7/11WHよりのメール「
FIVE STORIES PRESIDENT TRUMP DOESN’T WANT YOU TO MISS
Education Secretary Betsy DeVos Wants Schools Open Full-Time This Fall
—Chicago Tribune
“Ultimately, it’s not a matter of if schools need to open, it’s a matter of how. School must reopen, they must be fully operational. And how that happens is best left to education and community leaders,” Education Secretary Betsy DeVos told governors this week. On Tuesday, President Trump held a White House summit on reopening schools this fall.
China Never Reported Existence of Coronavirus to World Health Organization
—The Washington Free Beacon
“Contrary to claims from both Chinese officials and the World Health Organization, China did not report the existence of the coronavirus in late 2019, according to a WHO timeline tracking the spread of the virus. Rather, international health officials discovered the virus through information posted to a U.S. website,” Adam Kredo reports.
Last Week’s Jobs Report Was Good. Here’s Why the July Report Will Be Even Better in Spite of Pandemic Fears.
—Yahoo Finance
“The June employment report from the [Bureau of Labor Statistics] showed an increase of 4.8 million jobs,” Yahoo Finance reports. Now, “daily job listing data, especially in the retail and hospitality sectors,” indicate that July could be an even stronger month for job growth.
Trump Committed to Helping Hispanics Create Prosperity Through Business, Education
—Miami Herald
“As the daughter of first-generation Mexican Americans born in a working-class community in Chicago, I know firsthand how important opportunity is in promoting upward mobility and achieving the American Dream,” writes U.S. Small Business Administrator Jovita Carranza. And creating such opportunity is the “central goal” behind an executive order on Hispanic prosperity that President Trump signed Thursday.
The Media’s War on Words
—National Review
“Every time some new correct-speak emerges, CNN and all the media will participate in browbeating us into subservience. Progressive pundits will laugh off concerns about the Orwellian slippery slope. And all of them will immediately sign on to the next round of rhetorical groupthink and further degrade clear language and clear thinking,” David Harsanyi writes. 」(以上)
