9/27The Gateway Pundit<Watch Highlights From Donald Trump’s UAW Speech in Michigan (VIDEO)=ミシガン州でのドナルド・トランプのUAW演説のハイライトを見る(ビデオ)>
トランプが自動車産業の消滅は許さないと言ったときには盛り上がった。1万人が外に立っていると言った時も。
https://twitter.com/i/status/1707193332152012876
https://twitter.com/i/status/1707194507060543522
https://twitter.com/i/status/1707196453959905292
https://twitter.com/i/status/1707197656680808828
https://twitter.com/i/status/1707199625415774501
https://twitter.com/i/status/1707202981043564577
https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/watch-highlights-donald-trumps-uaw-speech-michigan-video/
9/27The Gateway Pundit<“The Keys to My Family’s Only Asset” – House Ways and Means Committee Releases Explosive Documents Confirming Hunter Sold Access to Joe Biden in 23 Countries=「家族の唯一の資産の鍵」 – 下院歳入委員会、ハンターが23か国でジョー・バイデンへのアクセス権を販売したことを確認する爆発的な文書を公開>
民主党はバイデンだけでなく、ヒラリーやビル・クリントンも外国に国家機密を売って金儲けしていたのはよく知られている。
水曜日、下院歳入委員会は、ハンター・バイデンが「ファミリーブランド」を通じて父親のジョー・バイデンへのアクセス権を販売したことを裏付けるIRS内部告発者の証言の新たな文書を公開することを可決した。
爆発的な文書により、ハンター・バイデンが23か国で「バイデン・ファミリー・ブランド」を販売していたことが明らかになった。
下院歳入委員長のジェイソン・スミス氏は、「バイデン一家による外国への影響力を広める工作は、米国の政策決定に影響を与えようとする試みを示唆している」と述べた。
同委員会は、2017年6月6日にハンター・バイデン氏が取引先関係者に宛てたWhatsAppメッセージを公表した。自分は「家族のブランドに署名する」つもりはなく、個人に「家族の唯一の資産の鍵」を渡すつもりもないと。
スミス委員長は、「その資産はジョー・バイデンただ一人である可能性がある」と付け加えた。
IRSの調査官は、ジョー・バイデンが副大統領を務めていた間のハンター・バイデンの税金犯罪と企業活動を政府の公務と関連付けた。
「実際、ハンター・バイデンの世界的な影響力の売り込み、ジョー・バイデンと米国政府の公式活動との間には関連性があった」とスミス下院議員は述べた。
https://twitter.com/i/status/1707094556968091990
https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/keys-my-familys-only-asset-house-ways-means/
9/27The Gateway Pundit<WATCH: “Have You Heard Dis Information?” – Elon Musk Posts Hilarious Video Exposing Big Pharma and Dr Fauci’s Lies About Vaccine Efficacy and Safety=注目: 「ディスインフォーメーションを聞いたことがありますか?」 –- イーロン・マスク氏、ワクチンの有効性と安全性に関する大手製薬会社とファウチ博士の嘘を暴露する爆笑ビデオを投稿>
自由な発言を保証するSNSが残っていて本当に良かったという感じ。2024年の不正選挙の証拠は2020年選挙と違って削除されることはない。民主党への牽制にもなる。
