12/9The Gateway Pundit<Crowd Roars After President Trump Reads “The Snake” During Speech at New York Young Republican’s Club 111th Gala (VIDEO)=NY青年共和党クラブ第111回ガラでトランプ大統領が演説中に「ザ・スネーク」を朗読すると群衆がどよめく(ビデオ)>
助けたヘビに噛まれて死ぬことが我が国に起きていると。
https://twitter.com/i/status/1733705778383749379
https://www.thegatewaypundit.com/2023/12/crowd-roars-after-president-trump-reads-snake-during/
民主党議員レティシア・ジェームスとあるのは民主党司法長官レティシア・ジェームスの翻訳の誤り。「彼を追いかけることが大統領に立候補する主な動機であり」というのは「彼を追いかけることが司法長官に立候補する主な動機であり」の誤り。
民主党の司法茶番劇が明らかに。レティシア・ジェームスとエンゴロンは冤罪をでっち上げたとして、米司法の歴史に名を残すのでは。
12/9阿波羅新聞網<74名美众议员敦促MIT、哈佛与宾大撤换校长=74名の米下院議員は、MIT、ハーバード大学、ペン大学に学長交代を要請>金曜日(12/8)、米国下院の74議員はハーバード大学、MIT、ペンシルバニア大学の理事会に連名書簡を送り、ユダヤ人末裔とイスラエル人の学生、教員、コミュニティを保護するため、3校の学長を解任するよう直ちに行動を起こすことを3大学に求めた。この書簡(PDF)には、共和党のエリーズ・ステファニク下院議員、民主党のジャレッド・モスコウィッツ下院議員、および両党の下院議員72名が署名した。
ユダヤ人コミュニスト・グローバリストは思想に於いて合いませんが、そう考えないユダヤ人・イスラエル人もたくさんいるはず。彼らに対して暴力を煽る、或いは暴力を放置することは大学の自治を言うならあってはならないこと。誰しも安全に暮らしたい欲求はあるはず。人種差別の典型と言うことが大学人には分かっていない?
https://www.aboluowang.com/2023/1209/1988520.html
12/9阿波羅新聞網<麦卡锡:如拜登竞选 川普会赢 共和党赢参院 我愿在其内阁任职—麦卡锡支持川普竞选总统 愿意在其内阁任职=マッカーシー:「もしバイデンが出馬すれば、トランプが勝利し、共和党は上院で勝利するだろう。私は彼の閣僚に加わりたい」—マッカーシーはトランプの大統領選挙キャンペーンを支持しており、閣内で奉仕する意欲がある>マッカーシーはまた、バイデンが民主党候補になれば、トランプが再選され、共和党が下院議席を増やし、来年には上院の多数派を獲得すると信じていると述べた。
マッカーシーは完全なRINOと言うわけでないから、トランプが再選されれば共和党エスタブリッシュメントの言うことは聞かず、彼をどこかで使った方が良い。
https://www.aboluowang.com/2023/1209/1988511.html
12/9希望之声<台湾大选将近 赖萧配民调领先=台湾総統選挙が近づき、頼蕭組み合わせが世論調査でリード>2024年の台湾総統選挙まであと1カ月となったが、「美麗島電子報」の最新世論調査によると、頼清徳と蕭美琴からなる頼蕭組み合わせが依然首位を堅守している。最近、中国共産党の新たな戦術が噂されている。
「美麗島電子報」による第84回世論調査によると、民進党の頼蕭組み合わせの支持率は40.1%、次いで国民党の侯康組み合わせの支持率が31.6%、民衆党の柯盈組み合わせが14.8%と続いた。
王滬寧が台湾のマスコミ対策をしているから、民進党がリードしているように見せている可能性もある。油断は禁物。
図は中国時報より
https://www.soundofhope.org/post/776734
何清漣 @HeQinglian 8時間
この投稿と続くコメント投稿者に返信する。
場合によっては、その可能性は低いとわかっていても、最も善意に解釈した「希望」に向かうのでは。 😂結局のところ、これはお金の力で世界を変えることができるエリート集団である。
これには次の 2つの結果となる。
