『ドイツで「中国依存」に警戒感…市民生活に“メイド・イン・チャイナ”が急増』(9/30ダイヤモンドオンライン 姫田小夏)について

9/30The Gateway Pundit<“The Radical Left Democrats Are Out-of-Control, and Our Country Is Going to Hell!” – President Trump on the Liberal Lunatics Destroying America>

左翼思想に被れているのか、腐敗のために左翼のフリをしているのか、いずれにせよ三権の一つである司法や法執行機関がイデオロギーに染まるのは大問題。

President Trump released a statement about the nightmare DOJ that has turned into a communist police force for the far-left.  

President Trump shared on the weaponization of the Justice Department and its FBI:

President Trump noted that all these crimes were committed by the Justice Department which should be adhering to justice and convicting criminals.  Instead, the leaders of the DOJ and FBI are committing crimes and innocent Americans, including President Trump and the hundreds of individuals who constitutionally protested on Jan 6, are being arrested despite committing no crimes.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/09/radical-left-democrats-control-country-going-president-trump-liberal-lunatics-destroying-america/

9/30The Gateway Pundit<“Those Who Benefit Are the Ones Who Have Done It” – Vladimir Putin Names Chief Suspects in Nord Stream Pipeline Attacks>

米国には動機があるが、ロシアには動機は乏しいと思う。

On Monday saboteurs targeted Russia’s Nord Stream 1 and 2 gas pipelines in the Baltic Sea. The attacks that shut down both pipelines from Russia are suspected sabotage according to U.S. and European leaders and analysts.

On Friday Russian leader Vladimir Putin blamed the US and UK for setting off the explosions, saying, “It’s obvious to everyone who benefits from it. Those who benefit are the ones who have done it.”

https://www.thegatewaypundit.com/2022/09/benefit-ones-done-vladimir-putin-names-chief-suspects-nord-stream-pipeline-attacks/

10/1阿波羅新聞網<拜登曾称要终结北溪2号 川普 : 什么言论? 这是第三次世界大战吗 ?=バイデンはかつてノルドストリーム2を終わらせると述べた トランプ:何という発言? これは第三次世界大戦を起こすのか?>バイデン米大統領は2022年2月7日、「ロシアがウクライナに侵攻すれば、ロシアとドイツを結ぶノルドストリーム2パイプラインは終わるだろう」と発言した。現在、ノルドストリームのパイプラインに 4 ケ所の穴があって、人的な破壊の疑いがあり、トランプ前大統領は 29 日、個人のSNSプラットフォームにバイデンの発言の動画を再投稿し、「うわー! 何この発言、第三次世界大戦、みんな?」と。

極左やネオコンの戦争屋が蠢いている可能性が。

https://www.aboluowang.com/2022/1001/1810066.html

10/1阿波羅新聞網<西藏司机送粮遭警方殴打致死 藏人教师发贴被抓—西藏疫情封城=チベット人運転手が食料配達中に警察に殴打され死亡、チベット人教師はチベットでの都市封鎖を投稿したとして逮捕>ダラムサラの《チベット・タイムズ》は情報源を引用して、四川省ガルゼ・チベット族自治州南東部の九龍県で、エンジュ・ツェリン(དངོས་གྲུབ་ཚེ་རིང་)という名のチベット人タクシー運転手が、地元の養護施設に食料を配達したとして逮捕されたことを明らかにした。しかし翌日、エンジュ・ツェリンは警察に殴打されて死亡した。警察は、養護施設に食料を届けるのは彼らの義務であり、エンジュ・ツェリンの行動は警察の評判を傷つけたと主張した。