イーロン・マスク氏は火曜日、Xにビデオを投稿し、ワクチンによる害や無効性を否定する人々や、世界中の人々にワクチンを強制することに関与しているグループを荒らし回った。
マスク氏が、実験中の新型コロナウイルスワクチンや、政府当局者と共謀してワクチンに関する真実を検閲したツイッターなどの国営メディアを批判したのはこれが初めてではない。
The Gateway Punditが報じたように、マスク氏は以前、2回目の実験的mRNAワクチンを接種した後、死にそうな気がしたとTwitterで認めた。最近では、レブロン・ジェームズの息子、ブロニー・ジェームズが新型コロナウイルス感染症ワクチンに関連して 心臓発作を起こした可能性があると示唆した。
https://twitter.com/i/status/1706676593261785178
https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/watch-have-you-heard-dis-information-elon-musk/
9/27Rasmussen Reports<Sex Scandals: Politicians Should Uphold Moral Standards, Voters Say=セックススキャンダル:政治家は道徳基準を守るべきだと有権者は言う>
米国セレブは小児性愛を先ず止めるべきでは。
政治的な性スキャンダルが全国的な見出しを飾る中でも、ほとんどの有権者は政治家は道徳的な生活を送るべきだと依然として信じている。
ラスムッセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者と思われる人の87%が、政治家が私生活において伝統的な道徳基準を守ることが重要だと答えており、その中には非常に重要だと答えた55%も含まれている。政治家が道徳基準に従って生きることが重要ではないと考えているのはわずか11%だった。
9/27希望之声<美亲共侨领突撤闫丽梦诉状 评:中共大势已去=米国の親共華僑指導者、突然閻麗夢への告訴を取り下げる コメント:中共の勢いはない>最近、米国に亡命した香港大学公衆衛生大学院の元ウイルス学者閻麗夢が、NYの親共華僑指導者梁冠軍から訴えられた結果が出た。梁冠軍が訴訟を取り下げ、閻麗夢が勝訴した!ある評論は、これは中共が破滅する運命にあることを証明しており、中共が崩壊しつつあるとき、これら中共工作員の運命は悲惨なものになるだろうと言う。
閻麗夢は最近ポッドキャストで、NYの親共華僑指導者、梁冠軍に対する訴訟を振り返り、中共が「反アジア系ヘイト」という「ポリコレ」を利用して米国の自由を侵食していると指摘した。梁冠軍はまた、中共の強力な支援を受けて、米国で正義の人々や宗教団体を迫害した疑いも持たれている。
昨年5月、梁冠軍は「米国東部華人社団連合会長」の身分を使い、閻麗夢が「人工ウイルス説」を唱え、「中国系コミュニテイに対する差別とヘイトクライムを引き起こし、激化させた」として、閻麗夢を告訴した。目的は中国政府にアピ-ルするため。同氏は、閻麗夢の言動が「重度の精神的苦痛と、嫌がらせや身体的危害に対する大きな恐怖を引き起こした」と主張し、閻麗夢に「彼が被ったすべての損害を全額補償する」よう要求した。
梁冠軍はまた、閻麗夢が中共ウイルスの起源について語るのを手伝った路德、フォックスニュース、タッカー・カールソン、元下院議員モー・ブルックスなど50人もの人々を告訴した。
しかし、梁冠軍は何度も訴訟書類を閻麗夢に送達できず、法廷の送達要件を満たしていなかった。 このため判事は昨年9月、1カ月以内に送達できない場合は訴訟を取り下げられると命じた。その後、梁冠軍の弁護士は裁判所に送達通知を提出した。
しかし、閻麗夢は今年1月に法廷に提出した文書で、梁冠軍が詐欺文書を提出したことを明らかにした。 追跡番号をクリックして確認すると、「USPSによって拒否され、昨年11月26日に差出人に返送された」と表示されていることがわかる。 彼女はツイッターアカウントのメッセージを通じてこの訴訟を知った。 彼女は今年9/18の証拠審問に参加するつもりであることを表明し、証拠を使って梁冠軍に反撃することに自信を持っていた。
その結果、梁冠軍は8/25に突如として訴訟の自主取り下げを要求し、最終的に9/10頃に訴訟は終結し、閻麗夢が勝訴した。
誰かがニュースを伝えた:梁冠軍は米国における中共のナンバーワンのスパイであり、その上には汪洋がいる。梁自身が訴訟に名乗り出たことは、米国にいる中共のスパイが習に見放されたことを示している!
