『高市首相がメルケル元首相をお手本にしていなくてよかった…!ドイツのCDU大会を観て沸き上がった素直な感想』(2/26現代ビジネス 川口 マーン 惠美)について

2/26The Gateway Pundit<AG Bondi and FBI Head Patel Failed to Clean House – The Result Is No Deep State Arrests or Prosecutions=ボンディ司法長官とパテルFBI長官は内部の浄化に失敗、その結果ディープステートの逮捕や起訴はなし>

この筆者の言う通り。パム司法省は優先順位が間違っている。早期に、内部整理と新規採用を同時に進めるべきだった。

説明責任がない =正義はない。 

ここでも、司法長官パム・ボンディとFBI長官カッシュ・パテルが、就任初日に徹底的な掃除を怠ったという致命的なミスの例が見られる。 

昨夜、FBIが2023年にカッシュとスージー・ワイルズを違法にスパイしていたことが判明した。

しかし、これは目新しいことではありません。腐敗したディープステート(深層国家)の司法省とFBIは、何年も前からこれを行ってきました。

パテル氏はこのニュースを受けてFBI職員12人を解雇したと報じられている。

FBI長官カシュ・パテルは、民主党の元大統領のライバルであるドナルド・トランプを投獄しようとするバイデン政権の取り組みに関与した捜査官をFBIから追放した。

MSナウの報道によると、パテル氏は、アトランタの特別捜査官、ニューヨーク支局の副局長代理、最近別の職に異動したニューオーリンズの元特別捜査官など、トランプ大統領の2件の刑事捜査に関係する支局長 やその他の上級捜査官を解任した と、政権高官2人がブライトバート・ニュースに認めた。

以前お伝えしたように、パムとカッシュにとっての第一歩は司法省を浄化することでしたが、ディープステートの事件に喜んで協力した何千人もの悪人がまだ存在し、誰も起訴されていません。

保守派の政治家や指導者、そしてロシア共謀による扇動的なクーデター、2020年の選挙盗難、そして1月6日の罪のない抗議者に対する独房監禁と攻撃に関与したジャック・スミスを支援したディープステートの関係者は、今も司法省とFBIに所属している。

以下は、 Oversight Projectが報告した、現在も FBI に勤務する 5 人の FBI 幹部についての情報です。

アークティック・フロスト事件に関与したFBIの汚職警官5人のうち1人が解雇されたことが分かりました。

MSNBCの極左記者ケン・ディラニアン氏はサンアントニオのFBI長官解雇について報道した。

最新情報:この件に詳しい2人の人物が、@CarolLeonnigと私に、FBI長官カシュ・パテルがサンアントニオを担当する特別捜査官を解任しようとしていると伝えた。彼の氏名は、上院共和党が最近公開した、ドナルド・トランプによる2020年大統領選の覆しを企てた「アークティック・フロスト」捜査の詳細を記した文書に記されていた。この特別捜査官には昨年、アーロン・タップが任命されていた。彼のLinkedInプロフィールによると、彼は詐欺、金融犯罪、サイバー犯罪を専門とする22年間のFBI勤務経験を持つベテランだ。

(ディラニアン氏は、この種のニュースを最初に報じるディープステートの記者であることに留意してください。したがって、彼が報道する動機には注意してください。)

一つが終わり、あと数千人が残っています。 

カシュ・パテル氏の下で悪人がFBIを運営している限り、正義は決して実現しません。 これらの人物は数ヶ月前に解任されるべきでした。

ジョセリン・バランタイン氏がまだ司法省に在籍していることもわかっています。 

バランタイン氏は自分の地位に固執しているように見えるが、司法省によるフリン将軍の迫害、反逆的なロシア共謀詐欺の背後にある取り組み、そして1月6日の詐欺とプラウドボーイズのリーダーの投獄に関与していた。

バランタイン氏は現在、ジム・コミー氏とその「友人」のリーク者であるダニエル・リッチマン氏の事件にも関与している。

リズ・ハリントンはジョセリン・バランタイン氏らについて「どうしてまだそこで働いているのですか?」と尋ねる。「彼らは改革をしていると主張していますが、私にはそうは思えません。」

司法省にはガーランド司法長官の元支持者が多くいることも分かっています。これらの人物は就任初日から司法省から排除されるべきでした。ガーランド司法省は犯罪行為であり、両親、カトリック教徒、1月6日運動の支持者、そして2020年の選挙の不正に抗議した人々を攻撃しました。

これは全国的に当てはまる可能性が高い。  また、FBIと司法省の最高幹部にこれほど多くの悪質な人物がいるとすれば、司法省とFBIの幹部全体ではどれだけの悪質な人物がいるのだろうか?

