3/7The Gateway Pundit<Biden Threatens Supreme Court Justices to Their Faces in State of the Union Address (Video)=バイデン、一般教書演説で最高裁判事に面と向かって脅迫(ビデオ)>
米国は三権分立していないのか?非正統大統領がよく言うよ!
WHによると、ジョー・バイデン氏は「炭水化物」の摂取量が増え、木曜夜の一般教書演説中、下院議場で数フィート離れたところに座っていた最高裁判事らを脅迫したという。中絶を各州の手に戻す裁判所の判決について語ったバイデン氏は、裁判官を見て目を逸らしたが、脅したのは明らかだった。
9人の判事のうちジョン・ロバーツ首席判事のほか、ニール・ゴーサッチ判事、ブレット・カバノー判事、エレナ・ケイガン判事、ソニア・ソトマイヨール判事、ケタンジ・ブラウン・ジャクソン判事の6名が出席した。退役判事アンソニー・ケネディ氏も出席した。
バイデン:「裁判官の皆様、敬意を表しますが、女性には選挙権がないわけではありません!すみません、選挙権とか政治権力とか。君は自分がどのくらいの者か気づき始めているよ(ブツブツ)」
https://twitter.com/i/status/1765933456645616072
https://www.thegatewaypundit.com/2024/03/biden-threatens-supreme-court-justices-their-faces-state/
3/7Rasmussen Reports<Election 2024: Many Voters Suspicious Toward Intelligence Agencies=2024 年の選挙: 多くの有権者が諜報機関に対して疑念を抱いている>
CIAやFBIは悪の巣窟。
有権者の大多数は、中央情報局(CIA)や他の政府スパイが今年の選挙で勝者を決めようとしているのではないかと考えている。
ラスムッセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者の可能性が高い52%が、米国情報機関が2024年大統領選挙の結果をコントロールしようとしている可能性が高いと考えており、その内31%が非常に可能性が高いと考えていることが判明した。38%は諜報機関が選挙をコントロールしようとしているとは考えておらず、その可能性は全くないとの20%も含まれている。残りの 20% は確信が持てません。
NYTはCIAの手先と言われている。
3/8阿波羅新聞網<太可怕了!美军最尖端武器:超强太空战斗平台【阿波罗网报道】—美国空军、太空军重组 打造全域作战系统=恐ろしすぎ! 米軍の最先端兵器:超強力な宇宙戦闘プラットフォーム 【アポロネット報道】 米空軍と宇宙軍が再編され、全領域の戦闘システムを構築>特に注目すべきはX-37B宇宙船で、長期間の宇宙ミッションを遂行できるだけでなく、地上からの再打ち上げの必要がなく、自由に軌道を調整できる宇宙機動性、宇宙で特定の目標に近づいたり、そこから遠ざかったりできるのも注目で、この宇宙での機動能力はただただ恐ろしい。この機能により、これはユニークな宇宙戦闘プラットフォームになる。そういう意味では宇宙戦闘機と呼んでもいいくらいだ。
中国の「神龍」計画も極秘で、外観はX-37Bとほぼ同じだが、この機体がX-37Bの性能を備えているかどうかを判断するのは難しい。
VOAは2023年12月29日、米軍の極秘ロボット宇宙機X-37Bが木曜夜(12/28)にフロリダを離陸し、7回目の任務を開始したと報じた。 スペースX社のファルコン・ヘビーロケットによって宇宙に打ち上げられるのは今回が初めてで、地球上空3万5000キロメートル以上の静止軌道に入ることが可能だ。 X-37Bが離陸する2週間前に、中国も独自のスペースシャトル「神龍」を打ち上げた。
最後のミッションで、X-37Bは2年以上にわたって軌道上に留まり、その後地球に帰還し、2022年11月に着陸した。 国防総省はX-37Bの任務に関する詳細をほとんど公表していない。 このミッションは、軍の国家安全保障宇宙打上げ計画に基づいて米宇宙軍によって実施される。ボーイング社が製造したミニバスほどの大きさのこの機体は、小型のスペースシャトルのように見え、長距離の軌道飛行中にさまざまなペイロードを展開し、技術実験を行うことができる。 任務を終えた宇宙機は大気圏を降下し、飛行機と同じように滑走路に着陸した。 最新のX-37Bミッションの期間はまだ発表されていないが、継続的な飛行延長のパターンを考慮すると、ミッションは2026年6月までか、あるいはそれ以降まで続く可能性がある。
