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『元陸上自衛隊「戦車のプロ」が見たウクライナ軍の勝ち方 欧米最新戦車には徹底教育不可欠、本格攻勢は2024年に』(3/11JBプレス 赤谷 信之)について
3/11The Gateway Pundit<POLL: President Trump Has Big Lead Among Women In GOP Primary>
トランプに女性差別のレッテルを張っている人達がいるが、そうでないと言うこと。
The media’s attempts to smear Donald Trump as a sexist are failing.
A new poll found Trump leading the GOP primary field among Republican women.
40% of Republican women say they would choose Trump while, 23% say DeSantis and 9% say Nikki Haley.
3/11The Gateway Pundit<Excellent! GOP Rep Bryan Steil Announces New J6 Investigation and Whistleblower Tip Portal>
ビデオだけでなく目撃証言があれば、証拠が補強されるのでは。
On March 5th the Committee on House Administration, chaired by Representative Bryan Steil (R), created a Capital Security Info Portal for people to submit J6 and other corruption information. Representative Barry Loudermilk (R) is the Chairman of their Subcommittee on Oversight. Anyone with factual information or evidence about J6 are encouraged to send in tips up to 3,000 words. They can make arrangement how to send images or video footage.


https://twitter.com/i/status/1633962861641834496
これでチャックシューマーの脅しも役に立たなくなる。マードックは笑いものに。

昨年12月の数字

今年3月の数字
3/12希望之声<台湾问题越来越复杂 传北京邀美副总统访中 中共外交进入错乱状态?=ますます複雑化する台湾問題 北京が米副大統領の訪中を招待したとの噂 中共外交は錯乱状態に?>マッカーシー米下院議長の台湾訪問は、ワシントン、北京、台北で注目されている。 中共はメディアを使い、「戦狼」の発言を発表し続けることに加えて、密かに米国との「和議を求めた」。 香港のメディアによると、中共は、ケビン・マッカーシーの台湾訪問の影響を相殺するために、米国のカマラ・デヴィ・ハリス副大統領を中国に招待するつもりだと。
「ヤフー・ニュース」は、上記の提案は中共が米国との緊張を緩和しようとしていることを示しているとのアナリストの発言を引用した。 しかし、米国内で中共に対する不信感が高まり、バイデン米大統領が政治的代償を払う可能性が高いことから、中国の上記提案は実現しないのではないかという見方もある。
別の見方としては、バイデンがハリスの中国訪問に同意したとしても、ハリス自身は同意しない可能性がある。 中国を訪問することで、ハリスは将来の大統領選挙で外交上の資格を強化することができるが、ハリスが「中共への愛嬌」を示したと見なされ、現在非常に反共情緒が強い米国の各方面から批判を集める可能性がある。

https://www.soundofhope.org/post/703481
3/11看中国<揭中共侵门踏户威胁行径 太平洋岛国拟与台建交(图)=中共の侵略と脅しを暴露、太平洋島嶼国は台湾と国交樹立を計画(写真)>外国メディアの報道によると、太平洋の島国ミクロネシアのパヌエロ大統領は最近、同国の高官に対する中共の脅迫と賄賂を暴露した。 また、今年2月、中華民国の呉釗燮外相と台湾との国交樹立の可能性について協議したことも明らかにした。
《外交官》 (The Diplomat) 誌は 3 / 10に、ミクロネシア連邦大統領 パヌエロ(David Panuelo) が最近、同国の議会と高官に書簡を送り、台湾との外交関係を確立するよう提案したと報じた。 ミクロネシアは 7 日に総選挙を行ったばかりで、パヌエロの任期はあと 2か月しかない。 彼は、この書簡は、彼自身と彼の家族を危険にさらす可能性があることを認めているが、国の主権と利益を守るために、喜んでそのようなリスクを冒した。
パヌエロは書簡で、同国は将来的に約 5000 万ドルの資金を必要とし、台湾と国交を樹立した場合、国は 3 年以内にこの資金を受け取ることが期待できると述べた。 さらに、毎年1500万ドルの援助計画を得ることができ、ミクロネシア自体でプロジェクトを割り当てることができる。
パヌエロによると、呉釗燮はまた、台湾は現在中国がミクロネシアに関与しているすべての建設とプロジェクトを引き継ぐことができ、台湾から労働者を雇い、職業訓練を支援することを保証した。 彼は、台湾との外交関係を確立することは、経済的利益を得ることができるだけでなく、より重要なことは、国の主権の安全を高め、中共の高官への浸透によってもたらされる脅威から遠ざかることができると考えている。

https://www.secretchina.com/news/gb/2023/03/11/1030812.html
3/12希望之声<「甲流」持续大爆发 惊现随地倒 北京上海等医院人满为患=「A型インフルエンザ」が爆発し続け、どこでも倒れる現象が 北京、上海などの病院は患者で満杯>現在、中国各地の病院の発熱診療は混雑しており、北京、長春、上海などの病院では、医師の診察に長い列ができている。中国メディアは、患者のほとんどが「A型インフルエンザ」であり、初期の頃はほとんどが子供であったが、現在は成人の数も増加していると報じている。 「A型インフルエンザ」にも「白い肺」がある。 一部のA型インフルエンザ患者は新型コロナウイルスに感染していると民衆は疑っている。

https://twitter.com/i/status/1634145886988124162
https://www.soundofhope.org/post/703478
3/11希望之声<「清零」上瘾?中共地方政府要重施封锁 目标竟是流感 引众怒=「ゼロコロナ」はやみつき? 中共の地方政府は封鎖を再開したいと考えている その標的はインフルエンザであり、民衆の怒りを引き起こしている>中共当局者は、これは中共ウイルス (COVID-19、新型コロナウイルス) を防ぐためではなく、インフルエンザを抑制するためであると主張して、再び厳格な封鎖措置を課そうとしている。 中国の人々は、道理のない説明に激怒しており、COVID-19 の流行中に、北京が「ゼロコロナ」の制限を課したことによって引き起こされた悲劇と荒廃は今でも鮮明に感じられており、民衆は厳しい封鎖に戻る見通しを見ている。

https://www.soundofhope.org/post/703307

何清漣がリツイート
李江琳 @JianglinLi 22h
鬼婆の「1/6調査委員会」は、なんとその動画を全然見ていない! これはあからさまな政治的迫害ではないのか。 😡😡😡
引用ツイート
トム・フィットン @TomFitton Mar 11
何?!民主党トップのペロシの尻に付いたJ6委員会:我々は実際に監視ビデオを見なかった https://thefederalist.com/2023/03/09/top-democrat-on-j6-committee-we-actually-didnt-review-any-of-the-surveillance-video/
何清漣 @HeQinglian 11h
この投稿は興味深いものであり、回答を要する。
トランプ支持は少なくとも普通の人で、普通の家族を持ち、薬物の使用、近親相姦、腐敗はなく、ある人の夫人のように70歳で16歳の女の子のようにドレスアップすることはできない。
バイデンファンは、LGBは勿論のこと、主にトランスのように (特に未成年者に性転換を誘導するのが好きである)、全国民にマリファナを吸ったり、麻薬を摂取することを奨励し、特に BLM の略奪、インフレーション、フロイドを英雄として扱うのが好きである。 .
これはもう正常な人類と反人類の違いである。
引用ツイート
デビッド @David02366662 16h
返信先: @HeQinglian
あなた方夫婦はトランプ支持でバイデンを悪とする専門家であるが、何の原因であなた方はそんなに脳かないのか?

何清漣 @HeQinglian 7h
私はバイデンに妙手を与える:
米国はずっと宇宙人がいると言っており、CIAはシステム的な情報を持っている。
現在、CIAによる調査・検証の後、ノルドストリームを爆破したのは宇宙人だったと言われたことがある。地球上のどの国もそのような爆弾を作ることができないと言って、残された断片を持ち出せば。
バイデンファン、ウクライナファンいずれにせよ、そしてトランプファンからバイデンファンに転向した人達は全員信じる。
引用ツイート
綾波 @dinglili7 20h
ピューリッツァー受賞者ハーシュの「ノルドストリーム」の暴露から 1か月後
NYTは匿名の米国当局者の発言を引用し、「親ウクライナ団体」が「ノルドストリーム」爆発の背後にいる可能性を示す情報があったと主張した。
ハーシュの意見:ウクライナには地雷を敷設する能力はあるが、潜水用の減圧艦はない。任務を遂行する人物は、上級ダイバーで、C4 プラスチック爆薬の専門家でなければならない。彼らは、パイプラインを適当な位置で破壊するため爆発物を設置するのに、バルト海で数週間か数か月繰り返しの練習が必要である。

何清漣 @HeQinglian 44m
緑の党のベアボック外相は、気候サミットで中国に厳しく新基金の支払いを要求した。この補償基金は地球温暖化の影響を軽減することを目的としている。しかし、中国は自国を発展途上国と見なしており、新基金の支払いは約束していないと。
https://rfi.my/8vKN.T
外相は、もし中国が支払わなければ、中国のドイツへの投資は没収されると言ったら、北京はパニックになるかもしれない。 😅
しかし、最初にドイツの中国への投資額を計算する方がよいだろう。
rfi.fr
ドイツ開発相、気候災害補償基金の支払いを中国に要求。
エジプト気候サミットの結果について、ドイツは混乱している。 ドイツの開発相は中国に対し、新たな気候災害補償基金への拠出も求めた。

何清漣がリツイート
李江琳 @JianglinLi 23h
共和党の支持者と保守派に謝罪するこの公開書簡は読む価値がある。
引用ツイート
No Bailouts Poso 🚫💰 @JackPosobiec 3月11日
NAOMI WOLF:親愛なる保守主義者各位、申し訳ありませんが、多くのメディアの嘘を信じていました。
https://humanevents.com/2023/03/10/naomi-wolf-dear-conservatives-im-sorry-i-believed-so-many-media-lies?utm_campaign=64483
何清漣 @HeQinglian 2h
中国:「ユーラシアのチェスボード」における米国のかつての同盟国
——ブレジンスキーの「The Grand Chessboard」を再読 https://upmedia.mg/news_info.php?Type=2&SerialNo=167504
大師も時々つまずく。 ブレジンスキーの構想によると、米国はロシアが再び強くなるのを防がなければならず、米国の覇権を脅かす反米同盟の出現を防ぐため、彼は米国と中国の間の同盟を主張し、2020年までに「地域覇権」になるが、世界強国になることは不可能と考えていた。
upmedia.mg
中国:「ユーラシアのチェスボード」における米国のかつての同盟国(2の1)–ブレジンスキーの「The Grand Chessboard」を再読――上報
2 / 28、中国に対する米国の 2つの大事な行動が再び注目を集めた。1 つは、駐中国米国大使ニコラス・バーンズ・・・。
何清漣 @HeQinglian 1h
つまり、中国は世界規模での影響力をめぐって米国と競争することはできない。

