているロシア軍の大砲を探し出そうとしている。彼らの働きのおかげで、我々の砲兵部隊とドローン部隊は、この地域を攻撃していた多くの大砲を破壊することができた」と語った。

司令官は、2014年の最初のロシア侵攻以来、軍に所属していると説明した。自身のチームについて、「彼らは若いが、非常に頭が良い」と述べた。また、ロシア軍が夜間に住宅前に駐車されていた車16台を爆破したことにも触れた。攻撃のほとんどは夜間に行われるため、チームの一部メンバーは夜通し監視モニターを見張っているという。

兵士たちは、3Dプリンターとダクトテープを組み合わせて製作したウクライナ製のドローンを披露した。ウクライナ軍は、低コストのドローン製造における急速な技術革新で国際的に高い評価を得ている。最前線の作業場や分散型ネットワークは、尾翼、爆弾投下機構、バッテリーマウント、筐体アダプターなどのカスタム部品を大量生産するために、3Dプリンターに大きく依存している。

さらに、現場チームは、軽量の機体を組み立てたり、ペイロードを固定したり、戦闘地域で直接迅速な修理を行ったりするために、ダクトテープ、電気テープ、結束バンド、PVCパイプなどの即席の材料を頻繁に利用する。

この分散型で低コストなアプローチにより、ウクライナ軍部隊は変化する電子戦環境や目標要件に合わせて装備を迅速に調整できる。しかし、こうした低コストシステムが広く配備されている一方で、ウクライナの防衛産業は、複合材料と強化された電子機器で構築された長距離攻撃プラットフォームや特殊偵察システムなど、高度な軍用無人航空機も製造している。

司令官が要約したように、「この戦争は技術戦争になった。もはや小火器による戦闘ではなく、我々の技術と彼らの技術のぶつかり合いだ。」

ドローンはウクライナの軍事作戦において極めて重要な役割を果たしている。なぜなら、ドローンは非対称的なコスト優位性をもたらし、低コストのプラットフォームで装甲車両、砲兵システム、歩兵陣地を破壊できるからだ。ドローンは、標的に精密な運動エネルギー攻撃を行うことで、砲弾不足を補う。また、リアルタイムの情報収集・監視・偵察(ISR)機能を提供し、指揮官が部隊の動きを監視し、火力支援を調整することを可能にする。さらに、長距離攻撃ドローンによって、ウクライナは前線後方の兵站拠点、エネルギーインフラ、軍事施設を攻撃することもできる。

しかし、ドローンは運用面および物理的な制約により、単独で勝利を収めることはできない。戦術ドローンは、改良型手榴弾やRPG弾頭などの小型爆発物を搭載するが、重要塞を破壊したり地雷原を掃討したりするのに必要な爆発力は備えていない。また、ドローンは雨、強風、視界不良などの悪天候に加え、制御信号やGPS航法を妨害する電子戦妨害にも脆弱である。

さらに、ドローンは領土を占領または保持することができないため、歩兵、地上装甲車両、および諸兵科連合作戦が必要となる。最後に、戦術無人航空機は飛来する弾道ミサイル、巡航ミサイル、滑空爆弾を迎撃することができないため、インフラや軍事拠点を守るには重武装の防空システムが必要となる。

ロシア軍の活動が活発化したため、兵士たちは再び任務に戻る必要があった。出発前に、私たちはチームと共に祈りを捧げ、彼らの心の内を尋ねた。リーダーは「私たちは祖国のために、主権を失わないために祈り、そして国民のために祈ります」と答えた。

アントニオ・グレーセッフォがウクライナから報告します。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/front-ukraine-its-battle-drones/

8/14Rasmussen Reports<Midterms: Economy, Anti-Trump Mood Are Top Motivators=中間選挙:経済状況と反トランプ感情が主な動機>

中間選挙まであと4か月を切った今もなお、「経済こそがすべてだ」という状況が続いており、ドナルド・トランプ大統領の政策に対しては、支持する有権者よりも反対する有権者の方が10ポイントも多い。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の46%が中間選挙での投票行動を決定する上で経済が最も重要な問題になると回答しており、これは2月以降ほとんど変化していない。移民問題を最重要課題と捉えているのは16%、国家安全保障を11月の最重要課題と捉えているのは11%、医療制度改革を10%としている。その他の問題はすべて一桁台にとどまり、教育(3%)、気候変動(3%)、税金(2%)、エネルギー政策(1%)となっている。また、4%は他の問題が今年の秋の投票行動を決定する上で最も重要だと回答している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/midterms_economy_anti_trump_mood_are_top_motivators?utm_campaign=RR08142026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/15阿波羅新聞網<一记重拳:乌军把战火打到新罗西斯克=強力な打撃:ウクライナ軍、ノヴォロシスクへ戦火を拡大>

ロシア・ウクライナ戦争が長期化する中、戦場の様相は従来の戦争の概念とは大きく異なるものへと変化している。

戦車、大砲、戦闘機が依然として役割を果たしているのは確かだが、戦況を大きく左右する真の主役は、ドローン、無人艇、長距離ミサイル、そして情報・偵察システムへと移行しつつある。8/12深夜に行われたロシアの港湾都市ノヴォロシスクへの攻撃は、この変化を如実に物語る事例と言える。

艦隊が後方へ逃げても、追いかけられる。

https://www.aboluowang.com/2026/0815/2421051.html

8/15阿波羅新聞網<赖清德演练“战时逃亡”?北京信以为真=頼清徳は「戦時の逃亡」を予行演習したのか? 北京はこの噂を本当と思っている>

最近、インターネット上で「頼清徳総統が『漢光演習』の最中に『逃亡計画』の予行演習を行った」という噂が流れたが、後にこれは誤情報であることが確認された。それにもかかわらず、中共国防部は14日、この「戦時逃亡」疑惑について反応し、漢光演習は大袈裟であり、国民の金の無駄遣いに過ぎない」と主張した。さらに同部は、今年の演習によって、頼氏の「防衛を装いながら実際には逃亡を画策するという臆病な本性」が露呈したと非難した。

頼氏が「脱出計画を公式に予行演習した」という主張は、中国のソーシャルメディアで広く拡散された。しかし、台湾ファクトチェック・センターは、頼氏が参加した「万鈞演習」は脱出ルートの訓練ではなく、指揮所への移動を伴うものであったと明らかにしている。「万鈞計画」の目的は、戦時下においても総統が指揮権を行使し続けられるようにし、意思決定に支障をきたさないようにすることにある。

中国人だったらこうすると考えることを相手に摩り替える。南京事件や三光作戦と同じ。

https://www.aboluowang.com/2026/0815/2421037.html

8/15阿波羅新聞網<局势骤然升级 北约战机突然开火!=事態が急展開:NATO戦闘機が突然発砲!>

ラトビア軍は金曜日(8/14)、同国東部でNATOの戦闘機がドローンを撃墜したと発表し、この事案を「ロシアの電子戦」に関連するものと指摘した。ドローンはバルヴィ(Balvi)地域で破壊され、関与した航空機はNATOのバルト海領空警備任務に就いていた機体だった。

ラトビア当局は、事件発生後、同国東部、南部の複数の地域で一時的に空襲警報が発令されたものの、現地時間の午前4時50分に解除されたと発表した。また、ラトビア側は、撃墜された物体は「外国の無人機(UAV)」であり、「ロシアによる電子戦の影響でラトビア領空に侵入した」と主張した。現時点で、ラトビア軍はこの件に関する詳細を明らかにしていない。

ロシアがやったかどうかは確信がないが、可能性は十分ある。先ず、性格が悪すぎる。

https://www.aboluowang.com/2026/0815/2421035.html

8/15阿波羅新聞網<被这国扒个精光,北京跳脚=この国に実態を暴かれ、北京は地団駄を踏む>

ニュージーランドのトップ情報機関は、同国内で大規模なスパイ活動を行っている唯一の国として中国を名指しする報告書を発表した。これに対し中国側は、この主張を「断固として受け入れず、強く反対する」と表明した。

嘘つき中国人の面目躍如。

https://www.aboluowang.com/2026/0815/2420994.html

8/15阿波羅新聞網<日本铁心摆脱中共控制!美日拟联手打破中共王牌—美日拟联手开采深海稀土矿 打破中共垄断=日本、中共の支配からの脱却を堅く決意!日米が連携し中共の「切り札」を打ち砕く計画――深海レアアースの共同採掘で中共の独占を打破へ>

今年3月、トランプ米大統領はWHで日本の高市早苗首相と会談し、中共によるレアアースの世界的独占・支配を打破することを目指し、日本近海の南鳥島周辺における深海レアアース資源開発での日米協力について協議した。

米ディープ・リーチ・テクノロジー社が日本に協力と。8/15日経朝刊は日本のレアアースについて不安を煽る記事(EV・半導体レアアース輸入、26年上期は中国規制前の2割 代替進まず)を書いている。中共の肩を持ちすぎ。本記事のように日米の取り組みを紹介したらどうか。

https://www.aboluowang.com/2026/0815/2420976.html

8/15阿波羅新聞網<中国以后更难了!巨头标志性大逃离—字节跳动最大金主关闭中国风投团队=中国にとって今後更に厳しい状況に!巨大企業の象徴的な撤退――ByteDanceの最大出資者が中国でのベンチャーキャピタル・チームを閉鎖へ>

米金融グループのサスケハナ・インターナショナル・グループ(SIG)は、20年以上にわたり中国で活動してきたベンチャーキャピタル・チーム(サスケハナ・アジア)を段階的に閉鎖している。セコイア(Sequoia)やGGVに続き、またしても米国の主要投資機関が中国でのベンチャーキャピタル事業を段階的に縮小することになった。同社が最も大きな投資成功を収めたのは2012年のことで、ByteDance(バイトダンス)の初期段階における唯一の機関投資家兼エンジェル投資家として、約600万ドルを投じ、同社の株式の約15%を取得した。この投資はピーク時に、当初の投資額の最大1万5000倍(評価額900億ドル超)という含み益を生み出し、世界のベンチャーキャピタル史上、伝説的な偉業となった。しかし、これほどの巨額の利益を手にしたSIGは今や中国市場からの撤退を選び、もはや「次のByteDance」を探そうとはしていない。

三重帳簿の中国企業を信頼するわけにはいかないし、経済崩壊が始まっている中国で新たな稼ぎ頭は見つからないということ。

https://www.aboluowang.com/2026/0815/2421009.html

8/14阿波羅新聞網<突发!川普深夜祭王牌打击中共!打破数十年禁区—重大转变:美允许私企黑客攻击外国网络犯罪团伙=速報!トランプ、深夜に中共を叩く「切り札」を切る!数十年来のタブーを破る重大な転換:米国、民間企業による外国サイバー犯罪集団へのサイバー攻撃を許可>

トランプ政権は深夜、国家安全保障に関する覚書に署名し、特定の米国企業に対し、外国のサイバー犯罪集団への対抗ハッキング作戦(カウンター・ハッキング)の実施を初めて奨励した。これは数十年にわたる米国のサイバーセキュリティ政策における大きな転換点であり、長年にわたり民間ハッカーを利用してきた中国やロシアの諜報機関を標的としている。この動きは、攻撃的なサイバー作戦は軍や諜報機関のみが行うものとしてきた従来の慣例を覆すものである。

日本の民間企業に期待してもダメ?アサヒビールやアスクルがハッキングされたのに。

https://www.aboluowang.com/2026/0814/2420819.html

小久保氏の記事では、中国がAIをオープンモデル化したのは、米国AIの蒸留(パクリ)で開発コストがかかっておらず、また、使ったデータを中国に戻して利用し、軍事に使おうとしているから。米国AIはクローズドにして蒸留したら金を取り、製作者の下に情報を上げる仕組みにしないと、開発コストが賄えない。国家主権の議論もあるが、他国は自前で開発していたら遅れるだけ。米国は敵対国には蒸留させないよう厳しい規制が必要。米国の企業には、中国製AIは使用禁止にしないとリスクがある。また緊急事態に米国AI関連企業が協力できるように政府がしておくことも大事。

記事

オープンセキュアAIアライアンス参加企業のロゴ一覧(NVIDIAの発表資料より)

目次

7月下旬、米オープンAIの自律型モデルが実験環境を脱出し、米ハギングフェイスのシステムに侵入するサイバー事故が発生した。

この事象は、制御を離れたAIの危険性を浮き彫りにするとともに、サイバー防衛における安全規制(ガードレール)のあり方に大きな議論を巻き起こした。

事故を受け、米エヌビディア(NVIDIA)を中心に米IT大手が結集し、オープン型の技術で自衛を図る新たな企業連合を発足させた。

自衛を阻んだ「安全ガードレール」の死角

事故の過程では、従来型の安全対策が抱える課題が露呈した。

被害を受けたハギングフェイスは当初、侵害状況を分析するために米アンソロピックなどのクローズド型モデルを使おうとした。

だが、それらのモデルはサイバー攻撃に関連するデータの解析自体を「悪用目的」と判定し、作業を拒否した。

せっかく設けた安全ガードレールだったが、それが攻撃側と防御側を識別できず、防御側の自衛措置を阻害する結果となった。

ハギングフェイスは事態打開のため、自社インフラで運用可能な中国Z.AI(北京智譜華章科技)のオープンウェイトモデルを採用した。

外部の制限を受けないモデルを用いて攻撃手順を解明し、不正アクセスの遮断とネットワークの再構築に成功した。

エヌビディア主導で結成された防衛同盟

この教訓を踏まえ、エヌビディアは7月27日、サイバー防御ツールを共同開発・共有する「オープンセキュアAIアライアンス(Open Secure AI Alliance)」の設立を発表した

参加企業には米マイクロソフト、米スペースX、米パランティア・テクノロジーズ、米シスコシステムズのほか、事故当事者のハギングフェイスなど数十社が名を連ねる。

自律的に処理を行う「AIエージェント」の普及に伴い、単一のサービス提供会社に依存する体制は、突然の利用停止や機能制限といったリスクを伴う。アライアンスでは、ソースコードやモデルの重み(ウェイト)が公開されたオープン技術を活用し、自社環境で制御できる防御基盤の普及を目指す。

エヌビディアは、ソフトウエア開発プラットフォーム「GitHub(ギットハブ)」上でAIエージェントの動作を管理・検証する自社フレームワークを無償公開した。

企業が自力で弱点の修復やセキュリティー運用を行える環境を整えることで、特定のインフラへの依存を減らし、攻撃に対する復元力を高める狙いがある。

対中規制議論と「蒸留」を巡る業界の分断

今回の事案は、米政権や議会が進めるオープンモデル規制議論にも大きな影響を与えている。

米国では、中国企業が開発した高性能なオープンモデルの台頭に対し、国家安全保障上のリスクを懸念する声が強い。

特に、米国製モデルの出力データを繰り返し取得して自国モデルの学習に利用する「蒸留(distillation)」行為に対し、ベッセント米財務長官などは制裁措置を警告している。

これに対し、エヌビディアや米メタなど20社以上のIT企業は7月下旬、オープンモデルへの一律規制に反対する共同書簡を公開。過度な制限は米国の競争力を削ぎ、安価な中国技術へのシフトを促すと主張した。

一方、クローズドモデルを主軸とするアンソロピックのダリオ・アモデイCEO(最高経営責任者)は7月27日、自社のウェブサイトで「オープン型の全面禁止は求めていない」と釈明した。

ただし、同氏は産業規模の無断学習(蒸留)の阻止や、高度なモデルに対する安全テストの義務化が必要だとの持論を崩していない。

問われる安全基準と「インフラ自律化」の行方

7月下旬の一連の動きは、AIセキュリティーの主導権を巡る企業間の思想的対立を改めて浮き彫りにした。

自社環境で改変できるオープン型モデルは自由な自衛手段を提供する一方、安全ガードレールが外され悪用される危険性も伴う。

対してクローズド型モデルは安全面で優れるものの、供給元の意向やAIによる判断によって、利用企業の防衛行動が制限されるリスクを残す。

今秋9月には、最先端AIの安全基準や知的所有権の保護を主要議題とする初の米中AI協議が予定されている。

地政学的リスクや規制の不確実性が高まるなか、利用企業にとって、外部プロバイダーの動向に揺らがない「インフラの自律化」と、自前で制御できる防御体制の構築が喫緊の課題となっている。

(参考・関連記事)「9月に初の米中AI協議、無断学習疑惑とオープンモデル規制が焦点 | JBpress (ジェイビープレス)

(参考・関連記事)「米技術圏に迫る中国製オープンソースAIの波、高価格・規制リスクへの自衛策として広がる採用 | JBpress (ジェイビープレス)

(参考・関連記事)「米中政府の『AI囲い込み』が招く2つのリスクとは コスト高騰と供給網遮断に揺れる企業戦略 | JBpress (ジェイビープレス)

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『ウクライナの石油施設攻撃がプーチンを追い詰めている…財政も国民生活も破滅の淵にあるロシア経済の惨状』(8/13現代ビジネス 朝香豊)について

8/13The Gateway Pundit<BREAKING: Federal Appeals Court Delivers Massive Win For Trump in Alien Enemies Act Case=速報:連邦控訴裁判所、外国人敵対者法訴訟でトランプ氏に大勝利を宣告>

不法移民の追い出しと言う現実が、最高裁の論理より優先した(訴えの利益なし)ということ。

連邦控訴裁判所は木曜日、重要な外国人敵対者法訴訟において、トランプ大統領に大きな勝利をもたらした。

第5巡回区控訴裁判所の全員一致の判決(同裁判所の全判事による決定)は、訴訟を起こした3人の男性が国外追放されたため、重要な訴訟は無効になったとの判決を下した。

「最高裁判所は、3人の原告がまだ国内にいた時点でこの事件を我々に差し戻した。しかしその後、政府が彼らを国外追放したことが判明した。この状況を踏まえ、我々は上訴は無意味であると結論づける」と裁判官らは記した。

