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『世界有数の頭脳を持つ国際政治学者が「ウクライナ戦争は交渉では絶対に終わらない」と予測する納得の理由』(7/20現代ビジネス 塩原俊彦)について
7/21The Gateway Pundit<WATCH: Trump Nukes ABC Reporter Over Iran Question: “They’re Getting Decimated. You Don’t Get That When You Listen to Your Fake Station”= 動画:トランプはイラン問題に関するABC記者の質問を激しく非難:「イランは壊滅状態だ。お前らの偽放送局を聞いていると、そんなことは分からないだろう」>
イラン戦争はずっと続く感じ。ガソリンの値上げ等、中間選挙にどう影響するか?ホルムズだけでなくフーシ派がイエメン沖の海上封鎖に踏み切れば、米軍は介入し、戦争は拡大する。イラン連合軍VS米国+湾岸諸国の構図になるか?
トランプ大統領は記者を激しく非難し、イランが戦闘を停止する「兆候はない」と述べ、自身には戦争を終結させる計画がないことを示唆した。
トランプ氏はABCのメアリー・ブルース氏に対し、「イランは壊滅的な打撃を受けている。偽の放送局を聞いていると、そんなことは分からないだろう」と語った。
「イランが戦闘を停止する兆候は全く見られない。では、計画はどうなっているのか?彼らが降伏するまで爆撃を続けるつもりなのか?」とブルースは尋ねた。
「兆候がないとどうしてわかるんだ? 何か私が知らないことを知っているのか?」トランプ氏はそう言い返したが、彼女は「ええ、彼らは同盟国を攻撃し続け、米国人を殺し続けているんです」と答えた。
するとトランプ氏は激昂した。「彼らは壊滅的な打撃を受けているから、何とか事態を収拾しようと必死に会談したがっているが、舞台裏でどんな話し合いが行われているのか、君たちは知らないだろう。偽の放送局を聞いていると、そんなことは分からないんだ」とトランプ氏は言った。「君たちは何も知らない。私が知らない何かを知っているのか?私が知らない何かを知っているのか?」
すると記者は意地悪く「では、教えてください」と詰め寄った。トランプ氏は「彼らは会談を強く望んでいるが、有意義な形で会談する準備が整うまでは、我々は関心がない」と答えた。

https://rumble.com/v7d26oa-trump-nukes-abc-reporter-over-iran-question.html
この質問は、トランプ大統領がレバノンのジョセフ・アウン大統領と二国間会談を行った際に出された。
「アウン大統領は、レバノンの情勢や停戦の強化、特に南部における国内全域の治安と安定の回復、イスラエルによるレバノン占領地からの撤退の確保、そしてレバノン国家の権限を国内全域に拡大する方法について話し合うため、多数の米国当局者と会談や協議を行う予定だ」と、アウン大統領が米国へ向かうため出発した週末にレバノン大統領府は発表した。
CBSの報道によると、イスラエルが3月2日にレバノン南部で作戦を拡大し始めて以来、7月18日時点で少なくとも33人のレバノン兵が死亡した。
アウン大統領とトランプ大統領の火曜日の会談に先立ち、レバノン軍は、先月合意された協定に基づき、イスラエル軍が「試験的地域」から撤退するのに伴い、南レバノンに部隊を配備し始めたと発表した。しかし、週末に報じられたように、イスラエルはヒズボラが武装解除され、排除されるまで撤退しないと述べている。
トランプ大統領は会談の中で、イスラエルに対し試験区域からの撤退を促すための措置を「検討する」と述べた。
一方、イランがホルムズ海峡でさらに商船を攻撃し、ヨルダンの米軍基地を砲撃したことを受け、米軍は月曜日、10夜連続でイランの軍事施設を爆撃した。
https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/watch-trump-nukes-abc-reporter-iran-question-theyre/
7/21The Gateway Pundit<Communist Tyrant Daniel Ortega Announces There Will Be No More Elections in Nicaragua=共産主義独裁者ダニエル・オルテガ、ニカラグアでは今後選挙は行われないと発表>
投票によって共産主義体制に入ることはできるが、そこから抜け出すことは決してできない。
https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/communist-tyrant-daniel-ortega-announces-there-will-no/










https://x.com/QuantumGuard17/status/2079715386405134344/video/1
7/21Rasmussen Reports<Voters Still Strongly Favor Term Limits for Congress=有権者は依然として議会議員の任期制限を強く支持している。>
大統領に任期があるのだから、議員にもないとおかしい。腐敗する。
84歳のミッチ・マコーネル上院議員の健康状態が、議会に長く居座る議員の問題を浮き彫りにしている今、有権者の3分の2以上が議会議員の任期制限を支持している。
ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の69%が連邦議会議員全員の任期制限に賛成している。これは2023年の70%からわずかに減少しただけだ。現在、任期制限に反対しているのはわずか16%で、15%は態度を保留している。




7/22阿波羅新聞網<是他们把川普送进白宫!政治素人成世界最强领导人大揭秘—46万亿美元推川普上台 一场硬仗即将展开=これがトランプをWHに送り込んだ!政治的アウトサイダーがいかにして世界最強国のリーダーとなったのか―46兆ドルがトランプを権力の座へ押し上げた。待ち受ける激しい戦い(中間選挙の事)>
政治的アウトサイダーであったドナルド・トランプは、いかにして2016年と2024年の両大統領選挙に勝利し、世界最強国のリーダーとなったのか。
野村総合研究所のチーフエコノミストであるリチャード・クーは、この状況を次のように分析した。40年以上にわたり、米国の民主党も伝統的な共和党も、自由貿易とグローバル化の波の中で続く恒常的な貿易赤字の問題に効果的に対処してこなかった。この長期にわたる赤字は国内の富の流出を招き、特定の部門――特に製造業、農業、鉱業――における雇用を著しく減少させた。
これらの部門の雇用は主にブルーカラー(肉体労働者)によるもので、その多くは米国の「ハートランド(中西部などの中心地域)」や地方に集中しており、自由貿易によってこうした雇用機会が減少するにつれ、不満が益々高まってきた。
対照的に、金融、サービス、学術といった分野は貿易赤字の影響を比較的受けにくく、これらの分野の雇用は東海岸や西海岸の都市部に集中していた。
トランプが2016年の大統領選への出馬を表明した際、米国の政治エスタブリッシュメント(既成政治勢力)やメディアの多くは、彼を取るに足らない存在として軽視していた。しかし予想外にも、ブルーカラー層からの支持の波が政治主流派の予測を覆し、最終的にトランプをWHへと押し上げた。
トランプの力の源泉は、米国の長年にわたる貿易赤字によって蓄積された、一般市民(草の根層)の不満にある。
7/2、「Wealth Magazine Influence Forum」において、リチャード・クーは「岐路に立つ世界経済と米国主導の国際秩序の終焉」と題する基調講演を行った。同氏は、政治的アウトサイダーであるトランプがいかにして2度の大統領選に勝利できたのかを分析した。クー氏が指摘した根本的な原因は、過去40年間にわたり、米国の二大政党が、恒常的な貿易赤字や米ドルの強さという問題に適切に対処できなかったことにある。この対応の失敗が、国内のブルーカラー雇用の継続的な喪失と、草の根の不満の高まりを招いたのである。
トランプは3度勝利した。既成二大政党は腐敗が過ぎて飽き飽きしていた。それでアウトサイダーのトランプが勝った。
https://www.aboluowang.com/2026/0722/2411067.html
7/22阿波羅新聞網<大破北京密谋!川普向五角大楼下令=北京の画策を阻止!トランプは戦争省に命令>
トランプは20日、防衛関連取引企業が中共統治下のような規制対象国から重要物資(鉱物、磁石、チップ、化学物質など)を調達する際の「適用除外」取得要件を大幅に厳格化する大統領令に署名した。この命令は、サプライチェーンの全面的な追跡を義務付け、単に価格の安さや調達の利便性のみを理由とした適用除外申請を禁止し、米国または同盟国のサプライヤーへの段階的な切り替えを求めている。2027年1月1日に発効するこの命令により、要件を満たさない企業は防衛契約を失うリスクに直面することになる。また、戦争省は防衛産業のサプライチェーンを全面的に把握し、重要鉱物やレアアース(希土類)に関して中共への依存を排除する動きを加速させ、有事の際の安全保障体制を強化する。
日本も。
https://www.aboluowang.com/2026/0722/2411084.html
7/22阿波羅新聞網<北京噩耗!台立法院罕见团结通过震撼法案=北京にとって悪材料!台湾議会が珍しく、団結し、ビックリする法案を可決>
台湾の議会は火曜日、インターネットサービスプロバイダーである「スターリンク(Starlink)」が台湾国内でネットワークを運用することを許可する法改正案を可決しました。これは、近隣の中国との紛争が発生した場合でも、通信回線を途絶させることなく確保することを目的としている。
防備は堅く。
https://www.aboluowang.com/2026/0722/2411104.html
7/22阿波羅新聞網<CIA出手!阿联酋弃用中共 北京急了—CIA特工让阿联酋G42弃用中设备! 中媒批 : 藉 “国家安全”搞不公平竞争=CIAが介入!UAEが中共の技術を捨て、北京はパニックに――CIA工作員がUAEのG42を説得し中国製機器の採用を断念させる!中国メディアはこの動きを「国家安全保障」を口実にした不公平な競争だと激しく非難>

CIA(米中央情報局)の高官が、UAE(アラブ首長国連邦)の企業G42に対し、中国製AI機器の使用を断念するよう説得することに成功した。画像:『環球時報(Global Times)』より転載
『ウォール・ストリート・ジャーナル』(WSJ)は最近、あるCIA(米中央情報局)高官が、アラブ首長国連邦(UAE)の有力テクノロジー企業を米国側に引き寄せただけでなく、中国製機器の採用を断念するよう同社を説得した経緯を詳述する記事を掲載した。
WSJの記事が取り上げているのは、UAEの有力テクノロジー企業であるG42で、同社の創業者兼CEOは中国系の人物であり、かつて米国の大企業で幹部を務めていた。報道によると、この人物はUAEでより良いキャリアの機会を追求するために、米国籍を放棄したとのことである。
WSJが報じているように、UAEは人工知能(AI)の成長を活かして中東におけるAI技術の主要なハブとしての地位を確立することを目指しており、G42はその目標を達成するための重要な役割を担っている。
G42は賢明。
https://www.aboluowang.com/2026/0721/2410915.html

塩原氏の記事では、ウクライナのシルスキー軍総司令官の解任は広義のフラッギングへの対応なのか?戦争が長引いて徴兵しようとしても、強制徴兵でない限り難しい。戦争を続けるプーチンとゼレンスキーに自国民は飽きが来ているのでは?
ミアシャイマーの言い方だと、ロウ戦争は停戦までは行くが和平条約締結までは行かないということか?まあ、日本も日ソ共同宣言までで日ロ平和条約は結んでいないから、ウクライナも戦争状態が終われば良しとした方が良い。
記事
ウクライナ戦争をめぐって、連日、さまざまな報道が飛び交っている。7月13日付の「ニューヨークタイムズ」(NYT)は、「ウクライナとロシアの戦争における次の段階:心をめぐる戦い」というタイトルの記事を公表した。ウクライナ側がロシアの戦争への支持を弱体化させることを目的とした心理作戦に注力しはじめているという趣旨の記事だ。
ロシアによるウクライナへの全面侵攻が開始されて5年目に突入した現在、両国ともに心理戦に直面しているようにみえる。
「フラッギング」とは?
戦場で生死を賭けた戦闘を行う兵士の心理状態に関連して、「フラッギング」(fragging)という言葉がある。辞書を引くと、「気に入らない上官を手投げ弾で攻撃すること」を意味しているらしい。爆発の際に小さい破片を生成し、その破片が周囲の対象に被害を与えることを目的とした手榴弾の一種、「フラグメンテーション・グレネード」(fragmentation grenade)に由来している。
2011年に刊行された『「フラッギング」:なぜベトナムで米兵たちは将校を襲撃したのか』(下の写真を参照)では、多数の「フラッギング」が紹介されている。南ベトナムからの米軍の長期にわたる撤退期間中、慢性的な規律の乱れ、違法薬物の使用、人種的な過激主義などが相まって、部隊内部でトラブルが頻発した。
1968年から1973年の間に、フラッギング事件で数十人のアメリカ人とベトナム人が殺害されたが、加害者のうち裁判にかけられたのはごくわずかだった。しかし、筆者のジョージ・レプレは、「公式記録に基づく500件以上の事例に加え、加害者と被害者の双方へのインタビューをもとに、これらの事件を詳細に検証している」という(スタンフォード大学の資料を参照)。

蔓延する「フラッギング」
「フラッギング」は「上官を手投げ弾で攻撃する」ことだけに限定されるわけではない。負け戦とわかっているのに、軍や当局が無理やり動員しようとすれば、これに抵抗し、暴力沙汰になるケースもある。
昨年6月4日付の「現代ビジネス」で、拙稿「ウクライナで恐ろしい「バス化」=路上強制兵役連行が頻発中!」を公表したことがある。この「バス化」に対して、当局に反発する人々が増えれば増えるほど、いわば「広義のフラッギング」が起きていると解釈できる。
こう考えるとき、7月7日夕刻から8日にかけて、ウクライナ西部のリヴィウで、兵役登録規則違反の容疑で指名手配されていた男性が拘束されたことをきっかけに、徴兵担当官と地元住民との間で対立が激化し、「暴動」のような混乱が起きた事件(下の写真を参照)は注目に値する。
なぜなら、ウクライナでもっとも愛国的で国家主義的なナショナリストが大勢暮らす場所として知られるリヴィウで「広義のフラッギング」と言える事件が起きたからだ。街中でロシア語が通じないほど、ウクライナ語を話す人ばかりの街で、動員を拒否する者に味方するような、当局への明白な反発が起きたことが驚きなのだ。

