『「北朝鮮を軍事攻撃せよ」米国で再び浮上する強硬論 議会関係者が電磁波攻撃による北朝鮮の人工衛星破壊を提案』(4/17JBプレス 古森義久)、『米朝膠着、その狭間で一人はしゃぎ回る文在寅大統領 本心は米国の目をかいくぐり北朝鮮に経済協力したいだけ』(4/17JBプレス武藤正敏)について

4/18阿波羅新聞網<游客见闻:新疆被施重兵把守 如同大监狱=旅行者の見聞:新疆は強力な軍隊に守られ大監獄と同じ>ネット雑誌“寒冬= bitter cold”は4/15の報道で、漢族の観光客(仮名:王明)は、昨年8月新疆への旅行で彼が見聞したことを述べたが、中共の新疆への厳格な監視が窺われた。

中共はウイグルやカザフ人は中国国民と認めていない証拠でしょう、こんなに監視を厳しくするというのは。世界は中共のやり方に抗議し、経済制裁しなければおかしいのに、強欲な人間ばかり。

https://www.aboluowang.com/2019/0418/1276785.html

4/18阿波羅新聞網<朝鲜试射新的战术导弹=北朝鮮は新しい戦術ミサイルを試射した>ロイター通信は、「朝鮮中央通信が述べた“戦術”武器は、短距離武器であり、米国が脅威と見なしている長距離弾道ミサイルではないことを意味する」と報じた。

しかし、朝鮮中央通信の報道によると、この武器は「誘導飛行は非常に特殊であり」、「強力な弾頭」を持っていると。

米国の軍事攻撃の可能性のニュースを聞いた答えかもしれません。でも言い訳がましく、短距離ミサイルと言うところが笑わせるではないですか。

https://www.aboluowang.com/2019/0418/1276906.html

古森氏の記事のように、米国が北を軍事攻撃するのであれば、先ず北のミサイルを無力化した上で、攻撃に移ってほしい。電磁波攻撃は中露に対する牽制にもなるでしょう。その代り、米国の衛星も敵国の標的になりますが。

武藤氏の記事では「自由朝鮮」についてコメントがありません。どうせなら、彼らの動きが一番知りたい所ですが。外交的に微妙な点があって書けないのか、情報を掴んでいないのか。ただ、クーデターを起こしたとしても、朝鮮人民軍同士で内戦になる可能性もあるし、瀋陽軍が介入する可能性があります。予測は難しいです。ただ、わざわざ「自由朝鮮」が世界に声明を出し、その存在をアピ-ルしたので何らかの動きがあるのでは。CIAと連携していると言うし。

古森記事

北朝鮮・平壌の広場に設置された大型スクリーンに映し出された同国の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の模様を見る人々(2017年7月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/Kim Won-Jin〔AFPBB News

(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

「北朝鮮に非核化を実行させるためには、やはり軍事手段が必要だ」──こんな思い切った提案が、トランプ政権に近い米国議会関係者から発せられた。その手段としては、これまでの軍事の常識を越える電磁波攻撃が効果的なのだという。

米国のトランプ政権が北朝鮮の非核化をどう実現させるかは全世界の関心事と言えよう。現在、トランプ政権は北朝鮮に対して、経済制裁を中心とした非軍事的な政策をとっている。当初ちらつかせていた軍事オプション(選択肢)は影をひそめていると言ってよい。

だがそんな状況下で、米国議会の電磁波研究機関の専門家が改めて軍事オプションの行使を提案した。最初の軍事手段として、北朝鮮が軌道に乗せている人工衛星2基を破壊すべきだという。これまでの政策論ではみられなかった新奇な提案である。

トランプ政権内外では、北朝鮮の核兵器を全面破棄する軍事手段が選択肢の1つとしてまだ排除されていないようである。だからこそ、こうした提案が出てくるのだろう。

第1段階は人工衛星への電磁波攻撃

米国議会の諮問機関「議会電磁波委員会」顧問のピーター・ビンセント・プライ氏は3月末、首都ワシントン地区の日刊新聞「ワシントン・タイムズ」に「北朝鮮非核化のための軍事オプション(選択肢)」というタイトルの長文の論文を発表した。

同論文は、北朝鮮が今も核兵器の温存を図っており、トランプ政権による現在の経済制裁継続という方法では非核化に着手しないだろう、と考察している。では米国はどうすればよいのか? プライ氏は、北朝鮮の非核化の完全実現のために軍事手段を行使するべきだと提案する。

プライ氏はCIA(中央情報局)や下院軍事委員会での勤務経験がある安全保障専門家である。専門分野としては、アジア安全保障全般に加えて、電磁波やレーザー、サイバーなどのハイテク兵器に詳しい。現在は、議会の安保政策諮問機関の「議会電磁波委員会」顧問という肩書で同委員会の総合調整役を務めている。政治的には共和党系で、トランプ政権にも近い距離にあるとされる。プライ氏の提言は当然トランプ政権にも届いているとみてよいだろう。

プライ氏はこの論文で、北朝鮮に完全な非核化を実行させるための軍事手段として3段階の措置を提示していた。なかでも異色なのは第1の手段だ。それは、電磁波攻撃によって北朝鮮の人工衛星2基の機能を破壊することである。

現在、北朝鮮は地球観測目的用と称して人工衛星2基を打ち上げ、宇宙軌道を飛行させている。2012年12月に打ち上げた「光明星3号2号機」と、2016年2月に打ち上げた「光明星4号」という衛星がすでに軌道に乗ったことを米側は確認している。

プライ氏は論文で、米国が電磁波攻撃によってこれらの人工衛星2基を無力化することを提案していた。

同論文によると、北朝鮮の2基の衛星は核兵器と組み合わせることによって米国全土の電力送信を止めることが可能になる。そのため米国にとって衛星の無力化は、米国の安全を確保することにつながる。加えて、北朝鮮のみならず中国やロシア国に対しても米国の北朝鮮非核化への断固たる意思を誇示する効果もある。

衛星の機能を破壊されただけでは、北朝鮮側が米国や韓国に対して全面的な報復攻撃に出る可能性は低い。それでも、「北朝鮮の非核化のためには軍事手段も辞さない」という米国からの強力な意思表示になるという。

空母投入で北朝鮮のミサイルを破壊

プライ氏が提案する第2の軍事手段は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル、中距離弾道ミサイル、核爆弾搭載可能の爆撃機、潜水艦、西海ミサイル発射場、寧辺核施設、ウラン濃縮秘密施設を米軍が通常弾頭ミサイルで破壊することである。

この攻撃計画での標的は合計で約150に及ぶ。米軍は空母3隻を投入し、そこから艦載機が出撃したりミサイル、ロケットを発射するなど、すべて非核の通常兵器を用いて数時間の攻撃で目標を達することが可能である。北朝鮮からのミサイル類での反撃は、米軍の既存の防衛網で十分に防ぐことができる。この結果、米国本土やグアム島など米領への北朝鮮の核とミサイルの脅威はほぼ完全に除去できるという。

第3の軍事手段は、プライ氏も「戦闘拡大の危険度が高い」と認める大規模な攻撃計画だ。北朝鮮の準中距離弾道ミサイルと短距離弾道ミサイルの合計1000基ほどを破壊するという案である。

この作戦が予定どおりに実行されれば、韓国と日本への北朝鮮のミサイルや核の脅威は完全に除去される。その破壊作戦はかなりの日数を要し、北朝鮮が韓国に全面的な報復攻撃を仕掛けるリスクも高くなる。だが、その危険性についてプライ氏は、「攻撃が敏速で標的が少数であればあるほど北朝鮮の政権自体の破壊ではないことが分かり、全面反撃の可能性は低くなる」としていた。

消え去っていない軍事オプション

こうした大胆で危険な提案は一見、きわめて過激に映る。だがトランプ政権を支持する専門家たちの間からこうした提案が出てくるという事実にこそ、注目すべきだろう。

電磁波攻撃で北朝鮮の人工衛星2基を破壊して、米国の軍事手段履行の意思を北朝鮮側に伝えるという発想は、これまで公に語られたことはない。だが、実際に行動するかどうかは別にして、トランプ政権の内部でその種の発想が実際に可能性として存在するというわけだ。

トランプ政権周辺では、これまでにも軍事手段の行使が提案されていた。2回目の米中首脳会談が不調に終わった直後の3月上旬、トランプ政権を堅固に支持する共和党保守派のリンゼイ・グラハム上院議員は、「米国政府は、北朝鮮に対する軍事力行使による非核化実現を真剣に考えるときがきた」と明言していた。

また歴代共和党政権で東アジアのアジア安保問題を担当してきた専門家のパトリック・クローニン氏(現在はハドソン研究所上級研究員)も、「非外交的な強制的手段を考える時期がきた」として、北朝鮮に対する軍事手段行使の効用を検討することを改めて提唱した。

こうした動きをみると、トランプ政権内外では軍事オプションの選択が決して否定されてはいないという構図が浮かんでくるのである。

武藤記事

ホワイトハウスの大統領執務室で、文在寅大統領(左から3人目)と金正淑夫人(左端)を迎え入れるドナルド・トランプ米大統領(右から2人目)とメラニア・トランプ夫人(右端、2019年4月11日撮影)。(c)Nicholas Kamm / AFP〔AFPBB News

(武藤正敏・元在韓国特命全権大使)

4月11日、ワシントンでは米韓首脳会談、北朝鮮では最高人民会議が相次いで開催された。

トランプ大統領、金正恩朝鮮労働党委員長はそれぞれ、第3回米朝首脳会談の可能性に言及はしたものの、どちらも「相手の出方次第」との姿勢を崩さなかった。その隙間で、韓国の文在寅大統領は、米朝双方から「仲介者失格」の烙印を押されながらも、仲介役として一層の役割を果たそうと必死に動き回っている。3カ国が各様の動きを示す中で、今後北朝鮮の核問題はどのように進展していくのか、展望してみたい。

トランプ大統領は北朝鮮との交渉を急がない

文在寅大統領は、北朝鮮が完全な非核化に応じるまで、南北経済協力の推進を含めた制裁の緩和の実現と、米国が消極的姿勢を示している米朝首脳会談開催についてトランプ大統領を説得するため訪米した。しかし、これに対する米国の反応はほぼ「ゼロ回答」と評価せざるを得ないものであった。

文大統領は、ポンペオ国務長官やボルトン大統領補佐官が同席しない2人だけの首脳会談で、トランプ大統領を説得しようと考えていたものと思われるが、肝心の「差しの会談」には両首脳の夫人が同席し、深みのある実質的な会談というより、儀礼的な面会という雰囲気を漂わせた。しかも、その29分の会談も、冒頭発言とトランプ大統領の記者団との問答に27分も費やし、2人だけの会談は実質的にはわずか「2分」であったという。

トランプ大統領は、2人だけの首脳会談の冒頭、取材中の記者団との応答の中で、3回目の首脳会談について「あるかも知れない。急いで開くのではない。順を追って進める」、「もし急げば正しい合意が得られなくなるからだ」と述べ、米朝に韓国を交えた3首脳の会談についても「あり得るが、金正恩氏次第だ」との見解を表明した。

さらに、北朝鮮の完全な非核化まで制裁を維持する立場を表明し、韓国側が期待する南北協力事業については「今は適切ではない」と述べ、容認しない考えを示した。文大統領がこれから会談で取り上げ、トランプ大統領を説得しようとしていた事柄を、あえて会談前の記者団との問答で否定したのは、文大統領の訪米の成果を期待しないよう、韓国側を戒めたかったからだ。

金正恩氏 米国の方向転換を要求

一方、最高人民会議2日目に演説した金正恩氏は、米国が「正しい姿勢でわれわれと共有できる方法論」を見つけることを条件に、「第3回首脳会談を行う用意がある」との立場を明らかにした。金正恩氏のいう「正しい姿勢」とは、昨年6月のシンガポールでの米朝首脳会談に立ち戻り、完全な非核化が実現するまで経済制裁を続ける構えの米国に方向転換を求めたものとみられる。

北朝鮮の平壌で行われた朝鮮労働党中央委員会総会に出席する金正恩(キム・ジョンウン)委員長(2019年4月10日撮影)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS〔AFPBB News

演説では、さらに「米国が、敵視政策の撤回には依然として背を向けており、われわれを圧迫すれば屈服させられると誤断している」、経済制裁に執着するのは「われわれに対する耐え難い挑戦なので傍観できず、粉砕しなければならない」と非難している。それでもトランプ大統領との関係については「立派な関係を維持している」と述べ、「今年末までは米国の勇断を待つ」としている。

第3回米朝首脳会談開催、米朝ともに難しい国内事情

米朝関係の今後を占うえ上での最大の鍵は、第3回首脳会談に向けて前向きな歩みが生まれるかどうかである。そのため越えなければならないハードルは2つある。

第1のハードルは、米朝双方の国内事情が譲歩を困難とする状況を生んでいることだ。

米国では、ベトナムでの首脳会談が物別れになったことについて、与野を問わず、「中途半端な合意をしなかったのは良かった」との意見が支配的である。また米国では、北朝鮮の非核化に向けた意思については、懐疑的な見方で占められており、米議会の朝鮮問題に関連する議員の多くは、韓国が「仲介」と称して、北朝鮮との経済協力を進めようとしていることについても、批判的である。

米国民の間では、北朝鮮問題に関する関心が薄らいでいる。ロシアゲートに関する、モラー特別検察官の報告により立場が強化されたトランプ大統領にとって、北朝鮮問題で無理やり成果を出さなければならない必然性は少なくなっている。

したがって、今トランプ政権が北朝鮮とのビッグディールを取り下げ、北朝鮮の主張に寄り添った形で合意を得ることは、トランプ政権にとってマイナスにはなってもプラスになる要素はあまりない。

反面、北朝鮮にとっても、米朝首脳会談で金正恩委員長が成果を挙げられず、制裁が維持されたことに国内で失望感が広がっており、現在、北朝鮮首脳部はこうした雰囲気が拡散しないように体制の引き締めに躍起となっている最中だ。さらに、北朝鮮の軍部からは非核化に反対する声も聞かれている。北朝鮮が最高人民会議において、自力更生によって経済成長を図ることの重要性を強調し、金正恩に「最高代表者」の称号を与え、人事の若返りを図ったことは、こうした不満を抑えるための動きであろう。

北朝鮮は、制裁による輸出の急減によって外貨が欠乏してきており、食糧不足も深刻化していると伝えられている。第3回米朝首脳会談に向け「米国の勇断を待つ」というのは、北朝鮮の苦しい事情を反映し、少しでも早く制裁を解除してほしいとの切望であろう。しかし、だからといって非核化に応じることは金正恩氏の権威を失墜させ、軍の反発も招きかねないことから容易ではない。

北朝鮮は東倉里のミサイル発射場を再建したり、新型潜水艦を建造したり、と米国を挑発しかねない動きを示している。しかし、それを本気になって実行してしまえば米国との対話の雰囲気が壊れ、再び緊張した雰囲気に戻りかねないので、それはできないのではないか。ただ、米国に対し方向転換を迫る方策は、挑発行動再開のふりをするしかないことへの焦りを示すものであろう。

このように、米朝双方ともに相手に譲歩するという選択肢はほとんどないのが現状である。

第2の制約要因は、ベトナムでの物別れの再現が許されないことである。ベトナムの失敗の原因は、首脳会談に先立つ実務者会談でほとんど交渉が進められなかったためと言われている。米国は非核化について、その定義や進め方、落ち着きどころなど詳細を実務者会談で提起したが、北朝鮮は「非核化について交渉できるのは金正恩氏だけである」として取り合わなかった模様だ。北朝鮮側が非核化について交渉する準備ができていなかったのは、米側が実務協議で提起したことがそもそも金正恩氏に伝わっていなかったのではないかとさえ思われる。これでは実務者会談はないに等しい。

そもそも金正恩氏は、ポンペオ長官との会談に失望し、トランプ大統領との直接会談で突破口を開こうとしていたと言われている。それは昨年6月の第1回米朝首脳会談でトランプ氏が北朝鮮の主張に妥協した前例があるからだ。ただその時は、米国の中間選挙前であり、トランプ氏の側に「金正恩氏との合意ができ、緊張緩和が図られたということを成果としたい」というという思惑があったからこそのことだ。しかし、最早そのような状況にはない。

第3回米朝首脳会談が開催され成功裏に終わるためには、実務者会談で深い議論が行われ、首脳会談の前に、双方にとって満足のいく結論が得られる見通しがなければならない。米国側の交渉者は、前回同様であろうが、北朝鮮側は崔善姫(チェ・ソンヒ)氏が第1外務次官に昇格し、国務委員にも列せられたことから、同氏が中心になって折衝する可能性がある。同氏は金正恩氏と関係が近いようであるが、金正恩氏に代わって非核化について交渉できるのか、これは今後の注目点である。

第一外務次官に就任した崔善姫氏(左)。ハノイでの米朝首脳会談後に北朝鮮が開いた記者会見で。右は李容浩外相(2019年3月1日撮影)。(c)Huy PHONG / AFP〔AFPBB News

米国も、北朝鮮問題で成果を上げるとすれば大統領選が本格化する前の方が現実的である。したがって、本年末までに何らかの方向性が出てくるかどうか、今後半年くらいが勝負である。しかし、それに失敗した場合再び緊張関係に戻るのかは、未知数である。

米朝双方から断られても韓国の「仲介外交」は変わらない

こうした中で、韓国はどう動くのか。

米韓首脳会談後の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の報道発表文によれば、「両首脳は朝鮮半島の完全な非核化及び恒久的平和定着という共同の目標を達成する案について意見が一致した」という。さらに文大統領が「近いうちに南北首脳会談を推進する計画」を明らかにしたところ、トランプ大統領は「南北首脳会談または南北接触を通じて韓国が把握した北朝鮮の立場をできるだけ早く知らせてほしい」と答えたという。このやり取りを持って文大統領は、トランプ大統領が韓国の仲介に期待している、米韓首脳会談が成功だったと述べたようである。

しかし、トランプ大統領は韓国の前のめり政策を戒めるために米韓首脳会談を行ったのである。北朝鮮との交渉を再開させるために韓国に経済協力を果たす役割を期待したわけではない。米国は北朝鮮に非核化を促すため、北朝鮮の完全非核化と制裁解除を全体として取引するビッグディールを狙っている。韓国には、米国の同盟国として北朝鮮に非核化を迫り、それに北朝鮮がどう対応するか、知らせてほしいと言ったはずである。文大統領は、トランプ氏の発言を自分の都合のいいように解釈し、行動しようとしている。それで仲介者と言えるのか。

一方、北朝鮮は韓国に対して、「仲介者の振る舞いをするのではなく、民族の利益を擁護する当事者になるべきだ」と述べている。これは、歴代の韓国大統領が南北首脳会談において、北朝鮮に対して約束した事項に関し、米国の意向を受けて棚上げするのではなく、早く実行せよと要求しているのであり、北朝鮮の韓国に対する不満を象徴する言葉である。

韓国の本心はどこに

今の韓国は米国、北朝鮮との間でうまく立ち回ろうとして、かえって双方からの不信を招いている。しかし、その実態は米国の目をかいくぐり何とか北朝鮮に対する経済協力に進みたい、というものであろう。それは、訪米直前の金錬鉄(キム・ヨンチョル)氏の統一部長官任命に表れている。

2019年4月8日、韓国ソウル庁舎で開かれた就任式に臨む、金錬鉄統一部長官(写真:AP/アフロ)

金氏は生粋の北朝鮮親派であり、米国が何を言おうと、開城と金剛山事業を進める意向と言われており、その危険性ゆえ、韓国国会の承認を得られなかったのを強行して、文在寅大統領が任命したものである。

今後、文在寅氏は南北首脳会談に向けて、金正恩氏を説得していくことになる。そのための第一弾は特使派遣であろう。しかし、金正恩氏が拒否していることから、これを実現するためには韓国からのお土産が必要なのではないか。こうした状況を打破せんとして文氏がますます北朝鮮に寄り添っていくことが懸念される。

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『中国人満載の豪華クルーズ客船はどこに消えたのか?クルーズ船運航会社が中国市場から次々に撤退する理由』(4/16JBプレス 姫田小夏)について

4/17中国观察 Tzusheng Pei 氏投稿

傳言是真的!中國少年拐孩童賣器官 被逮自曝「殺5個了」 来源 自由时报

噂は本当である! 中国の若者は子供を攫い臓器を売った 逮捕されて自供 “5人殺した”と 自由時報から

最惡劣的行為。

最も悪辣な行為.

