『中国と米国、海洋上の軍艦を発見・特定する能力徹底比較 中国は異なる高度に衛星を打ち上げ、AIにより分析力向上』(12/7JBプレス 西村金一)について

12/6The Gateway Pundit<Revealed: Feds Are Investigating Trump’s Media Company While They Ignore Hunter Biden’s Laptop and Shady Deals with China, Russia, Ukraine>

やるべきをやらず、やらなくて良い事をする、政治が間違った道を歩んでいる。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/revealed-feds-investigating-trumps-media-company-ignore-hunter-bidens-laptop-shady-deals-china-russia-ukraine/

12/6The Gateway Pundit<JUST IN: GOP Rep. Devin Nunes Resigns From Congress to Become CEO of Trump’s Media Company>

ヌネスはトランプの防波堤になるつもりか?トランプと言うより「自由」を守るためかも?

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/developing-gop-rep-devin-nunes-resigns-congress-become-ceo-trumps-media-company/

12/6The Gateway Pundit<WHOA! Jen Psaki Gets IRATE When Asked about Hunter Biden Laptop and Biden Family Corruption – Backroom Deals with Chinese (VIDEO)>

民主党が性悪だから、報道官だって説明できない。特にバイデンは。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/whoa-jen-psaki-gets-irate-asked-hunter-biden-laptop-biden-family-corruption-backroom-deals-chinese-video/

12/6The Gateway Pundit<81 Million Votes: Devastating Poll Shows Just 22% of Americans Want Joe Biden to Run Again>

普通に考えれば「すぐ辞めて」となるでしょう。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/81-million-votes-devastating-poll-shows-just-22-americans-want-joe-biden-run/

12/4 Statement by Donald J. Trump, 45th President of the United States of America

Anybody that doesn’t think there wasn’t massive Election Fraud in the 2020 Presidential Election is either very stupid, or very corrupt!

12/6Politico<’Absolute liars’: Ex-D.C. Guard official says generals lied to Congress about Jan. 6>

https://www.politico.com/news/2021/12/06/jan-6-generals-lied-ex-dc-guard-official-523777

12/7阿波羅新聞網<对准中共!美要整合两大杀器=中共に照準!米国は2つの殺人機器を統合したいと考えている>米国のインターネットメディア《Breaking Defense》は、米海軍はP-8Aポセイドン対潜哨戒機にAGM-158C LRASM(長距離対艦ミサイル)を設置する計画であると報じた。 F / A-18「スーパーホーネット」戦闘機とB-1B戦略爆撃機、LRASM長距離対艦ミサイル発射プラットフォームの3番目のタイプは、中共大海軍艦隊を効果的に威嚇する。

何であれ、中共の魔の手を防ぐ武器があったほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2021/1207/1680332.html

12/7阿波羅新聞網<莫斯科继续挑战北京 越南之后俄再帮印尼开采南中国海资源=モスクワは引き続き北京に挑戦し、ベトナムの後、ロシアはインドネシアが南シナ海で資源を採掘するのを支援する>中共とインドネシアは、少し前に南シナ海の紛争海域で紛争が発生した。北京は、中共が描いた境界線内での油田とガス田の探鉱井を掘ったとしてインドネシアを非難した。ロシアの国営エネルギー大手は、たまたまこの油田とガス田の所有者である。インドネシアの前に、ロシアはベトナムが南シナ海で石油とガスの探査に従事するのを支援した。これらの油田とガス田のいくつかは、中共によって描かれたいわゆる「9段線」内にあり、中共は不満を引き起こした。

ロシアも反中共に加わってもらったほうが良い。戦争のリスクがだいぶ減る。

https://www.aboluowang.com/2021/1207/1680356.html

12/7阿波羅新聞網<最新电邮:掩盖病毒来源 中共或杀害两名医生?=最新の電子メール:ウイルスの起源を塞いでいる、中共は2人の医師を殺したかもしれない?>米国の組織「米国は知る権利を持っている」は公衆衛生の透明性を促進するため、最近、武漢ウイルス研究所に精通している米国ウイルス学者からの個人的な電子メールを開放し、メールは、ウイルスは昨年4月に研究所から来たと疑うことが事実上できず、武漢ウイルス学研究所の所長である袁志明に関連する質問をした。

まあ、中共が証拠隠滅したからどこまで行っても「疑い」にしかならない。

https://www.aboluowang.com/2021/1207/1680277.html

12/6阿波羅新聞網<说“台湾有事就是日本有事”被中共批评 安倍视同“挂勋章” 赵立坚“哼哼”回应=「台湾有事は日本の有事」と言ったのが中共から批判される、安倍首相は勲章と同じと言い、趙立堅は「唸る」だけ>安倍晋三前首相は、台湾で開催されたビデオ会議に参加した際、「台湾有事は日本の有事」と述べ、3日、中共外交部から批判された。安倍首相はその後、中共が注目してくれるのは「名誉」であり、中共の批判は「勲章」を意味すると述べた。中共外交部は本日(6日)、安倍首相に再び不満を表明し、趙立堅報道官は、安倍首相への軽蔑を「ヘン、ヘン!」という2つの音で表明した。

中共の反対をすることが一番人道に適うと思ったほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2021/1206/1680181.html

何清漣さんがリツイート

任公夢 @ Rengongmeng  12月6日

ファクトチェック:

民主党のプロパガンダ/洗脳ツールは非常に強力なため、米国人の半数が右派の保守党はKKKであると信じるように影響を与え/説得した。実際、KKKを作り、それをアラバマ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、その他南部の各州に広めたのは民主党であった。 KKKは、南部民主党の支援を受けた半軍事組織であり、その幹部メンバーのほとんどは旧南軍の将校と兵士であり、復讐の心を持って、さまざまな手段を取り、黒人に対処していた・・・。

🤔😨

引用ツイート

McKayla J  @ McKaylaRoseJ  12月5日

民主党のプロパガンダと打ち出すゲームは非常に強力であるため、人口の半分が右翼はKKKであると確信したが、実際には、KKKを作ったのは民主党であった。

何清漣さんがリツイート

文婕 文婕播報 @ wenjiebc  12月6日

完全なファイザーレポートは全部で38ページある。合計42,000以上の症例の内、1223人の死亡と報告書が提出されたときには、10,000超の人がまだ回復していなかった。心臓病、神経系疾患、妊娠に良くない反応等。完全なレポートについては、文婕の友達のTelegram Groupにアクセスしてください:https://t.me/joinchat/z2R2omvWpvs0ZWFh

または文婕の大覚醒チャンネル:https://t.me/wenjiech

匿名の翻訳ボランティアに感謝する🙏

引用ツイート

文婕 文婕播報 @ wenjiebc  12月6日

今日、私はタイトルを「クリスマスギフト」として文を書き、黄色いラベルを削除せず、きっぱり広告を閉じ、堂々としたものである😂

私は、主流メディアが何としてでもあなた達が聞くのを防ごうとしている内容を話した😅

文婕播報038 |「削除しない黄色いラベル」の衝撃的なデータ:ファイザーのデータベースには、90日以内に42,000件の不具合と1223件の死亡があり、VAERSデータには11か月で927,000件の不具合、約20,000件の(死亡がある。)

何清漣さんがリツイート

Shijie詩姐 @shijie808 12月6日

米国の制度は今でも世界一良いものである。連邦と州は憲法、三権分立、州の自治を遵守している。裁判官は、50州で医療スタッフに強制的にワクチンを打たせるバイデンの大統領命令を阻止した。バイデンは就任後、殆ど毎日憲法に違反し、市民の権利を剥奪し、1個1個、彼の腐敗・専制政治は法的なルートを通じて打倒されてきた。落胆しないでください。より多くの勝利が来ている。米国は大規模なデモを必要とせず、個人個人が憲法を遵守するだけである。

何清漣 @ HeQinglian 5時間

実際、IMFの2020年4月の「財務監視報告」の第3章のタイトルは、「国有企業:もう一つの政府」である。

このテーマは、専門機関が研究にお金をかけ、人的資源を集中させる必要がある。IMFなどの機関はデータを持っているが、深く立ち入った調査は行わない。今回の調査は、メリットを実証して賞賛することだけを目的としているため、深く立ち入ってない。

引用ツイート

画像中国 @ abc__china 6時間

返信先:@HeQinglianさん

「世界最大の企業の中で国有企業の重要性は過去10年間で2倍になった」。国有企業を「国家支配企業」に名前を変えればもっと良い。

大手多国籍企業は、中規模の国と同じくらい影響力がある。以前のやり方をするのは良くない。

たとえば、アップルとテスラは欧米でお金を稼ぎ、中国で就業機会を与えている。

さらに、ビッグデータ、量子物理学、遺伝子AIなどの長期のハイテクプロジェクトでは、国家資本が舞台裏に隠れており、企業に最前線に立たせ敵を殺させる。

何清漣 @ HeQinglian 9時間

習近平の富豪取り締まりから現在の時勢が見える。 https://epochtimes.com/gb/21/12/6/n13418943.htm

1.国際潮流は激しく左に動いている。米国極左と中共はどちらもマルクス主義イデオロギーを崇め奉っている。違いは、前者は専制政治に向かっていることと、毒薬が外側を砂糖で覆われていることである。

2.各国はずっと中国の宿題を書き写している。IMFの「財務監視報告(2020年4月)」:過去10年間で、世界最大の企業における国有企業の重要性は2倍になった。

epochtimes.com

何清漣:習近平の富豪取り締まりから現在の時勢が見える。 -大紀元時報

権貴豪商の利益を削り取るこのプロセスは、習近平が国のシミを攻撃し、アカ政権を強化するプロセスであるだけでなく、習近平が孤独になるプロセスでもある。したがって、習近平は任期を失う・・・。

何清漣 @ HeQinglian 5時間

中共自体は共産党資本主義の道を歩んだが、米国は意識的に毛沢東主義革命を模倣した。

BLM財団は、昨年、9千万ドル以上の寄付を受け取った。

https://nypost.com/2021/04/10/inside-blm-co-founder-patrisse-khan-cullors-real-estate-buying-binge/

この財団の財務情報開示は、過激分子ネットワークの緊張が高まったときに行われた-#BLM10と呼ばれる10組のグループからなる。

略奪を継続する余地はまだたくさんある。

引用ツイート

Zhix @  Wu_Zhi 6時間

推薦:キャンパス人民共和国

毛沢東主義の独学が米国にやってきた。

https://medium.com/@wxf671008/%E6%A0%A1%E5%9B%AD%E4%BA%BA%E6%B0%91%E5%85%B1%E5%92%8C%E5% 9B%BD-4a4375d84d6a

何清漣さんがリツイート

何清漣 @ HeQinglian 4時間

私はついに米国保守派の問題を詳細に分析した記事を見た。私の見方:

1.オバマ以降、民主党はその草の根活動を大幅に強化し(私はヘリテージ財団の会長による記事を紹介した)、共和党はほとんど同様の活動をしていない-はるかに弱い組織である。

2.組織と運動員の人材は、共和党ではなく主に民主党に所属している。

3.共和党の資金調達能力は弱すぎる。BLMのような組織でさえ、1年でRNCより多くの資金を調達することができる。

引用ツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 5時間

「反革命と共和党」

http://nacr.info/WordPress/index.php/2021/12/06/the-counterrevolution-and-the-republican-party/

クーデターはすでに起こっており、革命が進行中である。我々は今このような状況にあり、尋ねる価値のある唯一の質問は、もしあれば、どのようにして賢明な反革命を開始し成功させることができるかということである。

何清漣 @ HeQinglian 2時間

遠く過ぎ去っていない歴史:

権威あるピューリサーチの2020年7月の調査:BLM運動を支持する米国成人の平均値は67%、アジア人75%、ラテン系77%、黒人86%、白人60%である。

アジア人の75%がBLMをサポートしている。これは、平均より8パーセントポイント高く、ラテンアメリカ人よりわずか2パーセントポイント低い。

https://pewresearch.org/social-trends/2020/06/12/amid-protests-majorities-across-racial-and-ethnic-groups-express-support-for-the-black-lives-matter-movement/ psdt_06-12-20_protests-00-1 /

略奪がニューノーマルになってから、私はピューが再度調査することを望む。

何清漣 @ HeQinglian 3時間

「バイデン政権は、米国代表団のオリンピック参加を全面的に支持している」

言い換えれば、国連総会でその日停戦決議を可決すれば、「停戦」があったように思われる。国連の権威はこれまでになく高くなっていて禁止させ得る。

これらのトピックについてはよくよく考えてから言ったほうがよい。

引用ツイート

ラジオ・フリー・アジア @ RFA_Chinese 10時間

WH報道官のジェン・サキは、その日の定例記者会見で、米国は北京冬季オリンピックとパラリンピックに外交官や公式代表を派遣しないと述べた。しかし、バイデン政権は米国代表団の参加を全面的に支持しているが、米国当局は冬季オリンピックを「いつものように」見ることができないことも強調した。 #冬季オリンピックのボイコット

https://rfa.org/mandarin/Xinwen/9-12062021143904.html

西村氏の記事で、大事なのは衛星の情報ではなく、それらを踏まえた上での戦う姿勢ではと。ミリーのように大統領命令をすぐ敵方に渡すのでは、話にならない。

記事

人工衛星の画像から大洋上の軍艦の位置や種類を特定することは難しい

中国が米空母を攻撃できるかどうかのポイントは、米空母の位置を特定できるかにかかっているという意見が多かった。

そこで、中国は米空母を攻撃するために、その位置をリアルタイムで特定できるのか。そして、特定した位置から空母が移動する方向と速度を算出し、弾道ミサイルが着弾する時刻とを合致させられるのかについて考えてみる。

「空母の位置を特定できる」と言う研究者もいれば、「できない」と言う研究者もいる。実際はどうなのか。

今回、「情報収集能力の実態」、特に「エリント(電子情報)解析」という視点で、考察してみたい。

エリント偵察衛星で米空母を捕捉し、ミサイルを発射するイメージ

出典:西村金一

中国が米国と同じ、3つ組(トリプレット)エリント衛星からなる広域海上監視システム(Naval Ocean Surveillance System ; NOSS)を保有し、このシステムで軍艦が装備するレーダー波を3つのエリント衛星が受信すれば、空母を発見し、その位置を特定し、未来位置も予測ができるのだろうか。

中国3つ組(トリプレット)エリント衛星

出典:Yaogan-30 Group 1 Trio – Image: CCTV

空母のレーダー波を受信してから位置を特定するためには、その信号を解析する能力が必要になる。

この解析技術と能力が、位置決定のための最大の難関である。中国に、その信号を解析する機械的な技術と分析員の解析能力があるのだろうか。

今回は、中国偵察衛星の海洋監視能力について、次の順に考察する。

①画像・レーダー偵察衛星とエリント偵察衛星の違い

②米軍と中国軍の海洋監視システムの違い

③中国がエリント衛星を3つの高度に配置する狙い

④画像・レーダー衛星とエリント衛星との連携の困難性

⑤海軍軍艦のエリント信号を解析し、位置を特定する順序(推測)

⑥中国偵察衛星の海洋監視能力:まとめ

1.画像・レーダー偵察衛星とエリント偵察衛星の違い

海上の移動目標をキャッチする方法は、陸上のそれとは全く違う。この理由は、画像・レーダー偵察衛星とエリント偵察衛星の違いにある。

(1)画像・レーダー偵察衛星

陸上にある目標は、画像衛星かレーダー偵察衛星で撮影する。画像衛星は、昼間だけ見えて解像度もよい。レーダー衛星(合成開口レーダー:SAR)は、解像度は悪いが、夜間や悪天候でも目標を見ることができる。

陸上にある撮影目標はほとんどの場合、動くことはないのでその位置は断続的に撮影される。見えるか見えないかのポイントは、画像等衛星の解像度による。

解像度が良ければ、小さいものも見え、その詳細を分析することができる。

しかし、動く物体は、たまたま撮影した時に存在していれば写るし、いなければ写らない。戦闘機は、航空基地に駐機されていれば写るし、飛行していれば写らない。

では、洋上を動く艦船(軍艦および民間の船舶)を捉えることはできるのか。

西太平洋上を移動する目標については、空母がどの地点にいるのかを発見することは難しい。

海上をめくらめっぽうに画像等衛星で撮影しても、ほとんど写されることはない。なぜなら、衛星が写せる範囲に比べ、西太平洋は広すぎるからだ。

エリント衛星と洋上で活動する多数の軍艦と民間船舶

出典:西村金一作成

たまたま写っていたとしても、偵察衛星は、地球1周を90~100分ほどの速度で通過するので、すぐに見えなくなる。

また、ほぼ1日が経過して、発見したのと同じ位置に到達しても、その地点にはすでに空母はいない。空母の位置は不明ということになる。

高高度に位置する衛星で、広範囲を撮影する場合には、大型船を撮影できる場合もある。しかし、これが、民間の船舶(以下、船舶)なのか、軍艦なのかは解像度が落ちるため区別できない。

その目標を再度捕らえようとしても、衛星が通過してしまえば、また不明になる。

(2)エリント衛星

画像等偵察衛星は主に、地上の固定目標を写真で撮影するものであり、夜間や雲がある場合には、レーダー波を送信して映像を入手するものだ。

一方、エリント衛星は、軍艦から発信されたレーダー波を受信する。では、その位置を特定することはできるのか。

レーダー波を発信した軍艦が、以前にエリント信号の解析により、特定できていた場合に限り、それができる。

レーダー波と発信した軍艦が照合できていなければ、艦を特定することはできない。

さらに、レーダー送信波、つまりエリント信号を解析して艦を特定するには、特殊な技術と能力が必要である。

したがって、エリント衛星で、軍艦の位置を特定することは、極めて難しい。

2.米軍と中国軍の海洋監視システムの違い

画像衛星で、西太平洋の広い海上を移動する空母を発見することは、ほとんど不可能である。たまたま写真に写ったとしても極めてまれなことである。

これでは、対艦弾道ミサイルの目標情報にはならない。目標がどこにいるか分からないのに、ミサイルを発射することはできないということだ。

では、どのようにして発見するのか。

米海軍は、3つのエリント衛星を1組として構築(3つ組衛星)した広域海上監視システム(NOSS)により、洋上の軍艦や民間の船舶を監視している。

当然、ロシア、中国、北朝鮮などの軍艦や不審船(犯罪に関与)の監視が主な目的であろう。

高度約1000~1200キロで地球を回る米国のエリント衛星は、海上で行動している海軍軍艦の各種レーダー送信波を受信し、送信源である軍艦の位置・速度・方向を特定する。

その原理は、3基が組となって、それぞれの衛星へのレーダー波到着時間の差を測定することによって、位置を特定するというものだ。

これらの衛星は、地球を周回し、約110分後に同じ位置にもどることができる。5セットあれば22分に1回、10セットで11分に1回、その地点を通過できる。

米海軍は、1971年に実験衛星を打ち上げ、その後、実用衛星を1976年から2017まで第1世代を8セット、第2世代を3セット、第3世代を8セットと継続的に打ち上げており、逐次レベルアップしている。

さらに、2021年12月にも打ち上げ予定で、第4世代に移行する。

一方、中国は2010年から2014年まで、高度約1100キロに3つ組衛星を5個組打ち上げた。

その後、米国とは違い、同じ高度に5セット、約600キロの高度に5セット、さらに5セットを打ち上げた。2021年11月には、約500キロの低高度に打ち上げた。

このように、米国は、エリント衛星を高度約1000~1200キロに1976年から現在まで同じ高度であるのに、中国は、約1100キロの高度の衛星を維持したまま、約600キロ、さらに約500キロまで高度を下げてきたという違いがある。

中国は、3つの高度からエリント情報を収集しているのだ。

また、中国の最初の5セットの衛星には、5個の画像衛星が連動している。

これは、米国と中国の衛星開発は、歴史的に見て、約40年もの差があるため、技術や解析の能力が大きく違っているからであろう。

3.エリント衛星を3つの高度に配置する狙い

中国の海洋監視のためのエリント衛星は、3つ組衛星が三角形の形(相互に60~100キロ離隔)を変えずに、3つの高度で地球を周回し、艦船のレーダーから送信された電波を受信している。

各高度に、それぞれ5つの組となり打ち上げられている。

高高度では、

①約1100キロの高度に2010年から2014年までに5セット

②同じ高度に2017年から現在まで1セットと4セットの計5セット

中高度では、

③約600キロの高度に2017年から2019年まで4セットと1セットの計5セット

④同じ高度に2020年から現在まで5セット

低高度では、

⑤約500キロの高度に2021年11月、1セットが打ち上げられ活動している。

中国の偵察衛星の打ち上げとその高度

出典:中国の偵察衛星に関するNASAなどの情報に基づいて、西村金一が作成
衛星の軌道が高高度であれば、広い範囲に展開する艦船のデータを収集できるが、弱い電波は集められない。

中高度であれば、狭い範囲の収集になるが、弱い電波も集められる。

高度が低ければ、発信源の位置の正確な情報(データ)を読み取ることができる。さらに低い高度であれば、その特性は強まる。

したがって、上図のように、高高度の②と中高度の③④、高高度②と低高度⑤を連携して運用すれば、高高度衛星により広範囲を捜索した上で、注目する目標を概ね選定し、低高度衛星によりその信号をより詳細に分析することによって、軍艦の種類とその位置を特定できる可能性がある。

このように、中国は、高度を3つのパターンに分けて運用し、欠点を利点で上手く補っていると考えられる。

4.エリント衛星と画像・レーダー衛星との連携の困難性

中国は、地上の軍事情報を得るために、低高度と中高度の偵察衛星を打ち上げてきた。

2006年頃から2016年頃まで、地上から600キロを超える高度の衛星、2008年頃から2015年頃まで500キロ前後の高度の衛星を打ち上げてきた。

これらの衛星は、画像衛星とレーダー衛星がペアになっている。昼間は、解像度が高い画像衛星で、夜間や悪天候時には、解像度が落ちるSAR衛星を使って、情報をキャッチする。

中国の高度約1200キロに位置する画像衛星の解像度は2~3メートル、高度約500キロでは約1メートル(米国は、10~30センチ)、レーダーの解像度は数メートル~数十メートル(米国は1~3メートル)との情報がある。

解像度については秘密性が高く、公開されているこれらのデータが絶対に正しいとは言い切れないが、概ね妥当な数値だと評価できる。

画像衛星の解像度が2~3メートルだとすると、大・中・小型艦の区別と、艦の概ねの全長は判別できる。

大型船舶か空母か、中型船舶かイージス艦かなどの選別は難しいだろう。

解像度が0.8~1メートルであれば、米軍や自衛隊基地の戦車、車両、航空機がかなりぼやけて見える程度であり、型式や機種などは判明できない。

しかし、軍港の軍艦、特に空母とイージス艦の判別はできる。

楕円軌道で高度を下げ、地球に最も接近する高度が約250キロであれば、解像度は10センチであろう。

人の頭と人間の影が見え、陸軍の車種や砲種、空軍の機種、海軍の軍艦の種類まで判別できる。

高度が低ければ低いほど、撮影範囲が狭くなり、洋上の軍艦を撮影しようとしても、ほとんどキャッチできない。

高度が1200キロであれば、レーダーやエリント衛星と連動して、大中型の船舶や軍艦を撮影できる可能性はあるが、映像がぼけていて軍艦と船舶の選別は不可能であろう。

エリント衛星でキャッチしたものを、数量が少ない画像衛星で確認しようとしても、できない場合の方が多いだろう。

5.海軍軍艦の位置を特定する順序

洋上で行動する各国の軍艦や船舶は、極めて多い。

船舶の位置が、時間の経過とともに刻々と表示される「Marine Traffic」の画面を見ると、民間の船舶が無数に動いていることが分かる。

この無数の船舶の中で、西太平洋周辺国の軍艦が行動している。

したがって、船舶や軍艦が、各種レーダー波を送信していれば、その信号の種類と数は、無数にあり、エリント衛星は、これら無数の信号を受信することになる。

無数の信号の中から、中国は米空母を選別し、位置を特定できるのだろうか。

空母の位置を特定するまでのエリント情報(レーダー波の特性)の解析手順は、おそらく以下のとおりである。

Ⅰ 民間の船舶と軍艦の信号を選別する。できたならば、民間船舶信号を消去する

Ⅱ 軍艦が装備するレーダー機種を特定する

Ⅲ 軍艦の信号から国籍を特定する

Ⅳ 米国と日本の軍艦の信号を選別する

Ⅴ 米国・日本の軍艦の種類を選別する

Ⅵ 艦の名称を特定する

艦が特定されれば、次は、3つ組衛星の信号受信の時間的な差を解明して、詳細に位置を特定する。

Ⅶ 空母や旗艦を選別し、位置を特定する

Ⅷ 空母の移動の方向と速度を算定し、未来位置を決定する

最終段階の解析に至るには、各種信号を収集し、その信号がどの軍艦なのかを特定するために、衛星が受信した位置と進路のデータ、画像衛星で撮影した写真やエリント機やシギントが収集したデータとを照合する必要がある。

中国は、膨大な信号の解析のために、AIを使っている。つまり、解析するシステムは出来上がっており、解析結果を算出する速度が上がっていると思われる。

これらの選別を、リアルタイムにできるのか、あるいはこれらの信号を一度、地上に送信してから、時間をかけて解析するのか。

また、解析の現状はどうなのかについて、正確なところは不明である。

6.中国偵察衛星の海洋監視能力:まとめ

中国は、対艦弾道ミサイルの開発を進め、移動する目標(空母)を狙って、発射し、命中させようとする実験を行おうとしている。その兆候が出てきたことは、以前に述べた。

これに合わせて、海洋監視システム、特にエリント衛星を逐次開発し、各軌道高度に衛星を配置することに力を入れてきた。

だが、今の段階では、空母の発見とその位置の特定および未来位置の算定については、エリント信号解析の壁に当たっていると思われる。

しかし、完成に近いレベルまで来ている可能性もある。

エリント信号の解析については、米軍には50年の歴史がある。中国は、約10年の歴史しかない。

エリント信号を解析する技術の向上、人材の養成に力を注いでいるだろう。また、AIを利用して、解析の速度を進めてもいるだろう。

中国の開発に合わせて、米軍軍艦は中国のエリント信号解析に必要なデータを渡さないようにしている。

できるかぎりエリント信号を放出しない決まりがあると聞いている。

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『北京五輪に潜む危険:参加選手の「拘束」もありうる 毛沢東以来、日本を利用し続けてきた中国がまたも“日本接近”』(12/6JBプレス 森清勇)について