7月7日にリヴィウで起きた騒動 Photo by Suspilne Lviv
(出所)https://www.kyivpost.com/post/79920
7月9日付の「キーウ・ポスト」によると、ソーシャルメディア上で拡散された動画には、数十人の人々が地域徴兵センター(TRC[TCC])の車両を取り囲み、「恥を知れ!」と叫んでいる様子が映っている(実際にたしかめたい読者はこの記事にアクセスしてほしい。複数の「テレグラム」投稿を閲覧できる)。
抗議参加者らは、TCCの職員が2人の男性を拘束しようとしたと主張した。そのうち1人は徴兵センターに連行されたとされるが、デモ参加者が職員による2人目の男性の連行を阻止した。抗議者たちは拘束された男性の解放を要求するとともに、動員に関連する同様の事件に対処するようウクライナ当局に求めた。
8日に警察が発表したところによると、この事件は、TCCの警官が、兵役登録義務違反で指名手配されていた1996年生まれの男性を特定したことをきっかけに発生した。その後、この男性は兵役適性検査を受けるために連行されたという。TCCの車両を転覆させた若者たちが公の場で謝罪させられ、「TCC万歳!」と叫ぶことを強要されるという出来事も起きた(下の写真)。

地域徴兵センター(TCC)への抗議活動を行った若者がTCCによって無理やり謝罪させられた。
(出所)https://x.com/ianmiles/status/2075556859017355292
その後、キリロ・ブダノフ大統領府長官は、「もし今日、自国の軍人の服を剥(は)ぎ取り、殴打するのなら、明日、敵軍からあなたを守ってくれるのはだれなのか考えてみてください。その敵軍もまた、あなたを殴り、服を剥ぎ取るでしょう。リヴィウで起きた事件に対し、法執行機関から公正な対応がとられることを期待しています」と投稿した。
ウクライナ国防省は、「昨日、リヴィウで発生した軍人に対する襲撃は許されない。国防軍の要員に対するその他のいかなる襲撃も同様である」としたうえで、「動員はウクライナを守る上で不可欠な要素である。その手法には改善が必要であり、そのプロセスは現在もつづいている。法執行機関に対し、リヴィウでの状況を適切に評価することを期待する。法違反者は特定され、責任を問われなければならない」と発表した。
この「暴動」はいわば、「上官を手投げ弾で攻撃する」行為に似て、無理やり戦争に動員しようとする当局への強い反発として起きた。だからこそ、ウクライナ当局は抑え込みに必至となったのだ。とくに、こうした反発がナショナリストの多いリヴィウで起きたことに、当局は焦りを抱いたに違いない。なぜなら、圧倒的多数の住民が反ロシアで親ウクライナであるはずの場所で、反政府的な暴力沙汰が起きたからである。
ミアシャイマー教授の分析
ここで、このリヴィウでの事件を、シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授がどうみているかを紹介しよう。なお、ミアシャイマーは私が見る限り、世界でもっとも優れた国際政治学者である。2014年2月に起きたヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領追放劇が、米国によって支援されたクーデターであったと指摘した人物だ(日本でいち早くクーデターと指摘したのは私の書いた『ウクライナ・ゲート』であった)。そのため、ミアシャイマーは、2022年2月にはじまったロシアによるウクライナへの全面侵攻が、ロシアによる侵略であるとはみなしていない。70年以上継続されてきた、いわゆるリベラル・デモクラシーに基づく米国の外交戦略が惹き起こした結果とみなしている。
リアリズム(現実主義)に基づく透徹した分析家ミアシャイマーの見解を知るためには、まず、YouTubeチャンネルDeep Diveの放送をご覧いただきたい(ウクライナについて語られているのは後半)。このなかで、彼は、事件が愛国者やナショナリストの多いリヴィウで起きたことに注目している。そのうえで、「もはやウクライナはベトナム戦争末期と類似している」と指摘した。ベトナム戦争末期と言えば、前述したように、「フラッギング」が頻繁に頻発したことを思い出してほしい。
ベトナム戦争に酷似
リンドン・ベインズ・ジョンソン(LBJ)は1968年3月31日、次期アメリカ合衆国大統領選挙において「民主党大統領候補としての再指名を求めない」ことを発表した。これは「米国がベトナム戦争に負けた」ことを意味していた、とミアシャイマーは指摘する。それにもかかわらず、ベトナム戦争はなかなか終結せず、南ベトナム政府の首都サイゴンが陥落し、北によるベトナム統一が行われ、完全終結に至ったのは1975年だ。
その結果、「フラッギング」という現象が起きた。ミアシャイマー自身の説明によると、「『フラッギング』とは、過度に大胆な将校たちが勝ち目のない戦いのために自らの命を危険にさらしていると考える下士官たちが、夜、将校たちが眠っている間にテントの中に手榴弾を投げ込むことを厭(いと)わない現象のことである」という。
つぎの言葉こそ、ミアシャイマーのリヴィウ事件に対する見方だ。
「しかし、そう(勝ち戦)ではないと理解するウクライナ人がますます増えていると思います。これは負け戦なのだと。そして、もしこれが負け戦であり、21歳や25歳といった、ごく普通のウクライナ市民が、軍服を着せられて前線に送り出されようとしたとしたら、だれも行きたくないと思うでしょう」
だからこそ、動員を強いるやり方に反発する人が増えているのだ。ゆえに、ナショナリストで満ち溢れているはずのリヴィウにおいてさえ、当局への暴力沙汰が起きたのである。これこそ、ベトナム戦争末期、1969年、1970年、1971年に「米国で起きたことに類似しています」、とミアシャイマーは指摘している。
戦争を停止する難しさ
ウクライナ戦争の終結と、ベトナム戦争の終結を比較するミアシャイマーの視角は、たくさんの問題点を照らし出す。「現代の世界において、ある国が戦争に巻き込まれると、そこから抜け出すことは非常に困難であり、いや、むしろ極めて困難だと言うべきかもしれません」という彼の発言は事態の深刻さを物語っている。
ミアシャイマーによれば、ベトナム戦争当時、ヘンリー・キッシンジャーもリチャード・ニクソンも「ベトナム戦争に勝ちたいと思っていた」のであり、「できるだけ長く戦争をつづけたかった」。そのために、「ニクソンは、私たちをすぐにそこから撤退させ、戦争に終止符を打つつもりであるかのような印象を与えた」とミアシャイマーはいう。
「しかし、それは実現しなかった。アフガニスタンのことを考えてみてほしい。20年だ。戦争に負ける責任を負いたくはないし、できるだけ長く現地に留まり、何らかの奇跡が起こって戦争に勝てることを願うものだ」
同じことがいま、ウクライナについて起きている、というのがミアシャイマーの主張なのである。
現実をみると、7月6日付の拙稿「「ウクライナ軍優勢」は本当か…西側メディアも報じているドンバス地域の危機・その実態」に書いたように、戦場では、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領が喧伝するほどウクライナ軍が善戦しているわけではない。最前線にいる兵士ほど、戦況が厳しいことを実感している。
そうしたなかで、「勝っている」とか、「勝った」とかいう、まったく出鱈目(でたらめ)の宣伝を耳にすればするほど、兵士は上官や司令部に反感をもつようになるのではないか。そこに、「フラッギング」の種が芽生えるのだ。
ロシアにもある「フラッギング」
もちろん、ロシアにも「広義のフラッギング」が起きている。それは、戦争を4年以上つづけるウラジーミル・プーチン大統領への反発、あるいは、いつまでもウクライナを殲滅(せんめつ)できないロシア軍幹部への批判というかたちで、暴力を伴うものとなりうる。もっとも有名な「広義のフラッギング」は、2023年に起きたエフゲニー・プリゴジンによる反乱事件だった。同じように、一部の反政府勢力が武装蜂起する可能性を全否定することはできない。
プーチンは、2022年9月の部分的動員の導入後、同年10月21日付大統領令「ロシア連邦の軍隊、その他の軍隊、軍事組織、団体の必要性を満たすための、ロシア連邦政府の下にある調整会議について」によって、調整会議の設置を決めた。その後、人的資源の優位性を背景に、またウクライナ支援の安定性を戦略的に脅かす欧州の経済問題の深刻化を背景に、一定期間(1年から2、3年)のうちに勝利を収めることを意図してきた。つまり、「消耗戦」を前提にした、特別軍事作戦の中長期的継続による勝利を目指したのだ。
他方で、ロシア連邦の経済に戦時経済体制を構築しながらも、完全な軍事優先体制に移行させずにきた。そして、新たな動員令を発令しないよう努めることで、ロシア国民の支持を取りつけようとしてきたのである。
だが今、この戦略は厳しい試練にさらされている。本質的には、プーチンがこの戦略を今後も継続するために、発生している問題を収拾できるかどうかが問われていることになる。戦略を根本的に変更するか、あるいは前線での戦闘行動の停止に踏み切らざるを得なくなるかもしれない。
プーチンに厳しい選択を迫っている要因には、経済問題のほかにも、ガソリン不足などの窮状によって、ロシアの社会的ムードがどうなるかという懸念材料がある。冒頭で指摘した心理戦の面も重要なのだ。クレムリンは2022年2月以来、戦争は遠く離れた場所で起きており、国内は平穏な生活を送り、給与は上昇し、すべてが順調で穏やかであるという感覚を国民の間に維持しようとしてきた。
これまで、ウクライナとの国境沿いの地域を除けば、この試みは概(おおむ)ね成功していた。だが、ガソリン危機は文字通りすべての人々に影響を及ぼしており、もはやこの戦争の明らかな影響を無視することはできなくなっている。
ガソリンを求める行列そのものが、ソ連崩壊前夜や1917年2月のように、当局に対する大衆の不満が広がる発端となり得る(「ストラナー」を参照)。加えて、Telegram(世界中で広く使われているメッセージングアプリ)やVPN(インターネット上に仮想的な専用線を構築し、安全に通信できる技術・サービス)の禁止、その他あらゆる制限が長期化する戦争への疲労感によってすでに蓄積されていた苛立ちと重なっている。
こうした社会的ムードの変化を感じて、かつてのプリゴジン一派のように、プーチンに最大限の困難を強いて、首相や軍指揮部の交代といった人事決定を迫り、その後事実上、プーチンを実権から追放しようとしている者たちも残存している。かつてプリゴジンを積極的に支持していたこのグループが、政府や軍司令部の人事刷新を勝ち取るために、クレムリンに対して積極的な圧力手段に訴える可能性も排除できないのだ。
拒否された場合には、新たな反乱の試みへと発展する恐れさえある。なお、このグループの指導者たちは、戦線での戦争停止は許されないとして、勝利のその日まで戦い抜くことを他のだれよりも強く主張している。彼らにとっては、これは極めて論理的なことだ。
ロシアにとって戦争が長引けば長引くほど、また過酷になればなるほど、彼らが状況を揺さぶることは容易になるからだ。逆に言えば、戦争が早く終われば終わるほど、プーチンにとって情勢を安定させ、戦争によって引き起こされた問題(燃料不足など)を迅速に解決し、自身の権力を強化し、それによって何らかの反乱が起こる可能性を最小限に抑えることが容易になると言えよう。
ウクライナの穀物危機
戦況も「広義のフラッギング」を惹き起こす要因となりうる。7月3日、プーチンは、統合軍集団の補助指揮所を訪問し、総参謀本部の幹部らと会議を行った。そこで、ロシア軍がドネツク人民共和国(DNR)のコンスタンチノフカ市を制圧したとの報告を受けた。
大統領報道官のドミトリー・ペスコフは、「大統領によれば、これはウクライナ軍(VSU)の重要なスラヴャンスク(スロヴャンスク)・クラマトルスク防衛拠点の制圧に向けた、最初の、しかし極めて重要な段階である」とのべた。ただし、ゼレンスキーは4日なって、「米国の独立記念日の前日、プーチンは、ロシアがドンバス地方のコンスタンチノフカを占領したという虚偽の主張を行った。もちろん、それは事実ではない」と投稿した。
前述した「現代ビジネス」の拙稿でのべたように、コンスタンチノフカ「制圧」は今後、ドネツク州全体の占領を加速化するかもしれない。なぜなら、要塞と塹壕(ざんごう)による防衛戦であった「スラヴャンスク・クラマトルスク・コンスタンチノフカ防衛線」はすでに破られ、単に「スラヴャンスク・クラマトルスク防衛線」になってしまったことは確実だからである。プーチンは、南部軍集団による同市の解放が「クラマトルスクおよびスラヴャンスクへのさらなる進軍への直通ルートを開く」と確信している。
7月4日付の「モノクル」の報道では、現地の指揮官らによると、ウクライナ軍はここで、コンクリートで固められた要塞地帯を備えた四つの防衛線を構築していたが、ロシア軍は敵陣に浸透し、側面から迂回(うかい)する戦術により、組織的な防衛線を突破し、敵軍の一部を包囲することに成功した。その後、コンスタンチノフカ市は地区ごとに掃討され、現在、最前線の部隊はすでにアレクセーエヴォ=ドルジュコフカの南郊外で戦闘を展開し、西への攻勢を強めているという。
ところが、相変わらず、西側のマスメディアは偏向報道をつづけている。「ウクライナ、クリミアへの補給路を断つ作戦でロシア艦艇を激しく攻撃」というタイトルのNYTの記事(7月15日付)によれば、道路や鉄道を攻撃した後、キーウは現在、燃料供給を妨害し、ロシアに戦争終結を迫るため、海上ルートへの攻撃に焦点を当てているという。随分と、ウクライナが善戦しているようにみえるが、ロシアの攻撃については無視されている。
ところが、6月18日付のロイター電が「ロシアの攻撃により、ウクライナの穀物輸出が3分の1減少する恐れ」と伝えた話がいま、現実のものとなろうとしている。ロシアの有力紙「コメルサント」(7月16日付)によれば、今月初めにオデーサ州の港湾施設に対する攻撃キャンペーンの継続として、7月14日から15日にかけてもロシア軍による一連の攻撃があった。その結果、ウクライナ最大の穀物生産・輸出企業であり、世界のひまわり油市場をリードする企業カーネル社のサイロ、ひまわり油の貯蔵タンク、および電力供給システムが損傷した。
同社によると、同ターミナルでは輸出用の小麦約4万5000トンと植物油約9000トンが滞留している状態となった。ウクライナ農業評議会の推計によると、継続する攻撃により、ウクライナの黒海沿岸港湾の処理能力は約3分の1に縮小し、カーネル社はターミナルの操業を停止せざるを得なくなったという。
あるいは、7月15日付の「ヴェードモスチ」は、ロシア最大の国営の軍産複合体ロステック(Rostec)傘下の「RT-プロジェクト・テクノロジー」が戦略的施設をドローンの攻撃から物理的に防御するための革新的なシステム「パウティナ」の販売を開始したと報じた。このシステムの基盤となっているのは、メッシュ状の充填材を備えたモジュール式の金属フレームだ。
基本バージョンは、時速250kmで飛行する最大200kgのドローンを阻止することができる。「パウティナ」は、石油貯蔵基地、倉庫、燃料ターミナル、変電所の上空を効果的に封鎖し、ロステックの電子妨害装置や運動エネルギー式迎撃手段のラインナップを補完するという。
どうだろうか。本当の戦況は、少なくとも西側のマスメディアの報道とはまったく違う。
ミアシャイマー教授の予言
このようにみてくると、現実を顧みない虚偽報道は、現実を知る人々に不信感を植えつける。ウクライナで言えば、中長距離を飛行するドローンによるロシア国内深部への攻撃で、その石油精製施設が打撃を受け、ロシア国内を揺さぶることに成功したという宣伝を続けている。
だがいくら宣伝したところで、ロシアによる厳しい攻撃や兵士不足が歴然たる事実である以上、その現実を知る人は当然、目の前の「負け戦」から逃れようとするだろう。無理やり動員したところで、現実は変わらない。負け戦が近づくだけの話なのだ。
実は、ミアシャイマーはウクライナについて話しはじめた直後に、結論めいたことをのべている。ウクライナ戦争の決着は、「戦場で決着がつくことになるだろう」と語り、「交渉による解決などあり得ない」と断言している。さらに、「いずれウクライナ側は戦いを諦(あきら)めることになると思う。ロシアが戦場で勝利するだろう」とも語った。「しかし、それは決定的な勝利とはならず、休戦が成立し、その休戦――あるいは凍結された紛争――を支えるための交渉が行われることになるだろう」、というのが彼の予想だ。そのうえで、つぎのように話している。
「それを何と呼ぼうと、有意義な和平協定が結ばれることはないだろう。ロシア側と、ウクライナおよび西側諸国(おそらく米国も含む)との間には、目に見える限り、毒のような関係が続くだろう。しかし、交渉による解決が得られ、その後も双方が幸せに暮らせるような事態になるという考えは、実現しないだろう」
いずれにしても、ウクライナにおいてもロシアにおいても、「フラッギング」という戦争末期の心理状態について注意を払わなければならない。だからこそ、現実を厳しく見つめる目をもつミアシャイマーの見解は、大いに信頼に足ると言えるだろう。
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『「中国のAIはほとんど役に立ちません」 “AI先進国”の皮を被った管理社会、中国の金融マンが語る深すぎる絶望 当局の意向に逆らえば即逮捕、AIも「当たり障りのない回答」だけ』(7/19JBプレス 川島 博之)について
7/20The Gateway Pundit<Rubio Targets ICC as U.S. Law Rejects Court’s Jurisdiction Over Americans=ルビオ議員、国際刑事裁判所を標的に 米国法は国際刑事裁判所の米国人に対する管轄権を否定>
ICCはやりすぎ。赤根智子所長の考えなのかどうか?ネタニヤフだけでなくプーチンにも逮捕状を出して。イスラエルもロシアもICCに加盟していない。言って見ればICCと契約を結んでいない国の元首を債務不履行で罰することができるのか?
トランプ政権による国際刑事裁判所(ICC)への攻撃は、ICCは米国人に対する管轄権を持たず、国際機関は米国の主権を侵害すべきではないという、米国の長年の立場を反映している。
米国は、独立宣言が起草される1年前の1775年に独立戦争を戦い、独立国家となりました。今日、私たちは連邦共和制国家であり、国民は議員を直接選挙で選出し、大統領は選挙人団を通じて選出します。欧州のいかなる非選出機関も、米国対して主権を持つべきではありません。ブリュッセル、ジュネーブ、ハーグのいずれも、米国内における米国民の行動を指示したり、米国の外交政策を指示したりするべきではありません。
マルコ・ルビオ国務長官は7月13日、米国は国際刑事裁判所(ICC)が米国の主権に及ぼす脅威を排除すると発表した。この発表は国務省の声明、ビデオ声明、そしてWSJ紙への寄稿で行われ、ルビオ長官は寄稿の中で、米国は「必要であれば、政府が利用できるあらゆる手段を用いて、一つ一つ丁寧にICCを解体する」と述べた。
国務省は、今回のキャンペーンは「政府全体での対応」を特徴とし、国際刑事裁判所(ICC)の活動能力を組織的に無効化し、米軍関係者や当局者を標的にしたり、その他の方法で米国の主権を脅かしたりすることを阻止すると述べた。声明では、ICCは米軍関係者や当局者を訴追する権限を主張しているため「米国の主権に対する容認しがたい脅威」であり、ICC設立以来、歴代の米国大統領は皆、ICCには米国人に対する管轄権がないと主張してきたと指摘した。
国務省が示した具体的な措置には、国際刑事裁判所(ICC)職員に対する渡航禁止とビザ取り消し、ICCおよび関連組織に対する制裁強化、同盟国に対しローマ規程からの脱退またはICCへの支援停止を求める圧力などが含まれる。WSJの論説記事はまた、ワシントンはどの国がICCに反対するのかを注視しており、米国の安全保障の傘に頼っている国々にはICCの権威を拒否するよう求めていると述べた。
米国は、国際刑事裁判所(ICC)を創設した2002年の条約であるローマ規程を批准していない。ブッシュ政権下で可決された2002年米国軍人保護法は、ICCに拘束された米国人または同盟国の軍人を解放するために米軍の武力行使を既に認めており、この条項は「ハーグ侵攻法」と呼ばれることもある。
Just Securityによると、トランプ政権は2020年、アフガニスタンで米軍関係者が関与したとされる犯罪に関する国際刑事裁判所(ICC)の捜査を理由に、ICCの検察官に制裁を科した。
ノヴァラ・メディアによると、今回のキャンペーンは、2024年11月に国際刑事裁判所(ICC)がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と当時のヨアブ・ガラント国防相に対し、ガザ地区での戦争犯罪容疑で逮捕状を発行したことに端を発している。この逮捕状を受けて、トランプ大統領はICCとその職員(主任検察官のカリム・カーン氏を含む)に対する制裁を命じる大統領令に署名した。同報道によると、政権はウクライナにおけるロシアの行動に関するICCの捜査を歓迎する一方で、ガザ地区におけるイスラエルの行動やアフガニスタンにおける米国の行動に関する捜査には反対している。
人権団体はこのキャンペーンに反発している。ヒューマン・ライツ・ウォッチの元事務局長ケネス・ロス氏は、この取り組みは米国の戦争犯罪に対する免責を求める行為を「偽装」しようとする試みだと述べた。7月17日に各国の人権団体が署名した共同声明では、このキャンペーンは国際法の支配に対する攻撃だとし、ジェノサイド、人道に対する罪、戦争犯罪、侵略犯罪を裁くために設立された独立した司法機関である国際刑事裁判所を擁護するよう各国に求めた。
国際刑事裁判所は米国内での捜査を開始していない。ルビオ氏の論説は、特に「アラブ世界のための民主主義ナウ」という団体を名指ししており、この団体はエルサルバドルへの米国人強制送還やイランに対する米軍の攻撃について法的調査を求めている。
ICCの設立運動は、米国が長年貫いてきた立場を反映している。それは、超国家機関や国際機関が米国民や外交政策に対して拘束力を持つことを認めないという立場であり、歴代政権を通じて維持されてきた。署名国となることは例外であって、原則ではない。米国は、国連憲章、NATO、核不拡散条約など、少数の主要な多国間協定には加盟しているものの、ICC設立のローマ規程、国連海洋法条約、児童の権利に関する条約などは批准していない。
1月7日、トランプ大統領は「米国の国益に反する国際機関、条約、協定からの脱退」と題する大統領令に署名した。NPRによると、この大統領令は米国に対し、66の国際機関からの脱退を指示するもので、国連気候変動枠組条約、気候変動に関する政府間パネル、国際民主主義・選挙支援研究所などが含まれる。
2025年初頭、政権はパリ協定、世界保健機関、国連人権理事会から脱退し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金提供を停止し、2026年末に発効するユネスコからの脱退を発表した。
米国主導の多国間協定でさえ、トランプ政権が反対する主権の喪失を意味する。トランプ大統領が1期目に署名した貿易協定であるUSMCAは、2020年にNAFTAに取って代わった。2026年7月1日、協定の6年ごとの義務的な見直しにおいて、トランプ政権は現行の形での更新を拒否した。この決定により、2036年の期限切れまで10年間の義務的な年次見直しが開始された。
米通商代表のジェイミソン・グリア氏は、トランプ大統領が協定からの完全離脱を検討していると述べている。しかし、正式な離脱には6ヶ月前の予告が必要であり、2020年の上院財政委員会の報告書によれば、USMCAは議会が承認した貿易協定であるため、議会の同意も必要となる可能性がある。
米国はローマ規程を批准したことはなく、国際刑事裁判所(ICC)の管轄下にもありません。こうした観点から見ると、トランプ政権のICCに対する行動は、過去80年間の米国の外交政策と整合しています。
https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/rubio-targets-icc-as-u-s-law-rejects/

