9/1阿波羅新聞網<“川普主义”戳破中国知识分子的九大迷梦=「トランピズム」は中国知識人の9つの迷妄を突き破る>「詩篇」33章12節は次のように述べている。「エホバを神とする国は幸いである。エホバが自分の財産として選んだ人々は幸いである!」。トランピズムは社会の安定装置である。なぜトランピズムが米国に現れるのか?多くの人が建国の基盤(精神的資源)の重要性を認識しているので、彼らは建国の基盤を守りたいと思っている。しかし、多くの前近代国にとって、建国の基盤がまったくないため、その政権は非常に不安定である。トランピズムは、西洋のポストモダン社会の到来に対応して生まれた重要な思潮であり、秩序がなければ自由はなく、安定した秩序は安定した人心から生まれるという常識を示している。
2020年の選挙を見て①制度や人間性は完璧なものでない②憲政体制の運営には、共通の信仰基盤が必要であり、それがなければ、最良の制度も機能しない。法や制度をいくら作っても、信頼される基盤がないとダメ③憲法の抜け穴を探して利用しようとする。
https://www.aboluowang.com/2021/0901/1640927.html
9/1看中国<德州终于通过新版选举法 堵漏洞 防舞弊(图)=テキサスは抜け穴を塞ぎ、詐欺を防ぐためについに新しい選挙法を可決した(写真)>民主党議員が夏に議会欠席で法案通過が遅れたが、テキサス州下院は80-41票で法案を可決した。1人の共和党議員だけが民主党に加わり、反対票を投じた。数時間後、上院は18-13票で法案を可決した。現在、この法案はまもなくテキサス州知事グレッグに送られる。グレッグ・アボットのデスクで、彼が正式な法律にするため署名するのを待っている。
この法案は「上院法案1」としても知られている。上院が可決した後、アボット知事は法案に署名して法律になることへの期待を表明した。法案の重要性についての彼の簡単な説明は次のとおりである:この法案は投票を更に容易にし、不正選挙はさらに難しくする。
彼は声明の中で言った:
「我々の選挙の公正性を保護することはテキサスで最も重要で、これが、私が第87回立法会議期間に緊急項目として選挙公正法を挙げた理由である」。・・・
「上院法案1は投票をより容易にし、不正をより困難にし、それによって我々の選挙結果に対する(有権者の)信任と信頼を強化する。テキサスでの選挙を確実にするために上院法案1に署名できるのを期待している」。
「上院法案第1は、州全体で統一された投票時間を作り、助けを必要としている登録有権者の投票機会を維持および拡大し、ドライブスルー投票を禁止し、投票所のオブザーバーに選挙プロセスの複数の側面を監視することを許可して透明性を向上させる」。
「この法案はまた、申請なしの郵送投票用紙の配布を禁止し、欠陥のある郵送投票用紙を持つ有権者が欠陥を修正する機会を提供する」。
テキサストリビューンは当時、「下院の規則によれば、定足数、つまり立法を進めるために必要な議員の法定数に達するには、下院の3分の2が出席しなければならない」と指摘した。
8月、州下院議長は、州最高裁判所の支援を受けて、民事逮捕状に署名し、議会会議に欠席し、逃亡中の民主党議員に投票のために会議に戻るよう命じた。最後に、これは8/31に第2回特別立法会議の召集につながった。
本当に民主党議員はクズ。日本の立民と一緒。
https://www.secretchina.com/news/gb/2021/09/01/982589.html
9/1阿波羅新聞網<习近平重大行动计划被泄露!要对江泽民动手了?【阿波罗网报道】—政敌放风:第三个”历史决议”呼之欲出=習近平の重大行動計画が流出!江沢民に対して何かするつもりか? [アポロネット報道] —政敵は噂を広める:3番目の「歴史決議」が出てくるように>アポロネットの秦瑞記者の報道:江沢民と曽慶紅の派閥の背景を持つ「多維ネット」が最新の記事を発表し、中共は3番目の「歴史決議」を出し、毛鄧習の3代だけ歴史に入れるようにすると、外部に向け噂を広め、習近平の重大な行動計画を明らかにした。
まあ、中共がどのくらい持つかですが。転覆後の政府が正史として扱わないでしょう。
https://www.aboluowang.com/2021/0901/1641055.html
