『中南米で激突する米中「見えない戦争」――キューバに現れた32本のアンテナ、CIAが見せた「外科手術」  一気に局面を変える米国、時間をかけて足場を築く中国――対照的な国家運用を読み解く』(9/18JBプレス 福山隆)について

9/19The Gateway Pundit<WHCA President Jacqui Heinrich Gets Schooled With a Major Fact Check After Issuing Statement About Legacy Media ‘Reporters’ Being Denied White House Entry=WH(ホワイトハウス)記者協会会長のジャッキー・ハインリッヒ氏が、既存メディアの「記者」がWHへの立ち入りを拒否されたことについて声明を発表した後、重大な事実チエックを受け、痛い目に遭う>

記者がWHに入場できるかどうかは報道の自由と関係ない。入場は記者に賦与した特権で、特権は剥奪されうる。記者はWH以外でも取材できる。出禁は日本でもある。

ホワイトハウス記者協会(WHCA)会長でFOXニュース記者のジャッキー・ハインリッヒ氏は、3つの既存メディアのWHへのアクセス権剥奪に対する憲法上の知識に欠ける対応で、ネット上で非難を浴びている。

既報の通り、CNN、MSNOW、POLITICOの記者たちは本日、WHの敷地内に入ろうとした際に、思いがけない形で起こされた。

取材を拒否された後、CNNのベッツィ・クラインとMSNOWのアカイラ・ガーデナーは、それぞれの体験を明かした。どちらもあまりうまく対応できていなかった

POLITICOはその後、彼らの「次のステップ」についてほのめかし、訴訟の可能性を示唆した。

ハインリッヒ氏はXでの声明でWHの行動を非難した。彼女は、WHの行動は憲法修正第1条に違反しているとし、報道機関の取材権を直ちに回復するよう要求した。

彼女の声明全文は以下のとおりです。

本日、CNN、POLITICO、MSNOWの記者に対するアクセス権を取り消す措置は、合衆国憲法修正第1条に違反する。その影響はこれらの報道機関にとどまらず、報道内容を理由に特定の報道機関を排除するために用いられた基準が、将来的にあらゆる報道機関に適用される可能性がある。

米国民は、自由で独立した報道機関を通じて、政府関係者がそれを好意的に見るかどうかに関わらず、権力の座に選ばれた人々を精査できるべきである。

そのため、裁判所は、WHがジャーナリストへのアクセスを許可した場合、そのアクセスを恣意的に、あるいは報道内容に基づいて拒否することはできないと繰り返し判決を下している。

WH記者協会は、政権に対し、同僚たちのアクセス権を直ちに回復するよう求めます。

ハインリッヒ氏の発言は、Xユーザーたちが彼女の主張にいくつか問題点を指摘したことで、すぐに裏目に出た。

まず彼らは、ジョー・バイデン政権時代に400人以上の記者のWH記者資格が剥奪された際、ハインリッヒ氏が沈黙を守っていたことを指摘した。

第二に、そして最も重要な点として、ハインリッヒ氏は、報道機関には大統領職を取材する憲法上の権利はあるものの、WH内部に入る権利は持っていないことを改めて認識させられた。これは特権なのである。

彼女はもっと分別を持つべきだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/whca-president-jacqui-heinrich-gets-schooled-major-fact/

9/19The Gateway Pundit<President Trump Releases Historic “Lion vs. The Jackal” Pro-American Video Exposing Scavenger Democrat Hyenas (Video)=トランプ大統領、ゴミ漁りする民主党のハイエナどもを暴く歴史的な「ライオン対ジャッカル」親米ビデオを公開(動画)>

https://twitter.com/i/status/2101051488407613500

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/president-trump-releases-historic-lion-vs-jackal-pro/

イラン核施設攻撃か?

538(FiveThirtyEight)の創設者のネイト・シルバーの著作『世界は「賭け」で動いている』の書評が9/19日経朝刊に載っていました。東大教授の小島武仁氏の評ですが、2024年大統領選で大外れな予測をしたのを知っていなかった?

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD079RU0X00C26A9000000/

https://x.com/CENTCOM/status/2101292730030669968/video/1

9/19阿波羅新聞網<CNN惊爆:美中险开战=CNNが衝撃の報道:米中が危うく開戦に>

CNNの独占報道によると、今年春、米軍がイランと対峙していた際、ある分析官がAIチャットボットを用いて、中国船が核兵器の部品を輸送していると誤認した。米軍は一時、当該船の阻止・臨検の準備を進め、軍用機も待機させたが、その後、急遽中止された。複数のメディアが独自にこの件を裏付けているが、米国防総省は明確なコメントを避けている。アポロネット王篤然評論員は、中共軍には「偶発的な衝突(擦槍走火)」という概念はなく、衝突には習近平の承認が必要であるため、CNNの報道には誇張の疑いがあると分析している。

やはりフェイクニュースのCNN。

https://www.aboluowang.com/2026/0919/2435553.html

9/19阿波羅新聞網<华日曝内幕:习突缺席 原来真是身体出问题—习近平突缺席金砖晚宴!外媒曝“身体不适” 长年烟酒引关注=WSJが内幕を暴露:習の突然の欠席、やはり体調不良が原因か—習がBRICS晩餐会を急遽欠席!海外メディアが「体調不良」と報道、長年の喫煙・飲酒に注目が集まる>

『WSJ』は18日、関係者の話として、習近平が12日にインドでのBRICS首脳会議に出席した際、体に不具合を感じ、モディ首相主催の晩餐会を急遽欠席し、王毅が代理出席したと報じた。同紙は、習が重病を患っているという証拠は現時点ではなく、ネット上で噂されている脳卒中や倒れたといった情報も確認されていないと強調している。長年の喫煙・飲酒習慣が注目される中、習は来週訪米する予定であり、その日程が予定通り実施されるかどうかが注目の的となっている。

中共がトップの健康状態の真実を述べることはない。習の体調によってはドタキャンの可能性もある。

https://www.aboluowang.com/2026/0919/2435425.html

9/19阿波羅新聞網<俄突出手!雀巢、欧尚遭下令“接管” =ロシアが突然強硬措置!ネスレとオーシャンに「接収」命令>

ロシアが再び西側企業の資産接収に動いた。プーチン大統領は、スイスの食品大手ネスレ(Nestle)、フランスの小売大手オーシャン(Auchan)、およびその他フランス企業2社のロシア国内における事業と資産を、「L.E.V. Management」という企業に移管し、「一時的に接収」させる大統領令に署名した。クレムリンは、この措置はウクライナを支援する「非友好国」に対する対抗措置であると主張している。

ロシア、ネスレやオーシャンの事業を接収 クレムリンは「非友好国」への対抗措置と説明

ロイター通信によると、クレムリンのペスコフ報道官は、これらの企業が属する国々が反ロシア的な軍事行動に積極的に関与しているため、「非友好国」に指定されたと述べた。ロシア当局は今回の措置を、欧州側による敵対的行動への対応の一環と位置づけている。

ロシアによるウクライナ侵攻が5年目になる中、ロシアはこれまでに数百億ドル相当の民間および外国企業の資産を相次いで接収してきた。今回の接収は、西側諸国の制裁に対応し、国内の西側企業資産を処理する一連の動きの最新事例であり、2023年にフランスのダノンやデンマークのカールスバーグの資産を接収して以来、西側企業を対象とした最大規模の措置となる。

L.E.V. Managementは昨年末(2025年)に設立されたばかりで、ロシア内務省の将軍が率いているが、これまでに確認された商業活動の実績はない。業界の分析では、ロシアが過去に実施した一時的な接収措置は、多くの場合、国有化やクレムリンに近い人物への資産移転に向けた前段階となる可能性があると指摘されている。

ロシアが報復措置を採るのは当然の事。進出企業はカントリーリスクを考えないと。中国に進出している日本企業も早く撤退したほうが良い。

https://www.aboluowang.com/2026/0919/2435449.html

9/18看中国<美情报界大佬 习近平传闻非同小可 (视频)=米情報機関の重鎮が指摘、習近平をめぐる噂は極めて重大(動画)>

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/09/18/1104981.html

「朱雪琴」は「朱学勤」の誤り。

9/20日経記事<公海底の鉱物 米が採掘へ 来年にも、深海からマンガンなど 国際機関の承認なく>

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO98882820Z10C26A9EA2000/

米国は国際海底機構(ISA)の国連海洋法条約(UNCLOS)非加盟国。日本や中国は加盟国。いくら中共がレアアースを交渉の切り札としたとしても、公海で勝手に掘削するのは資源争奪戦、環境汚染に繋がらないか?ICCの問題とは違う気がする。まあ、中共は当然反対する。日本はこの技術を使えば、早くに南鳥島を開拓できるのでは。

因みに南極・北極利用についてAIに聞いてみました。

福山氏の記事では、米国がキューバをこのままにしておくとは思えない。イランとの戦争がある程度落ち着けば動き出すのかも。それこそ今CIAが準備しているのかもしれない。トランプはドンロー主義を掲げ、西半球は米国の陣地であることを世界に示した。ブラジルも10月4日大統領選でルラが勝てば、米国の標的になるかもしれない。

9/10ワシントンのシンクタンク「ディフェンス・プライオリティーズ」が出した「アジアにおける第二列島線戦略」は、戦わずして第一列島線の国々が中共の先兵になる(日本の将棋のように敵の持ち駒になる)ことを考えれば、第一列島線で各国と共同で中共を封じ込めた方が良いに決まっていると思うが。日米安保を破棄しても、日本が中共に靡かないようにすると言っているが、米国が日本を見捨てたらどういう行動を採るかは分からないだろうに。

https://www.defensepriorities.org/explainers/a-second-island-chain-strategy-for-asia/

