8/13The Gateway Pundit<President Trump Announces that He Has His Best Poll Numbers Ever and Largest Amount of Campaign Contributions from the People Ever This Past Week>
FBIの捜索は共和党の結束と、民主党や無党派の良識派にやりすぎの印象を与えた。作戦は大失敗でしょう。
8/13The Gateway Pundit<WAKING UP? Majority Of Independents Call Trump Raid “Political” – Now More Motivated To Vote>
According to a new poll from Convention of States and Trafalgar Group, the majority of Independents, 53.9%, believe Trump’s political enemies are behind the FBI Raid. They join 76.7% of Republicans who hold the same view. The two groups are also aligned on enthusiasm to vote based on the FBI raid. The spectacle increased the motivation to vote for 83.3% of Republicans and 71.7% of Independents.
Nearly three-quarters of Trump-Deranged Democrats believe the raid was the impartial justice system at work. The raid did not create as much enthusiasm to vote among Democrats, with only 55.2% saying it made a difference.
8/13The Gateway Pundit<EXCLUSIVE: National Archives and Media Caught in Another Lie – Evidence Shows Obama Did Have Classified Docs in the 33 Million Pages He Took with Him When He Left Office>
自分たちがやってきた汚いことを、トランプに塗り付けるのは、“Russia Hoax”や“Ukraine Hoax”と同じ構図。
The AP misstated President Trump’s claim. The President didn’t say that Obama “took” documents, he shared Obama “kept” documents and many of them were classified.
They also didn’t address whether the documents Obama kept pertained to nuclear. It again appears that the corrupt Obama gang and the left-leaning media are projecting onto President Trump some corrupt action by Democrat politicians in DC.
Like the Russia collusion garbage that was used against President Trump, Hillary made millions from Russia on Uranium One alone.
8/13The Gateway Pundit<Kash Patel: Documents Obtained During Corrupt FBI Raid of President Trump’s Home Were Already Declassified>
機密解除された文書を所持して何が悪いのか?
President Trump shared a video from earlier this week where Kash Patel confirmed that the documents in Mar-a-Lago taken by the FBI when they stormed the President’s home on Monday were all declassified.
8/14阿波羅新聞網<台湾成立亚洲无人机研发中心 蔡英文:积极提升不对称作战能力=台湾、アジアUAV R&Dセンターを設立 蔡英文:非対称戦闘能力を積極的に向上>台湾の嘉義県にあるアジア UAV AI イノベーション応用R&D センターが 13 日にお披露目され、蔡英文総統は、政府が台湾の UAV 産業の発展のための計画を策定しており、業界を率いて “UAV国家チーム”を作り、産・官・学・研究のエネルギーを結集し、ドローン産業を振興し、天を翔け、世界と繋がることを目的とする。