トム・フィットンは、FBIで解雇された職員はわずか138人だが、リズ・ハリントンが指摘するように、1月6日の見せかけの不正腐敗事件には5,000人以上が関与していた。

トム・フィットンは、多くの人が信じていることを言っています。それを止めて、最初からやり直してください。

パムとカッシュにとっての第一歩は司法省を浄化することだったが、ディープステートの事件に喜んで協力した何千人もの悪人がまだ存在している!

説明責任と行動の欠如は、正義を求める米国人にとって悪夢です。

https://joehoft.com/ag-bondi-fbi-head-patel-failed-clean-house/

2/27Rasmussen Reports<Proud to Be an American? More Republicans Say ‘Yes’= 米国人であることに誇りを感じる?共和党支持者の多くが「はい」と答える>

日本人は?

現在、自分の国を誇りに思うと言う米国人はわずかに減少しているが、共和党員はこれまで以上に誇りを持っている。

ラスムセン・レポートによる最新の全国電話・オンライン調査によると、米国人成人の73%が米国人であることに誇りを持っていることが 分かりました。これは2024年11月から8ポイント減少しています 。米国人であることに誇りを持っていないと回答した人は13%、どちらとも言えないと回答した人は14%でした。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/proud_to_be_an_american_more_republicans_say_yes?utm_campaign=RR02272026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/i/status/2027467317819363526

https://x.com/i/status/1836058683593114043

2/28阿波羅新聞網<反常!中国民众一分数领先世界—中共的未来,比看上去脆弱得多=異常!中国国民の信頼度は世界平均より1ポイント高い――中共の未来は見た目よりもはるかに脆弱>

アポロネット王篤若の報道:長年にわたり、「中共は崩壊するのか?」という問いは、ウオッチャーの間で繰り返し取り上げられてきた。しかし近年、この話題は静まっている。不動産市場の深刻な低迷、地方債務の増大、人口減少にもかかわらず、北京の支配構造は揺るがない。

習近平は高度に中央集権化された権力構造を維持し、中共は電気自動車、人工知能、バイオテクノロジーにおいて目覚ましい進歩を遂げている。世論調査では、政府への国民の信頼度は6点満点中4.6点に達し、台湾、日本、韓国を上回り、一時的に「安定した物語」を形成している。

しかし、この安定は本当に揺るぎないものなのだろうか?

米国籍華人の政治学者、李連江は著書『中国の政治信任』の中でこの世論調査に疑問を呈している;米国亡命華人の経済学者、徐成剛は『制度遺伝子』の中で制度分析を行っている。どちらの研究も、中共の安定性は見た目よりもはるかに脆弱であるという同じ結論を導き出している。

アポロネット王篤然評論員はさらに、アジア・バロメーターのデータにおける4.6というスコアは、ほぼ10年前の2014年から2016年のものであると指摘した。当時は、不動産市場はまだ深刻な低迷を経験しておらず、地方政府の債務圧力も完全には高まっておらず、若者の失業率や人口減少もまだシステム的な影響を及ぼしていなかった。10年前の景気循環データを用いて今日の世論を説明することは、本質的に時代が違っている。

さらに重要なのは、中共が社会調査に対して厳格な法による管理を行っていることである。調査の計画着手、アンケートの設計、サンプルの実施、データの処理と公開に至るまで、すべてが中共の検閲システムの枠組みの中にある。どのような質問をするか、どのように質問するか、そしてどのように公開するかは、すべて行政上および法的制約の対象となる。意見表明に潜在的なコストがかかる環境では、回答者はしばしば安全な回答を選択する。いわゆる「高い信任」は、真の支持というよりも、リスク回避によるものかもしれない。さらに深く掘り下げると、それは制度自体の固有の消耗を反映している。

政権監視が分かっていて、自由な意見表明はできない。中共の発表数字は信用できない。

https://www.aboluowang.com/2026/0228/2353585.html

2/28阿波羅新聞網<“开枪,炸总统府”!中共疯狂 恐吓6国领导人—中共干扰神韵演出 恐吓6位国家领导人=「大統領官邸を撃て、爆破しろ!」中共は世界の指導者6人への狂った脅迫 ― 中共、神韻公演を妨害、国家指導者6人を脅迫>

