中国・ロシア・韓国のリオでのメダル数が減ったのは、中ロはドーピングチエック強化、韓国は審判員買収がビデオ判定導入でできなくなったことにあるようです。流石、「悪の見本国」だけはあります。日本が好成績を残すと、韓国は内村航平の金メダルは審判員を買収したからだと言い、どこの国か分からない記者ですが「審判員に好かれて良い点を貰っているのでは」と質問しました。買収を匂わす質問です。これは自分達がやっているから、日本人も同じことをしているだろうと思うことと一緒です。中国の「南京虐殺」や「731部隊」、韓国の「従軍慰安婦」や「強制労働」のデッチ上げも、彼らだったら当然そうしただろうという発想があったからこそ捏造できた代物です。朝日新聞と言う共産主義シンパのメデイアを手先として使って捏造したものです。朝日新聞を筆頭とする反日メデイアの媒体を購読しているのは反日活動に手を貸していることと言う自覚が国民に足りません。朝日新聞は戦後権威として君臨したからでしょうが、もう一方の権威の雄としての東大と同じで、中味は腐った左翼集団で構成されているものが多いです。権威を疑ってみる必要があります。
また、中国ではラバーに補助剤を塗りこんでいる疑惑もあります。8/14小生のブログで紹介しました。また北京オリンピック時の女子体操の年齢詐称疑惑もありました。どこまで行っても悪徳を栄えさせよう、騙してでも勝てばよいという国だというのが分かります。まあ、「騙す方が賢く、騙される方が馬鹿」という国柄ですから。
http://thutmose.blog.jp/archives/65086483.html
http://www.recordchina.co.jp/a24506.html
本記事中の孫楊や陳欣怡は、ドーピングで成績を出して来た連中です。ロシアと同じく、個人レベルの話でなく、国家が関与してやらせていたのではと思います。どこまで行っても汚い国です。ましてや“養狼計劃”なんてものがあるのは、初耳でした。中国が貸し出すのは2、3級の選手ではと思いますが、受入国もドーピング前提で借りたのではと思っています。それを考えるとドーピングはないかも知れませんがドイツの卓球選手の中に明らかに中国人が混じっていました。ドイツに帰化したのだろうと思っていましたが、これも“養狼計劃”の一環かも。
記事
リオデジャネイロオリンピック(以下「リオオリンピック」)で、中国の競泳選手“孫楊”(24歳)は、8月6日に行われた男子400m自由形決勝でオーストラリアのマック・ホートン(Mack Horton、20歳)に次いで2位となって銀メダルを獲得し、8日に行われた200m自由形決勝では優勝して金メダルに輝いたが、12日に行われた1500m自由形予選では上位入賞を期待されながらも16位に終わり敗退した。
孫楊は、2014年のロンドンオリンピックでは、400m自由形で優勝し、中国男子競泳史上で初となるオリンピックの金メダルを獲得し、200m自由形で銀メダル、1500m自由形で金メダルを獲得していた。従い、リオオリンピックでは400m自由形の連覇を逃して2位となったが、200m自由形ではロンドンオリンピックの雪辱を果たして優勝したことになる。しかし、ロンドンオリンピックで優勝した1500m自由形は予選で16位となり、惨敗を喫したのだった。
「ペテン師を尊重したくない」
さて、孫楊は2014年5月17日に中国で行われた全国水泳競技大会でドーピング検査を受けた際に尿中から興奮剤の禁止薬物「トリメタジジン(Trimetazidine)」が検出され、出場停止3か月の処分を受けた。これと同時に同競技大会の1500m自由形優勝の記録を取り消された上に罰金5000元(約7万5000円)を科せられた。中国反ドーピング機関(CHINADA)は孫楊の出場停止期間を5月17日起算で8月16日までの3か月としたので、孫楊は9月19日~10月4日まで韓国の仁川広域市で行われた第17回アジア競技大会への参加が可能となり、200m自由形では2位に甘んじたものの、400m自由形と1500m自由形では優勝した。
