2/8The Gateway Pundit<Rep. Comer Confronts Yoel Roth About His Tweet Calling Trump and His Supporters “Actual Nazis” (VIDEO)>
左翼の一方的な言論弾圧、しかも大統領とその支持者をナチと呼ぶほどに驕った人物は、懲罰的賠償金を払わせたらよい。そうすれば、次の抑止になる。
https://twitter.com/i/status/1623357220187475976
2/8The Gateway Pundit<OUCH! Marjorie Taylor Greene SHAMES Former Twitter Censorship Boss For Banning Her Campaign Account But Allowing Child Porn…Claims Roth Once Wrote Minor Boys Should Be Allowed on “gay, adult male hookup site” [VIDEO]>
自分たちの考えと違う人のアカウントを削除するのは、言論の自由の弾圧である。
https://twitter.com/i/status/1623365566785327109
2/9阿波羅新聞網<美正在解密 间谍气球对40个国家进行监视 但隐瞒如何发现来自中国=米国は現在機密解除 スパイ気球は40か国を監視、中国からのものであることを突き止める方法は示さず>バイデン政権は、他国の中国の気球に関する監視情報の機密を解除した。 米国は、中国の気球が 5 大陸 40か国の軍事資産を監視するために使われていると考えているが、米国は気球が中国から来たことをどのように発見したかは明らかにしていない。
https://www.aboluowang.com/2023/0209/1864649.html
2/9阿波羅新聞網<CHATGPT被提问:“习近平是独裁者吗?”=CHATGPTは「習近平は独裁者か?」と質問される>2/7にTwitterユーザーの@BoraBoraがテストしたところ、ChatGPT(OpenAIが開発した人工知能チャットロボットプログラム)に「習近平は独裁者か?」と簡体字と繁体字で尋ねると、まったく違った答えが返ってくることがわかった。簡体字の返信は肯定的で、繁体字の返信は否定的で、理由は不明である。あるネチズンは「AI は政治も理解するのか」と疑問を呈したが、別のネチズンは、これは訓練のデータ・セットと質問者の好みに関連している可能性があると考えている (同じ質問をしたすべての人が同じ答えを得るわけではない)。
https://www.aboluowang.com/2023/0209/1864657.html
2/9阿波羅新聞網<习近平大丢颜面 对军队控制力衰减?—习近平被人挖坑了?=軍部のコントロール弱体化に直面して習近平は面目を失う? – 習近平は墓穴を掘った?>中共体制の内部情報に精通しているオーストラリアの学者である袁紅冰は、「今回、米国のバイデン政権が中共の気球を発見したが、すぐには対応しなかった。ブリンケンが北京を訪問して中共と交渉し、中共がこれ以上ロシアを支持しないことを望み、中共への宥和の幻想を維持したかったから。 しかし、その後、バイデンは選挙のために、非常に強硬になり、ミサイルで気球を直接撃ち落とし、習近平は面子を失った」と述べた。
https://www.aboluowang.com/2023/0209/1864737.html
2/8阿波羅新聞網<查无此人! 美报告揭中共宣传片首度运用“深伪技术”= そのような人物は見つからない! 米国の報告は、中共のプロパガンダ映像に初めて「ディープフェイク技術」が使われたことを明らかにした>米国のソーシャルメディアアカウント分析会社 Graphika は本日研究報告を発表し、中国政府がプロパガンダ映像で初めて「ディープフェイク技術」(deepfake) を使ったと。映像のニュース・キャスターは実在の人物のように見えるが、実際には人工知能 (AI) の製品である。
台湾は特にFake製品に気を付けないと。
https://www.aboluowang.com/2023/0208/1864619.html
何清漣 @HeQinglian 9h
米国左翼の朗報:
バイデンは年次一般教書演説を行い、自身の政策目標(大企業や富裕層に対する左派好みの課税で福利を行うことを含む)を概説し、自身の輝かしい功績について語り、再選を検討していることを発表した。
最近、FBIはバイデンの家を繰り返し捜索して機密文書を探しており、主要メディアは何とハンター・バイデンのコンピューターゲートを熱心に宣伝している。左派メディアの世論調査によると、民主党の61%はバイデンが2024年の選挙から撤退することを望んでいる。しかし、「敵は幾万ありとても、バイデンは動ぜず」.
