『「安楽死幇助ではない、正しい処置だ」終末期患者の延命措置に映し出される日欧の「死の質」の違い スウェーデン在住筆者が考える「人間らしい最期」とは、日本が直面する超高齢社会の重い宿題』(1/22JBプレス 松沢みゆき )について

1/24The Gateway Pundit<REPORT: Trump Considering Naval Blockade of Cuba With Plan For Regime Change by Year End=報道:トランプは年末までにキューバの政権交代を計画し、海軍によるキューバ封鎖を検討中>

イランもキューバも体制転換を図れるようにした方が良い。でも中共の台湾の海上封鎖に名分を与えないか?

トランプ政権はキューバの海上封鎖を検討していると報じられている。

ポリティコによると、トランプ政権当局者は、約70年ぶりに共産主義の島国キューバの政権交代を推進しようと、選択肢を検討しているという。

ベネズエラの独裁者ニコラス・マドゥロが逮捕されて以来、社会主義のカリブ海同盟国からの重要な石油供給が遮断され、キューバ政権はかつてないほど弱体化している。

彼らの報告書にはこう記されている。

トランプ政権は、カリブ海諸国キューバへの原油輸入の全面的封鎖など、キューバの政権交代を促すための新たな戦術を検討していると、計画に詳しい3人の関係者が木曜日に明らかにした。

このエスカレーションは政権内のキューバ政府批判者らが求めており、マルコ・ルビオ国務長官もこれを支持していると、この微妙な議論について匿名を条件に語った3人のうち2人が明らかにした。

この措置を承認するかどうかはまだ決定されていないが、キューバの共産主義政権の終焉を強制するためにドナルド・トランプ大統領に提示された一連の可能な措置の中に含まれる可能性があると関係者らは付け加えた。

キューバへの原油輸出を阻止することは、キューバの主要な原油供給国であったベネズエラからの原油輸入を米国が停止するとしたトランプ大統領の先週の発言から一歩前進することになる。

今週初め、ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ大統領が自身の政治的功績を確固たるものにするためにキューバの政権交代を個人的に求めていると報じた。

同ジャーナルは次のように指摘した。

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領が米国に追放されたことで勢いづいたトランプ政権は、年末までにキューバ共産党政権を追い出す合意をまとめるのに協力できるキューバ政府関係者を探していると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

トランプ政権は、キューバ経済は崩壊に近づいており、マドゥロ大統領という重要な支援者を失ったことで政府はかつてないほど脆弱になっていると評価していると関係者らは語った。

米政府高官らは、カリブ海の島国キューバで70年近く権力を握ってきた共産党政権を終わらせる具体的な計画は持っていないが、マドゥロ氏の逮捕とその後の同盟国からの譲歩はキューバにとっての青写真であり警告となると見ていると述べた。

当局者らによると、トランプ氏とその側近(多くはフロリダとつながりがある)は、キューバの共産主義政権を打倒することが、西半球を再構築するという彼の国家安全保障戦略の決定的な試金石になると考えている。

ハバナの共産主義政権にとって、時間は刻々と過ぎているようだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/01/report-trump-considering-naval-blockade-cuba-plan-regime/

「カナダ最大の貿易相手国である中国の怒りを買って」は「カナダ最大の貿易相手国である米国の怒りを買って」の誤り。

「張有霞」は「張又侠」の誤り。

https://x.com/i/status/2015064046681157711

https://x.com/i/status/2014446126892827043

1/25阿波羅新聞網<弗林将军对习喊话:“请做好准备“ 结局惊悚?—消息:张又侠、刘振立被身边人告密 反扑随时发生=フリン将軍、習近平に「準備はできているか」と警告  恐ろしい結末? ― ニュース:張又侠と劉振立は側近から密告 反撃はいつでも起こり得る>

1/24、中共中央軍事委員会副主席の張又侠と中央軍事委員会統合参謀部参謀長の劉振立が捜査対象となった。このニュースは、中共幹部間の内紛が「生死を分ける」段階に達していることを反映している。報道によると、全軍部隊が厳戒態勢に入り、あらゆる軍事行動が直ちに凍結・停止され、将兵全員のスマホが押収されたという。フリン将軍は中共指導者の習近平にこう語った。「習近平総書記、準備はできているか。中国内部の動揺は良い結末を迎えることはないだろう」

