この本の感想を言えば、「平易な英語で書かれ、意味が取りにくい所だけ日本語を読むようにすると英語の勉強にもなりますし、アメリカ人の歴史の味方、日本人への見方も分かって面白かった」です。英語は大変と言う人は日本語だけでも面白いですので是非お買い求めいただき読了戴ければと思います。なお、著者は日本に帰化しています。また昨日新刊を出しました。『「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本』です。また読んでみたいと思っています。
やはり、アメリカが世界的には一番悪いという思いを致した本でした。インデイアン虐殺、黒人奴隷、植民地主義、原爆投下、戦争好き等どうしようもない国です。でもそうはいうものの、中国と対抗するには米国と手を結ばねばできないくらい中国を大きく育てすぎました。愚かと言えば愚かですが、それが日本人の特質なんでしょう。変える訳には行きませんし、美点と思いますので直す必要はありません。でも懐疑的になるのは知的営みですので、リ-ダーはキチンとそれができるようにならないと。この本で米国が日本に敵意を持つのは米国のハワイ併合時、「浪速」艦長だった東郷平八郎が祝砲を打たなかったこと、警戒を強めたのは日露戦争に勝って白人を打ち負かしたからだとありました。
日本は7つの海を支配した植民地主義の権化の英国と手を結び、ロシアを戦争で打ち負かしました。現在の基準で言えば植民地主義なんて許される訳がありません。他国を収奪する訳ですから。(慰安婦も現在の基準で言えば許されませんが、現存するのに対し中韓は見て見ぬ振り、植民地主義は過去のものですが70年前の慰安婦同様どうして中韓は非難しないのでしょうか?)それでも英国と手を結んだのは生き延びるためです。明治の英傑の方がリアルに世界が見えたのに対し、昭和の軍人は勝てないと分かっていた戦争をしたのですから、道義的には人種差別撤廃・植民地解放を言って戦後実現させた歴史的意義はあるものの、知恵が足りなかったと思います。
著者は白人が日本人に対し思うのは「非白人(黄色人種のくせに白人に逆らう)、非キリスト教徒(蒋介石のように嘘を言って中国人の大半がキリスト教徒になるなんてことを言わない。今でもキリスト教徒は日本人口の1%くらい)」(=人間でない)であることと言っています。また「ユダヤ人(三菱マテリアルが捕虜に労働させた謝罪をさせたのはサイモン・ウイーゼンタール・センターの会場を使ったことからユダヤの圧力があったのでは?岡本行夫は三菱マテリアルの社外取締役ですが湾岸戦争時日本の支出した公金をくすねた悪い奴です。外務省は悪い奴が本当に多い。)、フェミニスト」を敵に回したとも言っています。アメリカは世界の中心で例外主義の国と思っています。女性もアメリカの中では男性より上と思っている人が多く、日本もそうあるべきなのにそうならないから、日本人を嫌っているとのこと。アメリカ人は傲慢、横柄で中国人に似ています。好きになれませんが、どちらを取るかと言われれば間違いなくアメリカを選びます。戦略の階層の上位概念の世界観が中国にはないからです。アメリカは少なくとも「自由、民主、人権、法治」と言った概念を守る国を増やしていこうとしています。中国は拝金教だけ。後は物凄い人権弾圧あるのみ。嘘も平気ですから。
この本を読んでアメリカ人の日本人に対する普通の味方が分かって良かったです。アメリカも歴史については真実を教えていないし、「勝てば官軍」「臭いものに蓋」をしているという事です。そういうアメリカ人の思いを利用して「慰安婦像」を立ててきたのでしょう。裏にはアメリカ人の許容する心があったと思います。真実を言えば、アメリカにも火の粉がブーメランのように降りかかるのに。別に中韓だけが反日の話ではありません。でも流石は中国、韓国を手先に使い、日米分断を図ろうとしている訳ですから。アメリカも中国の意図を見抜けないと。
日本は100%善意でなくとも大東亜共栄圏を夢見た訳です。それは欧米列強からアジアを解放することを意味しますので、植民地を失った白人は今でも日本を恨む訳です。当時の日本は中国を味方に付けたかったのでしょうけど、軍閥が割拠し、南京政府と重慶政府に分かれ結局汪精衛の日本は敗れ、蒋介石の欧米は勝ちましたけど、中国共産党に漁夫の利を与えました。中国人はいつでも裏切ることは覚えていた方が良いでしょう。三国志に良く出てきます。
この本の中に、真珠湾攻撃はsneak attackではないというのが出てきます。でも否定すると歴史修正主義者と言われます。アメリカも大人になれない民族だとつくづく思いますけど。キッシンジャーのthe cap in the bottle theoryのように日本を一番怖がっているから米軍を置いて監視しているのが実態でしょう。でも著者はアメリカの力は衰退していくので、日本がアメリカに日本式の一致団結で困難を乗り越えられるようにしてほしいと言っています。アメリカも中国同様干ばつが激しく、これでシエールオイルを掘り出すと水を莫大に使うので益々干ばつが起きると。日本が中心になって地球温暖化の問題を解決してほしいとも。小生は「核融合」が良いと思っていますが。
内容
P.85~96
Two reasons for the Japan-U.S. war
日米戦争の2つの理由
And here are the two major events that caused Japan and America to have a war. The American colonization of the Philippines, and the Christian missionaries desire to convert all of China to American Christianity.