何清漣 @HeQinglian 2h
米国地政学の岐路:「中国の脅威」VS「平和的台頭」 https://upmedia.mg/news_info.php?Type=2&SerialNo=167620
米国の 2 人の主要な戦略地政学の巨匠、ミアシャイマーとブレジンスキーは、ドラゴンスレイヤー (中国脅威論) とパンダハガーに属している。中国連携とロシア連携で、2 人はそれぞれ 1 勝 1 敗であった。 ミアシャイマーは中国の判断で勝ったが、ロシアの判断で負けた。 ブレジンスキーは、ユーラシアのチェスボードの設定と判断で勝ったが、中国への期待では負けた。
upmedia.mg
米国地政学の岐路:「中国の脅威」VS「平和的台頭」(後編) –上報
3/6、中国人民政治協商会議の一部のメンバーを訪問し、北京で開催された全人代両会期間中に合同グループ会議に参加したとき、中国の習近平国家主席は、過去5年間で・・・。
赤谷氏の記事では、ウクライナの外国から供与される戦車は、供与国の義勇兵で対応しないと間に合わないのでは。ロシアが習熟期間を見込んで猛攻撃を仕掛けてくる。ウクライナ軍は耐えられるか?
記事

米国が供与する計画のM1エイブラムス戦車に搭載されている1500馬力ガスタービンエンジンの燃焼試験(米陸軍のサイトより)。
欧米戦車はウクライナに戦勝呼ぶか?
2022年2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が開始され、縦隊の機甲科部隊がキーウ目指して突進を開始した時、戦車はもう時代遅れではないかという議論が噴出した。
現代の戦闘においては、ドローンや自動追尾機能付加ミサイルの運用に大きく影響されるため、というのがその理由であった。
しかし、この1年間の戦闘からウクライナのような戦場では戦車を中心とする装甲車両が戦線の形勢を逆転させる手段であることが明確になってきている。
このため、米国、英国、ドイツなどが自国保有の戦車をウクライナへ本格的に供給し始めたのである。
一部では供給戦車を使った訓練が隣国ポーランドで開始されたというニュースも見聞される昨今である。今後の戦況推移にどのような影響がみられるのか述べてみたい。
まず供給戦車の主要性能を見ると、次の通りだ。
- 「M1A1」(米):120ミリ44口径滑腔砲、重量64トン、乗員4人、1500馬力ガスタービン
- 「チャレンジャー」(英):120ミリ55口径旋条砲、乗員4人、1200馬力ディーゼル
- 「レオパルト」(独):120ミリ55口径滑腔砲、重量62トン、乗員4人、1500馬力ディーゼル
他方ウクライナとロシアが運用している戦車の主要性能は次の通りである。
- 「T-72」(ロシア・ウクライナ):125ミリ51口径滑腔砲、重量41.5トン、乗員3人、1200馬力ディーゼル、自動装填方式
- 「T-90」(ロシア):125ミリ51口径滑腔砲、重量46.7トン、乗員3人、1200馬力ディーゼル、自動装填方式
- 「T-80」(ロシア):125ミリ51口径滑腔砲、重量42.5トン、乗員3人、1200馬力ガスタービン、自動装填方式
ウクライナに供給される戦車とウクライナが保有する戦車の大きな違いは大きさ(車長、車幅、車高)、重量、砲口径、乗員数、さらには未記述ではあるが射撃統制装置などが挙げられる。
この違いが事後の供給戦車の運用に大きく影響してくる。
戦車単体での運用
1、各国とも戦車部隊の訓練で一様に使われる言葉がある。
それは「心手期せずして」である。
これは戦闘行動間、戦車乗員の車長(戦車の指揮全般)、砲手(射撃)、操縦手(操縦、警戒)、装填手(砲弾・機関銃弾の装填、警戒)が各々の役割をタイミング良く整斉確実に実施することを表している。
どれ一つ欠けてもその戦車は行動間役に立たない。
これが3~4両の小隊、10~13両の中隊さらには大隊となって集合体での威力発揮となるのである。
戦闘行動のどれ一つを取ってみても、私の経験から言えば、一連の行動を確実整斉と実行できるようになるのには、車長7~8年、砲手5~6年、操縦手3~4年、装填手1~2年は必要である。
今回は、従来装填手のない戦車を運用してきたウクライナにとって装填手の教育がプラスされたことになる。
供給戦車国からの教育訓練支援は必須である。
装填手と馬鹿にするなかれ。重量30キロあまりの指示された砲弾(その時の戦況にもよるが、最少で2種類)を弾薬架から選定し、少なくとも4秒以内に砲に装填する必要がある。
併せて連装の機関銃の弾薬装填も実施する。いずれもタイミングがずれた装填では戦力発揮にならないのは明白である。
彼我共に敵戦車を発見したら4秒以内に撃破しないと撃破されるのが現代の戦場である。
乗員4人が確実に与えられた任務を遂行しないと戦勝は得られない。戦車が力を発揮できるのはチームワークによる「火力と機動の連携」である。
2、戦車部隊は一般的に一戦闘終了後、戦況次第で変化することはあるが、速やかに後方の補給基地に後退する。
そして、弾薬燃料の補給・車両整備・故障排除・衛生処置などを乗員自らが後方担当者と共に行う。
このため、戦車乗員は乗車している戦車の性能・機能・整備(車両全般、通信など)について習熟しておく必要がある。
自国の戦車に習熟していても異車種である供給戦車については絶対に欠かせない教育である。
我が国においても1954年(昭和29年)陸上自衛隊発足時の米国供与戦車(「M4」、「M24」、「M41」)から逐次国産の「61式」、「74式」、「90式」、「10式」と導入して来たが、新戦車導入の都度、乗員・整備員の教育は富士学校・武器学校などの教育組織のみならず使用部隊でも年単位で習得教育が実施された。
以上述べたことが確実に実施されて、初めて供給戦車の機能が十分に発揮される。
戦車部隊としての運用
今回供給される戦車数は確定してはいないようであるが、概略、以下の通りとされている。
①「レオパルト2A6」×31両:ドイツ×18両+スウェーデン×10両(派生型)+ポルトガル×3両
②「レオパルト2A4」×36両:ポーランド・カナダ・ノルウエイ・スペイン(提供数不明)
③「チャレンジャー」×14両
④「M1A1」×31両(供与時期未定)
以上から、2個レオパルト大隊、1個M1A1大隊、1個チャレジャー中隊が運用される。
これだけでは十分な数とは言えないのでドイツ、デンマーク、オランダは一世代前の「レオパルト1A5」の調達を実施していると言われている。
正確な数は不明であるが最大200両前後との情報もある。
ここから言えるのは、能力の異なる戦車部隊を指揮する指揮官の一番の悩みは兵站と教育訓練ということである。
ウクライナは国内戦であるから外征軍のロシアと異なり地域に兵站機能を保持し効率的に運用して戦闘を継続している。
それは国産装備品の対応のみであり、今回供与を受ける戦車ついての補給整備に関するすべてについてゼロ発進となる。
供与戦車が戦場に進出する段階までには、諸機能の教育・装備品の保持・弾薬の確保などすべきことが満載だ。
これらの態勢が整い、諸活動に順調に開始されるとしても、供与戦車の能力発揮は1~2年を要すると見積もるのが適切ではなかろうか。
教育訓練について、性能の異なる装備の部隊運用は極めて機微に行う必要があるので、中隊レベル以上の訓練を供給戦車国と共に実施できるよう計画すべきである。
戦車を供給すれば終わりではないと明確にすべきである。
いま言えること
供給戦車の戦力発揮は早くても1年後、状況によってはさらに年数が増える公算が高いとみておく必要がある。
これを早める方法はただ一つ、戦車供給国がウクライナに赴き徹底した教育訓練と補給支援を可能な限り迅速に行うしかないと考えている。
ロシアは2022年2月の侵攻について大きな反省点があると考えているはずである。
突如開始したウクライナ侵攻は2つの点で失敗に帰した。
1つ目は補給部隊を追随させない突進攻撃である。多くの戦車等が主に燃料不足で進撃不可能となった。
2つ目は行動地帯の泥濘化である。道路も含め路外の多くは泥濘化しており、機動部隊の渋滞を狙ったウクライナの火砲等の反撃によって撃破された。
これらの反省を踏まえ、ロシアが本格的再侵攻を実施するとすれば早くて5月以降と考えられる。
供給戦車は間に合わない。
拙速に供給戦車を戦闘に加えても効果は極めて薄いので、1年は耐えて来年に期すべきである。
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『「食料安全保障、自給率に縛られるな」本間正義・東大名誉教授』(3/10日経ビジネス 本間 正義[東京大学名誉教授・アジア成長研究所特別教授])について
3/9The Gateway Pundit<Elon Musk Tweets Out: “Free Jacob Chansley”>
真面な人間であれば、マスクの言うことを支持するでしょう。そうでない人は左翼脳に犯されている。
Musk’s acknowledgment of the unjust imprisonment of Jacob Chansley is a huge victory to January 6th prisoners who have been for the most part ignored or demonized by people in high places as Musk.

https://twitter.com/i/status/1634039108958932995

https://twitter.com/i/status/1632912031882805250
https://www.thegatewaypundit.com/2023/03/elon-musk-tweets-out-free-jacob-chansley/
3/9The Gateway Pundit<House Republicans Launch Investigation Into January 6 Committee>
下院多数党を共和党が握ったからできること。1/6委員会は茶番劇だったということ。
Barry Loudermilk was a victim of the January 6 panel’s lies.
Recall, members of the J6 panel falsely claimed Rep. Loudermilk gave Trump supporters a ‘reconnaissance tour’ on January 5.
Capitol Hill Police later released a letter exonerating Rep. Barry Loudermilk from accusations that he led a tour of the Capitol the day before a mob of then-President Donald Trump’s supporters stormed the building.
Barry Loudermilk received death threats because of Bennie Thompson’s lies.

3/9The Gateway Pundit<Evidently the Rumors Were Likely True: Tucker Carlson Softens J6 Reports and Releases NO NEW VIDEO After Threats from Schumer and Others>
マードックも大したことのない人物。
Now there are suggestions that Rupert Murdoch and the FOX News brass got to Tucker and forced him to change his show plan.
Investigative reporter Sharly Attkisson tweeted out earlier this week that Tucker’s show plan was changed.