今週初め、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相が爆破脅迫を受けて公邸から避難したが、これは一回きりの事件ではなかった。大紀元は、アルバニージーが「中国が関係する脅迫キャンペーン」で脅迫を受けた世界の指導者6人のうちの1人であることを突き止めた。

1月以降、爆破や殺害の脅迫を含む中国語のメールが、カナダのマーク・カーニー首相、中華民国(台湾)の頼清徳総統、韓国の李在明大統領、イタリアのセルジオ・マッタレッラ大統領、デンマークのメッテ・フレデリクセン首相を標的に次々と送信されてきた。アルバニージーはこのリストに新たに加わった。

それでも、北京詣でするのは・・・。

https://www.aboluowang.com/2026/0228/2353562.html

2/28阿波羅新聞網<终于水落石出!中共提非分要求 他一口拒绝—片方首次证实中共对《蜘蛛侠3》提非分要求=ついに真実が浮かび上がる!中共は無理難題を突きつけ、彼はそれをきっぱり拒否した――映画のプロデューサーは、中共が『スパイダーマン3』に対して無理難題を突きつけていたことを初めて認めた。>

ハリウッド映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(台湾語タイトル:『蜘蛛人:無家日』)は、2021年にCOVID-19パンデミックによって引き起こされた興行収入のボトルネックを突破し、史上最高の興行収入を記録した映画の一つとなったが、中国の映画館では公開されなかったことが注目された。5年後、この映画が中国本土で公開できなかった理由がついに明らかになった。

中共は「自由の女神像が登場する複数のシーンの削除」を要求し、ソニー・ピクチャーズのトム・ロスマンCEOは拒否した。

https://www.aboluowang.com/2026/0228/2353464.html

何清漣  @HeQinglian 2h

メルツは敢えて言った。「しかし、皆さん、中国から帰国すれば、よりハッキリ理解できる。我が国の長期的な繁栄は、ワークライフバランスと週4日勤務では維持できない。我々はもっと努力しなければならない。」

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引用

NiKITa🇺🇦 @NiKiTa_32156 4h

メルツ(ドイツ):NATOが5年後、10年後も今の形で存続しているかどうかは分からない。

確かに、私たちは今、十分に効果的ではない。誰もが「もう十分やった」と言うかもしれない。それは確かにその通りかもしれない。

しかし、皆さん、中国から帰国すれば、よりハッキリ理解できる。

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何清漣 @HeQinglian 8h

「米中は協力を口にしているものの、トランプは常に拳を握りしめている」。米国と多くの国との新たな関税戦争において、EU、英国、日本、韓国は当初合意された10%よりも5%高い追加関税に直面することになる。南北アメリカ諸国とインドはさらに大きな調整を迫られるが、トランプの発動した3つの新たに援用した法律のほぼ全てが適用される中国だけが再交渉を必要としている。

トランプ大統領がIEEPAという武器を失い、関税をいつでも恣意的に引き上げることができなくなったことで、中国の関税交渉における立場は戦略的に上がった。…

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upmedia.mg

何清漣コラム:米中は協力を口にしているものの、トランプは常に拳を握りしめている―上報

2026年2月20日、米国最高裁判所は6対3の投票結果判決で、トランプ政権が1977年の国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき課した広範な関税は…

何清漣 @HeQinglian 3h

かつて「黄色いベスト運動」が最高潮に達していた頃、マクロンはもはや我慢の限界に達し、フランス国民にこう訴えた。「あなた方は低税率と高福祉を求めている。高賃金と労働時間の短縮を求めている。スーツを着たいと思っているが、Tシャツ分しか払って貰えない。こうした要求は受け入れられない。」

引用

robby chen @robbychen2  3h

返信先:@HeQinglian

欧州諸国は政府支出を削減し、個人所得税を引き下げる(課税所得の最高限度額を20万ユーロに引き上げるなど)。

GDPの半分が政府支出で賄われ、7万ユーロ以上の収入がある人が42%を政府に納めなければならないとしたら、誰が喜んで一生懸命働くのか?

