『「両方イヤ」の米大統領選、健康不安爆弾の衝撃 “嫌われ者”ヒラリーに最大の試練』(9/14日経ビジネスオンライン 篠原匡)、『トランプ氏をトーンダウンさせた女性』(9/15日経FT)、『米医師の71%がクロ判定。なぜ「ヒラリー重病説」は報じられないのか?』(9/11MONEY VOICE)、『ヒラリー余命1年説~匿名を条件に「専門家」が投稿した動画の中身とは』(9/15MONEY VOICE)について

9/17に柴山昌彦首相補佐官を招き、講演会を開きました。政治家になった経緯等、とても面白かったです。

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さて、ヒラリーの健康問題ですが、余命1年だとすれば、大統領選に勝利したとしても、使い物にならなくなります。直ぐに副大統領が大統領になるでしょう。その前にこんな健康の人が選ばれるかどうかですが。嘘つきヒラリーとも言われる彼女ですが、日本の反日民進党の党首も嘘つき蓮舫と呼ばれ、党首生命も長くはないとの見立てを八幡和郎氏はしています。日米ともに人物に問題のある女性が選ばれるとしたら衆愚政治の典型です。

トランプが9月26日、10月9日、同19日の討論会で遣り込めることができるかですが。健康問題と外交問題がそれぞれの弱点です。しかし、コンウエー氏の指示通り、敵を作らないようにすれば勝てると思います。

篠原記事

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ヒラリー・クリントン氏は、9月11日に開かれた同時テロ式典で途中退席。健康不安説が再燃した。(AP/アフロ)

米大統領選まで2カ月を切る中で、ワシントンを震撼させる爆弾が投下された。民主党の大統領候補、ヒラリー・クリントン氏の健康不安である。

9月11日、米同時多発テロの追悼式に参加した際に体調を崩し、途中退席した。映像を見ると、車に乗り込む際にふらついている姿が確認できる。診察した医師によれば、クリントン氏は9日に肺炎の診断を受けており、追悼式の最中に脱水症状を起こしたという。

その後、しばらくして回復していたようだが、今年69歳になるクリントン氏の健康不安説が改めてクローズアップされた格好だ。「今回の肺炎で、片隅にしかなかったクリントン氏の健康問題が大統領選の中心に移った」と、政治リスク専門のコンサルティング会社、ユーラシア・グループのジョン・リーバー米国ディレクターは指摘する。

「泣きっ面に蜂」のクリントン氏

このタイミングで健康不安説が浮上したのは、選挙戦における逆風を感じていたクリントン陣営にとっては痛恨だ。

民主党と共和党が党大会を終えた8月上旬、米兵遺族を攻撃したトランプ氏の自滅もあり、クリントン氏は8%ポイント近いリードをつけていた(米政治情報サイト、リアル・クリア・ポリティクス=RCP=の集計値)。そのまま快走を続けると思われたが、両者の差は徐々に縮小、9月12日時点で3%まで接近している。大統領選に出馬している「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン氏、「緑の党」のジル・スタイン氏も含めれば、その差はさらに縮まる。

クリントン氏の有利が指摘されていた州での苦戦も目立ち始めた。

NBCテレビ、ウォールストリート・ジャーナル、世論調査機関マリスト・ポールによる最新の世論調査によれば、民主党が強いネバダ州やニューハンプシャー州でクリントン氏とトランプ氏の差は1%ポイントまで縮小した。激戦州として知られるフロリダ州も、RCPの集計値では0.1%とわずかだがトランプ氏にリードを許している。もちろん、オハイオ州やコロラド州などの重要州ではリードを保っているが、徐々に接戦傾向は強まっている。

「ヒラリー嫌い」「トランプ嫌い」ともに6割の“大接戦”

