『なぜスキャンダル当事者を法相に、不思議の国の韓国 日本人にはますます理解しがたくなった文在寅政権の道理』(10/1JBプレス 武藤正敏)について

10/2阿波羅新聞網<川普:民主党人推动的弹劾调查是“政变”=トランプ:民主党が推進する弾劾調査は「クーデター」である>トランプ米大統領は10月1日ツイートし、「民主党の彼への弾劾調査は国民の権力を奪うことを目的とした“クーデター”である」と。 これは、事件が1週間前に発生してから、トランプが出した最新の強い反応である。

同日、WH貿易顧問ピーター・ナバロは、フォックス・財経ネットのインタビューを受けて、「民主党の弾劾調査は“クーデターの試み”」と呼んだ。 「これは民主党が弄んでいる非常に危険なゲームと思う」と彼は言った。

元米国下院議長のニュート・ギンリッチは、TVのインタビューで同じことを言った。

トランプは日曜日(9月29日)にフォックス・ニュースとのインタビューでロバート・ジェフレス牧師の言葉を引用し、「民主党が弾劾することに成功すれば、 米国は“内戦のような分裂”を引き起こすだろう」と。

https://twitter.com/i/status/1178055467987275776

https://www.aboluowang.com/2019/1002/1350557.html

10/3NHKニュース 5:28<ウクライナ圧力疑惑 トランプ大統領 調査協力も改めて対決姿勢>

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191003/k10012110281000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

10/3NHKニュース 6:06<ウクライナ元検察トップ “バイデン氏側の対応に問題”>

ウクライナの検事総長代理を務めたユーリー・セブルク氏

NHKもたまにまともな報道をする時があります。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191003/k10012110311000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_009

10/2Fox News<Jason Chaffetz: Trump’s transparency is driving the left nuts (and messing up their impeachment dreams)>5月にアル・グリーン民主党下員議員が「今ここで大統領を弾劾しなければ、2020年大統領選でトランプが再選されてしまう」と言ったとあります。党利党略ででっちあげ続ける民主党とデイープステイトは恥を知れと言いたい。

10/3WHからのe-mail“BREAKING: ‘Whistleblower’ colluded with House Democrats before making complaint 

As President Donald J. Trump joined Finland President Sauli Niinistö for a joint press conference this afternoon, he was handed a breaking news article published by The New York Times. The story is damning for House Democrats: Impeachment czar and Intelligence Committee Chairman Adam Schiff (D-CA) knew about the “whistleblower’s” complaint against President Trump before he or she made it.

The President wants all Americans to read the transcript for themselves. Congressional Democrats do not. That alone reveals their stunning error in judgment. The far left may not care what the truth is, but most American citizens expect Congress to do its homework before trying to remove a duly elected President from office. It didn’t.”

https://www.foxnews.com/opinion/jason-chaffetz-trump-transparency-left-nuts-impeachment

10/2阿波羅新聞網<川普大杀器 无风不起浪 做4件大事 有更绝杀招 要刀刀见骨 将步步惊心=トランプの中共打倒の手 風なく波も立たず 4つの大きなことを行う さらに絶対息の根を止める手が 恐ろしい話になる 少しずつ驚かせる>世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターの創設者であるダリオは10/1寄稿して、「トランプ政権は米国からの中共への投資を制限するだけでなく、中国企業を手術するための“より大きな行動”を徐々に採用するかもしれない」と書いた。 中国金融学者の賀江兵は、「トランプ政権は米中の経済関係に大きな影響を与え、相当の手腕を発揮している。ナスダックのやり方は、中国企業の上場前に審査で篩にかけ、事実上実現の機会を奪うもの」と分析した。台湾の財信メデイアの謝金河会長は、「衝突で風なく波も立たずである。このニュースは並大抵ではない」と述べた。 将来の米中貿易戦争は衝撃的である。 さらに、米国財務長官は米中完全合意を強調し、業界は米中貿易戦争について楽観的ではない。

Free Asia Radioは、中国の金融学者である賀江兵の分析を報道、最近の米国の上場中国企業に関する噂は、トランプ政権が米中経済関係の方向に大きな影響を及ぼしていることを反映していると。

「第一に、トランプはすでに米国に上場している中国企業を退場させることができる。

第二に、彼は中国企業が米国で上場させないようにするかもしれない。

第三に、彼は米国の年金基金等の基金に中国株式組み入れさせないようにすることができる。

第四に、彼は中国市場に投資させないこともできる。 」

単に貿易戦争だけでなく、金融戦争にまで発展しそうという話です。早くやるべきだったのが、やっと動き出した感じ。

ダリオ

https://www.aboluowang.com/2019/1002/1350572.html

10/2希望之声<美向强迫劳动说不 疑新疆“再教育营”生产服装被扣=米国は強制労働にNo新疆の「再教育キャンプ」の衣料品生産が疑われ、差し押さえられる>米国の税関職員は、強制労働に関与する多くの製品を差し押さえしたが、その一部は新疆の「再教育キャンプ」で生産された疑いがある。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/10/02/n3226713.html

10/2希望之声<六名藏人拒迎中共“國慶”被捕=6人のチベット人は中共の国慶節を歓迎しなかったため逮捕された>中共は、執政70周年を祝うためにチベット人にも強制し、チベットのナク県の6人のチベット人は協力しなかったため拘留された。

Radio Free Asiaは10/1、中共当局がチベット自治区の首都ラサ、チャムド、ナクに「中国共産党指導者」の像、「国旗」、「党旗」を各戸掛けるように要求し、「愛国愛党」の歌のリハーサルに参加するよう強制した。 ナク市ナク県の6人のチベット人は、指示に従うことを拒否し、9/20に逮捕された。

http://www.soundofhope.org/b5/2019/10/02/n3226470.html

10/3ZAKZAK<文政権「末期的」現状を報じぬ韓国メディアの“異様”ぶり 大統領の圧倒的権力が怖い?「文氏の支持率下落」自社の世論調査をボツにする“腰抜け”新聞>

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/191003/for1910030002-n1.html?utm_source=coins&utm_medium=push&utm_campaign=COINs

武藤氏は、長らく韓国大使をしているにもかかわらず、朝鮮半島人に対する理解は少ないと感じます。外務省が選ぶ大使なんてそんなものかもしれませんが。韓国の中国と日本に対する態度の違いは明らかに武力行使できるかどうかの差でしょう。だから、米中の言うことは聞くか、少なくとも聞くふりをするわけです。日本は憲法で武力行使を禁じられているため見下しているに決まっています。儒教のせいではないでしょう。事大主義で生き延びてきた民族ですから。日本が憲法改正して、攻撃できるようになれば態度を変えると思います。それが悔しいから、北と一緒になって、核を持てば日本は黙ると思っているのでしょうけど。でも彼らの頭では、日本がその時にどう動くまでは考えられていないと思います。所詮は事大の民族ですから。

武藤氏は、朝鮮半島は小中華であることを忘れているのでは。彼らに西欧的な概念を理解するのは無理です。福沢諭吉も言っていたではないですか。金儲けのために、西洋人を安心させるため。仮装しているようなものです。日本人のように長い文化と科学への関心を持った民族ではありません。李氏朝鮮500年の両班文化を見れば分るでしょう。

記事

9月24日、国連総会で演説する韓国の文在寅大統領(写真:ロイター/アフロ)

(武藤 正敏:元在韓国特命全権大使)

 韓国はよく分からない国である。日本とは共通する面は多い。もともとは漢字文化圏にあり、儒教を学んできた。戦後はともに民主化を成し遂げ、法治国家となった。また、戦後急速な経済発展を成し遂げた。

 しかし、今韓国で起きていることは、日本人にとって理解しがたいことが多い。こうした点について、私なりの見方を書いてみたい。なお、基本的な韓国理解のためには、小生が執筆した、『日韓対立の真相』(2015年)、『韓国人に生まれなくてよかった』(2017年)、『文在寅という災厄』(2019年、いずれも悟空出版)をご参照いただきたい。

日本では考えられぬ「スキャンダル当事者」の法相起用

 日本人にとって理解しがたい点の筆頭は、なぜ文在寅大統領はスキャンダルまみれの曺国氏を法務部長菅(法相)に任命したのか、ではないだろうか。

 文在寅大統領は、曺国氏の法相任命式において、「本人が責任を負うべき明白な違法行為が確認できないのに、疑惑があるというだけで任命しないなら悪しき先例となる」「曺氏には政権の最重要公約とする検察改革を進める役割がある」と述べた。

 しかし、曺氏には子弟の不正入学疑惑、妻の私文書偽造疑惑、曺氏一家の投資ファンドをめぐる疑惑、父親の経営する学院の工事費をめぐる裁判疑惑、これらを隠ぺいした疑惑など数多くの疑惑がある。これまでの政権では、子供の不正入学だけで、閣僚を辞退した人は何人もいたはずである。そもそも、法相は法の番人である。これだけ不正疑惑のある人を任命するなど日本ではまず考えられない。しかし、文在寅氏は任命を強行した。その背景には、これまでの文氏の政治手法と強いかかわりがある。

 大統領の権限は非常に強い。例えば、文政権の財閥叩きによって韓国で経済活動がしにくくなっているにもかかわらず、財閥が文政権に表立って反発しないのは、青瓦台にとって気に入らないことをすれば、税務調査、衛生調査など政権からの嫌がらせがあるので、あくまでも表向き従っている姿勢を示しているのである。

曺氏に対する国会の聴聞会では曺氏任命に賛成する報告書は出ていない。しかし、これまで文氏は16の閣僚級任命について国会の同意なしに行っている。しかも、現在与党は国会で過半数を有していない。これができるのは、一つには韓国大統領は、国会に出席を求められていないためである。文政権は国の3権を掌握し、言論もうかつには批判できない。このため、思うままに国政が動かせるわけである。

 しかし、政権が一旦弱みを見せれば、これまで沈黙していた反対派の声が大きくなり、政権は弱体化する。これを防ぐためには、あくまでも強気の姿勢を示しておく必要があるということである。

 曺国氏の任命は、文在寅氏にとって大きな賭けである。仮に、曺国氏の違法行為が明らかとなり、逮捕、訴追されることになれば、文氏への打撃は計り知れない。これからも検察と政権の攻防は続くだろう。

文在寅大統領への支持率は回復傾向

 われわれ日本人にとって不可解な第二点は、これだけ疑惑の多い人物を法相に起用し、連日国内マスコミでもそのスキャンダルが大々的に報じられながらも、文在寅大統領の支持率が回復傾向を示している点だ。

 曺氏の任命後も、その疑惑の水準はますます高まっており、韓国国内の報道を見ると、その疑惑は妻に対するものから明らかに曺氏本人に対するものに変わりつつある。それにもかかわらず、9月23~25日に世論調査機関リアルメーターが実施した世論調査では、文大統領に対する肯定的評価が先週に比べ3.3%上がって48.5%、否定的評価が2.7%下落した49.3%だったという。

 リアルメーターはこの変化の要因について、曺国氏の自宅に対する11時間の家宅捜索はやりすぎとの批判、文大統領の国連での平和外交などを挙げている。

 しかし、家宅捜索が長引いたのは、曺一家の証拠隠ぺい工作があったためとも言われているし、国連での外交はそれほど成果があったとは考えられない。

 そもそも、韓国では国民の40%がそれぞれ堅い革新層と保守層に分かれ、浮動層は20%と言われる。その見方に倣えば、残り20%の浮き沈みで判断すべきで、文政権の支持率が依然40%を維持していても、40%ぎりぎりでは浮動層はすでに支持していないと判断することもできる。

 それにしても支持率が回復したというのは謎である。韓国の世論調査は、年代によって革新、保守の支持が分かれるので、保守を支持する高年齢層の人が調査機関からの電話を受けても丁重に断るようである。しかも調査に対する回答率も政権に近い方が高いという。また、現在の政局は政権対検察、革新対保守の対決になっているため、革新系の形勢が悪いとなると、革新系がより団結するという側面もある。

「検察による捜査のやりすぎ」を批判したかった政権側にとっては、このような調査結果が出ることを望んでいたのは間違いない。いずれにせよこれまでの韓国の世論調査を見ていると、政権が望んでいる結果となっている。曺国氏を任命する前、任命の可否を問う世論調査が僅差になったこともあった。

 実際、こうした国内の世論調査の結果に、文政権は勢いづけられているようだ。

 文大統領は国連総会からの帰国後、「検察が何の干渉も受けず全検察力を傾けて厳正に捜査しているにもかかわらず、検察改革を要求する声が高まっている現実を、検察は省察するように願う」とのコメントを発表し、検察の動きを強くけん制した。

 これを受け28日午後、主催者発表で80万人の曺国支持集会が開かれた。参加者たちは全国各地から観光バスをチャーターして集まってきたというから、おそらく各地で支持者が動員されたのだろう。文大統領のコメントが「動員力」を強めたに違いない。

 今後、検察の捜査に危機感を覚えた政権側の反撃が始まってくる。そうなれば、世論調査の結果もさらにその動きを反映したものになって来るだろう。ただそれが、韓国世論の平均値とズレがある可能性があることを、われわれ日本人は認識しておいた方がよいだろう。