いい方に向かえば、反省して、悪人や悪事に対して生ぬるい態度で臨まない。
悪い方に向かえば、今後の条件を設定し、ユダヤ人を支持してやっと資金を得られる…もっと見る
引用
食後は綺麗に🇺🇸 @PearlWh50384189 23h
返信先:@HeQinglian
彼らはWokeのスポンサーである。 彼らはあなたがトランスジェンダーになった反キリストの白人を憎むことを望んでいる。これは彼らが望んでいることである。彼らはあなたを軽率な反ユダヤ主義者にしなかった。 彼は、あなたが白人、トランスジェンダー、不法移民の福祉、反キリストを憎むことを望んでいる。もう反ユダヤ主義は許されない。 彼らがWoke政策を後悔していると思うのは、あまりにも考えすぎである。 人々はただ犬に自分の祖先を認識するよう求めるだけ。
また、ユダヤ人は自分たちが白人であるとは決して考えない。彼らは選ばれた者たちだ、愚かな金髪ではない。
もっと見る
何清漣 @HeQinglian 3時間
ハリウッドはバイデンと条件を交渉し、双方にとって有利な状況を作れる。 「歴史の転換点に立つバイデン米国大統領」の撮影が許可され、収益はすべてバイデン選対委員会に寄付される。
これを見た後、多くの米国人は自分も大統領になれる希望を抱くだろう。
引用
ザ・ヒル @thehill 3時間
バイデン大統領がハリウッド募金ツアーを開始 https://trib.al/8zo9bGh
何清漣 @HeQinglian 5時間
身分政治のポリコレを一身に集めたハーバード大学の女性学長が、自分を超える力にどう立ち向かうのか、本当に見たい。
引用
ブライトバートニュース @BreitbartNews 5h
3度目も魅力的! https://trib.al/10mLAM5
何清漣が再投稿
熱血売国奴呉三桂 @Nobody197575 12月9日
イベルメクチンは世界中で過剰摂取による死亡例はなく、人類が発明した最も安全な薬であり、100~1000倍服用しても死に至ることは困難である。 そこで問題は、なぜ人間を支配するエリートたちが、いわゆる武漢肺炎と戦うため大衆にイベルメクチンを使うことを禁止しているのかということである。多くの医師がそれが有効で危険性がないと考えているのなら、なぜ世界政府は人民の使用を禁止するのか?
福島氏の記事では、共産主義国家が如何に人間性のない統治をし、権力者だけがいい思いをするシステムかよく分かる。周庭氏も中共の必死の追跡があることと、仲間を裏切るスパイに仕立てられる危険性とを天秤にかけて、亡命することを選んだと思います。中共の事だから、香港に残された家族にいろんな面で圧力をかけるでしょう。でも自分を裏切ることも、仲間を裏切ることもできなかったということ。中共に弾圧されている人々はみな同じ目に遭う。法輪功も、ウイグル人も、チベット人も、武漢ウイルスを告発した人も。日本の左翼はよく目を見開いて見た方が良い。
カナダ政府が周庭氏を守れるかどうかですが、孟晩舟との人質交換は左翼バイデン政権になってから。裏で動かしたのは米国なのでは。米・加政府がどの程度守れるかはよく分からない。日本に来れば、政府は人質交換みたいなことはしないでしょうが、警察の保護に難点があり。首相も守れない警察ですから。
記事
カナダへの「亡命」を表明した香港の民主活動家・周庭さん=2020年撮影(写真:AP/アフロ)
- 留学先のカナダから「香港に戻らない」と事実上の「亡命」を宣言した香港の民主活動家、周庭さんが取材に応じ、「愛しているのに香港のことを思い出すと恐怖でいっぱいになる」と複雑な心境を露呈した。
- インスタグラムに投稿した声明では、香港当局に逮捕され、出所後も監視され続けたことで心の病を抱えていたことなどを告白。定期的な帰国などを条件に留学を許されていたが、「自由に生きる」ことを選んだ。
- 香港当局は再逮捕に執念を燃やしており、亡命先のカナダが彼女を守れるのかとの懸念もある。周庭さんが亡命を決意した真意と今後の展開を読み解く。
(福島香織:ジャーナリスト)
>>写真で振り返る香港・民主化運動の「女神」、周庭さんの活動。