何清漣 @HeQinglian 9h
米中関係に関するバイデンの一般教書演説:対立ではなく競争を求めて https://rfi.my/98nr.T
バイデン:「私は中国と協力して米国の利益を促進し、世界に利益をもたらすことに力を入れる」 – 仮装したバイデンは中共に反対している人々を失望させる。
「中国との競争に勝つことは、我々全員の団結が必要である。我々は世界中で深刻な課題に直面している」 – 民主党左派の身分政治が、米国の分裂の主な理由である。
rfi.fr
ハイライト – 米中関係に関するバイデンの一般教書演説:対立ではなく競争を求める
バイデン米国大統領は、火曜日の夜に議会で下院と上院の合同セッションで2回目の一般教書演説を行った。 また、共和党が下院を支配した後、ねじれ議会でのバイデンの最初の主要な演説でもあった。 演説の中で、彼は米国経済、超党派の協力、ロシア・ウクライナ戦争、米中関係などの問題について見解を表明した。 バイデンは中国の気球を直接批判したわけではないが、「もし中国が米国の主権を脅かすなら、我々は国を守るために行動を起こすだろう。そして我々はそうした」と宣伝することを忘れなかった。
何清漣がリツイート
沈良慶Ⅱ @shenliangqing2 16h
第一軸文明の優劣を比較するなら、後に著名な顕学となった儒教の経典『論語』とプラトンの対話を比べてみよう。 偏見なく両方を読めば、日常生活の倫理について話すのが得意な孔子が、哲学王プラトンによって発明された一連の理念と弁証法 (詭弁術) ほど深遠ではないことは容易に見て取れる。然もそれはそのような深刻な面を持ち合わせていない:よってここに、世界を危険にさらす全体主義イデオロギーの邪悪な花が満開に咲く。
何清漣 @HeQinglian 6h
次の 2つを除く。
【フォン・デア・ライエン:「ウクライナの女性の売春は貞節への道か?」
バイデン:「私の家族の近親相姦は高貴な道徳倫理の道か?」】
その他は皆実現している。 ところで、オバマは任期中に、「トランスジェンダーの人々は、神が自分自身を真似て作った美しい形であり、バイデンは後に彼の舌を学んだ」と述べた。
出処については、要求が礼儀正しければ提供する。
引用ツイート
🇷🇺 🅉 ロシア・ウクライナ情勢 @ZResearcher001 12h
ネチズンから変更:
NATO事務総長ストルテンベルグ:「キエフへの武器供給は平和への近道だ」
EU上級代表ボレル:「ロシアのメディアに対するEUの禁止は、言論の自由を保護するためのものである」
次は誰?
フォン・デア・ライエン:「ウクライナの女性の売春は貞節への道か?」
バイデン:「私の家族の近親相姦は高貴な道徳倫理の道か?」
オバマ「LGBTQは性別に関係なく人類の進歩への道」
このニュースは、ドイツは米国に追随してロシアを攻撃するという決意を示していたが、パイプラインの爆破により天然ガスの供給が困難になり、敵と共に死ぬというドイツの決意は、ドイツの同盟国の兄に事前に意見を求めず、言い争わないこととした。 .