日本も台湾製無人機を購入するよう防衛省や他の役所が予約したらどうか。コストが下がるでしょう。ウクライナで無人機の有用性は実証されています。間違っても中国製のドローンが日本の空を舞わないようにしないと。既に日本に入っていますが、スパイ機と同じでしょう。考えて使ってほしい。
https://www.aboluowang.com/2022/0814/1789092.html
8/14阿波羅新聞網<黑客入侵?中国高铁崩了=ハッキング?中国の高速鉄道が崩壊>8/12、多くのネチズンは自分の乗る高速列車が遅れていると述べ、一部のネチズンは成都東駅のすべての高速列車が遅れ、夕方から2時間32分遅れており、遅延データが取得される度に、長引いて、百年に一度の全国高速鉄道の遅延に遭遇していると述べた。
12306の大画面ディスプレイは、貴陽北駅、重慶北駅、南京南駅、済南西駅、その他の鉄道ハブを通過する列車が違った程度に遅れており、一部の駅では全部遅延で遅れがどの程度か未定であることを示した。
日本のパクリを自国開発したと豪語する国だから。でも騙される日本が馬鹿ということ。
https://twitter.com/i/status/1558469906127286272
https://www.aboluowang.com/2022/0814/1789087.html
8/14阿波羅新聞網<“这是俄乌战争转折点” —克里米亚基地爆炸=「これはロシアとウクライナの戦争のターニングポイントになる」 – クリミア基地の爆発>先日のクリミア半島のロシア空軍基地での爆発につき原因は不明であるが、ドイツの軍事専門家は、それはウクライナ軍の仕業であり、ロシアを非常に緊張させたに違いなく、この攻撃は戦争のターニングポイントをマークしたと推測した。
クリミア半島にあるロシアの主要空軍基地のサキは 9 日、何回か爆発が起き、戦闘機数機が破壊された。欧州外交問題評議会(ECFR)の軍事専門家であるグスタフ・グレッセルは、それが弾薬の爆発によって引き起こされたというロシアの主張に反論し、それはウクライナ自製のロケット弾のせいであると。
かつてオーストリア軍に勤務していた専門家は、「ドイツ第二テレビジョン」(ZDF)とのインタビューで、日中に基地に忍び込むことは難しく、特殊部隊によって破壊される可能性は低く、爆発から見てロケット弾が当たった可能性が最も高いと語った。
ロシア軍は長期になれば損耗が大きくなり、経済制裁も効いてくるので、侵攻のメリットはなく、デメリットだけになるのでは。
https://www.aboluowang.com/2022/0814/1789068.html=
8/14阿波羅新聞網<大疆慌了…俄驻中共使馆赞中国无人机帮助俄军=DJIが大慌て・・・駐中国ロシア大使館は、中国の無人機がロシア軍を支援していることを称賛>ロシアがウクライナに侵攻しているとき、ロシアの将軍は最近、中国製の商用四旋翼機がロシアの砲兵隊に革命をもたらしたことを称賛し、中国の DJI 製の無人機が近代戦で果たした役割を高く評価した。 この点に関して、DJI は潔白を装うために急いで声明を発表した。
DJIの公式Weiboは13日、「すべてのDJI製品は民生用に設計されている」「すべての軍事用途にはサポートしていない」と強調するメッセージを発した。
中共はロシアに迂回輸出している可能性がある。
https://www.aboluowang.com/2022/0814/1789207.html
8/13阿波羅新聞網<川普搜索令公布 共和党议员纷纷表态=トランプの捜索令を公開、共和党議員が続々意見表明>
司法省がトランプの捜索令の内容を公開した後、トランプを支持する共和党議員の間でさまざまな声が上がった。写真は、下院情報委員会の共和党員ターナー (右) とケリー (左) である。 (AP通信)
FBI が 8 日にトランプのマールアラーゴを家宅捜索して以来、共和党内にはさまざまな意見が出た;12 日にはマイケル ターナー (オハイオ州) とフィッツパトリック (ペンシルベニア州) の両議員が FBI の捜査に懸念を表明した。捜査の理由を説明するよう司法省に求め、捜査プロセスが政治化されていないかを確認するために司法省を監督するよう求めた。
ターナーは、FBIは他のやり方ができた可能性があり、FBIがマールアラーゴを襲撃した方法とその後の調査について懸念していると述べた。
FBIの元捜査官であるフィッツパトリックは、下院調査委員会はこのような法執行が前例通りに行われたかどうかを評価すべきであると述べ、政府機関が国民の信頼を壊すことはFBIの調査に有害になると心配した。「我々は多くの国家安全情報を見てきた。・・・この種の状況が発生した場合、法執行が一貫していることを国民は知る必要がある」
しかし、フィッツパトリックはまた、皆は冷静に職務に従って行動し、全面的な事実を知る前に軽率な判断をしないよう呼びかけた。さもないと、米国民主主義が脅かされる可能性がある。
他の共和党議員はもっと激しい:共和党No. 3のエリーゼステファニク下院議員 (ニューヨーク) は、バイデン政権は2024 年の大統領候補の可能性があるトランプを攻撃するために司法省を「武器として」使い、「それはあからさまに政治化されている」と非難した。
マークウェインマリン下院議員 (オクラホマ州) は、トランプが大統領就任初日に FBI の標的にされ、司法長官と FBI 長官は法律の上に存在はできないと述べた。トレントケリー (ミシシッピ州)は、FBI と司法省のスタッフを称賛したが、そのリーダーは政治化していると述べた。