https://1a-1791.com/video/fww1/a7/s8/2/6/s/a/I/6saIA.caa.mp4?b=1&u=ummtf




7/20Rasmussen Reports<NATO: 62% Still View Alliance Favorably=NATO:依然として62%が同盟に好意的>
北大西洋条約機構(NATO)は依然として大多数の有権者から好意的に見られているが、米国の同盟国が軍事同盟を支援するために十分なことをしていないと考える人も多い。
ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の62%がNATOに好意的な印象を持っていることが分かりました。これは3月の59%からわずかに上昇しており、そのうち29%はNATOに非常に好意的な見方を示しています。一方、26%はNATOに否定的な見方をしており、11%は判断に迷っています。





7/21阿波羅新聞網<全世界最牛,没有之一!以色列最新狠活登场!=世界最強、これしかない!イスラエルの最新鋭技術が登場!>
淘喵先生 / 🇮🇱🔥 イスラエルの重要な新技術:「HYPNOSIS(ヒプノシス)催眠」システムがデビュー!
イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)は、1発の迎撃ミサイルをも発射することなく、大規模なドローン・スウォーム(群れ)に対抗するために設計された電子戦システム「HYPNOSIS」を発表した!
このシステムは、ドローンが依存する衛星測位信号(GNSS)を妨害(ジャミング)または欺瞞(スプーフィング)することで機能する。これにより、ドローンは位置、時刻、方位のデータを瞬時に失い、事実上「めくら」となって、標的に到達する前に墜落することになる。
本システムは、移動式電子戦ステーションのネットワークと自律型指揮統制センターで構成されており、多方向かつ波状に押し寄せる脅威に同時に対処することが可能である。
HYPNOSISは、戦略的施設、エネルギーインフラ、防空拠点を防護する。「アロー(Arrow)」、「ダビデの投石器(David’s Sling)」、「アイアンドーム(Iron Dome)」といった「ハードキル(物理的破壊)」システムを補完し、多層的な「ソフトキル(電子的な無力化)」防衛網を形成する。
将来の防空は、単に「撃ち落とす」ことだけではない。まずは「目隠しをする(無力化する)」ことが重要である!イスラエルの軍事技術がまた一歩先を行った。👍
Yunyi / イスラエルは世界最強、これしかない!
日本も配備を!

https://www.aboluowang.com/2026/0721/2410731.html
7/21阿波羅新聞網<首次启用休眠30年秘密法院,川普展现强硬态度=トランプは、30年間活動を停止していた秘密法廷を発動し、強硬な姿勢をとっている>
トランプ政権は、30年前に設立されたものの長らく「休眠状態」にあった秘密法廷に対し、米国から「外国人テロリスト1名」の追放を求める申し立てを初めて行った。
この動きは、米国司法省が「外国人テロリスト排除法廷(Alien Terrorist Removal Court, ATRC)」を初めて使用したものであり、移民および国家安全保障問題に対するトランプ政権の強硬な法執行姿勢に改めて注目が集まっている。
裁判所が初めて申し立てを審理
1996年のテロ対策法に基づく法的根拠
長らく休眠状態にあった特別法廷
反トランプのジェームズ・ボアスバーグ判事が不法移民を国家安全保障上の問題として強制送還するにはATRCの開廷が必要と述べたことから。
https://www.aboluowang.com/2026/0721/2410641.html
7/20阿波羅新聞網<习近平9月访美有变?卢比奥最新表态 中共回应=習近平の9月訪米計画は変更するのか?ルビオの最新声明と中共の反応>
トランプが中共による2億2000万人の米国有権者データの窃取と2020年大統領選への介入を公然と非難した後、9月に予定されていたトランプ・習両氏の首脳会談が中止になるのではないかとの観測が浮上した。しかし、ルビオ米国務長官は習近平の訪米計画が予定通り進められていることを確認し、中共側も双方の意思疎通が維持されていることを示唆した。アポロネット王篤然評論員は、トランプの動きは将来の交渉カードを強化する狙いがある一方、習近平は国内情勢や経済、党内の力学といった圧力に直面しており、米国とのハイレベルな対話を維持する必要性がさらに高まっていると分析した。今後、双方の公然とした対立は激化すると予想される。
習の訪米で、ドタキャンはあるかも。
https://www.aboluowang.com/2026/0720/2410414.html