7/11希望之声<中共掩盖中共病毒疫情! 专家证人逃亡来美=中共は中共ウイルスの蔓延を隠蔽!専門家の証人は米国に逃亡>「私は彼らに真実を伝えなければならない。私は正しいことをしているので、彼らに教えたい、“私を中国に戻らせないで、Covid19の真相を明らかにするために私はここにいる・・・私を守ってください、そうしなければ中国政府が私を殺すでしょう”」と。 4/28、ロサンゼルス国際空港で、香港大学公衆衛生学ポスドク研究員である厳麗萌(Limeng Yanの音訳)を尋問した税関職員が語った。
「フォックスニュース」との独占インタビューで、厳女史は記者団にこう語った。「これは政治とは関係がなく、世界中の人々が生き残ることができるかどうかに関係している」
中共ウイルスを研究し、隠蔽された疫病を見つける
フォックスニュースの独占レポートによると、厳女史は香港大学のウイルスと免疫に関する研究者で、2019年末から学部長のLeo Poon教授の指導の下、中共ウイルス(COVID19)の調査と研究を始めた。彼女はウイルスを研究した最初の研究者の一人であった。「中国政府は、香港を含む海外の研究者にウイルスの研究を許可することを拒否したので、友人に情報を求めた」と語った。
厳博士のHKU ID。(ビデオのスクリーンショット)
厳女史は、同じ専門家たちとSNSで交流し、このグループの人達は、受けた教育と仕事は似ているが、中国各地で働いている。中国疾病対策センターの友人は、2019年12月31日にウイルスは人から人へと感染したと彼女に話した。これは中国とWHOが発表した1月22日よりほぼ1か月早い。
彼女はすぐに状況をLeo Poon教授に報告した。教授は彼女に研究を続けるように言った。
突然、彼女のグループの誰もウイルスについて話ししなくなった。「この話題について、もう話せないが、マスクは持っていく必要がある」と誰かが言った。
その後、人から人への感染が急速に始まり、感染者の数は指数関数的に増加した。「タイムリーに診断および治療されていない患者は非常に多くいる。病院の医師は恐れているが、CDCの人も怖いとは言えない」と厳女史は述べた。
それで彼女はLeo Poon教授に状況を報告した。教授は言った:「何も言わないでください、注意してください。(政府の)レッドラインを踏まないでください。(そうしなければ)問題が発生して、消される」と。
厳女史は、研究所の副所長であるMalik Peiris教授は状況を知っていたが、何もしなかったと述べた。
厳女史はがっかりしたが、意外ではないと言った。「私はこうなることをとっくに知っていた。WHO等の国際組織、中国政府、中共の腐敗を知っているので、基本的にそれを受け入れたが、これらの誤った情報が世界に広まるのは望ましくない」
彼女の報告は何ら反応がなかったが、厳女史は個人的および専門的なリスクを負って真実を伝えることを決心した。「私は彼らが内部告発者をどのように扱うか知っている」と厳博士は言った。
真実を語ることを決心し、逃げることを余儀なくされた
真実を明らかにしようと決心すると、厳女史はすぐに、自分の生活や周りの人々が影響を受け始めていると感じた。インターネットの有名人であるルターと話をした後、ルターは自分の安全を心配する必要がない米国またはその他の場所に行き、発声できるプラットフォームがあるところにと提案した。
しかし、彼女の新婚の夫が彼女とルターと電話で話していることを知ったとき、事態は複雑になった。彼女の夫は彼女と同じ研究室にいる。厳女史はフォックスニュースに、夫が一緒に行くことを祈ったが、夫はとても怒っていたと語った。「彼は私をおかしいと責め、私が彼の自信を台無しにするつもりだと言った・・・彼は、彼ら(中国政府)が私たち全員を殺すと言った」
何度も考えた後、彼女は一人で去ることに決めた。彼女は4/27にこっそり航空券を予約した後、簡単な身なりで、監視カメラを慎重に避けて香港大学キャンパスを出た。
彼女はパスポートと財布だけを持って、愛する人達を残して出た。捕まったら刑務所に送られ、さらに悪い場合には行方不明になることを知っていたからである。
米国政府による検証
ロサンゼルス国際空港では、彼女の飛行機が着陸した後、税関を通過した際に税関当局が彼女を止めた。彼女が行路上ずっと心に抱いた言葉はすべて出てきた。彼女は当局に対し、中共ウイルスの流行の目的、自分自身の懸念と恐れを明らかにしたいと語った。彼女は当局に保護するように要請した、さもなければ「中国政府は彼女を殺すだろう」と。
「フォックスニュース」によると、FBIの捜査官が厳女史に数時間インタビューした。FBIは厳女史のFoxニュースに対する証言を認めも否定もせず、厳女史にインタビューしたとだけ述べた。