香港の民主活動家、周庭さんがおよそ2年半ぶりの沈黙を破って12月3日、27歳の誕生日にインスタグラムに1つの声明を出した。周庭さんは2014年、香港で起きた直接選挙権を求める学生運動「雨傘運動」のシンボルとしてメディアに取り上げられ、2019年からの「反送中デモ*1」でも香港の自由を訴えたことで懲役刑を受けた。2021年6月、禁固10カ月の刑期を4カ月短縮して出所してからは、ずっと公式の場に姿を現さず、SNSなどにも投稿せず、その動静が不明だった。
*1:「反送中デモ」とは
香港で拘束された容疑者を中国に引き渡すことをできるようにする逃亡犯条例の改正案を発端とした民主化運動
関連記事:香港人の「心の国歌」を守れ!中国が民主化ソング「香港に栄光あれ」を弾圧(JBpress)
だがこの声明で、彼女が9月からカナダ・トロントの大学院に留学中であることが明らかになった。そして、香港に戻らない決意も明らかにされた。1学期が終わって12月末までに一度香港に戻るという約束で香港当局から留学を許可されていたのだが、それを反故にした格好だ。
「おそらく一生香港に戻らないことを決めました」
彼女の事実上の「亡命宣言」ともいえる声明に、世界が注目している。
2014年の「雨傘運動」(写真:ロイター/アフロ)
周庭さんの声明は、12月3日午後11時ごろにインスタグラムに上がった。かつて周庭さんを取材したジャーナリストたちの間では、すぐさまその情報が広がり、多くのメディアがSNSのメッセージなどを通じて一斉に取材を申し込んだ。
私も8日、ビデオ通話で少しお話を伺えた。最近の趣味だというフィルムカメラ写真について語るときは、昔のような華やかな笑顔をみせていた。だが、少し憔悴(しょうすい)した様子で、「香港は大好き。私の故郷、愛する街。だけど今は恐怖しか感じなくなってしまった。愛しているのに香港のことを思い出すと恐怖でいっぱいになる。それが悲しい、つらい」と、複雑な心情も吐露していた。
「ただ自由に生きたいだけ」ーー。それが罪になる街に、香港はなってしまったのだった。
これまでは私を含めて多くのメディアが、彼女への接触を控えてきた。香港版国家安全法では「外国勢力との結託」が罪に問われる条文がある。彼女も、そこが問われて懲役刑を受けたのだった。「外国勢力の結託」には、外国メディアとの接触も含まれる可能性がある。
出所した周庭さん=2021年撮影(写真:Penta Press/アフロ)
だが、彼女がすでにトロントにいて、もう香港に帰らないと決意しているのなら、むしろ取材は彼女の安全を守ることになるかもしれない。静かな留学生活は阻害されるが、中国・香港の国家安全当局から身の安全を守るならば、メディアの視線に追いかけられている方がましだろう。
福島 香織(ふくしま・かおり):ジャーナリスト
大阪大学文学部卒業後産経新聞に入社。上海・復旦大学で語学留学を経て2001年に香港、2002~08年に北京で産経新聞特派員として取材活動に従事。2009年に産経新聞を退社後フリーに。おもに中国の政治経済社会をテーマに取材。主な著書に『なぜ中国は台湾を併合できないのか』(PHP研究所、2023)、『習近平「独裁新時代」崩壊のカウントダウン』(かや書房、2023)など。
「2023年は心身ともに最悪の1年」
周庭さんの声明はすでに有志の翻訳によって、日本語でもSNS上に拡散されている。要約すれば、彼女は収監中も出所後も、刑務官から受けた屈辱的な身体検査や逮捕される瞬間の恐怖の記憶のフラッシュバックに悩まされ、突然の震えや叫びだしたくなるような症状に苦しんでいた、という。裁判の判決は禁固10カ月だったが、香港(中国)当局の胸三寸でいつでも別件の余罪を加えることができ、収監中はいつ出所できるかわからない、という恐怖、出所後はいつまた再び収監されるかわからない恐怖の中にいた。
香港の警察に出頭した周庭さん=2015年撮影(写真:ロイター/アフロ)
出所後も厳しい監視下に置かれ、パスポートは没収されたままで出国は禁止されていた。3カ月ごとに当局に出頭し、パスポートの返却延長を了承する書類にサインし続けたという。医師の診断によれば、周庭さんはパニック障害、抑うつ症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など複数の心の病を抱えていたという。「2023年は心身ともに最悪の1年だった」という。
しかし、そんな絶望的な環境の中でも、勉強したいという若者らしい意欲をもち、「坐して死を待つよりはまし」という思いで、海外留学を申請することを思い立った。ポートフォリオとCV(履歴書)を送ったところ、すぐにカナダの大学院から受け入れの連絡があり、それをもって香港国安当局に留学許可を申請したという。