The reader might notice that I don’t have any personal commentary in the last few pages. The reason is simple. Even today, the reasons Japan went to war are too dangerous to discuss with Americans.
ここに日本とアメリ力が戦争に至った二つの理由が有ります。 それは、アメリカのフイリピン植民地化と、アメリカのキリスト教宣教師が中国をキリスト教に改宗することを望んでいたことです。
この本の読者の方は、私がここ数ページ、個人的な意見を書いていないということにお気づきかもしれません。その理由は簡単です。現在でも、アメリカと日本が戦争を始めた理由を、アメリ力人とはっきりと議論する事は危険過ぎるのです。
Many Japanese people have a very fantasy land type idea of America. They think that in America, you automatically get freedom, and the right to speak and do as you please. Not at all. There are many rules and restrictions. There have to be. In Japan, there is a social common sense. Because Japan has a long history and culture, people intuitively know how to behave.
American history is about 1/10 of Japan’s. There has been no time to develop such a cultural common sense. And America is a land of immigrants. Each group has differing ideas of how a society should function. So in order to avoid chaos, America needs strong laws, and strong police to enforce them.
日本人の多くは、アメリカという国に対して幻想を抱いています。アメリカでは、皆自動的に自由を得られ、好きな話、好きな行動が出来ると思っています。全然違います。ル一ルと制限が多いのです。それらが必要なのです。日本では社会の常識があります。日本は長い歴史と文化がありますから、人々は直感的に分かっています。
アメリ力の歴史は日本の10分の1です。その社会に合う常識を醸成する時間が無かったですし、アメリカは移民の国です。各民族毎に社会的行動については違う考え方が有ります。その為、 社会が混乱に陥らない様に、アメリカには強い法律、強い警察が必要なのです。
When I was young and lived in America, I feared policemen. That is common sense in the USA. If you get involved with a policeman, it is involving serious trouble, somebody could get killed. To be fair, most Americans have guns. So a policeman or woman, seeing a problem, he or she never knows if they will be killed.
There are people who intentionally start fights to attract the police. When the police come, they kill them. That is why in most cities, there are certain neighborhoods where police will not answer calls, it is too dangerous.
私が若い頃に、アメリカに住んでいた時、警察苜が現れると怖かったです。アメリカでは、それは当たり前です。アメリカで警察官と関係するのは重要なトラブルですし、人が殺されるかも知れないことです。公平を期すため、警察官の立場から言うと、ほ とんどのアメリ力人が銃を持っています。ですから、事件が有れば、 警察官は自分自身が殺されるかも知れません。
時々、警察を呼び込む為に敢えて問題を起こす人がいます。そして、警察官が来ると、殺してしまうのです。罠です。そのため、アメリ力の各大都市には、非常に危険なため警察官が通報に応え ない地域が有ります。
Years ago when I was single and lived in New York City, I had an argument with my date on the street. Suddenly the police were there. I stopped, stood still, and slowly put both hands out in front of me. This was to show the police I had no weapons. 丁his is common sense behavior in America. If you move too quickly, they may shoot you.
In my situation, the police already had their hands on their guns. With me, they realized I was giving them control, they relaxed with me. My date started screaming at the police, that was the end of our relationship.
When 1 first came to Japan, I was also afraid of Japanese police. Simply because in America it is dangerous to be near police. But I gradually learned that Japanese police are very helpful, not at all dangerous to average people.
