今回の衆院選の比例での投票先について、10/10NHKニュース 20:41<各党の支持率 NHK世論調査>。似非保守の希望が失速しているのが分かります。
北朝鮮情勢は緊迫の度を高めています。英国は北朝鮮向けに戦争計画を作成。国防長官は「英国は平壤の長距離核ミサイル計画の危機に直面している。北朝鮮のミサイル打ち上げ時、ロンドンはロスより近い」と発言。「北朝鮮について英国は地球規模での連合軍の一部であり、何ができるかは分かっている」と海軍関係者。
10/9The Telegraph <Britain ‘draws up battle plan for war with North Korea’>
10/10中国観察<川普暗示對朝動武 馬蒂斯:美軍必須做好準備(圖)>マテイスは陸軍協会で「未来がどうなるか、誰にもわからない。キチンと準備をしておくように。大統領の号令一下動けるように」と発言。今は嵐の前の静けさで、トランプは北に対する武力攻撃を考えているように見える。
10/9産経ニュース<マティス国防長官、陸軍将兵に「大統領の軍事的選択に備えよ」「将来は誰も分からない…」>
http://www.sankei.com/world/news/171010/wor1710100019-n1.html
10/9朝鮮日報<米空母ルーズベルト出港、レーガン号と同時に朝鮮半島展開も 米サンディエゴを出港して西へ…北朝鮮への武力誇示か注目>。空母ルーズベルトとロナルド・レーガンが朝鮮半島に展開するかもしれないとのこと。米軍の攻撃は年内にもあるかもしれません。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/09/2017100901657.html?ent_rank_news
10/10ぼやきくっくり 10/9 虎ノ門ニュース 青山繁晴氏<(7)トランプ氏「嵐の前の静寂」軍高官との会合で(10)核廃絶国際NGOにノーベル平和賞(11)核攻撃なら東京・ソウル死者210万人 米大推計>。金正恩の亡命についても触れられています。ただ、亡命後の北の管理で米中露が揉めそうな気もしますが。日本への脅威除去かつ平和的解決法としてはこれが一番理想かと。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2110.html#sequel
高濱氏記事で、トランプから目の仇にされたリトルケイテイの話が出ていますが、少なくとも彼女は事実を記事にして勝負しています。日本の記者は男性を含め、事実に基づかない、或は角度を付けた報道が大部分でしょう。ジャーナリスト失格者が大手を振るって活躍できる所に日本の大きな問題があります。東京新聞の望月衣塑子は安倍首相に対し、くだらない質問を延々とし、官邸から注意を受けたことに対し、そのことを産経新聞が報じたため、「官邸からのリーク」と発言、産経新聞の抗議に謝罪しました。事実確認は仕事をする上での基本です。こんな女性がトランプの相手になるとは思えません。女性の政治家や新聞記者を見ていると地に足がついていないと感じます。虚業しか知らないのかと。
また毎日新聞の倉重や朝日新聞の坪井もひどすぎです。記者と言う以前に人間としての常識を身につけたほうが良いでしょう。倉重は安倍首相に「あなた」呼ばわりです。毎日の会長・社長に対して同じ言葉使いしてみたらよい。所詮会長・社長なんて限られた人数の中から選ばれた人です。首相は国民から選ばれた人です。どちらに敬意を払うべきかは、一目瞭然。譬え個人的に嫌いであってもそう振る舞うのが大人の流儀でしょう。幼児が其の儘大人になったとしか思えない。坪井は坪井で平気で嘘をつきます。まあ、中共に思い入れのある朝日の社員ですからさもありなんですが。
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-6828.html
http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/08/shinzo-abe_a_23236724/
http://www.sankei.com/politics/news/171008/plt1710080094-n1.html
記事
米フロリダ州ウェストパームビーチで、ドナルド・トランプ氏の選挙集会に先立ち集まった同氏の支持者ら(2016年10月13日撮影)。(c)AFP/Leila MACOR 〔AFPBB News〕
トランプが有名にした2人の女性ジャーナリスト
米国のドナルド・トランプ大統領が誕生してから11か月目に入った。大統領選中の暴言は収まるどころか、ますます冴えわたっている。