川島氏の記事では、中国のように共産主義は個人の自由を認めないので、それがあらゆる面でブレーキになっているということである。習の言う「東升西降」なんてありえないというのがこの記事を読めばよく分かる。日経を読んでいると、米国が如何にダメで、中国が如何に素晴らしいかと言う記事が多いが、実態をよく知っている人の発言の方が、重みがある。新聞記者は左翼が多いから共産国を応援するのでしょう。
そもそも、中国の統計は当てにならないのは有名。それを基にした日経の論評は当然当てにならない。AIも中共の意向に沿った回答しか出て来ないのであれば、改竄された統計同様役に立つはずがない。共産主義国家が世界覇権を握ろうと考えるのはおこがましい。知識や技術で必ず頭打ちになる。
記事

中国・上海の浦東EXPOエリアで「2026世界人工知能大会」展示会場の設営が行われている様子(資料写真、2026年7月14日、写真:CFoto/アフロ)
目次
先日、中国の金融機関に勤める中国人の知人と話す機会があった。現在の中国経済を、現地に身を置く彼はどう見ているのか。知人との対話の内容を、ここに再現して紹介する(安全上の配慮から、個人の特定につながる情報は抽象化・改変しているのでご了承いただきたい)。
不動産バブル崩壊の影響は日本より深刻
──最近の中国の景気はどうですか? 日本では深刻な不況だと報道されていますが。
「あまり良くないですね。ただ、上海、広東、深セン、あるいは内陸でも成都や重慶といった大都市の中心街は人通りも多く、一見するとそこまで悪くない。問題は郊外です。日本もバブル崩壊後、同じような状況だったのではないですか?」
──そうですね。私が覚えている1990年代の日本も、借金で不動産や株にのめり込んだ人たちは壊滅的でしたが、多くの一般人は生活が激変したわけではなかった。
「中国も同じです。私の生活も大きくは変わっていない。コロナ明けから昇給は止まりましたが、減給ではない。ボーナスは減りましたけどね(笑)。
我が家には、かなり昔に買ったマンションが2つあります。ローンは終わっている。15年前購入した物件は、コロナ前のピーク時に価格が4倍にもなったが、今は元に戻った感じです。ただ問題は、今の中国では『値段は付いているが売れない』こと。買い手を見つけるのは至難の業ですよ」
──バブルに踊らなかった人々は耐えられる。その点は日本と同じなのですね。
「ただ、日本より影響は深刻でしょう。中国人は銀行預金よりマンション投資を好んだ。持っている資産の価値が目減りし、みんな浮かない顔をしていますよ。いわゆる逆資産効果です。調子に乗って銀行融資で4つも5つもマンションを買った連中は、いま猛烈に苦しんでいます。転売で回す予定だった資金繰りが行き詰まり、月給のほぼ全てを借金返済に充てている友人もいます。苦しいを通り越して、生きるのがやっとの状態です。今の中国にはそんな人が大勢いる」

中国・江蘇省南京市にある不動産会社「恒大集団」(エバーグランデ)の不動産開発プロジェクトを上空から撮影した様子。恒大集団は経営破綻し、2025年8月25日に香港証券取引所で上場廃止となった(資料写真、2025年8月13日、写真:CFoto/アフロ)
「当たり障りのない回答」しか答えないAI
──中国の景気は簡単には回復しない。そう考えてよいのでしょうか。
「そう思います。私にも先が見えない。しかし、金融業界にいる人間として、不動産バブル崩壊以上に懸念していることがあるんです」
──それはいったい何ですか?
「AIです。私は今の中国のAIに絶望しています」
──しかし、中国にはディープシーク(DeepSeek)のような高性能なAIがあると聞いていますし、政府も重点産業として育成しているのでは?
「確かに、中国のAI開発能力は米国に引けを取らない。優秀な人材がそろい莫大な投資があるのは事実です。しかし、私たち金融機関の人間には、ほとんど役に立たないのです」
──なぜですか?
「金融の要諦は、不良債権の額や資金流出の動向、そして未来の景気予測といった『情報の解析』にあります。しかしディープシークに聞いても、返ってくるのは当局の意向を反映した紋切り型の答えだけ。世界の金融関係者はAIを駆使して情報を深掘りしているのに、中国の金融機関だけがAIから『当たり障りのない回答』しか得られない。これでは世界から大きく後れをとることになります」
──VPNを使えば、グーグルのGeminiなどにもアクセスできるのでは?
「VPNは原則禁止です。建前上は都市部を中心に数千万人が使っているとされていますが、ある人はこれを『スピード違反』と呼んだ。皆やっているが、捕まるのは一部だ、と」
──ならば、それを使えばいいのでは?
「かつてはそうでした。しかし今は違います。国家安全維持法、スパイ防止法、愛国法などが次々に整備され、監視の目はかつてないほど厳しくなっています。VPN利用で拘束された事例も大きく報じられるようになりました。
当局は、誰がVPNを使い、何を検索しているのかを検知できるといわれています。地方政府の不良債権問題を調べれば、それだけで『スパイ』と見なされるリスクがあるのです」
矛盾していることを平気で行う中国政府
──香港なら状況は違うのではありませんか?
「かつて当局は香港を大目に見ていましたが、今は締め付けが激化しています。香港であってもVPNで中国経済の核心に触れることは極めて危険です。どこからが『スパイ』の線引きになるのか、明確な基準がない。中国は法治国家ではなく人治国家です。法律があるようでいて、昨日まで許されていたことが急にダメになる。
当局は経済運営に自信を失い、資金の国外流出を極端に恐れています。そんな中で世界の金融事情を探るのは、あまりにリスクが高い」
──非常に息苦しいですね。
「そうです。皆、萎縮しています。中国の金融機関は、市場ではなく当局の命令で動かされるようになった。当局の意向に逆らえば即逮捕という緊張感の中で働いています。
我々は公務員と並び、大手金融機関という『安泰』な場所にいますが、かつてのような自由なビジネスはできない。今の若者が国有銀行を目指すのは、自由を求めてではなく、経済が停滞する中で『生き残る場所』として選んでいるに過ぎないのです。ボーナスが減ったので爆買いはできませんが、デフレのおかげで生活自体は維持できています(笑)。
金融は国の経済における『頭脳と神経』です。世界がAIを武器に進化する中、中国当局は『情報の遮断』と『AIの育成』という矛盾した政策を突き進んでいる。矛盾という言葉は中国の古典『韓非子』に由来しますが、中国当局は矛盾していることを平気で行います。それを恥じないし、反省もしない。この歪みが、今後の中国金融を内側から食いつぶしていくのではないかと、私は本気で恐れています。中国金融がAIから取り残されることが、世界経済にどのような影響を与えるのか、これは未知数ですね」
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『AIによる生産性向上「10年でわずか0.66%」ノーベル賞学者の驚きの“検算”、巨額投資も株価高騰も正当化されない?【小泉秀人の時事ネタ経済学】ゴールドマン予測と桁違いに低い経済効果、資料作成が爆速になっても経済全体にはほぼ影響なし?』(7/18JBプレス 小泉 秀人)について
7/19The Gateway Pundit<Senator Marsha Blackburn on Foreign Threats to US Interests, “China is Part of That Axis of Evil” – (VIDEO)=マーシャ・ブラックバーン上院議員、米国の国益に対する外国の脅威について「中国は悪の枢軸の一員だ」と発言(動画)>
悪の枢軸国には力を削ぐようにしていくのが良い。欧州は自覚が足りない。「中国が2050年までに世界を支配しようとする」とブラックバーン上院議員が言うのは、マイケル・ピルズベリーの著『China 2049 秘密裏に遂行される「世界覇権100年戦略」』からも覗える。
マーシャ・ブラックバーン上院議員は、マリア・バルティロモが司会を務める「サンデー・モーニング・フューチャーズ」に出演し、外国勢力の脅威と、彼らがどのように米国の国益を損なっているかについて語った。
「先ほどオープンソースの情報を読んでいたのですが、それによると、イランが異常な精度で重要施設を攻撃した後、米当局は中国かロシアがイランに、標的を絞ったデータを提供しているのではないかと疑っているとのことです」とバルティロモ氏は述べた。
「彼らはどうやって、我々の基地や情報インフラがどこにあるかを、異常なほど正確に突き止めているのか?中国が関与していると思いますか?」とバルティロモは尋ねた。
「もちろん、中国もこれに関わっていますよ、マリア。中国は悪の枢軸の一員です。ロシア、中国、イラン、北朝鮮。彼らはこの件で協力関係にあり、データを共有していることも分かっています。イランはロシアがウクライナとの戦闘で使用しているドローンを開発していることも分かっています」とブラックバーン氏は述べた。
「ロシア、中国、イラン、北朝鮮が築き上げてきたこの地域を見れば、彼らの目標、特に中国の目標は2050年までに世界を支配することだとわかるだろう」とブラックバーン氏は警告した。
「それが、彼らが中東でロシアやキューバと行っている活動の一部を阻止しなければならない理由の一つだ」とブラックバーン氏は続けた。
バルティロモとブラックバーン上院議員は、下院で採決される予定の財政調整法案についても話し合った。トランプ大統領が2027年に要求している軍事予算は約1兆5000億ドルに上る。「今週、下院では財政調整法案3.0が審議され、採決される予定です。最終的に承認される追加予算額と、大統領が要求している2027年の1兆5000億ドルの国防予算について、どのような見通しをお持ちですか?」とバルティロモは尋ねた。
「我々が知っているのは、バイデン政権時代には、軍の近代化に必要な措置が講じられなかったということだ」とブラックバーン氏は述べた。
「現在、軍の兵員数や採用目標は達成されつつあります。また、極超音速兵器、ドローン、宇宙軍、そして我々が必要とする競争力を高める21世紀の活動への投資を求める声が高まっていることも分かっています」とブラックバーン氏は続けた。
「私は、我々が財政調整法案を前進させるのを皆さんが目にするだろうと確信しています。我々は下院に対し、ワシントンD.C.に留まり、この法案を成立させるよう促しています。そうすれば、政府機関閉鎖を回避できるからです」とブラックバーン氏は述べた。
「我々は再び政府機関閉鎖を望まない。政府への資金提供を確実に行いたい。継続予算決議を採択するつもりだ。政府の扉を開放し、軍が国家の安全を守るための契約事業に実際に参加できるようにする」とブラックバーン氏は続けた。
「上院で可決される見込みはあるのだろうか?」とバルティロモ氏は尋ねた。
「上院で可決される可能性は十分にあると思う」とブラックバーン氏は述べた。
「51票あればこの法案を可決できることを覚えておいてください。そして、軍事費の調達方法や、世界に存在する脅威への対処方法にしっかりと焦点を当てていくことが重要です」とブラックバーン氏は説明した。

https://x.com/SundayFutures/status/2078875566246076564/video/1



https://1a-1791.com/video/fwe2/35/s8/2/a/Q/T/H/aQTHA.caa.mp4?b=1&u=ummtf



https://news.yahoo.co.jp/articles/06c457e7fbcc7ec41f5be412f188e9e416f5d518
日本も核持ち込み→核共有→核保有のプロセスを経ればよい。

https://x.com/warDaniel47/status/2078621265548702125/video/1

https://x.com/Real_RobN/status/2078571366002155963/video/1



https://x.com/realLizUSA/status/2078253484088955219/video/1

7/19阿波羅新聞網<四大传统伙伴突然集体倒戈!俄罗斯后院彻底失控?=長年のパートナー4カ国が突然の裏切り!ロシアの裏庭は完全に制御不能に?>
7月中旬、ロシアのウクライナ紛争への長期にわたる関与は、その地政学的な裏庭で連鎖反応を引き起こしていた。過去2週間で、ロシアと伝統的な同盟関係にある、あるいは旧ソ連に属する3カ国が、外交政策と国内政策を精力的に調整し、極めて実質的な行動を通じてモスクワから距離を置こうとする明確な意思を示した。
今回の地政学的激変の激しさは、近年では前例のないものだ。アゼルバイジャンはウクライナの領土保全を公然と支持し、カザフスタンの新憲法が正式に発効してロシア語の特権が廃止され、セルビア大統領は頻繁に海外訪問を行っている。
アルメニアがすでに急速にEUとの連携を進めていることから、ロシアが30年間維持してきた勢力圏は予想以上に急速に崩壊しつつある。その核心は、ロシアの伝統的な近隣諸国が一丸となって戦略的なリスク回避を図っていることにある。
モスクワの伝統的な軍事的・経済的抑止力は著しく衰えつつあり、近隣諸国はモスクワの地政学的孤立に伴う政治的代償を負担することに消極的になっている。
アゼルバイジャンはウクライナの領土保全を公に支持している。
カザフスタンでは、包括的な脱ロシア化政策が実施された。
セルビアとアルメニアが西側諸国に目を向ける
共産主義は人間を不幸にするシステム。共産ソ連の残滓は無くしたいと思うのは当然。
https://www.aboluowang.com/2026/0719/2410110.html




小泉氏の記事では、AIの将来像について、アセモグルの予想が正しいのか、ゴールドマンやマッキンゼーの予測が正しいのかは、よく分からない。前者が低い数字になるのは既存業務の改良に的を絞り、AIの持つ革新・創造性の要素を組み入れていないためとのこと。シンギュラリテイが議論される中、既存業務の改良だけでは寂しく感じるが、数理計算しにくいのがあるのかも。
アセモグルの予想の10年で0.66%の経済成長効果しかないとすれば、データセンターへの投資や電力のランニングコストのリターンが気になる。投資に見合ったリターンが期待できるのか?
AIの活用が進めば、人間は本当に働かなくて済むのか、その際報酬に替わりうるもの(例えばベーシックインカム+α)をどのように入手可能になるかによって、幸福を感じられるかどうか変わって来る。分配論が大事になって来るのでは。
記事