https://www.aboluowang.com/2024/0308/2027280.html
3/8阿波羅新聞網<形势如此糟糕!中国经济繁荣已落幕=状況はこのように非常に悪い! 中国の経済繁栄は終焉を迎えた>中国経済の低迷が続く中、政府の過度な金融・財政緊縮政策が状況を悪化させている。
脆弱な人口構造や多額の債務など、中国が直面する根本的な課題は確かに深刻である。 しかし、中国を悩ませている問題の大部分は厄介な景気循環的な景気後退に変わり、中国政府による不適切な政策選択によってより悪化したのは明らかである。 中国の李強首相は火曜日、就任後初めて全人代で大規模な演説を行ったが、しかし、就任後初めての演説では、中国政府がこのことを認識しているのか、あるいは方針を変えるつもりがあるのかという期待はほとんどなかった。
https://www.aboluowang.com/2024/0308/2027278.html
3/8阿波羅新聞網<中国出口增长经济回暖?知道真正原因的人笑不出来了—中国前两月出口增长 经济回暖?=中国の輸出拡大と景気回復? 本当の理由を知っている人はもう笑えない―中国の輸出はこの2カ月で伸び、景気が回復したのか?>今年1月から2月までの中国の輸出入統計は市場予想を上回った。中国税関総署が3/7に発表したデータによると、輸出が前年同期比7.1%増、輸入が3.5%増となっただけでなく、全体の貿易黒字も20%拡大し1250億ドル以上に達した。人民元で計算すると、対ドル安などの影響で上記成長率と黒字額はさらに大きくなる。
米国の民間団体である情報戦略研究所の経済学者、李恒青は、中国の1月と2月は主に元日と旧正月で、経済活動は比較的少なく、昨年初めにダイナミックゼロコロナ政策が解除されたため、輸出ベースは比較的低い。 こうした状況下では、今年の輸出の大幅な伸びは「たとえ明るい兆しではあっても、あまり説明できるものではない」と。 同氏は、「今、中国は経済が回復しているというこの種のデータを緊急に必要としているため、このデータは少し増幅されている」と考えている。
https://www.aboluowang.com/2024/0308/2027227.html
3/8阿波羅新聞網<破例!习放低身段 美中蜜月因第三者闹翻—美中在香港问题闹翻 两国蜜月期出现变数?=例外! 習は身を低くし、米中蜜月は第三者のせいで崩壊―香港問題で対立する米中、両国の蜜月時代に変化が?>程翔は、香港問題はチベットや新疆に次ぐ中国政府にとってもう一つの悩みの種であり、米中関係の動向に直接影響を与えるだろうと指摘した。
程翔はさらに、「米国が採っている現在の政策は、中国と一定程度の接触を維持することだが、バイデンの3分法によれば、競争、協力、対立であるため、国防や世界戦略と関係なければ、米国は中共との接触を維持するために全力を尽くし、米国の経済や国民生活に大きな影響を与えないようにしている。長期的には米国は警戒するだろうが、中共は一息つく余地を求めており、内外の困難を解決した後は元のやり方に戻ると思う」と付け加えた。
程翔はまた、西側諸国全体として対中政策に関して依然として合意に達していないと考えている。 同氏は黎智英の事件を例に挙げ、中国政府は黎智英の事件の処理においていかなる譲歩もしないだろうと述べた。 同時に、西側諸国は黎智英の事件への対応について合意に達することができず、中国政府に圧力をかけることは難しいと判断している。
https://www.aboluowang.com/2024/0308/2027226.html
3/8阿波羅新聞網<他才是世界上最危险的人:“取人性命不滴血、断人头颅不落地” —宋国诚:四个关键词,他才是世界上最危险的人=彼は世界で最も危険な人物である:「血を流さずに人の命を奪い、地面に落とさずに人の首を切り落とす」 – 宋国誠:4つのキーワード、彼は世界で最も危険な人物>私はよく王滬寧のことを、プーチン大統領に次いで「世界で最も危険な人物の一人」と呼んでいる。良く言えば、この人は智恵に富み先見の明があるが、悪く言えば、特に台湾問題に関しては、この人は邪悪で、底なし沼のようである! 「一人の頭は百万の精鋭に値する」。 王滬寧は党内の「武将」ではなく、「文人」であり、血を流さずに人の命を奪い、地面に落とさずに人の首を切り落とす。学者が政治について議論するのは危険ではないが、「学者がナイフを振り回す」のが一番怖い! 汪滬寧は対台湾政策において、「戦狼」や「飢えた虎」のような「強硬策」ではなく、「羊」や「蜘蛛」のような「微温湯政策」を採用している。 「微温湯でカエルを茹でる」で以て「息の長い計画を立ててより大きな成果を手にする」という「ゆっくり食べる」政策が台湾をゆっくりと食っていく。
https://www.aboluowang.com/2024/0308/2027326.html