中国人は若い内から悪に手を染めます。まあ「騙す方が賢く、騙される方が馬鹿」という道徳の無い社会に住んでいますので。日本に近づかないでほしい。

4/17阿波羅新聞網<卡特嘲川普 蒋经国预言灵 中共军机绕台又搞砸了 川普也不取消对中共关税=カーターはトランプを嘲笑 蒋経国の予言は当たっている 中共軍の軍用機は台湾周辺を周回し、またヘマした トランプは中共への関税を取り消さず>米中貿易交渉は最終段階に入った。 米国メディアは、「トランプ大統領は500億ドル分の中国のハイテク製品に対して25%の関税を維持し、中共は米国の農産物への関税を避けるため、関税のリストの見直しを検討するだろうと述べた」と報道。 中共と無理やり外交関係を開いたカーター元大統領は4/14(日)に、「トランプから一昨日電話を貰ったが、中共の米国超えを大変心配していた。しかし、自分は心配していない」と述べた。 4/15(月)、中共の軍用機が再度台湾を周回したが、米国務省は台湾軍に兵器売却を承認した。 《台湾関係法》ができて満40年になるが、この問題に精通している多くの人は、カーターが米国議会を騙し、7時間前に中華民国に連絡をくれただけであることを明らかにした。当時の蒋経国総統は共匪との合作は自滅の手であると予言した。

蒋経国の予言:中共との合作は自殺行為

https://www.aboluowang.com/2019/0417/1276581.html

民主党がやはり米国を弱体化して来たのでしょう。カーターは北朝鮮だけでなく、中共にも甘い容共派です。共産主義の恐ろしさが理解できない愚かな人でしょう。

4/17希望之声<中美新面谈行程确定 最早五月底签协议=米中の新たな交渉スケジュールが確定 早ければ5月末に協議書にサイン>情報通は、「ライトハイザーとムニューチンが4月29日に北京で会談し、劉鶴が5月6日に訪米する。 両者の目標は、5月末または6月上旬にトップがサインできるようにすることである」と述べた。

協議書にサインしても中国は守るつもりはハナからないでしょう。500億$だけでなく、総ての商品(残り4500億$)に段階的に関税賦課できる準備を今からしていた方が良いでしょう。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/17/n2814336.html

4/17希望之声<“通俄门调查”将被起底调查 20多人恐涉刑事犯罪=「ロシアゲート疑惑」は徹底捜査 20人以上が犯罪に関わっている>報道によれば、トランプ大統領のロシアゲートに関する報告が4/18(木)に発表されるとのこと。 しかし、調査に関係する問題やメンバーの調査は密かに始まっている。 4/16(火)、Fox Newsは匿名の情報筋から、「下院情報委員会の副委員長で、カリフォルニア州選出の共和党下院議員のDevin Nunesは、ロシアゲート疑惑の調査及び関係者の少なくとも20人について司法省に照会した」と述べた。 さらに、上院共和党や民間組織も司法省とその下部機関に、より広範な情報開示と調査を要求している。

Fox Newsの情報筋によれば、「Nunesが照会した事案に関係したメンバーこそがトランプのロシアゲート疑惑の唯一の証拠である。元イギリス人MI6エージェントのChristopher Steeleはヒラリー選挙チームに有利になるように作られた文書を書いた。 民主党全国委員会によって資金を供給されたSteeleの仕事は「Fusion GPS」に関連している。

4/16同日、上院の3人の共和党のトップメンバーと委員会の委員長は司法省に10日以内に説明を求めた:2016年に、FBIがヒラリーの電子メールを調査したとき、調査を完了するには電子メールサーバー内の「高度な機密情報」を本来読むべきであったが、FBIは読まず、ヒラリーは何も悪くないとなぜ宣言したのか?

司法省への手紙の中で、上院司法委員会委員長のLindsey Graham、金融委員会委員長のChuck Grassleyおよび国土安全保障および政府問題委員会委員長Ron Johnsonが、さらに詳しい情報を求めた :ヒラリーの捜査で機密文書(Eメール)を見る前に終わらせたのはなぜか?

共和党がこの問題を提起したのはこれが初めてではない。 2018年7月11日、司法省監察長は、2016年の大統領選挙でFBIが捜査を行った活動について、機密でないものと機密扱いの報告を議会に提出した。 当時の上院司法委員会の委員長であるGrassleyは、2018年10月17日に司法省監察長の報告には上述の疑問に対する回答がないないため、司法省に上記の問題を説明するよう求める書簡を書いた。

監察長の報告によると、FBIは「秘密情報の中には「年間調査」に関連する情報が含まれている可能性があるので、2016年5月にメモを残し、調査を終え、機密情報を読むには権限が必要」とした。それから、FBIのJames Comey長官は声明を発表し、「ヒラリーは潔白、機密文書を不適切に取り扱っただけだ」と述べた。 FBIは機密情報を読む権限を持ってないので、調査を終えた。 さらに、監察長の報告書によれば、FBIは証拠固め時、その秘密情報は調査結果に影響を及ぼさないとした。

あるメディアは、「2016年に司法省とヒラリーの弁護士が合意し、(調査中の)FBIはヒラリーの電子メールサーバー内のクリントン財団の電子メールを見ないことにした」と。 共和党員や多くの民間組織は、クリントン財団の電子メールの中に、国務長官時代のヒラリーの「権銭交易」に関係したものがあると推測している。

2018年9月17日、Grassleyは司法省に上院司法委員会で上記の問題について説明するよう求めたが、ロバート・ミューラー特別検察官の捜査を妨げるとの理由で司法省より却下された。「今や、特別検察官の捜査は終わった。司法省が司法委員会の要請に応じない法的根拠がわからない」とGrassleyは4/16(火)に述べた。

また4/16(火)には、民間組織で権力監視機関であるJudicial Watchは、2018年10月にFBIに対し重要な情報開示要求をしたが、対処しなかったと非難した。その組織はFBIに、「2016年下半期の当時の法律顧問とヒラリー選挙上級顧問との間の秘密通信を開示するよう」求めた。その組織は「FBIは2018年9月に出した情報公開要求に未だ応えていない。FBIと元英国スパイとが作成したSteele文書及びSteeleへの支払いを開示するようFBIに要請したのだが」と述べた。Judicial Watchは4/16(火)に、関係するすべての文書の公開を求める訴訟を起こしたと述べた。

「Steeleはすでにヒラリー選挙チームと民主党全国委員会から ‘Fusion GPS’の資金援助を受けている。なぜFBIはSteeleに金を払わなければならないのか?FBIはいくら払ったのか?我々はこれらの基本情報を得るため起訴した。 これらの情報は、FBIはもっと多くの情報を隠していることを示している。前の訴訟(ヒラリー選挙チームの法律顧問に関する情報)は、オバマ政権のFBIとヒラリー及び民主党全国委員会のトランプへの悪巧みを暴くことであった」とJudicial WatchのトップのTom Fittonは述べた。

民主党の悪党を早く一網打尽にしてほしい。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/17/n2813730.html

姫田氏の記事を読みますと、中国人の本性を分かっていない人が多い印象を持ちました。人口の多さに幻惑され、無道徳社会であることを捨象しています。これだけ中国人の訪日客が増えたのだから、彼らの傍若無人の振る舞いを見れば分かりそうなものですが。

もともと貧乏だった人が急に金持ちになったとて優雅な振る舞いができる筈もない。況してや、金持ちが載るような船でなければ、子供はどこでもオシッコするし、床に食べたものの残骸を棄てるような民族ですから、船が汚れて掃除が大変になると思います。

中国では価格競争は当り前です。儲かると思えば、誰でも進出しようとします。監督官庁の賄賂とも直結します。差別化するアイデイアはないので必然的に価格競争となります。日本企業が中国市場に出ても儲かる筈がありません。他社が真似できない技術を持った会社だけです、儲かるのは。でもやがて技術が窃取され、別の中国系企業に締め出しを食うことになる筈です。中国と付き合うのは止めておいた方が良い。

日本の自治体も中国頼みにしていると、米中貿易摩擦を受けて、中国がいろんな点で嫌がらせしてくる可能性があることを知っておいた方が良い。政治リスクです。相手は日本人と同じ発想をすると思いこむのが一番危険です。

記事

クルーズ船「天海新世紀」を運航していたクルーズ会社、スカイシークルーズのウェブサイト。2018年9月3日に中国市場のすべての運航を終了した、と記されている

(姫田 小夏:ジャーナリスト)

「天海新世紀号よ、さようなら」──2018年初秋、こんな見出しを掲げた記事が中国語のサイトに掲載された。天海新世紀が正式に中国市場から撤退したことを伝える内容だった。

天海新世紀とは、「中国本土初」と言われた豪華クルーズ船である。英語名は「スカイシー・ゴールデン・エラ」。中国市場向けのクルーズ会社、スカイシークルーズ(天海クルーズ)が運航していた。

スカイシークルーズは、2014年に、中国の大手旅行会社シートリップと、クルーズ客船運行会社・米ロイヤルカリビアンが共同で設立した会社だ。翌年からクルーズ船の運営に乗り出し、日本や韓国などに向けて延べ300回運航、約50万人にのぼる中国人客にサービスを提供してきた。

中国の人々にとっては憧れの豪華クルーズ船だったが、運航は2018年秋に終了。スカイシークルーズも営業を停止した。現地メディアは「3年を待たずに運航終了、中国のクルーズ市場の発展に大きな影を落とした」と報じた。

スカイシー・ゴールデン・エラ(天海新世紀)の船体(出所:Wiki

中国市場から移動するクルーズ船

中国の国際クルーズ船市場の歴史は2006年からスタートする。上海を発着港にして中国で初のクルーズツアーを実施したイタリアのクルーズ会社、コスタクルーズが皮切りとなり、2009年にはロイヤルカリビアンが、2014年には米プリンセス・クルーズが進出した。この3社が中心となり、中国~日本~韓国の“ゴールデントライアングル”を周遊する航路を定着させてきた。

この間、市場は爆発的成長を遂げる。「中国クルーズ船発展報告(2017-2018)」によれば、黎明期である2006年はわずか38万人に過ぎなかった中国のクルーズ客は、2015年には248万人と、10年で6.5倍に成長した。

だが、2017年をピークに市場は縮小し始める。同年、中国を母港としたクルーズ船の乗客は478万人。2018年は471万人と微減だったものの、クルーズ船の運航の回数は2017年の1098回から2018年には898回と18%も落ち込んだ。

原因は、国際クルーズ船が発着港を中国以外の港に変更するようになったからである。

中国~日本~韓国を結ぶルートで運行してきたプリンセス・クルーズの「サファイヤ・プリンセス」号は、現在は欧州や東南アジアを中心としたエリアにシフトしている。中国市場向けに特別に設計、建造された「マジェスティック・プリンセス」号も現在は台湾で運行、今年の夏以降はオーストラリアやオセアニアに航路を変更する計画だ。

ロイヤルカリビアンの「マリナー・オブ・ザ・シー」号もすでにカリブへ移動した。マリナー・オブ・ザ・シーは上海を発着港とし「中国人の習慣に合わせて短期周遊コースを打ち出した」(NYタイムズ2013年)と言われる。しかし、ここ数年は需要が高まるシンガポールに拠点を移している。

米国のクルーズ会社、ノルウェージャン・クルーズラインは2017年6月に上海を発着港にして「ノルウェージャン・ジョイ」号の運航を開始した。16.8万トン、3883人乗りのノルウェージャン・ジョイは、船体の絵柄を鳳凰にするなど中国人客向けにカスタマイズされていた。船内の案内板もメニューも中国語がメイン。料理も中国の伝統メニューが中心で、クルーの半数以上が中国語で対応していた。しかし、運航を開始してから「わずか1年で撤退した」(新華社の『経済参考報』)。ホームページを見ると、現在はアラスカ、マイアミ、パナマ運河などを周遊しているようである。

驚きの“激安”ツアー、価格競争が泥沼化

せっかく中国人向けにカスタマイズしたクルーズ船を、なぜ中国市場から撤退させたのか。

中国の多くのメディアが指摘するのが、泥沼化した価格競争だ。中国発着のクルーズツアーは、旅行会社が客室を買い取って商品開発を行い、販売している。だが、発着港の数が限られている中国では新たな客層を開拓できず、市場は供給過剰の状態に陥った。ここ数年、旅行会社は投げ売りに近い状態で激安ツアーを販売せざるを得なくなっていた。

旅行会社が激安ツアーで利益を確保するには、乗客の2次消費が必要だ。つまり、船上での飲食や娯楽などの消費、そして寄港地での免税店ショッピングである。しかし、実際にクルーズ船に乗っているのは高齢者や子連れが多く、期待するほどの2次消費は発生しなかった。

上海在住の郭夫妻(仮名、60歳代)もそのケースに当てはまる。郭夫妻は2016年12月に上海~博多~済州島をめぐる天海新世紀号のクルーズツアーに参加した。4泊5日の日程だが、1人当たりのツアー料金はわずか2000元(約3万2000円)だったという。

博多でも済州島でも、添乗員に連れて行かれたのは免税品店でのショッピングだった。しかし夫妻は「ほとんど何も買わなかった」と語る。「船内は高齢者や子連れが多かった」というから、旅行会社も運行会社も大赤字を出していた可能性がある。

不確定要素が大きい東アジアの海

国際クルーズ船の中国市場からの撤退は収益性だけが理由ではないという見方もある。中国のニュース媒体「観察者網」のコラムニストによると、「船上のマナー問題」も原因だというのだ。

ノルウェージャン・ジョイ号では、「台風や霧など天候が理由で発着が遅延した際、中国人の乗客300人が抗議する一幕もあった」(同)。トラブルがあるたびに抗議活動を起こす中国の乗客に、クルーズ会社は頭を痛めていたということらしい。2010年代半ばまでは上海を中心とする長江デルタ地帯(=比較的裕福な地帯)からの乗客が中心だったが、その後、中国東北部や内陸部からの集客が増えたことも、乗客の「質」低下の一因とみられる。

さらに、中国には政治的な「チャイナリスク」がある。

2016年に韓国政府が米最新鋭ミサイル防衛システム「THAAD」を在韓米軍に配備決定した際は、2017年3月に中国政府が制裁措置として、韓国への団体旅行商品の販売を中止するよう旅行会社に命じた(いわゆる「禁韓令」)。韓国に中国人旅行客が戻る動きもあるようだが、クルーズ船を扱う主要旅行サイトを見ると、韓国を寄港地とした商品はほとんど掲載されていない。

振り返れば2012年には、尖閣諸島をめぐって中国で反日デモが吹き荒れた。東シナ海や日本海での運航はリスクが大きいとクルーズ会社が判断した可能性も否定できない。

国際クルーズ船の航路変更は、日本の寄港地にも影響を与えている。2018年の訪日クルーズ旅客数は244.6万人で、前年比3.3%の減少となった。シェア最大の中国発のクルーズ船の旅客数が減少した(前年比7%減)ことが原因とされる。

中国のクルーズ市場は大きな曲がり角に差し掛かっている。日本ではクルーズ船に活路を見出そうとする自治体が少なくないが、冷静なリスク分析が必要だろう。

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『独裁者トランプ:大統領は代理がお好き 政権の内外からもれる「もはや民主主義は死んだ」の声』(4/15JBプレス 堀田佳男)について

4/16希望之声<川普减税让2/3美国人少交税 左派误导致民众将信将疑=トランプ減税は2/3の米国人に減税を齎す 左翼は民衆を半信半疑に誤導する>左翼メディアと左翼勢力の誤導で、米国民は2017年に可決されたトランプ減税法案の有利な結果に疑念を抱いている。 4月にNBCとWSJが実施した世論調査によると、国民の28%が増税したと感じているのに対し、国民の17%だけが減税したと感じている。 他の世論調査でも、国民の3分の1未満だけが減税になったと考えている。

しかし、NGOの政策研究機構の“税務政策センター”の報告によると、2018年には米国人の2/3は以前より税を少なく収め、81%(収入の5段階中間値層)の中産階級は減税になった。 高所得者のわずか5.5%の家庭が以前より100ドル多く税金を払っただけ。