習は打倒されるか?

https://www.aboluowang.com/2026/0125/2339164.html

1/25阿波羅新聞網<张又侠因何被抓? 蔡慎坤分析“三大原因”= 張又侠はなぜ逮捕されたのか?蔡慎坤が「3大原因」を分析>

これまでも張又侠に関する情報を何度もリークしてきた蔡慎坤は、24日に自身のYouTubeチャンネルで、張又侠の失脚は、恐らく習近平を怒らせた3つの原因によると分析した。

第一に、蔡慎坤は、張又侠が72歳にもかかわらず第20回党大会期間中も副主席の職にとどまっていたのは、習近平が党長老に約束したことと関係があるのではないかと推測した。張又侠の留任は、第21回党大会における習近平から胡春華への権力の円滑な引き継ぎを確保するためだった可能性がある。しかし、習近平による胡春華の粛清と張又侠の育成していた「実戦派」への攻撃は、張又侠の基盤を取り除くもので、両者の間に対立を引き起こした。

第二に、蔡慎坤は、近年、特に三中、四中全会において、「張又侠が習近平に取って代わる」「習近平は権力を失った」といった噂が国内外で広まったと分析している。これらの噂は張又侠自身によって広められたものではないかもしれないが、生来疑り深い習近平にとって、軍部における張又侠の「実戦派」としての評判と党長老からの支持は、彼こそ習近平に挑戦できる唯一の人物であった。張又侠を「救世主」とみなすこのイメージは、習近平にとって彼を極めて危険な存在にしていた。

第三に、蔡慎坤は「防諜」作戦が最も直接的なきっかけになったと考えている。習近平が張の部下を粛清している間、張又侠は座して死を待つのではなく、国家安全保障システムにおける経歴を活かして習近平の「福建閥」の側近(何衛東と苗華)を秘密裏に監視し、彼らの賄賂の証拠を習近平に直接提出した。習近平はこれを「反腐敗」ではなく「政治的挑戦」、つまり自身の最高権力に対する脅威と見なしていた。

張又侠の失脚に関して、蔡慎坤は習近平が革命第二世代の高官からの反発のリスクを考慮する可能性があると見ている。そのため、処置には二つの選択肢がある。一つ目は「旗を高く掲げて軽々しくやり過ごす」、つまり張又侠を党と軍から追放するが、軍事法廷には送致せず、軍内部の勢力を懐柔する道を残す方法だ。二つ目は、劉亜州や任志強の例に倣い、汚職で重刑を宣告し、獄死させることだ。

張又侠失脚の理由については、評論家らも様々な意見を述べている。張又侠は長老の支援を得て習近平の軍権を確かに弱体化させたものの、彼らは党を守るために完全に習を打倒することは敢えてせず、習近平に反撃の機会を与えたという見方もある。

24日、人民解放軍報は、張又侠と劉振立が「中央軍事委員会主席の責任制を深刻に蹂躙、揺るがし、党による軍の絶対的指導に深刻な影響を与えた」と主張する記事を掲載した。

詰めが甘いから、やられる。

https://www.aboluowang.com/2026/0125/2339163.html

1/25阿波羅新聞網<抓张又侠 习真要发起战争了?=張又侠逮捕:習近平は本当に戦争を仕掛けようとしているのか?>

Eric.V、元諜報員/V旅団創設者/多くのネット上の友人がこう言っている:「張又侠の逮捕は、彼が台湾を攻撃するつもりという意味か?」

かつて当局のために地政学レポートを頻繁に執筆していた者として、これはまさに一時停止ボタンであり、戦争のプロセスを冷却し、遅らせるためのものだと言いたい。

もし本当に戦争したいなら、内部に不確実性を生み出すことはしないだろう。むしろ「戦いたいが、賭けに出られない」という状況だろう。

これは、習近平が腐敗した軍に対する失望と焦り、つまり戦わず、自信なく、心から願わずを反映している。

台湾侵攻は益々遠のいたのでは。

https://www.aboluowang.com/2026/0125/2339253.html

1/25看中国<吁全民起义 传中共军队反习将领联署《告全国人民书》 (组图)=全人民蜂起を呼びかける:反習近平派の軍将官らによる連名での《全人民へ与える書》が拡散(写真)>