クリントン氏が勢いを落としている理由の一つは、いまだに尾を引く国務長官時代の私用メールサーバー問題だ。

米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コーミー長官が司法省に刑事訴追は勧告しないと述べたこともあり、私用メール問題ではクリントン氏の不起訴が確定している。だが、長官が会見で「極めて不適切」と指弾するなど、リーダーとしての姿勢や彼女の秘密主義に疑義を呈する向きは多い。今後、クリントン氏が削除し、FBIが復元した約1万5000通の電子メールがさらに公開される可能性もある。そうなれば一層の打撃が予想される。

また、クリントン財団を巡る寄付金疑惑もクリントン氏の選挙戦に影を落としている。

クリントン元大統領夫妻が財団を通じて外国政府や企業から巨額の資金を集めたとされる疑惑で、国務長官1年目のクリントン氏と面会した外部関係者の半数以上が財団への献金者だったと報じられている。海外の外交当局者など公務での面会が含まれていないため誇張されているという指摘もあるが、国務長官という立場を利用して献金を求めていた事実が明らかになれば、大統領選どころの騒ぎではない。

実際、クリントン氏に対する有権者の評価は落ちる一方だ。

8月下旬に実施されたワシントン・ポストとABCテレビの世論調査によれば、クリントン氏を「好き」と答えた有権者が39%だったのに対して「嫌い」は59%に達した。一方でトランプ氏は「好き」が37%で「嫌い」は60%だった。

トランプ氏の方が嫌われているが、クリントン氏もほとんど変わらない。「どちらにも投票したくない」という声が上がるように、今回の大統領選はいわば嫌われ者同氏の戦い。トランプ氏が失言や放言でミスを重ねているのにいまだ接戦というところに、クリントン氏の不人気ぶりが見て取れる。

クリントン氏の体調悪化を受けて、トランプ氏は「『イスラム国』と戦うには精神的にも体力的にもスタミナ不足」と攻撃した。クリントン陣営は健康状態について詳細を開示すると述べており、その結果次第だが、トランプ氏が指摘するように米大統領があらゆる面でタフな仕事なのは確か。大統領選の最終コーナーを目前にして浮上したクリントン氏の健康問題――。本命候補は最大の試練に直面している。

FT記事

ヒラリー・クリントン氏は11日に倒れかけた後、速やかな回復を願うメッセージをたくさん受け取った。一つは思いも寄らぬ人からだった。何カ月も前からクリントン氏のスタミナに疑問を投げかけてきた対抗馬のドナルド・トランプ氏だ。

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共和党候補のトランプ氏(中央)の選挙対策本部長を務めるコンウェー氏(左)=AP

トランプ氏はフォックス・ニュースで「すぐに良くなることを願っている」と語った。その数分後には、トランプ陣営の選挙対策本部長を務めるケリーアン・コンウェー氏(49歳)がMSNBCテレビで「具合が良くなることを願うというトランプ氏の言葉を私も繰り返したい」と述べた。

だが、コンウェー氏がトランプ氏の言葉を繰り返す以上に、トランプ氏のほうが彼女の言葉を繰り返していた。トランプ氏が最近、「ブライトバート・ニュース」の会長で扇動的なスティーブン・バノン氏を起用して選対本部を刷新したとき、多くの人はトランプ氏が世論を二分する発言を続けるつもりだと考えた。しかしながら、女性向けに政治家のメッセージを調整する世論調査専門家のコンウェー氏が強力な代弁者として頭角を現した。トランプ氏を多少おとなしくさせた唯一の人物といえる存在になっている。

■後悔の弁を言わせた手腕に評価

「彼女はある程度、トランプを制御した」。共和党の世論調査担当者、フランク・ランツ氏はこう話す。「ドナルド・トランプが自らを最大の敵にさせないようにすることは何でもプラス材料だ。それが成功の尺度であれば、彼女はA評価に値するだろう」

