『美能兩個月內結束朝鮮 金正恩成驚弓之鳥?』(4/11看中国)について

4/13日経電子版に習氏、北朝鮮制裁「真剣に考える」 米中会談で言及 

中国の習近平国家主席が6、7両日の米中首脳会談で、トランプ米大統領に核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への制裁強化を視野に入れる意向を伝えていたことが12日、分かった。トランプ氏は北朝鮮の挑発を抑制するには中国が圧力を強めることが不可欠とみており、会談で習氏に対北朝鮮の圧力強化を求めた。中国が実行するかが今後の焦点となる。

複数の外交筋が明らかにした。会談でトランプ氏は中国の現行の北朝鮮制裁は必ずしも効果をあげていないとの認識を示し、北朝鮮への圧力をさらに強めるよう要求した。習氏は「諸情勢を見て、真剣に考えたい」と述べたという。

トランプ氏は9日の安倍晋三首相との電話協議で習氏との北朝鮮への制裁強化を巡る会談内容を説明。「ボールは中国にある」と語り、中国が制裁強化に踏み切るか当面見極める考えを示した。中国が対応しない場合、米国が単独行動に出る方針も伝えた。首相は「中国の対応を注目している」と応じた。

トランプ氏は、首相との一連の電話協議で北朝鮮政策に関し「制裁以上」との表現を用いて、軍事オプションを用意していることを強調。「あらゆることを日本と相談する」と述べ、対北朝鮮で仮に軍事行動を検討する際も、日本政府と事前協議する意向を伝達した。

同氏は11日、自身のツイッターで「北朝鮮が面倒を起こそうとしている。中国が協力するなら素晴らしいが、そうでないなら我々だけで問題を解決する」と投稿した。

トランプ米政権は7日、シリアへのミサイル攻撃を断行した。同国内での化学兵器使用を止めるのが目的と説明しているが、北朝鮮に直接的な軍事行動をいとわない姿勢を示すためとの見方もある。8日には原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島周辺に向けて派遣。北朝鮮に圧力をかけつつ、中国からさらなる対北朝鮮制裁を引き出す狙いがあるとみられる。

中国は2月、今年末まで北朝鮮からの石炭の輸入を停止する措置に踏みきったばかりだ。当面は核・ミサイル関連物質の取引を完全に遮断するなど国連安全保障理事会の制裁決議を厳格に履行し、米国に協力姿勢を示すもようだ。>(以上)とありました。

トランプが日本に事前協議すると約束したかのように書いてありますが、米軍の最高機密を協議するようなことはしないでしょう。菅官房長官も否定しました。

https://samurai20.jp/2017/04/refuge-3/

せいぜい1分前の通告くらいでは。自衛隊のミサイル防衛には必要でしょうから。況してや核の傘で保護されている日本に拒否権は無いでしょう。

習は国内に北の支援をしている政敵・江派と瀋陽軍の存在があり、米国と協調して北を抑えることはできないでしょう。今できるのであればとっくにやっていたはずです。北と米国の戦争は必至と思われます。国民も覚悟を持ち、敵の攻撃からの避難を事前準備しておくべきです。

https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/

4/12Newsweek 日本語版 には以下の記事が載っています。

<北朝鮮への米武力攻撃をとめるためか?――習近平、トランプに電話

遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)

米空母カール・ビンソン Romeo Ranoco-REUTERS

12日、習近平国家主席がトランプ大統領と電話会談をした。一方で、武大偉・六者会談中国代表が訪韓。北の非核化で協調するとともにTHAAD配備には反対すると表明。中国は米国の北朝鮮への武力攻撃を止めたい意向。

習近平国家主席がトランプ大統領に電話

本日(4月12日)午前、習近平国家主席はトランプ大統領に電話をかけ、電話会談を行った。中国メディアが伝えた。

会談内容の概略は以下の通り。

習近平:フロリダにおける会談は非常に大きな成果があった。われわれは会談を通して重要な共通認識に至り、非常に良好な関係を構築することができた。今後は両国は「外交安全対話、経済問題に関する全面的な対話、ネット・セキュリティに関する対話、および社会と人文交流に関する対話」という4つの対話メカニズムを通して、百日計画や米中両軍における協力を増強し、緊密な連携を保って世界平和のために貢献したい。大統領が一日も早く訪中下さることを期待している。

