『“自己満”回顧録を出したメルケルに下される辛辣な評価、「ドイツを破滅させた」「避ける、遅らせる、先送りする」』(12/10JBプレス 木村正人)について

12/11The Gateway Pundit<Donald Trump to be Named Time Magazine’s ‘Person of the Year’= ドナルド・トランプ氏、タイム誌の「今年の人」に選出>

ギングリッチの言う通り、デファクト・プレジデントだから。

新たな報道によると、タイム誌はドナルド・トランプ氏を「今年の人」に選出する予定だ。

この決定は木曜の朝に正式に発表される予定だ。

Politico の報道:

ドナルド・トランプ氏はタイム誌の「今年の人」に選ばれる見込みで、その表紙の公開を記念して、次期大統領は木曜朝、NY証券取引所の取引開始のベルを鳴らす予定だと、計画を明かす権限がないため匿名を条件に話した関係者3人が明らかにした。

昨年は、ポップ界のスーパースター、テイラー・スウィフトが表彰された。雑誌の表紙公開を記念して、タイム誌のCEOジェシカ・シブリー氏がオープニングベルを鳴らした。

トランプ大統領は大統領選挙に勝利した後、2016年にタイム誌の「今年の人」にも選ばれた。ジョー・バイデン大統領を含むこの賞を受けた他の13人の米国大統領の仲間入りを果たした。

受賞候補者リストは月曜日のトゥデイ・ショーで発表され、トランプ氏、カマラ・ハリス氏、ケイト・ミドルトン氏、イーロン・マスク氏、ベンジャミン・ネタニヤフ氏が含まれていた。

タイム誌は、ファイナリストの解説の中で、トランプ氏が「見事な政治的カムバックを果たした」と書いた。

ウェブサイトには次のように記載されています

ドナルド・トランプ氏は見事な政治的カムバックで、2024年の選挙に勝利した。彼は米国の有権者を作り変え、若い男性有権者の心を動かして決定的な勝利を収め、初めて一般投票で勝利し、激戦州すべてを共和党に染めた。トランプ氏の驚くべき勝利は、2020年の選挙でバイデン氏に敗れ、結果を受け入れることを繰り返し拒否した後にもたらされた。彼の2024年の勝利は、さまざまな意味で歴史に残るものだ。彼は米国史上最年長の大統領となり、今年初めにNYの陪審員団によって34件の詐欺罪で有罪判決を受け、有罪判決を受けた犯罪者として初めて大統領に選出された。2024年の選挙運動中、彼は経済と国境を最優先課題と位置付けた。就任後は米国の主要貿易相手国であるメキシコ、カナダ、中国に関税を課すと約束して経済学者を不安にさせ、物議を醸す閣僚人事をいくつか発表した。トランプ氏は、初めて大統領に当選した2016年にタイム誌の「今年の人」に選ばれた。

ポリティコは、匿名の情報源3人を引用して報道した。

タイム誌は同メディアへの声明で、「毎年恒例の今年の人選出については、出版前にはコメントしない。今年の選出は明日12月12日の朝、Time.comで発表される」と述べた。

https://www.thegatewaypundit.com/2024/12/donald-trump-be-named-time-magazines-person-year/

12/11Rasmussen Reports<58% Disapprove of Pardon for Hunter Biden=ハンター・バイデンの恩赦に58%が反対>

バイデンがハンターに予防的恩赦(法を超越する存在)をしたのを知っているのか?知っていて賛成している人間は法治を無視していることになるのに。

ジョー・バイデン大統領が息子ハンター・バイデン氏に全面恩赦を与える決定を下したことで、大統領の功績が傷つけられたと、ほとんどの有権者が考えている。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の58%がバイデン氏の息子への恩赦に反対しており、そのうち43%が「強く反対」としている。ハンター・バイデン氏への大統領恩赦には36%が賛成しており、そのうち19%が「強く賛成」としている。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/58_disapprove_of_pardon_for_hunter_biden?utm_campaign=RR12112024DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

