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11/29産経の古森義久氏記事『日本戦争犯罪調査、3つの教訓』について

慰安婦のデッチ上げが中国の長期間に亘る戦略的謀略によることが明らかになってきました。韓国と言うか朝鮮半島は事大主義なので日本が「まとも」に反撃すれば擦り寄ってくるでしょう。(もう付き合いは願い下げですが)。南京虐殺や黄河決壊は国民党の蒋介石が宣伝戦として「強かった日本軍」を貶め、世界を味方につけるために仕掛けたものです。黄河決壊は直ぐに嘘とばれましたが。アイリス・チャン(『The Rape of Nanking』の著者)の自殺も嘘に気づいた彼女が良心の呵責に耐えかねてしたとの説もあります。戦後70年近く反日国に対し目立った反論をしてこなかった日本政府にもっと怒りを持った方が良いと思います。自民党の治世が長かったですが、マスコミと野党が組んで反論を許さないようにしてきたことが大きいと思います。国民主権なので選挙こそがその権利を行使する良い機会となります。親中派、親韓派の自民党議員、民主党、社民党、共産党は日本に仇なす政党です。小選挙区では「より良い候補」への選択、比例は「次世代の党」がお勧めかと。安倍内閣の「戦後レジームからの脱却」を実現させましょう。次世代に汚名を残して死んで行って良いのですか?

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米国政府が8年もかけて実施したドイツと日本の戦争犯罪再調査の結果(11月27日付朝刊既報)は、日本にとって慰安婦問題での貴重な教訓を与えた。まずはこの問題での国際的な日本糾弾が虚構であること、その日本糾弾の真の主役が中国系勢力であること、そして日本が次世代の国民のためにも冤罪(えんざい)を晴らす対外発信を欠かせないこと、などだといえる。

クリントン政権下での1999年からのこの大規模な調査は、対象に なった書類がなんと850万ページ。あくまでドイツが主体だったが、日本についても合計14万ページ余の戦争犯罪関連の書類の存在が報告され た。その総括はIWG(各省庁作業班)報告と呼ばれた。事前の指示は日本の慰安婦制度の犯罪性、強制性や奴隷化に関する書類をも探すことを具体的に求めていたが、なんとその種の書類は、一点も発見されなかったというのだ。調査の当事者たちもこの結果に仰天し、当惑したことを最終報告で率直に認めていた。結果の分析に参加したジョージ・ワシントン大学の楊大慶教授らは最終報告の付属論文で慰安婦問題について「その種の書類は今回の調査では発見できなかったが、存在しないわけでない」と、種々の仮説を弁解として記していた。だが最終報告は同時に、慰安婦制は当時、日本国内で合法だった売春制度の国外への延長であり、日本軍は将兵の一般女性への暴行や性病の拡散を防ぐためにその制度を始めたという経緯をも記し、米軍側はそこに犯罪性を認めていなかった実態をも伝えていた。

さて、ここでの日本側への第1の教訓は米国政府がここまで努力して証拠や資料がなにもないということは、実体がなかったということだろう。「日本軍が20万人の女性を組織的に強制連行して性的奴隷にした」という非難の虚構は米側の調査でも証明されたのだ。

第2には、この米国政府をあげての大調査の推進には、在米中国系の反日組織「世界抗日戦争史実維護連合会」(抗日連合会)が、異様なほど大きな役割を果たしていた。IWG報告の序文では、調査の責任者が冒頭に近い部分で抗日連合会の名を具体的にあげて、この組織が代表するとする戦争の犠牲者たちへの同情を繰り返し、今回の調査が慰安婦問題などで日本の残虐性を証明する新たな書類を発見できなかったことを謝罪に近い形でくどいほど弁解していた。抗日連合会は在米中国系の活動家中心の組織だが、中国政府との絆も緊密で、日本の「戦時の残虐行為の糾弾」を使命として掲げ、1990年代から戦争捕虜、南京事件、731部隊などを提起して、日本をたたいてきた。IWG調査でもクリントン政権に強力なロビー活動を仕掛けていたという。慰安婦問題でも、主役は表面では韓国系にもみえるが実際は抗日連合会を主軸とする中国系だという実態がここでも証されたといえる。

