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『中国が南シナ海に築いたミサイルの「万里の長城」 対決する米海軍は戦力の転換が必要に 』(11/29JBプレス 北村淳)について
12/1希望之声<美印太司令部司令:美中两国不止是政治实力较量=米・インド太平洋司令部司令:米中両国は政治実力の勝負に止まらない>
米国CNBCは「前NATO大使のNicholas Burnsは“トランプは世界の多くの国から黙示の支持を得た。これらの国々は皆中共の貿易の被害者である。賭けても良い。G20参加国のリーダーは皆トランプの話に耳を傾け、中共との貿易で有利に交渉しようとした。”と述べた」と報道。
台湾の「経済日報」はアリアンツのトップ経済顧問のMohamed A. El Erianの発言を引き、「もし、トランプ・習が経済の指導者であるなら、将来の世界の経済成長と金融面でのリスクは低下するだろう。但し、長期的に見れば、米中間の貿易摩擦の影響は経済の局面に止まらず、両者が合意を望んだとしても、結果の確実さは既に下がってきている」と。
米・インド太平洋司令部司令のPhilip S. Davidsonは29日(木)、TVでCSISの中国力量検討会に参加し、「米中の競争は既存の大国と新興大国との伝統的な意味での政治実力の勝負に止まらず、もっと深刻な問題に直面している。それは価値観と未来の遠景に対する勝負である」と述べた。
「希望之声」が以前報道したのは「トランプ政権は中共に対し、貿易、軍事、地政学上で全面攻撃し、米国を代表とする自由社会と中共を代表とする共産独裁との対決である。トランプは大統領になってから、国連総会で何度も共産主義と社会主義は人類に大厄災を齎すと言ってきた」と。

トランプは妥協することなく中国の封じ込めに邁進してほしい。
https://www.soundofhope.org/gb/2018/12/01/n2438539.html
12/1希望之声<G20峰会 中使馆收买当地警方攻击法轮功学员=G20サミット 中国大使館は現地警察を買収して法輪功信者を攻撃させる>9名の法輪功信者がシエラトンホテル前で、スペイン語で「江沢民に法の裁きを」、「法輪功迫害を停止せよ」と書かれた横断幕を掲げて訴えた。
中共が派遣した自警団は現地警察と相談した結果、横断幕は奪われ、且つ殴られ、罪もないのに逮捕された。

中共が派遣した一団の中に、タバコを吸いながら法輪功信者を撮影していたのがいる。

左は指揮を取った現地警察局長
道徳心の無い民族に金を持たせると、悪い使い方をすると言う典型的な見本です。
https://www.soundofhope.org/gb/2018/12/01/n2438626.html
12/1希望之声<克林顿基金会不排除继续接受沙特献金=クリントン財団はサウジからの献金継続を排除せず>ヒラリーはサウジ記者ジャマル・カショジの謀殺事件で、個人のビジネスの為にサウジを罰さないと攻撃したが、クリントン財団は過去にサウジから1000万$を超える献金を受けていた。今もこの種の献金を受けている可能性は排除できない。

ヒラリーは相変わらず金の亡者です。
https://www.soundofhope.org/gb/2018/12/01/n2439523.html
北村氏の記事では、米国は油断し過ぎです。オバマが大統領だったせいもありますが。航行の自由作戦を米国だけでなく、日本、豪州、欧州で連携して実施し、中国の主張を無力化すれば良い。そうすれば、東南アジア諸国も中国への対応が変わってくるのでは。日本が音頭を取ってジョイントさせるようにしたらどうか。
記事

南シナ海・南沙諸島のミスチーフ礁(2017年4月21日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / TED ALJIBE〔AFPBB News〕
中国が南シナ海・南沙諸島の7つの環礁を埋め立て、人工島を建設する作業を邁進していた状況を、当時のアメリカ太平洋軍司令官であるハリー・ハリス海軍大将(現在、駐韓国アメリカ大使)は「great wall of sand」(埋め立ての砂で築き上げる万里の長城)と表現し、中国による南シナ海での支配圏の強化に強い警鐘を鳴らしていた。
そして先日、アメリカインド太平洋軍司令官、フィリップ・デイビッドソン海軍大将は、「great wall of sand」と呼ばれた南沙諸島人工島や西沙諸島に、中国軍が地対艦ミサイル(SSM)や地対空ミサイル(SAM)を配備し、アメリカ軍艦艇や航空機の接近を阻止する態勢を固めている状況を「great wall of SAM」と表現し、大いなる危惧の念を表明した。
アメリカ側はたかをくくっていた
ソ連との冷戦終結後の東アジア方面では、ソ連海軍の脅威が消滅したため、アメリカは大平洋(南シナ海や東シナ海を含む)からインド洋にかけての軍事的優勢をほぼ完全に掌握し続けてきた。それに対して、米ソ冷戦末期頃から近代化努力を開始した中国海軍が、21世紀に入ると急速に戦力強化の姿勢を示し始めた。
しかしながら、世界最強の空母戦力を誇っていた(現在も誇っている)アメリカ海軍は、「中国海軍が“まともな”航空母艦や空母艦載機を手にし、空母部隊を運用できるようになるのは(もし実現できたとしても)相当先のことになる」と考えていた。
潜水艦戦力をとっても、やはり世界最大の原子力潜水艦戦力を有していた(現在も有している)アメリカ海軍から見ると「中国海軍の原潜のレベルが米海軍に追いつくのははるか先の未来」と考えていた。
要するに、いくら中国が海洋戦力の強化に勤(いそし)しんでも、アメリカ(それに日米)の海洋戦力にとって深刻な脅威になることなど、少なくとも近未来には起こりえないと、アメリカ側はたかをくくっていたのだ。
戦略最優先目標を達成しつつある中国
ところが、ここで忘れてはならないのは、アメリカの海軍戦略と中国の海軍戦略がまったく異なることである。
アメリカの海軍戦略は、世界中の海に空母部隊を展開させることによりアメリカの国益と軍事的優勢を維持することを主眼に置いている。一方、中国の海軍戦略は、アメリカ軍とその同盟軍による中国沿岸への接近を阻止することを主眼に置いている。それぞれが必要とする海洋戦力の構成内容や用い方が相違しているのは当然である。
中国の海軍戦略にとっては、アメリカ海軍に匹敵するレベルの、すなわち世界中の海に進出展開して沿岸諸国を威圧する能力を持つ空母艦隊(巨大航空母艦と高性能艦載機、空母を護衛するイージス巡洋艦とイージス駆逐艦、艦隊の露払いをする攻撃原潜、それに戦闘補給艦)を保有することは必須ではない。なぜならば、そのような空母艦隊が存在しなくとも、中国の戦略主目標である「アメリカ海洋戦力の中国領域への接近を阻止する」ことは可能だからである。
実際に中国は、東シナ海や南シナ海を中国大陸沿海域に接近してくる米軍や自衛隊の艦艇や航空機を撃破するための地上発射型対艦ミサイルや対空ミサイルを極めて多数沿岸地域に配備しているだけでなく、アメリカ海軍が警戒を強めている対艦弾道ミサイルまで開発している。また、東シナ海や南シナ海での防衛任務に投入される各種艦艇(攻撃原潜、通常動力潜水艦、駆逐艦、フリゲート、コルベット、ミサイル艇)には、強力な対艦攻撃能力が付与されており、新鋭駆逐艦には高性能防空システムが装備されている。加えて、防空用、そして対艦攻撃用の戦闘機、攻撃機、爆撃機も多数保有している。
このような東シナ海から南シナ海にかけての中国本土沿海域への接近阻止態勢に留まらず、中国当局がその大半の主権を主張している南シナ海での軍事的優勢を維持する態勢も、着実に手にしつつある。
数年前までは、いくら中国が、南沙諸島の領有権をはじめとして南シナ海の8割以上の海域をカバーする「九段線」の内側海域の主権を主張しても、そのような広大な海域での主権を維持すること、すなわち軍事的優勢を確保するための海洋戦力を手にすることは至難の業である(あるいは、はるか先の未来の話である)と米軍側では考えられていた。もちろん、そのような楽観的予測は誤りであり、中国の海洋戦力建設スピードを見くびってはならないと警鐘を鳴らす勢力も存在したが、少数派に留まっていた。