1/24、中国の張又侠大将と劉振礼大将が捜査対象となっていることが公式発表されたことを受け、反習近平派の軍将官らが連名で書いた《全人民へ与える書》がインターネット上で広く拡散され、全人民蜂起を呼び掛けている。しかし、この《全人民へ与える書》の具体的な出所は現時点では確認できていない。

X上で「李隽」が転送した《全人民へ与える書》によると、張又侠大将と劉振礼大将が捜査対象となっている。 「これは単なる『反汚職』キャンペーンではなく、習近平独裁政権による露骨な宮廷クーデター、軍に残された最後の長老、革命第二世代のエリート、そして全軍の良心までが血みどろの粛清に晒されているのだ!」と書簡は述べている。

その書は「習近平の暴政は今に至った、既に窮地に陥り、途方に暮れている!」と。

軍で反乱を起こす勇気のある者がいないと人民は蜂起できない。

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/01/25/1094001.html

何清漣 @HeQinglian 10h

デイリービースト紙によると、トランプ米大統領は世界経済フォーラム(WEF)から帰国後、1/23午前0時40分から午前1時30分までのわずか50分間で70件以上の投稿とリツイートを行い、Truth Socialで深夜の「投稿ラッシュ」を引き起こした。 24時間以内の合計を含めると、その数は80を超える。

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引用

Thomas Ng @ThomasN20180200 11h

返信先:@HeQinglian

現在、米国はおそらく世界で最も孤立した国だろう(平和委員会の一部のメンバーが互いに支え合っていることを除けば)。

何清漣 @HeQinglian 21h

人は硬骨がなければ立ち上がれない。中流国である以上、なぜ他国の救いが必要になるのか?国民福祉は少し低下し、生活は苦しくなり、朝のコーヒーの香りは薄れ、バターも減り、労働時間は長くなる。それでも、他人に頼っているのと比べればましである。

中国人は非常に厳しい生活を送っている。米国の生活保護受給者を除けば、労働者でさえ生活は非常に厳しい。

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引用

hello world @whiteTony99 1月24日

イギリス人が書いた内容が信じられない。本当にひどい。「中国は米国の中規模同盟国をドナルド・トランプから救うことも、救おうともしない」。これは英国エコノミスト誌の記事のサブタイトルで、メインタイトルは「西側諸国の指導者たちは孤独な世界を歩んでいる」だ。添えられた写真は本当に素晴らしい。灯台が見えるか? 2つの灯台があり、米国の灯台は火を灯さず、中国の灯台はイギリスとカナダの国旗に温かい光を当てている。

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何清漣  @HeQinglian 9h

まさにその通り。あなたは彼を深く理解してくれる弟分だ。昔、皇帝は不眠症に悩まされると、酒と薬を飲んだ。さて、この米国人はどうやって不安を解消しているのだろうか?深夜の投稿だ。

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Annie Fallon @Anne_Smith22 1月24日

返信先:@HeQinglian

トランプは史上初のネットで人気の大統領であり、注目を集めることも彼の仕事の一部である。旧時代の政治家はもはや新しい環境に適応できず、もはや彼を伝統的な見方で見ることもできない。😄

何清漣  @HeQinglian 10h

ダボス会議における西側陣営の分裂劇、そしてトランプからフランス、イギリス、ドイツ、フィンランドに至るまで、あらゆる国の首脳が中国への友好訪問を希望していることは、日本の政界に大きな刺激を与え、まるで間違った列車に乗ってしまったかのような気分にさせている。😅

今度の日本の選挙は「媚中勢力成敗選挙」と言われているのを知らない?