コンウェー氏はさまざまなレベルで成功を収めた。集会では台本から逸脱しないようトランプ氏を説得し、原稿を映し出すプロンプターを使わせた。コンウェー氏はトランプ氏に、アフリカ系米国人とヒスパニックを支援することについて語るよう促した。たとえ批判的な向きが、このことがトランプ氏の言葉遣いに嫌悪感を抱く共和党員を取り込もうとしていると見られても、である。コンウェー氏はこれまでより争点に集中し、侮辱を減らすよう働きかけた。何より驚いたことに、トランプ氏を説き伏せ、かなり物議を醸す発言の一部について、彼らしからぬ「後悔」の弁を述べさせた。

コンウェー氏を支援者の一人に数えたテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)の元報道官、リック・タイラー氏は、コンウェー氏は「一分のすきもないプロフェッショナル」で歯にきぬ着せぬ人物だと言う。「トランプは恐らく、周囲の誰よりも彼女の意見を聞く。全体的に、トランプは以前より方針に沿っているように見える。脱線して不必要なニュースを作り出したりしない」

元弁護士で、大統領選挙で共和党選対本部を率いる初の女性であるコンウェー氏は、辛辣な選対本部長だったコリー・ルワンドウスキ氏や、庶民感覚がない前選対会長のポール・マナフォート氏と異なる影を投げかける。感じの良い態度と前任者たちほど攻撃的ではないスタイルで、トランプ氏を売り込むテレビ出演での姿が称賛を浴びてきた。

だが、世論調査の専門家としての実績はまちまちだ。これまで、ニュート・ギングリッチ元下院議長や俳優の故フレッド・トンプソン氏など、敗北した大統領候補数人のために働いた。2016年の予備選挙では、指名争いから撤退するまでクルーズ氏を支援する資金潤沢な政治団体を率いた。物議を醸した役割の一つは、ミズーリ州の上院議員候補、トッド・エイキン氏と協力したことだ。エイキン氏は、「合法的レイプ」の被害に遭った女性は、暴行の後に生殖過程が停止するために妊娠できないと主張した人物だ。

コンウェー氏は民主党を支持する家庭で育ち、シングルマザーの母親に育てられた。ロースクールを出た後、ロナルド・レーガン元大統領の世論調査責任者の下で仕事を得てキャリアをスタートさせ、1995年に「ポーリングカンパニー/ウーマントレンド」という自分の会社を立ち上げた。2005年には、民主党の世論調査担当者との共著で「女性が本当に求めているもの」と題した本を出版している。

■「余裕はあまりない」、冷静に分析

コンウェー氏は称賛されてきたが、選対本部長としては初めての試練にある。共和党の世論調査担当者、ウイット・エアーズ氏は、大統領選挙の選対本部長を務めた最後の世論調査専門家は、1992年に再選を目指して敗北したジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の選対本部を率いたロバート・ティーター氏だと言う。

「コンウェー氏は少なくとも選挙運動の仕事をしたことがあり、その点ではすべての(トランプ)チルドレンやバノンとは異なる。だが、私は常々、人は自分が得意とすること、以前やったことがあることをやり続けるべきだと考えている」。エアーズ氏はこう話す。「彼女はテッド・クルーズのような反エスタブリッシュメント(支配階級)色が強い候補者のためにおおむね働いてきたが、それ以外は際立つ専門知識があるのかどうか分からない。ただし、トランプをうまく操る方法を見いだせたら別だ。それは独特なスキルだ」

コンウェー氏はトランプ氏の魅力を広める助けになるかもしれない一方、自分の課題に冷静だ。同氏は選対本部長の座に就いた後、当選するために必要な選挙人の票270票の獲得に向け、トランプ氏はぎりぎりの道を歩むことになると述べた。「284票(得られる勝算)はある。270票超はある」。コンウェー氏はMSNBCでこう述べた。「余裕はあまりない」