3/9The Gateway Pundit<Matt Taibbi Drops Another Twitter Files Ahead of Testimony to Congress: The Censorship-Industrial Complex>
Foxがダメであれば残るはTwitterだけ。
Journalist Matt Taibbi on Thursday released another “Twitter Files” before his testimony before the House Select Subcommittee on the Weaponization of the Federal Government.
Matt Taibbi and Michael Shellenberger appeared before Congress on Thursday.



何清漣 @HeQinglian 8h
バイデン政権の外交成果:
- サウジアラビアを中国に押しやる – 中国、サウジアラビア、イランの三国共同声明、サウジアラビアは、イランと両国間の外交関係の再開に同意することを含む合意に達した。
- ノルドストリームのパイプラインが爆破された件で、シーモア・ハーシュの調査報道が出た後, 親ウクライナのグループが俎上に乗せられた。国内の人々でさえそれを信じていない。
- 中国のロシアへの軍事援助を自問自答するなら、中国の準備は米国の台湾への武器提供に等しい。
egyptindependent.com
中国の外相は、ロシアへの武器供給の可能性を、米国の・・・への軍事支援と同一視している。
中国の外相は、火曜日、ウクライナでのロシアの戦争に対する北京からの将来の軍事支援の可能性は、自治の島である台湾への米国の武器売却と同一視した。「なぜ米国は・・・
何清漣 @HeQinglian 8h
WHに取って代わっての回答:
1.中東は、第二次世界大戦後に大英帝国の遺産を引き継いだ後、70 年以上にわたって欧州の灯を守るために無茶してきた。 グレートリセットが行われた今、そこでは LGBTQI は絶対に受け入れられない。
2.ウクライナは遠慮して言わないが. 結局、白状しないことはできない。多くの口封じがあったとしても。
3.私は民主主義を守るために台湾に武器を提供し、あなたは侵略を支持するためにロシアに武器を提供する。使うかどうかは後で考える。
本間氏の記事で、「平時のカロリーベースの食料自給率で食料安保を考えるべきではありません。戦争や国際紛争でシーレーンが閉ざされ、輸入が途絶した時の食料供給計画こそが問われる」というのはその通りでしょう。具体策を網羅してほしかった。有事の場合、事前に何を準備しておかないとならないのか?
記事

(写真=都築 雅人)
紛争でロックアウト中の都立青山高校3年生だった1969年、「農業は自由意思による自由な行動で自己実現を図れるはずだ」と憧れを抱き、1人で北海道の牧場で実習体験をしました。大学進学など考えていなかった私は牧場主に「教育は受けられる時に受けなさい」と諭され、東京に戻って勉強して帯広畜産大学に入学しました。農業の研究を始めるようになったのにはこんな経緯がありました。
農業経済学の研究を進める傍ら取り組んできたのが農業分野の規制改革です。「農業は本来自由であるべきで、それが職業としての魅力のはずだ」と確信してこの世界に入ったのですが、日本の農業は規制や法律に縛られ、農協など大きな組織の中で制約を受けているのが実態でした。
農業政策が農家や農業が持つ潜在能力の発揮に本当に役立っているのだろうか──。大いなる疑問を胸に農業政策の研究に取り組み出したところ、95年に発足した政府の行政改革委員会規制緩和小委員会に専門家としてヒアリングに呼ばれました。これ以降、規制改革会議など後継組織に2020年まで関わりました。15年から務めている国家戦略特区ワーキンググループ委員は今も続けており、四半世紀余りも規制改革論議に携わってきたことになります。
一連の論議の中で、農地の有効活用や経営効率化を促すために、規模拡大や多様な企業の参入を促す改革などの必要性を訴えてきました。第2次安倍晋三政権下で、全国農業協同組合中央会(JA全中)の権限縮小や流通の効率化、生乳の指定生産者団体制度の改革などが実現したのは前進と言えます。ただ、コメの減反政策が形を変えて事実上継続し、株式会社の農地取得規制の緩和などは進んでおらず、課題はまだまだ山積しています。
規制改革による効率化を唱えることに対し、農業界などから「金もうけ重視だ」と批判されることも少なくありませんでした。私の本意は「限られた農地などが有効活用されていないのはもったいない」ということ。ほかの産業に比べて知恵の出しどころがあるのが農業で、生産性を高め、民間の活力を引き出す環境整備が欠かせません。規制が少なく、新規参入が容易な野菜農家の経営が大きく伸びている現状が、改革の必要性を如実に物語っていると思います。
ロシアによるウクライナ侵攻で食料や肥料の価格が高騰し、食の安全保障に関心が高まっています。国内生産力の強化や生産資源の確保、備蓄政策や輸入先の分散化なども有効です。しかし国内自給率を上げることを目的に政策を展開することには問題があります。自給率向上には多くのコストがかかり、国民の食生活と生活水準の低下をもたらしかねません。
また、平時のカロリーベースの食料自給率で食料安保を考えるべきではありません。戦争や国際紛争でシーレーンが閉ざされ、輸入が途絶した時の食料供給計画こそが問われるのです。エネルギーや流通手段の確保策とともに、政府は今こそ自給率という物差しに縛られない真の食料安保を確立する必要があります。(談)
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『トランプ支持者「議事堂襲撃事件」はバイデン民主党が仕組んだ罠…!? 監視カメラ映像が初公開されて分かったこと』(3/9現代ビジネス 朝香 豊)について
3/8The Gateway Pundit<“They Should Be Tried for Fraud and Treason” – President Trump on Jan 6 Committee Members Who Hid Video Exonerating Jan 6 Victims>
民主党政権の兵器と化したFBIが分かっていて、不法逮捕したのだから、すぐにでも釈放すべき。また旧1/6委員会メンバーは監獄行きになるべき。
Video footage used by the House Jan 6 Committee was doctored to make it look worse than it was. This was an attempt to distort the truth and make things look worse than they were. The Capitol protests were nothing compared to the BLM and Antifa riots of 2020 that killed numerous American and resulted in a billion in damages or more to US cities.

3/8The Gateway Pundit<Tucker Carlson Scored HUGE Ratings Revealing J6 Footage – Six Times More Viewers Than CNN>
嘘を伝える左翼メデイアより、真実を伝える保守メデイアが人気を博すのは当然。
The ratings for Tucker Carlson’s reveal of the January 6th videos are already in and they are huge.
This is probably a large part of why Democrats were so panicked about Tucker getting his hands on the videos. They knew that he would have a massive audience for the shows. They would not care if it was a show no one watches, like something on CNN.
This is obviously also one of the reasons why so many liberal networks demanded access to the footage only after Tucker got it. They also knew that he was going to demolish the competition in viewers.


2019年11月22日、本ブログ記事によると、高濱賛氏はビンドマンを持ち上げていたが、上の記事をどう読む?トランプ弾劾証言でも共和党側から「また聞きにすぎない」と言われ、一発で終わりだったと記憶する。これを読めば、自分が利益を得るために、トランプが邪魔だったに過ぎない。高濱氏は利権屋を応援したことになる。役人が政治家を捏造で貶める手は洋の東西を問わず。高市元総務相のレク文書何て、作成日時も作成者も書いていなければ、簡単に捏造できる。組織決定するのであれば、どんな会社でも作成日時、作成者、決裁社印が必要。役人の言うことは正しいなんて、財務省佐川の稟議書改竄依頼事件でも分かるはずなのに。
http://dwellerinkashiwa.net/?m=20191122
3/10阿波羅新聞網<美情报总监:中共致力于统一但不想开战 若无法和统会动武=米国国家情報長官:中共は統一に努力しているが、戦争を望んでいない 平和的統一ができない場合、武力を行使するだろう>ヘインズ米情報長官は3/9(木)、中共は戦争を望んでおらず、台湾問題についても、中共は武力行使よりも平和的手段による統一を望んでいると指摘した。 とはいえ、中共が平和的統一は選択肢にないと考える場合、実際には軍事的手段を通じてそれを達成しようとする可能性がある。

https://www.aboluowang.com/2023/0310/1875655.html
3/10阿波羅新聞網<中共模式破产!军方竟模仿美“现实版神盾局”!【阿波罗网报道】=中共モデルは破産! 軍は何と米国の「イージス(神の盾).」を模倣した! 【アポロネット報道】>中共を平手打ちして、サイエンス・マガジンのウェブサイトは次のように述べた。「ワシントンに本拠を置くシンクタンク、ハドソン研究所の政治・軍事分析センター所長のリチャード・ワイツは、中共国がDARPA(Defense Advanced Research Projects Agency)のように成功できるかどうかについては意見を留保している。 彼は、DARPAの成功は米国に言論の自由があるからであり、それによって作られたインターネットはその典型であると考えている」と。
https://www.aboluowang.com/2023/0310/1875720.html
3/10阿波羅新聞網<习近平说出心中担忧:就怕来个…【阿波罗网报道】=習近平は懸念を表明した:私は恐れている・・・ [アポロネット報道]>アポロネットの秦瑞記者の報道:中共の公式報道によると、3/6の午後、習近平は政治協商会議に参加し、民主建設協会と工商連合会のメンバーを訪問し、合同グループミーティングに参加した。 会談で、習近平は懸念を表明した。
楊継縄は著書『墓碑』の中で、「全体主義体制の下では、国家機構のすべての部分が政治軸を中心にしっかりと回っている」と指摘し、問題の核心を指摘しているようである。
彼は中共の統計業務を例に挙げ、「統計担当者が上司から受ける指示は次のとおり:「党と政府の指導者が必要とする統計データは何でも提供する。政治運動や生産運動が行われているところはどこでも、統計業務はついていく」。 「我々は党の指示と実際の仕事の必要性に従って行動し、党がこのようにすると叫べば、そのようにする.」。
さらに、彼は本の中で、上から下に至るまで中共の「暗黙の命令」があることを記録した。