しかし、厳女史は、山東省青島にいる彼女の家族や友人は、米国に来た後に尋問されたと語った。青島当局は青島で彼女の家を捜索し、彼女の両親を尋問した。彼女が両親に連絡したとき、彼女の両親は彼女にすぐに家に帰るように頼み、彼女は自分で理解できないことをしていると彼女に話し、彼女が中共に対立するのをあきらめることを祈った。
香港大学の公衆衛生学部も彼女の関連するウェブページと記録をすばやく削除し、パスワードを変更して彼女のメールアカウントにアクセスした。同時に、厳女史は香港大学の職員ではなくなったとメディアに語った。
駐米国中国大使館はまた「フォックスニュース」に言った:私は厳女史を知らない。しかし、中国のウイルス流行に対する中国の対応は迅速かつ効果的であると。
厳博士は中共による疫病隠蔽の証人である
「フォックスニュース」との独占インタビューで、厳女史は記者団にこう語った。「これは政治とは関係がなく、世界中の人々が生き残ることができるかどうかに関係している」
厳女史の情報によると、中共の疾病対策センターは、中共ウイルスが人から人へと感染することを少なくとも2019年12月末に知っていたが、彼らとWHOは1/22までそれは発表されなかった。
さらに、厳女史が働いていた研究室の責任者であるLeo Poon教授と副所長のMalik Peiris教授も、厳女史が知っている最も重大な状況を同時に知っていた。Malik Peiris教授はWHO感染症の専門家で、且つコンサルタントであり、Malik Peiris教授はWHOに早くに話したと考えている。しかし、WHOはこの情報を1/22より前に公表しなかった。
厳女史はまだ米国政府による調査の段階にあるが、香港大学のデータ削除のスピードと、香港大学が現在削除する能力を持たないコンテンツによると、次のことが言える。
- 厳女史は、香港大学公衆衛生学部のポスドク研究員であり、彼女の研究分野は中共ウイルスに関するものである。インターネットでの厳女史の論文はこれを証明することができる。
2)厳女史は、彼女が米国に逃亡した後、彼女のSNSアカウントが攻撃され、非難されたと述べた。これはある程度証明することもできる。誰かが厳女史の言葉を信じさせないようにするため。
3)厳女史の言葉が真実である場合、中共は、疫病流行状況の証人の発言に蓋をしただけでなく、WHOのサボタージュ、さらには中共とグルになり、状況を覆い隠した。
オンラインの「Research Gate」の情報によると、厳女史は13件の論文を発表し、348回引用されている。(Https://www.researchgate.net/profile/Limeng_Yan)。厳女史は、湘雅医科大学と中国南方医科大学を卒業した。(Https://virtual.keystonesymposia.org/ks/speakers/view/1097)。
バノンと郭文貴が言っていた「隠し玉」は多分彼女でしょう。中国は“死不認錯”で彼女の言うことを認めないでしょうけど。中国にいる親戚に累が及ぶ可能性があります。中共はそれで脅してくるでしょう。
Fox News<EXCLUSIVE: Chinese virologist accuses Beijing of coronavirus cover-up, flees Hong Kong: ‘I know how they treat whistleblowers’>
Video付き
https://www.foxnews.com/world/chinese-virologist-coronavirus-cover-up-flee-hong-kong-whistleblower
https://www.soundofhope.org/post/399631
7/10阿波羅新聞網<阿波罗网编译】川普赢定了?38%美国选民认为拜登有痴呆症=アポロ編集】トランプは勝つ?米国の有権者の38%はバイデンに認知症があると思っている>米国の世論調査会社「ラスムセンレポート」の報道は、10人中4人近くの有権者がジョーには認知症があると思っている。民主党の半分以上を含むほとんどの有権者は、民主党の大統領候補になると思われる人間はこの問題を公に取り扱わなければならないと考えている。
最新の「ラスムセンレポート」は6/29に報道した。全国の電話とオンラインの調査により、米国の有権者の38%がバイデンには何らかの形の認知症があると考えていることがわかった。48%の人がこの見解に同意せず、14%はわからないとの回答であった。
ジョー・ある。しかし、比較すると、共和党の 66%の有権者と政党不支持の30%は、バイデンには認知症があると考えている。
評論家は、バイデンの頻繁な間違いと混乱を招くコメントが、彼がアルツハイマー病を患っていることを示していると考えている。有権者の61%はバイデンが公に認知症の問題に取り組むことが重要であると考えており、有権者の41%はそれが非常に重要であると思っている。36%の人はこの問題に関するバイデンの意見は重要ではないと考えており、19%はそれがまったく重要ではないと考えている。