「本控訴審において救済措置を講じることができる原告が一人もいないこと、また本件はこれまでも現在も集団訴訟の対象となっていないことを鑑み、本控訴は無意味であると結論づける。したがって、管轄権の欠如を理由に本控訴を棄却する」と裁判官らは記した。

トランプ大統領が任命したジェームズ・ホー判事は、トランプ大統領による外国人敵対者法の適用を支持する痛烈な補足意見を執筆した。

トランプ大統領は昨年、危険なベネズエラ人ギャングのメンバーを国外追放するために、外国人敵対者法を発動した。

複数の地方裁判所判事が、トランプ大統領がベネズエラ人外国人を国外追放するために外国人敵対法を発動するという決定に反対する判決を下したが、ペンシルベニア州の連邦判事は、トランプ大統領がトレン・デ・アラグア・ギャングのメンバーを国外追放するために外国人敵対法を発動できると初めて述べた。

昨年、米国最高裁判所は、 トランプ政権が外国人敵対者法に基づいて危険なベネズエラ人ギャングのメンバーを国外追放することを一時的に差し止めた。

最高裁は署名のない命令の中で、トランプ政権下の司法省はベネズエラ人に対し、国外追放に異議を申し立てる十分な時間を与えなかったと述べた。

「このような状況下では、退去の約24時間前に通知するだけで、退去に異議を申し立てるための適正手続き上の権利を行使する方法に関する情報が一切含まれていないのは、到底容認できるものではない」と、署名のない決定書には記されている。

最高裁判所はこの訴訟を第5巡回控訴裁判所に差し戻した。

昨年、第5巡回区控訴裁判所の3人の判事からなる合議体は、トランプ氏によるAEA(米国大統領令)の発動を却下した。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/just-federal-appeals-court-delivers-massive-win-trump/

8/13Rasmussen Reports<Only 28% Trust Political Polls=政治世論調査を信頼している人はわずか28%>

有権者の半数は政治に関する世論調査のほとんどを信用しておらず、大多数は世論調査の質が向上したとは考えていない。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、ほとんどの政治世論調査を信頼していると答えたのはわずか28%で、2017年以降ほとんど変化していない。50%はほとんどの世論調査を信頼しておらず、23%はどちらとも言えないと答えている。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/only_28_trust_political_polls?utm_campaign=RR08132026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/14阿波羅新聞網<白宫震怒出手!40多国卷入中共大骗局=WHは激怒し、行動を起こした!40カ国以上が中共の大規模な詐欺に巻き込まれた>

ナバロは、輸入業者が商品の原産国を偽造していたことが判明した場合、その輸入貨物には遡及関税が課される可能性があり、その遡及期間は約1年間になると述べた。

WHはこの報告書を、米国と中国が9月の習近平国家主席の米国公式訪問に向けて準備を進める中で発表した。スコット・ベセント米財務長官とジェイミソン・グリア米通商代表は7/30、何立峰中国副首相とビデオ通話を行った。

日本も入っている。 https://www.bbc.com/news/articles/c78gy6ep3n5o

https://x.com/Baoliaogeming64/status/2087934149541638496/video/1

https://www.aboluowang.com/2026/0814/2420640.html

8/14阿波羅新聞網<普京,罕见示弱=プーチン、異例の弱気な姿勢を見せる>

「万能」の強面(こわもて)指導者が、なぜ突然弱気な姿を見せ始めたのか?

第一に、彼はロシアの現状は危ういと議員達に語った。

第二に、格下の同盟国から公然と屈辱(「顔を平手打ちされる」ような扱い)を受けたにもかかわらず、一言も言い返せなかった。・・・トカエフ・カザフ大統領に「戦争を止め、戦線を凍結せよ」と言われて。

第三に、記者が支持率の急落を指摘した際、珍しく聞こえないふりをした。・・・支持率は74%から65.6%に急落。

第四に、主要産油国であるにもかかわらず、なんとガソリンの輸入を開始した。・・・ベラルーシから。

第五に、彼自身が「妥協」という言葉を口にした。・・・ロウ戦争で。

ロシア経済はガタガタで、戦争を止めない限り回復しないことに気づいたからでしょう。悪の枢軸国が弱まっていくことは良い事。

https://www.aboluowang.com/2026/0814/2420576.html

8/13阿波羅新聞網<朱镕基功过争议巨大!成功“大闹天宫”内幕=朱鎔基の功罪を巡る激しい論争!「天宮大騒乱」を成功させた舞台裏>

何清漣:朱鎔基の国務院内部でなされた有名な発言がある。「我々が今これに同意するのは、ひとえにWTO(世界貿易機関)への加盟を果たすためだ。加盟さえしてしまえば、ルールを遵守するか否かを決める主導権は我々の手にある。どんなルールにも悪用できる抜け穴があるものだ。皆、それをよく研究しておくように」。話を聞いた人達はその含意を完全に理解していた。5年間の観察期間が終了すると、ルール不遵守の段階が始まったのである。事情通はこう語った。「WTO加盟とは、孫悟空が鉄扇公主の腹の中に入り込むようなものだ。中に入ってしまえば大暴れできるが、入らなければその機会すらない……まずは中に入ることだ」。WTO加盟は、中共による経済的「超限戦」における成功した作戦であり、西側の自由市場経済システムの中に「赤いトロイの木馬」を送り込むようなものであった。その木馬に与えられた唯一の指令は、まさにそのシステムを破壊することだった。中共のWTO加盟後の20余年は、この「赤いトロイの木馬」が西側の市場経済資源を全面的に侵食・略奪し続けた期間であり、米国はこの「トロイの木馬」の悲劇における最大の犠牲者となった。

ビル・クリントンは責任を取れ!!中国人の腹黒さ、約束不履行は当たり前と言うのが分かるでしょう。もっと中国人の本性を知らないと。

https://www.aboluowang.com/2026/0813/2420397.html

「近代化の罠」は日本では「中国現代化の落とし穴」の名で出版。「朱徳の事務所」は「朱鎔基事務所」。朱総統は朱首相。

朝香氏の記事では、ロシア経済の危機がここまで顕在化しているのに、根本原因(戦争)の除去に踏み込まないのはプーチンの面子のためか?それでは「一将功成りて万骨枯る」ではないか。

そもそもウクライナ侵攻は戦略的に失敗すると戦争前に言われていたのに、クリミア侵攻の成功が災いしたのか、戦争を始めてしまった。戦争は始めるのは簡単でも、終わるのは難しい。

https://gendai.media/articles/-/92504

プーチンの北方領土上陸は下院選挙目当てと言われていますが、どの程度効果があるか?問題は日本で、何もしないで言葉だけで終わらせてはダメで、ロシアへの制裁をもっと厳しくし、ウクライナへの支援を金でないところで分かるようにしてやればよい。悪の枢軸国が困るようにしていったらよい。

記事

ドローン攻撃が引き起こした燃料危機

以前から私は、ロシア経済がかなり厳しいところに追い込まれつつあるということを、伝えてきたが、この状況はさらに悪化している。今回はこのことについて、日本ではあまり報じられていない点に焦点を当てながら、伝えていこうと思う。

攻撃を受けるウスト・ルガの石油設備 by Gettyimages

まず取り上げたいのは、ウクライナ軍による製油所・油田・輸出港などへの徹底したドローン攻撃が引き起こした燃料危機だ。これが、ロシア経済のほぼ全領域に影響を及ぼしている。

ロシアの原油生産量は、2022年段階で日量1080万バレル程度だったが、今年6月には日量900万バレルを下回ったと見られている。生産量は2割弱ほど落ち込んでいることになる。

原油生産量以上に落ち込んでいるのが製油処理量だ。7月だけでロシア国内の18カ所の製油所がウクライナの攻撃対象となり、ドローン技術の向上によって、ウクライナ国境から2500キロ以上離れた場所に位置する同国最大のオムスク製油所まで標的にされた。タンカーやパイプラインへの攻撃も相次いだ。ロシアの製油処理量は日量530万~560万バレルとされていたが、今年7月にはこれを3割以上下回る日量360万バレルまで落ち込んだ。これは2002年5月以来、実に24年ぶりの低水準だ。高品質ガソリンの生産量が65%、ディーゼルの生産量が40%も減少したとの指摘もある。

こうした事態を受け、ロシアは大国のメンツを捨てる決断をした。エネルギーの完全な自給自足を諦め、不足する分を外国から輸入する方針に切り替えたのだ。ベラルーシから日量平均で4万バレル相当の輸入を始めており、インドからは日量平均で2万バレル相当のガソリンを輸入する方向だ。だが、ベラルーシもインドも生産能力からして、これ以上の輸出は無理だと見られている。ロシアはカザフスタンからも輸入しようと動いているが、実はカザフスタンはそもそも国内需要を満たすだけの製油施設がなく、ロシアからガソリンを輸入することで補ってきた国である。仮に輸入できたとしても、たかが知れていると言わざるをえない。国内生産では日量18万バレル程度不足すると見られ、それを補えるのが6万バレル程度の輸入だということになると、国内需要は不足傾向にならざるをえない。

燃料危機は景況感にも

深刻なのは、この燃料不足が前線のロシア軍にも影響を与え始めたところだ。軍用車両向けディーゼル燃料についても、一度の給油量が20リットルに制限される事態が、一部の部隊では生じているようだ。

ウクライナは油田や製油所を攻撃する際に、修理するのに時間がかかるところを狙って攻撃するようにしており、ロシア側の被害は今後さらに大きくなることが予想される。現在でも物流にはかなりの打撃が生じているが、ロシアの製油処理量が仮に日量300万バレルを切るところまで落ち込めば、ロシア国内の物流はかなりパニック的な状況に陥るのではないか。なお、ロシア政府はガソリンの品質基準を緩め、質より量を確保する動きにも出ている。

シベリア・ノボシビルスクでガソリンを求めて渋滞する乗用車 by Gettyimages

燃料危機の深化は景況感の変化にも表れている。ロシア中央銀行が企業向けアンケート結果に基づいて発表するビジネス景況感指数は、2026年6月のプラス0.9から7月はマイナス3.6へと急落した。燃料の不足が深刻化する中で、燃料価格の急上昇を引き起こすことになる。ロシア経済は目下、軍需品の生産を優先する中で民生品の生産が抑え込まれていて、民生品は不足感が強い中でインフレ傾向を孕んでいる。この中で燃料価格が急上昇すると、インフレを加速させることに当然つながる。

ロシア中央銀行は利上げによってインフレ抑制を図りたいのだが、利下げによる景気下支えをプーチン政権によって求められる状態になっている。ロシア政府系シンクタンクである経済予測センター(CMAKP)は、ロシア経済がすでにスタグフレーションに陥っているとの分析を示し、1年以上続く可能性が高いとしている。

戦時経済の歪みが

ウクライナに対する侵略戦争開始以降、ロシア経済は軍需産業に支えられてきた。ロシア科学アカデミー傘下の経済予測研究所は、医薬品と輸送機器を除く19の民間部門で生産量が減少していると指摘した。医薬品が伸びているのは傷病兵への対応であり、輸送機器が伸びているのは、軍事兵站に絡んでの話だ。つまりこれらも軍需が反映していると見ればいい。民需産業は間違いなく停滞している。

では軍需産業は今でも伸びているのか。確かに防衛関連の3業種(輸送機器、電子・光学製品、金属加工品)の生産は2023~25年でほぼ倍増した。しかし、その軍需も頭打ちになってきた。産業貿易相アントン・アリハノフ氏は「防衛産業という工業成長の牽引役は、まもなく生産の上限に達し、高い水準からこれ以上の押し上げ効果は期待できなくなる」と述べている。

軍需産業が大きくなったのは事実だが、財政難に陥っている政府は軍需品の買取価格の抑制に強権を発揮しており、軍需産業が必ずしも利益を上げているわけではない。設備を更新するような費用は捻出できず、生産を効率化するインセンティブは働いていない。

戦時経済の歪みは、ロシアを代表する巨大インフラ企業にも表れている。例えば国有のロシア鉄道の2025年の純利益は、前年比22分の1に激減した。22分の1に減っても、まだ黒字ならいいじゃないかと思うかもしれない。だが同社は2024年に1.5兆ルーブルも投資していたのに、2025年には投資額を890億ルーブルにまで抑え込んだ。投資額はなんと前年比6%にまで落としたのだ。新規の車両の購入をやめ、インフラの更新もほぼストップさせたことがわかるだろう。それでも純利益が前年比の22分の1しかないのである。さらに本社人員の15%(約6000人)の削減にも踏み切った。

ロシア鉄道は4兆ルーブル(8兆円)近い債務を抱え、目下の高金利が財務負担を大きく押し上げている。このままでは運営できなくなるとして、ロシア鉄道は政府に緊急支援を要請したが、政府財政状況が逼迫しているために拒否されている。その代わりとして、政府は2027年に予定していた貨物運賃引き上げを前倒しし、2026年10月から実施することを決定した。侵攻開始以降の累積運賃上昇率は56%に達する見通しだ。

攻撃を受けるリャザンのワイルドベリー施設 by Gettyimages

ロシア最大のEコマース企業のワイルドベリーズは、ウクライナのドローン攻撃により全倉庫面積の27%以上、14カ所の物流拠点が操業停止に追い込まれた。同社は「ロシアのアマゾン」とも称されるように、ロシアのネット通販事業で45%程度のシェアを握る圧倒的な企業だ。ウクライナ側からは、ワイルドベリーズが軍需物資の流通を担っているから攻撃対象にしているとの説明がなされているが、民生品の流通を阻害することで、ロシア国内の厭戦気分を高めたい意図も当然あるだろう。7月末段階でワイルドベリーズが受けた損害は、倉庫の復旧費用だけで約13億ドル、出品している店舗運営者の損失は最大34億ドルに達するとの試算もある。

ワイルドベリーズは、今後自社に対するウクライナの攻撃があるかもしれないと予見された段階で、出品者との契約内容を改定し、そうした損害が自社に及ばないようにしていた。すなわち、ミサイル攻撃・ドローン攻撃などによって、商品の紛失・損傷があっても、店舗運営者はワイルドベリーズに財務的責任を問うことはできないとする内容に変更していたのだ。これにより、店舗運営者は倉庫内の商品を失っても補償を受けられない立場に置かれたのだが、これに対して店舗運営者が激しく怒りを覚えるのは当然だ。彼らには世間の同情も集まりやすく、この問題を放置すると、社会不安につながることになりかねない。これを懸念し、ロシア政府は影響を受けた店舗運営者を支援するための措置を打ち出す方向を示したが、支援をするだけの財政的な裏付けがロシア政府に果たしてあるのかは疑問だ。

戦費が財政を食い尽くす

ロシアの戦費は当初予算を大幅に超過し続けている。この結果、ロシア財政はまさに火の車状態だ。ロシア国防省はプーチン大統領に対し、本年度の戦争予算がすでに280億ドル(約4兆5000億円)以上超過していると伝えたとされ、2027~28年にはさらに540億ドル(約8兆8000億円)の追加超過が見込まれるという。議会が決めた財政の枠を全く無視した予算執行が行えるのは、強権国家ゆえだろう。それはともかく、侵攻前の2019~21年に年間約470億ドルだった国防費は、2026年には1600億ドル程度に膨らむ見通しだ。

ロシア財務省は当初、国内での借り入れによって年間4兆4000億ルーブル(9兆円)を調達する計画だったが、国債価格が下落し利回りが上昇したことを受け、7月には国債入札を無期限に停止した。10年債の利回りは16.5%を超える水準まで上昇しており、財務省としては、この金利水準では借り入れはできないという判断なのだ。

さらに深刻なのは、銀行部門にも国債を買い支える余力が乏しくなっている点だ。国内最大手のズベルバンクのスクヴォルツォフ副社長兼最高財務責任者は、銀行システムからの現金流出が年初来で約2兆ルーブルに達し、連邦予算赤字の資金調達に使用される政府債券を購入できるほどのルーブルの流動性がないと語った。ちょっとわかりにくい言い方だが、銀行側にはもはや国債を買う余裕はないと言っていることがわかればよい。

ロシア財務省 by Gettyimages

ロシア政府に近いシンクタンクCMAKPは、銀行の抱える不良債権が10%を超えたと指摘し、「不良債権の返済繰り延べや国有銀行の優位性によって、危機は表面化しないまま潜在的に進行している」と警告した。これまたちょっとわかりにくい言い方だが、政府が絶対に潰さない国有銀行が不良債権の回収を行わずに追い貸しすることで、危機が先送りされているだけであって、今やロシアの金融業界は満身創痍の状態にある。そうした不良債権があまりに膨らんでいるから、インフレが加速する懸念があり、確実な返済の見込みも持てないロシア国債を買う余裕はないというのが、銀行側の本音だと見ればいい。

ウクライナ領土1平方キロ獲得に2億3400万ドル

戦時下でロシアは企業・家計向けの優遇融資を積極的に拡大してきた結果、2021年以降、企業債務は93%、家計債務は57%増加した。高金利下でこの債務の返済負担が重くのしかかり、2025年には63万6000人のロシア国民が破産を宣告された。これは前年比でも30%増であり、2021年の約3倍という記録的水準だ。企業倒産も増加傾向にあり、中小零細企業ほど返済に苦しむ傾向が鮮明になっている。

ロシア中央銀行はすでに年初来で2兆3000億ルーブルを銀行システムに追加供給して、流動性危機が迫っている銀行経営を支えているが、そのレベルではロシアの金融システムは維持できないとの悲鳴が、銀行業界から発せられているのだ。だが、この状況の中で、ロシア中央銀行が銀行側に対してさらにルーブルの追加供給を行うとすれば、悪性インフレがさらに進むことになり、これに応じて金利はさらに上昇し、庶民の暮らしはさらに追い詰められることになる。

ロシア財務省が目標としていた2026年の財政赤字3兆8000億ルーブルに対し、民間銀行ガスプロムバンクのアナリストは、実際の政府財政の赤字は6兆5000億~7兆5000億ルーブルに達し、目標のほぼ2倍に膨らむと予測している。