日本には嫌がらせ、中国には恭順

 韓国について不可解に感じる三点目は、日本に対しては嫌がらせを繰り返す態度と、中国に対する対応とがあまりにも違うという点だ。

 最近の韓国の日本に対する嫌がらせとも思える行動は目に余る。例えば以下のような点だ。

・IAEAの総会で、東京電力福島第一原発の放射能物質を含んだ処理水の処分をめぐって、韓国代表は「汚染水問題は未解決で世界中で恐怖と不安が増大していると発言した。

・来年の東京オリンピック、パラリンピックへの旭日旗の持ち込みを禁止するよう求め、パラリンピックのメダルは旭日旗を連想させるとしてデザインの変更を求めた。

・日本の輸出管理強化をめぐってWTOに提訴した。

・国連で文在寅大統領は、国名を上げなかったものの、「過去への真摯な省察の上で、自由で公正な貿易の価値を守る」ことを求めたが、韓国のメディアによればこれは日本への事実上の非難メッセージであるという。

 日韓関係は、これまで紆余曲折があり必ずしも、一本調子の改善ではなかったが、両国外交当局間でこれを解決してきた時は、国民感情を刺激しない問題をまず解決し、その後により難しい問題に取り組んできたものだ。しかし、現在の文政権はあらゆる問題で日本に攻撃的な姿勢を取ってきている。これは日韓関係を改善しようという姿勢とはかけ離れている。

 日本に対する態度とは対照的なのは中国との関係である。中国は在韓米軍によるTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)の配備に対し、強硬に抗議し、韓国製品のボイコット、韓国の中国進出企業に対する嫌がらせ、韓国旅行の制限措置を繰り返した。しかし、韓国はこれに対する対抗措置は取らず、むしろTHAADの追加配備はしないなどの約束をした。また、領土問題についても、中国は国策研究で高句麗は中国の地方政権と主張し、韓国の反発を招いたが、盧武鉉政権の頃に手を握り、うやむやにしている。

 この違いはどこから来るのか。韓国は儒教を信奉する国であり、漢民族に倣うことを理想とし、中華と蛮族をはっきり区別している。満州族である清に従うことを潔しとはしなかったが、自分たちは小中華であると納得させ中国の伝統に従ってきた国である。

 その韓国が日本に併合されたことはどれだけの屈辱であったか。その思いがあるから、日本には執拗に謝罪と反省を求めるのである。そして、その過ちを繰り返さないとして日本には必要以上に反発するのである。

韓国にはこれまで、「日本が韓国を植民地支配してきたから、日本は反省し、韓国の立場を尊重すべき」という暗黙の思いがあった。それを打ち破ったのが金大中大統領である。「日本は戦後、血と汗を流し、多大な努力を重ね、民主主義国になった」と認めたことで過去とは決別したのである。しかし、後を継いだ盧武鉉大統領は再び日本の軍国主義を持ち出した。文在寅大統領は日本が「歴史問題について謙虚になれ」と言い続けている。「日本がこれに応じなければ、韓国はこれを正すためあらゆることをする」という論理になるのである。

 今後韓国と日本の関係が健全なものとなるためには、日本が民主主義国となったという現実を客観的に受け止めてもらうことが肝要である。

韓国は民主主義国家で法治国家なのか

 こうした韓国の状況を見ていると、こんな疑問が浮かんでくる。果たして韓国は「民主主義国家」なのか、そして「法治国家」なのか、という疑問だ。

 文在寅政権になり、民主主義と相反するような行動として、以下のようなものがあった。

・文政権は曺国氏任命をはじめ国会の同意を得ない任命を既に17件行っている。

・徴用工問題では日韓請求権協定の合意を無視した。さらに、2015年の慰安婦に関する合意も反故にした。そのいずれも発端は最高裁判決、憲法裁判決である。司法を隠れ蓑に条約、国際約束を平気で破る国といかに付き合っていくか。しかも、拙稿で何度か述べたので詳細は繰り返さないが、この判決には文在寅大統領の意向が大きく反映されている。

・文大統領の内政上の最大の課題が「積弊の清算」である。そもそも、積弊の清算は大統領の就任演説にはなく、演説では大統領選挙で自分を選ばなかった人も含めすべての国民の大統領になるといっている。しかし、就任後最初に手を付けたのは、保守政権の業績否定という「積弊清算」であった。戦後の韓国経済の最大の成功例「漢江の奇跡」について、李承晩政権から朴正熙政権という保守政権時代の業績であるということから、その事実を教科書から削除してしまったのだ。それほどまでに保守政権を嫌悪し、歴史に異常なまでの拘りを見せる文氏は、自ら率先して歴史の「改ざん」をしているのである。

 積弊の清算は、「親日」の清算も伴う。戦前日本に協力した人を親日としているが、こうした人々は漢江の奇跡の立役者でもある。

 このように国の分断を図る大統領が、民主主義を信奉する国の大統領とはとても思えないのである。

文政権は今後革新政権を20年続けることを目標としている。そのために行っているのが、韓国政治の改編、国民の思想の変革である。

 現在韓国の行政府と政府関係機関の幹部は革新系の政治活動家が占めており、文政権への忠誠を誓っている。加えて、国家の権力機構である、国家情報院、検察・警察、国防部などの改革を通じ革新政権の基盤を固めようとしている。言論機関も息のかかった者を幹部に入れ、労働組合の圧力とともに、政権への批判を封じ込めようとしている。残るは検察であり、これを改革すれば、文大統領に楯突くものはいなくなるという状況である。

 現在、世論調査でも明らかなとおり、文政権を支持するのは30代から50代前半にかけて、革新政権下で教育を受けた人々である。したがって、文政権で若者の教育を牛耳ることで長期革新政権に基礎がつくれると言うわけである。国防白書から、北朝鮮が敵国だという記述を取り除いたことが典型であるし、漢江の奇跡を教科書から削除したのもこの流れである。

 このまま革新政権が長く続けば、日本としても韓国との関係は考え直さざるを得ないであろう。

なぜ大統領は退任後不幸な境遇になるのか

 文大統領が検察改革を急ぐ理由の一つが、盧武鉉大統領が自殺に追い込まれたように、大統領が退任後不幸な境遇に陥るのを防ぐためと見られている。しかし、大統領の退任後の境遇が検察権力の政治化だけのせいであるとは思えない。

 そもそもこれまで述べてきたように、大統領には絶大な権力がある。その権力へのつながりを求めて、多くの人が寄ってくる。これまでの大統領の中にもこれを反省してクリーンでいようと努力した大統領もあったが、大統領がダメなら、その息子に近づいて来る。韓国では「ウリとナム」という言葉がある。これは身内と他人ということであり、家族は大統領と一帯と見られている。大統領に権力がある間、大統領周辺の不正は暴かれることがない。

 しかし、大統領がレームダックになる、さらに退任して権力が弱くなると一斉にこれまで従ってきた人が反発してくる。特にそれまで甘い汁の圏外にいた人が攻撃してくる。このため、前政権が叩かれるのである。その時、検察も新政権に寄り添った取り締まりをしてきたという面はあるであろう。しかし、原因を作っているのは「強すぎる大統領」と言うことが出来るだろう。

 韓国の大統領にはチェックアンドバランスが有効に働かない。国会で答弁に立つことはない。行政、司法を抑えている。言論機関も、大統領の言うことを聞かざるを得ない。経済界も反発できない。韓国が本当の意味での民主主義国家になるためには国政のチェックアンドバランスが有効に働く仕組みを作る必要があるのであろう。

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『日本は平和ボケで自滅!?日本人が知るべき米中戦争「アメリカの本気」』(9/30ダイヤモンドオンライン 北野幸伯)について

10/1希望之声<美国会举办研讨会声讨中共七十年暴政 各界呼吁抛弃中共=米国議会は、中共暴政70年を批判するセミナーを開催する 各界は中共を見限るよう呼びかける>9/30の午後、中共執政70周年に当たり、米国議会と行政当局の中国委員会(CECC)や魏京生財団を含む10以上の人権団体が共同で「中共罪悪統治70周年」と題するセミナーを開催した。 会議で、人権活動家は共同で中共を非難し、早い時期に共産党なしの新しい中国を打ち立てるべく努力するよう呼びかけた。

共産主義こそ人類が発明した最大の悪徳です。中共、ソ連、ポルポトに殺された犠牲者の数は億を超えるでしょう。こんな政治体制がまだ残っていることは世界の不幸です。早く中共を打倒すべしです。

CECC共同主席 マルコ・ルビオ

http://www.soundofhope.org/gb/2019/10/01/n3224769.html

10/1希望之声<前副总统拜登与乌克兰能源公司渊源渐显=バイデン元副大統領とウクライナのエネルギー会社の関係が徐々に明らかになる>民主党がトランプ大統領弾劾の調査を開始すると、弾劾の核心的な問題を引き起こした:ジョー・バイデン元副大統領とウクライナのエネルギー会社であるブリズマ・ホールディングスとの関係が、国民の知るところになってきた。 Fox Newsは10/1(火)に独占報道し、バイデンがこの会社の役員とゴルフをしている写真を手に入れたと。 これは、バイデンが「自分は息子と海外ビジネスの件で話したことはない」という以前の説明とは大きく異なる。

そもそもバイデンはウクライナの検事総長を首にしたことを自慢する映像が残っているではないですか。息子と海外ビジネスで話したことがないというなら、検事総長も首にする必要もなかったし、捜査していることも気づかなかったのでは。要は、彼は嘘つきということです。

写真はバイデン親子(右側2人)とウクライナのエネルギー会社の経営陣(左側2人)がゴルフをしているところ

http://www.soundofhope.org/gb/2019/10/01/n3224739.html

10/1看中国<民主党宣布弹劾调查 川普获得竞选捐款猛增(图)=民主党が弾劾調査を発表後、トランプの選挙寄付が急増(図)>下院議長である民主党のナンシー・ペロシがトランプ大統領の弾劾に関する調査の開始を発表したわずか数日後、共和党への寄付額は急上昇し、数日間で 寄付者の数は50,000人増えた。

トランプの次男であるエリック・トランプは9/28、「ペロシの弾劾調査の発表から72時間以内に、トランプの2020年大統領選挙への少額の寄付が1500万ドルに達した。新しい寄付者は50,000人となった」とツイートした。

米国民も民主党のおかしさに気づいてきたのでしょう。民主党は下手を打ってばかり。真実が明らかになるにつれ、トランプに勝てなくなるのでは。日本のメデイアは相変わらず、米国の左翼メデイアの焼き直し報道ばかりですが。

2020大統領選挙対策本部の経理のBrad Parscaleは9/26に以下のツイートをした。

http://www.secretchina.com/news/gb/2019/10/01/909100.html

10/2阿波羅新聞網<中共大阅兵 习核心在逢九魔咒中的庆典=中共の大軍事パレード 核心である習の末尾9の年の呪いの中での祝典>「末尾9の年は大乱になる」という呪いの中で、経済成長の減速、米中貿易戦争の結果の見通し立たず、香港での反「犯罪人引渡条例」運動はおさまらない。中共は10/1、軍の楽隊以外の音は聞こえない「大国美学」の執政70周年の軍事パレードを挙行した。 彼の周りに立っている元書記長の江沢民と胡錦濤を見てください。 江沢民の力は既に尽きており、自分の肖像画が通り過ぎても、車椅子に体を曲げて座り、藁人形のようである。胡錦濤の衰え方は非常に激しく、何億人もがショックを受けた。正面から見ると、白髪で焦りの色を濃くし、側面から見ると少し黒髪が残っている。

一番左が胡錦濤、習近平の右隣は江沢民

https://www.aboluowang.com/2019/1002/1350161.html

北野氏の記事では、日本は日米同盟主軸で、中国には必要以上に近づくなとあります。中国に駐在していた小生としては当然すぎる処方箋ですが、大部分の日本人から見ると、友好平和病に侵されているため、目が曇っているのでしょう。香港で起きていることや、ウイグル人に起きていることに関心を持ちません。所詮、他人事としての受け止め方です。

日本国民の無関心を良いことにして、中共は侵略の刃を研いでいます。日本のメデイアは尖閣周辺での中共の行動をそれほど報じません。彼らは中共の手先と思った方が良いのでしょうけど。民主主義が機能するには、メデイアが国民の蒙を啓く役割を果たしていくことが必要ですが、今や左翼のプロパガンダ機関に堕し、アジビラそのものとなっています。生活の小さな問題で政府を攻撃し、政府に不満を持たせ、大局を見させないようにするといったフランクフルト学派の戦術そのものです。日本社会に空気のように存在する自由や民主主義というものが失われてしまったらどうなるかを国民はよく考えた方が良い。香港を対岸の火事視しているだけでは、中共の間接侵略は防げません。国民全体が共産主義を監視しませんと。

記事

戦闘行為こそ行われていないが、米中の関税引き上げ合戦は、れっきとした「戦争」である Photo:AP/AFLO

いわゆる「米中戦争」が始まってから、1年以上が経過した。これは、ただの「関税引き上げ合戦」ではない。世界の覇権をかけた、米国と中国の真剣な戦いである。しかし、「平和ボケ」している日本政府は、米中対立の本質が理解できない。それで日本は、また「敗戦国」になる可能性がある。(国際関係アナリスト 北野幸伯)

米中覇権戦争のきっかけは15年の「AIIB事件」

 まず、米中戦争が始まった経緯について知っておこう。

 この戦争が始まったのは、2018年7月とされている。米国は18年7月6日、中国からの輸入品340億ドル分に25%の関税をかけた。同年8月23日、160億ドル分に25%、9月24日、今度は2000億ドル分に10%の関税をかけた。

 ペンス副大統領は同年10月4日、「ハドソン研究所」で「歴史的」ともいわれる演説をした。激しく中国を非難するこの演説を聞き、世界中の多くの専門家は、「米中冷戦時代が始まった」と判断した。

