ブログ

サイト管理人のブログです。

ブログ一覧

『「4中全会」で習近平総書記が示した気概「トップは誰にも譲らない!」 「北京のランダム・ウォーカー」第809回』(11/4現代ビジネス 近藤大介)について

11/4The Gateway Pundit<Despite Successful Trump–Xi Meeting, U.S.–China Rivalry Remains Irreconcilable=トランプ・習会談は成功したものの、米中の対立は依然として和解不可能>

嘘つき中国人が約束を守ることはない。のらりくらり時間稼ぎするだけ。

トランプ大統領は釜山で中国の習近平国家主席との会談を終え、「10点満点中12点」と評価した。米中両国は首脳会談が生産的で前向きなものであったと声明を発表したが、米中関係を再構築する可能性は低い。

両国の公式声明は、合意内容について両者の理解に相違があったことを示しており、合意条件が文書化されておらず、曖昧で口頭で行われたことを示唆している。しかし、たとえ合意条件が明確に文書化され、双方が署名していたとしても、歴史は、特にトランプ政権第1期における第1段階の貿易合意が示すように、中国が約束を守ることは稀である。今回の会談の条件と結果に関する相違以外にも、両国は未解決の問題と、相反する国際社会における野心に直面している。

中国国営メディアは、謝鋒駐米中国大使が両国に対し、釜山で行われた最近の首脳会談の勢いを「捉え」、二国間関係を堅実に維持するよう呼びかけたと報じた。謝大使は米中ビジネス協議会の2025年会議で、習とトランプの会談は重要な時期に両国関係を「再調整」し、依然として続く課題にもかかわらず、新たな協力への希望を与えたと述べた。

トランプは、釜山での首脳会談とそれに先立つマレーシアでの貿易交渉の成果をいくつか発表した。米国は中国製品に対するフェンタニル関連関税を20%から10%に引き下げ、追加関税の賦課を1年間停止する。中国もこれに同調する。また、両国は麻薬対策、農産物貿易の拡大、個別企業紛争への対応についても協力することで合意した。

謝氏は、両政府が約束を守り、新たな混乱を招かないようにしなければならないと強調した。しかし、歴史的に見て、これらの合意を破ってきたのは米国ではなく中国である。

トランプは主要な決定が確定したと述べ、中国側は会談が「相互尊重」に基づく「前向きな成果」をもたらしたと述べた。米国はトランプ大統領が2026年4月に中国を訪問すると発表した。一方、首脳会談の成果に関する詳細に関する公式発表は既に異なっており、中国と米国の合意に関する理解が乖離していることが浮き彫りになっている。

レアアースに関しては、米国は中国が2022年まで遡る複数の輸出規制の停止に同意したと述べたが、中国側は2025年10月の制限についてのみ言及した。農業に関しては、米国は2025年に1,200万トン、2026年から2028年にかけて年間2,500万トンの大豆を購入するという具体的な約束を示したが、中国側の声明は「農業貿易の拡大」にとどまった。フェンタニルに関しては、米国は中国が特定の原料化学物質の輸出を制限することと引き換えに、中国製品への関税を10%に半減させると述べたが、中国側は一般的な麻薬対策合意についてのみ言及した。

関税に関しては、米国は関税率を57%から47%に全面的に引き下げ、一部の相互関税を1年間停止すると主張した。一方、中国は同様の対抗措置を講じたが、詳細は限定的だった。海運・造船分野では、両国は関連する貿易措置を1年間停止することで合意した。投資とTikTokに関しては、米国当局はTikTokの売却がまもなく開始されると述べ、中国は両国が「適切に解決する」と述べた。

半導体、エネルギー、貿易調査に関する協議でも意見の相違が見られた。米国は大規模なエネルギー購入計画や中国の以前の貿易約束に関する調査継続中を挙げたが、これは北京側の説明では触れられていない点だ。

双方が合意結果を異なるように解釈したようで、両国が合意の実施で意見が異なり、後に合意違反で互いを非難することになるだろうと示唆している。

たとえ中国がトランプ大統領が示したすべての約束を遵守したとしても、より深刻な問題は残る。それは、2050年までに軍事、経済、外交の両面で米国を追い越し、自国の利益に沿うように国際秩序を再構築するという、中国の長期目標である。いかなる貿易協定も、中国の世界的な野心と米国の戦略的利益との間のこの根本的な衝突を解決することはできない。

この衝突の中心にあるのは台湾であり、米中関係において最も不安定で重大な問題となっている。台湾は相容れない利害が重なり合う場所であり、容易に戦争へとエスカレートする可能性がある。米国は中国による武力による台湾統一に反対すると同時に、台北が正式な独立を宣言することを阻止している。もし中国が台湾の民意に反して併合した場合、米国は軍事介入を行う可能性が高い。

中国にとって、統一は体制の正統性と領土保全に結びついた譲れない「核心的利益」である。しかし、台湾の国際的役割は、これを単なる政治的紛争の域をはるかに超えるものにしている。台湾積体電路製造(TSMC)は、世界の半導体の65%、そして最先端チップの90%を生産している。

台湾海峡でのいかなる紛争も世界のサプライチェーンに壊滅的な打撃を与え、米国当局は世界経済に1兆ドルの打撃を与える可能性があると推定している。

この衝突の中心にあるのは台湾であり、米中関係において最も不安定で重大な問題となっている。台湾は相容れない利害が重なり合う場所であり、容易に戦争へとエスカレートする可能性がある。米国は中国による武力による台湾統一に反対すると同時に、台北が正式な独立を宣言することを阻止している。もし中国が台湾の民意に反して併合した場合、米国は軍事介入を行う可能性が高い。

同じ論理は地域安全保障にも当てはまる。米国は日本、韓国、フィリピン、オーストラリアと同盟関係を維持しているが、中国はこれらの同盟を封じ込めの手段とみなしている。対照的に、北京は米軍のプレゼンスがなく、自国の影響力が支配する地域秩序を構想している。これらは互いに矛盾する構想である。米国が前方展開同盟を維持するか、中国が望む地域安全保障体制を実現するかのどちらかである。どちらの結果も平和的に共存することはできない。

現在の貿易休戦は変革ではない。短期的な緊張を緩和し、GDPを若干押し上げる可能性はあるものの、既存の世界秩序を守ろうとする既存の超大国と、それを再構築しようとする台頭する権威主義国家との間の根底にある対立を解消することはできない。最も可能性の高い結末は、エスカレーションとデタントのサイクルが続くことだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/11/despite-successful-trump-xi-meeting-u-s-china/

11/4Rasmussen Reports<41% See Too Much Influence for Israel=41%がイスラエルへの影響力が大きすぎると感じている>

ガザ戦争の余波を受けて、多くの米国の有権者はイスラエルが米国の政策に過大な影響力を持っていると考えており、反ユダヤ主義の非難は反対勢力を抑圧するための試みだと考えている。

ラスムセン・レポートによる最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の41%がイスラエルの米国政策に対する影響力が大きすぎると考えている一方、10%はイスラエルの影響力は十分ではないと回答し、33%はイスラエルの米国政策に対する影響力は適切だと考えている。15%は「わからない」と回答している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/41_see_too_much_influence_for_israel?utm_campaign=RR11042025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/i/status/1985808070719783317

https://x.com/i/status/1985780837921513546

https://x.com/i/status/1985566128693752299

11/5阿波羅新聞網<川普这句话令让习石化?网传川习会会议纪要=トランプの言葉に習近平は言葉を失った?トランプ・習会談の議事録がネット上で拡散>米中貿易戦争が激化する中、ドナルド・トランプ米大統領は10月末、韓国で中国の習近平国家主席と会談した。注目されていた「トランプ・習会談」はわずか100分で終わり、双方とも会談後の記者会見や共同声明の発表を行わなかったため、様々な憶測が飛び交った。

トランプは会談後、メディアに対し、台湾問題には触れなかったと述べたものの、最近、トランプ・習会談の議事録がネット上で拡散し、この議事録によると、トランプは調査報告書を見て、トランプ・習会談の前後に、フェイスブックやスレッドなどのソーシャルメディアで、会談の議事録であるとする記事が拡散したと伝えられたという。内容は、「中国代表の顔色が青ざめ、習近平は一言も反論できなかった」「トランプは、中国は太平洋戦争に勝利していないと述べた」「台湾の主権は北京の口にあるのではなく、同盟国の手中にある。もう一度太平洋戦争を戦ってみろ」といった内容だった。習近平は「笑うことさえしなかった」、トランプは台湾は中国のものではないとさえ発言した。台湾ファクトチェックセンターはこれに関する調査報告書を発表した。

トランプは習近平との会談後、慶州で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の主要行事に参加せず、会談後すぐに米国に帰国した。

この話は嘘くさい。トランプ・習会談は、習は原稿を棒読みするだけだったので、早く終わった。

https://www.aboluowang.com/2025/1105/2300974.html

11/5阿波羅新聞網<北京王牌?外媒:吹大了!—外媒:中国稀土威胁,被严重夸大=北京の切り札? 海外メディア:誇大宣伝!— 海外メディア:中国のレアアースの脅威は誇張されている>

レアアースは長らく、中国にとって強力な地政学的武器であり、西側諸国を屈服させることのできる戦略資源とみなされてきた。しかし、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙の論説記事は、欧米の中国レアアースへの依存度は想像よりもはるかに低いと主張している。いわゆる「レアアースの巨人」は、ミヒャエル・エンデの童話に登場するトゥルトゥル氏のような存在だ。遠くから見ると恐ろしく見えるが、近くで見ると取るに足らない存在なのだ。 「レアアースは幻の巨人」と題されたこの論評は、次のように述べている。

「メディアはほぼ毎日のようにレアアース不足を警告している。特に中国がレアアースの輸出規制を実施して以降、人々は北京がいつでも西側諸国の産業基盤を揺るがす可能性があるという幻想さえ抱いている。しかし、貿易データを少し見れば真実が明らかになる:レアアースに対するこうした懸念は全く根拠がないのだ。昨年、EUは約750万ドル相当の金属レアアースを輸入したが、その3分の2は中国からのものだった。ドイツの輸入額は220万ドルで、その4分の3は中国からのものだった。つまり、レアアースの取引額は数百万ドルに過ぎず、EUの対外貿易総額とドイツのGDPの双方に占める割合はごくわずかだ。

レアアース原料よりも重要なのはレアアース合金である。EUはこれらの製品を1億ドル強輸入しており、その約30%は中国から来ている。しかし、重要なのは、EUのレアアース合金輸出額が輸入額を上回っており、EUはこの分野で中国に依存していない。

では、レアアースを生産していないヨーロッパはどのようにして利益を得るのだろうか?もちろん、量的にはEUのレアアース合金の輸入量は輸出量を上回っているが、価格差はそれを補って余りある。ヨーロッパのレアアース合金輸入量は1トンあたり約8,000ユーロであるのに対し、平均輸出価格は1トンあたり20,000ユーロにも上る。