財政圧迫は、プーチン政権が看板政策として掲げてきた技術開発プロジェクトにも及んでいる。宇宙技術プロジェクトは計画されていた予算の全額が凍結され、工作機械・産業ロボットの国産化を目指す生産・自動化プロジェクトの予算は4分の1以下に削減された。

こうして見た場合に、ロシアが生産性のない戦争に振り回され、国家の発展にとって重要なものがないがしろにされ、国民生活が犠牲にされる最悪の事態に陥っていることが、如実に示されていると言えるだろう。そしてそのために、ロシア政府の財政もロシアの金融もズタボロ状態になっているのだ。

ロシアは強権国家であり、国民が不満の声を上げることは簡単ではない。ロシア国民は耐乏生活にも慣れている。だからここまで追い込まれていても、ロシアが簡単に音を上げることはないだろう。矛盾を拡大させながらも、ロシアはまだ生き延びるだろう。だとしても、ロシアの危機は、政府財政と金融に大きな負荷を掛け、そうした矛盾をインフレと国民生活の不便さに皺寄せながら、さらに進んでいくことになる。

モスクワの食料品スーパー by Gettyimages

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『「ウクライナでもイランでも、われわれは戦争を継続させる」一般メディアが報じない米タカ派の戦慄する野望』(8/12現代ビジネス 塩原俊彦)について

8/12The Gateway Pundit<AWKWARD: NBC’s Data Guru Had No Idea What to Say to Audience as Voting SNAFUs Unfolded in Wisconsin (VIDEO)=気まずい状況:ウィスコンシン州で投票の混乱が起こった際、NBCのデータ専門家は視聴者に何と言えばいいのか分からなかった(動画)>

ウィスコンシン州知事民主党予備選で不正?

https://twitter.com/i/status/2087492021703319837

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/awkward-nbcs-data-guru-had-no-idea-what/

8/12The Gateway Pundit<More Evidence China Is Trying to Stop from Cracking Open=中国が崩壊を阻止しようとしているさらなる証拠>

在中邦人は人質にされるかもしれない。早く帰国させないと危うい。

https://joehoft.com/more-evidence-china-is-trying-stop-cracking-open/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=more-evidence-china-is-trying-stop-cracking-open

8/12Rasmussen Reports<Two Parties Even on Crime Issue=犯罪問題で両党が互角>

多くの有権者は、犯罪問題が今秋の中間選挙における重要な争点になると考えており、民主党はこの問題に関して共和党との差を縮めている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の81%が、次回の議会選挙での投票行動において犯罪は重要な問題だと回答しており、そのうち50%は「非常に重要」だと考えている。中間選挙での投票行動において犯罪が重要な問題になるとは考えていないのはわずか12%だった。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/two_parties_even_on_crime_issue?utm_campaign=RR08122026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/13阿波羅新聞網<美国突然解锁!让俄军背脊发凉的重磅消息传来=米国が突如解禁した!ロシア軍を震え上がらせる衝撃的なメッセージだった>

米国務省は、トルコの備蓄から大量の米国製HIMARSミサイル弾薬および発射システムをウクライナへ移転することを正式に許可したと。

https://www.aboluowang.com/2026/0813/2420303.html

8/13阿波羅新聞網<朱镕基功过 一言难尽?=朱鎔基の功罪は、一言では言い表せない>

2018年11月15日の本ブログの11/12阿波羅新聞網<中美谈判 朱镕基拍桌子惊人内幕 习近平会走朱镕基老路?=米中交渉 朱鎔基がテーブルを叩いて驚かせた内幕 習近平は朱鎔基の道を歩むのか?>の記事を読めば、朱鎔基は典型的な中国人と言うのが分かる。

http://dwellerinkashiwa.net/2018/11/15

https://www.aboluowang.com/2026/0813/2420185.html

江渤時代は江朱時代の誤り。

何清漣 @HeQinglian 15h

中共は、この首相に対して最高儀礼に基づく国葬を行うべきである。彼が推進した国有企業改革戦略「抓大放小(大を掴み、小を放す)」がなければ、胡錦濤・温家宝時代を特徴づけた独占的な国有企業寡頭勢力は存在しなかっただろう。これは胡・温時代の「黄金の10年」の礎であり、中共の国民経済がいまだ大恐慌に見舞われていないことの根拠であり続けている。

特定の産業、とりわけ国民経済や民生に不可欠な産業について言えば、もし当時それらが完全に自由化されていたとしたら、「国家と家が一体」である体制下での利益移転のメカニズムを考慮すると……

引用

DW Chinese – ドイツの声@dw_chinese 17h

中国の「改革開放」時代の主要な推進力であった朱鎔基氏が死去した。

中国の公式メディアである新華社通信によると、中共中央政治局常務委員および国務院総理を歴任した朱鎔基氏が、水曜日(8/12)、98歳で死去した。

何清漣 @HeQinglian 12h

「月旦評」とは、後漢末期に汝南郡の著名な学者である許劭・許靖兄弟が主催した、人物を評価する催しである。これは汝南郡平輿(現在の河南省駐馬店市平輿辺り)で行われた。陰暦の月の初日(「月旦」と呼ばれる)に、当時の学者や時事問題に関する批評を公表していたことからその名がついた。

塩原氏の記事では、ネオコンと言うとチエイニーとかラムズフェルド、ビクトリア・ヌーランドの旦那のロバート・ケーガンくらいしか思い出せない。戦争屋のイメージ。でもネオコンはイスラエルに引き摺られてきたのかも。2028年共和党大統領候補はヴァンスになるかルビオになるか?

記事

米国のドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領がアンカレッジで会談してから、8月15日で丸1年を迎える。そこで、トランプ政権内でこの1年間に起きたタカ派による巻き返し戦略と、その頓挫、そして今後の展望について分析したい。

2025年8月15日、アラスカ州の基地で、ドナルド・トランプ大統領がロシアのウラジーミル・プーチン大統領を出迎えた(gettyimages)

1年前の米ロ首脳会談

この1年間をもっとも特徴づけているのは、タカ派による巻き返しである。それを理解するためには、1年前のアンカレッジでの出来事について知る必要がある。

アンカレッジでは、プーチンが妥協したことで、ウクライナ戦争の停戦・和平のための条件が修正された。トランプは、まだジョー・バイデン大統領当時の2024年6月14日、プーチンがロシア外務省指導部との会談のなかで表明した強硬な和平提案を部分的に撤回させた面がある。

どういうことか。2024年の段階では、ロシア側の基本的条件は、ウクライナがドネツク人民共和国(DNR)、ルハンスク人民共和国(LNR)、ザポリージャ、ヘルソン地域からの軍隊の完全撤退に同意し、このプロセスを実際に開始したならば、我々は遅滞なく交渉を開始する用意があるというものだった。

ロシア側の主張では、一種の「領土交換」というアイデアを打ち出したのはトランプ政権だった。アラスカでのサミットの数日前に、トランプ大統領のウクライナ問題担当特別代表であるスティーブン・ウィトコフがモスクワを訪れ、プーチン大統領に米国の提案を提示したからだ。ロシア側はしばらく検討した末、これを受け入れた。この「合意」では、DNRとLNRという「ドンバス」地域だけからのウクライナ軍の完全撤退が条件とされたのだ。それにもかかわらず、ウクライナや欧州では、これを「降伏」と断じ、拒否した。

明記されなかった「アラスカ合意」

「アラスカ合意」はたしかに、文書には明記されなかった。だが、ロシアの情報筋によると、トランプはプーチンとの会談のなかで、ウクライナ側にこの計画の実行を働きかけると約束したという。

興味深いのは、アラスカでのサミット終了後の記者会見の段階ですでに、双方がその成果の評価において見解の相違があることが明らかになったことである。プーチンは、「理解」、「達成された進展」、「合意」といった言葉を用い、達成された成果について3度にわたり言及した。たとえば、プーチンはこう述べた。

「我々が得た理解が、その目標(紛争の解決)に近づくことを可能にし、ウクライナにおける平和への道を開くことを願いたい。我々は、キエフや欧州の各首都がこれらすべてを建設的な観点から受け止め、いかなる妨害も行わず、挑発や裏での陰謀によって、見込まれる進展を台無しにしようとする試みも行わないことを期待している」

「本日の合意が、ウクライナ問題の解決に向けた足掛かりとなるだけでなく、ロシアと米国の間の実務的かつ現実的な関係の回復の礎となることを期待している」

一方、トランプは当時、一連の矛盾した発言を行った。彼は、双方が「完全な合意には至らなかった」とし、「残念ながら、現時点では合意は成立していない」と語った。他方で、彼によれば「生産的」だったウクライナ危機をめぐる交渉の過程で、「実質的な進展がみられた」とし、双方には「平和的解決に至る、悪くない、いや非常に良いチャンスがある」とも話した。

タカ派の危機感

アンカレッジでの米ロ首脳会談は、タカ派に危機感を募らせた。なぜなら、両者によるウクライナ戦争の停戦・和平路線が少なくとも本気であるようにみえたからである。これは、ウクライナの敗戦はすでに決定的だから、そうであるならば、できるだけ早期に停戦して戦争による死傷者数を減らすべきであるという論理によって導かれていた。

だが、これは軍事産業と深く結びついたタカ派からみると、困った事態である。なぜなら、戦争が終結してしまうと、西側各国における国防費の増加が難しくなるからだ。ウクライナが戦争をつづけてくれれば、砲弾や各種装備品から、無人機(ドローン)、ミサイル、戦車、戦闘機に至るまで、各種の軍備支援が可能であり、しかもそうした軍事支援は各国の国防費増にカウントされ、対GDP国防費比率の引き上げにつながる。

だからこそ、戦争継続によってロシアの弱体化を狙うタカ派は、ウクライナへの軍事・財政支援を前提に、ウクライナがロシアを苦しめており、むしろ長い持久戦にもち込めば、プーチン政権を揺るがしうると主張したのである。こうして、タカ派は1年をかけて、この路線を突っ走り、今年7月の北大西洋条約機構(NATO)加盟国による首脳会談で、今後もこうしたタカ派路線が承認されるように準備を重ねた。

タカ派ってそもそも何?

ここで、タカ派について説明しておこう。タカ派とは、断固とした強硬な外交政策あるいは軍事的に強硬な外交政策を支持する人々を指している。重要なことは、ここでの議論が「手段」としての政策に注目しているのであり、リベラリズム(自由主義)とか民主主義(デモクラシー)といった価値観に力点を置いているわけではない点である。

したがって、民主主義の促進のための軍事介入への支持し、権威主義にきわめて懐疑的な姿勢を示す「ネオコン」だけでなく、自由の堅持のためには国家による規制が不可欠と考える「リベラルデモクラシー」信奉者のなかにも、民主主義国家は自らを積極的に防衛すべきであり、権威主義的な拡大は封じ込められなければならないと主張するタカ派がいる。彼らなりの目的(価値観の実現)のためなら、手段としてタカ派的な軍事行動を是とするというのがその特徴だ。

ルビオという政治家

米国の場合、共和党内にも民主党内にもタカ派の代表格である「ネオコン」が存在する。具体的に言えば、マルコ・ルビオ国務長官がこの範疇(はんちゅう)に属している。たとえば、ロシアの右翼思想家、アレクサンドル・ドゥーギンは、「重要な点として、ルビオ自身はネオコンであり、大西洋同盟の結束を強化し、ラテンアメリカにおける覇権主義的な政策を継続し、さらには強化する方向性を打ち出している」とのべている。

あるいは、「ブルームバーグ」の記事「マルコ・ルビオ、MAGA時代に向けてネオコンを再起動させている」は、「国務長官はトランプ大統領のもっとも有力な顧問の一人となり、「アメリカ・ファースト」を掲げるナショナリストとネオコンの両方が支持できる外交政策を打ち出している」と指摘している。

2024年7月16日付のNYTによると、「米国第一主義」(MAGA)の代表格だったタッカー・カールソンは、トランプの2024年大統領選挙キャンペーン期間中、しばしばトランプの傍らにいて、当時オハイオ州選出の上院議員だったJ・D・ヴァンスを副大統領候補に選ぶようトランプに働きかけた。記事は、6月の電話会話で、「カールソンがトランプに対し、副大統領候補の有力なもう一人の候補であるフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員は信用できないと伝えた」と書いている。

さらにその電話のなかで、「もしトランプが副大統領に『ネオコン』(米国の力を用いて海外に民主主義を植えつけることを支持する共和党員の略称)を選んだ場合、米情報機関は自分たちが支持する大統領を当選させるために、トランプを暗殺するあらゆる動機をもつことになるだろうと語った」。このネオコンとは、ルビオを指している。

先月11日に亡くなったリンゼー・グラム上院議員もまたネオコンであった。軍事介入への強い支持、米国のグローバルなリーダーシップと民主主義の推進への信念の持ち主であり、イランへの軍事行動も積極的に支持した。もちろん、ウクライナへの武器供与を求め、対ロ制裁の強化によるロシアの弱体化を推進してきた。

ほかに、MAGA強硬派として、ジョン・ラトクリフ中央情報局(CIA)長官がいる。同じく「アメリカ・ファースト」のナショナリストであるピート・ヘグセス国防長官(戦争長官)もタカ派に属している。

もちろん、トランプ自身、タカ派である。だからこそ、多数のタカ派を閣僚として抱え込んでいる。ただし、そのタカ派には濃淡があり、後述するように、すでにMAGA強硬派は分裂をきたしており、同じタカ派でも違いが生じている。

他方で、民主党にも「リベラル・ホーク」と呼ばれるタカ派がいる。そのなかには、人道介入主義者(ジェノサイドや大規模な残虐行為を阻止するための軍事行動を支持する)、リベラル国際主義者(同盟、抑止力、軍事準備態勢を強く支持する)といった人々がいる。

まとめると、今年11月の中間選挙を前に、共和党も民主党も、その候補者を決める予備選において、イスラエルによるイラン攻撃やガザでのパレスチナ人殺害を容認し、ユダヤ系の人々をあくまで擁護するタカ派や一部の中間派と、これに猛反発する非タカ派との対立が投票行動の一部に影響をおよぼす選挙区がみられる。

欧州のタカ派たち

欧州にも「リベラル・ホーク」がいる。この場合、「リベラル・ホーク」は、①欧州連合(EU)支持/北大西洋条約機構(NATO)支持、②軍事援助、抑止力、強固な防衛を支持、③人道的または安全保障上の理由から武力行使を厭わない、④権威主義体制(ロシア、中国など)に反対――といった特徴をもつ。

具体的には、NATOおよびウクライナへの強力な支持を表明し、安全全保障問題において、伝統的な労働党左派よりもタカ派的だったキア・スターマー前英首相、積極的な外交政策を掲げる中道リベラルで、強力なEU防衛、軍事的自律性、ロシアに対する強硬な姿勢を支持するエマニュエル・マクロン仏大統領、さらに、フリードリヒ・メルツ独首相などがいる。

メルツの場合、外交政策において、ドイツの防衛費増額、より強力な連邦軍、ウクライナ侵攻後のロシアに対するより強硬な姿勢といったタカ派的な政策をとっている。

ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長も、欧州の「リベラル・ホーク」という範疇に当てはまる。彼女は、自由民主主義的価値観を掲げつつ、それらをハードパワーで守らなければならないと信じており、強力な防衛や軍事準備態勢を支持する。対ロ強硬派であり、ウクライナへの軍事・財政支援を推進している。

もっとも強烈なタカ派と言えるのは、カヤ・カラス欧州委員会副委員長および欧州連合外務・安全保障政策上級代表(エストニア元首相)だろう。

タカ派による巻き返し

「アンカレッジ合意」から1年が経過する過程で、タカ派による強力な巻き返しがあった。彼らはウクライナ戦争継続派(ロシア弱体化まで戦争継続)であり、イラン戦争勃発を肯定的に評価する。そんなタカ派からみると、「アンカレッジ合意」(どこまで合意があったかは不明だが)は叩き潰すべき対象と映ったはずだ。

ここで重要なことは、トランプ政権が外交戦略上、ウクライナ問題だけに特化してその戦略を練っていたわけではないという点だ。昨年12月に公表された米国の「国家安全保障戦略」からわかるように、トランプ政権はリベラリズムに基づく外交戦略から「柔軟なリアリズム」(Flexible Realism)に基づく外交戦略の移行という国際政治理論に立脚していた。

このリアリズムの柔軟性については、「我々は、世界の諸国との良好な関係と平和的な商業関係を求めつつ、それらの国々の伝統や歴史から大きく異なる民主主義その他の社会的変革を押しつけることはしない」という文章によって語られている。つまり、民主主義のために戦争を辞さないネオコンの主張とは一線を画すものであった。

ただし、必要があれば武力に訴えることに躊躇しないというタカ派の特徴は放棄していない。リベラリズムという目的は放棄するが、現実的な利益のための手段として、武力を行使することはありうるというのがトランプ政権のタカ派的特徴なのである。第二次世界大戦後の領土の侵略による一方的な変更は認めないとの立場から、「リベラル・ホーク」はみな、ウクライナ支援を打ち出し、その多くが軍事支援まで踏み込んでいる。間接的に武力行使をしているようなものだ。日本政府はウクライナへの直接的な軍事支援はしていないが、財政支援は行っており、タカ派の範疇に入る。

トランプ政権の外交戦略

ここでごく大雑把に説明してみると、トランプは米国の「世界覇権」を維持するために、従来の世界秩序を破壊し、その基盤となる要素である自由貿易と主権の尊重を排除しようとした。その代わりに、米国が依然として世界最強の陸軍と海軍を保有していることを利用し、強者の権利を導入する。これにより、米国はあらゆる非核保有国に対して自らの意志を押しつけ、たとえば貿易・経済政策の変更を強制することができるという算段だ。

もし米国の商品が中国製品と競争できない場合、武力や経済制裁によって他国に中国製品の購入をやめさせ、米国製品を購入させることができるという、露骨な「武力」や「脅迫」による覇権の維持に舵を切ったのだ。