世界反ドーピング機関(WADA)の規定では、選手のドーピング違反が判明した際には20日以内にその事実と処分内容を公表すると同時にWADAへ届け出ることになっている。しかし、CHINADAが孫楊のドーピング違反とその処分内容をWADAに通報したのは11月24日で、ドーピング違反の判明から6か月以上も経過していた。WADAはCHINADAの報告が6か月以上も遅延したばかりか、孫楊に対する処分も3か月の出場停止と極めて甘いことを重く見て、スポーツ仲裁裁判所への上訴を検討した。その後うやむやとなったようだが、この孫楊のドーピング違反は世界の水泳界に忌まわしい記憶として残った。
8月6日、400m自由形の競技前練習で孫楊から挨拶を受けたホーソンはそれを無視したという。さらに、400m自由形の予選後に中国人記者の取材を受けたホートンは、「私は禁止薬物を服用するようなペテン師を尊重したくない」と2014年にドーピング違反で3か月の出場停止処分を受けた過去を持つ孫楊を批判した。また、同日に行われた400m自由形決勝で優勝したホートンは記者会見の席上で、中国人記者が予選後の孫楊に対する発言の真意をただしたのに対して、「ドーピング検査で陽性を示したから薬物使用者と言ったのであり、そんな選手と同じプールで泳ぎたくない」と言明したのだった。なお、ホートンは孫楊に敵意を持っている訳でなく、ドーピングを行う選手に不満を持っていると釈明したという。
孫楊に対する攻撃はホートンだけに限らなかった。8月7日の男子100m背泳ぎ決勝で5位入賞を果たしたカミーユ・ラクール(Camille Lacourt)は記者のインタビューを受けて、スポーツ界のドーピング問題を憂慮しているとして、ドーピング事件を起こした選手が表彰台に立っているのを見ると気分が悪いと述べた上で、孫楊の名を挙げて「200m自由形で優勝した孫楊の尿は紫色だ」と揶揄したという。8月10日、オーストラリアのテレビ局「チャンネル7」の女性アナウンサーAmanda Abateは、ホートンの孫楊に対する発言を報じる際に、孫楊を「ドーピング詐欺師(cheat)」と呼び、慌てて「ごめんなさい、水泳界の花形(star)でした」と言い直した。
ホートンの発言は中国の名誉を大いに傷つけ、中国国民の愛国心に火を点けた。国内の声に押された中国水泳協会は8月7日にオーストラリア水泳協会に抗議文を送り、ホートンの発言を悪意に満ちた下劣な行為であるとして謝罪を要求し、オーストラリア側の対応次第によっては両国政府間の問題に発展する可能性も否定できないと釘を刺した。これに対してオーストラリア水泳協会は、ホートンは個人の考え方を表明する権利を持ち、水泳協会はホートンに謝罪を要請することはないと応じた。
小学生でオリンピック候補に
ところで、孫楊はどのような経歴の持ち主なのか。1991年12月に浙江省“杭州市”で生まれた孫楊は、両親がバレーボールの選手であった遺伝子を受け継ぎ<注1>、体格が大きく、幼稚園時代は一番大きな幼児用ベッドでも体が収まり切らないほどであった。当時、幼稚園児や小学生を対象に水泳教室を開いていた元水泳選手の“朱穎”がこの噂を聞きつけ、孫楊の両親を訪ねて夏休みの水泳教室への参加を薦めたことが彼を水泳人生へ向かわせる契機となった。
<注1> 父親の身長は1.88m。現在、孫楊の身長は1.98m、体重89kg。
1998年9月に杭州市の“行知小学(小学校)”に入学した孫楊は、3年生の時に学外の水泳グループに参加するようになった。水泳の実力を身に付け、めきめきと頭角を現した孫楊は、2004年には小学生でありながら2008年の北京オリンピック候補選手として国家合同訓練チームに招集された。その後、孫楊は杭州市の体育専門学校である“杭州市陳経綸体育学校”へ入学したが、水泳の実力よりも“調皮搗蛋鬼(いたずら小僧)”として名を馳せた。
2006年、15歳の孫楊は第13回浙江省運動会<注2>で男子100m自由形、200m自由形、400m個人メドレー、1500m自由形に優勝して金メダル4個を独占し、浙江省期待の新星として一躍有名になった。同年12月には全国冬季水泳競技大会で1500m自由形に優勝したことで、その実力を認められた孫楊は“国家隊(ナショナルチーム)”の一員に加えられた。2007年、17歳の孫楊は全国水泳競技大会に参加して1500m自由形で優勝した。当時、大方の予想は2004年のアテネオリンピックに参加した“張琳”の優勝は確実としており、張琳はずっとリードしていたが、最後の100mで追い縋った孫楊が張琳を逆転して0.05秒の差で勝利したのだった。