9/1阿波羅新聞網<习近平娱乐圈打特权锁定这3家 还曾糜烂到喝“人奶宴”= 習近平が芸能界の持つ特権を攻撃し、狙いはこの3家族 かつては爛れた「母乳饗宴」(卓に裸の女性を寝かせ母乳を飲む)を開催>最近、中共政府は芸能界を整頓した。習近平国家主席が芸能界を大掃除するという大きな動きは、外部の見方では、その背後にある特権階級に打撃を与えることである。大紀元によると、芸能界の3大派閥は、江沢民、曽慶紅、劉雲山の家族で、今回のターゲットとなった舞台裏の大ボスである。
劉雲山は中間派と言われるが、実質江派では。二階派のように金に汚い連中。でも習は清廉潔白であるはずがない。専制政治でそういう人がいるとしたらお目にかかりたい。
最近中国のインターネットで流布された趙薇(左から2番目)の写真は、曽慶淮(中央)と手を繋ぎ、2人はとても親密である。図:Sina.comから取得
https://www.aboluowang.com/2021/0901/1641065.html
9/2阿波羅新聞網<一个都逃不掉?赵薇遭爆11岁女儿在港念书“行踪不明” 无法离开中国=一人として逃れられない?趙薇の11歳の娘は、香港で勉強している間に「行方不明」になり、中国を離れることができない>趙薇が中国を離れることができないのは、彼女の11歳の娘「小四月」の行方不明と関係していると報道されている。香港のメディアの報道によると、趙薇と夫の黄有龍は「小四月」を産み、香港のシンガポールインターナショナルスクールで勉強していたが、現在彼女の行方は謎に包まれ、趙薇は事件後、自分のニュースを更新しただけで、娘の情報や写真は載せなかった。趙薇がフランスに飛んだという噂が流れたときでさえ、「小四月」についての言及はなかった。
中共はいつも卑怯にも人質を取る。
https://www.aboluowang.com/2021/0902/1641187.html
https://twitter.com/i/status/1432776611510767617
何清漣 @ HeQinglian 21時間
NYT:米国の「寝そべり」運動https://cn.nytimes.com/opinion/20210823/lying-flat-work-rest/
コメント:それは、左翼が働かずに福利と基本的な生活費を得るのを奨励することによって引き起こされる問題である。福利族であることは、下層の稼ぎ手よりも良い暮らしができる。誰が好きこのんで働くか。
左翼の頭はバイデンの内政外交によって大やけどしている。楽しいのは更にやけどし、私はその時その時に、あなた方に注意を促す:それは正しくあなた方の当初の愚かな行為や悪行が米国を傷つけ、我々の拍手喝采を押し止めた。
米国の寝そべり」運動
「寝そべり」の支持者は信じている:仕事が変わるのは受け入れられず、休息は抵抗の一形態である。この考えは米国でも共鳴し、キャリアが犠牲の祭壇に上るとき、人々は「寝そべり」になることを選ぶ。
cn.nytimes.com
何清漣さんがリツイート
李江琳 @ JianglinLi 19時間
Meme戦争が既に始まった。転送保存し、今後は白人左翼ともくどくど言わない。写真を直接投稿してほしい。
引用
ブリックスーツ @ Brick_Suit 21時間
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何清漣 @ HeQinglian 9時間
この歴史的な瞬間を覚えておいてください、しかしそれは決して米国にとって名誉なことではない。
この事件は、米国の国際的地位が繁栄から衰退への大きな転換点となり、将来米国は、追随者だけしかいない真の「孤独」になると予想されている。
引用ツイート
WSJ中国語ネット @ ChineseWSJ 9時間
#ビデオ 8/31、バイデン米大統領が設定した最終退避期限の1分前に、輸送機が最後の米軍要員を載せ、離陸した。その後、タリバンがカブール空港を支配し、タリバンは米軍の出国を祝い、カブールに銃声がこだました。しかし、100人から200人の米国市民と米国政府に協力してきた数万のアフガニスタン人はまだアフガニスタンにいる。 https://on.wsj.com/3BvrYtO
何清漣 @ HeQinglian 8時間
IQとEQを欠いている文を見せる。
私がツイートで最も早くに指摘したのは、「世界で最悪の3種の主義がある。アフガニスタンは1960年代に社会主義を実践し、その後、イスラム主義と米国のカラー革命の間を徘徊した。
家族の三世代の知恵を精一杯出しても、この総括はできない」と。
引用ツイート
独行客 @ DrcNly 9時間