国安法違反で逮捕された周庭さん=2020年撮影(写真:ロイター/アフロ)
周庭さんは、もう二度と政治運動に参与しないこと、そうした関係者と連絡を取らないことの誓約を含めた自筆の「懺悔書」を書かされ、大学の休暇ごとに香港に戻り国安当局に報告のために出頭することや、国安職員とともに深圳に行き、いわゆる「愛国教育」を受けることなどの条件を飲んで、留学を許可されたのだった。
周庭さん=2019年撮影(写真:ZUMA Press/アフロ)
深圳では「改革開放展覧会」を参観し、中国と共産党の発展や歴代指導者の輝かしい業績について学ばされ、中国のIT大手テンセント本社を訪問し、祖国のテクノロジーのすばらしさを学習させられたという。「私はもともと中国の経済発展を否定していません。ですが、このような強大な国家が、民主的な人を監獄に送り、出国の自由を制限し、パスポートを返却するために、中国大陸の愛国展示の参観を要求するのです。これは一種の弱さではありませんか」と、この愛国教育の内心の印象も声明に書いている。
「善良であり続けたでしょうか」
こうして9月中旬からトロントにいるそうだが、本来なら大学院の1学期が終わり12月末、周庭さんは香港に帰り、香港国安当局に出頭して報告を行わねばならない。帰るべきか帰らざるべきか。周庭さんは当初、帰るつもりで香港行きの飛行機のチケットまで買っていた。
カナダ・トロントからロイターのインタビューに答える周庭さん=2023年12月4日に撮影(写真:ロイター/アフロ)
最終的に香港に帰らない決断をするのだが、その理由について声明では「香港情勢、自身の安全、私の体と心の健康を熟慮して、…おそらく一生香港に戻らないことを決定しました」「私が香港に戻ると、たとえ国安が私を逮捕したりパスポートを回収したりしなくても、おそらく一定の条件を出されたり尋問されたりする可能性が高く、私が彼らを満足させてやっとカナダに戻してもらえるのだと思います」と語っている。
この声明の言葉は深い。想像するに、香港国安当局が、しぶしぶながらも周庭さんのカナダ留学を認めたのは、一つに周庭さんを中国・香港当局のプロパガンダに利用すること、もう一つがトロント生活の自由をいったん味わわせてから、それを餌に彼女を操って情報を集めたり、任務を与えたりするつもりではなかったか。
香港議会補欠選挙で民主派学生の出馬無効に抗議する周庭さん=2018年撮影(写真:ZUMA Press/アフロ)
収監中も出所後も大人しく従順に振る舞い、懺悔書も書き、当局に心も病むほどに追い詰められた周庭さんならば、香港・中国当局は制限つきの「自由」を餌に操り、利用できると思ったのではないだろうか。周庭さんがトロントに来てある程度の安心を得た時点で、冷静に考えたときに、自分の良心を裏切らざるを得ない状況に陥ることを恐れて、「帰らない」決断をしたのではないだろうか。
出所した周庭さん=2021年(写真:Abaca/アフロ)
この声明が「皆さん、この数年いかがお過ごしですか、頑張って生活し続け、善良であり続けたでしょうか」という問いかけから始まっていることに意味を感じている。彼女は自分が善良であり続けるために、香港に帰らないという厳しい決断をしたのではないか。
「自首する以外、生涯追われ続ける」
周庭さんは2019年6月の香港警察署前の抗議集会を呼び掛けたとして、2020年8月に無許可集会扇動の罪という言いがかりで逮捕された。いったん保釈されたものの、同年11月23日に拘置所に連れ戻され、12月2日に禁固10カ月の判決が言い渡された。12月3日は周庭さんの26歳の誕生日。その大切な日を収監先で迎えた時の絶望から3年、厳しい迫害、圧力にあらがい、耐えしのび、ようやく本来の自分らしく生きる場所を探し当てたことに心から祝福とエールを送りたい。
香港民主化運動のデモ発起人らに対する禁固刑に抗議するデモ=2019年(写真:AP/アフロ)
だが、実のところ、カナダが本当に周庭さんにとって安全な場所かというと、そうではない。香港の行政長官李家超が5日、記者からの質問を受けて次のように答えている。
香港の行政長官・李家超氏=2023年撮影(写真:Vernon Yuen/NurPhoto/共同通信イメージズ)