 18年7月以前に何が起きたかも、書いておこう。筆者は、15年3月の「AIIB事件」がきっかけで米中戦争が起こったと見ている。

「AIIB事件」とは、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、オーストラリア、イスラエル、韓国など親米諸国群が、中国主導の国際金融機関「AIIB」への参加を決めたことを指す。米国は、親米諸国に「AIIBに入らないよう」要求していた。ところが彼らは、米国を完全に無視して、AIIB参加を決めた。

 これは、米国の没落を象徴し、中国が覇権一歩手前まで近づいていることを示す歴史的大事件だったのだ。

 これでオバマは、生まれ変わった。彼は、大統領就任後、08年から始まった「100年に1度の大不況」対策で多忙だった。危機を克服した後は、主敵の定まらない外交をしていた。

 11年、リビアを攻撃。
 13年8月、シリア攻撃を決意するが、翌月変心して戦争をやめ、世界を仰天させた。
 14年3月、クリミア併合で、プーチン・ロシアが最大の敵に浮上する。
 14年8月、ISの暴れ方があまりにもひどいので、空爆を開始した。

 このように、オバマの主敵は、頻繁に変わってきた。しかし、15年3月以降は、中国を最大の敵と定め、熱心にバッシングするようになった。

核兵器の登場で戦闘をしない「戦争」の時代に

 17年1月、トランプが大統領に就任する。彼は選挙戦中、中国を厳しく批判してきた。ところが、17年は金正恩の暴走がひどく、トランプは習近平の協力を必要としていた。それで、米中関係は17年、比較的良好だったのだ。

 しかし、18年になると、トランプは「習近平は、北朝鮮問題を解決する気が全然ない」ことに気がついた。同年6月、シンガポールで金正恩と直接会談。中国抜きで、核問題を「沈静化」させ、翌7月から本格的な「米中関税戦争」を開始したのだ。

 米国と中国は、武器を使った戦闘行為をしていない。だが、これは世界の覇権をかけた戦争なのだ。

 日本人は、核兵器の登場で、戦争の形態が変わったことを自覚していない。米国とソ連は、共に相手国を破滅させるのに十分な核兵器を保有した。それで、両国の大規模な戦闘がないまま、冷戦は終結した。

 米国と中国の関係も、米ソ関係と本質は変わらない。両国共に核大国なので、破滅を恐れて大規模な戦闘には発展しづらい。その代わりに、さまざまな形の戦争が行われる。

「米中戦争」と聞いて、まず思い出されるのは、「米中関税引き上げ合戦」や「ファーウェイ排除」などだろう。しかし、注意深く観察していると、他にもさまざまな形態の戦いが起こっていることがわかる。

ウイグル問題、香港デモ…米国による「情報戦」が活発に

 たとえば最近、「中国政府は、ウイグル人100万人を強制収容所に入れている」という話が、突然盛り上がってきた。

<国連、中国政府がウイグル人100万人拘束と批判
BBC NEWS JAPAN 18年09月11日
中国政府が新疆ウイグル自治区でウイグル人を約100万人、テロ取り締まりを「口実」に拘束していると、国連は懸念を強めている。
国連人種差別撤廃委員会は8月末、最大100万人のウイグル人住民が刑事手続きのないまま、「再教育」を目的とした強制収容所に入れられているという指摘を報告した>

 もちろん、これは残酷な事実である。しかし、中国政府によるウイグル族弾圧は、18年に始まったわけではない。もっと昔から行われていたことだ。だが、米中戦争が始まったので、突然クローズアップされたのだ。つまり、ウイグルにおける中国の悪事は、「情報戦」に使われているのである。

 さらに、中国政府が「香港デモの黒幕は米国」と考えていることをご存じだろうか?

<香港のデモは「米国の作品」、中国が指弾
CNN.co.jp 8/1(木) 19:15配信
香港(CNN) 中国の華春瑩報道局長は8月1日までに、「逃亡犯条例」改正案の撤回を求めるデモなどが過去2カ月間続く香港情勢に触れ、「誰もが知っているように、米国の作品である」との見解を示した>



<香港情勢に関連し、中国政府当局者による米国の介入への直接的な指弾では最も強い表現となっている。中国国内ではここ数カ月間、香港のデモの背後に西側勢力の工作があるとの臆測が流れていた。

香港の抗議デモの一部では過去に参加者が米国国旗を掲げる場面も見られた。

中国の国営メディアも、香港の混乱を米国の責任とする社説などが再三取り上げられている。

国営紙の環球時報は最近、香港の民主主義勢力の指導者と西側政府との間に前例のないレベルの接触があったとも報道。「逃亡犯条例改正案に抗議する勢力は米国の支援を受けていることは香港で公然の秘密」とも断じていた>(同前)

オバマも認めたウクライナ革命への関与

 これについて、日本人なら普通、「中国政府が血迷ってウソをついている」と考えるだろう。しかし、実をいうと、米国が独裁国家の民主勢力を支援していることは、研究者の常識である。

 たとえば、03年の革命で失脚したジョージアのシェワルナゼ元大統領は、こんなことを言っている。朝日新聞03年11月29日付。

<前大統領は、議会選挙で政府側による不正があったとする野党の抗議行動や混乱がここまで拡大するとは「全く予測しなかった」と語った。

抗議行動が3週間で全国規模に広がった理由として、「外国の情報機関が私の退陣を周到に画策し、野党勢力を支援したからだ」と述べた>

 また05年の革命で失脚したキルギスのアカエフ元大統領は、以下のように発言している。
時事通信05年4月7日付。

<「政変では米国の機関が重要な役割を果たした。
半年前から米国の主導で『チューリップ革命』が周到に準備されていた」>

 11年12月、モスクワで大規模なデモが起こった時、プーチンは米国を非難した。

<ロシアのプーチン首相、デモを扇動と米国を非難

CNN.co.jp 11年12月9日
【モスクワ(CNN)】ロシアのプーチン首相は8日、先の下院選をめぐる不正疑惑に対する抗議デモを米国が扇動していると非難した>

 さらに、オバマは、米国が14年2月のウクライナ革命を主導したことを認めている。「ロシアの声」15年2月3日付から。

<オバマ大統領 ウクライナでの国家クーデターへの米当局の関与ついに認める

昨年2月ウクライナの首都キエフで起きたクーデターの内幕について、オバマ大統領がついに真実を口にした。

恐らく、もう恥じる事は何もないと考える時期が来たのだろう。

CNNのインタビューの中で、オバマ大統領は「米国は、ウクライナにおける権力の移行をやり遂げた」と認めた>

「YouTube」で「Obama admits he started Ukraine revolution」を検索すると、オバマの発言が確認できる。

香港デモ支援の裏にある米国の思惑とは?

 というわけで、米国が香港デモに絡んでいたとしても、何の不思議もない。もし香港デモの背後に米国がいるとすれば、同国は、香港情勢をどう利用しようとしているのだろうか?

 たとえば、香港デモが長期化し、中国が弾圧すれば、どうなるだろうか?米国は、「第2の天安門事件が起こった」と非難し、日本や欧州を誘って、中国に「経済制裁」を科そうとするだろう。「クリミア併合」後の「対ロシア制裁モデル」である。

 また、デモが長期化することで、「世界の金融センター」としての香港の地位が低下する。中国にとって香港は、外国からの資金を集める「財布」だ。この「財布」を奪うことで、中国経済は大きな打撃を受ける。

 習近平には、夢がある。12年11月29日に語った、いわゆる「中国の夢」だ。

<誰しも理想や追い求めるもの、そして自らの夢がある。現在皆が中国の夢について語っている。私は中華民族の偉大な復興の実現が、近代以降の中華民族の最も偉大な夢だと思う>

 そして、もっと具体的な夢もある。それが、台湾統一だ。これを成し遂げれば、習近平は建国の父・毛沢東を超えることができる。彼は今年の年初、その決意をあらわにした。

<習氏、中台統一で軍事力行使を排除せず 「一国二制度」も迫る

【1月2日 AFP】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は2日、中国が台湾に平和統一を呼び掛けた「台湾同胞に告げる書」の発表40年に当たり演説し、台湾との「再統一」を確実にするための選択肢として軍事力の行使を排除しないと言明した。台湾は最終的に中国本土に統一されることになるとも強調した>

 米国は、中国の台湾統一を阻止すべく、台湾への武器輸出を拡大している。トランプ政権は7月8日、台湾に100両を超える戦車や地対空ミサイルなど、2400億円分の武器を売却することを決めた。さらに8月16日、今度はF16戦闘機66機(約8500億円)を、台湾に売却することが決まった。

日米同盟の重要性を理解していない日本政府

 このように、米中対立の現状を見ると、

・関税引き上げ合戦
・ファーウェイ排除
・ウイグル問題を使った情報戦
・香港デモ
・台湾の防衛力強化

 など、さまざまな戦いが行われている。まさに、米中は、「世界の覇権をかけた」戦いをしているのだ。

 一方、日本は、どうだろうか?日本政府の動きを見ると、この戦いの切実さを理解しているとは思えない。たとえば日本は、米中戦争が公式に始まった18年、中国との関係を劇的に改善させた。つまり、米国が中国と戦い始めたまさにその時に、同盟国の敵に急接近している。

 これは、米国から見れば、深刻な「裏切り行為」だろう。それで日米関係はギクシャクし、トランプも日米同盟の不平等さを頻繁に口にするようになってきた。

 また米国は、6月にホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃されたケースなどを踏まえ、「タンカー防衛有志連合」結成を呼びかけた。日本は、友好国のイランに遠慮して、「自国のタンカーを防衛するため」に自衛隊を出すこともしようとしない。

 つまり日本政府は、同盟国・米国と友好国・イランをほとんど同じレベルに見ていることになる。これはとても愚かなことだ。

 尖閣有事の際、米国からのサポートがなければ、尖閣はほぼ確実に中国に奪われる。なんといっても、中国の軍事費は日本の5倍であり、向こうには日本を破壊しつくせるだけの核兵器がある。だから、米国との関係は、死活的に重要だ。

日本が取るべき方針は実にシンプルである

 ところで尖閣有事の際、イランとの関係は、何か役に立つのだろうか?

 こう考えると、米国との関係は、イランよりもはるかに重要であることは、明らかだろう。しかし、「皆に好かれたい」日本政府は、結果的に同盟国を裏切る動きをし、日米同盟を傷つけている。

 日本政府は、これからどうするべきなのだろうか?

 まず第1に、世界情勢は現在、「米中覇権戦争」を軸に回っていることをはっきり自覚すべきだ。第2に、米国との関係をますます強固にし、米国の敵である中国やイランとは、距離を取るべきだ(わざと関係を悪化させる必要はないが)。

 言ってみれば、簡単なことだ。しかし、激動の時代には、こんな簡単なことも難しいのである。

 日本がナチスドイツの同盟国になったのは、第2次大戦が始まって1年がたった1940年9月27日だった。当時は調子がよかった「負け組」に参加することで、日本の敗北は決まった。

 米中覇権戦争が始まって1年と2ヵ月が過ぎた。日本は、同盟国・米国と、その敵・中国を天秤にかけているようにみえる。日本は、ナチスドイツに付いて負けた過去の愚かさをはっきり自覚し、同じ間違いを繰り返さないようにするべきだ。

「米中覇権戦争の行方」――扶桑社刊、好評発売中!

モスクワに28年住み、アメリカや平和ボケした日本メディアとはまったく異なる、独自の路線で国際関係を分析し続けてきた筆者が、米中覇権戦争の深刻度と、日本政府が取るべき対策について解説しました。

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『日米貿易協定で日本がWTOルールの‟抜け穴”つくる?』(9/30日経ビジネスオンライン 細川昌彦)について

9/30 facebook Li Shu Chou

極殘忍!香港黑警將示威者的頭按在地上 ,膝蓋頂住喉部讓示威者窒息, 然後瘋狂地用地面摩擦示威者的臉。

這是直接奪人性命,怪不得幾個示威者昏迷不醒。

極めて残忍! 香港の悪い警察官はデモ参加者の頭を地面につけ, 参加者の喉に膝を押し付けて窒息させ、その後狂ったように参加者の顔を地面にこすりつけている。

これは直接人の命を奪うものである。デモ参加者が気絶するのは不思議ではない。

官憲は中共の手先というのが良く分かります。非人間的なことを同胞にできるのですから。

https://www.facebook.com/lishu.chou/videos/2514503521942854/

9/30希望之声<川普总统:应以叛国罪抓捕众议院情报委员会主席希夫=トランプ大統領:反逆罪で下院情報委員会のシフ委員長を逮捕すべき>トランプ米大統領は9/30(月)、「下院情報委員会のシフ委員長はトランプとウクライナ大統領との会話内容を意図的に膨らませたので、シフは反逆罪で逮捕されるべきだ」と述べた。 米国の法律によれば、反逆罪を犯した犯罪者は死刑または終身刑を宣告される。

デイープステイトとトランプの闘争なのでしょうけど。民主党はデイープステイトに操られる組織に堕しました。デイープステイトも裏で中共と繋がっているのかも。カリフォルニアはシフと言い、ファインスタインと言い、おかしな議員ばかり。ペロシもそうですが。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/09/30/n3221256.html

10/1ダイヤモンドオンライン WSJ<トランプ氏弾劾調査、民主大統領候補の争点混乱も>

Photo:Reuters

 2020年の米大統領選の予備選で民主党の指名獲得を競う候補者は、選挙運動の争点がドナルド・トランプ大統領の弾劾調査にかき消されないようにするという難題に直面している。ウクライナ問題の中心人物であるジョー・バイデン前副大統領となると、なおさらだろう。