中国当局は、南シナ海の九段線内は「中国の海洋国土」であると主張している
ところが、中国海洋戦力に対する警戒派が危惧していたように、中国は南沙諸島に7つもの人工島を建設するという方針に打って出た。そして、ハリス太平洋軍司令官(当時)が「great wall of sand」として何らかの強硬な抑制策をとらねばならないと警告していた間にも、中国はそれらの人工島に3カ所の本格的軍用飛行場を含む海洋軍事施設を建設し続けた。
こうして人工島の埋め立て作業が確認されてからわずか4年足らずのうちに、南沙諸島人工島基地群や、かねてより実効支配を続けている西沙諸島にも、アメリカ軍艦艇や航空機の接近を阻止するための地対艦ミサイルや地対空ミサイルが展開し、デイビッドソン司令官が「great wall of SAM」と呼称するようなミサイルバリア網が出現してしまったのである。
多くのアメリカ軍関係者たちが考えていたように、今のところ中国海軍はアメリカ海軍に匹敵する巨大空母を中心とする空母艦隊はまだ手にすることはできていない。しかし、中国の海軍戦略にとって最優先事項である「敵海洋戦力に対する接近阻止態勢」は、南シナ海において確立させつつあるのだ。
米海軍は戦力内容の転換が必要に
これに対してアメリカ海軍は、東シナ海や南シナ海、そして西太平洋で、中国海洋戦力を抑制できるような態勢を確保しなければ、東アジアでの軍事的優勢を維持することができない状況に直面している。
そのためには、それらの海域上空から米軍側に脅威を加える中国空軍と中国海軍の戦闘機、攻撃機、ミサイル爆撃機などを撃破しつつ、それらの海域で活動する中国海軍攻撃原潜、通常動力潜水艦、駆逐艦、フリゲート、コルベット、ミサイル艇などを打ち破らなければならない。同時に、中国本土沿岸地域、西沙諸島、南沙諸島人工島などの地上に展開している各種ミサイルシステム(移動式発射、コントロール装置に搭載されている)も破壊する必要がある。
つまり、アメリカ海軍は強力な防空能力、対艦攻撃能力、対地攻撃能力を身につけて、西太平洋から東シナ海や南シナ海に接近しなければならないのである。
ところが米ソ冷戦期以降、アメリカ海軍は空母艦隊を敵の攻撃から防御する戦力の強化には多大な努力を重ねてきたが、敵艦艇や地上移動式ミサイル発射装置などを攻撃する戦力は重視してこなかった。そして近年は、北朝鮮による弾道ミサイル開発に対応して、とりわけ日本周辺海域に展開するイージス巡洋艦やイージス駆逐艦に弾道ミサイル防衛を担わせる態勢を固めていた。
したがってアメリカ海軍は、中国海洋戦力と対峙し、万一の際には打ち破るために、弾道ミサイル防衛重視、そして自衛態勢重視というこれまでの基本姿勢をかなぐり捨てて、敵艦・敵地攻撃優先という方針へ転換することが迫られている。その結果、日本は、これまでアメリカ海軍が担ってきていた弾道ミサイル防衛戦力を肩代わりする努力が迫られることになるであろう。その動きについては、稿を改めさせていただきたい。
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『米国人が見た韓国人:他のアジア人とは大きな差 中国や日本とはつき合いの深さが違う、黒人はとりわけ毛嫌い』(11/29JBプレス 高濱賛)について
11/30希望之声<美国贸易代表莱特希泽预计:“川习会”将是成功的=米国通商代表部のライトハイザーの見通し:トランプ・習会談は成功するだろう>11/30早朝、ライトハイザーは、トランプ・習の晩餐会は成功するだろうと予測した。今回の会談後に、米中の高官は両者とも(矛を収めるのに)積極的である。“もし、トランプ・習会談が成功しないとしたら、それは驚きである”と。
会談に臨む米側は9人。ナバロ、クシュナー、ボッテインガー、ケリー、ライトハイザー、ポンペオ、ボルトン、クドロー、ムニューチン。
11/29、中共広報官の高峰は「中米の経済団体は今も接触を保っている。両国首脳は少し前に電話で合意のコンセンサスを確認した。米国は中国と同じ方向に進んでほしい。G20で成功となるように努力してほしい」と強調した。「中国が何度も言ってきたのは、中米貿易の本質はウイン・ウインである。両国首脳は貿易問題で両方が受け入れられる案に向けて動かしていくことに同意した。
米国の絶えざる圧力のもと、習近平は米国の関心に向けて意見を表明し出した。11/29習はスペイン国会で演説時に「中国の対外開放の大門は永遠に閉ざされることは無い。開き続けることあるのみである」、「我々は市場参入を加速、投資環境の改善、知財保護強化にできるだけ努力する」と。この話はG20前に米国向けに発せられたものである。
何となく貿易戦は一時休戦になってしまう感じです。12/12~15劉鶴率いる30名の大臣クラスがワシントンに行き、米国との討議で詰めることになりそうですが、中国は今まで約束したことは守ったことがないでしょう。また米国は騙されるのかという気がしてなりません。中国に時間稼ぎされるだけです。
https://www.soundofhope.org/gb/2018/11/30/n2435611.html
11/30ZAKZAK<トランプ政権、中国人留学生に対し「スパイ監視強化」を検討>監視するより受けいれない方が良いのでは。情報受け渡しは電話やネットだけではありませんから。日本の大学は技術窃取に対する感度が低すぎです。欧米では孔子学院閉鎖が相次いでいるというのに何も手が打たれていない。文科省は厳しく指導せよ。
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181130/soc1811300014-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
11/30ZAKZAK<G20、日米で韓国外し! 日韓会談なし、米韓は立ち話… 専門家「韓国への最終警告」>約束も守れない国、自分のことしか考えず、他人を罵ることしかできない民族と真面に付き合おうと思う人間はいないでしょう。力もないのに背伸びして粋がるチンピラ国家です。北朝鮮同様、制裁の対象にすれば良い。
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/181130/soc1811300012-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList
11/30阿波羅新聞網<大写的尴尬 克林顿夫妇演讲受冷没人看=大きく出た(権力二人組)のは気恥ずかしい クリントン夫妻の講演に見向きもせず>クリントン夫妻は昨晩、トロントに着いた。カナダでの巡回講演会の始まりである。しかし不幸にも、彼らを迎えたのは空席と言う結果であった。

クリントン夫妻はスコシア銀行の体育館で講演したが、19000席以上取れる場所で、3300(17%)しか埋まらなかった。現実は非常に残酷である。

クリントン夫妻は、今日の夜はモントリオール・ベール・センターに来る予定で、2019年5月までバンクーバーに留まる。トロントでの歓迎ぶりを見ると、他の都市でも同じ目に遭うだろう。別に驚きはしない。
クリントン財団で稼げなくなったら、地方巡業で稼ごうとしています。金の亡者としか見えません。もう力もないのにまだ力があると誤解している哀れな老人たちです。米国は彼女を大統領にしなくて良かったし、世界にとってもです。
http://www.aboluowang.com/2018/1130/1211618.html
高濱氏の記事はいつもの民主党臭さが消えています。忠実に事実の報道に徹した方が良いでしょう。韓国の存在感なんて米国ではありません。日本ですら影が薄いというのに、彼らに興味を持つ人がいるとは到底思えません。
本記事にありますように、韓国人は黒人を差別します。小中華だけあって中華以外、自分が一番偉いと思っている哀れな民族です。それでいて、自分が責められると、論理的でない話をするか、喚くかどちらかです。金慶珠を見ていると良く分かります。まあ、非韓3原則で行き、もっと国際的に韓国の嘘を暴き、且つ制裁を課して、経済崩壊させれば良いです。
記事

韓国ソウルの繁華街を走るバスの車内に設置された慰安婦像(2017年8月14日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / JUNG Yeon-Je〔AFPBB News〕
日韓「慰安婦問題」合意反故に戸惑う米政府と議会
昨今の日韓のごたごたについては一部の米メディアが断片的に報じている。
米国にとってはともに同盟国の日韓がいがみ合っていることに、米政府も議会も苦虫を噛み潰したような印象を受ける。
米国は「いわゆる慰安婦問題は日韓関係をよい関係にするうえでの最大の障害になっていたが、2015年安倍晋三首相と朴槿恵大統領との合意(首相による謝罪と日本政府による慰安婦財団への10億円=約830万ドルへの拠出)により『最終的かつ不可逆的に解決した』」(2018年10月19日公表の米議会調査局報告)と理解している。
(https://www.everycrsreport.com/reports/RL33436.html)
日韓合意については当時のジョン・ケリー国務長官は「日韓がこの問題を最終的かつ不可逆的に解決することを明確したことを歓迎する」との談話を出している。
同報告書はいわば米上下両院議員の「虎の巻」。立法活動のための参考情報として議員向けに提供されている。
米連邦議員たちはそう理解していた矢先に文在寅大統領が一方的にこれを反故にすると言い出したのだから皆驚くわけだ。
「日韓のいがみあい」を知る米国民は1割未満
日韓のごたごたを米国の一般大衆はどう見ているのか。実はごたごたを知っている米国民は1割にも満たないのではないだろうか。
つまり知っているのは東アジア問題を扱っている官僚、学者、ジャーナリストや国際問題オタクの知識人ぐらいなものだろう。
その最大の理由は、日本のように同時刻に犯罪から政治外交に至るまで広く浅くまんべんなく報道する「国民に強力な影響力を与えるNHK」の「7時のニュース」のような番組が米国にはないからだ。
『ニューヨーク・タイムズ』のように全世界に特派員を置き、くまなく国際報道を続ける新聞は別として、視聴率を狙うニュース専門ケーブルテレビのフォックス・ニュースやCNNですらぎくしゃくした日韓関係を報じてはいない。
そうした中で、米国民が日本(日本人)や韓国(韓国人)にどのようなイメージを抱いているのか。あるいは中国(中国人)についてどんなイメージを抱いているのか。
今回は、韓国(韓国人)について絞って取材してみた。
総論的にズバリ表現すれば、「米国の一般大衆は韓国(韓国人)に対してはっきりとしたイメージなど何も抱いていない」と言える。
つまり韓国について米国の一般大衆は知らないのだ。
「自分の住んでいる町で見かけるコリアン・アメリカン(韓国系米国人)の言動で韓国を知るくらいで、韓国についてどうかと言われてもイメージが湧いてこない」(ワシントン近郊にすむ中年の白人主婦)
その前提で、米一般大衆の対韓国観は、まさに「十人十色」。
全く韓国人などには関心がないという極端な「無知派」から世代別、人種別、地域別、韓国(韓国人)との接触体験の有無などによって大きく異なるのだ。
朝鮮戦争世代には「韓国を守った」という強い自負心
世代別では、朝鮮戦争に参戦した元米兵生き残りや戦死者家族には特別な対韓国観がある。
他の世代の米国市民とは異なるイメージがある。ポジティブなイメージはあまりなさそうだ。
「朝鮮戦争という米国人にとっては『外国の戦争』。その戦争で米兵3万3652人が犠牲になった。その記憶は消そうと思っても消えない。韓国人のために戦ってこれだけの若者が犠牲になったのだ」(ロサンゼルス在住の朝鮮戦争に参戦した在郷軍人)
むろん共産主義勢力から韓国を守ったという自負心はあるが、それがポジティブな対韓観にはなってはいない。
「江南スタイル」もBTSも対韓認識定着には役立たず
ミレニアム世代の米国人はネット世代だ。2012年にユーチューブに登場した韓国の音楽ビデオ「PSY」の「江南スタイル」に度肝を抜かれた。
次世代は今最高潮のBTS(防弾少年団)にしびれている。歌い踊っているのは韓国の韓国人とは分かっていてもそれで韓国や韓国人に対するイメージが定着しているわけではない。
ハワイ出身の日系社会学者でキリスト教牧師のディクソン・ヤギ博士はこう分析している。