(イメージ:PJ McDonnell/Shutterstock.com)
目次
- 「一部の仕事が速くなる」と「経済全体が成長する」は違う
- 掛け算の答えは「10年で0.66%」——ウォール街予測と桁違いの開き
- 0.66%さえ上限かもしれない——AIには「学びにくい仕事」がある
- GDPが増えても、暮らしが良くなるとは限らない
- 0.66%は「AIの限界」ではない——数字の正しい読み方
この連載で、AIブームを支えるデータセンターへの巨額投資が、いずれ“請求書”として届きかねないという議論*1を紹介した。その請求書を最終的に払えるかどうかは、AIが経済全体の生産性をどれだけ押し上げるかにかかっている。この本丸の問いに対し、現在までに経済学者がどのような試算を出しているか、いくつかの研究を複数回にわたって紹介する。まず、2024年にノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグル氏(米マサチューセッツ工科大学教授)の論文「The Simple Macroeconomics of AI」*2である。同氏によれば、生産性向上は「今後10年で最大0.66%」という、拍子抜けするほど控えめな数字だった。
◎【AIブームの“請求書”】ハイパースケーラー「空前の好業績」の死角…データセンターは高速陳腐化、巨額調達の代償
「一部の仕事が速くなる」と「経済全体が成長する」は違う
生成AIが経済を一変させるという予測は、金融界でも珍しくない。ゴールドマン・サックスは生成AIが世界のGDPを7%押し上げると予測し*3、マッキンゼー・グローバル研究所はAIなどの自動化技術が先進国の年間成長率を1.5〜3.4ポイントも高める可能性があると見積もった*4。
これに対し、アセモグル氏が持ち出す道具立ては驚くほど単純だ。経済全体の生産性の指標である全要素生産性(TFP=同じ人手と設備からどれだけ多くを生み出せるかを示す効率性)の上昇は、おおむね「AIが実際に変える仕事の割合」と「その仕事で下がる総コストの割合」の掛け算で決まる。経済学でハルテンの定理と呼ばれる関係である。
直感的にはこう考えればよい。AIのおかげでメール作成が半分の時間で済むようになっても、製造や営業、物流といった残りの仕事が変わらなければ、会社全体の効率はわずかしか上がらない。レストランでメニュー作りだけが高速化しても、調理や配膳が同じなら、店全体の生産量はほとんど増えないのと同じである。
では、AIが変える仕事の割合はどれくらいか。アセモグル氏は米オープンAIの研究者らによる推計*5に基づき、米国の仕事の約20%(賃金ベース)がAIの影響を受け得るとみなす。ただし「技術的に使えそう」と「採算の取れる形で導入される」は別の話だ。導入費用や社員教育などのコストを織り込んだ別の研究*6を援用すると、10年以内に利益を生む形で使われるのはそのうち23%程度で、経済全体で本当に変わる部分は20%×23%=4.6%にとどまる。
掛け算の答えは「10年で0.66%」——ウォール街予測と桁違いの開き
次はコスト削減の側だ。生成AIを使った初期の実験では、文章作成の仕事で平均40%*7、顧客対応の仕事で平均14%*8、作業時間が節約された。アセモグル氏は両者の平均を取り、労働コストの削減率を27%と置く。プログラミング支援ツールを使った実験では作業が55.8%も速くなったという報告*9もあるが、対象は定型的なプログラム作成に限られ、この数字まで平均に含めても後述するTFP上昇は0.9%程度にとどまる。
しかし企業の費用は人件費だけではない。設備や電力なども必要で、対象産業の総費用に占める人件費の比率は約53.5%。したがって総コストの削減率は27%×53.5%=14.4%になる。
TFPの上昇は、影響を受ける仕事の割合4.6%にコスト削減率14.4%を掛けた約0.66%となる。次の図1は、この掛け算の各段階を並べたものだ。100%から始まった数字が、絞り込みのたびに一気に小さくなっていく様子が見て取れる。

図1:「10年で0.66%」の計算過程
「AIの影響を受け得る仕事」20%はEloundou et al. (2023)に基づくAcemoglu (2024)の賃金ベース集計値、「10年以内に採算が取れる仕事」4.6%はSvanberg et al. (2024)の23%を乗じた値。「労働コストの削減率」27%はNoy and Zhang (2023)とBrynjolfsson et al. (2023)の平均、「総コストの削減率」14.4%は人件費比率53.5%(米BEAデータに基づく)を乗じた値。いずれもAcemoglu (2024)掲載の数値より筆者作成
念のため付け加えると、0.66%は10年間の合計であって、毎年の上乗せではない。年平均に直せば約0.064ポイントにすぎない。設備投資の増加まで含めても、GDPの水準は10年後に0.93〜1.16%高くなる程度と試算される。
この試算を冒頭の金融機関の予測とともに棒グラフに並べると、開きの大きさが一目で分かる。次の図2では、アセモグル氏の試算の棒がほとんど見えないほど低い。むろん、各予測は対象も前提も異なるため、厳密な横並び比較はするべきではないであろう。それでも、透明な掛け算と華やかな予測の間に桁違いの溝があること自体は、間違いないだろう。

図2:今後10年間の累積効果の比較
左3本はAcemoglu (2024)の試算値。ゴールドマン・サックスは米国の生産性成長率+1.5%/年(2023年予測)、マッキンゼーは先進国のGDP成長率+1.5〜3.4ポイント/年(2023年予測、生成AI以外の自動化も含む)を、それぞれ筆者が10年複利で累積換算した推計値(斜線)。対象(TFP・生産性・GDP)や前提が異なるため厳密な比較はできない点に留意。筆者作成
0.66%さえ上限かもしれない——AIには「学びにくい仕事」がある
アセモグル氏は、0.66%でさえ過大評価の可能性があると考える。大きな効果が確認された実験が、要約や定型文の作成のように成否を測りやすく、AIにとって「学びやすい仕事」に偏っているからだ。
一方、診断や教育、部下の指導のように正解を客観的に決めにくい「学びにくい仕事」では、AIは平均的な人間の水準を大きく超えるとは限らない。論文は影響を受け得る仕事の約27%をこうした学びにくい仕事に分類し、そこでの労働コスト削減を7%と小さく仮定する。この調整を加えると、10年間のTFP上昇は0.53%まで下がる。ただし7%は確立した実証値ではなく、アセモグル氏本人も推測的な仮定だと認めている。0.66%は未来の確定予報ではなく、上限に近いシナリオと読むべきだろう。
GDPが増えても、暮らしが良くなるとは限らない
論文は賃金と格差、そして幸福にも目を配る。AIの影響は幅広い職種に分散するため、特定の学歴層だけが大打撃を受ける可能性は低いとされる。ただし格差を縮める証拠もない。
試算では国民所得に占める資本の取り分が0.31ポイント上昇し、低学歴の女性など一部の層では実質賃金が下がる可能性も示されている。格差がAIによってどうなるかといった点は、筆者のnote記事で細かく深掘りする。
さらに重要なのは、GDPと社会の豊かさは同じではないという指摘だ。例えば、米国の大学生を対象にした実験*10では、SNS利用者は使い続けるために月53ドル相当を支払う一方、自分も周囲も全員やめられるなら月19ドル払ってもよいと答えた。中毒性の高いサービスはより多くの売り上げを生んでも、幸福を損ね得るのである(この論文に関しても、近い将来note記事にするつもりだ)。
アセモグル氏の試算では、操作的な広告のような「悪い新業務」がGDPを2%押し上げる一方で、社会の豊かさは逆に0.72%分損なわれる可能性がある。AIでGDPが増えたというニュースだけでは、暮らしが良くなったとは言えないわけだ。
0.66%は「AIの限界」ではない——数字の正しい読み方
誤解してはいけないのは、アセモグル氏が「AIは大した技術ではない」と主張しているわけではない点だ。この試算が数えているのは、主に既存の仕事を少し速く、安くする効果である。
AIが新薬の発見を加速したり、新しい産業を生み出したり、企業の経営戦略を根本から変えたりする効果は、基本推計にはほとんど入っていない。AGI(汎用人工知能=人間のほぼすべての仕事をこなせるAI)が近く実現するような急進的な未来も、そもそも試算の対象外だ。
公平のために注記しておくと、23%という導入可能率は画像認識技術の研究をAI全般に外挿したものであり、仮定には不確実性が残る。逆にAIが科学研究や組織改革を大きく進めれば、成長効果はこの数字をはるかに上回り得る。
それでもこの研究の強みは、AI論争を検証可能な問いに分解した点にある。どの仕事に広がるのか。本当に採算が取れるのか。総コストはどれだけ下がるのか。この3つを確かめれば、誰でも派手な予測の根拠を検算できる。
アセモグル氏自身、看護師や教師、修理技術者などに現場で必要な情報を即座に提供し、人間の専門性を高めるAIには大きな可能性があると述べている。企業がAIを人員削減に使うのか、それとも人間の能力を高める方向へ使うのか。使い道の選択次第で、10年後の成長率も社会の豊かさも大きく変わる。
冒頭で紹介した記事で見た巨額のAI投資は、この控えめな検算と本当に整合的なのだろうか。次回以降、この研究より少し新しい最新の研究を紹介する。
AIの未来を映す水晶玉はないが、検算のための掛け算なら、現時点でも可能であろう。
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『《自宅にエアコンの無い家がほとんどのドイツ》気温40度超の殺人的な暑さで国中がパニックーーそれでも再生可能エネルギー推進派が「脱炭素」「CO2削減」アピールしたい理由』(7/17現代ビジネス 川口 マーン 惠美)について
7/18The Gateway Pundit<John Brennan Panics, Trashes President Trump Over Primetime Address on Foreign Election Interference (VIDEO)=ジョン・ブレナン氏はパニックに、トランプ大統領のプライムタイム演説における外国による選挙干渉疑惑を激しく非難(動画あり)>
ブレナンは非難でなく、論理的に反証すべき。公開された証拠が捏造であるなら、それを証明すれば足りる。
元CIA長官のジョン・ブレナン氏は、金曜夜にMS NOWに出演した際、トランプ大統領がゴールデンタイムに行った外国による選挙干渉に関する演説を厳しく批判した。
ブレナンはバラク・オバマ政権下の2013年から2017年までCIA長官を務めた。
ジョン・ブレナンは現在、スパイゲート事件における自身の役割について連邦捜査を受けている。
木曜日の夜、トランプ大統領は外国による選挙干渉について、国民に向けたゴールデンタイムの演説を行った。
大統領は次のように明らかにした。
国土安全保障省は、有権者名簿に約27万8000人の非市民が登録されていることを発見した。
中国は2億2000万人の米国有権者の個人情報にアクセスし、ディープステートはその情報をトランプ氏に隠蔽した。
中国は2020年の大統領選挙期間中、メディア各社に資金を提供してトランプ大統領に関する否定的な記事を書かせることで、トランプ大統領を標的にした。
ジョン・ブレナン氏はトランプ大統領を酷評し、トランプ大統領は都合の良い部分だけを選び出し、「慎重に編集」し、「事実を歪曲した」と述べた。
これは投影です。
ジョン・ブレナンをはじめとするオバマ政権時代のディープステート関係者は、トランプ大統領を標的に、意図的な情報漏洩や不必要な編集を日常的に行っていた。
ブレナン氏は、国家情報長官代行のプルテ氏を激しく非難し、彼が事実を歪曲し、事実を誤って伝えていると述べた。
「つまり、トランプ氏とそのチームがやっていることは、最初の政権時代と同じように、都合の良い部分だけを選び出し、入念に編集して事実を歪曲しているということだと思う」とブレナン氏は述べた。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/john-brennan-lashes-trump-after-primetime-address-foreign/

https://x.com/TheSCIF/status/2078662266543636946/video/1


https://x.com/Real_RobN/status/2078545569212244071/video/1


https://x.com/TheSCIF/status/2078166172101378266/video/1

https://x.com/TheSCIF/status/2078232861753135218/video/1


https://x.com/laralogan/status/2078281337677427092/video/1



7/19阿波羅新聞網<中东变天?川普一举废掉霍尔木兹海峡—中东就要变天?川普接连会见两位稀客=中東情勢に変化?トランプはホルムズ海峡を迂回する動き—中東の構図は変わるのか?トランプは異例の来賓2人と相次ぎ会談>
イラク産原油を地中海へ輸送する米国主導の投資計画、ホルムズ海峡の戦略的重要性を低下させる狙い
2/28に米国とイランの間で戦争が始まって以降、イランはホルムズ海峡の封鎖を繰り返し試み、世界の原油価格を乱高下させてきた。最近、イラクとシリアはワシントンで、ホルムズ海峡ルートに代わる石油パイプラインの修復・再建に関する協定に署名した。
イラク産原油を地中海へ輸送する米国主導の投資計画
イラク首相が訪米、48件の協定に署名
トランプはレバノン大統領を電撃招待—中東情勢は変化するのか?
ホルムズ海峡回避はイラク→地中海だけでなく、UAEは東部のフジャイラに多目的港およびコンテナターミナルを建設する計画を進めている。脱ホルムズが進んでいく。その合間にもイランは米軍のインフラ攻撃で経済が持たなくなるのでは。
https://www.aboluowang.com/2026/0719/2409956.html
7/19阿波羅新聞網<蜜月天堂惨况全曝光!中共活活把它拖垮了—中共也救不了?蜜月天堂惨况全曝光=ハネムーンの楽園の厳しい現実が露呈!中共に引きずり込まれ破綻へ—中共でさえ救えないのか?ハネムーンの楽園の厳しい現実>
アポロネット王篤若の報道:ハネムーンの楽園の没落:モルディブ経済、「一帯一路」の債務で崩壊
かつてはリゾートの楽園だったが、今や同地域の「万年最下位」であるアフガニスタンにさえ遅れをとっている。モルディブ経済は信じがたいほどの急降下を続けている。
中国の「一帯一路」構想に南アジアでいち早く参加した国の一つであるモルディブは今、巨額のインフラ債務、観光業の低迷、外貨準備高の枯渇という三重苦に直面している。アジア開発銀行の最近の報告書は事実上の「審判」を下した:2026年の経済成長率はわずか1%にまで急落すると予測され、南アジアで文句なしの最悪の経済状況となることが確定した。
繁栄の幻想は完全に打ち砕かれた。
中国人の本性は「騙すほうが賢く、騙されるのはバカ」と言うのが分かっていれば・・・。
https://www.aboluowang.com/2026/0719/2409923.html
7/19阿波羅新聞網<挑战北京!他要求中共放开人民币汇率—他向北京喊话:“要么对话,要么放开汇率”= 北京に挑む!彼は中共に対し、人民元為替レートの自由化を要求し、北京に向けて「対話に応じるか、さもなくば為替レートを自由化せよ」と迫った>
今週金曜日(7/17)、ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州ブリュールにて、独仏閣僚合同会議が開催された。両国の指導者は、中国産業の過剰生産能力や人民元為替レートの問題について、意外にも足並みの揃った姿勢を示した。双方は、中国が対EU貿易において不当な競争優位性を得ていると非難し、EUが中国に対して1日あたり最大10億ユーロもの貿易赤字を抱えている現状を批判した。
「対話に応じるか、さもなくば為替レートを自由化せよ」
デカップリング(分断)には反対しつつも、迅速な保護措置を求める
中国人が素直に言うことを聞くと思うのは間違い。まあ、関税合戦や輸出入規制になるのでは。EUは米国を非難できない。
https://www.aboluowang.com/2026/0719/2409838.html

