ブログ

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

『世界を困らせる3大バカ老人とは バカ老人が国のトップに立つと、自国民他国民とも被害は甚大』(2/22JBプレス 勢古 浩爾)について

2/21The Gateway Pundit<Trump: Biden is Pushing us into World War III – Here’s How I’d Stop It>

トランプが言うほど、和平交渉は簡単ではないと思いますが・・・。しかし、第三次大戦は避けないと。

Speaking at a Club 45 rally in Palm Beach, Florida on George Washington’s Birthday, President Donald Trump explained what he would do to put an end to the war in Ukraine if he were reelected: “I would literally start calling, not from the day I took over, but from the night I won. And I’ll call two people… Putin… and Zelensky. And I’ll say we’re going to meet. I guarantee I could work that out. I’ll tell one guy this, and I’ll tell one guy that… We would have a deal made in 24 hours,” Trump said.

Trump said that “continuing to pour money in” to Ukraine is delaying a peaceful settlement and “getting a lot of people killed.”

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/trump-biden-is-pushing-us-into-world-war-iii-heres-how-id-stop-it/

2/21The Gateway Pundit<In Wake Of Biden Gaffes, Trump Calls For “Full And Complete Mental Competency Test” For Presidential Candidates>

メンタルテストをしても民主党はいかさまをする。不正選挙できなくするのが先。

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/in-wake-of-biden-gaffes-trump-calls-for-full-and-complete-mental-competency-test-for-those-running-for-president/

2/21The Gateway Pundit<“Your Strategic Imperative Is Defending the United States” – Elon Musk to Woke Military>

軍のミッションはDEIA =(Diversity, Equity, Inclusion, and Accessibility)であるはずもなく、マスクの言うように「米国を守る」ことである。

Elon Musk jumped in to remind the military what its purpose is – defending the USA.

The Biden Administration (in apparent coordination with China) is working to destroy the US military.

Policies like yesterday’s announcement of assigning Susan Rice to oversee a new woke agenda over the government are why Americans are outraged.  In Biden’s Executive Order, which will soon be challenged for being unconstitutional, Biden wants the government to focus on radical Marxist ideology instead of its core purposes.  Merit no longer matters under the Biden regime, race does.

https://twitter.com/i/status/1627833067124715521

https://twitter.com/i/status/1626959842572222465

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/your-strategic-imperative-is-defending-the-united-states-elon-musk-to-woke-military/

ラスムセンの世論調査で、中国が台湾侵攻したら①中国への経済制裁に79%が賛成②海軍派遣の支援に64%が賛成③地上部隊の派遣には43%の賛成、46%の反対。

過去5人の大統領の中で最も好まれる大統領はトランプだが、最も嫌われる大統領もトランプ。

2/21阿波羅新聞網<又失言 美国媒体人惊爆:拜登说出“毁灭台湾计划”=また失言 米メディア人が暴露:バイデンは「台湾を破滅させる計画」を口にした>米国のジョー・バイデン大統領は以前に多くの失言を犯したが、米国のメディア人であるガーランド・ニクソンは、WHのインサイダーが、「ネオコンのウクライナ計画」よりも悲惨なものは何かと尋ねられたとき、バイデンは実際に口を開けて、「待って見ていれば、我々の『台湾を破滅させる』計画がわかるだろう」と答えた。 このニュースが公開された後、外国のネチズンの間で激しい議論が巻き起こった。

真実かどうかも分かりませんが、何せ認知症だから・・・。こういう人が大統領だから、冒険主義の人物が出てくる。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869408.html

2/22阿波羅新聞網<普京噩耗来了 美众院外委会主席带来一个消息…=プーチンの悪いニュースが来た、米国下院外交委員会委員長がメッセージをもたらした・・・>共和党下院外交委員会のマイケル・マコール委員長は、21日にウクライナの首都キエフを訪問した際、ワシントンの風向きは、長距離ミサイルと戦闘機等の武器を渇望しているウクライナ政府に渡す方向に変わっていると述べた。

https://www.aboluowang.com/2023/0222/1869457.html

2/22阿波羅新聞網<普京挚友会王毅 俄媒热烈报道新华社暂沉默=プーチンの本当の友人が王毅に会う  ロシアのメディアは熱狂的に報じたが新華社通信は暫く沈黙>ロシア連邦安全保障会議事務局長のニコライ・パトルシェフは火曜日、中共中央委員会外事弁公室主任の王毅に、中共はロシアの外交政策の「最優先事項」で、ロシア・ウクライナ戦争が 1 周年に近づき、両国は団結して西側に立ち向かわなければならないと語った。

ロイター通信は、ロシアの国営メディア、リア・ノボスティ(RIA)の報道を引用し、パトルシェフは王毅に、モスクワは台湾、香港、新疆に対する北京の姿勢を支持していると語ったと述べた。

Nikolai Patrushev

https://www.aboluowang.com/2023/0222/1869451.html

2/22阿波羅新聞網<中南海宣布机构改组 分析:习启动大清洗=中南海が組織再編を発表 分析:習は大粛清を開始>中共中央政治局は 2/ 21に会議を開き、26 日から 28 日まで北京で中共の第 20 回2中全会を開催することを決定した。 2中全会では、党と政府機関の再編案が検討される。 分析では、中共の機構改革は人事の大幅な粛清であり、習近平は中央集権化の度合いが高いが、彼は選んだ人物について安心していないようであると。

https://www.aboluowang.com/2023/0222/1869428.html

2/21阿波羅新聞網<中国清零结束后经济强劲反弹期望落空,外国投资者减持资产并观望=中国のゼロコロナが終わった後の強力な経済回復の期待は外れ、外国人投資家は資産の保有を減らして様子見>「ゼロコロナ」のロックダウンが終了して、中国経済の回復への期待が高まったが、貨物運輸の減少と住宅や自動車の販売の低迷に対する懸念に取って代わられたため、外国人投資家は中国株の購入を控えている。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869398.html

2/21阿波羅新聞網<中国城管用木棍暴力殴打卖菜妇人、驱赶卖艺残疾者=中国の都市管理者は木の棍棒を使って野菜売りの女性を激しく殴り、障害のあるパフォーマーを追い払った>中国の都市管理者による不当な管理は微博(ウェイボー)で頻繁に検索される。ツイッターアカウント「豆瓣鵝組日報」は今日(20日)、野菜を売る女性が都市管理者に木の棍棒で激しく殴打されている写真を公開した。ビデオでは制服を着た都市管理官は他の人々の説得を無視して、長い木の棒で女性を殴り続け、女性の顔を蹴りさえし、最後に女性は痛くて抵抗することができず、顔を覆って倒れた。

https://twitter.com/i/status/1627664944132132873

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869355.html

何清漣 @HeQinglian  7h

ハッキリ言って、ウクライナで興奮する人達は再び正義の熱血を吹きかけようとしている。

引用ツイート

イザベル👑💎WW  @Isabel_3299  18h

もう一度言うが、ロシアを支援するには、より高い敷居が必要である。なぜなら、歴史と現実を新たに知る必要があるからである。

ウクライナ支援にはどんな頭脳も必要ない。必要なのは感情だけで、この種の感情は、何十年もの間、あなたに植え付けられてきたものである。 twitter.com/123450terry/st…

何清漣がリツイート

何清漣 @HeQinglian  8h

返信先:@HeQinglian 、@Lucs24659702

「かつては農民であり、これからもずっと農民である」と語った“瞧瞧橋(ツイ名)”を含むウクライナで興奮する多くの人達は、ウクライナの 10 回目の徴兵令を信じていない。これが元のツイートであるが、信じるか信じないかは彼らによる。ウクライナ語を理解できる人は、彼女が見識上で「永遠に農民」にならないように、親切に翻訳してほしい。

引用ツイート

綾波 @dinglili7  2月20日

ウクライナのゼレンスキーは、100 万人の兵士を募集する予定で、10 回目の徴兵命令を開始した。

徴兵令では、65 歳以上 85 歳未満の成人男性は軍隊に入隊しなければならないと定められている。

このスレッドを表示

https://twitter.com/i/status/1627995337867640835

何清漣がリツイート

沈良慶Ⅱ @shenliangqing2  12h

英国政府は「極右作品」をリストアップしており、シェイクスピア、オーウェル、『Yes Minister』などはすべてリストに載っている。

プログレッシブが進むにつれて, 真実省がやって来る。シェイクスピア, チョーサー, ミルトン, テニソン, オーウェル, ハクスリー, トールキン等、英国歴史上有名な作家は、プログレッシブの目には人種差別主義者になる。次の段階は焚書坑儒か?

good.news

英国政府は「極右作品」をリストアップしており、シェイクスピア、オーウェル、『Yes Minister』などはすべてリストに載っている。

(オブザーバー・ネット・ニュース)英国では、『Yes Minister』、『シェイクスピア全集』、『1984』、『指輪物語』はすべて「極右作品」になっている。英国の「デイリー・メール」・・・。

何清漣 @HeQinglian  7h

ブリジット・リンが演じる東方不敗と比肩するこの人物はさらに魅惑的であるが、米民主党の男性ファンに聞いてもよいか、あなた方はこれが好きか? 😇😇😇

引用ツイート

Dr. Literaleigh A. Pheline🇺🇦pa🏳️‍🌈roh🏳️‍⚧️dee  @Sarcasmcat24  11h

トランス女性は女性である。

このスレッドを表示

https://twitter.com/i/status/1628017107740000257

何清漣 @HeQinglian  1h

「紛争の平和的解決に向けた中国の提案」の具体的な内容と、ウクライナ側が最終的にどのように立場を表明するのか、非常に興味がある。

引用ツイート

Ezio Mao ☢  @KELMAND1  10h

キエフは紛争を平和的に解決するという中国の提案を受け取り、検討している –ウクライナのドミトロ・クレバ外相

ウクライナ外務省の責任者は、中共中央委員会政治局員である王毅が中国の平和計画の要点をウクライナ側に紹介したと述べ、キエフは研究して結論を​​出す意向であると述べた。

何清漣がリツイート

北米保守評論 @NAConservative9  1h

「『世界統一政府』への対抗手段としてのナショナリズム」

https://nacr.info/WordPress/index.php/2023/02/21/nationalism-is-the-antidote-to-one-world-government/

いわゆる『世界統一政府』は、全世界を統治すると私たちがよく言うものである・・・もっと見る

何清漣 @HeQinglian  29m

RFI:中国の和平提案には、停戦とウクライナへの武器供与の停止の要求が含まれると予想される。中国は、ロシアに撤退を要求する欧米による草案に対抗するため、2/24に国連に決議草案を提出する予定である。

欧米は、中国の提案により、欧米以外の多くの国がロシアに対する制裁への参加を拒否し、交渉による西側との停戦合意を要求する可能性があることを懸念している。

rfi.fr

ニュース分析:- プーチン大統領の「米露核軍縮条約からの一時離脱」は批判され、ロシア・ウクライナ戦争で中国が「とりなし役」に当たったが、疑われている。

中国の外交トップである王毅は、ロシア・ウクライナ戦争について和平案を提出すると欧州で発表したが、ここ数日で多くの疑問が生じた。これには理由があり、ロシアのプーチン大統領は21日、一般教書演説で・・・・。

何清漣 @HeQinglian  5h

この記事をどれだけの人が理解しているか私はわからない。

中国当局は一部の人が言うほど愚かではない。政治的には, この動きは防衛 (ウクライナへの軍事援助の疑いがあるという欧米からの非難への対応) から攻撃 (NATO に武器提供しないことを要求する) に変わった。国連総会にはアフリカ、ASEAN、ラテンアメリカが参加する。

引用ツイート

何清漣 @HeQinglian  7h

RFI:中国の和平提案には、停戦とウクライナへの武器供与の停止の要求が含まれると予想される。中国は、ロシアに撤退を要求する欧米による草案に対抗するため、2/24に国連に決議草案を提出する予定である。