そして第3の教訓は、慰安婦問題での日本非難の虚構が米側でもここまで実証された以上、日本側にとってのぬれぎぬ晴らしの必要性がさらに鮮明になったことである。このままでは日本の国家も国民も20万人の女性をセックスの奴隷へと強制したという無実の罪を次世代へと残していくことになるのだ。(ワシントン駐在客員特派員)産経ニュース【緯度経度】

11/26サンケイ 渡辺利夫氏『中国膨張の要は国家資本主義だ』 の記事について 

中国とは、何清漣(深圳法制報記者、米国亡命)が言う「中国共産党の支配は党の喉と舌である宣伝部でfabricationやfalsificationした記事や報道を配信することで大衆に共産党の都合の良いことだけの刷り込みを図り」、毛沢東の「政権は銃口から生まれる」=軍による恐怖政治で統治している国です。何女史が言う権(quan2)と銭(qian2)の交換方式こそが中国歴代王朝の中で中国共産党が一番腐敗した政権と言われる所以です。ですから、周永康のように1兆6500億円も蓄財できるのです。略奪社会主義以外の何物でもない。渡辺氏は拓殖大学総長で『君、国を捨つるなかれ』や『新脱亜論』を著し、慶應出身者らしく福沢諭吉の唱えた脱亜論を発展させ、中韓とは当然距離を置くことを主張しています。それにしても慶應は創業者の精神を忘れた人の何と多いことか。特に企業経営の経営者レベルで何も考えていない人が多いように見受けられる。本記事にあるように中国は国営企業が肥大化し、公正な競争を阻害すると欧米に思われているため、TPPには参加できず、そのためブリクス銀行、アジアインフラ投資銀行のように裁量の範囲が大きい銀行の融資をテコに中国との貿易を活発化しようと思っています。中国国営企業の規模の大きさに日米欧の民間企業は対抗できず、また賄賂を得意とする国と公正な競争は望むべくもありません。また、ナチスドイツに準えて中国共産党治世の崩壊についても触れられていますが、正しく「備えあれば患いなし」です。日米同盟を堅持し、かつ中国の物量作戦に対抗するためには、ミサイルを弾切れなしで撃墜できる高性能レーザーの開発が必須です。

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中国は計画経済部門を縮小し、民営化の推進や外資系企業の導入を通じて高成長を実現したというイメージを抱く人が多いが、誤解である。中国の市場経済化は2000年代に入って間もなく終焉(しゅうえん)し、その後はステートキャピタリズム(国家資本主義)ともいうべき経済へと変質した。以降、中国の成長牽引(けんいん)車は、中央政府が管轄する独占的企業群となった。資源、エネルギー、通信、鉄道、金融の5分野の特定国有企業が国務院直属の資産管理監督委員会の直轄下におかれ、「央企」と略称される。

 ≪政治権力と結託した「央企」≫

央企は約11万社の国有企業のうち113社である。「フォーチュン」誌の世界売上高上位500社の中で中国は91社、日本の57社を上回る。91社のほとんどが央企である。上位10社には、3位に中国石油化工(シノペック)、4位に石油天然気(中国石油)、7位に国家電網(ステートグリッド)が名を連ねる。これら央企が、公共事業受注や銀行融資の豊かな恩恵に浴して高利潤を謳歌(おうか)している。実際、国有企業11万社の利潤総額ならびに納税総額でそれぞれ60%、56%を央企が占める。事業規模に応じて傘下に子会社を擁し、事業所数は2万2千に及ぶ。中国経済の命脈を制するこれら企業群が、共産党独裁の財政的基盤である。トップマネジメントは各級党幹部とそれに連なる人々が占める。央企の傘下に重層的に形成されたこの国有企業群は、誰もが制することのできない強固な権益集団と化している。中国企業の伝統は「官僚資本」である。企業が政治権力と結託して、資産規模の極大化を図る中国流の企業形態である。共産革命前の中華民国期に「四大家族官僚資本」と呼ばれる浙江財閥の築いた富は圧倒的であった。央企はその現代的バージョンである。国家資本の潤沢な恵与を受けて拡大する央企の力量を、海外に向けて放出しようというのが、中国の国際経済戦略の要である。