 民主党予備選で優位に立つ候補者は、有権者が最も懸念している政策課題を討論の中心に据えたいと考えていた。だが7月にトランプ氏がウクライナ大統領に電話でバイデン候補の調査を要請したとされる問題を巡り、事態は急展開している。

 民主党のナンシー・ペロシ下院議長は24日、弾劾調査の実施を発表した。だがバイデン氏はその後も医療問題を中心に選挙活動を行っている。10月2日のラスベガスでのイベントを控え、銃による暴力への対策も強調する構えだ。

 バイデン氏は26日のカリフォルニア州サンマリノでの資金集めイベントでは、国民にとって最も大切な課題から注意を奪ってしまったとして、トランプ氏を批判した。バイデン氏は、トランプ氏が「選挙に勝つために外国の支援を得たがっている」とし、この騒動の契機になった内部告発状の一部を声高に読み上げた。

 バイデン陣営は16年の大統領選でヒラリー・クリントン候補を阻んだのと同じような落とし穴にはまらないことを誓い、トランプ氏に積極的に反論している。

バイデン氏は25日深夜のトーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」で、引き続きトランプ氏を破ることに専念すると話した。「私は立候補の本当の理由になった問題から気をそらさないようにしたい」と強調した。

 バイデン氏にとって、大統領弾劾手続きはもろ刃の剣だ。トランプ氏は証拠を示すことなくバイデン氏をたびたび批判している。このことが予備選でバイデン氏の位置取りを高め、トランプ氏の最も恐れる対抗馬として自身を売り込むことに寄与した。

 それでもバイデン陣営は、オバマ前政権時代にバイデン氏と次男ハンター・バイデン氏がウクライナで果たした役割を巡り、トランプ氏や大統領側の勢力から日々攻撃を受けるだろう。当時、バイデン氏はオバマ政権とウクライナとを取り持つ連絡窓口の役を担い、ハンター氏はウクライナの天然ガス会社ブリスマ・ホールディングスの役員だった。

 ウクライナ当局者は今年、バイデン氏にも次男にも不正行為の証拠はないと語っていた。

 バイデン氏と民主党候補指名を争う候補者も、争点をずらさないように努めている。民主党候補らは18年の中間選挙で16年大統領選へのロシア干渉疑惑を巡る捜査を求めはしたが、重視したのは医療費などの問題だった。今回の選挙でも、候補者はそうした戦術を踏襲しそうだ。

 弾劾手続きは、民主・共和両党の支持基盤を活性化する論争に発展するだろう。だが嫌気を起こした無党派層が遠ざかってしまうと心配する民主党員もいる。

 ウクライナ問題が浮上した後のバイデン陣営の資金調達額は、選挙運動2週目以来の多さとなった。バイデン氏のアドバイザーが26日明らかにした。

だが調査によれば、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)はいち早く予備選投票が実施されるアイオワ州やニューハンプシャー州などでバイデン氏を追い上げている。

 ウォーレン氏はロシア疑惑を巡る特別検察官の報告書を受けて、主要民主党候補として初めて弾劾調査手続きを求めていた。先週はニューハンプシャー州で記者団に対し、トランプ氏は「議会に責任を追及されなかったため、2020年の選挙への干渉を外国政府に頼むという、同じことを繰り返した」と語った。

 ウォーレン氏は汚職との闘いを看板政策に据え、企業や富裕層の政府への影響力行使を批判している。

 弾劾という見せ物にウォーレン氏の主張や政策提案が飲み込まれてしまうと思ったか、との記者の質問に対し、同氏は「ノー」と即答した。

 別の民主党候補でカリフォルニア州元司法長官のカマラ・ハリス上院議員は、上院情報特別委員会のメンバーで、大統領の訴追を誓っている。ハリス氏は26日に地方遊説から戻り、情報委員会の非公開会合でウクライナ疑惑を巡り、情報当局者の聴取を行った

 ハリス氏は、顧問によれば、人々が夜も眠らなくなる身近な家計収入や教育費など「午前3時の問題」を引き続き重視している。25日にはネバダ州の有権者と電話で約40分にわたりタウンホールミーティングを行ったが、弾劾に関する質問への回答に割いたのはわずか2分。残り時間は処方薬の費用や大麻合法化などの質問への回答に充てた。

 民主党のメディア戦略担当者を務めるリッチ・デービス氏は、同党が弾劾を推進する党だという印象を根付かせないようにすることが重要だと指摘する。それよりは汚職に反対する党でなければならない、と話した。

 また、民主党候補はウクライナ問題を「国に対する裏切り、国家安全保障に対する裏切り」という切り口で論じる必要があるとした。「大統領の弾劾は勝利ではなく悲劇だ。民主党候補が伝えなければならない趣旨はそれだ」と語った。

(The Wall Street Journal/Ken Thomas in Las Vegas and Sabrina Siddiqui in Washington)

9/30阿波羅新聞網<纳瓦罗:限制美企在中国投资的消息超过一半不准确=ナバロ:中国への米国企業の投資制限のニュースの半分以上は不正確>大統領経済顧問のピーター・ナバロは9月30日CNBCに、「ブルームバーグが最初に出したニュース(中国への米国企業の投資制限と中国企業の米国株式市場からの締め出し)は真剣さが足りない。他紙は後追いしている」と語った。「それらの半分以上は非常に不正確である。全くのフェイクである。この件についていえば、このニュースは不正確さがいっぱいである。本当のことが知りたいなら、財務省の説明は正確だと思う」と。

財務部は「当局として中国企業の米国上市の制限の計画はない」と。

ナバロはこう言っていますが、そういう動きはあるのでしょう。ロイターは3人から確認したといっていますので。まあ、ウクライナ疑惑をでっちあげるような報道機関ですから、全部信じることはできませんが。

https://www.aboluowang.com/2019/0930/1349627.html

10/1阿波羅新聞網<白宫回应中资退市有玄机 里根臂膀设计致命打击中共 川普另类庆生中共意味深长——清理上市中企三大原因四大影响 央企急求纳入中美贸易谈判=ホワイトハウスは中国資本の退場に対応した妙手が レーガンの右腕たちは中共に致命的打撃を与える トランプの中共生誕祝賀は意味深長 –米国上場中国企業の退場の3大原因と4大影響 中国中央企業は米中貿易交渉に議題として入れることを切望>中共の中央企業(中遠海運=米国から制裁を受けた中遠海能(50隻のタンカー所有)の親会社、中遠海運自身も銀行封鎖のリスクと船舶保険付保できないリスクがある)は、米国の制裁で北京に緊急支援を求め、10月の米中交渉にこの問題を含めるよう依頼した。 9/30、トランプは連続3つのツイートを出し、米国はすでに中共の野心を理解し、勝利していると述べた。もう一つは、中共の執政70年を祝賀した。 9/27、ブルームバーグは、ホワイトハウスが米国企業の中国への投資を制限したと報道した。これについて、ナバロは9/30、ブルームバーグのニュースの半分以上が不正確であり、全くフェイクであることを明らかにした。 アポロネットの王篤然評論員がこれについて今は検討中とコメントした。 中国経済学者の泰鵬は、「ナバロを含む米国財務省の対応には裏に何かがあると思わせる。米国には、米国に上場している中国企業を一掃する3つの理由と戦略的理由があり、最終的に中共に4つの致命的な影響(①156の中国企業がナスダックとNY証取に上場、国営企業はその内11ある。これらの退場②米国企業年金の投資先を中国とするのを止める③MSCIの指数に中国株の組み入れ反対④今のところ具体性はないが、今後はできなくなる)を与える。前レーガン大統領の顧問や経済戦争の設計師たちは今米国議会で立法を推進している」と分析した。

https://www.aboluowang.com/2019/1001/1349842.html

細川氏の記事では、貿易に特化した分析となるのは仕方がありませんが、世界派遣争奪や安全保障の観点からの分析も欲しいところです。門外漢だから論評しないのかもしれませんが。

WTOという組織が公平公正でないのは韓国の言い分を通すような組織というのを見れば分るでしょう。国連人権理事会の議論の酷さも茶番の域でしょう。何故そんなに国際組織をありがたがるのか理解できません。学校教育の刷り込みで、無批判のまま受け入れ、それが今に至るまで続いているのでは。勿論日本を貶める議論には毅然として反論せねばなりませんが。

日本は他人の善意なぞあてにせず、自立して生きなければ。勿論、鎖国して生きるという意味ではなく、安全保障も含めて多国間で同盟関係を持たないといけないという意味です。自立はそのための必要条件です。他国に依存だけするような国とどの国も同盟を結びたいとは考えないでしょうから。

記事

日米貿易交渉の合意内容は本当に双方にメリットがある「ウィン・ウィン」と言えるのだろうか(写真:AP/アフロ)

 日米貿易交渉の合意内容は本当に双方にメリットがある「ウィン・ウィン」と言えるのだろうか。結果を見ると、米国にとっては思惑通りだろう。

 日本が米国産の牛肉や豚肉、小麦にかけている関税率の引き下げは、トランプ米大統領にとって最も実現したかった分野だ。2020年の大統領選で支持基盤となる中西部の農家にアピールできる。大統領選に間に合うよう妥結を急いだ。大枠合意から3週間で署名というのは、これまでの日米交渉にない異例の速さだ。通常、大筋合意から署名に至るプロセスでは、精緻な協定文に落とし込む作業があるために早くても3カ月はかかる。

米国の“脅し”から設定された交渉目標

 日本が成果として誇るのは、農産物の関税引き下げを環太平洋経済連携協定(TPP)の水準以内にとどめたことと、自動車の制裁関税を回避できたことだ。

 これらが日本の交渉目標になったのは、米国が日本に対して、(1)農産物でTPP以上の要求をする、(2)自動車の制裁関税を検討する、という2つの“脅し”が背景にあってのことだ。

 こうした“脅し”を振りかざして交渉するのが、米国の常とう手段である。その結果、交渉は日本の守り一辺倒になってしまった。これは米国のゲームプラン通りだろう。

 ただし、これらの“脅し”を冷静に見極める必要がある。

“毒まんじゅう”を回避した意義は大きい

 米国はTPPから離脱したために、農産物について競争相手のTPP参加国と比べて相対的に不利になってしまっている。こうした事態に対して、トランプ大統領は農家の不満を早急に解消したいはずだ。TPPの水準以上の要求は、単なる交渉術だろう。

 自動車の制裁関税も仮に発動すれば、輸入車だけでなく、米国車のコストも大幅に上がることになる。その結果、ディーラーなどすそ野の広い米国自身の自動車関連産業に打撃になり、自分の首を絞めることになる。それは、米国の様々なシンクタンクの試算でも示されている。そうなれば、株価の暴落を招きかねない。

 トランプ氏が大統領に再選されるためには株価の維持が不可欠だ。そのため、制裁関税を課すことが再選にとってプラスと判断するかどうか、慎重に見極めるはずだ。そうした意味で、これは実行できない“空脅し”となる可能性が高い。

 ただしトランプ氏は予測不可能なので、こうした合理的な判断をするかどうかがわからない。それが大問題なのだ。そうした意味で今回は、「有事」の交渉だったと言える。トランプ氏を怒らせて、万が一でも日本車が25%の制裁関税をかけられるような事態を招きたくないと思うのは、自然な反応だ。

 日本にとって、自動車への制裁関税が課されれば深刻な打撃になる。そのため、これを避けることが自動車業界にとっても最優先課題となった。そこで「協定の精神に反する行動を取らない」と共同声明に盛り込んだ。

 さらに、「米国・メキシコ・カナダ協定」(USMCA)や米韓自由貿易協定(FTA)では追加関税を回避するため、米国に輸出する自動車や鉄鋼に数量制限が設けられたのに対し、日本は貿易を歪曲(わいきょく)する数量制限を受け入れなかったことは大事なことだ。数量制限は“毒まんじゅう”のようなもので、一旦飲まされると、後で嵩(かさ)にかかって米国の要求がエスカレートするのを覚悟しなければならない。これを回避した意義は大きい。

日本が越えてはならない一線とは

 だが、米国が日本から輸入している自動車と自動車部品にかけている関税の撤廃は実現しなかった。日本の自動車業界も25%の制裁関税の回避を優先して、これらの関税撤廃にかかわらなかったようだ。2.5%の関税なので、為替変動と比較すれば業界としてもそれほど実害がないとの判断だ。それは業界としては正しい判断だろう。しかし通商政策としてどうかは別問題だ。

 メディアは今回の交渉で、日米間でバランスがとれたかに注目する。日本の大幅譲歩ではないかとの指摘も見られる。しかしこれまでの日米の貿易交渉を振り返ると、残念ながらバランスを目指してもそうならない歴史がある。安全保障を米国に依存している日本の置かれた状況からはやむを得ない。むしろ貿易交渉だけを取り出してバランス、勝敗を議論すること自体、あまり意味がない。

 しかし国民感情もあるので、国内政治的には、「ウィン・ウィンだ」「バランスを確保した」と言わざるを得ない。

 現実は日米貿易交渉での日本側の譲歩にはやむを得ないものと理解している。ただし、そこには越えてはならない一線もあることを忘れてはならない。今後の日本のあり方を考えた時、日本が守るべきものがあるのだ。

日米は明らかに「同床異夢」

 自動車・自動車部品は米国への輸出額の多くを占めている。これらを除外すると関税の撤廃率は貿易額の60%台にとどまることになり、世界貿易機関(WTO)のルールで目安とされる90%程度に遠く及ばない。