「ラスムセンレポート」がその問題における「認知症」を定義していないことは注目に値する。Merriam-Webster辞書によれば、認知症は「一般的に進行性の障害(アルツハイマー病など)であり、複数の認知障害(記憶障害、失語症、計画や完成能力の欠如など)の出現を特徴としている」とある。
ラスムセンレポートのアップデートは、TwitterまたはFacebook でも入手できる。
ラスムセンレポートでは、2020年6月25日から28日までの1,000人の有権者を調査した。サンプリング誤差率は+/- 3パーセントで、信頼水準は95%である。「ラスムセンレポート」調査の現場作業はすべて「脈動オピニオンリサーチ株式会社」が行っている。
有権者の86%は候補者の健康状態は投票にとって重要であると述べ、有権者の56%はすべての主要な大統領候補が少なくとも最新の医療記録を一般に公開すべきであると考えている。
民主党と無党派の有権者の51%は、バイデンが認知症に公的に取り組むことが重要であることに同意している。共和党の81%がこの見解に同意している。
男性はバイデンに何らかの形の認知症があると考える可能性が、女性よりも高く、この問題についてのコメントを重視する。
高齢者はバイデンがアルツハイマー病であると考える可能性が最も高い。年寄りの有権者は、WH候補者がこの問題について公にコメントすることが非常に重要であると考えている可能性が高い。
バイデンがアルツハイマー病を患っていると思う有権者の間で、93%は彼がこの問題について公に話すことは重要であると考え、78%の有権者はそれが非常に重要であると考えている。
5月中旬、バイデンがトランプとの正面対決でやっつけそうだったのは、有権者がコロナウイルス対策で経済にやや自信を持ったためである。
黒人有権者の4分の1は、バイデンよりトランプを選んだ黒人有権者は真の黒人ではないというバイデンの見解に同意する。バイデンは後にこの発言を謝罪した。
まあ、普通に考えて認知症の人間を大統領に選ぶことはないでしょう。核のボタンを押せるのですよ。
https://www.aboluowang.com/2020/0710/1475685.html
高濱氏の記事では、左翼リベラルというのはどこまで行っても本質が見えないらしい。今、米中で世界覇権争いをしているのが見えず、姪の書いた暴露本を持ち上げるとは。レベルが低すぎ。今香港がどうなっているのか、それに対して中共はどうしているのかを報じるべき。彼は民主主義者ではなく、全体主義者でしょう。
記事
トランプ大統領の唯一の姪、メアリー臨床心理学博士
「叔父は社会病質人格障害者です」
ドナルド・トランプ米大統領のただ一人の姪、メアリー・トランプさん(55=臨床心理士、博士)の「Too Much and Never Enough: How My Family Created the World’s Most Dangerous Man」(尽きることなき貪欲さ:わが一族はいかにして世界一危険な男を作り上げたか)が14日、全米各地の書店の店頭に並ぶ。
メアリーさんは、トランプ大統領の長兄、フレッド・ジュニアの一人娘だ。
メアリーさんの本には2つの「爆弾」が装填されている。
一つは、臨床心理士として叔父トランプ氏が「社会病質人格障害者」(Sociopathic Tendencies)であると断定した「カルテ」。
もっともこれまでにも精神科医や心理学者ら37人が共同研究・執筆し、トランプ氏の不安定な精神状態が異常なことを指摘した本は出版されている。
しかし、それらの診断材料はすべて公表されたデータ。どこまでも一歩離れたところで診断した「カルテ」だ。
一方、大統領と濃い血でつながる姪の臨床心理士の「カルテ」とは迫力が違う。
(https://www.amazon.com/dp/1982141468)
Too Much and Never Enough: How My Family Created the World’s Most Dangerous Man by Mary L. Trump Simon & Schuster, 2020
今一つの「爆弾」は、祖父フレッド・シニアの遺産相続をめぐってトランプ氏が税金詐欺と脱税を率先して行っていた「事実」を立証する納税申告書を含む財務記録文書。
折しも(判決は予定されていたものだが)発売の4日前、米連邦最高裁はトランプ氏の納税その他の財務記録をニューヨーク大陪審に開示することを命じた*1。
判決は7対2。
ジョージ・W・ブッシュ第43代大統領に指名された保守派ジョン・ロバーツ首席判事(最高裁長官)も賛成票を投じた。憲法尊重第一主義を貫く同判事の面目躍如といったところだ。
トランプ大統領に任命された2人の保守派判事も多数意見に従った。
政権就任以来、最高裁の保守化を最優先議題に掲げ、実現したと思っていたトランプ氏にとっては大誤算だ。