何年か前、私独身でニュ一ヨーク市に住んでいた時に、恋人と通りで言い争いをしました。突然、周りに警察官が集まっていました。私は動きを止めて、ゆっくり両手を私の前に出しました。 これで、私は警察に武器を持っていないことを示します。アメリ力でこのような行動は常識です。急に動くと、警察から撃たれる可能性が高いです。
私の場合、その時警察官はもう拳銃を手にしていました。そして私の出している手を見て、私が警察官に逆らう意思がないこと が分かりました。私がデートしていた彼女は警察官に叫び出し、それで私との関係が終わりました。
私は初めて日本に来た畤に、日本の警察を恐れていました。何故なら、アメリ力では警察官の近くに居る事は危険だからです。 しかし、徐々に日本の警察官は人を助ける存在で、一般の人にとって危険な存在では無いという亊が分かりました。
America is a country of constant violence and struggle. You have to constantly fight to maintain your position. And Americans believe they are the greatest people in the world, every other country is inferior to them. So if I would try to explain the true course of Japanese/American relations before the Pacific war, it would naturally involve a screaming argument, or even possibly a fist fight.
It takes incredible patience to discuss something with an American, and often it is impossible. Just last fall, I read in the Huffington Post electronic newspaper, instructions on how to win arguments with relatives at holiday dinners.
In November, there is Thanksgiving, and Christmas is in December. Many family members gather for the holiday dinner. And alcohol is there. It seems that there are so many family arguments, the Huffington Post, gave instructions on how to argue about topics such as Obamacare. Other very controversial topics are Global Warming, or religion.
アメリカは永遠に暴力と闘争の国です。自分の地位を守るために、いつも闘わなければなりません。アメリカ人は自分達が世界一素晴らしい国であり、世界の他の国々は自分達より劣っている と信じています。だから、もしも私が大東亜戦争前の日米関係の真実を説明しようと試みたら、それは怒鳴りあうような議論、或いは拳で戦うことになるかも知れません。
アメリカ人と議論する為には、本当に忍耐が必要ですが、それでも議論にならない場合が多いです。この前の秋に、ハフイント ンポスト電子新聞に、アメリカの祭日に食事をしている時の、親戚との議論の勝ち方を教えるという記事が有りました。
11月は感謝祭、12月にクリスマスがありますので、家族の皆が食事で集まります。そこにはお酒もあるでしょう。やはり家族同士での言い争いが多く、ハフイントンポス卜は色々なトピック、例えばオバマケアを議論する方法を説明していました。その他に特に論争となるトピックは、地球温暖化や宗教についてです。
So you can just imagine how I would do at an American holiday dinner, if 1 came up and said “American President Roosevelt goaded Japan, until Japan launched the attack at Pearl Harbor. He knew it was coming, and deliberately sacrificed old second class warships.”
That is fact of course. But there would be a lot of screaming. And of course if I tried to discuss the Comfort Women issue, or Nanking, and to explain that Japan is not truly an evil nation, and that America has it’s own nasty history, well, my host family would ask me to leave.
この事を想像して下さい。私がどこかのアメリカの家族に感謝祭の食事に招待されたとします。そこで、私が「アメリカのルーズベルト大統領は、日本が真珠湾攻撃を行なうまで、日本を扇動しました。そして真珠湾攻撃が行なわれる事を知っていながら、 敢えて古い2級戦艦数隻を犠牲にしました!」と言ったとします。 勿論、これは真実です。でも、アメリカ入とこのような話をすると、怒鳴られます。それから、慰安婦問題、南京事件などを説明しようとしたり、日本は本当に悪の国ではないと言ったりアメリカも悪い事を行なった事が有るという話をしたら、その家族は「帰ってくれ! 」と言います。
As a child, I always thought in WWII that it was strange that America was so emotional about China. China is very far away from America. And why did America take over the Philippines? As a child, these questions puzzled me.
For Japan, events in China were vital. They were right next door to Japan itself. In this sense, I can understand why Japan invaded China. China was chaotic, falling into internal disarray. Foreign powers were cutting out their own shares of China. If China became under foreign domination, Japan itself would be in danger.