欧米は、中国の提案により、欧米以外の多くの国がロシアに対する制裁への参加を拒否し、交渉による西側との停戦合意を要求する可能性があることを懸念している。

https://rfi.fr/cn/%E4%B8%93%E6%A0%8F%E6%A3%80%E7%B4%A2/%E8%A6%81%E9%97%BB%E5% 88%86%E6%9E%90/20230221-%E6%99%AE%E4%BA%AC-%E6%9A%82%E9%80%80%E7%BE%8E%E4%BF%84% E9%99%90%E6%AD%A6%E6%9D%A1%E7%BA%A6-%E9%81%AD%E6%89%B9-%E4%B8%AD%E5%9B%BD% E8%A6%81%E5%BD%93%E4%BF%84%E4%B9%8C%E6%88%98%E4%BA%89-%E5%92%8C%E4%BA%8B%E4 %BD%AC-%E5%8F%97%E7%96%91

勢古氏の記事では、ここで挙げられた3人は老人バカというより、極悪人と呼んだ方が良い気がします。平気で嘘がつけるのは、極悪人にとって必須の技量。著者が老人バカと非難するのは勝手ですが、彼ら極悪人には非常なルールがあり、それに勝ち抜かないと今の地位にはつけなかった。日本という微温湯の中で、欧米系の情報だけを基に揶揄するのは、どうなのか?特にトランプについては欧米の左翼メデイアに洗脳されているとしか思えない。

しかし、プーチンと習近平は他国を侵略、或いは侵略しそうという意味で、大悪であることは間違いない。邪悪な共産主義の申し子だから、こうなってしまった。

記事

ミン・アウン・フライン軍総司令官とプーチン大統領(2022年9月7日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)

老人バカというと、老人全般がバカという意味にとらえられようが、バカ老人といえば一部の老人のことである。

しかしまあ、いまや老人全般がバカ、といいたいような気もする。というのも賢く落ち着いた老人は、テレビやネットでも、新聞や雑誌でも、はたまた身近な暮らしのなかでも、ほとんど見ることがないからである(養老孟司氏など、ごく少数だがいることはいる)。

一口にバカといっても種類や程度は無数、存在は無限である。

身近にいる暮らしのなかのバカは、なるほど影響力は小さいかもしれないが、迷惑を被る人間にとってはたまったもんじゃないのである。下手をすると穏やかな生活が脅かされて、暮らしに支障がでる。

だが、バカが国のトップに立ったりすると、被害は甚大である。自国民だけにととまらず、ときには他国民を巻き込んでしまう。しかもこのバカに「老い」が加わると、目も当てられない事態になる。

バカの四条件に照らして世界を見れば

「老い」は、腐ったゴムのように可塑性がないから、バカ老人のやることすべてに寸毫の反省もない。もともと頭が固まって反省がないからバカ、なわけなのだが、「老い」はそれをさらに不可逆的に強化するのだ。

バカの特徴の一つは、世間にはとっくにばれているのに、自分がバカだと思っていないことである。だから無茶苦茶をやってもまったく平気なのだ。

特徴の二は、平気でうそをつくことである。生まれてからほんとうのことをいったことがないのじゃないかと思うほど、ウソが板についているのだ。

特徴の三は、若いときからバカだということで、老人になってから急にバカになったということはない。

特徴の四は、俗情のかたまりだ、ということである。

そこでこの四条件に照らして現在の世界を見渡してみれば(とはいえもう最初から決めていたのだが)、世界の3大バカ老人が浮上する。ロシアのプーチン大統領(69)、中国の習近平国家主席(70)、それにミャンマーのミン・アウン・フライン軍総司令官(67)である。

ロシアには役者が揃っている

3人目のアウン・フラインについては異論が出るかもしれない。ヒジャブ着用をめぐる市民デモを弾圧したイランのハメネイ師(84)がいるじゃないか。いや、北朝鮮で唯一丸々と太った金正恩総書記(40)はどうした?

しかし残念ながらハメネイはいま一つ実体が曖昧だし、金正恩はまだ若いので「老い」の条件を満たしていない。あとベラルーシ大統領のルカシェンコ(69)がいるが、これも地味でいまひとつ。

他には前米大統領のトランプ(76)がいる。前ブラジル大統領のボルソナロ(67)も相当なバカだったが、この二人は失権しているからとりあえず除外。ちなみにシリアのアサド大統領(57)もバカ度は高いが、まだ若い。

ちなみにロシアにはまだいる。ロシアには役者が揃っており、老人の3バカ大将はプーチン、ラブロフ外相(72)とショイグ国防相(68)である。

その下に次の3バカ大将予備軍のメドベージェフ(58)がいる。このリトルプーチンはなにかというと、すぐ「核」を口にする。前駐日ロシア大使のガルージン(62)も結構なバカ老人であった。

しかしここでこういうことをいう人がいるかもしれない。いかにやっていることがひどくても、仮にもその国の元首クラスの人間に対してバカとは無礼ではないか、と。

バカという言葉が下品であることは認める。またバカという言葉が含んでいる「間抜け」という滑稽なニュアンスは、かれらを形容するにふさわしくないかもしれない。

バカという言葉は、外交上はたしかに無礼にあたるだろう。「悪の帝国」とはいっても、個人を名指しで公に「バカ」といったためしはないのである。各国の政治家はよく抑制しているものだ。

しかし外交官でもない人間にとってはそんな縛りは無用である。プーチンなんかは殺人者や虐殺者と呼んでもいいくらいだ。習近平もミン・アウン・フラインもアサドも金正恩もそうである。トランプなんかは性犯罪者ではないか。

3大老人は同じ穴のムジナ

プーチンは自国に反撃したら核を使うぞという無言の脅迫をしながら、一方的にウクライナを爆撃し放題という汚い戦争をやっている。西側が恐れているのは、バカはなにをするかわからないことである。

習近平の中国も、いうことなすことがなにひとつ信用できない。ひとつとしてほんとうのことをいったことがないし、ひとつでも世界のためになることをしたこともない。

またミン・アウン・フラインは、典型的な政治的後進国の独裁者である。

世界が注視しないのをいいことに、2011年にミャンマー軍の最高司令官に就任して以来、国民を弾圧し、一家でミャンマーを食い物にしている。

息子のアウン・ピャエ・ソネは、貿易、建設、保険、通信、医療、リゾート経営などの事業をほしいままにしている。娘のキン・ティリ・テット・モンは高級スポーツジムチェーンとメディア制作会社などを所有している。テレビで見たが、ミン・アウン・フラインは息子か娘の結婚式を宮殿みたいなところで豪華にやっていた。もちろん国費を使ってである。

そしてこのミン・アウン・フラインを後押ししているのが習近平でありプーチンだ。ミン・アウン・フラインは、反政府勢力弾圧のためだけに、中国とロシアから武器や戦闘機を購入しているのである。この3老人は利権でつながり、金と暴力による後進的統治でつながっている同じ穴のムジナである。

こんなところでバカだのなんだのと悪態をついてもまったく無意味である。蟷螂の斧にもなっていないし、溜飲は全然下がらない。しかしほんとうに腹が立つなあ。かれらは人を殺してもまったくなんとも思っていないのである。ほんとうに邪悪な人間というものは存在するのだ。

国連の機能不全に無力感

この一年間、ウクライナ国民とロシア兵士が何万人も死に、現在も死んでいるのだ。しかし世界はどうすることもできない。

それでもアメリカやEUはよくウクライナをよく支えているというべきか。第二次大戦前にドイツがチェコを侵略したとき、西側はチェコを見殺しにしたことを思えば、戦後民主勢力の進歩であるだろう。

しかし国連は完全に機能不全に陥ったままである。バカげた常任理事国(米・英・仏・露・中)の拒否権があるために何事も決まらない。とくにロシアと中国のやることに対しては、国連は手も足もでないのである。

当の国連改革(安保理改革)もロシアか中国が拒否権をもっているかぎり、実現できないのである。しかし国連決議が実現しても、従わなければいいのだし、戦前の日本のようにいざとなれば脱退することも可能なのだ。

その無力感にいても立ってもいられなくなったのか、プーチンに関して日本でこういうことがあった。

去年6月、72歳のじいさんが“プーチンわら人形”を作って、千葉県松戸市の神社の神木に釘で打ち付け、逮捕されたというのである。

その男は、本殿で律儀に二礼二拍手一礼したあと、神社奥に行き、プーチンの顔写真を貼り付けたわら人形を木に打ち付けたのである。額には「凶」と書かれ、人形の体内からは「ウラジーミル・プーチン 1952年10月7日生 70才 抹殺祈願」と書かれた紙が出てきたという。

このじいさんは妻と二人暮らしで、ふだんのかれは花を植えたり、教会に行ったりする気持ちの優しい人らしい。逮捕後かれは黙秘したというが、まあ大した罪にもならず釈放されたことだろう。

かくすればかくなるものと知りながらの、やむにやまれぬ大和魂が、たぶんこのじいさんを動かしたのだろう。気持ちはわかるが、しかしやったことがちょっとバカだったかもしれない。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『「習近平に感謝」の洗脳、汚水タンク漬け…ウイグル“再教育施設”生還者の壮絶証言』(2/21ダイヤモンドオンライン 福島香織)について

y2/19The Gateway Pundit<END OF AMERICAN SOVEREIGNTY: Biden Regime Negotiates “Legally Binding” Deal To Give Chinese-Backed World Health Organization Full Authority Over US Pandemic Policies – No Senate Approval Needed>

国家主権を国際組織に売り渡すことが、選挙を経ない役人の力でできてしまうのかどうか?条約は上院の批准が必要なはず。中国がWHOの調査を拒否したから、WHOに世界各国の主権を無視して調査に入れるようにしようとの想いかもしれないが、まずは中国にそれを強制すべきである。

The Biden Regime never fails to orchestrate an avenue to circumvent the U.S. Constitution and betray the American people. A bombshell report from the Epoch Times Saturday reveals the Regime is about to surrender America’s sovereignty to the World Health Organization (WHO) and give them full control over future pandemic policy.

The amendments delegate the international body of unelected bureaucrats more authority to define what constitutes a pandemic, when a pandemic is in progress, how long a pandemic lasts and how “to prevent, detect and respond to future public health emergencies of international concern,” ultimately delegating the WHO total authority over emergency operations in the U.S. during a “public health emergency.”

The WHO’s Intergovernmental Negotiating Body (INB) has scheduled a meeting for Feb. 27 so members can work out the final terms and sign.

Once America officially signs on to this agreement, we will be completely at the mercy of the globalist organization which helped the Chinese Communist Party (CCP) cover up the original COVID-19 outbreak in Wuhan.

Negotiations between Biden Health and Human Services Secretary Xavier Becerra and WHO head Tedros Adhanom Ghebreyesus spawned what is called a “zero draft” of a pandemic treaty. The draft was published on Feb. 1 and now needs ratification from all 194 WHO member states.

The zero draft gives the WHO the power to declare and manage a global pandemic emergency. Once a health emergency is declared every signatory, including the United States, must submit to the authority of the WHO. This includes caving to them on treatments, lockdowns and vaccine mandates along with government surveillance.