梁冠軍とは誰か? 彼は1982年に米国に密航した。 情報筋によると、梁冠軍は建築資材から性用品、健康用品など、金になれば何でもやったという。 仏壇の中に「白い粉」を隠して米国に密輸したこともあった。
1999年9月、梁冠軍は突然中共の「大有名人」となり、NY華人社団連合会会長に「選出」された。 江沢民から習近平に至るまで、中共の指導者たちは何度も彼を迎えている。
中共は嫌がらせの訴訟を起こし、勝てないと分かって撤退した。左翼の常套手段。朝日新聞も良く訴訟すると恫喝している。
https://www.soundofhope.org/post/757699
9/28阿波羅新聞網<发出明显信号!中共推出迄今最具野心的全球方案=明らかなシグナルを送る! 中共、これまでで最も野心的な世界計画を打ち出す>今期の国連総会を機に、中国はこれまでで最も野心的な新たな国際新秩序ビジョンを打ち出し、グローバル・ガバナンスのための全方位の中国計画を策定した。
中国は、近年中国が提案してきた世界的な安全保障、発展、文明への取り組みを踏まえ、今年の国連総会前に公布した「中国のグローバル・ガバナンスの変革と構築に関する計画」(以下「計画」という)と呼ばれるトップレベルの戦略計画があり、いわゆる「人類運命共同体の構築」という概念を包括的に詳述している。中国の韓正国家副主席は先週の国連総会で講演する機会を利用して、こう繰り返した。中国は人類の未来に責任を持つ「大国の使命を果たす」と計画の要点を述べた。
先ず「我が身を振り返れ」。
https://www.aboluowang.com/2023/0928/1959257.html
9/28阿波羅新聞網<白纸革命还在继续:中国爆发反修例运动=白書革命は続く:中国で反改正法案運動勃発>中国では先月、全国規模で静かな抗議活動が続いている。法案に関する意見を募集するウェブサイト「中国全国人民代表大会ネット」では、9/1以降、9万9165人が「治安管理処罰法改正草案」に対して12万5593件の意見を提出した。 これは 1949 年や 1982 年以降の中国では前例のないことであった。その規模と内容は、公式のいわゆる「協議民主」や、その枠組みの下で、内部で、かつ公開して意見を求めるのは、いわゆる立法協議形式を大きく超えており、声を出さず大規模な抗議活動は、昨年11月末の白書革命の延長のようだった。
中共が出された意見を取り上げるとは思えない。やっているふりだけ。
https://www.aboluowang.com/2023/0928/1959341.html
9/28阿波羅新聞網<前外交官爆料中共军方将领在澳洲泄密=中共軍司令官がオーストラリアで機密を漏洩したと元外交官が暴露>9/27、元中共外交官の陳用林は、秦剛の不倫は解任につながることはないと述べた。「女性とセックスをしない共産党員がいるだろうか?代理出産したからと言ってどうなるのか?それは間違いなく彼の仕事ではないし、彼が罪を犯したとしても、この事ではない。こうした噂は濫りに広まっている」と彼は語った。彼は、秦剛は以前から噂されていた機密漏洩に依然として関与していると推定し、「中共軍が機密を外部に漏洩した。数年前にはオーストラリアでも事件があったが、決して公開されることはなかった」と述べた。
真相は藪の中。
https://www.aboluowang.com/2023/0928/1959298.html
9/28阿波羅新聞網<“中国这样做,是极其危险的”= 中国がこのようにするのは極めて危険だ」>「タイムズ・ウィークリー」は、中国はレッテルを貼られることを望んでいないが、朋友圈で「中国の外交政策は道を見失いつつあるようだ」とレッテルを貼られている、と分析した。『南ドイツ新聞』は、中国とフィリピン両国はあらゆる外交手段を通じて情勢の緩和に努めるべきで、そうしなければ世界貿易の生命線とされる海域で軍事衝突が起こる可能性があると考えている。
フィリピンは、月曜日(9/25)、フィリピン沿岸警備隊が小型ボートに乗って一般漁師を装い、スカボロー礁(中国名:黄岩島)に中国が設置した浮遊障壁を遮断し、錨を持ち去ったと発表した。『南ドイツ新聞』は、今回の行為は「力比べの象徴になりつつある。中国とフィリピン、どちらが勝者で、どちらが敗者なのか」と論評した。フィリピン人は中国に屈服しないことに歓呼の声を上げているが、中国がどう反応するかは誰も分からない。