 これまで日本は、米国が離脱したTPPで主導的な役割を果たし、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)も発効にこぎ着けた。国際貿易機関(WTO)ルールの重視をうたい、インドや中国にも高い水準での自由化を呼びかけてきた。だが、米国との協定が「二重基準」とみなされれば、今後は他国に高い水準の関税撤廃率を強く要求できなくなる。

 米国の自動車や自動車部品の関税については「更なる交渉による撤廃」が明記された。これは「WTO違反ではない」と説明するために大枠合意後、日本側が書き込む努力をしたものだ。そしてこれらも含めて、今回の合意の関税撤廃率を計算して、米側で92%、日本側で84%と発表して胸を張る。

 米国は撤廃時期も書いていないし、米国も交渉を合意しただけで譲歩したわけではないとして、米国議会の承認も必要ないと判断したようだ。米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表も記者会見で、「米国の自動車関税の撤廃はこの協定に含まれていない」とコメントしている。明らかにこれは同床異夢だ。

 もちろん日本の交渉者の努力は評価する。だが、この一文の挿入によってWTO違反の“クロ”を多少なりとも“グレー”にしようという知恵だろうが、本質はそこではない。これで良いならばWTOルールにとって「抜け道」となり、他国にも同じやり方がまん延しかねない。その結果、日本がWTOルールを空文化する先鞭(せんべん)をつけることになってしまう。

 米国と中国はWTOのルールを無視して、制裁・報復関税の応酬を続けている。その結果、戦後築き上げてきた国際秩序が崩壊の危機にさらされている。そうした状況だからこそ、日本はWTOやルールの重要性を訴え、それを主導する必要がある。そもそも米中のような巨大な国内市場を持たない日本のような国は、ルールを重視しなければ生き延びることはできない。その生命線を自ら崩してはならない。

今後の展開を読む

 日米は2020年1月にも協定を発効させて、来春以降に「第2ラウンドの交渉」に入るとしている。しかしこれも額面通り受け取ってはならない。これは米国議会が「包括的な協定にすべし」としていることから、トランプ政権としては、今は「包括的な協定にするべく、さらに交渉する」と言わざるを得ないからだ。来年になって大統領選が佳境に入って、すぐに大統領選にプラスになるような果実を得られない交渉にトランプ大統領が果たして興味を示すだろうか疑問だ。

 仮に第2ラウンドがあったとしても、米側は物品貿易の交渉は終わったとして、薬価制度の見直しやサービス分野の市場開放に焦点を移すだろう。百歩譲って、継続協議となった米国の自動車関税の撤廃を議論できたとしても、日本の農産物の関税引き下げという交渉のレバレッジを失ってしまって、果たして米国から譲歩を得られるだろうか。

 残念ながら淡い期待はしない方がよさそうだ。

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『韓国・文大統領が絶体絶命の内政を国連外交で挽回できなかった理由』(9/27ダイヤモンドオンライン 武藤正敏)について

9/29希望之声<华日:民主党要弹劾川普却不要投票表决 美国民主正遭到践踏=WSJ:民主党はトランプの弾劾に投票での決着はしないと アメリカの民主主義は今まさに踏みにじられている>ウォール・ストリート・ジャーナルは9月26日の社説で、「民主党はトランプ大統領を弾劾しようとしているが、ニクソンやクリントンの時と違い、下院全体での投票による表決を避け、司法委員会に弾劾の必要性を調査する権限を与えるとした。 憲法上の義務ではなく、誰がどのように投票したか記録に残したくないからとの理由で(スイング州の民主党議員が造反の恐れあり)。実は民主党は、弾劾が党派抗争に過ぎず、信頼性に欠けていることを知っているからである。今や米国の正常な民主主義システムが踏みにじられており、民主党とメディアは思いのまま何でもできる」と述べた。

元記事は9/26WSJのこの記事です。<Pelosi Ducks an Impeachment Vote The full House authorized inquiries for Nixon and Clinton. Why not for Trump?>“This is exactly the time when democratic norms get trampled and institutions damaged. Democrats, with the media in tow, will not face the political restraints that Mr. Trump has faced when he has tried to push past traditional boundaries.”

民主党はバイデンの不祥事を他人におっかぶせようとするのですから、どこまで行っても腐った奴らです。

https://www.wsj.com/articles/pelosi-ducks-an-impeachment-vote-11569540242?mod=searchresults&page=1&pos=17

http://www.soundofhope.org/gb/2019/09/29/n3218539.html

9/29希望之声<何韵诗9.29大游行遭泼漆 蔡英文:蓄意挑衅一定严惩=何韵詩は9.29台湾デモ中、インクをかけられる 蔡英文:下心のある挑発は厳しく罰せられなければならない>香港歌手の何韵詩は、9.29台湾デモでインタビューを受けたときに、香港デモ隊の服装に似せ、かつマスクをつけた男に突然赤いインクをかけられた。男は胡姓の統一促進党のメンバーであった。

何韵詩は「香港の社会活動家の多くは毎日このような状況に直面している。これは明らかに抑圧的かつ脅迫的であるが、香港は決して脅迫を恐れない」と述べた。

蔡英文総統は、「わざと破壊を引き起こし、暴力をふるった人は司法の調査に移され、法律に従って厳しく処罰されなければならない」と警告した。また「最近台湾では、香港を支援するための請願活動が中国人によって激しく嫌がらせを受けている。ここは自由で文明化された土地であり、全体主義の地盤ではない。台湾の民主的法治に挑戦しようとしないでほしい。そのような行動が台湾で続くことは許されない」とも。

国民党も事件について遺憾の意を表明し、加害者を厳しく非難した。 国民党は、「加害者のやり方は他者の言論の自由を尊重するという民主主義の精神に反し、民主主義の公敵である」と指摘した。

また、「香港政府と大陸当局がデモ隊との交流チャネルをできるだけ早く確立し、紛争が平和的に解決され、香港の安定と秩序ができるだけ早く回復され、香港の金融市場と観光の発展に貢献することを望んでいる」と述べた。

統一促進党メンバー=外省人=台湾在住の中国人の子孫でしょう。やはり中国人は言論弾圧が得意です。自由が嫌いな民族なのかも。金儲けは好きなくせに。

http://www.soundofhope.org/gb/2019/09/29/n3219778.html

9/30阿波羅新聞網<路透:北京放任人民币贬值 日媒:十一寒冬长假消费盛况不再 华为要完!白宫:川普这样考虑=ロイター:北京は人民元の下落を放置 日本メディア:国慶節の長期休暇は厳冬に 消費の盛り上がりはもはやなくなる 華為は終わろうとしている!WH:トランプはこう考えている>米中上級貿易交渉は10月10日に再開される。ある分析では、「北京は人民元下落を放置し、貿易戦争の交渉カードとして為替レート問題を使う」と考えている。 米国国務省のRobert L. Strayerは、「トランプ大統領は華為を既に交渉のカードと見なしておらず、華為が米国でビジネスを行うことを許可していない」と明らかにした。 さらに、中共の70年間の執政で、経済は厳冬に直面し、長期休暇の消費や観光の盛り上がりを再現することは困難である。

華為の鴻蒙OSがどの程度のものか知りませんが、搭載するアプリは中共製であればつまらないものになるのは必定。自由な発想を許さない国に面白いものができるわけがない。まあ、発展途上国は喜ぶかもしれませんが、高い文化性を要求する国では無理でしょう。

https://www.aboluowang.com/2019/0930/1349442.html

9/30阿波羅新聞網<负债5.3兆!中国经济最大“灰犀牛”? 德媒:中共体制已经接近极 还被曝动用卫星科技除佛像=負債5.3兆!中国経済は最大の「灰色の犀」か?ドイツメディア:中共の体制は極限に近く、仏像を壊すため衛星技術も使われていることが明らかに>中国経済が悪化するのと同時に、政治の統制は益々厳しくなっている。 過去10年間の中国の高速鉄道の急速な発展にもかかわらず、コスト高と畸形な成長のために中国の債務問題も悪化させた。 専門家は、「中国の高速鉄道が経済を深刻に損なう「灰色の犀」になるかもしれない」と言っている。 2019年、鉄道会社の債務は5.28兆元に急増した。 ドイツメディア記者と中国の専門家は、「中共は邪悪の代表であり、中共体制は限界に達している。中共は悪魔の帝国であり、悪魔の科学技術を習得した」と指摘した。 イタリアメディアは、「中共は仏像を片付けるため、衛星を用いて監視し、観音像は見つかり次第、急須に換えられた」と報道。

さすがは中国。模倣、剽窃と窃取が得意な国ですが、仏像を急須に変えてしまうアイデアは斬新です。でも信仰の自由が認められていないことを示しています。しかも、衛星まで使って監視するなんて。左翼にシンパシーを寄せている人に聞きたい。日本をこのような国にしたいのですか?

https://www.aboluowang.com/2019/0930/1349411.html

武藤氏の記事を読んで感じたのは、やはり朝鮮半島人は相手にしないということです。少しでも甘い顔を見せれば、次から次へと強請・集りをしてくる民族、ヤクザと一緒です。『非韓三原則』を守らなければなりません。保守派が大規模デモを開いたという情報のほかに、文支持の150万人デモも開かれたとZAKZAKで報道されています。やはり反日が国是なのでしょう。こういう国とはかかわらない方が良い。

9/30ZAKZAK<韓国“デモ事情”激変!「反日」から「反文」へ? 「文在寅辞めろ」「日本に謝れ」日の丸掲げる参加者も…タマネギ男&南北統一が引き金か フォトジャーナリスト・山本皓一氏が徹底取材>

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/190930/for1909300001-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsList

9/30ZAKZAK<“タマネギ法相”支持に「150万人」!? 韓国・ソウルで「文政権支持派」が大規模集会>

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/190930/for1909300003-n1.html?ownedref=not%20set_main_newsTop

記事

Photo:Drew Angerer/gettyimages

「北」と「曺長官」への想いを胸に国連総会へ赴いた文大統領

 文在寅大統領にとって、今回の訪米は後ろ髪を引かれる思いでの訪米だったはずだ。

 現に文大統領が出国した翌日、検察は曺国法務部長官の自宅の家宅捜索に踏み切った。これは文大統領が国内にいない絶妙なタイミングだったといわれている。中央日報は、曺長官夫妻の容疑の相当部分が立証されたと報じている。

 曺長官の夫人、チョンギョンシム東洋大学教授が、PCのハードディスクを搬出するなど証拠隠滅を試みた状況も、家宅捜索決定に影響を及ぼしたという。チョン教授は韓国投資証券のプライベートバンカーのキム某氏にハードディスクの交換を依頼したとの供述が出ており、曺氏も夫人に協力している同氏に謝意を表したという。

 さらに、曺氏の息子に対する、ソウル大法学部の公益法人人権法センターのインターン活動証明書の虚偽発行には、曺氏自身が関与しているとみられている。これが立証されれば、曺氏が私文書偽造をしたことになる。

 文大統領は「明確な違法行為が明らかになっていない」として曺国氏の法務部長官任命を強行した。それは、議会、行政、司法の三権を抑えている文大統領が、唯一自身に抵抗する機関である検察を改革するため曺国氏を法務部長官に据えたいという思いが強かったからである。

 それに加えて、文大統領はこれまで、政治や経済、外交などのあらゆる面で強引な手法で権力を行使してきたため、曺国氏の法務部長官任命で譲歩すれば、反対派を勢いづかせ、文大統領に逆らう動きを加速させかねないと考えたからだろう。しかし、その法務部長官が逮捕される事態となれば、これは最悪の事態であり、文大統領にとっての打撃は計り知れない。

 そのような事態が仮に起こったとき、文大統領を多少なりとも支える可能性があるのは北朝鮮との関係促進である。その意味で、今回の訪米は米朝会談の促進を促すとともに、国際社会に対して北朝鮮への協力を呼び掛ける重要な機会であった。

米韓首脳会談は中身なし トランプ大統領は淡白な反応

 文在寅大統領とトランプ大統領は、23日夜(日本時間24日)、ニューヨークで会談した。
 前述したような事情があったため、文大統領はトランプ大統領との会談で、米朝会談の進展を促したかったはずだ。もっとも、当初は米韓首脳会談の予定はなく、米朝の実務者会談が近いとの状況を勘案し、急きょ設定されたもののようである。

 これまで韓国は、GSOMIA破棄に米国が「懸念と失望」を表明したことに対し、趙世暎外交部第一次官がハリス駐韓米国大使を招致し、不満を表明してきた。また韓国国内でも、内政派から「同盟よりも国益」を強調する声が上がるなど、米国との溝が生まれていた。しかし米朝実務者会談を前にして、文大統領も米国寄りに姿勢を変化させている。また、米国製武器の大量購入、シェールガス、LNGの追加購入などのお土産持参でトランプ大統領と会談した。

 そこまでして会談した結果はどうだったのか。中身は薄く、意味のある内容にはならなかったようだ。韓国が警戒していたGSOMIA破棄の問題は出なかったものの、米国から日本の輸出管理問題を巡って悪化している日韓関係への仲介の話もなかったようである。

 文大統領が心血をそそぐ北朝鮮問題も、完全な非核化に向けた突っ込んだ意見や議論は行われなかったという。ただ、それも事前準備が十分ではなく、仕方がないかもしれない。文大統領は「米韓は北朝鮮に武力行使しない」「非武装地帯の地雷除去」という北朝鮮の体制保証案を提示したが、これは北朝鮮を非核化させる新しい解決法ではなく、米国などの北朝鮮に圧力を加える軍事手段だけを取り除こうというものだったからだ。