トランプ:フロリダにおけるこの度の会談は非常に成功だったと思う。両国が緊密な連携を維持することは非常に重要だ。米中両国が広範囲な実務的領域で協力することに私も賛成だ。中国訪問を楽しみにしている。

中国は朝鮮半島の非核化を実現する目標を堅持し、朝鮮半島の平和的な安定を守り、平和的な方法で問題を解決することを強く望んでいる。そのために米国と朝鮮半島問題に関して、常に密接な連携と協調を保っていたい。シリア問題に関しては、いかなる国であれ化学兵器を使用することは受け入れられないが、しかし政治的解決の方向を堅持しなければならない。国連の安保理でシリア問題を解決することが重要で、安保理が声明を出すことを望んでいる。

中国政府側が公開した内容は、おおむね以上だ。

何を目的とした電話会談だったのか?

それは会話の内容から歴然としているが、念のためまとめておこう。

1. 米国の北朝鮮への武力攻撃が現実化している様相を呈しているが、武力攻撃だけはやめてほしい。

2. 中国は北朝鮮の非核化に関しては米国と完全に同じ立場に立っているが、そのためには「対話」で問題を解決することを望む。

3. シリア問題は、6日の晩餐会の場で、迂闊にも「米国のシリアへの武力攻撃に理解を示す(賛同する?)」ような発言をしてしまったが、これも武力で解決せず、政治的(外交)手段で解決すべきで、国連安保理で決議すべきだ(そうすれば、ロシアや中国が反対票を投ずる)。

言うならば、初日の晩餐会でうっかり(容認するような)回答をしてしまったことへの深い反省と、「あれはミスだった。真意を話させてくれ」という電話だったのだと理解していいだろう。そうでなければ、首脳会談終了後、わざわざ「お礼の電話」などしない。

武大偉・六者会談中国代表の訪韓が語るもの

武大偉・六者会談中国特別代表は訪韓した韓国で昨日(4月11日)、韓国の尹炳世外相や六者会談韓国本部長らと話し合い、「中国はいかなる場合でも北朝鮮の核保有国としての地位を認定せず、黙認しない」と述べた上で、以下のように語った。

1. 中国は米国が韓国にTHAADを配備することに反対する。

2. 朝鮮半島の非核化のために、中国は積極的に対話を求める。

3. 中国は国連安保理の対北朝鮮制裁を積極的に実施している。

4. 核保有が決して問題解決の出口にはならないことを北朝鮮に認識させる。

マティス米国防長官――通常の軍事訓練

アメリカのマティス国防長官は本日(日本時間12日、現地時間11日)、空母「カール・ビンソン」などの空母打撃群を朝鮮半島近海に移動させる対応について、特定の事案に関連したものではないと述べた。ロイター電(Yuri Gripas)が伝えた。

それによれば、マティス国防長官はカール・ビンソンの移動に関し「理由があって西太平洋に配備し、制限なく行動をしている。同海域に現在向かっているのは、現時点でそこに置くのが最も将来に備えたものであると考えるからだ」と指摘したという。

これはつまり、今すぐ戦争状態に入るのではないことを意味している。

米中首脳会談後の「習近平・トランプ」電話会談と言い、武大偉氏の発言、特にマティス国防長官の発言から総合的に考えると、いますぐ「北朝鮮攻撃」は起きないということになろうか。

しかし、つぎの瞬間、何が起きるかが分からないのがトランプ大統領の特徴でもある。

安心はせずに、やはり日本に何ができるか、何をすべきかを考えておいた方がいいだろう。

[執筆者]遠藤 誉1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』『完全解読 中国外交戦略の狙い』『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅ぶ』『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)>(以上)