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/end-of-american-sovereignty-biden-regime-negotiates-legally-binding-deal-to-give-chinese-backed-world-health-organization-full-authority-over-us-pandemic-policies-no-senate-approval-needed/

2/21阿波羅新聞網<惊呆….日本这一波援乌比美国还“壕无人性”= 唖然.・・・、日本のウクライナ援助の波は、米国と比べやはり「お金持ち」>日本の岸田文雄首相は、本日東京で開催されたセミナーで、「今日のウクライナは、明日の東アジア」と危機感を表明し、ウクライナのゼレンスキー大統領を招待して、先進7カ国(G7)の首脳とのオンライン会議を開催し、日本はウクライナに 55 億ドルの財政援助を追加すると発表した。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869097.html

2/21阿波羅新聞網<欧盟警告中国为俄供武等于跨越红线 北京回应=EU は、中国がロシアに武器供給することは一線を越えることに等しいと警告、北京の対応>EUは、アントニー・ブリンケン米国務長官が「中国がロシアへの武器援助を検討していることへの懸念」を表明した後、EUは北京に「一線を越えない」よう警告した。さもなければ、制裁に直面するだろうと。中国外交部の汪文斌報道官は、月曜日の定例記者会見で、米国に「責任転嫁と虚偽の情報を広めるのをやめる」よう求めた。 EUのジョセップ・ボレル外交問題担当上級代表は記者団に対し、「彼(王毅)は私に、彼らはそうしておらず、そのような計画もないと語った。しかし、我々は警戒を続ける」と語った。

何せ嘘つき中国人だから。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869058.html

2/21阿波羅新聞網<美警告中共军援俄严重后果 北京强硬反咬一口=米国は中共に、ロシアへの軍事援助は深刻な結果を齎すと警告し、北京は強硬に反論した>アントニー・ブリンケン米国務長官は土曜日、中国の王毅外事弁公室主任に、ウクライナでのロシアの戦争に対する中国の物的支援は酷い結果をもたらすだろうと警告し、ワシントンは北京がモスクワに武器提供することを検討していることを懸念していると述べたが、中共は月曜日に米国に、中共とロシアの関係に干渉するなと警告した。

https://www.aboluowang.com/2023/0221/1869057.html

2/20阿波羅新聞網<苏利文:出发前几小时 美国知会俄罗斯拜登访乌计划=サリバン:出発の数時間前に、米国はロシアにバイデンのウクライナ訪問を通知した>ジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官は、バイデン大統領の出発前のカウントダウン時間内に、バイデンが紛争解決目的でウクライナの首都キエフを訪問する計画をロシアに通知したと指摘した。 サリバンは、17日にWHの大統領執務室で国家安全保障チームの非常に少数の上級スタッフと話し合った後、バイデンはキエフを突然訪問するリスクを冒すことを決定したと述べた。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1869031.html

2/20阿波羅新聞網<为来日收复?中国地图新规 俄境8地要加中方旧称=来る日に回収するために? 中国の地図に関する新しい規制、ロシア国境の 8つの場所は中国側の古い名前を追加する必要がある>「ウラジオストク」ってどこ?中国人一般は訳が分からないかもしれないが、「海参崴」と言えば、清朝からロシアに割譲された領土なので、ほとんどの中国人は知っているかもしれない。 中国天然資源部は最近、地図の内容に関する規則を発した。この規則では、中ロ国境にある 8つの地名について、現在のロシア式発音の地名に加えて、以前に一般に知られている中国の旧称を追加する必要がある。あるネチズンは、これを「歴史を思い出し、いつか回収する」と解釈した。

8つの地点は、「ウラジオストク」は「海参崴」、「ウスリースク」は「双城子」、「ハバロフスク」は「伯力」、「ブラゴヴェシェンスク」は「海蘭泡」、「サハリン島」は「庫頁島」、「ネルチンスク」は「尼布楚」、「ニコライエフスク」は「廟街」、「スタノフ山脈」は「外興安岭」と。

プーチンも落ちぶれたもの。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1869014.html

2/20阿波羅新聞網<广西1大桥突坍塌!“恐怖画面”曝光 陆网气炸:2015年才启用=広西の大橋が突然崩壊! 「ホラー画像」露出 中国ネチズンは怒る:2015年にやっと開通>「CCTVニュース」によると、中国・広西チワン族自治区賀州市八歩区は19日午後9時40分頃、民衆の通知により、現地の「歩頭大橋」が崩落したと。20日には画面が見れ、恐怖の映像に誰もが衝撃を受けた。

豆腐渣工程(おから工事)だったのでは。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1869030.html

何清漣 @HeQinglian  3h

「毛沢東の詩を偽造した」陳明遠

https://2new Centurynet.blogspot.com/2019/08/blog-post_678.html

調べてみたら、この記事が引用した 2つの句の作者は、毛沢東の詩であると偽った陳明遠であった。

作者は次のようにコメントしている:【毛沢東の詩で「張揚」と「痴迷」は、醜さが美しいと見なされるところまで達している・・・だから、審美的な意味では、陳の詩は毛沢東の詩よりも純粋である。毛の影響を受けないわけにはいかないが 】

ポスト紅衛兵時代の陳の考えについては話していない。

(笑)

引用ツイート

天降偉人包由検 @fading_you1  5h

返信先:@HeQinglian

「世界中のアカは私の家」という言葉は、おそらく青春の歌の作者である楊沫の息子である老鬼が書いた「血の黄昏」から来ている。 これは私の両親の世代の青春の記憶のはずで、これにより一代上の精神世界を垣間見ることができる。

何清漣 @HeQinglian  3h

「ポスト紅衛兵時代」でイデオロギーの化石になった人もいる。 私の人生の中で、私が最も輝かしいと思っていた時代である。中国で偶然故郷に戻り、当時の紅衛兵の古い兄貴たちに会い、彼らが「当時を回想し、現在について話す」のを聞いていた。「平和維持」の技を充分修練し始めたが最初は愚かだった。話しているうち、たとえば、彼らは今日を評して「こんなはずではなかった・・・」と。後で、美しさを記憶に留めておくのが最も適切であることに気づいた。

何清漣 @HeQinglian  4m

【バイデンのリーダーシップは、不可逆的な一連の災難と失敗を経験した。

米国人は、バイデン政権と議会民主党による結果を顧みない支出の重荷を負っており、インフレを 40 年間で最高水準に押し上げている。

暴力犯罪は、サンフランシスコからNYに至る米国の大中の都市で急増しており、多くの人が生活の中で安全感を失っている。

国境では明らかな人道主義および国家安全保障上の危機がある。

バイデンのリーダーシップの下で世界は安全ではなくなった】

引用ツイート

北米保守評論  @NAConservative9  5h

「トランプは既にテストを経験した:それは重要だ」

https://nacr.info/WordPress/index.php/2023/02/20/trump-is-tested-that-matters/

今日は毎年恒例のプレジデント・デーである。米国の独立、自由、繁栄に並々ならぬ貢献をした偉大な大統領、特にジョージ・ワシントン大統領とエイブラハム・リンカーン大統領を偲んで読者の皆様と共にここにいる。 我々はまた、この祝日を米国の第 45 代大統領であり、現存する最も偉大な人物であるドナルド・トランプに捧げる。 … もっと見る

何清漣がリツイート

ホンフーディン @HongfuDing  5h

返信先:@USABelAir2021

これが間違った米国大統領で​​あることは歴史が証明するだろう。

何清漣がリツイート

デビッド @david_david1968  22m

WHへの華人専用ニラ、A級である。

引用ツイート

邱岳首 @7k_QYS  35m

返信先: @VOAChinese

西側同盟は一時的に中国とイランとの関係を部分緩和し、党・国が「武装クレムリン軍」を支援するという一線を越えず、まず全力でガラスのロシア帝国を瓦解させる。

米国は、複数の党・国との直接的な対立を避けようとするが、外部環境を変えて政党国家システムの変化を促進し、カラー革命の条件をより成熟させるよう努める。

何清漣 @HeQinglian  2h

NYT:米国人は再び情報開示戦術に頼る https://rfi.my/9B5J.T

ニュースの概要:米国は、中国がロシアを支援するのを防ぐための情報を公開しようとしている。これは、中国がロシアに軍事支援を提供するのを防ぐ手段の 1 つであり、中国がロシアを支援する可能性のある行動に対する世界的な公的監視を強化する可能性があると述べている。それは、昨年3月以前にロシアの戦争を挫折させるために情報を利用するというワシントンの戦略作戦の一部の再現であった。

rfi.fr

NYT:米国人は再び情報開示戦術に頼る

米国務長官のアントニー・ブリンケンは、土曜日と日曜日にTV等のインタビューを含む多くの場で中国に警告を発し、バイデン政権は北京が一線を越えようとしていると考えていることを示唆した。 また、ブリンケンの公の場での発言は、米国が必死に習近平と部下にそうすることを思いとどまらせようとしていることを示している。

何清漣 @HeQinglian  2h

ブルームバーグ:ロシアと中国が世界の食糧安全保障を握る

https://bloomberg.com/news/features/2023-02-20/feed-the-world-without-fertilizer-why-crop-nutritions-are-suddenly-political

ロシア・ウクライナ戦争は、世界的な影響力行使の戦略手段としての肥料の役割と、それを管理する人々の重要性を明らかにした。

世界は現在、世界の肥料の大部分がロシア、ベラルーシ、中国などの少数の国に大きく依存していることを認識している。

――昨年はエネルギー、今年は化学肥料。

bloomberg.com

ロシアと中国は世界の食料安全保障について窒息技を持っている。

モスクワのウクライナ侵攻は、世界的影響力の戦略的手段としての肥料の役割、そして誰がそれを管理しているのかを浮き彫りにした。

福島氏の記事では、「こんなことが今の時代に起こるはずがない」としか思えない人は、中国人の本性と共産主義の苛烈な残酷さを知らないのでしょう。ウイグル人はジェノサイドの対象となり、漢人の若者は失踪して臓器摘出の噂が出たり、去年は鉄鎖女事件もありました。中共と言う組織、共産主義団体はいずれもですが、人権に対する感覚はゼロに等しい。日本にもアカやピンクの人間がまだいること自体が信じられない。空き盲と言われてもしょうがない。

中共のような邪悪な組織は崩壊させて、中国大陸には自由で民主的な政体ができるのが望ましい。また、独立したい地域があればそれも手続きを踏んで認めるべき。

記事

写真はイメージです Photo:PIXTA

出張中に突然、頭に袋を被せられ手足を縛られて連行され、汚水タンクに首まで浸けられての尋問。その後は、12平方メートルほどの狭い部屋に約50人が押し込まれ、「習近平への感謝」を連日洗脳…。中国の「ウイグル人再教育施設」の凄惨な実態を、生還者の証言を基にお伝えする。本稿は、福島香織『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』(PHP新書)の一部を抜粋・編集したものです。

出張中に袋を被せられ連行され収容 汚水タンクに首まで浸けられて尋問

国連人種差別撤廃委員会や欧米メディアが人権侵害の問題として注目し始めた、新疆ウイグル自治区の“再教育施設”とはいったいどんなものなのか。2018年になってから、欧米メディアがだんだんその内情を、実際に収容された人物やその家族から取材して報じ始めた。

『ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)』(2018年8月20日付)の欧州文化神学学院(ドイツ)のエイドリアン・ゼンツ氏のインタビューによれば、“再教育施設”は推計1300カ所以上。その実態は、まさに現代の“ラーゲリ”だ。ウイグル人から尊厳と信仰と伝統と文化を奪い、ウイグル人そのものを中国人に改造する非人道的施設だった。

その実態を報告するリポートのなかで最も生々しいものの一つは、おそらく、カザフスタン人のオムル・ベカリの告発だろう。

オムルは、2017年3月からおよそ8カ月、新疆ウイグル自治区カラマイ市郊外の農村にある「再教育施設」に収容されたのち、奇跡の生還を果たした。その後、オムルベク・アリの仮名で証言活動を行い、メディアの取材も受けてきたが、2018年10月下旬にアムネスティ・インターナショナル日本の招聘で東京、大阪などで講演会を行った際には、今後は本名で問題を告発する決心をしたという。

実名活動への切り替えは、おそらくはその直前の、強制収容中の80歳になる父親の死が関係しているかもしれない。このとき、彼の通訳を担当した在日ウイグル人は私の友人である。彼は、オムルの経験をぜひ日本のより多くの人に伝えてほしいとして、オムルの講演や彼自身が聞いた話を日本語翻訳して提供してくれた。

ここで、その貴重な体験を伝えたい。

オムルは1976年トルファン生まれ。民族的にはカザフとウイグルの混血で、成人後はカザフスタンで仕事をするようになった。やがてカザフスタンで国籍を取得し、カザフスタン国民として旅行ビジネスに従事。カザフスタン南東部の都市、アルマトイの旅行会社の副社長を務めるまでになった。2017年3月23日、仕事でウルムチに出張した。仕事を終え、帰国前の3月25日に両親の住む故郷、トルファンの実家に立ち寄った。その翌日の3月26日のことである。突然、武装警察がやってきた。問答無用で頭に袋を被せられ、手足を縛られて連行されたのだった。

どこに連れてこられたのかは分からない。「最初に血液と臓器適合の検査を受けた。自分の臓器が中国人の移植用に使われるのかと思い恐怖を感じた」とオムルは振り返る。その後、4日にわたり、激しい尋問を受けた。「お前はテロリストを手伝っただろう?」「新疆独立運動に加担したな」「テロリストの主張を擁護したな」……答えないと、警棒で脚や腕を傷跡が残るほど殴られた。だが、拷問に屈して「はい」と答えてしまえばテロリストとして処刑されると思い、必死で耐えた。「私はカザフスタン国民だ。大使館に連絡を取ってくれ」「弁護士を呼んでくれ」と要求しても、無視された。他のウイグル人が拷問を受ける姿も目の当たりにした。両手を吊るされて、汚水タンクに首まで浸けられて尋問されていた。