12/12阿波羅新聞網<民主党参议员呼吁赦免川普封口费案定罪=民主党上院議員はトランプの口止め料事件有罪判決への恩赦を求める>明らかにインターネット上、最も保守的なSNSの一つであるドナルド・トランプ次期大統領の持つ「Truth Social」は、火曜日の夜(12/10)、特別ゲストとして連邦政府の上院議員ジョン・フェッターマン(民主党、ペンシルバニア州)を迎えた。 フェッターマンは最初の「Truth Social」の投稿で、トランプが34の重罪で有罪判決を受けたNYの口止め料事件でトランプの恩赦を求めた。

罪が確定していないし、冤罪の可能性もあるので、恩赦でなく取り下げを要求すべきでは。

https://www.aboluowang.com/2024/1212/2143484.html

12/12阿波羅新聞網<中国房产市场一夜爆雷?新房2折 开发商跳楼=中国の不動産市場が一夜にして爆発?新築住宅は80%オフ、開発業者が建物から飛び降りる>近年、中国の経済発展は徐々に減速し、不動産価格は下落し続けており、借金の罠に陥ることを恐れて不動産を購入しない中国人が増えている。最近、河北省唐山市に「市場価格の20%の新築住宅」が大量に出現し、地元の不動産市場バブルを直接崩壊させ、多くの中国ネットユーザーを驚かせたというニュースがあった。また、香港では新築住宅の価格が20%を下回ったというニュースもあり、深圳の不動産開発業者の中には経営難でビルから飛び降り自殺する人も出ている。

ツイ主の「lidang 立党」は、河北省唐山市に1平方メートルあたり2万元(約8.96万台湾ドルに相当)の価格が80%近く下落し、4,300元(約「1.93万台湾ドル」になり、唐山市の不動産市場のバブルは即座にはじけた」というビデオを共有した。

「lidang 立党」は、この不動産の売却が始まった後、唐山市の不動産全体が「一夜にして突然爆発」し、「他の不動産を売却する必要がなくなった」と考えている。「lidang 立党」はまた、中国に残留している人々に対し、将来の不動産市場暴落による影響を避けるため、できるだけ早く住宅を売却するよう呼び掛けた。

もう遅い。買い手がつかない。

https://youtu.be/rTEBz30llZo

https://www.aboluowang.com/2024/1212/2143343.html

何清漣 @HeQinglian 1時間

現地時間12月11日、イラン最高指導者ハメネイ師は演説し、シリア情勢混乱の主な策定者は米国とイスラエルであり、シリアの「ある隣国」もこの問題に関与していると述べた。

「この結論に疑いの余地のない証拠がある」と同氏は述べた。

https://aol.com/turkey-erdogan-encourages-islamist-rebels-184613169.html

ロイター通信は、ハメネイ師はこの「隣国」がどの国なのかは明らかにしていないが、殆どトルコを指しているようだと述べた。

aol.comから

何清漣 @HeQinglian 3時間

最新ニュース:ブリンケン米国務長官は、米国の納税者がタリバンに 1,000 万ドルを提供したことを認めた。

引用

BRICSニュース @BRICSinfo 5h

直前: 🇺🇸 アントニー・ブリンケン国務長官は、米国の納税資金1000万ドルがタリバンに送金されたことを確認した。

何清漣 @HeQinglian 3m

今日の新しいニュース:シリアのアサド前大統領はロシアでのインタビューで、今後は元のキャリアを活かし、ロシアと中東に専門の歯科病院を建設すると述べた。元歯科医はムバラク、サダム、カダフィ大佐よりも洒脱で、プレーを熱望していた選手たちに手を振り、途中でチェスを引き継がざるを得なくなった。帝位を引き継ぐよう迫られ、13年間耐えた。

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何清漣 @HeQinglian 23m

【トランプは、中国の習近平を就任式に招待】

これは難しいことではなく、習近平なら喜んで来るはずだ。問題は、1/20以前、バイデン政権と習近平政権は関税戦争の前哨戦を戦っているということだ。私の記事は明日公開されるかもしれない。