選対本部に加わる前は、もっと厳しい評価をしていた。今年3月には、クリントン氏は男性有権者(に弱い)という問題を抱えており、争う相手がトランプ氏でない限り、その問題のせいでホワイトハウスへの道を閉ざされると述べた。白人男性の間でのトランプ人気は、女性の間の不人気によって帳消しになるわけだ。

2012年のワシントン・ポスト紙への寄稿では、コンウェー氏は「女性は感じが良く、前向きな候補に引き寄せられる」と述べている。これはトランプ氏にとって重要なアドバイスだ。というのも、2012年には有権者の53%を女性が占め、最近のワシントン・ポスト紙とABCテレビの調査では、女性の間ではクリントン氏が52%対37%でリードしていることが分かったからだ。

最近、テキサス州オースティンで開かれたトランプ陣営の集会では、24年ぶりにそうした集会に参加した男性弁護士が、コンウェー氏について「すごく気に入った」と話していた。「トランプ氏の一部の行動を穏やかにする彼女の方策はいいと思う。私は(以前は)なかなか同調できなかった」

By Demetri Sevastopulo in Washington

(2016年9月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

9/11MONEY VOICE記事

ヒラリー・クリントン米大統領候補はパーキンソン病を患い、病状がかなり進行しているのではないか?という憶測が出回っています。これは眉唾物だ!噂に過ぎない!政治的陰謀だ!という声も聞こえてきます。しかし、実はこれは根も葉もない話ではありません。専門家たちの意見も交えてご紹介しましょう。(『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』)

※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』2016年9月10,11日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

「彼女は米大統領としての資格を有していない」71%の医師が回答

ヒラリー・クリントン米大統領候補に重病説

結論から言いますと、多くの医学専門家が「ヒラリー候補はパーキンソン病ではないか?」と指摘しています。

私の知人にも、パーキンソン病になって、現在は歩行困難な人がいますが、この病気は原因が不明で、治療困難な難病指定となっており、病状は悪化するばかりです。

ヒラリー候補側が、この件に関して何も反論していないのも不思議な話です。

これまでもヒラリー・クリントン候補は、多くの疑惑を指摘、糾弾されてきました。

Eメール流出問題やGSでの講演内容の公開拒否、そして外国政府要人からの寄付(これは違法行為です)などなど――クリントン財団に高額の寄付をしなければ、国務長官(当時)に面会できなかった、というような多くのリークが出ています。

しかし、中でも一番気になるのは、今回ご紹介するヒラリー候補の病気に関することです。この動画は、これまでの「病状」を上手にまとめています。事態は文章だけでは分からない、百聞は一見にしかずです。以下、動画を解説します。

側近中の側近はボディーガードではなく医療スタッフ

動画の導入は、ウィキリークス等から出てきた「ヒラリー候補のパーキンソン病」に関する内部情報等です。

そして、いろいろな状況証拠が紹介されます。階段を上ったりする場面では、必ず側近が介護・援助します。この写真でも、必ず傍には黒人男性がいます。この側近中の側近は、ボディガードではなく、医療担当スタッフのチーフだそうです。

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どの様な場面でも、彼は傍らにいます。自動車から降りて、ドアを開けたり、建物に入る場合でも、彼は傍にいます。

ヒラリーだけでなく、この男性が登場する場面では、彼の行動を注視して下さい。時には、手の中に何かを持っている場合もあります。それが薬なのか、注射なのか、何なのかまでは良く分かりませんが――。

「震える手」を必死に誤魔化す

彼女の演説の「特徴」を示す場面も出てきます。左手は必ずマイクを握り、震えを抑えます。右手は、胸に押し付けて震えを抑えます。

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手を宙に置くと震えが見えてしまうので、こうすることで誤魔化していると言われています。

異常な頭の動き

次は異常な頭の動きです。最近の動画で一番はっきりと分かるのは、記者団に囲まれて取材を受けている場面で、突然、大きく頭を前後に揺らす光景です。これは専門家曰く、典型的な発作症状の1つとのことです。また、虚ろな瞳になっています。