寒い夜中、水を掛けられて生きたまま凍えさせる拷問も見た。同じ部屋に収容されていた2人が拷問により衰弱死した。1人は血尿を出しても医者を呼んでもらえず、放置された。

「ウイグル人に生まれてすみません」 狭い部屋に約50人、連日の洗脳

尋問のあとは、洗脳だった。いわゆる「再教育施設」に収容され、獣のように鎖でつながれた状態で3カ月を過ごした。小さな採光窓があるだけの12平方メートルほどの狭い部屋に、約50人が詰め込まれた。弁護士、教師といった知識人もいれば、15歳の少年も80歳の老人もいた。カザフ人やウズベク人、キルギス人もいたが、ほとんどがウイグル人。食事もトイレも就寝も“再教育”も、その狭く不衛生な部屋で行われた。午前3時半に叩き起こされ、深夜零時過ぎまで、再教育という名の洗脳が行われる。早朝から1時間半にわたって革命歌を歌わされ、食事前には「党に感謝、国家に感謝、習近平主席に感謝」と大声でいわされた。

さらに、被収容者同士の批判や自己批判を強要される批判大会。「ウイグル人に生まれてすみません。ムスリムで不幸です」と反省させられ、「私の人生があるのは党のおかげ」「何から何まで党に与えられました」と繰り返す。

「『私はカザフ人でもウイグル人でもありません、党の下僕です』。そう何度も唱えさせられるのです。声が小さかったり、決められたスローガンを暗唱できなかったり、革命歌を間違えると真っ暗な独房に24時間入れられたり、鉄の拷問椅子に24時間鎖でつながれるなどの罰を受けました」と当時の恐怖を訴える。

さらに、得体の知れない薬物を飲むように強要された。オムルは実験薬だと思い、飲むふりだけをして捨てた。飲んだ者は、ひどい下痢をしたり昏倒したりした。食事に豚肉を混ぜられることもあった。食べないと拷問を受けた。そうした生活が8カ月続いた。115㎏あったオムルの体重は60㎏にまで減っていた。

「同じ部屋に収容されていた人のなかから毎週4、5人が呼び出されて、二度と戻ってきませんでした。代わりに新しい人たちが入ってきます。出て行った人たちはどうなったのか」

常時警官に見張られ、また被収容者同士も相互監視を強いられた。寝るときは、同じ部屋の3分の1の15人ほどが起きて、残りの被収容者の寝ている様子を監視させられた。拷問に慣れ、痛みも感じなくなり、このまま死ぬのだと、絶望していたという。

生還するも80歳の父親が収容所内で死亡 オムルへの報復のための虐待死か?

『ウイグル人に何が起きているのか 民族迫害の起源と現在』(PHP新書)
福島香織 著

オムルが生きてこの施設を出ることができたのは、オムルがカザフスタン国籍をもつ社会的地位のある人間であったことが大きい。中国当局に拘束されたと聞き、カザフスタンに残されていた妻は国連人権委員会へ手紙を書いて救いを求めた。親戚もカザフスタン大使館を通じてカザフスタン外務省に訴え続けた。人権NGOやメディアも動き、ついに2017年11月4日、オムルは釈放された。釈放されたとき、自分が収容されていた場所が「カラマイ市職業技能教育研修センター」であることを初めて知った。

オムルは自由の身になったが、トルファンにいた両親、親戚ら13人は強制収容されてしまった。2018年9月18日、収容所内で80歳の父親が死亡した。死因は不明だが、ウイグル問題を国際社会で告発し続けるオムルへの報復のための虐待死が疑われている。オムル自身、いまも日常的に命の危険を感じて、一人で出歩かないようにしている、という。だが、自分やいまだ囚われの身の家族の命を懸けても、いまウイグルで起きていることを世界に告発していく強い意志を持ち続けている。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『「高齢者は集団自決」暴言はどの程度ダメなのか?専門どころか幼稚園児の分別なし、全世界の笑いものに』(2/20JBプレス 伊東 乾)について

2/19The Gateway Pundit<Peter Navarro Releases Podcast Miniseries on Why it is Critical for America’s Future to Win Back the Trump White House>

左翼グローバリストと中共に対抗できるのはトランプしかいないのでは。

Peter Navarro, the author of Taking Back Trump’s America,  has a new six-episode documentary miniseries about why the Republican red wave that was projected to wash over this country in the November 2022 election never materialized.

Navarro goes in-depth to explain why it is critical to win back the Trump White House in 2024 and erase the stain Joe Biden and the Democrats have put on the nobility of the MAGA movement.  The Biden administration is using anything MAGA to punish political dissent.

In the series, Navarro seeks to explain in the clearest of terms what we in MAGA-Land represent and why our path is the path to peace and prosperity.

Navarro is one of only three senior White House officials to serve at the right hand of President Donald Trump all the way from the 2016 campaign to the end of his first term in 2021.

Peter helped craft many of the tough tariffs and sanctions against the Chinese Communist regime and helped advance America First policies at home.

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/peter-navarro-releases-podcast-miniseries-on-why-it-is-critical-for-americas-future-to-win-back-the-trump-white-house/

2/20阿波羅新聞網<余茂春:王毅结局有前车之鉴 中共说客都无法替中共辩护—余茂春:王毅慕尼黑抨击美国 贼喊捉贼=余茂春:王毅は詰まるところ、かつての失敗を今後の教訓にすべき、中共のロビイストは中共を擁護できない-—余茂春:王毅はミュンヘンで米国を攻撃し、泥棒は「泥棒」と叫びながら逃げる>余茂春:米国に対する中共の基本的な態度は、「米国が我々を滅ぼそうとしてもそうはさせない」というものである。米国は強硬なときもソフトなときもある。 「彼らは、あなた方が自分達を取り囲み、封じ込めていると思っている。だからこそ、米国に対する彼らの基本的なやり方は、自分たちが間違っているとは決して考えない」

自己中心の勝手な連中。相互主義で臨むべき。

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1868749.html

2/20阿波羅新聞網<北美巡演提到维族人也影射习近平 脱口秀演员池子遭中宣部全面封杀=北米ツアーでのウイグル人への言及や、習近平もほのめかし、トークショーの俳優・池子は、中央宣伝部によって完全に禁止された>有名なトークショーの俳優・池子 (本名 王越池、中国人) は最近、北米の 5つの都市でツアーを行い、すぐに彼の発言に対する報復を受けた。中央宣伝部は最近 池子を禁止するよう命じ、それが黄西(=ジョーウォンは、中国系米国人の生化学者およびコメディアン)にも波及している恐れがある。当局の怒りは、彼が中国ではどこでもレッドラインに抵触する中国のウイグル族に言及し、彼が中国の防疫政策を公然と揶揄ったときに、彼は間接的に習近平のせいであることをほのめかしたため。

亡命できないのは、大陸に人質がいるためか?

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1868738.html

2/20阿波羅新聞網<不需要翻墙了?!中共声称要建成…【阿波罗网报道】=もう壁を越える必要はない? ! 中共は構築するだろうと・・・・ [アポロネット報道]>中共の煽情的なプロパガンダでは、無視されてきた問題が1つある。このいわゆる「学習型社会、学習型大国」は、世界のインターネットに正常に接続できるのか? 中国の研究者や学者は外国のウェブサイトに正常にアクセスできるのか?

「学習型社会、学習型大国」は「窃盗社会、窃盗大国」の間違いでは?

https://www.aboluowang.com/2023/0219/1868719.html

2/20阿波羅新聞網<大搞权色交易的女厅官,是睡人还是被睡?=権色取引を行う女性官吏、寝ているのか、寝かせられているのか?>確かなことは、段穎の失脚の背後で、彼女と「権色取引」を行った少なくとも 1 人、或いは多くの高官が失脚していたことである。そうでなければ、段穎の現在の地位と大樹があれば、段穎が調査されないように彼女を保護することができるはずである。 彼女が昆明で働いていたとき、張天欣、仇和、楊崇勇の 3 人の市党書記が別々に捜査されたことは注目に値する。

権色取引の対象になる女性なのか?

https://www.aboluowang.com/2023/0220/1868757.html

何清漣がリツイート

Lucs  @Lucs24659702  Feb 19

トランプJrは次のように投稿した:

ウクライナの一部であると宣言したオハイオ州は、バイデン政権からの援助を求めている。

何清漣 @HeQinglian  11h

2/ 15、シーモア・ハーシュはデモクラシー ・ナウ! のインタビューを受けて、次のように述べた: 米国がノルドストリームパイプラインを爆破したのは、長年にわたってしてきた中で“最も愚かな決定の 1 つ”である。この事件の欧州への長期的な影響は「恐ろしく」、“現在危機にあっても、彼らが米国に完全に頼ることができるという考えを断ち切る“だろう.」、”すでに非常に役に立たない“NATO 同盟をさらに弱体化させている。

democracynow.org

シーモア・ハーシュ記者は「米国がノルド・ストリームのパイプラインをどのように壊したか」について語る。

ロシアからドイツに天然ガスを運ぶノルドストリーム・パイプラインが昨年 9 月にダメージを受けたとき、米国の当局者は迅速に・・・。

伊東氏の記事では、名前が挙がっていませんが、成田悠輔氏の発言でしょう。受け狙いかどうかは知りませんが、確かに思考プロセスが一足飛びに飛んで行って、とても熟慮した発言とは思えません。小生は安楽死を認める立場ですが、国の強制で国民の命を奪うのは大反対です。ワクチン接種もバイデン民主党のような強制接種にも反対です。受けたい人が受ければよい。小生は既に5回接種していますが、友人の中には1回も接種していない人もいます。本人の意に反して、行動を強制させるやり方には反対です。また、同調圧力にも反対します。

「相手の立場と自分の立場を入れ替えたとき、それでも良いと思える内容のみを発信する」のは井上達夫氏の『リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください』に出てくる「反転可能性テスト」と同じ概念でしょう。日本のリベラルと言われる人たちはエリート臭、或いはアカと同義に思われ好きになりませんが、この「反転可能性テスト」なぞ当たり前のことを言っていて、首肯できる話です。でも、中共にもこのテストを受けさせたいものですが。

記事

名門イェール大学も「ありえへん」と思ったに違いない

おかしな肩書、おかしな扮装で、多分に背景があってのことでしょう。

メディアに登場する電波芸者的な日本人キャラクターから「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」といった発言があったとニューヨーク・タイムズが報道しました。

各国のメディアも後追い報道して、いわゆる炎上を見せています。発言が言語道断なのは言うまでもありません。

この低レベルな発信が見落としていた一点は、日本国内向けに横文字の肩書で舶来のハクをつけたつもりで日本語で発言した内容が、日本以外に知れ渡ることはまずないと思い込んでいたことでしょう。

しかし、米国アイビーリーグの大学名などと共に発信すればただ事では済まないという事実が全く分かっていない。完全な「国際感覚欠如」を世間に晒してしまいました。

すでに現下のAI化が進んだグローバル情報社会ではこうした詐術は通用しません。かなり古いタイプの低レベルな発想と言わねばならない。

現実にはこんな報道が駆け巡っています。

「A Yale economics professor has some ideas for how to deal with the burdens of Japan’s rapidly aging society. The “only solution,” he said, is mass suicide of the elderly, including ritual disembowelment.」

「イェール大学の経済学助手が急速に進む日本社会の高齢化への対抗策と称し、『唯一の解決策』は『いわゆる<ハラキリ>儀式を含む老人の集団自殺しかない』などと発言した」

これはマズい。特に日本語で、何の了見もなく気軽に使ったのだと思われる「切腹」が「ritual disembowelment(宗教儀礼的割腹自殺)などと訳されてしまうと、国際社会は「カミカゼ・ハラキリ・フジヤマ・ゲイシャ」的な短絡を起こしても不思議ではありません。

容易に第2次世界大戦とファシズム、特にナチスによるホロコーストを想起します。

全世界のユダヤ系知識人から総すかんを食い、二度と国際社会で学者ずらできるポストは手に入らなくなる可能性がある。

国内で「炎上」あたりを狙った短慮な若者のくだらない発言ですが、似て非なる情報発信を行う匿名子も目にすれば、あり得ないことですが「擁護」するような書き込みも目にしました。