昨年4月、トランプは関税引き上げ方針を明示した。75カ国以上の政府が対米交渉に奔走した。これは、「貿易の武器化」を意味している。個別にみると、カナダ併合、グリーンランド占領、NATO離脱、イラン殲滅といった脅しが炸裂した。こうしたタカ派的な外交路線上に、ベネズエラやイランの政権を転覆させ、これらの国々にエネルギー資源の取引を米国経由のみに限定し、得られた資金で米国製品のみを購入するよう強制するといった目論見が浮上したのである。

今年1月3日にベネズエラで引き起こされたニコラス・マドゥロ大統領と妻の「誘拐劇」の「成功」はタカ派を勇気づけ、それが2月28日からはじまった米国とイスラエルによる大規模イラン攻撃につながった。タカ派はこの時点までは、たしかにこれまでの国際協調路線とは異なる「大国主義」的、ないし「帝国主義」的な外交政策が際立つようになる。

この文脈において、国連に代わる「紛争解決」機関として「世界評議会」を創設するという構想もたしかに理論上、十分に想定可能と言える。そこでは、安全保障理事会の五つの常任理事国の代わりに、米国が唯一の常任理事国となる。米国が問題を「解決」するのだが、その方法は米国に利益がもたらされるように仕向けられ、他の国々は「解決」の恩恵を受けたとして米国に恩義を負うというメカニズムの創設を意味している。

タカ派の恐るべき工作

タカ派はイラン戦争勃発後、今度はウクライナ戦争の継続やイラン戦争の激化に向けて工作活動を積極化する。その典型として、有名なブロガーであるローラ・ルーマー(下の写真)をネオコン側になびかせた例を説明したい。どうやら、タカ派のなかでもとくに好戦的なネオコンは、MAGA派のうち、イラン攻撃を非難したトランプ支持者をトランプから遠ざけ、逆に、ルーマーのようなMAGA活動家をネオコン派に引き込もうとしているように見受けられる。

ブロガーのローラ・ルーマーは、ロシアとの戦争を繰り広げるウクライナを支援するMAGAのもっとも著名な支持者の一人として、同国への訪問から帰国した(gettyimages)

ルーマーはトランプに忠誠を誓うことで、トランプと直接連絡がとれるらしいブロガーないしジャーナリストとして影響力をもっている(フォロアー数は200万人近い)。たとえば、リンゼー・グラム米上院議員が先月11日、急逝すると、同議員の事務所が死亡を確認する声明を発表してから数時間後、彼女は、グラムの死が「偶然とは思えない」と主張し、外国による陰謀説を唱え、調査を求めた(AOLを参照)。こんな陰謀論を平然と説くことで人気を集めてきたのである。

そんな彼女はMAGA派の一員として、米国にとってウクライナ支援が米国の資源の浪費であり、停止すべきものであると主張していた。ところが、先月19日、彼女はなぜがキーウに姿を現す。23日には、彼女はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談した。40分以上にわたるインタビューだった。それもそのはずだ。インタビュー後、トランプは自身のSNSでインタビューを宣伝し、「楽しんで!」と投稿している。

10日後にフロリダに戻った彼女は、MAGA支持者たちに対し、この紛争と世界における米国の役割を再考するよう呼びかけるようになる。「ロシアは反米的であり、その価値観は我々の価値観とは異なる。彼らは多極化を望んでおり、それは米国の覇権の終焉を意味する。それは米国にとって良くない」と彼女はインタビューでのべたという(8月2日付「ワシントンポスト」[WP]を参照)。これは、タカ派のうち、とくに、ネオコンが長年にわたり訴えてきた主張を反映したものだ。

興味深いのは、先のWPがルーマーの資金源について書いたつぎの記述である。

「ルーマーは、身元を明かすことを控えた一部の米国人寄付者が警備費の一部を負担してくれたとのべたが、海外からの資金は一切受け取っていないという。ルーマーは、自身の活動資金をクラウドファンディングで調達し、オンライン番組からの収入を得ているほか、対立候補に関する調査や身元調査サービスも提供している」

どうやら、彼女の支援を通じて、ネオコン派的主張を広めようとする勢力が存在するのは間違いないようだ。こうして、人々を「情報工作」を通じて騙そうというわけである。

反作用としてのMAGA分裂

タカ派にとって誤算だったのは、こうした情報工作が反作用を生み、MAGA内に亀裂を生むどころか分裂まで生じさせたことである。

8月1日、今年1月まで共和党の下院議員だったマージョリー・テイラー・グリーン(MTG)が下の写真とともに、つぎのような文章を公表した。

「私たちは『これ以上の海外での戦争はしない』と宣言し、その言葉を本気でした。そして、その公約を掲げたドナルド・トランプ氏を支持しました。しかし、彼は私たち全員を裏切ったのです。私たちの信念は、右派、左派、中道派を問わず、すべての米国人のための『アメリカ・ファースト』です。この運動はすでに始まっています」

MAGA派から分裂した新しい政党への動き(タッカー・カールソンのメイン州にある狩猟小屋のような自宅で)(出所)https://x.com/FmrRepMTG/status/2083568963846303896?s=20

MTGはMAGA派だったが、昨年11月16日のテレビインタビューで、彼女は大統領に反旗を翻した。決裂の直接の原因は、ジェフリー・エプスタイン事件である。この事件は、大統領や他の著名人とのつながりがあった死亡した性犯罪者をめぐるものだ。

ホワイトハウスは数カ月間、司法省にエプスタインに関する大量のファイル公開を義務づける「除名請願」への反対投票を議会共和党に強く求めてきた。これに対して、MTGはこの法案を公然と支持した。

そのため、11月14日、トランプはソーシャルメディアで痛烈な投稿を行い、MTGへの支持を撤回した。そのなかで、トランプは彼女を「狂人」と呼び、彼女に対する予備選挙での対抗候補支援を表明した。こんな騒動があったために、彼女は今年1月、下院議員を辞めた。

6月には共和党を離党するとした、タッカー・カールソン(写真の中央)は、7月1日に公表された「コロンビア・ジャーナリズム・レビュー」とのインタビュー記事のなかで、つぎのような興味深い発言をしている。

「もしトランプに投票しても、結局『政権交代』を目的とした戦争に巻き込まれることになるのなら、私たちには選択肢が必要だ。さもなければ、諦めて、もっとも悪辣な連中に支配されるしかない。私はまだ若すぎて、そんな現実を受け入れることはできない。第三の政党が必要なのだ」

カールソンは、今年2月28日に米国がイランとの戦争を開始すると、大統領と決別した。トランプが「海外での紛争を避ける」という選挙公約の核心を破っていると宣言したのである。4月になる頃には、カールソン氏は、かつて大統領を支持したことについて「苦悩している」と語った(7月2日付「ニューヨークタイムズ」[NYT]を参照)。

もちろん、二大政党制に異議を唱える新たな運動は、通常、苦戦を強いられる。しかし、この新たな運動は、共和党にとってすでに厳しいと予想されている中間選挙において、共和党から票を奪う可能性がある。つまり、ネオコンにとって悪影響を及ぼすことになる。

ヴァンスの出方に注目

タカ派のなかで、ネオコンがルーマーを巻き込むことでMAGA派を分裂させたのに対して、カールソンやMTGらはイラン戦争にもウクライナ戦争にも反対する立場から、これまでのタカ派とは一線を画す動きを強めている。

問題は、ネオコンのルビオと共和党の次期大統領候補を争うJ・D・ヴァンスの出方だろう。実は、ネオコンはウクライナがドローンによるロシアへの深部攻撃などを通じて大損害を与えているというキャンペーンの最中、ヴァンス攻撃にも取り組んでいた。

WP(ワシントンポスト)は、「共和党内でヴァンス氏に対する攻撃が激化している。彼の支持者たちは、これは組織的な『作戦』だと主張している」というタイトルの記事(7月24日付)を公表した。

ヴァンスの批判者たちは「ネバー・ヴァンス」(Never Vance)というスローガンを掲げ、とくにこの1週間(7月19日からはじまる週)、ソーシャルメディア上に攻撃的な投稿を殺到させている、と記事は紹介している。そこには、イランとの和平協定交渉に取り組んだことを理由に、ヴァンスが副大統領として「不適格」であるとする主張も含まれている。

これに対して、ヴァンスの支持者たちは、こうした批判が保守派の支持基盤に対して、「共和党の既成勢力や、彼らが『ネオコン』と呼ぶ反対派がヴァンスを嫌っている」というメッセージを送ることになるとみている、と記事は指摘している。

ここで気づくのは、6月25日、ゼレンスキーが明らかにした40日間の作戦とのかかわりだ。彼は、ウクライナ軍がウクライナ南部のロシア占領地域における陸上、およびアゾフ海と黒海北部における海上での、クレムリンの軍事補給活動を標的とした作戦開始を発表したのだが、どうやらこの時期に、とくに、NATO(北大西洋条約機構)サミットを前にして、ウクライナ軍の「成功」を世界中にアピールする必要があった。

それは、ネオコンが世界中にウクライナ戦争の継続によるロシアの弱体化こそ、ロシアを戦争の停止・和平に引きずり込む手段であると説得する方法であったようにみえる。同時に、これは、イランを徹底的に叩き、政権交代によってこそ、中東における核の脅威からの脱却をもたらすというネオコンの主張にも呼応している。だからこそ、ネオコンはそもそも2月28日の米国とイスラエルによるイランへの大規模攻撃に懐疑的なったと言われるヴァンスへの猛攻に出たわけだ。

ヴァンスに傾くトランプ?

だが、実に興味深いことに、8月6日付のWPは、「トランプは、公の場では2028年の出馬について態度を明言しない一方で、非公開の場で支援者たちにヴァンスを支持するよう呼びかけている」というタイトルの記事を公表したのだ。「結局のところ、我々はJDを当選させなければならない」と、トランプは約2週間前、大統領執務室で行われた支援者との会合でのべた、という記述に私は驚いた。

さらに、トランプの寄付者への発言について直接の情報を得ている大統領顧問は、「トランプが私的に、ヴァンスを共和党の後継者と決めた」とのべたとも書かれている。ただし、ヴァンスがいつ立候補を表明するか、あるいはトランプがいつ公に彼を支持するかは、現時点では「時期尚早」だと語ったという。

どうやら、もっとも過激なタカ派であるネオコンによる戦争継続の大合唱のなかで、その標的であったヴァンスの側にトランプはついていたことになる。なお、この記事では、「国務長官(あるいはルビオ氏が兼任する国家安全保障担当大統領補佐官)は、在任中に大統領選に出馬することはできない」から、ルビオが身動きのとれない難しい状況にあることも紹介している。

他方で、ジャーナリストのロス・ダウサットはNYTに意見を寄せ、「トランプが戦争を急激にエスカレートさせ、副大統領がそれに反対する一方で国務長官が支持し、イラン政権が崩壊してガソリン価格も急落し、トランプは勝利の功績をルビオに感謝し、その妨げとなったとしてヴァンスを非難する」といった事態にならなければ、ルビオが次期大統領の最有力候補となることはないと主張している。

いずれにしても、WPの記事が事実であるとすれば、イラン戦争もウクライナ戦争も継続・激化させようとするネオコンの思惑通りにはならないことを暗示している。

トランプ外交の頓挫

トランプの外交政策はいまのところ、成果をあげていない。とくに、イランの「政権交代」に失敗しただけでなく、ホルムズ海峡の自由な航海が不能となり、中東からの石油・石油製品、液化天然ガス(LNG)の輸送が事実上停止したことで、世界経済を大混乱に陥れた責任は重い。当面、60日間の停戦によってホルムズ海峡の航行が可能になるかもしれないが、それは11月の中間選挙を見据えた妥協となるだろう。

ゆえに、イランは中間選挙を前にしたトランプからできるだけ「譲歩」を引き出そうとしている。ロシアも基本的に同じだ。それはタカ派、とくにネオコンの挫折を意味している。

前述したネオコン、リンゼー・グラム上院議員(共和党)およびリチャード・ブルーメンソール上院議員(民主党)が昨年4月、上院に提出した法案(「対ロ制裁法」)を大幅に変更した「リンゼー・O・グラム対ロシア・イラン制裁法」が8月7日、上院議員100人中86人の賛成を得て可決された。対イラン制裁を5年間(イランに対する制裁法の有効期間を2031年まで)延長する規定も盛り込まれた同法案の成立には、夏休み明けの9月以降、下院での可決と、最近になって支持の意向を示しているトランプの署名が必要だ。

紙幅の関係で、この法案をめぐる詳細は割愛する。一見、タカ派の勝利のようにみえるかもしれないが、その内実はトランプの大統領権限の拡大であり、トランプの外交上の「脅迫」手段が増えるだけの話だ。だからこそ、トランプも署名する気になったのである。ただし、ネオコンは同法案の上院での可決を契機にして、なおもイラン戦争とウクライナ戦争の継続・激化の野望を捨てていない。

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A『中国はなぜ、日本を「新型軍国主義」と呼ぶのか…もう日本とは外相レベルの交流もしたくない?中国の本音はどこに【安田峰俊:ディープアジア観測局】高原明生・東京女子大学特別客員教授、東京大学名誉教授に聞く(前編)』(8/8JBプレス 安田峰俊)、B『沖ノ鳥島周辺で射撃訓練、日中関係は危険水域へ 高市政権が交代しても関係の劇的な改善はない?【安田峰俊:ディープアジア観測局】高原明生・東京女子大学特別客員教授、東京大学名誉教授に聞く(後編)』(8/11JBプレス 安田峰俊)について

8/11The Gateway Pundit<BIG NEWS! President Trump Suggests He May Declare National Emergency for Elections in Wayne Root Interview – VIDEO=ビッグニュース!トランプ大統領、ウェイン・ルートとのインタビューで、選挙のために国家非常事態宣言を発令する可能性を示唆 – 動画>

公正な選挙は民主主義の重要なインフラと言える。それを邪魔するのは民主主義者ではない。

先にお伝えした通り、パトリオット紙の実力者ウェイン・アリン・ルート氏が、本日午後4時(東部時間)にドナルド・J・トランプ大統領にインタビューを行う予定です。

ルート氏とトランプ大統領は、重要な中間選挙が近づくにつれ、米国民が直面する多くの重要な問題について話し合う予定だ。

ルートは本日、インタビューのティーザー動画クリップを公開したが、これは今年最高のニュースだ!

ジョン・トゥーンが選挙の安全確保と保護に惨憺たる失敗を犯したことを受け、トランプ大統領は行動を起こすかもしれない。

トランプ大統領は、2026年の中間選挙を確実に実施するために、国家非常事態を宣言する可能性を示唆した。

ウェイン・アリン・ルート氏:「選挙に関して国家安全保障上の緊急事態を宣言する権利はあなた方にあります。最高裁判所は1983年に、宣言すれば異議申し立てはできず、両院の3分の2の賛成票がなければ覆せないと判決を下しました。来月中にこれを実行すれば、写真付き身分証明書、市民権の証明、そして郵便投票の制限が実現するでしょう。」

トランプ大統領:「もっと奇妙なことも起こっている。これ以上は何も言わないでおこう。」

https://x.com/RealWayneRoot/status/2087194557192757624/video/1

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/big-news-president-trump-suggests-he-may-declare/

8/11Rasmussen Reports<COVID-19 Vaccine Data Issues Are Serious Scandal, Most Believe=新型コロナウイルスワクチンのデータ問題は深刻なスキャンダルだと多くの人が考えている>

新型コロナウイルスワクチンの安全性に関するデータが国民から隠蔽されていたという報道を受け、有権者の大多数は関係した政府関係者に処罰を与える用意ができている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の71%が、連邦食品医薬品局(FDA)の上級職員が新型コロナウイルスワクチンの重篤な副作用が多数発生していることを認識していながら、そのデータを国民から隠蔽したことは重大なスキャンダルだと考えている。そのうち50%は「非常に重大なスキャンダル」と回答している。22%は重大なスキャンダルではないと考えており、そのうち10%は「全く重大ではない」と回答している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/public_surveys/covid_19_vaccine_data_issues_are_serious_scandal_most_believe?utm_campaign=RR08112026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

8/12阿波羅新聞網<美伊局势突然出现极其微妙大反转!—美伊局势微妙 川普放狠话=米イラン情勢に、突然かつ極めて微妙な大変化!――微妙な状況下でトランプが強硬姿勢を示す>

米イラン情勢に、突然かつ極めて微妙な変化が生じた!一方では、パキスタン軍高官が、米国とイランがホルムズ海峡をめぐる「重要な合意」に近づいていることを明らかにした。しかし他方では、トランプがカメラの前でイランの交渉担当者を「非常に狡猾だ」と辛辣に批判し、さらにはイランに「痛撃を与えるための3本柱の戦術」まで暴露した!一体何が起きているのか?

3つの戦術とは、第一に、厳重な監視。第二に、彼らに「極めて大きな打撃」を与えること。第三に、全面的な経済封鎖。イランはインフレ率が300%にも達し、通貨は事実上無価値で、兵士の給料すら払えない有様。メデイアの報道とは違っている。

https://www.aboluowang.com/2026/0812/2419956.html

8/12阿波羅新聞網<开店潜伏、架设备窃听!韩国爆出震撼共谍大案!—开店潜伏、架设备窃听!中共退伍兵在韩被捕=一人は米軍用品店主を装い、米軍勤務韓国女性と懇ろに、もう一人はホテルで盗聴器を設置!韓国を揺るがす中共のスパイ事件!――韓国で元中国人民解放軍退役兵士が逮捕される>

米韓合同軍事演習を目前に控え、韓国で衝撃的なスパイ事件が発覚した!