トルコ・イスタンブールでのコンサートでヒット曲「江南スタイル」のダンスを披露する韓国人ラップ歌手PSY(中央、2013年2月22日撮影)。(c)AFP/OZAN KOSE〔AFPBB News〕
「今から56年前に坂本九の歌った『スキヤキ・ソング』が米国内で大ヒットしたことがある」
「この歌が米国民に日本に対するフィックスド・イメージ(明確なイメージ)を確立させるのに役立ったかどうか。はなはだ疑問だ」
「K-Popにも同じようなことが言える。ポップカルチャーは出たかと思うと、すぐ消えていく泡のようなものだ。どこまでも一過性だ」
「国民が特定の外国に対する安定したイメージを作り上げるには何年も場合によっては何百年もかかる」
「いわゆる欧米と中国は何千年も前から、日本とも何十年も前から築き上げてきた歴史に基づくイメージが出来上がっている」
「中国で言えば、マルコポーロの頃から。日本ならペリー提督の時代からのつき合いがある。韓国にはそうした歴史上の積み重ねが皆無だ。あるとすれば、朝鮮戦争しかない」
「韓国・北朝鮮」の区別すらできない学生も
南部、中西部に行くと、韓国という国がどこにあるかも知らない人がいる。
中西部の大学で教鞭に立っているある韓国人教授(米韓の最高学府を出て、米大学で経済経営学を教えている)は、筆者にこう語っている。
「まず驚いたのは朝鮮半島がどこにあるのか、知らない学生がいたこと。また韓国と北朝鮮の区別がつかない学生もいた」
「地方紙やテレビは米朝首脳会談について報じていたが、ある学生は金正恩を韓国の大統領だと思っていた」
何事につけて朝鮮半島の動向を事細かにメディアが報じ、それをよく知っている日本人では考えられないことだ。まさに嘘のような本当の話なのである。
黒人には「韓国人=ロサンゼルス暴動」の根強い記憶
50代の黒人の新聞記者に対韓国人観を聞いてみた。咄嗟に口をついて出たのは「ロサンゼルス暴動」だった。
「ロサンゼルス暴動は黒人の中高年層にとって絶対に忘れられない事件だ。暴動の際に黒人の少女が射殺された。撃ったのは白人警官ではなく、韓国移民の男だったんだ」
「もともと韓国人が黒人を蔑んでいるのは分かっていた。しかし自衛だといって無防備の少女を射殺したんだ」
「黒人にとって韓国人は他のアジア人とは別個の存在になっている」
事件は、1992年4月末から5月にかけてロサンゼルスの低所得者層が住んでいるサウスセントラル地区で起こった暴動だった。
きっかけは、この地区に住むロドニー・キングという黒人が数人の白人警官に暴行を受けたのに抗議した黒人が一斉に暴れ出し、車や商店に火をつけ、略奪を繰り返した。
最も被害を受けたのが、同地区に点在する韓国人経営の食料品兼酒類商店などだった。
暴動に抵抗しようとした韓国人商店主の雇ったガードたちが銃で「自衛」し、ちょうど商店に入ってきた11歳の黒人の少女を射殺した。
これに怒った黒人はさらに暴徒化。逮捕者は1万人に上った。
このガードたちはベトナム帰り。韓国軍の兵士としてベトナム戦争に参戦し、米軍の助っ人をやってくれた「ご褒美」に米市民権をもらった連中だった。
米メディアは屋根の上から銃を構える韓国人の男たちの写真を載せて報道し、「戦うコリアン」は全米に知れ渡った。
これに黒人は激しく反発した。黒人の憤りは今も後遺症として残っている。
2015年4月にはメリーランド州ボルチモアで黒人暴動が起こり、100軒近い韓国系経営の食料品店や酒類店が襲われる事件が起こっている。
なぜ韓国人は低所得者層地域にいたのか
黒人が住む低所得者層の居住地になぜコリアンがいるのか?
治安の悪いことから大手スーパーはこうした地域には近寄らない。したがって住民に欠かせない日常品や食料品を売るのはいわゆる「Ma-and-pa store」(夫婦経営の店)。
「新参者の韓国人移民たちは、ある程度の危険を承知でこうした食料品店を買い、事業を営んでいた」
「食料品だけでなく、(黒人女性にとっては必需品の)かつらを扱う店にも食指を伸ばしている」
「ただし、韓国人店主は犯罪発生率の多いその地域には住まない。住居はかなり離れた韓国人密集地域にあり、店には通勤していた」(韓国系メディア編集者)
韓国系2世がロサンゼルス暴動を扱った映画を制作

2017年夏、このロサンゼルス暴動をテーマにした韓国系2世による映画が公開され、サンダンス国際映画祭などで賞を獲得している。
制作・演出・主演はジャスティン・チョン氏(37)。タイトルは「Gook」(韓国人を蔑んだ差別語)だ。
(https://www.theguardian.com/film/2018/mar/15/gook-review-justin-chon-la-riots)
1992年のロサンゼルス暴動の背後に横たわるマイノリティ(少数民族)の社会をビビッドに描いた作品だ。
なぜ暴動が起こったのか。韓国人はなぜ銃を取ったのか。黒人の少女はなぜ殺されたのか。これらを客観的に見つめている。
この映画についてハリウッドを拠点に映画評論をしているジャック・マイルズ氏はこうコメントしている。
「ロサンゼルス暴動後も韓国人は少女殺害を正当化してきた。ところがチョン氏は韓国人に殺された黒人の少女と韓国人の若者とが接触があり、親しく話をする間柄だったという設定でドラマを作っている。実はそれが自分自身だったのだ」
「どちらかというと、コリアン・アメリカンというのは自己主張が強い移民とされていただけに、他の人種との融和的なアプローチをしていることに『あれっ!』といった感じだった。それが新鮮だった」
好意的な対韓国観を書いたブログを巡る論争
どんな質問にも答えるサイトがある。それを見た人が回答するサイトだ。
筆者は試みに「米国人は韓国人についてどう思っているか」と質問してみた。
真っ先に発信してきたのは、韓国在住のクリスチャン・スタンコ氏だった(名前からするとルーマニア系のようだ)。
「私は米国人でも韓国人でもない。韓国は発展を続けており、多くの製品を作って外国に輸出している」
「PSY人気は去ったが、韓国には数万人の米国人英語教師がいるし、米国に移住した韓国人の多くはビジネスなどで成功している。韓国人は米国に好かれており、ますます成功するだろう」
その直後、スタンコ氏に対する反論が出た。
「外交辞令としては結構だが、米国人の中には韓国の現代(ヒュンダイ)の自動車は日本製だと思っている人やLGは米国企業だと信じているものがたくさんいることもお忘れなく」
「米国人やカナダ人の韓国に対する認識は、韓国人が(アフリカの)マリに対する認識の程度と同じだろうと思う」
「韓国と北朝鮮の区別すらつかない米国人が沢山いる。米国人にとっては、タイやネパール、ブータンについて知っておかねばならない以上に韓国について知っておかねばならないなどという理由はどこにもない」
「韓国大好きという米国人の多くはエバンジェリカルズ(キリスト教原理主義者)ぐらいなものだ。韓国のキリスト教人口は他のアジア諸国に比べ目立って多いからだ」(ソウル在住のゴード・セラーズ氏)
韓国プレゼンス急増、でも対韓認識は深まらず
前述のサイトに対する米国人のコメントの中には韓国のドラマやK-Popをネット上で見ているという若者からのものもいくつかあった。
その理由は、特に韓国人がやっているとか、韓国について知りたいからだというのではないようだった。
「ドラマのストーリーが面白いし、訳された英語がこなれていて分かりやすい」というものが目立った。
「面白くて奇抜なものならどこの国のものだろうと飛びつくのが米国流」なのだろう。
ここ10年、確かにK-Popや現代自動車は米社会に進出している。韓国系米国人や永住権を持っているコリアンが多く住み着いている西部や東部には、町のあちこちに韓国料理店がある。
だが韓国料理は、中国料理や日本料理のようにメーンストリート(主流)を闊歩しているわけではない。
最近韓国人経営の寿司屋が増えている。これらの店のメニューには小さく韓国料理が載せてある。
確かに韓国人の存在感が増していることは間違いない。
だがそのことが米国一般庶民の韓国イメージを大きく変えているふうには見えない。対韓国人認識を一気に深めているというわけでもない。
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『北方領土交渉、安倍首相の危うい選択 「歯舞・色丹」返還の「56年宣言」軸でもゼロ回答か』(11/30日経ビジネスオンライン 池田元博)について
11/27真相伝媒(真相を伝えるメデイア)<共產黨洗腦機制下的怪胎斯德哥爾摩綜合症=共産党は奇形児ストックホルム症候群になるよう洗脳する>
1973年8月23日、スウェーデンの首都ストックホルムで銀行が強盗に襲われ、そのうちの一人は前科のある脱獄者であった。2名の強盗は4人の職員を拉致して人質とした。警察はすぐさま現場を包囲した。人質は地下室に監禁されて、三男一女は火薬を体につけて縛られた。
警察は28日突撃に成功、人質を救出することもとより、強盗を捕えた。警察と強盗が対峙した6日間、人質はおかしな心理状況になった。彼らは外からの救援を拒絶したばかりでなく、彼らを助けた警察は彼らを害すると思っていた。強盗こそが彼らを保護するものと。人を益々驚かせるものは、数人の人質は救われてからも強盗を起訴しようとせず、却ってメディアと裁判官に向かい強盗を賛美する始末である。
強盗が殺さず、良く扱って貰ったことに感謝し、女性の人質は強盗と婚約までした。人質の一人は基金を作り、全世界の拉致被害者のために金を集めた。命が脅かされたときには、強烈な生の欲求は、人質に拉致した人間と同じと思わせ、しかもそれは脅威が解かれた後も持続する。この精神症状は「ストックホルム症候群」と命名された。
ストックホルム症候群になるには4つの条件が必要となる。
①人に、自分の生命が危険に晒されていると切実に思わせ、また暴力を振るう人間はいつでもためらうことなく、害することができると信じ込ませる
②暴力を振るう人間は必ず被害者にちょっとした施しや恩恵を与え、被害者に暴力を振るう人間は彼らの生命の救い主と信じ込ませる。
③被害者の情報環境をコントロールし、暴力を振るう人間が彼らに与えたくない情報が手に入らないよう隔絶する。
④被害者に逃げ道は無いと思わせる。
中国共産党はストックホルム症候群を作るすべての条件を備えていると見るのは難しくない。: 共産党は中国やベトナム、朝鮮の民衆に異常なほどに洗脳を実行し、そのやり方とストックホルム症候群を生じるメカニズムは凄く似ている。
共産党統治下の民衆(人質)は、外に救援を求めないだけでなく、却ってそれは彼らを傷つける反動分子と思い、彼らを監禁している共産党(強盗)は彼らを保護する救世主と認識している。
さらに人を驚かせるのは、共産党のリーダーが亡くなった時、民衆は彼を告発しないどころか、却って「祖国の父」と尊称する。まだ彼に生きていて欲しいとさえ思っていて、ずっと統治している……。
11/30看中国<美国学界空前阵营 报告呼吁“勿再为中国轻待台湾”(组图)=米国の学界は空前の陣を敷く 報告は“中国は台湾を二度と軽く扱うな”と>