私は子供の時にアメリ力で育ちながら、第二次世界大戦の時に、 アメリ力人が何故こんなに中国について感情的だったのか不思議に思っていました。中国はアメリカからとても遠いです。そして何故アメリ力がフイリピンを征服したのか?この問題で当惑していました。
日本の場合、隣の国なので、中国国内の状態は日本国にとって非常に重要でした。この部分で、日本が中国大陸に進んだ理由が分かります。中同国内の状態は、白人、キリスト教の強い国々が 中国を自国の植民地として分割していましたので大混乱していました。もし中国が外国に支配された場合、日本は危険だったからです。
Well Americans do the same thing. There is the Monroe doctrine. This states that no European power may interfere in Central or South America. The area is America’s to control. America forced a war with Mexico in 1846. All through the 1920’s American Marines fought in various Central American countries. These wars were called the “Banana Wars”, because they were often fought on behalf of American fruit companies. One of the United States Marine Corps most famous officers, Major General Smedley Butler, made a famous statement, ‘‘War is a racket’’ concerning this period.
アメリカ人も同じ事をします。モンロー主義という宣言が有りました。アメリカはこの宣言で、ヨーロッパの国は、中央アメリカ. 南アメリカには手を出すなと命令しています。この地域はアメリ力が支配している場所です。1846年にアメリ力が一方的にメキシコ戦争を始めました。1920年代、アメリカ海兵隊は中央アメリカの様々な国々で戦いました。そのほとんどがアメリカの果物会社の為に戦ったので、これらの戦争は、”バナナ戦争”と呼ばれました。アメリカの海兵隊の有名な士官、スメドレ一•バトラー中将は、この時代について、「戦争は詐欺である(多数の犠牲の上にごく少数の 資本家が莫大な富を得る詐欺である)」という有名な発言をしました。
So, we have increasing anti-Japanese feeling in America, a colony in the Philippines that is near Japan, and Christian missionaries throughout American society who feel that America must protect China from Japan.
そして、アメリカで反日の気持ちが高まっていたため、アメリ力社会の中では、日本の近くにあるアメリカの植民地フイリピンと中国を、日本から守らなければならないという考えを持っているキリスト教宣教師が数多く居ました。
Three Americans in charge
3人のアメリカ人戦争責任者
Now let us look at three people who helped push Japan and America into war. If I was to choose any one person with the greatest responsibility, I would choose Henry L. Stimson, who was greatly aided in his quest for war by President Franklin Roosevelt and Secretary of State Cordell Hull.
さて、これから、日米戦争開始に関してアメリカ人の、3人の責任者を考えてみましょう。誰が最も戦争責任があるか、一人を選ぶなら、ヘンリー•ステイムソン氏を選びます。ルーズベルト大統領とコーデル・ハル国務長官は戦争への作戦、道を探るのに彼にとても助けられたからです。
Henry Stimson had served as governor of the Philippines. That experience left him with several strong beliefs. This was the superiority of American protestant Christianity and the superiority of the White race. He believed that his two year term as Governor of the Philippines taught him everything that he needed to know about Asian people. This was a strong belief that Asian people need guidance from White people, and that White people should be strict with them.
Since Japan was an independent non White nation with a strong military, it was natural that Henry Stimson would have extreme dislike for Japan. He constantly engaged in intrigue to try to bring the United States and Japan to war. He is responsible for Japan leaving The League of Nations.
ヘンリー・スティムソン氏は植民地フィリピンの元総督でした。この経験で彼はいくつかの強い信念を持ちました。それは、基本的に、アメリ力のキリスト教のプロテスタントと白色人種が世界では上位であるという優越性です。彼は、自分のフィリピン総督の経験で、アジア人の色々な民族を全て理解することが出来たと信じていました。当時、白人の国では、アジア人は白人からの指導と厳しい扱いが必要である、という深い信念がありました。
日本は強い軍隊を持っている独立したアジアの国でしたので、ヘンリー・スティムソン氏が待つ日本に対する嫌悪感は当たり前でした。彼はいつも日米戦争になる様に陰謀を画策していました。 R木がW際連盟を脱退した事は彼の責任であると言えます。
He created a secret letter, which was read in the League of Nations assembly. The letter accused Japan of being an immoral nation. Japan being a proud nation, walked out. In American history books, this walkout is portrayed as proof that Japan was a nasty country. In those history books, there is no mention of Mr. Stimson’s provocations.
