11/8阿波羅新聞網<川普:拜登急于假扮胜选赢家 因怕事实被揭露 谁胜选非由媒体决定 =トランプ:バイデンは事実が明らかになることを恐れ、急いで選挙の勝者のふりをする 誰が選挙に勝つかを決めるのはメディアではない>米国のメディアは、民主党の大統領候補であるバイデンが大統領に選出されると予測したが、トランプは選対チームを通じて声明を発表した。彼は、大統領が誰になるかはニュースメディアが決めるのではなく、正当な投票によって決まると述べた。 トランプは、バイデンは急ぎ選挙の勝者のふりをしようとし、メディアは彼を積極的に支援し、不都合な事実が明らかにされることを望まなかったためであると述べた。「真実は全然違っている。バイデンはどの州でも勝利が確定していない」、言うまでもなく、「非常に競争の激しい州は、投票の再集計を強制する必要がある」と。トランプは、来週から、選挙が選挙規則に準拠し、「正しい勝者」を決定することを保証するために、選挙活動は法廷に移されると予告した。 トランプは、「バイデンが一体何を隠しているのか?すべての米国人が誠実な投票カウント過程を行えるようになるまで、私は立ち止まらない。これは米国人にふさわしく、民主主義によって要求されている」と語った。
https://www.aboluowang.com/2020/1108/1520932.html
11/8阿波羅新聞網<川普大胜被偷谜底终曝光 原来手眼通天到她他他 习近平也卷入?必须的? =トランプの盗まれた勝利の謎がついに明らかになる 元々経営能力が優れているのを国民に届けた 習近平も関わっている?当然?>
もう1ケ国、スロバキアは共産党を清算するために立法する・・・共産主義とナチズムのバナー等の禁止。ウクライナ、バルト3国、ポーランドに続いて。
ネバダの開票は延期に! 投票用紙の郵送期限が10日まで延長された・・・ネバダ州の一部の有権者は投票資格がなく、「死者の身分」を使った人もいた。トランプ支持者は昨日、ネバダ州の開票作業に疑いがあると支持者の一部は銃を持って投票センターに集まりデモをした。トランプは、木曜日(5日)に投票のカウントを停止するための訴訟を起こした。
トランプの投票はバイデンにカウントされ、同じソフトウェアは米国選挙で30の州で使われている
トランプは、青い州も含めて、すべてのスイング州で逆転の可能性?
問題のあるソフトウェアは何故かジョージアの選挙の前日に更新され、投票時間を延長した
問題の投票機会社は大したものだが、これは凄い技術?・・・投票機会社ドミニオンはペロシの夫の会社であるだけでなく、中共によって作られた!奇妙で驚いたかどうか。
NTDTVは、今年4月に韓国の総選挙で華為通信機器が採用され、投票機の不正操作、通信投票、不在者投票等のQRコードの不正行為が疑われたと報じた。 東アジア研究センターは、華為の投票集計機、コンピューターのハードウェアとソフトウェア、および情報ネットワーク通信機器が改竄されたと疑っている。通信投票と不在者投票に使用されるQRコードにも問題がある。
センターは、投票集計機の操作に必要な指示を外部からQRコードを介してメインサーバーに送り、投票サーバーは中国に接続してそこから操作できると指摘した。 東アジア研究センターは、中共が華為の投票装置を使って韓国の選挙の結果を妨害したと疑がっている。
アポロネットの王篤然評論員は、多くのメディアがこの事件について報道しており、解説と分析は親共産主義者の文在寅を権力の座につけることであると述べた。 中共はこの技術とやり方を、韓国だけでなく、当然世界を支配するために米国と世界に使う。
一昨日のブログに書きましたように、今年1月の武漢ウイルスの世界的蔓延も含めて中共とデイープステイト、民主党、グローバリストの合作でしょう。
問題の投票機会社の幹部はペロシ・クリントン・オバマに関係する
なぜ米国のメディアは一夜にしてトランプを敵視したのか?