遠藤誉は中国の工作員かも知れず、全面的な信頼は小生は持っていません。ただ、習近平がわざわざ電話したのは本記事にありますようにトランプに修正をお願いしたものでしょう。それだけ、習は中国国内で追い込まれているという事です。江派が巻き返しor習政権打倒に動くかも知れず、事前にその芽を少しでも摘んでおきたいという所です。

「看中国」の記事のポイントは、金正恩を除去しても、残党の抵抗、特に日本国内でのテロが予想されます。この防止を国民レベルでできるようにならなければ。“vigilante”が必要です。

記事

美能兩個月內結束朝鮮 金正恩成驚弓之鳥?(圖)

2017年4月11日 | Filed under: 國際關注 | 來源: 看中國

朝鮮連續發射核導彈挑戰國際耐心(網絡圖片)

美國總統川普(特朗普)似乎永遠不可能邀請金正恩到“馬拉阿拉戈”莊園,但金正恩卻有辦法讓川普時時刻刻感受到他的存在。

今年二月,川普會晤日本首相安倍晉三,適逢朝鮮進行核子導彈測試,這讓川普和安倍正常的會晤過程受到影響,整個場面尷尬無比。上周川習會之前,金正恩又再次進行導彈試射。

世界各國已經習慣了朝鮮這種用軍事特技來吸引人眼球的做法,但朝鮮問題也愈加難以解決。這個不起眼的流氓國家幾年前就頻繁的發展核子武器,似乎發展速度驚人。一些分析人士認為,金正恩可能幾年之內就能製造出射程能夠到達美洲地區的洲際彈道導彈(ICBM)彈頭。

可以肯定的是,朝鮮要對國際社會進行先發制人的軍事打擊似乎不太可能,這樣做對於金正恩政權而言,無異於自殺。這種行為對於一直不滿朝鮮所作所為的國家來說,要制裁打擊朝鮮,其軍事行動也要付出極大的經濟代價;後果也是非常嚴重的。

但與此同時,與朝鮮的這種衝突似乎也越來越不可避免了。朝鮮不斷對日本海域進行導彈試射,這種挑釁行為讓國際社會無法忍耐。川普本月表示:“如果中國不出手干預朝鮮問題,我們會的。”川普和安倍4月8日再次就朝鮮核威脅發表看法。

在美國對敘利亞的阿薩德政權單獨進行空襲之後的幾天內,美國海軍已經將卡爾文森(Carl Vinson)號領航航空母艦駛向朝鮮半島。據福克斯新聞報導,美國國家安全顧問麥克馬斯特(McMaster)周五表示:“總統要求要我們進行全面準備,以消除朝鮮問題對美國人民及該區域的盟友的安全威脅。”

在這種情況下,有一個問題就很值得探討了:“如果與朝鮮發生什麼衝突的話,這個衝突會是什麼樣的呢?”

朝鮮領導人金正恩到一個未公開的位置檢查了地到地“中程至遠程”彈道導彈Pukguksong-2的發射情況(圖片來源:Getty Images)

快速升級

隨着金正恩政權不斷發展核武,美國及其盟友也圍繞朝鮮核武研製了更先進的武器和導彈防禦系統。例如美國在韓國建立的THAAD反導彈系統就旨在追蹤並防禦朝鮮的導彈。

朝鮮最近所用的導彈技術似乎也變得多種多樣了,已經製造了更為先進的現代化核子部件用以加強其導彈的適用性。去年8月,它首次從潛艇上試射了一枚彈道導彈。

從朝鮮不斷進行試射的角度來看,所有這一切顯示出的重要區別越來越清晰了。朝鮮早期和正在進行中的核武試射屬於朝鮮遊戲計劃的一部分,如果金正恩覺得朝鮮會被入侵或者美國與其盟國要對朝鮮採取斬首行動的話,為防自己陷入被動境地,他是會加快其核武測試步伐的。

金正恩當然知道試射大量核武器會加速自己的死亡,但是回頭看看伊拉克的薩達姆侯賽因和利比亞的卡扎菲的下場,他認為,如果朝鮮有核武器做後盾,那他就可以繼續掌權。對金正恩而言,前面這兩人都是“非常強大的教訓”。