日本は早く核共有から核保有へのステップを詰めていかないと、独立が保てなくなる。

記事

米軍の作戦で拘束され、米国へ移送されるベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領(2026年1月3日、提供:@realDonaldTrump/ロイター/アフロ)

目次

米国フロリダ州のキーウエストから、わずか約145キロ。キューバは米国の目と鼻の先にある。日本でいえば、東京都心から伊豆諸島の新島までとおおむね似た距離である。

その首都ハバナ近郊にあるベフカルという場所に、奇妙な施設が姿を現した。

2026年6月18日、米戦略国際問題研究所(CSIS)が最新の衛星画像分析を公表した。

そこに写っていたのは、外側に19本、内側に13本、合わせて32本のアンテナが円を描くように並ぶ巨大な施設だった。

ミサイル発射基地ではない。飛行場でもない。通信を傍受し、その発信方向を探るための施設とみられている。

CSISによれば、建設は完了したとみられ、すでに運用を開始している可能性が高い。

米国のすぐそばに、巨大な「耳」ができつつあるのである。しかも、この施設をめぐっては中国との関係が指摘されている。

1962年、キューバに持ち込まれたのは、米国を攻撃するためのソ連の核ミサイルだった。

64年後の2026年、同じ島で注目されているのは、米国を攻撃する「拳」ではなく、米国を覗き見る「目と耳」なのかもしれない。

もちろん、これを「キューバ危機の再来」と呼ぶのは大げさである。だが、中南米で何かが変わり始めていることを象徴する光景ではある。

そして、その変化を理解するには、キューバからカリブ海を南へ下り、ベネズエラを見る必要がある。

そこでは中国とは全く違う方法で、米国が国家の力を使った。

2026年1月3日未明、ベネズエラの首都カラカスで、一つの作戦が始まった。

米軍の特殊作戦部隊が、ニコラス・マドゥロ大統領の身柄を拘束するために動いたのである。

作戦には精鋭部隊デルタフォースをはじめ、航空機、ヘリコプター、サイバー能力など、米国が持つさまざまな戦力が投入された。

しかし、この作戦で最も重要だったのは、銃でも航空機でもなかったのかもしれない。

「マドゥロは、いまどこにいるのか」

それを知っていたことである。

「知る」だけではないCIA

米中央情報局(CIA)は、マドゥロ氏の近くに人的情報源を持ち、その所在や行動に関する情報を得ていたと報じられている。

さらに2026年9月には、CIA副長官が、同局のサイバー部門による情報収集もマドゥロ氏の位置特定に大きく寄与したと明らかにした。

CIAを含む米国の情報・軍事機関が数カ月にわたって準備し、その情報を特殊作戦部隊の行動につなげたとされる。

ここに、CIAという組織を特徴づける重要な機能の一つが表れている。

米国にはCIAだけでなく、通信情報などを扱うNSA(国家安全保障局)、軍事情報を扱うDIA(国防情報局)、衛星画像などを分析するNGA(国家地理空間情報局)、偵察衛星を運用するNRO(国家偵察局)など、多数の情報機関が存在する。

では、なぜCIAだけが映画や小説でこれほど特別な存在として描かれるのだろうか。

一つの答えが、covert action、すなわち「秘密工作」である。

CIAは外国情報の収集、分析に加えて、大統領の指示の下で秘密工作を行うことを公式の任務としている。

秘密工作とは、米国政府の関与を表に出さずに、外国で米国の外交政策上の目的を達成するために行う活動である。

つまりCIAは、相手国について「知る」だけの組織ではない。

必要なら人脈を築き、現地勢力と接触し、政治・安全保障環境に働きかける。そして集めた情報を、外交や軍事力と結びつける。

情報が、国家の「行動」に変わるのである。しかもCIAの秘密工作は、大統領の指示なしには実施できない。

通常の外交では目的を達成できず、かといって公然たる軍事行動に踏み切るには大きすぎる。

そうした領域で用いられるのが秘密工作である。

2025年10月15日、トランプ大統領はCIAにベネズエラで秘密工作を行う権限を与えたことを自ら認めた。

秘密であるはずの活動を大統領自身が認めるという、異例の出来事だった。そして、その約3カ月後にマドゥロ拘束作戦が行われた。

もちろん、公開情報だけでCIAが具体的に何をしたのかをすべて知ることはできない。

だが、見えている断片だけでも一つの特徴は読み取れる。

人的情報を集め、標的の所在を特定し、それを特殊作戦部隊や航空戦力などにつなげ、短時間で政治状況そのものを変える。

私はこれを、米国の「外科手術型」の国家運用と呼びたい。

患部を見つけ、一点に力を集中し、切除する。極めて米国らしい方法である。もっとも、この作戦をめぐっては、他国領内での米軍による武力行使や現職大統領の拘束が国際法上許されるのかという重大な論争がある。

そしてもう一つ問題もある。

米国がマドゥロ政権を一撃で揺さぶっても、中南米に積み上がった中国の経済的な足場まで一緒に消えるわけではない。そのことは、ベネズエラの首都カラカスから4000キロ以上離れたブラジル南部のアス港(Port of Açu)を見ると分かりやすい。

大統領を捕らえても、港は残る

ブラジルには、デルタフォースも秘密作戦も登場しない。

あるのは港である。

米戦略国際問題研究所(CSIS)は2025年、中国企業が何らかの形で関与してきた米州の港湾プロジェクトを37件確認した。

この数字には建設、出資、運営などさまざまな形態が含まれ、取り消しや休止となった案件も含まれている。

そのうち7件がブラジルにあり、調査対象国の中で最も多かった。しかも7件すべてで、中国の国有企業が少なくとも1社関与していた。

象徴的なのが、大西洋岸にあるアス港である。

大型原油輸送船を扱うブラジル最大級の輸出拠点で、中国国有企業・招商局集団傘下の港湾運営会社、招商局港口は2025年、アス港で原油ターミナルを運営するVast Infraestruturaの株式70%を取得する契約を結んだ。