米国では、レアアースをめぐる政治的な騒動と経済的な現実の対照はさらに鮮明だ。実際、米国のレアアース輸入量の90%は中国から来ているが、その総額はわずか2,500万ドルに過ぎない。一方、米国は中国に1億9,000万ドル相当のレアアース合金を輸出している。つまり、中国の米国への依存度は、米国の中国への依存度をはるかに上回っているのだ。

全般的に言って、希土類合金分野において、中国の海外依存度は想像をはるかに超えている。中国は年間約14億ドル相当の希土類合金を輸入しているが、輸出額は約4億ドルにとどまっている。この依存度は簡単に説明できる:中国は世界のエレクトロニクス産業の工場なので、スマートフォン、コンピューター、エンターテインメント製品の生産には大量の希土類製品が必要であり、その需要は欧米をはるかに上回っている。

金額ではなく量が問題なのでは。

https://www.aboluowang.com/2025/1105/2300979.html

11/4阿波羅新聞網<血雨腥风扑面而来 川普视频令人心碎=血腥い風雨が顔を覆う:トランプの悲痛なビデオ>今夜、疲れ果て孤独な姿でWHに戻ったトランプは、計り知れないプレッシャーにさらされている:第一に、政府閉鎖の危機は未解決のままである。民主党は、来年の中間選挙に向けて支持基盤を維持するため、不法移民への補助金を確保しようと決意している。そうしなければ、民主党は2028年に完全に大敗するだろう。しかし、共和党が妥協すれば、それは鉄の門を開けるようなものであり、禍は無限で、将来何らかの問題が生じれば、民主党からの脅迫を受けることになる。しかし、政府閉鎖が長期間続くと、与党である共和党は連邦職員を通じてトランプに圧力をかける。そのため、トランプはもはやこれを容認できず、フィリバスターの廃止を要求した。

第二に、オバマは自ら介入を始め、ニューサム、AOC、ウォーレン、オマール、マムダニといった極左の有力者たちを結集し、反トランプ同盟を結成し、来年の中間選挙での巻き返しを図っている。民主党が下院で過半数を獲得すれば、トランプに対する第三次弾劾が開始されることは間違いない。

オバマは破壊的な影響力を持っており、現在、トランプを倒すという唯一の目標を掲げ、イデオロギーを超えた同盟を構築している。

第三に、米国ではインフレ圧力が依然として解消されておらず、個人消費が低迷している。これはトランプ政権にとって重大な障害で、今年のクリスマス商戦期においても、国民が依然として支出をためらう状況が続けば、それは非常に危険な兆候となり、中間選挙での与野党交代の可能性を高めることになる。

私の個人的な見解では、国民が支出をためらう理由は、保険を含む硬直的支出が増加している一方で、日常的な消費はほとんど影響を受けていないことが原因である。米国の住宅保険料と自動車保険料は倍増し、先月の固定資産税の請求額も増加した。多くの料金の根拠が未だに理解できない。

皆さんは、今日のインフレ抑制の難しさについてどうお考えですか?

パム・ボンデイのやり方は遅すぎるのでは。不正選挙をもっと早く解決すべき。エプスタインなんかに関わり合うから。優先順位が分かっていない。

https://www.aboluowang.com/2025/1104/2300624.html

11/4看中国<台日友谊深化 台日交流峰会支持台湾国际参与(组图)=台日友好関係深まる:台日交流サミット、台湾の国際参加を支持(写真)>第11回台日交流サミットが本日(11/4)、鎌倉市で開催された。関東地方での開催は今回が初めてである。李逸洋駐日代表は、今回のサミットで、日本の地方議会が改めて台湾の国際参加を明確に支持し、中国による国連総会決議2758号の歪曲を拒否する姿勢を示したと述べた。頼清徳総統もビデオメッセージで出席し、高市早苗氏の首相選挙での圧勝を祝福するとともに、台日友好関係の深化を喜んでいる。

次回は2026年名古屋市で開催。

https://www.secretchina.com/news/gb/2025/11/04/1090321.html

11/4看中国<传红二代上书习 吁恢复接班制度 胡温汪授予张又侠“免死金牌”(图)=革命第二世代幹部は習近平に書簡を送り後継者制度の復活を訴える、胡錦濤・温家宝・汪洋が張又侠に「免罪符」を与える(写真)>習近平中共総書記による10年以上の統治の間、習は後継者を明確に指名しなかっただけでなく、2018年には憲法を改正し、国家主席の任期制限を撤廃し、終身統治への道を開いた。ある情報では、最近、200人以上の革命第二世代幹部が習近平に連名で書簡を送り、後継者制度はなくすことはできないと主張し、党と国家の後継者の育成を強化するよう要求したとのこと。さらに、胡錦濤、温家宝、汪洋が会議を開き、張又侠に「免罪符」と「軍権」を与えることを決定したとの情報もある。

200人以上の「革命第二世代幹部」が習近平に書簡を送ったとの噂もある。

習近平は1975年後と80年後生まれの世代から後継者を選ぶ可能性がある。

胡錦濤、温家宝、汪洋が会議を開き、張又侠に「免罪符」を与えたとの噂もある。

反共産主義と反習のスローガンが各地に蔓延している。

あくまで噂であって、国民の願望が入っている。

https://www.secretchina.com/news/gb/2025/11/04/1090307.html

何清漣が再投稿

生きるべきか、死ぬべきか @not_2b_or_2b 19h

もし運悪く豚と一緒に泥沼に落ちてしまったら、泥沼の中で豚と格闘するのではなく、できるだけ早く陸に上がるのが最善である。

—Charlie Munger

https://x.com/i/status/1985699803527847969

何清漣 @HeQinglian 8h

ツイ友はこの情報の真の意味をよく考えてください:

  1. 米中関係の悪化は周知の事実で、なぜ情報提供者を通してこの情報を流したのか? 2. 多くの人々は、公開されている情報は自分の好みに合わないという理由で信じないことが多い一方で、内部関係者、高官、もろもろの親族からの噂は容易に信じてしまう傾向にある。情報戦はこうした心理を巧みに利用する。

もっと見る

引用

何清漣 @HeQinglian 11月3日

本日、私は比較的高い層(中国人ではない)から、中国には信頼できる情報源があり、3つの事柄について議論されているという情報を受け取った。そのうちの1つは、全く信じられないことである。それは、中国指導部は、米中冷戦が始まったことを最近になってようやく気づき、米中関係は元に戻らないと。

私は今、諜報活動には、信頼できる情報チャネルを通じて敵陣に意図的に虚偽の情報を提供することも含まれると確信している。

何清漣が再投稿

トーマス・ソーウェルの引用 @ThomasSowell 9h

ギャビン・ニューサムの妻、トランプ大統領について「彼は真の強さとは正反対。詐欺師であり、捕食者であり、悪質なナルシストだ。そして、我が国史上最悪の大統領だ!」

マルコ・フォスターより

近藤氏の記事では、習近平統治の振り返りとして読むのに良く纏まっている。氏の言うように中共の発表する数字は、全然信用できない。習は軍権を失っていると小生は見ていますが。

記事

要塞のような「共産党の館」

先月20日から23日まで、中国共産党の今年最も重要な「4中全会」(中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議)が、習近平総書記が主催して、北京の京西賓館で開かれた。

このホテルは、中央軍事委員会連合参謀部直轄で、軍事博物館の長安街を挟んだ南側に、荘厳な構えで建っている。私も一度入ったことがあるが、ホテルの体裁は取っているものの、重々しい雰囲気を湛(たた)えた要塞のような「共産党の館」だ。

それは、中国共産党の幾多の歴史を目撃してきたからだ。例えば、1978年12月に、鄧小平副首相の「鶴の一声」で改革開放政策を決めた「3中全会」(中国共産党第11期中央委員会第3回全体会議)も、ここで行われた。

今回の「4中全会」は、二つの意味で注目されていた。一つは、経済面である。来年1月から始まる「第15次5ヵ年計画」(2026年~2030年)で、どんな方針と目標を立てるのかということだ。

「4中全会」が開かれた北京西郊の京西賓館

中国経済は現在、悪化に歯止めがかからないでいる。特に、コロナ禍の前までGDPの3割を占めていた不動産がネックになっている。そうした中で、どうやってV字回復させていくのかを定める場だった。

「後継者」の出現が注目された

もう一つの注目点は、政治面だ。いまからちょうど2年後の2027年秋に、第21回中国共産党大会が開催される。

その時、3期15年という異例の長期にわたってトップに立ち続けた習近平総書記が、引退するのかは不明だ。だがもし引退する予定なら、今回の「4中全会」で「後継者」を定めておく必要があった。

それは、「後継者」が近い将来、トップに就くための「準備期間」が必要だからである。実際、習近平総書記自身、5年間にわたって準備してきた(2007年~2012年)。前任の胡錦濤前総書記に至っては、10年間にもわたって準備した(1992年~2002年)。

そのため、「後継者」が示されるかを、世界の「中国ウォッチャー」たちは注視していたのだ。逆に示されなければ、2年後の21回大会で、超異例となる4期目を目論んでいると見て、差し支えないだろう。

10月20日から23日まで開かれた「4中全会」

最終日の10月23日の夜に、「4中全会」のコミュニケ(公報)が発表された。以下、約5000字に及んだコミュニケの内容から、興味深い記述をピックアップしながら、上述の「二つの注目点」について、思う所を述べたい。

世界最大の1億人超の「中国共産党」

「今回の会議の出席者は、中央委員168人、中央委員候補147人である」

中国共産党は、世界最大の政党で、昨年末時点の党員数は1億27万1000人と、初めて1億人を突破した。先月の自民党総裁選で投票権を持つ党員数は、約91万人だったので、110倍! まるで太陽と地球である。

その中国共産党は、組織が完全なピラミッド形式になっていて、1億27万1000人を束ねるのが、中央委員会である。

中央委員会は、正規の中央委員と、補欠メンバーの中央委員候補からなる。2022年10月に開かれた第20回共産党大会で選出されたのは、中央委員205人、中央委員候補171人だった。

それが3年経って、中央委員が37人、中央委員候補が24人も欠落しているのだ。比率で言えば、それぞれ約18%と約14%に上る。

3年に及んだゼロコロナ政策によって経済は大打撃を受けた

もちろん、この3年の間に死去したメンバーも、数人はいるだろう。だがそのほとんどは、「落馬」(ルオマー)である。汚職などで失脚し、監獄行きとなったことを意味する隠語だ。

そのため、年を経るごとに、全体会議の風景は寂しさが滲み出てくる。中央委員会のメンバーたちにとっては晴れの席なのに、「今年も自分は生き残った」と胸を撫で下ろす場でもあるに違いない。