川口氏の記事では、軌道修正できないドイツ人と言う感じ。「地球温暖化はCO2のせい」と言うのは本当かどうか分かっていない。他に要因があるか、複合要因があるかもしれない。長期的に見れば今は間氷期で、間氷期は約1万年前に始まり、通常、間氷期は「約1万年〜1万5千年」ほど続くことが多いため、地球の歴史を長い目で見れば、「本来であればそろそろ次の氷期に向かう時期」にあたるとのこと。寒いより暖かい方が生物にとっては生きやすい。
エアコンなしで暮らせるなら、それに越したことはない。小生はマンションの10数階に住んでいるのでエアコンは基本使わないでいます。網戸で通風すれば、非常に涼しい。ただ高齢者や子供のいる家庭や病院、保育園・幼稚園、学校、介護施設にエアコンは必須では。事故が起きてからでは遅すぎる。
記事
暑さでパニックになるドイツ国内
今年の6月末のドイツは、サハラ砂漠からの熱波に見舞われ、歴史的酷暑が10日以上も続いた。41度を超えたところもあったのだから、完全に異常事態。そして、それを受けた公共メディア、および主要メディアは、「温暖化」、「気候変動」と鬼の首を取ったように大はしゃぎ。

猛暑に見舞われるドイツ・ベルリン。2026年6月27日、中心部の気温計は43度を示した(Photo by Gettyimages)
殺人的な暑さ! 病院の病室が37度! 暑さによる死者が〇人! 鉄道網がズタズタ! 道路のアスファルトがボコボコ! 救急車の出動が倍増! 老人ホームの老人も、屋外で働く人も、皆、命の危険に晒されている! やはり温暖化は本当のことだった! このままでは、地球は大変なことになる!と、連日、テレビに気候の専門家や政治家が出てきて、国民の恐怖を煽った。
彼らの主張によれば、発電や工場、輸送、森林伐採、酪農、農業などで発生したCO2やメタンガスが、宇宙へ逃げるはずの熱を地表に閉じ込めているから、温度が上がる。だから、「地球環境を守るためには、脱炭素政策をさらに強化しなければならない!」
緑の党の議員も張り切って、「これでもあなた方はまだ石炭を燃やそうとするのか!」と叫ぶ。要するに、皆、パニック(を装っている)。
暑さの原因が本当にCO2なのか、それ以外にもあるのか(それ以外の要素を主張している科学者は大勢いる)の議論はひとまず措いておくが、ドイツの排出するCO2の量は世界全体の1.5〜1.8%だから、ドイツがCO2を出しても、出さなくても、おそらく何も変わらない。
とはいえ、国民が暑さで苦しみ、社会が機能不全に陥っているのは事実なのだから、まずは当面の問題を取り除く対処療法をするべきだ。少なくとも病院や老人ホームや託児所には最優先でエアコンを入れた方が良い。CO2の削減よりは間違いなく有意義だ。
低いドイツのエアコン普及率
ドイツでは、家庭でのエアコンの普及も遅く、昨年の新築家屋における設置率はわずか4%。ここ数年、徐々に増えてはきたが、それでもまだこの程度だ。元々、夏が短く、湿度が比較的低く、暑い日数は限られていたため、エアコンは必要なかった。日本でも、北海道ではあまり普及していなかったのと同じ現象だ。

ヨーロッパの熱波の影響で、エアコンや扇風機などの冷房製品の需要が高まり、中国製品の輸出が大幅に増加している(Photo by Getty Images)
また、ドイツ人はインテリアに気を使う人たちなので、エアコンのような異物がリビングの壁に設置されることを好まなかったし、それよりも、借家の場合、壁に穴を開けること自体に制限が掛かっており、大家さんの承認が得られなかったり、構造上、不可能であったり、また、室外機の設置が景観や騒音の観点から認められなかったりと、ハードルが高い。その上、エアコン自体の値段も、設置の費用もかなり高額で、要するに、普及の足を引っ張る条件が目白押しなのだ。
それ以外の大きな要因として、ドイツ人の新しいものを嫌う性格もある。車のエアコンも、電子レンジも、普及までにひどく時間がかかった。電子レンジの普及率は今でも全世帯の4分の3足らず。日本はもうずっと以前から95%を超えている。
では、役所や郵便局など公共の建物、また、企業や商業ビルのエアコンはどうかというと、新しいビルならほぼ完備しているが、たいていはまだ無い。中小のホテルなら設置されてないところが多く、夏日に西日の入るホテルの部屋に当たる宿泊客はかなり不幸なことになる。ただ、これまでのドイツ人はそういう事態も、「夏だから」とあっさりと受け入れていた。
「スーパーサマー」から「キラー・サマー」へ
実は、彼らは夏が大好きで、毎年、心待ちにしている。夏になると、レストランのテラスや店頭に並べられたテーブルに陣取り、燦々と輝く太陽の下で飲んだり食べたりすることをこよなく愛する。それどころか、夏休みにはさらに暑いイタリアやスペインに出掛けては、皮膚科医の警告も物ともせず、炎天下の砂浜でジリジリと直射日光を浴びることも大好きだ。

ドイツとの国境に近いポーランドの町でも最高気温を更新した。ヨーロッパ大陸全土で1000人以上の死者がでている(Photo by Gettyimages)
ちょうど私がドイツで暮らし始めた1982年の夏は「スーパーサマー」と言われ、人々の記憶に残る暑い夏だった。ドイツの夏は午後10時近くまでほの明るく、夕方、太陽の光がだんだん優しくなってくると、小鳥が囀りだす。屋外のテラスに座った人々は、ビールジョッキを片手にいかにも幸せそうで、私は、何と楽しい国に来たのだろうと感激したものだ。しかし、今ではこういう夏は「スーパーサマー」ではなく、「キラー・サマー」と言われるのだろう。
もっとも、報道がどう変わろうが、ドイツ人が夏を愛しているのは、基本的に今も変わっていないと、私は思っている。ただ、「夏は暑いほうがいい」などとは言いにくくなってしまっただけだ。
しかし、実際問題としては、30度以上の日が何日も続くとなると、外気に影響されにくいドイツの建物といえども、室内の温度が猛烈に上がる。そして、冬用の仕様の建物だから、一旦、溜まった熱気は、なかなか出て行かない。
その対策として、たいていの家では、夜になって外気の温度が少々下がると全ての窓を開け放って外気を取り込み、翌日は、窓もブラインドを締めたままでその温度を保つ。事務所なども、泥棒の入らない階などは、ブラインドをほぼ下ろし、窓は開けっぱなしにして帰宅してしまうことも多い。しかし、それにも限界があり、夜中もあまり温度が下がらないとなると、家の中は次第に、日本でいえば、真夏にエアコンが故障してしまったような耐えられない状態となる。
何も言わないドイツ政府
夏の日本を訪れたドイツ人は、その蒸し暑さに驚くが、一方、エアコンの普及に感動する。どんなに暑くても、どの建物もどの電車も間違いなく涼しいし、お風呂から出てきて涼しい部屋でホッとできる。また、そのまま心地よく眠ることもできる。

緑の党に所属する政治家たち(Photo by Gettyimages)
ところがドイツに熱波が来ると、そういうホッと涼める空間や時間がない。4階建てマンションの最上階に住んでいる私のドイツの友人は、寝室が暑くて寝られない夜は、ベランダに簡易ベッドを出して休んでいた。
7月の初めの国会では、左派党の議員が、「これほど温暖化の被害が出ているのに、あなたたちは、まだ再エネの普及を阻止するつもりか?」と、与党をここぞとばかりに攻撃。緑の党の議員は、温暖化のせいで死亡した人を追悼するための国民の祝日を制定しようと提案した。公式には、温暖化のみのせいで死亡した人はまだ1人もいない。
ちなみに、再エネ派はエアコンの導入に否定的な人が多い。その理由は、「エアコンは電気を使い、CO2を出すから」。しかし、彼らが全力で推しているEVは電気を使わないのか? これから建設しようというデータセンターは?
最近、気候に関しては間違いなく世界一の権威で、最大の影響力を持つIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が、「これまでの報告は“最悪のシナリオ”に基づいて作られたもので、非現実的だった」ということを認めた。ところが、その非現実的な報告を担いでいた学者らも、「地球が沸騰する」などという終末論を好んで広めてきたメディアもこの報告を無視している。それどころか、これまでその非現実的な予測に基づいて、企業や国民にさまざまな脱炭素政策の負担を強いてきたドイツ政府も、何も言わない。基礎データが正しくなかったのに、政策は修正しないってどういうこと? そして、それを追求もしないメディアは、いったい誰のために報道をしているのか?
せめて学校や病院、職場にはエアコン設置を
重要なのは、今、暑いのだったら、暑さを凌ぐための対策を立てることだ。巷のブティックが酷暑のあいだ商売にならなくても(汗だくでは試着もできない)、国民生活にとって特に大きな支障ではないが、学校や病院や役所の機能は保持すべきだ。国民の税金は、再エネ推進に注ぎ込むより、エアコン設置に使った方が役に立つ。そうすれば、少なくとも、学校をしょっちゅう休校にすることもなく、あちこちの職場でも扇風機で熱風をかき混ぜながら、皆が、真っ赤な顔で仕事をする必要もない。