もっと言えば、最初の責任はすべて、殆ど悪人であるロシアが負っている。
😅😅
引用ツイート
🇷🇺 🅉 ロシア・ウクライナ情勢 @ZResearcher001 9h
有名な米国人ジャーナリストのシーモア・ハーシュは、2022 年 6 月に「ノルドストリーム」パイプラインへの爆発物は米国人ダイバーによって取付られたと述べた。
「昨年の夏、バルトップス 22 として知られる NATO の演習に隠れて、海軍の潜水員が遠隔操作の爆発装置を仕掛け、3か月後にノルド ストリームの 4つのパイプラインのうち 3つを破壊した」とハーシュは情報筋を引用して書いた。
彼によると、9 / 26、ノルウェー海軍の飛行機が爆弾を爆発させるソノブイを投下した。
https://twitter.com/i/status/1623162751517597696
何清漣 @HeQinglian 3h
共和党の教養は、トランプの一般教書演説を引き裂いたペロシと比較して、やはりはるかに高いものがある。 彼は裕福な家庭に生まれたと言われており、その行動はAOCのような街で育った人と比べ堪えられる。
引用ツイート
東七区顔のない男 FacelessMen @harry_shosta 20h
米国の 2つの政党間の現在の亀裂の程度を感じてください。バイデンが前にいて、ハリスだけが後ろで心にもない拍手をしている。マッカーシーは耳を傾けることさえせず、戻ってツイッターを送信してバイデンを叱った。 twitter.com/harry_shosta/s…
何清漣がリツイート
北米保守評論 🇺🇸🇨🇦 @NAConservative9 6h
《一般教書演説でジョー・バイデンが取り繕った15の大嘘》
https://nacr.info/WordPress/index.php/2023/02/08/15-whoppers-joe-biden-told-during-the-state-of-the-union-address/
彼が米国人に信じ込ませようとしているのは、我々の連邦の現在の状態である–インフレによって弱体化し、南部の国境を越えて麻薬や移民を密輸しているのが多く、左翼によって煽動され、弱体化する文化戦争の中にあるが—困難に陥っていない。
福島氏の記事で、日本で気球を発見しても何もしなかった河野太郎元防衛大臣が次の総理になることは避けてほしい。
2016/4/6産経新聞<中国船を「見せしめ爆破」インドネシアの女・田中角栄に迫る その辣腕ぶりに国内で大人気>に「インドネシアが、中国やベトナム、フィリピンなどの違法漁船を「見せしめ」として爆破している。この強硬路線を進めているのが、女性のスシ・プジアストゥティ海洋・水産相(51)だ。」とあります。 インドネシアにできて何故日本でできないのか。だから領土を奪われる。
https://www.sankei.com/article/20160406-MF4NHH3YTZNYPD6QH4N42ZQX7Q/
記事
米国で撃墜された気球について当初は「遺憾の意」を表明していた中国外交部(写真:AP/アフロ)
(福島 香織:ジャーナリスト)
3年前、日本の仙台上空に現れた謎の気球と同じような気球が、2月初旬、米国モンタナ州上空で確認され、米国はこれを中国の「偵察気球」であると断定したうえで、戦闘機で撃墜し、その残骸を回収した。
この気球は一体何だったのか。すでに一部残骸が回収された段階で、ワシントン・ポストは米官僚筋からの特ダネとして、この気球が中国解放軍の気球を使った大規模空中監視コントロール計画の一部であり、出発地点が海南省で、かつて五大陸上空に現れたこと、アジアにおいては日本、インド、ベトナム、台湾、フィリピンなど中国の戦略的利益が絡む地域に対する監視コントロールに利用されたことなどが判明していると報じていた。
気球という「古臭い技術」ではあるが、そこに最先端の通信、監視用ハイテクが結合されており、戦略的ライバルの軍事情報収集偵察に使われていたという。
匿名の官僚による話では、ウェンディ・シャーマン国務副長官は2月6日、在米40の大使館150人に対し、中国の気球によるスパイ行為を説明。さらに日本などの同盟国の大使館に対しては詳細な情報を提供し危機感を共有したという。