中国では戸口(=戸籍)制度があり、身分証にはっきり○○族と言うのが入れられる。日本も中共に侵略占領されたら、身分証に倭族と表示され、チベット人、ウイグル人、モンゴル人のように扱われます。日本企業は中国から国内回帰すべきです。

https://www.aboluowang.com/2022/1001/1810156.html

9/30阿波羅新聞網<谁炸了北溪天然气管?前情报头子惊爆手法:俄罗斯干的—德情报单位:北溪天然气管遭炸药破坏 黑手指向俄罗斯=誰がノードストリームの天然ガスパイプラインを爆破したのか?元情報長官はビックリさせる:ロシアがしたこと – ドイツの情報機関:ノードストリームの天然ガスパイプラインは爆発物によって破壊され、指はロシアを指していた>ドイツのメディアWELTは、ドイツ連邦情報局(BND)の元局長であるゲルハルト・シンドラーは、バルト海の深さ80メートルの天然ガスパイプラインの破壊には、複雑で技術的および組織的能力が必要で、明らかに「国家の力」だけがそれを行うことができると考えていると報じた。シンドラーの分析は、「ロシアが最も可能性が高く、彼らはこの事件から最大の利益を得ることができ、今ではノルドストリームパイプラインに問題があるため、タービンの故障や他の説得力のない理由でなく、ガスを配送できないと直接言える。最も重要なことは、結果として天然ガス価格が上昇するということは、確かにロシアの利益になる」と。

https://www.aboluowang.com/2022/0930/1810002.html

9/30阿波羅新聞網<普丁甩锅侵略乌克兰罪责:前苏联国家互起冲突都是苏联解体的后果=プーチンはウクライナ侵略を責任転嫁する:旧ソ連諸国間同士の紛争はソ連崩壊の結果>ロシアのウクライナ侵略の間、ロシアは家屋を爆破し、民間人を虐殺しただけでなく、性的暴行、拷問、殺人など多くの悪辣な行為を行い、幼い子供や高齢者まで犠牲にしたことは非難されて然るべき。人命を鴻毛の如く軽く扱うロシアのウラジーミル・プーチン大統領は29日、ウクライナなど旧ソ連諸国との紛争はソ連崩壊の結果であると宣言した。

侵略行為にどんな理由をつけても許されるものではない。

https://www.aboluowang.com/2022/0930/1809874.html

9/30阿波羅新聞網<普亭罕见“承认出错”!坦言部分俄罗斯人士被错误征招=プーチン大統領はめったに「過ちを認めない」! 率直に言って、一部のロシア人は誤って動員された>ロシアのプーチン大統領は29日、ロシア政府が草案を実行する際に「間違い」を犯したことを認めた。これは、クレムリンがウクライナでの戦争をエスカレートさせようとするプーチン大統領の試みに対する国民の不満を抑えようとしている兆候である。

プーチン大統領は「過ちがあれば、もう一度言うが、正すべきであり、正当な理由なく動員された者は帰国させなければならない」と強調し、「大騒ぎせずに、すべて対処する必要がある。簡単に、しかし迅速に、詳細かつ徹底的に」と述べた。

プーチンの人気取りのために言ったのでしょうが、言っていることとやっていることが矛盾してきているので、その内、信頼を失うのでは。

https://www.aboluowang.com/2022/0930/1809900.html

何清蓮 @HeQinglian  4h

[ワシントン 9/30ロイター] – 米国とアルバニアは国連安保理で、ロシアが発表したウクライナの一部地域の併合を非難する決議は、金曜日にロシアが拒否権を行使した後、否決された。

金曜日の午後安保理会議室での投票に、米国と英国を含む 10 カ国は、賛成票を投じたが、中国、ガボン、インド、ブラジルは棄権した。

reuters.com

米国は金曜日に、ロシアが宣言したウクライナの併合について国連で行動する –ブリンケン

アントニー・ブリンケン米国務長官は、米国は金曜日に国連安保理で行動し、ロシアに責任を負わせると述べた。

何清蓮 @HeQinglian  16m

NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグの今日の記者会見:

  1. NATOはロシアによるウクライナ領土の併合を非難した。
  2. NATO は紛争の当事国ではない。我々はウクライナを支持するが、それは我々を紛争に巻き込むことにはならない。我々は、主権国家が自衛する主権を支持する。
  3. 現在、ウクライナが申請手続きなしにNATO加盟を受け入れることはできない。

nato.int

NATO事務総長イェンス・ストルテンベルグとのプレス発表のポイント

(演説通り)