日本もチエックが必要。

https://www.aboluowang.com/2026/0812/2419888.html

8/12阿波羅新聞網<纽约时报摊大事了—佛州勒令纽约时报交文件 查以哈战争错误报导=NYT紙が窮地に――フロリダ州、イスラエル・ハマス戦争に関する誤報の調査に向けNYTに文書の提出を要求>

最近、フロリダ州政府は、イスラエルとハマスの間の戦争に関する報道の誤りを調査するため、『NYT』紙に対し内部文書の提出を求めた。フロリダ州のウートマイヤー司法長官は、同紙の報道に72件の誤りがあり、その大半がテロ組織ハマスに有利な内容であったと指摘した。同長官は以前、過去6年間にわたる同紙の取締役会資料や会議議事録の精査を求め、2週間以内に回答がなければNY州最高裁判所に提訴すると警告していた。これに先立ち、トランプ大統領も、イランとの戦争をめぐる同紙の報道に問題があると非難していた。

ウートマイヤー氏はフロリダ州退職年金基金とその保有するNYT株16万株を管理するフロリダ州管理委員会の理事兼法律顧問も務めているとのこと。彼は「憲法修正第1条は新聞に掲載される内容を保護するが、それは上場企業の取締役会が株主の利益を無視できるという意味ではない」と考えている。

https://www.aboluowang.com/2026/0812/2419876.html

8/12阿波羅新聞網<IPAC创办人:各国议会逐渐认清中共真面目=IPAC創設者:世界各国の議会は、中共の本性を認識しつつある>

「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」の創設者兼事務局長であるルーク・デ・パルフォードは、中央通信社(CNA)との独占インタビューにおいて、自身や同団体に貼られる「反中国」というレッテルを否定した。同氏は、こうした言説は中共が自らへの批判を封じるために用いるプロパガンダの手法であると指摘し、IPACの目的はあくまで民主主義諸国が中国に対して適切な政策を策定するよう促すことにあると述べた。その上で、世界各国の議会において中共の本性に対する認識が深まっていると語った。

IPACは2020年6月に設立され、44の議会と欧州議会、そして300人以上の超党派議員が参加している。IPACのメンバーは中国、中国文化、そして中国人民に深い敬意を抱いている。彼らの反共産主義は権威主義と権威主義的な政府の行動に対する反対であり、反中国とは異なると。

https://www.aboluowang.com/2026/0812/2419870.html

バーンズ首相はアルバニージー首相の誤り。

安田氏の記事で、高原氏は「日本側から見れば、我慢ならないことは数多くあります。それでも平和を維持するためには、ある種の「戦略的忍耐」が必要です。平和と交流を保ち続ければ、中国もいずれ変わる可能性があると私は考えています。」と考えているようですが、中共が崩壊しない限り、中国が変わることはない。今までだって反日教育をしてきたのに、それが変わるとは思えない。表面上変わったフリをするだけでしょう。目晦ましに騙されてはいけない。日中関係はこの状態が続いていくということ。日本は米国や自由民主主義国と連携して、反共包囲網を作っていかなければいけない。これに尽力すべき。

中共が打倒されても中国人の本性は変わらないと思う。「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」と考え、責任転嫁と論理のすり替えを得意とする。中国大陸が民主化すれば、何でも上手く行くとはならない。民主化すれば戦争の危機は減りますが。高橋洋一は戦争リスクを減らす五つの要件(減少率)として、①同盟関係の構築: 40% 減少②経済的依存関係の向上: 43% 減少③相対的な軍事力の増大: 36% 減少④民主主義(民主化)の程度: 33% 減少⑤国際機関への加入: 24% 減少を挙げています。敵国でなくなるには、民主化してもらった方が良い。

A記事

https://www.youtube.com/watch?v=jlGPlPmbNYk

詳細はYouTubeでご覧ください。

目次

 高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁以降、日中関係の緊張が続いています。中国は日本を「新型軍国主義」と批判し、2026年7月にはASEAN外相会議で茂木外相と王毅外相が言葉を交わしたかを巡って、両国の説明が食い違う事態にまで発展しました。中国は今、日本をどのように捉え、どのような対日政策を進めているのでしょうか。

 JBpressのYouTube番組「安田峰俊のディープアジア観測局」では、東京女子大学特別客員教授、東京大学名誉教授の高原明生氏を迎え、中国の対日政策とその狙いを読み解きます。

※JBpressのYouTube番組「安田峰俊のディープアジア観測局」での対談内容の一部を再構成しました。詳細はYouTubeでご覧ください(収録日:2026年7月31日)

中国が日本を「新型軍国主義」と呼ぶ真意

安田峰俊氏(以下、敬称略):中国は、昨秋の高市首相の台湾有事を巡る国会答弁以降、日本に対して強硬な姿勢を示しており、その一環として日本を「新型軍国主義」と呼ぶようになりました。

従来、中国は「日本で軍国主義が復活する恐れがある」と主張してきました。しかし、第二次世界大戦当時に戦争を推進した軍部や右翼勢力の当事者は、年齢的に現在はほぼ生存しておりません。そこで「新型」という言葉を付け、現在の日本を批判するための新たな概念を作ったようにも見えます。

高原明生氏(東京女子大学特別客員教授、東京大学名誉教授、以下、敬称略):今の日本を軍国主義と呼ぶのは、世界の一般的な見方からしてもかなり無理筋な話です。なぜ中国自身の信頼を損なうような言い方をするのかと思いますが、そこには意図があるのでしょう。

現在、中国は軍事力を強化し、日本の海上保安庁に当たる海警局など準軍事的な組織の力も強めています。実力を行使して現状を変更しようとしているとの批判を国際的に受けるなか、中国側は自らの行動を正当化したいのです。

中国の習近平国家主席(写真:AP/アフロ)

そこで、「国際秩序を壊しているのは中国ではなく、台湾の独立主義者や日本の高市政権だ」という物語を作ろうとしているのではないでしょうか。

第二次世界大戦後の東アジアの国際秩序は、1951年に結ばれ、翌年に発効したサンフランシスコ講和条約によって形づくられました。一方、中国は講和会議に招かれず、条約に調印していません。

中国側には、自分たちが参加していないサンフランシスコ講和条約を基礎とする戦後秩序を、そのまま受け入れたくないという意識があるのでしょう。台湾や沖縄を巡っても、本来の戦後秩序は別のものだったと主張し、現在の秩序を見直そうとしているのではないでしょうか。

日本を軍国主義と位置付ければ、国際秩序を再び壊そうとしている側は日本だという主張に説得力を持たせやすくなると考えているのでしょう。

「一帯一路」も「改革開放」も定義しない中国共産党

安田:日本を「新型軍国主義」と呼ぶのは、かなり強い表現だと思います。

高原:中国共産党はさまざまな概念をつくりますが、多くの場合きちんと定義しません。「一帯一路」も「改革開放」もそうです。

言葉の意味を明確に定義しないまま、人々に一定のイメージを持たせ、それを政治的に利用するわけです。軍国主義についても、厳密に定義すれば、「むしろ中国の方が軍国主義的ではないか」と見られかねません。

軍事化は、テレビで軍事番組をどれほど放送しているか、本屋に軍事関係の本がどれほど並んでいるか、政治家の中に軍人がどれほどいるかなど、ある程度指標化して測ることができます。

実際には中国の方が圧倒的に軍事化していると指摘すると、中国の人たちも「確かにそうだ」と言葉を失うことがあります。

中国側には、「自分たちは常に正しく、悪いのは外国、特に日本だ」という見方があります。だからこそ、冷静に事実を指摘することは、中国の人たちにとっても意味があると思います。

高市発言の誤解と日本の情報発信の失敗

安田:中国との間では、情報や認識の非対称性も大きな問題です。

高原:非常に大きな認識ギャップがあり、その大きな原因が情報ギャップです。

高市首相の台湾有事を巡る発言についても、私の印象では、中国ではほとんどの人が「中国が台湾に攻めたら、日本が台湾を守りに行くと言った」と受け止めています。そういう形で報道されているからです。

中国だけでなく、国際メディアやアメリカ側の文書にも、発言の趣旨を正確に伝えていないものがあると感じます。

間違った認識で広がってしまった情報は、なかなか変えられません。例えば、「改革開放」についても、1978年12月に始まったという説明が日本の教科書を含め、広く定着していますが、実態はそれほど単純ではありません。それでも、一度「世の中の常識」になると、たとえ事実が違っても改められにくいのです。

安田:高市首相の答弁も、全文や発言時の雰囲気まで見れば、あらかじめ計画的に打ち出した政治的メッセージというより、その場で考えながら話した印象があります。しかし海外では、政治的な意図を持って綿密に準備された発言として受け止められている場合も多いようです。

高原:あの時は発言の全文がなかなか表に出てきませんでした。日本のメディアもすぐには全文を伝えず、数日後にようやくテキストを確認できました。政府やメディアはもっと早く発言の全体像を伝えるべきでした。

全文を読んだ時の印象と、一部だけを見た時の印象は、まったく違います。情報発信として失敗だったと思います。

日中外相「接触」の食い違い

安田:2026年7月、マニラで開かれたASEAN外相会談で、茂木敏充外相と中国の王毅外相が言葉を交わしたかを巡り、双方の説明が食い違いました。日本側は短時間のやり取りがあったと説明しましたが、中国側は現場での交流そのものを否定しました。

高原:日本は民主主義ですから、実際にあったことと政府の説明がずれていれば追及されます。そのため正式な会談ではなくても、すれ違った際などに若干の言葉を交わしたという日本側の説明は、おそらく実態に近いのだと思います。

一方、中国では、実態と言葉がずれても国内で追及されにくい。実際には短いやり取りがあったとしても、それを認めたくなければ「なかった」と説明できるでしょう。

では、なぜ認めたくないのか。中国側が日本に対して、「今は外相レベルで交流するつもりはない」「今後も、そうした接触を公にしないでほしい」というメッセージを伝えようとした可能性があります。

安田:王毅氏は日本語が流暢で、日本との関係に長く携わってきた人物です。だからこそ、上層部の許可を得ていない形での接触を表に出しにくかった面もあるのでしょうか。

高原:習近平国家主席は、高市首相の発言に対して怒っているという姿勢を、外国の要人との会談などでも示し続けているように見えます。王毅氏としても、その姿勢に合わせなければならないのでしょう。

B記事

https://www.youtube.com/watch?v=jlsINpHe9O4

詳細はYouTubeでご覧ください。

目次

 2026年7月、中国とロシアの艦艇が沖ノ鳥島周辺を共同航行し、中国海軍のミサイル駆逐艦が日本のEEZ(排他的経済水域)内で射撃訓練を行いました。中国側は、沖ノ鳥島はEEZを設定できない「岩礁」であり、訓練海域は公海だと反論しています。

 中国は軍事面だけでなく、日本の企業・団体を輸出規制の対象に加え、レアアースを外交カードとして使う姿勢も強めています。日本はこうした軍事的、経済的な圧力にどう向き合うべきなのでしょうか。

 JBpressのYouTube番組「安田峰俊のディープアジア観測局」では、東京女子大学特別客員教授、東京大学名誉教授の高原明生氏を迎え、中国の対日圧力と日中関係の行方を読み解きます。

※JBpressのYouTube番組「安田峰俊のディープアジア観測局」での対談内容の一部を再構成しました。詳細はYouTubeでご覧ください。(収録日:2026年7月31日)

【前編】中国はなぜ、日本を「新型軍国主義」と呼ぶのか…もう日本とは外相レベルの交流もしたくない?中国の本音はどこに

沖ノ鳥島周辺で射撃訓練、強まる中国の軍事圧力

安田峰俊氏(以下、敬称略):海洋における中国の圧力も気になります。2026年7月19日、中国海軍の艦艇3隻とロシア海軍の艦艇1隻が沖ノ鳥島周辺を共同航行し、中国海軍のミサイル駆逐艦が、沖ノ鳥島の南西約180キロで射撃訓練を行いました。こうした動きをどう見ますか。

高原明生氏(東京女子大学特別客員教授、東京大学名誉教授、以下、敬称略):日本にとって沖ノ鳥島は島であり、周辺にEEZがあるという立場です。その海域で中国艦が射撃まで行ったわけですから、日本に対する嫌がらせでしょう。

友好的な関係であれば、国際法上可能な行為でも、相手が嫌がることは控えます。例えば、台湾海峡には外国の軍艦が航行できる水域がありますが、日本は長い間、中国への配慮から自衛艦を通してきませんでした。しかし最近は、通過するようになっています。中国が射撃訓練のような行動を取れば、日本側も「黙ってはいない」と反応する。互いに相手の嫌がることをする方向に進んでいるのです。

中でも軍事的な動きは、事故が起きれば深刻な事態につながりかねません。中国側には「やる気ならやるぞ」という雰囲気があります。日本は事態を深刻に捉え、無用な挑発を避ける必要があります。

沖ノ鳥島(出典:海上保安レポート2005)

安田: 中国とロシアが連携して東アジアに圧力をかける動きには、恐ろしさすら感じます。

高原:中国とロシアの間には矛盾もありますが、現時点では互いを必要とし、アメリカに対抗するという利害も共有しています。正式な軍事同盟ではないものの、共同航行や共同訓練は今後も続くでしょう。

トランプ政権にも効いた中国の「レアアースカード」

安田:中国は経済面でも日本への圧力を強めています。中国商務省は2026年6月29日、日本の20団体を軍民両用品目の輸出を原則禁止する対象に追加しました。中国はレアアースを外交や貿易交渉の切り札としています。

高原:鄧小平は1992年、「中東に石油があり、中国にはレアアースがある」と述べており、中国は早くからレアアースを戦略資源と認識していました。

実際に、中国のレアアースが外交上の武器として注目されたのは2010年の尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の時です。ただ当時、日本向けの輸出が滞った際は、中国にとっても何の得にもならず、その後しばらくは目立った形で使ってきませんでした。

ところが、昨年、アメリカから強い経済圧力を受ける中、中国はいわば伝家の宝刀である「レアアースカード」を抜きました。トランプ政権に非常によく効き、中国側はレアアースカードの有効性に自信を深めたのでしょう。

高市政権が交代しても関係改善しない?

安田:政府関係者からは、高市政権が代わらなければ関係改善は難しいとの声も聞きます。現在の日中関係の悪化は、いつまで続くのでしょうか。

高原:関係改善には、いくつかの段階があると思います。

現在が2010年や2012年より厳しいのは、輸出規制だけでなく、民間交流を含むさまざまな窓口まで閉ざされている点です。中国外交部の内部にも「やり過ぎだ」という声はあると思いますし、まずは民間交流を戻す動きが出てくる可能性があります。

高市首相(写真:ロイター/アフロ)

ただ、高市首相が代われば日中関係が大きく改善するかというと、そう簡単ではありません。

中国にとって、アメリカとの戦略競争に勝つという目標は変わりません。長期的には日本を取り込むか、屈服させたいと考えるでしょうが、どちらも難しい。ぎくしゃくした関係は今後も続くと思います。

日本は安全保障政策を転換し、防衛力を強化しています。中国はそれを嫌っていますが、この方針は高市政権だけのものではありません。次の首相が誰であっても、日本が政策を元に戻す可能性は低いでしょう。

日本側からすれば、軍事大国になりたいからではなく、中国が海洋進出や軍備増強を続けるため、防衛費を増やさざるを得ないという話です。

中国は日本の軍備増強を批判し、日本はその原因が中国側にあると考える。双方の認識は大きくずれています。政権が交代しても、劇的な関係改善は難しいと思います。

「グローバルサウス」を名乗る中国の狙い

安田:日中間の民間交流が細る一方、中国側が“交流”を積極的におこなっている地域の一つが沖縄です。

上海を拠点とする「グローバルサウス学術フォーラム」は、沖縄の平和団体関係者を中国に招き、沖縄側もフォーラム関係者を受け入れるなど、交流を続けています。

沖縄を、日本やアメリカによる植民地支配を受けている存在として、グローバルサウスの枠組みに組み入れようとする意図も感じます。中国の狙いをどう見ますか。

高原:中国の経済規模や国際的な影響力を考えれば、中国をグローバルサウス諸国と同列には捉えにくいですが、中国は自らがグローバルサウスの盟主を自認しています。

グローバルサウス諸国は、冷戦期に比べて経済力と自信を持つようになりました。かつての宗主国から説教されることへの反発から生じる反欧米感情もあります。中国は、そうした感情を利用しようとしているのでしょう。

ただ、その構図を沖縄に当てはめるのは、現地の実情とずれています。大きな成果を上げているとは思いませんが、反基地団体などを沖縄社会との接点にし、中国の影響力を広げたいという意図は感じます。

日本に必要な「戦略的忍耐」

安田:国際社会は米中の「G2」のような構図に向かっているようにも見えます。日本はどのように独自性を出すべきでしょうか。

高原:本来のG2論は、アメリカと中国という二つの大国が、地球規模の問題や国際秩序の運営に中心的な責任を負うという考え方です。単に、二つの強大な国があるという意味ではありません。

中国はまだ、地球全体のために自国の利益を犠牲にしてまで責任を負おうとはしていません。本来の意味でのG2には、積極的に関与したくないのではないでしょうか。

将来的には、アメリカと中国が世界を二分するような発想に近づく可能性はありますが、まだその段階には至っていません。

その上で、日本は自らの立場を持つ必要があります。中国とは競争すべきところでは競争し、安全保障上必要な備えを進める。一方、協力できる分野では協力し、偶発的な衝突を防ぐ。

日本側から見れば、我慢ならないことは数多くあります。それでも平和を維持するためには、ある種の「戦略的忍耐」が必要です。平和と交流を保ち続ければ、中国もいずれ変わる可能性があると私は考えています。

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A『米国は曖昧、韓国は冷ややかだったが…習近平を激怒させた高市発言に「無言の支持」を示した国の「大胆な手法」』(8/8プレジデントオンライン 川島博之)、B『中国系住民を同化させたタイとは正反対…ベトナムが各国から非難されても「華僑100万人」を国外追放したワケ』(8/9プレジデントオンライン 川島博之)について

8/10The Gateway Pundit<At Least 22 Dem AGs Agreed to Coordinate Takedown of Trump, Keep Public in Dark Going Into 2024 Election=少なくとも22人の民主党系州司法長官が、トランプ氏を引きずり下ろすため、2024年の選挙に向けて国民を欺くための連携に合意していた>

民主党は米国よりも党を優先している。

少なくとも22人の民主党系州司法長官が、ドナルド・トランプ大統領の2024年の選挙前に、不穏な「共通利益協定」文書に署名し、トランプ氏の将来の政権に対して訴訟を起こすことを誓った。