バイデン政権はレームダックになるつもりはなく、国際関与に対する同政権の熱意は過去数年のどの時期よりも高まっている。

引用

Ray333 @Ray33337040963 48m

返信先:@HeQinglian

何先生、読んでください 😀

https://cbsnews.com/news/trump-invites-china-xi-jinping-inauguration/

何清漣 @HeQinglian 13m

もう一つのポイントは、トランプの最大の任務は就任式の安全を確保することであるが、習近平が出席すれば、中国はこれを検討することになると予想される。選挙戦では2度の暗殺未遂事件が発生した。米国のこのセキュリテイでは、中国はおそらく気に入らないだろう。 😅

何清漣 @HeQinglian 34m

シリアのネット民の間で大きな影響力を持つジャーナリストのアル・アマリ

@nedalalamari

感情の起伏が激しい 3 日間:

12 月 8 日投稿:本日 12 / 8、私たちはシリアにおける新しい時代の始まりを発表する・・・・・・。

12月9日には「イスラエル軍がシリア領土に侵攻している」ことを知り激怒した。

12月10日「14・・・

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何清漣 @HeQinglian 3時間

今日の新しいニュース:シリアのアサド前大統領はロシアでのインタビューで、今後は元のキャリアを活かし、ロシアと中東に専門の歯科病院を建設すると述べた。元歯科医はムバラク、サダム、カダフィ大佐よりも洒脱で、プレーを熱望していた選手たちに手を振り、途中でチェスを引き継がざるを得なくなった。帝位を引き継ぐよう迫られ、13年間耐えた。

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何清漣 @HeQinglian 2時間

ウィキペディアによると、アサド大統領は歯科医ではないので、これは訂正する。【アサドはダマスカス大学で医学を学び、1988年に卒業した。その後、軍事病院の眼科で医師として勤務し、1992年に英国ロンドンのウエストエンド眼科病院に留学し、後に妻となるアスマ・アサドと出会った。バシャールはもともと眼科医になりたかっただけで、あまり政治的な野心はなかった】

何清漣 @HeQinglian 2時間

米国の現大統領も次期大統領も忙しい。

現大統領のバイデンは、いくつかの重要なことで同時に忙しい:すなわち、ウクライナを支援し、イスラエルの行動の正義を称賛しながらシリアでの新政権誕生を支援し、トランプ大統領の中国との関税戦争に向け各種前哨戦を戦っている(別にトランプがそうするように頼んだわけではないが)し、3,000人以上の恩赦リストについて真剣に考えている・・・。

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引用

🇺🇸波光粼粼🇺🇸 @CM05k6syOX777XN 10h

🚨 ニュース速報: トランプ大統領は明日の朝、NY証券取引所の開会の鐘を鳴らすためにNYに行く!

トランプは永遠に止まらない! 👍🙏🏻✝️

何清漣 @HeQinglian 1時間

ツイ友の皆さん、私が心配しないでと言ったことを思い出してください。1,000 を超える連邦政府の役職の中には、彼女に適した職が必ずあると。

但しこれ、😅😅😅

引用

カリレイク @KariLake 2時間

トランプ大統領が私にボイス・オブ・アメリカのリーダーを依頼したことを光栄に思う。

@VOANews は、世界中の人々と直接関わり、民主主義と真実を促進することで、米国の利益を前進させることに貢献する重要な国際メディアである。

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リベラルでドイツ・出羽守の熊谷徹のX。下の木村氏の記事を読んでみたら。

木村氏の記事では、「自由民主主義・リベラルVS権威主義・保守」の対比は違っているのでは。権威主義と保守は相容れないし、自由民主主義とリベラルも右翼と左翼くらいの違いがあるのでは。産経にいた割には言葉の使い方が不適切。

ギデオン・ラックマンの主張は正しい。世界を悪くしてきたのは共産主義や社会主義にシンパシーを感じ、習やプーチンの為すことを止めなかったオバマやメルケルに責任がある。左翼はすぐに責任逃れと自己弁護する。メルケルも例に漏れない。