スタンフォード大学フーバー研究所上級研究員Larry Diamond
米国の多くのシンクタンクの重量級の学者は、29日「中国の影響力と米国の利益:建設的な覚醒を」という全部で192頁にも及ぶ報告を発表した。その中には中国の大規模統一戦線行動は米国の各界に浸透しているだけでなく、米国の台湾政策にも影響を与えることを目論んでいることも指摘した。
報告作成者は、Larry Diamond、Orville Schell、Bonnie Glaser、Andrew J.Nathan、David Shambaugh 、Francis Fukuyama、Winston Lord、Evan Medeiros等33名の学者から成る。
この報告は1年半かけて作られ、8部に分かれている。その中に100以上も台湾について触れられている。米国メデイアは「注目すべきは、多くの過去の親中派学者がその報告を書いていることである」と。
報告は「駐米武官はかつてシンクタンクの専門家を訪ね、“中国は台湾旅行法、米国国防授権法、米軍艦の台湾寄港、台湾への潜水艦売却に反対する”と強い口調で警告を発した。“我々は弱者ではない。もし米国が行動を慎まないなら、米中の3共同声明(72年2/28上海コミュニケ、79年1/1国交コミュニケ、82年8.17コミュニケ)は守らない。台湾に苦痛を与えることもできる”と言った」と。
この他、大使館員は頻繁にシンクタンクと学者に接触し、「何時も講演依頼している者は台湾、香港、チベット等のテーマを議論する必要はない」と要求した。一例として、米国のシンクタンクの専門家が台湾の民進党訪問団を招待した時に、中国大使館員は圧力をかけた。しかし、シンクタンクは台湾の講演者の招待を取消すことを拒絶、結果中国はこのシンクタンクの王毅招待を報復として取り消した。
報告は「米国の記者と学者は中国と互恵の関係にならなければ、米国政府は中国記者と学者にビザを与えるべきでない。米国は地方政府とNGOに中国との窓口を任せず、連邦政府が一本化した窓口を作るべきだ」と提言した。
自分のことは棚に上げて(自己的事搁置不提)良く言うよと。相互主義が原則でしょう。自分は約束を守らず、他人には約束を守れてか。面の皮が厚すぎる。流石中華思想の持主。
https://www.secretchina.com/news/gb/2018/11/30/877860.html
11/30阿波羅新聞網<美国宣布制裁南美社会主义国家尼加拉瓜总统夫人=米国は南米の社会主義国ニカラグア大統領夫人に制裁を発動>米国財務省は27日(火)、ニカラグアの民主制度を破壊した廉で、大統領夫人とRosario Murillo副大統領、側近のNestor Moncada Lauに制裁を発動した。大統領はマルクス主義者で前ゲリラのリーダーだった。今年4月には社会福祉制度改革に反対するデモが起き、反政府の大規模デモに広がり、警察が出動して300人以上が亡くなり、2000人以上が受傷した。米国財務省は「力による鎮圧と腐敗の遍く存在することが無辜のウルグアイ国民を数百人も殺し、国家経済を毀損せしめ、オルテガ政権にはその責任を取って貰う。表題の3人の米国での取引も投資もできなくする」と。

(左)オルテガ大統領(右)大統領夫人
もっと悪い共産主義者がいるでしょう。小国にやるだけでなく巨悪を黙らせる方が先決では。
http://www.aboluowang.com/2018/1130/1211571.html
池田氏の記事は12/1のG20サミット後の日露首脳会談を意識して書いたと思います。4島返還が本当に実現できると池田氏だって思っていないでしょう。戦争して取り返さない限り、奪ったものをタダで返そうとする国はないでしょう。善悪はともかく。今の日本人に領土奪回の為、戦争をする覚悟のある人は殆どいないでしょう。経済支援+2島返還だけでもオンの字では。
政府が言ってきたこととの整合性を問題視していますが、それでは交渉できないでしょう。手の内を全部見せたことになりますし、相手の思惑は無視することになります。そういう言い方は「交渉するな」と同義語です。
今の日本の最大の敵は共産中国です。人権弾圧共産主義の進出を食い止め、できることなら中国国民(モンゴル、ウイグル、チベット人を含む)を悪の共産主義から解放するのが大事かと。ロシアと手を組み、日米豪印台欧で中国の封じ込めを図るのが日本の国益と思います。少なくともロシアの中立化を図りたいと考えます。
記事
日ロ首脳は11月14日にシンガポールで開いた会談で、1956年の日ソ共同宣言を基礎に、平和条約締結交渉を加速することで合意した。自らの任期中に北方領土問題を決着させたいという安倍晋三首相の意欲の表れだろうが、果たして交渉は前進するのだろうか。