引用

hello world @whiteTony99 23h

現地時間1月21日、日本の自民党は重要な発表を行った。衆議院選挙の公約には「中国との建設的で安定した二国間関係の構築」が盛り込まれた。これは、現首相で自民党総裁の高市早苗が一貫して中国に対して強硬な姿勢をとってきたこととは、差が大きい。

これは親米から親中への政策調整などではなく、率直に言って、綿密に計算された「歩兵を捨てて王を守る」であることは、誰の目にも明らかだ。自民党は、高市早苗の政治生命の花道―つまり退陣への道を、静かに切り開いているのだ。

中国人の自信過剰には呆れる。高市は、対中関係で「対話の扉」は常に開いていると言っている。

何清漣 @HeQinglian 6h

音響兵器に関する噂は本当だ。NYポスト紙のインタビューで、トランプ米大統領は、2026年1月3日にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を捕えるための「絶対的決意作戦」において、米軍が「The Discombobulator」と呼ばれる秘密兵器を使用したと述べた。

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nypost.comより

何清漣が再投稿

雲儿 @yuner64 12h

胡適時代の寛容は、現代の覚醒文化における寛容とは異なる。

​​古典的な寛容:思考においては反対し拒絶するが、行動においては干渉せず容認し、平和的共存を目指す。

現代の寛容:心を開き、判断せず、行動においては歓迎し受け入れ、深い理解と融合を目指す。

古典的な寛容:私は反対だが、異端の存在は尊重する。

現代の寛容:異端(ジェンダーの多様性、異教)を真理として認める。

引用

劉軍寧 @liujunning 1月23日

無神論者の胡適は、寛容は自由よりも重要だと考えていた。

神を信じ、皮肉屋のチェスタトンは、寛容は信仰を持たない人々の美徳であると主張した。

寛容は自由よりも重要か?

あなたは胡適とチェスタトンのどちらに賛成か?

松沢氏の記事では、安楽死(Euthanasia)や尊厳死(death with dignity)は「患者の自己決定権」に属するもので、それを国家が認めた方が良いのかどうか?

自殺は犯罪でない(「自殺幇助」や「自殺教唆」は犯罪)から、自殺すればよいと考えても、それをする体力と勇気があるかどうか。一人一人意見は違うでしょう。

小生は治る見込みがなければ、管を通すことは止めて、痛みのないまま死にたいと思っています。山岡鉄舟のように全生庵で座禅を組みながら死ぬのはできませんが。

記事

どのように人生の最期を迎えるか。そこに自己決定権はあるのか(写真:PlNA/Shutterstock.com)

目次

(松沢 みゆき:在スウェーデンのジャーナリスト)

筆者の母は昨年9月、肺がんで亡くなった。2月に担当医から「余命は今年中くらい」と宣告され、スウェーデンに住んでいる私は6月に日本へ向かい、最期を看取った。「ガン治療をしても、あまり効果は見込めないだろう」とのことだったので積極的な治療や延命措置を断った。

亡くなる日は、夕方ごろから呼吸が苦しそうになり、「こんなに苦しいなら死んじゃったほうがまし」というのが最期の言葉になった。延命治療をしなかったせいなのか、意識ははっきりしていた。

母との思い出は、楽しかったことばかりだ。母の人生は苦労も多く、それほど幸福なものではなかっただろうと思う。が、母と最期の3カ月を過ごすことができたのは、私にとって楽しかったし嬉しかった。

母は認知機能を保ったまま、寝たきりにもならずに亡くなったが、人はどのように最期を迎えるのか、あらためて考えることにもなった。

夫の死因は「餓死」ではないのか?病院を訴えた妻

以前に、スウェーデンの全国紙ダーゲンス・ニーへテル(DN)の医療記事を読んで、ショックを受けたことがある。「何がグスタフ・Bを殺したか」というタイトルの記事で、国内で非常に多くの反響を呼んだ。

記事によると、末期にある重度の入院患者が、病院から何の栄養補給も受けず、何と「餓死」させられたというのだ。

記事のタイトルになったグスタフ・B氏はがんとの診断を受けて入院し、113日後に病院で死亡した。しかし夫が亡くなった後、彼女は、生前にベッドに横たわる夫の写真を見てある疑問を抱いた。

夫のベッドからはプラスチックのバッグ(筆者注:ベッドサイドの尿バッグと思われる)が1つぶら下がっているだけ。ほかのものはない。夫は死ぬ前の1週間、必要な栄養を補給されていたのか?