川口氏の記事では、メルケル以降のドイツ政治と経済は、日本にとって反面教師になるだけ。グローバリストの手先になって、一所懸命移民受け入れをし、ドイツをガタガタにした。CDU党大会も中身のないものばかり。これでは支持率が上がるわけがなく、AfDの人気が上がるわけである。

日本はチャーリーカークが言ったように「日本はまだ間にあう」。高市内閣を参政党、保守党が厳しく監視し、移民の受け入れを制限しないと。

記事

サプライズ登場したメルケル元首相

2026年2月20日、21日(日本時間も同日)にCDU(キリスト教民主同盟)の年次全国党大会が南ドイツのシュトゥットガルトで開かれた。昨年5月に成立したフリードリヒ・メルツ首相による政権は、選挙前から力強い構造改革を主張していたが、はっきり言って今のところは口だけで、ほとんど何も進んでいない。

Photo by Gettyimages

だからこそ今回の党大会の前、不況に追い詰められている産業界の大物たちがメルツ首相を強力にプッシュ。この党大会が現状打開の突破口となることを期待したものの、結果としては完全に裏切られた形だ。

党大会の第一印象は、①帰ってきたメルケル、②声高に主張しながらも具体案をぼやかした改革案、③CDU内における改革案をめぐる亀裂の3点。

言い換えるなら、この2日間、メルツ首相ら最高幹部から色濃く滲み出たのは、調和と安定を前面に出して、どうにか連立相手の社民党(SPD)の機嫌を損ねず、無難に党大会を切り抜けたいという強い願望だった。現在のCDUは支持率が落ちる一方。さらにメルツ首相の支持率に至っては、歴代首相最低レベルにまで落ち込んでいる。

まず、①だが、今回のサプライズは、2021年に政治から退場したアンゲラ・メルケル元首相が、「以後は政治には口を出さない」と繰り返していたにもかかわらず、唐突に再登場したこと。メルツ首相にとってメルケル元首相とは、2002年に権力争いで敗北して以来の生涯の宿敵だ。そのメルケル元首相が党首を退いた2018年、メルツ首相は「積年の恨みを晴らさん」とばかりに政界に復帰。そして昨年、執念実ってついに首相になったのだが、以来、ラッキーボーイとは言い難い。かといって、メルケル元首相の唐突な登場が、「苦境のメルツを応援するためか」というと、とてもそうは思えない。

党幹部たちからの鳴りやまない拍手

党大会の冒頭、メルツ首相が最前列に座っていたメルケル元首相を紹介した途端、全国から集まった1000人の党幹部の拍手が鳴り止まなくなった。それでもメルケル元首相は、一瞬立ち上がって手を振っただけで、後は余裕の笑みを湛えて着席したまま。それに対し、メルツ首相は壇上で為す術もなく立っており、この姿が2人の微妙な力関係をあからさまに象徴していた。

Photo by Gettyimages

ただ、メルケル元首相にしてみれば、前言を翻してまで出てくる理由はあっただろう。現在、ドイツを苦境に陥れているエネルギー問題、タガの外れた移民・難民問題は、そのルーツはことごとくメルケル政治にある。よもやその総括が始まり、彼女の業績にケチがついたりしたら大ごとだ。だから、雪解けムードの演出の中で、実は釘を刺しにきたのではないかというのが私の見立てだ。

一方のメルツ首相も、国民の間でいまだに高いメルケル人気をどうにか利用しようとしている。この日、予想に反して、メルツ首相が91%という高率で党首に再選されたのは、ひょっとするとメルケル効果が如何ようにか働いたのかもしれない。

党大会の第一報、メルケルVSメルツの確執とその背景については、拙ブログに詳報を載せたので、よかったらそちらもご覧いただきたい。

川口マーン惠美さんのブログはこちらから

ゼーダー党首の欺瞞を見て見ぬふり

さて、②の、具体案に欠ける改革案だが、これは連立を組んでいる社民党への配慮だ。党大会にゲストとして登壇した与党CSU(キリスト教社会同盟・CDUと常に連合を組んでいる)のマルクス・ゼーダー党首は、メルツ首相に当てつけたように、「我々が第1党なのだ。どこに遠慮する理由があるのか!」と声を張り上げていた。

Photo by Gettyimages

しかし、理由が十分にあることはゼーダー党首自身も知っているはず。AfD(ドイツのための選択肢)を極右と決めつけ、「絶対に連立も協力もしない」と豪語し続けてきたのがメルツ首相で、彼が選挙前に断固主張したのが、「AfDとは絶対に組まない」と、「左翼は終わった」だった。

ただ、この二つはどう考えても二律背反だ。「AfDと組まない」なら、実際問題として社民党と組むしかないが、そうすると「左翼は終わらない」。

つまり、「左翼は終わった」など欺瞞に過ぎず、ゼーダー党首の「どこに遠慮する理由があるのか?」も欺瞞。誰の目にもわかるそれらの欺瞞を、皆が見ないふりをしているのが今年のCDUの党大会だった。