返信先:@HeQinglianさん
あなたの「現代化の陥穽」と巨大虐殺についての文を読んだ後、ずっと心の中で偉大な神であった。あなたが海外に出た後の劣化は非常に深刻で、IQも低くて心配だと思う。トランプのような功利主義的な姦商を盲目的に信じているだけでなく、アフガニスタンの歴史的・文化的背景と地政学を理解していないのに、バイデンの撤兵をばかにしているが、それは本当に玄人の物笑いの種である。
何清漣 @ HeQinglian 8時間
請独行客 @DrcNly
自ら去ったのに、再び出現し、あなたはブラックリスト入りである。できれば私のものは何も読まないでください。読んだとしても時間の無駄。少しも進歩がない。
何清漣 @ HeQinglian 1時間
この報道から判断すると、共和党の2024年の選挙指名は、完全に通常の選挙準備をしている。
2020年の選挙から見て、民主党が選挙制度改革法案の可決を主張し、疫病を長引かせ、郵便投票が可能である限り、2024年にはどんな人でも勝てない。
2020年の経験で、民主党はより狡猾になり、悪行の証拠をあまり残さないだろうと信じている。裁判官は公に立ち会う必要がある。
引用ツイート
ヒル @ thehill 1時間
「バイデンがよろめくにつれて、2024年の共和党指名のための2人の競争が形になり始める」(@TheHillOpinion)http://hill.cm/d2uhF4bから
何清漣 @ HeQinglian 6時間
「MeTooを終了する時が来た」。
これは、左翼陣営のフェミニストが、百戦中、勝った唯一の戦いである。 フェミニストの皆さん、努力を続け、さらにどこかの都市に行き、クオモのような恥知らずな政治家を何人か引き摺り下ろし、純粋左翼陣営に素晴らしい貢献をしてほしい。
引用ツイート
ヒル @ thehill 6時間
「#MeTooモグラたたき、そしてセクハラを永久に終わらせる時が来た」(@TheHillOpinion)http://hill.cm/p9BRcv0
何清漣 @ HeQinglian 4時間
この写真のアンティファの教師は、実際にはアメリカの極左教育の理想を表しており、それを米国の現状に変えようと努力している。
2020年以降に起こったすべてのことは、すべての水の底に棲む生物を浮かび上がらせた。そうでなければ、我々は何年にもわたって平和と静けさの中に生き続け、大きな変化が来ることを知らないでいた。
速報:子供たちを急進化させようとした後、学校から解雇される予定のアンティファの教師
「ナトマス・ユニファイドは、法的に義務付けられている次の措置を講じて、教師を無給休暇に置き、教師を解雇する」
thepostmillennial.com
高濱氏の記事では、相変わらずトランプ叩き。トランプがワクチン接種を勧めて保守派からブーイングされたのは知らないらしい。民主党が正しいわけでもないのに、日本人読者に誤解を与えるような記事ばかり。まあ、読んでも信用しないこと。反面教師としての価値だけ。
記事
アフガニスタンからの米軍撤退より米国人にはもっと気がかりなことがある
午前零時1分前の後味の悪い敗走
ジョー・バイデン米大統領は8月31日、国民向けに演説した。
「20年に及んだアフガニスタンでの米軍駐留は終わり、2001年以降続いたアフガン戦争は終結した。撤退は正しく賢明で、最大の決断だった。撤退は類まれな成功だった」
本来なら、自らの手で「米史上最長の戦争」に幕を引けたことを高らかに謳い上げるところだったが、米国民がテレビの映像で見た修羅場はそれを許さなかった。
最後の最後に自爆テロにより若い米兵やアフガン市民の尊い命を失う無様な幕切れを「類まれ成功」とはお世辞にも言えなかった。
8月31日付のロサンゼルス・タイムズは一面の見出しでこう書きなぐった。
「Bitter end to U. S. longest war: Final pullout, one minute to midnight leaves aftertaste of defeat」(米国史上、最長の戦争の苦い幕切れ:ミッドナイト1分前のアフガン撤収は後味の悪い敗走)
バイデン氏が何と言おうとも、それがすべてだった。
だが、ドナルド・トランプ氏が今も大統領だったとしても同じような結果に終わっただろう。
すでに崩壊していたアフガン政府はもとより、トランプ氏が撤退取引をしていたタリバンも、ライバルの過激派ISIS-Kの「凶暴さ」を抑えるだけの武力も権威も備えていてはいなかった。