2026年7月7日、シュトゥットガルトの小学校では扇風機が暑さを和らげていた(Photo by Getty Images)
また、農業部門ならば、暑さに強い品種に改良するとか、イスラエルの得意なわずかな水での灌漑法を取り入れるなど、できることはあるだろう。
また、日本では、屋外で仕事をしている人たちにとっては、空調のついたベストがスタンダード装備になりつつあるが、ドイツには、そういう安価だが有効な対処療法はまだない。それどころかドイツの公共放送では、CO2削減のアピールの方が大切らしく、しきりと、炎天下の屋根の上で作業員が上半身裸で働いているような悲惨な映像ばかり流していた。あるいは、室温の上がりすぎた老人ホームから、入居者がベッドのまま涼しいところに緊急移送されている映像など。暑さはまるで天罰だ。
いずれにせよ、本格的な夏はこれから。それとも、今年の夏は空振りか?
7月上旬は、ドイツの南西地域はかなり気温が上がっていたが、私のいる東部は涼しかった。中旬は、全国的に気温が下がる見込みだという。
ただ、最近は、冷夏なら冷夏で、「これも温暖化の副作用」と言いくるめられる。暑くても、寒くても、温暖化はドイツの上空に、いや、ドイツ人の心の中に居座っている。そして、暑くても、寒くても、ドイツの鉄道は止まる。
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『ジャーナリスト・矢板氏襲撃事件の背後に中国「民族団結法」の影、習近平政権「越境弾圧」が始まった?』(7/17JBプレス 福島香織)について
7/17The Gateway Pundit<Intelligence Reports Support Trump’s Claims of Chinese Election Interference=諜報報告書は、トランプ氏の中国による選挙干渉の主張を裏付けている。>
下のThe White House“SETTING THE RECORD STRAIGHT:”の記事も参考にしてください。演説をオールドメデイアが無視したのは正しく2020年不正選挙に加担した証拠。今後逮捕者が続々出れば、流れは変わる。中間選挙で不正は出来にくくなる。
ドナルド・トランプ大統領は2026年7月16日、WHからゴールデンタイムに演説を行い、米国の選挙の安全保障について語った。演説の中でトランプ大統領は、諜報文書の機密解除を発表し、中国、2020年の選挙、そしてその後の情報機関関係者による自身と議会への情報隠蔽工作に関する一連の疑惑を提起した。
トランプ大統領は自身の主張は機密文書や新たな文書によって裏付けられていると述べたが、彼の発言の多くは既に文書化され、一般に公開されている情報機関の報告書によって裏付けられていた。
トランプ氏は、機密解除された文書は、「 2020年の選挙期間中から数年にわたり」、中国が史上最大規模の選挙データ侵害を行い、2億2000万件の有権者ファイルを入手したことを示していると述べた。盗まれたデータには、氏名、住所、電話番号、政党所属、その他投票登録に必要な情報が含まれており、中国はこの活動のために専門のデータ悪用部隊を配置していたという。
トランプ氏は、情報機関が情報漏洩の規模を自分に隠蔽していたと主張した。トランプ氏によれば、諜報機関は2020年に18州の有権者データが中国によって「購入、盗難、またはハッキング」されたことを知っていたが、当局はそれを報告するのではなく隠蔽したという。同氏は、大統領として、また知る限りでは議会にもその情報は開示されず、当局は2020年の選挙は米国史上最も安全な選挙だったと主張し続けたと述べた。
トランプ氏の隠蔽工作疑惑は、上院司法委員会の記録によって部分的に裏付けられている。チャック・グラスリー委員長は、FBIがアルバニー支局の情報報告書を撤回していたことを示す電子メールを公開した。その報告書では、中国が2020年の大統領選でジョー・バイデン氏への郵便投票を不正に操作するために、偽造運転免許証を製造していたとされていた。
FBIのアナリストは、報告書が撤回された理由について、「報告書の内容がレイ長官の証言と矛盾する」ためだと記している。レイ長官は数日前、上院国土安全保障委員会で、FBIは「これまで組織的な全国規模の選挙不正工作を目にしたことはない」と述べていた。その後のFBIの調査では、FBIの中国対策チームが「政府間報告や論理的な捜査の手がかりを裏付ける証拠があったにもかかわらず」、この件をさらに追及した形跡は見つからなかった。
2020年の選挙を「米国史上最も安全な選挙」と評することは、その年の投票方法や集計方法における土壇場での変更の規模と相容れない。MITの選挙データ・科学研究所によると、 2020年には全国の投票の43%が郵便投票で行われ、これは過去最高の割合の約2倍であり、米国史上最高となった。国勢調査局の調査では、有権者の69%が郵便投票または期日前投票という「従来とは異なる方法」で投票しており、これは現代において前例のない数字である。
投票箱の利用も同様に前例のない規模に拡大した。2020年以前は、投票箱に関する明確な法律を制定していたのはわずか8州だった。しかし、選挙当日までに、投票箱は約40州で利用されるようになり、ピュー・リサーチ・センターの調査によると、郵便投票者の41%が、郵送や選挙管理委員会への直接提出ではなく、投票箱を利用して投票用紙を返送した。
複数の州では、土壇場での裁判所の判決により、投票用紙の受領期限が選挙日以降に延長された。ペンシルベニア州最高裁判所は、選挙日までに消印が押された投票用紙は、3日後までに到着すれば有効と認め、ノースカロライナ州は受領期限を9日間に延長し、ミシガン州は2週間後まで投票用紙の到着を認めた。
記録的な郵便投票、記録的な投票箱利用、そして投票日後の受付期間の延長といったこれらの展開は、いずれも過去の選挙サイクルにおける慣行から逸脱したものである。これが、2020年の選挙を、過去の選挙よりも安全性が高いというよりも、手続き的に斬新で、潜在的に安全性が低いと評する根拠となっている。
トランプ氏に対する北京の影響力工作は、2020年よりもさらに以前から始まっている。トランプ氏が演説で引用したCIAの報告書によると、2018年半ばには「中国共産党の政策は、米国大統領に反対する国内外のあらゆる勢力を利用して、米国大統領の得票数を減らし、辞任に追い込むか、再選を阻止することだった」という。
トランプ氏は、同じ報告書で中国が2018年の中間選挙と2020年の大統領選挙の両方に影響を与えようとしていたことが判明しており、2019年半ばまでに北京の戦略は彼に対する国内の信頼を損なう方向に転換したと述べた。
そのパターンはその後の選挙サイクルにも引き継がれた。 2023年12月に機密解除された国家情報会議の評価報告書によると、中国は「米国の両政党の議員が関わる2022年の中間選挙の一部に影響を与えようとする試みを暗黙のうちに承認した」ことが判明し、その目的は「反中国と見なされる」政治家に対抗し、「親中国と見なされる」政治家を支援することだった。
2020年以降、中国指導部は「米国における政策や世論を中国に有利な方向に誘導する取り組みを強化する」ための広範な指示を出しており、2021年には「反中国的な見解を持つ特定の連邦議会議員を罰し、北京を支持していると見なされる議員に報いる」措置を講じた。
中国の情報機関、外交官、およびオンラインの影響力工作員は、「米国の二大政党の特定の候補者を弱体化または促進する活動」を行っており、その中には「偽アカウントを使用して特定の米国上院議員をオンラインで密かに中傷する」ことも含まれている。この調査結果は「司法省の起訴状、FBIの情報、および民間部門の報告」によって裏付けられており、情報機関は「高い確信」を持っていると評価報告書は述べている。同じ評価報告書は、2022年12月に米国のメディア組織が報じた、中国関連のTikTokアカウントが両党の候補者を標的にし、米国で数千万回の視聴回数を獲得したという報告にも言及している。
ダン・サリバン上院議員が提出した上院法案S.5365は、2024年2月の国家情報長官室(ODNI)の脅威評価を引用し、中国は「米国の指導力に対する疑念を植え付け、民主主義を弱体化させ、北京の影響力を拡大することを目的としている」と述べている。この法案は2024年11月に提出され、外交委員会に付託されたが、その後進展していない。
トランプ氏はまた、同じCIAの報告書を引用し、中国が米国の主要企業内部の人脈を利用して米国のビジネスリーダーをトランプ氏に敵対させようとし、米国のジャーナリストに金銭を支払って否定的な報道をさせようとしたと主張した。しかし、これらの具体的な主張は、本稿のために検証した機密解除文書の中で独自に裏付けられていない。
トランプ氏は、2020年にFBIが収集した情報が「不正な官僚」によって隠蔽されたとし、その中には中国がジョー・バイデン氏のために不正な投票用紙を製造しようとしたという疑惑が含まれていたと述べた。また、中国による選挙関連の標的設定に関するCIAとNSAの報告書数十件が、大統領日報から隠蔽されたと述べ、情報分析官が「選挙に関連する中国の活動に関する情報を隠蔽するために、大統領日報を意図的に操作した」と認めた電子メールを引用した。
2021年3月に機密解除された、 2020年の選挙に関する諜報機関の評価報告書は、この主張を部分的に裏付けている。同報告書は、国家情報長官(サイバー担当)による正式な少数意見を記録しており、その中で同長官は、中国が「主にソーシャルメディアや公式声明、メディアを通じて、トランプ前大統領の再選の可能性を損なうための措置を少なくともいくつか講じた」と評価している。同じ評価報告書は、ロシアのサイバー作戦が「2020年に米国の州および地方自治体のネットワークを標的にし、侵害した。これには一部の有権者データの流出も含まれる」と結論付けている。
トランプ氏は、別途公表された情報機関の評価によると、米国の敵対国(少なくともロシア、中国、イラン、北朝鮮を含む)は米国の選挙インフラを侵害する能力を有しており、有権者登録データベースやその他の中央集権型の選挙データシステムが最も悪用されやすいと結論付けていると述べた。同氏は、この資料を引用し、政権は現在、中国やその他多くの国によってデータが侵害された州に通知していると述べた。






7/17Rasmussen Reports<Political Intolerance: 46% Say Relationships Have Suffered=政治的不寛容:46%が人間関係に悪影響が出たと回答>
政治的な意見の相違に対する不寛容さが増していると多くの有権者が述べており、ほぼ全員がそれが友人や家族との関係に影響を与えていると答えている。
ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の71%が、米国人は以前よりも互いの政治的意見に対して寛容さを失っていると回答した。これは、ジョー・バイデン氏が大統領に就任した2021年の77%からわずかに減少している。現在、米国人は以前よりも寛容になっていると考えているのはわずか11%で、政治的意見に対する寛容さは以前と変わらないと考えているのは13%だった。



https://x.com/DHSgov/status/2078139780047503475/video/1


https://x.com/RapidResponse47/status/2078138035250647160/video/1


7/18阿波羅新聞網<世界争霸!中共“无法复制”美国终极底牌曝光—取代美国有多难?这一点 北京拍马也追不上=世界覇権を巡る争い!中共は米国の「究極の切り札」を模倣できない――米国に取って代わることの難しさとは?北京はこの点において、米国に遠く及ばない>
今の中共の国内統治のやり方を見て、彼らの覇権に従う国はいないのでは。
アポロネット王篤若の報道:オーストラリアのシンクタンク「ローウィー研究所(Lowy Institute)」の研究員であり、元駐中国オーストラリア大使でもあるグラハム・フレッチャーは次のように分析・指摘した。中共は米国を追い越し、世界秩序を再構築することを目指しているが、実際に米国に取って代わり世界覇権を確立するという課題は、外部が想像するよりもはるかに困難なものである。また、台湾海峡をめぐる現状は、2030年代に入っても続くと見ている。
フレッチャーは、米国の現在の世界的な指導的地位は、単なる軍事力だけで築かれたものではなく、長い時間をかけて蓄積された全体的なシステムから生まれたものであると述べている。世界的な外交ネットワーク、世界最大の経済規模、地球規模での軍事展開、最先端の科学技術、トップクラスの大学、成熟した金融市場、安定した法の支配、そして国際共通語としての英語の地位といった強みが組み合わさり、強力な世界的魅力を生み出している。これらが世界中から人材、資本、企業を絶えず惹きつけ、「成功がさらなる成功を呼ぶ」という好循環を育んでいる。
同氏は、近年、中共が人工知能(AI)、製造業、技術研究開発などの分野で米国との差を急速に縮めてきたことは認めつつも、米国に取って代わるには、単に主要分野で米国を全体的に凌駕するだけでは不十分だと考えている。世界の人材、企業、資本に対し、その支持や拠点を中共へ向けさせる必要があり、それこそが真に困難な部分なのである。
さらに、中共が直面している国際環境は、米国が台頭した当時よりもはるかに複雑である。近隣にはインド、日本、ロシア、韓国、ベトナムといった地域大国が存在し、それらの国々は自国の国益に基づいて行動するため、アジアの秩序における北京の主導権を容易には受け入れないだろう。
一方、民主主義諸国も、中共の影響力拡大に対して強い警戒感を抱き続けている。
同時に、中共は、経済成長の鈍化、消費の低迷、人口の高齢化、そして継続的な出生率の低下といった国内の課題にも直面している。政府による経済への介入、資本規制、情報コントロールといった長年の問題も、国際的な人材や企業を惹きつける能力をさらに削ぐ要因となっている。
アポロネットの王篤然評論員は、中共が米国に追いつく上で真に困難な障壁となっているのは、単に科学技術力や経済力ではなく、米国が数十年にわたり築き上げてきた国際的な制度、同盟ネットワーク、金融システム、そして優秀な人材を引き寄せる力(磁力)であると分析している。これらの優位性は互いに補強し合うものであり、短期間で模倣することは不可能である。したがって、中共が軍事力や科学技術への投資を拡大し続けているとはいえ、米国の世界的な指導的地位に完全に取って代わるまでの道のりは依然として長く、多くの困難を伴うものとなる。
https://www.aboluowang.com/2026/0718/2409527.html
7/18阿波羅新聞網<川普准备下狠手!美军第6夜狂轰伊朗 数十架加油机压境=トランプは凄まじい手を準備!米軍はイランを6夜連続で猛爆撃、数十機の空中給油機を同地域に展開>
イランが通航を邪魔できないように叩くのは正当である。
海上監視・通信能力に関して、ピート・ヘグセス米国防長官は、チャバハールにある海上監視塔が完全に破壊される様子を捉えた最新の攻撃映像を公開した。軍事情報アカウント「@__Inty__」やモサド関連の解説アカウント「@MOSSADil」は、米軍が1週間にわたりチャバハールの海上管制塔に対して3回の精密攻撃を行ったと補足した。今回の攻撃で、そびえ立っていた構造物は完全に倒壊し、跡形もほとんど残らない状態となり、同地域におけるイランの監視能力は事実上麻痺した。
米国は、イスラエルに追加で数十機の空中給油機を配備する計画である。
https://www.aboluowang.com/2026/0718/2409494.html
7/18阿波羅新聞網<爆发大规模高强度战争?美军建全新火力体系:耗干共军—美军战争模式大变!三年狂造逾万枚飞弹 中共防空网恐被耗穿=大規模かつ高強度の戦争が勃発するのか?米軍は中共人民解放軍(PLA)を疲弊させるための新たな火力システムを構築――米国の戦争戦略における大きな転換!3年間で1万発以上のミサイルを生産へ、中共の防空網が破られる恐れも>
米国は、戦争に対するアプローチを根本から変革しようとしている。 2027年から3年間で、低コストの巡航ミサイル(具体的には「バラクーダ」や「ブルズアイ」といったモデル)を1万発以上調達する計画が進められ、これらは高性能兵器と組み合わされ、「ハイ・ロー・ミックス(高性能兵器と低コスト兵器の組み合わせ)」と圧倒的な物量による勝利を目指す戦略を特徴とする「飽和攻撃システム」を構築する。
専門家は、このアプローチが中共の防空迎撃リソースを絶えず消耗させ、迎撃コストの負担にも消耗戦の継続にも耐えられないというジレンマに追い込むことで、中共に対して強力な抑止力を発揮すると指摘した。
日本も戦略転換を。
https://www.aboluowang.com/2026/0718/2409465.html
7/18阿波羅新聞網<习近平话音刚落 中国股市、全球股市全线暴跌=習近平の発言直後、中国および世界の株式市場が全面安に>
中共はタダで何でも利用できるように盗むのが得意。彼らの言うことを信じたら開発者は報われない。
7/17、上海で第8回世界人工知能大会(WAIC)および「グローバルAIガバナンスに関するハイレベル会合」が開催された。
中共外交部が主催し、上海の関連機関が運営するWAICは、中国がその科学技術力を世界に誇示する重要な場であり、中国のAIを単なる「産業発展のツール」から「グローバルな共同ガバナンスのモデル」へと格上げするという戦略的転換を示すものである。
開会式での基調講演において、習近平は中国のAI戦略的ナラティブ(物語)のキーワードとして「オープンソース」を挙げた。同氏は、AI開発は常に「制御可能」でなければならないと強調し、国家安全保障の概念を過度に拡大することに反対するとともに、グローバルなAIのオープンな共有に対する中国の意欲と主導的な役割を強調した。
習は特に、AI開発は一国による独演会ではなく、世界的な協力による「交響曲」であるべきだと述べ、オープンソースの実践、開放性、協力、そして利益の共有を促進するための、この稀有かつ歴史的な機会を捉えるよう呼びかけた。
ある分析では、株式市場の低迷はある程度、習近平のAI会議に対する反応であったと示唆している。この見方はやや主観的あるいは一方的なものかもしれないが、市場データは半導体およびコンピューティング・ハードウェアのサプライチェーンにおける急激な下落を示しており、特にCPO(光電共パッケージング)、メモリ、PCB(プリント基板)、リソグラフィ装置といったセクターがその下落を主導した。医薬品・バイオテクノロジー分野も大幅に下落し、特にCRO(医薬品開発受託機関)指数は10%を超える急落を見せた。太陽光発電、ロボット工学、民間航空宇宙、AI応用といったテーマ関連銘柄が大きく値を下げる中、電力株だけは逆行高となった。
しかし、7/17の市場の暴落は中国にとどまるものではなく、米国とイランの対立再燃や、半導体・AI関連業界をめぐる不透明感などを背景に、世界の株式市場も軒並み急落した。
https://www.aboluowang.com/2026/0718/2409493.html
7/18阿波羅新聞網<“改写历史只差一步”!爆张又侠承认政变逼习交权—蔡慎坤爆料:张又侠承认政变逼习交权=「歴史を塗り替えるまであと一歩」!報道:張又侠は習に権力譲渡を迫るクーデター未遂を認める — 独立系評論家・蔡慎坤の主張>
独立系評論の蔡慎坤は最近、張又侠が習近平に権力放棄を迫る試みを行ったことを認めたと明かし、彼らが「歴史を塗り替えるまであと一歩」のところまで来ていたと率直に語った。同氏はまた、張が王岐山、曽慶紅、および一部の党長老から支持を受けていたことを示す情報にも言及した。一方で、第21回党大会を控えた政治情勢は依然として極めて流動的であり、各派閥が機をうかがっている状況にあると見ている。何らかの決定的な出来事が起きれば、最高指導部の権力構造が一瞬にして変化する可能性があるとしている。
https://www.aboluowang.com/2026/0718/2409450.html