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大きく見開かれた目

さらに、夫の元クリントン大統領と2人で演壇に登る場面がありますが、ここでは突然発作症状が起こり、大きく目を見開いています。

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他のシーンでも出てきますが、瞳孔が開いて非常に大きな目となり、虚ろになっています。ここでも、頭が大きく揺らいでいます。

「心配しないで。問題ない。続けて」

ヒラリー候補が演壇上で、自分が何をしているのか分からなくなる場面。ここで右側から男性が駆け寄ります。繰り返しになりますが、この人物はボディガードではなく、医療チームのリーダーだそうです。

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彼はヒラリー候補に駆け寄って「心配しないで。問題ない。続けて」と囁いたのですが、正気に戻った彼女は、なんとそれと全く同じ言葉を発してしまいます。「心配しないで。問題ない。続けて」と聴衆に語りかけたのです。

止まらない咳

また、ヒラリー候補は、演説中やテレビ出演中に咳が止まらなくなることがしばしばあります。このとき放送していたTV局は、得意とする突然の遮断で中継を切ってしまいました。

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これも専門家曰く、典型的な発作で、食事後の嚥下が上手くいかず気管支に入ったのではないかと解説しています。

必死でパーキンソン病治療薬を調査するヒラリー候補の側近たち

ヒラリーの側近がパーキンソン病治療薬を調査している電子メールが、ウィキリークスで公開されています。

この写真は、最近撮影されたヒラリーの移動用車です。特別なもので、介護用補助装置が満載され、車椅子、車椅子乗降リフト完備です。パジャマを着た後姿の女性はヒラリー候補自身で、9月の献金集めパーティの際のものとのこと。病院内で着るようなパジャマ姿で、出席者を驚かせたようです。

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大手TVメディアを中心に、薬の副作用だとする解説もありますが、このような副作用が出るほど大量の薬を服用しているとすると、ヒラリー候補は一体どのような疾病問題を抱えているのだろうか?という疑問はさらに湧きあがります。

しかし、よほどのことがない限り、「ヒラリー大統領」は実現するでしょう。ウォール街のなりふり構わぬ支援があるからです。GS等は、トランプを応援した社員は首切りになるとの話です。

私は個人的には、ドナルド・トランプもヒラリー・クリントンも「金の亡者」だと考えていて、大嫌いです。どちらが米国の大統領になっても、米国社会は各層毎に分解すると思います。オバマが引き裂いてきた亀裂をさらに大きく広げ、社会は分断されるでしょう。

北朝鮮の核実験や、経済制裁にも原油価格下落にも無傷なロシアの台頭とプーチンの強気、さらに中国の太平洋制覇の野望を考えると、米国の国家としての存在は脆弱なものになっています。米国にとっては、もっとも不運で不幸な大統領選挙です。

米国内科医・外科医協会による医師250人アンケートの見解は「クロ」

これは眉唾物だ!噂に過ぎない!政治的陰謀だ!という声も聞こえてきます。しかし、これは根も葉もない話ではありません。専門家たちの意見をご紹介しましょう。

ヒラリー大統領候補の健康問題に関して、米国内科医・外科医協会(Association of American Physicians and Surgeons)がアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

調査結果のポイント

アンケート対象者は250人の医師。そのうち71%が、ヒラリー・クリントン候補の健康状態について「深刻で、米国の大統領としての資格を有していない」と回答した。

そして20%が「誇張されているかもしれないので、医療記録の完全公開が必要である」と回答し、わずか2.7%のみが「これは政治的攻撃であり、彼女の担当医からの書簡を信じており、心配する必要はない」と回答した。