 ≪金融秩序への新たな挑戦≫

10月24日、北京の人民大会堂に東南アジアと中東の21カ国の代表を集め、「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)の基本合意書の調印が行われた。設立資金1千億ドルのうち500億ドルを中国が出資、銀行の本部は北京に置き、総裁は中国高官だという。開発途上国の陸上・海上の輸送インフラ、エネルギーインフラの高まる建設需要に央企の供給力をもって応じ、その海外進出を促すというのが銀行設立の狙いである。中国の外貨準備高は今年上半期に4兆ドルを超え、2位の日本をはるかにしのいだ。500億ドルの出資など容易なことであろう。中国主導の下でインフラ網を構築し、これにより日本主導のアジア開発銀行(ADB)の地位を相対化させる戦略である。西沙諸島、南沙諸島をめぐって軍事的緊張をはらむベトナム、フィリピンをAIIBに誘う一方、日本、米国が調印式に招かれていないのはその戦略ゆえであろう。さかのぼって7月15日には、中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)の首脳会談がブラジルで開かれ、そこでは5カ国それぞれが100億ドルを出資して500億ドルの資本金をもつ「新開発銀行」(NDB)の設立が合意された。開発途上国のインフラ関連投資への金融支援が目的とされる。同時に、経済危機に陥った国への緊急融資に1千億ドルの外貨準備基金を創設、うち410億ドルを中国が担う。国際通貨基金(IMF)・世界銀行による旧来の金融秩序への挑戦である。

≪限界まで膨れる社会的不満≫

央企という独占的企業集団を擁して国家資本主義の道を突き進む中国は、膨大な国家資本をもって新たな金融秩序の形成者たろうとする意思を固め、米中の覇権争奪戦の一方の雄をめざしている。恐るべきは軍事力増強ばかりではない。BRICSや開発途上国において力量を発揮し、彼らをみずからの影響圏に誘い込み、その加勢を得て「中華民族の偉大なる復興」への道を歩む。貧困農民のとめどない都市流入、少数民族の抵抗、環境劣化、官僚の腐敗・汚職、所得格差の拡大は、すでにおぞましいレベルに達している。限界ぎりぎりにまで膨れ上がる中国の社会的不満に国内政策で対応する術(すべ)は、「和諧社会」実現を求めて挫折した胡錦濤前政権で尽きた。習近平政権は対外膨張路線によりフロンティアを拡大し、そこで得られる富と権威で内政に臨もうと決意したのであろう。第一次大戦後に追いつめられたドイツ国民の鬱積する不満が、アドルフ・ヒトラーをして激しい対外侵略に駆り立てた真因である。「第三帝国」の興隆は、しかし周辺国と米国の反発を招いて惨たる崩落を余儀なくされたという歴史的事実が想起される。膨張する中国の帰結がいかようであれ、備えに怠りがあっていいはずがない。

11/29ZAKZAK『朝日新聞、営業益半減 吉田調書、慰安婦問題も影響』について

藤岡信勝氏のFace Bookに表題の件についてコメントがありました。「契約が残っているので辞められないと言う人も居ます(実は隣家)。真綿で首を絞める様にじわじわと効いて来るのでしょう。哀れ」「民法上の契約を盾に購読続行を強制しているようですが、契約切れたらそれで終わり。広告件数も激減。自治体が新聞を取っていますが朝日新聞なら抗議しましょう。公費の支出ですから(^^)」。こういうときだけ契約を持ち出すのは卑怯と言うもの。元々卑怯なことを平気でする新聞ですから仕方がないのでしょうけど。不動産賃貸だって2年契約でも途中契約解除できるではないですか。もっと新聞店にキツク言って見れば解除できると思います。朝日新聞の購読者はそういうことすらできないのでしょうか?ネット上では新聞のことを『アカが書き、ヤクザが売り、バカが読む』と言われています。ヤクザが怖いのでしょうか?平素正義とか言っていてそれすらできないようではall talk and no actionになるのでは。