米国民の8割は一日も早いアフガンからの米軍撤収を望んでいた。
本音を言えば、米軍が去った後アフガンがどうなるのか(アフガン女性がどうなるのか、米国式文化に染まった市民がどうなるかなど)米国民にとってはどうでもよかった。
ただ、米メディアはしばらくは、幕切れの後味の悪さをなじるだろう。
英メディアは、今回の「無様な敗走ぶり」と、1980年4月のイラン革命後の人質救出作戦失敗とを重ね合わせて、バイデン氏を「第2のジミー・カーター(第39代大統領)」と呼んだ。
だが、米メディアはそこまでは酷評していない。なぜなら米主要メディアは、ジョージ・W・ブッシュ第43代大統領(子)がアフガン侵攻した時、こぞって支持した「過去」があるからだ。
筆者の知る限り、反対した米メディアはなかった。アフガン侵攻は、2001年9月11日の米同時多発テロに対する報復で始まったからだった。
いわば「仇討ち」だ。そのために米国は20年間に2兆ドルを費やし、2500人の米兵の命を犠牲にした。
高い仇討ちだった。
(https://www.bbc.com/news/world-47391821)
ビン・ラディン殺害で報復は終わっていた
ロサンゼルス近郊に住む元大学教授K氏(75)は米軍撤退の日、筆者にこうコメントしている。筋金入りのリベラル派だ。
「オサマ・ビン・ラディンを見つけ出し、殺害した瞬間(2011年5月2日)で報復は終わっていた」
「その後のアフガン民主化は付け足しだった。イスラム原理主義で凝り固まったアフガンを欧米式の民主主義国家に作り替えることなどしょせん無理な話だった」
「米国が応援した非タリバン勢力は自立できないばかりか、米国の資金を使って汚職と不正に明け暮れていた疫病神だった」
「今回、難民として救出されたアフガン人の中には、甘い汁を吸ってきた汚職政治家や役人も含まれている」
「ざっと10万人のアフガン難民を受け入れるのはアフガンに深入りしすぎた代償だよ」
「もう綺麗ごとを言うのはやめようではないか。それが米国民の本音のコンセンサスだ」
「1975年4月30日のサイゴン陥落を覚えている米国人はどのくらいいるだろう。8月にはカマラ・ハリス副大統領がベトナムを訪問して大歓迎を受けているではないか」
「今ここにいる敵は誰か。新型コロナウイルスじゃないか。バイデン氏にはもっと本腰を入れてコロナとの戦いに取り組んでもらいたい」
コロナとの共存を選んだ「苦渋の選択」
米国民の関心事は、7410マイル(1万1925キロ)も離れたアフガニスタンよりも直面している「内なる敵」だ。新型コロナウイルスという見えざる敵だ。
折しも9月から(早いところでは8月下旬から始まっている)大学や小学校、中学高校の授業が再開する。
感染状況が収まったからではない。コロナを撲滅するまで待てなくなったからだ。コロナとの共存を選んだ「苦渋の選択」だ。
8月31日現在、米国の新型コロナウイルス感染者数は3995万3651人、死者数は65万6482人。
(https://www.worldometers.info/coronavirus/country/us/)
コロナを抑え込めない以上、「唯一の防具」になるのはマスク着用とワクチン接種だ。
幸い、ワクチンを自力で開発し、大量生産できる米国にはワクチンはあり余っている。にもかかわらず、現状はまだまだ好転していない。
米国の8月31日現在の接種者数は、1億7345万人で全人口3億2820万人の53%(ちなみに日本の接種者数は5437万人で全人口1億2630万人の43%だ)。
州によって接種率には格差がある。
65歳以上の高齢者でワクチン必要回数を完了している者は、「ブルー・ステート(民主党支配州)のカリフォルニア州は99.9%だが、「レッド・ステート(共和党支配州)のミシシッピー州では86.7%。
18歳から64歳まではカリフォルニア州は78.7%、ミシシッピー州は49.8%。
18歳未満ではカリフォルニア州が22.1%、ミシシッピー州は10.8%。最低のアイダホ州(レッド・ステート)はなんと0.4%だ。
(https://www.mayoclinic.org/coronavirus-covid-19/vaccine-tracker)
NBCテレビが8月24日に公表した世論調査では、接種率を性別、人種、居住地域、党派、宗教、学歴別に示している。
- 性別
男性 67%
女性 71%
- 人種
白人 66%
黒人 76%