米国のテレビプロデューサー兼ニュースコメンテーターのグレッグ・ガットフェルドは、「トランプは今の体制、メディア(独占)と世論調査、そして政治機構全体を壊そうとしたから」と述べた。
https://www.aboluowang.com/2020/1108/1520928.html
11/8阿波羅新聞網<惊爆 “密歇根州实际上川普大胜 摇摆州个个都是密歇根州” 大主教预言最后结局=衝撃!「ミシガンでは実際トランプが大勝利 すべてのスイング州はミシガンと同じ」 大司教は最終結末を予測>
ペンシルベニア州の有権者リストには、21,000の死者が 法曹団体が訴える
ネバダ共和党員は「少なくとも3062人の選挙詐欺事件」を発表
華人選挙監視員:7000票が一晩で13万票になった
州全体で300,000? ミシガン州では少なくとも47の郡でソフトウェアの問題が発生し、1つの郡ではトランプの投票がバイデンに変わったのが6,000ある
「トランプの勝利はミシガンだけではなく、すべてのスイング州はミシガンと同じである」
伝統的な赤い州が青に変わった トランプはアリゾナで投票記入のペンの訴訟を起こしたいと考えている
トランプはペンシルベニアを違憲だと批判 ジョージアで軍人の票はどこに行ったか?
ヴィガーノ大司教:闇の息子が誠実であるとは思わないでほしい 彼の嘘を恐れないでください・・・ヴィガーノは言った:トランプの証言は神の心に触れ、天からの贈り物は前例のないほど増殖するでしょう。
Carlo Maria Viganò
https://www.aboluowang.com/2020/1108/1520911.html
11/7看中国<惊密州47县计票软件出问题 共和党誓言追究(图)=ミシガン州の47郡の投票カウントソフトウェアに問題がある 共和党は追及することを約束(写真>
11/6、ロナ共和党全国委員会議長。 Ronna McDanielはミシガン州で記者会見を開き、大量の共和党の投票がソフトウェア名「glitch=故障」を通した後、民主党の投票としてカウントされ、明白な違反を追及すると誓ったことを明らかにした。 (写真提供者:Elaine Cromie / Getty Images)
今回の米国の選挙でこれまでに暴露された選挙詐欺は衝撃的である。 11/6、共和党全国委員会議長のロナ・マクダニエルとミシガン共和党のルーラ会長(Lura Cox)は記者会見を開き、大量の共和党の投票がソフトウェア「glitch」を通した後、民主党の投票としてカウントされ、明白な違反を追及すると誓ったことを明らかにした。
「アントリム郡では、元々共和党に投じられた票が民主党に数えられたため、候補者にとって不利となる6,000票の変動票が出た。郡職員は出てきて、集計ソフトウェアが誤作動したと述べた。「“glitch”から起きたとすると、47の郡が同じソフトウェアを使っていることがわかっている」とミシガン共和党のローラコックスは言った。
地元のミシガンメディア「9&10news」の報道によると、アントリム郡の投票カウントシステムを担当するソフトウェア会社は、アントリム郡の投票カウントソフトウェアシステムの問題に関する声明を発表し、郡の投票カウントエラーが発生したが、その理由は、カウントソフトウェアシステムの問題ではなく、人為的なエラーであると述べた。
昨日の本ブログで「glitch」をソフト名でなく故障と誤訳しました。ややこしい名前をつけた意図は?
https://twitter.com/i/status/1324878731685621760
https://twitter.com/i/status/1324852734688923648
https://www.secretchina.com/news/gb/2020/11/07/951754.html
酒井氏の記事は、公平でよく分かりやすい。事態の推移を見守るしかありませんが、悪が勝つことのないようにしてほしい。特に邪悪な中共と手を組むのは国家反逆罪では。
記事
全米で票の再集計を求める抗議活動が起きている(写真:AP/アフロ)
11月3日に投開票を迎えた米大統領選だが、一部の州で集計が続いており、まだ決着はついていない。獲得した選挙人の数で劣勢のトランプ大統領は郵便投票の開票について問題視しており、激戦州での集計作業を巡り相次いで訴訟を起こすなど反発を強めている。米国を二分した大統領選はどこに着地するのか。11月5日に「激戦州で優勢のトランプ大統領が急減速した違和感」に引き続き、米政治に詳しい酒井吉廣氏に集計の現状や問題点と今後の見通しなどを聞いた。(聞き手は編集部)
