4/10 ZAKZAK『習主席ターゲットに爆弾テロ&毒殺未遂「6回」説 国外でも不穏な動き』と4/9大紀元中文版『胡锦涛传拒给曾庆红“背书” 释多个信号』記事について

2012年2月6日、薄熙来の部下だった王立軍が成都の米国大使館に逃げ込み、アメリカに中国の恥部というか機密を漏らした事件で、薄熙来は責任を取らされました。その時に法に従って処分を求めたのは団派で、反対したのは当然上海派でした。中でも周永康が強く反対し、法による処分が賛成:反対=4:4の時にアメリカへ行っていた習が賛成で薄熙来の処罰が「刑不上常委=常務委員は罪に問われず」と言われながらも決定されました。周は薄をチベットに転任させようとしましたが、温家宝が「歴史に逆行するやり方」と応酬、それで周はニューヨークタイムズに温の家族の蓄財の記事を書かせました。しかし、大勢は決していて悪足掻きになりました。周など上海派を裏で取り仕切っていたのが曽慶紅です。野中広務と朋友でした。両方とも金に汚い政治家です。

大紀元の記事では曽が胡錦濤に「背書=裏書」(ここでは不逮捕の意味でしょう)を頼んで、断られたとあります。胡が主席だった10年間にめぼしい実績を上げさせなかった上海派の巨魁ですから、腸が煮えくり返っていて断るのは当然と思います。曽の逮捕も近いのでは(「収官」=寄せ、最終局面)と何清漣が言っています。ただどんな終末になるかは見えないと。

胡が最強の立場になっているような気がします。軍事委員会の副主席は胡の人事で、習より胡の言うことを聞くでしょうから。「政権は銃口から生まれる」国です。習は上海派と団派を相手にしなければならず大変です。暗殺の可能性もあるでしょう。建前は病死扱いになるでしょうが。今やクーデターは隠すことができませんが暗殺はどうにでもなります。闇で殺せば良いので。

でも中国の内紛で日本を巻き添えにするのは止めてほしい。そのうち反日デモか何かををやらかすようになるかも。でもまだ戦争を仕掛けられるよりいいですが。進出企業の見る目がなかったという事ですから。

ZAKZAK記事

中国で独裁体制を着々と築きつつある習近平国家主席の周辺に不穏な空気が漂っている。「反腐敗運動」と銘打った汚職官僚の撲滅を進める同氏を狙った暗殺未遂事件が、これまでに6回起こっていたというのだ。背後には、江沢民元国家主席や失脚した元最高幹部の周永康氏らの存在も取り沙汰される。「国外逃亡した退役軍人らによる反乱計画も浮上している」(専門家)ともいい、身の危険を感じた習氏は周辺警備を強化している。

 「習氏がまた狙われたらしい」

 中国共産党の高級幹部の子弟「太子党」関係者の間でこんな噂が駆け巡っている。反腐敗運動の名の下で、政敵を次々と追い落とし、独裁体制を固めつつある習氏が「命の危険にさらされていた」というのだ。太子党の一員でもある中国人貿易商がこう打ち明ける。

 「習氏が、陝西省への地方視察に出向いた今年2月上旬に爆弾テロの計画があったらしい。地元の治安当局が、習氏が宿泊する予定だった西安市内のホテルに仕掛けられた爆発物を発見。事件は未遂に終わったが、習氏の暗殺を狙っていたのは明らかだ」

 習氏の命が狙われたのはこれが初めてではない。国家主席に就任した2013年3月の前後から何度も暗殺の危機に直面しているという。

 「月刊中国」の発行人である鳴霞(めいか)氏は、「これまで6回の暗殺未遂事件があったとされている。そのうち一部は、香港メディアなどの報道で詳細が明らかになっている」と指摘する。

習氏のトップ就任が確実視されていた12年9月、習氏は公の場から姿を消し、重病説が流れたことがある。その舞台裏では血生臭い事件が起きていた。

 米ニューヨークに本拠を置く中国語専門のテレビ局「新唐人テレビ」(電子版)は、この年の8月初めに開かれた共産党指導部による非公式会議「北戴河会議」で、会議室に時限爆弾が仕掛けられていたと伝えた。

 その直後、習氏は、北京の解放軍総合病院(301病院)に検査入院したが、毒殺の危険に遭いかけたという。いずれも失敗に終わったが、これらの暗殺計画を指示したのは、当時、警察・公安部門のトップだった周永康氏だとも同メディアは報じている。

 鳴霞氏は「この事件以降、習氏は暗殺を異様に警戒するようになった。一時、人民解放軍の関係施設に身を寄せて、そこで寝泊まりしていた時期もある。自分の行動予定を機密扱いにし、移動の際には周囲に何人もの屈強なボディーガードを配置。周辺警護を担当する幹部も自分の息がかかった者に入れ替えた」と話す。