ということで、この「年寄は老害化する前に集団自殺しろ」発言が、どのような見地から見てもグローバルに許容されない理由を3つの方向から記してみます。

第1の問題外:ナチスは経済合理性で殺人政策

第1のグローバルな常識は、ナチスのユダヤ人虐殺、いわゆる「民族浄化」ホロコーストが、ヘイトを背景としながら「経済的合理化政策」として口火を切った事実です。

まともな国際人なら誰でも知る事実ですし、それが分からずに国際言語でそうした内容を発信する人は、発言そのものを継続できない立場に容易に追い込まれるでしょう。

1939年、すでに開戦していたナチス・ドイツは「子供の安楽死」計画を水面下で策定し始めます。

ここでいう子供とは「精神」や「身体」に重篤な障害を持つ、あるいはその兆候が見られる子供です。

中長期的に「国家の未来に益するところがなく、むしろ経済的負担となる可能性がある集団」として、ナチス国家から排除すべきとの「優生学的判断」から、殺処分を政策決定された最初のテストケースだった。

今回の「高齢者は老害化する前に・・・」と基本的な動機が同じなのは、社会経済的にマイナスな存在だから始末してしまえという、非人間的な「合理性」が共通している点です。

こうした発想が人類史上決して珍しいものでないのは「口減らし」や「姥捨て」など、社会の暗黒裏面史が雄弁に示す通りです。

近代の民主主義社会は、いかにしてこうした非人道を克服するかが、主要な課題となってきたわけです。

それに真向から抵触する内容を平気で語れるのは、ある種の「低学力」と言ってよい状況に過ぎません。まともに相手にするレベルではない。

ナチスは当初、リスクがあると考えられた「子供」を「保護者が自主的に」「小児診療所に入院」させるよう布告を出し、院内で致死量の薬物を投与するなどして殺害。

やがて政策は拡大され、対象は「障害者」「精神病患者」「高齢者」などに拡大。

「生きるに値しない命」と国家が判定した人々は列車で収容施設に運ばれ、入所のための消毒シャワーと偽った「ガス室」に導入される。

後年広く知られるようになった大量殺人の最初のケースとなりました。

私が直接知るケースでも、親しくご一緒した作曲家カールハインツ・シュトックハウゼンのお母さんは「ノイローゼ気味」で病院に入り、やがて「移送」され、小さな「骨壺」になって帰って来ました。

中身はよく分からない少量の灰しか入っておらず、入院させてしまった父親は自責の念に囚われ、戦地に赴き行方知れずになったと語ってくれました。

自分の母親の「灰」を見た当事者から直接聞いてしまうと、自分自身の体験のように刻印されてしまう。「かたりべ」の存在価値は大きいと言わねばなりません。

やがて1940~41年と「安楽死政策」は確実に拡大。

1942年1月20日、よく知られた「ヴァンゼ―会議」で「ユダヤ人問題の最終解決」がナチス国家として決定され、ホロコーストという「公共事業」がドイツの版図と占領地域で展開。

ただしアウシュヴィッツ、ダッハウ、ザクセンハウゼンといった場所で何が起きたか、10年や20年前であれば誰でも強制収容所の名だけで通じたものですが、Z世代には通じない若者も見受けますので明示的に記しましょう。

合計600万人ともいわれるユダヤ人を中心とする人々が全資産を奪われたうえ強制収容所に移送され、毒ガスなどで殺害。

効率的に「焼却」処分するのみならず、髪の毛などはフェルトとして軍靴などに利用されるという、人道的にあるまじき犯罪が「公共事業」として遂行された。

3年間で600万人という犠牲者数は年間200万人。単純計算でも毎日5500人近く、つまり24時間フル稼働で殺害し続けても1時間あたり230人、毎分4人、15秒に1人を不眠不休で3年間殺し続けるという、狂気の沙汰が現実に発生したわけです。

戦後、とりわけ西側のあらゆる社会思想は、右派左派の別なく、このような非人道を繰り返さないことを第一原理として再出発せざるを得ませんでした。

そうした一の一の基礎学力に欠けるところのある発言。

とてもアイビーリーグの助手が務まる水準ではなく、真面目に相手にするというよりは、レベルの低さで笑われるのが関の山という水準です。

イエール当局も「大学は無関係」としっぽ切りに出ているようで、そのうち絶縁される可能性が高いように見受けます。

第2の問題外:基礎的な法思想の欠如

第2の問題は、テレビ的なセンセーショナリズムではあまり目立って取り上げられない場合もあるように見受けます。

「安楽死の解禁」が「将来的」に「安楽死の強制」「みたいな議論」が「出てくると思う」という点。

どこの国、どういう社会でそういう議論が出てくると思うのか、全く分かりません。

法学の一の一もわきまえない低いレベル、具体的にいえば学部1、2年の教養法学未履修程度の低レベルで、無防備なアドリブをさらしているのが致命的です。

少なくとも現行の日本国憲法のもとで、このような「議論」が出てくる余地は微塵も存在しません。

またかつて、團藤重光先生のお手伝いをしていた頃、右派から左派まで、様々なレベルの救いようのない「憲法改正草案」に目を通したことがありますが、その最悪のものでもこんな議論、すなわち「国民に安楽死強要」を容認するような条文の記載を見た記憶はありません。

これは一人の東京大学教官として記しますが、ある分野で修士だ博士だとキャリアがあるように見えて、他の分野については普通の素人よりはるかに低見識というのは全く珍しいことではありません。

法に照らせば明らかに抵触する内容を平気で口にする「専門家」はメディアでもしばしば目にされることでしょう。

高齢者であるかないかに限らず「国民」に「安楽死を強要」する国家体制は、21世紀の国連加盟国で現実に考えることは困難。

外道な無法が白日の下にさらされているウクライナ占領地でのロシアですら「集団移住」がせいぜいです。

より性急な局面では虐殺が報道されますが「安楽死の強要という議論」などにはなりようがない。

学識の欠如というより、高校~教養程度の学力がない子供のたわごとです。

これも国際社会では笑いものになる程度ですが、心配なのは、そうした「たわごと」に左右されかねない「子供」への影響です。

変に「インフルエンサー」になってしまったりすると、そうしたバカをマネする小バカが派生しないとも限らず、マス・メディアを通じた情報拡散の観点からも、釘を刺しておく必要があります。

第3の問題外:教養必修「情報」不可留年

以下では議論を具体的にするため、私がかつて担当した東京大学教養学部、文理共通・全学必修「情報」あるいは「情報処理」の教程に即してお話します。

不特定多数に対する情報公開に関して、大学では「情報公開ガイドライン」を定め、とりわけ大学のサーバから発信する情報に関しては「実名公開の原則」など、様々なルールを定めています。

このレベルをきちんと守れない人には、全学必修、文理共通の「情報処理」2単位を発給できません。

必修科目ですので、取れなければ留年。ずっと取れない状況が年限を超えて続けば、学籍を失って大学と縁が切れるレベルの「必携」部分に属します。

ここで教える「文系側」のポイントの一つに「情報対称性」による思考実験と、そのチェックに照らしてペケな内容は不特定多数に発信しない、してはならないという原則があります。

ここでいう「情報の対称性」とは何か?

相手の立場と自分の立場を入れ替えたとき、それでも良いと思える内容のみを発信する、情報リテラシー/ネットワークエチケットの基本原則です。

しかし、世の中ではおよそ守られていません。

例えば、「高齢者に安楽死の強要を」と言ったとき、それは「自分自身も安楽死を強要されたとき、異議を唱えない」ので構わないと思うなら、「どうぞ自己責任で、しかし大学の名なぞ一切出さず、アカデミアと無縁の場所で」というのが、大学の情報公開ルールになっている。

事実イェール大学は、大学の名を出しながらおかしな情報発信があったことに対して「一切無関係」と、ニューヨーク・タイムズ報道の直後、ただちに表明している。

「自分がされたら嫌なことは、他人に対して決して表明しない」というのは、東大だけに限った話ではありません。

全世界の、グローバル・ネットワークマナーが通用する範囲での基本常識、いや常識以前に社会参加する前提、学齢に達する前に幼稚園や保育所で躾けられてこないと話にならないレベルです。

「タロウちゃん、花子ちゃんの髪の毛引っ張ったら、だめじゃないの。他人に自分がされて嫌なことは、他人にしてはいけないの、まだ分からないの?」

年長程度の年齢に達していたら、すでに恥ずかしいレベルの「常識」が「Z世代」ネットワーク世論などで怪しまれるとしたら、それこそ国難と言わねばならないでしょう。

ということで、カタカナの肩書を振り回しつつ、日本語でならごまかせると思ったのかもしれませんが、アカデミアの水準どころか高校~大学教養レベルにも覚束ない。その実は、もっとしっかりした幼稚園児も多い。

下の躾ができていないたわごとの垂れ流しというのが、この「お笑い案件」です。

相手にするレベルには到底達しませんが、まかり間違ってメディアなども勘違いするといけませんので、念のため、平易に根拠と共に書きました。

相当恥ずかしいです。Z世代を「よい子の皆さんは」などと記しませんが、どうかくれぐれも、とりわけ若年世代の人は、こういう真似を決してしないようにしましょう。

そうでないと、その先のキャリアが終了してしまいかねません。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『日本ヤクザそっくりの異形、これが中国の暗部、権力と癒着して弱者を叩く暴力団「天安社」』(2/17現代ビジネス 北村豊)について

2/18The Gateway Pundit<New Poll Shows Trump Beating Biden and Harris in 2024>

ハーバードCAPS-ハリスの最新調査で、トランプ:バイデン=46:41、トランプ:ハリス=49:39。共和党予備選はトランプ:デサンテイス=37:19。

The Harvard CAPS-Harris Poll survey, released on Friday, found that 46 percent of likely voters would vote for Trump and 41 percent said that they would go for Biden. Thirteen percent said that they remain unsure of who they would vote for.

“By a wider margin, 49 percent of respondents would vote for Trump and 39 percent would vote for Harris if the 2024 race were between the two. Thirteen percent were unsure or didn’t know,” The Hill, who exclusively obtained the poll results, reports.

Trump also dominated in questions about the Republican primary. The Hill reports that in a hypothetical eight-way primary, “37 percent of respondents would vote for Trump, while 19 percent would back Florida Gov. Ron DeSantis (R), whose support has dropped from previous polls.”

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/new-poll-shows-trump-beating-biden-and-harris-in-2024/

2/18The Gateway Pundit<Hours After Trump Announces Trip to East Palestine, Ohio – FEMA Finally Releases Disaster Relief Funding to Local Citizens Affected by Toxic Chemical Mushroom Cloud Explosion>

役所は民主党の兵器化しているということ?

Within hours of President Trump’s announcement, FEMA agreed to finally start releasing emergency relief funds in the area.

Trump gets results!