人々の考えと現実のギャップは、左派メデイアのリーダーであるNYTさえも認めざるを得ない。それは左派メディアによる誤導の結果である。 「減税の認識と現実とギャップの大部分は、法案の左派の反対者たちによる誤導の結果で、民衆に法案は””中産階級に広く税負担を求める“と広めたから」である。


https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/16/n2810916.html

4/16阿波羅新聞網<中共下手了 川普说我们会赢 路透称立场软化 奥巴马高官成华为说客 川普怒=中共は動き出す トランプは我々が勝つと ロイターは立場が軟化していると オバマの高官は華為のロビイストに トランプは怒る>中米貿易交渉は終局に近づいている。情報通は、「米国は中共の政府補助金の問題で、その立場を緩和した」と。 米国学者の謝田は、「人々の楽観主義は長続きしないかもしれない。それは将来の“貿易摩擦”の種を埋めただけだから」と。 トランプはTwitterで、オバマ前大統領時代のサイバーセキュリティを担当していた高級官員が華為のロビイストになったことに強く不満を表明した。中共は2013年末にクアルコムの北京と上海の事務所を捜査したのに続き、6年後に通信大手エリクソンの北京事務所を捜索した。分析では、エリクソンは多数のスマホ特許を持つだけでなく、5Gの市場シェアが世界一だからと思われている。

右側がSamir Jain

https://www.aboluowang.com/2019/0416/1275961.html

4/17阿波羅新聞網<俄罗斯或以军火 撬走中共“巴铁”= ロシアは弾薬で中共の「パキスタン」をこじあける>パキスタンは中共の「パキスタン」として知られているが、ロシアメディアは最近、中共のパキスタンへの武器の主な供給者としての立場を打ち破るため、ロシアがパキスタンに約90億米ドルの巨額の武器装備の援助を計画していることを明らかにした。

ミグ31戦闘機

https://www.aboluowang.com/2019/0417/1276119.html

4/17阿波羅新聞網<挂肉抽打、逼做爱供狱警赏乐 新疆监狱秘辛曝光=ぶら下げて殴打 刑務所で無理やりsexさせる  新疆の刑務所の秘密を暴露>中国の新疆での人権への迫害は、国際社会から広く批判されている。最近、新疆の刑務所から脱け出したばかりのカザフ人は、刑務所内で見聞したことを海外メディアに明らかにした。 囚人は動物の屠殺同様、鉄製のフックに掛けられて殴打され、囚人の妻を刑務所に送り、刑務所の警備員が楽しむためにモニターに囲まれた部屋で夫とsexすることをさせている。

刑務所には「交尾室」と呼ばれる部屋があり、囚人の妻の何人かは拘留された夫とのsexをするために刑務所に送られる。 部屋の無数のカメラは警備員が楽しんで見るためにあり、終わった後に彼らを嘲り侮辱する。

新疆の刑務所では囚人が虐待死することが多く、刑務所当局が検死プロセスを管理しているため、高血圧による死亡とされ、家族に連絡するが、死体には無数の傷跡がある。 家族は多くは言わない。一言だけ。“万一を恐れながら生きるなら、自ら監獄に入る”と。

刑務所と訳しましたが、教育キャンプも入っているのでは。新疆人の絶望が感じ取れます。漢人の暴虐を止めさせないと。彼らはサデイストで変態民族です。共産主義者の精神が如何に狂っているかです。左翼や左翼シンパは中共に加担している自覚を持たないと。

https://www.aboluowang.com/2019/0417/1276079.html

堀田氏の記事は、リベラル民主党の考えが色濃く滲んでいるのでは。「独裁」の名に相応しいのは共産主義者でしょう。上述のような人権弾圧する中共を非難せず、民主主義で選ばれた大統領を非難するのはお門違いと言うもの。先ず、中共を非難するところから始めたら。

記事

米首都ワシントンのホワイトハウスで記者団に話をするドナルド・トランプ大統領(2019年4月10日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP〔AFPBB News

(政府高官の)代理はいいね。(自分が)すぐに決断を下せるから。物事を柔軟に対応できる

ドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)は今月6日、ホワイトハウスの南庭に止まったマリーンワン(大統領専用ヘリコプター)に乗り込む直前、記者団に言い放った。

トランプ政権が誕生して約2年3か月。閣僚を含めた政府高官の多くが職を辞した。

トランプに直接解雇された人たちも少なくない。首都ワシントンにある大手シンクタンク、ブルッキングズ研究所がまとめた数字によると、政権発足以来の離職率は66%に達する。

要職が空席になればすぐに次の要人が指名されるはずだが、トランプ政権内ではいま代理が幅を利かせている。

代理はもちろん正規の長官や高官が決まるまでの「一時しのぎ」だが、トランプにとっては好都合なのだ。

というのも、行政府のトップに君臨する大統領として、空席を埋める代理に対して絶対的な力を発揮しやすい状況をつくれるからだ。

各省庁の正規の長官や高官はトランプに指名された後、上院で承認手続きを踏まなくてはいけない。

だが代理という立場の人間であれば、省庁の利害よりもトランプの利害を比較的容易に推し進めることができる。

長官が決めるべき案件を、トランプが特権的に決めることさえ可能だ。それが冒頭の発言につながっている。

代理としてトランプに仕える筆頭はパトリック・シャナハン国防長官代理である。

昨年末、ジム・マティス前国防長官が事実上トランプに更迭された後、今年1月1日から代理を務めている。

3か月半も正規の国防長官が不在というのは、トランプが故意に人選をしないとも思われても致し方ない。トランプが米軍を思うように仕切りたいとの意識の表れとも受け取れる。

そのほかにも国土安全保障長官、国連大使、連邦緊急事態管理庁(FEMA)長官の職も空席のままだ。

さらに大統領の最側近である主席補佐官も代理のままである。

代理を務めるミック・マルバニー氏は行政予算管理局(OMB)の局長も兼任していて、51歳という年齢もあり、トランプにとっては「使いやすい」人物なのである。

要職を空席のままにしておくのは本人が認めるとおり、「すぐに決断を下せるから」である。しかし中・長期的な政治的因果関係を考えると、トランプ政権を危機的状況に陥れないとも限らない。

そんなトランプ政権の周辺で浮上している言葉が「独裁」である。

独裁者というと、すぐにスターリンやヒトラーという人物が浮かびもするが、いまのトランプが実践しているのは「ゆるやかな独裁」と呼べる政治的方向性だろう。

少なくともトランプは民主的選挙で選出された大統領である。

だがビル・クリントン政権時代の労働長官で、ハーバード大学教授も務めたロバート・ライシュ氏は最近、トランプをはっきりと「独裁者」と呼ぶ。

民主主義のルールを守っていないと糾弾している。

「大統領は国家が非常事態に陥った時にだけ非常事態宣言を発令できますが、議会が(壁建設)予算を計上しないだけで同宣言を発令するのは独裁者の行為です。これは民主主義にとって、脅威です」

ライシュ氏は民主党支持者であり政権外部の人間だが、実はトランプ政権内部からも厳しい声が伝わってきている。

昨年9月、トランプ政権の高官がニューヨーク・タイムズ紙の投稿欄に匿名で意見を載せた。それは「ゆるやかな独裁」を実践するトランプの傍若無人ぶりを暴く内容だった。

「大統領とのミーティングでは話題がすぐに外れたり突然終わってしまったりします。暴言を繰り返し、衝動的な決定を下すこともよくあります」

「また不完全で、情報不足のまま政治決断を下すこともあります。あまりに無謀なので、再検討が必要になることがよくあるのです」

好例がメキシコ国境の封鎖宣言である。

トランプは3月29日、ツイッターで衝動的といえるほど、メキシコ国境を封鎖すると宣言したのだ。メキシコからの不法入国者が減らないことに苛立っての書き込みだった。

「メキシコ政府が不法入国者を阻止できないのであれば、翌週には国境の大部分を封鎖する予定だ」

米国大統領が述べる発言でないことは誰の目に明らかだった。

年間約4億人が行き来する国境を思いつきで封鎖することがいかに理不尽で、両国に経済的・政治的に不利益をもたらせるかを配慮していない。

国境封鎖の時期や場所、方法論には全く触れずにツイッターで感情的に言い放っただけだった。

すぐに議会や財界から強い反発があった。

米国・メキシコ両国の1日の貿易総額は約1700億円で、不法入国者と貿易不均衡に怒りを覚えたとしても国境封鎖は解決につながらない。

周囲が大統領を説き伏せるまでにほぼ1週間かかる。そして4月4日、トランプは自説を撤回して「国境封鎖は今後もないだろう」と述べた。

独裁的で情緒的な言動について、前出の政府高官がさらに書いている。

「大統領はこの国の健全さを損なうようなやり方を続けています。背景にあるのは大統領の規範のなさです」

「一緒に働いたことのある人であれば、すぐにトランプが物事を決断する時に自分の規範・原則をもっていないことに気づきます」

「共和党はこれまで自由な精神や自由貿易を規範としてきましたが、大統領にはそうしたことへの愛着がほとんどありません」

この内部告発にトランプは真っ向から否定してみせたが言説は空虚で、自分の支持率が落ちていないと反論したにすぎない。

前出のライシュ氏は民主主義と独裁制について、民主主義は「意思決定のプロセス」が重要であるが、独裁制は「結果」だけを重視することだと述べる。

結果が得られるのであれば、手段は選ばない手法が独裁であり、単独で何でも決定してしまう今のトランプは「ゆるやかな独裁」を始めていると言えるかもしれない。

これが今のトランプの姿である。

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『日本と張り合って沈没していく韓国の自業自得 出生率1.0割れの異常事態、韓国はどこに向かっているのか?』(4/15JBプレス 川島博之)について

4/15希望之声<伍凡:习最怕政治风险 中共政权维持不了两年=伍凡:習近平は政治リスクを最も恐れる 中共政権は2年も持たない>自分の見る所、2年も持たない。 習は欧州から帰国して最も重要な会議を開いていたが、何と江蘇省での爆発事故の被害者について触れることはなかった。共産党員は私に習近平の話を聞くべきであると強調した。 この観点から言えば、習近平にとって政治的リスクが他のすべてよりも大きいということで、最も恐れるのは政治リスクということである。彼が考えているリスクは7つあって、①政治リスク②意識形態リスク③経済リスク④ハイテクリスク⑤社会リスク⑥外部環境リスク⑦党建設リスクである。

本当に2年以内に中共統治を終わらせてほしい。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/15/n2806995.html

4/16阿波羅新聞網<金融大亨爆墨毒枭「走私」中共特工入美!报酬每人5万美元=金融界の大物はメキシコからの麻薬密輸について、中共の特務として米国入りしていると! 一人当たり50,000ドルの報酬で>2008年のリーマンショック時に名を馳せたHayman Capital Managementの創設者であるKyle Bassは13日ツイッターで、「メキシコの麻薬カルテルは、テキサス州の国境で1人5万ドルの報酬を貰い、中共の手先となって麻薬を米国に密輸している。米国は中共の浸透を防ぐため、新しい国境管理政策を実施するよう呼びかける」と明らかにした。

 “Mexican drug cartels are smuggling Chinese agents into the US at the Texas border for$50,000/head. Cartels say it’s more lucrative than drug smuggling. The US needs a new policy at the border immediately…specifically for Chinese apprehensions. #china”

如何に中共がズル賢いか。自分の手を汚さずに他人を使って覇権国を弱体化しようとしています。民主主義国の善意を利用して悪を蔓延させようといういつもの手ですが。米・民主党はこの悪意が見えないのでしょう。トランプは永遠に中国に関税をかけるべきです。而も全商品。日本も良く中国のやり方を見るべきです。自由と野放図は違うでしょう。自由で民主主義な社会を守るには、管理も必要です。

https://www.aboluowang.com/2019/0416/1275581.html

4/16阿波羅新聞網<华为聘前奥巴马政府安全高官做说客 特朗普严辞抨击!=華為はオバマ政権時のサイバー責任者をロビイストに雇う トランプは厳しく攻撃!>トランプは、オバマ前大統領の時期にサイバーセキュリティ担当責任者であった高官が華為に雇われたことに強い不満を表明した。 彼は日曜の夜にツイートした。“中国通信大手の華為は、オバマ時代の元サイバーセキュリティ関係者をロビイストとして雇った。 これは良くないし受け入れられない”と。

米議会ロビー活動登録ウェブサイトの記録によると、オバマ政権期間、国家安全委員会のサイバーセキュリティ政策の部長を務めたSamir Jainは、先月(3月27日)米国で華為の為にロビー活動するとして登録された。

彼は政府を離れてから、今はワシントンのJones Day法律事務所のパートナーになっている。 Jones Dayは、米国で最大かつ最も広範な国際法律事務所の1つである。 Jones Dayは、中国の公式Webサイト紹介で、Fortune Global 500企業の半数以上が長い間、法律サービスの提供を受けてきたと述べている。

Jainはハーバード大学ロースクールを卒業し、スタンフォード大学で人工知能の学位を取得し、2016年から2017年まで国家安全委員会のサイバーセキュリティ政策の部長を務めた。その前には司法省で副検察長待遇の要職にあり、ネットを通じて米国の知的財産権を窃取していないという中共との交渉にも参加した。

米議会ロビー活動登録ウェブサイトでの記録は、彼が「対外投資、政府調達、および国防授権法に準拠した安全保障関連の問題」についてロビー活動を行うことを表している。

米国にも腐った人間がいるという事でしょう。金に転び、悪に手を貸すとは。やはり米・民主党は容共としか思えません。人権弾圧の実態を分かっていて手を貸すというのですから。

https://www.aboluowang.com/2019/0416/1275585.html

川島氏の記事で感じるのは、文在寅が国際情勢を読み誤ったとしていますが、小生には韓国を共産主義国にするために確信犯としてマズイ政策を繰り返しているようにしか見えません。急に南北統一するよりは南も共産国になった方がスムーズに統一できると考えているのでは。そうだとすれば浅慮には違いありませんが。朝鮮戦争で血を流した米国がそんなに簡単に共産国になる事を認める筈がないのですが。

男尊女卑が強い韓国で女性が結婚したいと思わないという話も聞いていますし、雇用もままならないのでは男性も結婚できないでしょう。それで出生率が下がっているのでは。

川島氏の言う大人の対応は韓国を増長させるだけ。そう言う態度が今まで日本に何をしても良い、何をやっても良いと思わせ、日本を侮蔑させて来たのです。主張すべきはキチンと主張しないと。まあ、韓国は論理が理解できない民族ですから、整々粛々と制裁を課して行けば良いでしょう。

記事

韓国の首都ソウルの広場で開かれた伝統的な祭りで遊ぶ子どもたち(2018年9月22日撮影、資料写真)。(c) Ed JONES / AFP〔AFPBB News

(川島 博之:ベトナム・ビングループ主席経済顧問)

 韓国の2018年のTFR(合計特殊出生率、1人の女性が生涯に産む子供の数)が0.98と1を割り込んだ。これは極めて低い数字であり、何か異常事態が出現していると考えた方がよい。

 人口が5000万人を超える規模の国において、このような低い出生率が記録されたことなかった。ここでは、なぜ出生率がここまで低くなったか考えるとともに、それが及ぼす影響についても考えてみたい。

韓国に大きな歪みをもたらした「国是」とは

 下の図に日本、韓国、北朝鮮のTFRの推移を示す。韓国のTFRは1960年代から80年代にかけて急速に低下したが、経済発展に伴い低下することは開発途上国ではよく見られる傾向であり、特殊なことではない。

日本、韓国、北朝鮮の合計特殊出生率(TFR)の推移

 北朝鮮のTFRは韓国とよく似た動きをしている。このことは北朝鮮も85年頃まで、それなりに経済が発展していたことを示している。北朝鮮と韓国のTFRが異なった道を歩み始めるのは85年以降である。韓国はその後も低下し続けて、日本とはほぼ同水準になった。一方、北朝鮮は「2.0」前後から低下していない。これはソ連の崩壊以降、農村から都市への人口移動など、どの開発途上国でも見られる現象が停滞したことを示唆している。

それにしても、なぜ韓国のTFRは急に0.98にまで低下したのであろうか。少子化対策を行ってもなかなか向上しないと嘆いている日本でもTFRは1.43である(2017年)。

 韓国は「日本に追いつき追い越す」ことを国是にしてきた。そして、サムソンやヒュンダイに代表される財閥系企業の活躍により、その目標は達成されたと言ってもよい。日本の製造業は韓国や台湾の企業に押されっぱなしである。2017年の韓国の1人当たりのGDPは2万9000ドルと、日本の3万8000ドルに遜色のない水準になった。

 しかし、日本に追いつけ追い越せを国是に走り続けたことは、韓国に大きな歪みをもたらしたようだ。

 韓国は徹底的な競争社会を作り上げることによって、日本に勝つ戦略を選んだ。まずは激烈な受験戦争。敗者は人として扱ってもらえない。一流大学を出て財閥系企業に入ったとしても社内で競争の連続。それは国際競争に勝つためである。しかし、そんなことを続けていれば、体も精神も持たない。

 その挙句、いよいよ日本に追いつくという段階になって、韓国の人々の心は本当に疲れ果ててしまったようだ。その疲れがTFR0.98という具体的な数字になって現れた。

何から何まで読み誤っている文政権

 また、昨今の韓国の行動には疑問符がつくことが多くなった。

朴槿恵を追い詰めた異常とも言える熱気は日本で見ていても不気味であった。その後、60代後半の彼女にほぼ終身刑と言っても良い刑期を科して、恩赦も与えていない。朴政権に代わった文政権は経済原則を無視して最低賃金を引き上げるなど、場当たり的な政策を繰り繰り返している。そして、決定的なミスは国際情勢を勝手読みして、国家100年の計を誤ったことだろう。

 文政権は自分が宥和政策をとれば北朝鮮と平和裡に統一できると考えた。世界が核兵器を持つ北朝鮮をどのように見ているかについて考えることはなかった。その結果、ハノイでのトランプと金正日の会談の成果を決定的に読み誤った。

 米国だけでなく中国も含めた国際社会が北朝鮮の核保有を許すことはない。一方、北朝鮮、特にその軍部が核兵器を手放すことは絶対にない。文政権は、この常識的な読みに沿って今後の方針を考えるべきであった。

 文政権はハノイにおいて、それなりの合意が達成されると考えた。そうなれば、なし崩し的に南北の経済協力を始められる。その読みに立って、日本に対して強硬な態度に出ることにした。それは日本企業に対する差し押さえ、また従軍慰安婦問題に関連した国会議長による天皇への謝罪要求発言などにつながっていった。

 だが、ハノイ会談の結果は文政権の読みとは異なっていた。北朝鮮は今後も国際社会から制裁を受け続けることになった。それでも北朝鮮は崩壊しない。それは冷戦崩壊から今日まで約30年間にわたって、国際的な孤立に耐えてきた経験があるからだ。北朝鮮にとっては、現在の状況は1990年代初頭よりもずっとましとされている。