中国のこのスパイ気球計画がどれほどの規模であるかははっきりしていないが、2018年以降、数十回におよぶ偵察飛行が行われたとしている。ワシントン・ポストによれば、先週アラスカから侵入してモンタナ上空などで確認されたこの気球以外にもこの数年内に4回類似の中国気球による領空侵犯があった。それぞれ、ハワイ、フロリダ、テキサス、グアム上空に現れた。さらに南米、太平洋諸島上空などにも出現している。CNNなどの報道では、トランプ政権時代、軍のリポートに、ハワイとフロリダ上空に中国の偵察気球が現れたとの記録が残っているという。
国防省報道官が2月7日に明らかにしたところでは、気球撃墜後、オースティン国防長官が魏鳳和国防相と電話連絡をとろうとしたが、中国側は電話を受けることを拒否したという。
態度が豹変して「逆ギレ」
さてこの気球について、当初2月3日の昼の段階では、中国外交部側は「民間の気象観測用の気球が偏西風に乗って、予定された軌道から外れ、不可抗力で米領空内に迷い込んだもの」として「遺憾の意」を低姿勢で表明し、あくまでも米領空侵犯の意図はなかったのだ、と自分たちの「過ち」を認めていた。
だが、その後、王毅外相がブリンケン国務長と電話で話したとき、「中国としては、いかなるいわれのない憶測や煽動も受け付けない」と、米国からスパイ気球と断定されたことに「逆ギレ」して見せた。そして、米国側が軍事行動によって気球を撃墜したことについて「国際慣例に反する、過剰反応だ、我々も更に一歩進めた対応をする権利を有する」と報復をほのめかせる外交部声明を発表し、国防部も強い抗議を示し、「同様の状況に対処する必要な手段を講じる権利を保留する」と述べた。
この3日の昼の反応の神妙さと、同日夜の王毅の「逆ギレ」の温度差について、外交部らしくない、という声も多かった。また、果たしてブリンケンの訪中を目前にしたこのタイミングで、米国が絶対不快に思い、米中交渉の障害にしかならないような気球事件を習近平は意図して引き起こしたのだろうか、という疑問も湧く。
果たしてこの気球は、本当に気象観測用なのか、そして不可抗力で米領空に迷いこんだのか。それとも解放軍のスパイ気球なのか。もし、わざと米領空に侵入させたとしたら、なぜ今のタイミングで、こんな米国を怒らせるようなことをするのか。
人民解放軍が研究していた軍用気球の運用法
まずこの気球の本当の狙いについて考えてみよう。高さが約60メートル、機器部分が大型バス3台分の長さに相当というこの気球を製造したのがどこの企業かということについて、外国部はまだ答えていない。だが、中国でこれほどの巨大観測気球を製造できる企業は2社しかない。そして気象探査気球の老舗といえば、中国化学株洲ゴム研究院設計院だろう。この研究院の関係者は今回の事件については箝口令を敷かれているので確認は取れない。株洲ゴム研究院は中国化工集団傘下の企業で、中国の月探査計画・嫦娥計画の嫦娥五号搭載の気球を含め、国防科学技術工業重大プロジェクトなどにも関わる「軍民融合」企業だ。
ちなみに、精密衛星写真が可能な現代おいては気球による観測など大して意味がない、だから中国の言うとおりの気象観測だという識者もあるが、人民解放軍においては軍用気球の論文は山ほどあり、実際に実験の様子などが報じられている。特に昨年(2022年)話題になったのは敵艦船に対する電磁波攻撃で、気球によって敵艦隊の防空電子偵察システムを混乱させたり、防空システムや作戦反応能力を評価したりすることができるという論文だ。
また昨年2月23日付の解放軍報では、軍用気球の運用に関して、軍用気球からミサイルを発射するアイデアについて言及しており、実際に実験も行われている。解放軍報では、軍用気球運用の効果と可能性について次のように記されている。
「軍用気球については偵察、監視、通信、中継、運輸の方面でポテンシャルを発掘し続けているほか、軍用気球を用いたミサイル、ドローン群による投擲の研究が進んでいる」
「今日のように科学技術が進歩すれば、気球の運用にも新たな可能性の大門を開くことができる。新素材と新技術の運用で成層圏まで到達できる気球は、対空武器の脅威を避けることができ、ナビゲートシステムやAIの応用によって、高度と方向を操り目的の空域に到達できる。気球を係留しておくことで1つの空域を長期的に守ることもでき、監視偵察任務を実行できる」
「滞空時間は長く、性能はコストに対して高く、これぞ低コスト戦略の特徴と要求に順応したものである」
「予警レーダー、光学赤外線設備、通信中継設備などを搭載し、小型化と低エネルギー化を進めれば、気球はまさに発展の春を迎える。英国にはすでに合成繊維で作られた一種のスマート気球があり、これは敵戦闘機の攻撃目標を誤導ことができるという」