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/hours-trump-announces-trip-east-palestine-ohio-fema-finally-releases-disaster-relief-funding-local-citizens-affected-toxic-chemical-mushroom-cloud-explosion/

2/19阿波羅新聞網<中共噩梦!全球仅51国认同“一中” 俄不背书? 数国立场恐松动=中共の悪夢! 「一つの中国原則」に賛同するのは世界で51カ国のみ、ロシアは支持しない?数か国の立場が緩む可能性あり>中共は長い間、台湾は中国の一部で、世界中で180 以上の国が「一つの中国」の原則に同意していると主張している。 しかし、シンガポールの学者庄嘉穎は、各国の公式文書をくまなく調べた結果、北京の「一つの中国の原則」に従っているのは51か国だけであり、そのうちのいくつかは立場を緩める可能性があることを見つけた。

https://www.aboluowang.com/2023/0219/1868561.html

2/19阿波羅新聞網<布林肯与王毅在慕尼黑安全会议场边会晤=ブリンケンと王毅はミュンヘン安全保障会議場の傍らで会った>国務省は声明で、「ブリンケン長官が、中国国務委員で中共中央外事工作委員会事務局長の王毅との会談を終えたことを確認した」と述べた。 ブリンケンは土曜日遅くに記者団の質問に答えなかった.

https://www.aboluowang.com/2023/0219/1868481.html

2/19阿波羅新聞網<北京又要炸毛!两大举动 美国踩红线升级=北京がまた爆発する! 2つの主な動き、米国はレッドラインを踏んでアップグレードした>FTは土曜日、台湾と中国の間の緊張が高まる中、WHは特別な外交対話の一環として、来週ワシントンで台湾の高官との非公開会談を行うと報じた。 米国議会のカンナ民主党下院議員は金曜日、シリコンバレーと台湾の半導体産業との関係を強化するために、民主党と共和党の代表団を率いて2/18に台湾を訪問すると発表した。

米国が公然と台湾支援に動いた方が、中共への抑止力となるのでは。

https://www.aboluowang.com/2023/0219/1868470.html

2/19阿波羅新聞網<前内部人士首次揭秘:共军密谋美军技术2次重大突破—前中共外交官揭北京军方窃取美国技术=元インサイダーが初めて秘密を明らかにした:共産軍は、米軍の技術を密かに盗み、 2つの重大な技術のブレークスルーを実現した – 元中共外交官は、北京軍が米国の技術を盗んだことを明らかにした>シドニーの中共領事館の元外交官である陳用林は、2つの国際事件で、中共軍が米国の技術を盗むことで軍事開発に大きな進展をもたらしたことを明らかにした。

陳用林はイベントで「1つ目は、米国が率いるNATOがユーゴスラビアの中共大使館を爆撃した年に発生した」と明かした。

「中国(中共)は、飛行機のエンジンを回収するために特別機をユーゴスラビアに送った…そして、爆弾の1つは爆発しなかった。彼ら(中共)もその爆弾を回収した。これは中国(軍事)に突破口を与えた。米国に追いつくために 30 年の時間を節約できたと言われている」

在シドニー中国総領事館の政治領事であり、一等書記官でもあった外交官は、2005 年に中共からの離党を公に発表した。2つ目の大きな事件は、2001年の海南島事件で、中国のジェット機が米国の偵察機と衝突した。

「中国のパイロットは故意に米国の偵察機に衝突した。米国の飛行機が着陸を余儀なくされたとき、中国側はすべての準備をしていた。米国のパイロットは、エンジンと飛行機が持っている情報を破壊する時間がなかった。これは中国にとってもう一つの突破口となった」

https://www.aboluowang.com/2023/0219/1868474.html

2/19阿波羅新聞網<美完成打捞中国间谍气球残骸 发现光学及电子仪器=米国が中国の偵察気球の残骸の引き揚げを完了し、光学および電子機器を発見>WHは、引き揚げられた残骸には電子機器や光学機器が含まれていたと述べた。 WH国家安全保障会議報道官のジョン・カービーは、引き揚げられた残骸から電子機器と光学機器が回収されたと述べたが、機器の内容については詳しく説明しなかった.

https://www.aboluowang.com/2023/0219/1868461.html

何清漣 @HeQinglian  23h

理解できない点:

  1. 米国領空に迷い込んだのは中国の気球で、制御不能のため、撃墜は避けられなかった。なぜ中国に謝罪しなければならないのか?
  2. 米国の民意は領空の安全を懸念しており、これは中国によるア米国領空への侵犯であると圧倒的に思っている;バイデンは国内で謝罪するよう圧力をかけられていない。
  3. なぜ彼は謝ろうと思ったのか?

一つだけ、彼は中国に頼みたいことがあるから、必要でないときに膝を屈し、謝るべきでないときにこの奇妙な考えを思いつく。

何清漣 @HeQinglian  2月18日

バイデンは最近、米空軍が今月初めに中国のハイテク・スパイ気球を撃墜したことについて習主席と話すと述べた。 バイデンは、米国は「新たな冷戦を求めていない」と強調したが、中国の気球を撃墜したことについては謝罪しないと。

中国外交部は、米国は世界共通の規範に関連することについて話す「資格がない」と強く述べた。 https://rfa.org/mandarin/yataibaodao/junshiwaijiao/vs-02172023104224.html

西側は、ブリンケン・王毅のミュンヘンでの「回廊外交」の可能性は現在わずか50%であると予想している。

何清漣 @HeQinglian  2月18日

バイデンは最近、米空軍が今月初めに中国のハイテク・スパイ気球を撃墜したことについて習主席と話すと述べた。 バイデンは、米国は「新たな冷戦を求めていない」と強調したが、中国の気球を撃墜したことについては謝罪しないと。

中国外交部は、米国は世界共通の規範に関連することについて話す「資格がない」と強く述べた。  https://rfa.org/mandarin/yataibaodao/junshiwaijiao/vs-02172023104224.html

西側は、ブリンケン・王毅のミュンヘンでの「回廊外交」の可能性は現在わずか50%であると予想している。

rfa.org

バイデンは習近平との対話を提案 汪文斌:「資格がない」

バイデン米大統領が数日前、気球事件に関して中共指導者の習近平と話す用意があると公言した後、中国外交部は、米国は世界共通の規範に関連することについて議論する「資格がない」と強く述べた。 中国側は・・・。

何清漣 @HeQinglian  4h

気球危機は、軟化は困難、王毅は米国の対応を「ヒステリック」と批判。

https://p.dw.com/p/4Ngsj

記者は、王がブリンケンに会うかどうか尋ねたとき、王は微笑んでコメントを拒否した(廊下でブリンケンと会って心からの話合いはしない可能性が高いと見込まれる).

王は再びウクライナ問題について対話を呼びかけ、欧州が冷静に戦争を終わらせる方法を考えるよう提案し、「一部の勢力は交渉の成功を望んでおらず、戦争の早期終結も望んでいないようだ」と述べた。

dw.com

気球危機は、軟化は困難、王毅は米国の対応を「ヒステリック」と批判。

気球事件はミュンヘン安保会議にも波及し、中共中央外事工作委員会事務局長の王毅は土曜日の演説で、米国の対応を「ほとんどヒステリックで常軌を逸している」と批判した。彼は台湾とウクライナにも触れた。 王毅の声明はまた、会談中に王毅とブリンケン国務長官との会談の可能性に別の変数を追加した。

何清漣 @HeQinglian  4h

以上が、西側が久しく中国のミュンヘン安全保障会議参加を希望してきた結果である。

ブリンケンと米国は、さまざまなルートを通じて「回廊外交」への意欲を熱心に表明したが、王文斌がバイデンは習近平と話す資格がないと述べたので、この願いは無駄だったはずである。

別の国内ニュースによると、王毅は中国が「ウクライナ危機の政治的解決に関する中国の立場」を発表すると表明した。それを読んだ後、西側が大いに失望しないことを願っている。

ミュンヘン安全保障会議の前の演説で、ソロスはインドのモディ首相についてもコメントし、インドは「民主主義の国だが、モディ首相は民主主義者ではない」と述べた。

この点に関して、インドの外相は、ソロスの発言は「主観的で危険」であり、インドの有権者が国の運営方法を決定するものであると鋭く反論した。「我々は心配している。我々は植民地主義を経験した国であり、外部干渉の危険性を知っている」

https://p.dw.com/p/4NgSn

引用ツイート

何清漣 @HeQinglian  2月18日

ソロスはクーデターの予言者になった (最近から昔まで降順):

ソロスは驚くべき発言をした:「ロシア帝国」は崩壊するかもしれないが、中国は「政権交代または革命」に直面している。

https://voachinese.com/a/soros-says-russian-defeat-in-ukraine-would-trigger-dissolution-of-russian-empire-02172023/6967425.html

ソロス:習近平の再任を脅かす4つの要因

https://epochtimes.com/gb/22/1/31/n13545334.htm

ソロス:習近平のゼロコロナ等の問題でミスを犯し、再選に影響するかもしれない

https://epochtimes.com/gb/22/5/25/n13744730.htm

このスレッドを表示

北村氏の記事を読むと、中国で一番悪い存在は中共であることが分かる。「黒社会(暴力団)」なんて中共が利用していて、風向きが変われば弊履のように捨てられる便利な存在。まあ、中国人全体は嘘つきが多いから、中共政府も平気で「中国は国際法を遵守し」なんて言えるのかどうか?でも中国人は歴史的に見て「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」という民族だから、表面だけを見て信じるのは危険。

記事

ニューヨーク市立大学政治学教授の夏明(かめい)は、10年以上前に中国で「黒社会(暴力団)」の調査を行った。彼によれば、一般的に暴力団は民間の結社から発展したものが多く、通常は政府や官僚が民衆に対して正義を提供できない時に何らかの作用を発揮したのだという。ところが、彼は現在の中国における暴力団の構成員や組織は昔の中国と比べて違いがあると指摘し、次のように述べている。

昔の暴力団は、水滸伝であろうと「哥老会(かろうかい)」や「紅幫(ほんぱん)」、「青幫(ちんぱん)」といった秘密結社であろうと、彼らはまず初めに政府の役所に抵抗したものだった。彼らは一種の庶民の正義、あるいは暴力団の正義と呼ばれるものを提供していたが、現在の暴力団にはそのような特徴はない。それは彼らの最たる特徴が官憲と結託することにあるからである。

唐山市暴行事件

さて、話は昨年(2022年)の6月に遡るが、後述する事件は発生直後に日本のメディアが大きく報じたので記憶されている方もおられるのではなかろうか。ちなみに、中国ではこの事件を「唐山打人案(唐山市暴行事件)」と呼ぶ。

唐山市暴行事件  中国SNS投稿映像より

2022年6月10日、中国河北省東部に位置する唐山市にある焼肉店「老漢城焼烤」は深夜の午前2時半近くにもかかわらず、多数の客でにぎわっていた。入口に近いテーブルには4人の若い女性が2人ずつ対面で座り、和気あいあいとビールを傾けながら焼肉を楽しんでいた。

そこへ突然に、店内にいた1人の男がテーブルの通路側に座る女性の背後に近づき、「よう、姉ちゃん」と声をかけて女性の背中に左手を置いた。見知らぬ男に背中を不意に触られた女性は「嫌だ、何するのよ」と拒絶したが、男は「何だ、この野郎」と応じて一呼吸入れたかと思ったら、右手でいきなり女性の頬を平手打ちしたのだった。

一般的に中国の女性は気性が強く、うじうじしていない。頬を打たれた女性が「何するのよ」と叫んで男に組み付くと、それを見た仲間の女性がテーブルにあったビール瓶を手にして男の頭めがけて振り下ろした。ビール瓶は粉々に砕けたが、頭がよほど固いのか、男は無傷で平然としていた。

丁度この時、店外にいた男の仲間数人が新たに店内へ乱入した。男がビール瓶で殴った女性を引きずり倒すと、仲間も加わって当該女性を足蹴にした。これを見たもう1人の女性が倒れた仲間を守ろうと覆いかぶさると、すかさず仲間の男が女性2人をめがけて椅子を投げつけた。それでも怒りが収まらない男たちは、髪をつかんで最初の女性を無理やり店外へ引きずり出すと、殴る蹴るの激しい暴行を続けたし、これを阻止しようとした女性の仲間にも暴行を加えた。

そうこうする間に店内の誰かが公安警察に通報したと知るや、彼らは蜘蛛の子を散らすように現場から逃走したのだった。

容疑者だけでなく公安当局も摘発

唐山市公安局路北分局は上記の事件に関して、事件発生直後の状況説明に続く第二弾として6月10日付で次のような「警情続報(重大事件続報)」を発表した。

《警情続報》

唐山警察は全力を挙げての業務遂行を経て、6月10日に唐山市路北区の某焼肉店で発生した「因縁をつけて騒動を起こした暴行事件」の容疑者のうちの主犯である陳某志と劉某を逮捕した。
初歩的捜査で判明したところでは、主犯の陳某志は焼肉店に入ると、食事中であった女性4人の中の1人に対してセクハラを行った上で殴打した。その後、陳某志に同行していた劉某などが店内へ突入して被害者を殴打し、被害者らを店外へ引きずり出してさらに殴打を続けた。事件発生後に犯罪容疑者は現場から逃走した。現在2名の女性が医院で治療を受けているが、負傷の状況は安定しており、生命の危険はない。別の女性2名は比較的軽傷であり医院に入院はしていない。
本日、主犯容疑の2名はすでに法に基づき刑事拘留しており、その他の犯罪容疑者は現在全力を挙げて逮捕すべく追跡中である。警察は法に基づく処置を厳格に行い、断固として被害者の合法的権利を擁護する。
唐山市公安局路北分局
二〇二二年六月十日
(注)陳某志の実名は陳継志(事件当時41歳)、劉某の実名は劉涛(事件当時33歳)