北朝鮮の金正恩労働党委員長を「リトル・ロケットマン」と黄色人種蔑視的嘲りを繰り返し、ハリケーンに見舞われたプエルトリコのカルメン・ユリン・クルーズ・サンファン市長(女性)を「行政能力ゼロ」とバッサリ。
その一方で自分の言うことをよく聞く(?)安倍晋三首相には「シンゾーは真の友」と持ち上げる。
難しい御仁だ。
そのトランプ大統領が来月には来日する。私たち日本人としてはなかなか厄介な国賓を迎えることになる。天皇皇后両陛下との会見の席で何を言い出すのか、心配する在米日本外交筋もいる。
トランプ大統領は「女性蔑視」だと言われるが、男尊女卑の東洋思想から見てもどの程度なのか。
その「女性蔑視度」を身をもって体験した女性の本が出た。大統領選を通してトランプ氏を密着取材してきた女性記者の「番日誌」である。
トランプ大統領の嫌いなものは、自分を批判するマスコミと小うるさい女性らしい。そのことを「徹底的に嫌われた側」から暴露した本だ。
著者は、NBCテレビの「トランプ番記者」、ケイティ・ターさん(33)。
タイトルは、「Unbelievable :My Front-Row Seat to the Craziest Campaign in American History」(信じ難いお話:最前列の記者席から見た史上最もクレイジーな大統領選)。
確かに、本書を読む限り、トランプ氏は小柄で、知的な女性はお嫌いなようだ。そう言われてみれば、メラニア夫人にしても愛嬢のイバンカさんにしてもすらりとした見目麗しい長身の女性だ。
トランプ氏に徹底的にいじめられたターさんは小柄でチャーミングなキャリアウーマンだ。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校を卒業後、NBCに入った才女だ。両親はともにリベラル派ジャーナリスト。おそらくトランプ氏が最も嫌うタイプだった。
ところが、皮肉なことに、米国ではトランプ氏に嫌われ、中傷されることが女性ジャーナリストには「出世」への登竜門になってきた。
トランプ大統領に目の敵にされ、個人攻撃されたがゆえに一躍「有名人」になった女性ジャーナリストは、著者が初めてではない。
先輩格には、フォックス・ニュースのメイガン・ケリーさん(46)*1がいる。
2015年8月、フォックス・ニュース主催の共和党大統領候補10人による公開討論会の司会をしたとき、トランプ氏に厳しい質問を浴びせた。
「あなたは好みでない女性に対して、太った豚、犬、のろま、むかつく四つ足などと呼んでいるそうですね。本当ですか」
トランプ氏は言葉を失い、その場は何とかはぐらかしたが、その夜、ツィッターで怒りを爆発させた。
「あの女の目から血が滲み出ていた。目だけじゃない。体中から血が噴き出していたよ」(「あの女は生理日で精神状態が正常ではなかったんだ」という意味である)
*1=「トランプが最も恐れる美熟女キャスター」(JBpress、 1/10/2017、 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48865)
男性ジャーナリストたちがトランプ氏の女性蔑視発言、いわばセクハラ発言を黙認(?)している中で、独り敢然と立ち上がったメイガンさんに反トランプの女性たちからやんやの歓声が上がったことは言うまでもない。
これを機にケリーさんは超有名人となり、今年春からNBCテレビに移籍、アンカーウーマンとして年収2000万ドル(約23億4000万円)を稼いでいる。
トランプに最初から目の敵にされた「リトル・ケイティ」
女性記者にとってはまさに群雄割拠のテレビ・ジャーナリズム界にあって、主要ニュース番組のキャスターになったり、入社10年程度で本を著すのは至難の業。
その意味では、ターさんにとってはトランプ氏に徹底的にいじめられたことが今回の著作に繋がった。
ターさんがトランプ氏の密着取材を担当したのは2015年、ロンドン特派員を終えてニューヨークの本社に復帰してすぐだった。
NBCテレビは先の大統領選に立候補した民主共和両党候補につく「番記者」すべてに女性記者を配した。
そこでターさんには、まず共和党大統領に指名される確率は極めて低いと思われていた泡沫候補・トランプ氏の担当というアサインメントが回ってきた。
トランプ氏が彼女に最初に目をつけたのは、2015年12月5日夜。
ター記者が「トランプ氏はノースカロライナ州ラリーで会場に集まった反トランプ派分子が10回にわたり、ヤジを飛ばして演説ができなくなり、護衛に守られながら途中で退場せざるを得なかった」と報じたことからだった。
ただし、この事件はター記者だけでなく、CBSの番記者も同時に報じていた。このニュースを見たトランプ氏は激怒。その直後、4分間の間に4回もツイート。