 文大統領は、「3回目の米朝首脳会談が開かれれば、おそらく朝鮮半島非核化の新しい秩序が開かれる歴史的な転換点、業績になるだろう」として米朝会談の進展に期待していた。これに対するトランプ大統領の反応は、「われわれは2回の非常に成功的な会談をし、制裁は減らずにむしろ増えた」「われわれは(米朝首脳会談が)できればよい。しかし、できないとしても問題はない。長期にわたり問題はなかった」という淡白なものだった。

 短距離ミサイルについても、同様に突っ込んだ議論は行われなかった。

 トランプ大統領は、北朝鮮が短距離ミサイルの発射を続けていることに関し、「特別なこととは考えていない。多くの国が短距離ミサイルを保有している」として容認する姿勢を続けている。実際に北朝鮮は、7月から8月にかけて7回飛翔体を発射している。トランプ大統領は北朝鮮に対して強硬な姿勢を取ってきたボルトン補佐官を解任したため、北朝鮮に対する対応が軟化するのではないかと見る向きもあったが、今の所そうはなっていない。

 今回のトランプ大統領の北朝鮮に対する発言を聞く限り、非核化まで制裁を解除しないという基本姿勢にブレはないようである。それは、北朝鮮に対し強硬な姿勢を取るのは、ボルトン氏ばかりでなく、ポンペオ国務長官、米国議会も同様だからだろう。

 現在、米国内で関心が高いのはイランへの対応であり、もはや北朝鮮ではない。サウジアラビアの石油施設に対するドローン攻撃は、イランが支援するイエメンのフーシ派ではなく、イランそのものであるとの疑惑が高まっており、今後イランとの緊張関係が高まれば中東地域の不安定化、原油価格の高騰にもつながるからである。英、独、仏の首脳も会合を行い、イランを非難している。

 結局、今回の米韓首脳会談では、「米韓同盟は朝鮮半島と地域の安保・平和のリンチピン」であると合意した。また、両首脳が北朝鮮に武力行使はしないとの約束を確認した。しかし、これでは何も目新しいことはなく、従来の立場を確認しただけである。

トランプ大統領の関心はイランと中国 朝鮮半島への関心は薄れている

 トランプ大統領は24日(現地時間)、国連総会で一般討論演説を行った。韓国ではトランプ大統領が北朝鮮に対する体制の保証に言及してくれることを期待する向きが多かった。

 しかし、トランプ大統領は金正恩国務委員長に「北朝鮮は途方もない潜在力があるが、これを実現するためには必ず非核化をしなければならない」と伝えていることを述べ、体制保証についてはイランと同列で、「米国の目標は永続と和合であって、限りない戦争に飛び込むことではない。戦争は絶対に終わらない」と言及。不可侵の意思を示した。

 北朝鮮の金星国連大使は注意深く聞いている様子だったが、これでは北朝鮮に非核化を促す体制保証としては不十分だろう。しかし、これがトランプ大統領と米国内の北朝鮮に対する関心の度合いなのだろう。

 一方、文大統領が行った24日の国連演説では、文大統領は「韓国は北朝鮮の安全を保障する」と述べ、敵対行為の中断を呼び掛けた。さらに、文大統領は「70年の軍事的対立が残る悲劇的空間だが、逆説的に人が踏み込まない自然生態系の宝庫に変貌した」と述べ、非武装地帯に国連機関などを誘致し、平和研究や軍縮のための中心地となれば、名実ともに国際的な平和地帯になると力説した。これは、非武装地帯の地雷除去や自然保護といった活動を入り口に、国際社会の協力を引き出そうとする狙いがあり、南北の軍事境界線を挟む非武装地帯を北朝鮮とともにユネスコ世界遺産に登録しようという構想も含まれている。

 非常に夢のある考えだ。しかし、それはまだまだ先の話であり、現実感がない夢のような話だ。南北が統一した暁には、あるいは休戦協定が平和協定に変わったときにはそれが実現するかもしれない。

 一方で北朝鮮は、今の韓国を快く思っていない。北朝鮮住民が飢えの瀬戸際に立たされているときに、韓国国民は良い生活をしていると多くの北朝鮮国民は思っているのではないだろうか。今、北朝鮮が苦しい国家運営を強いられている原因は、北朝鮮の核開発を阻止しようとする制裁である。北朝鮮からすれば、南北融和や夢のような未来構想を語る前に、米国を説得して制裁緩和に力を尽くしてほしいと思うだろう。つまり、南北融和を目指すために文大統領は奔走しているが、実は北朝鮮にとっても国際社会にとっても、期待外れで効果がない発言と動きをしているのだ。北朝鮮はそんな的外れな動きをする韓国に嫌気が差していることもあり、次々と短距離ミサイルを発射しているとみるのが自然だ。

 それに、北朝鮮が核ミサイルと並んで韓国や米国に圧力をかけ続けることができるのは、38度線沿いに配備している火器があるからだ。もし文大統領が演説で述べたように38度線を平和地帯にしてしまえば、北朝鮮の優位性は著しく損なわれる。つまり、文大統領の構想に北朝鮮がもろ手を挙げて同意するとは思えない。

 仮に、文大統領が韓国国内向けにいい格好をするために発言したのであれば、北朝鮮の反発が直ちにそんな文大統領の打算を打ち消してくれるだろう。このように荒唐無稽のことを言っている限り、北朝鮮は韓国を相手にしないであろうし、断じて韓国を仲介者とは認めないだろう。

 今回の一連の国連演説と米韓首脳会談は、文大統領の現実を直視しない外交の典型的事例といえそうである。それを国際社会向けに行ったことは、政治センスの問題だ。

「日本に対して配慮した」と評価するのは間違い

 文大統領は、演説の中で「過去に対する真摯な反省の上で、自由公正な貿易の価値を守って協力するとき、われわれはさらに発展していくことができるだろう」と述べた。これは元徴用工の問題と輸出管理の厳格化の問題を指していることは明らかである。日本と名指しをしていないことから、日本を刺激しないよう注意した発言だとする見方もある。しかし、国連演説でこうした問題に言及すること自体、日本に対する挑戦である。

「文在寅という災厄」 武藤正敏著、悟空出版刊

 最近の一連の流れで、韓国はことあるごとに日本に対して嫌がらせをしてきている。IAEAでの汚染水の問題や来年のオリンピック・パラリンピックへの旭日旗の持ち込み反対、パラリンピックのメダルのデザインを変えろとの動き、さらにWTOへの日本の輸出管理に関する提訴などだ。今後もあらゆる機会を利用して日本を国際的に批判し続けるであろう。こうした流れの中での発言が、国連総会での文大統領発言である。

 日本を名指ししないことを評価する必要はない。文大統領は、これまで言行不一致を繰り返しており、同氏が何と言おうと行動で見るしかない。今後日本に対してどのような姿勢を示すかが重要である。

 ちなみに国連演説の最後に、今年は「独立運動から100年、上海臨時政府樹立から100年」という重要な年だと述べている。そして、「韓国は近隣諸国をパートナーと考え、共に協力して朝鮮半島と東アジア、さらにはアジア全体で『人中心、共生繁栄の共同体』を拡張したい」と述べた。これまでの日本に対する態度を見て、この言葉に共感を覚える日本人はどれだけいるであろうか。

 文在寅政権は韓国にとって最も輝かしい漢江の奇跡を教科書から削除した政権である。文大統領が何を考え、何をやろうとしているのか、韓国人にさえ分からないのではないか。

(元・在韓国特命全権大使 武藤正敏)

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『米民主党に差別撤廃は可能か?』(9/27日経ビジネスオンライン 酒井吉廣)について

9/27希望之声<听证会上“恶搞”川普通话记录 西弗被川普要求立即辞职=聴聞会でのトランプの通話記録は「パロディ」 シフは、トランプからすぐに辞任するよう求められた>9月27日(金)に、トランプ大統領はツイートし、木曜日のアダム・シフ米国下院情報委員会委員長の公聴会での説明を考慮し、彼はシフにすぐに辞任するよう求めた。

民主党というか、デイープステイトというのは本当に悪辣。自分たちの権力維持のためには何でもする連中です。それにオールドメデイアが手を貸している構図です。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/09/27/n3215250.html

9/27希望之声<数百份文件证实 拜登逼乌克兰解雇检察官是为儿子脱罪=数百の文書が実証 バイデンは息子の立件を逃れるためウクライナ検察官の解雇を強要した>ワシントンに本拠を置くメディアThe Hillは先日、「何百もの未発表のメモと文書が、バイデン前副大統領がウクライナ大統領にヴィクトール・ショーキン検事総長の解任を迫った本当の目的は息子ハンターを助けるためであったことを示している。ショーキン検事総長が腐敗し、無能であったためではない」と報道した。

ヒラリーと言い、バイデンと言い腹が黒い連中が民主党には多い。オバマは無能であったし。ウクライナ疑惑を言うのであれば普通はまずバイデンを調べるのが先では。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/09/27/n3214980.html

9/27アンデイチャン氏メルマガ<ウクライナ疑惑でトランプ弾劾調査>前述の希望之声の映像についてアンデイチャン氏が解説しています。

http://melma.com/backnumber_53999_6863689/

9/28阿波羅新聞網<歐洲譴責共產主義和納粹主義同罪:中共呢?=ヨーロッパは、共産主義とナチズムを同罪と非難:では中共は?>「20世紀の2つの全体主義政権の人道に対する罪はまったく同じ」と欧州議会の決議が承認された。 しかし、中共はどうか? 毛沢東思想とスターリン主義は肩を並べて立っており、2つの政権と密接に関連している。 現在、中共はいまだ共産主義のイデオロギーを公に追求している。 中国大陸では、共産主義の鎌とハンマーのマークが公開され、誰も処罰されることはなく、共産党員は傲慢にも国を支配し、厚顔無恥にも共産党が国を栄えさすと。

EUも中共を経済制裁しなければ。チベット人、ウイグル人への迫害は明らかに人道に対する罪を構成します。

https://hk.aboluowang.com/2019/0928/1348854.html

9/28阿波羅新聞網<北京內外交戰崛起遭滑鐵盧 搞砸反火!美高官宣布訪台 秦光榮送周永康子幾百億礦產=北京の外交戦争の崛起はワーテルローになる! 米国の高官は台湾への訪問を発表 秦光榮は周永康の子に数百億の鉱物資源の権利を贈る>中南海の外交戦で、中共は金で2ケ国を篭絡して、中華民国と国交断絶させた! 米国は台湾訪問のレベルを上げ、国務省高官の台湾への訪問を発表した。 米国の3つの世論調査の分析によれば、米国民の強い世論の支持を得て、中共の台頭はワーテルローになる可能性があると。江派の中共前雲南省書記秦光榮は起訴された。彼はかつて周永康の息子に数百億の鉱物資源の権利を与えた。秦光榮は法輪功学習者を積極的に迫害し、国際人権機関の非難の対象である。

中共は現状維持を打破してきているのだから、自由で民主的な国も中国との約束を頑なに守る必要はありません。日本も台湾といつでも国交が恢復できるように準備して置いたら。経済界は反対しないことというか、いい加減目覚めて大陸から撤退すべきでしょう。

2週間以内に訪台する国務省のOudkirk

https://hk.aboluowang.com/2019/0928/1348899.html

酒井氏の記事はいつも新しい視点を提供して面白い。最後に出てくるサンダースのプライベートジェット利用は左翼の言う「気候変動対策」が口だけというのを表しています。左翼はいつもきれいごとを言い、自分を棚に上げます。要は嘘つきということです。彼らに騙されないように、眉に唾を付けないと。

今度の大統領選では、白人と黒人の分断より高所得者と低所得者の分断の方が影響を与え、米国の労働者の就業を確保すると言っているトランプの方が民主党候補より分があるような気がします。ヘルスケア(医療保険)は低所得者の関心はあっても、気候変動についてはそれほどないのでは。バイデンの支持率は、真正のウクライナ疑惑のせいかどうかわかりませんが、落ちて、エリザベス・ウオーレンがトップとのことです。極左として名高い彼女ですから、トランプとしては戦いやすいかも。

9/23AFP<ウォーレン氏支持率、バイデン氏抜き初めてトップへ 米大統領選民主党候補争い>

https://www.afpbb.com/articles/-/3245821

9/26ロイター<ウォーレン氏が初めてバイデン氏抜き首位に、米民主党指名争い>

https://jp.reuters.com/article/us-democrats-warren-idJPKBN1WB07B

記事

第3回民主党大統領候補討論会が9月12日に開催されてから約2週間が過ぎた。米大統領選の争点は経済、移民、ヘルスケア(医療保険)、気候変動の4点に絞られつつあるが、民主党ではこの第3回討論会を境にもう1つの争点が浮上している。米国の古くて新しい問題「黒人差別」である。

 9月19日、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)と米ブルッキングス研究所は民主党と共和党に党員登録している人々を対象にしたアンケート調査を発表した(https://www.wsj.com/graphics/red-economy-blue-economy/)。このデータは、筆者も米国での大統領選挙のための分析で利用したことがある。米国では信頼のおける実態調査の1つだ。

 本稿では、このデータから描かれる民主・共和両党の姿を前提に、第3回討論会でブッカー上院議員が犯罪取り締まり問題で口火を切ったアフリカ系アメリカ人(以下、黒人と呼ぶ)への実質的な差別対策を考える。