習近平が復活させた「共同富裕」

「全体会議では『第14次5カ年計画』の時期に、わが国の発展は重要な成果を得たと、高度に評価した」

これは、夜郎自大と言うべきものだ。コミュニケは他にも、自画自賛の記述のオンパレードである。実際には、1989年の天安門事件以降、「第14次5カ年計画」(2021年~2025年)ほど経済政策に失敗した5年はない。

2020年から2022年まで「ゼロコロナ政策」(少しでも新型コロナウイルスの患者が出れば、その地域をロックダウンする政策)を続けたため、中国経済は大打撃を受けた。日本では休業した店舗は「1日6万円」などの保障が政府から出たが、中国はゼロ。そのため、富裕層はロックダウンでも貯金を下ろせばよいが、貯金がわずかな貧困層ほど苦痛を受けた。

また、習近平主席は、2021年7月に中国共産党創建100周年を盛大に祝うと、その翌月に「共同富裕」をぶち上げた。これは1953年に毛沢東主席が、中国の社会主義路線を進めるのろしとしたスローガンで、その後、約4000万人が餓死する大躍進につながった。

全国の街頭やSNS上でも宣伝された「共同富裕」

そんな「愚策」として定着したものを、70年近くを経て再び持ち出してきたのだ。手始めに、典型的な「富裕企業」であるアリババ(阿里巴巴)とテンセント(騰訊)に、おのおの約2兆円もの「共同富裕資金」を吐き出させた。

これでIT企業は震え上がり、とたんにIT不況が吹き荒れるようになった。中国経済の新たな牽引役となっていたIT企業が失速したことで、「共同富裕は共同貧乏」と囁かれ、いつしかこのスローガンは雲散霧消した。

それが「4中全会」で、再び復活したのだ。しかもコミュニケには、計3ヵ所も登場した。

「全体人民の共同富裕は堅実な足取りで邁出した」「全体人民の共同富裕をしっかり推進していく」「全体人民の共同富裕を堅実な足取りで邁出することを推進する」。再び「共同富裕は共同貧乏」になるリスクがある。

中国発表のGDPは正確なのか

「2035年までにわが国の経済実力、科学技術実力、国防実力、総合国力及び国際影響力を大幅に飛躍させ、一人当たりのGDPをミドルクラスの先進国レベルに到達させ、人民の生活をさらに幸福でよりよいものにし、社会主義の現代化を基本的に実現する」

ここにある「2035年までに……を実現する」という表現は、いまからちょうど10年前の2015年9月、ニューヨークで行われた国連創設70周年の総会で、習近平主席が述べたのが始まりだ。

私はその時の演説が気になって、ある中国人に聞いたら、「自分は2035年までトップで居続けるという意思表示ではないか」と推察していた。たしかに、この年に習近平主席は82歳になり、敬愛し、目標にしている毛沢東元主席が死去した年になる。

「GDPをミドルクラスの先進国レベルに到達させる」というのは、そもそも「正確な経済状況を反映させたGDPデータ」を発表することが前提だろう。今年のQ1(第1四半期)が5・4%、Q2が5・2%、Q3が4・8%の成長と、中国国家統計局は発表したが、国際社会はおろか、中国国内の経済学者からも疑義が出ている。体感とあまりにかけ離れているからだ。

「共同富裕」の末、アリババは6事業に「解体」された

加えて、10月28日に公表された「第15次5ヵ年計画」(予定稿)は、中身がスカスカかつ抽象的で、胡錦濤時代までのような詳細なデータ目標がほとんどない。

10月30日の米中首脳会談の冒頭で、習近平主席がドナルド・トランプ大統領に、「わが国は1月から9月までで5・2%も成長している」と豪語していたが、トランプ大統領は「そんなものは信じていないよ」とばかりに、表情一つ変えなかった。

政治が経済にブレーキをかけている

「スマート化、グリーン化、融合化の方向を堅持し、製造強国・質的強国・宇宙強国・交通強国・インターネット強国の建設を加速化させる」

経済が最も効率よく発展するには、政治はどうあるべきかということは、どの国でも悩ましいテーマだ。だが、中国においては特に、政治によるアクセルとブレーキの振幅が激しい。

例えば、前世紀末に国際的な宇宙ステーション計画から除外された中国は、政府を挙げて宇宙開発に乗り出した。そうした政府の力強い後押しを受けて、いまやアメリカを超える宇宙強国に躍り出た。

その一方で、中国政府は、前述のようにIT企業の自由な発展を妨げたり、インターネットの情報を極度に規制したりしている。IT産業が成熟する以前に中国経済を牽引していた不動産業が崩壊したのも、政治的な要因が大きい。つまり、政治が経済にブレーキをかけているのだ。

習近平政権は4月15日を全民国家安全教育日に定めた

つまり、経済の運行を市場でなく「共産党の意向」に委ねることだ。2016年に、習近平主席の中学の同級生である劉鶴副首相(当時は党中央財経指導小グループ弁公室主任)は、名言を吐いた。

「中国に純粋な経済学など存在しない。あるのは政治経済学だけだ」

この傾向は、特に習近平時代である限り、変わることのない現実だ。かつ、「4中全会」を経て、さらに強まっていく気が、コミュニケを読むとする。

「経済」より「安全」を重視

「国家の安全システムと能力の現代化を推進し、さらにハイレベルな平安中国を構築していく。総体国家安全観を変わることなく貫徹し、中国の特色ある社会主義のこのトロールの道を歩み、社会の活き活きとして秩序にあふれた社会を確保していく」

2022年まで3年間、中国は悪名高い「ゼロコロナ政策」(コロナウイルスを徹底的に封じ込める政策)を取ったため、経済が極度に悪化していった。そのため、ようやくこの政策が終わって、2023年3月に3期目の習近平政権が始動した時、14億国民は経済のV字回復に期待した。

ところが習近平主席が、政策の1丁目1番地に掲げたのは、経済復興ではなく「総体国家安全観」だった。これは、あらゆる意味で「安全」を重要視していくという方針だ。どの町にも監視カメラを張り巡らせて犯罪を取り締まることから、台湾の民進党政権の「独立志向」を防止すること、山河を環境破壊から守ること、それに食品の衛生管理まで含まれる。

中でも、習近平体制を長治久安にしていくことが最重要であるとした。そのため、同年7月に反スパイ法を改正するなど、社会の監視を強化していった。

だがそれによって、日本を含む外資(系企業)は引いてしまった。それで中国経済は、さらに底が抜けたようになった。

習近平主席が「方針転換」を決めたのは、昨年3月の全国人民代表大会(国会)ではなかったかと、私は見ている。約3000人の代表(国会議員)が年に一度、一週間にわたって北京の人民大会堂に集結するのだが、そこで習主席は初めて、全国の窮状を思い知ったのだろう。それまでは部下たちから、耳に心地よい報告しか受けていなかったものと思われる。

中国では「祖国統一」のキャンペーンが続いている

ともあれ、この時を契機として、経済の復興を優先し、「戦狼(せんろう)外交」(狼のように戦う外交)から「微笑外交」へと転換した。換言すれば、「安全」は後ろに引っ込んだ。

それで、ようやくいい形になったと思っていたら、今回再び「総体国家安全観」の復活である。これは「中南海」(北京の最高幹部の職住内)の権力の位相が、「安全重視派」に傾いてきたことを意味する。

「安全重視派」のトップに立つのは習主席自身だから、すなわち習主席の復権である。下には、蔡奇党中央弁公庁主任(共産党序列5位)以下がいる。逆に、経済(発展)重視派は、相対的に後退したことになる。

「もう戦争は始まっている」

「期限通り建軍100年の奮闘目標を期日通り実現し、国防と軍隊のハイレベルな現代化を推進していく。習近平強軍思想を貫徹し、新時代の軍事戦略方針を貫徹し、共産党の人民軍隊に対する絶対的な指導を堅持し、中央軍事委員会主席(習近平)が責任を負う制度を貫徹していく」

このくだりは、人民解放軍に関するものだ。「建軍100年」とは、2027年8月1日である。

期日通りに実現すべき「奮闘目標」が何を表すのかは、公表されていない。しかし、人民解放軍の歴史や、使われている文脈などから考えると、「台湾統一」と考えるのが普通だろう。

台湾やアメリカ、それに日本も、「台湾有事」を警戒している。3年前にロシアがいきなり、ウクライナに侵攻したように、近未来に人民解放軍が台湾海峡の向こう側に襲いかかるのではという懸念だ。

今回昇進した張昇民副主席は習近平強軍思想を啓蒙する政治将校

先日来日した台湾のドラマ『零日攻擊 ZERO DAY』のプロデューサーである鄭心媚氏に話を聞く機会があった。このドラマは、中国が台湾に仕掛けるあらゆる方式の「統一戦術」を、オムニバス形式の10回シリーズにまとめたものだ。彼女はこう述べた。

「中国の統一戦線は、何も人民解放軍の武力攻撃だけではない。サイバーテロから台湾内部の買収、分裂工作など、多岐にわたる。その意味では、ドラマのセリフにも入れたように、『もう戦争は始まっている』と認識すべきだ」

実際、「4中全会」のコミュニケでも、「両岸関係の平和的発展を推進し、取国統一の大業を推進する」と謳っている。

習近平は超異例の「4選」を目指す

「張昇民を中国共産党中央軍事委員会副主席に補充する」

今回、11人の中央委員候補が、中央委員に昇格したことを除けば、「昇進」はこの張昇民だけだった。ちなみに「落馬」は、党中央規律検査委員会による厳重な法規違反審査が4人、党中央軍事委員会からの審査が9人、党籍剥奪処分が14人だった。

200万人民解放軍を率いる中央軍事委員会は定員7人。2022年の第20回共産党大会で、習近平中央軍事委主席が、3人の叩き上げの幹部を中央軍事委から引退させ、代わりに古くからの「お仲間たち」を引き上げた。その後、失脚した何衛東副主席、苗華委員、李尚福委員は皆、「お仲間」である。

それで今度はどんな3人を引き上げるのかと思ったら、最後に残った「お仲間」の張昇民を、ヒラの委員から定員2人の副主席に押し込んだだけだった。定員7人のうち3人は、以前として「空席」という異常事態が続くのだ。これは習近平主席が、人民解放軍を完全に掌握しきれていないことを意味すると考えてよいのではないか。

Photo by gettyimages

さらに、冒頭述べた最大の注目点、「後継者」は立てなかった。すなわち、2年後の第21回共産党大会で、超異例の「4選」を目指すという意思表示だ。そのためには、経済開放よりも「安全」が大事だというわけだ。

中国はこの先、どうなっていくのだろう? 漠とした不安を覚えた「4中全会」だった。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『信じがたい重大ミス、「人民日報」が習近平主席の名前を誤記、もしかしてわざと?過去にも意味深なタイミングで誤記 東アジア「深層取材ノート」(第303回)』(10/2JBプレス 近藤大介)について