https://www.aboluowang.com/2023/0310/1875686.html

He Qinglianさんがリツイート
李江琳 @JianglinLi 12h
丁一夫:「睡眠、夢、死のプロセス」の出版に関するスピーチ http://bloodundersnow.blogspot.com/2023/03/blog-post_9.html
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何清漣 @HeQinglian 13h
これは劇の一幕の始まりであり、戦争援助の終了前の最初の幕になると見込まれる。復興支援があるかどうかはパフォーマンス次第である。米国の権貴グループも支援を必要とし、アフガンの会計帳簿を参考にすべき。
引用ツイート
Ezio Mao ☢ @KELMAND1 18h
ウクライナ外相は、ノルドストリームの破壊にキエフは関与していないと主張。
ウクライナのドミトリー・クレバ外相は木曜日、イタリアの新聞ラ・レプブリカに次のように語った。「私の政権はこれと何の関係もない。証拠のない記事は、ウクライナが責任を負っているという印象を与えるため、有害だと思う。我々は調査の結果を待っている」 twitter.com/KELMAND1/statu…
朝香氏の記事では、ここまで証拠が挙がっているのに、民主党は嘘と言い切る。立証責任は民主党にあるし、嘘だと言って押し切ろうという姿勢は、不正選挙も嘘と言う姿勢と一致している。泥棒が「ドロボー」と叫んで逃げるのと一緒。ミッチ・マコーネル共和党上院議員はホテルで、つまづいて倒れ、脳震盪を起こして、入院とか。雲隠れか、公開されたショックでキチンと立っていられなかった?
左翼は平気で嘘をつく。民主党は主流メデイアが左翼で民主党支持なのを良いことに、捏造・でっち上げして、都合の悪い言論や人物、政党を貶めてきた。日本の主流メデイアも同じ。朝香氏の記事以外で本件が報道されているのを知らない。大多数の日本人は洗脳されていることすら知らない。
記事
44000時間分の監視カメラ映像
大統領選挙の結果をひっくり返すために多くのトランプ支持者たちが暴力的にアメリカ合衆国議会議事堂に乱入したとされる、いわゆる「議事堂襲撃事件」から2年以上が経過した。
9.11同時多発テロや真珠湾攻撃と並ぶような歴史的重大事件として語られながら、この事件で実際にどんなことが行われたのかについては、これまであまり伝えられてこなかった。しかし、昨年の中間選挙で共和党が下院の多数派になったことで、その状況が大きく変わった。
新たに選出されたケビン・マッカーシー下院議長が、議事堂内部のいたるところに設置された監視カメラ映像44000時間分のほぼ全てを公開すると決め、フォックス・ニュースの人気キャスター、タッカー・カールソンのチームがこの映像を確認、分析した。そして3月6日の「タッカー・カールソン・トゥナイト」で、放送された。
結論から言えば、この「議事堂襲撃事件」は、「反乱」(insurrection)と呼ばれるものとはまるで様子が違っていて、大半の人たちは議事堂内の見物をしていただけと見たほうがいい。ごく一部に過激な動きをした者たちがいたのは確かではあるが、彼らと残りの大多数を混同すべきではない。
番組にゲストとして招かれたニューヨーク・ポストのコラムニスト、ミランダ、ディバインは、「彼らはおとなしく、礼儀正しく、列を乱さず歩いていた。実に平和的だ。何らの破壊的な意図もない」と述べている。
トランプ支持者たちが選挙結果を覆すために議事堂を襲撃し反乱を起こした、というストーリーは、どう見ても違うだろう。
暴力シーンは映っていなかった
バイキングを模した奇抜な格好をし「Qアノン・シャーマン」と呼ばれたジェイコブ・チャンスリーは、この事件で警察官を襲撃したことで禁固44ヵ月を言い渡されている。
しかしながら、彼が映った映像では、議事堂警察のメンバーが彼に付き添って歩く姿が様々に映し出されており、彼が警察官に対して暴力行為を働いている様子は伺えなかった。
中には、警察官が彼のために、閉まっている部屋に入れてやろうとドアノブを回そうとするシーンまで映っていた。彼は議事堂の中で拡声器を使って、議事堂警察が自分たちを建物の中に入れてくれたことについて神に感謝する言葉さえ述べている。

Gettyimages
もっともチャンスリーが映っている全ての映像が番組で公開されたわけではないだろうから、未公開部分に許されざる暴力シーンが映っている可能性も厳密に考えればゼロとは言えない。ただ、公開された映像から判断すると、彼と議事堂警察の間には敵対的な雰囲気は一切感じられず、その可能性はほぼないように思える。
なお、タッカー・カールソンは、「彼が実際に重大な犯罪を犯していたのであれば、すぐ隣にいた警官たちはなぜ彼を逮捕しなかったのか?」と、番組で問いかけた。
なお、この事件では、チャンスリーの他に1000人近くが逮捕されているが、彼らについても同じようなものではないのかとの疑いを禁じえない。
「アメリカを守るために負った怪我」の謎
この襲撃事件でトランプ支持者に消火器で頭を殴られて殺されたと報道されていたブライアン・シックニック巡査も動画に映っていた。
ニューヨーク・タイムズを始めとした主流派メディアは、トランプ支持者たちが議事堂に入ろうとするのを阻止しようとした際に、彼らと衝突する中で頭部を負傷したのが原因で命を落としたのだと報じていた。
また、国会議事堂警察も、「シックニックは勤務中に負った怪我のために亡くなった」と公表したし、米司法省も、彼は「アメリカを守るために負った怪我」で亡くなったと発表した。

Gettyimages
ところが動画を見ると、彼はヘルメットをかぶった状態で、トランプ支持者たちを誘導しながら歩き回っているのであり、消火器で頭を殴られ、死につながるような怪我を負った形跡はまるで見えないのだ。
なお、彼が事件当日の夜10時にたまたま脳卒中で倒れ、翌日の夜に自然死しているということは、事件後3ヵ月してから公式の検視結果として公表された。検視結果が「自然死」となっているのは、彼の死が外傷に起因するものではないことを示している。
ただし、群衆が議事堂に突入する際に、彼がペッパースプレーを浴びせられていた事実もあることは、公正を期すために追記しておきたい。CNNなどは、ペッパースプレーを浴びたことが、脳卒中を引き起こしたとの立場に今なお立っている。
意図的に隠蔽したのではないか
さらに注目すべきは、このシックニック巡査の様子が映された動画にはブックマークが付けられていたことだ。
これは米下院に設立された、この事件を調査する特別委員会が、この動画を一旦はチェックしたことを示している。
シックニック巡査の死については広く誤解されて報道されてきたのだから、最終報告書の中ではこうした事実についても含めておくべきだったと言えるだろう。だが、なぜか下院特別委員会はこの件について、最終報告書で触れなかった。これでは意図的に隠したのではないかと疑われても仕方ない。

Gettyimages
ちなみに事件のほぼ1ヵ月後には、彼の死を悼む荘厳なセレモニーが行われ、バイデン大統領なども臨席している。そしてシックニック巡査は「アメリカを守るために命を落とした英雄」として扱われ、戦死者などの国の英雄を祀るアーリントン国立墓地に埋葬されたのである。
頭部に外傷などなかったことは当初からわかっていたはずだが、なぜか話がすり替えられて、シックニック巡査は暴徒から国を守る勇敢な戦いの中で致命傷を負って死亡したことにされてしまった。
そればかりかバイデン大統領臨席のもとで荘厳なセレモニーまで催され、全米にこのようなストーリーで伝えら
辻褄の合わない幾つかのウソ
この事件の前夜に「明日、議事堂に突入するぞ」と煽っていたレイ・エプスという人物がいる。彼は下院特別委員会の取り調べを受けた際に、すぐに議事堂を離れてホテルに向かっていたと宣誓供述していた。だが、屋外に設置された監視カメラによって、彼は宣誓供述で述べた時間の少なくとも30分後までは現場に残っていたことがわかった。
彼は議事堂突入を煽った人物であるにもかかわらず、今回の事件では全く罪を問われていない。1000人近い人が逮捕されている中で、彼が逮捕されずにいることも、実に不思議な話である。

Gettyimages
トランプ側からは、彼はFBIと内通していて、トランプ支持者たちを議事堂に向かわせる仕事を担っていたのではないか、だから何の罪にも問われていないのではないか、と疑われている。
民主党議員の中には、共和党議員の一部が事件より前の段階で反乱者たちを支援していたという話を押し広げている者もいた。そして共和党のバリー・ラウダーミルク下院議員を名指しして、襲撃準備の偵察行動を先導していたのは彼だと決めつけていた。だが、映像を見ると、単に地元の有権者に議事堂を案内していただけだということがわかった。
下院の特別委員会では、共和党のジョシュ・ホーリー上院議員は事件当日、暴徒から逃れるために怯えた様子で逃げ出したとされ、その様子を撮影したとされる動画が出回っていた。これは特別調査委員会が発表したものだった。ホーリー上院議員の名誉は大いに傷つけられたことだろう。
だが、実際にはホーリー上院議員は、議事堂警察に外に出るよう急かされたグループの最後尾にいたのであって、暴徒から逃れるために逃げ出したわけではないことが判明。他の人たちからかなり離れて最後尾で走っている姿を切り取られていただけであった。トランプ支持のホーリー上院議員を貶めようとする意図が特別委員会にあったと言うしかないだろう。
この事件は一体何だったのか
この事件は一般に、トランプ派が国家転覆を図って起こした大事件として扱われてきたが、今回公開された映像を見ると、そんなものとはとても言えないことがわかる。共和党のトマス・マッシー下院議員は、動画を見て事件に対する認識が変わったと述べている。

Gettyimages
トランプ派は、この事件はバイデン民主党が仕立てたものだと主張してきた。議事堂前で集会を開いて、そこでみんなの声を議事堂に届けようとしていたのに、議事堂に誘い出す怪しい動きをする者たちが多数いて、彼らはその者たちに誘導されたにすぎないと主張してきた。
誘導を行った者たち、警察に対して暴力的な行動を取った者たちは、実はバイデン民主党側が仕込んだ人たちで、トランプ支持者たちはその動きに誘われて中に入っただけだというトランプ派の主張は、公開された動画を見る限りは説得力がある。
議事堂襲撃事件がどういう事件であったかについて、主流派メディアがこれまで流してきた主張を鵜呑みにせず、冷静に考え直すべき時期に来ているのではないだろうか。

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『米国に吠える!噛みつく!「超攻撃的」外相初会見でさらに高まる米中衝突危機 習近平外交思想に沿って「狼とダンス」、不穏なチキンレースの幕開けか』(3/9JBプレス 福島香織)について
3/8The Gateway Pundit<“They’re All on the Same Side!” Tucker Carlson UNLOADS on Mitch McConnell and Chuck Schumer for Demanding He Be Stopped from Releasing J6 Tapes (VIDEO)>
左翼民主党(チャック・シューマー)と共和党エスタブリッシュメント(ミッチ・マコーネル)は報道の自由を認めず、同じ穴の狢と。
On Tuesday, the American public witnessed incredible meltdowns from Chuck Schumer and Mitch McConnell over the decision by Tucker Carlson to release the J6 Tapes.
The Gateway Pundit has compiled a collection of stories over these men losing their minds over the brutal truth being exposed by Tucker.
Chuck Schumer arguably had the worst meltdown, not only throwing a tantrum on the Senate floor demanding Tucker be censored but also calling McCarthy a traitor. He also repeated a number of lies debunked by Tucker.