3/7阿波羅新聞網<华尔街日报:中国繁荣已落幕 中共政策正让经济更糟=WSJ:中国の繁栄は終わり、中共の政策が経済を悪化させている>WSJは本日(7日)、中国人口の高齢化、地方の重い債務負担、挫折した不動産融資モデルは厄介な問題だが、最大の構造的問題は政策メカニズムがますます硬直化していることだとコメントした。 中国政府の不適切な政策選択がこの状況をさらに悪化させている。
https://www.aboluowang.com/2024/0307/2027174.html
何清漣 @HeQinglian 7時間
10年以上前にした予測は、時が来ても覚えていない。
「中国・米国」という概念が生まれたとき、中国は2025年までに米国と同等になり、2030年までに米国を追い越すという予測があったが、当時は民主党が米国を破壊しようとする状況はなかった。私もそれは不可能だとわかっていた。 しかし、当時はこの類の論文がたくさんあった。
インド人が自分自身を醒めた目で理解している限り、それは良い。
引用
エツィオ・マオ☢ @KELMAND1 19h
インドは 2075 年までに米国を追い抜き、世界のトップ 2 の経済大国の 1つになると予想されている。
何清漣 @HeQinglian 6時間
私は現在、貴局が紹介したシリーズ「ブラッドマネー」を見ている。
人々がやはり基本的な道理を理解することを願っている。物は必ず腐り、その後木喰い虫が現れる。もし米国左翼によって引き起こされた米国の病気の責任を中国政府に負わせるとしたら、それは国交を断絶し、中国のスパイを一掃することだろう。 …もっと見る
引用
全メディア ニュース チャンネル 米国暁言 フォーラム Cheyenne’s Forum @cheyennexli 6 時間
アダム・シフの極悪さはずっと昔からで、米国の基本的価値観に完全に反する、米国政治における邪悪な政治家のグループを代表している。彼の前回の当選と現在の票盗みは、長期にわたる国民への欺瞞とその背後にいる勢力の工作の結果である。
「ブラッドマネー」シリーズをぜひ見てください!ビックリする。 https://qtown.media/share/linkPage/3B09858E-575E-466F-A046-0FEB4FB865F1.html
何清漣 @HeQinglian 7時間
荒唐無稽な米国の非難ゲーム。 彼は自らの堕落を責めないで、「BLM、トランスジェンダー、LGBTQI+を含むすべては中国の陰謀だ」と主張している – 「ブラッド・マネー」:米国の過激なトランスジェンダー運動の最大の資金提供者は中国とつながりのある億万長者
https://breitbart.com/politics/2024/03/04/blood-money-two-of-the-biggest-funders-of-the-radical-transgender-movement-in-the-u-s-are-china-linked-billionaires/…もっと見る
breitbart.comから
https://twitter.com/i/status/1765450853085843795
何清漣が再投稿
熱血売国奴呉三桂 @Nobody197575 3h
こういうフェイクニュースは地獄に落ちて当然だ。
あからさま且つ恥知らずなクソ野郎
米国の知識人とチャットしていしたが、米国文化の中で最も侮辱な言い方はどれか? これは「cocksuker」である。すべての競技会で、選手がこの言葉を審判に発するとすぐに、試合から追い出される。ゼロトレランスで、SOB、mother fucker, asshole, go to hell , go fuck tousled, fuck offよりもはるかに厳しい。
引用
TheBlaze @theblaze 3月7日
MSNBCのジョー・スカボロー:「真実を受け入れられないなら、クソッタレだ。このバージョンのバイデンは、知的、分析的に、史上最高のバイデンである」
何清漣 @HeQinglian 1時間
鍵となるのは西側諸国の答えではなく、その行動だ。
中国は不動産を放棄してグリーンエネルギー産業(両会で「新しい品質の生産力」と名付けられた)を発展させたが、これは価格面で優位性があり、西側諸国で使用するとコストを20%削減できる。 しかし、人々は国家安全保障という障壁を築く適切な理由も見つけている。テクノロジー製品にはデータ送信機能があり、国家安全保障に関係する。 …もっと見る
引用
零敲牛皮糖597.9 @liuguangchui 1h
一日が経った。
王大臣からの4つの質問。
米国では誰もそれに答えられないのか? !
門番、警備員、巡回員、採集者はどこにいるのか? !