12/5The Gateway Pundit<“That’s When I Realized He Was a F*cking Idiot” – Trump on General Milley Telling Him to Leave Military Equipment in Afghanistan (VIDEO)>

ミリーは馬鹿と言うより売国奴で、軍法会議にかけて死刑が相応しい。

https://twitter.com/i/status/1467307799864655872

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/realized-fcking-idiot-trump-general-milley-telling-leave-military-equipment-afghanistan-video/

12/5The Gateway Pundit<“CNN Finally Fired Fredo” – Trump Reacts to Chris Cuomo’s Firing (VIDEO)>

兄弟揃って悪いことをするからクビになる。

https://twitter.com/i/status/1467283230101585921

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/cnn-finally-fired-fredo-trump-reacts-chris-cuomos-firing-video/

12/5The Gateway Pundit<Democrats in Illinois Afraid of What Former Governor Blagojevich “Knows” and What He Will “Soon Say”>

勿体付けていないで、早く全部オープンにしたら。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/democrats-illinois-afraid-former-governor-blagojevich-knows-will-soon-say/

12/5The Gateway Pundit<ANOTHER FALSE FLAG? A Group No One Has Ever Heard Of Marches In DC…Left Calls Them “Right-Wingers”…Conservatives Ask If They’re Another False Flag?>

左翼(勿論中共も含む)は、論理のすり替えと責任転嫁がうまい。倫理観のない連中です。

https://twitter.com/i/status/1467303497054007302

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/another-false-flag-group-no-one-ever-heard-marches-dc-left-calls-right-wingers-conservatives-ask-another-false-flag/

12/6阿波羅新聞網<歌手黄明志“感谢”中共捐疫苗 酸度破表3.5万人按赞=歌手の黄明志がワクチンを寄付してくれた中共に「感謝」する 皮肉が効いて35,000人が“いいね”>マレーシアのダトゥク・サイフディン外相が最近中国を訪問した。中共の王毅外相との「中国・マレーシア上級協力委員会」会議の後、中国はマレーシアに200万回分のシノバックワクチンを寄付し、ワクチンの研究、開発、生産に協力すると発表した。率直な物言いで有名なマレーシアのシンガーソングライターの黄明志は、5日Facebookにメッセージを投稿し、ワクチンを寄付してくれた中国に「感謝」した。内容は辛辣な皮肉であり、そのレベルが高かったため、35,000人がすぐにいいねして、彼らの支持を示した。

黄明志は次のように述べた。「マレーシアにワクチンを寄付してくれた中国に感謝する。最初は疫病流行を隠し、責任を回避し、ウイルスを世界に広めた:しかし、実際の行動で補償することを望んでいる今、この泥縄精神は称賛に値する。また、李文亮医師、張展、陳秋実の犠牲を埋め合わせることに本当に感動した」。黄明志はまた、「それはそれ、これはこれ。シノバックワクチンの保護力は非常に低いが、他人からの贈り物に感謝する必要がある。中国からの新年のお年玉のようなものである。中に入っているお金がいくらであっても、我々は皆「恭喜発財」と言わなければならない。マレーシア政府当局者に代わって、200万回分のシノバックワクチンを中国に感謝したいと思う。「恭喜発大財」!」

ネチズンは、黄明志のウイルスの管理とマレーシアの被害の大きさに熱烈に反応した

ネチズンは熱狂的なメッセージを残し、黄明志はメッセージエリアで次のように述べた。「多くの人が私にインターネットで放言しないようにアドバイスした。 しかし、あなたは知っているのか? そもそも誰がこのウイルスをマレーシアに持ち込んだのか? これまでに3万人以上の命が失われ、これらは無辜の人達である・・・。許すが決して忘れない!私はマレーシア人として、あなたは私に許して、すておくようにせよと説得することができる。しかしあなたは私を強制することはできない!」と。黄明志はフォローの応答で強調した。「マレーシア人として、誰が疫病流行を隠し、ウイルスにわが国を侵略させたのかを忘れないでほしい。3万人以上のマレーシア人が亡くなり、無数の人が失業し、企業は倒産した」

世界の人は中共のやったことを許してはならない。許せばまた同じことを繰り返す。制裁を加えるべき。

https://www.aboluowang.com/2021/1206/1679924.html

12/5看中国<“有用的白痴”:极左派在英国帮中共宣传(组图)=「役に立つ馬鹿」:極左派が英国で中共のプロパガンダを支援している(写真)>英国労働党の極左支持者は、英国で中共のプロパガンダを広めるために「役に立つ馬鹿」と呼ばれている。元労働党党首のジェレミー・コービンに忠実な極左活動家は、親北京の団体と力を合わせて、この全体主義国家のイメージを洗い流そうとしている。

左翼活動家と中共活動家の連盟は、「英国政府の中国に対する急進的な声明」を非難し、反アジア人種差別の急増を促進し、これが「新たな冷戦」につながったと主張した。

しかし、このグループを批判する人達は、これは北京の暴虐な政権に対するすべての批判を否定するためにはられた陰険な煙幕であると言う。

12/5のサンデーメールの報道によると、11/27、親共団体がロンドンのチャイナタウンでいわゆる反アジア人種差別イベントを開催し、香港人が親共組織に異議を唱えたとき、アジア人種ヘイトに反対する集会は暴力に変わった。

喧嘩の衝撃的なビデオは、暴徒が何も持っていない男の頭を踏みつけた容疑があることを示している。

英国議会の内務委員会の議長代理で、対華政策に関する議会聯盟(IPAC)のメンバーで、保守党議員のティム・ラフトンは、次のように述べた:長い間、人々は中共が極左地区で彼らの事業を守るために役に立つ馬鹿を配備していると疑っていた。中共の台本では、中国政府に対するどんな批判でも、中国恐怖症や戦争を扇動するものと表現しようとしている。もちろんこれは完全に間違っている」と語った。

中共の迫害から逃れた多くの香港人は、これらの親共団体に対して英国で立ち上がった後、嫌がらせ、脅迫、攻撃を受けたと述べた。

中国人と左翼は考え方が真面でなく、すぐに暴力に訴える。

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/12/05/991507.html

12/5阿波羅新聞網<布林肯警告中共 称台湾为国家 气炸北京=ブリンケンは中共に警告 台湾を国と呼び、北京を怒らせる>ブリンケン米国務長官は金曜日、中共が台湾を侵略すれば、その行動は「悲惨な結果」につながると述べ、中共の指導者たちによく考えて行動するよう警告した。ブリンケンが台湾の進歩を称賛したとき、彼は台湾を「国」と呼び、それは中共の怒りを呼び起こし、「性質が非常に悪辣」と述べた。

軍も通貨もパスポートも独自に持っているのだから明らかに国でしょう。

https://www.aboluowang.com/2021/1205/1679792.html

12/6阿波羅新聞網<为何曝光张高丽?《红色轮盘》作者析彭帅案=張高麗を何故晒すのか?「レッドルーレット」の作者は彭帥事件を分析>沈棟(Desmond Shum)の回想録「レッド・ルーレット」は、中共高官のいろんな黒幕を暴露したため、西側世界でセンセーションを巻き起こした。最近のインタビューで、彭帥事件について語った彼は、彭帥は脅かされていると考え、張高麗との不倫関係を暴露することに決めた。

沈棟(西欧在住)の元妻で富豪の段偉紅が4年前に失踪し、最近になってこの本を出版しないように電話してきたと。この「レッドルーレット」は中共の腐敗の実情を書いているので。彭帥も元妻と同じように失踪したため、不倫関係を明らかにすると。どの程度まで知っているのか?

https://www.aboluowang.com/2021/1206/1679938.html

何清漣 @ HeQinglian 8時間

黒人左翼のワシントン市長の報道官の転身は示唆的である。

1.彼の不満は数点に絞られる:不法移民(多くの犯罪者)は古くからの移民の生活を破壊し、彼らの生活を傷つけた。深刻なインフレは人々の生活に影響を与える。

2.本人は黒人(移民の末裔)の若いエリートであり、モデルとなる意味を持っている。

このような人は政治に関わることをあきらめないだろう。彼は次の手を考えるべきで、例えば共和党の名の下に議員となることなど。

引用ツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 21時間

黒人左翼のワシントン市長の報道官は共和党に転身し、民主党は米国を破壊していると。中国語字幕。

https://rumble.com/vq5tgz-43941491.html

何清漣 @ HeQinglian 8時間

2020年の選挙を操作した「民主主義擁護連盟」の核となるメンバーが態度を変え、内幕を公開したので、民主党が来年の中間選挙で操作するのはかなり難しくなった。

米国は神が見捨てた土地にならないように。

どうせ暴露するなら、1/6議会乱入事件も黒人左翼のワシントン市長が仕組んだものと言うのも言えば良かったのに。

何清漣 @ HeQinglian 19分

今日のニュース:

ロサンゼルスはクレイジーである!特にアジア系への強盗を専門にし、偽の庭師となったりする。

アジア系は家に現金を持っているので。

ttps://posts.careerengine.us/p/61ad384206baa744d40da2a7?from=latestPostSidePanel

強盗の肌の色に注意してください。

これは、昨年ニューヨークのフラッシングのデモで第二世代の華人女性が積極的に支持した「同じように人種差別された人」と同じ肌の色である。

何清漣 @ HeQinglian 53分

今日のニューヨーカーの半数以上は、このような市長を持つに値しない。彼らはデブラシオ、BLMを持つに値するだけである。

引用ツイート

サム @ AkhigbeSam_ 6時間

返信先:@RudyGiulianiさん

史上最高の市長・・・。

何清漣さんがリツイート

萧生客 SSK  @ SSK2024 6分

「ホールストンハウスは良い力であり、子供たちと「これらの人々の最も小さい人」の世話をするためにキリストの言葉どおりに生きている。重要なのは、宗教団体として、確固たる信念に基づき、自由を確保し、政府の罰を心配することなく、危険の中でも子供たちをキリスト教徒の家庭に置いておくことができること」。《キリスト教団体への迫害:バイデン政府は訴訟中!」 》 Https://mp.weixin.qq.com/s/v0-hZMdkjgZ38yq1MWZqZg

森氏の記事で、やはり少なくとも欧米と足並みを揃え、北京冬季オリンピックは外交ボイコットしなくては。人権弾圧国家が平和の祭典を開くのは相応しくない。

日本の政治家、特に岸田首相と林外相はボイコットしなければ、歴史に悪名を残すことになることに思いを馳せてほしい。日本の経済界と言うのは戦前から誤った判断を政府に強いてきた気がします。金儲けできれば、何が起ころうとも関係ないと。人倫に悖る行為が日常茶飯事に行われている国で儲けようとするのはESGやSDGsを標榜する企業にとって相応しくないとは考えないのか?

1月にロシアがウクライナ侵攻するという話が出ていて、北京冬季オリンピックでボイコットが多くなれば、習は復讐のためオリンピック終了後すぐ、台湾侵攻に踏み切るかもしれない。

記事

事件以来姿を見せないテニスプレーヤーの彭帥さん(2020年1月撮影、写真:AP/アフロ)

北京冬季五輪まで2か月を切った。

これまではウイグル人の強制収用問題や香港に対する強権政治による自由剥奪といった主として人権問題で「外交的ボイコット」などを米英豪などの自由諸国が検討していると報道されてきた。

そうした中で、中国人テニス選手・彭帥さんの「行方不明」事件が起きた。

大坂なおみ選手ら超一流アスリートたちの懸念表明などで解決したかにみえるが、真実は藪の中で分からない。

しかし、共産党指導部にとって都合悪いことが起きると、渦中の「人」を行方不明にして事態を人民や国際社会から隠蔽し糊塗する強権国家であることを暴露した。

こうした、強権国家で開かれる五輪に参加することは、いうなればその体制を容認したことにもなる。

近年のウイグル人の強制収容がジェノサイドとして強く批判されているが、中国は建国以来、チベットの宗教施設破壊や、最近ではモンゴルの文化抹殺などもやっている。

元々、「平和の祭典」を開くには程遠い国のようだ。

2008年には北京夏季五輪を開催したが、国歌斉唱が実は口パクだったり、50余の少数民族を代表する子どもたちがすべて漢民族だったというインチキなどが発覚している。

中国の巧みな国家戦略

毛沢東、鄧小平に次いで権力者の証とされる「歴史決議」を行って、その存在感を世界に示す絶好の機会と見られた北京冬季五輪であるが、習近平の余りの権力主義が祟って試練に直面している。

大変な困りごとが起きたときは、日本を利用すればいいというのが中国の定石である。

習近平主席の国賓訪日は一里塚であったが、中国発のコロナ禍でブーメランの返り討ちとなり、実現しなかった。

中国はソ連と対立するようになると、帝国主義と批判していた日米に接近する。日中国交正常化に当たってはソ連の覇権に反対する「反覇権」の文面化を執拗に求めた。

日本を反ソの一翼に巻き込んだわけである。

鄧小平が権力者になると、「韜光養晦」(とうこうようかい) 戦略をとり、力がつくまでは低姿勢で事に処し、尖閣諸島の問題解決は「後世の知恵」に任せようと言葉巧みに下手に出てきた。

日本が鄧の言葉に陶酔しているうちに、尖閣は今日の惨状となった。

韜光養晦戦略の真意が見えたのが、民主化を要求する若者の運動が高まると武力で弾圧した天安門事件であった。

日本をはじめとする自由主義諸国が一斉に非難し、制裁を科した。

そうした中で、連帯の鎖が最も弱いと見た日本にいち早く接近し、肇国以来かつてなかった天皇の中国訪問まで実現させる。

日本の大いなる反省点であろうが、中国の巧みな国家戦略、外交戦術に絡め取られたとみるのが至当であろう。

日本は知らず知らずのうちに、共産党による一党独裁堅持の最大の協力者として利用されてきたわけである。

またもや日本を「利用」し始めた中国

外相就任まで林芳正氏は日中友好議員連盟の会長であった。

親中派の有力議員と見られてきたわけで、米国をはじめとした西側諸国で中国の人権弾圧を理由に北京五輪への「外交的ボイコット」を行おうとしている中で、王毅中国外相が林外相との電話会談(11月18日)で訪中を打診してきた。

目的は明々白々である。中国は日本を政治利用する決心をしたのである。

対中経済関係は言うまでもなく重要であるが、日本は基本的に人権を重視する国である。中国は日本が外交的ボイコットに与しないように動き始めたわけである。

五輪の政治利用を暴露した中国

また、中国外務省の趙立堅報道官は11月25日の記者会見で、「中国は既に、日本の東京五輪開催を全力で支持した。日本は基本的な信義を持つべきだ」と述べた(「産経新聞」11月27日付)。

中国における人権問題を理由に、日本で「外交的ボイコット」を求める声が高まっていることを牽制する発言であることは言うまでもない。

東京五輪を中国が「全力で支持する」と表明したか否かは知らないが、参加した国が日本の五輪開催にクレームをつけたという話は聞いていない。

中国は「全力で支持した」というが、開催前は言うまでもなく、開催中も尖閣諸島周辺への侵入を繰り返していた。

コロナ禍でただでさえ神経が張り詰めていたところに、尖閣侵入は日本が五輪に集中するのを妨害したわけで、今に至って中国が「全力で支持した」と敢えて言うのは牽強付会もいいところである。

しかも、「基本的な信義」とは妙な言い方であるが、これまでの日中間の取り決めで、信義を守らなかったのは中国の方ではないだろうか。

そうした被害の最大が、中国が告白している「天皇訪中」の政治利用であった。

趙氏は「日中双方には五輪開催を相互に支持することに関して重要な共通認識がある」と主張し、東京五輪を支持したから北京五輪を支持するのが「両国指導者の達した重要な共通認識」だと強調した。

中国を除く国々は、自国が東京五輪に参加するのは、爾後の自国での行事を積極的に支持してもらうためなどとは考えもしていなかっただろう。

しかし、中国はそうではなく、ギブアンドテイクで東京五輪に参加していたというのだ。ここにも中国らしい、いや中国にしかない深謀遠慮があったわけである。

日本を北京五輪に参加させるための、中国の東京五輪参加であったというわけで、政治的思惑以外の何物でもない。

しかし、これはあえて言えば、後付けの理由であろう。

外交的ボイコットを行う国が少しずつ増えて雲行きがおかしくなってきたために、なりふり構わず日本を引き留めようとする、いつもの困ったときの「日本利用」という政治工作でしかない。

オミクロン変異株の脅威

当初は武漢ウイルスと呼ばれた新型コロナウイルスであったが、国名地名は差別につながるということでCOVID-19とされた。

変異する株も英国型、インド型などからアルファ、べーター、ガンマ、デルタ・・・と、ギリシャ名称で変異株が呼ばれてきた。

本来であれば今回出現のコロナ株はシー(Xi)らしいが、シーが習近平の習と重なるため、WHOが忖度してオミクロンと名付けられたともいわれる。

呼称の由来はともかくとして、オミクロンは従来にも増して強力な感染力を持っているとされる。

五輪では選手同士の頻繁な接触が避けられない。また、終わった後は選手たちが世界に散らばっていく。検査ではコロナの容疑者と確定されなくても、後日感染者と判明するかもしれない。

筆者は過日路上をジョギングして転倒し、救急車で運ばれた。搬入先の当初の検温や2回のPCR検査では陰性であったために一般病棟に入院となった。

少々の移動でナースステーションに着いた10分後に再度検温すると、なんと37度を超えており、コロナ嫌疑で隔離された病棟に入院する羽目になった。

翌日もその翌日もPCR検査を受けるが陰性、しかし検温では37度台で嫌疑は晴れない。数日後、強度の打撲での高熱と判明し一般病棟に転室するが、ともかくコロナ感染は見つけにくい。

オリンピックに参加した選手のコロナ感染の有無を同様に論じることは粗雑すぎるが、どこでどういうふうにコロナが広がらないとも限らない。

ましてや変異するたびに強力となるオミクロンについては、ワクチン効果も低減すると見られている。

オミクロン株の出現で、多くの国が出入国を一時的にせよ制限・禁止する措置に出ている。

オリンピックはコロナウイルスが蔓延しやすい冬季であり、しかも、ゼロコロナ政策をとっている中国では都市のロックダウンなどが何の予告もなく強権的に行われ、場合によっては参加選手がなかなか帰国できないかもしれない。

帰国した選手が国民に感染させるかもしれない。五輪終了までは何かが起きていても中国は公表しないだろう。

帰国後に公表すればどんな目に合うかもしれないと脅迫される危険性もある。

そして「成功裏に終了」と中国が宣伝した後で、潜伏していたコロナが広まれば、持ち帰った国の管理不行き届きとしてしまうに違いない。

ボイコットの新たな理由

しかし、ここにきてさらに大きな危惧がもたらされている。それは、政治的に対立する国の選手の「拘束」である。

危険性が論じられているのは台湾の参加選手である。

参加はわずか8人と予測されるが、たとえ一人でも拘束されるとなれば、「平和の五輪」とは言い難い。

こうした危惧を抱いているのは、ほかにカナダや豪州である。日本も外交的ボイコットなどに参加した場合、選手たちが拘束されないという保証はない。

オリンピックとは関係ないが、今でも何人もの日本人が拘束され、裁判にかけられ、一部では判決も出ているが、さっぱり透明性がない。

それは政治的取引などにするための拘束などが背景にあるからとみられる。

拘束された人にとっては冤罪以外の何物でもないが、政治的取引のためにこうしたことを平然とやるのが中国である。

競技に参加する選手が戦々恐々としていなければならないとなると、選手の精神状態は尋常ではなく、競技に打ち込めないのは言うまでもない。

どこから見ても、「平和の祭典」でもなければ、フェアプレーに徹したパフォーマンスを披露する環境にもない。平常心で競技に臨めない選手が出る可能性を否定できなくなりつつある。

おわりに: 五輪精神を蔑ろにする雰囲気が「失格」

純粋にオリンピックという視点からは、中国への同情も忖度も禁物である。

ボイコットには全世界が選手を送り込まない全面ボイコットから、政府首脳や外交関係者が開会式などに参列しない外交的ボイコットなどがある。

よしんば競技が開催されたとしても、選手の気持ちにわだかまりがあっては競技に集中できないであろう。

東京大会では人為的なものではなかったコロナ禍で、入国時の検査や入国後の移動制限、肝心の競技では観客無し、学童たちが見学できても声を出す応援はダメなど、選手たちが普段に行い、競技中に感じてきた雰囲気とは似ても似つかない態様となった。

この結果、世界のトップアスリートさえ、精神的な異変を訴えるなどして、プレーに専念できなかったり、登録を抹消することさえあった。

ましてや、人為的に普段の発言などに対して、あるいは対立国家の一員というだけで「拘束」などを受けるかもしれないという危惧が心中に生ずれば、プレーに専念できないことは言うまでもない。

こうした危険性は台湾選手ばかりではなく、何らかの形で中国と対立している国々、英国、オーストラリア、カナダ、台湾に接近するリトアニア、チェコ、一帯一路に少しずつ距離を置きつつある国々、そして何よりも政治的に最も利用されやすい日本など、多くの国の選手が該当する。

これでは、とても落ちついた精神状態でのプレーなど期待できない。

総じて、五輪精神が蔑ろにされており、国家の参加意欲、選手のパフォーマンスを削ぐ雰囲気が、既に開催国「失格」である。

開催国家・都市とIOCは「平和の祭典」の環境を作為し、選手たちが最高のプレーをできる状態に持って行くのが大切であるが、既にその状況が壊れているのではないだろうか。

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『「習(近平)株」の名を避けたWHOは中国の傀儡なのか オミクロン株の水際対策を激しく批判されたバイデン大統領』(12/4JBプレス 高濱賛)について

12/4The Gateway Pundit<Biden’s DOJ Releases Memo that Totally Blows Away the ‘Trump Incited an Insurrection’ Narrative>

まあ元々無理筋。1/6は民主党が仕掛けた陰謀と考えている。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/bidens-doj-releases-memo-totally-blows-away-trump-incited-insurrection-narrative/

12/4The Gateway Pundit<Feds May Release ‘Alternative’ Mueller (Weissmann) Report Soon to Harass Trump>

民主党は2回弾劾をかけて、2回とも失敗したのにまだトランプの追い落としを図ろうとしている。如何にトランプの実力を怖がっているかと言うこと。来年の中間選挙で共和党が上下院で多数を取れば、バイデンはハンターの繋がりで弾劾裁判を起こされるでしょう。民主党の一部を加えることができれば弾劾されるのでは。Miranda Devine(オーストラリア人)の書いた『Laptop From Hell』が売り出されたそうです。バイデンは中国だけでなく他の多くの国から賄賂をとっていたのが証拠付きで書かれているそうです。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/feds-may-release-alternative-mueller-weissmann-report-soon-harass-trump/

12/4The Gateway Pundit<Breaking: CNN Fires Chris Cuomo “Effective Immediately”>

CNNと民主党、クオモ兄弟が如何に腐っているか。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/breaking-cnn-fires-chris-cuomo-effective-immediately/

12/5阿波羅新聞網<拜登全球民主峰会在即 北京使出浑身解数对阵=バイデンの世界民主サミットが間もなく開催される。北京は全力で敵を破る陣を敷く>バイデンの「民主サミット」が間もなく開催される。北京は先行して上級民主討論会を以て対抗し、国務院は白書を出して、中国は真に「恥ずかしくない民主社会」であると。 まるで中共が民主国家の仲間入りを待つことができないかのように、人々に錯覚させる。

この上級民主討論会は2日に行われ、中国と外国(どの国かは不明)の学者との討論とのこと。あるネチズンは「上級民主があるなら、低級民主もあるはず。低級民主とはどんな代物か?そんな区別をするのは真の民主からかけ離れているということ」と。

https://www.aboluowang.com/2021/1205/1679765.html

12/5阿波羅新聞網<中共核潜艇出大事!穿越台海史无前例上浮实属无奈【阿波罗网报道】=中共原潜に大事が発生!台湾海峡を渡るのに前例なく浮上するのは本当にどうしようもない【アポロネット報道】>VOAの報道によると、元米海軍大佐であり、太平洋司令部合同情報センターの元所長であるカール・シュスターがCNNに次のように語った。 「弾道ミサイルを搭載した原潜が浮上して航行するのは今まで聞いたことがない。これは、船体や工学に問題があり、検査と修理のために大きな造船所に行く必要があることを意味するのでは」と。アポロの王篤然評論員は、中共が原潜の浮上航行を故意にしたのは前例のない事であるが、正常であり、実際隠そうとすればするほど現れる。グローバルネットの2つの説明は自己矛盾している。これから見て原潜は問題があり浮上する必要があったと分析した。

中共メディアのグローバルネットの公開WeChatアカウント「HKUSTFenghuo」は最近、094型原潜が台湾海峡を通過するとき浮上航行したのは、謎でもなければ、深い意味も持たないと主張した。094型原潜が台湾海峡を浮上航行した理由の1つは、台湾海峡が浅すぎて平均水深が60メートルであり、一部の水中の深さはわずか10数メートルで、水中の地形はより複雑である。また、094型原潜は、1万トン近くの排気量があり、大きすぎるため、海峡を渡るのに浮上する必要がある。

「HKUSTFenghuo」はまた、094型原潜はもちろん台湾東部の深海を航行することも選択できると述べたが、プロセス全体が米海軍と空軍の監視下に置かれることを懸念している。台湾海峡を渡るのには浮上航行して、中国側が監視する方が安全であると。

中共は恥も外聞もなく、よくまあ見え透いた嘘がつけるものだと思う。

https://www.aboluowang.com/2021/1205/1679569.html

12/5看中国<彭帅被放话?抗议WTA决定 吁赛门噤声(图)=彭帥は放言される? WTAの決定に抗議し、サイモンに黙るよう呼びかける(写真)>中国のテニス選手彭帥が中国の元副首相張高麗を性暴行で告発してから、彼女は所在不明となり、世界的な懸念を引き起こしている。世界女子テニス協会(WTA)は2日、中国でのすべてのイベントが中断されることを発表し、中共の公式メディアのCGTN部門の責任者である沈詩偉は再度ツイートし、彭帥はWTAの「不当な決定」にショックを受けたとした。今回話したのは彭帥ではなかったので、外部の疑惑は更に深まった。