美國上周對敘利亞進行軍事打擊之後,朝鮮方面也對外表明了這樣的觀點。

根據華爾街報導,朝鮮外交部發言人表示:“敘利亞發生的一切再次讓我們得到一次痛苦的教訓:只有當一個人有足夠的力量才能保衛自己免於被侵略。現在是我們大力加強核力量的時候了。

朝鮮在武器技術方面取得了實質性的進展,他們也樂於讓國際社會了解他們擁有的火力遠超過國際社會的預期。根據美國國防部的數據,朝鮮確實有數百種短距離和中程彈道導彈可以用來防禦對朝鮮半島有威脅的國家及日本,而且也似乎有類似射程可以到達關島這樣的中程導彈可以到達美國基地。

軍隊實力” src=”http://img.secretchina.com/dat/thumbnails/15/2012/02/01/20120201034929774_small.jpg” style=”height:322px; width:500px”/> 與金正恩一樣瘋狂的朝鮮軍隊(網絡圖片)

金正恩還能堅持多久

韓國釜山國立大學教授凱利(Robert E.Kelly)說,只要中國不插手,朝鮮就會在傳統的地面戰中輸給美國。美國與其盟友會在“六個禮拜或者一個月兩個月內”將朝鮮解決掉。

如果雙邊進行雙向核交換當然會發揮不同的作用,但是美國及其盟國在面對這種選擇的時候會猶豫不決。有專家認為,如果美國及盟國與朝鮮半島交換核武器,當我們沒有其他選擇的時候,那麼事情將惡化到無法預料的境地,那時候我們將處於一個完全不同的世界,這種方法顯然行不通。

朝鮮核武器的放射性污染將會引起“巨大的公眾焦慮”,美國即使距離朝鮮很遠,但因風向關係也極有可能受到影響。

凱利指出,對於朝鮮而言,可能根本沒有機會使用核武器。

他說:“現代美國的部分戰爭方式是,從戰爭開始就切斷中心與四肢的聯繫。美國人指揮的斬首行動破壞力極大。一旦現場操作部分無法與指揮官取得聯繫,他們就會投降。一旦平壤孤立,那麼也不會收到發射命令了。”

航空作戰機可以迅速截斷朝鮮的通訊系統、導彈防禦、迅速掌控橋樑和道路等基礎設施。

韓國軍方多次在境內發現朝鮮無人機(網絡圖片)

無人操作的化學武器

洛伊研究所的格拉漢姆指出,朝鮮有可能向韓國城市釋放其化學或生化武器,而且我認為國際社會對朝鮮的化武庫存關注度不夠。”

平壤從未簽署過“禁止發展和儲存這種武器的化學武器公約”,相信金正恩有大量這種武器。這種化學武器可以通過常規導彈傳遞神經毒素,對金正恩而言簡直就是為他量身定做的方式。

另一種可能性是通過無人機來裝載這些生化武器,首爾方面估計朝鮮大約有一千個這種無人機,包括大型隱形無人機在內。

叛亂

金正恩吸取中東問題的教訓,所以一直認為朝鮮需要有鎮壓叛亂的能力。凱利指出,朝鮮有成千上萬的“真正相信意識形態”的特種部隊,這些特種兵認為金正恩是“神聖的人”,他們可以多年都呆在山裡,進行重組和攻擊,秘密為金正恩處理叛亂事件,並攻擊那些沒有經過嚴格訓練的韓國部隊。

朝鮮如此擔心這種事情的發生重要是因為美國對待伊拉克的一些措施讓金正恩恐懼。薩達姆侯賽因的下場,再反觀自己,在領導人垮台之後還有一部分“死黨”會為了報復採取一些極端的手段。金正恩當然不想這一切成為現實,不過他也會培養一大批對他死忠的人。

現在面對朝鮮的多有問題,也很難預估有多少威脅存在。

【看中國2017年4月11日訊】(看中國記者靈素編譯)

米国は2カ月以内に朝鮮を片づけられる。金正恩は以前の弓に怯える鳥同様か? (図)