同論評は、「この一見些細な紛争は、数時間のうちに両国間の深刻な危機に発展する可能性がある。これは苦い事実だが、驚くべきことではない。海洋主権をめぐる争いは、漁業や原材料資源を超えて古くから存在しており、フィリピンと中国の沿岸警備隊の衝突が頻繁になるほど矛盾が生じ、この海域は国家の威信に関わる紛争の舞台となる。このため、日本の正当な要求に従ってすべての当事者が自発的に譲歩しない場合、状況は容易にエスカレートする可能性がある。
同論評は、「中国のような大国が海洋紛争を国家の大事と誇張して国内問題から目をそらしたら、これは極めて危険だ。フィリピンには中国の頻繁な海洋でのいじめに抵抗する権利がある。しかし双方があらゆる外交手段を用いて事態の沈静化に努める責任もある。さもなければ世界貿易の生命線とされるこの地域で軍事衝突が発生し、新型コロナウイルスとウクライナ戦争による世界的混乱がさらに深刻化する可能性がある。
中国は最近、両国が主権を争っているスカボロー礁(中国名:黄岩島)にフィリピン漁民の入漁を阻止するため浮遊障壁を設置した。
「世界にはこんな秩序は必要ない」
中国の身勝手な行動を許すわけにいかない。東南アジアの利害関係国は戦争の前に、中共とデカップリングする覚悟を持たないと。
https://www.aboluowang.com/2023/0928/1959259.html
9/27阿波羅新聞網<汽车工会喊加薪40% 马斯克看不下去了!惊爆这惨烈下场=自動車組合が給与40%増額要求、マスクもう見てられない!悲劇的な結末は衝撃的>全米自動車労働組合(UAW)が開始したゼネストは2週間近く続いており、止まる気配はない。バイデン米大統領は26日、自ら労働者の仲間入りをし、労働組合が要求する40%の賃上げへの支持を表明した。テスラのマスク最高経営責任者(CEO)は明らかにこれ以上我慢できず、デトロイトの大手自動車メーカー3社の「破産を加速させる」UAWの給与引き上げ要求を批判した。
https://www.aboluowang.com/2023/0927/1959163.html
何清漣 @HeQinglian 7時間
米国は世界中の大麻産業にとって恩恵をもたらしている。
大麻業界の大手市場情報プロバイダーであるBDSAが発表した重要な市場予測によると、米国の合法大麻市場の規模は2023年末までに12%成長し、296億ドルに達すると予想されている。 2027年までに、米国における合法大麻の総売上高は450億ドルに達すると予想されている。 … もっと見る
何清漣 @HeQinglian 8時間
米国はいつかスウェーデンのようになり、何千もの立ち入り禁止区域が区画されることになるだろうが、メディアは米国がどのようにしてこのようになったのかをまだ知らない。
[なぜ米国大統領候補たちは中国問題について議論しないのか? https://cn.wsj.com/articles/CN-OPN-20230927134819?reflink=desktopwebshare_twitter via @ ChineseWSJ … もっと見る
cn.wsj.com
なぜ米国大統領候補たちは中国問題について議論しないのか?
バイデンは中共の脅威を軽視しているが、トランプを含む共和党候補者は台湾問題について明確な立場を表明していない。
何清漣 @HeQinglian 47m
清朝末期には林則徐や反吸引派がいたが、アヘンの効用を公然と称賛する記事をあえて書こうとする者はいなかった。アヘンが有害であることはほとんどの人が知っている。
最新のギャラップ調査:
大麻を試したことのある米国の成人(米国人のほぼ半数)のうち、70% が大麻は使用者にとって良いものと考えており、66% は大麻が社会全体にプラスの影響を与えると考えている。
大麻を試したことのない人のうち、72% は大麻が社会に悪影響を及ぼしていると考えており、62% は大麻が使用者に悪影響を及ぼすと考えている。
言い換えれば、全体として、約半数の人が大麻の吸引は社会と個人にとって有益であると考えているということである。 https://news.gallup.com/poll/396893/americans-not-convinced-marijuana-benefits-society.aspx
引用
砂漠のキツネ ロンメル @3596675596com 8h