福島氏の記事では、矢板氏襲撃事件は、上のX記事「覚醒を終わらせよう」にある「中共は自分の資産を活用してBLM暴動を煽った」のと同じ構図では。中共が金を出してやらせた気がする。日台に対する暴力による脅しと見た方が良い。
日本は氏が言うように、この事件に対して感度が鈍い。台湾のように「越境弾圧に関する関係省庁連携プラットフォーム」を作ったり、米国のように「越境弾圧阻止法案」を作り、中共に反対する華人系日本人の安全をきちんと守れるようにしないと。反日・中共擁護の中国人は大陸に帰って貰った方が良い。米国だけでなく、日本の選挙でも、悪さをする可能性がある。
記事

矢板氏の襲撃事件の背後に中国の影?写真は中国の習近平国家主席(写真:ロイター/アフロ)
目次
7月1日から施行された「民族団結進歩促進法」(民族団結法)は、多くの人が予想する以上に恐ろしい法律かもしれない。この法律と、7月6日に起きた元産経新聞記者で台湾在住のジャーナリスト・矢板明夫氏が暴漢に襲われる事件は関連しているとみられている。
矢板氏に対する襲撃事件は、台湾と日本のほか、欧米メディアでも大きく報道され、中共の暴力による国境を越えた言論弾圧として国際的にも非難の声が上がっている。
矢板氏は残留孤児二世で、幼少期は中国人として育ち、15歳で日本に引き揚げ、慶應義塾大学卒業後は松下政経塾や中国社会科学院の研究員をへて産経新聞に入社。北京特派員、台北支局長を歴任し、2024年に産経新聞を退職したのち、現在は台湾籍を取得し、民間シンクタンク「印太戦略シンクタンク」を設立。日中台の人脈が豊富で、日台の世論、政財界に大きな影響力をもつジャーナリスト、言論人だ。
特に台湾の頼清徳総統をはじめ民進党陣営からの信頼が厚い。主宰する印太戦略シンクタンクも自由民主主義陣営の力を結集し、台湾の自由と民主主義と法治の生活様式を守ることを目的に設立された。
本人がフェイスブックの公式アカウントで報告したところによれば、6日、台湾中部・台中のホテルのイベントで講演後、会場を出たロビーで男に「矢板さん」と声をかけられたのちに、顔を殴られ唇を切るなどのケガを負った。男はそのまま立ち去り、途中で着替えて台中国際空港から出国しようとしたが、寸前で台中市警察に身柄を押さえられた。

矢板氏のフェイスブックより
容疑者は香港パスポートを持つ中国人(33)。その姿は前日にホテルで目撃され、矢板氏は尾行されていたらしい。計画的犯行とみられること、また民族団結法施行直後の事件であったことから、台湾大陸委員会は容疑者を中国共産党に雇われた人物とみて「中国政府が意図的に象徴的な対象を選び、民族団結法を利用して域外適用と越境弾圧を実施していることが世界的に証明された」と非難した。
これに対し、中国側の国務院台湾事務弁公室(国台弁)報道官は「個人の義憤に駆られた行動で偶発的治安事件」と容疑者を擁護した。さらに「民進党当局がこれを政治的に操作して、民族団結法を無理やり関連づけて歪曲、中傷している。その目的は両岸の対立を煽り、台湾の市民を間違った方向に誘導し、威嚇することだ」「民進党当局はこの香港人男性の正当な権益を侵害してはならず、その人身、財産の安全が侵されないよう保障しなければならないと厳重に警告する」と開き直った。
台湾大陸委員会は「近年台湾で注目を集める重大な社会事件が発生するたびに、中国大陸の台湾事務弁公室はいつも待ちきれない様子で当事者や容疑者を擁護し、無実を訴えるとともに、『政治的迫害』や『政治的弾圧』といったレッテルを貼っている」「今回はその度を越しており、暴力犯罪を非難するどころか、むしろ『義憤』として美化している」「中国共産党の今日の発言は、公然と嘘をついているか、台湾の人々を皆、馬鹿扱いしているかのどちらかだ」と反論している。
越境弾圧の実行部隊?親中派マフィアが襲撃に関与か
中国新聞など中国官製メディアは親中台湾メディア人のコメントを引用して、台湾与党が「共産党への恐怖」という感情を煽り、両岸の対立を煽り立て、両岸間の正常な交流を制限する政策を正当化し、11月の台湾国内の統一地方選挙(九合一)戦で、引き続き「反中カード」を切って票を稼ぐためのものだ、と内外世論を揺さぶっている。
一方、台湾紙鏡報は、特ダネとして、この事件は、香港の反送中運動(2019〜2020年の香港民主化運動、時代革命)でデモに参加した香港市民を元朗駅構内で襲撃した元朗事件の実行犯の親中派マフィア「和勝和」メンバーの仕業だと報じた。矢板氏を襲撃した容疑者以外に同時に5人が台湾にやってきており、ロジや連絡などが連携して行われた組織的な犯行とみられているという。
さらに、真のターゲットは矢板氏ではなく、蕭美琴・副総統ではないか、という説も浮上。犯行グループは4日に台湾に入り、逮捕された実行犯と、見張り・連絡担当の1人を残して、4人が6日のうちにすでに台湾を離れた、という。
6日に事件現場のホテルで行われたイベントでは矢板氏が午前に講演し、午後に蕭美琴副総統が参加する予定だった。ただ、蕭美琴氏は後にスケジュールが合わず出席を取り消していた。
「和勝和」は「14K」、「新義安」という香港発祥の犯罪組織とともに、中国共産党の要請に応じて香港の民主派の暴力弾圧を実行してきたマフィアだ。中国共産党はしばしばマフィアを雇って在外華人社会の越境弾圧を行ってきた。鏡報のニュースソースは明らかにされておらず、まだ裏の取れていない話ではある。
だが香港の市民弾圧を実行した14Kや和勝和に親中議員から金が流れていたことはある程度裏の取れた話で、その背後に中国共産党統一戦線部が存在し、香港のみならず東南アジアでの中国人民主活動家の誘拐などを請け負っているのも彼らだと言われている。
もし鏡報の特ダネが事実で、そのうえで中国当局がこの矢板氏襲撃事件を「義憤にかられた個人の行動」とし擁護しているとしたら、やはり民族団結法の真の狙いは台湾における反共人士の暴力鎮圧、つまり越境弾圧を正当化するために作られたのではないか、という疑いが生じるだろう。
「民族団結法」の危ない中身
香港版国安法が施行され、香港に国家安全署が設置されて以降、中国当局傘下の国家安全署が堂々と民主派の香港市民を弾圧できるようになったので、香港マフィアの香港内における仕事はめっきり減った。次に彼らが稼げる場が台湾ということなのかもしれない。彼らは香港に戻りさえすれば、民族団結法によって保護され、犯罪者から英雄に変わるだろう。たとえそれが、総統や副総統を狙った暗殺行為であっても。
民族団結法は全7章65条で、中華民族の共同体意識を建前にして、教育、言語、出版、ネット、企業活動、宗教、対外的な発言、香港、マカオ、台湾および海外華僑の言動すべてを統一的な管理統制に法的根拠を与えるものだ。
狙いは主に3つで、まず、教育、行政、公共の場における標準中国語の使用を政策として制度化し、ウイグル語、チベット語、モンゴル語など民族のアイデンティティを支える言語を中国国内から徐々に消滅させようということ。
次に、民族(と台湾)の文化や価値観の擁護そのものが、「分裂主義」「分離主義」として犯罪になりうるという解釈を可能にすること。
そして最後が、もっとも恐ろしい第63条の越境適用条項で、「中国国外の組織または個人が、民族の団結を破壊し、民族分裂を扇動する行為を行った場合、法に基づき法的責任を問われる」ということ。
62条の「暴力テロ活動、民族分裂活動又は宗教的過激活動を組織、計画、実行し、犯罪を構成する場合、法に基づき刑事責任を追及する。前項の行為の実施を扇動し、又は資金援助を行い、犯罪を構成する場合、法に基づき刑事責任を追及する」と合わせて考えれば、中国以外に暮らす中国人、華人までを民族分裂煽動、テロなどの罪で取り締まることができ、また、他国でのハラスメント犯罪や暴力、それこそ要人暗殺でさえ、「民族団結無罪」や「愛国無罪」と擁護されるかもしれない。
この法律の矛先にあるのが、まさに華人国家でありながら、中国と異なるイデオロギーや文化、価値観、言論の自由と主権を保持し、中国の一部ではないことを主張しつづける台湾だろう。だから台湾行政院(内閣)の卓栄泰院長(首相)は2日、「越境弾圧に関する関係省庁連携プラットフォーム」を立ち上げ、省庁を横断して一般市民の安全確保に全力を尽くす方針を打ち出したのだった。
矢板氏が暴漢に襲われることは防げなかったが、当日のうちに容疑者逮捕に至ったのは、このプラットフォームが機能したということかもしれない。台湾が、いち早くこの法律の恐ろしさに気づいていたからこそ対応できたといえよう。
「越境弾圧」に鈍感な日本政府
ちなみに、米国議会も14日に超党派で「越境弾圧阻止法案」を提出、中国やイランによる越境弾圧行為が増加するとみて、米国内における「外国政府のエージェント」による「ハラスメント、圧力、脅迫」行為に対する罰則を強化する方針という。この法案が可決されれば、米国の連邦法において初めて「越境弾圧」という犯罪が明確に定義され、最高で10年の刑期が加算されることになるという。この法案提出が、中国の民族団結法施行、そして台湾の矢板氏襲撃事件をうけて急がれているのは明白だ。
残念なのは日本政府の鈍感さだ。今回襲撃された矢板氏は残留孤児二世で血筋的には日中ハーフ、そして中国通の日本人ジャーナリストとして長期的に活躍し、今は日台の架け橋の役割を担っている。越境弾圧の最初のターゲットが日本でも著名な人物が襲われたのは、中国の恫喝が台湾だけでなく日本にも向けられているということだろう。中国のいう「民族団結」を阻み台湾統一の野望を実現する上で最大の仮想敵国として立ちはだかるのは日本の高市政権だからだ。
2023年、日本滞在中の香港人女子学生が中国共産党について日本のSNS上で発言、香港帰国後に逮捕される事件があった。この事件が起きたときも、日本人は反応が薄かったが、今回できた民族団結法では、華人だけでなく日本人も対象になりうる。
SNSや動画、メディアで台湾の主権や民主を擁護する言論や、ウイグル人やチベット人の弾圧を非難するような発言をした日本人が、訪中時に同法を根拠に罪が問われる可能性もある。そういう日本人が中国で暴力にさらされても、中国の司法は「民族団結無罪」で加害者側の擁護に回ることもありうる。
また日本には石平衆院議員や楊海英・静岡大学教授のように、中国の独裁体制に言論で戦ってきた日本国籍華人も大勢いる。彼らが身の危険にさらされたとき、日本は全力で中国の越境弾圧に対して戦う用意があるのだろうか。
あるいは日本にいる普通の中国人が、「民族団結法」を根拠に、日本国内で暴力やハラスメント行為、犯罪行為に加担させられるのを予防する手立てや法的枠組みを日本は持っているのか。
こうした一連の問いかけに、日本政府も国民も矢板氏襲撃事件をきっかけに答えを探してみるべきだと思う。
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