民主党は集計結果を巡る訴訟の争点を消そうとしている
──メディアによって数字は異なりますが、選挙人の獲得数ではバイデン氏がリードしています。一部のメディアでは、バイデン候補が過半数の選挙人獲得に近づいているという報道もあります。現状はどうでしょうか。
酒井吉廣氏(以下、酒井):トランプ大統領は難しくなりましたね。ここまで来てわかったのは、現段階で問題となっている州は、横並びで話をしているだろうということです。ウィスコンシンとミシガンで起こったことを踏まえ、残りの民主党側の全州が最後の最後まで決定を延ばし、全ての結果が出揃ったところで一斉に発表ということだと思います。これだけの州で、ほぼ同じタイミングで同じ現象が起きる確率はかなり低い。共和党陣営はこのように見ています。
──何がそうさせているのでしょうか。
酒井:共和党が裁判に訴えるなら、民主党は裁判の問題とならないように、または裁判では簡単に決着がつかないようにするということです。これはもう選挙ではなく策略の応酬です。人が死傷するような暴動にならないのが不思議なくらいです。
──共和党の裁判戦術はわかるのですが、民主党の戦術についてもう少し詳しく教えて下さい。
酒井:二つの考え方のうち、「裁判の問題とならないように」というのは裁判の争点を消すというものです。残り一つの州で決着がつくならばそれは明確な争点です。しかし、例えば5つの州を問題とするならば、その場合の争点は大統領選挙全体をやり直すというようなシステムの問題としなければならなくなります。そうなると、米国の民主主義が揺らぎます。
後者の「簡単に決着がつかないようにする」というのは、米国ではたまにある話で、白黒ついた時には本来の話は終わってしまっているというような話です。今回の例で言えば、最高裁で時間をかけている間に1月の選挙人による投票日が来てしまえば、日本でも報道されているように下院議長が大統領になるとか、下院で各州1代表が投票するとか、新たな展開が起こる可能性があります。その間、ずっと争っていて今から2年して結果が出たのでは何の意味もありません。こういう戦術です。
──後者だとするとバイデン候補も大統領になれませんが・・・。
大統領任期を延ばすという「奥の手」も
酒井:民主党としては、そもそもバイデン候補が重要なのではなくて、トランプ大統領を引き摺り落とすというのが主たる目的なので、大統領の座が民主党のものになりさえすれば全く気にしないと思います。しかも、サンダース上院議員の政策の実現を目指すプログレッシブにとっては、むしろウェルカムな展開だと言えるでしょう。
──共和党はそれに対して打つ手がありますか。
酒井:再集計と不正票の削除です。既に、ジョージアがリカウントを表明しています。・・・が、また変わるかもしれません。あとは、これが異常事態かつ緊急事態だとして、大統領任期を延ばすという手に出る可能性もあります。第二次世界大戦中のルーズベルト大統領が三選禁止の慣習を破ったのと同じく、トランプ大統領がこれをやらないとは言い切れません。
──民主党が事前に恐れていたことですね。
酒井:民主党は、事前にここまで想定した知恵を巡らせていたのでしょうね。米国の特徴ですが、ニューヨーク・タイムズのような大手メディアには優れた政治ウォッチャーがいますから。しかし、トランプ大統領が、事実確認がすむまで現状を認めないという行動に出ると、これを阻止するのは法的にも難しくなるかもしれません。
──事前の指摘通り、郵便投票が最大の争点になりました。改めて、現実の郵便投票にはどのような問題があったのでしょうか。
酒井:まず、既に2018年(前回の中間選挙)から現在までに他界した人の票が郵便投票に混ざっていることが判明しており、これはメディア報道でも報道されています。また、「1票200ドルで自分の投票用紙を売った人がいる」という話は日本でも流れたそうですが、実際に投票用紙を売る人が続出しました。この話が明らかになってきたのは、200ドルのオファーに対して250ドルでどうだと言った人がいて、他より50ドル多く儲けた。それに腹を立てた人が憂さ晴らしにリークしたという話です。まあ、いろいろ出ていますね。
この後、どれほどの不正が明るみに出るかどうかわかりません。ただ、集計に関しては、今回これだけの州で超僅差になった理由として、開票作業者がわざと僅差になるようにバランスよくカウントしたという話まで出てきています。
──なぜ、そうなったのだと思いますか。
酒井:不正の理由についてはよくわかりません。日本とは異なり、米国で消印を期限以前に戻すのは実は簡単で、それについての告発も出ています。ただ、内部告発者を守る意味もあるので、現段階では告発者の本名や写真、声はまだ出せない状況です。