「軍用気球の開発は同時に、その反撃能力を持つ武器の開発も必要だ。専門家は、軍用気球の最大の脅威はレーザー武器だとしている」
知らなかったかもしれない習近平
ただ、こうした研究を進めていることは当然米国も知っているわけで、米中関係が良好な時ならいざ知らず、対立が先鋭化している今のタイミングに、のんびりと米領空を移動していたら米国が激怒するのは当然で、撃ち落とされるのも想定内のことだろう。
習近平は昨年3期目の総書記になってから中国国内の厳しい経済問題の立て直しを迫られており、それにはまず米中関係のある程度の改善と安定が絶対必須の条件となる。そのために秦剛を駐米大使から外相に直接抜擢し、ブリンケン訪中をお膳立てしたのだ。その直前のタイミングで、お膳立てを台無しにするような気球事件を中国側は果たして意図して起こしたのか。コントロールできずに米領空にうっかり入ってしまったというなら、中国のハイテクレベルはこの程度であり、これも米国の半導体制裁がもたらした結果か、という話になるが、もしわざとであればどういうことなのか。
この点について、識者たちが様々な見立てをしている。ワシントン・ポストの外交コラムニスト、デビッド・イグナイシャスは3つの可能性にコラムで触れていた。
1つは、経済問題、反体制運動(白紙運動)ゼロコロナの失敗など一連の内部問題に苦しむ習近平が、人民に実力をアピールして見せる狙いがあったのではないか、というもの。戦狼外交もそうだが、習近平は米国に強気な様子を見せると人民の支持を引き付けることができると考えている節がある。中国人民は米国を敵視し、習近平政権に向かうかもしれない不満の矛先をそらすことができるかもしれない。
2つ目は、中共軍部や党ハイレベル内部の対米強硬派がブリンケンの訪中を阻止しようと目論んで偵察気球を侵入させたというもの。
3つ目は、単純に連絡ミス、右手のやっていることを左手が知らなかった、という可能性だ。
気になるのは、習近平自身が気球の領空侵犯を指示したのか、あるいは寝耳に水の事態だったのか。フィナンシャル・タイムズには「習近平は知らなかったかもしれない」という米官僚のコメントが引用されている。
習近平のような独裁者の下で働く官僚たちは極端な2種類の態度に分かれる。いわゆる躺平主義。習近平に命令されること以外は一切やらない。命令以外のことをして失脚させられることを恐れているのだ。もう1つの態度は風見鶏主義。習近平の考えを先取りし、習近平に気に入られようと競ってやっているうちに結果的にやりすぎてしまったりする。
なので、習近平の知らないところで、米国を怒らせるようなアクションをとる軍や党中央ハイレベルがいたとして、それが必ずしもアンチ習近平とは限らない。習近平は本音では米国に妥協したくないはずだと考え、米国を挑発してみせたのかもしれない。
どちらにしても、3期目に入った習近平政権の対米外交は、気球のようにコントロール不能となって、しょっぱなから躓いてしまった。
見習うべき米国の対応
ところで日本では、3年前仙台の上空で「謎の気球」が現れた時、SNS上やメディアの報道では大騒ぎになったが、当時の河野太郎防衛相はその正体については突き止めようともせず、「また日本に戻ってくる可能性は?」という質問には「気球に聞いてください」と他人事であった。
さすがに、中国外交部や国防部に全く問い合わせなかった、ということはないと思いたいが、中国がどのように答えようと、公表して表沙汰の問題として中国とややこしい交渉はしなくない、というのが当時の政権の総意だったのだろう。
だから、米国がはっきりと「中国のスパイ気球」と断定し、武力使用で安全に撃墜し、回収したことに感服した。
不測の事故が起きるリスクもあり、米中も一触即発の危機が高まる中で、面倒ごとを回避せずに、主権や国防について明確な判断基準をもって毅然と判断を下し、なおかつその後の外交交渉で妥当なところに着地させることができるという大国の自信と実力の現れであろう。少なくとも、この気球事件をめぐる米中の政治パフォーマンス合戦としては、米国に軍配が上がったのではないだろうか。
今後、もし日本が同じ状況に遭遇することがあれば、どうすべきであるかは、もう分かっただろう。
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