トランプとメルケルを比較するのもおこがましい。片や草の根からの圧倒的な支持を受け、もう一方は国民の声を聴かず、メルケルンするだけの決断できない政治家です。リベラル政治家は今後メッキがはがれて行くでしょう。

記事

ドイツのメルケル前首相が出した回顧録(写真:ロイター/アフロ)

(国際ジャーナリスト・木村正人)

メルケル氏の回顧録『自由』

[ロンドン発]旧東ドイツで育ち、ドイツ初の女性首相として統一した祖国を16年間導いたアンゲラ・メルケル前首相(70)が回顧録『自由 記憶1954~2021年』の中で世界金融危機、欧州の債務危機、難民危機、ウクライナ紛争、英国の欧州連合(EU)離脱を振り返っている。

米ワシントンの出版記念イベントではリベラルの盟友バラク・オバマ元米大統領がゲストに招かれた。だが国際社会の現状を見渡せば、人種・性差別発言を連発し、孤立主義、保護主義の傾向を強めるドナルド・トランプ米次期大統領が復活。ウクライナを侵略するウラジーミル・プーチン露大統領も息を吹き返す。

世界では地政学的リスクが高まり、自由民主主義・リベラルVS権威主義・保守の対立が先鋭化、人種、ジェンダー、気候変動でも分断が深まる。リベラルの旗手だったメルケル、オバマ両氏はいまプーチンや習近平中国国家主席の拡張主義を止められなかった責任を問われている。

英紙フィナンシャル・タイムズの辛口コラムニスト、ギデオン・ラックマン氏は「汚されたメルケル・オバマ時代の遺産」と題したコラム(12月2日付)で「ロシア、中国、シリアの侵略行為に対応できなかったことが今日の不安定な世界を作り出した」と批判している。

それでも私は正しかった

メルケル氏の回顧録について、ラックマン氏は「この本のタイトルは『後悔はない』だ。彼女は16年の政権運営を振り返り自分は正しかったと主張している。しかしメルケル・オバマ時代の国際的な遺産は時間の経過とともにますます疑わしくなってきている」と断罪する。

「性格が似ているメルケル、オバマ両氏が意気投合したことには驚かない。2人はドイツ初の女性首相と米国初の黒人大統領というアウトサイダーだ。後知恵だが、彼らの慎重な合理主義はプーチンや習近平氏のような強権的指導者に対処するのに適していなかった」(ラックマン氏)

2016年11月、ドイツを訪問しベルリンの首相官邸を訪れたオバマ大統領を歓迎するメルケル首相(写真:AP/アフロ)
数々の危機と英国のEU離脱を乗り切ったメルケル氏の調整能力と安定感は、いまでは「不作為」と断罪されている。キリスト教民主同盟(CDU)という保守政党の指導者でありながら左派的だったメルケル氏の回顧録にはリベラル復権と「それでも私は正しかった」という自己肯定の狙いがある。

オバマ氏はシリアの化学兵器使用を巡るレッドラインを守らず、中国の南シナ海軍事要塞化を黙認。メルケル氏は安価なロシア産天然ガスを優先するあまりクリミア併合やウクライナ東部紛争後もプーチンに宥和的な態度を取り続けた。中国とは合同閣議を開くほどの蜜月ぶりだった。

「停滞と自己満足と機会喪失の16年」

英紙タイムズのベルリン特派員オリバー・ムーディー氏は12月7日付で「独国内外のリベラル派がメルケル首相を『欧州の女王』『自由世界のリーダー』と称えた資質、科学技術主義、妥協の達人、ルールに基づく世界秩序と開かれた国境の提唱は今では古臭く感じられる」と書く。

ロシア、中国と西側の対立は一段と深まり、10月、ドイツの自動車生産は前月より1.9%減少、エネルギー供給も8.9%縮小した。独製造業部門の生産高は年間ベースで4.5%も減少している。20年以上ぶりの2年連続リセッションに陥るリスクが現実味を増す。

