『真珠湾訪問に込めた安倍首相の思い キーワードは「戦後に終止符」と「同盟関係の維持」』(12/7 日経ビジネスオンライン 安藤毅)について

12/7産経ニュースでは首相は『「戦後政治の総決算」を模索し続けた…そこに横やりを入れたのはオバマ側近のあの女だった』と言う記事を載せ、スーザン・ライスを槍玉に上げています。国務長官候補に挙げられましたが、ベンガジ事件のTVでのミスリード発言から議会承認が得らないと思いオバマは安全保障担当の大統領補佐官にしました。G2論とか米国の国益より、人権弾圧国家・中国の国益を優先する典型的なパンダハガーです。中国から金でも貰っているのでしょう。

http://www.sankei.com/politics/news/161207/plt1612070002-n1.html

安倍首相のパールハーバー訪問は、確かに「謝罪外交」にしなければ(オバマの広島訪問時、謝罪もしなかったのだから、当然と言えば当然。外務省は、自分のチョンボで開戦通知が遅れたのを糊塗するために謝罪の原稿を作成するとしたら、恥の上塗りになることを良く自覚するように)、中韓の「歴史カード」を封殺することになります。

中国は早速、「南京にも来い」とか偉そうに言っていますが、嘘で塗り固められた中国の記念館に行っても国益を損ねるだけ。軽神輿、眉毛爺や鳩ポッポのような売国奴は日本人ではありません。

日本人も中国人を見かける機会が増え、公衆道徳の少ない民族と言うのが分かって来たでしょう。「大声で騒ぐ」「ごみのポイ捨て」「どこでも痰を吐く」「列に並ばないで割り込みする」など。会話する機会が無ければ分からないでしょうが、韓国同様「息を吐くように嘘がつける」民族です。蓮舫は安倍首相に向かい、強行採決の件で、同じように言いましたが、流石中国人です。自分の二重国籍問題を棚に上げて中傷するのですから。中国人の価値観で言えば、「白を黒と言い、黒を白と言いくるめる」ことは賢い証拠となるでしょう。日本人はこういう態度を一番忌み嫌います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000160-jij-cn

韓国の朴槿恵大統領の弾劾が議会で本日可決されるかどうかです。可決されてレイムダックになった方が良いと思っています。日本にとって韓国の政治が混乱していれば、通貨スワップの話は進められないでしょう。その間に益々韓国経済は落ち込んでいくでしょうから。ヘル朝鮮が現実のものになっていきます。憲法裁判所の判断は180日以内という事で、4月辞任でなく、うまく行けば明年6月辞任となります。憲法裁判所が政権寄りでギリギリまで判断を伸ばすか、国民情緒に寄り添って弾劾を認めるのか?その間、もしかしたら、トランプは金正恩と対話するかも知れませんが。中国と北朝鮮との間に楔を打ち込むことになるかもしれません。そうなれば、拉致被害者も帰ってくると良いのですが・・・。秘密を知り過ぎている可能性もあります。中国の瀋陽軍の動きもあります。いろいろ複雑な方程式を解いていかないとなりません。まあ、韓国民はヘル朝鮮の一歩手前にいることに気付かず、国内で大騒ぎしている未熟な民族としか言いようがありませんけど。

記事

安倍晋三首相が12月下旬に米ハワイ・真珠湾を訪問することになった。現職の首相として初めての訪問を決めた背景には、日米両国の信頼を深めて「戦後」に終止符を打つ機会にするとともに、トランプ新政権や国際社会に日米協調をアピールする狙いがある。

安倍晋三首相が12月26、27両日に米ハワイを訪問し、オバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊することが決まった。現職首相の真珠湾訪問は初めてのことだ。今年5月にはオバマ氏が被爆地の1つである広島を訪問しており、日米首脳が太平洋戦争の象徴的な場所を訪問し合う歴史的な年になる。

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2016年5月、広島市の平和記念公園で献花し、共同会見に臨む安倍首相とオバマ米大統領。(写真:Atsushi Tomura/Getty Images)

「日米の和解の価値を発信したい」

「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。その未来に向けた決意を示したい。同時に日米の和解の価値を発信する機会にもしたい」。安倍首相は5日、真珠湾訪問についてこう語った。