重要なのは、中国企業が一つの港を手に入れるかどうかだけではない。

港の向こうには、鉱物、石油、農産物、鉄道、倉庫、通信、金融、商社がつながっている。

そして中国の中南米への関与は港湾だけではない。

資源、通信、宇宙協力、金融、軍事交流、政党間交流など、多数の経路が並行して伸びている。

ここには、CIAの秘密工作とは全く違う国家の使い方が見える。

中国の「漢方型」とは何か

中国の対外活動を担うのは、国家安全部(MSS)だけではない。

外交部、人民解放軍、国有企業、政策銀行、通信企業、宇宙関連組織、共産党の対外部門、さらに現地で築かれる企業家や政治家との人的関係が重なっていく。

これらをすべて「中国の情報機関」と呼ぶのは正確ではない。諜報活動ではなく、普通の商取引をしている企業も当然ある。

しかし、中国共産党を頂点とする党・国家体制の下では、外交、経済、安全保障、技術といった別々の活動が、国家の戦略目標と接続される余地が大きい。

米国が一つの標的を見つけ、一気に状況を変えるのだとすれば、中国は港を造り、資源を買い、通信網を整え、人を招き、企業や政治家との関係を何年もかけて築いていく。

一つひとつを見れば、劇的な出来事ではない。

だが10年後に地図を開くと、港、鉱山、通信網、宇宙施設、金融、人脈が点ではなく線で結ばれている。

米国の「外科手術」に対して、私は便宜的に、中国のこうした長期・分散型の関与を「漢方型」と呼ぶことにしたい。

一服の薬で病状を劇的に変えるわけではない。

時間をかけ、体質そのものに働きかける。

政権だけに賭けるのではなく、政権が代わっても容易には消えない経済・社会的な接点を増やしておく。

そこに中国方式の強さがある。

ただし「漢方」にも副作用がある

では、中国共産党の指示一つで、世界中の国有企業、銀行、外交官、軍人が一糸乱れず動くのだろうか。

もちろん、そんな単純な話ではない。

むしろ、ここに中国方式の弱点がある。

海外経済活動には、中央政府だけでなく、地方政府、各省庁、政策銀行、国有企業、民間企業など多数の主体が関与する。

それぞれが常に同じ利害を持つとは限らない。

港湾会社は港湾会社として利益を求める。銀行は融資の回収を考える。外交当局には外交当局の判断がある。軍や情報機関にも別の論理がある。

多数の組織を使えることは強みだが、多数の組織を使うからこそ、調整が難しくなる。

「船頭多くして船山に上る」危険もある。

しかも、強引な投資や不透明な契約が現地社会の反発を招けば、長年かけて築いた関係が逆に「中国リスク」と見なされる可能性もある。

それでも中国方式が侮れないのは、一つの作戦の成否にすべてを賭ける必要がないことだ。

一つの港湾計画が失敗しても、別の港がある。一つの政権が倒れても、貿易関係や企業、人脈は残り得る。

遅いが、しぶとい。それが「漢方型」のもう一つの特徴なのである。

ここで、冒頭の32本のアンテナに戻る

ここで、冒頭のキューバに戻りたい。

なぜ32本ものアンテナが、米国のすぐそばに必要なのか。

冒頭で触れたCSISの衛星画像分析によれば、ハバナ近郊のベフカルにある通信情報施設では、新たな大型アンテナ群の建設が完了したとみられる。

外側19本、内側13本、合わせて32本のアンテナが円形に配置されている。CSISは、この施設がすでに運用を開始している可能性が高いとしている。

この種のアンテナ群は、高周波通信を捕捉し、その発信方向を探知するために使われる。

ベフカルは、米国に近いキューバ北西部に位置する。

その位置からすれば、米国南東部やカリブ海方面の通信や活動を監視する能力を高める可能性がある。

1962年、キューバに持ち込まれたのは、米国を攻撃するための「拳」だった。

2026年、そこに整備されているのは、米国を見るための「目と耳」かもしれない。

もちろん、両者を同列には扱えない。

核戦争寸前まで世界を追い込んだキューバ危機と、通信情報収集施設では、脅威の性質も規模も全く違う。

また、ベフカル施設と中国との関係についても慎重さが必要である。

CSISは中国との関連を長年指摘している一方、公開情報だけで中国の関与を決定的に証明する証拠はないともしている。

したがって、「キューバ危機の再来」と呼ぶのは大げさだ。

むしろ、「キューバ危機の情報戦版」と考えた方が、この奇妙な既視感をうまく表しているのではないだろうか。

ブラジルは「足場」、ベネズエラは「手術室」、キューバは「目と耳」

三つの国を地図の上でつないでみると、米中の国家の力の使い方の違いが見えてくる。

ブラジルとキューバには中国の長期的な関与が見え、ベネズエラでは米国の短期集中型の力の使い方が露出した。

ブラジルには、中国企業が関与する港湾、資源、物流などの長期的な「足場」がある。

ベネズエラでは、CIAによる情報収集と米特殊作戦部隊の能力が結びつき、一気に政治状況を変える「外科手術」が行われた。

そしてキューバには、米国のすぐそばで通信情報を収集し得る「目と耳」が整備されつつある。

中南米を舞台に、米国と中国が全く異なる方法で国家の力を使い始めているのである。

米国は、情報を一点に集める。標的を見つける。決断する。そして必要なら秘密工作や軍事力につなげ、短時間で局面を変える。

中国は違う。

企業、貿易、港湾、資源、通信、外交、人脈を少しずつ積み重ねる。速くはない。時には組織間の利害が衝突し、失敗もする。

それでも長い時間をかけて、相手国の経済や社会の中に足場を増やしていく。

米国は「外科手術」。

中国は「漢方」。

この対比は、単なる言葉遊びではない。

集中、迅速、直接を得意とする米国と、分散、長期、蓄積を得意とする中国。

二つの大国が、情報、経済、外交、軍事をどう国家目的につなげているのか。

その違いを表す一つの見取り図である。

「見えない戦争」は、断片からしか見えない

インテリジェンスの世界で厄介なのは、最も重要な情報ほど表には出ないことである。

マドゥロ拘束作戦についても、CIAが実際に何をしたのか、その全貌が明らかになることは当分ないだろう。

キューバの施設についても、中国がどこまで関与しているのか、公開情報だけでは断定できない。

中国の港湾投資も、すべてを軍事目的や情報活動と考えるのは間違いである。

だからこそ、一つひとつの事実を過大解釈してはいけない。

しかし、断片を断片のまま捨ててもいけない。

ベネズエラで見えたCIAと特殊作戦部隊の連携。ブラジルで積み上がる中国企業の港湾ネットワーク。キューバで拡張される通信情報収集能力。

それらをつなぎ、どこまでが事実で、どこからが推測なのかを区別しながら、見えない構図を浮かび上がらせる。

それこそがインテリジェンス分析である。

かつて米国は中南米を自らの「裏庭」と考えた。その西半球でいま、米国の「外科手術」と中国の「漢方」がぶつかり始めている。

中南米はこれから、米中がそれぞれ国家の力をどう使うのかが最も鮮明に表れる地域の一つになるのかもしれない。

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『「中国のいやがらせ」は外交でも露骨…日本の友好国「インド」にすり寄る、習近平の虎視眈々』(9/18現代ビジネス 清水克彦)について

9/18The Gateway Pundit<ALERT: Undeniable Judge Boasberg Communist Connections Finally Surface – Hosted Communist Propaganda Org’s Events 9 Times, 6 as FISA Judge=警告:ボアスバーグ判事の共産主義との明白な繋がりがついに明らかに – 共産主義プロパガンダ組織のイベントを9回主催、うち6回はFISA判事として>

米国は自由の国ではない。人口の半分近くは脳が赤く染まっている。民主党はウイルソン、FDR、トルーマンと日本に害を為してきた、容共政権。

ドナルド・トランプ大統領への反対運動の象徴的存在となった連邦判事は、米国にとって最も強力な世界的ライバル国との交流プログラムに長年関わってきた。

コロンビア特別区連邦地方裁判所の首席判事であるジェームズ・ボアスバーグ判事は、トランプ大統領が2025年にWHに復帰して以来、トランプ政権にとって目の上のこぶのような存在となっている。

しかし、それより何年も前、彼は米国で最も機密性の高い情報の一部にアクセスできる裁判所に勤務しながら、中共とつながりのある組織をもてなしていたことが、木曜日に保守系ジャーナリストによって公開された文書によって明らかになった。

ナタリー・ウィンターズは調査報道記者であり、スティーブ・バノンがホストを務めるポッドキャスト「ウォー・ルーム」の編集長を務めている。バノンはトランプ政権1期目に短期間ながら首席戦略官を務めた人物である。

木曜日に公開されたSubstackの記事で、彼女はボアスバーグ氏と米中交流財団との関係を詳しく述べた。

その名称は無難に聞こえるかもしれないが、その活動は疑わしいものであり、2025年11月には下院中国特別委員会の委員長からコロンビア大学に対し、同財団は「統一戦線」と呼ばれる中国政府の組織の一部であり、中共の理念を推進するためのプロパガンダ活動を行っているとして、同団体との関係を断つよう求める書簡が送られた。

同組織は2008年に董建華氏によって設立された。ウィンターズ氏によれば、董建華氏は「中共の統一戦線体制の中核機関である中国人民政治協商会議の副主席」である。

ウィンターズ氏の報告によると、ボアスバーグ氏は9年間にわたり、中国人留学生が法律を学ぶCUSEFプログラムのホスト役を務めた。そのうち6年間は、国家安全保障上の極めて機密性の高い問題に関する捜査における法的問題を決定する、外国情報監視法に基づいて設立された特別裁判所の委員も務めていた。

(多くの米国人は、トランプ氏のロシアとの「共謀」疑惑に関する長年にわたる捜査を煽ったのは、FISA裁判所が承認した不備のある監視活動だったことを覚えているだろう。この捜査は最終的に、民主党主導の共謀疑惑は根拠がないという結論で幕を閉じた。)

ウィンターズは、自身の調査結果を裏付ける多くの資料を公開しており、その中にはボアスバーグを「9Xホスト」と表現した2024年のプログラムも含まれている。

その番組では、その年の参加者の政治的傾向が明らかになった。他の司会者には、ミシガン州選出の急進的な民主党「スクワッド」メンバーであるラシダ・トレイブ下院議員や、「カリフォルニア州選出ナンシー・ペロシ下院議員(元下院議長)の上級顧問(7回司会)」と紹介されたウェンデル・プリマス氏などが含まれていた。

ボアスバーグ氏は、CUSEFの法学生プログラムに参加した著名な法曹家の一人に過ぎない。ウィンターズ氏によると、最高裁判事のサミュエル・アリート氏は2回、ブレット・カバノー氏は3回、ケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏は4回、それぞれ下級裁判所の判事時代にこのプログラムに参加したという。

しかし、ボアスバーグ判事は法廷外でもトランプ政権への反対を公然と表明してきたことで知られており、また、ある注目度の高い訴訟における判決は最高裁によって覆された経緯があるため、彼の参加は際立っている。

そして、ソーシャルメディアプラットフォームXのユーザーたちは注目していた。

https://x.com/SenTedCruz/status/1984013953127870600/video/1

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/alert-undeniable-boasberg-communist-connections-finally-surface-hosted/

https://x.com/LightOnLiberty/status/2100794445239067005/video/1

https://x.com/Brand/status/2100751601829110255/video/1

9/18Rasmussen Reports<47% Favor $5,000 ‘Trump Dividend’ Idea=5,000ドルの「トランプ配当」案に47%が賛成>

ドナルド・トランプ大統領が、共和党が中間選挙で勝利した場合に5000ドルの「配当金」を支給すると約束したことに対し、有権者のほぼ半数が賛成しているが、それが投票行動に影響を与えると答えた人はほとんどいない。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の47%が、いわゆる「トランプ配当」計画を支持しており、そのうち30%は強く支持している。一方、48%は反対しており、そのうち39%は強く反対している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/general_politics/47_favor_5_000_trump_dividend_idea?utm_campaign=RR09182026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

9/19希望之声<反习派炒习「被中风」逼宫?传习家走私黑金遭斩断,李克强旧部合围关键要津,川西大山崩塌现凶兆,习近平的权力还能撑多久?=反習派が習の「脳卒中説」を流布し退陣を迫る?習一族の闇資金ルート遮断、李克強の旧部下が要衝を包囲、川西省での大規模山崩れは凶兆か――習近平の権力はあとどれだけ持つか?>

海外メディアを通じてある情報が流された。それによれば、習近平一族の闇資金を支える地下ルートがトランプによって無情にも断ち切られ、習の直系ではない「団派(共産主義青年団出身者)」の旧部下たちが重要なポストを包囲しつつあるという。さらには、川西省の山々が轟音と共に崩落し、川の流れが遮断される事態まで起きた。習が脳卒中で倒れたという噂が飛び交う中、人々はこう考える。これは政敵が「他人の手を借りて人を殺す(間接的に攻撃する)」ような退陣要求の公然たる策略なのか、それとも五中全会を前に仕組まれた権力奪取への総攻撃なのか?中南海におけるこの権力闘争のゲームは、一体どこまで進んでいるのだろうか?