<注2>浙江省運動会は4年毎に開催される浙江省全体のスポーツ競技大会。第13回は“台州市”で開催された史上最大規模の省運動会で、24チームからなる9709人が参加した。
孫楊は2008年の北京オリンピックに中国チームの一員として参加したが、国際試合の経験不足もあり、成績は全く振るわなかった。孫楊が一躍表舞台に踊り出たのは、2010年11月に広東省“広州市”で開催された第16回アジア競技大会だった。同大会で韓国選手の“朴泰桓(パク・テファン)は100m自由形、200m自由形、400m自由形でそれぞれ金メダルを獲得し、向かう所敵なしの快進撃を続けていたが、1500m自由形では孫楊が朴泰桓を圧倒して優勝を果たしたのだった。2011年には上海で開催された世界水泳選手権の1500m自由形で10年ぶりに世界記録を更新して優勝、800m自由形でも金メダルを獲得した。
2012年のロンドンオリンピックで金2銀1のメダルを獲得したことは上述の通りだが、2013年7月にスペインのバルセロナで開催された世界水泳選手権では400m自由形、800m自由形、1500m自由形で金メダルを獲得し、名実共に自由形世界一の称号を享受した。
偽造免許、暴力、ドーピング
しかし、「好事魔多し」の言葉通り、バルセロナの世界水泳競技会から2か月後の2013年11月3日、杭州市内で高級車ポルシェ・カイエン(Cayenne)を運転していた孫楊は公共バスと接触事故を起こした。事故はバス側に全責任があることで決着したが、孫楊が無免許運転であり、偽造運転免許証を警察官に呈示したことが判明し、この事実は中国全土へ報じられた。これを受けて、中国政府“国家体育総局”の「水泳運動管理センター」は11月6日に、孫楊に対し国内外試合の参加資格を暫時停止すると同時にナショナルチームの合同練習への参加を暫時禁止する旨を発表した。
これ以外にも孫楊は、2014年に韓国の仁川広域市で開催された第17回アジア競技大会で、「日本の国歌は耳障り」と発言したり、2015年にロシアのカザンで開催された世界水泳選手権では1500m自由形決勝前の練習中に接触したブラジルの女子選手に対して暴力を振るい、中国チームがブラジルチームに謝罪を余儀なくされたりしている。要するに、自己の才に溺れ、天狗になった孫楊が、オリンピック金メダリストとしての矜持を忘れ、勝手気ままな言動に終始したことが、違反薬物服用によるドーピング事件を引き起こすことにつながったと思われる。その孫楊を守ろうとした中国政府ならびにCHINADAによるWADAに対する報告遅延と孫楊に対する甘い処分が、世界の競泳界に孫楊に対する侮蔑を生み、ホートンの言葉につながったということができるのではないだろうか。自業自得、まだ24歳の孫楊には、この言葉を噛みしめて、尊敬されるスポーツマンになって欲しいものである。
8月7日に行われた女子100mバタフライ決勝で4位に入賞した中国の“陳欣怡”(18歳)が、競技後のドーピング検査で禁止薬物である利尿剤「ヒドロクロロチアジド((Hydrochlorothiazide))が検出されたことにより、暫定的な資格停止処分となった。陳欣怡に対する最終処分は21日のオリンピック閉幕前に下されることになっている。これだけドーピング問題が大きな注目を集めている時期に、中国選手のドーピング違反が明るみに出たことで、世間はまたもや中国かという思いに駆られるが、中国のドーピング問題の闇は深い。
話は変わるが、2016年6月15日、国際重量挙げ連盟(IWF)は、2012年のロンドンオリンピックで金メダルを獲得したカザフスタンの4選手にドーピング違反が発見されたと発表した。IWFはロンドンオリンピックのドーピングに関する再検査を実施していたが、4選手の検体は再検査で陽性反応を示したという。4選手とは、カザフスタンの金メダリスト、男子94kg級のイリア・イリン、女子53kg級のズルフィア・チンシャンロ、女子63kg級のマイア・マネザ、女子75kg級のスベトラーナ・ボドベドワの4人であり、彼らには暫定資格停止処分が科せられ、リオオリンピックへの出場は停止された。