黒人に対する警官の過度な取り締まりを批判したコリー・ブッカー上院議員(写真:ロイター/アフロ)

米国に存在する3つの分断

 日本人は一般的に「民主党は労働者・低所得者のための政党、共和党は資本家・高所得者のための政党」というイメージを持っている。

 だが、シリコンバレーを抱えるカリフォルニア州、シアトルのあるワシントン州、リベラルな知識層が多いといわれる東北部諸州を基盤とする民主党には、基本的に富裕層が多いという点を忘れがちだ。つまり、民主党は富裕層と共に黒人や白人の低所得者層を党員として抱えており、民主党内で富裕層と低所得者・貧困層とが分かれていることに思いが至らない。

 しかも、民主党がこの10年間(2008年から2018年まで)でさらに高学歴・高所得層のための党になっており、黒人や他の低所得者層と裕福な民主党員との間で党内の格差も広がっている。

 米国社会には、①白人と黒人の分断、②高所得者と低所得者(=高学歴と低学歴)の分断、③民主党内の裕福な白人層と黒人の分断――という3つの分断があるのだ。

共和党と民主党の支持者で拡大する格差

 それでは、WSJのデータに基づいて全体を俯瞰(ふかん)してみよう。

 まず、選挙区割りが詳細な下院選挙区における下院議員1人当たりのGDP(国内総生産)を過去10年で比較すると、民主党議員の選挙区ではGDPの平均が357億ドルから485億ドルと35%拡大した。半面、共和党議員の選挙区では332億ドルから325億ドルにわずかながら減少している。

 しかも、家計所得の中央値は、民主党が過去10年に年5万4000ドルから年6万1000ドルに13%上昇している一方、共和党は年5万5000ドルから5万3000ドルに縮小している。絶対額が逆転するだけでなく、両党支持者の所得格差は拡大しているのだ。

 大学の学部卒以上の学歴を持つ支持者の割合を見ると、民主党が28%から35%に拡大しているのに対して、共和党は26%から27%とほぼ横ばいだ。弁護士や公認会計士などの専門職や、IT(情報技術)関連に従事する人の割合は民主党が63%から71%に拡大したが、共和党は36%から28%に低下した。

 逆に、単純な製造業に従事する人の割合は、民主党が53%から43%に低下したのに対して、共和党は46%から56%の増加とシェアが逆転した。農業や鉱山関係労働者の割合も、民主党が46%から39%に低下した一方、共和党は53%から60%に上昇している。

 民主党は支持基盤の高学歴化の傾向が強まっており、世界的な産業革新の趨勢に好影響を受けているが、共和党はそういった変化から取り残されていることが分かる。日々、ニュースをにぎわせているGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)やAI(人工知能)、自動運転といった話は共和党支持者にとっては他人事だ。そのため、民主党候補がGAFAへの課税を強化すると発言したときは、高学歴層の多い民主党寄りも共和党支持者の心に響いた。最近、民主党候補による課税強化の対象はヘルスケア産業にシフトしつつある。

民主党にとって黒人差別撤廃は我が事か?

 さらに、党員に占める海外生まれの比率は同期間に民主党が15%から20%に上昇した一方、共和党は10%から8%に減少している。同様に、非白人も民主党が39%から49%に上昇したが、共和党は28%から27%に微減だった。2018年度では20%ポイントを超える差がある。

 民主党が移民受け入れに寛容なのは、その支持基盤が拡大しているためだ。全体として見れば、全米の平均以上に優秀な移民が米国に来て成功するモデルを民主党内で実現しているため、それと正反対の政策を取るトランプ大統領と対立するのは至極当然なことだ。

 民主党はトランプ大統領が自身の支持基盤のための政策を打つと批判するが、自分たちの支持基盤のための政策を追求するという点では同じである。

 こういった民主党と共和党の差に加えて、今回のデータから浮き彫りになるのは、民主党の富裕層にとって、黒人差別撤廃の取り組みが自分たちのものではなく、同じ政党内の哀れな弱者救済のための政策にすぎないという現実だ。だからこそ、第1回討論会でハリス上院議員は自身の子供のときの実体験を基に、人種差別に対するバイデン前副大統領の過去の言動を批判したのだ。

求めているのは実質的な差別の撤廃

 米国の歴史上、黒人の候補者が一つの大統領選挙で有力候補者として3人も名乗りを上げるというのは初めてのことだ。しかも、彼らは貧困を抜け出した黒人の成功体験を体現した存在である。今回の大統領選に出馬した黒人候補はアメリカン・ドリームの体現者として黒人差別撤廃を訴えている。それ故に、米国の黒人指導者層は盛り上がっている。

 第3回討論会には、白人以外としてアジア系アメリカ人が1人いた。ただ、実業家で知られるヤン候補は、両親ともに大学院卒で、本人もアイビーリーグの大学院を出ている。そのため、メディアはヤン候補を人種差別を受けたマイノリティーとは見なしていない。実際、第3回討論会で司会者はヤン候補に差別問題について質問しなかった。

 黒人の3議員が主張するのは、表面的な法の下での平等だけでなく、実質的な差別の撤廃である。

 その1つとして話題になっているのは警察による黒人取り締まりだ。犯罪の現場では黒人が多く逮捕され、有罪となるケースが多い。現に、犯罪における黒人比率がデータ上高く、そのために「黒人=犯罪者」という認識になって黒人がさらに逮捕されるという悪循環を起こしているという指摘だ。

 ただ、黒人による犯罪の約7割は黒人が犠牲者であり、事件は同じ人種間で起きている。黒人の街で黒人の犯罪が、白人の街で白人の犯罪が起きているというのが米国の特徴だ。このため、黒人による犯罪が多い街での問題はそれ以外の地域で活動する人にはあまり関心がなく、警察官の思い込みによる恣意性が働きやすいと民主党候補は主張する。

1960年代から始まった白人と黒人の分断

 奴隷解放の立役者として有名な共和党のリンカーン大統領は、南北戦争が事実上終結した後に暗殺されている。その遺志を継いだのは、民主党のアンドリュー・ジョンソン大統領だった。

 彼は1866年に公民権法を制定するが、一方で実質的な黒人差別を認める「Black Code」(南部9州が制定した州法)を支持するなど、言動がちぐはぐだった。このため、彼は共和党に弾劾裁判を起こされる。この初期の迷走が、戦争までして実現した奴隷解放のアナウンスメント効果を相殺してしまった。米国でもこの点を指摘する歴史学者は少なくない。

 例えば、2015年まで南部各州では州議会議事堂に南部連邦の旗を掲揚していた。これは最初の公民権法導入時に、その穴となる州法を認めたことに由来すると説明する歴史学者がいる。父ブッシュ大統領の告別式が行われたワシントンDCの国立大聖堂のステンドグラスにも、2016年まで同じ模様の旗が掲げられていた。

 黒人差別撤廃に向けたもう1人の立役者は、南北戦争から約100年後に就任したリンドン・ジョンソン大統領である。ちょうど、ハリス上院議員が生まれた頃の大統領だ。

 彼は1964年と1968年の2回にわたり新公民権法を制定した。また、反貧困に尽力して「Great Society(偉大な社会)」の実現を目指した。サンダース上院議員が主張する「メディケアを全国民に」のメディケアを作ったのも彼だ。

 ただ、形式的な差別こそ減ったものの、経済的な人種間不平等が新たな不満となり黒人暴動が増えた。他方、奴隷だった黒人が権利を主張することに不満の白人も少なくなく、米国社会は不安定さを増していった。

 この実情を調べたカーナー委員会は1968年2月末に、「米国は白人と黒人の、別々で不平等な2つの社会に分かれようとしている」との結論を出した。今、世間を騒がせている米国社会の分断は、実はこのときから始まった。

オバマ前大統領の特異性

 アンドリューとリンドンという2人のジョンソン大統領については多くの研究がなされているが、外国人である日本人には評価が難しい。というのも、この2人が大統領就任前に副大統領に選ばれた理由は、選挙に勝つために南部の票を固めることにあった。すなわち、この2人は前任の大統領の暗殺によって突如として後を継ぐことになったが、ともにディープな南部人だったこともあり、リンカーンとケネディが持っていた奴隷解放の思想をよく理解していなかったと思われるためだ。

 公民権運動などの結果、黒人差別問題は白人の低所得層と共有する貧困・低所得の問題と重なって今に至っている。所得格差、ヘルスケア、移民など民主党が主張する大半の政策に黒人差別問題が含まれている。

 オバマ前大統領は父親が米国に留学したケニア人で母親が白人なので、厳密には黒人ではない。黒人奴隷の子孫の血も流れていない。また、2004年の大統領選の際に民主党大会でスピーチの場を与えられるなど、今回の黒人3候補とは異なり、最初から民主党全国委員会が敷いた路線を走ってきた政治家と言える。

 オバマ前大統領は、その能力の高さも含めて特異な存在だったのだ。

白人と黒人の所得格差はオバマ時代に拡大

 トランプ大統領が拡大させたという批判が根強い分断は、実はオバマ前大統領時代に始まっていたという指摘も少なくない。格差もオバマ前大統領の時代に拡大している。2008年から2018年の10年間で、黒人と白人の家計所得の中央値の変化を見ると、黒人は最低所得層5%で年6800ドルから年7500ドルに、トップ5%では19万2000ドルから25万ドルに増えている。

 これに対して白人は最低所得層5%が1万3000ドルから1万6000ドルに、トップ5%では31万4000ドルから44万6000ドルと、絶対値でも過去10年間の上昇幅でも白人と黒人の格差が広がっている。

 同時に、白人間でも格差が広がっていることが見て取れる。

 黒人のために働くと期待された大統領の下で起こったこの事実は、一般的な黒人の不満につながっているといわれている。今回の民主党候補のほとんどがオバマ政権の政策を評価せず、バイデン前副大統領でさえも一定の距離があったことを示そうとしているのはそのためだ。トランプ流に言えば、黒人が起こす問題の原因を作ったのはオバマ前大統領だということになる。

人種差別問題を撤廃しなければならないのは、万国共通の課題である。トランプ大統領とてこれには反対していない。問題は、民主党の黒人差別撤廃に向けた政策が大統領選挙でどのような結果になっていくかだ。

 以下のリンク(https://www.brookings.edu/blog/the-avenue/2019/09/10/america-has-two-economies-and-theyre-diverging-fast//)にあるように、ブルッキングス研究所は下院議員のいる地区の数をマッピングしている。それによると、過去10年の間に共和党を支持する地域が拡大していることが見て取れる。

 これから推測すると、トランプ大統領はメディアが俗に言う「岩盤支持層」にフォーカスした政策をしているというよりも、IT化やハイテク化の進んだ東西の沿岸部と大都市圏を除いた全ての米国民を対象としていることが分かる。トランプ大統領は、2016年に民主党のクリントン候補と接戦を演じた州を含め勝利の可能性がある州と、絶対に勝てない州を分けているということだ。

 大統領選に向けた民主党の候補者指名争いから離脱したデブラシオ・ニューヨーク市長によれば、オートメーション化で職を失う人数は3600万人。既述のWSJのデータに照らして考えると、共和党支持者の方が打撃は大きいが、民主党支持者もかなりの影響を受ける。それを考えれば、トランプ大統領の政策が全米への対策としても的を射たものだと分かる。

日米貿易交渉でコメを無視した理由

 一例を挙げれば、日米貿易交渉で日本に対してトウモロコシの輸入を要求した一方、コメの輸入への厳しい要求をせず、日本の専門家から不思議がられた。

 これもトランプ流に考えれば、トウモロコシ農家の期待に応えることで、2016年の選挙でクリントン候補に負けたイリノイ州やミネソタ州、最初に予備選がスタートするアイオワ州などの農家に手を差し伸べる一方、勝ち目の全くないカリフォルニア州のコメには目を向けなかったということも言える。

 なお、裕福な層が増えた民主党は気候変動問題で1つ失敗を犯した。8月末に発生した大型ハリケーンがバハマを直撃した後、米国南東部の沿岸地域を襲ったときに「これは気候変動の問題だ」と騒いだ議員がいたのだ。これで、有権者に高みの見物のような印象を与えてしまった。

 一方、共和党は問題の所在の議論ではなく被害者を救うことが大切だと主張、トランプ大統領など共和党の幹部が被害の大きかったノースカロライナ州を訪問した。その後、9月10日に実施された同州での2つの補欠選挙で連勝している。特にそのうちの一つはリベラル・メディアの予想を覆した勝利だった。

 データが示す通り、高学歴化・高所得化した民主党は弱者救済と口では言っても、トランプ大統領ほどの真剣さがあるのかが来年の本選に向けて問われることとなる。ちなみに、「庶民のため」が旗印で、気候変動対策で化石燃料の全廃を訴えるサンダース上院議員も、プライベートジェットを使って全国遊説を行っている。これも、共和党からの批判の種である。

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『香港危機で「米韓同盟」は死に体へ、「米台同盟」が現実化する理由』(9/25ダイヤモンドオンライン 茂木誠)について

9/26希望之声<华日:如果用道听途说可以举报川普 以后民主党总统也在劫难逃=WSJ:伝聞を使ってトランプを摘発通報できるなら、今後民主党が大統領を出しても逃がれるのは難しい>WSJは9/26(木)、トランプ大統領とウクライナ大統領の間の「電話ゲート」事件について社説を発表した。トランプ大統領は法律に違反していないと思われ、民主党がしたすべてのことは、トランプ大統領を弾劾することであったが、酷いレベルで証拠不十分である。 WSJ社説はまた、「もし役人がトランプを好きでない場合、彼は伝聞に基づいて苦情を申し立てることができ、将来の民主党大統領も逃がれるのは難しい」と指摘した。