As Secretary of State under President Hoover, and as Secretary of War under President Roosevelt, Henry Stimson worked hard to portray Japan as an evil nation to American elites. And he succeeded. There was no other person in America who understood Japan, or could explain what Japan needed to survive.
彼は、日本は不道徳な国であると非難する秘密の手紙を書きました。そしてその手紙は国際連盟の議会で読まれたのです。誇りを持っている国、日本は国連を脱退しました。現在でも、アメリ力の歴史教科書で、この脱退は日本が悪い国である証拠として教えられています。その歴史教科書でヘンリー・スティムソン氏の陰謀の手紙が原因であるということは書いていません。
彼はフーヴァー大統領の下で国務長官、日米開戦時のルーズべルト大統領の下で陸軍長官で、彼は一生懸命、アメリカのエリートに日本が悪い国であるというイメ一ジを植え付ける為の努力を しました。彼は成功しました。そしてアメリカには、日本を理解している、或いは日本が生存する為に何が必要かを説明出来るアメリカ人は居ませんでした。
President Roosevelt had a strong affection for the American Navy. So it was only natural that he would regard the Japanese Imperial Navy as a rival. Also, his mother had lived in China, and had told him many romantic stories about China as a child. And Cordell Hull had felt from a young age that Japan should be restrained.
ルーズベルト大統領はアメリカ海軍に対して深い愛情を持っていましたので、日本帝国海軍をライパルと考える事は当然のことです。彼の母親は、中国に住んでいた事もあり、彼が子供の頃に、 中国についてのロマンチックな話をよく聞かせていました。 コーデル•ハル氏は若い頃から、日本を抑えるべきであるとの気持ちが有りました。
P.105~109
8 point plan to force Japan to start a war
日本に戦争を始めさせる8つの計画
So the US government came up with an 8 point plan to force Japan to start a war. This was very important for American planners. If Japan started the war, American provocations would go unnoticed.
それで、アメリカ政府が日本から戦争を始めさせる為の、8つの計画を考えました(海軍情報部極東課長のアーサ-・H •マッカラム海軍少佐が作成した「マッカラムの戦争挑発行動8項目覚書」参考文献236ページ参照)。これはアメリカ人にはとても大切なことでした。もし日本が先に攻撃を始めれば、将来、アメリカが仕掛けた日本に対する扇動であることが分からないだろうからです。
The steps taken to force Japan to war were:
この戦争を促す計画の実行ステップは次の通り:
1) An agreement was reached where America would have the ability to use British Naval ports, in particular Singapore, and in the Dutch East Indies.
1)アメリカが英国の軍港、特にシンガポールの使用について英国との協定 蹄結する。
2) An agreement was reached where America would have the ability to use base facilities and acquisition of supplies in the Dutch East Indies.
2)オランダ領東インドに有る基地を利用出来る協定をオランダと結ぶ事。
3) Support China’s Chaing Kai Shek as much as possible.
3)中国の蒋介石政府を出来るだけ援助する事。
4) Sending US cruisers on “pop up” cruises in the Western Pacific. To FDR’s thinking, to start a war, he was willing to lose 1 or 2 cruisers. For example, on July 31st, 1941, off the Imperial Naval base at Sukumo in Shikoku, two blacked out cruisers suddenly appeared. When challenged by Japanese destroyers, the ships fled.
4)東洋にアメリカ海軍巡洋艦艦隊を派遣する事(この巡洋艦の使命は日本の領海に浸入することでした。F •ルーズベルト大統領の考えは、戦争開始の為には、1隻か2隻を失うことも問題ない というものでした。例えば、1941年7月31日に四国の宿毛沖で 国籍不明の巡洋艦2隻が突然現れ、日本帝国海軍の駆逐艦2隻を挑発して逃げました)
5) Increasing the number of American submarines based in the Pacific.
5)太平洋の基地にアメリカ海軍の潜水艦を増やす事。
6) The permanent basing of the Pacific fleet in Hawaii.
6)太平洋艦隊をハワイに配属する事。
7) Forbidding the sale of oil to Japan from the Dutch East Indies.
7)オランダ領東インドから日本へ石油の販売を禁止する事。
8> Forbidding the sale of oil to Japan from America.
8)アメリ力から日本へ石油の販売を禁止する事。
Now, you just can not discuss this subject with most Americans.
I remember when I was a child, I calculated that the US fleet at Pearl Harbor was merely bait. The newest US battleships were on the East Coast, where there was no danger from Germany. The carriers were pulled out at the last minute.