この事件のニュースが中国全土へ報じられると、この種の「流氓(ならずもの)」がのさばるのは、『公安警察が「黒社会(暴力団)」と癒着し、彼らの「保護傘(後ろ盾)」として機能し、彼らの犯罪に手心を加えているからだ』という厳しい非難が全国で巻き起こった。これに驚いた中央政府「公安部」は河北省公安庁経由で唐山市公安局に対して当該事件の容疑者9人(男7人、女2人)を速やかに逮捕するよう命じたのだった。その結果、9人の容疑者全員が6月11日までに逮捕されたのだったが、これは未だかつてないスピード逮捕だと世間は驚きを以て受け止めた。

その後、主犯の陳継志や劉涛の関連から新たに19人が組織犯罪事件の容疑者として逮捕された。2022年9月23日に河北省廊坊市広陽区人民法院(地裁)で彼ら28人に対する刑事裁判の判決が下されたが、その内容は主犯の陳継志を懲役24年、その他27人には個々に懲役11年から6か月の刑が言い渡されたのだった。

一方、これに先立つ8月29日、河北省紀律検査委員会は同委員会のホームページに「悪勢力(反社会勢力)」の「保護傘(後ろ盾)」として機能していた容疑で唐山市公安局所属の役人15人の名前を公表した。そこには唐山市路北区副区長で唐山市公安局路北分局長の馬愛軍を筆頭に路北分区派出所長など8人の管理職が含まれていが、その容疑は紀律・法律違反、職権濫用、贈収賄などであった。

これを知った中国国民は「責任追及は市公安局の分局長止まりで、毎度のことながらトカゲの尻尾切りで一件落着だ」と呆れると同時に公安系統の根深い腐敗構造を嘆いたのだった。

坊主頭、全身入れ墨、「愛党愛国」

ところで、2022年6月10日に上述した事件の発生を報じた中央電視(中央テレビ)のニュースは、事件の当事者9人中の3人は「江蘇黒帮(江蘇省を根城にする犯罪組織)」である「天安社(正式名称:天安社兄弟商会)」の構成員であり、彼らは価格が数百万元(約5000万~8000万円)の高級車である「メルセデス・マイバッハ」を運転して逃亡中であり、当該車のナンバープレートは江蘇省の特別ナンバー「蘇M-A7777」であると報じていた。

「天安社」とは起源を江蘇省に持つ「黒帮(犯罪組織)」であり、中国では非常に名高い存在である。2018年1月24日に中国共産党中央と国務院は連名で『掃黒除悪(犯罪組織と悪党を一掃する)闘争』を3年かけて実施する旨の通知を出した。この闘争によって多くの暴力団や犯罪組織が打撃を受けたにもかかわらず、天安社に大きな影響は出ていないようである。

天安社のメンバーは全員が成年男子であり、常に坊主頭、全身に刺青(入れ墨)を入れるのが掟(おきて)のようだ。彼らは集会のある時には、メンバー全員が白の短パンに黒のTシャツでいなせに決めたり、刺青の上半身を晒(さら)して白の短パンを穿くのが常である。

彼らは天安社メンバーであることを示す身分証として金属製の札を所持しているが、そこには所持者の天安社内における通称である「天安XX(注:XXは漢字)」、「生年月日」、「天安社兄弟商会」の文字、さらに天安社内の登録番号である「結義兄弟:(数字)哥」(「哥」=兄)が刻まれている。そして、その下には大きな文字で「愛党愛国不忘初心(共産党を愛し、国を愛し、初心をわすれない)」と刻まれていた。

2015年8月9日、河北省涿州市松林店鎮楼桑廟村にある「三義宮(小説『三国志演義』の第1回で劉備と関羽、張飛の3人が『桃園結義(桃園で結んだ義兄弟の契り)』を行った場所)」に天安社のメンバーが集結した。その人数は109人で、小説『水滸伝』に登場する英雄の人数と同じであった。彼らは三義宮で桃園結義をまねて「結義(義兄弟の契り)」の儀式を行うために集合したのだった。彼らは桃園結義で3人の英雄が行ったのと同様に、「不求同年同月同日生、但求同年同月同日死(同じ年月日に生まれることを求めないが、同じ年月日に死ぬことを求める)」と天に誓ったのだった。

権力の側に立って庶民を苦しめる「ヤクザ」

そこで、天安社とは何かということになるが、端的に言えば、上述した「愛党愛国不忘初心」を標榜した暴力団である。彼らは中国各地で住民を強制立ち退きさせる現場や、反日デモの際に行われた破壊工作の現場、さらには反政府運動を鎮静化する現場で官側を支援することに活躍している。彼らが何で金を稼いでいるかは定かではないが、砂利採取業界や葬儀業界などに利権を持ち、独占的に暴利を享受しているらしく、新型コロナウイルス(COVIT-19)の感染で死亡した人々の火葬で千客万来の大儲けをしている可能性がある。

10年以上前にメディアが報じたところによれば、中国には少なくとも100万人以上の暴力団構成員が存在しているとのことだった。その特徴は、(1)義兄弟の契りを結ぶ方式で徒党を組む、(2)内部では分業体制を取り、紀律は厳正である、(3)隠語や暗号を使う、(4)活動は隠密裏に行う、(5)政治的な「保護傘(後ろ盾)」を持つ、すなわち、役人と悪党が結託する、公安警察と悪党が結託する。

上記の特徴はメディアが10年以上前に報じたにもかかわらず、そのまま現在の天安社に当てはまるように思われる。要するに、中国共産党と中国政府は今までに何度も「黒社会(暴力団)一掃」のキャンペーンを行って来たが、それは表面上のものであり、そこには天安社のような「愛国黒帮(愛国犯罪組織)」の例外があるのだ。

香港メディアは天安社メンバーの生活ぶりを次のように表現したことがある。すなわち、「酒を飲み、カラオケを歌い、焼肉や海老・蟹のといった高級料理をたらふく食べ、暴行、ゆすり、たかりに、用心棒代の徴収をして、豪華な暮らしを享受しているが、その中の多くが質屋を営業しており、一部のメンバーは前科持ち」である。

闇社会との癒着、腐敗の根はなくならない

さて、話は2022年6月10日の「唐山市暴行事件」に戻る。上述したように事件の容疑者9人は事件発生翌日の6月11日までに全員がスピード逮捕されたのだったが、その前後に  唐山市から約150キロメートルの距離にある同じ河北省内にある廊坊市公安局は次のような発表を行った。それは、「河北省公安庁の指名により本件は廊坊市公安局広陽分局が捜査を担当する」というものだった。

このように事件発生地点の地元公安局に代わって別地域の公安局が事件の捜査を担当することを中国語で「異地偵辦」と言うが、地元公安局が犯罪集団と結託している可能性が高い場合などに実施される。それは現在の唐山市公安局長である趙普進が元廊坊市公安局長であり、その在職中に廊坊市の公安部門を挙げて「犯罪組織と悪党を一掃するキャンペーン」を実施して成功させた実績に基づき、廊坊市公安局広陽分局に「異地偵辦」の白羽の矢が立ったのだった。このために事件で逮捕された28人の裁判は廊坊市広陽区人民法院で行われた。

上述したように、唐山市暴行事件を契機として15人もの唐山市公安局員が腐敗の容疑で摘発されたが、「異地偵辦」が実施されなかったならば、唐山市公安局内の腐敗局員により唐山市暴行事件はいつの間にかうやむやにされ、逮捕された28人も罪状軽微として順次釈放されていた可能性が高い。

その理由付けとされるのが、天安社が標榜する「愛党愛国不忘初心」の精神であり、中国共産党と中華人民共和国の繁栄を図るために尽力するという大義名分なのだが、その実態は腐敗役人が暴力団のおこぼれで私腹を肥やすという構図である。

中国の「黒社会(暴力団)」が『愛党愛国』を標榜する限り、彼らが一掃されたり、撲滅される可能性は皆無であると言える。逆に言えば、暴力団員が労働者や農民による抗議行動を鎮圧するために雇用される状況が続く限り、役人と暴力団や公安警察と暴力団の癒着が消滅することはない。有名な長嶋茂雄氏の引退スピーチ「我が巨人軍は永久に不滅です」に倣って言えば、「我が党・国を支える暴力団は永久に不滅です」となるが、天安社はその暴力団の最たる存在と言えるのではなかろうか。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『死に物狂いのロシア軍には欧米最新戦車だけでは勝てない 戦闘機や長距離ロケット砲の供与が不可欠に』(2/17JBプレス 堀田佳男)について

2/17The Gateway Pundit<SCOTUS to Reconsider Hearing Case Accusing Biden, Harris, Pence, and Other Lawmakers of Violating Oaths by Ignoring 2020 Fraud Allegations>

米最高裁も、ロバーツが長官をしている間、正義とは関係なく、政治で動くだけ。

“The Oath of Office requires that aid and comfort cannot be given to those levying war through a rigged election,” wrote Brunson, arguing that a “Presidential rigged election is a threat to the Constitution.”

“[W]hen members of Congress become aware of such allegations, an investigation into these allegations is required, or they become violators of their Oath of Office,” Brunson adde

Brunson also poses a question to the Supreme Court, asking, “Doesn’t this court have the power to adjudicate these serious claims and to immediately end the conflict and fix the national security breach?”

On February 1, the Supreme Court set a date to reconsider Brunson’s hearing for February 17.

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/scotus-reconsider-hearing-case-accusing-biden-harris-pence-lawmakers-violating-oaths-ignoring-2020-fraud-allegations/

2/17The Gateway Pundit<HUGE: FOX News Filing Shows DOMINION Voting Systems Executives Including Eric Coomer Knew Its Voting Systems Had Major Security Issues, Was Hacked, and Was “Riddled with Bugs”>

裁判でドミニオンの脆弱性を明らかにし、選挙では機械で計票するのでなく、手でカウントする方式に改めた方が良い。

Dominion Voting Systems is in big trouble after the filing by FOX News in its case with Dominion yesterday.  FOX News uncovered through its discovery in the case that Dominion’s own employees expressed serious concerns about the security of its machines.

Dominion Voting Systems sued FOX News for $1.6 billion in a defamation lawsuit in March 2021.  The AP reported on the suit in a very nasty and biased report.

https://www.thegatewaypundit.com/2023/02/breaking-sht-just-riddled-bugs-fox-news-filing-shows-dominion-knew-voting-systems-major-security-issues/

2/18阿波羅新聞網<突发:高空放气球 海底断电缆 学者示警中共对台行动=>速報:気球が高高度に放たれ、ケーブルが海中で切断された 学者は中共の台湾への行動に対して警告>最近、台湾の通信当局は、台湾と馬祖を結ぶ 2 本の海底ケーブルが、それぞれ中国の漁船と中国籍と思われる貨物船によって損傷を受け、遮断されたことを確認した。 ある学者は、台湾に警告し、「グレーゾーン」での中共の新たな紛争戦術に警戒せよと。 また、16日には馬祖の離島の東分水域で簡体字の気球の残骸が拾われ、注目を集めた。

https://www.aboluowang.com/2023/0218/1868125.html

2/18阿波羅新聞網<敏感时间敏感人物 英媒披露美军方高官访台—中国气球事件发酵 英媒披露美军方高官访台=微妙なときに微妙な人 英国のメディアは米軍高官の台湾訪問を明らかに—中国の気球事件は発酵 英国のメディアは米軍高官の台湾訪問を明らかに>中国の監視気球が米軍に撃墜され、両国の関係が緊張しているとき、英国の「FT」は、米国のマイケル・チェイス国防次官補(中国担当)が17日に台湾を訪問したことを明らかにした。しかし、台湾の国防相は確認しなかった。 中国外交部の王文斌報道官は、米国と台湾間の公式交流と軍事連携に断固反対すると述べた。