「反対派の抗議で俺が演説できなくなり、退散した、だと。冗談じゃない」「この女性記者はあることないこと、ツイートする。けしからん」
それ以後、行く先々の集会で、ター記者を名指しでなじったり、嘘つき呼ばわりし続けた。
サウスカロライナ州の集会では、彼女を見つけるや、壇上から「見てみろ。あそこにいる女性記者は嘘ばかり報道しているんだ」と支持者に訴えた。
熱狂的なトランプ支持者の白人の男たちは、記者席にいるター記者を取り囲み、今にも危害を加えかねない場面まであったという。それ以後、NBCテレビはター記者に護衛をつけるという異例の措置を取った。
大統領候補が同行記者を公衆の面前でこれほど誹謗中傷するとは・・・。まさに本のタイトルにある「Unbelievable」(信じ難いこと)が2016年大統領選では起こっていた。
ター記者はこう書いている。
「考えてみてほしい。もしあなたがジャーナリストで自分の同僚や上司から『お前の書いていることはデタラメだ』と言われたらどうするだろう。誤報はジャーナリストにとっては死の宣告を受けるようなものだ」
「もっと深刻なのは、演説会場のトランプ支持者たちの前で実名を挙げて罵られ、熱狂的なトランプ支持者から危害を加えかねない状況にすら置かれたことだ」
「トランプ氏が私を名指しで攻撃したためにスマートフォンには私を誹謗中傷するメールが洪水のように押し寄せてきた」
「トランプ氏は、ツイッターで、『ターは誤報しか書けない三流記者だ』『よくそれでテレビ記者が務まるな』『お前はクビだ』と書き続けた」
「砂被り」でトランプの独り相撲を見ていたケイティ
ター記者は、トランプ氏に連日のようにやり玉に挙げられながらも弱音は吐かなかった。トランプ氏に同行し、行く先々からトランプ氏の一挙手一投足を報道した。
ター記者の番日誌はトランプ氏が大統領選で当選するところで終わっている。
これまでにもトランプ氏が勝利した2016年の大統領選を振り返った本は、ジョナソン・アレンとエイミー・パーネス共著の『Shattered』、ジョシュア・グリーンの『Devil’s Bargain』*2などがある。
しかしター記者の本は、大相撲で言えば、「砂被り」にどっかと腰を下ろし、トランプ氏の「独り相撲」を観戦し、書き留めた「番日誌」。それだけに臨場感がほとばしっている。
これから大統領になるかもしれないトランプ氏に名前も顔も覚えられ、公衆の面前で面罵されながらも最後の最後までトランプ氏に食らいついた記者魂は「あっぱれ」としか言いようがない。
*2=「苦悩のトランプが頼り切るバノンの特務」(JBPress, 7/25/2017 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50601)
もう1つ、ター記者が優れたジャーナリストであることの証明は、これだけトランプ氏に面罵されながらも、「トランプは必ず大統領選に勝利する」と予見していた、ジャーナリストとしての本質を見抜く力だ。
大統領選投開票日寸前で「トランプ当選」を予言した米ジャーナリストはター記者以外それほどはいない。
普通なら、取材対象者からこれだけひどい扱いを受ければ、ネガティブな感情移入が入り、トランプ氏を過小評価してもおかしくないはずだ。
しかしター記者は行く先々目撃した一般大衆の熱気を感じ取り、トランプ氏が勝つことを確信していたのだ。
日本の女性記者はトランプに一泡吹かせられるか
ター記者は、本書の中で今のテレビの政治報道の在り方についても現場からの厳しい目を向けている。
「視聴率だけを上げれば何でもありのテレビ・ジャーナリズム。トランプ報道に見られるように『面白ければ何でもいい』というのではなく、テレビ報道は刻々と移り変わる歴史を記録していることを再確認するべきだと思う」
テレビの大統領選報道について業界トップの1人、CBSのレス・ムーンべス会長は、こんな「名言」(迷言?)を吐いている。
「トランプはアメリカにとっては良くないかもしれない。だがトランプはわが社、わが業界にとっては(視聴率が上がるから)物凄くありがたい存在だった」
来日するトランプ大統領を日本のテレビはどう報ずるのか。
東京特派員を経験したことのある米主要テレビ局のジャーナリストの1人は、筆者にこうコメントした。
「日本にはメイガンやターのような女性ジャーナリストは育っているのだろうか。もしそんな記者が記者会見でトランプに一泡吹かせるような質問をしたら度肝を抜かれるだろうな」
「しょせんトランプは日本は男尊女卑の国と高を括って東京に乗り込むはずだから・・・」
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