2017年4月11日 | Filed under: 国際関心| 由来: 看中国

朝鮮は核弾道ミサイル発射で国際社会の忍耐に挑戦し続ける (ネットワーク画像)

トランプ・アメリカ大統領は金正恩を「マールアラーゴ」には永遠に招待できないだろう。但し、金正恩がトランプに彼の存在を印象付けられれば別だが。

今年2月、トランプは安倍首相会談したときに、朝鮮は見計らったように核ミサイルのテストをして、正常な会談に影響を与え、タイミングの悪さと来たらこの上ない。先週のトランプ・習会談の前に、金正恩はまた再度ミサイルを試射した。

世界各国は既に朝鮮のこのような軍事特技について人の目を引くことに慣れてきた。ただ朝鮮問題はますます解決し難くなっている。このぱっとしないやくざ国家は数年前に核兵器を開発し、その速さは人を驚かせた。分析家達は「金正恩は数年以内に米国へ到達できる大陸間弾道弾(ICBM)を作ることができる」と考えている。

肯定できるのは、朝鮮は国際社会に対し先制攻撃して打撃を与えることができるようには見えないし、これをすれば金正恩政権にとって自殺行為と同じである。このような行為はずっと不満を持ってきた朝鮮国家にとっても、制裁で朝鮮に打撃を与え、軍事行動は同様に大きな経済的代価を払わなければいけなくなる。結果は同様に非常に厳しいものとなる。

ただこれと同時に、朝鮮のこのような衝突はますます不可避であるようである。朝鮮は絶えず日本海域にミサイルを試射して、これらの挑発行為は国際社会が忍耐できないようにしてきた。トランプは、今月に「もし中国が朝鮮問題に手出ししないのであれば、私たちがやる」と言った。トランプと安倍は、4月8日に再度朝鮮の核の脅威について発表した。

米国はシリアのアサド政権に対し、単独で空襲した後、数日内に米海軍は空母カールビンソン(Carl Vinson)を朝鮮半島に向けさせた。フォックスニュースは、米国国家安全顧問マクマスター(McMaster)が金曜に「大統領は我々に朝鮮問題をなくすことで米国人と地域の同盟国の安全に対する脅威に対して全面的な準備を求めた」と述べたと報道した。このような状況のもとで、研究に値する問題が一つある。「もし朝鮮と衝突が発生すれば、この衝突はどのようなものになるだろうか?」

朝鮮のトップの金正恩は、場所未公開の地で弾道ミサイルのPukguksong-2の発射情況をチエック (画像由来:Getty Images)

迅速なステップアップ

金正恩政権は絶えず核兵器を発展させてきたのに伴い、米国と同盟国は朝鮮の核兵器開発・製造を封じ込めようとし、さらには先進的武器とミサイルの防御システムを開発した。例えば米国は韓国に建設されているTHAADでミサイルを追跡防御する。

朝鮮の最近のミサイル技術は各種各様に変わってきている。既に先進的かつ現代化した核の部品を製造し、ミサイル誘導の適用性を強化した。去年の8月に、潜水艦から初めて弾道ミサイルを試射した。

朝鮮の試射の角度を見ると、総て重要な区別があることがますますハッキリした。朝鮮は以前から現在まで進行中の核試射はゲームの一部分に属し、もし金正恩が、朝鮮が侵略されると思うか、米国と同盟国が朝鮮に対し斬首作戦を採れば、自分を守るために追い込まれる境地に陥る。彼は余計に核兵器の試射をするようになる。

金正恩は大量の核兵器の試射をすれば、自死を早めるだけと当然知っている。しかし、振り返ってみて、イラクのサダム・フセインとリビアのカダフィが引きずり降ろされたのを見て、彼は「もし朝鮮で核兵器が後盾になれば、権力を握り続けることができる」と思った。金正恩にとって、両氏は「非常に強力な教訓」である。

米国は、先週シリアに軍事攻撃してから、朝鮮に対し次のような観点を表明した。

WSJの報道では、朝鮮外交部スポークスマンは「シリアで発生した総ては我々に再び教訓を与えた。個人に充分な能力があって初めて、侵略に際し自分を守ることができる。現在は核能力を強化すべき時代である」と言ったとのこと。