中共の海外広報「チャイナグローバルテレビネットワーク」(CGTN)の責任者である沈詩偉は、12/2の夜にツイッターに英語で投稿し、彭帥がWTAのスティーブサイモン会長に電子メールでメッセージを送り、WTAの「不当な決定」にショックを受けたと。彼はまた、彭帥がサイモンに彼女のプライバシーを切り取ることをやめ、関連する発言をやめるように頼んだことを指摘した。

本人を家族と共に外国で自由に話させれば、信じるから、中共はそうすべきでは。

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/12/05/991443.html

何清漣 @ HeQinglian  12月4日

助言の代わり:

米国海運は、EUに3か月分の石油と天然ガスを出荷し、EUを支援するため国民がエネルギー消費量を平均30%削減する。私は冬の間、家で布団を被って過ごすつもり。民主党員はこの覚悟を持っていると信じる。

ロシアは全く支えることができない。

引用ツイート

VOA中国語ネット @ VOAChinese  12月4日

バイデン米大統領は12/3、プーチン大統領がウクライナで軍事作戦を開始することを防ぐ措置を模索していると述べた。バイデンは具体的な措置については説明しなかったが、ロシアのラブロフ外相は、米国が新たな制裁を課すと脅迫したと述べた。

https://bit.ly/3rHdaX0

何清漣 @ HeQinglian  12月4日

さらに、アンティファとBLMを外交官専用機でロシアのモスクワに送り、略奪させる。プーチンが気付くまで待って、すぐに撤退する。

何清漣 @ HeQinglian 15時間

数人のツイ友の話では、この手は少し毒があると言ったので、残念である。😭😭

「己の欲っせざるところ、人に施すなかれ」というのは美徳だが、「人の身になって推し量る」というのも美徳である。

オバマ政権の初めから、略奪が芽生えた。

全米小売業協会(National Retail Federation)の調査:米国の小売業者の90%が窃盗団の被害に遭う。

2009年6月10日

https://reuters.com/article/idCNChina-4723520090610

バイデンがオバマのバイデンとしてロシアへ拡張することは大きな愛である。

引用ツイート

何清漣@ HeQinglian 12月4日

さらに、アンティファとBLMを外交官専用機でロシアのモスクワに送り、略奪させる。プーチンが気付くまで待って、すぐに撤退する。

何清漣 @ HeQinglian 15時間

イラスト:ドイツで強制ワクチンを進めるにつれ、ワクチン接種率が高くなればなるほど、新規感染者が多くなる。

引用ツイート

Dr. EliDavid @ DrEliDavid 12月3日

ドイツは、世界で最も厳しいマスク着用義務を負っている(N95マスクを使用)。

彼らは曲線を平坦化することに成功したが、残念ながら間違った軸に沿っている・・・。

何清漣 @ HeQinglian 15時間

中国は当然どんな性質であっても民主主義国にあたらない。

しかし、2020年以降、米国は「世界民主サミット」を開催するようになり、110カ国のうち77カ国だけが民主的またはなんとか民主国家と呼べる国である。テーマは、米国の非民主化と他国の民主主義の後退ではなく、少し名前が事実に合わない。きっぱり名前を変えるべき。

《中国の覇権に反対するサミット》

これで名実伴う。

引用ツイート

DW中国語-ドイチェヴェレ @ dw_chinese 21時間

バイデンが召集する民主主義サミットが開催されようとしている中、中国側は「民主主義」とその「名前」と「実体」についての見解を説明した。北京は「中国は恥じるところのない民主主義である」と述べ、米国が召集する民主主義サミットを「茶番」として非難した。

https://p.dw.com/p/43meS

何清漣さんがリツイート

李江琳 @ JianglinLi 14時間

返信先:@ Kunluntalkさん、@ HeQinglianさん

新左翼に関する多くの研究や回想録を読む時間がない場合は、この本を読むことをお勧めする。今起こっていることはすべて1960年代に始まり、1980年代に新左翼は米国各界に入り込み、今は単に続いていることを理解できる。彼らの話していることから、あなたは新左翼の内部状況を理解できる。

何清漣さんがリツイート

イザベル冠宝石WW  @Isabel_3299 12月4日

😂 😂😒見たところ、【ウイルスが最初に出てきたとき、演劇は真に迫り、後ろの画面が見えれば見えるほどぞんざいになり、すぐにダメになる。😂 😂 😂】

何清漣さんがリツイート

昆侖 @ Kunluntalk  12月4日

メリーブラッククリスマスは、米国へのお祝いの言葉であるが、ついに人種が平行線のまま対立する新しい段階へと進化した。これは、21世紀におけるマルクスの階級理論の創造的な昇華である。人種対立は、宗教対立、階級対立、財産対立に続いて出現した4番目の社会集団を分類するための区分であり、世界規模での移民の人種主義の波に大きな動機付け効果をもたらすはずである。世界的な新しい人種平等運動がもうすぐ来る…。

引用ツイート

Newsmax  @ newsmax  12月4日

ブラック・ライヴズ・マター・グローバル・ネットワーク財団は今年、「ブラック・クリスマス」を呼びかけ、今年のホリデーシーズンには「白人企業」から購入せず、「黒人所有の企業から独占的に購入」するよう支持者に呼びかけている。

https://bit.ly/ 3piZAX2 https://newsmax.com/us/black-lives-matter-blm-boycott-white-businesses/2021/12/02/id/1047089/

何清漣さんがリツイート

Sabina @593Sabina  12月4日

理由もなく不満を持つ人がいる。彼らは平凡で才能がなく、何もしない。それで、あなたの優秀さ、才能、善良さ、幸福はすべて原罪になる。

-東野圭吾「悪意」

高濱氏の記事では、小生は「強制ワクチン」は「死ぬ可能性」があるのだから、民主党であれ、共和党であれ、反対すべきと思っています。希望者だけ、できるだけ多くの人に受けてもらえるような啓蒙活動までです。

またファウチはダスザックと一緒に中国に資金を出して、コロナウイルスの機能増強研究をさせていたのが公聴会で分かったはず。バイデンは無能としか言いようがない。

記事

米国の水際対策を厳しく批判したWHOのテドロス事務局長(10月18日撮影、写真:ロイター/アフロ)

入国禁止令1週間前にすでに南アを出国

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が米国にも上陸した。

感染者は11月22日に訪問先の南アフリカから米国に戻ったサンフランシスコ在住の米国籍者で、29日に陽性が確認された。

自主隔離中で、症状は軽いという。感染者はワクチンを2回接種し、追加で打つ「ブースター」は受けていなかった。感染者と密接接触した乗務員、乗客は全員、陰性だった。

ジョー・バイデン米大統領のコロナ対策の首席アドバイザー(ドナルド・トランプ前大統領に任命され、その後バイデン政権でも留任)のアントニー・ファウチ米国立アレルギー感染症センター(CDC)所長は、ホワイトハウスでの記者会見で、オミクロン株について従来の変異株よりも感染力が高く、ワクチンが効きにくい可能性があると指摘した。

詳細な解析には早くて12月中旬まで要するとし、ワクチンやブースター接種、マスク着用といったこれまで通りの対策を徹底するよう訴えた。

https://www.cnbc.com/2021/12/01/us-confirms-nations-first-case-of-omicron-covid-variant-in-california.html

バイデン大統領は、オミクロン株対策のため、11月29日以降、アフリカ南部8カ国からの入国を禁止した。だが感染者はその7日前に南アフリカを出国、米国に入国していた。

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長(エチオピア出身)は11月30日、バイデン氏の決定をとらえて、南アフリカやボツワナなどの国々が「他の国からペナルティーを科されている」と述べ、各国による南アや周辺国に対する移動制限などの措置を暗に批判した。

同事務局長は、2020年初頭、中国・武漢で最初に確認されたコロナウイルス感染当時から各国がコロナ禍で移動を制限することに慎重な姿勢を示してきた。

(ドナルド・トランプ大統領(当時)は「テドロス氏は中国のことをおもんぱかった」と厳しく批判していた。)

テドロス氏は、今回も「自国民を守るための各国の懸念は十分理解するが、証拠に基づかない、それだけでは効果のない、露骨で包括的な対策を導入している加盟国もある」と批判した。

同氏は、感染症対策の根拠である国際保健規則(IHR)に従い、理にかない、釣り合いのとれたリスク軽減策をとるよう呼びかけた。

こうした批判はバイデン氏にとっては「馬の耳に念仏」。先手に出た。「羹に懲りてなますを吹く」だった。

こうした背景には同氏を取り巻く米国内の環境が、同氏の思い通りにならない状況にある。

オミクロン対策どころか、先代変異株「デルタ」感染阻止ですらうまくいっていないからだ。

ファウチ氏の進言を100%受け入れて、大統領の権限が及ぶ連邦政府職員に対するワクチン接種義務化命令を出したものの、共和党支配の南部中西部州から反発が出ている。

義務化は来年1月4日を実施期限にしているが、ミズーリ、ケンタッキー、ルイジアナなどの州では接種義務化に反対した州政府が連邦地裁に提訴、ミズーリ州連邦裁は義務化を一時凍結する判決を下した。

https://www.nytimes.com/2021/11/30/world/vaccine-mandate-health-workers-blocked.html

ジェファーソニアン・デモクラシー:「州権と国権は対等」

なぜ、こんなことが起こるのか。75万人の命がコロナ禍で死んでいるのに、だ。

パンデミック撲滅より米国という国家に重要なものは何か。分裂・対立はこの最中にも解消できないでいる。

2020年のコロナ発生時、民主党はトランプ政権のコロナ軽視、スローな感染対策を激しく批判した。

その怨念が今度は共和党からバイデン政権に向けられている。

共和党の超保守派は、今回の南アなど7カ国からの渡航者入国禁止令に噛みついた。

「コロナが最初に上陸した直後、トランプ氏は中国はじめ中東諸国との渡航禁止令を出した。その時、特定の国に対する差別的行為だ、と批判したのはどこの誰だ。バイデン氏ではないか」

皮肉なことにコロナ感染を防ぐためにワクチン接種を義務化しようとするバイデン政権に真っ向から反対する共和党支配州の感染者数が人口比で多いという現状。

にもかかわらず、これらの州知事や州民はマスク着用やワクチン接種には「個人の自由を束縛する」という理由で反発している。義務化反対のデモや抗議集会が続いている。

連邦政府といえども州の権限を侵すことはできないという建国以来の「伝統」は戦争でもやっていない限り、無視できないのだ。

「公衆の安全」よりも「個人の理由」を優先する米国の「流儀」は日本人にはなかなか理解できない。

かつて東京特派員で、日本社会の「本音と建前」についても精通している米大手紙のベテラン記者H氏は、こう説明する。

「日本では政府による『上から目線』の命令は受け入れられない。戦前、戦中の軍国主義が国民を戦争に引きずり込み、みじめな結果を招いた『敗戦シンドローム』のなせる業だろう」

「だが、建前はそうだが、政府から『自粛』を要請されればよほどのことがない限り日本人は従う」

「日本人の社会学者は、私に『上(おかみ)の言うことに日本人が従う封建時代からの習性が今も生きているためだ』と言っていた」

「米国は封建制度を経験していない国だ。宗教でも言論でも個人の自由・権利でも、政府は侵してはならないというゴールデンルールがある」

「バイデン政権は、コロナ感染を防ぐために米国民にマスク着用やワクチン接種を義務付けようとしているが、これを『Mandate(指図)』という」

「逆の言い方をすると、選挙民がバイデン政権にそうした強制的な措置をとる権限を与えることを意味している」

「それについて共和党の一部知事や州議会や地方自治体がノーと言っているわけだ」

「それについて、連邦政府は『葵の御紋』を見せて、『これが目に入らぬか』と言っても通用しない」

「そのへんがまさにジェファーソニアン・デモクラシー(トーマス・ジェファーソン第3代大統領が提唱したアメリカ合衆国的民主主義)だ。州権と国権は同格だというわけだ」

義務化反対の知事も市長もワクチン接種済み

ところが、義務化反対には裏がある。

州議会議員も州知事もワクチン接種の義務化には反対だと公言しているが、公職にある人間のほとんどはワクチンを接種している州や郡市町村が少なくない。

例えば、民主党天下のカリフォルニア州でワクチン接種義務化に反対しているのが州北中部にあるパームデールという市(人口15万人)だ。白人46%、ラティーノ29%、黒人13%、アジア系4.5%の、ロサンゼルスのベッドタウンだ。

市長のスティーブ・ホフバウアー氏(黒人)は義務化に反対しているが、350人いる市職員の9割はワクチンを自らの意志で接種している。

市長は(自分も接種を済ませている)「市民の個々人の宗教上、医学・医療上の信条は何人(なんぴと)も侵すわけにはいかない」と言い続けている。

南部、中西部の共和党知事たちのスタンスはおおむねこの市長と同じである。大統領はおろか州知事がワクチン接種を義務づけるべきではない、という主張だ。

いくら「個人の自由」だと抗弁してもコロナですでに75万人が死んでいる米国だ。

宗教上、通常は薬や注射、さらには手術まで禁じている「クリスチャン・サイエンティスト」やモルモン教ですら、今回のパンデミックではワクチン接種するか否かは個人の判断で決めよといった通達を出している。

12月2日現在、米国の合計接種数は4億6200万件、「必要回数の接種完了者」は1億9600万人で人口の59.4%にとどまっている。

(ちなみに日本の合計接種数は1億9700万件、「必要回数の接種完了者」は9750万人で人口の77.4%)

バイデン氏がいくら笛を吹こうとも、「必要回数の接種完了者」が日本並みになるには時間がかかりそうだ。だとすれば、徹底した水際作戦を繰り広げる以外に手はない。

親中派のテドロス氏の言うことを気にしている余裕はない、というのがバイデン氏の本心だろう。

WHOは習近平氏に配慮

新たな異種株・オミクロンをめぐっても米国内にはもっともらしい噂が流れた。

WHOは、感染力の強いウイルスの異種株の名称についてはギリシャ語のアルファベット順で表記してきた。

新型コロナウイルスについては「COVID-19」が正式名称となり、次々発生する変異株にはアルファ、べータ、ガンマ、デルタと命名されてきた。

テドロス氏は、「COVID-19」命名に際して行われた記者会見でこう述べていた。

「地理的な位置や動物、特定の個人や集団に言及せず、かつ発音しやすく、病気そのものに関係のある名前を探さなければならなかった」

「不正確だったり、反感を引き起こすような名前の使用を阻止するためにも、正式名称を決めるのは重要なこと。将来、他のコロナウイルスが流行した時の基準フォーマットにもなる」

ニューヨーク・タイムズは、今回のオミクロン命名ではデルタ以降続くアルファベットの順番をいくつか飛ばして命名された、という憶測があったと報じた。

本来ならデルタのあとはクサイ(Xi)だったが、中国の習近平国家主席(Xi Jinping)を連想させるとの政治的配慮から排除され、オミクロン(Omicron)になったというのだ。

https://www.nytimes.com/article/omicron-coronavirus-variant.html

コロナの発生源が中国だったことや中国が発生直後にWHOに報告しなかったことなどを踏まえて、トランプ氏が「チャイナ・ウイルス」とか、「カンフールー」と呼んだことはまだ記憶に新しい。

「中国」は米国内でのコロナ感染をめぐる論争では常に出ている。

ファウチ:私は科学を代表している

「すべての道は来年の中間選挙につながる」のだ。

共和党は、オミクロンをめぐる論争で今やバイデン氏の「懐刀」になっているファウチ氏へ矛先を向けだした。

発端は、マスク着用やワクチン接種の義務化を提唱するファウチ氏の次の発言だった。

「私を批判する共和党の人たちは、実は科学を批判しているのだ。なぜなら私は科学を代表しているからだ」

この発言に噛みついたのは共和党の重鎮、ランド・ポール上院議員(ケンタッキー州選出)だ。

「一介の公衆衛生官僚がこんな思い上がったことを言うとはびっくり仰天だ。これは容易ならざる事態だ」

トム・コットン上院議員(アーカンソー州選出)はさらに追い打ちをかけた。

「(バイデン政権の)役人どもは自分たちこそ科学そのものだと思い上っている新たな証拠だ。自分たちこそ(コロナについての)知識の塊だと信じているとは・・・」

フォックス・ニュースのローラ・ローガン記者は、「ファウチ氏は、まさにナチスのジョセフ・メグレ(アウシュビッツ収容所の医師)だ」とまで言い放った。

(さすがにこの発言にはユダヤ系団体から「コロナ禍から米国人を救おうとしている者とホロコースト殺人犯と同一視するとはけしからん」といった批判が出ている)

中間選挙を視野に入れる共和党のストラティジスト、ジム・マクルーリン氏は、この「ファウチ論争」についてこう解説している。

「かつては、トランプ氏よりも信頼できる人物とされたファウチ氏もこれだけパンデミックが長引くと国民的支持も下降してくる」

「バイデン氏や民主党はファウチ氏を買っているが、共和党支持層や無党派層の有権者はファウチ氏をもはや信頼していない。彼らは同氏を政治的なおいぼれ馬(Political hack)とみている」

https://thehill.com/homenews/senate/583716-gop-anger-with-fauci-rises

バイデン氏のコロナ対策はWHOに批判され、米国内保守派、共和党からはいちゃもんをつけられ、「前門の虎後門の狼」と言ったところだ。

バイデン氏、新たな行動計画を発表

3週間後にはクリスマス――帰省や旅行のための大規模な人の移動が予想される。

夏のデルタ株流行では7日間平均で見た1日当たりの新規感染者数は9月には16万人超に急増。10月にはいったん6万人超まで落ち着いたが、冬場を迎え、再び10万人近くに増えた。

オミクロン株も同じような傾向をたどりそうだ。

オミクロン感染者は12月2日現在、カリフォルニア、ミネソタ、コロラド、ニューヨークの5例。新感染者は増えることはあっても減ることはない。

バイデン氏は、12月2日、ワシントン郊外の国立衛生研究所(NIH)で演説し、変異株「オミクロン株」の流行を踏まえた今冬の新型コロナウイルス対策の行動計画を発表した。

「新たな変異株と向き合うことになる。国民が一丸となって、お互いと経済を守る時だ」と強調。新型コロナ対策が政治的分断を生む中、国民に結束を訴えている。

行動計画について「新たな義務を課すものではない」と述べ、理解と協力を求めた。

良ければ下にあります

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『治療薬とワクチン 「脱コロナ」の武器に 飲み薬の国内承認も間近 』(12/3日経ビジネス 田村 賢司 他2名)について

12/3The Gateway Pundit<REPORT: Three Billionaires with Foreign Roots Financed the 2020 Democrats Dark Money Machine>

3人とはPierre Omidyar, Hansjörg Wyss,  George Soros.とのこと。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/three-foreign-billionaires-finance-democrats-dark-money/

12/3The Gateway Pundit<Interesting. FBI Investigated Alleged Threats to Ruby Freeman but There Is No Record of FBI Investigating the Illicit Late Night Actions at State Farm Center>

FBIが調査して、ルビー・フリーマン達が言う「嘘のキャンペーン」で刑事裁判になるなら、ビデオの証拠鑑定をさせればよい。偏向裁判官ではダメでしょうけど。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/interesting-fbi-investigated-alleged-threats-ruby-freeman-no-record-fbi-investigating-illicit-late-night-actions-state-farm-center/

12/3阿波羅新聞網<台湾帮中共支招!美国召开民主峰会 中共受刺激了=台湾は中共にアドバイスする!米国は民主サミットを開催し、中共は刺激を受ける>米国は初の民主サミットを開催しようとしている。招待されていない中共は明らかに気にしている。中共外交部システムに組み込まれた組織からの米国への多面的な反撃は「分裂を扇動する」、「マイナスエネルギーを生み出す」と。台湾は招待を受け、参加するので、北京にアドバイスを与え、世界から排除されたくないのなら、真の民主主義を実現するため更なる努力をし、中国人を真に国の主人にするべきである。

まあ、特権的地位にあるものが、その特権を手放すことはないでしょう。洗脳の呪縛を解くには、外国に行き、二度と中国に戻らないような環境になって初めて可能になるのでは。洗脳=精神の奴隷ですから。それでも洗脳が深い中国人に、自由や民主主義、基本的人権の擁護、法治の概念が理解できるかですが?先ず、捏造した歴史を教えてきた中共に懐疑心を持たなければ。

https://www.aboluowang.com/2021/1203/1678832.html

12/3阿波羅新聞網<国际奥委会再与彭帅通话 掩不住北京冬奥抵制浪潮?=国際オリンピック委員会が再び彭帥と通話する 北京冬季オリンピックのボイコットの波に蓋をすることはできない?>先月注目を集めた彭帥事件は今もなお発酵している。国際オリンピック委員会(IOC)は木曜日に、数日前に再び彭帥に連絡したが、彼女はまだ安全で無事に見えたと述べた。ほぼ同時に、国際女子テニス協会(WTA)は、中国政府のこの問題への対処の仕方に不満をもったため、中国でのすべての大会の中止を発表した。北京冬季オリンピックの開幕まであと2か月であるが、彭帥事件はこのすでに物議を醸しているイベントを矢面に立たせるのだろうか?

何も変わることなく北京冬季オリンピックを開催したらIOCは批判されて当然。1年延期して別な場所での開催を考えるべきでは。

https://www.aboluowang.com/2021/1203/1678830.html

12/3阿波羅新聞網<澳洲通过历史性制裁法案!中共如鲠在喉=オーストラリアは歴史的な制裁法案を可決した! 中共は魚の骨がのどに刺さったかのようである>オーストラリア外相は、今年8月に、オーストラリアは「マグニツキー法」のオーストラリア版を策定することを約束した。オーストラリアの朝野の幅広いコンセンサスの下で、上院と下院は現地時間の木曜日(12/2)に立法過程を迅速に完了し、オーストラリア政府に人権を侵害した外国公務員を制裁する権限を与えた。制裁の実施において、どの役人や団体が「最初の血の一滴」となるかが注目されており、新疆ウイグル自治区と香港の人権を弾圧してきている中国と香港の役人に外界の焦点が当てられている。

この法案は今や中共向けであることは一目瞭然。日本も中国と関係をうまく行かせるなんてスケベ心を持っても相手が10枚も上。騙すのは相手が得意中の得意なのだから、それでは騙されるだけ。ナイーブすぎ。早く同じような法案を通すべき。

https://www.aboluowang.com/2021/1203/1678808.html

12/3阿波羅新聞網<立陶宛传在中国海关系统“被消失” 寻求欧盟反制=リトアニアは中国の税関システムから「消された」と噂され、EUに対抗策を求める>リトアニアのメディアは本日、ある企業が再び中国の輸出に挑戦したが、中国の税関はリトアニアを電子操作システムから削除したと噂されており、商品を清算できなかったと報じた。リトアニア政府は、欧州連合と協力して、北京に集団的に対抗することを目指している。

EUが連帯して中共に当たらなければ、鼎の軽重を問われる。ショルツ・マクロンがキチンと対応しないと。

https://www.aboluowang.com/2021/1203/1678999.html

12/3阿波羅新聞網<出语惊人!山东省委书记:始终做习近平的…【阿波罗网报道】=すごい話!山東省党委書記:常に習近平の・・・ [アポロネット報道]>アポロネット秦瑞記者の報道:本日(3日)、山東省党委書記の李干傑は六中全会についての見解を表明するために「学習時報」に記事を寄稿した。この見出しの記事では、李干傑の「習近平書記長の忠実な近衛兵であれ」という文は、ここ数十年見られないものであった。

まあ茶坊主はどんな組織にもいますから。

https://www.aboluowang.com/2021/1203/1679040.html

何清漣 @ HeQinglian 5時間

冬季オリンピックの主力参加者は、主に欧米、ロシア等の国である。アフリカとアジアの選手は恐らく主力にはなれない。 2つの終わり方:

1.ボイコットされるが、そのまま開く。

2.疫病の深刻さのため、開かれず。

引用ツイート

VOA中国語ネット @ VOAChinese 5時間

西側はWTAの停止決定について熱心に議論しており、冬季オリンピックのボイコットの呼び声は高まっている http://dlvr.it/SDfHBR

何清漣 @ HeQinglian 3時間

米中対立の大局の下、11/12、トルコとアゼルバイジャン、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギスタンがチュルク国家連盟を結成し、トルコのエルドアン大統領が連盟の初代指導者を務めた。

教えてほしい、この連盟によってEUとロシア、どちらがより不利な立場になるのか?もちろん、中国は新疆ウイグル自治区のために警戒しなければならない。

欧米の左翼のグレイトリセットは、おそらく自らの武力を廃止する挙に出るだろう。

何清漣 @ HeQinglian 5時間

ブリンケンのロシアボイコットは再び失敗した可能性があり、人々はやはりロシアの増産を必要としている。経済制裁(ロシアのエネルギーと天然ガスの購入を拒否する)を除けば、西側諸国はしばらくの間ロシアとは何の関係もない。

開催されるバイデンの民主サミットは、中国への対応をテーマとし、ロシアへの対応はついでのゲームである。

引用ツイート

WSJ中国語ウェブ @ ChineseWSJ 5時間

事情通によると、OPECとロシア主導の産油国のグループは原油増産を続けることに合意した。新しいオミクロンの変異株は需要について新たな懸念を引き起こしたが、連盟は依然として徐々に生産を増やす長期計画を堅持している。 https://on.wsj.com/3DkaL74

何清漣さんがリツイート

イザベル冠宝石WW  @ Isabel_3299 7時間

返信先:@ HeQinglianさん、@ remonwangxtさん

西側 の文芸、スポーツ、ファッション業界は現在、中国に対して、彼らの無知と馬鹿さ加減を充分に見せてくれている。それは、しばらく前の新疆綿の問題と同じくらいばかげている。me tooもすべての政治的要求や運動の中で最も下品な類である。汚いものを汚いまま出すのは、口汚くののしるのと同じ。権力と性の主導権の組み合わせはお互いの貸し借りの必然の結果である。西側は性の自由と天が与えた自由について、暗黒を理解せず、明るみに出ることは出鱈目である。

何清漣 @ HeQinglian 7時間

歴史を忘れてはならない:

昨年、BLMの略奪と暴動が全米の数百の都市を襲ったとき、フィラデルフィアの女性作家ヴィッキー・オステルウエルは「戦利品を守る:非文明の暴動の歴史」(In Defense Of Looting’, In Defense of Looting: A Riotous History of Uncivil Action)という本を出版した。略奪は現実社会を永続的に変化させる強力なツールであると主張する。

引用ツイート

WSJ中国語ネット @ ChineseWSJ 7時間

#視頻 ある調査によると、2020年に米国の小売業者の30%近くが、彼らに対する組織犯罪の急増を見た。ホームデポ、CVS、ノードストロームの店舗は、最近の破壊や略奪活動の常なるターゲットである。セキュリティ専門家によると、COVID-19の大流行の間、オンラインショッピングの需要が高まり、一部の犯罪組織は商品を奪い、利益を得るためにオンラインで販売するので、違法なオンラインストアを取り締まることが解決策である。 https://on.wsj.com/3lyuGsL

何清漣 @ HeQinglian 7時間

もう一つ:

ベイエリアの略奪組織の活動が暴露された。全米で人を雇い、一回の略奪で1000ドル払うhttps://chineseinsfbay.com/hotnews/390039.html

カマラハリスとナンシーの家は安全なのだろうか?前の情報で、リトル・バイデンの邸宅の近くをさまよっているホームレスが多く、特別捜査官のサービスを増やしているというニュースがあった。

民主党と華人はまだ警察の廃止を支持しているのか?私は、警察の廃止支持を取り消す人への、警察の警備を支持する。

Chineseinsfbay.com

ベイエリアの略奪組織の活動が暴露された。全米で人を雇い、一回の略奪で1000ドル払う

週末にベイエリア全体で発生した大胆な組織的窃盗は、複雑な犯罪ネットワークの一部と見なされる。これらのネットワークは若い人を募集し、主に全米の店舗で商品を盗み、オンラインマーケットで販売する。専門家や関係者は、ホリデーショッピングシーズンが到来すると・・・。

何清漣 @ HeQinglian 6時間

第76回国連総会は、中国と国際オリンピック委員会が共同で提案したオリンピック休戦決議を満場一致で可決した。

決議は、北京冬季オリンピックが、人類の団結、強靭性、国際協力の貴重な価値を実証する機会となることを特に強調した。

http://news.cn/2021-12/03/c_1128126813.htm

国連は、彭帥の大きな事件が起こったことを知らないようであり、バイデンと欧州連合がそれをボイコットすると言ったことも知らない。

バイデン米国の影響力はこれで見ることができる。 Boohoo

何清漣 @ HeQinglian 6時間

外資は恒大を見るときに、政治人脈を「国」と誤って見なしている

https://rfa.org/mandarin/pinglun/heqinglian/hql-12032021104715.html

外国人投資家が学ぶべき教訓は次のとおり:中国に投資して債権を持っても、国有企業と政治人脈のある民間企業を区別する必要がある。国有企業の資本の所有者は政府であり、収入は国庫に入る。民間企業で政治人脈がいくつあっても、利益は政治家の私的なポケットに入る-習は歴代常務委員の家族のポケットの金を国庫に絶対入れようとはしない。

rfa.org

外資は恒大を見るときに、政治人脈を「国」と誤って見なしている

この記事を書いたのは、日本の雑誌のインタビューによるものである。記者は興味深い見方を示した:中国政府は国有企業に無制限の融資を行っているが、なぜ恒大に融資を続けられないのか。

何清漣さんがリツイート

アポロ唯一公式Twitterアカウント @ aboluowang 4時間

米国のボス達は非常に悲観的である!ニュージャージーの企業の28%は、このコストの急増のために閉鎖すると予想されている・・・(写真):ニュージャージー商工会議所(NJBIA)の最近の年度ビジネス見通し調査は、・・・http://dlvr.it/SDj198 #新泽西州 #企业老板 #关门

何清漣さんがリツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 5時間

「“お金は神以上のものだ!”」中国の巨頭はハンター・バイデンに3カラットのダイヤモンドを贈り、3000万米ドルの給料を提供した。

http://nacr.info/WordPress/index.php/2021/12/03/more-money-than-god-chinese-titan-lavished-hunter-biden-with-3-carat-gem-offer-of-30-million/

華信Energyとバイデンファミリーの間の協力の唯一の目的は、中共がバイデンやワシントンの政治家との間に緊密な協力の絆を築き、米国の政治と経済に介入できるようにすることである。バイデン家は実際に中共の諜報員との協力を計画し、開始した。

何清漣 @ HeQinglian 19分

米国は特別な利益の国になり、二重基準の本拠地になったのか?

https://backchina.com/blog/135369/article-350275.html

ミシガン州の小さな町の新聞に掲載された読者からの手紙は、多くの人の心の声を表しており、米国の混乱を指摘している。

下にスクロールすると中国語に翻訳される。

backchina.com

米国は特別な利益の国になり、二重基準の本拠地になったのか? -8288のログ

ミシガン州の小さな町の新聞に掲載された読者からの手紙は、多くの人の心の声を表しており、米国の混乱を指摘している。米国はどうなっているのか?編集者、米国は・・・

何清漣 @ HeQinglian 14分

新疆:バイデン政府当局者はこっそり議員に減速するように言っている https://rfi.my/7yBj.T

ワシントンポストのコラムニスト、ジョシュ・ロギンは12/3、米国議会で制裁法案の通過が遅れた理由は、強制労働から利益を得る大企業によるロビー活動や民主党による議会の遅れが含まれていると述べ、次のように明らかにした。バイデン政府当局者はこっそり議員たちに減速するように言ってきたと語った。

バイデンを信頼できるか?

rfi.fr

日経の記事では、何でも自由化して競争させればよいと言うのは間違いと感じました。何もしない国家組織であれば存在意義もない。危機にあっては(その前から準備するのが妥当ですが)、内閣が音頭を取って、国家予算を付けて対応すべき。

米国では武漢コロナが発生してすぐ、トランプは製薬会社にワクチン等の開発を迅速に進めるように電話したり、GMに人工呼吸器の生産を依頼しました。ここから見えてくることは、日本も政府が緊急事態には民間に依頼できるように立法化しておくことです。

記事

この記事は日経ビジネス電子版に『飲み薬に国産ワクチン、そろってきた対コロナの矛と盾』(11月29日)、『日本のワクチン産業復興への道、KMバイオと武田薬品に聞く』(12月1日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』12月6日号に掲載するものです。

ワクチンの登場が、日本の新型コロナ感染の急減に貢献したとみられる。ただ、コロナ禍から完全に抜け出すには治療薬の充実も欠かせない。手軽に服用できる飲み薬の登場が新型コロナとの闘い方を変えそうだ。

米ファイザーが開発し、米国で申請した経口抗ウイルス薬の製造の様子

ファイザーの経口薬は、抗エイズウイルス薬リトナビルとの併用で、入院・死亡のリスクが約9割減少した

「人類にとって素晴らしい日だ」

11月5日、米製薬大手のファイザーは開発中の抗ウイルス薬が、重症化リスクの高い新型コロナ感染症患者の入院と死亡のリスクを89%低減したとする臨床試験の中間解析結果を発表。アルバート・ブーラCEO(最高経営責任者)は胸を張った。

2020年から世界に急拡大した新型コロナ感染症の患者に対してどんな治療薬を提供できるか。医薬品メーカーに突き付けられた課題に、ついに答えが見つかったのだろうか。

軽症者向け治療薬が続々 治療薬も徐々に出そろってきた
●新型コロナ感染症向けの主な治療薬(2021年11月26日時点)

新型コロナ感染症の発症後に使える治療薬は徐々に増えている。日本での承認が先行したのは中等症から重症の患者に使えるものだった。「レムデシビル」(米ギリアド・サイエンシズ)や「デキサメタゾン」(日医工)などが医療の現場で使われてきた。

21年7月には軽症患者にも使われる中和抗体薬の「ロナプリーブ」(中外製薬)が承認され、11月からは発症抑制の目的でも使えるようになった。9月には同じく中和抗体薬の「ゼビュディ」(英グラクソ・スミスクライン=GSK)が承認された。

これらの中和抗体薬は、ウイルスに対する抗体を注入して増殖を抑え、軽症患者を重症化しにくくするものだ。複数の抗体を組み合わせて注入するものは「抗体カクテル療法」と呼ばれる。発症して数日以内に投与するのが望ましいが、注射で投与するため発症直後に医療機関で受診する必要があり、やや使いにくい。

そこで期待が高まるのが経口薬(飲み薬)だ。冒頭のファイザーの治療薬はその一つ。ファイザーは11月16日に米国で緊急使用許可を申請した。

ファイザーの経口抗ウイルス薬は、ウイルスがヒト細胞内で増殖するためにつくり出す酵素「3CLプロテアーゼ」の活動を妨げる化合物だ。この化合物が体内で分解されるのを防ぐ目的で、抗エイズウイルス薬リトナビルと一緒に服用する。この併用療法には、米国で「パクスロビド」という販売名が付けられる予定だ。

ファイザーの発表の約1カ月前、米製薬大手のメルクは米国で経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」の緊急使用許可を申請した。11月初めには英国で条件付き承認を取得している。

モルヌピラビルは、ウイルスの本体であるRNAを合成する際に働き、突然変異を誘導してウイルスの増殖を止める方式の薬だ。メルクは11月26日、モルヌピラビルの臨床試験の最終解析結果を公表。入院・死亡リスクを30%減らせたとした。中間解析で示していた「50%減」よりは効果が低下した。

国際共同治験に日本も参加

11月26日時点でファイザーとMSD(メルクの日本法人)は、日本での申請時期などを明言していない。だが、日本を含めた形で国際共同治験を進めており、近く申請されるだろう。後藤茂之厚生労働相は11月10日、1日2回5日分のモルヌピラビルを160万回(人)分調達することで合意したと公表。日本政府はメルクに12億ドル(約1386億円)を支払う。

日本勢では、塩野義製薬の経口抗ウイルス薬が臨床試験の終盤に差し掛かっている。「恐らく、日本の創薬史上で最速のペースだろう。それぐらいの危機感を持って取り組んでいる」と手代木功社長は話す。

問題は日本での感染者が急減したことだ。「日本だけで症例を集めるのは困難とみて、シンガポールと韓国でも治験を行うことにした」(手代木社長)。先行するメルクやファイザーが数百例のデータに基づいて緊急使用許可を申請しているため、同程度の症例数が集まったところで解析し、年内にも承認申請する計画だ。

重症者向けでは、サイトカイン放出症候群などの過剰な炎症反応に効果のある中外製薬の抗体医薬「アクテムラ」が年内に日本で承認申請する見通しだ。アクテムラは米国で緊急使用許可を取得している。この他、ノーベルファーマ(東京・中央)やエーザイなども、治療薬の開発に向けて臨床試験を進めている。

感染者数を減らすためのワクチン開発も続く。ファイザーや米モデルナのワクチンは9割程度の発症予防効果があるとされ、日本では全国民の75%強がワクチンを接種した。それが第5波以降の感染者数の激減につながったとみられている。

3回目接種でワクチン開発進む

ただし、時間がたつにつれてワクチンの効果が低下していくことも分かってきた。3回目以降の追加接種(ブースター接種)の計画が国内外で具体化しており、その需要を見込んだ各社が旧来型の技術を用いた製品を中心に開発を進めている。

武田薬品工業は米ノババックスから技術導入した組み換えたんぱく質ワクチンを22年初頭から山口県の光工場で生産し、国内で承認を取得し次第、供給開始する計画だ。ノババックスとは年間2億5000万回分の製造契約を結んでおり、うち1億5000万回分は国内に供給することで日本政府と契約している。田辺三菱製薬も、連結子会社であるカナダのメディカゴが開発した組み換えたんぱく質ワクチンについて、22年3月までの申請を目指している。

“純国産”ワクチンで先頭を走るのは塩野義製薬だ。21年10月から国内で免疫原性や安全性などを評価する第2/3相臨床試験を開始した。プラセボ(偽薬)と比較して発症予防効果を調べる臨床試験もベトナムなどアジアで実施する計画だ。「今、発症予防効果を調べる比較試験を経験しておかなければ、次のパンデミックのときにまた出遅れかねない」(手代木社長)との危機感がある。

医薬品メーカーの開発と各国での承認が順調に進めば、ワクチンで発症を抑え、仮に発症した場合でも適切な治療薬が行きわたる体制が整うはずだ。ウイルスの変異型への対応なども必要ではあるが、新型コロナとの闘いの出口がおぼろげながら見えてきた。

護送船団からパートナーへ

ファイザー、モデルナ、アストラゼネカに続くのは……
●国内で承認済みおよび開発中の主なワクチン(11月26日時点)

注:開発中の品目(表の下5品目)については、2022年中の日本での実用化を目指しているものをリストアップした

忘れてはならないのは、新型コロナワクチンの承認と必要数の確保に時間がかかり、接種開始が遅れたことだ。日本のワクチンメーカーの規模が小さく、研究開発力が不十分だったことに一因がある。

かつての日本のワクチン産業は、政府が音頭を取る護送船団方式で研究開発を行ってきた。ワクチンメーカーは過度な競争にさらされずに日本市場を分け合う半面、グローバル展開が遅れ、十分な研究開発力や競争力を持つには至らなかった。

そんな業界の体質を喝破したのは今から5年前、厚労省が設置した「ワクチン・血液製剤産業タスクフォース」。提言の中で「ワクチン・血液製剤産業は、護送船団方式で守られているため国際的な潮流から取り残されつつある」と主張した。当時の厚労相だった塩崎恭久氏の意向を強く反映した内容だった。

その前年、日本最大のワクチン・血漿分画製剤メーカーである化学及血清療法研究所(化血研)が長年にわたって医薬品医療機器等法違反を行い、かつそれを隠蔽していたことが判明。塩崎氏は財団法人である化血研の企業統治に問題があるとみて、株式会社組織への移行を求めた。

法律違反が判明した後に就任した当時の早川堯夫理事長はこれに反発した。天然痘ワクチンの製造・備蓄など、国家安全保障のために手掛けている事業の存続を危惧したからだ。「当時扱っていた製品の6~7割は不採算だった。株式会社化して継続できるのか心配だった」と早川元理事長は振り返る。

結局、化血研の事業は18年7月に明治ホールディングスの連結子会社、KMバイオロジクスが承継。同社の永里敏秋社長は、「赤字の事業では困る。国に必要なものは国家買い上げでやっているし、買い上げ価格の見直し交渉もしている」と語る。

問題があるとすれば、本来国が責任を持つべき備蓄などを、採算の取れない形で民間に押しつけてきたことだろう。護送船団方式にも通じる官と民との力関係が見て取れる。

技術革新のスピードが速いライフサイエンス分野では、国が企業の力を借りることも不可欠だ。力関係に基づかず、官と民とが対等なパートナーシップを築けるか。「次のパンデミック」への備えの要諦はそんなところにあるのではないか。

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『ソロモン諸島チャイナタウンで暴動、背景にある中台バトルとは チャイナマネーに絡め取られて台湾と断交した親中派政権』(12/2JBプレス 福島香織)について

12/2The Gateway Pundit<TRAIN WRECK: Despite Constant Media Backing – Biden Approval Down to 36% – More than Half of Americans Now ‘Strongly Disapprove’>

メデイアもバイデンの支持率の数字をいつまで誤魔化せるか?

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/train-wreck-despite-constant-media-backing-biden-approval-36-half-americans-now-strongly-disapprove/

12/2The Gateway Pundit<Ruby Freeman and Daughter Sue Gateway Pundit for Posting Video of Her Shoving Ballots Through Voting Machines Numerous Times – PLEASE HELP US Fight This Latest Lawsuit>

米国人も中国人同様、「盗人猛々しい」連中が多くいる。違法行為の証拠を晒した組織と人を裁判に訴えるとは。中国は賄賂で裁判の勝敗が決まるが、米国では政治路線で決まってしまう?

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/ruby-freeman-daughter-sue-gateway-pundit-posting-video-shoving-ballots-voting-machines-numerous-times-please-help-us-fight-latest-lawsuit/

12/3希望之声<川普:中共或在冬奥会后对台湾采取军事行动=トランプ:冬季オリンピック後、中共は台湾に対して軍事行動を起こす可能性がある>ウェンディ・シャーマン米国務次官が中共問題討論のため、代表団を率いてEUを訪問する。トランプ前米国大統領は、中共が2022年冬季オリンピック後に台湾に対して軍事行動を起こすのではないかと心配していると述べた。

「オーストラリアン」の報道によると、米国国務次官のシャーマンが代表団を率いてEUを訪問し、木曜日(12/2)にEU外務省の事務総長と中共問題で2日間の会議を開く。トランプは、英国独立党の元指導者であるナイジェル・ファラージとのインタビューで、「冬季オリンピック後に中共が台湾に武力侵攻するのではないかと心配していると述べた。

インタビューの中で、トランプは米国の現状について遺憾の意を表明し、台湾の問題について懸念を表明した。彼は、ますます好戦的な中共に直面して、今や米国は「最低点」であるかもしれないと言った。

トランプはまた、「大統領時代、台湾問題に関して戦闘機の嫌がらせはなく、台湾問題について言及する人もなく、現在の状況も出現していなかった。・・・オリンピック後に何かが起こるかもしれないと思う。爆撃機の嫌がらせが今もそこに現れ続けている」と述べた。

やはり、台湾島嶼部への侵攻があるのかも。どうする日米?

https://www.soundofhope.org/post/571544

12/3阿波羅新聞網<美韩联合声明首提台海 阿帕契和炮兵旅改为常驻 严防台湾被武统=米韓共同声明は初めて台湾海峡に言及、台湾が武力統一されるのを防ぐため、アパッチと砲兵旅団を常駐させることに>オースティン米国防長官は、米韓安全保障会議に参加するために韓国に行き、台湾海峡全体の平和を維持することの重要性について初めて言及した。米国陸軍長官はまた、習近平の台湾への武力統一を厳重に警戒する必要があると公に述べた。米国はまた、韓国にアパッチヘリコプター部隊を常駐させることを決定した。これは、中共を脅す意味合いが深い。

距離的に見れば、台湾までですと沖縄が韓国より近いので、アパッチの韓国配備は北朝鮮用か、文在寅の監視用では。何であれ中共は嫌がるでしょうけど。

https://www.aboluowang.com/2021/1203/1678814.html

12/2阿波羅新聞網<川普卸任后最强烈暗示再选总统 :爱这国家就“别无选择”= トランプは辞任後、大統領再選へのチャレンジに最強の暗示:この国を愛することには、「選択の余地はない」>2020年の大統領選挙では恨みを飲み込んだトランプ前大統領は、2024年に再び出馬するかどうかについて絶えず憶測が飛び交っている。デイリーメールは1日、トランプがインタビューを受け、「この国を愛することには、選択の余地がない」と述べたと報じた。これは辞任後、2024年の出馬を最も強く示唆するスピーチである。

バイデン政権の間に米国はボロボロになってしまう。不正選挙を放置したツケですが。来年の中間選挙で上下院とも共和党が多数を占め、極左の立法を阻止できるようにしたい。

https://www.aboluowang.com/2021/1202/1678595.html

12/2阿波羅新聞網<中共批“为台独撑腰” 安倍晋三再赞台湾:民主的成功典范=中共は「台湾独立を支持する」と批判 安倍晋三は再び台湾を称賛する:民主主義の成功モデル>安倍晋三元首相は先に「台湾有事」は日本有事に等しいと指摘し、中共外交部部長代理の華春莹は急遽、垂秀夫駐中国大使を呼び、この発言は台湾の独立を支持したと述べ、抗議した。安倍晋三は2日、「公開国会フォーラム」の招待を受け、祝辞を述べた。「民主主義の精神は台湾人の心に深く根付いており、成長、繁栄した姿は、世界で数少ない成功した民主主義モデルの1つとして称賛されている」と。

これだけ台湾支援の声が上がってきているのは、逆に言えば中共が本気で台湾を攻撃しようとしているのかも。牽制の声をドンドン上げるべき。

https://www.aboluowang.com/2021/1202/1678603.html

12/2阿波羅新聞網<为彭帅站出来!18届大满贯得主力挺WTA决定 猛酸国际奥委会:听不到你的声音!=彭帥のために立ち上がって! 18番目のグランドスラム獲得者はWTAの決定を支持した。IOCは耳が痛い:あなたの声は聞こえない!>WTAのスティーブ・サイモン会長は水曜日、権力者が圧力で女性を性暴行したことは受け入れられず、中国人プレーヤーの彭帥の安全をより懸念しているので、協会は中国で開催される大会を一時停止すると発表した。この動きは、世界中のほとんどのアスリートの支持を獲得した。18番目のグランドスラム獲得者であるマルチナナブラチロワは、ツイッターで彼女の勇気を称賛し、国際オリンピック委員会(IOC)を皮肉り、「IOCはどうですか?これまでのところ、ほとんどあなたの声が聞こえないが」と問うた。

やはりバッハの問題が大きいのでは。テドロス同様、再選で中共の支援を受けたから。

https://www.aboluowang.com/2021/1202/1678584.html

何清漣 @ HeQinglian 7時間

教えを乞う:

多くの国内メディアの報道:許家印は良い政治人脈を持っている。政治協商会議委員は真実である。

呉小暉、馬雲、肖建華、王健林などの政治人脈は国内外で知られているが、許は誰が政治のバックなのかわからない。見逃した情報はどんなものがある?

何清漣 @ HeQinglian 6時間

一個人がこの程度まで政治背景を誇張することができても、誰かを明らかにすることがないのは唯一無二と見なされる。

恒大の内部からの戦略的投資文書によると、2016年末現在、恒大不動産の総資産は9,268億元、負債は8,655億元で、仮受金控除後の負債比率は82%で、1,160億元の永久債を入れると純負債比率は445%になる。

現時点では、頑固な恒大が面子を失うことはない。そうしないと、債権者が列を為し、ゲームが続行されない。

引用ツイート

田北銘 @ chinayvan 6時間

返信先:@HeQinglianさん

許家印は、江蘇省党委員会の書記省長と会談した。恒大の20周年に、新世界の鄭家純、復星の郭広昌、保利の宋広菊、碧桂園の楊国強、富力の李思廉、張力、合生創展の朱孟依、雅居楽の陳卓林、星河湾の黄文仔、馬雲、新浪の曹国偉、泰康の陳東升、太平保険の李劲夫社長、中国農業銀行の蔡華相副頭取、北京銀行の閻冰竹会長らが全員かけつけた。背景は不明。

https://twitter.com/i/status/1466383417944129540

何清漣さんがリツイート

李江琳 @ JianglinLi 3時間

オーストラリアでは、政府はワクチン接種を受けない市民が理髪店に入ることを許可しておらず、美容師は議会の前で無料の美容を提供している。 💪👏

引用ツイート

欧州連合クラブ @ EuropeanUnionC 10時間

#Melbourne議会議事堂の前で無料の美容を提供。美容院に入れないワクチン接種をしていない市民に対するワクチン接種された美容師の連帯。#NonALaVaccinationObligatoire

福島氏の記事では、中共帝国主義者の世界侵略が至る所で着々と進んでいる。自由と民主主義を守ると言っても、貧しい国の政治要人は中共の金に誑かされ、結果的に国を売ることになるのが見えていない。

中国を経済的にシュリンクさせるのが一番だと思うのですが、米国が経済的に支援しているのが、敵を大きくするもとになっていると思います。やはりトランプの抜けた穴は大きい。

記事

ソロモン諸島の首都・ホニアラでデモ隊が暴徒化し、破壊された建物(2021年11月26日、写真:AP/アフロ)

(福島 香織:ジャーナリスト)

南太平洋の島嶼国、ソロモン諸島で先週、大規模な反政府デモが暴徒化し、首都では夜間外出禁止令が出た。主な被害は首都圏のチャイナタウン地域で、中国系企業や店舗、施設が放火、略奪に遭い、少なくとも3人の身元不明の焼死体が確認されている。目下、オーストラリアなどが治安維持のための軍警約100人を派遣し暴動自体は沈静化しているようだが、政治的緊張は高まり続けている。

11月24日、デモは当初、ソガバレ首相の退陣を求める反政府デモとして発生した。それがなぜチャイナタウンの焼き討ちに発展したのか。その背景には、中国と台湾の“外交場外乱闘”があると指摘されているが、それはどういうわけなのだろうか。

親中派首相が台湾と断交

背景を簡単に説明しておこう。

南太平洋、パプアニューギニアの東側にある6つ主要島からなる人口約70万人、100以上の部族方言をもつ多民族島嶼国・ソロモン諸島は、1978年に英国統治下から独立したのち、国内政治が断続的に不安定だった。特に最多人口のマライタ島(マライタ州)と中央政府のあるガダルカナル島(ガダルカナル州)の部族が反目し、1998年から2003年までの間、激しい部族衝突が続いていた。2000年6月には元蔵相による事実上の政変も起きた。

ガダルカナル島の首都ホニアラには、多くのマライタ島民が移住している。それらのマライタ移民と、地元ガダルカナル島民との関係は極めて悪く、ガダルカナル島民はマライタ移民に土地を不法に占拠されていると感じていた。一方、マライタ移民は建設業など単純労働に従事する者が多く、搾取されていると感じていた。無職、無就学のマライタ出身の若者が徒党をつくってガダルカナル島民を殺害するといった事件も起きていた。そうした経緯からガダルカナル島民は民兵組織(イサタンプ解放運動、IMF)を作り、2万人のマライタ系住民をガダルカナル島から力ずくで追い出した。この際、マライタ系住民は豚や建物などの財産をIMFに奪われた。

2003年まで、そうした民族紛争が2000回以上繰り返されてきたという。その間に政変も起こり、その後も国内政治は安定しなかった。結局、軍隊を持たないソロモン諸島自身ではこの対立は解決できず、オーストラリア、ニュージーランドを中心とした多国籍の平和維持部隊(RAMSI、ソロモン諸島支援ミッション)の干渉によって、なんとか事態は収束した。

この民族紛争は、ガダルカナル、マライタ系住民双方に相当の苦痛や経済損失を含む被害を出しており、双方が中央政府に賠償を求めた。ちなみにこの賠償金は中央政府から双方に支払われたが、それは1983年以来、ソロモン諸島と国交を結んできた台湾の輸出入銀行の融資によって賄われた。

