『【中南海激震】ついに起きた「現代版・林彪事件」…習近平が“盟友”張又侠を粛清、台湾有事の「歯止め」が消滅 東アジア「深層取材ノート」(第315回)』(1/25JBプレス 近藤 大介)について

https://1a-1791.com/video/fww1/d3/s8/2/w/p/N/T/wpNTz.caa.mp4?b=1&u=ummtf

張又侠と劉振礼の逮捕と、わずか3日という電光石火の罪状公式発表は、中央軍事委員会主席責任制を著しく損なうものであり、党内の適正手続の原則に違反するものである。張又侠は中央軍事委員会委員および副主席であるだけでなく、政治局委員でもある。張又侠の失脚には、政治局常務委員会、政治局、そして関係機関の審査と承認が必要であり、通常数ヶ月かかる。今回の電光石火の発表は、長老達の自宅軟禁を示唆しており、クーデターの疑いが持たれる。

https://x.com/i/status/2015313670793048155

1月24日、各戦区から高速道路を経由して北京へ部隊が展開した。もし北京に展開しているのが習近平を支持する部隊であれば、習近平がまだ大局を掌握しておらず、北京の政情はいつ反転してもおかしくないことを示している。

もし北京に展開しているのが張又侠を支持する部隊であれば、北京地区で激しい軍事衝突が発生することを意味する。

1/26看中国<《华日》爆张又侠向美泄露核机密 “论斯大林式”清洗的代价(图)=WSJ独占報道:張又侠、米国に核機密を漏洩 ― 「スターリン式粛清の代償」(写真)>

1/25の独占報道は、複数の情報筋を引用し、新たに解任された中共中央軍事委員会副主席の張又侠が、中国の核兵器計画の中核技術データを米国に漏洩した容疑や、公務上の便宜と引き換えに巨額の賄賂を受け取った容疑​​、李尚福前国防相の昇進を手助けするなど、複数の重大な容疑に直面していることを明らかにした。この衝撃的な容疑は、国防部が張又侠に対する調査を発表した1/24に発覚し、習近平による軍幹部への最も激烈な粛清の一つとされている。

WSJは、1/24朝に行われた非公開の高官級ブリーフィングで、当局が張又侠に対する容疑を一部の軍高官に明らかにしたと報じた。党派結成や中央軍事委員会の権力乱用といった容疑に加え、最も衝撃的な容疑は、中国の核兵器に関する「中核技術データ」を米国に漏洩したというものだ。証拠の一部は、中国核工業集団の元総経理、顧軍から得られている。顧氏は先週月曜日、重大な規律違反および法律違反の疑いで北京政府から調査を受けていると発表されていた。事情に詳しい関係者によると、顧軍に対する調査は、張又侠を中国の核分野における重大なセキュリティ侵害に直接結び付けているという。しかし、ブリーフィングでは侵害の詳細は明らかにされなかった。

非公開ブリーフィングの衝撃的な詳細:核漏洩告発と軍事粛清の深い絡み合い

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「張又侠が核技術を米国に渡したと言うことはない。張を陥れるためにでっち上げた」というのが中国人の間ではもっぱら。平井宏治著『日本消滅 今なら間に合う、保守の団結』によると、1999年5月25日米下院でコックス報告書が公表されたと。その中には米国の核弾頭技術や中性子爆弾の機密情報が盗まれたと(P72~73)。

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/01/26/1094054.html

1/26阿波羅新聞網<逮张刘后果来了?爆料:习近平命令迅速进京“保卫党中央” —习踢到铁板 逮张刘 军中不满 党内反弹=張氏と劉氏の逮捕はどのような結果をもたらすのか?特ダネ:習近平は、「党中央防衛」のため北京への速やかな入城を指示 — 習近平が鉄板まで追い出す:張氏と劉氏の逮捕は軍の不満と党内の反発を招く>

張又侠の逮捕は党内コンセンサスを完全に崩壊させた。

革命第二世代を代表する張氏は、由緒ある家柄で、軍長老として共青団派と密接な関係を持っていた。

今回の動きは党内のバランスを崩すものと見られており、第二世代(そして第三世代)、共青団派、そして党の長老たちからの不満と集団的な反発を招くことは避けられないだろう。