11/3The Gateway Pundit<Kash Patel Reportedly Removed One FBI Director Related to Arctic Frost – Four More To Go=カシュ・パテル、アークティック・フロスト事件に関連するFBI幹部1人を解任と報道 ― あと4人>

トランプ政権内部に巣くう敵の整理に時間がかかる。交代要員も補給しなければならない。

先週、ジャック・スミスによる共和党幹部への違法スパイ行為「アークティック・フロスト」に関係する現FBI幹部5人について報じました。これらの腐敗したFBI幹部のうち1人が解任されましたが、あと4人です。

https://joehoft.com/kash-patel-reportedly-removed-one-fbi-director-related-to-artic-frost-four-more-to-go/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=kash-patel-reportedly-removed-one-fbi-director-related-to-artic-frost-four-more-to-go

「董俊」は「董軍」の誤り。

11/3Rasmussen Reports<Biden Autopen Scandal: 52% Want Prosecutions=バイデンのオートペンスキャンダル:52%が訴追を希望>

ほとんどの有権者は、ジョー・バイデン政権のメンバーがオートペンを不適切に使用して大統領の権限を奪取したと疑っており、スキャンダルに関与した補佐官の刑事訴追を支持しています

ラスムセン・レポートによる最新の全国電話・オンライン調査によると、バイデン氏が大統領だった当時、WHのスタッフがバイデン氏の承知や承認なしにオートペンを使って文書に署名した可能性が高いと回答した有権者は55%に上り、そのうち40%は「非常に可能性が高い」と回答しました。バイデン氏のスタッフが大統領の許可なくオートペンを使った可能性は低いと回答した人は33%で、そのうち18%は「全く可能性がない」と回答しました。さらに12%は確信が持てないと回答しました。これらの結果は、  3月の調査からわずかに変化しています。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/biden_autopen_scandal_52_want_prosecutions?utm_campaign=RR11032025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

11/4阿波羅新聞網<“上天的设计”!北京心头大患曝光—“上天的设计”!阻拦习攻台!曝北京心头大患=天の計らい!北京最大の懸念を暴く――「天の計らい!」!は、習の台湾攻撃を阻止する!北京最大の懸念を暴く>米軍はフィリピン北部に部隊と高性能対艦ミサイルを配備し、バターン諸島などの戦略上重要な島嶼でほぼ継続的に合同軍事演習を実施している。その目的は、バシー海峡を封鎖し、中国艦隊の西太平洋への進出を阻止し、必要に応じて台湾の防衛を支援することだ。これらの配備と演習は、米国の「第一列島線」戦略の重要な部分であり、アジア太平洋の地政学におけるフィリピン諸島の重要な位置を浮き彫りにし、現地住民の戦争リスクに対する意識を高めている。

フィリピンの元軍参謀総長がロイター通信に語ったように、「フィリピン北部を支配できなければ、台湾に侵攻することはできない」。

フィリピン北部を支配できなければ、台湾に侵攻することは不可能だ。

これが「第一列島線」戦略だ。

台湾で戦争が勃発すれば、フィリピンも巻き込まれる。

戦時中に台湾に駐在するフィリピン人労働者の帰国。

バシー海峡封鎖のためのミサイル演習。

地上ミサイルの配備と封鎖戦略。

中国が気に入らないということは、「我々は正しいことをした」ということになる。

第一列島線のその他の主要海峡を封鎖するための訓練

中共には新・悪の中軸国しか仲間がいない。

https://www.aboluowang.com/2025/1104/2300416.html

11/3希望之声<APEC后真相曝光!习近平沉默全场 川普离场却赢全局 AI取代WTO、台湾被静音!|峰会结束后,真正的戏才开始=APEC後に明らかになった真実!習近平は終始沈黙、トランプは去ったが全場面で勝利。AIがWTOに取って代わり、台湾の件は音なし!|真のショーはサミット後に始まる>

今回はトランプは会場から消えたがイベント全体で勝利;習近平は出席したが発言力を失った。

韓国の慶州で、「史上最も奇妙なAPEC」と称された首脳会議が閉幕したばかりだ。トランプは予定より2日早く帰国したが、首脳会議は彼の台本通りに進行した。共同声明では、中共が好んで使う「自由貿易」と「WTO」という二つの用語が削除され、AI、人口、文化産業が新たな焦点となった。韓国メディアは「これはアメリカの力の復活だ」と率直に報じた。

一方、画面の向こう側では、李在明大統領と会談したばかりの習近平国家主席が、500万ウォン近くの価値がある榧の囲碁盤を受け取った。表面的には贈り物だが、その根底にあるメッセージは「習近平は既にこのゲームに負けている」ということを暗示しているようだった。

さらに衝撃的なのは、習近平・トランプ会談から台湾が「消えた」ことだ。「トランプ・習会談」の間中、誰も台湾について言及しなかった。誰も敢えて言及しようとしなかった。新華社通信でさえ、報道の論調を変え、「平和的統一」についてのみ議論した。これは偶然ではなく、一つのシグナルである。

同時に、トランプは真の「世界戦略」を密かに完成させた。日本とオーストラリアと提携し、「自由世界のための戦略的鉱物資源」を創出し、レアアース分野で中国に完全に取って代わったのである。米国財務長官は簡潔にこう表現した。「北京のレアアース規制は戦略的な誤算だ」。

この慶州会議は、二つの現実を世界に明らかにした。一つは「米国が戻ってきた」こと、もう一つは「中国が声を失った」ことである。

自由のない中共国で「自由貿易」と「WTO」重視というのはチャンチャラおかしい。

https://www.soundofhope.org/post/909520

https://x.com/i/status/1985077057596895698

何清漣 @HeQinglian 10h

ナイジェリアは小さい国で、米国は外部の介入なしに容易に対応できる。中国は違う。WHにはタカ派と非タカ派がいる。関税戦争の背後には、この二つの派閥間で相互に張り合っている。現在は非タカ派が優勢である。

もっと見る

引用

复興中華 @1aaa9  11h

返信先:何清漣

最近、華人MAGAコミュニティ内で反共産派と反反共産派の間で論争が勃発した。 https://x.com/1aaa9/status/1985201285763867112

何清漣 @HeQinglian 11月3日

中国の政治反対派は、トランプが中共への対応に全力を注ぐことを期待しているが、米国共和党は最近、ユダヤーイスラエル関係への姿勢に焦点を当てている。この問題は共和党内に深刻な分裂を引き起こし、ますます多くの人々が議論に加わり、議論はますます白熱している。

最近、保守系シンクタンクのヘリテージ財団は、タッカー・カールソンを通じて白人至上主義者のニック・フェンテスにインタビューを行った。

もっと見る

引用

NEWSMAX @NEWSMAX 11月3日

「反ユダヤ主義に言い訳は許されず、正当化もできない」ハーバード大学名誉教授のアラン・ダーショウィッツは「サンデー・レポート」に出演し、両党における反ユダヤ主義の台頭を非難した。

何清漣 @HeQinglian 1h

古いツイートを再投稿した。第4条「若いユダヤ人成人は、年配のユダヤ人よりも東正教と見なされる可能性が高い」という点の「東正教」は「Orthodox(正統派)」と翻訳すべきである。ピュー研究所は2025年には同様の調査結果を新たに発表しておらず、新しい情報は1つだけである:ユダヤ人の大多数は、米国で反ユダヤ主義が増加しており、それが彼らの安全感に深刻な影響を与えていると考えている。

もっと見る

引用

何清漣 @HeQinglian 2024年4月27日

ピュー調査:「2020年版ユダヤ系米国人」という書籍は、いくつかの質問に答え、Twitterでイスラエルやパレスチナを支持する人の多くは、米国のユダヤ人の政治的態度とは無関係であり、単に個人的な好みによるものだと明らかにしている。

米国のユダヤ人は文化活動への参加度が高く、ますます多様化しており、政治的に二極化しており、反ユダヤ主義を懸念している。2020年時点で、米国人の成人の2.4%がユダヤ人で、そのうち1.7%がユダヤ教を信仰し、0.6%が無宗教… x.com/HeQinglian/sta…

もっと見る

何清漣  @HeQinglian 10h

本日、私は比較的高い層(中国人ではない)から、中国には信頼できる情報源があり、3つの事柄について議論されているという情報を受け取った。そのうちの1つは、全く信じられないことである。それは、中国指導部は、米中冷戦が始まったことを最近になってようやく気づき、米中関係は元に戻らないと。

私は今、諜報活動には、信頼できる情報チャネルを通じて敵陣に意図的に虚偽の情報を提供することも含まれると確信している。

近藤氏の記事では、11/2本ブログで人民日報が「習近平を習近虎に間違えた」と伝えましたが、「習近平を習近乎に間違えた」というのが正しいです。「虎」も「乎」もピンインは「hu」です。お詫びして訂正します。

人民日報の誤記はわざとやった感じ。習の凋落ぶりが窺われる。中共の最後の指導者であってほしいが・・・。

記事

会談を終えたトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=10月30日、韓国・釜山(写真:ロイター=共同)

10月21日に自らの政権を発足させた高市早苗首相は、ASEAN関連首脳会議(25日~26日)、ドナルド・トランプ米大統領の来日(27日~29日)、慶州APEC(30日~11月1日)という3つの大きな外交日程を終えた。日本では、高市外交の成果や課題についての報道や議論が喧しい。

だが、「中国ウォッチャー」である私は、同時に習近平政権の外交も注視していた。まずは、「不穏な記事」を一つ紹介する。

ありえない「誤記」

10月30日、中国共産党中央委員会機関紙『人民日報』は、下記のような記事を出した。タイトルは、「習近平:中国とアメリカは共同で大国の役割を担当していける、いくつかの大きな事、実際の事、よい事を手を携えて多くこなしていく」。

<現地時間10月30日午前、習近乎国家主席は釜山で、アメリカのトランプ大統領と会談を行った。

習近平は指摘した。トランプ大統領は熱心に、地域の問題を解決しようと動いている。中国は常に、自分たちのやり方で、各種のホットイシューについて対話を勧め、促している。

昨今の世界は、いまだ多くの難題を抱えている。中国とアメリカは、共同で大国の役割を担当していける。いくつかの大きな事、実際の事、よい事を、手を携えて多くこなしていくのだ>

以上である。同日に行われた6年ぶりとなるトランプ大統領と習近平主席の対面での米中首脳会談の冒頭の会話について綴った記事だ。

だが、この記事が配信されるや、中国国内は騒然となった。よく目を凝らして読んでみてほしい。間違い探しではないが、重大なミスを犯したのだ。

それは、畏れ多い国家主席の名前を、「習近乎」と書き間違えてしまったことだ。ちなみに習近平は、国家主席であると同時に、『人民日報』を発行する中国共産党中央委員会の総書記でもある。

6人でチェックする体制のはずだが

世間が大騒ぎしたことで、すぐに『人民日報』は、「習近乎」→「習近平」と訂正した。だがSNS上では、こんな書き込みが拡散された。

<悲惨な目に遭う担当編集者に哀悼の意を表したい>

<『人民日報』編集部は一体どうなってしまうのだろう>

<これで『人民日報』の記事はAIが書いているのではないことが証明された>

他にもいろいろあるが、関連の書き込みはすべて削除された。念のために百度(バイドゥ)で「習近乎」を検索してみたが、「すみません、関係する内容は探せませんでした」と表示が出た。

このある意味「勇気ある記事」は、単なる打ち間違いなのか、それとも意図的なものだったのか?