「ドイツは『欧州の病人』と描かれるようになった。以前はうらやましいほど安定していたメルケル氏の16年が今では停滞と自己満足と機会喪失の時代と見なされている」(ムーディー氏)。ロシアから安い資源を仕入れて、自動車や機械を中露に輸出する成功モデルは破綻した。

英誌スペクテイターに寄稿(12月7日付)したレオン・マンガサリアン氏は「メルケルはいかにドイツを破滅させたか。回顧録は自らの遺産を正当化しようとする空虚な試みだ」「在任中にドイツが直面した戦略的問題の多くについて彼女は大間違いをした」と手厳しい。

「避ける」「先送りする」ことを「メルケルン」と呼ぶ

「メルケルはドイツ再統一を成し遂げたヘルムート・コール(首相在任1982~98年)でもなければ、東欧諸国との関係を正常化したヴィリー・ブラント(同69~74年)でもない。メルケルの遺産は彼女の決断のほとんどが凡庸であったということだ」(マンガサリアン氏)

マンガサリアン氏は、メルケル氏は結局のところ有権者に不人気な経済改革や社会福祉改革を徹底的に避けた大衆迎合的な政治家だったと総括している。実際、ドイツでは「避ける」「遅らせる」「先送りする」ことを、皮肉を込めて「メルケルン」と呼ぶ。

第一次大戦でドイツ帝国、第二次大戦でナチスのアドルフ・ヒトラーと戦い、EU離脱交渉でメルケル氏に体よくあしらわれた英国にドイツや彼女をよく言う人はあまりいない。他の取材で忙しかったとは言え、筆者もロンドンで開かれたメルケル氏の出版講演会を見逃してしまった。

メルケル氏はプーチンを信頼していなかったが、ウクライナも真剣に付き合う相手とは見ていなかった。ウクライナ支援のため自らの政治資産をすり減らしたジョー・バイデン米大統領と早々にウクライナ戦争に見切りをつけたトランプ氏のどちらが賢明かはまだ分からない。

2007年1月、メルケル首相はロシア・ソチを訪問しプーチン大統領と会談した。このときプーチンは愛犬を会見場に引き入れたのだが、メルケルはこの時のことに回顧録で触れ、プーチンは犬が苦手なメルケル氏が嫌がるのを見て大喜びしていたと述べている。これに対しプーチンは「怖がらせるつもりはなかった」と謝罪した(写真:AP/アフロ)

「他に選択肢はない」

しかし、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大はプーチンを刺激しても、民主主義や基本的自由を尊重するEUの連合協定は大丈夫とばかりにウクライナとの締結を急いだことがヤヌコビッチ政権崩壊とプーチン介入の引き金になったことは軽率のそしりを免れないだろう。

ドイツの新興政党「ドイツのための選択肢」(AfD)は、メルケル氏がギリシャの粉飾財政に端を発した欧州単一通貨ユーロ圏の欧州債務危機で救済する「他に選択肢はない」とユーロ圏の財政共有化に踏み切ったことに反発して誕生した。

15年の欧州難民危機でドイツ国境を開放して100万人を優に超える難民を受け入れたことが「ドイツのための選択肢」を反ユーロ政党から移民や難民をやり玉にあげる極右政党として浮揚させた。AfDは今やドイツで2番目に支持される政党となった。

メルケル氏は英国のEU離脱について「ドイツと異なり、英国は04年のEU拡大後、新規加盟国からの労働者流入に関し移行期間を利用していなかった」と指摘する。移動の自由により制限を設ける英国の要望に背を向けたことが英国をEU離脱に追いやる最後の一押しとなった。

トランプ氏は不動産業者のようにすべてを損得で見ていた

難民を受け入れたメルケル氏の判断は人道的には他に選択肢はなかったが、ドイツ国民には受け入れられなかった。トランプ氏は不動産業者のようにすべてを損得で見ていたと回顧録で結論づけたメルケル氏は政治的遺産を失い、トランプ氏は逆に民主主義の競争で大勝利を収めた。

それが何を意味するかはまだ、誰にも分からない。

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