 そうであるなら韓国は北朝鮮とこれからも長い期間、休戦地帯を挟んで対峙していかなければならない。そんな状況で日本と対立することなどできないはずだ。何から何まで、読み誤っている。

今回、発表された0.98という極めて低いTFRは、韓国がこれまでの路線は続けられないことを示している。もし、それでも日本に勝つことだけを目標に競争社会を維持し続けるなら、少子高齢化が急速に進行して、そう遠くない将来に国力が致命的に低下する恐れがある。

 不気味なことに、北朝鮮のTFRは2.0前後で推移している。韓国が1.0を割り込む状況が続き、その一方で北朝鮮が2.0前後である状況が続ければ、30年後に韓国の力が必ず北朝鮮を上回っていると断言できなくなる。韓国は豊かでも年寄りばかりの国になるが、貧しくとも北朝鮮には多くの若者がいるからだ。

韓国が溜め込んでいる大きなストレス

 昨今、日本は韓国に小突かれ、悪口を浴びせかけられて頭にきている。だが、少し冷静に考えれば、そのような行為を繰り返す人は耐え切れないほどのストレスを溜め込んでいるに違いないことに気がつく。

 韓国人は明るい将来を見失っている。疲れが彼らから正常な判断を奪っている。人の悪口を言い続けて成功した人などいない。そうであれば、韓国の無礼な振る舞いを受け流すことが大人の作法となろう。我々が、悪口を言い返したところで、事態は何も改善しない。

 案外、国際社会は日韓の争いを冷静に見ている。大人の態度をとっていれば、国際世論は日本の勝ちと判定することになろう。

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『北朝鮮の人事から垣間見る米朝協議の行方』(4/15日経ビジネスオンライン 森永輔)について

4/15阿波羅新聞網<东北四线城市房价暴跌 320平仅15万=東北の4級都市の不動産価格は暴落320㎡で15万元(≒250万円)>ウエイボーによると、黒竜江省の鶴崗の不動産市場はすでに「白菜の値段」の序幕を演じている。3月の鶴崗の不動産の平均価格は1240元/ ㎡で、そのうち九州興建地区は300元/ ㎡、320㎡の高層マンションも 15万元しかならない。

ウエイボーは、「経済学について話をしなくても、家を売るという前提は誰かが住んでいるということで、誰かが住んでいるという前提は、地元の経済があなたを支えることができるということ。もしご飯が食べれないというなら、家は墓になるだけ! 」

昨日の本ブログ記事に続いて、中国の不動産価格の記事です。不動産バブルは弾けつつあるという事です。

https://www.aboluowang.com/2019/0415/1275157.html

4/15阿波羅新聞網<美军「闪电航母」现身! F-35战机相伴=米国の「Lightning 空母」登場! F-35戦闘機を搭載>最近、米国とフィリピンとの合同軍事演習で、米軍はその「ライトニング空母」の概念を実験した。 将来的には、水陸両用強襲艦を軽空母に改造し、F-35ステルス戦闘機を搭載して、水陸両用強襲艦としての海上基地の利点を十分に利用して、米軍および連合部隊に重要な集結、攻撃能力を提供することができようになる。

昨日の本ブログの末永氏のフイリピンの記事とはニュアンスが違います。中国の侵略を防ぐには米国の力を借りませんと。

https://www.aboluowang.com/2019/0415/1275148.html

4/14阿波羅新聞網<美国祭杀手锏 应材停止对中国LED晶片大厂三安光电供货=米国は鍵となる時期に得意の手を使う アプライドマテリアルズ(AM)は、中国のLEDチップメーカーである三安光電への部品供給を停止する>日経新聞によると、世界最大のチップおよびディスプレイ機器製造業者であるアプライドマテリアルズ(AM)は、先週中国最大のLEDチップメーカーである三安光電への部品の提供およびサービス提供を停止するよう従業員に指示した。三安光電は先週米国政府によって「未承認リスト」に入れられたため。

情報筋によると、三安光電は、米国政府によって「未承認リスト」に登録されている中国の3社のうちの1つである。 米国政府は、米国企業に向け、これらの会社への禁輸をまだ規定していないが、米国企業はより慎重になるよう要求し、米国の部品供給業者はこれらの会社に製品またはサービスを得るのに既存の許可ではダメで、新たに申請して許可を受けなければならない。

残りの部品供給について「未承認リスト」にあげられている2つは、西安交通大学と中国科学院傘下の機関の1つである。 合計37の中国企業と研究機関が「未承認リスト」に上げられ、この他7つの香港の組織もリストに入っている。

世界の技術の覇権を実現しようと中共は中国の企業や研究機関を利用しているが、米国政府の行動は彼らの野心を挫けさせた。

https://www.aboluowang.com/2019/0414/1275143.html

4/14阿波羅新聞網<内幕:中共如何控制国际组织中的中国官员=内幕:中共は国際機関で働く中国人官僚をどのように監督しているのか?>《新美国》(The New American)誌は「最近、中共が国連の機関や他の国際機関に手を伸ばしてきているが、中共は国際機関で働くすべての中国人官僚に疑問に思うことなく党の命令に服従することを要求している」と発表した。 明らかに、これは国際機関の「職務忠実義務」と矛盾している。

昨年9月、インターポール総裁だった孟宏偉は、北京に帰ったときに「失踪」し、世界的に注目を集めた。 709事件(人権派弁護士一掃事件)は、多数の人権弁護士を失踪させたが、今や孟宏偉が「失踪」している。中共の体制下におけるこの混乱はどのように解釈されるべきだろうか?

同紙は、孟宏偉がインターポール総裁の間に、中共の「海外の敵」を追跡するための道具となっていたことを明らかにした。

《外交政策》の2018年5月の報道は、「国連の高官は中共のBRIを発展途上国に売り込むのを支援している」と指摘した。

この記事は、「中共が近年国連に浸透してきたことを明らかにし、国連の高官をBRIを推進するための道具にした。 特に国連社会経済局(DESA)は劉振民が率いている。 何人かの国連職員と外交官は、劉の指導の下で、同機関は「中共の陣地」となり、世界の主導的地位を築くという北京の主張を支持していると述べた。

欧州外交官は「DESAは一中国企業である。皆知っている」と《外交政策》に語った。

2016年5月、中共と国連は、国連平和発展信託基金に毎年2000万ドルを投資する10年契約を締結した。 協定によれば、基金の指導委員会は多くのプロジェクトについて国連事務総長に助言する責任があり、事務総長はこれらのプロジェクトを承認する権限がある。 基金の公式ウェブサイトによると、指導委員会は、委員長は中国人以外であるが、他の4人のメンバーは、劉振民を含む中国の役人である。

ある報道によれば、「北京政府は、屈冬玉やその他の国連機関の中国人の役人が、他の国連加盟国や「国際社会」からの指示ではなく、中共からの命令に従うようにしている。 西側のグローバリストはこのことを非常によく理解し、北京が「世界覇権」を継ぐのを助け、奨励し続けている。北京の政権は人類の歴史において他のどの政府よりも多くの人を殺した。“人類は団結し、少なくとも中共が邪悪と迫害を海外に拡大していくために国際機関を利用することはできない”ことを明確にしなければならない」と。

スリランカ・ハンバントタ港

国連組織が中共の人権弾圧を世界に拡大するのを手伝っている訳ですから、ナイーブ過ぎでしょう。FDRの目論見は大きく外れたことになります。UNは作り替えが必要で、自由主義国は新たな組織を作り、今のUNから脱退すれば良い。

https://www.aboluowang.com/2019/0414/1275138.html

武貞氏の発言は4/12本ブログで紹介しました韓国の朝鮮日報の4/6の報道、「北朝鮮との交渉に精通している外交官によると、最近北の交渉担当2名と金正恩の当日の通訳1名が粛清された」というのと違っています。まあ、高官は処分されず、下っ端が処分されたという意味なのかも知れませんが。

金正恩の肩書きがどうなろうとも独裁者は独裁者です。庶民の生殺与奪の権を握り、冷酷に処刑を命じる人間なので、やはり中共同様打倒されるのが望ましい。朝鮮研究者や中国研究者からはそう言った声は聞こえてきませんが。

上述の記事の中に、グローバリストが中共の世界展開を後押ししているというのは、ユダヤ国際金融機関でしょう。両者とも「世界統一政府」を目指していますので。しかし、人権弾圧が平気で行われるような国のシステムを世界に拡大するのは反対です。夜もおちおち眠れなくなります。米中貿易戦争で米国を支援して行きませんと。日米貿易交渉よりそちらが大事です。メデイアは意図的に捻じ曲げた報道をすると思いますが。

記事

金正恩氏は国務委員会委員長に再任された(写真:KNS/KCNA/AFP/アフロ)

朝鮮で4月11日からの2日間、最高人民会議が開かれ、金正恩氏が国務委員長に再任された。同氏は先例を破り、最高人民会議の代議員の資格を持たないまま最高指導者を続ける。一連の人事から、同氏の政治基盤とミサイル開発の強化を垣間見ることができる。

(聞き手:森 永輔)

—北朝鮮で4月11日と12日、最高人民会議(日本の国会に相当)が開かれました。武貞さんは今回の会議のどこに注目しましたか。

武貞:やはり人事です。金正恩(キム・ジョンウン)委員長が「大統領になるのでは」という予想がありました。最高人民会議に先立って行われた、代議員選挙で金正恩委員長が代議員にはならなかったからでしょう。これまで北朝鮮では、同委員長の父である金正日(キム・ジョンイル)も祖父である金日成(キム・イルソン)も、最高指導者(現在は国務委員長)であると同時に代議員でした。金正恩委員長はこの慣例を破ることになったので、「最高指導者として別の肩書が必要になる」とみられていました。

武貞 秀士(たけさだ・ひでし)氏
拓殖大学大学院客員教授 専門は朝鮮半島の軍事・国際関係論。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。韓国延世大学韓国語学堂卒業。防衛省防衛研究所に教官として36年間勤務。2011年、統括研究官を最後に防衛省退職。韓国延世大学国際学部教授を経て現職。著書に『韓国はどれほど日本が嫌いか』(PHP研究所)、『防衛庁教官の北朝鮮深層分析』(KKベストセラーズ)、『恐るべき戦略家・金正日』(PHP研究所)など。

しかし、北朝鮮が大統領制を取ることはありません。理由の第1は、憲法第100条により国務委員長が最高指導者であり、新たな権威を保証する肩書は不要だからです。第2は、大統領という「名称」です。ドナルド・トランプ米大統領も、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領も「大統領」です。金正恩委員長が3番目の大統領になることを選ぶのは考えられないことです。

結果として、金正恩委員長は代議員の資格を持たないまま国務委員会の委員長に再任されました。

—金正恩委員長という時の「委員長」は、北朝鮮国務委員会の「委員長」であり、労働党の「委員長」であるという意味です。金正恩氏が、国家機関の最高指導者である国務委員会の委員長に再任されたわけですね。

武貞:そうです。北朝鮮が対外的に「委員長」という肩書を使うときは国家の代表という意味で国務委員会委員長という意味で使っています。

今回の最高人民会議で憲法が修正されたと発表されています。内容は明らかになっていません。しかし、国務委員長の任期に関わる修正が施される可能性があります。例えば任期をなくす。

国務委員長の現在の任期は、憲法101条で、最高人民会議代議員の任期と同じと定められています。国務委員長は代議員でなければならない、という規定はありませんが、任期は5年間になります。代議員が改選されるごとに国務委員長も交代もしくは再任される必要があります。これまでの最高指導者が常に代議員であったゆえの規定でしょう。

憲法を改正し、この任期の縛りをなくす可能性がある。いちいち再任の手続きを踏むのは面倒でしょう。ただし金正恩委員長は最高指導者としての地位にあり権力基盤を強めており、再任の手続きは形式的なものです。任期を撤廃すれば、中国が昨年3月に憲法を改正し、国家主席の任期を撤廃したのに倣うことになります。

金正恩委員長は代議員でなくなることで権力をさらに強化したと考えるべきでしょう。最高人民会議の代議員は687人おり、その上に常任委員長がいる。つまり、代議員としての金正恩委員長は常任委員長の下にいる687分の1にすぎないわけです。代議員でなくなれば、この状態を解消することができます。

軍事経済の強化を目指す

—その他の人事はどうでしょう。

武貞:金才龍(キム・ジェリョン)氏が首相に就任したのが非常に大事な人事です。北朝鮮の今後の政策全般と米朝関係を示唆するものだからです。

同氏はこれまで慈江道(チャガンド)党委員会の委員長を務めていた人物。この地域は軍需産業が集積している場所で、ミサイルを開発・実験する基地もあります。経済と軍事が交錯する地域なのです。したがって、同氏を首相に抜てきしたことは、①北朝鮮が今後も軍事力を重視していくこと、②「自力更生」という目標は民生経済だけでなく軍事経済も対象としていることを表しています。

自力更生という方針は、北朝鮮労働党が4月10日に開いた中央委員会総会でも、金正恩委員長が確認しました。「自力更生の旗を高く掲げ、社会主義建設をさらに進め、制裁でわれわれを屈服させることができると誤解している敵対勢力に深刻な打撃を与える」と強調しました。制裁が強化され、資源を輸出して外貨を得て、国外から物資を輸入することが困難になっているので、無駄を排除し、国内の資源を有効活用することで経済を維持する、という意味です。そして、この「経済」には軍事経済も含む。

金正恩委員長はこの演説の中で、「自力更生」の表現を28回繰り返したと報道されています。4月上旬、平壌市内では「自力更生」の文字がはいった横断幕、看板が目立ちました。

—北朝鮮は2018年4月に並進路線の勝利を宣言し、経済に集中する意思を示していました。並進路線は、核開発と経済建設を同時に進める政 策です。この方針が変わるのでしょうか。

武貞:この点は若干、軌道修正するでしょう。経済も、軍事も同じ程度に重視する。金正恩委員長が4月9日の労働党中央委員会政治局拡大会議で述べた「新たな戦略的路線」という言葉と関連しています。

これまで首相を務めていた朴奉珠(パク・ポンジュ)氏は経済再建を率いてきたテクノクラートです。同氏に失敗があったわけではありませんが、「経済だけ」では弱いと考え、金才龍氏を抜擢したのだと考えられます。軍需産業の育成を急ごうと考えた。制裁を科され、核やミサイルの開発に必要な部品などの入手が困難になっている中であっても、国内にある資源を効率良く使って核・ミサイルの開発・製造の自力開発・生産能力を強化する。この指揮をとる首相は、軍事産業の育成で功労のあった人物が適している、というわけです。

制裁により北朝鮮への物資の流入が減っていますが、陸路を通じて中国から様々な産品が入ってきています。ガソリン、衣類、食料品、雑貨などです。北朝鮮の北部にある経済特区を訪れると、中国・吉林省ナンバーのトラックがたくさん走っています。

もちろん、経済におけるこれまでの改革政策を放棄するわけではないでしょう。武力と経済の強化を同時に進める。首相を退任した朴奉珠氏は新たに党中央委員会副委員長に就任しています。これまでの体制に、金才龍氏を一枚加えたと見るべきでしょう。

北朝鮮が経済の自力更生を掲げるのは、実は今回が初めてではありません。金日成時代も同じようなことを言っていました。「主体(チュチェ)思想」ですね。「自力更生」は「主体」を言い換えたものと捉えることができるでしょう。

米朝首脳会議を主導した外交官は“出世”

—崔竜海(チェ・リョンヘ)氏が最高人民会議の常任委員長、および国務委員会の第1副委員長となったことが注目されています。

武貞:同氏は、金正恩委員長の側近中の側近です。肩書が変わっても、これまでと大きく変わることはないでしょう。91歳と高齢の金永南(キム・ヨンナム)氏が最高人民会議常任委員長を引退したので、崔竜海氏がこの席に就いた。第1副委員長は、日本の組織にある「筆頭〇〇」のようなもので、他の副委員長とは格が違うことを表すものです。同氏は、金ファミリーの身内を除けば、これまでも実質的にトップの存在でした。

—米朝首脳会談を進めてきたメンバーが新たな肩書を得ていますね。李容浩(リ・ヨンホ)外相が新たに、国務委員会の委員と最高人民会議の代議員になりました。崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官も同じく代議員と国務委員、そして党中央委員の地位を得ています。金桂官(キム・ゲグァン)第1外務次官も代議員に加わりました。これは、金正恩委員長がこれまでの対米対話路線を評価している、ということでしょうか。

武貞:その通りです。2月に開かれた第2回米朝首脳会談を失敗と見る向きもありますが、北朝鮮はそのようには総括していません。担当者が粛清されたという話は聞かないでしょう。合意には至らなかった(no deal)、つまり「仕切り直し」「水入り」というのが正しい見方だと思います。「決裂」という表現を見かけますが、これは正確ではありません(関連記事「米朝会談の署名阻んだ金日成流の交渉術」)。

第3回の首脳会談を模索していく

—この外交官たちの人事から、今後の米朝協議の行方を見通すことはできますか。

武貞:そうですね。引き続き対話路線をとり、このメンバーで第3回の首脳会談を模索していくでしょう。金正恩委員長が4月12日、最高人民会議の2日目に施政方針演説をして、トランプ大統領とは良好な関係にあると説明をし、米朝協議を続けることを明言しています。

2月の首脳会談で米国の本音を読み取ったのでしょう。交渉推進派のトランプ大統領と、完全な非核化を優先するボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)とは意見が異なることを知った。崔善姫外務次官が3月15日に米朝協議の停止を示唆した際、ボルトン氏とポンペオ国務長官を名指しで非難したものの、トランプ大統領に触れなかったのは、トランプ大統領から北朝鮮に対する譲歩案を引き出せると考えているからです。

ただ、北朝鮮が米国に対して非核化に関する譲歩案を出す気配はありません。施政方針演説で、金正恩委員長が2月末の米朝首脳会談に関して、「米国は実現不可能な方法に知恵を巡らせ、我々と向き合う準備ができていなかった。朝米関係を改善する意思が米国にあるのか警戒心を持つ契機となった」と語っており、米国側に責任があるという立場です。今年12月までに米国が非核化に関して段階的非核化案と制裁緩和案を提示するなら、第3回米朝首脳会談に出るという方針を明確にしました。