トランプ前政権では2019年に当時のクリンク国防副次官補(東アジア担当)が台湾を訪れた。

https://www.aboluowang.com/2023/0218/1868126.html

2/18阿波羅新聞網<中共警察认真演习应对白纸革命 网酸:太天真 遮羞布 成本太高=中共警察は白紙革命に対応するために真剣に訓練、辛口ネチズン:あまりにもナイーブ、イチジクの葉、高すぎるコスト>白紙革命は中国のいたるところで開花しており、ネチズンはツイッターに動画を投稿し、中共当局がそれに対処するための訓練を開始したと述べた。 写真では、数人の警察官が4つの大きな青い布を持っており、素早く移動して正方形を形成し、次にフォーメーションを変更し、さらに2つの青い布を追加して長方形を形成し、最後に抗議者を鎮圧する。.

https://twitter.com/i/status/1626224736568225792

https://www.aboluowang.com/2023/0218/1868154.html

2/18阿波羅新聞網<中国超美为全球第一炼油大国,北京摸底进口能力为习近平访俄做准备=中国は米国を超え、世界最大の石油精製大国に、北京は習近平のロシア訪問に備え、MAXの輸入能力を探る>中共当局者は木曜日(2/16)、中国の石油精製能力が昨年米国を上回り、世界最大の石油精製国になったと述べた。 中国石油化学工業連合会の傅向升副会長はロイター通信に、昨年末までに、中国は 1,000 万トン以上の生産能力を持つ 32 の製油所があり、総精製能力は年間 9 億 2,000 万トン、約 1,840 万バレルとなり、同じ期間、米国の精製能力は年間約 9 億トン、約 1,760 万バレルであった。

https://www.aboluowang.com/2023/0218/1868149.html

2/17阿波羅新聞網<索罗斯:目前中国具备政权更迭的所有条件=ソロス:現在、中国は政権交代のすべての条件を備えている>億万長者のジョージ・ソロスは、中共指導者が採用した誤った経済政策と防疫措置が人々に苦しみをもたらし、当局に対する人々の信頼を揺るがし、彼らをあからさまな抵抗の瀬戸際に追いやったと警告した。中国の内部情勢では、革命を爆発させる準備ができているか、政権交代のすべての前提条件がある。

https://www.aboluowang.com/2023/0217/1867961.html

何清漣 @HeQinglian  6h

今日、DW/FRI などのさまざまなメディアをチェックした後、王毅の欧州旅行はイタリアとフランスの指導者と会談し、両国の指導者は、「中国がウクライナを支持することを望む」との希望を表明し、王毅は「中国は平和交渉を勧め促すのを継続する」と表明した。

中国との関係回復の方法については、詳細が公開されていないため不明である。

何清漣がリツイート

Lucs @Lucs24659702 7h

ロバート・ケネディ・ジュニア:国防総省と NSA は、パンデミック対応全体を担当している。

「ファイザーとモデルナは実際にはこれらのワクチンを持っていない。彼らはそれらにラベルを付けたが、それは国防総省のプロジェクトである」

何清漣 @HeQinglian  1h

ソロスはクーデターの予言者になった (最近から昔まで降順):

ソロスは驚くべき発言をした:「ロシア帝国」は崩壊するかもしれないが、中国は「政権交代または革命」に直面している。

https://voachinese.com/a/soros-says-russian-defeat-in-ukraine-would-trigger-dissolution-of-russian-empire-02172023/6967425.html

ソロス:習近平の再任を脅かす4つの要因

https://epochtimes.com/gb/22/1/31/n13545334.htm

ソロス:習近平のゼロコロナ等の問題でミスを犯し、再選に影響するかもしれない—大紀元

epochtimes.com

ソロス:習近平の再任を脅かす4つの要因—大紀元

億万長者のジョージ・ソロスは火曜日(5/24)、中国の習近平国家主席は一連の過ちを犯し、影響力を失い、再選をさらに危うくする可能性があると述べた。

何清漣 @HeQinglian  1h

参考まで、信じれば霊験あらたか。 😅

しかし、中国のクーデターの予言について、セルフメディアは十分ではない(習が下り、李が上がるなど)、「人々の願望を表現する」とはいえ、結局のところ、人望は十分ではなく、西側のメディアはこの列車に乗ったばかりで、クーデターが起こらないことが確認された。

ソロスの盟友である、メディアは「多くが非難しているが、天寿を全うする」と広く広めた。

情報戦モードは楽しさをもたらすが、それが戦争でしか使われないのは残念である。

何清漣がリツイート

萧生客 SSK🇺🇸🇨🇦 @SSK2024  16h

確かな証拠:バイデン一家はジョー・バイデンの名前を利用して、世界各地で取引し、財布を豊かにしている:

https://mp.weixin.qq.com/s/16x2h6fe2yPaRI7sR5ZG8Q

▪ 共和党のジェームズ・カマーは再びバイデン家の銀行の書類を要求する。

▪ ジム・バイデンが「地位」によって雇われたという報道への対応

▪ カマーは、バイデンが家族の商取引のために交渉妥協した場合、「国家安全保障上の脅威」になると。

……

堀田氏の記事では、停戦交渉の難しさが感じ取れる。ウクライナは領土で譲歩して、NATOに加盟するしかないと思うのですが、NATO加盟国が全員ウクライナの加盟に賛成するかどうか?加盟に反対する国があれば、譲歩しても停戦は難しいでしょう。もっとも、ロシアがウクライナの主張を認めるかどうかも分かりませんが。プーチンの甘い見通しで戦争を始めたことが、一番悪いのですが。

記事

多くの軍事専門家が指摘するウクライナ勝利のために必要な戦闘機供与(写真は米空軍の「F-16」、米空軍のサイトより)

ロシアがウクライナに軍事侵攻してから2月24日で1年になる。戦闘は継続されたままで、すぐに収束するとは思えない。

米国とドイツは1月25日、ロシア軍に対抗するために米「エイブラムス」戦車31両、独「レオパルト2」戦車14両をウクライナに供与すると発表し(JBpress2月3日「ドイツとロシアは戦争状態にある、こう言い放った独外相の真意と影響」参照)、戦況の好転を図った。

戦車供与については多くのメディアがすでに報じているとおり、実際に戦車がウクライナに渡ったとしても、ロシア軍を撃退して戦争を早期に終結させることはほとんど無理であることが、複数の軍事専門家によって明らかになっている。

現代の地上戦では、戦車は確かに非常に有効な兵器で、戦車の主砲は最も殺傷力が高いとも言われている。

しかしジョー・バイデン大統領がウクライナへの戦車供与を決断した背景を取材すると、国防総省(ペンタゴン)の忠告を無視して発表したことが分かってきた。

まず米軍は現在、ウクライナに供与できるだけの余分なエイブラムス戦車を所有しておらず、製造元のジェネラル・ダイナミクス社が戦車を製造するには何カ月もかかるというのだ。

つまり、バイデン氏は表面的なウクライナ支援を口にすることがまず重要であると判断して、ウクライナ支援を公表したようなのだ。

さらにエイブラムス戦車の操縦は大変難しく、ウクライナ軍の兵士が自在に戦車を操れるようになるまでには多大な時間が必要になる。

米大量破壊兵器等に詳しい軍事評論家のスコット・リッター氏によると、「米エイブラムス戦車の基本的な訓練には22週間が必要」という。

戦車がウクライナに到着しても、翌日から戦場で使えるわけではないのだ。

また、戦車は適切にメンテナンスされていないと、すぐに故障が発生する。

極端な話として語られるのは、エイブラムス戦車が戦場で1時間使われると、3時間のメンテナンスが必要という。

さらにエイブラムスのような戦車の機甲部隊には、高度に専門化された整備班が必要となる。

実践で戦車が使用されたとしても、こうしたバックアップ体制が敷かれないかぎり、故障によって使えなくなる台数も増えることになる。

戦車の運用はいま、大変複雑なうえに維持が困難なばかりか、航空機を含めた支援兵器と共に戦うことで最高の性能を発揮できるとされているので、戦車の単独運用はむしろ効果が下がるという。

こうした要件が揃わないかぎり、主力戦車の提供はウクライナ軍をむしろ弱体化させることになり、「自殺行為」になりかねないとも言われている。

こうした状況を踏まえると、ウクライナ戦争が短期的に終結する可能性は低いと言わざるを得ない。

米「ディフェンス・ニュース」は2月13日、次のように記している。

「ウクライナ戦争は費用がかかり、人命が失われ、少なくともあと数年は長引く可能性がある」

「特に軍需品については、米国やヨーロッパの防衛産業に負担がかかる」

「ウクライナが勝つためには米国は同国への継続的な支援を保証する必要がある。それでも勝利が確実なわけではない」

米制服組トップのマーク・ミリー統合参謀本部議長は今年1月、ドイツを訪問した時、次のようなことを述べている。

「今年、ロシア軍をウクライナやロシア占領下のウクライナ地域から軍事的に追い出すことは非常に難しい」

「実現できないわけではないが、非常に困難なことだ。戦争はたぶん交渉の場で終結するだろう」

米軍トップがいずれは交渉によって戦争が終わるとの予測を口にしながら、他方では軍事専門家がロシア軍によるさらなる兵力の増強があると見ており、これまで以上に血なまぐさい状況が生まれる可能性がある。

さらに元米軍大尉で軍事コンサルタントのダニエル・ライス氏は米メディアに新たな憂慮を示した。それはロシアによる新たな軍事行動だ。

「ロシアが今後、大規模な軍事行動を起こせば、ウクライナの首都キエフ(キーウ)は占領されるかもしれない」

「この戦争で勝利を手にするためには、攻撃的な武器を持たなくてはいけない。関係者はそのことに気づきはじめている」

そこで必要になるのが戦車を主軸にした機甲部隊なのである。

ただウクライナはいま、支援してくれている西側諸国を含めて、軍事費がかかりすぎていることから、モスクワに侵攻をやめさせ、和平交渉を開始する方向も探り始めているという。

前出の「ディフェンス・ニュース」誌は、ロシアが戦争に負ければプーチン大統領の政治生命に終止符が打たれるため、プーチン氏が自ら戦争を止めることはないと予測する。

それでは、ウクライナ戦争はどういった形で終結するのだろうか。

ウクライナが最も信頼を寄せている軍事支援国はいまでも米国であることに変わりはない。バイデン政権も米議会もウクライナ支援でほぼ一致している。

米下院軍事委員会のアダム・スミス委員長(民主党)は、戦争は最終的には交渉の席で決着がつくと述べる。そして米メディアにこう話す。

「究極的にはウクライナ側が2022年2月24日以前の領土を可能なかぎり取り戻すという前提で、プーチン氏を交渉のテーブルにつかせることだ」

「そしてウクライナはクリミアや東部の一部地域でロシア側に妥協したとしても、今後の安全保障体制をしっかりと整えなくてはいけない」

同時に、米議会内にはロシアが今後4か月以内に、ウクライナに対して大規模な攻撃を仕掛けてくるとの情報がある。

こうした動きに対し、ウクライナ国内でもバイデン政権内の一部でも、ロシアに占領されたクリミアを武力で奪い返すことは大きなリスクを伴うばかりか、戦争のエスカレーションにつながる可能性があるので勧めないとの声がある。

一方、米議会には真逆の意見もある。

今年1月、ウクライナを訪問したリチャード・ブルメンタール上院議員(民主党)は次のように語っている。

「ウクライナ人が抱く対ロシアの決意を学んだ」

「クリミア奪還は手の届くところにあり、ロシア側の標的を攻撃できる大砲が必要であるという結論に至った」

そしてバイデン大統領に射程300キロの地対地ミサイル「ATACMS」ミサイルや「F-16」戦闘機など、ウクライナのゼレンスキー大統領が求めるほとんどの兵器を供給すべきだというのだ。

ただ米国側にも問題はある。

ウクライナへの支援をいつまで続けられるかということだ。

ウクライナ軍はいま「驚異的なスピードで砲弾を使い果たしている」と言われている。

バイデン政権は2022年12月に議会が可決した450億ドル(約5兆9000億円)のウクライナ支援を進めている。

その資金は今年度末まで維持できると言われているが、反対する議員もいるばかりか、米国の武器供与がどこまで続けられるかは明確になっていない。

ウクライナ戦争はいま、単に戦車を供与したから解決するという段階を通り越し、軍事的、資金的、政治的に適切な判断を下さなくてはいけない時期にきている。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。