講演
テイン・ホアン・タング(ベトナム外務省顧問局長)
国際仲裁裁判判決について米日、国連、国際社会は中国が面子を失わない形での撤退をさせるべき。
日豪印越のパートナーシップが大事。
日本はベトナムの長期的な同盟国。
中国はベトナム、アジア全域、全世界に対する脅威。
日本の協力なくして米越の関係緊密化は難しい。
これからは『パクス・パシフィッカーナ』の時代。
ハリー・ロケ(フィリピン下院野党院内副総務・野党)
国際仲裁は比中両国を縛る。中国も海洋法条約を批准しているので。ただ、判決はテコにはなっても、最終解決にはならない。交渉しないとダメである。
オバマは日本の尖閣を守ると明言したが、アキノ時代米比は条約結んでいたのにも拘らず、軍の派遣はなかった。オバマは比を日本より劣った国の扱いをした。
ドウテルテ大統領は新しい外交方針を打ち立てた。今まで中国は比を米国の属国扱いして無視してきたが、今回独立国扱いをした。外交方針は比の国益を追求するという事。米中に依存しないという事。日本と中国の投資、貿易が増えることを望む。
弊会挨拶
藤井厳喜(拓殖大学日本文化研究所客員教授)