—北朝鮮側からは「非核化」案を提示しなかったようですね。

武貞:北朝鮮は、米国の方ににじり寄って非核化に自分から触れる必要などない、と認識しています。北朝鮮は米国が朝鮮半島に軍事介入する道を閉ざしたいと考えています。米東部に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)を保有すれば、米国は朝鮮半島問題で中立的な立場をとるだろうという計算をして核兵器を保有したのです。米国の介入がなくなれば北朝鮮の体制を温存した状態で朝鮮半島統一に向えると判断しています。北朝鮮が制裁の緩和と並行して核兵器を捨てることは考えられません。米国の軍事介入放棄と南北の統一への流れが加速するときまで核兵器放棄を検討することはないのです(関連記事「仕切り直しの米朝会談、完全非核化は出口に?!」)。

—米朝協議で米国担当特別代表を務めた金革哲(キム・ヒョクチョル)氏については人事に関する情報が出ていません。

武貞:これは、米朝協議が原因ではなく、北朝鮮の在スペイン大使館が襲われた事件と関連していると見ています。大使館内のパソコンなどが米CIA(中東情報局)の手に渡ったと伝えられています。金革哲氏はスペイン大使を務めていましたので、核をめぐる交渉に精通しています。6カ国協議のメンバーに加わり、スピーチライターの役割を担った経験もある。欧州を舞台にした北朝鮮の外交活動や米朝交渉に関する情報も含まれている。

とすれば、同氏が今後も、米朝協議の表舞台で活動するのは難しくなる。米国に弱みを握られているわけですから。米朝交渉の経験豊富な彼を欠くことは、北朝鮮にとって痛手となるでしょう。

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『中国に自爆攻撃も辞さず、フィリピン大統領 親中政策を採りつつ中国を批判、返す刀で米国も一刀両断』(4/12JBプレス 末永恵)について

4/14阿波羅新聞網<巴铁媒体揭露中国非法婚介所贩卖巴妇女 甚至出售她们的器官=パキスタンメデイアは、パキスタンの女性を売る中国の違法結婚紹介所を明らかに  彼女らの臓器を売る場合さえある>パキスタンのメディアは、「中国の人身売買業者がパキスタンで違法な結婚紹介所を開設し、貧しいパキスタンの女性を騙して偽装結婚させ、彼女らを中国に連れて行き、売春を強要し、臓器を売ることさえした」と報じた。

その報道はパキスタンの中国大使館に土曜日であったが直ちに対応させ、「中国の法律はこれらの活動を厳しく禁じ、中国がパキスタンと協力して国境を越えた違法結婚紹介活動を取り締まることを誓った」と述べた。

5年前に始まった中国 – パキスタン経済回廊の20億ドルの二国間プロジェクト以来、パキスタンを訪れる中国人の数は劇的に増えた。 「中国 – パキスタン経済回廊」はBRIの重要なプロジェクトであり、これまでにない190億$の中国からの投資をパキスタンにもたらした。

金曜日に、有名なパキスタンの民間テレビ局がいくつかの映像を流した。東部都市のラホールの違法な結婚紹介センターで、数人の中国人男性と6人の地元女性が別々の部屋に泊まった。 これらの女性には2人の未成年女子が含まれている。報道の翌日、中国大使館は上記の反応をした。

ARY ニュースチャンネルの報道チームと地元の警察が突然結婚紹介センターに現れ、中国人、パキスタン女性を引き取る中国人、中国人の妻を尋問した。 この報道によれば、「尋問の中で、中国の人身売買の容疑者は、現地の結婚証明書を取得できていないか、中国人男性の結婚前のイスラム教に改宗したことの証明も取得できていなかった」と。

パキスタン人の被害者は、「中国人男性と結婚すれば、家族には月に約300ドルを送金、家族のパキスタンの男性は中国行きのビザを取得できる」と述べた。中国人男性を接待したパキスタン人はニュースチャンネルに、「彼らは彼女らの家族と契約書を交わし、中国人の義理の息子が将来パキスタン国籍を取得できるようにする。これは「中国 – パキスタン経済回廊」の一つのプロジェクトである」と説明した。

中国やパキスタンは人権の概念がない無法国家です。こういう国が核を持つこと程恐ろしいことはありません。日本の左翼・リベラル新聞はこういう記事を取り上げて非難すべきでしょう。

https://www.aboluowang.com/2019/0414/1274797.html

4/14阿波羅新聞網<时隔一年 专家预言成真!房子降价卖不掉 部分地区楼市无人接盘=一年経って、専門家の予言が現実に! 不動産価格は下がり売れない ある地区の不動産市場は受け皿無し>一年後、専門家の予測は真実となった。 昨年下半期以降、表面的に住宅は上昇しているように見えているが、供給が需要を上回るという事実を覆い隠すことはできない。

2018年4月、仇保興・住宅建設部副部長は、次のように述べている。「今中国の都市化率は60%以上であり、一人当たりの居住面積は40平方メートル以上で、マクロの観点から見れば、住宅不足はない」と。

我々はこの話を聞き、各地で争って家を買うのが普通となり、不動産価格の過熱を防ぐため抽選に当たって不動産を買うのが難しいときに、大衆はこれを見ていたが、専門家は冷静に評価していたことを知らなければならない。

「昨年下半期以降、表面的に住宅は上昇しているように見えているが、供給が需要を上回るという事実を覆い隠すことはできない」と。

データによると、2018年12月末までで、全国の100都市における新築住宅の在庫は4億5,734万平方メートルで、前月比2.1%の増加で、売上悪化は10ヶ月に達した。

重要なことは、100もの都市の住宅在庫が前月比4ヶ月連続で伸びており、在庫の伸びは上昇軌道に乗っていることが確実という事である。

もちろん、 “家が足りている”という基準は在庫を見るだけでなく、専門家は一人当たりの居住面積をもあげた。

最近、海通証券のチーフエコノミスト姜超によって発表されたデータによると、「都市の1,000人当たりの新築数の指標から見て、不動産のピークは2013年にすでに過ぎている。一人当たりの居住面積が40平方メートルを超えたのは、過去5年間で初めてのこと」と。

データの結果を納得させるのは困難であるが、中古住宅のさまざまな場所での取引を見ると、同じように感じられる。

3月の毎日経済新聞の報道によると、「2017年以来、上海の中古住宅価格は17ヶ月下落した。売り手がインタビューを受け、120万元まで下げてやっと売れた。多くの住宅は値下げしても売れない。 恥ずかしい状況である」と。

二級都市でも同じ状況である。厳格な価格制限、購入制限のため、成都の不動産市場の逆転した取引は非常に深刻であり、中古住宅取引成立の周期は伸び伸びになり、一部の所有者は3回以上値下げしても売ることができなかったと。

杭州の中古住宅取引監視局のデータによると、90平方メートル未満の床面積を持つ中古住宅の平均取引期間は約63日であり、90-140平方メートルの中古住宅の平均取引期間は92日である。

以前のメディアの報道によると、余杭、粛山、その他の地域では連続値下げしても取引成立は難しく、センター街の単価は高すぎるため、市場はない状態になった。

住宅が値下げしても売れないのは、市場の短期的な調整なだけであれば良いが、ある地域で不動産市場がないことは、心配の種である。

天風証券不動産部が発表した最新のデータによると、「16の主要都市のうち、取引成立した中古住宅の総数は11,300で、前月比25.2%の減少となった。

3月下旬から4月上旬にかけて、2級都市の中古住宅取引の成立は39%減少し、3級都市以下の都市の取引は52%に減少した」と。

このデータはいわゆる “小春日和の不動産市場”の文脈で公表されたものであることを知っておく必要がある。住宅価格は下がらず、販売量は50%以上減少し、何ヶ月も連続して減少した。

これはまた、過去数年間に住宅価格が急上昇した3、4級の都市の不動産市場はなくなった可能性があることを証明している。

https://www.aboluowang.com/2019/0414/1274978.html

4/9Money Voice<中国、経済大国から転落へ。トランプの策略で経常赤字・ウソ統計・高齢化の3重苦が襲う=勝又壽良>

https://www.mag2.com/p/money/663249

いよいよ中国の経済がおかしくなってきているのが世界に分かりだしたという事でしょう。

末永氏の記事では、フイリピンは米中への天秤外交をしているとあります。米比戦争(1899~1902年)でフイリピンは米国に20万人も虐殺された恨みがあり、米国は信用できないのかもしれませんが、米中を比較すれば、自由のある分だけ米国がマシと思いませんと。今は世界覇権を巡る米中の戦争と認識した方が良い。

上述のように中国の不動産バブルは弾ける可能性があり、米中貿易戦争の影響も受けて、中国経済はガタガタになりそうです。軍部に回す金も少なくなりそうです。ドゥテルテも天秤外交を続けると、後で米国からしっぺ返しを食らうのでは。勝つ方についておいた方が良いのでは。

記事

フィリピンでは、中国からの投資拡大で新中国移民が急増。人気のカジノも増加、マカオと並びアジアのカジノ産業を牽引する(IR統合リゾート「シティー・オブ・ドリームズ」、首都マニラ。筆者撮影)

中国が1949年の建国以来、最大規模の海上軍事パレードを実施したのは、紛れもなく世界の火薬庫、南シナ海だ。

ちょど1年前の2018年4月12日に決行された同パレードには、数十隻の艦艇や航空機、さらには1万人以上の人民解放軍が參加した。

南シナ海を目の前にして、習近平国家主席は「世界最高峰の海軍を保有する重要性が、かつてなく高まっている」と兵士らを鼓舞し、南シナ海や南沙諸島(英語名スプラトリー)の覇権を競う米国や、領有権を争う東南アジアの周辺国を牽制した。

さらに中国は今年2月、米軍が同諸島で「航行の自由作戦」の一環として軍艦2隻を航行させたことに、「中国の許可なしに我領域に侵入した」と反発、「中国の主権を侵害するもの」と非難した。

フィリピンと中国が領有権を争っている南沙諸島(スプラトリー諸島)のミスチーフ礁(2017年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/TED ALJIBE〔AFPBB News

こうした状況下、4月に入って中国による大量艦船の航行も明らかになった。

フィリピン軍関係者によると、南沙諸島にあるフィリピン実効支配のパグアサ島(フィリピン名、英語名はティトゥ)周辺海域で、今年1月から3月にかけて中国の艦船275隻が航行していたことが、明らかになった。

これを受け、フィリピン政府は3月29日、外交ルートを通じ正式に中国政府に抗議した。4月4日の本コラムでは、その詳細を一報した。

そして同日、フィリピン政府は新たに「パグアサ島に中国が艦船を航行させているのは、国際法下での我が国の主権と管轄権を侵害している」と異例の抗議声明を発表。

5日には、2016年6月の就任以降、対中太陽政策を展開してきたドゥテルテ大統領が、「パグアサ島に触れるならば、兵士に自爆攻撃を命じる」と珍しく中国を牽制した。

これを受け、日本の大手メディアも7日になって、同島での一連の中国の大量艦船航行とフィリピンの中国に対する抗議行動を伝えた。

フィリピンは、1971年から同島を実効支配しているが、中国が軍事拠点化を進めるスービ(中国名・渚碧)礁は、その周辺に位置する。

これまでも同島付近への中国艦船の侵入に対し、少なからず抗議を行ってきたが、今回はこれまでと様相が違う。

米国は3月、マイク・ポンぺオ国務長官がフィリピンのドゥテルテ大統領を訪問した際、「南シナ海での中国による人工島建設や軍事行動は、フィリピンだけでなく、米国の主権や安全保障、さらには経済活動を阻害するものだ」と非難。

その上で、「南シナ海は太平洋の一部。従って、フィリピンの軍や公船、航空機に対し武力攻撃がなされた場合、米比相互防衛条約の下、相互的防衛義務を果たす」と中国を名指しで非難し、軍事行動への可能性を示唆した。

米政府高官が、南シナ海での同盟国への防衛に公式に表明するのは初めて。米中貿易戦争を背景に、南シナ海や南沙諸島を巡る米中の対立はこれまでにない激しさを増していることの現れといえる。

しかし、フィリピンはこうした米中の対立を快く思っていないようだ。そもそもフィリピンは米中という超大国を信用しておらず、南シナ海での武力闘争に利用されたり巻き込まれたりするのを怖れている。

実は、こうした状況下でフィリピン政府は、1951年に米国と締結した米比相互防衛条約の見直しを協議したいという意向を持っている。

3月の米ニューヨークタイムズ紙報道によると、フィリピンのロレンザナ国防相は「フィリピンはどの国とも対立せず、どの国とも戦わない。南シナ海で戦争に突入するのはフィリピンでなく、米国だ」と非難。

米海軍は南沙諸島付近を駆逐艦に通過させる「航行の自由作戦」を定期的に実施しており、今年に入ってからはすでに2回実施し、その結果、「中国を激怒させ、対立を拡大させている」と米国を糾弾しているのだ。

「米国は、西フィリピン海(南シナ海)で海軍艦艇の航行を増やしており、このままだと武力闘争に発展する可能性が高く、自動的にフィリピンが戦争に巻き込まれかねない」と、南シナ海をあえて、西フィリピン海と表現して、米国を牽制した。

「現在の米比相互防衛条約は、紛争の抑止力になるどころか、有事には、カオスを引き起こすだろう」と指摘し、同条約の見直しを米国に要請していく構えを見せた。

また、ドゥテルテ大統領も3月、地元メディアに対し、次のように米国への不信感を露わにしている。

「米国は『あなたたちを守る』と言った。しかし、肝心なのはどんな宣戦布告も議会の承認が必要だ。米議会がどれだけひどいか知っているだろう」

つまり、中国を非難したものの、その原因の一端は米国にあり、有事の際にフィリピンを守れるのか怪しい米国に対する深い懐疑心が根底にある。

中国による南シナ海進出は迷惑だが、それを増長させているのは米国だという認識があり、今回、米中対立の矢面に立たされるのは真っ平ごめんというスタンスを明確にしたわけだ。

ドゥテルテ氏は大統領就任時から暴言、放言で“アジアのトランプ”という異名を持つが、なかなかの戦略家でしたたかさも兼ね備えている点も本家トランプ大統領とそっくり。

米中どちらにも微笑み外交を展開する一方、言うべきことはきちんと言う。そういう外交手腕をドゥテルテは持っている。

そのためには使えるものは何でも使う。その最たるものが、彼の「生い立ち」偽称だ。この出生秘密は、中国訪問で大いにその役目を果たした。

これまでドゥテルテ氏は、「中国人はフィリピン社会に昔から根を張ってきた。私はフィリピン国籍だが中国の血筋を誇りに思う」と語り、母方の祖父が華人であることを強調してきた。

しかし、フィリピンには華人系政治家が多く、南シナ海領土問題で国際仲裁裁判所に中国を訴えたべ二グノ3世アキノ前大統領も実は華人系だ。

筆者はドゥテルテ氏の息子の親友に接触する機会に恵まれたことがあり、「あれ(ドゥテルテ氏が華人系)は嘘だよ。息子がはっきり言っている」という。日本の一部で報道されている「中国語が堪能」も嘘っぱちのようだ。

フィリピンの華人は、人口約1億700万人(2018年末現在)のうちの約120万人と少数派。しかし、経済を牛耳っているのは少数派の華人。華人の経済力を味方にしたいドゥテルテ氏が作り上げた偽りの経歴のようである。

さらに、麻薬撲滅を掲げるドゥテルテ氏にとって、「麻薬王3人」の華人系フィリピン人に“身内”と思わせるための戦略でも功を奏する。華人系は経済だけでなく、フィリピンを蝕む麻薬にも深く関係しているからだ。

今年1月、フィリピンの長者番付で長年トップだったヘンリー・シー氏(施至成)が94歳で亡くなった。日本ではあまり知られていないが、アジアの長者番付で常にトップ10に入るフィリピンを代表する大富豪だった。

彼の通夜には、故人と親交のあったドゥテルテ大統領の姿も見られた。

12歳の幼少期に、中国のアモイから移住してきたシー氏は、貧しい少年時代を送りながらも、靴店「シューマート」を創業。

のちに「SM」に名称を変更。今では、SMグループとして小売、不動産、銀行などを保有するアジアを代表する財閥に育て上げた。

現在のフィリピン経済の基盤を作ったのは、第2次世界大戦後に台湾から来た商業移民だったといわれる。今でも「コファンコ財閥」など華人系企業が、フィリピン航空など国内の基幹産業を牛耳っている。

ドゥテルテ大統領就任後、中国はフィリピンにとって最大の貿易相手国に躍り出て、中国からの対フィリピン直接投資は約20倍に膨れ上がった。

その影響もあり、フィリィピンは今、「新中国移民」であふれ返っている。

「2018年の前半だけで、500万人前後の中国人がマニラを中心に移住。しかし、合法違法を含め、正確な数字は分からない。実際は、もっと多いだろう」(不動産関係者)という。

その移住者は、富裕層の投資家と労働者の「二極化」に分類される。

中国からの富裕層は、世界一のカジノ都市マカオに比べ格安で遊べることから、カジノ産業の人気が急速に高まっているマニラなどの大都市の高級住宅地を爆買いし始めている。

町には、今まで見られなかった中国語の広告や看板が増え、流通関係者は「大型のショッピングモールでは、中国語の表示や館内放送が流れるまでになった」と話す。

一方、ブルーカラー労働者も急増している。

首都マニラには、30万人もの労働者が中国から押し寄せている。中国より高い賃金が約束され、「建設現場や中国人顧客相手のカジノに就労する“都合のいい”労働者として津波のように押し寄せている」(労働経済アナリスト)という。

いずれも、親中政策に転換させたドゥテルテ大統領の経済的副産物だ。

3月にマニラを訪問したマレーシアのマハティール首相は「大量の外国人労働者の流入は、経済問題への悪影響だけでなく、政治的不均衡をもたらす」とドゥテルテ氏のチャイナ・マネーへの寛容政策に釘を差す一面もあった。

次期大統領選を占う5月13日の中間選挙を目前に、2022年までの任期で再選が禁止されているドゥテルテ氏は、今回、中国を公式に批判。一方での軍事介入をちらつかせる米国も牽制した。

南沙諸島をめぐる米中対立が激しさを増すなか、ドゥテルテ大統領の「天秤外交」がいよいよ真価を問われる時が来ているといえそうだ。

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『選挙を経ない北朝鮮初の執政長官となった金正恩』(4/12日経ビジネスオンライン 宮本悟)について