5?契約のカザフ代表、見返りは15万米ドル
ところで、53kg級のズルフ・チンシャンロ(Zulfiya Chinshanlo)は本名を“趙常玲”と言い、63kg級のマイア・マネザ(Maiya Maneza)の本名は“姚美麗”と言う。2人はカザフスタン人ではなく、生粋の中国人である。その2人がロンドンオリンピックでは、金メダルを獲得しただけでなく、オリンピック記録を塗り替えて新記録を樹立したのだった。彼らは中国が進める“養狼計劃(狼育成計画)”の一環として母国の中国からカザフスタンへ送られたのだった。彼ら2人をカザフスタンへ送り出したのは湖南省“体育局”の「重量挙げ管理センター」で、2人にはカザフスタンへ移籍して現地選手との交流を通じて強化選手の育成を行うことが任務として与えられた。
湖南省重量挙げ管理センターとカザフスタン側が締結した2人の契約内容は、2007年9月20日から2012年9月15日までの5年間を契約期間とし、移籍費用は1人当たり2.5万米ドル、2人がオリンピックでメダルを獲得した際には奨励金として、金メダルなら5万米ドル、銀メダルなら4万米ドル、銅メダルなら3万米ドルを支払うというものだった。2人がロンドンオリンピックで金メダルを獲得したことから、カザフスタン側から湖南省重量挙げ管理センターに対して総額15万米ドルが支払われたはずである。
“養狼計劃”は中国の卓球から始まったもので、他国の卓球能力を向上させ、各国チームの国際競争力を高める目的で、中国の卓球選手を外国へ移籍させるものだった。これに続いたのが重量挙げで、その重量挙げの“養狼計劃”に組み込まれたのが趙常玲と姚美麗の2人だった。趙常玲は湖南省生まれの“回族(イスラム教を信仰する少数民族)”であるが、中国の重量挙げでは無名な存在だった。その趙常玲がカザフスタンの代表としてロンドンオリンピックの女子53kg級に出場し、本国の中国選手を押しのけて金メダルを獲得したのだった。
ロンドン滞在中の趙常玲は中国語ができないように装い、通訳を帯同して中国人記者のインタビューを受けた。一方、中国チームのかつてのチームメイトたちも彼女など知らないと装った。2012年8月12日にロンドンオリンピックが閉幕し、カザフスタンとの契約期限である9月15日が過ぎると、ズルフ・チンシャンロとして金メダルを獲得した趙常玲は、自身が中国国籍であり、本名は趙常玲であることを公表し、国籍を中国に戻したいと要望した。しかし、カザフスタンは趙常玲の国籍離脱を許さず、中国側も積極的ではなかったために、趙常玲の中国国籍への復帰は実現しなかった。
一生拭えない汚名
カザフスタン側と趙常玲が締結した契約には2012年ロンドンオリンピックでのメダル獲得を条件として、金メダルなら25万米ドル、銀メダルなら10万米ドル、銅メダルなら7.5万米ドルに加えて住宅1軒と自動車1台の供与が明記されていた。金メダルを獲得した彼女は25万米ドルおよび住宅1軒と自動車1台を手にしたと思うが、ロンドンオリンピックにおけるドーピング違反により53kg級の記録は取り消しとなり、金メダルも没収となるだろう。禁止薬物の服用は彼女自身の意向によるものではなかろう。ドーピング違反により金メダルを失った趙常玲と姚美麗は“養狼計劃”によって人生を翻弄された犠牲者と言ってよいのではないだろうか。
国家が自国の威信をかけてオリンピックのメダル獲得数を競う限り、ドーピングが無くなることはないだろう。WADAが監視を強化すればするほど、ドーピング技術はますます高度化して行くだろうが、今回のロシアのようにドーピングの発覚により国家の威信が地に落ちた例を見れば、国家ぐるみのドーピングは減少するものと思われる。上述した中国の孫楊、陳欣怡、趙常玲、姚美麗は、いずれもドーピングを行ったことにより薬物使用者という一生拭えない汚名を着せられた哀れなスポーツマンなのである。
ロンドン五輪カザフスタン代表として女子重量挙げ53kg級で金メダルを獲得したズルフィア・チンシャンロは本名・趙常玲という中国人。今年6月、違反薬物の使用が発覚した(写真:AP/アフロ)
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