言ってみれば、民主党は党利党略で事件を捏造しているのでは。それだけトランプ政権が続くと自分たちの不正がばれることを恐れているのでしょう。正義の鉄槌が下されるべき。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/09/26/n3213186.html

9/27阿波羅新聞網<被揭虚构举报川普内容 众院情报委主席改口称是恶搞=トランプへの虚偽の通報は晒される 下院情報委員会委員長が説明を改めたのは、パロデイだから>9/26(木)、米国下院情報委員会委員長のAdam Schiffは、虚偽の「電話ゲート」通報の内容について広く批判され、彼自身はトランプ大統領とウクライナ大統領との電話記録はパロデイと認めざるを得なかった。

本当に米国民主党は頭が悪い。直ぐに反駁されるようなことを何故持ち出すのか?メデイアが味方していると思っているからでしょうけど。日本の野党と日本のメデイアのレベルもひどいものです。米国がまだ健全なのは、きちんと保守派の意見を述べるメデイアがありますので。日本には産経しかありません。

Adam Schiff

カリフォルニア州共和党下院議員のEllse Stefanik

The Washington Examiner の主筆Seth Mandel

https://www.aboluowang.com/2019/0927/1348392.html

9/27阿波羅新聞網<美听证会 前高官:共产党杀的中国人比任何一个组织都要多=米国聴聞会 前高官:共産党が殺した中国人の数は他のどの組織よりも多い>前米国家安全保障顧問であるStephen J. Yatesは聴聞会での証言で、「中国には無数の善良な人々がいて、尊敬と研究に値する数千年の歴史と文化があるが、中共はこれらとは一切何の関係もない。中共は、最も“非中国”の組織であり、共産党は他のどの組織よりも多くの中国人を殺した。共産党は、他のどの組織よりも中国人から多くの富と機会を略奪する。中国の価値に最も反対しているのは中共である」と。

一般の米国人と一般の日本人もこの程度のことは知っておいた方が良い。

左がStephen J. Yates、右は前香港立法会議員・羅冠聡

https://www.aboluowang.com/2019/0927/1348289.html

9/26希望之声<新疆集中营恐怖内情 :囚室入地20米 内设铁笼 人如鸟兽=新疆の強制収容所でのテロの状況:囚人室は地下20メートルで鉄の檻が設けられ、鳥や獣のような扱い>中共は新疆に労働改造キャンプ(再教育キャンプとして知られている)を設立し、何百万人もの人々を違法に拘留している。 先日、釈放された2人のカザフスタン人は、「新疆の強制収容所は地下20メートルにあり、被拘禁者は鳥や獣のように6つの鉄の檻に閉じ込められている。中には強制的に注射されたり、未知のワクチンなどを接種されたり、子供を産めなくなった人もいる」と述べた。

人権侵害どころではありません。明らかに、人種差別で収容所送りしています。この21世紀にです。如何に共産主義が恐ろしいかです。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/09/27/n3213915.html

茂木氏の記事では、米国は韓国を見捨て、台湾と同盟を結ぶという見立てです。そうなると共産主義の防波堤が38度線から対馬まで下がることになり、日本もそれに見合った防衛力を構築しなければなりません。サウジへのドローン攻撃を見れば、ミサイルやロケット弾への防御だけ考えていたのでは国民・国土は守れないし、抑止力としての攻撃型武器(核ミサイルを含む)を持つ必要があります。

日本人はもっと真剣に国際関係を眺め回し、自民族の生存に関心を持つようにしませんと。日本のマスメデイアのように常に政府のやることを非難し、特定アジアの味方をして、大事なことに目を逸らすやり方に騙されていたのでは。

日本も米国と一緒に台湾と同盟を結ぶべきです。国民党が中共寄りの問題はありますが。米国が後ろ盾になれば、逆に中共に通じるものはスパイとして扱われるのでは。日本もそれに合わせ、スパイ防止法を通過させるべきです。

記事

Photo:JIJI

米中貿易戦争や、韓国文在寅政権の北朝鮮への肩入れ行為など、東アジア情勢からは目が離せません。今後、東アジア諸国の関係はどのように変化していくのでしょうか?今回は、韓国と台湾の問題について、駿台予備学校・世界史科講師の茂木誠氏が解説します。

中国史に名を刻むため、習近平は台湾統一を目指す

 香港で逮捕された被疑者を中国本土に送還できるようにする「逃亡犯条例」の改正案とそれに反対する香港市民の大規模デモ。習近平政権の意向を受けて対話を拒否し、警察による武力弾圧を命じた林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は9月4日に記者会見し、「逃亡犯条例」改正案の完全撤回を明言しました。

 しかし、市民側が要求する林鄭行政長官自身の辞任、行政長官の直接選挙、警察の責任追及、「暴徒」として拘束されている市民の釈放は拒否し、問題解決には程遠い状況です。今年10月1日の国慶節(建国記念日)は、中華人民共和国の建国70周年記念日にあたるため、習近平政権は国家の威信をかけて「香港の治安回復」を強行するでしょう。この1週間は香港から目が離せません。

 習近平が香港の先に見据えているのが台湾です。中国共産党の歴史観では、「台湾の主権はカイロ宣言に基づいて日本から中国に移ったが、その後、反乱軍である中国国民党政権の占領下に置かれたままで、中華人民共和国の行政権が及んでいない。したがって1日も早く台湾を占領し、祖国に復帰させなければならない」という論法になります。香港返還協定を実現した鄧小平が称賛されたように、「台湾の祖国復帰」を実現すれば、習近平は歴史に名を刻むことができます。

 ところが国民党政府は1980年代に戒厳令を廃止し、その後の台湾は民主化されてしまいました。大統領に当たる総統は国民の直接選挙で選ばれ、親中派の国民党と独立志向派の民進党が交互に総統を出しています。「台湾が反乱軍の占領下にある」という論法はもはや通用せず、台湾の民族自決権は台湾人自身が握っているのです。現在の台湾総統は蔡英文。独立志向派の民進党の総統です。この蔡英文総統が再選をかける総統選挙が、来年1月に迫っています。

米国は台湾関係法改正とF-16戦闘機売却を決定

 1972年のニクソン訪中以来、米国は台湾から中華人民共和国へと乗り換え、北京政府の「1つの中国」という原則に理解を示し、台湾との外交関係を断ちました。その一方で、米国議会は台湾関係法を制定し、「連絡事務所」の名目で事実上の大使館を維持し、軍事援助も継続してきました。いわば二股をかけてきたのです。

 地政学的に見れば、台湾とフィリピンの間のバシー海峡は、東シナ海と西太平洋を結ぶチョークポイント(戦略的要地)であり、中東から日本に石油や天然ガスが運ばれるシーレーンです。中国人民解放軍が台湾に進駐すれば、沖縄やフィリピン、グアムの米軍に重大な脅威を与え、日本経済の命綱をも握ることになるでしょう。台湾の地政学上の重要性については、拙著『日本人が知るべき東アジアの地政学』でも解説しています。興味のある方はぜひご一読ください。

 習近平政権が南シナ海で展開したサンゴ礁の領土化作戦は、米国防総省を警戒させるのに十分でした。トランプ政権になってからの米国は、中国の軍事的台頭を警戒して台湾側への傾斜を強めています。米国議会は台湾旅行法を成立させて台湾要人と米国要人の相互往来を可能にしました。国務省は最新鋭のF-16戦闘機を66機、台湾へ売却することを承認しました。

 これは習近平政権にとっては由々しき事態です。しかし、中国人民解放軍が「台湾のリーダーは選挙で交代する」という現実を無視して占領すれば、台湾人の激しい抵抗を招くどころか、民主国家を武力で圧殺した独裁政権として、中国は西側諸国から糾弾され、制裁を受けるでしょう。米国トランプ政権による貿易戦争で、すでに青息吐息の中国経済が西側諸国全体を敵に回したらどうなるか、「終身国家主席」習近平の側近たちも、その程度の政治判断はできるでしょう。

香港デモは台湾人の独立心を刺激、中国が仕掛けた「世論戦」は敗北間近

 とすれば、習近平政権は、台湾人自身が「中国復帰」を選択し、親中派の総統を選出するように台湾世論を誘導していくしかありません。いわゆる「世論戦」です。そのために中国はツメを隠して紳士的に振る舞い、「中国に復帰しても台湾の今の体制は変わらない、何も心配ないのだ」、と宣伝する必要があります。そこで習近平は「台湾の一国二制度」を打ち出しました。今年(2019年)、年頭の挨拶で習近平は、台湾政策に関する5大原則を発表しています。

・台湾との平和統一を実現する。
・「一国二制度」を台湾に適用する。
・外国の干渉と「台湾独立」分子を排除するため、武力行使をも放棄しない。
・中台の経済的な一体化を進め、平和統一への地ならしをする。
・「中華民族意識」を高め、台湾青年への工作を強める。

この段階で香港の騒乱はまだ始まっておらず、「一国二制度」は少なくとも表面的には上手くいっているように見えました。香港程度の自由を謳歌できるのなら、台湾が中国にのみ込まれても問題ないのではないかという楽観論が、台湾でも一定の支持を集めていました。台湾の経済は日本以上に中国に依存しており、政治的独立より、経済的利益を重視する経済界は基本的に親中派です。

 日本のシャープを買収して話題になった鴻海(ホンハイ)精密工業(以下、ホンハイ)会長の郭台銘(テリー・ゴウ)が、4月に国民党の総裁候補として名乗り出た時、与党民進党の党内対立で蔡英文総統は指導力を失い、来年の総統選での再選が危ぶまれていました。ホンハイは中国国内にiPhone製造工場などを展開して100万人を雇用している台湾企業です。彼自身の政治思想はともかく、中国共産党に首根っこをつかまれていることは間違いありません。習近平の「世論戦」通りに、台湾は中国との平和統一、一国二制度へ舵を切ろうとしていました。

 この流れに急ブレーキをかけたのが、6月に始まった香港の騒乱でした。蔡英文総統はいち早く香港市民にエールを送り、自身のフェイスブックで「一国二制度は失敗だった」と断じました。これまで一国二制度に幻想を抱いていた台湾の無党派層は、香港警察によるデモ隊弾圧の映像を見て冷や水を浴びせられ、ホンハイ会長の郭台銘の支持率は失速し、総統候補を決める7月の国民党予備選で敗退しました。

 逆に追い風を受けた民進党は党内対立を乗り越え、蔡英文総統の再選へ向けて意気軒昂です。香港の運命はいまだ不透明ですが、独裁に反対する香港市民の行動が東アジア全体、特に台湾に大きな影響を与え、歴史を動かしたことは間違いありません。

韓国は見捨てるが台湾は見捨てない

「独裁から自由へ」という東アジアの大きな歴史の流れに背を向けているのが韓国です。選挙で選ばれた文在寅政権は、一度も選挙で指導者を選んだことのない北朝鮮との「祖国統一」に邁進しています。金大中政権時代の文在寅が、朝鮮労働党員として当時の北の指導者・金正日に忠誠を誓う文書に署名している史料も出てきました(「月刊Hanada」 2019年10月号 篠原常一郎氏の記事)。その真偽を確かめる手段を私は持ちませんが、「さもありなん」と思います。

 文在寅政権は、同じ自由主義陣営だったはずの日本との関係を、「歴史カード」を振りかざして破壊し続けています。自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射、日本製高純度フッ化水素の横流し黙認、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄、竹島での韓国軍の上陸訓練……日本が憲法上「平和を愛する諸国民の公正と信義」に自らの安全を委ね、「戦争のできない国」だから「遺憾の意」で済んでいますが、まともな主権国家であったら韓国を経済制裁の対象にしているでしょう。

 文在寅政権の最終目標は、米韓同盟の破棄と在韓米軍の撤収です。8月末、韓国の国家安全保障会議(NSC)は、米軍基地の早期返還を求めることで合意しました。朝鮮戦争で北朝鮮軍の南侵から韓国を守った米軍に、「出て行け」といっているわけです。

韓国の挑発に対してトランプ政権はどう出るか?

「よし、わかった。出て行こう」と応えるでしょう。トランプは当選前から在外米軍基地の縮小と、同盟国の負担増を繰り返し主張しています。7月にフランス・ビアリッツで開かれたG7首脳会合でのことです。トランプ・安倍会談でトランプは、米韓合同演習を「戦争ゲームだ」と非難する金正恩の手紙を紹介し、「私もあれ(合同演習)はカネの無駄だと思う」と発言しています。

 ニクソンからオバマまでの米国の歴代政権は、「米韓同盟は死守するが、台湾への中国の浸透は黙認する」という立場を取ってきました。しかしトランプ政権はこれを逆転させ、「台湾を同盟国として扱い、韓国への北朝鮮の浸透は黙認する」という方向に切り替えたのです。

「韓国は見捨てるが、台湾は見捨てない」というトランプ政権の決定が、習近平政権とのすり合わせの上に行われた決定なのか。「台湾との統一」で歴史に名を刻みたい習近平が、これを容認するとは思えません。だとすれば、米中関係は今後ますます悪化するでしょう。

 もはや米韓同盟は死に体となり、代わりに米台同盟が浮上します。この東アジアの激動期に(1)日本はどう動くべきか?(2)中国に関する軍事情報の共有のため、日台軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結すべきか?(3)自衛隊の台湾駐留は可能か?――等々、考えるべきことはたくさんあります。もはや韓国に関わっている暇はないのです。

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