だが、ソロモン諸島と台湾との国交は、2019年にマナセ・ソガバレ首相によって断絶される。ソガバレは、かねてより反RAMSI、対オーストラリア強硬派だった。2017年に4度目の首相の任に就いた際、オーストラリアと中国の関係悪化をみて、中国との国交樹立がオーストラリアへの対抗に有利である、と判断したこともあるようだ。だが決め手は、中国の5億ドルの支援などだったと見られている。チャイナマネーに絡め取られたというわけだ。

高まっていた国民の反中感情

一方、ソロモン諸島の国民にはもともと反中感情があった。2006年の選挙をきっかけにホニアラで起きた暴動では、チャイナタウンが襲撃されている。暴動の責任を取る形で、当時のスナイダー・リニ首相は辞任した。リニ首相の選出に北京当局が関与している、という噂が暴動の引き金だった。政治不信の根っこに「華人が政治に介入している」「華人が経済を支配している」「新しく来た中国人に島の伝統社会に対する理解やリスペクトがない」といった対中嫌悪があるとも指摘されていた。ただこの時点では、ターゲットになっている華人には台湾人も含まれている。

こうした中国人嫌悪の感情は、2019年にソガバレ政権が台湾断交、中国国交樹立を打ち出して以降、さらに高まることになった。中国企業が「一帯一路」を掲げて大量の中国人労働者を引き連れてやってきたことで、現地の若者の雇用が奪われたという恨みが高じた。

また、中国との国交樹立とほぼ同じタイミングで、ソロモン諸島中央に位置するツラギ島を中国の国営企業「中国森田企業集団」に丸々75年間貸与する契約が結ばれたという報道が出たことも、ソロモン諸島国民の感情を逆なでした。ツラギ島は太平洋戦争で日米が死闘を繰り広げた激戦の地。地政学的な要衝の地であり、軍港に適した入江もある。ここに中国が軍事基地でも作るのではないか、と国際社会も騒然とした。

ツラギ島租借契約は違法であり破棄せねばならない、とソロモン諸島法務相は後に声明を出し、国際社会の圧力もあって白紙に戻させたが、中国がソロモンを狙っているという警戒心はさらに強まった。また、材木の対中輸出が急増することで森林資源が破壊されるなど環境問題も深刻化していった。

台湾で脳外科手術を受けたマライタ州知事

こうした親中ソガバレ政権に対して反旗を翻したのが、かねてから因縁のあるマライタ島民を代表する州知事、ダニエル・スイダニである。台湾との関係を維持すると表明し、州内での中国企業進出を禁じた。その代わりに米国からの開発援助を取り付けた。さらに2020年9月、マライタ州知事として独立を問う住民投票を行うと宣言した。

台湾は2020年6月、新型コロナ禍の中、マライタに対し防疫物資の無償支援を行い、スイダニは物資の受け取り式典で台湾を賞賛。だが、中央政府がこの防疫物資を没収するといった事件も起きていた。

また、スイダニは今年(2021年)5月、台湾で脳外科手術を受けた。ソロモン現地の親スイダニ報道によれば、スイダニの台湾訪問中に、ソガバレ派がマレイタ州議会でスイダニ知事不信任案を提出させようと画策していたらしい。結果的に世論の反発でこれは失敗。スイダニが台湾から帰国した後、不信任案を提出しようとした州議長が住民に謝罪するといった事態が起きていた。

このスイダニ不信任案の動きを妨害するためにマライタ市民が暴動を起こすという噂が流れ、議長はビビって謝罪したらしい。それが10月27日のことなので、1カ月後にホニアラで起きたデモは、スイダニ派の反撃、と考えていいだろう。それが華人系店舗50以上を焼き討ち、略奪し、2800万ドル規模の損失を引き超すような暴乱に発展すると予測していたかはともかく。

暴徒化したデモ隊に破壊されたソロモン諸島の首都ホニアラの警察署(2021年11月24日、提供:Georgina Kekea/ロイター/アフロ)

中国が危険視するマライタ州の動き

状況を整理すると、ソロモン諸島では、根深い中国人嫌悪と、チャイナマネーが引き起こす政界汚職、部族対立構造を反映した政治不信がある。その対立は「ソガバレ vs.スイダニ」の権力闘争として顕在化、そこに「中国 vs.台湾」の外交戦が反映され、そこに「中国 vs.米・豪その他西側陣営」の安全保障と価値観対立が重なる形で複雑化している。

また、マライタ州の「独立」の動きは、台湾の独立派の動きに連動しかねない、とみる中国にしてみれば、このマライタ州の動きは実に危機極まりないものである。

今回の暴動事件に関して、中国側、ソガバレ側は、外部勢力(台湾、オーストラリア、米国など)が反ソガバレの動きを煽動している、と非難している。一方、スイダニ側は、オーストラリアなどが軍警を治安維持のために派遣したことはソガバレ政権維持に利する、と批判している。

国会は11月27日に再開され、マシュー・ワレ野党代表がソガバレに対する不信任案動議に関する通告を出したと発表。だが、ソガバレは権力維持に自信を持っており、政治的にどのような決着がつくかはまだわからない。

太平洋に足場を築きたい中国の野心

ここで注意すべきは、民主派陣営の一国に暮らす日本人が、この事件をどうとらえて、何を教訓とするか、ということだ。

犠牲者への哀悼、無碍に財産や安全を奪われた人々への同情、暴力反対の思いは大切だ。だが大局的には、中国の野心を正しく理解すべきだろう。中国がソロモン諸島に執着するのは、太平洋における米軍プレゼンス排除、という野望があるからだ。米国と拮抗してG2(米中2極)体制という新たな国際社会の枠組を打ち立てるために、まず米軍プレゼンスをアジアから排除し、次に太平洋の真ん中、ハワイあたりを境界線にして米軍を押し出したい。ハワイを境に、東が中華秩序・人民元基軸、西が米国秩序・ドル基軸で肩を並べて世界を支配しよう、というわけだ。

そのために必要なのは、第一列島線の要にある台湾を中国の一部にしてしまうこと、同時に、韓国や日本から米軍を撤退させ、グアムあたりに下がらせる。そこから太平洋の取り合いになるのだが、やはりその要は、パプアニューギニアやバヌアツ、フィジーやソロモン諸島あたりとなる。ここに中国の軍事基地を設置できれば、太平洋の真ん中で米中が渡り合える。

このあたりは米軍の直接のプレゼンスが及びにくい軍事空白地、かわりに米同盟国のオーストラリアが睨みを利かしているはず・・・だったが、オーストラリア議会がやはりチャイナマネーに毒され、「サイレント・インベーション」(静かな侵略)されていたと話題になったのが2018年だ。

つまり中国は、南太平洋の台湾の友好国に対し、資金とマンパワー(中国移民)の持ち込みによって事実上の経済支配と政治干渉を静かに行い、その国にもとからあった内政の対立や分断を利用して、中国にとって有利な形に政治や世論を誘導していこう、というわけだ。

野党代表、マシュー・ワレは今回の件について、「政府は中国の既得権益の捕虜となり傀儡となっている」と批判している。

日本も油断は禁物

中国の台湾併合は、歴史的悲願、領土拡張の野望といった部分だけでなく、例えば世界半導体産業の行方を左右する台湾企業「TSMC」やその他の先端技術を擁する企業の併呑による中国の半導体国産化という野望の近道でもある。台湾問題は、“パクス・シニカ”(中華治世)が実現するか否かのカギとなるテーマだと思ってほしい。

そして、今回のソロモン諸島で起きた暴乱に限らず、中台外交戦、米中の対立構造がいたるところで影響を与えている。ホンジュラスの親中派大統領誕生も、リトアニアの台湾接近も、そうした国際外交バトルが影響している。

内政に不安があったり、諸民族や社会階層の分断が深刻であったりする国ほど影響を受けやすいが、平和で安定していると安心しきっている日本でも、これだけ隣人や社会の中枢に中国人が増えているのだ、いつ、どういう形で思わぬ分断や対立や暴力を引き起こされるかわからない。だからといって、中国人排除ということになれば、それこそ社会分断を目論みている輩を喜ばせる。

気に留めるべきは、自分たちがどういう社会で生きていたいかを、きちんと意識することだ。自由と民主の価値観を貴ぶ国際社会の枠組みを維持したいなら、台湾の民主を守り切れるかどうか、そのために私たちは何をすべきか、何ができるかを考えておきたい。

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『台湾の離島奪取も示唆、「愛される中国」の掛け声どこへいった 相次ぐ中国の過激言論に垣間みえる習近平指導部の統制力低下』(12/2JBプレス 吉村 剛史)について

12/1The Gateway Pundit<BREAKING: More Deep State Attacks – Sidney Powell Subpoenaed by DOJ – Who Are Looking Into Her Fundraising>

民主党は保守派を根絶やしにするつもり。中共が香港のジミーライを財政的に立ち行かなくさせたのと同じことを考えているのでは。左翼は卑怯。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/breaking-deep-state-attacks-sydney-powell-subpoenaed-doj-looking-fundraising/

12/1The Gateway Pundit<DEMS IN TROUBLE: Another House Democrat Plans to Retire From Congress>

まあ、普通に考えれば、地球温暖化、トランスジェンダー等、国民のためにならない政策を実行しようとしている党に忠誠は誓えない。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/dems-trouble-another-house-democrat-plans-retire-congress/

12/1The Gateway Pundit<Breaking: Two Years and 5.2 Million Deaths Later Chinese Doctors Admit They Have the Antibody That Can Neutralize All Strains of COVID>

この記事の信憑性は?それなら中国人全体に抗体ができていないと。病例が出るとゼロコロナで隔離政策を採っているので信じられない。でも、生物兵器として作ったのは間違いないと思う。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/12/breaking-two-years-5-2-million-deaths-later-chinese-doctors-admit-antibody-can-neutralize-strains-covid/

12/2希望之声<国会有意修改230条款 缩减法律对大科技公司的免责保护=議会は、大手テクノロジー企業の免責保護を減らすためにセクション230を修正する予定である>下院民主党員は水曜日(12/1)に、Facebookの内部告発者との別の公聴会を開催し、SNS企業の法的保護を縮減する立法を支持する。

公聴会では、民主党が提出した通信品位法第230条の4項目を改正する提案を検討する。この条項は、テクノロジー企業がプラットフォーム上で公開するコンテンツの免責保護を規定している。

共和党はまた、テクノロジー企業をターゲットにこの条項を変え、彼らは主に、保守派の言論を検閲するテクノロジーの巨人に関心を持っている。

Twitter、Facebook、Googleの元広報官であるNu Wexlerは、「共和党はコンテンツの制限を減らし、民主党はより多くの制限を望んでいる。彼らが230条を使ってどのようにこの問題を解決するのかはわからない」と述べた。

共和党と民主党は両極化しているが、どちらもFacebookの内部告発者であるフランセス・ハウゲンの発言を支持している。ハウゲンは、10月のキャピトルヒルでの最初の公聴会で勇敢に証言し、両党の議員から好評を博した。

Color of Change組織の会長であるRashad Robinsonは、次のように述べた。「彼女の専門知識は、我々がプラットフォームから聞く嘘のいくつかを本当に断ち切ることができ、本当に励みになる」

彼女の冒頭のスピーチのコピーによると、ハウゲンは議員たちにフェイスブックの「罠」に陥らないように、そして「立場の異なる法案について、詳細な議論に陥らないように」警告した。

「これらの課題に立ち向かうのは容易ではない。しかし、ビジネスが国民や社会全体の利益と対立する場合、民主国家は介入して新しい法律を制定しなければならない」と彼女は述べた。

上級民主党員によってなされた提案は、第230条を修正することであり、プラットフォーム上で彼らのアルゴリズムによって促進されるコンテンツに責任を持つことを要求する。別の提案は、公民権を侵害するコンテンツに焦点を当てている。

言論の自由を侵害するSNS会社への訴訟免責はなくすべきである。

https://www.soundofhope.org/post/571196

12/2阿波羅新聞網<“硬”对中共 德候任外长:不排除抵制北京冬奥会=ドイツの外務大臣候補は中共へは厳しい態度で:北京冬季オリンピックのボイコットを除外しない>ドイツ初の女性外相になる予定のアンナレーナ・ベアボックは、水曜日に「対話と強硬さを兼ね備えた」方法で中共と交流することを指摘し、2022年冬季オリンピックのボイコットを除外しなかった。

北京冬季オリンピックのボイコットは当然。

https://www.aboluowang.com/2021/1202/1678406.html

12/1阿波羅新聞網<欲压制台湾 中共欧洲事务特别代表“访欧”大碰壁…—中共外交代表访欧大碰壁 卢森堡外长当面提彭帅、维吾尔族议题=台湾を圧迫するために、中共の欧州特別代表の「訪欧」は壁にぶつかる・・・–中共外交代表の訪欧は壁にぶつかる。ルクセンブルグの外務大臣は彭帥とUyghur問題を指摘>最近、台湾とヨーロッパの関係は絶えず熱くなっている。11月には、EU加盟国の国会議員で構成される2つの代表団が台湾を訪問した。台湾はまた、陳建仁前副総統、龔明鑫国家発展委員会委員長、呉釗燮外相などの高官をヨーロッパへ派遣した。中共はこれに対し、政治的、経済的制裁を使って圧迫することに加えて、友好的なヨーロッパ諸国を訪問するためにヨーロッパ特別代表である呉紅波を派遣した。しかし、呉紅波の訪問は効果が限られており、ルクセンブルグの外相はウイグル人権と彭帥の問題を直接提起した。

事実を金で捻じ曲げようとしても無理。遅れた国であれば可能かもしれないが。

https://www.aboluowang.com/2021/1201/1678257.html

12/2阿波羅新聞網<彭帅控遭性侵北京不查 WTA宣布暂停中港赛事=彭帥が性暴行を受けたのに北京は調査せず WTAは中国と香港の大会の一時停止を発表>女子テニス協会(WTA)のスティーブ・サイモン会長は1日、中国のテニス選手彭帥が張高麗前副首相に性暴行を受けたと告発して以降、情報が検閲され削除されただけでなく、彼女の告発についてまだ完全かつ透明な調査はなく、「これは容認できない」と、WTAは香港を含む中国でのすべての予定されたイベントを直ちに一時停止することを決定したとの声明を発表した。

世界はWTAの如くあるべき。IOCは何なの?

https://www.aboluowang.com/2021/1202/1678395.html

12/2阿波羅新聞網<“洋五毛”因彭帅事件抨击中共 遭CGTN封笔=「西洋の5毛党」は、彭帥事件で中共を批判したとしてCGTNによってブロックされた>最近、親共の英国批評家のトム・フォウディがRTに、彭帥事件を借りて中共の対外大プロパガンダの駄目さを批判した記事を発表した。その後、中共は国内向けに記事をブロックしただけでなく、トム・フォウディがCGTNに寄稿するのを禁止し、外界の注目を集めている。

異論を許さない中共、それでも、トム・フォウディはまだ中共の肩を持つ?

https://www.aboluowang.com/2021/1202/1678440.html

何清漣 @ HeQinglian 7時間

ヒューマン・ライツ・ウォッチが私のメールボックスに送信したメッセージ:

オリンピック:彭帥を守る

Sport&Rights Allianceは、IOCに対し、パートナーシップよりも人間を優先するよう呼びかけている。

https://hrw.org/news/2021/12/01/olympics-protect-peng-shuai

彭帥のイメージが被害者として定着し、聖女のふりをやめることを願っている。フェミニストはすでに「彭帥を守ることは自分自身を守ることだ」と言っている。

hrw.org

オリンピック:彭帥を守る

https://twitter.com/i/status/1465674763074949126

何清漣さんがリツイート

李江琳 @ JianglinLi 6時間

化け物のようなアンティファは美しい女性に嘲笑された。😂

引用ツイート

政治的に正しくないジョーカー @ rikki7s  11月30日

**陽気な!! 🤣😆🤣

*ケイトリン・ベネットはアンティファの馬鹿をからかう!😆

https://twitter.com/i/status/1466164977459515392

何清漣 @ HeQinglian 1時間

来年の中間選挙でも郵便投票することができる。

このような疫病流行は、米国では2年ごとに発生するはずである。ハリウッドの極左スター、ジェーン・フォンダさんの言葉を借りれば、新型コロナの流行は、天国からの米国左翼への贈り物であると。

引用ツイート

VOA中国語ネット @ VOAChinese 1時間

カリフォルニアは、米国で初めて新型ロナウイルス突然変異株のオミクロン感染の確定症例が出た。カリフォルニア州知事ニューサムは1日の記者会見で、患者は22日に南アフリカから帰国し、29日に診断されたと述べた。

https://bit.ly/3rsSbaj

https://twitter.com/i/status/1466169162204647424

何清漣 @ HeQinglian 41分

最も強力な制裁措置は、ヨーロッパ諸国がロシアからのエネルギーと天然ガスの輸入を停止することであり、これによりロシア経済は停滞するだろう。

引用ツイート

VOA中国語ネット @ VOAChinese 1時間

米国務長官のアンソニー・ブリンケンは12/1、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が何らかの口実でウクライナへの侵攻を命じる可能性があると警告した。しかし彼は、もしこれが起こった場合、NATOの同盟国は前例のない強さでロシアに厳しい制裁を課すだろうと述べた。ブリンケンは、ラトビアで開催されたNATO外相会議に出席しているときにこれらの発言をした。

https://bit.ly/32VGKhv

何清漣 @ HeQinglian 3時間

今日、外国メディア記者のインタビューを受けたが質問のテーマがまだ間違っている:企業債の信用と政府の信用を同一視しているので、私は相手に尋ねた:中国政府機関が恒大の担保を取っているという証拠はあるのか?記者は、許は政治人脈があり、政治協商会議委員であると述べた。

私は、「常務委員会の新旧3世代がすべて恒大の株主であったとしても、習近平は恒大の利益が国庫に移されたとは思わない。こうであるなら、なぜ恒大の債務返済に外貨準備を使うのうか」と言った。

このスレッドを表示

何清漣 @ HeQinglian 3時間

1か月以上前、米英メディアのGaso Rossiqiは、中国政府に恒大に代わって債務を返済するよう要請し、返済されない場合、中国でリーマンショックを引き起こすと主張した。

私は当時、これは中共を怖がらせるためだと言った。北京はとっくにリスクを区分してきたからである。国内の信用保証スプレッドの観点から、恒大事件の信用リスクは基本的に不動産業界内で完結しており、上流、中流、下流の関連業界に信用スプレッドの明らかな兆候はない。

誰が誰よりも愚かなのか、私には本当にわからない。

何清漣 @ HeQinglian 3時間

2つの方法しかない:

1.韮(カモの意)に隔月で1回注射をするために、カードを発行する。それは、麻薬服用と同じく、ワクチン依存症を促し、自費の割合を徐々に増やし、新しい産業になるようにする。

  1. 韮はワクチン接種を拒否し、外出が許可されない場合は、家にいる。

バイデンの妻のWHでのイベントの間、子供たちは皆マスクを着用したが、彼女は着用しなかった。それで、このウイルスは状況に合わせるのかどうかはわかないが、権貴は百毒でも侵入しない。

引用ツイート

Inty  @ __ Inty__ 5時間

最新ニュース:完全ワクチン接種率が79.3%の国である韓国は、5266例の新型Covid症例を報告した。これは、国が記録を取って以降、1日で最大の増加である。

何清漣 @ HeQinglian 3時間

程暁農:マルクスの最初の間違いは、世界には社会主義と資本主義という、完全に対立する道しかないということであった。歴史は、中共の共産党資本主義システムが、これら2つの対立するシステムを「つなぎ合わせ」し、「2つを1つに結合」したことを証明している。マルクスの第二の過ちは、共産党が資本主義の墓掘り人であり、資本主義から社会主義に取って代わるのは必然と考えたことである。しかし、中共は彼の理論を完全に覆した。

引用ツイート

アポロ唯一公式Twitterアカウント @ aboluowang 3時間

中共は次のことを証明した:マルクスには2つの大きな間違いがあった:・・・ http://dlvr.it/SDZrQ5 #马克思 #江泽民 #邓小平

吉村氏の記事で、習や胡錫進、薛剣たちの言うことを真面に聞く方がおかしい。所詮、中国人ですから「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」と言う民族です。日本が配慮しても、中国が配慮しないのは当たり前でしょう。彼らにはtake & takeしかない。南シナ海だって尖閣だってそうでしょう。彼らが約束したことは反故にし、相手に約束守れと強要する。常識の欠けた連中です。北京オリンピックの外交ボイコットは当たり前。

記事

中国の習近平国家主席(写真:新華社/アフロ)

(ジャーナリスト:吉村剛史)

今年5月、習近平国家主席が「愛される中国を目指せ」と号令を下し、国際社会に向けて柔軟路線をチラつかせた中国だが、主要紙が台湾の離島奪取を示唆する過激な社説を掲げるなど、国内の言論状況が先鋭化している。

中国への過度な刺激を避けようと努めている日本の岸田内閣に対しても、測量艦の領海侵入や爆撃機の日本周辺飛行で応じるなど、その動静は不可解だ。さらに女子テニス界のスタープレーヤー、彭帥(ほうすい)選手がSNS上で、前副首相の張高麗に性的関係を強要されたとの告白したのも北京冬季五輪開幕の3カ月前と、各国の北京冬季五輪の外交的ボイコットにつながりかねない火種としては絶妙なタイミング。

世界第2位の経済大国のこうした迷走ぶりから、習近平指導部の統制力の低下、足並みの乱れもなども指摘され始めている。

米国議員の訪台を見て前言翻し「離島奪取」に言及する中国

中国共産党の習近平総書記(国家主席)は、来年(2022年)2月の北京冬季五輪を成功に導き、秋に予定の党大会で異例の3期目入りを目論むとみられているが、党の機関紙・人民日報系の『環球時報』では米議員団の台湾訪問に反発する社説を発表。米台が結束を深めれば「台湾の離島が(中国)大陸に解放される」事態もあり得ると威嚇するかのような過激な主張を展開した。

台湾本島から離れた東沙諸島などの占拠を示唆したとみられるが、「愛される中国」を目指すはずの習近平指導部の思惑とはかけ離れた同紙社説の発信は、バルト3国の議員団の訪台に関しても同様で、3国の台湾接近への流れをつくったリトアニアを「ゾウの足元のネズミ」などと貶めている。同様の過激さは同紙編集者や外交官らのSNS発信にも散見され、習近平指導部の足元のぐらつきを象徴するかのようだ。

このうち台湾の離島奪取を示唆した環球時報の社説は11月26日の電子版『環球網』で公開されたもの。主題となったのはマーク・タカノ氏ら米国下院議員(民主、共和両党)計5人を含む一行が11月25、26日に台湾を訪れた件だ。

台湾の中央通信社などによると、一行は26日、馮世寛元国防部長(国防相に相当)と会談したのに続き、総統府で蔡英文総統とも会談。今年に入って3組目の米議員の訪台で、中国が軍事的圧力を強めるなか、地域情勢の安定や米台関係強化などについて意見交換があったとされ、蔡総統は「米国と協力を強め共に民主主義を守る」と強調した。タカノ氏も「台湾は民主化のサクセスストーリー。頼りがいのあるパートナー」などと語った。

この会談に関し、同社説は「米議員の軽率なパフォーマンスに台湾当局は代価を支払わされる」と題し、民進党政権の「台独」(台湾独立)が前進し、米台が結束を深めれば「より厳しい軍事行動をとる必要」があり、「台湾の離島が(中国)大陸に解放される」事態もあり得ると主張。中国軍による台湾の離島の金門島、馬祖島、澎湖諸島をはじめ、多くの軍事専門家が懸念する東沙諸島の占拠を暗に示唆した。実は同紙は3月、中国による台湾の離島奪取を否定する見解を示していたのだが、米台接近を前に先の見解を翻したかっこうだ。

「米議員の軽率なパフォーマンスに台湾当局は代価を支払わされる」と題した環球時報の社説

台湾に接近するバルト3国をこき下ろし

米議員団に続き、リトアニアをはじめ、エストニア、ラトビアの「バルト3国」の国会議員ら10人も11月28日、台湾を訪問。同29日には総統府で蔡英文総統と会談し、蔡総統は台湾とバルト3国がそれぞれ中国とロシアからの脅威にさらされていることを念頭に、「権威主義の拡張と偽情報の脅威」に懸念を示し、「ともに民主的で自由な生活様式を守っていきたい」と協力を呼びかけ、マルデイキス議員団長(リトアニア)も「自由と、ルールに基づく国際秩序の維持は、双方にとって重要な利益」と応じた。

すると、これら議員団の訪台に合わせるかのように、28日には中国軍機延べ27機が、台湾の防空識別圏(ADIZ)に一時進入しており、台湾の国防部(国防省に相当)が同日、発表している。

バルト3国は台湾と正式な外交関係を結んでいないものの、最近は新疆ウイグル自治区でウイグル族への人権弾圧などを理由に中国と距離を置き、台湾に接近。特にリトアニアは「台湾」の名称を冠した窓口機関(大使館に相当)の開設を認めたばかりで、これに反発した中国からは、外交関係を大使級から臨時代理大使級に格下げするといったリアクションがあった。

この際も環球時報は11月22日付紙面でリトアニアについて「ゾウの足の裏にいるネズミか、ノミにすぎない」と非難する社説を掲載。外交関係格下げが、他の欧州諸国に対する「見せしめ」の意味合いだとし、同時に、台湾との関係のさらなる深化が断交という結果を招く可能性も指摘していた。

「あまりに下品」と批判された環球時報編集長のツイート

しかし、国営新華社通信によると、習近平氏は今年5月、「信頼され、愛され、尊敬される」中国のイメージを作り、友好国の輪を拡大したいと中国共産党幹部に伝えている。そのためには中国が国際社会に対し、自らを前向きな形で語るのが大事で、「友人を作り、大勢をまとめ、大多数の支持を獲得し、国際世論については常に友人の輪を広げていく」ため、国際社会とやりとりをする際は「オープンで、自信を持つと同時に、謙虚で控えめ」な姿勢を示すべきだと述べたとされるが、こうした社説の過激さは、明らかに矛盾している。