最近、中国政界では様々な噂が飛び交っている。

1/24、海外のインターネット上では、各戦区の部隊が高速道路を経由して北京へ移動しているというニュースが流れた。

情報によると、習近平と張升民は上官への指示を無視し、中部戦区旅団長に電話し、「党中央委員会を守る」ため北京へ急行するよう指示したという。

これらの部隊は習近平を支持しているのだろうか、それとも最近、重大な規律違反と法律違反の疑いがあると発表された張又侠と劉振立の派閥に肩入れしているのだろうか。一方、「人民解放軍将官の連署よる習近平に反対する国民への書」インターネット上で拡散し、現体制打倒のための全国蜂起を呼び掛け、2026年1月24日を「歴史に刻まれる日」と呼び、習近平の「暴政」を直接非難している。

フェイクもあるから疑って見ていた方が無難。

https://www.aboluowang.com/2026/0126/2339680.html

1/25阿波羅新聞網<惊天巧合?CIA发片“找真相”的那天:张又侠已被抓!内幕炸裂=驚くべき偶然? CIAが「真実を探る」動画を公開した日:張又侠逮捕!内部情報が爆発>

アポロネット孫瑞后の報道:中共の現軍事指導者、張又侠と劉振立の失脚が24日、突如発表された。中国の政治学者、劉軍寧は24日、匿名の情報筋を引用し、国内ソーシャルメディアでリークされた逮捕日の中で最も早い日付は実際には16日だったと述べた。

興味深いことに、北京の16日は米国の15日にあたり、まさにその日、CIAはXプラットフォームに動画を公開し、「中国の真実を知りたい」と呼びかけ、中共の内部事情に関する情報を提供できる人物を募集した。

CIAにも張又侠の逮捕の情報が入ったと思われる。

https://www.aboluowang.com/2026/0125/2339513.html

1/25阿波羅新聞網<爆料:突发!胡锦涛明天官宣!习近平狠啊!=速報:速報!胡錦濤主席、明日正式発表!習近平は冷酷!>

中共の対外宣伝機関である香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは、関係筋の情報として、張又侠が19日(月)に軍の反腐敗部門に正式に拘束されたと報じた。アポロネットの王篤然評論員は、もしこの報道が事実であれば、張又侠は既に移動の自由を失っていたことになると解釈している。

これに先立ち、独立系時事評論家の蔡慎坤は23日、Xプラットフォームに張又侠と他の高級将官17名が逮捕されたと投稿した。この逮捕作戦には公安部特勤局、中央警衛局、中央規律検査委員会が共同で関与しており、これは重大な軍事クーデターに相当する。さらに、多数の中将、少将、さらには師団レベルの将官までもが次に逮捕されるだろうと付け加えた。

張又侠の逮捕が正式に発表された後、オーストラリアに亡命中の元中共幹部、蒋罔正は24日(北京時間)、「胡錦濤は明日正式に発表するだろう!習近平は冷酷だ!」と発言した。

以前、私たちは朱鎔基の死をめぐるネット上の噂について徹底調査を行い、大きな衝撃を与えたと報じた。報道によると、朱鎔基は上海で亡くなり、棺は北京に戻された。中南海(中央政府庁舎)はこのニュースを秘密にしている。

25日、蒋罔正は「今日、胡錦濤か朱鎔基か期待して待っていよう。習近平が冷酷であれば、胡錦濤と朱鎔基が同じ日に死ぬ可能性もある」と発言した。

アポロネットの王篤然評論員は、蒋罔正が、習近平によって朱鎔基が殺され、胡錦濤も殺される可能性を示唆していると解釈している。

団派はエリートだから粗暴な人間には勝てない。習を誘き出すための作戦だとしたら立派だが。

https://www.aboluowang.com/2026/0125/2339423.html

何清漣 @HeQinglian 9h

カナダ首相の国籍についてだが、以前は英連邦の歴史上、英国国民がカナダで公職に立候補し、公職に就くことができると知っていた。今日確認したところ、関連する規則は以下のとおり。

  1. 二重国籍者の公職就任は認められている。

カナダでは、英国国民はカナダ国籍も保有していれば公職に就くことができる。

カナダの英連邦からの独立は1982年。

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何清漣 @HeQinglian 6h

返信先:@HeQinglian

ミネソタ州の地図を見たことがない人でも、この州にはツインシティーズという2つの主要都市しかなく、左派の人口が多いことを理解しているはずである。大企業は、低レベルの仕事は地元で簡単に埋められるが、高レベルの人材は全国規模で採用をかけないといけなくなる。残りはすべて農業である。