記者が「五筆打法」(中国独特の漢字タイプ方法)で誤って打ってしまったという説から、「4中全会」(中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議)のコミュニケ(公報)に不満を持った記者の「確信犯説」まで、噂は種々飛び交っているが、真相は不明だ。「4中全会」については後述する。

だが、私は以前、『人民日報』の関係者から、「習近平の名前が出る時は、内部で計6人がチェックすることになっている」と聞いたことがある。それに照らせば、単なる誤記とも思われない。

ともあれ、今回の一件で私が思い起こすのは、いまから9年前の2016年に起こった一連の出来事である。

「最後の指導者」

この年の2月19日、習近平主席が人民日報社、新華社、CCTV(中国中央広播電視総台)の「3大官製メディア」を続けざまに視察。「すべてのメディアは党の姓を名乗れ!」と大号令をかけた。いわゆる「メディア党姓論」で、中国の全メディアは中国共産党の宣伝・煽動機関になれという意味だ。

ここからメディア統制が一層厳しくなったが、反発も小さくなかった。私の知人も含めて、記者や編集者の離職者が激増した。

また、「喜禁評」(評論の禁止を喜ぶ)という隠語が流行語となった。発音は「習近平」と同じ「シージンピン」だ。

そんな中、同年3月5日から16日まで、年に一度の全国人民代表大会(国会)が開かれた。その終盤の3月13日に、新華社が次のような報道をしたのだ。

<中国の最後の指導者である習近平は、今年の「両会」(全国人民代表大会と中国人民政治協商会議)で、「中国の発展は一時一時、波があるが、長期的に見たら順風満帆だ」と表明した>

この記事は約1時間流れ、やはり中国が騒然となった。その後、「最後の指導者」→「最高の指導者」と訂正された。それでも、新華社の上から下まで厳重に処分されたと、後に聞いた。

だが、「中国最高の指導者」(中国最高領導人)という表現は、報道用語として普段使われない。そのことを思えば、やはり単なる誤記とも思えなかった。

地殻変動の“前兆”か

さらにそれから数カ月後、中国共産党創建95周年記念日(7月1日)に、大手ネットメディアの「テンセントネット」(騰訊網)が、重要講話を述べた習近平総書記に関して、こう報じた。

<習近平が重要講話で発狂した>(習近平発飙了重要講話)

こちらも中国が騒然となった。それでテンセントネットは直ちに、「発飙」→「発表」と訂正した。

一応、どちらの単語も「ファービアオ」と同音だが、この時も偶然か故意かと、様々な憶測が飛び交った。その後、テンセントネットの知人に確認したら、編集長が一介のスポーツ記者に降格されたという。

この2016年の一連の出来事は、翌2017年秋の第19回中国共産党大会(共産党大会は5年に一度開催)を控え、習近平政権が統制を強めている中で起こった。習近平主席としては、社会全体を「安全」にして、党大会で2期目の総書記選出を迎えたいと考えていた時期だった。

今回も、10月23日に公表された「4中全会」のコミュニケを見る限り、2年後の2027年秋に開かれる第21回共産党大会で、習総書記が「超異例の4期目」を目論んでいることは明白である。それには少なからぬ反発も予想され、水面下で権力闘争が起こってくるだろう。

桐一葉落ちて天下の秋を知る――引き続き中国情勢を注視していきたい。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『「中国人お断り」の店も…韓国に広がる嫌中感情、沈静化に躍起の政府・与党に市民は「ノージャパンは煽ったくせに」』(10/31JBプレス 李 正宣)について

昨日に続き、韓国の記事。李氏の記事では、左翼「共に民主党」の二重基準が良く分かってよい。やはり、裏で中共と繋がっているのでは。「ノージャパン」運動や反米集会が許されて、嫌中集会はダメというのはおかしい。日本でも同じような例がある。「外国国章損壊罪」の中には当然日本国旗は入っていない。現行器物損壊罪に当たるから入れなかったと。自民党政治のおかしさでしょう。それではスパイ防止法は何年経っても出来はしない。何でも公平、相互主義にしないと。参政党や国民民主、維新がスパイ防止法に乗り気だから是非法案化してほしい。

日本でも「中国人お断り」の貼り紙を出して、中国人と揉めた店がありました。東中野の中華「西太后」という店です。日本人だったら、「日本人お断り」と書いてある店には絶対入らないでしょうが、中国人は違う対応をします。中国で人権を主張してから日本で言えと言いたい。

2024年9月11日住もうよ!東中野<【東中野・西太后(せいたいごう)】中華料理店が炎上中?中国人お断り?>

https://higashinakano.jp/seitaigou/

記事

10月29日、韓国・慶州で行われるAPECサミットの当日、嫌中国集会を監視する警察官(写真:ロイター/アフロ)

新型コロナウイルス感染症の大流行時、世界的に「反中感情」が高まったが、韓国では今また、当時を凌駕するほど反中感情が高まりを見せ、もはや「嫌中」という域に達している。特に20代~30代で嫌中感情が高まっており、これに対して李在明(イ・ジェミョン)政権と共に民主党が、「嫌中デモ禁止法」を制定して嫌中行為を取り締まろうと動き始めている。

「中国人お断り」のカフェに行ってみた中国人インフルエンサー

今やソウルで最もホットな街となっている聖水洞(ソンスドン)で、最近になって「ノーチャイナ・ゾーン」が登場した。複数の韓国メディアによると、聖水洞のあるカフェが店のインスタグラムのプロフィール欄に「申し訳ないが、私たちは中国人客を受け入れない」と英語で明記したという。

これを知った韓国在住の中国人インフルエンサーが実際にこのカフェに行ってみたところ、案の定、入店を拒否されたのだという。

中国人インフルエンサーは自身のSNSで「韓国のカフェの中で最も人種差別的なカフェ」とし「なぜここまで我が国を憎悪するのか分からない。今後、あなたの店の売り上げがどのように落ちるか見ているぞ」と批判した。

一方、このカフェの店主は韓国メディアの取材に応じ、「社会的に嫌中感情が高くなっている、中国人客が騒いだりするので韓国人客が困っている」と釈明し、「政治的な意図はなく、店を守るための行動だ。社会的に嫌中ムードが落ち着けば再び中国人客を受け入れるつもり」と付け加えたという。

だが事態はそれで終わりではなかった。ニュースをみたあるネットユーザーが「人種差別的な店が城東区にある、どうかしてくれ」と、城東区庁長のSNSに投稿した。すると、区庁長は「知らせてくれた憂慮に深く共感する。聖水洞は今や韓国の代表的な観光スポット。事業主を最大限説得してみる」と回答した。

その後、城東区役所の職員らが直接カフェを訪れて店主を説得したが、これといった成果はなかったという。

この一連の騒ぎについて多くの韓国メディアが、韓国社会の反中感情が危険水位に達したと報じている。

通信社『連合ニュース』は、該当店の方針は完全に「人種差別」であり「民事訴訟の対象になりうる」という法曹界の意見を紹介し、「ソウルが真のグローバル都市になるためには嫌中感情を克服しなければならない」といった識者の意見を載せた。

一般人に広がる嫌中感情

ネットメディア『ノーカットニュース』は、この事件と相まって最近Xで広がっている「ノーチャイナ・ゾーン行動指針」を批判的に紹介している。その行動指針とは、1、訪問した店に中国人がいるかを確認する。2、店に中国人がいたら席を立つ。3、「ノーチャイナ・ゾーン」を実践する店をオンラインで共有し支持する、などといった内容だ。

同時に同メディアは、「高まっている韓国内の嫌中ムードに対する積極的な政治・社会的介入と自浄が必要だ」と専門家の意見を紹介した。

中央紙の『韓国日報』は、「9月末に実施された“中国人団体観光客ノービザ入国”を機に嫌中感情が広がっており、極右勢力と国民の力党などがこのような現象を主導している」と説明した。

いずれも社会で広がりを見せる嫌中感情を批判的にとらえているのだが、そうした記事に対するネットユーザーのコメントを見る限り、人々はまた違う見解を持っているようで興味深い。

「私も中国人はお断りだ。うるさすぎるし、どこでもタバコを吸うので韓国人のお客さんを寄せ付けなくしている」

「自由主義国家における自営業者が自分の店の方針を決めただけなのに、なぜ区庁長が乗り出すのか? 共産党なのか?」

「大林洞、永登浦区の中国人密集地域では『韓国人立ち入り禁止』を掲げた店が多いが、そういう中国人業者のことはなぜ制裁しないのか?」

「共に民主党(城東区庁長は共に民主党所属)よ、しっかりしろよ。自国民より中国人が優先か!」

「ノージャパン」を煽ったくせに「ノーチャイナ」を批判するのはなぜ?