主要紙の社説にとどまらず、それなりの地位にある個々のSNSでの発信については、本誌既報の通り、駐大阪中国総領事館の薛剣総領事の日本語によるTwitter上の外交官らしからぬ過激なツイートがその代表例だ。

(参考)「人権団体を『害虫』扱い、中国総領事の度を越した過激ツイの狙い」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67538

同じように環球時報の編集長で社説主筆、胡錫進氏も、やはりTwitter上でバルト3国議員団の訪台を紹介する蔡総統のツイートに反応し、「これら欧州のローエンドの政治家を招くのにいったいくら金を使ったのか? 貧しい台湾よ。蔡にもらった金で、その島の売れないパイナップルを買うかどうか定かではない」と英語で発信。これを目にした海外の中国研究者らが「あまりに下品だ」と反応するなど、中国に対する国際社会の嫌悪感情を煽っている。

「環球時報」編集長・胡錫進氏のツイート

北京五輪に影落とす「彭帥事件」

こうした「愛される中国」に逆行するかのような先鋭的な言論のみならず、最近の中国の動静には不可解なタイミングの悪さも目立っている。

岸田文雄首相が、人権侵害に関与した外国当局者らに制裁を科せる「日本版マグニツキー法」の制定を当面見送る方針を固めたことが報じられたのは11月16日。

香港の民主派や、新疆ウイグル自治区のウイグル族に対する人権弾圧をめぐって欧米が中国への圧力を強化するなか、日本政府は外為法など既存の法を活用し、資産凍結や入国制限を可能にする方策を模索することによって欧米と足並みをそろえることを目指し、あえて新法を制定しないことで過度に中国を刺激することを回避し、対中外交の選択肢をより多く残す狙いがあると目された。

しかし、同報道直後の17日夜には、中国海軍の測量艦1隻が鹿児島県沖の領海に侵入したことを海上自衛隊の哨戒機が確認しており、防衛省は19日、同事案を発表。領海侵入は2017年7月以来4回目で、日本政府は外交ルートで中国側に「懸念」を伝えたが、19日には中国・ロシアの爆撃機各2機が共同で日本海から東シナ海にかけての上空を「合同警戒監視活動」と称して飛行。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して警戒監視にあたるなど日本側に緊張が走った。

日本版マグニツキー法の制定を見送り、第二次岸田内閣の外相に日中友好議員連盟会長であった林芳正氏を起用した岸田首相は、こうした対中配慮をことごとく踏みにじられ、面子を潰されたかっこうで、「日本が中国に配慮しても中国側に対日配慮などは期待できない」と、批判を浴びる結果となった。

また、日本一国にとどまらず、国際社会で波紋を広げたのは、女子テニスの元ダブルス世界ランク1位の彭帥(ほうすい)選手が一時所在不明となった問題だ。

『アジア血風録』(吉村剛史著、MdN新書)

彭氏は11月2日深夜、交流サイト「微博」上で、前副首相の張高麗に性的関係を強要された体験を、生々しい状況描写もまじえて告白。投稿は直後に中国当局によって削除されたものの、衝撃的な内容は世界中に拡散された。さらに一時、彭氏の所在が不明となったことから大坂なおみ氏、セリーナ・ウイリアムズ氏などの著名テニス選手らが安否を気遣う声をあげたことから国際的な話題となった。

結局、これを打ち消すかのように国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長によるテレビ電話での彭氏との会話が実現したものの、バッハ氏が中国側に彭氏の自由を保障するよう求めなかったことから、IOCは来年2月4日開幕の北京冬季五輪の開催国を守ろうとしている、との批判が沸き起こったのは記憶に新しいところだ。

日本が中国に配慮しても、中国は日本に配慮せず

こうした最中、アメリカのバイデン大統領は、同五輪について、中国の人権状況を理由に政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を検討していると明言。一方、岸田首相は「それぞれの国においてそれぞれの立場があり、考えがあると思う。日本は日本の立場で物事を考えていきたいと思っている」と、立場を明確することは避けたものの、先の領海侵入などの件もあり、来年夏の参院選なども念頭に、「日本がいくら中国に配慮しても中国側からの対日配慮などは得られない」という有権者の批判に抗しきれなくなる可能性も浮上している。

この状況に不安を感じてか、日本における言論戦の担い手と目されている薛剣・駐大阪中国総領事はTwitter上で「隣国同士として五輪の相互支援を政府の最高レベルで約束した。東京五輪の時に、中国は最大限の誠意をもって支援し、約束を果たした。今、日本の番になっているので、当然の事ながら、北京五輪の支援を約束通りにしてほしい。同じ東洋人だから、これぐらいは守らないと困る」と懇願とも、牽制とも受け取れる表現で、北京冬季五輪開催への日本側の協力を要請している。

薛剣・駐大阪中国総領事のツイート

「愛される中国」と相反する過激で先鋭化する言論、日本が示した対中配慮の直後に展開された軍部の対日強硬姿勢、北京冬季五輪を窮地に陥れるタイミングでの彭氏の告白などは、習近平指導部が内部に不協和音を抱えている、との憶測を呼ぶのに充分な状況証拠と言える。北京冬季五輪の成功という成果をもとに、来年秋の党大会で異例の3期目突入や、毛沢東以来の「党主席」就任をも目論んでいるとされる習氏だが、これらのチグハグな現象を見ると、同氏の足元は必ずしも盤石ではないことを示唆しているかのようだ。

折しもオミクロン株が感染拡大の兆しを見せる中、こうした現象を日本政府はどのように分析し、どのように中国側の足元をみてこれを牽制すべきか、外相経験も長い岸田首相をはじめ、日本外交の力量が試されている。

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『ドイツの新政権が直面するコロナ対策と気候変動対策の板挟み エネルギー価格の高騰で原発再稼働の機運も高まりつつあるドイツ』(12/1JBプレス 土田 陽介)について

11/30The Gateway Pundit<INSANE: World Economic Forum’s Predictions for 2030 Include No Property Ownership, Diminished USA, and Syrian CEO’s>

馬鹿げていますが、左翼はこれを追求していくでしょう。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/insane-world-economic-forums-predictions-2030-include-no-property-ownership-us-weak-no-one-owns-anything/

11/30The Gateway Pundit<President Trump Calls on Democrats to Deal with Smash-and-Grab Robberies or Call in the National Guard>

犯罪をそのまま放置する政府は、政府足りえない。左翼が信奉する中共の治安維持は過酷と言うのに。彼らの頭はフランクフルト学派の理論で占められている?

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/president-trump-calls-democrats-deal-smash-grab-robberies-call-national-guard/

11/30The Gateway Pundit<“His Cognitive Decline is Too Much. If He’s Not Capable of Being President, He Needs to RESIGN” – Former Presidential Physician Calls on Biden to Step Down>

認知症なのだからもう辞任したほうが良い。次はハリスの極左・無能大統領か?

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/cognitive-decline-much-not-capable-president-needs-resign-former-presidential-physician-calls-biden-step/

11/30The Gateway Pundit<Putin Openly Mocks the US – Says Biden’s Decision to Run for Reelection “Was Absolutely Right to Do”>

プーチンだって笑うしかない。選挙を盗み、認知症が進んだボケ老人が2024年選挙に出ると言うのでは。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/putin-openly-mocks-us-says-bidens-decision-run-reelection-absolutely-right/

12/1希望之声<为保选举安全 川普支持者积极争取关键选举管理岗位=選挙の安全を確保するために、トランプ支持者は重要な選挙での管理職位を積極的に目指している>2020年の米国大統領選挙から1年後の今日、トランプと彼の支持者たちは野心的な計画を推進している。それは、トランプの支持者を全国各地の選挙管理の重要な位置に配置することである。これらの人は選挙の監督に関与する立場を求めており、選挙制度をより安全で信頼できるものにするために一生懸命働く。

共和党全国委員会のロンナ・マクダニエル委員長は今春、「選挙当局が自由、公正、透明な方法で選挙を管理することを確保するため」、多くの州で公共記録の要件を設定する「選挙完全性委員会」の設立を発表した。

共和党の関係者によると、党はまた、選挙日の投票監視活動を、年間を通じた弁護士や組織者との日常行動に発展させている。対象となる州には、ボランティアと投票監督者の採用、訓練、配置に焦点を当てる。

メディアとのインタビューで、共和党の最高顧問であるジャスティン・リーマー氏は、「選挙日の数ヶ月前ではなく、もっと前もって募集している」と述べた。

彼はまた、党は重要な戦場を含む10の州で法的措置を取ることを計画していると述べた。選挙管理職員の交代は彼を特に心配させなかった。 「解職された、または解職される可能性のある選挙管理職員は、物事を台無しにした人達である。他の仕事と同様に、あなたがそれを実行しない場合、あなたは換えられる」。

当然の話。選挙の公正性追求のために、できることは何でもする。特に相手が悪辣な民主党であるので。

https://www.soundofhope.org/post/570833

12/1阿波羅新聞網<战争感迫近:五国34舰联合军演守护印太=戦争が近づいているのを感じる:5カ国の34隻の合同軍事演習がインド太平洋を守る>米国、日本、オーストラリア、カナダ、ドイツの5カ国が参加するANNUALEX2021合同軍事演習が11/21からフィリピン海で開催された。専門家は、中共の脅威が毎年の合同演習にかなりの変化をもたらしたと考えており、南シナ海は将来頻繁な合同演習の焦点となるであろう。

インド太平洋戦争が近づいている。

日本が主催する毎年恒例のANNUALEX合同軍事演習は、今年11/21~11/30までフィリピン海で開催された。米国、日本、オーストラリア、カナダ、ドイツの海軍がこの合同高級戦術演習に参加した。米国太平洋艦隊のプレスリリースによると、演習のテーマは、通信戦術演習、対潜水艦作戦、空中戦闘演習、海上補給、クロスデッキ飛行演習、海上阻止演習が含まれている。

中共が台湾侵攻した場合、空と海の守り、撃墜と撃沈をどういう形でするのか、考えていたほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2021/1201/1677924.html

12/1阿波羅新聞網<忧欧台关系升温 中共急派要员反遭欧盟“狂殴”= ヨーロッパと台湾の関係が良くなることを懸念し、中共が緊急派遣した要員は却って欧州連合によって「狂ったように殴打された」>中共欧州事務の呉紅波特別代表は最近、ルクセンブルグのエサウボーン外相と会談したが、彭帥への性暴行と新疆ウイグル自治区の人権侵害で攻撃を受けて惨めであった。中共の王毅外相も最近、ハンガリー、デンマーク、スイスの外相と集中的にビデオ会談した。中共は、中国の人権状況について西側諸国と話し合うことを常に抵抗してきたが、王毅はスイスのイグナツィオ・カシス外相に「スイスと中国の人権対話」を再開する用意があることを表明し、積極的に関係を強化する意図が非常に強いのは明らかである。

まあ、中国人ですから、何でも見せかけだけ。中国語簡体字の「爱」に心はないのと同じ。

https://www.aboluowang.com/2021/1201/1678041.html

12/1阿波羅新聞網<康生患精神分裂症未愈就出院 还当上了习仲勋反党专案小组组长=康生は統合失調症が治らず、退院し、習仲勲の反党行為審査タスクフォースのチームリーダーになった>北京病院で康生の治療を担当していた何人かの医者の友人は後に、康生が統合失調症を患っていて、何らかの理由で退院することを許されたと私に話した。康生は、北戴河会議と中共8期10中全会で活躍した人物であった。毛沢東は10中全会で、歴史小説の劉志丹を使って高崗の事件を翻案した国務院副総理兼秘書長の習仲勲を攻撃した。康生は、習仲勲の反党事件を審査するチームのリーダーである。私は習仲勲をよく知っており、小説を使って反党活動を行い、習仲勲の黒い野望の罪名は無から捏造した罪である。康生による党の主要幹部の審査は、後に文化大革命の基礎の仕事となった。

康生は江青と同郷(山東省)。康生は同郷のよしみで味見し、彼女をわざと毛に近づけ、毛の考えを知ろうとしたのでは。

https://www.aboluowang.com/2021/1130/1677805.html

何清漣さんがリツイート

維権網 @ weiquanwang 14時間

このウェブサイトは、良心犯と政治犯の名前と状況を定期的に公開することで、これらの受難者に実際的かつ効果的な支援を与えることができると考えている。我々は、これらの良心犯と政治犯にとって、人々に忘れられることほど絶望的で苦痛なことは何もないことをよく知っている。

したがって、我々はこの仕事、使命をも担わなければならない。

引用ツイート

維権網 @ weiquanwang 14時間

維権網:中国大陸の政治犯・良心犯に関する月報(2021年11月30日)第74回(合計1189人)(7) https://wqw2010.blogspot.com/2021/11/2021113074-1189_5 .html?spref = tw

土田氏の記事で、確かに氏の言われる通り、緑の党が主張する気候変動に、限られた資源を回すより、目の前のコロナ対策の方を国民は選んでほしいと思っているでしょう。原発見直しも良い事。メルケルがメデイアの歓心を買うため、原発全廃を唱えたもの。でも稼働中の原発はそのまま耐用年数まで使っている。脱原発を2022年に達成と言うが、本当にそうすれば停電が起きかねない。

10/11プレジデントオンライン 川口 マーン 惠美<脱原発で一部から絶賛されたドイツが「国中大停電の危機」を迎えている笑えない理由>には「(ガス供給先の)ロシアが何を考えていようが、まもなく原発を止め、さらに石炭火力も減らしつつある今のドイツには、確実な電源としてはガスしか残らない。ちなみに米国は、ドイツ(EU)のロシア依存を警戒してパイプラインの拡張に反対していたのだが、皮肉にも今、それが現実となりつつある」とあります。危ういでしょう。

https://president.jp/articles/-/50717?page=1

日本も早く原発を再稼働すべきである。石油やガスが必ず入って来るという保証はない。憲法9条と同じで、見たくないものは考えないでおくだけ。石油やガスは中国の爆買いで価格はどんどん上がっていく。それでも温暖化防止の犠牲と言っていられるのか。

FDPは米国共和党に近い感じがします。ただ、経済中心なので、中国に近いと思われるのが難点。EU―中国投資協定には、人権問題で破棄してほしいし、北京冬季オリンピックも外交ボイコットをしてほしい

記事

ドイツの新首相に就任する社会民主党(SPD)のショルツ氏(右から2番目)(写真:AP/アフロ)

(土田 陽介:三菱UFJリサーチ&コンサルティング・副主任研究員)

11月26日、ドイツで9月末に行われた総選挙で第一党となった社会民主党(SPD)と第三党である同盟90/緑の党(B90/Grünen)、第四党の自由民主党(FDP)が組閣に合意、協定書を交わした。各党のシンボルカラー(B90/Grünenが緑、FDPが黄、SPDが赤)から、「信号連立」とも呼ばれる新政権が12月2週にもスタートする。

SPDのオーラフ・ショルツ氏が新首相に就任するのは確実な情勢だ。メルケル第四期政権で副首相と財務相を務めメルケル首相を支えたことから、キリスト教民主・社会同盟(Union)出身ではないにもかかわらず、ショルツ氏はメルケル首相の正統な後継者といった位置付けにある。そのため、メルケル首相の路線が踏襲されるという期待は内外で大きい。

B90/Grünenはアンナレーナ・ベーアボック共同党首を外相に、またロベルト・ハベック共同党首を副首相兼経済相に指名した。また元党首でトルコ系のジェム・オズデミル氏を農相に、党の幹部であるアン・シュピーゲル氏を家族相に、シュテフィ・レムケ氏をそれぞれ環境相に指名した。現在、B90/Grünenはこの閣僚ポストの是非につき、党員による投票を受け付けているところだ。

B90/Grünenの首相候補であったベーアボック共同党首だが、彼女にはその経歴などを巡り、数々の醜聞を晒した過去がある。また、対中強硬派として知られる同氏の閣僚としての手腕は、文字通り未知数だ。来年、ドイツはG7(先進7カ国首脳会議)の議長であり、主要先進国をまとめる重責を勤め上げることができるか、大いに疑問が残る。

FDPからはクリスチャン・リントナー党首が財務相に就任する見通しだ。リントナー党首は「小さな政府」をよしとするタカ派として知られ、健全財政志向が強い。拡張財政を是とするSPDを制し、増税の回避を取り付けたようだ。またB90/Grünenが主張する気候変動対策も、憲法が規定する債務上限の範囲内にとどめると約束させた模様だ。

【参考記事】
ベルリンの壁も今は昔、ポーランドが国境に壁を築くのはなぜか(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67650)
ドイツ総選挙で中道左派がまさかの「復活」も袋小路に陥る可能性(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/67095)

新政権が目論む気候変動対策の前に現れた高い壁

ロイター通信によると、新政権は2021年度補正予算の残額500億ユーロ(約6.5兆円)を気候変動対策の「基金」に充当するようだ。メルケル政権が調達した資金の残額を当てれば、気候変動対策を目的とする起債を当面は回避することができる。ショルツ氏の下で、B90/GrünenとFDPの両党の顔を立てた現実的な妥協が成立したと考えられる。

会計検査院から連邦財政の拡張について意見が付いたことも、補正予算の残額を気候変動対策用の「基金」に回すという妙策の一因になったのだろう。

三党が連立の協定書を交わす直前の11月10日、会計検査院がドイツの連邦財政は「危機的な状況」であり、新政権は財政健全化に向かうべきであるとの見解を示し、三党に圧力をかけていた。

この「基金」からは、電気自動車(EV)の充電ポイントの施設をはじめ、公共住宅の省エネ化の推進など、B90/Grünenが主張する広範な気候変動対策に資金が充てられる模様である。

これで同党のメンツが保たれた形だが、その前に立ちはだかる高い壁が現れている。それは過去のどの局面よりも酷い、新型コロナウイルスの感染拡大に他ならない。

足元、ドイツの人口1万人当たりの新規感染者数(図)は7日間平均で7人近傍に達している。2020年の年末の最悪期でも3人程度であり、既に倍の水準だ。退任間近のメルケル首相は、次期首相に就任することが確実なショルツ氏に対して2週間の都市封鎖(ロックダウン)を進言したが、社会の反発が強い都市閉鎖にショルツ氏は否定的なようだ。

【図 ドイツの新規感染者数の動向】

(注)7日間平均値 (出所)世界保健機関(WHO)

とはいえ、医療機関の受け入れがひっ迫している地域を対象に、新政権は行動制限を強化する方針だと伝えられている。連邦政府と州政府は、公共施設や飲食店の利用をワクチン接種者や最近コロナ感染から回復した者などに限定し、ワクチン未接種者には外出時に陰性証明の提出を求めるなどの措置で合意に達している模様だ。

気候変動とコロナ対策の優先順位

ドイツが今現在、過去最大の感染を経験している理由は不明だ。ワクチン接種率が先進国の中では相対的に低いことも一因だろうが、いずれにせよ今のドイツが最も最優先すべきは感染対策だ。にもかかわらず、新政権が今年度の補正予算の残額で気候変動対策用の「基金」を創設することを優先すれば、その対応に批判が集中するかもしれない。

気候変動対策は中長期の話であり、持続可能な社会を作り上げるためには必要不可欠なものであるとB90/Grünenは言うだろう。それはその通りだろうが、そう言われたところで、足元の感染の急増を目の前にした有権者はどれだけ理解を示すだろうか。限りある資源を最優先で投入すべき分野は、少なくとも今の局面ではコロナ対策のはずだ。

もちろん、感染の拡大がいつまでも続くわけではなく、いつかは収束する。とはいえ度重なるコロナの感染拡大を受けてドイツの社会もまた疲弊しており、人々は心理的に強い行動制限を受け入れがたくなっていると考えられる。有権者とのコミュニケーションを軽視すると、B90/Grünenが唱える気候変動対策は一気に支持を失いかねない。

今年の初め、B90/Grünenは有権者の支持率調査で首位に躍進、一時は新政権の首班となり得る勢いを有していた。結果的にB90/Grünenは前回より議席を積み増したものの、第三党の座にとどまった。B90/Grünenへの支持が失速した理由は、ベーアボック共同党首に明るみに出た数々の醜聞もさることながら、有権者の現実志向にある。

B90/Grünenは総選挙に際して強気の公約を盛り込んだ。EUが掲げる目標よりも5年早い2030年に新車を実質的にEVやFCV(燃料電池車)に限定するといった公約は、その最たるものである。党是からすれば当たり前だろうが、理想主義的な熱意だけでは、ドイツの有権者の支持をつなぎ止めることができなかった事実を直視すべきだ。

理念の実現を阻む理念先行

洋の東西を問わず、世論は移ろいやすいものだ。ドイツの調査会社CIVEYが定期的に行う調査を見れば、ドイツでは今夏の電力価格の高騰を受けて、B90/Grünenの支持者が多い西部でも、原発再稼働に向けた世論が高まっていることが分かる。福島原発事故から10年が経ち、その記憶が薄れたことも、原発再稼働の機運につながったのだろう。

同様の懸念は、連立のパートナーであるFDPにも共通して指摘できることだ。健全財政は確かに大切だが、それは非常時のための拡張の余地を確保しておくためでもある。今は少なくともまだ非常時だ。オミクロンと名付けられた新たな変異株が猛威を振るう可能性がある中で、小さな政府を目指すことが果たして正しいことなのか。

なお、調査会社CIVEYが独WELT TVのために行った最新の調査(11月18~29日に実施)によると、有権者の49.7%が新政権のコロナ対応には期待できないという回答を寄せている。コロナ禍の長期化を受けて、ドイツの有権者もまた現実志向を強めている。そこで理念先行の政治を振りかざせば、理念の実現を逆に遠ざける事態になるのではないか。

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『中国の海洋進出:防波堤として期待されるフィリピン 中国の傍若無人な振る舞いに業を煮やし米比関係強化へ』(11/30JBプレス 堀田佳男)について

11/29The Gateway Pundit<The End Is Near: Joe Biden Stops Making Sense – Can No Longer Read TelePrompter (VIDEO)>

プロンプターを読めない程の耄碌爺さんでは世界の平和は守れない。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/end-near-joe-biden-stops-making-sense-can-no-longer-read-teleprompter-video/

11/29The Gateway Pundit<CRAZY TALK. Jen Psaki Tries Desperately to Explain How Trump’s Travel Bans are Xenophobic But Biden’s Aren’t (VIDEO)>

左翼はいつもブーメラン。日本もですが。言い逃れになっていない。

https://twitter.com/i/status/1465387983390052352

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/crazy-talk-jen-psaki-tries-desperately-explain-trumps-travel-bans-xenophobic-bidens-arent-video/

11/29The Gateway Pundit<DemocRATS Flee Sinking Ship: ANOTHER House Democrat Announces Plans to Leave Congress in Latest Blow For Party’s Majority Chances in 2022>

民主党は今度の中間選挙でも、郵便投票による不正をしなければ勝てない(=多数が取れない)が、そうはさせないと。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/democrats-fleeing-sinking-ship-another-house-democrat-announces-plans-leave-congress-latest-blow-partys-majority-chances-2022/

11/29The Gateway Pundit<ON FIRE! Dr. Naomi Wolf: “Dr. Fauci Should Be Scared of Investigations – There Clearly Is Misconduct Going On” (VIDEO)>

ファウチがのうのうと高給を食んでいるのは許されない。ブタ箱行きさせるべき。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/fire-dr-naomi-wolf-dr-fauci-scared-investigations-clearly-misconduct-going-video/

11/30阿波羅新聞網<呛习近平 中国人行委员谈基尼系数=習近平に挑戦 中国人民銀行の行員はジニ係数について話す>中共の習近平主席は、近年、「共同富裕」を積極的に提唱しているが、政府当局者が目標を設定したのを見たことがない。中国社会科学院の元副院長であり、中国人民銀行の金融政策委員会のメンバーである蔡昉は、2022年の《財経》年次会議でスピーチを行い、中国のジニ係数を現在の0.47から0.4くらいまで下げる必要があると指摘した。率直に言って、「0.4を超えると、それは共同富裕とは言えない」と。

2014年北京大学の調査でジニ係数は0.73と発表された。7年間で0.47までは下がらない。李克強が2019年に「中国には月収1000元以下で暮らす人が6億もいる」とも。蔡昉は習の嘘に近づける努力をせよと言ったのでしょうが、賄賂社会の中国では富の偏在は当たり前、無理でしょう。

https://www.aboluowang.com/2021/1130/1677585.html

11/30阿波羅新聞網<冬奥会“管控”来了!停工停产到2022年3月=冬季オリンピックが「経営」を左右! 2022年3月まで生産停止>最近、インターネット上で、北京は2022年初頭に2つの重要なオリンピックイベントを開催するため(冬季オリンピックは2月4〜20日に開催され、パラリンピックは3月4日に開催される)、国家環境保護部の統計によると華北、淮北、華西などは深刻な大気汚染を抱えており、中共政府は、カーボンニュートラルを実現するために、華北、淮北、華西などの汚染度の高い地域のすべての重工業企業を2022年1月1日より閉鎖することを決定した。 重点は河北唐山、天津、石家庄、張家口,承德、山東済南、威海,濰坊,山西太原、大同、長治,河南洛陽、鄭州等に焦点を当てている。期間は2022年1月1日から2022年3月8日まで!