4/12阿波羅新聞網<川普怒斥“未遂政变” 奥巴马政府情报机构五种手法监视他团队=トランプは”クーデター未遂”を叱責する オバマ政権の情報機関は5つの手法でトランプチームを監視した>トランプ大統領は「特別検察官のロバート・ムラーのロシアゲートの違法捜査とクーデター未遂の捜査」についてツイートした。 ツイートによると、「(ロシアゲートの調査は)違法に始まり、正当化されない。多くの腐敗した警察、彼らが犯したのは反逆罪である」と。 2018年6月22日の《大紀元》の英語版の報道では、「米国司法省総監察長と下院情報委員会は、トランプの選挙チームに対するオバマ政権の情報機関による監視行動と動機を調査している。オバマ政権はトランプ選挙チームを監視するために5つの方法を使った」と。

5つの方法とは

①“国家安全信函=National Security Letter 略称NSL”を使用。コーメイFBI長官とマッケイブ副長官。

②“外国情報監聴法=Foreign Intelligence Surveillance Act,FISA”の令状を取り、トランプチームのカーター・ページを調査。

③トランプ選挙チームの個人の身分を明らかにするよう、スーザン・ライスとジョン・ブレナンCIA長官が要求。

④CIAとMI6と関係のあるStefan Halperケンブリッジ大学教授に金を渡し、トランプチームのカーター・ページやパパドポラス、サム・クロビスと接触させた。

⑤外国情報機関を使い、トランプチームの情報を集めさせた。英国情報部政府通訊総局(GCHQ)のRobert HanniganはブレナンCIA長官に情報を上げ、ブレナンはオバマと3名の高官、8名の議員に報告していた。

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1116364182063132672

https://www.aboluowang.com/2019/0412/1273953.html

FOXだけでなくWSJもオバマ政権のトランプ選挙チームへのスパイ活動を報道したことは大きい。オバマ政権、ヒラリー選挙チーム、メデイアは戦々恐々のようです。彼らは本来であれば全員牢屋行きでしょう。また次期大統領選でトランプ勝利、民主党の党勢は今後ずっと低迷するのでは。

4/8 SankeiBiz<【高論卓説】米中貿易戦争、日本への余波は 米議会の動きでその動向を知る>渡辺哲也氏の論考ですが「これには「再輸出」も含まれ、指定された米国技術に関しては、日本企業や研究機関が再輸出を行う場合も含まれる。人への技術提供も対象になっており、企業や大学などの研究機関が「武器輸出禁止国などの国籍を持つ人」を雇い、受け入れる場合も米国の許可が必要になる。守らなければその企業や団体が米国から厳しい制裁を受けることになる。

まだ具体的な品目は発表されていないが、5月中旬までに実施される予定であり、実施されれば、日本企業や大学などへの影響も大きなものになるだろう」とあります。何も考えないで準備して来なかった企業、大学、個人には痛みが伴うのでは。JDIも危ないのでは。経産省は無能です。

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190408/mca1904080500005-n1.htm?fbclid=IwAR1j2v4GrkAQVHBly3ePUyFF7p7zXfF1LBgF9gkSrP7OgE86tq7NDr-MDNE

4/12阿波羅新聞網<抗衡中共及华为 美国拟砸逾6200亿大规模架设5G网路=中共と華為に対抗 米国は200億$以上の大規模5Gネットワークを構築することを計画>米国のニュースサイトAxiosは、「トランプ大統領と連邦通訊委員会(FCC)会長のAjit Paiが、4/12(金)に5G無線ネットワークを全面的に展開する計画を発表した。基金設立は200億$を超えるとし、無線通信事業者が中国や他の世界的な競争相手に対抗できるよう支援する。

報道では、「FCCは、農村部でブロードバンドネットワークを構築するために“Rural Digital Opportunity Fund”を創り、10年間で204億ドルを使って普及させると発表した。FCCは今年の12月10日に 3段階のミリ波スペクトルのオークションを始める。これは、高速ネットワークを新しい設備に繋げるために非常に重要である」と。

VerizonやAT&Tなどの米国の無線通信事業者は、5G技術の初期段階にあり、今までのところいくつかの市場で限定的なサービスをしているが、5Gサービスは年末までに92の市場で売り出される予定である。

たとえば、Verizonは先週シカゴとミネアポリスの一部で5G無線ネットワークサービスを開始し、韓国の通信事業者も国内で5Gサービスを開始した。

ファーウェイは、知財窃取、産業スパイ行、イラン制裁違反等の刑事犯罪に関するトランプ政権の起訴に直面している。

https://www.aboluowang.com/2019/0412/1274345.html

宮本氏の記事では、共産主義における立法府はどの国でも“rubber-stamp parliament”に過ぎないというのが分かります。行政府のサブリーダーが立法府のトップを兼任する意味は、行政府が立法府に優先するという事でしょう。共産党の指導が何事にも優先するのです。恐ろしい世界です。

ローマの独裁官は危機に当たり設置されましたが、任期半年の制限を設け、権力の濫用を防ぐ智慧がありました。紀元前500年代にです。21世紀の今に狂気のような独裁者を認めるのは人類が退化している証拠です。世界から邪悪な共産主義をなくさないと。

記事

選挙を経ない国務委員長の存在は、「絶対君主制」と言われても仕方ない(写真=KNS/KCNA/AFP/アフロ)

北朝鮮で2019年4月11日、最高人民会議第14期第1次会議の1日目が開催された。最高人民会議は毎年4月上旬ごろに開催されるので、これは従来の制度どおりである。しかし、そこで決定されたことは、筆者が想定したものとは異なっていた。想定した直接選挙制の大統領制には移行しなかった(参考記事「金正恩は大統領になるのか?!」)。想定が外れたことは筆者の力量不足である。

同会議では70年にわたって踏襲されてきた政治制度上の手続きが大きく変更された。金正恩(キム・ジョンウン)は選挙を経ないまま最高人民会議で国務委員会委員長(執政長官)に選ばれた。もちろん、最高人民会議の代議員でない金正恩は、最高人民会議に出席していない。金正恩が不在の最高人民会議で、彼は執政長官に選ばれたのである。

この国務委員会委員長は、従来のものとは異なり、議院内閣制における執政長官ではない。議院内閣制を採る北朝鮮では、執政長官は、選挙によって選ばれた代議員の中から選出されてきた。厳密には1度だけ例外がある。金正恩は、父である金正日(キム・ジョンイル)が死去した後の12年4月13日に、国防委員会第1委員長(当時の執政長官の名称)に選ばれた。この時の金正恩は選挙によって最高人民会議代議員に選ばれたことが確認されていなかった。しかし、同氏は最高人民会議には出席していたので、補選によって代議員になっていたことが明らかになった。今回は、それすらなかった。

北朝鮮が非民主主義国家であるのは主に選挙制度によるものであったのだが、これで執政制度でも非民主主義国家になったことになる。形式的にであれ、約70年にわたって踏襲してきた政治制度上の手続きを大きく変更したのだ。今までも諸外国から「君主制(王朝)」と揶揄(やゆ)されてきたが、これでは、立憲君主制ではなく「絶対君主制」と言われても仕方ない。少なくとも、形式的にせよ、執政制度が権威主義体制であることが明らかになった。金正恩の祖父である金日成(キム・イルソン)があれほど嫌った、韓国の1972年以降の朴正煕(パク・チョンヒ)政権や全斗煥(チョン・ドファン)政権と同じである。

最高人民会議第14期第1次会議では、崔龍海(チェ・リョンヘ)代議員が「朝鮮労働党委員長同志に運命と未来を完全に任せ、いちずにつき従う最高人民会議代議員と全国人民と人民軍将兵のひたむきな意思と念願を込めて」金正恩を国務委員会委員長に推薦した。つまり、選挙の手続きを踏まなくても、すべての代議員と国民と軍将兵が慕っているから、金正恩が執政長官になれると言っているのである。政党組織ならばあり得る手続きであるが、政府機関ではさすがの北朝鮮でもこのような手続きは取ってこなかった。

たしかに北朝鮮の選挙は、政治儀式にすぎないので、選挙の手続きをしても金正恩は国務委員会委員長に選ばれたはずである。金正恩が選挙を経なかったからといって、朝鮮労働党委員長である金正恩の権力に変わりはない。だが、逆に言えば、ではなぜ、これまで通りの選挙の手続きを経なかったのかという疑問はある。これは明らかに従来の政治制度の変更である。

これが次の選挙までの臨時的な措置であれば、約70年にわたる政治制度の手続きを無視したことにはならないだろう。しかし、同会議では、臨時的な措置とは言っていない。この新しい権威主義体制が今後も続くのかはまだ分からない。最高人民会議第14期第1次会議は、翌4月12日にも続いていると考えられるので、その続報によっては今後のことが分かるかもしれない。

金正恩は対外代表権を手にするか?

同会議で憲法が改正された。ただし、内容はまだ公表されていない。しかし、最高人民会議で決定された内容から、政府機関の組織の名称に変更はないものの、政治制度では国務委員会委員長以外にも変更があったことが分かる。それは国家元首であった最高人民会議常任委員会委員長である。

最高人民会議常任委員会委員長は、金永南(キム・ヨンナム)から崔龍海に交代した。約20年間にわたって、国家元首として第三世界を歴訪してきた高齢の金永南はようやくその職を離れることになった。

ただし、崔龍海が就任した最高人民会議常任委員会委員長が以前と同じ制度による役職なのかは分からない。というのは、崔龍海は国務委員会第1副委員長に就任しており、最高人民会議常任委員会委員長を兼任することになったからだ。これもまた異例なことである。行政機関のサブリーダーが立法機関のリーダーになる。北朝鮮では今までなかった制度だ。ただし、これが何を意味するのかはまだ分からない。

最高人民会議常任委員会委員長の対外代表権が外された可能性もある。改正された憲法が公表されて、最高人民会議常任委員長が対外代表権を持つ根拠となっている憲法第117条が削除されるか、変更されていることが確認できれば分かるのだが、今のところは分からない。もし、対外代表権が外されていれば、対外代表権は国務委員会委員長に与えられることになるであろう。

もし、国務委員会委員長に対外代表権が与えられたのであれば、国務委員会委員長が国家元首になる。対外代表権を基準とすれば、国務委員会委員長という名称は変わらなくても、議院内閣制から大統領制に移行したことになるのだ。ただし、その大統領は、選挙を経ずに議会で選ばれている。大統領制というよりも、いわば選任制の君主(選挙君主制)かもしれない。

もちろん、国務委員会委員長に対外代表権が与えられているかは、まだ分からない。それは改正された憲法の内容が明らかになれば分かることである。現在のところ、分かっているのは、執政長官が選挙を経ずに選ばれたことと、行政機関のサブリーダーが立法機関のリーダーになったことである。これだけのことではあるが、北朝鮮の約70年間の執政制度の歴史における大きな変化と言える。

(敬称略)

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『米中貿易協議の膠着が意味するもの』(4/11日経ビジネスオンライン 宮家邦彦)について

4/11阿波羅新聞網<俄政客警告中共别染指东欧 共产主义信仰妨碍中国东欧合作=ロシアの政治家は、中共は東欧手を出すなと警告 共産主義信仰は中国と東欧の協力の障碍になる>ロシアの著名な政治家のジリノフスキーは、「東欧はロシアの勢力圏で、中国は手出ししない方が良い」と警告した。 同時に、今年の16 + 1で中国と東欧諸国のサミットは間もなく開始する。 分析によれば、「東欧諸国の戦略は異なっている。 一部の東欧の国は共産主義と決別したのでわざと中共と距離を保っている。 バルカン半島の国々はソ連と距離を置き、アルバニアのように中共と交流して来た経験を持っている」と。

プーチンは経済を中共頼みにしていると、共倒れになるのでは。中露で陣地の取り合いをすれば良いでしょう。お互い不信感だけが残るのでは。

https://www.aboluowang.com/2019/0411/1273338.html

4/11阿波羅新聞網<彭斯:贸易谈判美国抱有希望 但也不惜加倍征关税=ペンス:貿易交渉で米国は希望がある 但し関税を2倍にすることは躊躇しない>米中貿易交渉は最終の鍵となる段階に進んだ。米国のペンス副大統領は4/11(木)、米国は中国との貿易協定で合意に達することができると確信しているが、交渉が失敗した場合、米国は中国製品に倍の関税賦課を躊躇しないだろうと述べた。

彼は4/11CNBCのKernenとのインタビューで、「中国がWTOに加入したとき、米国は中国が必ず私有財産と市場開放を尊重する政策を実行すると思っていたが、事実はそのようにはならなかった。これはトランプ大統領が2500億$の中国製品に関税を課す理由である。ハッキリ言えるのは、米国はこれを基礎に関税を2倍にすることもできる。しかし我々はより良い結果を期待したい」と述べた。

米中貿易交渉は先週の金曜日に終えたばかりであるが、今週も両国の関税戦争を終わらせるため、最終合意文書に関する詰めをしているが、中国の所謂「レガシー問題」について議論し続けている。

ペンス副大統領は、「トランプ大統領はずっと報告を聞いて交渉の進展に関与している。交渉に希望も持っている。両国の今の交渉は、貿易赤字の削減だけでなく、知財保護、構造改革、技術移転の強制など多くの分野を網羅している」と述べた。

貿易戦争が合意に達せず、このままずっと関税賦課の状態が続き、中国の富の源泉である貿易黒字を減らすのが理想です。

https://www.aboluowang.com/2019/0411/1273816.html

4/11阿波羅新聞網<美国商务部把37间中企及中国学校列入危险名单 7间香港公司上榜=米国商務省は37の中国企業と中国の学校を危険リストに入れている 7つの香港企業も>中米貿易協議が続いているけれども、米国商務省は4/10(水)に37の中国企業と中国の学校を危険としてリストアップした。それらは米国当局の認可を得ておらず、米国企業は注意すべきであると発表した。 リストには香港に拠点を置く7つの組織も含まれている。 それらの多くは、国防、精密光学、エレクトロニクス、工作機械、航空などの研究開発の実績を持つ中国の組織である。

リストに上げられたのは、トヨタの傘下であるアイシン精機が中国にR&D機構として設立したアイシン(南通)自動車技術センター有限公司も含まれ、高級スクリーン技術で特許を取得している北京8億時空LCD技術株式会社、 国防ハイテク研究開発をする中国科学院長春応用化学研究所も含まれる。 学校では、広州の広東工業大学、北京の中国人民大学、上海の同済大学、西安の2つの大学も上げられている。

香港の関連機関として、優聯国際サプライチェーン株式会社、韜博盛テクノロジー株式会社、恒宇ロジステイック、遠航テクノロジー香港、升運ロジステイック、Universe Market Limited、Swelatel Technology Limited等。 香港設立だけでなく、UAEに4社、マレーシアに2社、インドネシアに1社も入っている。

日本の経産省、文科省も見倣ったら。

https://www.aboluowang.com/2019/0411/1273814.html

川島博之『習近平のデジタル文化大革命』よりP.54~P.62抜粋

二〇四〇年も世界の中心は米国

日本にバブルを作った昭和とバブルが崩壊した平成では、何が異なっていたのだろうか?その本質は、人口構成にある。昭和の時代には若者が多くいた。それは人ロボーナスといわれた時代だった。しかし、平成に入ると人口オーナス(重荷、負担)と呼ばれた。人口減少が経済成長の足を引っ張る時代に突入してしまったのだ。

人口減少によってうまく作動しなくなった社会システムの象徴として、年金システムを挙げることができよう。勤労世代からお金を取ってそれを高齢者に配るシステムは、若者の数が多い昭和の時代に適合したシステムであった。それを平成の時代に維持することは、そもそも無理なのだ。

人口ピラミッドは多くのことを教えてくれる。過去を語るうえでも未来を語る際にも、信頼性の高いデータといえる。一九九〇年、ニ〇一五年、ニ〇四〇年における日本、中国、米国、インドの人口ピラミッドを比較する(五七ページ以降の図表1〜4参照)。 ここから分かることは、以下のようなことになる。

①中国のニ〇一五年は日本の一九九〇年によく似ている。どちらもバブルの絶頂期である。また、中国のニ〇四〇年が日本のニ〇一五年によく似ている。それは、今後、中国が日本と同様に少子高齢化に悩む時代に突入することを示している。

②米国はニ〇四〇年になっても寸胴型のピラミッドを保つ。これは移民の出生率が高いためである。ニ〇五〇年頃に全人ロに占める白人比率は五〇%を割るとされるが、それでも人口は増え続ける。白人が少数派になることをもって米国の国力が落ちると考えるのは早計である。米国の活力は、その多様性にある。

③一九九〇年頃まで、インドは「マルサスの罠」と呼ばれる状況に陥っていた。それは人口増加率が高いために、経済が成長しても一人当たりの所得が増加しない状態を指す。しかしニ〇ー五年を見ると、子供の数が減り始めたことがよく分かる。それは経済成長を加速させる。インド経済が離陸したことは、人口ピラミッドからも明らかである。人口構成から見たとき、ニ〇四〇年のインドは壮年人口が多く、まさに国力の絶頂期といってよい。ニ〇四〇年の中国の人口構成と比べると、ニ〇四〇年におけるインドの力強さが実感できよう。

ニ〇四〇年になっても世界の中心は米国である。中国は少子高齢化に悩む現在の日本のような状況になる。米国と対峙する勢力にはなれない。米国と中国の背後にインドが迫る。現在、インドの一人当たりGDPは約ニ一〇〇ドルであるが、年率七%程度の成長を続けていることから、ニ〇四〇年に八〇〇〇ドル程度になる。もし、今後、中国が日本と同様に「失われたニ〇年」に突入するようなことがあれば、インドのGDPが中国を上回る。

⑤ニ〇四〇年の日本は老人社会の極相ともいえる状態になる。そのような状況では、国際社会で名誉ある地位を占め続けることは難しい。人口構成を米中印と比較し、わが国の今後のあり方を冷静に議論すべきであろう。

人口構成が生む不動産バブル

図表1と五九ページの図表2を見ていただきたい。これは日本と中国の人口ピラミッドをしめしたものである。日本の一九九〇年の形と中国のニ〇一五年の形がよく似ていることに気が付くだろう。

前著『戸籍アパルトヘイト国家.中国の崩壊』で述べたことだが、日本と中国には団塊の世代や団塊ジユニア世代が存在する。その理由については前著を読んでいただきたいが、それは六一ページの図表3に示す米国の人口ピラミッドと大きく異なっている。団塊や団塊ジユニアが存在する国はそう多くない。