民主党は都市が農村を支配する路線をとっている。

何清漣 @HeQinglian 8h

トランプ凡て派を真似た回答案:

  1. WSJ は左翼メディアである。一言も信じてはいけない。
  2. フェイクニュースである。

これは、過去1年超のコメント欄のコメントから私が抽出したものである。

引用

WSJ 中国語ウェブ@ChineseWSJ 23h

#今週の注目記事 米国では今年11月に上下両院選挙が行われる。この世論調査は、トランプと共和党にとって警鐘を鳴らしている。有権者はトランプの経済政策にますます不満を抱いている。

https://on.wsj.com/4pTYiz0

何清漣 @HeQinglian 8h

米国では珍しくないが、Twitterではあまり知られていない、ある常識を共有する。ミネソタ州は農業州で、雇用機会が非常に少ない。オバマが州内にソマリア難民居住区を設立してから、多くの白人が住宅建設やコミュニティ管理から英語教育、難民支援に至るまで、この人権関連産業で仕事を見つけている。これらの仕事は楽で、高い地位を得られる(苦しんでいる人々を助けているような感覚)。ミネソタ州の汚職事件でこの類の事例が出​​てくると確信している。

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引用

上官乱 @shangguanluan  14h

ミネソタ州でICE(移民税関捜査局)に射殺された2人が、なぜどちらも米国生まれの白人だったのか?これは偶然ではない。

あまり知られていない事実がある:真の不法移民、そして合法的に入国した有色人種でさえ、法執行機関の前では非常に用心深く、従順であることが多い。なぜなら、捕まった場合の結末を知っているからである。

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何清漣 @HeQinglian 3h

ソマリア移民産業の連鎖を支持し、汚職事件を無視する以下の人たちに念のためお知らせする。【ミネソタ州は農業州で雇用機会は少ない。オバマが州内にソマリア難民居住区を設立してから、多くの白人がこの人権産業の連鎖を通じて雇用を得ている。】因果関係と時系列を明確に書いた。

何清漣 @HeQinglian 3h

オバマが伝統的な米国の価値観を壊したことを反省し、これについて話し、模範を示すなら、米国にはまだ希望があるかもしれない。

引用

紀春生 @ji_chunsheng 5h

オバマ夫妻はアレックス・プレッティ事件に関して声明を発表した。

「アレックス・プレッティの殺害は、胸が張り裂けるような悲劇である。これは、政党を問わず、すべての米国民にとって、我が国の中核的価値観の多くがますます深刻な課題に直面していることを改めて認識させる警鐘となるはずである」

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https://x.com/i/status/2015557528466444602

何清漣 @HeQinglian 4h

観劇:「ダボス会議での西側同盟の決裂後の『道筋』」、この記事は、世界経済フォーラム(WEF)創設以降、最も異例な盛会となった。西側諸国は長兄の虐めを激しく批判したが、長兄は弟たちの気持ちを無視して、再び彼らを虐めた。英国の新聞「ガーディアン」は、トランプの話し方を「侮辱的な大砲を持って会議にやって来た」と評し、大西洋関係に深刻な動揺を与え、複数の欧州首脳に「欧州主権」の強化を検討するよう促した。

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upmedia.mg

何清漣 コラム:「ダボス会議での西側同盟の決裂後の『道筋』』」 – 上報

2026年世界経済フォーラム(WEF)会議を前に、会議が穏やかなものではないことを示唆する様々な兆候があった。 1/19、トランプ米大統領はノルウェー首相宛ての書簡で、デンマークが実効支配するグリーンランドの主権と・・・。

何清漣 @HeQinglian 6h

ミネソタ州の面積は22万5000平方キロメートル、人口は560万人である。数十万人というのは30万人から90万人の間で、中間値の下限である50万人を当てはめると、ミネソタ州人口の10分の1が凍えるような寒さの中、全州からミネアポリスに集結したことになる。