(米国の伝統的な保守主義が何かを分かっていない知的常識の欠如と言っては米大統領に対して失礼か)
ロバーツ首席判事は判決文で「大統領といえども刑事容疑に関する召喚から免責されることはない」と読み上げた。
*1=ニューヨーク連邦検事局の検事がトランプ氏の元不倫相手(ポルノ女優)に対する「口止め料」支払い疑惑をめぐる捜査の一環として財務記録の提出を求めていた事案で、トランプ氏は現職大統領は完全な刑事免責を与えられると主張して開示を拒否してきた。なお野党民主党主導の下院司法委員会からの開示要求については下級審に差し戻した(こちらは大統領選を前にあまりにも生臭い政治問題が絡む。最高裁はその点を配慮したものと思われる)。
最高裁がトランプ氏に「財務記録を大陪審に出せ」ということは本件だけではなく、トランプ氏が今までに開示を拒否してきたありとあらゆる「カネの流れ」の全容が明かされることを意味する。
危機感を感じたのか、トランプ氏は判決直後、ツイッターで激しく反発した。
「これは明らかに検察による職権乱用であり、大統領に対するハラスメントだ」
「裁判所はこれまで(歴代大統領に対して)広範囲な敬意を払ってきたが、私にはそうしていない」
大陪審は召喚した財務記録については秘守義務がある。審理が長引くことは必至なことからその全容が11月3日の大統領選までに明らかにはなりそうにない。
そこでメアリーさんの本が暴露した財務記録文書が重要な意味合いを持ってくる。
本で指摘されたトランプ氏の「カネの流れ」で、大陪審に開示される財務記録の内容が透かして見えてくるからだ。
大統領選までに大陪審がいくら秘守義務を守っていても、有権者はメアリーさんの本でその中身が手に取るように分かってしまう。
有権者の間に「トランプは脱税・税金詐欺の常習犯」といったイメージが広がるのは避けられそうにない。
特ダネ報道のニュース源はメアリーさん
実は、この「カネの流れ」を示す納税申告書や遺産相続に関する記録を最初に暴露したのはニューヨーク・タイムズ(2018年10日付)だ。
「1990年代、トランプ大統領があからさまな詐欺行為による税金対策に加担し、両親から受け取った資産を水増ししていた」
ニューヨーク・タイムズは、某筋から入手した膨大な資料と関係者の証言を得て「トランプ一族の巨額脱税の全貌」を特報した(現在もニュース源は秘守している)。
(https://www.nytimes.com/interactive/2018/10/02/us/politics/donald-trump-tax-schemes-fred-trump.html)
今回メアリーさんは本の中で、そのニュース源が自分だったと告白している。
無論、ニューヨーク・タイムズ報道をなぞる形でその全容を暴露している。
一、トランプ氏はよちよち歩きの子供の頃から今日に至るまで、父親フレッド・シニアから現在の価値に換算すれば、4億1300万ドルに相当するカネを得ている。
一、そのカネの多くは父親の脱税を手伝ったことから得たものだ。トランプ氏は兄弟、2人の姉と一緒に画策して数百万ドルの贈与を偽装するためにダミー会社まで設立していた。
また父親が数百万ドルの課税控除を受けられるように手伝ったり、納税申告上、不動産資産を何億ドル分も低く見積もる工作もしていた。
税務専門家によると、脱税はすでに時効が成立しているが、税金詐欺に対する民事訴訟には時間の制限はないという。
司法省の申し渡し事項*2では、現職大統領は訴追されないが、トランプ氏が再選に失敗し、市井の人になれば、直ちに訴追されることになる。
*2=https://scholarship.law.georgetown.edu/cgi/viewcontent.cgi?article=2573&context=facpub
大陪審での審理はおそらく「百日裁判」になる。主要メディアの司法記者F氏は筆者にやや控えめにこう解説する。
「今回の最高裁判決が実際にトランプ氏にどのような影響を与えるかはまだ即断できない。長い審理になるだろうし、11月3日以降、来年の新大統領就任以後もずっと続きそうだ」
「ただ一つ言えるのは、再選を狙うトランプ氏にとっては、またまた新たな心配の種が増えたということだ」
「最高裁がゴーのサインを出したことで、トランプ氏とその一族はこれから数え切れないほどの法廷事案に直面するに違いない」
コロンビアで文学修士 アデルファイで臨床心理学博士
メアリーさんの本に装填されている、もう「一つの爆弾」は「トランプという男は世界で最も危険人物だ」と臨床心理学的診断を下した「カルテ」の中身だ。
メアリーさんはトランプ大統領とは血でつながる唯一の姪。アル中の父親フレッド・ジュニアとドナルド氏との不仲、祖父の築き上げた「トランプ不動産」の跡目争いでドナルド氏が見せた強引なやり口には憤りすら感じていたのだろう。
だがメアリーさん自身も遺産相続では、トランプ氏と守秘義務を取り交わしてまで莫大なカネを得たはずである。