 実際、首都・北京一帯を防衛する「北京軍区」では、司令官に自身と繋がりの深い南京軍区出身の宋普選氏を抜擢(ばってき)するなど、昨年末から大幅な人事刷新が行われた。今年3月には、「中国版シークレットサービス」といわれる中央弁公庁警衛局の局長に、中央軍事委員会副主席在任当時から信任の厚い王少軍氏を据えた。

習氏は「反腐敗運動」で、周氏を失脚させたほか、江沢民元国家主席を後ろ盾とする「上海閥」の幹部を次々と粛清している。ターゲットにされた「上海閥」の残党が、自身の生き残りのために「習氏の命を付け狙う事態も十分想定される」(外交筋)。

 中国国内だけでなく、国外にも不穏な動きが出ている。

 人民解放軍内に独自のネットワークを持つ佐藤守・元空将は、「米国で、習政権の打倒を目指す人民解放軍の退役軍人連盟が組織された。指導者は元北京軍区対外作戦秘書長。中国の民主化を求めて海外に散らばった元軍人らを集めている。彼らは、中国国内の現役軍人ともつながっており、軍事蜂起を呼びかけている。習氏の暗殺も狙っているといわれ、大規模な軍事クーデターに発展する可能性がある」と明かす。

 血で血を洗う熾烈(しれつ)な権力闘争を何度も繰り広げてきた中国共産党。歴史は再び繰り返されるのか。

4/9大紀元中文版

最近深陷“庆亲王”传闻的曾庆红处境更加不妙。港媒透露,胡锦涛执政时期已打掉陈良宇和薄熙来两个政治局委员,薄熙来东窗事发,导致徐才厚、周永康随后倒台;而且胡锦涛曾拒绝给曾庆红“背书”。此外,文中还释放了江泽民已自身难保,曾庆红確確实实被围猎等多个信号。

港媒:曾庆红成习近平首要打击目标

4月8日,海外媒体转载一篇题为《胡锦涛拒绝背书曾庆红》的文章。该文称,习近平上台后的一年半时间里,就打掉了徐才厚、周永康这两个政治局退休委员和政治局退休常委。特别是周永康的倒台,打破了中共内部“刑不上常委”潜规则。而“刑不上常委”只是江泽民“上海帮”的帮规。在胡锦涛执政时期,已连续打掉了陈良宇、薄熙来两个政治局委员。

文章表示,江泽民本是阻碍习近平反腐的最大绊脚石和拦路虎,但江已自身难保,只能断尾求生。其已放弃继续保护“上海帮”残余势力的企图,不求保人,只求自保。很明显,今后“上海帮”会遭受进一步的打击和清算,曾庆红首当其冲。

文章还称,曾庆红是江泽民的“军师”和幕后黑手。曾庆红试图在江死后接管江泽民的政治地盘和势力,成为“上海帮”的新帮主。可惜,薄熙来东窗事发,周永康,徐才厚锒铛入狱。而幕后黑手和操纵人曾庆红则成了习近平首要的打击目标。曾庆红遭围猎已经板上钉钉,千真万确。

曾庆红和江泽民最近被“铁帽子王”和“庆亲王”舆论风波席卷。港媒透露,曾庆红已经被王岐山立案审查等。

胡锦涛拒绝给曾庆红背书

去年4月,已经退休的胡锦涛到访湖南,参观岳麓书院等。港媒曾报导,胡锦涛现身湖南期间,原来湖南省委安排曾庆红与胡锦涛见面,但遭胡拒绝。海外中文媒体的报导称,胡锦涛拒绝给曾庆红背书。

去年5月14日,曾庆红诡异在上海露面。江泽民长子江绵恒及上海市委书记韩正陪同其一起出现在上海韩天衡美术馆。港媒称,此乃无奈之举,曾庆红只好让江的儿子替其背书。

港媒曾披露,去年曾庆红曾借参加中共窃政65周年“十一”庆典时,提出在9月26日、27日到中共中央党校和老教授、学员聚会,遭到中共中央书记处拒绝。

外界指,曾庆红曾连续担任中共中央党校校长,应该说与该校渊源深厚,但其提出的要求遭到拒绝,已说明其处境堪忧。

评论:习近平拿下曾庆红进入收官阶段

旅美学者何清涟女士最近发表的文章《习曾斗:破除“王权虚置”模式的终极战》表示,胡锦涛时期幕后有江、曾等干预政事,台上有九常委掌权,胡锦涛的“王权”虚置。

如今各系统的高官均已落败:周永康案将开审,郭伯雄接受审查,徐才厚身死名裂,令计划进了监狱,马建不仅系狱,其利益链条上的人马均从昔日的强势围猎者变成了被围猎者。

最近“政泉控股”幕后控制人郭文贵公开挑战胡舒立,被视为郭背后的曾庆红叫板习近平、王岐山。

何清涟的文章表示,从郭的滚地式战法中所透露出来的信息,其实是郭的后台手里并没握有让自己免于覆亡的好牌。应该说,习、曾之间的战斗,已经进入收官阶段。结果是清楚的,不清楚的是失败一方将以什么姿态谢幕。