当時、民主党議員たちを率い、BLMがあの老いた米国の大物をひざまずかせたのを見て、きっと喜んだ:「民衆の気概は利用できる」と。 😅

曾颖 @tenten19901107 9h

本日、ミネソタ州では数十万人がマイナス23度の寒さの中、ミネアポリスのダウンタウンで州全体のゼネストに参加するためにデモ行進を行った。

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近藤氏の記事では、「定員7人の中央軍事委員会は、習近平主席と張昇民副主席の二人だけ」になって、台湾侵攻や尖閣侵攻できるのか?常識的には、遠のいたと言うことになるのでは。煽っていることにならないか?勿論備えはしなければならないが。

トランプのベネズエラのマドウロ逮捕時の鮮やか作戦と音響機器、ジャミングによる中ロ防空システム無力化を見て、人民解放軍はどう感じたか?習が下手に攻撃命令を出せば、クーデターが起こる可能性もある。昨日の本ブログでクーデターを煽る《全人民へ与える書》がネット上で拡散したという記事を紹介しましたが、それが現実のものになるかもしれない。

氏のこれまでの言動を見ると、日本は中共の属国になることを望んでいるのではないかと思えてしまう。媚中派による日本支配を復活させたいと。媚中派が勢いを増さないと、飯が食えなくなってしまうのを恐れているのか?今度の選挙は媚中勢力成敗選挙と言われているのに。トランプは1/23に発表した「国家防衛戦略(NDS)」で、対中抑止強化を優先して取り組む(台湾には言及せず)としているので、勿論台湾侵攻を座視することはないと思う。日本を赤化する、或いは容共にしてはダメ。自由がなくなるし、人権も保障されない。チベット、ウイグル、内モンゴルを見よ!違法な臓器摘出も行われている邪悪な国。こんな国を大きくしたのが間違い。経済を縮小させないと、地球に迷惑をかけることになる。

記事

粛清された中央政治局委員・中央軍事委員会副主席の張又侠(写真:AP/アフロ)

目次

ついに「中南海」(北京の最高幹部の職住地)で、「現代版・林彪(りんぴょう)事件」が起こった。2012年11月に習近平体制が始動して以降、ある意味、最大級の「激震」である。

「噂」は聞いていたが、まさか現実になるとは…

1月24日土曜日の午後3時(中国時間)、中国国防部のホームページが、一つの「消息」をアップした。

<中央政治局委員・中央軍事委員会副主席の張又侠、中央軍事委員会委員・中央軍事委員会連合参謀部参謀長の劉振立は、厳重な紀律法律違反の嫌疑がかかっている。中国共産党中央委員会の研究を経て、張又侠と劉振立の立件審査・調査を決定した>

原文の中国語では、わずか67文字の短文だ。私は速報を見た時、思わず中国発のフェイクニュースではないかと疑った。

「張又侠失脚」の噂は、かねてから流れていた。だが、今年に入ってもCCTV(中国中央広播電視総台)のニュース映像にしばしば映っていたし、まさか現実のものとなるとは思わなかった。

それにしても、習近平という指導者は、崇拝してやまない毛沢東元主席を、どこまでもまねる人である。張又侠の存在が、かつての林彪と二重写しになっていたのではないか。

中国の毛沢東(左)と林彪=1966年11月(写真:共同通信社)

今も解き明かされていない「林彪失脚」の謎

20世紀の中国史を描いた天児慧早稲田大学名誉教授の『巨龍の胎動』(講談社学術文庫、2021年)は、「林彪事件」について、こう記している。

<1971年9月、「毛主席の後継者」とまで断定された人物が、毛の暗殺を計画し、それが発覚して逃亡中にモンゴルで墜落死したと言われる事件が起こった。当時、毛沢東はまもなく78歳を迎える高齢で、(主治医の)李志綏によると肺炎をはじめさまざまな病状が起こっていた。この時林彪はまだ65歳であった。毛に忠誠を尽くしじっと待っていれば、権力は自然と自分の手に落ちてくるというのに、なぜ林彪は毛の暗殺を図ったのだろうか? そもそも暗殺計画などあったのか? 毛こそが林彪を追い詰めていたのではなかったのだろうか? いろいろな疑問が浮かび上がってくる。そして今なおさまざまな説がある。

確かなことは、71年9月に林彪が失脚したという事実、モンゴルで墜落した中国軍機内の焼死者の一人が林彪に違いなかったとの確証が取れたことである。あとは、中国の公式報道を信じるしかない。疑えばすべてが「闇」である>