https://twitter.com/i/status/1633276771725459457
3/8The Gateway Pundit<Chuck Schumer Sets Preconditions to Go on With Tucker Carlson – Demands Tucker Be Stopped>
タッカーのビデオが嘘と主張するなら、挙証責任はチャック・シューマー側にある。口先だけでなく証明して見て。
As reported earlier by Cullen Linbarger – Senate Majority Leader Chuck Schumer (D-NY) threw a huge temper tantrum on the Senate floor Tuesday.
Earlier this month Chuck Schumer demanded Rupert Murdoch silence Tucker Carlson and other Fox News hosts over the January 6 protests.
Schumer and House Minority Leader Hakeem Jeffries sent Rupert Murdoch a letter demanding he censor Fox News hosts.
Thankfully, Fox News did not listen because Tucker Carlson immediately exposed how many of the narratives propagated by the January 6 commission, Democrats, and their propaganda media, were vicious lies.




https://twitter.com/i/status/1633293325984735232
3/8The Gateway Pundit<BOOM! Dr. Redfield FLIPS: This Virus WAS UNNATURAL – MOST LIKELY COME FROM THE LAB” (VIDEO)>
レッドフィールド元CDC所長もトランプ時代、ファウチやデボラ・バークスの下で、圧力をかけられていたのでは。
On Tuesday Dr. Redfield dropped a bomb during the hearing. Dr. Redfield clearly informed Congress the coronavirus was created in a lab.
Dr. Robert Redfield: We weren’t doing gain of function research. I’m a clinical virologist. I tried to explain to Dr. Fauci, who’s an immunologist, that this virus, SARS and MERS, when they infected man from the intermediate host, Civit cat in the case of SARS, and a camel in the case of MERS, they never learned how to go human to human.
So those original outbreaks were less than 1000 people and the epidemics died. And so when everyone thought this was SARS-like, well, it’s going to die too. But this virus was immediately the most infectious virus, not the most, I think probably right behind the measles virus that we’ve ever seen infect man.
So I immediately said, wait a second, this isn’t natural. And then you go back and look at the literature and you find in 2014 this lab actually published a paper that they put the H2 receptor into humanized mice so it can infect human tissue.
And then you learn that the new COVID, which came from bats, now can hardly replicate in bats. So how does that happen? So I said that my view as a virologist. Again, my hypothesis, and I never discredited them for their hypothesis, this spillover was that this was most likely come from the lab and we need to aggressively investigate both Hypotheses.

3/8Rasmussen Reports<Voter Approval of Congress Hits Record High>
下院多数党が共和党に変わったから、記録的な評価となった。まだ上がる要素はある。
A new Rasmussen Reports national telephone and online survey finds that 28% of Likely U.S. Voters rate Congress’ performance as good or excellent, up from 25% in December and the highest approval in more than 15 years of polling this question.
Thirty-nine percent (39%) think Congress is doing a poor job, down from 45% in December, and the lowest since March 2007. (To see survey question wording, click here.)
Not only do voters now have a higher opinion of Congress in general, but of their own representatives. Forty percent (40%) believe their representative in Congress is the best possible person for the job. That’s up from 30% in April 2022, and the highest in the history of surveying on this question.

3/9阿波羅新聞網<中共间谍竟用iPhone写日记,结果惨了=中共のスパイは実際に iPhone を使って日記を書いたが、結果は惨め>2018 年にベルギーで逮捕された中共国家安全部副局長の徐延軍は、中共の諜報員として初めて米国に身柄を引き渡され、昨年、裁判で懲役20年の判決を受けた。 最近、NYTマガジンは、FBI が中共のスパイから得た手がかりを利用して、徐延軍を罠にかけ、逮捕したことを明らかにした。
徐延軍は愚かにもiPhone を使って日記や記録を書き、そのすべてを iCloud にアップロードして保存した。FBI は彼の iCloud データを取得した後、彼が米国で構築した関係ネットワークも明らかにし、一味を逮捕した。中共の国家安全部が米国企業にサイバー攻撃を仕掛けたという証拠も入手した。中共政府は数十万ドルを費やして弁護士チームを雇い、徐延軍を弁護したが、徐延軍は 20 年の懲役を言い渡された。
素人スパイでは?

https://www.aboluowang.com/2023/0309/1875318.html
3/9阿波羅新聞網<习近平为何“亦喜亦忧”?宁德时代全球迅速扩张或成下个华为?=なぜ習近平は喜ぶと同時に不安なのか? 寧徳時代(CATL)の急速なグローバル展開か、それとも次の華為になるか?>中国の習近平国家主席は最近、両会で、中国のパワーバッテリーメーカーである寧徳時代が世界市場シェアでトップになったことを喜んでいると同時に心配していると語った。習近平の懸念は一理あるかもしれない。寧徳時代の海外市場への急速な拡大は、業界や専門家の多くの人々の警戒を呼び起こしている。

https://www.aboluowang.com/2023/0309/1875304.html
3/9阿波羅新聞網<美情报报告:习近平第3任期续对台施压统一并削弱美影响力=米国諜報機関の報告:習近平の 3 期連任は、台湾に圧力をかけて統一し、米国の影響力を弱めるためである>米国の諜報機関の年次脅威報告書は、3 期目を迎えている中国の習近平国家主席が今後数年間、台湾に圧力をかけ続け、台湾の統一を目指し、米国の影響力を弱めようとするだろうと指摘した。

https://www.aboluowang.com/2023/0309/1875269.html
3/9阿波羅新聞網<麦卡锡公布一月六日录像 颠覆冲击国会事件=マッカーシーは 1 / 6 のビデオを公開し、議会襲撃事件を引っ繰り返させた>米国フォックス・ニュース・ネットワークは、マッカーシー下院議長の独占的な許可の下、月曜日の夜の番組で 1 / 6の議事堂襲撃の新しいビデオを放送した。 数万時間におよぶ監視映像の中には、これまでの報道を覆す内容が多く、暴動が起きなかっただけでなく、警察の指導もあった。 マッカーシーは映像が公開されると述べたが、いつ公開されるかは明らかにしなかった。

https://www.aboluowang.com/2023/0309/1875214.html
3/8阿波羅新聞網<中国教授吐槽中国犯罪多“还靠欧美赏饭吃” 遭停职彻查=中国の教授は、中国での犯罪の多さと、「欧米に依存して食事を楽しむ」ことを暴露し、停職と徹底的な調査に遭う>中国の南京航空宇宙大学の陳賽彬教授は、金融と税務の授業で、中国は食料を欧米に依存し、外国が中国に経済制裁を課せば、中国人の半分は食べる物が無いと発言した。 彼は停職され、調査を受けている。

https://www.aboluowang.com/2023/0308/1875125.html

何清漣がリツイート
天降偉人包由検 @fading_you1 1 4h
米国左派イデオロギーの輸出の目的は、世界中のさまざまな国の社会倫理をポリコレで去勢し、伝統的な価値観の転覆を実現し、「古い世界を打ち砕く」ことである。更には左派イデオロギーを用いて、統一された「天下大同」の新世界を再構築する。
したがって、今の時点では、反米主義は最高の自由の価値である。
引用ツイート
端傳媒Initium Media @initiumnews 3月7日
【女湯で「トランスジェンダー」と遭うのが怖い?日本の俳優の橋本愛、物議を醸す発言で謝罪】 女子浴場や公衆トイレを利用する場合の「トランスジェンダー女性」問題について、日本の俳優である橋本愛が今月5日、自身のIGストーリーにコメントし、「体の性別によって区別するのが良い」と。あるネチズンは、彼女の発言を「LGBT +に対する差別」の疑いがあると批判した。 6日、橋本愛がストーリーを公開し、発言について謝罪した。
このスレッドを表示

何清漣 @HeQinglian 10h
米国人の 51% は、中国との友好よりも台湾を守ることの方が重要だと考えている。記事中の言葉は強硬である。
The Economist と世論調査機関 YouGov の調査結果によると、米国は「中国が台湾に武力侵略しないよう強硬な立場を取る」のが重要と考えるか、「米国と中国の間で良好な関係を維持すること」が重要という人の割合は51% : 24% である。
質問を「台湾を守るために派兵することをためらわない」に変更すると、結果の見込みは異なる。
rfi.fr
米国人の 51% は、中国との友好よりも台湾を守ることの方が重要だと考えている。
最新の世論調査によると、米国人の 51% が、米国政府は台湾を保護するために強硬な立場をとる方が、中国との良好な関係を維持することよりも重要であると考えている。

何清漣 @HeQinglian 54m
米中関係は敵意の渦にますます深く沈み込んでいく。
ほんの数週間前、中国と米国は暫定的に「外交上の停戦」に向けて動いていたが、現在、双方の関係を修復するためのあらゆる努力は延ばされている。
バイデン率いる米国政府と習近平率いる中国政府との間で緊張がずっと高まって来ている。
https://cn.wsj.com/articles/%E4%B8%AD%E7%BE%8E%E5%85%B3%E7%B3%BB%E5%9C%A8%E6%95%8C%E6 %84%8F%E6%97%8B%E6%B6%A1%E4%B8%AD%E8%B6%8A%E9%99%B7%E8%B6%8A%E6%B7%B1-c3d96d77
コメント:両者は、先ず冷却期間を置き、連絡やコメント、接触を 2 ~ 3 か月間停止すればよい。重大な問題がある場合は、別である。
cn.wsj.com
米中関係は敵意の渦にますます深く沈み込んでいく。
ほんの数週間前、中国と米国は暫定的に「外交上の停戦」に向けて動いていたが、現在、双方の関係を修復するためのあらゆる努力は延ばされている。
福島氏の記事では、秦剛の変わり身の早さ、出世の為なら戦争も辞さずという口ぶりで、米国を侮蔑した。ここまで中共を増長させたのは間違いなく、米国、特にバイデンの無能ぶりがあるからでしょう。アフガンの失態を見て、中共は侮ったのでしょう。
上述の陳賽彬教授の言うように、経済制裁は中国に効くと。自由主義国は中国と時間をかけてでもデカップリングすべき。今の大統領がトランプでないことが悔やまれる。
記事