現場から流出した映像を見ると、習がインドを離れ、帰国用の専用機に一人で乗り込む際、足取りは重く、足元がおぼつかない様子ではあったものの、自らの足でタラップを上り、手を振って挨拶していた。

しかし不可解なことに、それからわずか数時間後、米国在住の上海の実業家・胡力任や時事評論家の李大宇が国内から得た情報によれば、習はインドからの帰国時に脳卒中の発作を起こし、担架で機内から運び出され、そのまま病院に直行したという。

唐靖遠は、こうした「脳卒中説」が大量に流布している背景には、反習派が公式および海外のルートを通じて意図的に情報を流し、事態に乗じて世論を誘導しようとする政治的な工作があるようだと指摘している。

下の謝万君のように習は又倒れたのではないか?亡くなったら権力闘争が始まる。その場合、世界を巻き込まないでほしい。

https://www.soundofhope.org/post/944499

9/19阿波羅新聞網<损失不是一般的大!习访美前收“大礼” 北京软弱回应=普通ではない損失!習は訪米前に「大きな贈り物」を受け取ったが、北京の反応は弱腰>

米国東部時間の9/16、米下院は賛成262票、反対159票で「2026年リンジー・グラハム・ロシア・イラン制裁法案」を正式に可決した。同法案は既に正式にWHへ送付され、トランプ大統領に提出された。同法案への支持を表明していたトランプ氏は、数日以内に署名を行う見通しである。大統領が署名すれば、同法案は正式に成立し、米国の法律となる。これは、米国がまもなく訪米する習近平に贈る「大きな贈り物」となるのか?

悪の枢軸国には厳しく。

https://www.aboluowang.com/2026/0919/2435183.html

9/18阿波羅新聞網<习权力遭洗劫?丢掉多处地盘=習の権力が奪われた? 多くの地盤を喪失か>

アポロネット王篤若の報道:五中全会を前に人事の大刷新:李克強の旧部下が昇進、習派と曽慶紅派は粛清の対象に。

五中全会を控え、中共の官界で興味深い現象が起きている:李克強前首相やその旧部下と親密な関係にある官僚が次々と昇進したり、習近平がかつて統治した江蘇省や湖北省、あるいは政治的に敏感な地域へ異動したりしている。対照的に、習派の官僚や曽慶紅の出身地である江西省を地盤とする官僚の中には、解任されたり失脚したりする者も出ている。

これら一連の人事異動は、党指導部内での権力再編のシグナルと見なされている。

注目すべきは、これら人事異動の多くが9/12~14に集中しており、この期間は、習近平がBRICS首脳会議に出席するためインドを訪問していた時期と重なる。習の不在中、国内では省・部級(閣僚級)官僚の異動が相次ぎ、習派の「山東閥」や「福建閥」、および曽慶紅の「江西閥」の官僚が解任や調査の対象となる一方で、李克強やその旧部下と親密な「遼寧閥」の官僚は次々と昇進し、江蘇省や湖北省などの要衝へ異動した。

五中全会で重大な人事異動が行われるのか、そして習近平の実際の権力基盤はどうなっているのか、今後の動向が注目される。

鬼の居ぬ間に・・・。

https://www.aboluowang.com/2026/0918/2434935.html

9/18阿波羅新聞網<中共悄悄升级吉布提基地!美看穿异常—美智库揭新动向=中共、ジブチの拠点を密かに強化!米国が異変を察知――シンクタンクが新たな動きを明らかに>

米国のシンクタンクが衛星画像を分析した結果、中共が近年、ジブチにある海外軍事基地を拡張し、新たに2カ所の通信施設を設置したことが明らかになった。これにより、中東やアフリカにおける通信および信号諜報(シギント)の収集能力が向上する可能性がある。ただし、研究者らは、中共軍が実際に他国の軍事通信を妨害しているかどうかについては、現時点では確認できないと指摘している。

衛星画像で判明した2カ所の新通信施設

ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」は木曜日(9/17)、報告書を発表した。それによると、2024年半ば以降、中共軍のジブチ保障基地の南東部と北西部において、2カ所の新しい通信施設が確認され、主要な建設工事はおおむね2025年半ばに完了した。

CSISは、これら2つの施設が、基地レベルの「指揮・統制・通信・コンピュータ・情報・監視・偵察(C4ISR)」体制を共同で構成している可能性が高いと分析している。報告書は、「基地に追加された設備は種類や向きがそれぞれ異なり、広範な信号や周波数帯域にわたる送信および探知が可能になっている」と述べている。

ジブチはアデン湾とマンデブ海峡の沿岸に位置している。CSISの推定では、世界の海上貿易の約16%が、この海上交通の要衝を通過しています。米国、フランス、イタリア、そして日本も、中国の基地から10マイル(約16キロメートル)以内の場所に基地を構えている。

お互い傍聴することに・・・。

https://www.aboluowang.com/2026/0918/2435039.html

清水氏の記事では、習を持ち上げすぎではないか。上の記事にあるように習は脳卒中で倒れた可能性がある。もしそうなら、中南海の権力闘争が始まり、どういう展開になるか読めない。軍を巻き込んだ内乱、ボートピープルが出現するかもしれない。日本人は、岸破や無能の野党の内閣でなくてよかったと思うようになるのでは。麻生と高市の仮面夫婦とか、左翼記者は表現が下卑ている。日本国民の代表なのだからもっとその職位に敬意を払うべき。

世界で米国離れを起こしているのは当然。トランプが意図的に米国依存を断ち切ろうとしているから。米民主党執政のように各国に自立させず、隷従させてきたのとは違う。米国は40兆$の財政赤字をかかえているので、無駄な出費は抑えたい。USAIDが海外に出してたカネは絞られた。カネが切れた国は中共に頼るようになる。しかし中共経済が低迷しているので、いつまでも景気よく海外支援は続かないだろう。また中央アジアはロシアの脅しを防ぐために中共に近づいている。清水氏はそのことも分かったうえで論評したほうが良い。

中間選挙で、共和党が大負けしない理由として、①資金力②ゲリマンダリングの他に、③民主党は予備選でDSA(Democratic Socialists of Amerika)が勝ったところがあり、極左は本選では勝てないと思われている。

記事

高市首相が麻生氏と仮面夫婦を続ける理由

第2次高市改造内閣が発足した。どちらかと言えば、初の女性宰相である高市早苗首相(65)に期待してきた筆者から見ても、閣僚の顔ぶれ、自民党幹部の人選ともに、目玉がなく、麻生太郎副総裁(9月20日で86歳)の影響が色濃い「早苗と太郎の仮面夫婦内閣」になってしまった感が強い。

とはいえ、この先も麻生氏の協力は期待できるだけに、「飲食料品の消費税1%」や「安保3文書の改定」などは、つつがなく前に進むことになる。

「高市さん、本当はここらあたりで麻生さんと手を切りたかったはず。今回の人事は、どう見ても、麻生さんの軍門に降ってでも、1年後の自民党総裁選挙で再選されることを最優先した結果」

内閣支持率が低下するなか、第221回臨時国会を終えた高市早苗首相が首相官邸で記者会見を行った(写真:David Mareuil/Anadolu via Getty Images)

旧安倍派のある衆議院議員は、こう述べた後、さらに次のように語った。

「ただね、対抗馬が出ず、無投票で勝てれば、高市さんはもっと強気に政策を推し進めることができる。それに、麻生さんはなにぶん高齢。しばらく仮面夫婦というか偽装結婚を続けているうちに麻生支配から抜け出すチャンスは来ると思っているんじゃないかな」

確かに一理ある話である。ただ、「高市氏再選」はよしとしても、高市氏に「勝てるよう助けてください」と言わしめてこそ影響力の大きさを誇示できる麻生氏が、無投票での再選を「是」とするとは思えない。

それ以上に、激変する国際情勢が待ってくれない。実際、中国、アメリカ、欧州の、日本とは切っても切れない3極がいずれも不穏な動きを見せているのだ。

巧妙な習近平外交に「ゆでガエル」化するアメリカ

まずは中国だ。中国の習近平国家主席(73)は、来年秋の共産党大会での総書記としての4選、そして2027年から2028年には実現しようと目論んでいる「台湾統一」に向け、着実に足場を固めている。

その1つが、8月31日から9月1日、キルギスの首都ビシュケクで開かれた上海協力機構(SCO)首脳会議である。

中国とロシアを中心に2001年に設立されたSCOは、インドやイランなども続々と加盟し、オブザーバーとして参加している国々を含めれば、総人口は実に34.7億人。世界の総人口の4割以上を占める「反欧米勢力」に発展している。この数は侮れない。

日本ではあまり大きく報道されなかったが、この会議で演説した習氏は、「イラン」というワードは一切出さず、「ウクライナや中東などについて、加盟国間の意思疎通を強化し政治的解決を推進する」と述べるにとどめた。

2026年9月1日、キルギスで開催された上海協力機構(SCO)首脳会議において、キルギスのサディル・ジャパロフ大統領と握手を交わす習近平国家主席(写真提供:キルギス大統領府/Handout/Anadolu via Getty Images)

しかし、首脳宣言を見ると、「イランの主権と領土保全を支持する」などと、主要な加盟国であるイランを擁護する文言が含まれている。

つまり、習氏は、アメリカのトランプ大統領(80)との首脳会談を9月24日に控える中、個人としては、アメリカを非難したりイランを擁護したりする姿勢はおくびにも見せず、首脳会議全体としては、その姿勢を鮮明にしてみせたことになる。