返信先:@HeQinglian
清朝末期の焼き直しである。
何清漣 @HeQinglian 1時間
不法移民の数が増加する中、ドイツはポーランドとチェコ共和国との国境警備を強化する https://rfi.my/9yBU.X @RFI_Cn経由
つまり、ドイツは早くからこうなることを知っていたのに、何故そうしなかったのかということだ。メルケル首相が「受け入れられる移民の数に上限はない」、「私たちにはその能力がある」と約束したとき、張淼という黄色聖母が私のところにやって来て、極悪人が来て人権カードを切ったときを考えると笑えないと叫んだことを思い出す。
人の愚かさは、時に人々を無力にする。
rfi.fr
不法移民の増加を受け、ドイツはポーランドやチェコとの国境警備を強化する
【ベルリン27日AFP】不法入国者の増加を受けてベルリン当局は取り締まりを強化しており、ドイツ政府は本日、ポーランドとチェコ共和国との国境での警備を強化すると発表した。
近藤氏の記事では、台湾の男子徴兵期間の延長(4→12ケ月)が野党とも合意の上且つ若者の賛同を得て、来年1月から実施されるとの話、国民の資質が日本と格段に違っていると感じます。日本は中共の毒牙が目の前に迫っているのに、ゆでガエル状態。日本のメデイアと教育が悪いことは確かですが、台湾のメデイアは殆ど国民党が押さえていても、国民が敵に対峙していこうとする姿勢を持ち続けているのは素晴らしい。
陳氏の台湾・米国・日本の民主主義の三角形の考えや「台湾有事は日本有事」の考えに賛同します。岸田首相もはっきり有事には米国と共に台湾を支援すると明言すればよいのに。そうすれば中国に進出している日本企業も撤退の理由ができるのでは。撤退が遅れれば、在留邦人とその家族がスパイで挙げられるか、戦争時の人質にされるかになります。日本企業の経営者は周りを見た決断しかできないから、撤退の大義名分を欲していると思います。まあ、発表の前には米国との擦り合わせは必要でしょうけど。
前にも書きましたが、戦争のやり方はイラク戦争以降変わってきました。激しい肉弾戦ばかりでなく、無人機も活躍する時代です。その操作でしたら年寄りでもできるので、普段から有事に備えて訓練しておくのは如何か?若人が犠牲になるくらいなら、年寄りがなった方が良い。
記事
これまで2回にわたってお届けしてきた「台湾ルポシリーズ」。1回目の台湾総統選挙、2回目の台湾経済と地方情勢に続き、最終回の3回目のテーマは、台湾有事。長く台湾有事を研究し、蔡英文総統が最も頼りにする中国専門家、陳明祺・国防安全研究院執行長(CEO)に、2時間にわたってインタビューした――。
【陳明祺執行長】米イェール大学で社会学博士号、台北大学助教授、清華大学社会学研究所長、行政院(内閣)大陸委員会副主任委員(副大臣級)、国家安全会議諮問委員などを経て、今年7月に国防安全研究院執行長に就任。中国大陸研究の専門家として、蔡英文総統のブレーンを務める。
蔡英文政権の国防改革
近藤: 本日は、台湾で2年に一度の『国防報告書』(国防白書)を発表するお忙しい時期にもかかわらず、お時間をいただき、ありがとうございます。陳執行長は、いつも蔡英文総統に中国情勢をアドバイスしているお立場なんですよね。
陳執行長: 蔡英文政権が発足して以降、たびたびそのような機会があります。私は行政院で中国問題を担当する大陸委員会の副主任委員を務め、国家安全会議の諮問委員も務めましたので。
近藤: なるほど。そんな中で、蔡英文政権として、軍事的にいまどういった姿勢で、中国大陸と対峙しているのですか?
陳執行長: まずは、台湾の自己防衛能力を高めていっています。周知のように、2016年5月に、国民党の馬英九政権から民進党の蔡英文政権にバトンタッチしました。それとともに、中国大陸側の台湾に対する対応も、厳しいものに変わりました。
近藤: それは蔡英文政権が、中国側が求める「一つの中国」や「92コンセンサス」(1992年に中国と台湾が行った両岸関係に関する一連の議論)を認めなかったからですよね。
陳執行長: 政権発足当初の経緯は、複雑なものがあったのですが、ともかくそういうことです。それでわれわれとしては、中国大陸の脅威が高まるにつれて、自己防衛に対する決意を一層強め、国防改革を断行していったのです。
近藤: 蔡英文政権の発足から7年余りで、特に台湾防衛を強める契機となった出来事はありますか?