全人代の会見で記者からの質問に答える中国の秦剛外相(2023年3月7日、写真:AP/アフロ)
(福島 香織:ジャーナリスト)
目下、北京で開催中の全人代(全国人民代表大会)で外相(外国部長)特別記者会見が3月7日に開催され、秦剛(しんごう)外相の事実上の記者会見デビューとなった。
駐米大使からいきなり外相に出世した秦剛外相は、駐米大使在任中は米中関係改善に熱心だという評判も高かったが、記者会見では予想以上の戦狼外交(攻撃的な外交)っぷりを国内外記者に見せつけた。
これは習近平体制の下で出世する外交官の宿命なのか。それとも、習近平第3期目はもはや米中衝突は避けられないと腹をくくったのか。
米中関係改善の期待を吹き飛ばす徹底的な米国批判
秦剛外相は14の質問に答え、そのうち約半分が外国メディアからのものだった。エジプトのロズユスフ誌、ロシアのタス通信、米NBC、パキスタン通信、NHK、シンガポールのストレーツ・タイムズ、フランスのAFP通信に質問の機会が与えられた。
このうちハイライトは米NBC記者からの質問への答えだろう。米中関係の展望についての質問を受けて、秦剛は次のように答えた。
「先日、中米間で気球事件が発生した。これは完全に不可抗力による偶発事件で、米国もこれが現実の脅威には当たらないと認識していた。しかし、米国は国際法精神と国際慣例に違反して、有罪を推断し、過剰に反応し、武力を濫用し、回避できたはずの外交危機をもたらした。
偶然の中に必然を見ることができるなら、それは米国の対中認知と立場が非常に偏っているということだ。米国は中国を最大の政治的ライバルとみなしている。最初のボタンを掛け間違えたので、米国の対中政策は完全に健康で理性的な正しい軌道から外れてしまった」
「米国は、中国との競争で勝つことを望んでいるのであって衝突は望まない、と言う。だが米国の言う競争とは、相手を徹底的に追い込む、死ぬか生きるかのゼロサムゲームだ。
米国はルールを守れと言うが、これは五輪の陸上競技で2人の選手が競争するのと同じく、自分が最善を尽くすことを考えずに相手をどうやってつまずかせるかばかりを考え、はては相手選手に、五輪ではなく(ルールの違う)パラリンピックに参加させようというようなもので、こんなものは公平な競争ではなく悪意ある対抗であり、ルール違反だ!」
「米国は、中米関係に(衝突を避けるための)ガードレールをつくろう、というが、それは実際は中国に殴られても反撃させず、罵られても言い返せないようにするためのもので、これでは(衝突を)防ごうにも防げない。
もし米国側がブレーキを踏まず誤った道を走り続けるなら、いくら多くのガードレールをつくっても車は道から飛び出して横転し、必ず衝突に陥るだろう。このような競争は、両国人民の根本利益、ひいては人類の前途の運命を賭ける(おろかな)博打であり、中国はもちろん断固反対する」
「米国は、米国を再び偉大にするという誇りを持っているなら、他国の発展を許容する度量を持っていなければならない。制裁弾圧は米国を偉大にしないし、さらに中国の復興のステップを阻むこともできない」
「中米関係を決定するのは、米国の国内政治やヒステリックな新マッカーシズムではなく、両国の共同利益のため、共同責任、両国人民の友誼であるべきだ」
「米政府は、真面目に両国人民の声に耳を傾け、脅威が増大する不安を取り除き、ゼロサムの冷戦思考を放棄し、極端なポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)を拒絶し、約束を実践し、中国と交流し、両国にプラスとなって世界にも幸せもたらす正しい付き合い方を共に模索してほしい」
気球事件では「中国側は悪くない!」という主張から始まり、「米国がこのまま突っ走ったら、米中衝突が起こる」と恫喝まがいの表現で、米国に「ゼロサムの冷戦思考」「ヒステリックな新マッカーシズム」を捨てよと迫ったのだ。
秦剛は駐米大使時に真面目に外交実務に取り組み、11月にバイデン・習近平会談を実現させたことで外相に昇進した。そのため、秦剛外相のもとで米中関係改善が進むのではないかと期待した時期もあったのだが、この会見を見るに、その期待は完全に裏切られた。
ウクライナ戦争を長引かせているのは米国
他の記者の質問にも米国への敵意をにじませた。
台湾問題について尋ねられると、秦剛は次のように吠えた。
「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心で、中米関係の政治的基礎の中の基礎だ。これは中米関係の超えることのできない第1のレッドラインだ。台湾問題がどうなるか、米国には避けられない責任がある。
・・・台湾問題をうまく処理しなければ、中米関係は大いに揺らぐことになる。
もし米国が本当に台湾海峡を鎮静化させたいなら、台湾を使って中国を牽制するやり方を停止するべきだ。『一つの中国』原則のもともとの意義に立ち返り、中国の打ち出した政治的約束を守り、明確に台湾独立派に反対し制止することだ」
ロシア・ウクライナ問題については、「中国は危機をつくり出していないし、危機の当事者でもない。衝突しているどちらにも武器は提供したことはない。・・・(中国は戦争を終結に向かわせるように平和対話を促してきたが)残念なことに、平和対話を促す努力は繰り返し破壊された。まるでウクライナ危機を利用してある種の地政学的陰謀に利用して紛争をエスカレートさせようとする『見えざる手』があるようだ」と、米国がロシア・ウクライナ戦争を長引かせていると言わんばかりの批判を展開した。
さらに米国のインド太平洋戦略について、「アジア太平洋版NATO」をつくろうとしているとし、地域の一体化を破壊していると非難。
「どのような冷戦もアジアで再演されてはならない。ウクライナ式の危機がアジアでコピーされることは許されない」と述べ、米国が中国への危機感をあおってアジア太平洋で戦争を準備しているのだと言いたげだった。
秦剛は自らが戦狼外交官と呼ばれることに言及して、「中国外交は十分に寛大さと善意をもっているが、『豺狼当路』(山犬がのさばるさま、悪人が幅を利かす世の中)であれば、狼が襲うだろう。中国の外交官は、狼とダンスをしながら、国の安全を守らねばならない」と、答えていた。
つまり、国際社会には豺狼のような米国がのさばっており、それに対抗するために中国は狼と踊る、と言いたいのだろうか。
民主化の必要がない「中国式現代化」
この会見の冒頭で、秦剛は中国の外交は「頂層設計」(トップダウンデザイン)だと説明し、すべてが習近平外交思想に従って行われることを説明していた。この会見の論調のすべてが、習近平外交思想に裏付けられているということだ。
その中でとくに注目すべきキーワードは、昨年(2022年)の第20回党大会で強く打ち出された「中国式現代化」の概念だ。
「中国式現代化」とは、米国式現代化に対抗する概念であり、途上国は民主化しなくても中国式発展モデルで現代化できる、という主張だ。
米国式発展を望む国は必ず民主化とキリスト教的正しさを要求される、中国式現代化は、国情に合わせた政治体制や価値観を認め、権威主義、極権体制を肯定する。多党政治は分裂分断を生むものだとして否定し、自由よりも秩序やコントロール維持が大事とする。
中国は、こういう考えに反米的なイスラム圏やアジアやアフリカの部族社会国家が比較的共感すると見ており、このモデルにならう途上国を中国朋友圏にまとめ上げ、中国がリーダー、ルールメーカーとしてグローバル統治に参与していく、という未来予想図を持っている。そうなった暁には、習近平は中国の独裁者、人民の領袖(りょうしゅう)であるだけではなく、世界の領袖となる。革命の輸出を夢見た毛沢東ですら未到達の領域に立つわけだ。
「習近平は開戦の準備をしてきた」とロシアの専門家
習近平外交のゴールが、そういう中国式現代化の世界輸出によるグローバル統治にあるなら、当然、目下の国際社会のボスでありルールメーカーである米国との対決は避けられない。そういう外交目標を語っている以上、「米中関係改善」と言っても説得力はなかろう。
折しも3月4日発売の「ニューズウィーク」誌に、「習近平はこの10年、ずっと米国との開戦に向けて準備してきた」という、ロシアの中国専門家の発言を紹介した記事が掲載されていた。
記事によれば、ロシア国営テレビの番組に登場したロシア人の中国専門家、ニコライ・ヴァヴィロフが、ウクライナと戦うロシアを中国が軍事支援していると指摘し、その話の流れの中で「習近平は権力の座に就いた当初から米国との戦争準備をしてきた」「彼は戦争に勝てる軍隊の準備を命令してきた。それが米国人を対象としている計画であることは疑いない」と語ったという。
少し前に米空軍のマイク・ミニハン大将が「2025年に米中交戦があり得る」とのメモを作成し部下に準備を促していたことがニュースになったが、台湾有事が発生すれば米中開戦という認識は米国側も持っていることがうかがえる。
3月5日、全人代の人民解放軍武装警察部隊代表団の分科会で、制服組トップの張又侠が「全面的に戦争準備工作を推進せよ」と呼びかけていた。戦争準備の呼びかけは習近平体制になってから繰り返されてきたが、2023年に入って、より具体的に言及され始めている。
改革開放の40年余りで築いた富や、国際社会での地位よりも、自らの官僚の地位を守るためだけに習近平という狼と最後までダンスすると決めた新外相の会見デビューは、かつて見たこともないほどきな臭く、不穏なものだった。米中開戦を目がけて突進していくチキンレースのスターターピストルの音が聞こえた気がした。
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『ロシア軍バフムート攻勢は大敗北の予兆、クリミア奪還許す可能性大 迫力の欧米戦車とロシア戦車の直接対決、戦法を詳解』(3/8JBプレス 西村 金一)について
3/6The Gateway Pundit<Trump Reacts to January 6 Surveillance Footage Released by Tucker Carlson>
Google翻訳で全文読んで戴いた方が良いかと。如何に民主党やRINO(リズ・チエイニー等)が嘘つきで、ペロシやDC市長が議会襲撃するよう仕組んだかが分かる。大事な話なのに、日本のメデイアは伝えていない。今まで民主党の肩を持って、1/6委員会の報道をし続けてきたから、自分に都合が悪いニュースに頬かむりするのは当然ですが。メデイアに全幅の信頼を置くのは危険と言うこと。