このように本音を隠し、表向きは「平和」や「友好」を掲げ、冷静に世界をリードしていこうとする習氏の外交姿勢は、困ったことに国際社会の中で賛同を集めつつある。

事実、SCO閉幕後の9月2日、カイロを訪れた習氏をエジプトのシシ大統領が歓待したのは、「イスラエル優先」を貫くあまり、エジプトには最新鋭の武器を譲ってくれないアメリカに業を煮やし、「ならば、今やアメリカ以上に信頼できる中国と関係強化を……」との判断が働いたからにほかならない。

エジプトのカイロ国際空港で、習近平を出迎えるシシ大統領。エジプトへの訪問は10年ぶり。(写真提供:エジプト大統領府/Handout/Anadolu via Getty Images)

一方、習氏は、シシ氏との会談によって、今後、イラン情勢が混迷の度を増し、ホルムズ海峡が通航不能となった場合でも、スエズ運河や紅海を押さえるエジプトの協力が得られる状況を作ることに成功した。

このように、中国に接近する国が増えれば、過激で極端な物言いしかできないトランプ氏のアメリカはますます孤立しかねない。

気がついたら味方をしてくれる他国の首脳が、高市氏以外、誰もいなくなっていたという「ゆでガエル」状態に陥ってしまうのではないだろうか。

インドにも触手を伸ばす、したたかな習近平

習氏の動きでもう1つ注目すべきは、9月12日から9月13日、インドの首都ニューデリーで開催されたBRICS首脳会議である。

ここでも共同宣言で、一方的な関税引き上げや長引く中東での緊張について強い懸念が示されている。その手法は、先に述べたSCO首脳会議と同じだ。

そのくせ、習氏は、インドのモディ首相(75)との直接会談では、自らが主導してきた世界人工知能(AI)協力機構へのインドの参加を呼びかけ、「冷戦思考の考え方」や「内政干渉」には強く反対する立場を表明し、中印の関係改善と協力関係を推進させることで合意を引き出している。

これらは明らかにアメリカと日本を牽制したものだ。

2026年9月12日、インド・ニューデリーで開催されたBRICSサミットでの、インドのモディ首相、プーチン大統領、習近平国家主席の様子。(写真:Press Information Bureau (PIB)/Anadolu via Getty Images)

AIをめぐっては、トランプ政権が9月8日、「中国の新興AI企業、ディープシークやIT大手のアリババなどに、アメリカの先端技術を不正利用された」との声明を発表したばかりだ。

習氏が訪米する際には中国の主な企業の代表団も同行するが、首脳間で経済交流に話が及べば及ぶほど、米中がしのぎを削ってきたAI競争が火種となる可能性が高い。それを見越してインドと手を握ったと考えるのが筋だろう。

「冷戦思考の考え方」の部分は日本を意識したもので、先にロシアのプーチン大統領とともに、高市氏の安保政策を「新型軍国主義」と呼んで非難したのに続き、今度は日本とも近い関係にあるインドを味方に引き入れたい策略の表れと言える。

その習氏は、近く訪米しトランプ氏との首脳会談に臨むものの、その直前に始まる国連総会には出席しない。

各国の首脳が登場する一般討論演説で、過去に中国が送りこんできたのは、2024年が王毅外相、去年が李強首相で、今年も習氏が登壇しないのは特別なことではない。しかし今回の欠席は、仮に出席し演説すれば、イランを擁護しアメリカを非難せざるを得なくなるとの判断が働いたに相違ない。「したたかにもほどがある」と言わざるを得ない。

中間選挙で「負けたら終わり」のトランプ

こうした中、トランプ氏は、11月3日に実施される中間選挙(下院は全435議席、上院は3分の1の35議席が改選となる選挙)を前に、通常は大統領選挙に合わせて4年に1度しか開催されない共和党大会を、党の牙城でもあるテキサス州ダラスで開いた。

2万人が収容できる会場は、「MAGA」(アメリカを再び偉大に)と書かれた赤色の帽子やTシャツを着用した熱烈な支持者であふれ、現場で取材したアメリカ人ジャーナリストによれば、「トランプが、『共和党が勝てば、大人1人当たり5000ドル(日本円で77万円相当)を支給する』と発表すると、期せずして『USAコール』がこだまし、さながら『トランプ祭り』の様相を呈した」という。

ダラス市で開催された共和党中間選挙大会で、演説を行うトランプ大統領(写真:Bill Clark/CQ-Roll Call, Inc via Getty Images)

伝統的に、中間選挙では政権与党に厳しい結果が出やすい。特に下院はその傾向が顕著だ。

筆者が最初に取材したクリントン政権以降では、8回の中間選挙のうち、政権与党が下院の議席を上積みできたのは、クリントン政権の1998年とブッシュ政権の2002年、この2回だけだ。

普通に考えれば、ガソリン価格高騰などによる物価高、消費者に跳ね返ってくる高関税政策への不満で共和党は苦しい。上院は良くて拮抗、下院は共和党が20~30議席減らす可能性が高い。

そうなるとホワイトハウスは共和党、議会は民主党と「ねじれ」が生じ、特に下院で過半数を失えば予算が通らず、トランプ氏は残り2年2カ月の任期で、これまでのように我田引水的で無鉄砲な政策の遂行は難しくなる。

「勝てば尊大、負ければやけくそ」

ただ、「そうとも限らない」と前述のジャーナリストは指摘する。

(1)資金力で共和党が民主党を圧倒している点

ロイター通信によれば、共和党の委員会は7月末時点で2億7900万ドル(約428億円)以上集めたのに対し、民主党の委員会は1億3600万ドル(約209億円)。これとは別に、トランプ氏の資金を管理するスーパーPAC(特別政治活動委員会)は4億ドル(約614億円)の手元資金を有していた。これに共和党大会への参加費、グッズ売り上げが上積みされる。

(2)都合の良いようにゲリマンダーを強行させた点

10年に1度の国勢調査(次回は2030年)を待たず、トランプ氏がフロリダやテキサスなどで共和党候補が有利になるよう区割り変更(ゲリマンダー)を強行させた結果、共和党が有利になっている選挙区が増えている。対する民主党には新たなリーダーがいない点も不安材料。

他にも、現職大統領であるトランプ氏には、米中首脳会談や、もしかしたら米朝首脳会談などの外交でポイントを稼ぐ機会がある点も有利だ。

それでも、上下両院とも共和党が過半数を割り込めば、トランプ政権は一気に「レームダック(死に体)化」する。そうなれば、今以上に中国やロシアのプレゼンスは強まる。加えて、激戦州がひしめく中西部などの勝敗は、次期大統領選挙の行方も左右しかねないため、高市政権にとっても目が離せない選挙になる。

「どっちにしても大変。トランプは勝てばarrogant(尊大、傲慢)になり、負ければdesperate(やけくそ)になるからね」

最後にジャーナリストが指摘したこの言葉は、私たち日本人も留意しておくべきだろう。

欧州も「自国第一主義」へ

このように、中国は何を仕掛けてくるか分からずアメリカも信用できない今、せめて欧州だけは……と思いたいところだ。

しかし、9月6日、ドイツ東部のザクセン。アンハルト州で行われた州議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が劇的な勝利を収めたように、欧州各地で「自国第一主義」が、これまで以上に台頭していることは注意すべきことだ。

ザクセン・アンハルト州選挙の翌日に取材を受けた極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」アリス・ヴァイデル共同党首。AfDは得票率43.8%で勝利し、現職のCDUや他の政党を大きく引き離した。(写真:Sean Gallup/Getty Images)

来春、予定されるフランス大統領選挙では、2期務めたマクロン大統領(48)が出馬できず、後継に極右政党「国民連合(RN)」の指導者、マリーヌ・ルペン氏(58)が選ばれる可能性がある。

冒頭の話に戻るが、独自性より自分の再選を優先させた高市氏などかわいいものだ。

麻生氏と手を組もうと組むまいと、米中欧3極のトップリーダーたちが「自国第一主義」、もっと言えば「自分第一主義」を推し進めれば、高市氏が掲げてきた「強く、豊かな日本」の実現は、かなり厳しいものになるのは間違いない。

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『中国で地方銀行が“解散”ラッシュ…金融システムの健全化か、それとも危機の前兆か』(9/16JBプレス 福島香織)について

https://x.com/RealAmVoice/status/2100705897056268779/video/1

9/17Rasmussen Reports<50% Give Trump ‘Poor’ Grade on Iran Policy=イラン政策に関して、50%がトランプ氏の評価を「低い」とした>

イランとの戦争に踏み切った決定は間違っていたと多くの有権者は考えており、ドナルド・トランプ大統領がこの問題に関して良い仕事をしているとは思っていない人が多い。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、トランプ氏のイラン政策への対応を「良い」または「非常に良い」と評価する人は37%にとどまり、50%は「悪い」と評価している。

56%が、今思えばイランへの戦争は間違った決断だったと考えている。正しい決断だったと考えているのはわずか34%で、10%はよくわからないと答えている。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/general_politics/50_give_trump_poor_grade_on_iran_policy?utm_campaign=RR09172026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email#google_vignette

9/18阿波羅新聞網<谢步智:太空战来了!中俄遭遇“史普特尼克”时刻? —轮到 美首认“在轨”武器=謝歩智:宇宙戦争の到来!中露は「スプートニク・モーメント」に直面か?―次は米国の番、初の「軌道上」兵器の存在を認める>