何清蓮がリツイート

北米保守評論 🇺🇸🇨🇦  @NAConservative9  1h

‼ ️

@全て

中間選挙までのこの 30 日超の間は競選期間である。より多くの有権者が共和党候補を選ぶことを願って、これらの 2つの投稿を多く送ってください! ⬇️

何清蓮 @HeQinglian  57m

米国プロパガンダ部門は職責を果たしていない。

Glenn Greenwald: ノルドストリームパイプラインは、ロシアに「巨大な影響力」を提供し、いつでもシャットダウンすることができる。これはまさに彼らの望んでいる権力である。なぜロシアは巨大な影響力を持つ自国のパイプラインを爆破したいと思うのか?

私はこれができる国を知っている。米国は何年にもわたって、モスクワからではなく米国からガスを購入するように欧州人を説得し、脅迫することに夢中になってきた。

foxnews.com

Glenn Greenwald::ノルドストリームパイプラインはロシアに「莫大な」レバレッジを提供する

フォックスニュースの司会者であるローライングラハムはジャーナリストのグレングリーンウォルドと、ロシアのノルドストリーム天然ガスパイプラインとその破壊の原因について話した。

何清蓮 @HeQinglian  56m

Wald は古いノートをめくった。

「過去5、6年の間に、西側メディア、EU、新自由主義者、DSの工作員によって、ロシアのせいにされたものがいくつもあるが、一部は完全に誤りであることが証明された。たとえば、トップシークレットの極超音速兵器は、米国外交官に対して、これまでに聞いたことがないため脳損傷を引き起こし、結果として CIA によって暴かれた」

何清蓮 @HeQinglian  3h

左翼の論理:凡そ選ばれるのが左翼でなければ、民主主義ではない。

バイデンは民主党知事協会のレセプションで、イタリアの選挙について言及した。 「民主主義は脅威にさらされており、その例は世界中にある」。米国コンサルティング会社である X Strategies のシニアデジタルストラテジストであるグレッグプライスは、バイデンは「イタリア国民がメロニーを次期首相に選出したことは、民主主義の終わりである」と言ったも同然と疑問を投げかけた。

foxnews.com

バイデンは、イタリアの選挙を「危機に瀕した民主主義」の例として挙げたことで非難された。なぜ民主党は・・・。

バイデン大統領は、イタリアについて話し、SNSで攻撃された。

姫田氏の記事で、日本でも中国製品が溢れていますが、食品だけは避けた方が賢明。重金属が入った水で栽培や農薬たっぷりなので、外食では安いため中国製は避けられませんが、家庭では常食するので、毒が蓄積しますので避けた方が良い。

2021年10月10日 Select Japan Closet<危険な中国産野菜|ホルマリン漬け白菜、硫酸銅まぶしニラ>

https://www.select-japan.com/news/warning-imported-from-china.html

2017年10/17~2018年3/23まで文春オンライン<危険すぎる中国産食品>

https://bunshun.jp/category/chugoku-shokuhin

ドイツは旧共産国のロシアと懇意にして、ガス供給問題で失敗し、次は中共と貿易で失敗する可能性が高い。やはり、社会主義シンパのメルケルが道を誤ったと。EUの盟主ですが、グローバリゼーションはコロナで破綻し、ハンガリーだけでなくイタリアも保守派が首相になり、EUの舵取りは相当難しくなるのでは。日本はドイツを反面教師として学ぶべき。

記事

中国中心にアジア食材を取りそろえるスーパー。商品の一部は「中欧班列」で輸送されている(著者撮影)

EUの中でも最強の経済大国といわれるドイツだが、近年、中国への依存度を高めている。ドイツ国民の生活にも、徐々に中国貿易の影響が出始めた。特に「中欧班列」と呼ばれる国際貨物列車の存在は無視できない。中国依存に対しては、ドイツ国内でも警戒感を強める声が強くなっているが、果たして脱却できるだろうか。(ジャーナリスト 姫田小夏)