未来を予測するうえで、人ロの動向は最も頼りになる。人口動態に基づいた予測は、よく当たる。そうであるなら、中国経済は日本経済のニ五年後を追いかけることになる。

中国の二〇〇五年からニ〇一五年は日本の一九八〇年代に相当する。まさにバブルの時代である。日本のバブルは一九九〇年に崩壊した。

そういえば、奇しくも中国の株式市場はニ〇一五年に崩壊している。ただ中国は、先述したように、日本のバブル崩壤やリーマンショックの経験に基づき、市場に大量の資金を供給した。そうして不動産バブルの崩壊を防いでいる。

だが、人口ピラミッドは確実に変化している。不動産パプルは田舎から都会に出てきた団塊世代が四〇歳に近づく頃に生じる。田舎から出て来た若者は、当初賃貸アパートに住む。しかし、四〇歳に近づく頃になると自分の家が欲しくなる。それが不動産バブルを生む。それが日本では一九八〇年代だった。

しかし、一九九〇年代に入ると、それなりの収入がある団塊の世代の人々は、ほぼすベてが家を購入してしまった。だから「平成の鬼平」と呼ばれた三重野日銀総裁による金融の急速な引き締めがなくとも、不動産価格は下落に転じたであろう。

現在の中国の状況は、一九九〇年代初頭の日本にそっくりである。中国で家を買うほどの収入のある中高年は、ほとんどの人が家を購入してしまった。それどころか、固定資産税のない中国では、貯蓄代わりに家を購入することが多く、中産階級は家をニ軒、三軒と保有している。そして、素人が家を他人に貸すと何かとトラブルが発生することが多い中国では、その多くが空き家になっている。

ここで忘れてはならないのが、中国が超格差社会であること。中国で都市に住む人の約半分は現在でも農民戸籍であるが、農民戸籍を有する人の多くは低賃金労働に従事しておりその多くは住宅を購入できない。だから、都市の中産階級が貯蓄のために保有している空き家を、農民工(都市に出て働く農民)が買うことはない。

付言するが、近い将来、中国の国力が米国を上回り、「パックスチャィナ」ともいう状況が出現するという識者がいるが、中国と米国のニ〇四〇年の人口ピラミッドを見比べていただきたい。

二〇四〇年に.なっても、米国は寸胴型のピラミッドを維持する。それに対して中国は、現在のわが国のように、少子高齢化に悩む国になる。人口ピラミッドを見る限り、ニ〇四〇年頃に中国が世界のリーダーになることはない

参考のために二〇四〇年のインドの人ロピラミッドを図表4に示すが、二〇四〇年のインドはちょうど人ロボーナスを享受している時期に相当する。今後、ニ〇年ほどインドが年率7%の成長を続けると、一人当たりのGDPは現在の中国と同じ八〇〇〇ドル程度になる。先進国の入りロに達するのだ。しかしそのときでも、インドの人口構成は若い。ニ〇四〇年頃、世界の話題の中心は、中国ではなくインドになっている可能性が高い。」

人口動態から見た国力の違いの論説です。米中貿易戦争がなくても、共産主義が世界に蔓延しないと示唆してくれていると思います。

4/12レコードチャイナ<米韓首脳の単独会談はわずか2分で終了?韓国ネットも驚き「電話でよかった」「大恥をかかされた」>まあ、トランプは文を相手にしなかったというだけでしょう。このニュースが韓国内に伝われば支持率はもっと下がるでしょう。

https://www.recordchina.co.jp/b702218-s0-c10-d0058.html

宮家氏の論考で目新しいものはありません。決着がついていないので、論評できないのかもしれませんが。

記事

談笑はすれど会議は進まず。左から、ライトハイザーUSTR代表、中国の劉鶴副首相、ムニューシン米財務長官(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

注目の米中貿易交渉が現在膠着状態に陥っている。ポイントは次の3点だ。

①ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官ら米側代表団は3月28日から訪中、一時は合意が近いとの観測も流れた。

②しかし、劉鶴副首相ら中国代表団が4月3日から訪米した際に大きな進展は見られず、相互の溝は埋まっていない。

③交渉がさらに長期化する可能性すら取り沙汰されている。

以上を念頭に、4月第1週における米中交渉の動きを改めて検証してみたい。本件関連報道を取りまとめれば、米中交渉をめぐる最近の事実関係はおおむね次の通りだ。

  • 米中閣僚級貿易協議が北京会合に続き、4月3~5日にワシントンで開催された。
  • 中国の不公正貿易慣行を是正する策をまとめた合意文書案を中心に協議した。
  • 同案は技術移転、知財権保護、サービス、農業、二国間貿易収支、施行体制などを含む。
  • 今回は大筋合意を目指したが、相互の追加関税の扱いなどで溝は埋まらなかった。
  • 中国側は、合意成立後直ちにすべての追加関税を解除するよう米側に要求したもよう。
  • 米国はこれを拒否し、中国が合意を履行したか確認するまで関税全廃には応じない方針。
  • 米中は、8日以降もテレビ会議で事務レベルの協議を継続することになった。
  • 4月下旬にも開催が取り沙汰されていた米中首脳会談の日程は今回決まらなかった。
  • 4日、トランプ氏は、「(合意できるかは)4週間前後で分かる」と発言。
  • トランプ氏は「追加関税」「合意履行の仕組み」「知的財産権」で対立ありとも発言。
  • 5日、トランプ氏は中国と「合意できるかに予断を持ちたくない」と述べた。
  • 協議終了後、ホワイトハウスは声明で「重要な作業が残された」と指摘した。
  • 中国国営新華社通信は「双方は、残された問題でさらに協議を進めることを決めた」と報じた。
  • 6日、中国国営中央テレビ(CCTV)は米中貿易協議で「新たな進展」があったと報じた。

交渉のキモ「産業保護」は米中どちらも譲らない

以上から推測できることは何だろうか。とりあえず、ここでは5点指摘したい。

第1は、米側は、中国側が米国製品・産品を大規模購入し対米黒字を減らす措置だけでは満足しそうもない、ということだ。米側としては、中国が国家・政府ぐるみで行ってきた一連の産業保護政策や関連措置そのものを大幅に改善・是正しない限り、対中圧力を弱めるつもりなどないのだろう。

第2に、当然ながら、米国としては首脳会合を急ぐつもりがない、ということだ。そもそもこの問題は去年から続いている懸案。昨年末には「年内にも」と言っていたが、それが2月にずれ込み、2月が3月となり、現在は4月上旬である。あと「4週間前後」ともなれば、間違いなく5月、場合によっては6月にもずれ込む可能性があるということだ。

他方、第3に重要なことは、米中とも、現状では何らかの合意を結ぶ必要があるということだ。国際マーケットに対し「米中対立が世界経済を不安定化させることはない」という正しいメッセージを送る意味でも、中国経済と米国経済の成長を考える上でも、米中はいずれ何らかの妥協をする必要に迫られる。世界経済の実態を踏まえれば、いずれはそうならざるを得ないだろう。

ただし、第4に指摘すべきは、中国は米国からモノは買っても、米国が狙う「本丸」の保護主義的な国内規制、補助金、システム自体は絶対に変えないということ。しかも、モノを買うといっても買える額にはおのずから限度があるし、購入を決めるのは中国政府だから、中長期的に米国経済が中国の影響下に置かれるリスクも伴うことになる。

ということは、いかなる合意が成立するにせよ、それは米中双方にとって完全な勝利とはならない。逆に言えば、仮に、何らかの妥協が成立するとしても、そうした米中合意はあくまで「一時的、限定的、表面的」なものでしかない可能性が高いことになる。米中貿易戦争はまだ始まったばかり、今後も二転三転しつつ何年も続くのだろう。

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『韓国は米国にとっても身勝手で「困った国」になってしまった』(4/9ダイヤモンドオンライン 真壁昭夫)について

4/10希望之声<北京对欧洲做出关键妥协 5G合作的声明远没看起来那么美=北京は欧洲に重大な妥協をする 5G協力の声明はそれほど美しいものではない>北京は9日、中欧共同声明の全文を発表した。 リリースだけを見れば、これは双方にとってwin-winであり、世界の平和と発展を共同で推進していくことになるが、この前後のメディアの報道によれば、中共は重大な妥協をした。 さらに、「中共が国内宣伝している5Gの中欧協力はそれほど美しくない」と分析している。

欧中の交渉は纏まらず、破談になりかけたが、最後に中国が譲歩した。技術強制移転と政府補助、市場参入問題等で改革のスケジュール表を出した。EUは「これは第一歩」と捉えている。5G協力は話し合うだけで、中国製を使うとまで保証していない。

まあ、中国は約束しても守らない国ですから、遷延策と思った方が良い。マクロンの言ったように「欧州がナイーブな時代は終わった」と言うのを見せてほしい。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/10/n2795418.html

4/10希望之声<美财长:美中两国同意建立贸易执法办公室=米財務長官:米中は両国に貿易関係約束履行チエック事務室設立に同意>4/10ムニューチンは劉鶴との電話会談で、貿易協議に進展を見たと発表した。

上述したように中国が約束したことを守るとは思えません。関税は留保して置いて、約束を守らない場合、もっと広く関税賦課するようにすれば良いでしょう。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/10/n2796216.html

4/9阿波羅新聞網<日媒:川金会破局朝鲜内部失望 国库见底 金正恩处死5高官 搜“箱底钱”救急=日本メディア:トランプ・金会談の破談は、北朝鮮内部に失望を齎す 国庫の底が見える 金正恩は5人の高官を処刑 「箱の底の金」を探し、緊急事態を救おうと>トランプと金の二度目の会談が失敗した後、北朝鮮内部で金正恩への失望の声が広がり、加えて北朝鮮の資金が徐々に底をついてきているので、金正恩の統治は難しくなってきている。 日本のメディアの報道によれば、「金正恩はこの危機に対し、北朝鮮の最高幹部に対する粛清を開始し、彼らに金を出すように迫り、既に5人の高官が処刑された」と。

日本の東京新聞は4/7の報道で、「北朝鮮当局は金正恩の警護隊司令部を捜査し、数百万ドルを隠していた役人を逮捕、銃殺した」と。情報筋は「金正恩の統治用の資金は厳しい制裁のため急減した。 北朝鮮当局が調査を強化する目的は、隠し金を吐き出させることである」と述べた。

韓国の聯合ニュースの最近の報告によると、「自由韓国党議員のKang Seok-hoは、諜報部が得た情報によれば、制裁が継続する場合、北朝鮮は今年10月には外貨を使い切るかもしれない。更には北朝鮮の高官の海外資産は凍結されるかもと明らかにした」と。

北朝鮮当局は、今年2月末にベトナムで開催されたトランプ・金会談で米国の制裁緩和を期待していた。 しかし、会談は失敗し、米国は依然として北朝鮮に対する厳しい制裁を維持しており、金正恩はこれに大打撃を受け、朝鮮内部もまた失望し、動揺が見られる。

韓国の朝鮮日報の4/6の報道は「北朝鮮との交渉に精通している外交官によると、最近北の交渉担当2名と金正恩の当日の通訳1名が粛清されたとのこと。ある分析によれば、「金正恩はメスを手にしながら核放棄を手段として弄んだので、トランプを怒らせたために、交渉が失敗した」と。

東京新聞は、「トランプ・金会談の破談の情報は、中国との間を行き来している朝鮮人ビジネスマンの口伝えによって、北朝鮮の新義州等の国境地域で急速に広まった」と報じた。 情報の拡散を防ぐために、北朝鮮当局は国民の監視を強化した。 金正恩が帰国した後、すべての幹部と国民に金の外国訪問中に彼らがしたことや考えたことを記録するように命じた。

金正恩は最近、腐敗防止の名のもとに、朝鮮労働党の高位の幹部や裕福な階級に対する血腥い弾圧を実施した。隠し金を探すのと同時に、北朝鮮内での反対意見を抑圧するために職員を処刑した。 金正恩は腹心に対しても暴虐の限りを尽くしているので、その立場にあるものは皆心配し、政情不安である。

同時に、朝鮮人の一部は金正恩の統治に反対し、公開で対峙している。 トランプ・習会談の破局後2日目の3/1に、北朝鮮の秘密組織「自由朝鮮」は、朝鮮臨時政府の樹立の声明を発表した。

「自由朝鮮」は、彼らが「朝鮮人民の唯一の合法的代表」であることを表明し、「朝鮮人民は自由のために戦い、立ち上がって、奴隷になることを拒否しなければならない」と求めている。

声明はまた、「人間の精神を傷つけるような巨悪(金正恩)を根絶するために、我々は最善を尽くす」と述べた。 「平壌が真の光にたどり着く」まで運動を続けるとも。

「自由朝鮮」は、2017年2月にマレーシアで北朝鮮の特務に毒殺された金正男の長男、金漢率(キム・ハンソル)を密かに救助した。

金漢率は以前、韓国メディアに対し、南北統一の夢を抱いていることを伝えた。 金正恩の独裁政治を公開で批判し、「私は遅かれ早かれ北朝鮮に帰国する。現地の人々の境遇を改善したい」と述べたことがある。

https://www.aboluowang.com/2019/0409/1272804.html

4/11ロイター<北朝鮮に制裁科している勢力に打撃与える必要─金委員長=KCNA>

https://jp.reuters.com/article/northkorea-usa-idJPKCN1RM2X7?fbclid=IwAR1uTFMmtysJ7gG5UyTlvmBp7CyxQF0zHFFctYzortEqsuQpF6CSQRHJgb8

4/11NHKニュース11:13<安保理 北朝鮮への制裁維持で一致 欧米と中ロで立場違いも>

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190411/k10011880341000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_043

上述の北朝鮮の記事で、金は幹部の隠し財産まで攫うくらい困窮しているという事です。制裁が効果を出してきているという事です。制裁違反は国連の場で事実を映像で示せばよいでしょう。中露韓がやれば、恥をかくことになります。専制国家には経済封鎖で対抗してその政府を潰すべき。中共支配の中国もロシアと同等の制裁が課されるべきです。

4/11NHKニュース14:46<韓国大統領 米トランプ大統領と首脳会談へ>首脳会談は現地時間11日午後、日本時間の12日未明からですので、結果はお伝えできません。文はトランプから2次制裁の引導を渡されるのかも。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190411/k10011880621000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_017

真壁氏の記事では、親日国を増やせとの趣旨の発言ですが、経済的な問題だけでなく、安全保障面でも頼りになる国にならなければ、本当の信頼は得られないでしょう。憲法9条を改正し、中国の論略に対して多国間同盟で封じ込めるようにしませんと。

記事

韓国は日本だけでなく米国にとっても「身勝手」な国に

最近、韓国という国は、日本だけではなく米国にとっても“身勝手”な国になってしまったようだ。現在の文政権は国民の不満や恨みの感情を抑えることができず、自国の世論に押されて国際社会の秩序やルールから逸脱しつつあるように見える。

これまで米国は韓国の“身勝手”に不安を感じつつも、忍耐強く見守ってきた。その背景は、朝鮮半島情勢の不安定化を避けるため、韓国の世論を敵に回すことは適切ではないとの思いがあったことだろう。

しかし、足元の米国の行動を見ると、韓国の身勝手さに耐えかねて警告を発している。米国は、自国の北朝鮮政策と逆行する韓国の北朝鮮融和姿勢を放置できなくなったとみられる。特に、国際社会が取り組んできた北朝鮮制裁を、韓国は本気で守っていないとの見方がある。それは、米国が大型監視船を韓国に派遣したことからも分かる。

文政権の認識はかなり危険だ。北朝鮮にとって、韓国が北を支援する状況は時間稼ぎのために実に都合がよい。この状況が続くと、米国が圧力と対話を通して北朝鮮の核問題の解決を目指すことは難航することが懸念される。

今、韓国では景気が急速に減速している。世論の不満はさらに高まるだろう。文政権は、世論が求める南北の統一や反日姿勢をとらざるを得ない。それに伴い、国際社会の中で韓国の孤立感は一段と高まるだろう。日本政府は国際社会と連携を強化し、自国の主張への賛同を確保すべきだ。

身勝手な行動をとり続けてきた韓国

韓国という国を見ていると、大衆の感情の赴くままに動いてきたことが多いように思う。現在、韓国では2つの感情が政治を振り回している。

1つ目は、言うまでもなく、反日感情だ。世論は、わが国への“怨念”というべき感情を日に日に強めている。本来であれば韓国政府は、1965年の日韓請求権協定によって、日本と韓国両国間の請求問題が完全に解決されたとの立場をとらなければならない。その上で国内の不満には自国で対応するのが筋だ。国家間の合意を順守することは、国際政治の最もベーシックなルールだ。それができなければ、政府間の協議は成り立たない。

しかし、大統領支持率が最低となる中、文大統領は世論に配慮せざるを得ない。韓国では世論を中心に日本への批判が強まるだろう。

もう一つが、北朝鮮との融和に関する世論の心情だ。祖国統一は文政権を支持した人々にとって一種の夢なのだろう。文氏としても、世論の求めに応じる姿勢を示し、支持をつなぎ留めたい。そのために文氏は、かなり思い切った行動をとってしまった。

具体的に、韓国は国連の規定違反を犯してしまった。昨年、韓国は300トンに上る石油製品を北朝鮮に提供した。国連は韓国と北朝鮮の経済プロジェクト向けの物資提供を報告するよう義務付けてきたが、韓国はそのルールを守らなかった。

3月、国連は、北朝鮮制裁に関する報告書を公表した。その中で国連は、韓国企業がロシア経由で北朝鮮産石炭を輸入していた問題に関する調査を継続すると記している。この問題も、国連の北朝鮮制裁に違反している。そのほかにも、韓国の船舶が北朝鮮の船舶と“瀬取り(洋上での物資受け渡し)”をしていたことへの疑いが浮上している。

韓国は国連の北朝鮮制裁を遵守しなければならないにもかかわらず、それを徹底できていない。こうした展開をもとに考えると、韓国国内には、「自分たちは何をしても許される」というような、かなり一方的な発想があるように思えてしまう。韓国が北朝鮮制裁を順守し、米国をはじめとする国際社会と歩調を合わせる展開は期待しづらい。

忍耐強く見守ってきた米国 堪忍袋の緒が切れかねない

米国は、これ以上、韓国が身勝手なふるまいを続けることを容認できない領域に入りつつあるようにみえる。

米国は北朝鮮への制裁を続け、核兵器の開発をあきらめさせたい。米国の安全保障の専門家らは、これまでの制裁を受けて北朝鮮が疲弊してきた中、最低限、現状の制裁は維持しなければならないと考えている。