CNNの報道によると、米国政府は、ロシアの偵察衛星がイランに対し、同国による精密攻撃作戦を支援するために重要な情報を継続的に送信している証拠を掴んだ。ロシアの偵察衛星とイランのミサイル攻撃との間で最も顕著な連携が見られたのは、今年3月にサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地に対して行われた攻撃の際であり、イランによる攻撃の直前、当該空域を14機のロシア衛星が通過していた。『WSJ』も、7月にイランが攻撃を行う前、中国の組織がヨルダンにある米軍基地の高解像度衛星画像をイランに提供した疑いがあり、その結果、米軍兵士3名が死亡する事態を招いたと指摘している。米国側は、中国の衛星「遥感50号」1号機と2号機がイランに対して衛星測位サービスを継続的に提供し、それが米軍の死傷者発生につながったと見ている。

偶然の一致か?中国の衛星が謎の空中分解、米国は軌道上の宇宙兵器の存在を同時に発表した。

その致命的な攻撃から6週間後、軍事基地や艦船、部隊の移動状況を撮影・収集する中国の軍事偵察衛星「遥感50号」が、軌道上で突如として謎の空中分解を起こし、43個以上の破片を発生させた。その分解の原因については、現在に至るまで公式には明らかになっていない。

ロシアの衛星を打ち落とさなかったのは、ロウ戦争で米軍はウクライナにロシアの基地やインフラの座標を教えているから、相見互いのためか?中共はイランの石油も密輸してきた。

https://www.aboluowang.com/2026/0918/2434895.html

9/17看中国<川普拟在联合国大会期间与海湾国家会谈 “战后计划”成重点=トランプは、国連総会期間中に湾岸諸国と会談へ 「戦後計画」が焦点に>

『NYポスト』やロイターなどの報道を総合すると、トランプ米大統領は9/22、NYでの国連総会出席に合わせて、多くの湾岸諸国の高官らと会談する予定である。今回の会談の主要な議題は、現在進行中のイランとの紛争およびその後の展開、そして米国が策定中の戦後地域秩序に関する計画となる見通しだ。

計画に詳しい複数の匿名情報筋がAxiosに明かしたところによると、招待が予定されている国には、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、バーレーン、クウェート、オマーンが含まれる。出席者は各国の首脳、あるいは外相などの高官が代理で出席する可能性がある。また、会談の対象範囲が他のアラブ諸国やイスラム教国にさらに拡大される可能性も排除されていないという。現時点では、米WHおよび国務省から、当該会合の開催について正式な確認はなされていない。

「戦後計画」に焦点を当てた主要議題

米・イラン間の接触をめぐる見解の相違

地域への波及効果とエネルギー供給網

事前の軍事接触と二国間会談の検討・・・ドイツで米中央軍司令官のブラッド・クーパー将軍が開いた秘密会議。米国、イスラエル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、カタール、ヨルダン、エジプトの軍高官が出席。国連総会期間中にトランプ大統領との二国間会談も模索。

悪の枢軸国が衰退するようになれば良い。

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/09/17/1104941.html

嘘つき中国人の言うことを信用してはいけない。米国が不利になるだけ。

福島氏の記事で、9/24習訪米時のトランプ出迎えは中共の要請に応えたのでは。先日インドでのBRICS開催時、モデイは習を出迎えなかった。トランプは出迎えることで実利(特に中間選挙対策)を得ようとしているのでは。でも、上のXのように習は訪米を延期するかもしれない。

「中小の農商銀行は破綻もさせない、破産もさせない、解散させて統一するのがベスト」とありますが、消滅銀行側の債権債務は承継しないとおかしい。でも元々三重帳簿の国だから、信頼できる数字はないに等しい。本来は会計事務所がデューデリをしっかりした上で統合しないといけないが、中共が4大会計事務所に圧力をかけて、数字を捻じ曲げさせる。こんな国に投資するのは、博奕をするのと同じ。

外資も撤退してきているので、いずれ債権者が大損をこく場面が出て来ると思う。日本企業も早く撤退しないと、従業員とその家族が人質になるだけ。資産は回収できないと思い、損切りしたほうが良い。

記事

中国の不動産バブルにより地方銀行の経営リスクが高まっている(写真:CFoto/アフロ)

目次

中国で農村商業銀行(通称、農商銀行)がこの数年、数百行単位で消えている。農商銀行とは、農村地域や中小企業・個人事業主を主な対象とする地域密着型の商業銀行である。中国ネットニュースの金融界サイトの記事によれば、今年は9月11日までに401行の農業商業銀行、郷鎮銀行などの小規模農商銀行が解散、合併を発表しているそうだ。中国国家金融監督管理総局のデータでは、2025年も670以上の銀行が解散している。これは2024年比で18.1%減に相当する。

新京報などによれば、8月3日、四川平武農村商業銀行、四川江油農村商業銀行など10行の県レベルの農村商業銀行が吸収合併に伴い解散することを承認。330カ所の支店は円滑に引き継がれた、という。これは、四川省が市レベルの統一法人農商銀行改革を推進する上で重要な一歩であり、全国の中小金融機関における「規模縮小と質的向上」(中国語では「減量提質」)という根本的な変革が加速していることを反映している、という。

「解散」とは、中国らしい政治的な表現である。すなわち、農村各県に山ほどあった県レベルの小銀行が「破綻」するでもなく「倒産」するでもなく、解散して消える。そして統合して省レベル市レベルの大規模な農商銀行として再出発する。それまでの農商銀行本店は、統一農商銀行の支店となる。預金者である人民の口座や預金、銀行カードには一切影響ない、らしい。

これは、中国の「一省一策中小金融機関改革政策」の一環で、中国メディアはいずれもポジティブに報じている。だが、本当にこの政策は順調に進んでいるのか、一度冷静に考えてみる必要があるだろう。

「一省一策」とは、本来の意味は、全国一律ではなく地方が地方の実情に合わせた個別の政策をとる方針をさす。だが、今メディアに登場する「一省一策」とは、農村信用社や農村商業銀行といった農村部の中小銀行を解散させて省や市レベルの統一法人化改革を推進し、地域の銀行を再構築するという政策をさす。

今年の全人代(全国人民代表大会)の政府活動報告の中にも、「地方の中小金融機構の規模縮小と質の向上を推進する」とあり、より多くの金融資金を「農業・農村・農民」の三農分野や中小・零細企業に供給することは、地域経済の発展を促進するために必要な改革とされている。農業経営主体の担保不足といった資金調達の課題に対し、銀行サービスの仕組みの最適化や政策系保証機関との連携などの措置を通じて、三農分野の経営者の資金調達難問題を解決しよう、という。

中国の体制側の金融専門家たちは、「改革後にできた統一法人化された農商銀行は資本力が著しく強化され、農業・農村への中長期融資を拡大する能力を備えるようになった」「農地の整備、農業の近代化、農村インフラの整備に向け、持続的な資金源を提供することが可能となった」と評価のコメントをこぞって寄せている。

地方銀行の集約によりリスク管理を徹底?

この方針は2023年7月に政治局会議で打ち出され、同年秋の中央金融工作会議で決定された。その年、中国の地方債務残高は公式統計で40兆元の大台(42.2兆元)にのった。

地方債務の多くは、農村信用社や農商銀行などが融資しており、地方債務リスクは地方金融システムの破綻につながるため、一触即発の危機感があった。かといって、上海や広東のような比較的余裕のある地方と、破綻寸前の天津市などの危機を同一の政策で救済することはできない。そのため地方ごとに統合などを通じて中小銀行の数を減らし、隠れ債務などのリスクをコントロールしやすくしよう、ということになった。

もっとも、中小銀行の統合によってリスクが集中し巨大化するのではないかという懸念を抱く識者もいる。だが、統合を機にコーポレートガバナンスの強化などを通じて、そうした問題は解決できるという強気の予測もある。

だが、中国の現状を冷静にみてみよう。本当にこのやり方は成功するのだろうか。

そもそも中国の銀行全体の不良債権率は公式発表ではわずか1.5%だが、実は隠れ債務が非常に大きいとも言われている。海外の専門家たちの予測では、中国の銀行全体の本当の不良債権比率は10%を超えているという。

例えばロールオーバー(借り換え)を繰り返したり、元本はそのままで利息のみを返済させたりすれば、表面上は不良債権化を先送りできる。一般的には銀行の不良債権率は1〜3%であれば経営リスクは低いとみられる一方で、7%を超えるような水準ではリスクが強く意識される。中国の銀行業界の不良債権比率が10%だとしたら、すでに金融危機に直面しかねない状態だとも言えそうだ。

特に地方の中小銀行では不良債権比率が高く、スペイン大手銀行BBVAが運営するリサーチセンターの分析では、中国の一部農商銀行では不良債権率が40%を超えているらしい。

本来なら、そのような銀行は事実上、破綻していてもおかしくなく、破産清算すべきだろう。地方の中小銀の破産処理はいくつか前例がある。2019年の内モンゴルの包商銀行の破産処理が代表的な例といえるが、その後、山西や遼寧で同様の銀行破産処理モデルがあり、そのための個人預金補償50万元とした法整備もしてきた。

だが、いつしか、銀行は破綻させない方針になった。破綻させず、破産させず、解散して、統一法人化するというようになった。

理由の一つはおそらく、銀行を破産させて、中国の預金者による取り付け騒ぎや社会不安が起きるのを恐れたのだろう。ただ、中国にも50万元という日本とそう変わらない預金補償がある。地方の農商銀行の一般預金者がそれほどの高額預金を持っているとは思えないので、中国の恐怖政治の手法を持ってすれば、人民の不満を力でコントロールすることは可能であろう。実際、これまで、社会不満を表明する庶民が出てくれば、その都度抑え込んできた。