マージョリーテイラーグリーン下院議員 (ジョージア州) とポールゴサール下院議員 (アリゾナ州) は、FBI 予算の削減または FBI の解体を求めた。
トランプは FBI の作戦の後、ニュージャージー州ベッドミンスターのクラブで多くの共和党員を楽しませた;トロイネルズ下院議員 (テキサス州) は夕食会で、支持者の疑念を晴らすため、トランプはすぐに大統領への立候補を宣言すべきだと提案した。
共和党下院院内総務のケビン・マッカーシー (カリフォルニア州) は 12 日、彼は個人的な記者会見で、国民の懸念を軽減するために政治指導者は目立たないようにすべきかどうか尋ねられ、彼は法執行機関を支持するが、ガーランド司法長官は問題があると;マッカーシーはトランプの不当な扱いに疑問を呈し、ガーランドが記者会見で明確に説明しなかったことを批判した。
今回の事件は中間選挙に向け共和党の結束を強めた。
https://www.aboluowang.com/2022/0813/1788911.html
8/13阿波羅新聞網<中共军演刚开始 习近平接到一个“最高指示”?【阿波罗网报道】=中共の軍事演習が始まったばかり、習近平は「最高の指示」を受けた? 【アポロネット報道】>アポロネット秦瑞記者の報道:最近、ネットで再びいわゆる「特ダネ記事」を公開し、習近平が中共の軍事演習の開始時に、謎の10文字の指示を受けたと述べた。アポロネットの李玉鏘評論員は、これらのいわゆる「暴露者」が「アクセラレーター」として特別な役割を果たしていると指摘した。
8 / 6、カナダの YouTuber「老灯」は、その番組で、誰かが彼に「特ダネを伝えた」と述べ、「演習が始まるとすぐに、江沢民は中央政府に次のようなメッセージを送った。「时机未到,千万点到为止=時機はまだ至らず、必ず寸止めにせよ」の10文字である。事態が大きくなれば、戦争になる。元老達と、習近平を除く常務委員会委員は同じ意見を持っている。つまり、寸止めにして、この演習はすぐに終了する必要があるということ。「.軍事委員会の指導者も江沢民の言葉に同意し、元老達と常務委員会の共同決定に同意して、できるだけ早く演習を終了した。2時間ちょっとで、この演習は終了した。軍事委員会の指導者は元老達に同意しており、習近平はそれに逆らうことはできない」
中共軍は 8 /8に台湾周辺の海域と空域で挑発的な軍事演習を延長し、このいわゆる「特ダネ」はまたフェイク ニュースであることが判明した。
どこまでがフェイクかは分からない。
https://www.aboluowang.com/2022/0813/1789045.html
8/13阿波羅新聞網<发不起工资!河南郸城公交车全部停运!【阿波罗网报道】=給料が払えない!河南省郸城のすべてのバスが運休! 【アポロネット報道】>アポロネット秦瑞記者の報道:中国メディアの報道によると、2022 年 8 月 12 日の午後、河南省周口市郸城県バス会社 (以下、「郸城バス」) は、バスの運行を停止することを公告で発表した。公告は、バス会社が経営に問題を抱えていたため、すべての都市バスの運休につながったと述べており、公告はその後すぐに削除された。
バス1台の1日当たりの売上の損益分岐点は200元だが、数十元しかならないと。それで給与未払いが数か月続いたとのこと。健康コードが緑でないと運転手も客も乗れない。
https://www.aboluowang.com/2022/0813/1788994.html
何清漣 @HeQinglian 7h
ペロシの孫が冗談で、中国がまさか彼のTikTok使用に制裁をかけるのか言ったところ、すべてのメディアが宝物のようにそれを転載し、左派はソーシャル メディアで狂ったようにリツイートした。
この記事がメディアに転載されることはめったになく、SNSも非常に冷淡である。
ペロシは人脈とメディアに非常に人気がある。 😉
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引用ツイート
何清漣 @HeQinglian 19h
レポート:母親と一緒に台湾を旅行しているナンシー ペロシの息子は、中国のテクノロジー企業への投資家である。
この記事には、「ポール ペロシJrは、彼の服務の報酬として、Borqs Technology の 70万 株を受け取った」と記載してある。つまり、dry stock(肉牛)の贈り物である。
https://nypost.com/2022/08/11/nancy-pelosis-son-is-investor-in-chinese-tech-firm-report/
中国は制裁に根拠がないわけではないと述べ、彼女の孫が出てきて、TikTokはオウンゴールしたと言った。
何清漣 @HeQinglian 7h
FBIの捜査はトランプ再選に役立つか?
https://cn.nytimes.com/opinion/20220812/fbi-trump-mar-a-lago-raid/
著者の指摘:「我々」は合法性の危機の中に生きており、既存権力に対する不信は非常に深刻で、トランプの調査は怒りを呼ぶ「政権」の陰謀と見なされている。捜査は共和党の政治構造を揺るがした。数週間前の世論調査では、共和党有権者の約半数がトランプを見捨てる準備ができていると述べた。今週、党全体が彼を支持しているように見える。
数週間前の世論調査も左翼のNYTではフェイクの可能性あり。
ツイートを翻訳
cn.nytimes.com
FBIの捜査はトランプ再選に役立つか?