出てきて答えて。
#米国
もっと見る
何清漣 @HeQinglian 3時間
【不法移民は毎日平均5,000人流入しており、バイデン政権下では3年間で730万人が入国している! 】
この共和党議員はおそらく米国移民関税執行局(ICE | U.S. Immigration and Customs Enforcement)のデータを見ていないだろう。
最新データでは3年間合計で1,470万人(今年1月時点)が登録されている。 前回リンクを貼った。
引用
曹長清 @CaoChangqing 5h
バイデンが今日一般教書演説を行ったとき、共和党は後にバイデンの嘘に反論し、米国における現在の大きな危機は国境の崩壊であり、毎日平均5000人の不法移民が到着し、バイデン政権の3年間で730万人が国境から流入したと指摘した。彼らの目標は、恩赦後、これらの移民のほとんどが左翼有権者となり、今度は彼らが人口統計に組み込まれ、(人口に応じて割り当てられる)左翼民主党員の数が増えることになる )。 民主党はますます共産党に似てきており、権力を握るためには手段を選ばない。
河東氏の記事のように、ロウ戦争は膠着状態が長く続くのでは。ロシアが北同様、「核兵器で周囲を脅すことしかできない、全体主義の経済小国になる」ことを願う。
記事
決してロシアが有利になったわけではない
今ウクライナ戦争は「開戦2周年」、ということで、世界中のメディアは「これまでの総括」で賑わう。しかし今、一番注目するべきは、昨年6月以来のウクライナ軍総反撃の挫折で、戦局がロシア有利に傾いてきたのかどうか、ウクライナ東部のアヴデエフカを陥したロシア軍が西へ西へと怒涛の進軍を開始することはないのか、どうかだろう。
by Gettyimages
アヴデエフカは、ドネツィク州の州都ドネツィクの北西約25キロ。戦前の人口は4万人程度で、幹線道路も通っていないが、欧州でも最大規模のコークス製造プラントを抱える。つまり東ウクライナのキーの産業である製鉄業のハブの一つ。しかも、アヴデエフカはウクライナ軍にとっては、ロシアの占領するドネツィクを砲撃する拠点だった。
ウクライナ戦争は、軍が動きにくい冬季には下火となる。しかし2022年の冬は、アヴデエフカの北方にあるバフムートの攻防が数カ月、メディアを賑わせた。これは多分、ロシア軍がウクライナ南部で三重にわたる大防御線を構築する間、ウクライナ軍を引き付けておく効果を持った。ロシアはここに例のプリゴージンとその傭兵隊を向かわせて、バフムートを23年5月に制圧する。バフムートは天王山と言われた割に、ロシアによる制圧で戦局に変化が起きることもなかったが。
そして23年冬は、アヴデエフカが天王山に仕立て上げられる。ロシア軍は、ウクライナ軍をこちらに引き付けて、南部での攻勢を鈍らせようとしたのだろうし、ウクライナはウクライナで、ここを死守することで西側の関心を引き付けようとしたのだろう。
天王山に仕立て上げられたアヴデエフカ
今回、ロシアはアヴデエフカ制圧に本腰を入れ、傭兵隊ではなく軍本体を投入した。それは、3月17日の大統領選挙までにせめてアヴデエフカくらいは取っておかないと、政権として示しがつかないということであったのだろう。
ウクライナ軍前総司令官ザルージニーは、アヴデエフカを死守して多大の損害を出すよりも、早めに撤退して後方の防御を固めることを進言していたが、ゼレンスキー大統領はそれでは西側からの支援が得られなくなるとして、2月8日、ザルージニーに代わってシルスキー陸軍司令官を総司令官に任命。16日にはシルスキーにアヴデエフカの死守を命じた上で、ミュンヘンでの国際シンポジウムに出発してしまう。
アヴデエフカの陥落は17日に起きる。ロシア軍が市内に突入すると、シルスキーはそれまでの「死守せよ」を「撤退せよ」に変える。「包囲されるのを避け、将兵の命を救うため」というもっともらしい談話を出して。
命令の180度変更は現場に混乱を生む。ニューヨーク・タイムスは、ウクライナ軍は算を乱した退却で800~1000人の捕虜を出したと報じた。これでシルスキー総司令官への信頼は、就任早々地に墜ちたことだろう。
ロシア軍はその後も、アヴデエフカ周辺の小村を次々と制圧していく。しかし、西方への大攻勢が始まる兆候はまだ見られない。アヴデエフカには西方に通ずる幹線道路も通っていないし、大攻勢のための人員、装備も、まだ集積していないのだろう。夏までには西へ向かっての大攻勢を始める、そしてキエフの包囲、攻略も狙う、という見方が喧伝されている。
ロシア軍、一気に西進?