妻は病院に行き、夫の生前の処置の記録を見せてもらい、その疑問はさらに深まった。記録には生存に必要な栄養補給がなされた形跡はほとんどなかった。

夫の直接の死因は「餓死」ではないのか――。

妻は、直ちに医学倫理の専門家に相談の上、保健医療責任当局に対し、病院が「安楽死を幇助した」として訴えを起こした。

記事を書いた記者が、「B氏のケースは安楽死幇助に当たるのか」と、ある医師に尋ねた。その医師は「安楽死幇助ではない」と断言している。「食べ物を出さないことは正しい処置です。患者は回復不可能な状態でした」

Vad var det som dödade Herr B?(何がグスタフ・Bを殺したか?)

延命措置は穏やかな最期を妨げるのか

このニュースにショックを受けた筆者だが、一方で、記事中でコメントしている医師の言い分に納得する自分もいた。

スウェーデンに住んでいて気がついたことがある。当地の病院や医療ケア施設では、無数のチューブや管をつながれたまま、寝たきりになっている病人をあまり見かけないことだ。

私の友人には医師も多い。娘の大親友の母はその一人で、彼女が主催するヨガサークルやキャンプに参加させてもらったことで、女性医師の友人が非常に増えた。

彼女らと話をしてわかったことがある。日本の医療が行うような「延命措置」は、欧州では積極的に行われていないということだ。

さらに驚いたことに、彼女らの考えでは、延命措置をすると、人は穏やかに最期を迎えることはできないのだという。

日本の医療では、可能な限り延命措置をすることが普通だ。回復する見込みの乏しい終末期患者に対して延命を試み、点滴や経管栄養の措置を施す。

しかし、欧州ではそれをよしとしていないそうだ。見込みのない延命ではなく、痛みを取り除くための緩和治療をしながら、穏やかに苦しまず自然に死んでいく。そうして死を受け入れていくのが欧州のやり方だという。

延命期間が長いと、昏睡状態が長くなる。しかし、食べるだけ飲めるだけで自然な死を迎える方が、意識を保ったまま、周囲に別れを告げて逝くことができるという。

生まれることと死ぬことは自然なことなので、寿命に抗わず、余計な医療を行わず、穏やかに亡くなるという考え方だ。

とすれば、冒頭で挙げた「病院が重篤患者を餓死させる」という医療措置は、あながち間違いだったわけではないのかもしれない。

「あなたは、なぜ死にたいのか?」4人の考え方

前回の記事(もし親に「殺してくれ」と懇願されたら?8割が安楽死容認の国で起きた「愛ある殺人」の波紋)でも安楽死について考えたが、安楽死を選択したり、望んだりする人々の背後には、「自己決定権」「尊厳」といった強い願いがある。欧州メディアで安楽死を扱った記事に出てきた人物の考え方をいくつか紹介したい。

「命を愛しているからこそ、病に支配される前に自ら幕を下ろしたい」
アンヌ・ベール(享年59・フランス人作家・ALS患者)

彼女は、2015年9月にALSと診断された後、2016年1月に病名を公表し、以後「終末期における自己決定権」を訴える活動を始めた。彼女は「私は生きることを愛している。しかし、尊厳をもって死ぬ権利を奪われることは耐えられない」という言葉を残し、2017年ベルギーのクリニックで命を絶った。

L’écrivaine Anne Bert a été euthanasiée en Belgique
Le dernier combat d’Anne Bert

「すべての人が自分の死について決定する権利を持つべきだ」
ステファン・ニルソン(享年67・作曲家、ピアニスト・ALS患者)

彼は「このような病気で、一縷の希望も見出せないなら、自ら命を絶つ権利があるべきだ」と考え、スウェーデンの自宅で、愛する人たちに囲まれて安楽死することを望んだ。彼は遺言を残し、死は自らの選択であり、最期の瞬間には自らが殺害行為を行ったのだということを示した。