「ノージャパン扇動で、店の前で『日本人、立ち入り禁止』のプラカードを掲げ、入店しようとする者を監視した“ユニクロ自警団”らには何も言わなかったのに、『中国人、立ち入り禁止』にはなぜ反応するのか」

2019年8月、日本が対韓輸出規制を強化したことを受け、ソウル市の中心街は日本製品の不買を呼び掛ける旗で埋め尽くされた(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

「ノージャパン運動の時は安重根(アンジュングン=韓国の独立運動家)義士まで引っ張り出しておきながら、ノーチャイナだと政府が乗り出すのか」

「ノーキッズ、ノージャパンには介入しないのに、どうしてノーチャイナだけ敏感なの??」

「ノージャパンがあれば、ノーチャイナもあるだろう。それは店主の裁量ではないのか」

「反日・反米の時は何も言わなかったくせに」

ただ、このような騒動が数日間メディアを熱くすると、プレッシャーを感じた店主はインスタグラムに載せた「中国人お断り」を削除したという。

「ノーチャイナ」に法的規制の網

最近、共に民主党は「集会デモに関する法律改正案」の立法を予告した。李在明大統領じきじきに、中国大使館がある明洞と中国人密集地域である大林洞などで行われている嫌中デモを「人種差別的集会」、「国益と国家イメージを傷つける百害無益な自害行為」と猛非難すると、民主党がこれらの取り締まりに本腰を入れ始めたのだ。

改正法案の趣旨は、特定国家出身や特定人種、障害者などに対して差別とヘイトを助長する集会・デモ開催を禁止し、他人の人格権を深刻に侵害する侮辱に対しては集会禁止・制限通告を下すことができるというもの。正式名称は「嫌悪集会禁止法」なのだが、嫌中集会を狙った措置であることがミエミエであるため一般的には「嫌中集会禁止法」と呼ばれている。

民主党政権と韓国メディアが人種嫌悪だと非難している嫌中集会は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の支持団体や保守系青年団体が扇動している。尹錫悦前大統領の弾劾局面から始まって、「中国政府が韓国の選挙に不正に介入しており、共に民主党政権の背後には中国がいる」との主張を展開している。要するに、彼らの集会は「嫌中集会」でありながら、同時に「反民主党集会」でもある。

彼らは数百人ずつ集まって町を歩き回りながら「ノーチャイナ」「中国人アウト」などを叫び、時には中国国旗を燃やしたり、習近平主席や中国大使の写真を破ったりするパフォーマンスを繰り広げている。新たに制定される法律によると、彼らの行為は規制と処罰の対象になりうる。集会を繰り返せば刑事処罰をくだされる可能性もあるという。

共に民主党の嫌悪デモに対する批判は、グローバル国家としてのコモンセンスであることは間違いない。ただ、反米と反日デモの先頭に立っていた民主党が、嫌中集会に対してだけ「嫌悪集会」だと非難する姿は、“親中政権”の本性を現わしたと見ることもできる。

民主党は過去から現在に足るまで、米国と日本に対するヘイト発言を自制することはなかった。

文在寅政権時代、ハリー・ハリス駐韓米国大使は文政権の対北朝鮮事業に批判的な発言をしたところ、民主党の議員や支持者たちからさんざん嘲弄された。民主党の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員はハリス大使を「朝鮮総督か」と非難し、民主党支持者たちは「彼の口ひげは日本の巡査のようだ」と嘲弄した。ハリス大使がアメリカ人と日本人のハーフだから、そうした差別的な発言が出たのだ。左派市民団体は、米大使館近くで「ハリス首切りコンテスト」を開くほどだった。

隣国の首相に対して「生まれてはならない子」とは

また韓国ではこれまで、数えきれないほどの日の丸が燃やされ、引き裂かれてきた。民主党の洪益杓(ホン・イクピョ)議員は、安倍晋三首相(当時)のことを「鬼胎の子孫(生まれてはならない子)」と呼んだこともある。

2019年8月6日、国家公務員らによる労働組合のメンバーは、ソウルの日本大使館前で行われた集会で、日本による韓国への輸出規制の拡大を非難し、日本製品の不買運動を呼びかけた(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

左派系市民団体は年にも数度も日本大使館に侵入したことがあるが、デモ隊が処罰を受けたことは一度もなかった。ノージャパン時代、韓国市内のあちこちには「ノージャパン」の垂れ幕がかかり、日本人の入場禁止を掲げた店がニュースに乗った。地下鉄とバスにまで「ノージャパン」のステッカーが貼られ、韓国を訪れる多くの日本人観光客を不安にさせた。

民主党議員は、安倍首相の顔写真に落書きしたプラカードを掲げてデモに参加し、デモ隊を高揚させた。そして当時、どのメディアも、ただ一度も、このような「ヘイト」を問題視することはなかった。

2019年8月15日、韓国・ソウル中心部で行われた「反市集会」の様子。デモの参加者たちは安倍晋三首相を非難し、韓国政府に対し日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を求めた(写真:AP/アフロ)

慶州APECを機に韓国各地では反米デモと嫌中デモが予定されている。韓国の警察と政府、そしてメディアがこの二つの集会に対して同じ物差しで対応するのか、日本の読者は興味深く見守ってほしい。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『韓国メディアも「高市・トランプ会談は大成功」と認めざるを得ない…報道から透けて見える「韓国の焦りとプレッシャー』(10/31現代ビジネス 金敬哲)について

金氏の記事では、高市総理とトランプ大統領を取り上げた記事を2つ下に紹介します。氏の記事でも、高市総理のトランプ大統領のおもてなしが功を奏したのを見て、韓国も同じようにしたと。韓国の左翼メデイアが保守派総理を持ち上げる(と言うか正当に評価すればそうなるだけだが)のは珍しい。高市・トランプ会談については保守派同士なので、心配することは何もなかった。メローニ、ミレイ、ボルソナロと同じ扱いをする。

また、トランプにしてみれば、対中交渉が本番で、その前に同盟国との不和を世界に見せるはずもない。韓国の李在明大統領は左翼だからという心配もあったが、文在寅と違う器量を見せた。

10/31Total News World<英紙フィナンシャル・タイムズが、トランプ大統領を迎えた高市首相の振る舞いを絶賛「すべてがとてつもなく奏功、見事」>

http://totalnewsjp.com/2025/10/31/takaichi-437/

10/31Total News World<マスク氏はどうやら高市首相が好きらしい 首相の「桜250本贈呈動画」をリポスト 保守思想で共鳴か(動画)>

http://totalnewsjp.com/2025/10/31/musk-602/

記事

各紙とも「日米首脳会談は成功」と認めざるを得ない

6年ぶりに日本を訪問したトランプ米大統領と日本の高市早苗新首相との日米首脳会談は、韓国でも主要ニュースとして報道されている。米国との関税交渉がなかなか妥結できずにいる中、米韓同盟も亀裂の兆しを見せているという展望も出ている韓国の立場では、今回の日米首脳会談で披露された「日米密着」は羨ましい一方、圧迫感を感じるのに十分なニュースとなっている。

10月29日、トランプ大統領(左)と李在明大統領 by Gettyimages

29日、韓国の主要日刊紙は次のような見出しで日米間の首脳会談が「成功」だったことを示した。

朝鮮日報:「最も強力な同盟」日米黄金時代を開く

中央日報:手厚い(おもてなしの)高市氏、絶賛したトランプ氏

東亜日報:核空母に一緒に乗った日米首脳、「同盟の新黄金時代」

京郷新聞:マリンワンに同乗して空母へ···日米「新黄金時代」を天命

ハンギョレ:合意文を手にもった日米首脳···韓国には「無言の圧迫」

ソウル新聞:トランプ氏と高市氏、「日米同盟、新しい黄金時代を切り開く」

韓国日報:トランプ氏と高市氏の初会談後、貿易交渉に署名··· 「日米、黄金時代を切り開く」

毎日経済:マリンワンに乗せてくれたトランプ氏、ノーベル賞を推薦した高市氏···「偉大な同盟」

韓国経済:トランプー高市の初会談··· 日米同盟の黄金時代

日米間の首脳会談が成功だったという事実については、韓国メディアの大半が同意しているが、これを眺める視線は保守、進歩の両陣営で大きく違っていることが目を引く。

米韓関税交渉はまだ続いているのに

進歩陣営は、日米間の関税交渉合意文がこの段階でも交渉を続けていた韓国政府に負担を与えかねないとし、強い警戒心を示した。

「ドナルド・トランプ米大統領と日本の高市早苗首相の28日の首脳会談の結果は、両国関係の次元を越え、北東アジア、ひいては世界情勢にも相当な意味を持つ。米国優先主義と同盟とも取引する‘トランプ路線’により自由陣営の結束力が弱まっていたが、今回の会談は‘取引’を接着剤にして同盟を強固化する契機になる可能性を示したからだ」(文化日報の社説 「日米首脳の揺さぶられていた同盟の強化と北朝鮮の非核化再確認」)。

「トランプ大統領は昨日、東京で高市早苗日本首相との初の首脳会談で、“米国と日本は最も強力な水準の同盟国であり、両国関係はこれまで以上に強力になるだろう”と述べた。高市首相は“日本と米国をさらに豊かにするために日米同盟の新しい黄金時代を共に開く”と応えた。両首脳は、レアアースや重要鉱物の供給に協力するという文書も交換し、蜜月を誇示した。韓国が韓米首脳会談で得るべき成果がまさにこのようなものだ」(韓国経済の社説 「29日の韓米首脳会談···もつれた糸を解いて確実な成果を出さなければならない」)

「米国の無理な要求を喜んで受け入れ、朝中露に対抗するために武力を1強化していくというのが‘極右’高市政権の選択なら、私たち(韓国)がこれに歩調を合わせることはできない。米国の関税交渉圧力に続き、日米の軍事的協力圧力が相次いで展開される可能性もなくはない。韓国としては多様な分野で日本と協力をしていくしかないが、国益を最優先に置いて韓国が譲歩できない原則は強く守っていかなければならないことはもちろんだ」(ハンギョレの社説 「‘日米、黄金期’宣言、韓国への圧力、協力するものの原則を守るべき」)

「日本の対米投資は投資期限や手続き、利益配分方式が米国側に有利なため、日本国内で批判がおきたという経緯があるが、結局原案どおり(両首脳の)最終署名がなされた。日米が最終合意し、米中交渉も接点を見出される反面、韓国だけが遅れる局面だ。しかし‘焦り’は禁物だ。いつ合意するかではなく、どのような内容で合意するかが重要だからだ。米国が日本との合意を挙げて圧力をかける可能性もあるが、韓国と経済規模が異なり、基軸通貨国である日本が先例になることはできない」(京郷新聞の社説 「米日、交渉に署名、韓国は焦らず国益を守るべき」)

「おもてなし」をまねても関税交渉進展せず

韓国の主要紙が日米の合意文締結の次に関心を持って報じたニュースは、日本外交の強みと言われている「おもてなし外交」に関する内容だ。慶州でトランプ大統領を迎える李在明(イ・ジェミョン)政権としても良い手本になるからだ。かつてトランプ大統領と親交を築いた安倍元首相のおもてなし外交は韓国でも特筆大書され、トランプ大統領をいかに攻略すべきかという模範ケースとして見られてきた。日米関税交渉中にホワイトハウスを訪問した石破元首相のおもてなしも詳しく報道されたこともある。

「ドナルド・トランプ米大統領と高市早苗首相の28日の初の首脳会談は、『トランプ・オーダーメイド型』のカードを総動員した求愛作戦を彷彿とさせた。高市首相は、トランプ大統領と親密だった安倍晋三元首相、日本出身の大谷翔平がプレーしている米メジャーリーグのLAドジャースなど、トランプ大統領と日本のつながりを多く取り上げ、歓心を買うために尽くした」(京郷新聞「米国産米に米国産牛肉の昼食、黄金のゴルフボール···高市氏のトランプに合わせた求愛作戦」)