ザ・センター・スクエアによると、その文書には「連邦政府説明責任プロジェクト」として知られるようになる法廷闘争キャンペーンの概要が記されていた。

この文書は、ジョー・バイデン前大統領が2024年の大統領選から撤退し、当時の副大統領カマラ・ハリスに道を譲る3ヶ月前に署名されたと報じられている。

ナショナル・ジャーナル・ホットラインのザック・ブラックバーン氏によると、「連邦政府説明責任プロジェクト」は、2025年初頭に当時のニュージャージー州知事フィル・マーフィー氏が発表した予算案の中で言及されたという。マーフィー氏は民主党員であり、彼の司法長官マット・プラトキン氏も民主党員だった。

ブラックバーンがソーシャルメディアサイトXに投稿した上記の記事で指摘しているように、マーフィーは2025年2月に予算案を公表した際、「連邦政府説明責任プロジェクト」について一切言及することを拒否した。これは偶然ではないように思われる。

ザ・センター・スクエアによると、「協定に署名した州司法長官の大多数は、この件についてコメントしたり質問に答えたりすることを拒否している」とのことだ。

「一部の者は、合意のタイミングを軽視したり、トランプ政権に対する訴訟の準備を進めていた程度を過小評価したりしている」と、同メディアはさらに報じた。

しかし、司法長官らは合意を軽視したり隠蔽しようと試みたにもかかわらず、トランプ大統領政権に対する訴訟は明白であり、就任式以来、政権を100回近く訴えている。

100件の訴訟のうち、カリフォルニア州司法長官のロブ・ボンタ氏は82件に、コロラド州司法長官のフィル・ワイザー氏は少なくとも75件に、ワシントン州司法長官のニック・ブラウン氏は70件に、アリゾナ州司法長官のクリス・メイズ氏は46件にそれぞれ参加している。

センター・スクエアの報道発表後、Xに掲載された記事の中で、共和党の元全国報道官マディソン・ゲシオット・ギルバート氏は、この共同訴訟は2024年の大統領選挙における「有権者の意思を無効にする」ためのものだと主張した。

かつて共和党員だったが現在は民主党に投票している元ユタ州司法長官のマーク・シャートルッフ氏によると、民主党の州司法長官らは、共同で計画した訴訟を利用して選挙資金を集めているという。

「州司法長官に立候補している人たちからたくさんのメールやテキストメッセージが届きます。『トランプ大統領を止めなければならない』とか、『州司法長官として協力しなければならない。だから私に資金をくれ!』といった内容です」と、シャートルッフ氏はザ・センター・スクエアに語った。

ボンタ氏は火曜日の記者会見で、自身が起こした訴訟や参加した訴訟はすべて「非政治的」であると主張し、自身の訴訟活動を擁護した。

「トランプ氏が訴訟を起こされたくなければ、法律に従えばいいだけだ」とボンタ氏は記者会見で述べた。「我々の訴訟が棄却される可能性は低いと思う。トランプ氏はペースを落とす気配を見せていないので、我々は彼を訴え続けるつもりだ。」

アリゾナ州司法長官のメイーズ氏もまた、この訴訟、特に2024年の文書の内容を軽視しようと試みている。

「その日付に特に意味はありません」と、メイーズ氏の広報担当ディレクターであるリッチー・テイラー氏はザ・センター・スクエア紙に語った。「当事務所は、訴訟内容に応じて、共和党の司法長官とも民主党の司法長官とも共通の利益に関する協定を結んでいます。」

メリーランド州司法長官のアンソニー・ブラウン氏は、ザ・センター・スクエアに対し、トランプ氏が指名されることが確実になった時点で、自身を含む他の司法長官らが訴訟計画を立て始めたことを認めた。

「2025年1月より前に対応できたことを嬉しく思います」と彼は付け加えた。「様々な可能性について話し合い、不意を突かれないように準備しておきたかったのです。」

この記事はもともとThe Western Journalに掲載されたものです。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/least-22-dem-ags-agreed-coordinate-takedown-trump/

https://static-assets-1.truthsocial.com/tmtg:prime-ts-assets/media_attachments/files/117/074/532/783/484/749/original/d24bb851970c4cda.mp4

8/10Rasmussen Reports<Kamala Rises, AOC Fades in 2028 Democratic Primary Field=2028年民主党予備選でカマラ・ハリスが躍進、アレクサンドリア・オカシオ=コルテスは失速>

元副大統領のカマラ・ハリス氏は、2028年の民主党大統領候補指名争いでライバルたちとの差を広げている一方、NY州選出のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員への支持は弱まっている。

ラスムッセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、2028年の予備選挙が今日実施された場合、民主党予備選挙の投票予定者の37%がハリス氏に投票すると回答した。これは5月の34%から上昇している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/kamala_rises_aoc_fades_in_2028_democratic_primary_field?utm_campaign=RR08102026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/KanekoaTheGreat/status/2086963690411372981/video/1

8/11阿波羅新聞網<中共长征七号升空85秒爆炸 军事卫星毁了! 今年第4次发射失败=中共の長征7号ロケットが打ち上げから85秒後に爆発し、軍事衛星は破壊された!これで今年4回目の打ち上げ失敗となる>

中国でまたもやロケット打ち上げ事故が発生した。10日夜、海南島文昌で長征7A型ロケットに乗せて中星4B衛星を打ち上げた。打ち上げ後、飛行に異常をきたし空中分解し、巨大な火球となって爆発、打ち上げは失敗に終わった。これは今年、中国で発生した4度目の宇宙打ち上げ失敗となる。具体的な原因については現在、詳細な分析と調査が行われている。

中共の軍事能力を上げないことは良い事。

https://www.aboluowang.com/2026/0811/2419523.html

8/11阿波羅新聞網<乌克兰、伊朗教训 中共坐不住了=ウクライナとイランは、中共に無視できない教訓を与えた>

ウクライナとイランでの長期にわたる戦争の最中、中共中央党校傘下のメディアである学習時報は3日、「『緩慢な戦争』を五つの側面から見る」と題する論説を掲載した。この論説は、歴史上何度も現れてきたある戦争形態を無視することはできないと指摘している。それは、比較的曖昧な戦略目標に焦点を当てることが多く、その結果、長期にわたり、低強度で、消耗戦が続き、終結が困難な「緩慢な戦争」へと発展する。

結局のところ、「長期戦」は明確な「勝利」で終わることは稀で、多くの場合、「疲弊した妥協」や「一時的な停戦」で終結する。戦争は膠着状態に陥り、和平条約の締結は困難となる。このような状況では、伝統的な意味での勝者は存在せず、関係するすべての当事者が長期間にわたり甚大な犠牲と経済的損失を被ることになる。

「緩慢な戦争」を終結させるメカニズムは、「外からの力による勝利」から「内部崩壊」へと変化したと指摘されている。「緩慢な戦争」において、決定的な打撃となるのは、敵の砲撃ではなく、自陣営内部の構造的崩壊であることが多い。

戦争は破壊と殺戮を齎すだけで良いことは何一つない。好戦的なのは習に率いられる中共。

https://www.aboluowang.com/2026/0811/2419512.html

8/11阿波羅新聞網<军媒癫狂!北京疯了?=軍事メディアが大騒ぎしている!北京は気が狂ったのか?>

8/10、鈞正平オフィスは「広島と長崎の昨日は日本の明日かもしれない」という衝撃的なタイトルの記事を掲載した。私はこれが自主メディアの戯言ではなく、中国人民解放軍の報道通信センターが監督する公式プラットフォームの記事であることを確認するために、3回読み返した。「大きな責任を負い、正義を擁護し、平和と合理性を維持する」と主張する軍事メディアオフィスが、広島原爆投下81周年に、非核兵器国に対して核災難の呪いのような脅迫を公然と行ったのだ。

これはもはや論評ではなく、狂気だ。第一に、これは法と人倫の完全な喪失から生じる狂気である。広島と長崎で亡くなった20万人以上の人々の大多数は、民間人、女性、そして子供だった。彼らの昨日を、今日の1億2000万人の普通の日本人の「明日」として描くとは、一体何を意味しているのだろうか?これは第二の核虐殺を望んでいるのだろうか?民間人の犠牲という核災難を利用して歴史的正義を主張すること自体が、最大の不正義である。反ファシズムの正義は、民間人を地獄に突き落とすことで支えられる必要など決してないのだ。

第二に、この狂気は、専門知識と戦略の両面における極めて愚かな点にある。中国は核兵器保有以来、数十年にわたり一貫して何を堅持してきたのか?それは、核兵器を先制使用しないこと、そして非核保有国に対して核兵器を使用しないという厳粛な約束である。しかし、鈞正平はたった一言でこの資産を破壊した。「明日かもしれない」という発言は、世界に対して露骨な核脅迫と受け取られるだろう。これは「中国脅威論」を裏付けるものであり、日本の憲法改正と核兵器保有も間もなくそれに続くと私は考えている。

嘘つき中国人の本性を露呈した。日本も核保有しないと中共の3発目が飛んでくるということ。核廃絶論者はこの記事を読んだらよい。いい加減、目を覚ませ日本人。

https://www.aboluowang.com/2026/0811/2419509.html

川島氏の記事で、日本が漢字をまだ使っているのは、中西輝政によれば瞬発適応と換骨奪胎のシステムを日本が持っているからだと思う。相手の文化に呑み込まれるのでなく、それをいかにうまく使って、国風文化に合わせるかを考えて来たから。しかし、今の日本は左翼思想が充満し(大多数の国民はそれに気づいていない)、敵の文化侵略に余りに無防備と思えることが多い。中共の嘘の物語を簡単に信じ込んだり、移民受け入れを良いものと思ったりと。日本人は寛容の精神と安全保障のリスクを並べて比較し、どちらを大事にすべきか、決すべき時に来ている。

中国人を他の国が国籍保持者として同化させるのは難しい。彼らはよその地でも必ず中華街を作り、カネが中国人の間だけで回ることを考える。中国人目当ての民泊や空港での白タクを見ていれば分かるでしょう。高市内閣は公明党と離脱したのだから、中国人の違法行為はドンドン取り締まるべき。中共が崩壊して中国人がボートピープルになって逃げだしたとしても、ベトナムのように毅然として追い払わないとダメ。同化しない連中だから、乗っ取られる可能性がある。自国内で解決しろと。

A記事

高市首相の「台湾有事は日本有事」発言に、周辺国はどう反応したのか。『ベトナムにはなぜパンダがいないのか』を書いた川島博之さんは「アメリカや韓国が静観していたのと同じく、ベトナム政府も表向きダンマリを決め込んだ。しかし、実は密かに他国とはまったく異なる行動をとっていた」という――。(第1回)

※本稿は、川島博之『ベトナムにはなぜパンダがいないのか』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。

記者会見を行う高市内閣総理大臣(画像=内閣官房内閣広報室/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons

反中ムードが生んだ自民の圧勝

高市首相は2025年10月4日、石破茂前総裁に代わって自民党総裁に就任した。だが、長年、自民党と連立政権を組んでいた公明党が、突然、連立を離脱。その後、日本維新の会と連立を樹立し、国会で首相に指名された。そのため、彼女はそう遠くない時期に衆議院を解散して国民の信を問う必要があった。

高市首相は鋭敏であった。2026年1月に突如、衆議院を解散した。彼女は世論が反中に染まっていることを見抜いていた。2月8日に投票が行われたが、結果は自民党の圧勝に終わった。

この選挙の直前に、立憲民主党と公明党の衆議院議員が一緒になって中道改革連合を作った。両党が一緒になるのではなく、衆議院議員だけが一緒になるという中途半端なもので、選挙目当ての野合であることは明らかであった。

立憲民主党(当時は民主党)は安倍内閣が取り組んだ安保法制に猛反対し、市民団体による反対デモにも何人もの所属議員が参加し、声を上げていた。それにもかかわらず、安倍政権で与党だった公明党の言い分をあっさりと容認した。その姿勢に国民が呆れたことも自民党の圧勝の一因になった。

日本は中国に対して強硬な姿勢をとる必要がある。多くの国民がそう感じていた。そもそも2025年10月に高市氏が自民党総裁に選ばれたのは、2024年11月にトランプ大統領が再選されたことも要因の一つであろう。

トランプ再選で一変した対中路線

高市氏は、2024年9月に行われた総裁選挙では石破氏に敗れている。これは岸田文雄首相の任期満了に伴うものであったが、その時点では米大統領選挙において、共和党のトランプ氏が勝つのか民主党のカマラ・ハリス氏が勝つのか判然としなかった。夏頃まではハリス氏優勢との報道も多かった。

このような状況の中で、多くの自民党議員は右派的で反中の高市氏に首相を任せることはできないと考えた。それが2024年の総裁選で、高市氏が第1回投票で1位になりながら、決選投票で石破氏に逆転を許した理由の一つである。

しかし、トランプ大統領が誕生すると、情勢は大きく変化した。米国内においては、トランプ氏とハリス氏の政策の違いは移民問題が中心であったが、対外政策では中国に対するスタンスに違いがあった。選挙中、トランプ氏は中国に対して強硬な姿勢で臨むことを繰り返し主張した。一方のハリス氏は中国に融和的であった。

トランプ氏が勝利したことは日本の政治情勢を大きく変えた。米国が中国に強硬な態度に出るのなら、日本も中国に強硬な態度に出るべきだ、そんな雰囲気になった。そういう中で、中国人に対するビザ発給条件を一部緩和した岩屋外相は、ネットなどにおいて強く非難された。

ベトナムのフリゲート艦が台湾海峡を通過

2025年10月に行われた総裁選挙で、高市氏は前回に続いて第1回投票で首位になり、決選投票でも小泉進次郎氏を破って当選した。それは、日本が中国に対して強硬な態度を取ることを決めた瞬間だった。

ただし、決戦投票が行われたことからも分かるように、圧倒的多数が高市氏の姿勢を支持していたわけではない。そんな高市首相は、支持してくれた人々に応える意味でも、岡田氏の質問に対して安倍元首相と同様に、「台湾有事は日本有事」と応えざるを得なかったとも言えよう。あいまいな回答は許されなかった。だが、それが中国を刺激した。

各国の反応を見ると、台湾はもちろんこの高市発言を歓迎した。そしてトランプ大統領は、先に述べたように曖昧な態度しか示していない。韓国政府は高市発言に対して冷ややかであり、韓国の世論は周辺情勢を不安定にするとして否定的に見ている。南シナ海の領有権問題を抱えるフィリピンも静観している。

そんな周辺国の中で、ベトナムは他国とは異なる反応を見せた。ベトナム政府はダンマリを決め込んでいるが、密かに別の行動をとった。2025年12月3日から4日、ベトナムのフリゲート艦チャン・フン・ダオ(陳興道)が台湾海峡を通過したのである。ベトナムの軍艦として初めての通過であった。

高市発言の支持を“やんわり”表明

チャン・フン・ダオはロシアから購入したゲパルト級フリゲート艦である。ベトナムは軍艦の名に歴史上の人物の名前を付けることが多い。陳興道は元がベトナムに攻めてきた時に活躍した将軍の名である。

陳興道の絵画(画像=PD-Vietnam/Wikimedia Commons

2018年9月に日越外交関係樹立45周年を記念して、ベトナムの軍艦として初めて日本に寄港したのもチャン・フン・ダオであった。それはベトナムと同様に元寇に打ち勝った日本に対して、中国に一緒に対抗しましょうとの意思を伝えたものと言ってよい。

今回もベトナムは、日越友好のためという名目で7年ぶりにチャン・フン・ダオを派遣した。その際に台湾海峡を通過させた。わざわざ台湾海峡を通って中国を刺激することはない。台湾とフィリピンとの間のバシー海峡を通過する方が普通の航路だ。

台湾海峡を通過させたことは高市発言の直後であり、ベトナムが高市発言を支持していることを日本に対してやんわりと伝えるものになっている。一方、中国に対しては、「南シナ海での活動を制限しなければ、我々も日本などと連携を深める」という、より包括的なメッセージになっている。「竹のようにしなやかな外交」を意味する「Bamboo Diplomacy」を掲げるベトナム政府の真骨頂と言えよう。

どの国にもなびかない「竹の外交」

ベトナムは2016年にグエン・フー・チョンが書記長に就任して以来、どの国にもなびかない竹のような外交方針を掲げている。そんなベトナムにとって、フリゲート艦の台湾海峡通過は大きな決断だったと思う。

2024年7月にグエン・フー・チョン書記長が亡くなり、トー・ラム氏が後を継いだが、トー・ラム氏は注意深く米国に接近しようとしている。フリゲート艦の台湾海峡通過は、米国に対するサインでもあったと思われる。米国は衛星を使って台湾海峡や南シナ海を常時監視している。米国はベトナムの意思を明確に把握したであろう。

ベトナムのゲパルト級フリゲート艦「チャン・フン・ダオ(陳興道)」(画像=ロシア国防省/CC-BY-4.0/Wikimedia Commons

もちろんベトナム政府は、この行動について一切声明を発表していない。中国も黙っていた。この事実は、台湾当局がつかんで公表するまで表に出ることはなかった。そして台湾がこの事実を公表しても、日本では気づく人はほとんどいなかった。この本を読んで初めて知った読者も多いことと思う。そのくらい日本人は海外情勢に鈍感である。

「社会主義国は仲がいい」は幻想

ベトナム人は中国が大嫌いである。ただし、ベトナムに赴任してきた駐在員などは、言われなければ、なかなかその事実に気づかない。なぜなら、ベトナム人が口に出して「中国人が嫌い」と言う機会が少ないからだ。それに筆者もそうだが、現在70歳以上の日本の老人にはベトナム戦争の記憶が残っている。

ベトナムは中国やソ連の援助を受けて米帝(アメリカ帝国主義)に勝利した。ベトナムと中国はどちらも社会主義国である、だから仲が良いはずだ。そのようにステレオタイプで考えてしまう。