1971年9月13日、モンゴル・ヘンティ県に墜落したトライデント機の残骸。機体には「256」の数字が見える。同機には中国の林彪が搭乗していたとみられる(写真:共同通信社)

林彪は、第2代国防部長として、1959年から丸12年の長きにわたって、人民解放軍を率いてきた。だが1971年9月、上述のように「謎の失脚」により、忽然と姿を消したのだ。

父親同士が同郷で戦友、当人たちも幼なじみ

張又侠は、人民解放軍の総後勤部長(補給部隊のトップ)を務めた張宗遜の息子として、1950年に生まれた。張宗遜と、習近平主席の父・習仲勲元副首相とが同郷の戦友で、習近平と張又侠も幼なじみだったという証言を聞いたことがある。年齢は張が習より3歳上だ。

習近平は清華大学卒業後、中央軍事委員会の職員になったが、その後は政治家の道を歩んだ(ただし軍歴は常に兼務し続けた)。それに対し、張又侠は、中国人民解放軍軍事学院を卒業後、陸軍に入隊。一歩一歩軍歴を上がっていった。人民解放軍が戦った「最後の戦争」である1979年のベトナム紛争(中越戦争)にも参戦している。

張は、習近平総書記が誕生した2012年11月の第18回共産党大会で、中央軍事委員会のメンバーとなった。もちろん、習近平新総書記による抜擢だ。

「烈士記念日」の式典に臨む中国の習近平国家主席(手前左)と張又侠・中央軍事委員会副主席(同右)=2025年9月、北京(写真:共同通信社)

5年後の2017年10月に開かれた第19回共産党大会で、張は中央軍事委員会副主席に昇格。2022年10月に開かれた第20回共産党大会でも再任された。

このように、13年以上にわたって中央軍事委員会に君臨。まさに毛沢東時代に林彪あれば、習近平時代に張又侠ありだったのである。

武力統一「積極派」と「消極派」に

蜜月だったはずの両雄の間で、一体何が起こったのか? 順を追って見ていこう。

習近平中央軍事委主席は、19回党大会で、自分の息のかかった苗華と張昇民(いずれも政治将校)を中央軍事委員会に入れた。かつ定員を、それまでの11人から7人に減らし、煙たい先輩格の上将たちを引退させた。

続いて20回党大会で、許其亮副主席(空軍)、李作成委員(陸軍)、魏鳳和委員・国防部長(ロケット部隊)の3人の実力者を引退させた(魏鳳和はその後、失脚)。その代わりに、自分の息のかかった何衛東(偵察部隊)と李尚福(総装備部)を中央軍事委員会に引き入れた。何は副主席、李は委員だが国務委員兼国防部長である。この時、張又侠の部下の劉振立も、委員に入れた。

こうして、中央軍事委員会を徐々に「習近平派」で固めていった。

前例に従うなら、共産党総書記を2期10年務め上げた20回大会の時に、習近平総書記は引退して然るべきだった。それを、「祖国統一をまだ成し遂げていない」として、強引に留任した(とされる)。

そこから、武力統一へ向けて進もうとする「習近平派」と、武力統一に消極的な「張又侠派」の路線対立が生まれていったのではなかろうか。

張又侠派のパージで日本に起こること

200万人民解放軍で主流派は「張又侠派」なので、「習近平派」の李尚福、苗華、何衛東が、次々にスキャンダルを掴まれて失脚していった。追い込まれた習近平主席は、昨年10月の「4中全会」(中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議)で、欠員となった中央軍事委員会の3人を補充することすらできなかった。それで仕方なく、張昇民を委員から副主席に格上げして、お茶を濁した。

今回は、そんな習主席が「逆襲」に出たのである。習主席はこと権力闘争にかけては、毛沢東元主席ばりである。一気呵成に、張又侠副主席と劉振立委員を失脚に追い込んだというわけだ。いまや定員7人の中央軍事委員会は、習近平主席と張昇民副主席の二人だけになってしまったが。

ともあれ今後は、「歯止め役」が消えたので、「台湾有事」と「尖閣有事」のリスクがさらに高まることが予想される。

1月23日、「軍事理論工作条例」を3月1日に施行することが発表された。7章52条からなる条例ということしか明らかにされていないが、「習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想の指導を堅持し、習近平強軍思想を深く貫徹する」ものだという。

総選挙を終えた高市早苗政権が対峙するのは、「牙むき出しの中国」かもしれない。

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