──FOXニュースは早々にバイデン候補がアリゾナ勝利の一報を打ちましたが、いまだ接戦状態のようです。
酒井:はい、いまだに接戦です。FOXニュースの真意がわかりませんが、事実としてアリゾナはまだ勝敗が定まっていません。勝利の報が早すぎたのだと思います。下手をすると、これを前提に全体の勝利宣言が出ますので、こういう事態は要注意です。
意味をなさない消印有効
──争点になっているペンシルベニアでは郵便投票は6日まで消印有効としました。ペンシルベニアの結果はいつごろ出る見込みでしょうか。
酒井:米国では、消印としてZIPコード(郵便番号)が打たれることとなっています(写真参照)。しかし、例えば、ペンシルベニアやネバダに住む人の票がニュージャージーのアトランティックシティー(米国ではラスベガスに次ぐカジノのある場所)の小さな郵便局(つまり普通郵便局の支局)から投函されたとしたらどうなるでしょうか。
これが米国の消印
──米国の郵便事情を考えると、6日には届かないかもしれませんね。
酒井:私もそう感じます。ここで、その投函者がトランプホテルで働いている人だったならば、彼に投票するでしょう。でも、それは6日までに届かないということだけが理由でカウントされなくなります。しかも、このルールは3日の混乱がわかった後の4日になって出されたものです。
これで、民主主義が守れると思いますか。
──「消印有効」が意味をなさないということですか。
酒井:実際にはそういうことです。問題点をさらに挙げれば、3日の消印有効なら6日までOKという点です。先のアトランティックシティーからの投票という話で言えば、3日間では届かないかもしれない。つまり、一見合理的な理由であるように思える3日間という猶予期間も、米国の郵便事情を考えると意味をなさない。
──他にもありますか。
酒井:今度は受け取った方の立場から考えますと、6日の午後11時59分に届いたものか、または(7、8日は週末なので)9日月曜の朝一番に届いたものの見分けをどうつけるのでしょうか。
──どうするのですか。
酒井:米国の郵便システムを悪く言うつもりはないですし、州や市町村、もっと言えば各郵便局でそのあたりのルールに違いがあるだろうことも尊重します。ただ、通常は6日の深夜のものをその場で郵便ポストから回収するということはせず、翌朝一番でとなります。その場合は前日に届いたものとして扱います。
──もともと米国では郵便投票に無理があったということでしょうか。
酒井:これは日本も同じですよ。日本でも消印有効の場合の消印の効果はとても強いですが、到着時間の判定はさすがの日本でも限界があるでしょう。
確定申告をした方はご存じかもしれませんが、締め切りが3月15日までというのは、同日の消印有効で出すか、15日の深夜までに税務署のポストに入れるかのどちらかです。日本は消印が午前零時を過ぎると完全に翌日になりますから、ぎりぎりで深夜でも窓口が開いている各地の本局に並ぶ人は少なくありません。
後者は、翌朝一番で税務署の人が手にしたものを15日中の投函と見做します。サービスの受益者に不利にならないというのが一般原則だからです。
──集計結果と大統領選の勝者はいつごろ明らかになるのでしょうか。
ハンター疑惑報道の裏側で暗躍したバノン
酒井:ちょっと読めなくなってきましたね。先ほどのような不正についてリークする人がこれからどれだけ出てくるのか、またはそもそも不正は全くなかったのか、このあたりも不透明になってきています。また、トランプ大統領があきらめるか、または情勢が有利なバイデン候補が突如として敗北宣言するようなことがない限り、ずっと続くかもしれません。
──酒井さんが前回の記事で指摘されたように、ペンシルベニアなど激戦州では集計作業の進行とともに、トランプ大統領のリードがみるみる縮小しました。フィラデルフィアなど民主党支持者の多い都市部の開票が進んだこと、同じくバイデン支持が多いと思われる郵便投票の開票が進んだことが理由だと思いますが、どこが不自然なのでしょうか。
酒井:これには、実際に調査した人々からの情報も入ってきています。まず事実として、どの州も示し合わせたように大都市の投票所の開票が遅れました。そして、この大都市はバイデン有利だと言って、50%程度までを3日に集計し、残りは4日になってから開票を再開したように見えます。その後、郵便投票の未集計分の数字が発表され始めましたが、2日まで、または3日当日到着の郵便投票の総計がだいたいわかれば、それに基づいて当日開票のために作業員数などを決めるでしょう。この郵便投票分が後回しになること自体が不自然です。