CDUの本来の目標は一刻も早く産業を立て直すことで、そのために、「官僚機構をスリムにし」、「原発を再稼働してエネルギー価格を下げ」、「規制を減らして産業界を自由にする」といった改革案が盛り込まれている。しかし、連立相手の社民党は、原発は金輪際動かさず、富裕層を締め上げて集めたお金を自由にばら撒くことを旨としているのだから、与党の案は纏まらない。

移民政策も同様で、CSUの内務相が不法難民を取り締まろうと躍起になっているのに対し、社民党は24年、なるべく多くの外国人にドイツ国籍を与えるために帰化の条件を大幅に緩和したぐらいだから、「来るものは拒まず」、「来た者は帰さず」。

また、CDUは、社民党政権が決めた大麻の部分的合法化を撤回したいが、社民党はそれも拒否。どれを取っても落とし所を見つけるのが難しそうなのだ。

メルケルの“良き”後継者

一方、AfDはますます急進しており、特に旧東独で強い。最近のアンケートでは、ドイツ全体を対象にしたものでも、時によって支持率がCDUを上回る。そんな中、今年は5つの州議会選挙があり、CDUは国政のみならず、州政府でも社民党にしがみつかなければならないかもしれない。こんな危うい状況の今、社民党の機嫌を損ねるなどあり得ない。

Photo by gettyimages

結果として、社民党の賛同を得られそうにない改革案は、枠組みを力強く謳うにとどめ、具体案は極力ぼやかした。メルツ首相は「左翼は終わった」を諦め、「AfDとは絶対に組まない」の方をとったのだ。見ようによれば、“メルツ首相はメルケル元首相の良き後継者”である。

そして、③は党内の不協和音で、こちらの争点は、主に年金や労働条件。CDUの青年部は将来の若者の負担が重くなり過ぎることを嫌い、年金の削減を主張している。福祉増強を唱える社民党がこれに反対しているのは当然だが、今回、一番の注目を浴びたのは、CDUのベテラン地方政治家の熱のこもった演説だった。

彼は全身全霊で、“ 67歳に引き上げられた年金取得年齢をさらに引き上げる“という案に反対。「肉体労働者はそうでなくても若い時から働いている人が多い。16歳で働き始めた彼らが65歳で働けなくなった時、 “労働不能”による早期退職者と規定されるのはおかしい。正規に堂々と年金を取得できてしかるべき」という主張には、現場の真実が迸っていた。これまで肉体労働などしたこともない理論家の若者たちや、イデオロギーの物差しで労働者の味方を標榜する社民党議員とは違い、長年、働き、さまざまな現場を見てきた党員の、地に足の着いた主張が輝いて見えた瞬間だった。ただ、青年部の主張にも、このベテラン党員の主張にも、どちらにも理があるから、政治は難しい。

往年のメルケル人気を上回る高市人気

その他、“ 14歳以下にはソーシャルメディアの視聴を禁止する“という案、また、援助金がハマスに流れているという批判が高くなっているUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)を、将来的にUNFCR(国連難民高等弁務官事務所)の下に組み込むという案は、大筋は賛成というだけで議論はなし。具体的なところまでは踏み込まず、やはり曖昧のままだった。

Photo by Gettyimages

結局、大風呂敷を広げ、70分ものスピーチをしたものの、中身はスカスカ。メルツ首相が発散したのは、「首相でいたい」「外国の首脳らと会談したい」という自身の願望ばかりで、ドイツのためにどんな政治をしたいか、党をどのように導くかということはあまり伝わってこなかった。

かつてのメルケル元首相は党を導き、16年間も国民を引っ張り続けた。国民は魔法にかかったようにその後に続いたが、最終的にその方向が間違っていた。彼女はドイツのためでなく、グローバルの中にドイツを埋没させるために政治をした人だった。だから、気がついた時には、あれほど逞しかったドイツはすっかり落ちぶれ、今、不安定になった世界で右往左往している。

翻って、日本。高市早苗首相への国民の信望は高く、その人気は往年のメルケル元首相をも上回るほど。ただ、幸いなことに、高市首相がメルケル元首相をお手本にしているという話は聞かない。

また、「改革」を叫ぶだけで、公約を悉く破っているメルツ首相もお手本にはならない。高市首相には有言実行で臨んでもらいたい。

強く優しい日本の復活、そしてドイツが再び雄々しく立ち上がること、それが、CDUの党大会を見た私の心に芽生えた願望だった。

なお、蛇足ながら、日本の移民政策は、今ならまだ後戻りできるので、ぜひ再考してほしいというのが、移民で荒れたドイツからの私の切なるアピールだ。

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