中国依存してきたドイツの苦境

「ドイツは中国への依存を断ち切らなければならない」――。9月上旬、ドイツ銀行のCEOクリスティアン・ゼービング氏は、フランクフルトで開催された金融の会議でこう語った(米メディアCNBC)。

ゼービング氏は地政学的緊張を理由に「グローバリゼーションの中断」を掲げると同時に、「中国への依存を減らすには、ドイツがロシアのエネルギーを切り離すことと同じくらい根本的な変化が必要になるだろう」と述べ、ロシアと中国に依存度を高めてきたドイツの苦境をにじませた。

ドイツでは、ロシアからのガス供給の減少、エネルギーやその他の商品価格の上昇に加え、中国の「ゼロコロナ政策」の影響を受けてサプライチェーンが混乱している。

しかし、上海でロックダウンが実行された2022年4月でさえも、中国からのドイツの輸入は167億ユーロ(約2.4兆円)と前年同月比52.8%の増加となり、医薬品の原材料となる化学製品、データ処理機器などの輸入が伸びた(ドイツ連邦統計局)。

ドイツは中国依存から抜け出すことができるのだろうか。

あっという間に中国が最大の貿易パートナー

中国は6年連続でドイツ最大の貿易相手国であり、2021年のドイツの対中貿易額は2454億ユーロ(約35.4兆円)で、前年比15.1%の伸びとなった。

わずか7年前の2015年、ドイツの最大の貿易相手国は米国、2位がフランス、3位が英国、4位がオランダで、中国は5位にとどまっていた。当時、中国を最大の貿易相手国にしている国は33カ国だったが、2019年には72カ国(数字はCIA「ワールドファクトブック」)に増えた。あまりにも劇的な変化だ。

ヨーロッパの中心に位置し、EUの中でも最強の経済大国だといわれているドイツにおいて、貿易相手国の筆頭が米国から中国に変わったことは、米国の欧州への影響力の弱体化をも意味する。

このような背景から、ウクライナ侵攻は、「米国の影響力の復活を狙ったものだ」というドイツ人もいる。ロシアという敵をつくることで、NATO加盟国に「ロシア脅威論」を目覚めさせ、米国の存在意義を高めるためだ。

変わるドイツの食卓と「中欧班列」

中国から遠く離れたドイツにも“安くて品質のいい中国製”がなだれ込んでくる――。それは、ドイツの生活者も実感しているようだ。

ミュンヘンに17年在住し、日本企業のドイツ進出を支援するKobepublishing社長の内海志保さんは「私たちの食生活もだいぶ変わりました」と話す。生活圏内には中国の食材を中心に扱うアジア食品専門のスーパーが増え、中国製の調味料やインスタント麺、飲料や菓子などありとあらゆる品目が売られるようになった。

「ドイツ人にとって春の代名詞である白アスパラは、旬の季節はドイツ産だけが売られ、時期外れには中国産を含む外国産が出回ります。スーパーでは時期外れの中国産白アスパラが売られているのを見ました」と内海さんは続けた。

今や中国は世界でも最大のアスパラ生産国だ。ドイツにはトマトソースやリンゴジュースなどの加工品も中国から入ってきているともいう。トマトもいつの間にか中国が最大の生産国になった。

ミュンヘンのスーパーでは価格競争力がある瓶詰めの中国産白アスパラが陳列されていた(筆者撮影)

ドイツ人の食卓が変化する背景には「中国の国際貨物列車の急成長があるのではないか」と内海さんは言う。中国の国際貨物列車とは、中国―欧州間を結ぶ「中欧班列」のことで、電子機器や機械設備以外にもアパレル製品や農産物、加工食品を運んでいる。中国コンテナ産業協会によれば、ドイツを終点とする列車は全列車数の約55%を占めるという。貨物はドイツで消費されるのみならず、ここを起点に全欧州に拡散される。