2008年の北京夏季オリンピック時に、草に緑のペンキを吹きかけていたのを思い出す。相変わらずその場限りの手。本質的な問題を解決しようとしない。

https://www.aboluowang.com/2021/1130/1677659.html

11/30阿波羅新聞網<不明飞行物体坠落中国 疑低空爆炸迸发强光=中国に落下した未確認飛行物体 低空で爆発し、強い光が発した疑い>中国の河南省で、今朝の早い時間に未確認飛行物体が落下し、低空から強い空気が放出された。この状況は、中国の多くの場所で撮影されているが、いったいこれが何であるか正確にはまだ調査中である。

中国の「海客ニュース」の報道によると、河南省漯河市の人々は未確認飛行物体の墜落を撮影した。物体の頭は青い光で輝き、尾は黄色の光で輝いていた。低空で爆発したようで、瞬時に強い光を放った。駐馬店、南陽、鄭州などの監視モニターも強い閃光の瞬間を記録したが、詳細な理由はまだ不明である。

宇宙からの使者?

https://www.aboluowang.com/2021/1130/1677515.html

11/30阿波羅新聞網<路透:无惧触怒北京 至少7国助台湾打造潜舰 对抗中共威胁=ロイター:北京を怒らせる恐れはない。少なくとも7カ国は、台湾が中共の脅威に対抗するために潜水艦を建造するのを支援している>ロイターは29日、調査報告書「T-Day:台湾の戦い」(T-DAY:The Battle for Taiwan)第二編を発表し、台湾は世界中から専門知識と技術支援を密かに得て、中共の脅威に対抗するため、現在、潜水艦を建造する計画であると指摘した。少なくとも7カ国の防衛会社とエンジニアが北京を怒らせる危険を冒して台湾を支援している。

7ケ国の名前は出ていませんでした。

https://www.aboluowang.com/2021/1130/1677512.html

何清漣 @ HeQinglian 9時間

2020年はメディアが大統領を選び、ビル・ゲイツとザッカーバーグの「功は抜きん出ている」。この2人は米国の国賊であり、民主立憲政治の敵である。

引用ツイート

萧生客 SSK  @ SSK2024 10時間

非常に恐ろしいニュース:ビル・ゲイツは3億1900万米ドルを寄付した。彼が選んだいくつかのメディアに資金を提供し、彼らが公に発表する意見を変えさせる。インターネット上に領収書がある。

これは、ビル・ゲイツが左派と右派の政治家に常に嫌われているという報道である。なぜなら、彼は善人でないことを人々は知っているからである・・・「大ニュース:ビル・ゲイツのメディア操作の証拠」

https://mp.weixin.qq.com/s/Q56t8FAl0ihbG2fPHNG3bA

ビルゲイツが奥さんと別れたのは①中国人の愛人がいた説②小児性愛斡旋のジェフリー・エプスタインとつきあっていたことが奥さんにバレた説とありました。悪人であることは間違いない。

何清漣 @ HeQinglian 8時間

この世論調査は、民主党にはまだ13%のいかれた岩盤支持者がおり(カマラを支持している)、さらに36%がまだいかれたまま支持し続けるか、支持を放棄するか(彼らがバイデンを支持するかどうか)未確定であることを示している。

これは、ケネディが生前のあの年の最後の大統領令の功である。

引用ツイート

ブライトバートニュース @ BreitbartNews 8時間

民主党の混乱:民主党の有権者のわずか13%だけが、ジョー・バイデンが再び出馬しなければ、2024年にカマラハリスを支持すると述べた。 https://trib.al/RxgZDn2

何清漣 @ HeQinglian 8時間

当時、シカゴパンサーズは私に、彼らはトロツキズムを信じており、これらの人々はBLMの淵源であると言っていた。彼らの行動を見ると、トロツキーの永続革命、世界革命、超工業化を本当に信じていることがわかる。

レーニンとスターリンは、最初に社会主義を構築し、次に世界革命を実行しようとしたため、トロツキーを排斥した。毛は永続革命と世界革命の理論を継承し、晩年には文化大革命をプロレタリア独裁下の継続的な革命と定義した。

何清漣 @ HeQinglian 5時間

WHOは、オミクロンウイルスが地球規模で「非常に高い」リスクをもたらすと警告した。https://rfi.my/7xN1.T

WHOは本日、新型コロナ病例の急増が一部の地域で「深刻な結果」をもたらす可能性があると述べた。 「新型コロナの症例と感染は、ワクチン接種を受けた人にも現れると予想されるが、その割合は小さく、予測可能である」とも。

そうであれば、世界の韮(カモになりやすい大衆の意)には2つの選択肢しかない:1つは2〜3か月ごとにワクチンを受けることであり、もう1つはキッパリ打たないことである。

rfi.fr

何清漣 @ HeQinglian 5時間

米国のフェミニスト団体は、どうか暫く自分達の関心を海外のケ-スから国内に戻し、トランスジェンダーの女性に迫害された女性同胞は、中国の彭帥ほど有名ではないが、彭帥よりも注意を払う必要がある。

dailymail.co.uk

レイプの被害者はトランスジェンダーの女性に脅かされていると感じて治療をやめる。

2人の子を持つ母親のサラは、ブライトンを拠点とするサバイバーズネットワークに参加し、彼女の人生にトラウマ的な影を落としたレイプに対する支援を求めた。しかし、彼女は・・・。

何清漣 @ HeQinglian 2時間

左翼の災難を実際に経験したことがない米国人にとって、極左の危険性を理解することは容易ではない。米国ヘリテージ財団所長のケイ・コールズ・ジェームズ。

@KayColesJames

この女性は割と早くにこの危険を認識し、かつて《コミュニティを支配するための極左の戦略》を発表した。米国を内部から破壊する左翼に反対して、米国人に自分たちの時間と富の一部をこの国を守るため、まずコミュニティを守ることから始めるよう呼びかけた。

heritage.org

https://heritage.org/progressivism/commentary/the-far-lefts-strategy-control-your-community

コミュニティを支配するための極左の戦略|ヘリテージ財団

なぜ全国に亘る裕福な左翼献金者である中絶業界、全国の銃規制グループは、多くの人よりも地元の学校役員会や市議会選挙に関心を持つのだろうか・・・。

何清漣 @ HeQinglian 3時間

たった今、2つの字を間違って書いたことに気づいた。51%が反対し、後ろの「しかし」という単語は、私が間違いを犯したことを多くのツイ友に理解させた。😉ごめんなさい。

何清漣 @ HeQinglian 3時間

米国の多くの州で破壊や略奪 これが、犯罪率が急増した原因である。

https://news.creaders.net/us/2021/11/28/2424372.html

お客様の声:まだ有権者の42%がバイデンの美しい新世界の再建を支持しており、この美しい新世界を嫌う人は51%にすぎない。

引用ツイート

ラスムセンレポート @ Rasmussen_Poll 13時間

有権者の51%がBuild Back Betterに反対し、42%が支持している。

@POTUS

#buildbackbetter

#breakingpoll

https://bit.ly/3FOvFNg

何清漣 @ HeQinglian 2時間

ケネディの最後の大統領令は、精神病院の患者が地域社会に戻ることを許可したことである。

彼の姉は精神病なので、彼は共感を持っている。

引用ツイート

バナナリパブリックUSA  @ vancouver_Paul 10時間

返信先:@HeQinglianさん

ケネディの生前のあの年の最後の大統領令とは何か?

何清漣@ HeQinglian2回

毛沢東時代と米国の進歩主義運動と本質は同じ。

https://epochtimes.com/gb/21/11/29/n13406615.htm

絶えず敵を探し、敵を作るための闘争哲学:唯我独革命と唯我ポリコレ。

ポリコレ階級(グループまたは人種)を作り、それが正義を代表すると主張する。

「歴史的無謬」に注目する一貫した革命。

両者とも、文明を野蛮に変え、先進性を後進性に、知識を無知に置き換えるという歴史的な後退をする。

epochtimes.com

毛沢東時代と米国の進歩主義運動と本質は同じ。–大紀元時報

毛沢東の統治下で暗黒の専制主義時代を経験し、米国憲政による自由と人権の保護を経験した中国の知識人として、彼は毛沢東の極左路線の下で中国全体が・・・。

堀田氏の記事で、ドゥテルテ大統領もやっと中国の横暴に立ち向かう気になったかと言う感じがしました。中共と対抗するには米軍の力を借りるのは必須、その上に国軍の軍事力増強を図っていく必要があります。

2016年に出た国際仲裁裁判所の南シナ海の判決を尊重するよう=守らない中共は違法活動=強盗していることを大々的にアピ-ルすべきでは。

記事

フィリピンのドゥテルテ大統領と会談した米国のレックス・ティラーソン元国務長官(2017年8月7日、写真:ロイター/アフロ)

「フィリピンが対中政策のカギになり得る」

米国のある研究者と話をしている時にでてきた発言である。東アジアの安全保障状況はいま、米中という対立軸の中で緊迫度が高まっている。

中国が虎視眈眈と狙いを定める台湾をはじめ、拡張主義的な動きは東アジアだけでなく、東南アジア諸国にも及んでいる。

その中でフィリピンの存在は大きいと同研究者は述べる。

歴史を振り返ると、1980年代に米国のロナルド・レーガン大統領はフェルディナンド・マルコス大統領をうまく利用していた。

冷戦時代、共産主義勢力の世界的な拡大に対抗するため、米国はマルコス大統領が独裁者であることを十分に認識していながら支援し続けた。

フィリピンが共産国になるくらいなら、米国との関係を維持できる独裁国のままでいいという判断である。

レーガン大統領の前任ジミー・カーター大統領でさえマルコス政権を支持していたという。

現在のロドリゴ・ドゥテルテ比大統領は、国際法を軽視し、超法規的な殺人を擁護するなど、マルコス氏と大差ない言動をする人物だ。

しかし、ジョー・バイデン米大統領はこれまでの米比関係を踏襲してドゥテルテ大統領の支持に回っている。

つまり、米国にとって、フィリピンは共産主義勢力をくい止めるための防波堤の役割を果たしているというのだ。

実は米比両国は、安全保障関係では緊密な関係を維持し続けている。

米比両国が相互防衛条約を結んでから今年がちょうど70周年で、日米安全保障条約よりも長い歴史がある。

さらに別の条約として、米軍がフィリピン軍基地を使用できる訪問軍地位協定(VFA)もある。

2020年、ドゥテルテ大統領は同協定を破棄する意向を示したが、最終的にフィリピン側が留保して同協定は現在も保たれている。

破棄するつもりだったのは、同大統領の側近が米国からビザ(査証)を取り消されたためと言われたが、同大統領は冷静になって両国間の協定の重要性を認識したようだ。

破棄となれば、アジア太平洋の安全保障体制に影響がでるのは間違いない。

2021年3月から、南シナ海のフィリピンの排他的経済水域(EEZ)で中国船が停泊する問題が起きた。

さらに11月には同海域でフィリピン軍に物資を運んでいた民間船2隻が、中国海警局の船舶から放水銃で航行を妨害されてもいる。

フィリピンにとって、VFAを失うとなると、米国からの軍事的な後ろ盾を失うことになり、ドゥテルテ大統領は米国との関係を重視せざるを得なかった。

これまでフィリピンは、中国からの軍事侵攻を受けた場合、侵攻に対抗するための選択肢が少なく、軍事的脆弱性をさらすだけと受け取られていた。

ただ2010年頃から変化が生まれた。

米ペンシルバニア州フィラデルフィア市にあるシンクタンク、外交政策研究所の上級研究員フェリックス・チャン氏は次のように述べている。

「フィリピンの戦略環境に変化が見え始めたのは2010年のことである。ベニグノ・アキノ3世前大統領が、自国の防衛力を復活させるために長い再建計画を始めたのだ」

アキノ前大統領はフィリピン軍の15年間の近代化計画を構築し、議会から予算も取り付けた。

後継者であるドゥテルテ大統領も同計画を継続しており、2015年には戦闘機10機以上とフリゲート艦2隻を配備した。

フィリピンはこの年にスービック基地を23年ぶりに軍事利用し始めてもいる。

米国に頼るだけではなく、自国による対中防衛力の強化に動きだしたのだ。

スービック基地はかつて世界最大の米海軍基地だったが、冷戦終結後の1992年に閉鎖された。

その後、フィリピン政府は同基地を経済特別区に指定した。

2000年以降は米軍艦がフィリピン軍との合同演習の時に停泊したり、給油のために基地を利用したりして定期的に寄港している。

さらにフィリピンは自ら対外防衛に真剣に取組んでいることを示す意味で、2020年に同国海軍としては初めてとなるミサイル搭載可能な軍艦を就役させた。

これは明らかに米比関係で、フィリピンが安全保障面でも米国に貢献していることになる。

バイデン大統領も政権発足後の早い段階で、米国とフィリピン両国の米比相互防衛条約の有用性を確認している。

その際に、中国の海上民兵がフィリピン軍を攻撃した場合、米軍はフィリピン軍を支援する義務があることを明らかにした。

さらに2021年7月、バイデン氏は南シナ海における中国のほぼすべての海洋権益の主張は違法であると捉えてきたトランプ政権の政策を引き継ぐと表明した。

この動きは明らかに、東南アジアでの中国の動きを封じる意味合いがある。

フィリピンは過去数十年、軍事力が不足してきただけに、米国が改めて軍事的な防波堤になることを約束したことで、「中国のちょっかい」を未然に防ぐことになる。

前出のチャン氏はこう記している。

「フィリピンの防衛力は徐々に復活してきている。同国の主張が国際的に認知され始めてきたこともある」

「米国の中国に対する戦略的な感情が変化してきたことで、(中国の攻撃の)抑止力が回復する機運が生まれている」

米ロイド・オースティン国防長官も今夏、米比両国間に70年もの間受け継がれてきた相互防衛条約は、いまの中国を十分に牽制することができると述べている。

「米比両国は気候変動の危機からコロナのパンデミックまで、様々な課題に直面している。そうした中で、米比同盟は強固で回復力があり、インド太平洋の安全と繁栄のために不可欠であり続けるだろう」

中国はフィリピンや台湾、ブルネイ、マレーシア、さらにベトナムが主張する南シナ海の領有権や海洋権益を主張しているが、米国は「完全に違法」との立場を崩していない。

ドゥテルテ大統領は当初、中国との対決に消極的な態度がみられたが、フィリピン国内での対中強硬派の力が高まるにつれ、南シナ海での領海権は交渉の余地がないとの考えに変わってきた。

同大統領の次の言葉がいまのフィリピンの国際的立場を象徴している。

「フィリピンが大国の影に隠れて判断し、行動する時代は終わった」

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『「台湾防衛」支持しないと落選する米中間選挙事情 米有権者の52%、共和党支持者の60%が米軍出動を支持』(11/29JBプレス 高濱賛)について

11/28The Gateway Pundit<Flashback 2016: Fauci’s Cohort Peter Daszak Explains How Scientists Can Perfectly Create a Coronavirus in China Lab That Can Lead to Global Pandemic>

ファウチやダスダックが世界にパンデミックを蔓延させたのに、のうのうと生きている。殺人罪で死刑にすべき。民主党は本当に屑。

https://twitter.com/i/status/1463673517501816840

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/flashback-2016-faucis-cohort-peter-daszak-explains-scientists-can-perfectly-create-coronavirus-china-lab-can-lead-global-pandemic/

11/28The Gateway Pundit<It Turns Out Fired FBI Director Jim Comey’s Daughter Is Not Only on the Team, She is One of Three Lead Prosecutors Against Jeffrey Epstein Confidante, Ghislaine Maxwell>

エプスタインはビルクリントン(小児性愛者として)達を離れ小島に招待し、拉致した少女たちに接待させたという噂のあるいわくつきの人物。刑務所で自殺したのではなく、殺されたのをもみ消すために、コーメイの娘が担当したのでしょう。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/turns-fired-fbi-director-jim-comeys-daughter-not-team-one-three-lead-prosecutors-jeffrey-epstein-confidante-ghislaine-maxwell/

11/28The Gateway Pundit<Poll Finds Kamala Harris, Michelle Obama Top Picks for 2024 if Joe Biden Doesn’t Run>

どちらが候補になっても、不正をしない限り勝てないのでは。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/poll-finds-kamala-harris-michelle-obama-top-picks-2024-joe-biden-doesnt-run/

11/29阿波羅新聞網<再度踢爆!俄资安公司抓到!华为App商店内藏190款含木马游戏=再度蹴とばす!ロシアのセキュリテイ会社が捕まえる! 華為のアプリはトロイの木馬を使った190のゲームを含んでいる>ロシアのウイルス対策ソフトウェアブランドDr.Webが再び登場し、華為のアプリストアのApp Galleryで、トロイの木馬ウイルス「Android.Cynos.7.origin」を含む190のゲームが見つかった。ユーザーのスマホ番号とその他の個人情報が収集され、930万以上のAndroidデバイスが感染した。

Dr.Webによると、マルウェアアナリストは、アーケードゲーム、戦略ゲーム、射撃ゲームなど、App Galleryの190のゲームアプリに、このトロイの木馬ソフトウェアを発見した。ダウンロード数は930万を超え、被害者は、中国、ロシア、その他の国などからであった。

このウイルスは特定の情報を取得するために、ユーザーが通話を発信・管理する権限を付与することを求め、ユーザーのスマホ番号、GPS /モバイルネットワークおよびWiFiアクセスポイントを介したデバイスの場所、使用されるデバイスのモデルと仕様、ネットワークコードや国コードなどを国外のサーバーに送信する。

どのように見ても、このデータは無害に見えるが、ゲームアプリの主なユーザーは子供であることを考えると、この問題はさらに深刻で、子供が使うスマホの情報を外国のサーバーに送信したくないという親は間違いなく多い。人数は分からないが不明な人間にスパイされる。

Dr Webは、この発見を華為に通知した。トロイの木馬ウイルスを含んでいる上記アプリは棚から削除された。詳細なリストはDr Webの公式ウェブサイトに掲載されている。ダウンロードしたユーザーは、できるだけ早く削除することをお勧めする。

今年の4月、Dr.Webは、華為App Galleryにウイルス「Joker」を含む悪意のあるアプリが10個含まれていることを発見した。これにより、53万台以上のスマホが感染した。6か月後、同じ会社が再びApp Galleryでウイルスが見つかったことは暗に危険と言うことを示している。

華為がわざとマルウエアを仕込んだのでは。党の命令でしょう。華為以外のスマホもそうでしょう。日本人は安いからと言って中国製スマホを使うのは危険です。

https://www.aboluowang.com/2021/1129/1677393.html

11/29阿波羅新聞網<吹哨者:台山核泄漏或与锅炉设计有关=内部告発者:台山原子力発電所の漏洩はボイラーの設計に関連している可能性がある>中国広東省台山市の第​​1原子炉は、今年7月に放射能漏洩により停止を余儀なくされた。フランスの電力会社から米国の子会社に最初に放射能漏洩が明らかにされた後、フランスの電力会社は中国のパートナーである中国広核集団に、事故の原因を調査するために原子炉を中止するよう求めた。今年7月、台山原子力発電所の筆頭株主である中国広東原子力発電(広核)集団が原子炉の運転を停止することを決定した。その際、フランスの電力会社と広核集団が外部に説明したのは、事故の原因は、原子炉の燃料棒コーティングが損傷したというものであった。製造、輸送、または操作上の理由で損傷した燃料棒の総数は非常に少なく、通常の許容範囲に沿っている。しかし、フランスの原子力部門のスタッフは最近、フランスの独立した原子力安全組織である「フランス独立原子力放射線研究情報委員会(CRIIRAD)」に、台山原子力発電所の損傷した燃料棒の数は、公表数字よりはるかに多いことを明らかにした。核燃料棒の損傷の原因は、操作上の理由だけでなく、ボイラーの設計ミスがあり、実際、これらの現象はフランスの電力会社内で早くから知られていた。したがって、フランス独立原子力放射線研究情報委員会は、フランスの原子力安全庁(ASN)に書簡を送り、内部告発者から提供された情報を検証するよう原子力安全庁に要請した。原子力安全庁に、ボイラーを設計したフランスの電力会社に関連情報の公開を依頼するよう呼びかけた。名前を挙げられたくなかったこの内部告発者の信頼性はどのくらいあるのか?ボイラーの設計上の問題が燃料棒の損傷を引き起こすのはなぜか?この目的のために、我々はフランス独立原子力放射線研究情報委員会のブルーノ・シャレイロンにインタビューした。

損傷した燃料棒の数は70を超えていると。また損傷の原因は原子炉のボイラーの設計によるとも。

https://www.aboluowang.com/2021/1129/1677152.html

11/29看中国<Omicron来袭北京躺枪 中国专家一席话再掀波澜(图)=オミクロンの流れ弾が北京に当たる、中国の専門家が再び波を立てる(写真)>

米国は27日、南アフリカを「世界のロールモデル」と称賛した。この声明は中共を平手打ちしたように思われた。中国の医療専門家がオミクロンウイルスに対応するために次々と露出し、別の波を引き起こした。 (画像ソース:画像合成)

南アフリカは9日に武漢肺炎の最新の変異ウイルス株「オミクロン」を発見した後、すぐに世界保健機関(WHO)に新しい亜種の遺伝子配列を通知し、すぐに世界と情報を共有し、各国がタイムリーに対応することを可能にした。これに対し、米国は27日、南アフリカを「世界のモデル」と称賛し、中共を平手打ちしたようだ。しかし、最近、中国の医療専門家がオミクロンウイルスに対応して露出し、オミクロンウイルスは別の波を引き起こした。

この猛威を振るうオミクロンウイルスに直面して、中国疾病管理予防センターの主任疫学者である呉尊友は、この冬と来春の主な流行ウイルス株は依然としてデルタ変異型ウイルスで、オミクロン変異体に関しては、さらに観察する必要があると考えているとイベントで語った。

上海の复旦大学付属華山病院感染症部長の張文宏も、オミクロンは現在中国に大きな影響を与えていないと述べた。オミクロン変異型ウイルスの出現はインフルエンザワクチン接種と同じモードに入るだろうと見込まれる。つまり、ウイルスの変異に応じて毎年新しいワクチンが迅速に構築されるということ。

鍾南山は、現在の国内ワクチンもオミクロンウイルスに対して「非常に効果的」であると主張した。最新のデータによると、ワクチン接種プロセス全体を完了した中国の人口は、全人口の76.8%を占め、今年末までに80%以上の目標を達成し、集団免疫を実現するための非常に良い基盤を築いた。

しかし、人々が疑問視したのは、数年前に開発されたワクチンが、数日前に出現したばかりの変異ウイルスとどのように戦うことができるのかということである。鍾南山によるこの声明は無責任であり、職業倫理に反しているのでは?

全員、オミクロンウイルスを軽く見ているのは、北京冬季オリンピックに影響を与えないためでしょう。人命より政治優先の社会ですから。大体中国の不活化ワクチンは効かないのでジョンズホプキンス大学が中国人留学生には3米国産ワクチンのどれかを打つように指導したくらいです。

武漢ウイルスを世界に拡散したのは自分達なのだから北京冬季オリンピックが中止になっても自業自得。

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/11/29/990853.html

11/29希望之声<内蒙满洲里日暴增19确诊 蔓延至黑龙江齐齐哈尔(视频)=内モンゴル自治区満州里は確定症例が毎日急増し、19例に 黒竜江省チチハルまで広がった(ビデオ)>11/28、内モンゴル自治区満州里市で中共ウイルスの新たな19例と、新たな無症状感染者1例が確認された。当局はまた、満州里市に1つの高リスクエリアと1つの中リスクエリアを追加するよう通知した。現在、満州里市はほぼロックダウンされており、すべての公共交通機関が停止されている。黒竜江省チチハル訥河市で見つかった症例は満州里から帰ってきた感染者で、チチハル市高速道路旅客輸送ターミナルは28日から閉鎖された。

公式メディアの報道によると、11/28の0時-16時に、内モンゴル自治区フルンボイルの満州里で、19の新しい確認症例と1例の新規無症状感染者が報告された。これまでに、中共ウイルスの確定症例19例と無症状感染者2例が報告されている。満州里市の東山街道はリスクの高い地域に調整され、満州里市の南区街道は中リスクの地域に調整され、対応する管理措置が実施された。封鎖区域は家を出てはならず、管理区域の人々はその区域を離れてはならないことが要求される。

他に出ていても、北京オリンピックのため、中共は隠すでしょう。

https://twitter.com/i/status/1464881750916558851

https://www.soundofhope.org/post/570095

何清漣さんがリツイート

萧生客 SSK  @SSK2024 11月28日

案の定、今日はニュースがあった。バイデン政権の司法省(DOJ)は、カイルリッテンハウスの事件を調査すると発表したが、どんな悪だくみが出されるかは分からない。司法省の審査プロセスを待つことを除いて、カイルの正当防衛過程のこの13分間の完全なビデオをここに貼り付け、すべての人が真実を広めることを願っている・・・。

《青年の勇気:彼らにこの国を焼き払わせることはできない!》 Https://mp.weixin.qq.com/s/Qi1xmlEG-1LdLCr1jmRoiA

何清漣さんがリツイート

xiaxiaoqiang夏小強 @ xiaxiaoqiang 10時間

JKローリング(ハリポタ作者)は鉄槌を下される、濡れ衣?

xiaxiaoqiang.net

JKローリングは鉄槌を下される、濡れ衣? | 夏小強の世界xiaxiaoqiang.net

JKローリングは鉄槌を下される、濡れ衣? |濡れ衣ではなく、これは証拠を求めたら証拠を出されたと言われる。白人左翼として、必ず基本認識があり、つまり、白人左翼は遅かれ早かれ白人左翼によって確実に鉄槌を下される。マスクと話をしたとき言ったが、最も左はなく、もっと左と言うのだけがいて、左のイデオロギーが活性化すると、自然に左にもっともっととなる。

何清漣さんがリツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 4時間

「上院民主党中間派の合図:バイデンの銀行管理の候補者に対して」

http://nacr.info/WordPress/index.php/2021/11/28/centrist-senate-democrats-signal-opposition-to-biden-banking-nominee/

現在、上院銀行委員会の12人の民主党員のうち3人が反対しており、12人の共和党員全員が反対している。したがって、他の民主党員がそれを支持したとしても、9票しかない。これで反対と賛成は15:9である。我々は、オマロバの指名が通らないことについて慎重ではあるが、楽観的である。

高濱氏の記事で、氏は習がオバマに「南シナ海は軍事基地化しない」と約束したのを忘れたのか?自分の都合の悪い部分は、都合よく忘れられる特技の持ち主かと。二人が「自己抑制」したなんてあまりにナイーブでは。

高濱氏の論調はいつでも共和党が悪く、民主党はそれに引きずられていると。左翼の党信仰、無謬性信仰が垣間見える。

記事

米駆逐艦の台湾海峡通過を「地域の安定を破壊する行為」と非難する中国外務省の趙立堅報道官(11月23日、写真:AP/アフロ)