陳執行長: 一つあるとしたら、2019年6月から香港で始まった民主化運動と、それに対する当局の強硬な弾圧ですね。翌2020年6月には、香港人を締めつける香港国家安全維持法を施行してしまった。
お隣の香港のそのような状況をつぶさに目撃したわれわれは、民主と自由という台湾のいまの方式を、何としても堅持しないといけないという決意を固めたのです。2020年1月の台湾総統選挙で、蔡英文総統が史上最大得票数(817万票)で再選されたのも、台湾人の決意の表れです。
国防予算をGDPの2.6%に
近藤: 防衛には、決意とともに実際の防衛能力が必要ですよね。
陳執行長: もちろんです。蔡英文政権は発足当初から国防改革を唱え、国防予算を増やしてきました。例えば、今年の国防予算は、GDPの2.5%ですが、来年は2.6%の概算要求を、立法院(国会)に提出しています。アメリカなどからの武器の購入も、右肩上がりで増えています。
近藤: 日本では、2022年度の防衛予算はGDPの0.96%でした。それを岸田文雄政権が、2027年度にGDPの2%にすると決めて、物議を醸しました。それが台湾では、すでに2.5%を超えるレベルに達しているんですね。
陳執行長: それだけ中国大陸の脅威が増しているということです。台湾にあって日本にはないものは、他にもありますよ。例えば、男子の徴兵制です。これまでは4ヵ月でしたが、蔡英文政権は来年1月から、12ヵ月に延長すると決めた。
そのことで、ちょうど来年1月に行われる総統選挙の争点になることを懸念していたのですが、なっていないんです。
近藤: つまり、野党の国民党なども含めて、1年間の徴兵制にはコンセンサスができているということですね。
陳執行長: そうです。蔡英文政権が国民に向かって丁寧に説明したこともあり、世論調査では7割以上の支持を得ました。実際に徴兵に行く若者たちも納得しています。
そして強調しておきたいのは、このようにあらゆる面から国防能力を引き上げていくことは、中国大陸の習近平政権に対しても、強力なメッセージになるということです。
近藤: 台湾侵攻は容易でないぞと、覚醒させるということですね。
陳執行長: その通りです。現在、ロシアがウクライナ侵攻を行っていますが、その何倍もハードルが高いと思い知らせることが、危機の抑止につながるのです。
近藤: それでも現在、「2027年有事」ということが言われていますよね。アメリカでは今年2月に、ウィリアム・バーンズCIA(中央情報局)長官が発言していますし、日本でも岸田政権の台湾有事に関する顧問的役割を務めている山下裕貴元陸上自衛隊中部方面総監らが、公言しています。
山下氏には先月、ロングインタビューしましたが、2027年は中国人民解放軍創設100周年であり、習近平体制4期目を決める第21回中国共産党大会の開催の年。よって台湾有事が最も起こりうる年だと断言していました。
「民主主義の三角形」で危機を乗り越える
陳執行長: そのような米日の話は聞いています。ただ2027年とは、動的な概念です。すなわち、2027年と言われてはいますが、もし台湾が防衛力を強化すれば、中国は必ずしも2027年に台湾侵攻をせず、先延ばしにするでしょう。
逆に、もし台湾の防衛力強化が不十分なら、中国は2027年より早い時点で攻めてくるかもしれない。この点に関して、台湾は、防衛力強化に強い決意を確実に持っているのです。さらに、同志国の支援が得られれば、台湾は一層安全になるでしょう。
いずれにしても、アメリカや日本、ヨーロッパのような台湾と価値観を同じくする民主国家が、中国の脅威について認識を持ち、主張してくれることは、ありがたいことです。
近藤: 台湾有事について、アメリカや日本が主張することは、台湾にとって迷惑ではないんですね。
陳執行長: もちろんです。アメリカ、日本、ヨーロッパの民主国家は、台湾の防衛能力をカバーしてくれる大事なパワーです。
現在の世界は、「民主国家vs.強権国家」という対立軸でなっています。そうした中、強権国家の中国が、民主国家の中華民国(台湾)に侵攻するということは、民主国家全体の危機だという認識を持つべきなのです。
近藤: 軍事的な側面から言うと、どういうことになりますか?
陳執行長: 現在、日本とアメリカは、軍事同盟で結ばれています。台湾とアメリカも、正式な軍事同盟関係にはないけれども、武器を売買したり、アメリカ軍が台湾軍を訓練するといった軍事的つながりがあります。
しかし台湾と日本には、現時点で軍事的な関係はほとんどありません。台湾としては、日本との軍事的な関係を推し進め、「台湾-アメリカ-日本」の三角形にしたいのです。3ヵ国は民主主義の理念を同じくするのだから、この「民主の三角形」こそが、東アジアの平和と安定に必要なのです。
近藤: 「民主主義の三角形」によって、「2027年危機」を乗り越えていくということですね。
陳執行長: その通りです。われわれの側の抵抗能力をアップさせることで、習近平主席に再考させ、台湾侵攻の冒険をやめさせるのです。
3月から3期目に入った習近平政権を見て下さい。自らの政権を盤石なものにしたかと思いきや、秦剛外交部長(外相)が失脚し、ロケット軍の反乱も伝えられ、いままた李尚福国防部長(国防相)も失脚が噂されている。
ラーム・エマニュエル駐日米国大使は、「アガサ・クリスティの小説『そして誰もいなくなった』のようだ」と述べていますが、明らかに習近平政権は揺らいでいます。そんな中、われわれが強固な「民主の三角形」を築けば、対抗能力は倍化していくのです。
なぜ「台湾有事は日本有事」なのか
近藤: そうした考えは、安倍晋三元首相が生前、口癖のように言っていた「台湾有事は日本有事」につながってくるのですよね。
陳執行長: その通りです。しかし逆に、中国大陸側は、「台湾有事は日本有事ではない」という情報戦を行うでしょう。つまり、台湾と米日を分断し、アメリカと日本に関わらせないようにする。
近藤: 台湾有事になると、日本が実効支配している無人の尖閣諸島を、中国人民解放軍が真っ先に占領するということはないですか?