──前回の酒井さんの回答に対して、郊外などに比べて大都市は票数も多いので集計に時間がかかる、つまり後から大量の都市部のバイデン票が出てくるのは当然という見方もあります。
酒井:それはないです。米最大の都市であるニューヨーク市も当日中にカウントしています。サンフランシスコもロサンゼルスも。また、前回(2016年)までは深夜とは言え、当日中または翌日未明に結果が出たのに、今回だけそれができないというのは、事前に計画していたからだとしか思えません。
──選挙前に酒井さんが指摘されていたように(もはや投票を巡るトラブルは避けられない米大統領選)、民主党はバイデン候補にハンター・バイデン氏の疑惑などボロが出る前に郵便投票で票を固める戦略を採りました。結果的に、郵便投票の効果は絶大でしたね。
酒井:イタリアの大手メディアは選挙前に「米国の民主主義は死んだ」という記事を出しました。民主主義が成立するためには、選挙民は重大な事実が全て知らされている必要があります。仮にハンター氏の話がフェイクニュースなら、それを含めて報道すべきでした。
ハンター・バイデン氏にまつわる疑惑の報道では、8月に逮捕されたバノン元首席補佐官が暗躍した(写真:ZUMA Press/アフロ)
(写真:ロイター/アフロ)
ハンター氏については、選挙前に一度は逮捕された元大統領補佐官のバノン氏が、保釈を勝ち取ってハンター氏の疑惑を一斉に話し始めました。特に、中国系の人々にリークしていたとされます。これは彼一流の勘だったと思いますが、選挙という意味ではこれが大当たりだったというのが共和党陣営から見た本音です。バノン氏はブライトバードニュースという自分が関係しているメディアもさることながら、中国の反共産党の人々に話して、彼ら経由での拡散を狙いました。実際、9月24日からそれが始まり、やがて10月14日のニューヨーク・ポストにつながったのです。
相次ぐ訴訟は投票用紙の廃棄を防ぐため
──なぜそのようなことになったのでしょうか。
酒井:日本では報道されていないと思いますが、昨年の予備選の時にバイデン候補を責め立てる競合相手は数多く、彼らがあれこれと問題をほじくり出していたからです。ハンター氏はNBCのインタビューで、自分がアルコール依存症だということも認めるなど、かなりの内容を話しています。調べる側からすれば、それなりのネタが転がっていたということです。
ここでは中国とバイデン候補の関係も話題になっていました。ただ、これこそむしろ不思議なのですが、バイデン候補を攻める材料は昨年の段階でハンター氏自身の口からかなり出てきていました。それなのに、民主党内の予備選から10月までは大きく報道されることはありませんでした。
──トランプ大統領は激戦州の集計作業を巡り、相次いで訴訟を起こしています。その狙いはどこにあるのでしょうか。
酒井:とても単純でこれをしないと、投票用紙がシュレッダーにかけられてしまいます。そうしたら事実は藪の中となってしまいます。
──訴訟は主張が認められた州もあれば、退けられた州もあります。どういった訴訟が却下され、どういったものが認められているのでしょうか。
酒井:それはメディアとしては興味があるかもしれませんが、選挙戦上は重要なことではありません。投票用紙のシュレッドを止めること、どこかの州で不正が発覚したら一度は却下した州にまた訴えを起こすこと、ただそれだけです。仮に退けられたとしても、共和党側は引き続き訴えていくでしょう。既にそう宣言しました。
──どちらが勝つにせよ、それぞれの陣営と支持者は今回の大統領選にかなりの不信感を抱いたでしょう。そのしこりは容易には解消しないと思いますが、米国は大丈夫でしょうか?
酒井:まず、バイデン候補やペロシ下院議長と共和党の間のしこりは残るのではないでしょうか。しかし、結果として政権運営の中で自分の政策を実現できるサンダース上院議員とその一派、例えばオカシオコルテス議員などにとっては、ほとんど気にする必要がないと思います。「お疲れ様」「よくやってくれました」ということで、「後は我々に任せて下さい」という気持ちのようです。
一方、トランプ陣営ですが、お金が票を買う現実がここまで出てきたわけで、大統領を続けることになった場合、お金で動いた人々への対応が注目されます。トランプ大統領がこうした動きを10月下旬からの動きをトレースしているのは事実ですので、さてどうなるでしょうか。
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