When I discussed my idea with my father, I got punched in the face. He screamed at me that no US government would sacrifice US sailors. Actually, that is not true.
In fact, in his book “Day of Deceit: The Truth About FDR and Pearl Harbor” Robert Stinnett describes how US Naval Intelligence tracked the Japanese Pearl Harbor attack fleet on their way to Hawaii. If you mention this book to Americans, they get very angry, and claim the entire book is a falsehood.
アメリ力人とこの真実のことは、話をするが出来ません。 私が子供の頃、真珠湾のアメリカ艦隊は只の“囮”と推測していた事を覚えています。一番新しいアメリ力の戦艦は東海岸に有りましたので、ドイツからの危険性は有りませんでした。そして ワイから航空母艦はぎりぎりで撤退されていました。
この考えを父親に話をすると、彼は私の顔を殴り、アメリカ政府がアメリカの水兵を犠牲にするはずがないだろ!と怒鳴りまし た。実際には、それは本当の事では有りません。
『デイズ.オブ.ディシート(邦題:真珠湾の真実-ルーズべルト欺瞞の日々)』という本で、ロバ一ト•スティネット氏は、アメリ力海軍情報部局は真珠湾を攻撃する日本の艦隊を、択捉からハワイまでの移動を追跡して把握していたと書いています。この 本の事をアメリカ人と話をすると、とても怒り、すべて嘘であると叫びます。
Most Americans truly like war. I used to belong to a forum on the net called “Historic Battles”. It was a forum to discuss military history. Well, very quickly, I became very controversial. I argued that Japan had just cause to go to war. The Europeans would consider my views, but the Americans became very angry with me.
Then it was 2003 and America prepared to invade Iraq. I warned that it would be a disaster. The Americans on the forum howled that I should be banned from posting. Well, the moderators were European, so I was not banned.
One Jewish American fellow in New York claimed to have Israeli friends in Tokyo who could kill me. Because 1 was against the desire for war. The moderators got angry at that.
アメリカ入は本当に戦争が好きです。数年前に、「歴史的に有名な戦争」というネットフォーラムで、昔の戦争を議論しました。 すぐに物議を醸し論争になりました。私は大東亜戦争は日本が戦争を開始する理由が有った、という主張でした。ヨーロッパ人は私の主張を考え検討しましたが、アメリカ人はすぐに怒りました。
2003年、アメリカは徐々にイラクに侵略する為の準備をしました。私はアメリカがイラクを侵略したら、大惨事になるだろうと 警告しました。そのフォーラムのアメリカ人メンバ一は、私を参加禁止にしよう!と叫びました。まあ、モデレ一夕一たちはヨーロッパ人でしたから、私は参加禁止にはなりませんでしたが。
あるニューヨーク市に住んでいるユダヤ系アメリ力人が、東京にイスラエル人の友達がいると書いて、彼らに私を殺す依頼をすると書きました。何故なら、私はアメリカ人の戦争を始めたいという欲望に反対したためです。その脅しに対してフォーラムのモデレ一夕一たちは怒りました。
Well of course, the war did turn out to be a disaster. President Obama was forced to leave Iraq, under threat of more guerrilla war. He did try hard to stay. Americans left in the middle of the night, without telling their Iraqi counterparts.
And yes, there were some American commentators and pundits who were against the war. Mostly, they lost their jobs. And those who cheer leaded the war, who said it would be a Cakewalk? Mostly they are in think tanks, with a nice income.
This was a plan to destroy Japanese society. Even today, America seeks to dominate Japan.
勿論、その戦争は大慘事でした。オバマ大統領は撤退するしかありませんでした。もし撤退しなかったら、イラク人がまだゲリラ戦をアメリカに仕掛ける脅威が有りましたので。結局同盟のイラク軍に黙って、米軍は夜逃げをしました。
アメリカでは、イラク戦争反対の評論家、コメンテ一夕一がいましたが、現在、ほとんどの人は職を失いました。それでは、その戦争を応援した評論家とコメンテーターは現在どうなっているかというと、ほとんどの人は良い収入が有り、シンクタンクで働 いています。
もし、アメリカには日本に戦争を仕掛けさせる 8つのステップがあった、と言ったらアメリカ社会からは抹殺されるでしょう。 今でもこれは危険な議論なのです。