陳執行長: 尖閣諸島は台湾では釣魚台群島と呼んでいますが、私は、人民解放軍が先に釣魚台を攻めるとは思いません。
なぜなら、それをやると日本とも全面戦争になるからです。日本と戦争になれば、自ずと日本と軍事同盟を結んでいるアメリカも参戦させることになります。中国側の主目的は台湾占領なので、「あくまでも内政問題」と主張し、台湾だけを孤立させて、侵攻した方がベターです。
近藤: それでは、中国人民解放軍が近未来に、尖閣諸島を占領することはない、という見立てですか?
陳執行長: いや、そんなことはありません。台湾占領に成功した暁には、必ず次は日本に牙を剥きます。沖縄本島だって、「日本が琉球を不当に占拠した」と言い出して危険になるでしょう。その意味でも、「台湾有事は日本有事」なのです。
近藤: 領土問題以外にも、台湾有事になれば、台湾海峡が封鎖されるでしょうから、日本のシーレーンも断たれますね。日本は深刻なエネルギー危機に見舞われることになる。
陳執行長: おっしゃる通りです。かつ台湾から世界に供給している半導体も断たれますから、世界のサプライチェーンも崩れるし、スマートフォンなどの供給も断たれます。昨年2月にロシアがウクライナ侵攻を始めて以降、世界でエネルギーと食料危機が叫ばれましたが、台湾有事になれば、まさに世界有事になるのです。
近藤: なるほど。それは恐ろしい事態ですね。付随してもう一つお聞きしますが、占領が難しい台湾本島に侵攻する前に、太平島、東沙諸島、金門島、馬祖島といった台湾が実効支配している小島を中国が狙ってくるということはありませんか?
陳執行長: その可能性は少ないと思います。なぜなら、それをやると、台湾人の危機意識が格段に高まり、中国として台湾本島を占領するハードルが、さらに上がるからです。
加えて、小島を占領することの政治的な利益もあまりない。例えば東沙諸島は、台湾が国立公園の観光地に指定していて、平和の象徴のようになっているのに、こんなところを蹂躙したら、中国は世界の悪役になります。これまで長く、中国側が小島への侵略に踏み切らなかったのも、そうしたことを考慮しているのでしょう。
中国に対するアメリカのメッセージ
近藤: 実際に、台湾有事になったら、アメリカ軍はどう関わってきますか? もっと端的に言えば、アメリカは台湾のために中国と戦争するでしょうか?
陳執行長: アメリカは長らく、「戦略的曖昧さ」と言われる方式を取ってきました。つまり、台湾有事の際の立場を明確にしないことが、中国に対するプレッシャーになって、台湾有事のリスクを下げるという考え方です。
ところが、ジョー・バイデン大統領は、これまで4回も「台湾を助ける」旨の発言をした。テレビカメラに向かっても、そう明言した。これは中国に対して、明確なメッセージを送ったわけです。
近藤: つまり、台湾に手を出したらアメリカが黙っていないから、手を出すな、ということですね。
陳執行長: その通りです。従来の戦略的曖昧さのままだと、中国に誤ったメッセージを送ってしまうと考えたわけです。実際、台湾への武器供与を増やし、台湾軍の訓練も拡充させています。
9月10日には、バイデン大統領がベトナムを訪問し、両国の外交関係を「包括的戦略パートナーシップ」に格上げすることで合意しました。これは中国に対する牽制の意味合いが強い。
近藤: ただ、アメリカ、日本はもとより、ベトナムやフィリピンなど東南アジアの国々も、台湾と国交がないので、大々的な合同軍事演習などはやりにくいですよね。
陳執行長: 基本は、われわれ台湾人の自己防衛です。しかし重ねて言いますが、世界一の軍事力を誇るアメリカ軍と、世界有数の軍事能力を持つ日本の自衛隊が、台湾と一体であることを示せば、そのこと自体が大きな抑止力になるのです。
それに、もしも台湾有事になって、アメリカ軍が台湾防衛に出動するとなれば、アメリカは日本にも、様々な協力を求めてくるはずです。
近藤: 日本への協力要請については、前述の山下元中部方面総監が、著書『完全シミュレーション 台湾侵攻戦争』(講談社+α新書)で詳述していて、現在日本でベストセラーになっています。
陳執行長: 私たち国防安全研究院も、日本との交流を強化しているところです。ともあれ私が言いたいのは、「台湾有事は日本有事であり、アジア全体の有事である」ということです。