11月14日の日ロ首脳会談(写真=ロイター/アフロ)
「領土問題を解決して、平和条約を締結する。この戦後70年以上残されてきた課題を、次の世代に先送りすることなく、私とプーチン大統領の手で必ずや終止符を打つという、その強い意思を大統領と完全に共有いたしました」――。
シンガポールでの日ロ首脳会談後、安倍首相は記者会見を開いて自ら概要を説明した。「終止符」を打つ具体的な方策として、1956年宣言を基礎に交渉を加速させると言明。年明けに自身がロシアを訪問する意向も表明した。
1956年宣言は平和条約締結後に、北方領土の歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと規定している。日本とソ連の両議会が批准した法的拘束力のある唯一の文書で、プーチン大統領もその有効性を認めていた。
ただし日本政府内ではこれまで、同宣言を交渉の軸に据えれば、北方4島のうち国後、択捉両島の帰属問題が棚上げされかねないとして慎重論が根強かった。安倍政権が今回、路線を大胆に軌道修正した理由はなにか。
安倍、プーチン両首脳による会談は通算で23回目だが、今回の会談はかつてなく冷めたものになるのではないかとの観測が事前に流れていた。
9月にロシア極東ウラジオストクでの東方経済フォーラムの全体会合で突然、プーチン大統領が「一切の前提条件を付けずに、年末までに平和条約を締結しよう」と提案。北方領土の帰属問題を解決して平和条約を締結するという日本政府の立場と相いれず、交渉が袋小路に陥る懸念が指摘されていたからだ。
実際、プーチン大統領は10月にソチで開かれた内外有識者会合「バルダイ・クラブ」で、「我々はすでに日本と70年間も(領土)問題で論争してきているのに全く合意できない」と言明。善隣友好協力条約の調印後に国境を画定した中ロ関係を引き合いに、まずは平和条約を締結して信頼を醸成してから領土問題に取り組むのはどうか、というのが9月の提案の趣旨だったと表明した。
同会合ではさらに、東方経済フォーラムで自身の案を披露した直後、現地で安倍首相と柔道大会を共に視察した際に、首相が「現時点で日本はそのような方策(大統領提案)を受け入れられない」と返答していたことも明かした。
大統領は「それならそれで構わないが、70年も足踏みしたままで終点はみえないままだ」と指摘。2016年末の山口での首脳会談合意に基づき、平和条約締結に向けた柱として協議を進めている北方領土での日ロ共同経済活動についても、「発想は良いが、実現への歩みは非常に遅々としている。それが問題だ」と苦言を呈していた。
ちなみに「バルダイ・クラブ」の会合では、大統領は日本の研究者の質問に答える形で日ロの平和条約問題に触れた。回答内容もさることながら、平和条約問題に対するプーチン大統領の心情をより端的に表していたのは、日本の研究者の質問に移る際の司会者とのやりとりだった。
司会者:「次は日本の同僚です。大統領、彼はどんな質問をするでしょうか」
プーチン大統領:「分からないね」
司会者:「私も分かりません」
プーチン大統領:「もしかして領土の話ではないだろうね。つまらないなあ」
領土が絡む日ロの平和条約問題はもう飽き飽きしたという印象だ。
風前の灯の日ロ領土交渉の再活性化を図るが……
平和条約締結交渉の中核と位置づけてきた北方領土での共同経済活動もなかなか展望が見えないなか、「一切の前提条件を付けずに年末までに平和条約を締結しよう」とした大統領提案を日本側が単純に退けるだけでは、プーチン大統領の対日交渉への意欲はますます減退しかねず、実質的に協議がストップする恐れさえあったわけだ。
そこで安倍政権はプーチン提案を「早期の条約締結を望む熱意の表れ」と曲解し、かつ、大統領がかねて主張してきた1956年宣言を交渉の基礎に据える路線に従うことで、風前の灯(ともしび)だった日ロの領土交渉の再活性化を図ろうとしたのだろう。
日ロ首脳は11月末からアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議で会談したうえで、安倍首相が来年1月下旬にも訪ロ。さらに来年6月には、大阪で開くG20首脳会議に合わせてプーチン大統領が来日する予定だ。安倍首相としては首脳対話を今後も重ね、2021年9月までの自民党総裁の任期中に何としても懸案の北方領土問題にケリを付け、歴史の教科書に名を残したいのかもしれない。
ただし、交渉の行方は極めて険しい。
プーチン大統領はシンガポールでの日ロ首脳会談の翌日、ロシア人記者団との会見でこの問題に触れ、1956年宣言を基礎に交渉を再開するのは「日本のパートナーが要請してきたからだ」と表明。自らの提案ではなく、あくまでも安倍首相の頼みに応じただけだとの姿勢を強調した。
さらに、同宣言は平和条約締結後、ソ連が歯舞、色丹両島を日本に引き渡す用意があると述べているが、「どのような根拠に基づいて引き渡すのか、それらの島々がどちらの主権下に置かれるのかは明記されていない」と言明。しかも、「日本が宣言の履行を拒否した」歴史的経緯もあり、今後、十分に検討していく必要があると指摘した。要は1956年宣言を基礎にしても、歯舞、色丹両島を最終的に引き渡すかどうかは今後の交渉次第というわけだ。
確かにプーチン大統領は2000年の就任直後から一貫して、1956年宣言の有効性を認めてきた。2001年3月、イルクーツクで開いた森喜朗首相(当時)との首脳会談では、「両国間の外交関係回復後の平和条約締結に関する交渉プロセスの出発点を設定した基本的な法的文書」だと共同声明で確認している。
日ソ、日ロの主な北方領土交渉
▽日露通好条約(1855年2月7日)
日露の境(国境)は択捉島とウルップ島の間と規定。日本政府が北方領土を日本の「固有の領土」とする根拠に。
▽1956年日ソ共同宣言(1956年10月19日)
平和条約締結後に歯舞・色丹の2島を日本側に引き渡す。両国議会が批准。
▽東京宣言(1993年10月13日)
択捉、国後、歯舞、色丹の4島の帰属問題を歴史的・法的事実に立脚し、法と正義の原則を基礎として解決し、早期の平和条約締結をめざす。
▽川奈提案(1998年4月18日)
択捉島とウルップ島の間に国境線を画定。4島の日本の主権を確認する一方で、ロシアの施政権を当面の間認める。
▽イルクーツク声明(2001年3月25日)
東京宣言を含む諸文書に基づき平和条約締結交渉を継続。1956年の日ソ共同宣言は交渉プロセスの出発点を設定した基本的な法的文書。
▽山口での首脳会談(2016年12月15日)
北方4島で「特別な制度」の下での共同経済活動実現へ協議。
▽シンガポールでの首脳会談(2018年11月14日)
1956年の日ソ共同宣言を基礎に、平和条約交渉を加速。
大統領はイルクーツク会談直前のNHKとのインタビューで「1956年宣言はソ連最高会議が批准した。すなわち我々にとっては(履行)義務がある」と言明。この発言は「歴代のロシアの首脳として初めての困難な言及だった」と続く首脳会談で明かした経緯もある。
半面、プーチン大統領は当時のNHKインタビューの中でも「宣言にはどのような条件で島々を引き渡すかが書かれていない。すべては(今後の)交渉の対象となる」と述べていた。つまり、当初から1956年宣言の有効性は認めつつも、歯舞、色丹両島を実際に引き渡すかどうかは交渉次第との姿勢を貫いてきたわけだ。
それでも日本側が当時から1956年宣言を軸に交渉を進めていれば、大統領も最低限、歯舞、色丹両島の日本への引き渡しには応じたかもしれない。
ところが森政権は短命に終わり、続く小泉純一郎首相(当時)が「4島の帰属問題の解決」を重視し、プーチン提案をほとんど評価しなかったこともあって、ロシア側もどんどんと態度を硬化させていった。近年は主権の問題を絡ませたり、返還後に米軍基地が建設される恐れを強調したりして、交渉のハードルを高めている。「日ロ間に領土問題は存在しない」との主張もめだつ。
現在、歯舞群島には国境警備隊を除いて一般市民は居住していないが、色丹島には約3000人のロシア人が暮らしている。プーチン政権下でインフラ整備が進められ、昨年にはロシア政府が経済特区も設置している。
危うい安倍首相の選択
実質4期目に入ったプーチン大統領は任期の終盤を迎えているうえ、年金制度改革問題などで支持率を大きく落としている。いくら1956年宣言を基礎に交渉を進めるといっても、ロシア国民の反発が強い領土の割譲に安易に応じるとは考えにくい。むしろ交渉では日米安全保障条約と絡ませるなど、日本側が受け入れ難い困難な条件を次々と掲げ、自らの任期が終わるまで「ゼロ回答」のまま交渉を引き延ばす恐れが大きい。
一方、安倍政権は「4島の帰属問題を解決し、平和条約を締結する立場に変更はない」というが、1956年宣言は国後、択捉両島には全く触れていない。仮に「2島先行返還」あるいは「2島+α」を想定しているのなら、その認識は余りにも楽観的すぎる。ロシアは国後、択捉両島を軍事的な要衝とみなしており、プーチン大統領も「4島の帰属問題の解決」という表現を極力認めなくなっている。国後、択捉両島の返還はもってのほか、というのがロシアの立場だろう。
結局、日ロがぎりぎりで接点を見いだせるとすれば、歯舞、色丹の2島返還だけで、国後、択捉両島はロシアの主権下のまま日ロが共同経済活動を展開するという決着がせいぜいだろう。プーチン政権の対応ぶりをみれば、それすら限りなく非現実的ではあるが、仮にそういった決着になった場合、安倍政権は「4島は日本固有の領土」と主張してきた政府見解との整合性をどう日本国民に説明するのか。安倍首相の選択は極めて危うい。
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『「米中対立のAPEC」が「成功」と言えるワケ 「米国のアジア関与」と「中国の外堀を埋める」意味』(11/28日経ビジネスオンライン 細川昌彦)について
11/29ダイヤモンドオンライン 高橋洋一<ゴーン逮捕に見える複雑な力学、日産・経産省・米国の思惑とは>海外メデイアは日本の取り調べのやり方にイチャモンを付けていますが、韓国と違い法治国家であれば、その国のやり方で粛々と進めれば良いでしょう。白人メデイアはフランスの肩を持っているようにも見えるし、アジア人を見下しているようにも見えます。日産は「①ルノーの持ち株を25%まで引き上げ、相互に議決権行使ができない状態にする②ルノーが保有する日産株式を希薄化する。ルノーの出資を3割未満まで引き下げれば、重要事項の拒否権が消滅し、日産の経営への影響力を大幅にそぐことができる」のどちらでも、伝家の宝刀をちらつかせて交渉に臨めばよいと思います。西川社長も5億円も報酬を貰っているのだから、ゴーンの為でなく、日産の為に動いてほしい。何時も思うのですが、会社人は人事権を持つ個人に忠誠を誓うのではなく、組織に忠誠を誓うべき。違法行為は誰であれ糾弾されるべきです。
11/23日刊工業新聞<“いびつな提携”改善へ日産の執念。ルノーと「対等な関係」に2つのシナリオ 誰がどう見ても不健全でアンバランスだ」>
東京地検特捜部は自信があって逮捕したのでしょうし、ゴーンとケリー容疑者が有価証券報告書に記載する必要が無いと日本の当局に確認したとの話も俄かに信じがたい。それなら、秘密にしておくメールの遣り取りをする必要もないと考えられます。日本企業は中国への技術流出にもっと意を払うべきです。その内、米国から日本企業に制裁が課せられるかも。
https://diamond.jp/articles/-/186882
11/29阿波羅新聞網<白宫高官曝川习会性质巨变!习近平专攻欧洲软肋 刘鹤不认输 崔天凯威胁=WH高官はトランプ・習会談は性質が大きく変わったことを明らかに 習近平は欧州の弱点を攻める 劉鶴は負けを認めず 崔天凱は脅す>クドローは「12/1の米中晩餐会は流れを変えるいい機会であるが、WHは中共の反応に失望している。我々はやるべきことは準備している」と。崔天凱駐米大使はロイターのインタビューに「今に至るまで、米国は我々の出した回答に満足できる反応を見せていない。過去の歴史で、二度の大戦があり、その間には大恐慌があった。(貿易戦争で大恐慌を引き起こして)同じ歴史を繰り返すべきでないと思う」と答えた。劉鶴は「貿易戦争に勝者はいない。中国経済は消費が引っ張り、有望である」と。但し経済の専門家は「来年から米国の制裁関税が効いてくる」とも。習近平はEUの中で知財窃取の監視が厳しい、独・仏・伊を避け、スペインとポルトガルを味方につけるため訪問した。
天安門事件後の日本と同じようにスペインとポルトガルを利用しようとしているのでしょう。中共の言うことは信じることはできません。封じ込めに向かって進みませんと。
http://www.aboluowang.com/2018/1129/1210876.html
11/29阿波羅新聞網<内幕:中共如何收买外国记者 进行大外宣=内幕:中共は如何にして外国記者を買収したか 大宣伝が行われる>インデイア・ツデイの前記者のクリスナンは最近本を出版した。それは中共の一帯一路政策に協力し、国際社会にそれを正面から宣伝するためである。中共はメデイア記者への奨学金制度を作ったのは、優遇条件で外国の主要メデイアの記者を丸め込み、フェイクニュースを流すためにである。
中共が提供する奨学金制度は中国だけのものではなく、米国、英国、オーストラリア政府や民間でもいろんな種類の奨学金がある。ただ中共がこれらと違う所は、透明性を欠くように努力している点と野心の規模と範囲、中共のメデイア操縦の程度である。中共の奨学金の申請には明確なルールがなく、中共の大使館員と必ず会わされる。