そうした経緯があるにもかからず、今なぜドナルド氏の不正を暴こうとしたのか。
大統領選を前に有権者に「叔父な危険な男を再選させてはならない」と警鐘を鳴らしたかったのか。あるいは印税を得るためか。
いずれにせよ、メアリーさんは、父親フレッド氏を亡くした16歳の頃から叔父を定点観測してきた。
自分の目と耳だけではなく、トランプ一族の人たちの記憶や実体験を聴取しながら専門の臨床心理学の知恵と経験を酷使して診断書を書き上げた。
メアリーさんの臨床心理学をはじめとする知力はすでに立証されている。
メアリーさんは優秀な成績で高校を出るや、名門タフト大学に進み、その後コロンビア大学院で文学修士号を取得している。
メアリーさんがこの本の中で明かしているが、叔父のドナルド氏のように不正入学でペンシルバニア大学ウォールトン校(通常経営大学院として有名だが、トランプ氏が在籍したのは学部)に入ったのとは大違いだ。
コロンビアでは米文学の巨匠、ウィリアム・フォークナー研究(特にフォークナーの小説に登場する架空の家族コンプソン・ファミリー研究)に没頭する。
その後、メアリーさんは、アデルファイ大学大学院で臨床心理学を学び、博士号を取得している。
(臨床心理学を学ぼうとしたのは、フォークナーの描くコンプソン・ファミリーの家族崩壊・機能マヒの研究に触発されたのではないか、と見られている)
大学院では発達心理学、トラウマ、精神病理学を講義する傍ら、カウンセリングやストレス解消などを指導するライフコーチング・クリニックを経営している。
金正恩やプーチンにおもねる理由
その臨床心理士が本書に記述したトランプ大統領のメンタル(精神、心、心理)は以下のようなものだ。
一、ドナルド氏は、幼少期に母親マリー・アンさん(極度の精神病を患っていた)が他界しため、母親の愛情を「喪失」していたのに加え、起伏の激しい父親フレッド・シニアの厳格なしつけと溺愛を受けるという異常な環境に育った。
一、父親は長男のフレッド・ジュニア(メアリーさんの父親)よりも何でも言うことを聞くドナルド氏を可愛がった。
一、ドナルド氏はそうした父親の性癖を知り、父親の顔色をうかがう狡猾さを幼い頃から習得し、失敗した責任はほかの人間に擦り付け、自己防衛のためには平然とウソをつくようになった。
一、学校の成績は思わしくなかった。中学や高校の時には宿題は姉のマリアンヌさんにやってもらっていた。
一、大学はフォーダム大学に入ったが、その後名門ペンシルバニア大学に編入した。大学受験に必修なSAT(学習基準標準試験)を他人に受けさせて不正入学した。当時は写真付き受験生IDなど必要なかった。代替え受験した学生には高額の謝礼金を払った。
一、ドナルド氏のこれまでの生きざまを臨床心理学から診断すれば、社会病質人格障害者である。
一、叔父のような向こう見ずで無謀な指導者が出現した原因は、家族としての機能がマヒし、残虐な行為がまかり通ってきたトランプ一族の暗黒の歴史にある。
一、黒を白と言い張り、責任をすべて他人に擦り付ける欺瞞と不正を貫く叔父のような人間を作り上げたのはこの暗黒の歴史だった。
一、商売上、ドナルド氏に助言を与えたのはトランプ家の顧問弁護士、ロイ・コーン*3だった。ドナルド氏の不誠実さや感性の欠如はまさにコーンの影響を受けたといえる。
*3=当時有名な弁護士だが、弁護士になる前には「赤狩り」で名をはせた反共主義者、ジョセフ・マッカーシー上院議員の秘書として働いたことがある。
一、ドナルド氏が大統領になってから北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長やロシアのウラジーミル・プーチン大統領といった権力主義者に惹かれるのはコーンの影響大だ。
だからドナルド氏はこうした権力主義者におもねり、おべっかを使って接近したがるのだ。深層心理の中に権力者指向があるからだ。
一、ドナルド氏にとって成人したのちの人生は慣行化している。
その意味ではドナルド氏が現実の社会で自己流を貫き通しつつ目的を達成する方法を解明するのは困難だ。その解明には心理学や神経物理学を総動員した本格的な診断が不可欠だ。
客引き、ペテン師、極悪人
すでにメアリーさんの本を通読したというリベラル系ニュースサイト「デイリービースト」の編集主幹、モリ―・ジョンファスト氏はこう評している。
「メアリー・トランプ氏はトランプ大統領がいかにクレージーな叔父であるかを白日の下に曝した」
「この本を読んで、我々はトランプというこの地球上では遭遇することはないと思っていた人種に出くわした現実を思い知らせてくれた」
「トランプという男がカーニバルの客引き、ペテン師、極悪人であることを再認識させてくれた本だ」
(https://www.thedailybeast.com/mary-trumps-book-gives-crazy-uncle-a-whole-new-meaning)
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