「日本政府が憂慮していた予想外の要求といった‘トランプサプライズ’はなかった。6年ぶりに日本を訪問したドナルド·トランプ大統領(79)は初対面の日米首脳会談が開かれた28日、一日中高市早苗首相(64)と親密感を披露した。トランプ氏の長年の友人である安倍晋三元首相が両国首脳をつなぐ強力な媒介の役割を果たした」(中央日報「安倍パターのプレゼントに『ノーベル賞推薦』の約束···トランプ氏の心をとろかした『オーダーメイド外交』」)

「高市首相は同日、会談場の内外でトランプ大統領を満足させるための贈り物攻勢を繰り広げた。トランプ大統領も“(高市氏は)偉大な首相になると思う”と励ましの言葉をかけ、和気あいあいとした雰囲気を演出した。トランプ大統領はこの日、高市首相とともに北朝鮮拉致被害者家族に会った席で“私たちはこれまで忙しかったが、これからは(拉致被害者問題を)議論してみる”と誠意を示した。両首脳はトランプ大統領の専用ヘリである「マリンワン」に乗って移動したが、トランプ大統領が専用ヘリに外国首脳を乗せたことは珍しいことで、日米同盟を対内外に誇示したという評価を受けている」(韓国日報 「『トランプをノーベル賞に推薦、黄金のゴルフボールプレゼント』···高市風のおもてなしは効いたのか」)

29日、慶州(キョンジュ)でトランプ大統領を迎えた韓国と李在明大統領も渾身のおもてなしを行った。 金好きのトランプ大統領を好みを考慮してAPEC会長を金色で埋め尽くし、717グラム相当の純金が入った名誉勲章と石破首相の贈り物である黄金兜を連想させる黄金王冠(韓国の国宝のレプリカ)をプレゼントした。李在明政権の分厚い黄金攻勢にトランプ大統領は「韓国は大切な友人、米韓はとても強力な同盟」と褒め称えた。

そのおかげか、会談前は「妥結まではまだ異見が残っている」と予想されていた米韓関税交渉が劇的に妥結されたようだ。李在明大統領の「トランプ・オーダーメイド」のおもてなしが効果を発揮したのかもしれない。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。

『高市・トランプ会談を欧米メディアはどう評価したか 安倍元首相の後継として米アジア戦略の要と期待しつつ懸念も』(10/30JBプレス 高濱賛)について

10/31Rasmussen Reports<Trump Approval Index Month-by-Month Trump Approval Drops One Point in October=トランプ大統領支持率月次推移 トランプ大統領の支持率は10月に1ポイント低下>

トランプ大統領の支持率を日々追跡していると 、日々の変動に囚われすぎて全体像を見失ってしまうことがあります。より長期的な傾向を見るために、ラスムセン・リポートは月ごとの数値を集計しており、トランプ大統領の任期中の結果は以下のグラフでご覧いただけます。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/trump_approval_index_month_by_month?utm_campaign=RR10312025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/i/status/1984389666175320340

https://x.com/i/status/1869020748838588638

「北極圏の霜害」は「Arctic Frost作戦」のこと。

10/31希望之声<身不由己的釜山会!习近平低头念稿、笔误成预言?川普一笑 北京暗涌!=自分の思いどおりにならない釜山会談!習近平はうつむいて原稿を読むだけ、筆の誤りは予言?トランプは笑い、北京は暗澹!>

筆の誤りは、人民日報が習近平と書くところを習近虎と書いた。ピンインが全然違うのにありえない話。トランプ・習会談は4時間の会談時間を取っていたのに、1時間40分で終わったのは、習がメモ以外のことを言えないと判断したからでは。

アレンジされて出てきた?習近平の本心と違う出演

この会談では台湾問題には触れられなかった。一見戦略的な抑制のように見えたが、実際には中共内部のより根深い政治的現実を反映していた。なぜ習近平は沈黙を守ったのか?なぜ会談はあっさりと終了したのか?答えは釜山ではなく、北京にある。

ベテランメディア専門家の郭君は、この会談は習近平の自発的な選択ではなく、迫られて出てきたものと考えている。彼女は「エリートフォーラム」での分析で、次のように指摘している。

中共四中全会後、北京の外交・経済貿易政策決定権は密かに移行した。公式報道は、過去2年間頻繁に使われてきた「敢闘」や「東の台頭、西の衰退」といった表現に代わり、「経済建設に注力する」ことと「協議を通じて安定を促進する」ことを異例にも繰り返し強調した。

こうしたトーンと方向性の変化は、外交がもはや習近平自身ではなく、党内の「党維持派」で構成される一時的な権力中核によって支配されていることを示している。このグループの主たる任務は、闘争ではなく、「出血を止めること」、つまり経済の安定、安定した外国投資、社会の安定化である。跪いてでも、経済の安定化が最優先課題である。

さらに、「トランプ・習会談」以前から、中共内では米国との交渉において2つの路線が既に形成されていた。

名目上は、何立峰副首相が中国代表団を率いていたが、実際には、米国との貿易・経済に関する文書協議の実質的なリーダーは、世界貿易機関(WTO)の元中共常駐代表である李成剛だった。李成剛は今年4月、中国に異動で戻り、米国との貿易・経済交渉の首席交渉官に任命された。表向きは習近平よって任命された形だが、彼は商務部やWTO代表団で長年勤務し、2000年代から2010年代にかけて主に国際貿易交渉を担ってきた。この系列の人事は、朱鎔基・温家宝時代のテクノクラート路線をほぼ踏襲しており、「WTO加盟」「技術的合理性」「対外開放」を重視している。そのため、政治的な分類において、李成剛は多くのウオッチャーから「改革派テクノクラート」とみなされており、その政策スタイルは習近平国家主席が率いる「政治安全保障派」とは対照的である。

トランプ・習会談のわずか数週間前、新華社通信は突如として異例の「任免公告」を発表し、李成剛が「解任された」と報じた。この発表は4月の古いデータに基づいており、本来は行政手続きの補足記録に過ぎないはずだったが、交渉の重要な局面での発表は特に微妙なものだった。数日後、李成剛は「首席交渉官」としてマレーシアに再登場し、ベセント米代表と並んで会談に出席し、何立峰と米代表の間に立った。つまり、李氏は実際には解任されていなかったということだ。

北京の政界では、この「解任したが解任なし」の報道は、中共内の権力闘争の副産物だと一般的に考えられている。

中共四中全会の前夜、米国に対して強硬姿勢で対峙すべきかどうかという問題に関して、党内に二つの路線が浮上した:一つは、習近平と何立峰が主導し、レアアース、半導体、そして軍事圧力を交渉材料として引き続き利用し、「東の興隆、西の衰退」という構図を永続させるという路線である;もう一方は、李成剛を代表とする「党の維持派のテクノクラート」が主導し、一時的な譲歩を犠牲にしても鄧小平流のプラグマティズムへの回帰を主張し、外国投資と輸出を安定させ、経済の完全な崩壊を防ごうとしていた。

「李成剛の解任とその後の復帰」という劇は、まさに2つの路線が並行して現れ、この相互牽制的な状況を反映したものである。この瞬間から、北京の政界において、これらの交渉における主導権はもはや習近平の手に握られていなかったことは明白であった。

両路線間の最も具体的な意見の相違は、レアアース問題において生じた。

10/9、中共商務部は「世界レアアース・ロングアーム管轄権」の発足を発表し、輸出規制の範囲を拡大し、段階的な施行に向けて準備を進めた。これは習派の典型的な強硬戦略である。しかしその2日後、ベセント米財務長官は、中国がレアアースを政治的武器として利用した場合、米国は代替案を全面的に実行すると警告した。この報道を受け、ロンドン金属取引所のレアアース先物は12%急落し、中国のレアアース関連株も軒並み下落した。

わずか3日後、北京は「新たなレアアース輸出規制の実施延期」を発表し、「詳細な計画を検討中」と述べた。事情に詳しい当局者によると、この決定は習によるものではなく、新設された「中央経済貿易調整チーム」の緊急介入によるものだった。金融システム系と改革派長老が率いるこのチームは、商務部よりも高い意思決定レベルを持っている。これは、習近平が重要な経済貿易問題と対米戦略に関する最終決定権を部分的に失ったことを意味する。

経済貿易に関する意思決定権の委譲は、彼の外交主導権も失わせた。 10月中旬、李強は訪米中に「米中関係は夫婦が言い争うようなものだ。意見の相違はあっても、依然として緊密な関係を維持している」と述べた。

この発言は汪洋の過去の発言に基づくもので、習の言い方とは違っている。

習近平政権発足から10年以上が経ち、中共の外交システムが公式の言説において「和して同ぜず」という比喩を用いたのはこれが初めてである。これは、かつて強調されていた「敢闘」とは対照的な、柔らかなトーンである。これを受けて、外交レトリック全体が著しく軟化し、プロパガンダシステムでは「安定」「協力」「互恵」が強調されるようになった。

こうした変化はすべて、同じ結論を導き出している:習近平は名目上は国家主席、党総書記、中央軍事委員会主席の地位にとどまっているものの、もはや自分で決定を下す権限は失っているのだ。 「トランプ・習会談」において、習近平は文書に署名するためカメラの前に姿を現すよう強要されただけだった。

これで、釜山での会談における習近平の異様に落魄した表情と、台湾問題への言及を避けた理由も説明できる。これは戦略的な抑制によるものではなく、この内部権力闘争において習近平に実質的な決定権がないためだ。彼は依然として権力の座に就いているものの、ペンと銃は奪われている。

これらすべては、四中全会以降、中共が「ポスト習近平時代」に入り、真の意思決定者が既に変化していることを示している。

https://www.soundofhope.org/post/909145

11/1阿波羅新聞網<重大破局!五角大楼夺南海?共军坐等挨揍—美菲组建特遣队 加强南海战备 反制中共=大ブレイクスルー!国防総省が南シナ海を掌握?人民解放軍、座して殴られるのを待つ ― 米比、南シナ海における備えを強化し、中共に対抗するためタスクフォースを結成>

2025年10月31日、国防総省は、米国とフィリピンが南シナ海をはじめとする地域の防衛強化のため、新たな合同タスクフォースを結成したと発表した。写真は、5/30にシンガポールで開催されたシャングリラ対話において、ピート・ヘグゼス米国戦争長官(左)とジルベルト・テオドロフィリピン国防長官が会談している様子。

国防総省は10/31(金)、米国とフィリピンが南シナ海を含む地域における協力強化と軍事態勢強化のため、新たな合同タスクフォースを結成したと発表した。

この発表は、マレーシアのクアラルンプールで開催されたASEAN国防相会議において、ピート・ヘグゼス米国戦争長官とジルベルト・テオドロフィリピン国防長官の会談後に行われた。