朝鮮は武器技術で実質的な進展を見せ、彼らは国際社会の予想をはるかに上った火力を擁していることを、国際社会に認めさせることで楽しんでいる。米国国防省のデータに基づけば、朝鮮は数100発の短距離と中距離弾道ミサイルを朝鮮半島の防御として脅威を感じる国や日本に用いることができる。さらにこの射程だとグアムに届き、米国基地に届く中距離ミサイルと言える。

軍隊の実力

(金正恩とクレージーな朝鮮軍隊(ネットワーク画像)

金正恩は後どのくらい持つか

韓国プサン国立大学教授のケリー(Robert E.Kelly)は「中国が介入しさえしなければ、朝鮮は伝統的地上戦で米国に負ける。米国と同盟国は朝鮮につき、6週間か1カ月~2カ月内で片づけることができる。もし、両者がそれぞれ核を発射すれば当然違った作用を齎す。但し、米国と同盟国はそうしないことを選ぶこともできる。

専門家は、「もし米国と同盟国が朝鮮半島で核を撃ちあえば、我々には他の選択はなくなり、最悪の状態となって予測不可能、そうなれば我々は完全に違った世界にいることになり、この方法は明らかに採れない」と思っている。

朝鮮の核の放射能汚染は“大衆の焦り”を齎すだろう。米国はたとえ朝鮮から遠くても、ただ風向によって恐らく大きな影響を受けるだろう。

ケリーは「朝鮮に対して言えば、おそらく核兵器を使う機会はないだろう」と指摘した。

彼は「現代の米国の局地戦争のやり方は、戦争開始してすぐに中心と四肢の連携が取れないように切断し始める。米国人が指揮する斬首作戦の破壊力は絶大である。戦闘になれば指揮官と連絡が取れず、彼らはすぐ降参するだろう。ピョンヤンを孤立させれば、発射命令を受けることはできない」と言った。

航空作戦で迅速に朝鮮の通信網を裁ち切ることによって、ミサイル発射を防ぎ、橋や道路などのインフラをコントロールする。

韓国軍は何度も国内で北のドローンを見つけた (ネットワーク画像)

無人操作による化学兵器

ルイ研究所のグラハムは「朝鮮はおそらく韓国の都市に化学兵器あるいは生化学兵器を撒くことがあると。更に言えば、私は国際社会が朝鮮の化学兵器庫に関する関心が不十分と考える」と指摘した。

ピョンヤンは未だ「化学兵器禁止条約」に署名せず、金正恩はこの種の武器を大量に持っていると考えられている。この種の化学兵器は通常のミサイルに付けられ、神経に毒が回ることになる。金正恩について言えば、全く彼の為だけのやり方を採る。

別のやり方としては、ドローンによって生化学兵器を積載して、ソウル方面に1000個飛ばすことができる。それには大型のドローンの中に入るのも含まれる。

反乱

金正恩は中東問題の教訓を汲み取り、ずっと反乱鎮圧能力の必要を認めて来た。ケリーは、「朝鮮には幾千幾万の“真のイデオロギーを信じた”特殊部隊があり、特殊部隊の兵は金正恩を“神聖な人”と考えている」と指摘した。彼らは山里に何年もいて、いざとなれば班編成し攻撃に打って出、秘密裡に金正恩のため反乱事件を処理し、厳格な訓練をしたことのない韓国部隊を攻撃する。

朝鮮では、米国のイラクの扱いが金正恩を恐れ戦かせ、この種の事件の発生を心配している。サダム・フセインの下野は、自分に置き換えて見れば、トップが倒れても、まだ一部分の“死力を尽くす仲間”が極端な手段を取って報復することができる。金正恩は当然これが現実のものになるとは思ってはいない。ただ、彼には諌死できるような部下を育ててはこなかった。

現在、朝鮮に対しては多くの問題があり、どのくらいの脅威があるのかを見積もるのも難しい。

【看中国:2017年4月11日】 (看中国記者:霊白素編集)

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