一方、北朝鮮の金委員長にとって、核兵器は体制維持のためのお守りだ。同氏がそれを手放すことは考えづらい。今後も、米国は制裁の維持を念頭に北朝鮮の核問題に取り組むだろう。状況によっては米国が制裁を強化することもあり得る。

しかし、文政権の考え方は米国とは大きく異なる。政権内では、制裁を解除し開城(ケソン)工業団地の稼働や金剛山観光の再開を求める声が増えてきた。それは、韓国が米国の北朝鮮政策を牽制し、批判しているようにさえみえる。第2回米朝首脳会談が物別れに終わったことも重なり、文政権内では北朝鮮との共同経済プロジェクトの推進を求める声が一段と増している。

米国は一方的に北朝鮮との融和を推し進めようとする韓国を、本当の意味で信用できなくなりつつあるのだろう。そうした状況が進むと、米国は韓国と連携して北朝鮮政策を進めることは難しくなる。米国政府内では、北朝鮮との融和を目指す韓国の前のめり姿勢への不安が高まっているはずだ。

その考えに基づき、米国は、北朝鮮の“瀬取り”監視のために韓国に大型警備艇を派遣した。「韓国に北朝鮮の制裁逃れの監視を求めたとしても、効果は期待できない。もはや米国自ら能動的に行動し、制裁逃れを取り締まらざるを得ない」というのが、米国の本音だ。

すでに北朝鮮は、中国やロシアとの関係修復と強化に取り組んでいる。韓国の北朝鮮融和姿勢がさらに強まると、米国が北朝鮮との交渉を進めることは従来に増して難しくなるだろう。米国にとって、韓国の北朝鮮融和姿勢は、政策運営を阻害する要因と化している。わが国だけでなく、米国にとっても、韓国への忍耐は限界を迎えた。

韓国の国際秩序順守を期待してはならない

もし文政権の取り組みが見込めたなら、米国は口頭で韓国に監視強化などを求めただろう。そう考えると、米国が警備艇を派遣したマグニチュードは大きい。米国だけでなく国際社会においても、韓国が国際社会の秩序やルールを守ることは期待しづらいとの認識が増えるだろう。

今後のポイントは、文政権が、自国が厳しい状況に直面していることを冷静かつ客観的に理解できるか否かだ。結論を先に述べると、文政権がそうした認識を持ち、実際に行動に移すことは難しいだろう。

世界的な半導体需要の低下を受けて、韓国の輸出は急減している。中国は半導体製造能力の増強に注力している。中国向けの半導体輸出を中心に収益を稼いできたサムスン電子の業績は悪化傾向をたどる可能性が高い。それは、韓国の景気失速に直結する問題だ。文政権が経済を立て直し、民衆の不満を解消することは困難と考える。

韓国の政治は従来以上に世論に迎合せざるを得なくなるはずだ。日米と韓国の関係は一段と冷え込む恐れがある。文政権は米国との関係悪化への危機感から米韓首脳会談の開催にこぎつけたが、文氏が米国の不信を解消することも難しい。韓国内の北朝鮮融和支持派は、文氏が米国の主張に同調することを許さないだろう。文氏がこの状況をどう立て直すことができるか、妙案は見当たらない。

米韓の関係が急速に冷え込む中、日本は自国の主張に賛同する親日国を獲得し、極東情勢の安定を目指さなければならない。現在のところ、アジア新興国に加えEUも、日本に経済連携の推進を期待している。わが国は、その期待に応えなければならない。

政府は、安全保障面では米国との関係を基礎にし、より大規模な経済連携を進めることが必要との認識をアジア新興国などと共有しなければならない。そのために必要な支援は積極的に行えばよい。

それは、わが国が国際世論からの支持を得ることにつながる。

韓国の一方的な要求や批判を抑えるためにも、日本が経済連携などに関する議論を通して国際世論からの理解と賛同を得ることが重要だ。

(法政大学大学院教授 真壁昭夫)

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『習近平が「中国の特色ある社会主義」を魯迅の言葉で解説した理由』(4/9ダイヤモンドオンライン 加藤嘉一)について

4/8希望之声<闯“冬季白宫”中国女子二次出庭 住酒店还带信号探测器=冬のWHと言われるマールアラーゴに侵入した中国人女性が裁判所に2度目の出廷 ホテルには隠しカメラ発見器が>フロリダ州のマールアラーゴで逮捕された中国人の張玉静は、4/8(月)に2回目の保釈審問で法廷に出頭した。 FBIは張が滞在していたホテルの部屋で隠しカメラ発見器を含めて、多くの電子機器を見つけた。

検察官は、勾留継続を主張した。保釈が認められない理由として、「張は会う人ごとに嘘をつき、米国と連絡を取れる関係の者はなく、それは総て中国にあるので逃亡する危険があるから」と。4/15に三回目の審問が行われる。

中国は世界でスパイ活動を行っています。国家ぐるみで国民にスパイ活動を強制しています。本ブログでも採り上げたことのある「千人計画」もその一つでしょう。日本の企業や大学は大丈夫か?左翼が多い大学では、ワザと中国に情報を流している似非学者がいるかもしれません。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/04/08/n2791614.html

4/9阿波羅新聞網<唐朝古刹蒙难!中共强拆千年古寺 18米巨佛惨遭斩首=唐時代の名刹は災難に遭う!中共は千年も続いた古寺を取り壊し、18mの巨大仏像は斬首される>中共当局の宗教迫害は記録に残せないほど多くあり、公式に認められた仏教寺院や道教寺院でさえ難を避けることはできない。1000年の歴史を誇る山西省の聖泉寺はかつて焼香が絶えなかったが、近年当局の迫害にあって少しずつ取り壊されてきた。 高さ18メートルの巨大仏像は残酷にも斬首され、僧侶たちは追放された。

共産主義者は共産主義以外の宗教を認めようとしません。歴史の冒涜を何の躊躇いもなく行います。バーミヤンの仏像遺跡を爆破したイスラム過激派と同じくバンダリズムを行います。共産主義者は一神教過激派=テロリストです。中共の宗教弾圧はチベット仏教、ウイグル・イスラム教・地下教会に及びます。日本の仏教界は何故中共に抗議の声を上げないのか?世界の宗教界は中共の仏像斬首を許すべきでなく、経済封鎖すべきです。

https://www.aboluowang.com/2019/0409/1272811.html

4/10阿波羅新聞網<外媒:中国经济扩大内需面临三大难关=外国メディア(ロイター):中国経済の内需拡大は3つの大きな問題に直面する>中国の経済成長が鈍化した後、中共当局は経済成長を後押しするために内需拡大を期待しているが、中国の内需拡大は、高齢化、家計債務の高さ、所得の見込みの低さなどの3つの大きな問題に直面している。

第一に、60歳以上の人口は2億5000万人近くに達し、富む前に高齢化が始まる現実と都市で働く農民工の問題があり、社会保障制度が十分でなく、消費に回すお金がないので敢えて消費しないことから、消費能力は当然に限られてくる。

第二に、家計債務の高さは消費を制約する。 近年、中国の住宅価格の高騰により、市民の負債比率は急激に上昇した。 2012年から2017年にかけて、家計部門の負債比率は、年平均3.7パーセントで増加し、世界の主要国の中で1位にランクされた。 2018年の第1四半期には、中国の住宅部門の負債比率は55%近くとなり、新興国をはるかに上回った。また、一部の先進国に近づくか、それを上回っている。

第三に、経済環境の悪化は市民の収入見通しを楽観的にはしない。 企業の一時解雇や企業のリストラに関するニュースが続くと、財布の紐を締めるようになる。

中共の苦し紛れの一手ですが、ロイターはうまく行かないとのご託宣。早く不動産バブルがはじけることを祈っています。

https://www.aboluowang.com/2019/0410/1272835.html

加藤氏の記事で、「中国の特色ある社会主義が中国を急速に発展させた」というのは違うでしょう。米国の後押しを受け、WTOに加盟して米国から富を中国に移転したからです。それで軍拡もでき、軍事大国になり、中国人に誇りを待たせることができるようになったわけです。でも中共統治は多くの問題を抱えています。言論の自由や人権弾圧の問題を除けば、最大の課題は何といっても、経済格差でしょう。結果の平等を謳う共産主義にあって、ジニ係数が0.73と言うのは如何にも酷い。これは農民戸籍と都市戸籍の問題、賄賂の問題にも繋がります。これを解決するのはインドのカーストと同じくらい難しいでしょう。特に賄賂の問題は少なくとも隋の科挙辺りから始まったと見れば1400年も続いていますので、無くならないでしょう。

中共が世界に向けて進出して行くことは、“傲慢・独善・欺瞞・窃取・プロパガンダ・公徳心の欠如“を世界に広めていくことになります。黄文雄氏は中国を” 人口最多、資源最少、欲望最大 道徳最低“と表現しました。”悪貨は良貨を駆逐する“です。御免蒙りたい。中国の「債務の罠」もトリックです。世界が詐欺に遭わないことを祈っています。

記事

Photo:代表撮影/REUTERS/AFLO

習近平が投稿した論考の意味

中国共産党は『求是』という機関誌を持っている。党の中枢機関である中央委員会が主催しており、共産党が自らの正統性を死守し、強化していくために必要だと認識する政治思想やイデオロギーを宣伝するための場だといえる。

中央、地方を問わず、特に高級、中堅幹部を中心に党員たちは同誌を読みながら、時に読むことを半ば強要されながら、党指導部が現在何を考えているのか、どんな方針で党の運営を進めていこうとしているのかを察知し、自らの政治的活動を実践していく。その過程ではいわゆる“忖度”たる発想や行動も生まれるのだろう。

4月1日、『求是』に1本の論考が掲載された。作者は中央委員会総書記の習近平で、タイトルは“関于堅持発展中国特色社会主義的幾個問題(中国の特色ある社会主義を堅持し、発展させることに関するいくつかの問題)”である。

その名の通り、中国が社会主義という政治体制、イデオロギーを堅持した上で国家の発展を推進していくことがいかに重要か、なぜそれが重要なのかが論じられている。「中国民主化研究とは中国共産党研究」という立場を取る本連載にとっても、習近平の論考は極めて重要であり、必ず検証しておかなければならない類に入る素材である。

これから2回にわたって、習近平論考の意味するところを解読、検証しつつ、習近平率いる共産党指導部が今現在、そしてこれから中国をどのように、どういう方向に導こうとしているのかという問題を考えてみたい。

習近平は就任以来「ゴルバチョフ現象」を警戒

習近平は冒頭で次のように主張する。

「中国の特色ある社会主義はあくまでも社会主義であって、何か他の主義ではない。一国がどのような主義を実行するかに関して鍵を握るのは、その主義がその国家が直面する歴史的課題を解決できるかどうかということである」

「中華民族が貧弱で、列強に搾取されていた頃、あらゆる主義や思想が試された。資本主義の道は切り開けなかった。改良主義、自由主義、社会ダーウィニズム、無政府主義、実用主義、ポピュリズム、無政府組合主義など外から続々と流れ込んできたが、どれも中国の前途と運命に関わる問題を解決することはできなかった」

習近平は就任以来“ゴルバチョフ現象”を警戒し、自らが、そして中国がソ連の二の舞にならないように細心の注意を払いながら政治を運営しているように見受けられる。

「ソ連はなぜ解体したのか?ソ連共産党はなぜ転覆されたのか?一つの重要な原因はイデオロギーの分野における闘争が激烈になりすぎてしまった点にある。ソ連の歴史、ソ連共産党の歴史、レーニン、スターリンを全面的に否定し、歴史虚無主義に陥り、思想が混乱してしまったのである。各級の党組織が機能しなくなり、軍隊は党の支配下にいなくなってしまった」

ソ連崩壊前の最後の最高指導者となったミハイル・ゴルバチョフが推し進めようとしたペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)は行き過ぎており、急速に内政の自由化を進めた結果崩壊に追いやられた。中国、そして中国の最高指導者が同じ轍を踏んではならない。

習近平はそう考えている。

近年赤裸々に強化されている政治の引き締めやイデオロギーの統一化、言論抑圧、市民社会、NGO、人権活動家などへの圧力といった政策の背後には中国共産党指導部のそういう思惑が明確に潜んでいるものと思われる。

中国の特色ある社会主義が中国を急速に発展させた

習近平は続ける。

「マルクス・レーニン主義、毛沢東思想が中国人民を長い夜から抜け出させ、新中国を設立した。中国の特色ある社会主義が中国を急速に発展させたのだ。もっと早い時期は言うまでもなく、改革開放の初期、特にソ連が解体し、東欧に劇的な変化が生じた後、中国の衰退を唱える世論は国際社会で後を絶たず、ありとあらゆる“中国崩壊論”はこれまで中断したことがない。

しかし、中国は崩壊しないどころか、その総合国力は日増しに増強し、人民の生活水準も不断に向上している。歴史と現実は我々に語りかけている。社会主義だけが中国を救うことができる、中国の特色ある社会主義だけが中国を発展させることができるのだと。これは歴史の結論であり、人民の選択である」

今年、中国は“天安門事件”(6月4日)30周年を迎える。習近平が言うように、この期間、確かに“中国崩壊論”は後を絶たなかった。

中国がソ連の後を追い、米国の政治学者フランシス・フクヤマが提起した“歴史の終わり”が完結するのではと騒がれた(参照記事:『歴史は終焉するか? フクヤマVS鄧小平 未完のイデオロギー闘争』)。“中国崩壊”を巡ってあらゆる分析や予測が試みられてきた。

中国はいずれ“崩壊”するという予測あるいは希望的観測があらゆるウオッチャーによってなされ、中国でビジネスを展開してきた企業家たちは、中国は“崩壊”してしまうのか、そうなったら自分たちの商いはどうなるのかという不安や懸念を抱えながら政治や市場の動向を注視してきた。

ただ中国は“崩壊”しなかった。

そして、習近平はその理由を中国が社会主義を選択し、中国の特色ある社会主義によって自国を発展させてきた経緯に帰結させ、それを“歴史の結論”と定義づけたのである。

上記の論述から、中国が共産党による領導の下で生存、発展しようとする限り、“中国の特色ある社会主義”という政治体制およびイデオロギーを自ら放棄する可能性は限りなくゼロに近いという現実が今回の習近平論考によって一層明白になったと筆者は捉えている。

習近平が魯迅が残した言葉を引用した理由

「もともと地上に道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ」――。

習近平は論考の中で作家・魯迅が残したこの言葉を引用した。

仮に魯迅が生きていたとして、昨今の習近平政治にどのような感想を抱くかに関してはいろいろと想像力が膨らむところであるが、習近平が魯迅を引用した動機は明確であるようだ。中国が独自の道を創っていく実現性を正当化するためである。

この点において、習近平はなかなか具体性を伴った興味深い表現をしている。

「近年、国内外の一部世論には中国がいまだ社会主義国家なのかという疑問を投げかけている。“資本社会主義”“国家資本主義”“新官僚資本主義”といった表現が見られるが、これらは完全に間違っている。我々が言うところの中国の特色ある社会主義とは社会主義であって、どうやって改革、開放しようが、終始中国の特色ある社会主義の進路、理論体系、制度を堅持していくのである」

「近年、わが国の総合国力と国際的地位が上昇するに伴い、国際社会では“北京コンセンサス”“チャイナモデル”“中国道路”といった議論や研究が増えてきている。その中にはそれらを称賛する者もいる。一方で、一部海外の学者は中国の急速な発展は一部西側の理論が疑問視される状況を作り出し、一種の新たなマルクス主義理論が西側の伝統的な理論を転覆していると考えているようだ。我々は、各国の発展の道は各国の人民によって選択されるべきであると終始考えている。いわゆる“チャイナモデル”というのは中国人民が自らの奮闘と実践の中で創造した中国の特色ある社会主義の道に他ならないのである」

「チャイナモデル」について習近平が自らの論考で言及

約10年前に勃発した金融危機(リーマンショック)あたりから提起、議論されるようになり、時に物議を醸してきた“国家資本主義”や“チャイナモデル”という言葉あるいは概念を習近平が自らの論考で言及した事実自体を筆者は興味深く受け取った。

“百戦錬磨”の中国共産党の最高指導者であっても、なんだかんだいって気にしているのだと感じさせられた。

ここで重要なのは、習近平や党指導部が国際的に中国の発展のあり方やモデルを巡って行われてきた議論や問題提起を正視し、それらを利用しながら“中国の特色ある社会主義”の存在意義と実行可能性を証明しようとしている現状である。

と同時に、習近平は「各国がそれぞれの道を歩むべき」という中国共産党従来の立場表明を付け加えることも忘れなかった。本連載でも議論してきたように、中国共産党は国際社会全体が自由民主主義や資本主義といった西側発の政治体制、発展モデル、価値体系に染まってしまう情景を極端に嫌う。ソ連解体後、社会主義国家が数えるほどしか残らなくなり、“資本主義陣営”と比較した場合、その政治体制、イデオロギーとしての優位性が劣っているのは明白である。

そんな中、中国共産党がもくろんでいるのは、西側の体制や価値観に疑問が投げかけられ、それに不満を持ち、異なる進路を歩もうという国家や地域が増えていく局面が生まれることである。“世界の多極化”を望んでいるのである。中国共産党自身が言うように、同党はもはや革命党ではなく執政党である。中国自身も現在革命ではなく改革の発展段階にある。「万国の労働者よ、団結せよ!」のスローガンを掲げて共産主義や社会主義を“輸出”する選択肢は取れないだろうし、実際に取らないだろう。

しかしながら、習近平は論考の中で次のようにも語っている。

「中国の特色ある社会主義が不断に発展するに伴い、我々の制度は必ず日を追うごとに成熟していくはずだ。わが国の社会主義制度の優越性は必ずより一層明らかになっていくはずだ。我々の道は進めば進むほど広くなっていくに違いない。わが国の発展の進路が世界に与える影響も必然的に大きくなっていくものと確信している」

“中国の特色ある社会主義”の優位性や正当性を自らの政策や実践の中で証明しつつ、若干踏み込んだ表現をすれば、それが“複製可能”であることを示唆しつつ、世界中で中国のような経済発展モデル、中国共産党のような政治手腕を採用する国家や地域が増えていく局面を習近平は望み、あわよくば狙っているということであろう。それが結果的に「中国共産党の正統性の死守と強化」という共産党にとって最大の目的を達成することにつながるからである。(4月23日公開予定の次回に続く)

(国際コラムニスト 加藤嘉一)

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