記事

朝日新聞社は28日、東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」報道の記事取り消し問題を受け、取材・執筆した記者2人を減給処分、記事を出稿した特別報道部の市川誠一部長(当時)を停職1カ月とするなど上司4人を停職1カ月~2週間の処分とすることを決めたと発表した。処分は12月5日付。同社は慰安婦報道問題なども含めた一連の事態を受け、同日付で木村伊量(ただかず)社長の辞任などの人事を内定していた。西村陽一取締役・編集担当は「今回の事態を非常に重い教訓と受け止め、信頼を得られるよう努めてまいります」などとコメントした。朝日新聞社が28日発表した2014年9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比5・1%減の2154億円、営業利益が同50・5%減の30億9900万円の減収減益だった。吉田調書問題に加え、慰安婦問題の記事取り消しなどの影響が販売に響いたとみられる。

ユダヤ人の世界統一政府樹立に対する疑問点

前に馬渕睦夫氏の『世界を操る支配者の正体』講演会について書きましたが、疑問に思うところがあります。分かる方がいらっしゃいましたら、是非教えて戴きたく。またこの他にも疑問に思う点がありましたらコメント欄にて返送戴ければと存じます。

1. ユダヤ人はキリストを売った民族なのに何故キリスト教徒がユダヤ人の言いなりとなるのか?

2. ロシア正教は東ローマ帝国から派生したのに欧米はロシアを敵視するのは国際金融資本の言うことを聞かないためか?

3. ハルマゲドンはエルサレムに神殿ができて7年後に起こると言われていますが、この情報化時代に「戦争が起きるような神殿」を建てさせるのが可能かどうか?

4. 「戦争は儲かる」と言うのがロスチャイルドであるなら、核戦争にもなりかねない第三次世界大戦は儲からず、局地戦を続けさせる→ハルマゲドンは起きない?

5. ユダヤ人が力を持っていたとすると何故ヒットラーのユダヤ人虐殺が起きたのか?

6.ロシアは対外取引に何故基軸通貨の$を使うようにしているのか。

7.ロシアはタタールの頸城でモンゴル支配を受けたから欧米人は嫌うのか?でも中国だってモンゴルの支配を受けたのに中国には厳しくないのは何故?賄賂のせい?

『1票の格差についての最高裁の判断について』

下記に日経の記事を貼り付けますが、不断から疑問に思っている点を述べます。

  1. 一票の格差をなくすには全国区のみにすれば完全に格差はなくなる。国会議員なのだから国益を考えて行動すべきで苟も地元の利益誘導を図るべきではない。弁護士連中が騒いでいますがメデイアと併せそれに触れることもありません。そもそも司法の判断が絶対に正しいのか?戦後民主主義者が愛して已まない日本国憲法の第41条に「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。」とあります。国民が選んだ選良(そうでない人もいますが)が決めるのですから、そちらを優先すべきとの議論も成り立ちます。司法と言っても国民の審判を受けている訳でなく、官僚です。(共産主義は官僚天国の社会です。中国を見れば分かるでしょう。役職に応じて賄賂を取る世界です)。官僚が正しい判断ができるかどうか疑問な点があります。マスメデイア(左翼にシンパシーを持っている社が多い)迎合主義ですので。東大を頂点とする権威主義が跋扈しています。GHQの押付憲法を後生大事に守らないと司法試験、公務員試験に受かりませんので。所詮暗記力に優れ、数理計算(自分にとっての損得計算の意味)が得意な連中で国益を考えて行動する訳ではありません。全国区が無理なら大選挙区(中選挙区、小選挙区でない)にする。北海道、東北、東京、関東、中部、大阪、関西、中国・四国、九州の9区にする。ただ、離島防衛、限界集落について考えるときに一票の格差をなくすことが本当に正しい選択なのかどうか?都市にだけ予算が回されやすい政策になってしまうのでは。そちらに住んでいる人に投票価値を重くしても良い気がします。
  2. △の投票を導入しては。最高裁の裁判官には国民審査の制度があり、罷免すべき裁判官には×を付けて投票をします。△は0.5票とか技術的にはいろいろ考えられるでしょう。売国候補をこれによって落とすことができるのでは。白眞勲のように在日帰化人の票で当選させることはなくなります。勿論愛国者がこれで落ちることもあるので両刃の剣ですが。国民の愛国のレベルが上がってからの導入でしょうけど。