ウクライナ軍は、アヴデエフカ以西に防御陣地を構築していない。ロシアは昨年6月、ウクライナ南部にも構築しておいた何重にもわたる防御線が功を奏し、ウクライナ軍の攻勢を止めることができた。ウクライナ軍には、同じことができる資材も人員もないのだ。
ただ、戦争のやり方が、ドローンの普及で革命的に変わってきたことを考慮しないといけないだろう。ロシア軍が西へ向けて怒涛の進撃を開始するには、戦車、装甲車、弾薬、ミサイル、大砲を前線近くに大量に集積し、人員も集めないといけない。だが、そういうことをウクライナ軍の至近距離で始めれば、偵察用ドローンで察知され、攻撃用ドローン、ミサイル、夏には陣営に加わるF16戦闘機に殲滅されてしまう。
米議会がウクライナ支援予算を止めているのが心配だが、EUがその穴をかなり埋めるだろう。F16などは既存の予算で発注されていると思われるので、米国製兵器の流入も続くだろう。
ソ連時代の軍教育を受けたシルスキー総司令官が、これらの事情をよく把握し、創造的な兵力運用をできるかどうか。ゼレンスキーの素人考えに振り回されることがないかどうか。失われた信用を取り戻せるかどうか。これらがうまくいけば、ロシア軍の「怒涛の進撃」は難しい。
ウクライナ、クリミア奪還?
ウクライナ軍内部には、クリミア制圧を進言する者もいる。クリミアは2つの陸峡、1つの鉄橋で本土と結ばれるだけで、ロシア軍にとっては補給が難しい。ロシア黒海艦隊にとって唯一の良港セヴァストーポリは、ウクライナ軍の射程に入っていて、もはや使えない。つまり海路での補給も難しい。乾燥したクリミア半島にとって貴重な水の供給減だった、本土からのカホフカ運河は、昨年6月、何者かがカホフカ・ダムを爆破したことで、干上がっている。
工業の中心地である東ウクライナに比べて、観光しか資源のないクリミアは、制圧した者にとっては負担になる場所ではあるが、「ロシアは東ウクライナ、ウクライナはクリミアを取った。互角で停戦」という触れ込みにできる、というメリットはある。
朝鮮半島のような将来像
こうしてウクライナ戦争は、ロシア、ウクライナ双方にとって勝ち負けのはっきりしない膠着状態になる可能性が大なのだ。膠着状態のところにスターリンが死去し、休戦協定締結に至った朝鮮戦争が思い起こされる。朝鮮半島ではその後も、時々武力衝突が起きているが、韓国では70年余にわたって安定が維持され、かつての「後れた農業地帯」は今や世界でGDP13位の韓国になっている。
ウクライナの工業の中心は東部にある。西半分の経済発展をはかるには、韓国の場合と同様、西側からの投資が必要になる。とっかかりはある。西半分をEUのサプライ・チェーンに組み込むことだ。EU市場を念頭に置いた工場は、ウクライナ西半分で既にいくつか操業しているし、その中には住友電気工業、矢崎総業等の日本企業もある。隣接のポーランド、スロバキア、ハンガリーは、EUの一部として発展を遂げている。そして、ウクライナの農業を医薬品原料栽培等、高付加価値の産業に変えていくこともできるだろう。
一方、ロシアは、かつての北朝鮮に酷似した――サイズは大きいが――国に脱落していくことだろう。核兵器で周囲を脅すことしかできない、全体主義の経済小国に。
ロシアの抱える課題は大きい。プーチンの力を畏怖する向きは西側にもいるが、彼はソ連崩壊=植民地主義帝国の崩壊という歴史的・世界的モメンタムを逆転することはできないだろう。ロシアはまだ、「ソ連帝国崩壊」の勢いの中にあるのだ。分裂した諸国のエリートはそれぞれ利権構造を作り上げ、もはや他者に支配されたくはない。そして旧宗主国ロシアは、彼らを再統合できる武力、経済力、ソフト・パワーを欠く。それは今のトルコ、オーストリアを見てもわかることだ。
ロシアは西側の制裁を乗り切ったと言われるが、そんなことはない。国内の経済は軍需に圧倒されて賃金が高騰。インフレ圧力が高まっている。国内航空の80%はエアバス、ボーイングに機材を依存していたから、制裁で部品とメンテの提供を切られて、欠航が増えている。
我々はプーチン・ロシアの実力をじっくり見定め、その拡張をしっかり抑え込みつつ付き合っていくことだ。
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