81%以上が「彼女の脳震盪の病歴」を知っており、59%が「脳静脈洞血栓症の病歴」を知っていた。深刻な静脈血栓塞栓症の病歴を知っていたのは52%であった。

78%が「彼女の健康問題に関してメディアは充分に取り上げていない」と回答しており、それと反対に「余りにも強調されすぎている」と回答したのは2.7%だけであった。

ヒラリー候補の健康状況に関して懸念を持っているグループの3分の2近くの医師は、現状を一般大衆に知らせるべきであると回答した。

コメントを寄せた医師は88人。コメントの例としては、「大統領候補の場合、候補自身のプライバシーよりも公共の利益が常に優先されるべきだ」「候補は常に自身の健康問題に関しては、国民に正直であるべきだ」「脳震盪の病歴が問題であり、これは頭脳の思考プロセスに影響があるということに目を向ける必要がある」などがあった。

選挙人に対する別のアンケート調査

Gravis Marketing社が実施した、無作為抽出した833人の選挙人に対するアンケート調査の結果では、49%が「彼女の健康問題に関する充分に裏付けのある文書」の存在を知らなかった。また74%が、夫であるクリントン元大統領の「妻は酷い脳震盪を起こし、それを克服するのに非常に深刻な治療を6ヶ月間必要とした」という公式発言を知らなかった。

米国内科医・外科医協会(Association of American Physicians and Surgeons)のJane M. Orient会長は、「医師も選挙人も、大統領選挙では健康問題を考慮に入れるべきだと考えているものの、実際には内科医、外科医の回答者の4割以上が、彼女の脳静脈洞血栓症の病歴を知らず、選挙人の大多数は彼女の頭脳の認識能力に関して、これから起こり得る長期的なリスクを認識していない」と語った。

それでもヒラリー・クリントン氏は米大統領になるのか?

米国内科医・外科医協会(Association of American Physicians and Surgeons)のアンケート調査結果がこちらです。

なお、夫であるクリントン元大統領による「妻は酷い脳震盪を起こし、それを克服するのに非常に深刻な治療を6ヶ月間必要とした」という公式発言はこちらです。

この2014年5月付の記事では、実際に転倒事故が起きた日時がどうもハッキリしません。

転倒事故が起きたのは2012年12月上旬だったようです。そして退院したのは2013年1月2日だったのですが、このときヒラリー候補は、コンタクトレンズをやめて牛乳瓶の底のような分厚い特殊な眼鏡を掛けていました。

これは脳震盪の後遺症で必要になったとの説明がされていました。この眼鏡が消えたのは2月上旬頃とのことでした。

さて、これからの見ものは、このような状況を米国大手メディアが大きく報道するかどうか?ということですが――多分、よほどのことがない限り、それはないでしょう。

9/15MONEY VOICE記事

ヒラリー・クリントン米大統領候補はパーキンソン病か?老人性認知症か?と言われてきましたが、新たに、脳梗塞・脳疾患からくる血管性痴呆症(血管型認知症)であるとの説が出てきました。これが正しいのかどうか、数ヶ月後には分かるでしょう。(『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』)

※本記事は、『いつも感謝している高年の独り言(有料版)』2016年9月13日号の抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。

ヒラリー候補、真の病名は?「医学部教授」がYouTubeに投稿

脳血管性痴呆症で余命1年!?

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source: “Hillary Clinton has 1 Year to Live,” says Medical School Professor – YouTube

【関連】米医師の71%がクロ判定。なぜ「ヒラリー重病説」は報じられないのか?

ヒラリー・クリントン候補「病状解説動画」の概要

私(注:動画の語り手)は医学部教授です。これまで、3つの教育機関で教鞭を取ってきました。しかし今回は匿名で動画を投稿します。その理由は、クリントンを批判した多くの人々が殺されてきたからです。

また殺されてはいないものの、破滅に追い込まれた人々の例として、Drew Pinsky(注:ドリュー・ピンスキー=テレビ・ラジオで活躍する米国で最も有名な内科医だったが、ヒラリーの病気に関する暴露で放送業界から抹殺され、多くの脅迫により身を隠す)や、David Seaman(注:デビット・シーマン=米ハフィントンポスト元記者、ヒラリーの病状を暴露して解雇)がいます。彼らは、今は隠れて暮らしています――