まあ、外国人への奨学金制度はどの国もやっているでしょうけど。日本でも反日国家を優遇した制度になっているように思えますが。中共は学生に裏で金を渡し、ハニーとセットになっている気がしてなりません。中共は中国人に対しても言論の自由を認めていないのに、外国人で面倒を見た人間にはもっと要求は厳しくなるでしょう。FTのマーテイン・ウルフなぞその典型です。
http://www.aboluowang.com/2018/1129/1210680.html
細川氏は経産省の官僚として良く本質を見ていると感じました。メデイアは勉強不足か、中国を恐れてか、共産主義へのシンパシーか分かりませんが、中国に対する不利な報道はしません。何が社会の木鐸ですか、笑わせるなと言いたい。
中国の異質さは共産主義を続ける以上変わらないでしょう。習が下りたとしても相手は嘘を常套手段としている民族ですから信じてはダメです。習が折角、中国の野心をあからさまに見せたのですから、中共が潰れるまで封じ込めるだけです。「鳥籠経済」に戻れば流石に中国人民も怒って共産主義は打倒されるのでは。心ある中国人は中共が打倒されるのを喜ぶでしょう。何せ人権抑圧、少数民族浄化、格差拡大等問題が山積していますので。
記事
11月18日に閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)への評価が厳しい。「米中対立」で首脳宣言を採択できず、「大混乱」「機能不全」と言われる。だが、本当にそうなのか。むしろ、「中国の孤立」「米国のアジア関与」が鮮明になり、「APECは目的達成した」と見るべきだ。

APECは”失敗”だった?(写真:AFP/アフロ)
先般のパプアニューギニアで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が、首脳宣言の採択を断念して閉幕した。そして5日後になってようやく格下げされた議長声明だけが発表された。日本のメディアは一斉に「米中対立で」「APECの機能不全」「APECの存在価値が問われる」と報道した。
果たしてそうだろうか。
実態は「中国の孤立」だった米中対立
「米中対立」と言っても、実態は「中国の孤立」だったことを、日本の報道は伝えていない。米国は中国を念頭に「不公正な貿易慣行の撤廃」「そのための世界貿易機関(WTO)改革」を要求した。中国は米国を念頭に「一国主義と対抗する」「保護主義と対抗する」との表現を求めた。こうした米中間の対立、溝が埋まらなかった。そういう解説で終わっている。
確かに、その解説は間違いではないが、それだけでは誤解を招きかねない。
宣言文の調整作業では、米国は意外にも柔軟姿勢に転じてコンセンサス形成を重視した。「あらゆる不公正な貿易慣行を含む保護主義と対抗する」との最終原案に最後まで激しく抵抗したのは中国だった。国有企業への巨額の補助金などの支援が不公正な貿易慣行として攻められることへの警戒感からだ。
WTO改革についても最終原案ではWTOのルールをメンバー国が遵守しているかモニターして、改善を求めることの重要性を記述されていたが、中国はWTOの補助金ルールを順守しない自国に対する攻撃と受け止めて抵抗姿勢を貫いた。
会議では20対1という形で中国は孤立した。
そのことは5日後に出された議長声明にはっきりと表れている。さすがに「中国が孤立した」とまで言うのは控えているが。
これらのポイントはいずれも「ほとんどの国はこの最終原案の合意をしたが、少数国が異を唱えた」となっているのだ。 ところが日本の新聞は、「これらのポイントは少数意見」だと報じたり、「米国に配慮して削除した」とするなど誤報も甚だしい。
危機感を持った中国代表団は土壇場で議長国パプアニューギニアの外相執務室に押し入ろうとしたとまで海外報道されている。
事実関係は兎も角、中国があからさまに議長国に対して強圧的、高飛車に圧力をかけていたのは参加各国の衆目の一致するところだ。
普通、最後は議長国がまとめの記者会見をするのが通常だが、その直前に中国が異例の単独での記者会見をして、自国の孤立が流布しないようプロパガンダに必死だった。そのせいかどうかは分からないが、結果として、日本の新聞は、「中国の孤立」ではなく、「米中対立」としか報じていない。
中国は総論として口先だけは「WTO改革」「保護主義に対抗」に賛成しても、一歩踏み込んで「WTOルールを遵守するための改革」「不公正な貿易慣行の撤廃」となった途端に自分に矢が向けられたとして反対する。そうした中国の実態がAPECで露呈したのだ。そして議長国への異常な圧力のかけ方は中国の焦りの裏返しでもある。
日本のメディアの多くはそうした実態を見逃している。
中国を軌道修正させる「一里塚」として評価すべき
重要なことは、中国の執拗な抵抗があって、首脳宣言が出せなかったとしても大きな意味があったということだ。
中国は孤立を避けて徐々に軌道修正をしてくるからだ。
例えば、鉄鋼の過剰生産問題の解決を目指して、昨年11月に合意した鉄鋼グローバルフォーラムがそうだった。
市場歪曲的な政府支援の除去、国有企業と民間企業の同等の取り扱いなどが合意され、今後定期的な情報交換とレビューを行うことになった。この問題の根源は中国の過剰生産であることから、いわゆる“中国問題”だ。したがって中国は自国がターゲットになるだけにこうした議論を行うこと自体にも警戒し消極的だった。
しかし、前年の20カ国・地域(G20)などでの議論を経て、次第に外堀を埋められていき、最後は32対1と、中国は孤立してやむなく受け入れたのだ。このプロセスは異質な経済システムの中国を今後、どう軌道修正させて国際秩序を作っていくべきかを考えるうえで示唆に富む。
今回のAPECでの中国の孤立も、そうしたプロセスの「一里塚」として見ると、大いに意味がある。今週末アルゼンチンで開催されるG20首脳会議でも同じような対立構造が繰り返されるだろう。そうしたプロセスを経ながら、時間をかけてじっくり中国の軌道修正を図っていくべきだ。
一回の国際会議だけを切り取って、合意ができなかったというだけで「機能不全」「存在意義が疑われる」との短絡的な評価を下すメディアには、もっと時間軸を持った視点を求めたい。
APECの戦略目標を体現したペンス副大統領
もう一つ大事な視点がAPECの戦略目標だ。
APEC は約30年前の1989年に設立された。当時私は通産省(当時)の担当部署にいた。APECが設立された背景はこうだ。
当時国際秩序の大変動期で、欧州連合(EU)統合、そしてこれに対抗すべく、北米自由貿易協定(NAFTA)の設立が相次いだ。危機感を持ったのが、それに取り残された日本とオーストラリアだった。その日豪が連携して、米国をアジアに関与させることが戦略的に極めて重要だとの共通認識であった。そこでそのための国際的な仕組みとして作ったのがAPECであった。
そうした目で見れば、今回のAPECはまさに設立当初の戦略目標が達成されている。
米国の「インド太平洋構想」の具体化がそれだ。
APECは米国のアジア関与姿勢のリトマス試験紙
1年前の同じくAPEC首脳会議の機会にトランプ大統領はこれを提唱したものの、露骨な2国間重視もあって、内容の空虚さにアジア各国は冷ややかな受け止めだった。ところが今回は、その反省もあって一転、ペンス副大統領は日米で最大700億ドル規模でのインフラ整備の支援策を具体化して、APECに乗り込んだ。豪州もこのインド太平洋支援に加わった。もちろん中国の「一帯一路」に対抗し、牽制するためだ。
まさに日豪が支える形で、米国がアジアに関与し、コミットする具体的な動きで、これこそAPEC設立時に狙っていた戦略目標そのものなのだ。30年前の当時にはなかったのが中国の台頭だが、それゆえに一層、戦略目標の意味合いが大きくなっている。
そしてAPEC での対応で米国のアジア関与の方針が見えて来る。
設立以来、初めて首脳宣言が出せなかったことで、「存在意義が問われる」とメディアは評するが、宣言を合意できなかった国際会議はこれまでもいくらでもある。そのたびにこうしたワンパターンで評価していたらいいわけではない。
むしろその「存在意義」をどう考えているのか問うてみたい。私は今回の結果は、対中国、対米国の戦略という視点から見ると、ますますAPECの存在意義が明確になったと受け止めている。
もっと大きな歴史の流れの中で、その本質を見たいものだ。
最後に、今週開催されるG20の際に米中首脳会談が予定されているので、付言したい。トランプ大統領はこうした本質的な議論とは関係なく、習近平主席と当面の取引をする可能性は十分ある。拙著「暴走トランプと独裁の習近平に、どう立ち向かうか?」でも指摘したように、トランプ大統領とそれ以外の米国を分けて考えるべきだからだ。
ただし、仮にあっても、今後予定されている追加関税の第4弾を見合わせるなどの“小休止”に過ぎず、本稿で述べたような大きな流れ、基調を左右するものではないことを付言したい。
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『中国は台湾を内部崩壊させるのか 統一地方選挙で与党が惨敗の結果に考える』(11/28日経ビジネスオンライン 福島香織)について
11/27阿波羅新聞網<北京不抵抗换川习会双赢 惊人大反转!=北京は抵抗せずトランプ・習会談をウイン・ウインに 大反転に吃驚>先日、香港の中共の喉と舌の《香港経済日報》は情報を流した。「中共は現在“抵抗せず”を最低線とし、米国との新しいバランスに達することを求めている。目には目だったのが“抵抗せず”に変わった」と。阿波羅新聞網の時事評論家の王篤然は「所謂“抵抗せず”は事実に反する」と分析した。英国メデイア(FT)は「中共はG20サミットで米国と同盟国を切り離そうとしている」と報道。海外時事評論家の横河は「中共がWTO加盟時に承諾したことは週休二日制以外実現できていない。中共の表面的な譲歩は最終的に元よりももっと酷いものに変わる。米中ともに背水の陣を敷いているので、両者共譲歩の余地はない。前には中共の内部文書がリークされ、“自力更生を求め、中国経済が大恐慌になるのに対応する”」と。