しかし、社会主義国同士が仲が良い、というのは幻想である。そもそも「改革開放」に転じた現在の中国やベトナムを、もはや社会主義国と呼ぶことはできない。中国は1978年に改革開放路線に転じた。それに遅れること8年、ベトナムは1986年に改革開放路線に転じた。

ベトナムの改革開放路線は「ドイモイ」と呼ばれているが、これは「刷新」という意味のベトナム語であり、中国の改革開放路線とほぼ同じことを意味している。

両国は共産党が独裁政治を行っている資本主義国家である。それ以上でもなければそれ以下でもない。そんなベトナムと中国は、1979年に戦っている。中越戦争である。また現在も南シナ海の領有権を巡って争っている。それらは、ベトナム人が中国を嫌う理由の一つになっている。ただ、真の理由は、その歴史に根ざした民族感情にある。

反中感情を育てる戦争教育

ハノイを訪問する機会があるのなら、国立歴史博物館を訪ねることを勧める。そこからベトナムと中国の戦いの歴史を知ることができる。戦争に関する展示が多く、歴史博物館ではなく戦争博物館ではないかと思ってしまうほどである。

ベトナムの国立歴史博物館(ハノイ)(画像=Alistair Morrenger/PD-self/Wikimedia Commons

その博物館で、先生に引率された小学生たちが学芸員の説明を聞いているところに遭遇したことがある。子供たちは熱心に学芸員の話に耳を傾けていた。このように子供の頃から中国との戦争の歴史について教え込まれていれば、自然に反中になると思ったものだ。

日本では戦争教育ではなく「平和教育」と呼ばれ、原爆、東京大空襲、沖縄戦などが題材になる。授業ではその悲惨さが強調される。一方、ベトナムでは祖先がいかに中国と勇敢に戦い、独立を維持したかが誇らしげに語られる。日本とベトナムの戦争教育は大きく異なっている。

ベトナム人の中国嫌いを示すものとして、ローマ字の使用がある。ベトナムは中国文化の影響を強く受けてきた。ベトナム中部の都市フエは、ベトナム最後の王朝である阮(グエン)朝(1802-1945年)の都であったが、そこに行くとベトナムが中国の影響を強く受けてきたことがよく分かる。

ベトナムでは長らく漢字が使われてきた。役所の文書は漢文で書かれていた。そのため、独立前(第二次世界大戦以前)に教育を受けた人は、漢字の読み書きができた。建国の父ホー・チ・ミンも漢字を使っていた。だか、漢文だけでは不便であった。そこでベトナム語を表記するための方法が工夫されて、チューノムと呼ばれる日本の「かな」に似たものが作られた。

「漢字を捨てた民族」から日本への問い

しかし、ベトナム語は中国語に似て音調が多く、そのためにチューノムは「かな」よりも複雑なものになってしまった。

川島博之『ベトナムにはなぜパンダがいないのか』(扶桑社新書)

その結果として、チューノムは広く普及することはなかった。独立前まで知識人は、手紙などを書く際に漢字を使用していた。

現在のベトナムでは、17世紀にポルトガル人宣教師が作り、それをフランス人宣教師が改良した、ローマ字にレ点を付けた表記を用いている。これはChữ Quốc ngữ(チュ・クオック・グー=国語字)と呼ばれるもので、その読みは日本語の国語(コクゴ)と同じである。ベトナム語には日本語と同様、漢語に由来するものが多い。

ベトナムはフランスから独立した後に、表記法をチュ・クオック・グーに統一した。最大の理由はチューノムに比べて覚えやすく、民衆の教育レベルを上げるうえで有効と考えたからであろう。ただ、それを中国嫌いが原因と考えているベトナム人もいる。

あるベトナム人からこんな話を聞いた。

「ベトナム人は中国が嫌いだから漢字を使うのを止めた。現在はまったく使っていない。また中学や高校でも漢文を教えない。そのために現在はよほどの年配者でないかぎり、漢文は読めない。日本人はいまだに漢字を使っており、学校で漢文を習うと聞く。日本人は反中の高市政権を選んだが、心の底では中国を嫌っていないのではないか? 今は反中だが、時間が経てば、また親中に変わるのではないか?」

この質問に日本人はどう答えればいいだろうか。そんな話が出るほど、ベトナム人は中国を嫌っている。

B記事

南アジアには多くの中国系住民が暮らしている。タイは彼らを自国民として社会に取り込んだが、ベトナムは1970年代後半、各国の非難を浴びながら華僑100万人を国外へ追放した。両国はなぜ正反対の道を選び、その後、何が起きたのか。『ベトナムにはなぜパンダがいないのか』の著者、川島博之さんが解説する――。(第2回)

※本稿は、川島博之『ベトナムにはなぜパンダがいないのか』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。

大きな存在感を放った“ベトナムの華僑”

東南アジア経済を語るうえで、華僑は極めて重要な存在になっている。

ベトナム戦争が終わった1975年の時点で、南ベトナムの首都サイゴンのショロン地区には約100万人の華僑が住んでいた。当時のベトナム人口は現在の半分程度の4500万人だったから、人口100万人を擁する華僑の存在感は大きかった。

だが、ベトナムは、ベトナム戦争が終結した際に華僑を追い出してしまった。華僑は南ベトナム政府と商売をしている者も多かった。その考え方は資本主義的であり、北ベトナムの考えとは違っていた。北ベトナム軍がサイゴンを占領した時に、ショロン地区に住む華僑の約9割が国外に脱出した。

華僑と同様に、南ベトナム政府に協力した人々も追放された。陸路でカンボジアやラオスに逃げた人もいたが、小舟で南シナ海に乗り出した人々もいた。彼らはボート・ピープルと呼ばれたが、その何割かは船が沈んで命を失った。

このような非人道的な行為を行ったベトナムは、国際社会から強く非難された。北ベトナムが、戦争に敗れた南ベトナムの軍や政府の関係者を追い出したのは理解できなくもないが、なぜ華僑も追放したのであろうか。このことは今後の日本と中国の関係を考えるうえで重要な視点を投げかけている。

世界に5000~6000万人、半数が東南アジアに

日本では華僑について語られることが少ないので、ここでは華僑について概説してみたい。

「華僑」と呼ばれる人々は、全世界に5000万人から6000万人いると言われ、その約半分が東南アジアに住んでいる。海外に在住する中国人のことを一般に「華僑」と呼ぶが、学術的には、中国の戸籍を保有している者を「華僑」、現地の国籍になった者を「華人」と呼ぶ。ただ、このような区別はあまり意味がない。海外で暮らす中国系の人々を「華僑」と呼んで差し支えないと思う。東南アジアに住む華僑の合計は2300万人にもなり、特にタイやマレーシアに多い。

華僑とは、清朝末期から中華人民共和国が成立した頃までに海外に渡ってきた人々とその子孫である。現在はその子や孫、曾孫の時代になっている。華僑は2世代目、3世代目になっても中国語を話す。この点において、戦前、米国や南米に渡った日本人移民の末裔とは大きく異なっている。

日本からの移民の子孫は、その多くが日本語を話せない。それはペルーの大統領になったアルベルト・フジモリ氏や、『歴史の終わり』を書いて有名になった米国のフランシス・フクヤマ氏を見ればよく分かる。

中国が清朝末期から中華民国だった頃、タイを除く東南アジア諸国は欧米の植民地だった。当時の東南アジアは人口が希薄であり、現地にあった欧米の企業は、中国から渡ってきた人々を労働力として喜んで雇用した。その噂を聞いて中国から東南アジアに移り住んだ人も多い。

また、東南アジアで商売を行って一旗揚げようと渡ってきた中国人もたくさんいた。1949年以降になると、中国が共産化したために居場所を失い、東南アジアに逃れてきた人たちもいる。

居場所を失い、中国を追われた人々

華僑は福建省や広東省潮州(ちょうしゅう)の出身者が多い。その中には客家(ハッカ)と呼ばれる人々が含まれている。客家は中国人ではあるが独自の文化を有し、戦乱を逃れて中原(ちゅうげん)から福建省周辺に逃げのびてきた人々とされる。

日本では華僑を、中国政府が外国に派遣した人々と考える向きもあるが、それは間違いである。華僑は中国を追われた人々である。中国では貧しくて生きていけなかった。または共産党に追われて逃げた。そんな人々だ。

古い世代の華僑は本能的に共産党を嫌う。現在でも北京の共産党に従う気にはなれない。だから、華僑を中国共産党の手先と考える必要はない。とはいえ、古い世代は中国語を話し、中国には愛着を持っている。

若い世代は、中国語が苦手な人もいるが、それでも多くが儒教を信じるなど、生活様式は中国的である。しかし、若い世代の華僑の中には、中国が米国と肩を並べるまでの超大国になったために、共産党と良好な関係を築いて上手に商売をしたいと思う人も多い。

東南アジアでは、経済的に成功している華僑が多い。それは華僑が東南アジアの人々に比べて数字に明るく、商売が上手なためである。金融業に従事している華僑も多い。この辺りは、中世ヨーロッパでユダヤ人が、キリスト教徒が嫌った金融業に従事していたことに似ている。東南アジアの華僑のあり方は、ヨーロッパにおけるユダヤ人に似ているところがある。

タイで行われた同化政策

ここでタイの華僑について見てみよう。統計では、タイは華僑人口が最も多い国とされる。だが、タイで華僑は目立つ存在ではない。それは1930年代に、華僑に対して強制的な同化政策が行われたためである。

1932年にタイで立憲革命が起こった。革命は成功して、留学経験がある若い軍人や官僚で構成されたピブン・ソンクラーム政権が樹立された。ピブン政権(第1次:1938-44年)は軍事政権的色彩が強く、国粋主義的な政策を行った。それはナチスや日本の軍国主義が台頭した時代であり、フランス留学の経験があるピブン・ソンクラームは、そんな世界の風潮を敏感に感じ取っていた。

プレーク・ピブーンソンクラーム(画像=Ministry of Defence of Thailand/PD-Thailand/Wikimedia Commons

ピブン政権は華僑に対して、タイ社会への同化を強く求めた。具体的には華人学校の閉鎖、漢字の使用禁止、華人のタイ風の名前への変更を強制した。タイに中華街を作ることも禁じた。タイにいた華僑は、さほど抵抗することなく同化政策に応じた。

当時の華僑にとっては、生きることの方が重要であり、自分たちを追い出した中国には、それほど未練を持っていなかったのかもしれない。

その結果、現在、タイの華僑が「自分は華僑だ」と名乗るケースは少ない。タイの華僑はその多くがタイ人と混血を繰り返して、タイ社会に同化してしまった。

ただ、タイへの強制的な同化は新たな問題を引き起こした。それは華僑が経済的に成功していたケースが多く、成功した華僑がタイの王族や貴族などの周辺者と姻戚関係を結ぶケースが増えたからである。

王室の周囲に中華系が増えた

現在のタイの政局を語るうえで欠かせない「黄色シャツ」と「赤シャツ」の対立も、この華僑と王族の関係を知ると理解しやすい。

タイ族のルーツは中国の南部にあるとされる。1000年ほど前まで中国南部に暮らしていた人々が南下して、現在のカンボジア人に連なる人々(クメール人)を追い出して、タイ(スコタイ)を作った。

そんなルーツがあるために、タイ人には中華文明に対する憧れがあった。タイの王様は愛人を持つ場合に、中国から来た女性を選ぶことが多かった。王室の経済が中国との間の朝貢貿易に支えられていたために、政治的・経済的な利益を考えてのことだった。このような理由から王室の周辺に中華系の人々が増えた。

中国の皇帝のカラーもタイ王室のカラーも黄色である。タイ王室が黄色を好む理由は、プミポン前国王(ラーマ9世)が月曜日生まれであり、月曜日の色が黄色であるためとされる。

また、仏教において黄色(またはサフラン色)が高貴な色(僧侶の衣など)として扱われるためでもある。

同化政策が社会の分断につながった

この数年、黄色シャツと赤シャツの対立は沈静化したようだが、それでもタイ社会には厳然とした黄色シャツと赤シャツの対立構造がある。

川島博之『ベトナムにはなぜパンダがいないのか』(扶桑社新書)

黄色シャツは、バンコク周辺に住む富裕な支配階層がその基盤である。一方、赤シャツの構成員は東北の農民が多い。赤シャツはタクシン元首相を支持しているが、タクシンもまた客家系華人である。実は、黄色シャツも赤シャツも、その指導層は中華系にルーツを持っている。

タイでは、華僑が現地人と直接対立しているわけではない。しかし、華僑の同化政策がタイ社会の分断につながってしまった。タイが華僑に対して同化政策を強要したことは、約100年を経てタイに分断をもたらす原因になった。

日本人が気づくことは少ないが、東南アジアに住む人々は肌感覚でこの事実に気がついている。もちろんベトナム人もその経緯をよく知っている。ベトナム人が華僑を警戒し、サイゴンを占領した際に彼らを追い出した理由の一つが、ここにある。

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A『渋谷のタワレコが大人気!?……治安でも忍者でもない、3倍以上に急増した訪日アメリカ人が感動する「日本の遺物」とは』、B『原宿、表参道、川崎にヴィンテージ・ファッションを求めて殺到……「日本の過去」を買い漁る訪日アメリカ人の深い価値観』(8/7現代ビジネス シェリー めぐみ)について

8/9The Gateway Pundit<Senator Marsha Blackburn: “Interesting – Every Single Democrat Voted Against Voter ID, Even Though 83% of Voters Want It” (VIDEO)=マーシャ・ブラックバーン上院議員:「興味深いことに、有権者の83%が望んでいるにもかかわらず、民主党議員全員が有権者ID制度に反対票を投じた」(動画)>

民主党議員の方が不正選挙に手を染めているのが多いということ。分かり易い。

マーシャ・ブラックバーン上院議員は、マリア・バーティロモが司会を務める番組「サンデー・モーニング・フューチャーズ」に出演し、テネシー州知事選に向けた自身の選挙活動について語った。ブラックバーン氏は共和党の候補者であり、先週の予備選で勝利した民主党のジェリ・グリーン氏と本選で対決する。

「テネシー州選出のマーシャ・ブラックバーン上院議員、ようこそ。おめでとうございます、上院議員」とバーティロモ氏は述べた。

「ありがとうございます。大変光栄なことです。共和党から知事候補として指名されたことに、心から感謝し、身の引き締まる思いです。11月の選挙での勝利を楽しみにしています」とブラックバーン氏は述べた。

「テネシー州の皆さんは、私がこれまで皆さんのために成果を上げてきた実績があることを知っています、マリア。犯罪と闘い、メンフィスをより安全な街にするために尽力してきたこと、テクノロジーに取り組み、子供たち、親たち、そして私たちの家族を守ってきたことなど、どれも私の実績です」とブラックバーン氏は続けた。

「テネシー州は、米国における原子力エネルギーのリーダーとなるべき場所です。ですから、知事としてテネシー州民のために、その経験を活かしていきたいと考えています」とブラックバーン氏は述べた。

「上院では一体何が起きているのか?SAVE America Actに対する反発がどのようなものなのか、説明してもらわなければならない」とバーティロモ氏は尋ねた。

8月第1週の後、米上院は9月中旬まで休会に入るが、米選挙を救うための非常に人気のある「SAVE America Act」は可決されないままとなる。

「それら全ては9月に片付けなければなりませんね。週末に何ができて、何ができなかったのか、教えていただけますか?」とバーティロモは尋ねた。

「トランプ大統領が任命した候補者の95%が承認されました。手続きは完了しました。これはトランプ大統領と政権にとって朗報です。また、政府機関閉鎖を回避するための継続予算決議も可決されました」とブラックバーン氏は述べた。

「投票に行く際に身分証明書を提示するだけでよいという案について、本会議で採決が行われた」とブラックバーン氏は述べた。

「我々はSAVEアメリカ法案を細分化して、一つずつ検討していく必要があると考えている」とブラックバーン氏は続けた。

「興味深いのは、米国民の83%、民主党員の71%が身分証明書の提示を義務付けるべきだと考えているにもかかわらず、民主党員全員が身分証明書の提示に反対票を投じたことです。しかし、私たちはこの義務を継続することに尽力しています。身分証明書を提示すれば、あなたが市民であることを証明できるのです」とブラックバーン氏は説明した。

「私の法案は、各州が有権者名簿を国土安全保障省のSAVEシステム(国内にいるが市民権を持たない人々のリスト)と照合することを奨励するものです」とブラックバーン氏は続けた。

https://x.com/SundayFutures/status/2086460412531298811/video/1

https://www.thegatewaypundit.com/2026/08/senator-marsha-blackburn-being-republican-nominee-governor-tennessee/

8/10阿波羅新聞網<长崎市长犯众怒!台湾拒绝受辱 日网友怒轰“中共奴才”= 長崎市長が国民の怒りを招く!台湾は屈辱を拒否、日本のネットユーザーは「中共の奴僕」と激しく非難>

長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典において、外交上の問題が発生した。台湾の対日窓口機関である台湾の李逸洋駐日代表は、外交団の席から外されたことに抗議して出席の格を下げ、長崎市が中共の意向に屈して台湾を小さく扱ったと批判した。この出来事は日本の主要メディアでも取り上げられ、読売新聞は「中共の意向に屈した」という見出しを掲げた。その後、長崎市の鈴木史朗市長のSNSアカウントには多数の日本のネットユーザーが押し寄せ、「台湾に対して失礼だ」と怒りの声を上げ、さらには「中共の奴僕」と激しく非難する事態となった。

長崎市長は、中共は欠席しているというのに、なぜ中共の意向を忖度するのか?

https://www.aboluowang.com/2026/0810/2418915.html

8/10阿波羅新聞網<中国人看到这数据 真的不敢深想=中国人が直視を恐れるデータとは?>

中国の嘘の統計は、中国人は誰も信じていない。

https://www.aboluowang.com/2026/0810/2419051.html

8/10阿波羅新聞網<后果不堪设想:苹果开始用中共芯片?—挑战美方管制?传苹果已用上中国芯片 重蹈覆辙=結果は想像に耐えられない:Appleは中共製チップを採用か? ― 米国の規制に挑む? Appleが中共製チップを使用し、過去の過ちを繰り返すとの報道>