3/6The Gateway Pundit<BREAKING: Tucker Carlson Shows Evidence that Capitol Policeman Sicknick Was Healthy and Walking Around After Being Accused of Being Murdered (VIDEO)>
議会議事堂には警官が誘導したと。最初から騙すつもりだったのでは。冤罪で拘留されている人はすぐ釈放すべき。
Protesters inside the Capitol weren’t destroying the Capitol – they for the most part showed reverence for the Capitol.
Americans were for the most part peaceful but the media reported over and over the same loops of violent images.
Over and over the Democrats said it was an insurrection.
The one officer they claimed died that day was officer Brian Sicknick. After calling his death a murder, Sicknick was finally reported as dying from other causes months later.

https://twitter.com/i/status/1632916280297795586

https://twitter.com/i/status/1632918878576689152
3/7The Gateway Pundit<Elon Musk Blasts January 6th Committee for Misleading the Public: ‘Deeply Wrong’>
これもGoogle翻訳で全文読んで戴いた方が良い。マスクは常識の持主。


https://twitter.com/i/status/1632915940399624199

2021年5月の調査。タッカー・カールソンの議会襲撃ビデオ放映後にまた調査するでしょうから、比べてみると面白い。



3/8阿波羅新聞網<习罕见批李克强?习李暗战三个细节引关注=習主席は珍しく李克強を批判した? 習・李の暗闇での闘いの3詳細が注目を集める>中共の両会開催中、中共トップの権力闘争に再び焦点が当てられた。 習近平と李克強の言動の詳細の多くは、習近平と李克強が互いに遣り合っていると考えられている。 「人がすることを、天は見ている」という李克強の話のビデオの拡散に続いて、公式メディアが、習近平は、李克強の推進する「行政簡素化と権限委譲、サービスの向上」は満足できないと批判したと報じ、注目を集めた。

https://www.aboluowang.com/2023/0308/1874756.html
3/8阿波羅新聞網<没有供应链无法替代的神话 继手机后陆笔电供应链向越南转移=取って換われないサプライチェーンという神話はない、スマホの後、中国のノートパソコンのサプライチェーンはベトナムに移される>2019年に米中貿易戦争が勃発して以降、米国は中国のハイテク産業に対する技術統制を強化しており、ますます多くの外資系メーカーが徐々にサプライチェーンを中国から移管し始めている。 最近最も注目されているのは、スマートフォンのサプライチェーンの大規模なインドへのシフトであり、ノートパソコンのサプライチェーンも急速にベトナムにシフトしている。

https://www.aboluowang.com/2023/0308/1874746.html
3/8阿波羅新聞網<特大丑闻!涉收中共国企巨额贿赂 厄国前总统等37名高官被起诉=大スキャンダル! 中国国営企業から巨額の賄賂を受け取ったとして、エクアドルの元大統領を含む高官37人が起訴される>中共の「一帯一路」プロジェクトには、もう一つのスキャンダルがある。 南米国家エクアドルの元大統領レーニン・モレノと他の 36 人の高官が、中国の国有企業からの高額の賄賂と引き換えに大規模な水力発電プロジェクトの契約を交換した疑いで、逮捕または自宅軟禁された。

https://www.aboluowang.com/2023/0308/1874822.html
3/8阿波羅新聞網<40年来最惨 中国外贸大幅衰退—中国2023年伊始外贸仍大幅下跌 脱钩和迁出让前景不明=中国の対外貿易は 40 年ぶりに最悪の落ち込み–中国の対外貿易は 2023 年初頭から引き続き大幅に減少し、デカップリングと移転の見通しは不透明>3/7に中国が発表したデータによると、海外需要の低迷と疫病の悪化の影響を受けて、中国の累計輸出入貿易は今年1月から2月にかけて急減した。
AFP北京の報道によると、欧米の景気後退の脅威は、急激なインフレと相まって、中国製品に対する国際需要をさらに弱めている。
昨年 12 月、中共当局は、3 年間にわたって企業に損害を与えてきたゼロコロナ措置を突然取消した。 この決定により、Covid 患者の数が倍増し、1 月には生産とサプライチェーンが深刻に混乱した。
こうした中で、中国税関が発表した米ドルのデータによると、今年1月~2月の中国の輸出は前年比6.8%減と、再び急落した。アナリストはさらに急落すると予測している:12 月の 9.9% の下落に続き、年初には 12% の下落が見込まれている。
昨年10月以降、中国の販売はずっと減少している。
去年12月、中国はほぼ停滞状態にあり、中国の販売は、2020 年にコロナウイルスのパンデミックが始まって以降で、最大下落の -9.9% となった。
税関のデータによると、中国の今年の 1月~2月までの輸入も前年比 10.2% 減少し、昨年 12 月の7.5% の減少よりもさらに下がった。
中国の貿易黒字については、今年の最初の 2か月の合計黒字は 1,168 億ドルに達した。昨年12 月は 780 億ドルの黒字だった。

https://www.aboluowang.com/2023/0308/1874808.html
3/8阿波羅新聞網<中国央企两三年内要灭顶吗?车企逼近崩盘—5万多买辆SUV!逼近崩盘 传中国车企库存大甩卖=中国の中央企業は 2、3 年以内に破滅するのか? 自動車会社は崩壊の危機に瀕している–50,000 以上の SUV を購入! 崩壊間近、中国の自動車会社が在庫を売却しているとの噂>伝統的な中国の自動車会社 (中央企業) は 2、3 年以内に破滅するのか? 昨年、東風グループは大混乱に陥ったが、食品市場の閉店時に投げ売りするほどのひどいものになるとは思わなかった。さらに予想しなかったのは、活力のある上海汽車集団も在庫を内部で消化し始めた。一汽に投げ売りが広がるかどうかはわからない。 BMW X5 は 1 月に販売記録を樹立し、大いに稼いだと言われているが、これは実際に一部の人をより豊かにしただけである。

https://www.aboluowang.com/2023/0308/1874866.html

何清漣 @HeQinglian 6h
WSJ:
習近平の究極の目標:米中衝突に備えている中国(昨年の記事を本日再度出す、次の記事に付随して)
https://cn.wsj.com/articles/%E4%B9%A0%E8%BF%91%E5%B9%B3%E7%9A%84%E6%9C%80%E7%BB%88%E7 %9B%AE%E6%A0%87-%E4%B8%BA%E4%B8%AD%E7%BE%8E%E5%86%B2%E7%AA%81%E5%81%9A%E5% A5%BD%E5%87%86%E5%A4%87-11666006507?tesla=y
米国は大国間衝突の時代に備える準備ができていない。
米軍は2018年以降、その焦点を中国とロシアに移しているが、武器の製造と新しい戦争戦略の開発において依然として課題に直面している。
cn.wsj.com
米国は大国間衝突の時代に備える準備ができていない。
米軍は2018年以降、その焦点を中国とロシアに移しているが、武器の製造と新しい戦争戦略の開発において依然として課題に直面している。
何清漣 @HeQinglian 6h
ツイ友各位、バイデンは今日もまた、彼の対中政策は変わっていないと言った。
バイデンファンは、これは中国の主張を麻痺させるものと言う。
バイデンがロシアと中国に同時に対処するのは少し苦労するので、野心的な中国に対処するためにWSJは同じページに日韓の友好関係を掲載した。

何清漣 @HeQinglian 6h
この問題、ドイツ人はそれを信じるしかない。 結局のところ、米国の同盟国であり兄貴が必要であり、ノルドストリーム事件の真実が何であるかは重要ではなく、ドイツ人が信じたいと思っていることが最も重要である。
ツェルトの報道は、ドイツ人がうたた寝しようとしていた時に、誰かがすぐに枕を送った類の話に属する。
引用ツイート
綾波 @dinglili7 8h
🇩🇪ドイツ《ZELT》:
ZEIT は、秘密作戦に使われたとされる船は、ポーランドの会社からチャーターされたヨットであり、明らかに 2 人のウクライナ人が所有していると判断した。 男性5名、女性6名のチームで実行した。 船長、ダイバー 2 名、潜水助手 2 名、医師 1 名が爆発物を犯罪現場に運び、そこに設置した。実行者の国籍は不明であり、襲撃者は専門的に偽造されたパスポートを使用しており、特にボートのチャーターに使われていた。
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西村氏の解説は分かり易い。是非南部戦線でウ軍の戦車がロ軍の戦車を壊滅してほしい。
記事