http://www.aboluowang.com/2018/1127/1210042.html
11/27阿波羅新聞網<川习会 习近平离京之际 川普再警告中共 日本也行动了=トランプ・習会談 習近平が北京を離れる際、トランプは中共に再度警告 日本も行動を起こす>習近平は既に専用機で北京を離れ、スペイン等4ケ国訪問に出た。その後G20サミットに出る予定。劉鶴も25日にドイツを訪問、第8回欧中ハンブルグ会議に出席した。グローバリズムを支持しているメルケルを上手く丸め込む役割である。トランプはG20サミット前にインタビューを受け、中共に再度警告した。特にアップルについて。そのほか、米国メデイアは「中国に代わりアルゼンチンが米国大豆の最大の買主となった。南米の貿易商は米国から大豆を買い、第三国に売ろうと考えている」と。この他ジブチにある自衛隊の基地を日本は拡大し、中共が絶えず影響力を強めている地域で、米国と緊密に協力していく計画である。

http://www.aboluowang.com/2018/1127/1210113.html
11/27希望之声<国民网三企持续减招 近千万大学毕业生迎来就业寒冬=中国の3大ネット企業(アリババ、百度、テンセント、京東・・・4つでは?)は引き続き募集を減らすか全面停止 1000万近くの大学卒業生は就職冬の時代を迎える>

今の入管法改正で中国の大学生が雲霞のように押し寄せたらどうするのか?反日教育をタップリ受けてきた人達ですよ。韓国も一緒ですが。政府と経済界、日本人一般に治安に対する危機意識が欠けているのでは。
https://www.soundofhope.org/gb/2018/11/27/n2422603.html
11/28阿波羅新聞網<美国要求没收被控为朝鲜银行洗钱的中国公司财产=米国は朝鮮銀行の為にマネロンしている中国企業の財産を没収することを要求>米国政府はコロンビア連邦地裁に起訴状を提出。「朝鮮銀行の為にマネロンしている中国企業から300万$を没収する」ことを要求した。三社は中国企業2社とシンガポール企業である。
http://www.aboluowang.com/2018/1128/1210150.html
福島氏の記事で、民進党は中国に対する油断があったのは間違いないでしょう。それに蔡政権の現状維持政策が有権者には中途半端に見え、経済も良くならない中で支持を落としていったのでは。
日本の沖縄も中国の手が入っています。青山繁晴参院議員が何度も話しています。今度の玉城デニー知事の県民投票で辺野古移設の信を問うと言うのもそうでしょう。国防問題は地方自治体に権限はないのにわざわざそれを持ち出し、否定させるつもりでしょう。朝日以上に左と言われる沖縄タイムズと琉球新報しか読んでいない人達は簡単に洗脳されてしまいます。沖縄県民に言いたい。今は米軍との協調こそが中共の世界制覇の野望を打ち砕くのです。沖縄独立したら簡単に中共に併合され、モンゴル、チベット、ウイグルのようになるのが見えないのですかね。今回は沖縄独立の第一歩にしか見えません。まあ、国は法的拘束力がないので無視すれば良いのでしょうけど。これを認めたら次から次と同じことをやりだす左翼首長が出ますので。
基地は台湾へ移転するのが理想でしょう。中国も台湾侵攻しにくくなるし。でも、基地がなくなった沖縄の経済はどうなりますか?中国人を観光に呼び込み、中国の植民地にでもするつもりでしょうか?米中覇権戦争が、貿易戦でスタートしましたが、今後益々激しさを増すでしょう。中国人の入国も制限されるようになるかもしれません。地方自治体の長は先を見通しながら政治をしませんと。
記事

台湾統一地方選挙で与党・民進党が大敗、蔡英文総統は党首を辞任した。11月24日撮影(写真:ロイター/アフロ)
台湾の4年に一度の統一地方選挙が行われた。折よく連休も重なったので、現地に行ってきた。結果は与党・民進党の惨敗。総統の蔡英文は責任を取って党主席職を辞任。行政院長の頼清徳、総統府秘書長の陳菊も辞任した。私の周囲の台湾人は民進党寄りの人が多く、悔恨と諦観と悔しさの入り混じる様々な声を聞いた。彼らによれば、その最大敗因は蔡英文政権に対する台湾有権者の失望であった、という。だが、同時に中国が今回の選挙については非常に巧妙に台湾世論の分断工作に動いた、とも言っていた。中国は否定するが本当のところどうなのか。チャイナ・ゴシップスと言うタイトルのコラムで台湾ニュースを取り上げることには、批判の声もあろうが、今回はこのウワサの背景と、この台湾選挙結果が与える中台関係および国際情勢について少し考えてみたい。
台湾の統一地方選とは6大都市(台北、桃園、新北、台中、台南、高雄)の市長選を含む台湾22市県の長および市議県議を選ぶ直接選挙である。ちょうど総統選任期の半ばにあるので、与党政権の“中間考査”とも言われ、2年後の総統選および立法院(国会に相当)選挙の行方を占うものとしても注目されている。2014年の統一地方選では民進党が圧勝し、6大都市のうち4都市が民進党、台北市は無所属の柯文哲が圧勝。このときは柯文哲は民進党の全面的後押しを受けての立候補だったので、実質6都市のうち新北市を除く5都市は緑(民進党のシンボルカラー)に染まった。この2年後の総統選で国民党は政権与党の座を民進党に譲り渡すのだった。

投開票を待つ柯文哲支援者
さて今回の選挙である。4年前、学生たちによる「ひまわり運動」をきっかけに国民党の中国依存政治への嫌悪が盛り上がり、国民党が歴史的惨敗を喫したのと真逆の現象が起きた。今回は民進党の惨敗である。6大都市のうち新北、台中、高雄を国民党が取り、民進党は台南、桃園を取った。台北は無所属の柯文哲が国民党の丁守中をわずか3200票あまりという僅差で辛勝。だが、この投票は投票希望者の行列が投票締め切り時間になっても処理できなかったことから投票時間を2時間延長。最後の2時間に投票した有権者は、開票速報の序盤を聞きながら投票したことが公正な投票を妨げたという理由から、丁守中側は選挙無効を提訴する構えだ。柯文哲は無所属とはいえ、この4年の間に立場は北京寄りと判明、自分が毛沢東ファンであることも公言している。
6大都市を含めた全22県・市でいうと無所属(台北)1を除いて国民党が15、民進党が6。台湾地図をシンボルカラーで色分けすると大半が国民党の青に染まる。2014年は民進党が22県市のうち13を取っていた。
ちなみに投票率は6大都市長選で66.11%、4年前の民進党圧勝の時の66.31%をわずかに下回った。
高雄市長選挙の衝撃
最大の目玉となったのは高雄市長選挙だ。国民党の落下傘候補・韓国瑜がなんと民進党の牙城であった高雄市長に9万票という大差で当選したのだった。高雄は美麗島事件でも知られる台湾民主化運動の発祥の地。過去20年の間、民進党が市政を取ってきた。2014年の高雄市長選は、民進党の陳菊が得票数99万3000票で圧勝したのだ。それが、今回は韓国瑜が89万2545票(得票率53.87%)と民進党の陳其邁を得票率で9.07%も上回る大差で勝利した。陳其邁は、今年4月に陳菊が総統府秘書長に抜擢されたのち、市長代行も務めていたというのに。