11/27日経『1票の格差、警告再び 最高裁「違憲」判断踏み込まず』

2013年の参院選の「1票の格差」を巡る最高裁大法廷判決は、国会に選挙制度の抜本的な是正を求めながらも「違憲」との判断には踏み込まず、前回の大法廷判決に続き2度目の警告を発するにとどまった。違憲判断のもたらす影響の大きさを踏まえ、国会自身が改革に踏み出すよう改めて促した形だ。昨年の参院選における1票の格差は、選挙前に行われた「4増4減」の定数是正により最大4.77倍に下がり、1971年以降で最も低い水準となった。5.85倍だった86年選挙で合憲判断が出ていたことを考えれば、前進にも見えた。しかし、今回の最高裁判決は国政での参院の役割が大きくなっていることなどを指摘し、「参院でも適切に民意が反映されるよう配慮すべきだ」と強調。衆院選と同様、法の下の平等を定める憲法に基づいてさらなる格差の解消を求める姿勢を改めて明確にした。参院選が衆院選より格差が大きくなっている要因として、都道府県単位の選挙区割りを問題視。都道府県間の人口格差が拡大するなか、「選挙区の単位として合理的とはいえなくなっている」と指摘した。それでも「違憲状態」という警告にとどまった背景には、「裁判所が憲法上問題があると判断しても自ら具体的な制度を定められるわけではない」と判決が“釈明”した司法の限界も浮かぶ。制度の抜本改正には「相応の時間を要する」と理解を示し、前回の大法廷判決から13年選挙まで9カ月しかなかったことを指摘。16年選挙に向けて国会自身による改革を求め、違憲判断の剣を抜くには至らなかった。個別意見で「違憲」とした裁判官は、前回の大法廷判決では3人だったが、今回は4人に増加。4人のうち「選挙無効」まで踏み込んだ元内閣法制局長官の山本庸幸裁判官は、格差は1.0倍が原則としたうえで「技術的理由などで2割程度の格差が生じるのは仕方ないが、それ以上なら選挙は無効だ」と言い切った。多数意見に同調した千葉勝美裁判官(裁判官出身)も補足意見で「16年参院選までの改革は次の判断の直接的考慮要素となる」とし、司法の忍耐に限界が近づいていることを示唆している。

11/27『1票の格差、来夏までに法改正 「合区やむを得ず」の声も』

2013年参院選の1票の格差を「違憲状態」とした最高裁判決に、与野党から「抜本改革は不可欠だ」との受け止めが相次いだ。16年夏の参院選に向け、15年夏までの関連法の改正をめざす。山崎正昭参院議長は「判決を重く受け止め、選挙制度の抜本的な見直しに向けた取り組みを鋭意進めたい」とのコメントを発表。与野党でつくる選挙制度協議会座長の伊達忠一自民党参院幹事長は「厳しい判決だ。各会派の考えに沿った形で理解の得られる見解を出していきたい」と述べた。与野党はこれまでに「法改正から参院選まで1年程度の周知期間が必要」との認識で一致。来年1月召集の通常国会で公職選挙法を改正し、16年参院選は新しい区割りを適用する方針だ。28日に協議会を再開し、今後の対応などを協議する。どの方法で格差を縮めるかが焦点だ。自民党は(1)隣接選挙区と再編する合区案(2)選挙区の定数を調整する定数増減案(3)合区と定数増減を組み合わせる案――を協議会に提示している。今回の判決が前回に続き、都道府県単位で各選挙区の定数を設定する現行制度の変更に言及していることで「合区案もやむを得ない」との声が出ている。自民が示す「6増6減」案では最大格差を4倍以下にするのは難しいためだ。ただ、選挙区に多くの現職を抱えている自民内には合区への反発が強く、今後の与野党間の調整は難航必至の情勢だ。最高裁判決は12月14日投開票の衆院選の論戦にも波及しそうだ。民主党の海江田万里代表は記者団に「衆参両院の1票の格差是正と(国会議員の)定数削減が衆院選の争点になってきた」と述べ、与党の取り組みを追及する考えを示した。衆院に設置した第三者機関は(1)定数削減(2)1票の格差是正(3)選挙制度の評価――を議論している。1票の格差是正に関し、自民党は今回の衆院選に適用される「0増5減」で一定の結論が出たと判断。衆院選の公約では「選挙制度調査会の答申を尊重する」との表現にとどめた。民主党は1票の格差是正と議員定数削減を公約に明記。維新の党は議員定数3割削減の目標を掲げている。