アポロネット王篤若の報道:Appleが「レッド・チップ(中共製チップ)」を試験採用か? 関係者談:iPhoneやMacBookに中共CXMT製を使うかもしれない。

関係者によると、AI(人工知能)ブームに伴うメモリ不足に対応するため、AppleはiPhoneやMacBookなどの製品ラインにおいて、中共企業CXMT(長鑫存儲技術)製メモリチップをテストしている。

WSJ紙は9日、関係者の話として、Appleが中国で販売される一部のデバイスへの採用を目指し、部品供給に関してCXMTとの予備交渉を開始したと報じた。Appleは、この中共企業との取引についてWHの承認を得たい考えである。AI関連企業からの需要増大によりメモリチップのコストが上昇しているため、Appleは世界的に製品価格を引き上げている。中国のサプライヤーから生産能力を確保することは、このiPhoneメーカーが供給難を緩和する助けとなる。

アポロネット王篤然評論員は次のように指摘した。「Appleのこの道は、本質的に『古いシナリオの続編』である。かつてAppleは生産ラインを全面的に中国へ移転させ、サプライチェーン、受託製造業者、精密製造技術のすべてを中国へ波及させた。これは客観的に見て、中国の携帯電話産業が飛躍的に発展する手段を与えたことになり、最終的には華為や小米といったブランドが世界市場でAppleと直接競合し、市場シェアを奪う事態を招いた。つまり、Appleが自らの手でライバルを育ててしまったという教訓的な事例なのだ。そして今、Appleは米国防総省によって人民解放軍関連企業に指定された企業から、中核部品を調達しようとしている。これはもはや単なるサプライチェーンのリスクではなく、安全保障上のリスクである。スマートフォンの中核部品が米国防総省に名指しされた企業から供給されるとなれば、遅かれ早かれ消費者がその代償を払うことになるだろう」。

王篤然はこう結論づけた。「かつてAppleはライバルブランドを育てたが、今回はライバルのチップを育てようとしている」。

アップル経営者は覇権の行方について考えられないのか?

https://www.aboluowang.com/2026/0810/2418960.html

8/10阿波羅新聞網<伊朗最高机密搞砸了! 官方紧急灭火—伊朗官媒露馅:”最高领袖影像”竟是旧纪录片,官方紧急灭火=イランの極秘情報が波紋!イラン国営メディアが火消しに奔走:「最高指導者の映像」は過去のドキュメンタリーと判明>

アポロネット王篤若の報道:イラン国営メディアが火消しに奔走:「最高指導者の映像」は過去のドキュメンタリーと判明。

イランの準公式メディアが昨日公開した12秒間の動画には、最高指導者モジタバが当局者と対面する様子が映っていたが、その映像は過去のドキュメンタリーからのものであることが判明した。イラン国営メディアは本日、急遽声明を発表し、ペゼシュキアン大統領が7月末に実際にモジタバと会談したことを強調するとともに、イラン軍高官らが将来的にモジタバの実際の映像を公開すると約束したことを明らかにした。

興味深いことに、モジタバの状況に関するペゼシュキアンの発言は一貫性がない。7/21には、モジタバとの交流が「増加している」と述べていたが……しかし8月上旬に入ると、彼は「モジタバへの接触は極めて困難だ」と発言を翻した。一方では「懐疑派の鼻を明かす」べく具体的な映像証拠を提示すると主張し、もう一方ではトップであるはずの大統領自身が最高指導者の所在や健康状態さえ答えられない――イラン当局による「デマ否定の広報キャンペーン」は、かえって事態を悪化させているようだ。

神権独裁も中共独裁と同じく、嘘放送ばかり。

https://www.aboluowang.com/2026/0810/2418894.html

シェリー氏の記事では、訪日米国人の数が3倍以上になったと。これに対し、中共国は出入国管理を厳しくして、自国民の海外渡航を制限する動きが出ている。自己中の中国人が訪日するのが減れば、観光客は落ち着いて観光できる。中国人の減った分は営業努力して他の国から来てもらうようにすればよい。

米国人は日本の時間の正確さや、古いものを大事にする、受けた恩は忘れない点を気に入っているようです。日本人は中国人とは正反対。8/9TV東京『なんでも鑑定団』(4/28放映の再放送)で京都府立植物園が持っている本草綱目は本物で明の時代の初版本(金陵本)で、全52巻の内46巻+序目巻+図巻があり、1億円の価値があると。古いものを大切にしてきた証拠。

円安で外国人から見れば、安く物が買えるのも魅力なのでしょう。ただ、不動産や文化的価値のある物が安く買われるのは、抵抗を感じる。外国人の購入には制限をつけるべきでは。

A記事

訪日アメリカ人が10年で3倍以上に……

日本を訪れる外国人が止まらない。

2025年の訪日客は4270万人。過去最高を更新した。

なかでも勢いが目立つのがアメリカ人だ。2015年には年間約103万人だった訪日客は、2025年には約330万人。10年で3倍以上に増えた。

photo by iStock

そしていま、アメリカの若者が最も熱い視線を送る旅行先の一つが日本だ。アメリカン・エキスプレスの旅行データでは、Z世代とミレニアル世代による日本への予約は2019年から1300%も増えている。

なぜ、それほど日本なのか。

円安だから。治安がいいから。アニメや忍者が好きだから。

もちろん、それもある。

しかし今回、20年ぶりに日本を訪れたアメリカ人の夫や、日本が大好きで何度も訪れているZ世代の話を聞いているうちに、別の理由が見えてきた。

彼らが東京で見ているのは、日本人が考える「日本らしさ」とは少し違う。

アメリカが実現できなかった未来。そして、アメリカが捨ててしまった過去。その両方が、東京には残っているのだ。

公共交通機関はボロボロ

「トイレに入ったら自動的に蓋が開いたよ!」

アメリカ人の夫がニコニコしながら出てきた。

「さすが日本、すごいテクノロジーだ」

日本人から見ると、そのくらいテクノロジーのうちに入らないだろう。

そもそもAI先進国アメリカでは、自動運転のタクシーだって走っている。宇宙開発でも世界をリードする。日本よりもっと先を行っているイメージがあるのではないだろうか?

しかし彼らの目には、なんでも買える自動販売機、地下鉄のホームドア、何度乗り換えても運賃を計算してくれるPASMO、時間通りに静かに発着する新幹線まで、すべてがニューヨークにはない先進的なテクノロジーとして映る。

なぜなら、テクノロジー大国アメリカでは、市民が日常利用する公共交通機関はボロボロだからだ。

例えばニューヨークの地下鉄は、エスカレーターもエレベーターも無い駅の方が多い。公衆トイレもまず見つからない。線路ばかりかホームにネズミが走っていることも珍しくない。

車社会というのはもちろんある。みんなが使う公共交通機関より、個人が自由に移動できる車という手段を優先したとも言える。しかし、市民の主要な足が地下鉄のニューヨークですらこうだ。
「世界を変える技術」を作る国では、短期的な大企業の利益優先で、回収に時間がかかるインフラは後回しになりがちだ。

市民の通勤を少し安全にする。駅にエレベーターをつける。電車を時間通り走らせる。そんな「毎日を少し楽にする技術」は、必ずしも優先されてこなかった。

だからアメリカ人の目には、東京が驚くほど未来的に見える。

驚いているのは、テクノロジーそのものではない。それが、普通の人のために使われていることなのだ。

ホームドアは「ただの柵」

実はニューヨークには、ホームドアに関して笑えないエピソードがある。

2022年、地下鉄ホームで市民が突き落とされて死亡する事故が発生した。そこで巻き起こったのが「東京も含め世界の地下鉄にはホームドアがあるのに、なぜニューヨークにだけないのか?」という論争だ。しかし交通局は「この街の地下鉄システムは、ほとんどが100年以上前のままなので、ホームドア設置は難しい」と反論。

そこで登場したのが、現在一部の駅で見られる金属製のフェンスだ。開閉するホームドアではなく、乗降口だけを空け、その間を柵で塞ぐ。いわば、世界標準のホームドアを簡略化した「苦肉の策」だ。

結局、ニューヨークがたどり着いたのは、ただの金属の柵だった。

これは長年公共インフラの更新を後回しにしたツケだ。

ニューヨーク・タイムズスクエア駅のホームドアは金属柵/筆者撮影

こうした車中心の社会とは違う暮らしを求めているのが、Z世代でもある。

公共交通の整った、車に依存しない街への憧れは、若者ほど強い。背景の一つに環境への意識がある。Z世代の85%が、もっと環境に優しい交通手段を増やすことが重要だと答えている。

彼らの目には、東京はアメリカが実現できなかった未来を実装した都市に見えている。

しかし東京の不思議さは、それだけではない。未来へ進みながら、古いものも残している。その奇妙な街の姿が、最もよく見える場所が渋谷だ。

タワーレコードが人気の理由

海外から東京に来る人に最も人気があるのが渋谷だ。

東京都の最新の調査では、訪都外国人の60%が渋谷を訪問。2022年から4年連続で、訪問先1位となっている。

夜のスクランブル交差点は、携帯でビデオ撮影しながら渡る外国人で溢れかえっている。

どの方向にも渡っていいという初めての体験に戸惑いながら、前から、斜めからくる人にぶつかりそうになりながら、彼らはカルチャーショックを楽しんでいる。

この近くにある人気スポットがタワーレコードだ。

photo by iStock

アメリカで生まれたタワーレコードは、米国内の直営店舗は2006年に全店閉店した。CDからデジタルへの転換が早かったアメリカでは、同じ時期に大型店が次々に閉店している。

それが渋谷ではいまだに巨大な文化拠点として生きているのが、アメリカ人にとっては大きな驚きなのだ。ここでシティポップや日本語の帯付きの80年代洋楽レコードなどをお土産に買うのが人気らしい。

ディーン&デルーカも同じだ。ニューヨーク発の高級グロサリー・ブランドが、本国からは撤退したのに、日本では洗練されたライフスタイルとして生き延びている。

アメリカ人から見ると、それは奇妙で、少し切ない。自分たちの文化の亡霊が、東京で丁寧に保存されているように見える。

なぜアメリカ人はハチ公前で写真を撮るのか

もう一つ、彼らが渋谷で必ず訪れるのが、ハチ公の像だ。

像を取り囲むように行列ができている。ハチ公とツーショットを撮るためだ。

ハチ公前では連日、外国人が行列をつくって記念撮影/筆者撮影

日本人にとっては、あまりに見慣れた像が、なぜ今人気なのだろう?

ハチ公を知るきっかけが、リチャード・ギア主演の2009年の映画『HACHI 約束の犬』だという人は多い。ただSNSや観光ガイドで見てきたという人もいる。愛らしい秋田犬がいつまでも飼い主を待ち続けるという物語が、国境を超えて人の心に届いているのだ。決して新しいとはいえない、人間と犬の物語。それが林立する高層ビルの影にひっそりと佇む。そのコントラストは、新しさの中に古さを静かに残す、東京という街を象徴している。

こうした風景に触れて、アメリカ人が感じるのはどこか懐かしい感情だ。

東京を歩いていると、自分たちの国が実現できなかった未来に出会う。そして、自分たちが捨ててしまった過去にも。

ホームドアのある駅。時間通りに来る電車。

今も巨大なタワーレコード。

高層ビルの谷間で、主人を待ち続ける一匹の犬。

アメリカが、もし別の道を選んでいたら、こんな世界もあったかもしれない。

彼らは東京を歩きながら、無意識にそう感じているのではないか。

だからこそ、「なぜかわからないけれど、日本が好き」という感情になるのだ。

【後編記事】『原宿、表参道、川崎にヴィンテージ・ファッションを求めて殺到……「日本の過去」を買い漁る訪日アメリカ人の深い価値観』へつづく。

B記事

東京はヴィンテージの宝の山

前回の記事『渋谷のタワレコが大人気!?……治安でも忍者でもない、3倍以上に急増した訪日アメリカ人が感動する「日本の遺物」とは』では、10年間で3倍と爆発的に増えた訪日アメリカ人が、東京の電車や街の便利さに「自分たちが失った未来」を見つけていると書いた。

しかし、日本でアメリカ人が夢中になっているのは、未来だけではない。むしろ彼らが買い漁っているのは、日本の「過去」だ。

「東京に行ったら、ヴィンテージのバッグをチェックしたい」

旅行前、夫からそんなリクエストがあった。

どうやらファッション好きの友人に勧められたらしい。ただしその友人は東京に行ったことはない。

「東京ではいいヴィンテージがお手頃価格で手に入る」

そんな評判がアメリカで広がっているのだ。

日本のカサノバ ヴィンテージには海外セレブも訪れる/筆者撮影

その理由は、ただの円安ではなかった。

<東京はヴィンテージ・ファッションの宝の山だ>

そう表現したのは、アメリカ発の世界的ファッション・ライフスタイル雑誌の「ヴォーグ」だ。<他にはないシャネルやディオールの一点物を見つけるのは、決して難しくない>と大絶賛されている。

ならば、行ってみるしかない。

まずは紹介されていた原宿、表参道のアモーレ・ヴィンテージ。<アーカイブのシャネルバッグが豊富>と書かれていた通り、定番のキルティング・フラップバッグをはじめ、様々な年代やデザインのシャネルが目を引く。

次に、すぐそばのカサノバ・ヴィンテージ。ビヨンセやキム・カーダシアンが訪れたことで知られる店だ。小規模だが厳選された商品が、まるで博物館のようにウィンドーに収められている。

ヴォーグが薦めるのは、都心の有名店だけではない。川崎のブック・オフ・スーパーバザールは、豊富な品ぞろえがTikTokで話題になったという。私たちも足を延ばしてみた。

確かに、ヴィンテージのルイ・ヴィトンやシャネル、フェンディなどがずらりと並ぶ。コンディションによっては大幅に値引きされた商品もある。英語や中国語を話せる店員さんもいて、外国人客が多いことを窺わせた。

保存状態のいいブランドバッグが残る理由

東京のヴィンテージは、ニューヨークに比べて安い。円安の影響もあり、同じクラスのヴィンテージ・バッグが、東京ではアメリカより2〜3割安く見つかることもある。

しかも魅力は価格だけではない。

東京には、アメリカなら高値がつくような保存状態のいいバッグが、まだ大量にある。つまり掘り出し物が見つかる。

ファッションサイト「WHO WHAT WEAR」でも、質、保存状態、セレクトの巧みさ、そして、「こんな限定品まで見つかるのか」という品揃えの細かさ。そのすべてが桁違いと絶賛している。

ではなぜ、日本にはこれほど状態のいいブランドものが大量に残っているのか。

イギリスの経済紙「ファイナンシャル・タイムス」が理由の一つとして挙げるのが、日本人の物持ちの良さだ。丁寧に扱い、良い状態で保管する。箱や購入時の証明書まで一緒に保管していることも多い。そのため<市場に出てくる商品の品質が高い>と評価している。

そして、そこに重なったのが、バブル時代の大量消費だ。

<バブル経済が日本に新たな富裕層を生み、ヨーロッパの高級ブランドを買うことが中間層の日常的な消費として定着した>と分析するのは、高級ブランド業界向け専門情報メディアの「ラグジュアリー・ソサエティ」だ。

1980年代から90年代にかけて、日本人は世界中でシャネルやルイ・ヴィトン、エルメスを買った。

そして捨てなかった。

ファイナンシャルタイムスはこう付け加える。

<30年以上たった今、この国は家計にかなりの圧迫を感じており、より豊かだった時代に買った物を現金化する方法を探している>

30年以上たった今、それらがクローゼットから中古市場へ流れ出している。かつて日本人が海外へ行って買ったブランド品を、今度は外国人が東京へ来て買っているのだ。

日本のあの企業もNYに進出

その一方で、日本の中古衣料店の海外展開も活発になっている。

代表例が、総合リユースショップ「2nd STREET」を運営するセカンドストリート社だ。ニューヨークではSoHoやチェルシーなど、一等地に次々と進出している。

私も、ふと足を止めて入ってみた。

NYに出店した2nd street/筆者撮影

店内には、コム・デ・ギャルソンやヨウジヤマモトなどの日本ブランドから、シュプリーム、バレンシアガ、ルイ・ヴィトンまで服や小物が並んでいる。ブルックリンなどにある大型古着店とは違い、日米のヴィンテージを選び抜いて並べたセレクトショップのような雰囲気だ。

英語圏のファッションメディアは、日本式の中古店について、<高品質な中古衣料とアクセサリーを厳選した品揃え>さらに、<細部にまで行き届いた、徹底したこだわり>が特徴だと評価している。

きれいな状態で残され、年代やブランド、デザインによって選別され、もう一度、価値ある商品として店頭に並ぶ。ただの「古着」ではない。時間を経たこと自体に価値を見いだす「ヴィンテージ」なのだ。

第二の人生を与えることが気持ちいい

興味深いのは、こうした価値観が、今のアメリカの若者の感性と絶妙なタイミングで重なったことだ。

Z世代の58%は、新品より中古品を優先して買うという調査もある。背景には、使い捨てやファストファッションへの反発、そして環境意識がある。

しかし、それだけではない。

eBayの世界調査では、68%が中古品について、<物に第二の人生を与えることが気持ちいい>と答えている。

リメイクやアップサイクルが日常になったZ世代にとって、中古品はもはや「新品を買えない人の選択」ではない。むしろ、時間を経た物に新しい価値を見つけること自体が、ひとつの感性になっている。

興味深いのは、かつて大量消費の象徴だったバブル時代の商品が、今ではサステナブルな消費を求める若者たちの「宝」になっていることだ。

日本人が豊かさの象徴として買い集めたブランド品を、今度はアメリカの若者が「時間を経た価値」として選んでいる。

そう考えると、ニューヨークの一等地に日本のヴィンテージショップが並ぶ光景が、少し皮肉で、特別な意味をもって見えてくる。

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