今年は1941年の旧日本軍による真珠湾攻撃から75年の節目にあたる。安倍首相とオバマ氏は旧日本軍の攻撃で沈没した戦艦アリゾナの上に立つ記念館でそろって献花し、所感を述べる予定だ。また、安倍首相はオバマ氏との最後の首脳会談も行う。

オバマ氏は5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の際に現職の米大統領として初めて広島の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花。被爆者らの前で核廃絶への決意を改めて強調した。

日米両国の間では、歴史問題を巡る和解の意義をアピールする機会として、安倍首相の真珠湾訪問がかねてより検討課題になっていた。

政府関係者によると、現地時間の12月7日に行われる追悼式典に合わせて安倍首相が訪問する案も浮上していた。ただ、「謝罪の有無」に焦点があたる懸念があるうえ、臨時国会が延長されたことなどを踏まえ、休暇中のオバマ氏と合流する形とする12月末の訪問が固まったという。

安倍首相がこのタイミングで真珠湾訪問を決めたのには幾つかの思惑がある。

まずは、第2次政権発足以降、「戦後」に終止符を打つために着実に積み重ねてきた試みの一環という意味合いだ。

「真珠湾訪問は昨年4月に米議会で演説したころから考えていた」。安倍首相は関係者にこう漏らす。

安倍首相はこの時の演説で「歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです」と表明し、「深い悔悟」を口にした。同時に、日米同盟を未来志向の「希望の同盟」と名付け、日米間の和解を強く印象づける内容は米国内でも一定の評価を受けていた。

その後、2015年8月の戦後70年の首相談話では、中国や韓国などにおわびを繰り返す「謝罪外交」に区切りをつけたい意向をにじませつつ、未来志向で世界の平和と繁栄に貢献する考えを強調した。

日米関係をトランプ氏にアピール

この年の12月には韓国との間で、従軍慰安婦問題について「最終的かつ不可逆的な解決」で合意している。安倍首相はさらに、ロシアとの北方領土交渉の前進にも強い意欲を示している。

「一連の取り組みは、将来を見据え、積み残されてきた外交課題を解決し、日本外交にとっての障害を取り除いていきたいという安倍首相の強い思いの表れだ」。安倍首相に近い自民党議員はこう語る。

オバマ氏の広島訪問に続く自らの真珠湾への訪問には、かつて敵対していた日米がお互いの信頼関係を深めるとともに、折に触れて蒸し返されてきた「歴史問題」に明確な区切りを付ける機会にしたいとの狙いがある。

それにより、中国、韓国など「歴史カード」を駆使しがちなほかの国に対し、日米と同様に未来志向の関係構築を目指すべきと主張できる効果も見込んでいる。

真珠湾訪問のもう1つの大きな目的は、堅固な日米同盟関係を世界にアピールすることでトランプ新政権との安定的な関係維持につなげるとともに、中国などをけん制することだ。

トランプ氏は大統領選の期間中、「米国第一」を掲げ、日米安全保障条約を批判して在日米軍の駐留経費の日本側の全額負担を提唱するなど日本を含む同盟国との関係見直しを示唆する発言を繰り返してきた。

また、経済政策では保護貿易主義の立場を鮮明にし、トランプ氏が撤退を主張するTPP(環太平洋経済連携協定)は漂流の危機にある。

こうした中で、安倍首相はオバマ氏との会談で、堅固な日米同盟関係がアジア太平洋地域の安定や米の発展に不可欠なことを確認する方針だ。

それにより海洋進出を急ぐ中国や核実験などを繰り返す北朝鮮を改めてけん制しつつ、トランプ氏側に安定的な日米2国間関係の維持が極めて重要とのメッセージを伝えたい考えだ。

今回の真珠湾訪問が実現したのは、安倍首相が安定した政権基盤を維持していることも大きい。保守層の一部から「謝罪外交」などと批判される可能性もある中で安倍首相が決断した背景には、高い内閣支持率と「安倍1強」と称される政治状況がある。

来年は米でトランプ新政権が発足し、欧州では大統領選や議会選などが相次ぐ。世界的に不透明感が増す中、安倍首相は長期政権の強みを発揮しながら、引き続き戦略的な外交政策を推し進める構えだ。

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