南シナ海、台湾、尖閣は米国にとっても重要。

https://www.aboluowang.com/2025/1101/2299100.html

10/31看中国<传钟绍军母亲被抓 空军司令马晓天被调查(图)=鍾紹軍の母が逮捕の噂、空軍司令官馬暁天は調査対象(写真)>四中全会後、中共高官失脚のニュースが相次いでいる。報道によると、空軍司令官の馬暁天が逮捕されたという。さらに、習近平の側近である鍾紹軍が国防大学の政治委員を辞任した後、その母である張淑娟が調査のために連行されたと報じられている。軍紀検査委員会が鍾紹軍の母を調査したという事実は、鍾の復帰の可能性がないことを示しているとアナリストたちは見ている。中央軍事委員会弁公庁主任が3人相次いで軍の中核的かつ最も信頼される地位から失脚したことで、習近平は真に孤立無援の状態となっている。

習はどう見ても銃口を握っていないように見える。

https://www.secretchina.com/news/gb/2025/10/31/1090132.html

何清漣 @HeQinglian 7h

ある話は、やはり言葉で述べた方が良いし、写真を残しておくのも良い。米中関税戦争の当初に私が述べたことを繰り返したい:この関税戦争は、両国の国力、指導者の決意、両国国民の痛みに耐える力の勝負である。米国は、トランプ陣営を除いて、今回は基本的に敗けたと評価している。米中の力という観点から言えば、米国が勝てなければ敗けという考えだ;ロシア・ウクライナ戦争にも同じ論理が当てはまり、NATOが勝てなければ敗北である。

もっと見る

何清漣 @HeQinglian 3h

あらゆる計算をした後、一つ忘れていたことがある。それは、中国の貿易黒字に主に寄与している国はどこかということである。これは中国の外貨準備の主要な源泉の一つである。

引用

玄门上品 @suanguaa 3時間

返信先:@HeQinglian

中国が米国市場を失えば、中国の国際貿易は崩壊するのか? ― データが真実を物語る

最近、ネット上で「中国が米国市場を失えば、中国の国際貿易は終焉する」という発言が広まっている。まるで中国の対外貿易の生命線が完全に米国に握られているかのように、はらはらするように聞こえる。しかし、データは嘘をつかない。現実は全く逆である。中国の対外貿易構造は、多くの人が想像するよりもはるかに強固で多様化している。

もっと見る

何清漣 @HeQinglian 4h

トランプ政権の不在を補うため、100人以上の米国地方自治体関係者がCOP30に出席へ https://rfi.my/C92A.X via @RFI_Cn

1月にWHに戻ったトランプ米大統領は、米国がパリ協定から再び離脱すると発表した。しかし、「America Is All In」の代表・・・・。

もっと見る

rfi.frより

高濱氏の記事では、左翼の氏にしてはキチンと高市首相を評価している。海外メデイアが悪く言っていないから、悪く評価できないのかもしれませんが。

トランプはマッドマン・セオリーを演じていて、相手に出方を読ませないようにしている。意図的にふるまっている部分が多いのでは。トランプはこういうタイプだと思わせておいて、違う行動を採る。「不確実性」こそが彼の持ち味。でも、言論の自由と民主主義の擁護は本物と思う。民主主義を主張していたバイデンの法執行機関の武器化や、アークテイック・フロスト事件の報道を見るたびに左翼オールドメデイアの酷さを思います。

日本はまだオールドメデイアを信じるのが多い。米国左翼メデイアのNYTやWP、CNNを翻訳して紹介しているだけなのに。参政党の主張に耳を傾け、既存メデイアの主張と比べたらよい。

記事

米海軍横須賀基地に停泊中の米空母「ジョージ・ワシントン」上で演説するトランプ大統領の隣に立つ高市首相(10月28日、写真:AP/アフロ)

借りてきた猫のようだったのは高市効果か

敵対国、同盟国を問わず、外交交渉では「ディール外交」「数値目標」を前面に押し出してきたドナルド・トランプ米大統領にとって、今回の訪日は一味違っていた。

ホワイトハウスに外国首脳を招き入れて行う首脳会談の冒頭の公開場面では言いたい放題、ハチャメチャな発言をしてきたトランプ氏。

だが、迎賓館赤坂離宮で行われた首脳会談ではまるで「借りてきた猫のように神妙な面持ちだった」(米シンクタンクの上級研究員K氏)

むろん、高市早苗首相が冒頭の挨拶で、トランプ氏によるタイ・カンボジア国境紛争やイスラエルとハマスのガザ地区紛争の仲介を褒めちぎり、世界平和への貢献を称賛したこともあり、ご満悦だったことは言うまでもない。

高市氏の「褒めちぎり作戦」は見事功を奏したわけだ。

これに応えたのか、トランプ氏が何と、高市氏に「何か質問や疑問、要望、日本を支援するためにできることがあれば、いつでも知らせてほしい。必ず応える」とまで言ったのには、日本側も驚いたに違いない。

トランプ氏は、さらに故・安倍晋三元首相から高市氏の話を聞いていたと振り返り「あなたは偉大な首相になるだろう」とまで言い放った。

トランプ氏が初対面の高市氏に好印象を持ったことだけは間違いない。

象徴的な成功、戦略的スタートと評価

欧米メディア、特に米メディアはトランプ氏と高市氏との首脳会談をどう評価したか、整理してみる。

ポジティブに見た報道・論調は以下の通りだ。

  • AP通信は会談後、トランプ氏が「この同盟こそが強さの極みだ」と述べたことを報じた。

For Japan’s new leader, the key to connecting with Trump could be a Ford F-150 truck

  • 英ファイナイシャル・タイムズ(FT)紙は、両首脳が「新たな黄金時代を迎える」と発言したことを紹介し、日米同盟の象徴的強化として評価した。

Donald Trump and Sanae Takaichi promise ‘golden age’ for US-Japan alliance

  • ワシントン・ポスト紙は両国がレアアース・重要鉱物のサプライチェーンで協力する枠組みに合意した点を捉え、「中国に対抗する戦略的パートナーシップを深化させた動き」として注目した。

Trump signs rare earth minerals deal with Japan ahead of China meeting

一方、懸念を示したのは、以下のメディアだった。

  • 英ガーディアン紙は、高市氏が就任したばかりで、「トランプ氏および米国との関係をいかに築くかは重大な外交試金石だ」と報じ、同時に「防衛費や貿易・投資といった具体的負担が日本側に問われる」との見方を示した。

Donald Trump and Japan’s Sanae Takaichi sign agreement to ‘secure’ rare earths supply

  • 英ロイター通信は、「会談内容には具体的数値や実行スケジュールがまだ不明瞭だ」と指摘、米側が日本に対して一定の期待・要求を持っており、日本政府がその期待に応えられるかどうかを見極める必要がある、と論じている。

What’s on the agenda for US-Japan talks?

だが、総合的にみると、米メディアは今回の首脳会談を「象徴的には成功」かつ「戦略的には前向きなスタート」と評価している。

ただし、以下のような2つのリスクが並存している点に触れている。

  • 日本の実行力(特に防衛費・投資・供給網強化)への懸念
  • トランプ政権自体の変動性や要求型外交スタイル

自由で開かれたインド太平洋構想

今回のトランプ氏の訪日を見るにつけ、同氏にとって日本は、「安倍晋三の国」だったということをつくづく感じる。

大統領に最初に当選した直後、いち早く会いに来た外国首脳は安倍氏だった。初対面から気が合った。

世界の多くの指導者が気まぐれなトランプ氏との対立を避けようとしたのに対し、安倍元首相はトランプ第1期政権中に20回の会談、32回の電話会談、そしてゴルフを5ラウンド一緒に回った。

後述するマイケル・グリーン氏によると、トランプ氏は、2017年に明確なアジア戦略の構想を持たずに政権に就いた。

そのため、「自由で開かれたインド太平洋」構想を採用するよう説得したのは安倍氏だという。

同構想は、今や(ジョー・バイデン政権を挟んで)トランプ政権のアジア戦略の主柱になっている。

米国のアジア外交研究では当代屈指の専門家、マイケル・J・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問・シドニー大学米国研究センターCEO(最高経営責任者)は、トランプ氏が今回の訪日で最も期待していたのは、高市氏のアジアにおける役割だと見ている。

同氏は、「フォーリン・アフェアーズ(Foreign Affairs)」最新号に「Asia’s Trump Problem: The Region Lacks Leaders who Connect with the President」というタイトルで論文を書いている。

要約すれば次のようになる。

安倍氏は米国の力が日本の国益に不可欠であることを理解し、それを形作るためにかなりの成功を収めた。

そしてトランプ氏の最初の任期中、アジアの指導者たちは彼の例に倣った。

インドのナレンドラ・モディ首相は2019年、テキサス州にトランプ氏を招き、5万人のインド系在外住民の前で演説を行った。

オーストラリアのスコット・モリソン首相とワシントン駐在のジョー・ホッキー大使は、マイク・ペンス副大統領およびトランプ氏の国家安全保障チームと緊密な関係を築き、対中戦略と南太平洋への関与に関する足並みを揃えた(肩書きは当時)。

左派出身でトランプ大統領のパートナーとは考えにくい韓国の文在寅前大統領でさえ、北朝鮮との外交を促進するために米国大統領の側に立った。

高市が安倍後のアジアを引っ張る可能性

グリーン氏はこうも書いている。

しかし、トランプ大統領の2期目において、アジアの指導者たちはトランプ氏との同盟関係を維持することに苦慮している。

2020年に病気のため辞任し、2022年に殺害された安倍氏の穴を埋めるべく名乗り出る者はいない。

トランプ大統領のこの地域へのアプローチは、いくつかの点で、1期目よりもはるかに「アジア第一主義」戦略に似ている。

中国の軍事的・経済的脅威が増大する中で、アジアの指導者たちが消極的な姿勢を見せる理由はそれだけではない。

安倍晋三というトランプ氏の盟友を失ったアジアは、米国との関係においてどこか迷走しているように見える。

その役割を、安倍氏の後継者であり、多くの点で彼と共通の考えを持つ高市早苗氏が担う可能性もある。

ただし、10月10日に連立パートナーだった(保守中道の)公明党が政権離脱したため、彼女の政治的将来は不透明だ。

しかし、トランプ政権第2期目において、これまでのところ安倍氏に匹敵するほど米国大統領との関係を進展させたアジアの同盟国の指導者は存在しない。

その結果、米国のアジア戦略は依然として混乱しており、アジアの指導者たちは中国に対する安全保障の強化など、米国とのパートナーシップの恩恵を十分に享受できていない。

Asia’s Trump Problem: The Region Lacks Leaders Who Connect With the U.S. President

もしトランプ氏がその役割を本当に高市氏に期待しているとすれば、今回の初対面で高市氏はトランプ氏のお眼鏡にかなったのだろうか。

少なくとも第1次テストはパスしたように見える。

良ければ下にあります

を応援クリックよろしくお願いします。