台湾侵略防止法案と台湾抑止力強化法案

11月16日のジョー・バイデン米大統領と中国の習近平国家主席とのオンライン首脳会談で米中双方は「自己抑制」で合意したかに見えた。

ところが、その9日後の25日、中国国防省の呉謙報道官はこう発言した。

「米軍は台湾や南シナ海で挑発行動に出ている。中国はこれに真っ向から対抗せねばならない」

「特に台湾問題については中国に妥協の余地はない。米国は(中国が妥協するなどといった)いかなる幻想も抱いてはならない」

「中国軍は常に戦闘力を持ち、いつでも(米軍と)戦える」

首脳同士が約束した「自己抑制」はどこへ行ってしまったのか。

事実、米軍は台湾海峡や南シナ海に頻繁に戦艦を出動させている。また米軍将兵が密かに台湾に常駐し、台湾将兵を軍事訓練している事実を台湾の蔡英文総統自らが公にしている。

武器供与は、米中国交樹立時に中国も認めた米国内法「台湾関係法」(Taiwan Relations Act)で認められている。

とはいえ、最近になって米高官が「台湾防衛のための軍事支援には、サイバーセキュリティも含まれる」(アン・ニューバーガー米国家安全保障担当副補佐官、セキュリティ防衛担当)とまで明言すると、中国も黙ってはいない。

呉謙氏はさらにこうまで言い切っている。

「台湾関係法は『一つの中国』の原則と米中間で取り交わしている3つの共同コミュニケの定めに著しく違反している」

米中外交関係に精通している米政府関係者は、中国政府の真意をこう分析している。

「中国の異常なほどの憤りは、バイデン政権の対中スタンスに向けられているというよりも同政権発足以降、共和党が党として強めている対中強硬策にある」

共和党の動きを振り返ってみる。

まず議会だ。2月22日、リッチ・スコット上院議員(共和、フロリダ州選出)が「台湾侵略防止法案」(Taiwan Invasion Prevention Act)を提出した。

同法案は、大統領の「戦争権限法」に沿って、台湾が中国から攻撃を受けた場合には米大統領に台湾を防衛するために米軍を出動できる権限を与えるというもの。

そのほか、台湾総統の訪米、米台首脳会談や同総統の米議会演説など米台政府当局者同士の交流促進を謳っている。

(同趣旨の法案は2020年7月、下院にも上程されたが廃案になっている)

https://www.congress.gov/bill/117th-congress/senate-bill/332/text

11月4日には、米上院外交委員会の重鎮、ジム・リッシュ議員(共和、アイダホ州選出)が「台湾抑止力強化法案」(Taiwan Deterrent Act)を上程して台湾防衛気運をいやが上にも高めた。

https://www.reuters.com/world/asia-pacific/us-republicans-want-billions-taiwan-military-aid-counter-china-2021-11-04/

同法案は、中国からの脅威に対抗するために今後10年間に20億ドルの軍事援助を行うことを義務づけている。むろん従来の対台湾武器供与とは別枠だ。

同法案には、2020年の大統領選に立候補し、2024年にも大統領選に出馬が有力視されているマルコ・ルビオ(フロリダ州選出)、元共和党大統領候補のミット・ロムニー(ユタ州選出)、前駐日大使のビル・ハガティ(テネシー州選出)ら5人の共和党上院議員が共同提案者に名を連ねている。

前者はともかくとして後者は、現行の「兵器輸出管理法」(Arms Export Control Act)の一部修正が必要になってくるが、民主党議員も賛同する可能性大だ。

知日派アーミテージ元国務副長官も台湾訪問

中国にとって捨て置けないのは、こうした親台湾派の上院議員や元議員、元政府高官たちの相次ぐ台湾訪問だ。

4月にはリチャード・アーミテージ、ジェームズ・スタインバーグ(民主党)両元国務副長官、クリス・ドッド・テネシー州下院議員らが訪問。

6月にはタミー・ダックワース上院議員(民主、イリノイ州選出)、ダン・サリバン(共和、オハイオ州選出)、クリストファー・クーンズ(民主、デラウェア州選出)各上院議員が訪台した。

11月9日には「台湾抑止力強化法案」の共同提案者の一人、ジョン・コーニン上院議員(テキサス州選出)ら4人の上院議員とジェイク・エリズィ下院議員らが台北を訪れ、蔡英文総統や邱国正国防部長(長官)と会談までしている。

この直後、中国外務省の趙立堅・報道官はこう声を荒らげた。

「台湾関連法は『一つの中国』の原則に著しく違反している米国内法だ」

そして前述の呉謙報道官の「台湾問題で妥協の余地はない」発言につながる。

米台政府間会合は堂々と国務省ビルで開催

議員団の訪台は、ドナルド・トランプ前政権下でも行われてきた。だがバイデン政権では米メディアが大きく報じるようになってきた。

4月9日には米国務省は、台湾との政府間交流に関する新指針を決め、これまで米台政府当局が会う時はホテルや民間団体の施設を利用したのを、今後は国務、国防各省など米政府機関の建物で行うことに踏み切った。

『台湾「新たなページ開いた」米が政府間交流拡大方針: 日本経済新聞』(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM101EZ0Q1A410C2000000/

米台政府次官級で行われてきた「米台経済繁栄パートナーシップ会合」(EPPD)も今年は事前に公式発表され、11月22日、国務省ビルで堂々(?)と開かれた。

https://www.state.gov/2021-u-s-taiwan-economic-prosperity-partnership-dialogue-eppd/

11月24日の台湾の英字紙「タイワン・ニュース」によれば、台湾に常駐する米将兵はバイデン政権になって2倍に増えたという。

11月時点で台湾には39人の米陸海空海兵隊将兵が駐屯しているという。主に台湾兵士の軍事教練を行っているとされる。

https://www.taiwannews.com.tw/en/news/4355230

こうした米サイドの「台湾関係法」の拡大解釈の背景には何があるのか。

長年、米台・米中関係に関わってきた元外交官の一人、D氏はこう見ている。

「台湾関係法は米中国交樹立で米華相互防衛条約が無効化し、その結果、東アジアで急激な軍事バランスの変化が起こることが懸念されたため制定された事実上の米台軍事同盟の証文だった。国交樹立を急いだ中国は当時受け入れている」

「当初は米国も政治的配慮から台湾への自衛のためのF16戦闘機やイージス艦の売却を凍結していたし、親中派の馬英九総統当時には台湾への武器供与は控えたこともある」

「だが2019年以降、中国の台湾に対する軍事的威嚇行動が顕著になってきたことを受けて、同年8月にはF16戦闘機66機という最大規模の武器供与に踏み切っている」

「その意味では台湾関係法の解釈には曖昧な面がある。米サイドで言えば、米政府も米議会もその時々の米国民の『対中・対台観』を敏感に受け止めながら具体的な政策を形成してきた。拡大解釈することもあれば、狭義的に解釈をすることもあった」

米国民が中国をどう見ているか、その実態を浮き彫りにしている世論調査結果がある。

ピュー・リサーチ・センターが2021年3月4日に公表した世論調査結果だ。

「中国と聞くと何を考えるか」との問いに「人権」と答えた米国民は20%、次いで「経済」は19%。

以下、「政治体制」17%、「脅威」13%、「米中関係」12%となっている。

党派別で見ると、民主党支持者は22%、共和党支持者は21%とほぼ同じだが、「脅威」では民主党支持者が10%、共和党支持者は18%と共和党支持者が多い。

https://www.pewresearch.org/fact-tank/2021/03/04/in-their-own-words-what-americans-think-about-china/

権威あるシカゴ外交問題評議会(Chicago Council on Global Affairs)が2021年8月26日の公表した世論調査では、台湾有事の際に、米軍を台湾防衛にために出動すべきか否か、を米国民に聞いている。

「出動すべきだ」と答えた人は52%。共和党支持者は60%、民主党支持者は50%という結果が出ている。

52%という数字は、同評議会が1982年に行った世論調査では最高値だ。

台湾を「独立国家」と認めている人は69%、「台湾を正式に米国の同盟国にすべきだ」は53%、「台湾を防衛するよう公約すべきだ」は46%となっている。

D氏が指摘する「その時々の米国民の対中・対台観」にバイデン政権も米議会も敏感に反応してきたことがよく分かる。

共和党議員が台湾防衛強化法案を上程したり、台湾訪問に熱心なのもこうした米国民、共和党支持の有権者の「対中・対台観」が背景にあるのだ。

訪台ラッシュの議員たちはみな農業州選出

特に、コーニン上院議員はじめ最近台湾に訪問している議員たちは、テキサス、アラバマ、アイダホといった農業州選出議員が多い。

各州は台湾に農産物を輸出している。また台湾に武器供与している軍事産業との太いパイプを持つ議員もいる。

https://www.globaltimes.cn/page/202111/1238676.shtml

こうした親台派議員は共和党員だけではない。

民主党のエレイン・ルーリア下院議員(バージニア州選出)は、10月11日付のワシントン・ポスト紙に共和党のスコット上院議員が上程した「台湾侵略防止法案」を支持する論考記事を寄稿している。

米海軍士官学校を卒業後、海軍に入隊、原潜オペレーション業務を行ってきた退役女性海軍中佐だ。同時の主張は単純明快だ。

「米大統領は現行の台湾関係法では有事の際に米軍をただちに出動させる権限を有していない。台湾有事の際の大統領の米軍出動命令を法的に認める法の制定が急務だ」

https://www.washingtonpost.com/opinions/2021/10/11/elaine-luria-congress-biden-taiwan/

ルーリア議員もそうだが、共和党の訪台に同行する民主党議員の多くは保守的な選挙区を抱えており、すでに「台湾問題」を前面に押し出している候補の急追を受けている。

有権者の「対中・対台観」を無視するわけにはいかないのだ。

中国当局者が米国の最近の台湾をめぐる動きに猛反発している背景には、中間選挙を控えた共和党の選挙戦略の「台湾問題」が利用されていることへの苛立ち、危機感があるのだ。

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『習近平「歴史決議」採択で高まる中印の武力衝突リスク 「偉業」が欲しい習近平』(11/27JBプレス 藤 和彦)について

11/27The Gateway Pundit<‘I Wanted Him to be Successful. He’s Been Totally Unsuccessful. It’s a Disaster.” – President Trump on Joe Biden>

まあ、本音で成功を望んでいたとは思えない。選挙を盗んだ張本人ですから。ラスムセンレポートによれば56%の米国人が去年の選挙は盗まれたと思っていますので。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/wanted-successful-totally-unsuccessful-disaster-president-trump-joe-biden/

11/27The Gateway Pundit<“If Anybody Below Them Had Ever Done What They Did to President Donald Trump, They’d Still Be in the Brig” – Dr. Peter Navarro on Generals Milley, Mattis, McMaster and John Kelly>

ミリーのように、大統領の与り知らぬところで、中共の人民解放軍と電話で「攻撃があれば教える」と言うのは、どう考えても国家反逆罪で、軍法会議で処分しなければ。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/anybody-ever-done-president-donald-trump-still-brig-dr-peter-navarro-generals-milley-mattis-mcmaster-john-kelly/

11/27The Gateway Pundit<Tucker Carlson: How Will America Survive Three More Years Of Joe Biden? (VIDEO)>

やはり、選挙を盗ませたのが悪い。Foxも激しく追及すべき。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/tucker-carlson-will-america-survive-three-years-joe-biden-video/

11/27The Gateway Pundit<“Biden Has a Credibility Problem” – The Biden Gang Is Failing and They Lie About It and Don’t Seem to Care>

民主党は左翼で、中共同様平気で嘘をつく。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/11/biden-credibility-problem-biden-gang-failing-lie-dont-seem-care/

11/27阿波羅新聞網<川普:从没想过与中共开战=トランプ:中共と開戦することを考えたことはなかった>外国メディアは、トランプ前米大統領が金曜日(26日)に、米中貿易に勝つことを除けば、中国と開戦することを考えたことはなかったと述べたと報じた。

記者のボブ・ウッドワードとロバート・コスタが彼らの著作でトランプを批判していることに関して、トランプは、自分はこの何十年間米国が戦争しなかった唯一の大統領であり、彼が米国を戦争から抜け出させたことを強調した。

ボブ・ウッドワードとロバート・コスタも左翼グローバリストでしょうからナショナリストに対しては何でも腐すだけ。

https://www.aboluowang.com/2021/1127/1676686.html

11/27阿波羅新聞網<讽刺!“国产电动车”量飙升,中企却无核心科技;陆煤炭供应紧张凭票供应重出;=皮肉! “国産電気自動車”の台数は急増しているが、中国企業には中核技術がない:大陸の石炭不足は切符によって再供給される>数日前、データセキュリティを担当する中国国家インターネット情報弁公室は、滴滴が米国の株式市場から上場廃止するための具体的な計画を策定するよう要請した。ニュースが報じられるとすぐに、主要株主であるソフトバンクの株価は4.91%急落した。

中国の電気自動車産業は燎原の火の如く広がっているが、中国企業はモーターや電子制御を駆動する電気自動車の中核技術をまだ習得しておらず、ガソリン自動車と同じ過ちを繰り返す可能性が高く、「市場が技術を変える」のはまだ希望的観測である。

電気自動車の中核技術は「3電気」技術である。つまり、動力電池、駆動電機、電子制御である。

電子制御システムに炭化ケイ素チップを使用すると、電気エネルギー変換プロセス中の熱損失を50%削減でき、電子デバイスの効率が大幅に向上する。推定によると、1回の充電で、現在の状況では航続距離を6%拡張できる。

現在、炭化ケイ素の製造は米国、ヨーロッパ、日本によってコントロールされており、中国企業はまだ完全な産業チェーンを形成できていない。

外国のメーカーは製造段階をリードしているだけでなく、電子制御システムに炭化ケイ素チップを適用して、電気自動車のエネルギー効率を最大化する応用段階にも既に手を打ち、競争している。海外のボッシュやデルファイなど。

炭化ケイ素チップに代表される自動車チップ、新型チップ、および電子制御システムの組み合わせが、電気自動車の次の10年を決定する。

動力電池に関しては、中国のCATLは29.9%の市場シェアを持ち、世界1位にランクされているが、より重要なリチウム電池薄膜技術はまだ日本にある。

アマゾンは今年、中国の何千もの国境を越える電子商取引会社をブロックした。その中で、墨燦は中国本土の国境を越える電子商取引プラットフォームのトップ10の1つであるが、それでも一夜にして閉鎖された。中国のeコマースは本当に弱い。

中共の発展改革委員会は、石炭生産を増やすため、石炭価格を抑える一連の行政命令を出したが、電力供給削減は依然として「続いて」おり、多くの省の企業は生産停止や減産しなければならない。山西省最大の石炭生産都市である朔州が配給切符で石炭を供給し始めたことは特に驚くべきことである。

米中関係が緊迫した中、習近平は中国企業にウォール街を離れるよう求めたが、米国への中国資金の流れが急増し、報告は「抜け穴」の存在を明らかにした。

中国の不動産業界の危機は次々と続いており、中国の不動産大手である恒大集団、花様年、佳兆業に続いて、香港の奥園地産も債務危機に陥っていると噂されている。

全部電気自動車にするのは危険が大きすぎ。停電で物流が止まる。

https://www.aboluowang.com/2021/1127/1676806.html

11/28阿波羅新聞網<跪舔北京 谁在丑化中国=北京にひざまずいてなめる 誰が中国をけなすのか>JPモルガンチエースのCEOであるJamie Dimonは最近、中共政権について冗談を言い、JPモルガンチエースは中共よりも寿命が長いはずだと述べた。話した後、私は死ぬほど怖くなり、北京がその立場を表明する前に、急いで北京に2回謝罪し、ひざまずいて北京をなめ、それは、言論統制の中共の長い手がウォール街にまで及んでいるという世論の嘲笑を引き起こした。

みっともない。米国人にプライドは無いのか。

https://www.aboluowang.com/2021/1128/1676907.html

11/27阿波羅新聞網<中国观察:张高丽性丑闻打乱北京的计划=チャイナウォッチ:張高麗のセックススキャンダルが北京の計画を混乱させる>2022年2月に北京で冬季オリンピックが開催されるまであと100日もない。このスポーツ大会は中共が党のイメージを誇示するいい機会であるが、張高麗前副首相に関するセックススキャンダルはその計画を混乱させているようである。

張高麗は北京冬季オリンピックの準備チームのリーダーだったのだから、ボイコットせずに参加すれば、性暴行を何とも感じず認めることになる。日本も外交ボイコットすべき。

https://www.aboluowang.com/2021/1127/1676796.html

11/28阿波羅新聞網<彭帅事件: WTA仍担忧 来自德国的批评声渐响亮=彭帥事件:WTAはまだ心配している ドイツからの批判を徐々に大きくなる>広報担当者は、WTAのスティーブ・サイモン会長がさまざまなチャネルを通じて彭帥と連絡を取ろうとし、2通のメールを送信したと述べた。彭帥の返信は「明らかに他の人から影響を受けた」。サイモンは「彭帥が尋問や脅迫を受けているのを心配し、返信が彭帥からのものであり、検閲者からのものでないと確信できない限り、電子メールで彼女に連絡しないことに決めた」と述べた。

独SPDのスポーツ政策報道官であるマフムトオズデミールは、フランクフルターアルゲマイネツァイトゥングに、国際オリンピック委員会がスポーツ界に「致命的で衝撃的な合図」を送ったと語った。

ドイツアスリート連盟は、IOCによる彭帥事件の取り扱いを批判した。この連盟で国際スポーツ政策を担当しているマクシミリアン・クラインは、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングに、国際オリンピック委員会の行動は「中国政府の協力者になり、歓迎されない人々に対する体系的な報復を正当化する」かもしれないと語った。

WHOやIOC、ICPO等の国際組織は専制主義国(者)に乗っ取られた。別な組織を作るべき。

https://www.aboluowang.com/2021/1128/1677049.html

藤氏の記事では、中共は台湾とインドに同時侵攻するかもしれないという気がしてきました。台湾を攻めれば、インドもチャンスと思い、奪われた土地を奪い返しに来るかもしれないと恐怖に駆られて、インドに侵攻するシナリオです。

台湾侵攻すれば、以前の古森氏の記事にあったように、まず在日米軍基地が狙われるでしょう。米軍が反撃しなければ、日本は廃墟になってしまう。

政府は真剣に憲法改正とスパイ防止法の成立を迅速に図るべき。中共は話をして分かる相手ではない。

11/27ZAKZAK<「林外相の訪中」どう思いますか? 「すべきでない」96%…「外交センス疑われる」の声 夕刊フジ緊急アンケート>

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/211127/pol2111270005-n1.html

日本国民が、中国の人権侵害や酷さに気づいて来たと言うことでしょう。

記事

インド・カシミール地方の中印国境地帯に向かうインド軍兵士(資料写真、2020年9月7日、写真:ZUMA Press/アフロ)

(藤 和彦:経済産業研究所コンサルティング・フェロー)

「中国がインドの安全保障上の最大の脅威であるために、実効支配線(事実上の国境)の警備に配備されている数万人の軍隊が長期間、基地に戻ることができない。1年半近くも国境紛争が解決できないのは、中国との信頼関係の欠如がそもそもの原因だ」

インドのラワット国防参謀長は11月11日に放映されたTVでインタビューでこのような懸念を表明した。

緊張状態が続く中、中国で「陸地国境法」成立

インドと中国は1962年に大規模な国境紛争を起こしたが、その後も両国は3000km以上の未画定国境を抱え、実効支配線を挟んで対峙してきた。インドは現在も「北東部のアルナチャルプラデシュ州と北西部カシミール地域を中国が不法占拠している」として武力衝突も辞さない構えだ。

中印両軍は昨年(2020年)6月、インド北部のカシミール地域東部に位置するラダック地方の国境地帯の渓谷沿いで衝突し、45年ぶりに双方で死者を出した。両軍はその後もヒマラヤ山脈の国境地帯でにらみ合いを続けていたが、今年2月にようやく軍の一部撤退が決まった。

だが9月下旬に今度はアルナチャルプラデシュ州タワン近郊で小競り合いが発生した。中国は昨年6月以降、同州と接するチベット軍区で実弾演習を重ねており、8月下旬に実施した大規模な軍事演習では15式軽戦車などの最新兵器を投入し、高原での作戦能力をアピールしていた。中印両軍は10月10日、この問題について協議を行ったものの主張が対立、緊張緩和に向けた道筋は見えていない。

インドとの緊張状態が続く中、中国政府は10月23日、陸上の国境地帯の管理を強化するため「陸地国境法」を成立させた(発効は来年1月から)。中国は14カ国と2万2000kmの国境を持つ世界で最も隣接国が多い国だが、この法律が、係争地域を巡り再び緊張が高まっているインドなどを念頭に置いていることは間違いない。

インド政府は10月27日、「陸地国境法を用いて実効支配線の現状を一方的に変えてはならない」と懸念を表明した。インドが最も警戒を抱くのは水資源に関する保護規定だ。中国のチベット自治区に水源があるブラマプトラ川はインドの貴重な水資源になっており、中印両国間の懸念事項の一つとなっている。「国と地方政府は国境を越える河川などの安定を守る措置をとる義務がある」と法律に明記されたことで、インドは「中国が紛争時にブラマプトラ川の水量を制限する可能性が高い」と危惧している。

軍備拡張に邁進するインド

中国への高まる不信感がインドにもたらしているのは、軍備拡張だ。

協議が物別れに終わったことから、インド軍は10月下旬から、アルナチャルプラデシュ州タワン近郊の警戒強化のために超軽量榴弾砲や対空機関砲の配備を進めている。

さらにラダック地方東部でも複数の空軍基地を建設中だ。配備される戦闘機はフランス製のラファール、ロシア製のミグ29などである。中国がこの地域に10カ所以上の空軍基地を新たに建設したことへの対抗措置だ。

ラダック地方の冬の気温はマイナス40度を下回ることから、全天候型の輸送インフラの整備も急ピッチで進めている。インド軍の展開を助ける道路、橋、トンネルなどの建設で計1兆4000億ルピー(約2兆1400億円)の予算を投じる構えだ。

またインドは11月14日、ロシアから地対空ミサイル「S400」の導入を開始した。S400は航空機、ドローン、弾道ミサイル、巡航ミサイルなどの敵の飛行兵器を半径400kmの範囲で迎撃できる高性能のミサイルである。インドは中国の脅威に対抗するため、2018年にロシアとS400購入の契約を結んだ(55億ドル)。今年中に配備が完了すれば、インドの防空能力は既にS400を配備済みの中国と肩を並べることになる。

インド軍は防御ばかりでなく、攻撃面での能力拡大にも余念がない。10月27日、東岸沖の小島から核弾頭搭載可能な大陸間弾道ミサイル「アグニ5」の発射実験も行った。ミサイルは非常に高い精度でベンガル湾の目標に命中し、実験は成功したという。射程距離は5000kmとされるアグニ5は、中国のほとんどの地域を攻撃できるようになる。

強気の姿勢の背景に「米国への接近」

インド側がこのところ中国に対して強気の姿勢を示している背景には「米国への接近」があるとの見方が出ている。

中国共産党系メデイアの環球時報は「インドはQuad(クアッド)へ参加したことで大いに自信を深め、中国に対して強気一辺倒となり、一連の協議に悪影響を与えた」とする専門家の見解を伝えている。クアッドとはインドと日本、米国、豪州の4カ国連携枠組みのことだ。経済安全保障の取り組みがメインだとされているが、日米豪印は10月中旬にインド東方のベンガル湾で合同海上演習「マラバル」を実施し、軍事面でも協力を進めている。

マラバル2021が実施されていた最中の10月下旬、インド陸軍の第136歩兵旅団(約350人)も11年ぶりに米アラスカ州のエルメンドルフ・リチャードソン統合基地に遠征していた。約400人の米兵とともに第17回ユド・アビヤス年次演習に参加するためだ。米陸軍の発表によれば、2週間にわたって実施された演習では寒冷地でのサバイバル、航空機による医療搬送、登山訓練、小火器の射撃訓練などが行われたという。

インド陸軍の指揮官であるナンガレ准将は「我々はこれらの条件下での最良の実践方法を学んだ」「相互の信頼を共有することができた」と成果を強調した。

この演習は、昨年6月に中国との間で衝突が起きたラダック地方でのインド軍の準備の一環として企画されたとされている。エルメンドルフ・リチャードソン統合基地にある空軍基地ではインド空軍も訓練を受けたことが明らかになっている。インドメディアによれば、インド陸軍はユド・アビヤス演習終了後、ラダック地方で早速、部隊や装備の移動などの総合的な訓練を実施した。

米国は情報面での協力にも熱心だ。11月上旬、米国防総省は「インド北東部に位置するアルナチャルプラデシュ州で中国が実効支配線に沿って軍用の村などを建設している」とする報告書を公表した。米印両国は昨年10月、機密衛星情報共有に関する協定を締結しており、インド軍はこれまで探知しづらかった中国軍の動きを米国の衛星画像から読み取ることができるようになった。

1962年の国境紛争での敗北以来、インド国内では「中国への雪辱を果たせ」との声が強い。インドにとって主敵は、パキスタンではなく中国だ。

習近平には「偉業」が足りない?

一方、中国では11月11日、40年ぶりに新たな「歴史決議」が採択された。

これにより「習近平国家主席の権力基盤は盤石になった」との見方が一般的だが、「実態は必ずしもそうではない」との指摘もある。習氏が毛沢東や鄧小平に匹敵するほどの「偉業」を達成していないからだ。

毛沢東も鄧小平も歴史決議だけで絶対的な権力を手にしたわけではない。習氏が目標としているとされる毛沢東の場合は、歴史決議を採択した後、国民党との内戦を制し、朝鮮戦争やインドとの国境紛争などを経て「神話」を確立していった。鄧小平も、ベトナムへの懲罰戦争(実質的には敗北した)を利用して党内と軍の掌握を進めた。

中国共産党の指導者が長期の絶対的権力を獲得するためには、歴史決議とともに戦争が必須だとしたら、習氏も対外戦争に打って出る可能性が高いと言わざるを得ない。

毛沢東、鄧小平が成し遂げられなかった台湾を併合することができればベストだが、米国をはじめ国際社会の間で危機感があまりにも高まってしまった。最近急速に海軍力を増強させている中国だが、元来はランドパワーだ。毛沢東のひそみに倣い、習氏がインドへの挑発を続けていれば、捲土重来を期すインドとの間で全面衝突になってしまうかもしれない。1962年当時とは異なり、中国は世界第2位、インドは世界第3位の軍事大国となっている。両国はともに核保有国だ。

国際社会は中印の軍事衝突リスクをもっと警戒すべきではないだろうか。

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