既存権力への不信感から、多くの共和党有権者はトランプへの調査を陰謀と見なしている。それはトランプの再選の可能性を高め、彼の支持者を鼓舞し、我々は今嵐に立ち向かっている。
何清漣 @HeQinglian 7h
この記事を読んで、一つの事実を見てとった:共和党エスタブリッシュメントと民主党が互いに接触している。
昨年の選挙で敗北したと自称した共和党のマコーネル上院議員(参院少数党リーダー)の当選は、民主党の後押しを受けたと信じるに足る理由がある。何故なら、彼は当選後、あらゆる重大事に民主党を有利にするよう計らってきた。
小生がずっと言ってきたように、共和党エスタブリッシュメント・RINOと民主党は談合政治をしてきた。政治のアマチュアのトランプが権力を取り戻さないと。エリート主義は腐敗する。ポピュリズム(大衆主義)こそが国民第一主義でしょう。
WSJの記事で、12日、13日の本ブログの何清漣の記事で図上演習について一部紹介しました。今回はより詳しくです。赤組(中国軍側)のワッサー氏の結論は「引き分けと言うより、何と言ったらいいか、勝者はいないが、敗者もいないといった感じに極めて近い」でしたが、両軍とも損害が甚だしく、lose-loseの終わり方になるのでは。やはり、中共には武力侵攻は諦めて貰わないと。
そもそも中共は台湾を統治したこともないのに、統一というのはおかしい。台湾には、独自の軍、通貨発行権、独自のパスポート発行権があります。中国の一部でないから、現実にこういうことができるわけで。中共の嘘には騙されないように。
記事
ワシントンのシンクタンクで行われた戦争ゲームでは、中国の揚陸艦隊が台湾に侵攻した場合の3週間の戦闘をシミュレートした
【ワシントン】台湾侵攻後の最初の3週間で、中国は何十億ドル相当の米空母2隻を撃沈したほか、日本全土とグアムの米軍基地を攻撃し、何百機もの最新鋭の米戦闘機を撃破した。
中国の状況は、どちらかといえばもっと悪かった。中国軍は台湾に上陸し、台湾南部の3分の1を占領した。しかし、米国と日本のミサイルと潜水艦による容赦ない攻撃により、揚陸艦隊は大打撃を被り、中国は自国軍への補給ができなかった。台北は台湾人によって安全に統治され、中国は、米国が持つ依然として強力な航空・海上戦力に対抗できるだけの長距離弾道ミサイルが不足していた。
上述した内容は、先週末ワシントンのシンクタンクが実施した戦争ゲームの結果だ。中国による台湾侵攻の試みがインド太平洋全域にわたりいかに破壊的な結果をもたらす可能性があるか、そして中国軍にとって台湾侵攻がいかに困難な挑戦であるかが示された。
この図上演習では、参加者が「赤組」と「青組」に分かれ、地図、20面のサイコロ、複雑なコンピューター計算などが用いられた。シミュレーションというよりも未来の可能性を予見するように思えた。このゲームが展開される中、現実の世界では、中国が台湾と日本の周辺にミサイルを撃ち込んだ。これはナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問に抗議するために中国が軍事力を誇示したものだ。
演習に参加したポーラ・ソーンヒル元米空軍准将は「ここ数年まで、誰もこれが現実的だと考えてはいなかった」と話す。過去には戦争ゲーム信奉者が「主戦論者」と非難されることもあったが、それ以来、中国は軍事的な能力と野心をともに高めてきたという。
中国政府は台湾を反乱地域と見なし、本土との再統一を約束しており、そのためには軍事力行使も排除していない。一部のアナリストによると、ロシアがウクライナ侵攻後の早い段階で予想外の苦戦を強いられたことで、中国の習近平国家主席が躊躇している可能性があるという。一方、習氏が正反対の教訓を得たのではないかと懸念する向きもある。それは、初めから最大限の戦力を投入して台湾指導部を攻撃するというものだ。
7時間にわたる戦争ゲームは、3週間の戦闘をシミュレーションしたもので、近年の軍事的な進歩があったとしても、約160キロの台湾海峡を渡って陸海空から侵攻を始めることが中国にとっていかに困難な任務になるかを示した。
このゲームを主催したシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」のシニアアドバイザー、マーク・カンシアン氏は、「恐らく最大の収穫は、大半の想定の下で、米国と台湾が台湾をうまく防衛できるということだ。これは多くの人々の印象と異なる」と述べた。
しかし、その代償は大きいとみられる。台湾経済が壊滅状態になるほか、米軍は回復するのに何年もかかるほどの打撃を受け、それが米国の世界的な力に影響するという事態だ。
CSISで行われたこのシミュレーションは、中国側とアメリカ側が互いの動きにどう反応するかを検証するものだ。