先月28日、中国自然資源部(省)が、中国の領土を明確化した「標準地図」を公表しました。その野心は台湾にとどまらず、バシー海峡を越えて第一列島戦全体を支配するのだという意思を明確にしたわけです。これに対して、台湾はもとより、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、インドネシア、インドなど、アジア各国が猛反発しています。
近藤: 日本も反発しましたよ(笑)。それにしても、あの発表は、ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(日中韓)首脳会議、東アジアサミット、G20(主要国・地域)サミットと続く一連の外交日程の直前だったので、中国は一体何を考えているのかと、様々な憶測を呼びましたね。
私見では、3期目に入った習近平政権というのは、究極の縦割り政権なんだと思います。強権国家にありがちですが、各部署がトップ(習近平主席)とだけつながっている。だから自然資源部は、世界の外交日程とは無関係に、習主席の歓心を引こうとして、あのような地図を公表してしまった。
陳執行長: そういうこともあるかもしれませんね。昨年10月の第20回中国共産党大会で、習近平総書記とは違う考えの幹部たちを排除し、イエスマンばかりにしました。人民解放軍も同様です。
私はこうしたことで、3月に発足した3期目の習近平政権は、現実から離れていき、危険になっていくと見ています。台湾、日本、アメリカ、韓国などに「ノー!」を突きつける「戦狼(せんろう)外交」(狼のように吠える外交)が横行し、トップが非理性的な決断を下すリスクがあるということです。
危機回避のために何ができるか
近藤: なるほど、要注意ですね。そんな中、来年1月13日の台湾総統選挙が迫っています。台湾の各種世論調査では、蔡英文総統の下で副総統を務める頼清徳民進党主席が、リードしています。中国が反発する頼候補が勝利したら、台湾有事の確率はさらに高まるでしょうか?
陳執行長: 頼候補は「蔡英文路線の継続」を掲げているので、引き続き蔡政権の国防改革を進めていきます。それに対して中国は、いま行っているような軍事演習や挑発行為などを継続すると、覚悟しておかねばなりません。ご指摘のように、中国の圧力は高まっていくでしょう。
前述の第20回中国共産党大会で、胡錦濤前総書記が議場から引っ張り出されましたよね。あのことは、胡錦濤時代に行われていた両岸関係の時代は、もう戻って来ないということを示しているのだと思います。
近藤: 台湾と中国の間で、両軍のホットラインというか、危機を回避するメカニズムはないのですか?
陳執行長: ありません。たとえあったとしても、そうしたシステムが有効に活用されるとは思いません。
米中間を見て下さい。苦労して両軍のホットラインを構築したのに、昨年夏に中国が一方的に遮断してしまった。いまや中国側は、米中国防相会談すら拒否している状況です。
近藤: 確かに日本と中国も、10年越しの交渉を経て、2018年から「日中海空連絡メカニズム」を始動。今年3月からは、「日中防衛当局間ホットライン」も設置しています。しかし、尖閣諸島への中国公船の侵入は増す一方で、日中間の緊張緩和に役立っているとは言いがたい。
陳執行長: 中国がいまのような習近平一強体制では、軍同士のホットラインは有効に活用できないと思います。最高指導者の意向を聞かないと、軍の判断ができないからです。現場で軍が判断したとしても、後でひっくり返されることもあり得ます。
近藤: なるほど。最後にお聞きしますが、台湾有事に備えて台湾内部では、どのような対処をしているのですか?
陳執行長: ウクライナ戦争は、貴重な示唆を与えてくれました。すでに蔡英文総統の指示で、台湾危機への様々な対処を進めています。食料の確保から、電力や医療の確保、防空壕の拡充などです。今後とも、危機に備えた対処に務めていきます。
近藤: そもそも台湾有事が起きないように、日本と台湾で何ができるかを考えていかねばなりませんね。本日はどうもありがとうございました。
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