これまでリークされてきたヒラリーの治療記録を読んだ限りでは、彼女は脳梗塞・脳疾患からくる血管性痴呆症(血管型認知症)で余命1年程度です。

多くの映像が紹介される中で、誰も分かっていないことがあります。それは彼女の病状の重さです。時間がないのです。この病気は進行性で、発症からの余命が3年ないし5年なのです。

彼女の痰(たん)が伴わない咳(空咳、乾性咳)は、この病気の症状の1つです。脳幹が、人間の原始的な機能、行動――例えば呼吸、心拍、血圧等――を支配しています。この脳幹で虚血状態が起こると、呼吸が困難になります。大抵の人は、咳は数回で済みますが、彼女の咳は非常にしつこいのです。

彼女は、咳をアレルギーのせいだと言っていますが、治療記録を見ると、血管性痴呆症だと思えるのです。もし脳幹への血流が少なく弱ければ、急速に衰弱します。もし彼女が血管性痴呆症であれば、今後数ヶ月のうちに、もっと悪化した症状が出てくるでしょう。

また、治療記録には「複合的な部分的発作」との表現が出てきますが、この代表的症状の代表例には「頷き」「舌打ち」があります――

外部からの有害な刺激が、発作を引き起こすことがあります。彼女も報道陣の前で発作を起こしていますが、これは別に驚くことではなく、ジアゼパム誘導体の自己皮下注射器で発作を止めようとしているのが動画から分かります。これは命に関わる緊急事態を抑えるために、ジアゼパムやアドレナリンのような緊急治療用の薬を打つための器具です。

もし発作が起きれば脳内は酸素不足になり、さらに血管性痴呆症が進むからです。発作に対して、この皮下注射器は必要不可欠です――

多くの医者は、彼女の健康状態について公には発言をしていませんが、心の中で、きっと同じようなことを考えているはずです。もしあなたが神経外科医、神経科医、神経血管専門医であれば、彼女が重大な状態にあると考えているはずです。

彼女は階段を上れないし、長時間立つこともできず、サイドレールに掴まり立ちをせねばなりません。(注:これは複数の動画で確認可能)

現在のところ、スクリーンに映し出された原稿を読んで演説できているのは、まだある程度は機能が働いている証拠です。しかし今後、急速に病状は悪化するでしょう。平均余命は4年前後ですが、彼女の症状からすると、最後の1年に入っていると思えます。

2013年に、彼女は血管性痴呆症と診断されているからです。

まるで「テレビ映画」?

前掲動画の6分20秒ごろを見て下さい。テレビで報道される映像では、たくさんの聴衆が存在するかのように処理されていますが、このように、ほとんど聴衆は存在しません。いるのは多くの報道カメラマンだけです。

一般大衆が彼女の姿を見ることはできません。選ばれた人だけが見れるのです。つまり我々にとっては、ほとんど映画の世界です。我々一般人は、上手に撮影され、編集されているテレビ映画を見ているのです。

側近が握りしめる「黒い棒状の物体」の正体

以下の画像を見て下さい。

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(ア)ヒラリーの最重要側近である黒人男性。身分証明書にはメディカル・医療担当と記載されており、左手には謎の黒い棒状の物体を握りしめています。

(イ)謎の黒い物体の拡大画像です。これはジアゼパムの使い捨の自己皮下注射器であることが分かりました。

(ウ)が製造メーカーによるスペックで1回に10mgを注射します。この注射器の灰色の胴体部分にジアゼパム(Diazepam)と明記されています。大きさは全部伸ばした状態で長さ14cm、最大直径2.4cm、弾丸と呼ばれる注射針付きのアンプルの長さ4.5mmと記載されていました。

(エ)眼球運動障害の例です。

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