ラティーノ 71%
- 居住地域
都市部 79%
都市郊外 67%
地方非都市部 52%
- 宗教
白人エバンジェリカルズ 59%
- 党派
民主党支持者 88%
共和党支持者 55%
無党派 60%
- 2020年大統領選投票
トランプ 50%
バイデン 91%
- 学歴
大学卒以上 80%
非大学卒 60%
まさに「分裂国家」のパターンがワクチン接種率格差にそのまま表れているのだ。
バイデン氏のコロナ退治を妨害しているのは、トランプ支持者、非都市部居住者、「レッド・ステート」の知事、州議会、キリスト教福音主義のエバンジェリカルズ、最高学府教育には縁のない高卒未満の人たちということになる。
憲法修正第一条をタテに国家介入拒否
米国民ほど「国家の介入」を嫌う国民はない。連邦政府による強制性を拒否するのだ。
これは今回の新型コロナウイルス感染防止措置をめぐる論議に限らない。
石川県立看護大学の加藤穣教授は、米国におけるワクチン接種、採血、輸血、中絶胎児由来成分や特定の動物からの材料の使用などを拒否する事例を調査研究している。
同教授によれば、拒否の理由には、リバタリアン(自由意志論者)的信念に基づく哲学的なものから宗教的理由に至るまで諸々あるが、それがある程度歴史的に確立されてきたという。
これまでにも、米国をエボラ出血熱が襲った際に、感染者に接触した看護師が外出することを禁じた州政府との裁判では、看護師が勝訴した具体例(2014年10月)もある。
今回、エバンジェリカルズがワクチン接種を拒否している法的根拠は、憲法修正第一条の「宗教の自由」にある。
参考:「アメリカ合衆国においてワクチン接種が拒否される理由」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/itetsu/33/0/33_KJ00010221062/_article/-char/ja/)
コロナで死ぬのも神の摂理
宗教上の理由と政治的な理由をコラボレートすることで知事の座を守り、来年の知事選での再選を狙う政治家もいる。
前述のミシシッピー州のテート・リーブズ知事(47)だ。
ミシシッピー州ジャクソンビルのミルサップス・カレッジを卒業後、地元の銀行に入り、29歳の若さで州財務長官となり、その後副長官を経て2019年から現職。
熱心なエバンジェリカルズで8月の支持者集会ではこう言ってのけた。
「ミシシッピー州はコロナ感染死者数が人口1人当たりでニューヨーク州を抜いた。死者数は8279人になった」
「皆さんは永遠の命を信じていらっしゃるはずだ。地球上での命というものは瞬間だ。だとすれば、何でそんなに(コロナによる死を)恐れるのか」
2020年来、公立学校でのマスク着用もワクチン接種の義務化も拒否し続けている。
地元紙の若手記者の一人G氏 (33)は筆者とのズーム対話でこう語る。
「宗教を盾に妥協を拒むのは州知事もタリバンも共通しているよ」
保守派過激派指導者の「デスノート」
親トランプ派の右翼過激派組織「Qアノン」の指導者の一人、ロバート・D・スティール氏(69)がコロナウイルス感染症で8月中旬、他界した。
無論、ワクチン接種はせず、感染し、重症化した。死の直前まで「コロナ感染なんて嘘っぱちだ」と言い続けたという。
エバンジェリカルズ教会連合傘下の「ナショナル・レリジャス・ブロードキャスター」は、8月27日、副会長のダニエル・ダーリン氏を急遽、除名した。
MSNBCテレビの番組でエバンジェリカルズ信徒たちにワクチン接種を呼びかけたからだという。
(https://frenchpress.thedispatch.com/p/its-time-to-stop-rationalizing-christian)
身を守るためにワクチンを接種すべきだという声は、拒否派の牙城にもひたひたと迫っていることは確かなようだ。
ワクチン接種を拒否する知事がいるミシシッピー、テキサス、ノースカロライナ各州でも、郡市町村といった市民に身近なところでは知事に反旗を翻す自治体も出てきた。
感染が拡大するなかで背に腹は代えられなくなってきたからだ。
バイデン大統領とナンシー・ペロシ下院議長ら民主党首脳は地元の民主党幹部を総動員して楔を打ち込む作戦のようだ。
バイデン政権にとってのコロナ戦争とは、アフガン撤退作戦よりももっと複雑で厄介な作戦になっている。
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