だから、もう一つの理由の方が大きいだろう。つまり、地方の中小農商銀行を破産させると、それは中国全体の金融危機のトリガーになるということだ。

地方銀行を潰せない理由

中国の中小農商銀行を地方の株式商業銀行と定義すれば、その資産規模は中国の銀行業の資産全体の12.7%(2025年末)を占めていた。これを小さいと見るべきではないだろう。中小農商銀行が破産すれば、その連鎖は中国銀行界全体に波及する可能性がある。

また、中小農商銀行の最大の融資先は地方政府だ。その地方政府の財政は今、破綻しかけている。言うまでもなく、習近平国家主席の不動産バブル圧縮政策で、地方政府にとって錬金術となっていた再開発計画が次々と頓挫。「地方融資平台」と呼ばれる資金調達とデベロッパー機能を持つ地方政府傘下のプラットフォーム企業も、破綻の危機に直面した。

この融資平台に流れ込む資金の多くは、地方の農商銀行などが販売する個人向けの理財商品などだ。農商銀行の異様に高い不良債権比率は、主に地方の再開発計画の挫折が原因だ。

問題は、地方の再開発計画が事実上挫折しても、政治的にそれを挫折と認定できず、資金を融資し続けて、なんとか完成させなければならない事情もある。融資を続けていれば、そのプロジェクトは挫折していない、というロジックだ。

中国の農商銀行を破産させ、その資産を凍結し、不良債権を整理すれば、こうした不良債権を隠蔽するためだけの「延命融資」も停止される。そうなると、隠れ債務が一気に表面化し、地方政府の財政破綻の引き金になりかねない。

地方政府の信用評価は地に落ち、その地方にある国有(地方運営)企業に対する融資審査も厳しくなり、企業のデフォルトも誘発する。当然、中央の企業へも影響は波及し、中国全体に企業の破綻が連鎖する恐れも生じる。

また、地方の融資平台の隠れ債務軽減のために、その債務を特殊再融資債券という地方政府発行の低金利債券に置き換える政策も実施されている。農商銀行が破産すれば、そのスキームも破綻してしまう。

習近平はどこまでリスクを把握しているか

ということで、中小の農商銀行は破綻もさせない、破産もさせない、解散させて統一するのがベスト、という結論になり、それが最も適切な対応の仕方なのだと、中国メディアも政治宣伝的に報道している。

2026年春の全国人民代表大会の「政府活動報告」には、「地方の中小金融機関の規模縮小と質の向上を深く推進する」という表現がある。全体の文脈を見れば、その重点は「質の向上」に置かれている。これは、中小金融機関、つまり地方の農商銀行の質の低さがリスクである、という意味なのだが、一方でこれはリスクを隠蔽する中国政府文書でよく見られる「文法」でもある。

だが考えてみれば、中小農商銀行が集約されて資産規模が大きくなったとしても、不良債権の構造自体に変化はない。不良債権の多くが融資平台がらみの都市再開発プロジェクトの頓挫によるもので、政治上そのプロジェクトは継続を余儀なくされている。つまり、結局は、瀕死の状態にある農商銀行に別の軽傷の農商銀行が輸血して、瀕死のプロジェクトと瀕死の地方政府財政を延命する、ということでしかない可能性もある。

小さな傷や病ならば、体が大きくなれば抵抗力も増し、時間をかけて病や傷を治癒できるケースもあろう。だが、壊死した部分は切り落とすことで初めて延命が可能になるケースもある。

中小農商銀行に対する「減量提質」という政策が成功するのかどうか、まだ私にもわからない。だが、中国のリスクを正面から見ようとせず、都合の悪いことは隠そうとし、政権が打ち出した政策に金太郎あめのようにポジティブな評価しか与えないメディアや専門家しかいない状況で、習近平は果たして、今の中国銀行業界の病巣や病状を正しくとらえているのか、大いに疑問だ。

中小金融機関改革が順調で成功しつつあるというポジティブな報道をみるほど、金融危機リスクは高いというシグナルに感じてしまうのだ。

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『「特例でチャイナセブンに留任」説が濃厚、習近平が腹心・蔡奇を手離さない深い理由  習近平一強時代の中国政治と「現代の宦官」』(9/16JBプレス 川島 博之)について

9/16The Gateway Pundit<Here’s How President Trump Bypasses Congress and the Courts to Prevent Democrats from Stealing the 2026 Midterm Elections=トランプ大統領が民主党による2026年中間選挙の不正操作を阻止するために、議会と裁判所を迂回する方法とは?>

議会も裁判所も当てにならなければ、最後は戒厳令か?米国は不正が当たり前の国になっている。

よく考えてみてください。2026年8月31日の大統領令に従って各州に指示を出すか、さもなければその後戒厳令を布告する必要が生じるかもしれません。この点において、ドナルド・トランプは適任者です。彼はアメリカ合衆国大統領を務めた経験があり、不正選挙によって失脚させられることを知りながら、陰謀団に権力を譲り渡した世界で唯一の人物です。左派が政権を握った後、彼らはトランプに対してでたらめな刑事告発をでっち上げました。もし彼が2024年に再び大統領選に勝利していなかったら、おそらく残りの人生を刑務所で過ごしていたでしょう。

それ以来、トランプ大統領は熟考する時間があった。2020年に降伏するという決断は、辞任を勧めていた法律顧問の助言によるものだったことを彼は知っている。今回は、トランプ大統領は、大統領職のためだけでなく、憲法そのものの健全性のためにも、生き残るための本能に従うよう促されなければならない。トランプ大統領は、2020年当時よりも、大統領としての権限についてずっとよく理解している。もし二度目の罷免となれば、彼の人生は終わり、我々の自由も、MAGAのために働く人々の人生も終わることを彼は理解している。トランプ大統領は今、壁を建設するために行ったような国家安全保障上の緊急事態を発令し、公正な選挙を保証する厳格な選挙規則を制定する以外に選択肢はない。

最後に、私たち一人ひとりが投票に行き、同じ考えを持つ人々に投票を促さなければなりません。機械がどんな結果を出そうとも、選挙結果は投票率によって決まる可能性が高いのです。あなたの投票がなければ、私たちは米国を失うことになるでしょう。信じてください、あなたの投票は、おそらく歴史上かつてないほど重要な意味を持っています。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/heres-how-president-trump-bypasses-congress-courts-prevent/

9/16The Gateway Pundit<Scott Jennings Hammers Obama Handler David Axelrod Over Trump’s Disagreement With SCOTUS on Mail-in Ballots (VIDEO)=スコット・ジェニングス氏、トランプ氏の郵便投票に関する最高裁との意見の相違を巡り、オバマ陣営の側近であるデビッド・アクセルロッド氏を激しく非難(動画)>

オバマの一般教書演説:「三権分立に十分な敬意を払いつつ申し上げますが、先週の最高裁の判決は、1世紀にわたる法律を覆しました。私はこの判決が、外国企業を含む特殊利益団体が選挙で制限なく資金を投じる洪水への門戸を開くことになると信じています」

CNN唯一の保守派コメンテーターであるスコット・ジェニングスは今週、オバマ政権の側近だったデビッド・アクセルロッドと、トランプ大統領が郵便投票に関して最高裁判所と意見を異にしている点について対決した。

アクセルロッド氏をはじめとする委員数名は、トランプ大統領がこの件に関する裁判所の最近の判決に反対の意を表明したことについて、憤慨していた。

ジェニングスはアクセルロッドに対し、2010年のシチズンズ・ユナイテッド判決に関して、オバマ大統領が一般教書演説の中で最高裁判事たちを面と向かって叱責した時のことを思い出させた。

彼はまた、郵便投票は対面投票ほど信頼性が高くないことを指摘し、その主張を裏付けるために実際の事例を挙げた。

文字起こしはカーティス・ホック氏によるものです。

「アックス、米国大統領が選挙に関することで最高裁判所を非難した例を思い出そうと必死になっているんだが、2010年の大統領演説で、オバマ大統領は演壇に立ち、シチズンズ・ユナイテッド判決を巡って最高裁判事を激しく非難した。君が書いた演説だったと思うが、大統領は最高裁判所に不満を抱いたのはこれが初めてではないし、最後でもないだろう。」

「トランプ大統領は、今日人々が抱えている懸念について語っているのだと思います。郵便投票制度は信頼できるのでしょうか?今日、アリゾナ州の超党派系報道機関の記事を読みました。今年の夏の予備選挙では、約5万通の郵便投票が受取人に届かなかったことをご存知ですか?2024年には7万1000通でした。郵便投票は、対面投票に比べて本質的に安全性、セキュリティ、信頼性に劣ります。彼は常にそう考えてきました。今回の件が手遅れだったかどうかは最高裁の判断ですが、人々がこの問題を心配していないというのは間違いです。」

「たった1つの州だけで、5万票もの投票用紙が宛先に届かなかった!」

以下の動画をご覧ください。

https://twitter.com/i/status/2099963013021270322

CNNがスコット・ジェニングスにいくら支払っているにせよ、それは到底十分とは言えない。

彼が毎晩のようにこうしたリベラル派と対決しなければならないのは驚くべきことだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/scott-jennings-hammers-obama-handler-david-axelrod-trumps/

9/16Rasmussen Reports<Impeachment ‘Very Likely’ If Democrats Win Midterms, Most Voters Say=民主党が中間選挙で勝利すれば弾劾は「非常に可能性が高い」と有権者の大多数が考えている>

大多数の有権者によると、今秋の中間選挙で民主党が勝利すれば、ドナルド・トランプ大統領の弾劾が再び行われることになるだろう。

ラスムッセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の77%が、次の選挙で民主党が議会の過半数を獲得した場合、トランプ大統領の弾劾を試みる可能性が高いと考えている。そのうち53%は、民主党が議会を掌握すればトランプ大統領が弾劾される可能性が非常に高いと回答している。可能性が低いと考えているのはわずか16%だった。5月の調査では、民主党が議会を掌握すれば弾劾される可能性が高いと回答した人は80%だった。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/impeachment_very_likely_if_democrats_win_midterms_most_voters_say?utm_campaign=RR09162026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