「私、ステファン・ニルソンは、ここに自らの命を絶つことを決意する…私は、自分自身の伝手(つて)をたどって、安らかに眠りにつくために必要なものを手に入れた」。つまり「(医師などの)公式ルートではなく、自分自身のコネクションや手段を使って、死を迎えるための準備(薬など)を整えた」として、自己決定であることを強調している。そして致死量の薬物を飲んだ。

しかし、警察は殺人の疑いがあると見なし、ニルソンと妻の自宅は犯罪現場とされ徹底的に捜索されている。

Hennes make valde döden – efter ALS-beskedet

「死のカクテルを調合し、一人でそれを飲み干すだけ」
アニカ・ヒルデブランド(享年87・癌/多発性神経障害患者)

彼女は、2種類の癌と、筋肉が萎縮する多発性神経障害を患っていた。「目標は、スウェーデンで安楽死が認められることです。今のところ、政治家たちはこの問題を調査しようともしません。本当に腹立たしい」「安楽死への抵抗に小さな毒矢を投げ込み、議論を巻き起こしたい」

アニカは愛する人たちを集め、ワインを飲みながら思い出を語り合い、そして全員と別れを告げた。最期の瞬間は法的な理由から、誰にも付き添ってもらわなかった。彼女は部屋に一人で座り、致死量である77錠の錠剤を、長い時間をかけて苦労しながらヨーグルトと一緒に飲み続け、たった一人で死んでいった。

När ni ser det här är jag död

「窒息死したくなかった」
ヘンリック(ALS=筋萎縮性側索硬化症=患者)

6年間ALSと闘った後、ヘンリックはスイスへ渡航し、安楽死を選んだ。病気が判明してからヘンリックは車椅子生活となり、ほぼ24時間人工呼吸器をつけていた。スイスは、欧州で唯一、安楽死を希望する外国人を受け入れている国だ。かかった費用は20万クローナ(約340万円)。医師からの診断書を複数取得し、車椅子と介助付きの飛行機の手配も必要だった。ヘンリックは2杯の飲み物を渡された。1杯目は胃が毒に反応しないようにするもので、2杯目には毒物が入っていた。彼の隣には妻のアンナと2人の子供が座っていた。

「あっという間に終わりました。とてもドラマチックでなく、痛みもなく、穏やかで、心地よかったです。まさに彼が望んでいた通りでした」

アンナは、重病や苦痛を抱える人々がスウェーデンで安楽死を受けられるようになることを願っている。

「もし夫がスウェーデンでこのような援助を受けられたら、彼の病気はもっと穏やかだったでしょう」とアンナは言う。

Annas man Henrik åkte till Schweiz för dödshjälp: ”Ville inte kvävas till döds”

「人生の完成図を誰が描くのか」

安楽死を選択したり、望んだりする人が問うているのは、単なる「死の是非」ではなく、「人生の完成図を誰が描くのか」という究極の問いである。

日本における医療は、伝統的に「生かすこと」に主眼を置く。これに対し、欧州には、栄養補給を断つことさえも「穏やかな死」への積極的な支援と捉える価値観がある。

両者の対比は、私たちが信じている「善意の医療」が、当事者の尊厳を損なっていないかを厳しく問い直すものである。

「死の質」を社会がどう保障するのか

特に進行性の難病患者にとって、自由が奪われていく過程は、自己のアイデンティティが崩壊していく過程に等しいのかもしれない。孤独な自決を選んだり、多額の費用をかけてスイスへ渡ったりするのは、彼らにとっての「生」が、単に心臓が動いていることではなく、「自分らしくあること」を意味しているからだ。

彼らが求めているのは死そのものではなく、自分の物語に自らピリオドを打つ「自己決定権」である。

スウェーデンでも、安楽死を巡っては法的・倫理的障壁がある。しかし、当事者たちの叫びは一貫している。「自分のいる場所で、愛する人とともに、人間として去りたい」という願いだ。

死をタブー視し、一律に延命を美徳とするのではなく、個人の価値観に基づいた「死の質(QOD: Quality of Death)」を社会がどう保障するのか。超高齢社会を生きる私たちは、自身の「最期の一頁」をどう描くかという重い宿題に直面している。

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