一部の米軍司令官は、中国人民解放軍創設から100年となる2027年が、台湾侵攻の時期になる可能性があると指摘している。
図上演習に参加したベッカ・ワッサー氏は2036年が、より可能性の高い時期だと述べる。ワッサー氏はシンクタンク「新アメリカ安全保障センター」の研究員。同氏は「2027年に中国が台湾に対して水陸両用作戦で侵攻に着手できる能力を持っている可能性は低い」と指摘。その場合、「それは中国が別のアプローチを取ることを示唆する」と付言した。
多くの専門家は、ペロシ氏の訪台を受けて中国が行っている大規模な実弾演習について、中国が力で打ちのめして服従を迫るのではなく、台湾を封鎖して締め付ける戦略を取ることを予見させると述べている。
専門家によれば、戦争ゲームは国防総省が行う機密扱いのシミュレーションと似ている。さまざまなシナリオがどのように展開されるか、また中国および米国主導の軍が相手側の行動にどのように反応するかなどのほか、それぞれが持つ兵器在庫の影響などを見極めるために設計されている。
想定される紛争は2026年に設定されており、双方の軍事能力は現実世界で示されている内容に限定されている。対戦チームは、さまざまな軍備、兵力を示す駒で埋まった太平洋地域の地図で各組が代わる代わるに手を打つ。次いで台湾の詳細な地図に移動する。航空機用の滑走路の規模から潜水艦の再装備にかかる時間まで、全ての項目はコンピューターによって計算される。さいころはランダム(不確実性)の要素の役割を果たす。
この戦争ゲームでは、コンピュータによる複雑な計算とサイコロによるランダム性の要素を取り入れている Photo: Elizabeth Frantz for The Wall Street Journal
台湾の戦術地図では、赤で示された中国軍が島の南3分の1を支配しているが、その代償は双方にとって大きなものとなる Photo: Elizabeth Frantz for The Wall Street Journal
マサチューセッツ工科大学(MIT)と海軍大学の専門家らとともに今回の戦争ゲームの設計に2年間を費やしてきた前出CSISのカンシアン氏は「公開ドメインにあるこの種のものとしては、これが唯一のものだ」と語った。同氏によれば、この戦争ゲームのクリエーターたちは機密情報にアクセス可能な人物だけでなく、より広範囲な人々と結果を共有できることを望んでいたという。
戦争ゲームのシナリオは、中国が台湾への攻撃を決定し、台湾を軍事的に防衛するかどうかについて「あいまい戦略」の方針を公式にはとってきた米国が台湾支援に向かうという内容だ。このシナリオは核兵器の持つ潜在的役割は盛り込んでいない。
22回のシリーズの17回目に当たるこの日のゲームは、米軍にとって悲観的な想定で始まった。米軍は欧州での別の危機に気を取られ、太平洋地域での兵力増派が遅れた。一方、台湾の反撃能力は中国の情報操作や妨害活動によって打撃を受けた。
中国役を担当する赤組は、予想される米国の反撃を食い止めながら、できる限り迅速に台湾を制圧したいとの考えから、激しい攻撃を加える。
戦略国際問題研究所で行われたこのシミュレーションは、中国側と米国側が互いの動きにどう反応するかを検証 Photo: Elizabeth Frantz for The Wall Street Journal
中国軍は、日本国内の複数の米軍基地と、太平洋上に展開する1つの空母打撃群に対し、弾道ミサイルを撃ち込み、幾つかの飛行中隊分の戦闘機を破壊し、空母と他の米艦船を沈没させる。中国軍は、台湾東岸の海上艦船による哨戒線を張り、台湾の陸上戦力の動きを阻害するため島内のインフラ設備を爆撃する。そして中国軍は最終的に、2万2000人の兵士を台湾の南東岸に上陸させ、徐々に北方へと進軍させる。進軍する先に存在する都市、市街地での戦闘を避けながら、港湾や空港の占領を目指す。
しかし戦争が長引くにつれて、米国と日本の側に有利な方向へと戦況は変化していく。艦船、航空機、兵員面の甚大な損失にもかかわらず、米軍は中国各地の港湾を爆撃し、中国艦船の哨戒線を壊滅させ、中国側の弱点を効果的に攻撃する。その弱点とは、中国軍の兵士、物資を台湾に運び込むための揚陸艦だ。
赤組のプレーヤーは、難所の多い台湾の地形図を詳細に調べ、別の戦略について熟慮する。「実戦の場では、(台湾の指導者らに対する)斬首作戦を試みる必要があるかもしれない」というのがその結論だった。
赤組のプレーヤーとなった前出のワッサー氏は「引き分けと言うより、何と言ったらいいか、勝者はいないが、敗者もいないといった感じに極めて近い」と語った。
(The Wall Street Journal/Warren P. Strobel)
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