「警察は寛大な対応を行おうと好意を示したのにだまされた。最も失望したのは、担当の警官であり、警察はこの経験から、今後、さらに法律ルールの維持と国家安全を効果的にしっかり行うようになると信じる。周庭は香港にもう戻らないと宣言したので、今後自由は制限を受けることになる」
「『逃亡犯』は、誠の心を売り払い、同情を得るための言い訳をでっちあげ、自分を正義にみせようとして、恥ずべき行為をした。特区政府は全力でいかなる国家安全に危害を加える逃亡犯を追跡逮捕する」「自首する以外、生涯追われ続ける」
香港の保安局長の鄧炳強氏=2019年撮影当時は香港特区警務処長(写真:新華社/共同通信イメージズ)
さらに保安局長の鄧炳強は立法会保安事務委員会の会議後に、「絶対に自分のやったこと後悔させてやる」と発言し、さらに中国外交部報道官も定例記者会見で、この香港の姿勢を支持する、と述べた。つまり中国も香港も、周庭再逮捕に執念を燃やし、いかなる手段を使っても、彼女を捕まえようとすると宣言したのだ。
こういう状況で2つの懸念がある。
カナダは彼女を守れるのか?
1つは中国からの圧力にカナダ当局が耐えきれるか。
カナダは、かつて自国民を中国当局に拘束され「人質」にされたことがある。米国の要請に従って、対イラン制裁違反容疑で中国の通信機器大手ファーウェイのナンバー2であった孟晩舟を逮捕した直後のことだ。最終的に孟晩舟の保釈で自国民2人を取り戻した。もし今後、中国国内でカナダ人が人質にされたら、カナダ当局は周庭さんを守りきることができるだろうか。
周庭さんが留学中のカナダのトルドー首相(写真:AP/アフロ)
次に、中国が秘密裏に展開している在外警察署(海外派出所)に連行される可能性だ。
中国はカナダや米国を含む世界各国に100以上の在外警察署(海外派出所)を非合法に配置している。中国の在外警察署についてはスペインの人権団体「セーフガード・ディフェンダーズカナダ」が緻密なリポートを出しており、この在外警察の存在は米FBIも確認している*2。こうした中国の在外警察は中国の逃亡犯を捕まえたり在外中国人の言動を監視したりする任務を負っている。在外中国人の反共産党デモに潜入したりして、巧妙に在外中国人をリクルートして工作員をさせたりもしている。こうした中国の覆面警察や工作員が彼女を襲ったり、事故に見せかけて危害を与えること、あるいは拉致し中国に秘密裏に連行したりする可能性もゼロとは言えない。
*2:関連情報
Chinese overseas police service stations tied to illegal policing in Madrid and Belgrade(Safeguard Defenders )
Two Arrested for Operating Illegal Overseas Police Station of the Chinese Government(U.S.Department of Justive)
あるいはこうした2つの懸念が同時に起き、カナダ当局が中国の覆面警察の行動を黙認したり、秘密裏に協力したりするといった懸念もあるかもしれない。
そういう懸念、不安から彼女を守る最大の力は、私はメディアだと思っている。カナダ当局の周庭さんに対するアプローチは伏せられているが、メディアが注目すれば、カナダ当局もいっそう彼女の身の安全に関心をよせ、中国・香港当局も手を出しにくくなると信じている。
周庭さんは日本のメディアを通じても積極的に発信した=2019年撮影(写真:AP/アフロ)
私はメディア側の一員として多少の罪悪感がある。彼女が17歳のときに「雨傘運動の女神」として多く報道されたことで、中国当局から一層、目の敵にされ、見せしめ的に強い迫害を受けた可能性がある。普通の女子学生としての普通の人生の選択肢を私たちの報道が奪ったのではないか、と思うこともある。それは報道姿勢として間違いはなかったと思うものの、そうならば、なおのこと、彼女がこれからどのような人生を歩もうとしているのかをきちんと見極め、それを全うできるように報道し続ける責任があるだろう。それがメディアの良心というものだろう。
周庭さんの声明の冒頭「善良であり続けましたか」という言葉を、私も自分に問いかけながら、この原稿を書いた。
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