「中欧班列」は2011年に初めての運行を開始、その後2013年に発表された巨大物流圏構想といわれる「一帯一路」構想を受けて、飛躍的な発展を遂げた。中国国家鉄路集団の発表によれば、中国―欧州間の列車数は2011年はわずか17本だったが、2021年には1万5183本と爆発的に増加した。

現在、中国の各都市と欧州40以上の国々が結ばれ、中国の重慶からドイツのデュイスブルクまでの1万1000キロは、海路より早い15日間で運行することができる。湖北省のかんきつ類を欧州に向けて運ぶ“ミカン列車”が登場するなど、路線によっては低温物流が導入され、生鮮食品でも運べるようになっている。

空輸も中国中央企業の子会社が専用機を200超の国と地域に飛ばすなどして、“メード・イン・チャイナ”を安価な物流コストで輸送している。少なくともドイツの食卓の変化は中国を発信源とする“物流改造”が影響していると言っていいだろう。

ウクライナ侵攻で「中欧班列」は頓挫するも

中国を中心に網の目のように物流網が張り巡らされれば、世界の隅々にまで「メード・イン・チャイナ」があふれるようになるのも時間の問題だった。しかし、中国にとって予想外だったのはロシアのウクライナ侵攻だ。

「中欧班列」の三つの主要ルートはいずれもロシア、ベラルーシを経由している。紛争地帯を通過するリスクに加え、迂回および積み替えのコスト増加、燃料費の増加、また代金回収と決済問題や欧州のフォワーダーの反ロシア感情も相まって、今年3月以降、取り扱い貨物が大幅に減少した。もちろん中国各地のロックダウンも影響した。

オランダの物流専門媒体「レイルフレイト・ドットコム」は、「顧客はロシアを通る鉄道回廊から遠ざかり、『中欧班列』の輸送ルートを使う鉄道貨物会社は、顧客の信頼を取り戻すのに苦労している」と伝えている。

しかし、中国が“不死身”といえるのは、こうした災難をチャンスとばかりに代替路線を拡張させていることだ。ウクライナを回避するための「重慶―マワシェビチェ(ポーランド)―ブダペスト(ハンガリー)」の新ルートや、ロシアを回避するために「カザフスタン―アゼルバイジャン―ジョージア(黒海横断)―ルーマニア―ハンガリー―欧州」の新ルートを打ち出す動きが報じられている。

中国製の普及に立ちはだかる東欧製

“現代のシルクロード”はロシアのウクライナ侵攻で廃れるどころか、さらなる大動脈として発展する可能性が出てきた。

中国商務部は9月、中国の電気自動車を「中欧班列」で輸出する戦略を明らかにした。前出の専門媒体は「電気自動車を含む新エネルギー車は、近いうちに中欧班列の主役になるだろう」と報じた。

これまで中国は、リチウムバッテリーを搭載している電気自動車は外部衝撃からの発火懸念もあるというリスクから海上輸送のみで輸出していた。中国ブランドの安いEVが欧州を走るのもまもなくだろう。

放置しておけば、あっという間に市場を席捲するというのが中国製の怖さである。ドイツでは食品以外にも、中国から輸入したスマホ、“お掃除ロボ”などの家電製品や洋服、コスメなどが若者に人気だ。

ただドイツの場合、中国製の猛威を遮るのは東欧の製品だ。食品を含む身の回りの生活用品について言えば、国産よりも値段は安く品質も向上してきた東欧の製品を選ぶ傾向がある。

「近年、東欧製品は通販でも『返品保証付き』になるなど、イメージが向上しています。富裕層に近い生活者は、たとえインフレでも国産BIO製品(EUの有機農業の法律をクリアした食品)を好んで購入します」(内海さん)

しかし、この前代未聞の物価高騰が続けば、ドイツ国民は「安価で高品質な中国製」をこれまで以上に歓迎するかもしれない。あらゆるシーンで中国製が跋扈すれば、ドイツの産業構造を狂わせることだってある。

ロシアの天然ガス、中国の対外貿易にドイツは依存を強めてきた。グローバル化を前提としたシナリオが崩れるドイツにとって、一極集中からの脱却は焦眉の課題となっている。

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