ドイツ製のレオパルト2戦車(2022年10月26日、リトアニアでのNATO軍演習でフレアを発射したところ、NATOのサイトより)
2023年1~2月、米欧がウクライナに、戦車や歩兵戦闘車などを供与することを決定した。そして、2月下旬から国境を越えて続々と運び込まれている。
4月の初めには、米欧の戦車とロシアの戦車が激突することになる。
これからの戦いでは、米欧の兵器の技術レベルの差を映像で見ることになるだろう。
現在、ウクライナ東部のバフムートで、激しい戦闘が続いている。日々、このニュースであふれている。
この地が、戦いの焦点であるかのようなメディア報道である。
しかし、戦いの焦点となる地域は、ザポリージャ、へルソンからクリミア半島での戦闘になるはずだ。
今のところ、この地での戦闘の情報は極めて少ない。私は、その情報の少なさに不気味さを感じている。
ウクライナ軍としては、ドニエプル川からクリミア半島におけるロシア軍防御部隊を撃破することは容易ではない。
では、ウクライナ軍はロシア軍の防御組織をどのように破壊しながら攻撃するのか。
今回は、ドニエプル川からクリミア半島までの範囲の戦闘の一場面である戦闘戦術を考察する。
1.クリミア半島奪還作戦
クリミア半島は、ウクライナやロシア両国にとって黒海から地中海に通じる交通路を制する重要地点になっている。
両国とも自国領にしたいという強い思いがある。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、2022年8月24日の独立記念日を前に、2014年に併合されたクリミア半島からロシアを排除するとの決意を示した。
また、2月26日には「クリミアの解放により、人々の生活を破滅させるロシアのあらゆる試みに終止符を打つ」と述べた。
このように、南部クリミアの奪還を目指す考えをことあるごとに強調している。
米国の立場はどうか。
米国国務次官が2023年2月、クリミア半島について最低限でも非軍事化する必要があるとの見解を示し、クリミアの軍事目標に対するウクライナの攻撃を米国は支持すると表明した。
米国は、ウクライナによるクリミア半島奪還作戦に正当性を示したのだ。
ウクライナ軍のこれからの反撃に対して、より多くの国家および国際機関の協力を得ようというものだ。
ロシアにとっては、ドンバス地域とクリミア半島の確保は、必ず達成したい目標だ。そして、クリミア半島は死守したいと考えている。
2.バフムートは反撃準備の戦い
今、バフムートを含む東部の戦線で両軍が熾烈な戦いを行っている。ウクライナ軍は、劣勢ではあるが、この正面に戦力を増強することなく持ち堪えている。
ロシア軍は、バフムートを含む東部の戦線で、南部の戦力の一部までも投入して、遮二無二に攻撃して多くの人的損害を出している。
南部の正面では、クリミア半島を守り抜くことが絶対的目標であるため、ドニエプル川東岸(南岸)からクリミア半島の付け根、およびクリミア半島での防御を周到に準備している。
ここでは、もともとドニエプル川の河川を使った自然障害、戦車の突進を止める「竜の歯(Dragon’s teeth)」と呼ばれる対戦車障害を設置し、深さ1メートル以上の対戦車壕を掘っている。
ロシア軍部隊の陣地には、兵士・戦車・装甲車・火砲・指揮所・弾薬などの兵站物資のための壕を設置している。
ウクライナ軍がドニエプル川を越えて攻撃前進してくれば、障害の前に火砲・多連装砲・戦車・ミサイルの火力(弾丸、ロケット、ミサイル)を、短時間に集中的に撃ち込むことを準備している。
このような防御戦闘の要領は、旧ソ連から受け継がれている。
ウクライナ軍は、東部のバフムートなどに戦力を増強しないで、押され気味ながら長期間戦っている。
ウクライナ軍にとって、敵に攻撃させて長期間戦うことの方が戦略的に見て有利な場合がある。
そこには、3つの狙いがある。
(1)米欧から供与される機甲戦力がウクライナ軍に届き使えるようになるまでの時間を稼ぐこと。
(2)ウクライナ軍の最小限の戦力でロシア軍戦力をなるべく多く消耗させること。
(3)反撃のために必要なロシア地上軍の配備を詳細に調べることだ。
(1)ウクライナ軍の時間稼ぎについて
今、米国から「M1エイブラムス」戦車、歩兵戦闘車、ドイツなどNATO(北大西洋条約機構)加盟国からはドイツ製「レオパルト2」戦車および様々な装甲車両などが、ドイツ、ポーランドを通過して、続々とウクライナに入っている。
ウクライナ軍はへルソン奪還後、クリミア半島奪還のために準備を進めているのだ。
(2)ロシア軍戦力の漸減
ウクライナ軍は、反撃に先立ってロシア軍地上軍をなるべく多く壕から誘い出して、兵や兵器を破壊しておきたい。
ロシア軍の無謀な攻撃は、ウクライナ軍にとっては極めて好都合のものだ。
また、戦力的に見るとロシア軍は東部の戦闘を有利に進めるために、2022年、へルソン撤退後の11月に、南部戦力の一部を引き抜いて東部に転用させた。
ロシア軍の南部防衛戦力は、少なくなっている。
ウクライナ軍は、ロシア軍の南部防衛部隊の戦力をなるべく多く撃破しておきたいために、へルソン奪還後も南部部隊の弾薬庫や陣地に対して砲撃を継続している。
JBpress『「今だ」と塹壕からおびき出されるロシア軍、全滅の危機迫る』(2023.2.21)を参照
(3)ロシア地上軍の配備を詳細に情報収集
地形と各種情報から分析すると、ロシア軍はドニエプル川からクリミア半島の付け根までに、ドニエプル川を利用した防御ライン、クリミア半島入り口の湖沼を利用した防御ラインなど、クリミア半島内には何線かの防御ラインがあるようだ。
米国は偵察衛星を使って、ロシア地上軍の詳細な防御位置を把握し、ウクライナ軍に提供しているに違いない。
3.ロシアの防御陣地を突破する戦闘戦術
ロシア軍南部の防御陣地に楔を打ち込み、突破して、さらに進撃していくためにはウクライナ軍はどう戦うのか。
ウクライナ軍は、米欧諸国から、600両を超える戦車や歩兵戦闘車などが供与されている。
これら大量に供与された戦車や歩兵戦闘車で突進すれば、ロシア軍の防御陣地を破砕することができるのだろうか。
実は、地上戦闘はそう単純ではない。
塹壕を掘って守るロシア軍の防御を突破していくには、戦力、戦いの原則および巧妙な戦闘戦術が必要である。
また、地上軍の各種兵器を統合運用することによって達成できるものである。
攻撃の場合、ロシア軍がそうであったように、失敗すれば多くの損害を受けることになる。攻撃こそ周到な準備が必要なのだ。
ウクライナ軍の戦闘戦術を、(1)ロシア軍防御戦闘の仕組み、(2)ロシア軍のキルゾーン戦法、(3)ウクライナ軍の障害処理、(4)ウクライナ軍機動打撃部隊の突進の順で詳細に解説する。
(1)ウクライナ軍機動部隊の進撃を止める防御陣地の仕組み
ロシア地上軍の防御陣地の前には、ドニエプル川の自然障害がある。
また、人工障害として竜の歯という名のコンクリート製ブロック障害や戦車を穴に落とす壕(対戦車壕)を設置している。
これらの障害には、対戦車地雷も併せて設置されている。
障害で止まった戦車などを破壊するために、射撃設備や地雷が設置されている。
ウクライナ軍は、ドニエプル川は渡河作戦を実施しなければならない。
人工障害の竜の歯ブロックは、処理しなければ、戦車は乗り上げてしまい、キャタピラーが空回りするか、あるいは傾いてしまい動けなくなる。
対戦車壕では、深さ1メートルであっても這い出せなくなる。
ロシア軍の陣地前障害とその狙い

出典:筆者作成(以下の図も同じ)
(図が正しく表示されない場合にはオリジナルサイトでお読みください)
(2)ロシア地上軍のキルゾーン戦法とウクライナ軍の対策
ロシア軍は、ウクライナ軍が障害処理をするために停止している間に、あらゆる火力を向けて攻撃する。
その障害の前で停止するウクライナ軍反撃部隊に対して、戦車砲や火砲の砲弾、対戦車ミサイル、ロケット、弾道ミサイルを短時間に集中的に撃ち込む火力ポケットを準備している。
この戦法を、キルゾーン戦法とも言う。
ロシア軍キルゾーン(火力ポケット)戦法

ウクライナ軍の反撃が始まれば、ロシア軍はあらゆる兵器を使用してその反撃を破砕することに専念するだろう。
だが、ウクライナ軍は、ロシア軍の兵器をすべて調べ上げているので、HIMARSなどの火器で破壊する。
(3)ウクライナ軍による障害処理
ウクライナ軍が、ロシア軍のキルゾーン(火力ポケット)に入っている状況で、障害を事前にどうやって処理するか、また、停止させられた戦車をどのように救出するかが、ウクライナ軍機甲戦力の能力を発揮するために必要なことである。
素晴らしい性能を有するM1エイブラムスやレオパルト2戦車でも、こられの障害を自ら乗り越えることはできない。事前の障害処理が必要なのだ。
ウクライナ軍の戦車や装甲車の前面に、ブルドーザーと同じブレードが装着されているものがある。
これらの車両で、竜の歯を取り除き、戦車壕を破壊して埋めてしまう。
この場合、障害処理車は敵の攻撃の的となってしまうので、脅威となる火砲や対戦車ミサイルを事前に破壊しておく必要がある。
あるいは、処理中に射撃してくれば、その火器を破壊する。
処理車が、見えないようにするために、黄燐発煙弾(使用が禁止されていない)を敵の前面に撃ち込むこともする。
ウクライナ軍の障害処理作戦

ロシア軍の陣前の障害をいかに取り除き、損害を少なくしていくかが、その後の機甲戦力の攻撃前進を可能にする。
ウクライナ軍が障害を処理した後は、米欧から供与された戦車、歩兵戦闘車などが、下車した歩兵とともに、至る所で前進することになる。
ウクライナ軍の障害通過と戦闘展開

ウクライナ軍の前進を妨害するのは、予備の機動打撃部隊(逆襲部隊)や砲兵射撃、対戦車ミサイルや戦車の射撃だ。
抵抗するロシア軍には、予備の機動打撃部隊は、東部方面に転用されたためにクリミア半島には残っていないようだ。
また、へルソン奪還から常続的に弾薬庫や砲兵陣地が攻撃され破壊されてきた。
私の計算では、迫撃砲・榴弾砲・多連装砲を合計した場合でも、投入した火砲等でも、損失が侵攻1年後で約75%であり、残っているのは25%しかない。
反撃を阻止する火砲の数は少ない。
ウクライナ軍の反撃を受け、火砲の射撃を実施しても、ウクライナ軍に発見され、HIMARSなどで破壊されるだろう。
ロシア軍の防御線は、へルソンとザポリージャからクリミア半島内部までは、3線以上の防御ラインがあるだろうが、第1線防御ラインが破壊された後は、ロシア軍の抵抗は少ないだろう。
4.ウクライナ軍の反撃の成否
ウクライナ軍が反撃するための戦力は、米欧から供与されていてほぼ揃いつつある。
3月末には完了するようだ。
ついに、ウクライナの平原で米欧の戦車とロシアの戦車が激突することになった。米欧の戦車等に搭乗して戦うウクライナ軍とロシアの戦車で待ち構える戦いだ。
とはいえ、ウクライナ軍が優れていて十分な戦力が持ったからと、その戦力を過信して、ロシア軍と同様に単純な攻撃を実施すれば、失敗する可能性もある。
成功するかもしれないが、被害も大きなものになる。
これまでの戦い方から予測すると、ウクライナ軍は反撃を成功させるために、使える戦力、例えば、戦車部隊、歩兵戦闘車に乗って戦う機械化部隊、砲兵部隊特にHIMARS部隊、自爆型無人機や対戦車兵器を運用する部隊、攻撃ヘリ部隊、空軍戦闘機を総合的に運用するだろう。
そして、ロシア軍を驚かす攻撃を行うだろう。
戦車等からなるウクライナ軍部隊は、空からの攻撃、対戦車ミサイル、戦車障害に弱い。
この弱点を、天敵となる兵器が襲う。これを防ぐために、地上軍兵器や空軍戦力などの総合戦力の発揮が必要だ。
ロシア軍のウクライナ侵攻も、「まさか」と言うほどの予想を超えるものであったが、米欧(NATO)軍の戦車とロシア軍の戦車の激突がこれから起こることも、「本当に現実なのか」と信じられないくらいだ。
これから、NATO軍の新型の戦車とロシア軍の旧式戦車の戦い、つまり戦車の技術力の差を見ることになる。
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