高雄市長選挙で、韓国瑜と同じハゲ頭で応援する支持者
そもそも韓国瑜は本来の高雄市民が最も嫌いそうな人物だった。1957年、台北市台北県(現新北市)生まれの外省人(祖籍河南)で、父親は黄埔軍校第17期装甲兵科卒で中国遠征軍のメンバーとしてインドで旧日本軍とも戦った軍人だ。韓国瑜自身は頭脳は優秀だったらしいが、思春期には授業をさぼって喧嘩やビリヤードに明け暮れる不良少年。18歳になったとき、父母が手におえず陸軍軍官学校に押し込んだという。
退役前年に、東呉大学英文科に合格、卒業後さらに国立政治大学東アジア研究所に入学し法学修士の学位も取った。このときの指導教官がいわゆる“九二共識”(“一つの中国”を堅持するが、その解釈は両岸各自にまかせるという原則、1992年に結ばれた共産党政権と国民党政権の非公式合意)を起草した蘇起(元大陸委員会主任委員)で、タイトルは「中共の立場から見た対台湾統一戦策略としての“両航交渉”」という。
1990年、台北県議助理から県議になり、93年に立法院選挙に出馬、二期立法委員を務めた。韓国瑜が立法委員をやめたのは2001年、当時立法委員だった陳水扁(民進党、元総統)を口論の末殴り倒し病院送りにした事件。陳水扁の「榮民(国民党軍退役者)の生活予算は、豚を養うのと同じではない」という発言に、軍人出身の韓国瑜がカッとなったのが原因だったらしい。2012年から台北農産運鎖公司の社長を務めたのち、2017年再び政界に返り咲こうと国民党主席選挙に出馬するも落選していた。国民党内でも彼を嫌う人は多く、どうせ負けると思って高雄市長選に出馬させたのかもしれない。
白色テロの犠牲者が特に多かった高雄において、国民党軍人出身で、美麗島事件の被告弁護団弁護士の一人である陳水扁を殴った韓国瑜が、高雄市長になるなど、普通ならありえない話だからだ。
そのありえない事態がなぜ起こったのか。いろんな分析が行われている。まず、民進党側に絶対負けるはずがないという油断が当初あり対策が遅れた。2014年に圧勝した陳菊の傲慢さがメディアで目に余り、反感をもつ市民が多かった。20年にわたる民進党市政の間、高雄の地盤沈下は明らかで若者を中心に民進党市政への失望が高まっていた。
一方、韓国瑜の選挙戦のうまさもある。韓国瑜は今回、選挙事務所も後援会も作らず、主にネット選挙で、台北など北部都市部で働く若者“北漂族”をターゲットにした。台湾の選挙は戸籍所在地で投票しなければならないので、台北で働く若者も投票日には高雄に帰ってくる。地元の選挙運動は北漂族には届かないが、ネット選挙ならアピールできる。また、対立候補を批判するなどのネガティブキャンペーンを完全に封じ、政治的イデオロギー色を出さず、台北市の企業経営者の顔を全面に出して、“野菜売り”“禿げ頭”の親しみやすいイメージキャラクターを作った。難しい政策はいわず、「CEO市長」「高雄を台湾一豊かな都市にする」「高雄の人口を270万人から500万人にする」「高雄にディズニーランドを誘致する」といったわかりやすい目標だけをぶち上げるワンフレーズキャンペーンに徹した。
“ネット世論工作”が威力発揮?
だが、こうした要因に加えて「中国による世論分断工作」が大きかった、と民進党サイドは指摘している。選挙直前の22日の大陸委員会の記者会見で欧米メディアの質問に答える形で、報道官は「最近、中国から事実でない嘘の情報が流れており、それがすべて台湾民主選挙への介入を意図した圧力手段である。これらの状況は各界が皆ともに目撃しており、すでに国際社会の普遍的な公認の事実である」と中国を批判した。
中国の台湾の選挙干渉は今更珍しいことではない。これまでも中国に進出する台湾企業への恫喝と懐柔、台湾企業を通じた親中候補への政治献金、台湾農産物の輸入を選挙日程に合わせて調節し、中国で働く台湾人への投票のための里帰りを支援する給付金や有給休暇制度など実施してきた。だが今年は、高雄市長選に象徴されるようなネット選挙が展開されており、中国が得意とする“ネット世論工作”が威力を発揮しやすかった、と言われている。
韓国瑜は選挙宣伝用のネット動画を流すと100万人以上が視聴し、その現象自体が“韓流”と台湾メディアに報じられ、それがさらに台湾全体で国民党への追い風となったと分析されている。だが、韓国瑜の動画を視聴し、イイネ!をつけ、PTT(台湾で人気のネット掲示板)に応援コメントをしている人間は匿名で台湾有権者とは限らない。民進党側は、中国の愛国ネットユーザーが数にものを言わせて、台湾世論を引っ張ったとみている。
中国愛国ネットユーザーが2016年に蔡英文のFacebook上で“洗板”と言われるコメント欄あらしを行ったが、今回は、そんな露骨な嫌がらせではない。韓国瑜応援のコメントには明らかに中国的文章表現や、中国だけで使われる簡体字のものも混じっているし、わざわざシンガポールやマレーシアといった第三国のサーバーを経由した書き込みもあった。
Facebookのネットユーザーグループ・王立第二戦研所が、中国共産党が、台湾企業や台湾伝統メディア・ネットメディアを巻き込んで、どのようにネット世論工作を行っているかを図式にして「中国のサイバー軍が完璧な産業チェーンを形成している」と発信している。これ自体が、実は匿名の裏の取れない情報ではある。だが、中国が軍民融合のサイバー部隊を動かしていることは、解放軍の戦略教科書にも明記されている事実だ。かりに、指摘されるような世論誘導があったとしても、コメンテーターやネットユーザー、支援者らにばらまかれる金は出どころもロンダリングされているし、コメンテーター自身が世論誘導に利用されているのか気づかせないぐらい洗練されている。
だから、民進党が、こうした中国の選挙介入への警戒を言えば言うほど、これが逆に民進党が劣勢なので苦し紛れの言い訳をしている、自分たちの政治のまずさを反省せずに中国のせいにしている、といった批判のネット世論が巻き起こってしまった。一般に、世論誘導されている方は、自分が誘導されているとは気づかないし、指摘されても納得しない。さらに、韓国瑜が2001年に北京大学光華管理学院に留学している、中国共産党が未来の台湾総統にと育てた人物である、という噂がネットに流れると、こちらの方が民進党サイドが流したフェイクニュースだ、と言われる始末だった。
ネット世論工作というのは、実態が簡単につかめないからこそ、世論が誘導される。明白な証拠が挙げられているわけではない。しかも、結局そのネット工作がターゲットにしているのは、人々の中にすでに生まれている懐疑や不満、不安なのである。有権者の中にすでに蔡英文民進党政権への慎重すぎる姿勢への不満、高雄の現状を変えたいという欲求、台湾の国際環境が中国によって圧迫されていることの不安などがあって、その漠然とした不満や不安を巧妙にあおることで、爆発的な怒りや批判の世論の潮流や社会を分断するような大きな対立を作り出すに過ぎない。
そういう意味では、たとえ中国がネット世論工作をしかけ選挙介入を試みたとしても、最大の敗因はやはり蔡英文政権の政治手腕のなさ、ということになる。
さて、こうした選挙結果を受けて、中台関係は今後どう変わるだろう。中国の報道ぶりを見れば、最近内政外交ともに苦戦している習近平政権にとって、これは久々の朗報であった。蔡英文政権を倒すことを目的としていた習近平政権の対台湾圧力外交が成果を見せた、ということになり、外交・経済の失点が大きい習近平にしてみれば、ちょっとだけほっとしたかもしれない。中国は台湾の選挙に関してはほとんど報じないのだが、韓国瑜の高雄市長当選と、民進党の大敗を受けての蔡英文の民進党党主席責任辞任のニュースは新華社も速報した。さらに中国国務院台湾事務弁公室の報道官が翌日に行ったコメントが興味深い。
「この選挙結果は広範な台湾民衆が両岸関係の平和発展における“紅利(ボーナス)”を享受し続け、経済民生を改善したいという強烈な願望を反映している。引き続き九二共識を堅持し、台湾独立勢力とその行動に反対し、広大な台湾同胞と団結して両岸関係の平和発展の道を進んでいこう。両岸関係の性質において、両岸都市交流の性質を正確に認知した上で、台湾のさらに多くの県市が両岸都市交流に参与することを歓迎する」
民主主義と独立性を守れるか
つまり、次なる対台湾政策は、台湾の市ごと、県ごとの分断なのだ。蔡英文政権の頭越しに、各個撃破していく要領で、市レベル、県レベルで中国に取り込んでいく。おそらく親中派の柯文哲が市長である台北、高雄市独自で両岸工作室を設置し、中国経済関係を強化する気まんまんの韓国瑜がまず取り込まれるだろう。九二共識を拒否し続ける蔡英文政権を無視して、台湾の二大都市が独自に「一つの中国」を認めるような発言をすれば、これはもう台湾が曲がりなりにも保っている国家の形が揺らぎかねない。
元台北駐日経済文化代表処代表で国連大学高等研究所名誉教授でもある羅福全さんと選挙後、お会いしたときこんなことを言っていた。「私は中国が台湾に軍事進攻してくる心配はしていません。でも台湾が内部崩壊させられることを心配している。でも、中国共産党も決して長くはもたないと思うのです。だから今は台湾人が崩壊させられないように耐え忍ぶ時期です」
2020年の総統選まで2年、そのころにはひょっとすると民進党が勝つか国民党が勝つか、と言うテーマ以上の厳しい局面、台湾の民主主義と独立性を守れるか、という問題に直面しているかもしれない。そうなれば、もはや台湾有権者の選択の問題だけではなく、アジア太平洋の問題であり、米国や日本を含む国際社会の姿勢が問われるだろう。
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