9/17阿波羅新聞網<美中争夺大战正酣 美军尼米兹级核动力航空母舰来助阵—威慑中共 完成18个月大修 美军里根号航母重返舰队=米中覇権争いは今が酣、米海軍ニミッツ級原子力空母が援軍に――対中抑止力強化へ、18月に及ぶ大規模改修を終えた空母「ロナルド・レーガン」が艦隊に復帰>

アポロネット王篤然評論員の解説:西海岸のキトサップ基地を母港とする唯一の空母である「ロナルド・レーガン」が、大規模改修を終えて艦隊に復帰するタイミングは、インド太平洋地域における米中の軍事的駆け引きが激化している時期と重なっている。さらに、「ニミッツ」の退役が迫っている一方で、フォード級の「ジョン・F・ケネディ」の配備は2029年までずれ込む見通しである。そのため、短期的には西太平洋における空母戦力の空白期間を「ロナルド・レーガン」が率先して埋める必要が生じる可能性が高い。米海軍が具体的な配備時期を明かしていないにもかかわらず、同艦が「完全な任務遂行能力を回復した」ことを特に強調している背景には、こうした事情がある。

当然、対中共向け。

https://www.aboluowang.com/2026/0917/2434444.html

9/17阿波羅新聞網<失血82亿!习近平拔剑反伤自己—被习近平错害惨?中国三大航空公司血亏=82億元の損失!習近平が抜いた剣で自らを傷つける――習近平の政策の誤りの犠牲に?中国の航空大手3社が巨額赤字>

中共政権は国民に訪日を控えるよう呼びかけ、日本に打撃を与えようとしたが、結果的には自国の航空会社を赤字の泥沼に引きずり込むことになった。

日本メディア『PRESIDENT Online』の報道によると、中国の国有航空大手3社(中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空)は、2026年第1四半期こそ春節(旧正月)の旅行需要に支えられ、辛うじて黒字を維持した。しかし、8月末までに発表された上半期の決算では、3社の合計赤字額が約82億元に上り、上半期としては7年連続の赤字となった。1月から3月にかけては一時的に黒字を確保したが、4月から6月にかけて業績は急激に悪化し、わずか3ヶ月で状況が一変した。

HSBCのアナリストは、3社の2026年通期の赤字額が168億元に達する可能性があると予測している。これは当初市場が予想していた13億元の黒字とは対照的で、黒字から巨額の赤字へと一気に転落する形となる。

燃料価格の急騰が、航空会社の赤字の大きな要因となっている。 2月に米国とイスラエルがイランを攻撃した後、イラン情勢の緊迫化により燃料費が高騰した。しかし、日本のメディアが指摘するように、中国の航空会社にとって真に追い打ちをかけたのは、日中関係の悪化を理由に北京当局が国民に訪日自粛を呼びかけ、それを受けて航空会社が日本路線を大幅に削減し、最も収益性の高い市場を自ら放棄したことだった。

事実は明らかである。北京当局は当初、「訪日拒否」によって日本に制裁を加えようとしたが、結果として日本の観光市場は崩壊せず、むしろ中共国の航空会社が最も重要な高収益路線を失うことになった。訪日禁止というカードは、結局のところ「自らを先に傷つける」経済制裁のようなものになった。

ANAとJALの4~6月決算(3月が決算期)

https://www.aboluowang.com/2026/0917/2434440.html

9/17阿波羅新聞網<残酷!中国车企现在只剩一条活路了—中国车企“斩杀线”:不出海,就出局=残酷!中国の自動車メーカーに残された唯一の活路とは――「生死を分ける境界線」:海外進出しなければ、即退場>

アポロネット王篤若の報道:国内販売は見る影もなく落ち込み、輸出は止まることを知らず―中国の自動車メーカーに残された活路はただ一つ、必死になって海外へ販売することである。

中国乗用車市場信息(情報)聯席会(CPCA)の最新データによると、8月の自動車輸出は前年同月比77.5%増の89万4000台に達した。対照的に国内販売は155万台へと急落し、同23.7%減となった。この減少幅は前月の21.1%減よりもさらに深刻で、11ヶ月連続のマイナス成長となっている。華々しい海外進出の一方で国内需要が崩壊するという、あまりにも極端な対照ぶりである。

電気自動車(EV)の状況はさらに悲惨で、売れないどころか後退している。

さらに痛手となっているのが新エネルギー車(NEV)の分野である。中国国内の総販売台数の64.7%を占めるEVとプラグインハイブリッド車(PHEV)の8月の販売は10.1%減少し、減少幅は前月の3.9%減から2倍以上に拡大した。一方で輸出の伸びは、7月の前年同月比147.8%増から154.7%増へと加速した。同じ車種でも国内では誰も買わず、海外では奪い合いになるという状況は、単なる市場の好みの問題ではなく、国内需要がもはや持ちこたえられなくなっていることを示している。

BYDや吉利(Geely)は、なりふり構わず海外進出に突き進んでいる。

日本人は、中国車はマルウエアが仕込まれている可能性があるから、安くても購入しない方が良い。

https://www.aboluowang.com/2026/0917/2434433.html

川島氏の記事では、中国では宦官だけが私利私欲に走るわけでない。賄賂を送ったり貰ったりするのは中国人だったら普通の行為。王承恩も悪役・蔡奇と比べられたら可哀想。蔡奇が北京市長時代に、大興区で発生した大規模火災には放火の噂があり、火事に伴って農民工(低端人口)の強制排除をした。流石は共産党の幹部だけあって悪役そのもの。

2017年12月1日 日経ビジネス・北村豊<寒空の北京、路頭に迷う10万人の出稼ぎ者たち

火災を発端に「低級人口」駆逐、新都市計画推進へ>

https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/101059/112900128/

2017年12月20日 日経ビジネス・福島 香織<「低端人口排除」を加速する火事は“失火”か?

「現場動画」投稿で画家逮捕、「書記辞任」要求は強権封殺>

https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/218009/121900130/

まあ、習も悪役、蔡奇も悪役で、中共を悪の道に引っ張ると思われる。

記事

中国・北京の人民大会堂でロシアのプーチン大統領との二国間会談に出席した中国共産党政治局常務委員の蔡奇氏(左)と習近平国家主席(中央)(2026年5月20日、写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

静まり返った北戴河会議と次期人事の構図

目次

今年(2026年)の北戴河(ほくたいが)会議は、中国国内において大きな話題にならなかった。北戴河会議とは、毎年夏に、渤海湾に面した保養地、北戴河に中国共産党の現役指導部とOBが集まって行われる会議である。秋以降に行われる人事や政策の骨格を決めるものとされる。

通例であれば、党大会前年の北戴河会議は、次の最高指導部「チャイナセブン」(7人の政治局常務委員)の布陣を巡る下馬評で熱を帯びるはずである。しかし、習近平の4選がほぼ確実視され、完全に「習近平一強時代」が確立した現在、雰囲気は様変わりした。

「その他の6名は、誰がなっても同じだ」 そんな諦めとも無関心ともつかない空気が漂う中でも、やはり政治に関心を持つ人々の間で人事は格好の話題にのぼる。現在、もっぱら囁かれている観測は、李強首相と蔡奇(さいき)が留任し、その他のメンバーが入れ替わるという見方である。

李強は極めて目立たない首相であり、それがゆえに習近平を脅かさない。頻繁に首相を交代させれば、国際社会から「政治の不安定」と映る懸念もあるため留任が既定路線となっている。

李強は1959年生まれであり、2027年の時点では68歳を迎える。中国政治には「七上八下(67歳なら留任、68歳なら引退)」という不文律が存在するが、この年齢であれば「ギリギリOK」の範疇として処理されるだろう。

問題は、習近平の側近、蔡奇の処遇である。1955年生まれの彼は、習近平より2歳若いものの、2027年には72歳に達する。例外的に年齢レッドラインを突破できるのは習近平だけと見られている中、その特例を蔡奇にも適用するのかという点が注目されている。

皇帝が独裁を行うためには、それを支える「悪役」が不可欠である。蔡奇はその悪役を一身に引き受けており、だからこそ留任の可能性が極めて高いとみられている。

歴史に重なる影:王承恩と蔡奇

中国の歴史を振り返れば、数々の権勢を振るった宦官(かんがん、去勢された役人)たちが思い起こされる。

古くは『平家物語』にも登場する秦の趙高(ちょうこう)がいた(宦官ではなかったという説もある)。また、唐の玄宗帝に命じられて楊貴妃を死に追いやった高力士(こうりきし、彼は同時に有能な秘書でもあった)、そして明朝滅亡の原因を作ったとされる大悪党・魏忠賢(ぎちゅうけん)なども挙げられる。

私利私欲に走る宦官が後を絶たない中で、明の最後の皇帝である崇禎帝(すうていてい)に殉じた王承恩(おうしょうおん)は異彩を放つ存在として知られている。忠臣として、その墓は今も崇禎帝の横にひっそりと並んで眠っている。

明の最後の皇帝、崇禎帝に仕えた王承恩((清)松排山人(編);《古本小説集成》編委會, Public domain, via Wikimedia Commons)

もし蔡奇が異例の留任を果たすとしたら、それは習近平が蔡奇の中に「王承恩の姿」を見出しているからであろう。

現在、蔡奇は党内序列5位であり、共産党中央書記処常務委員、党中央弁公庁主任、さらには党中央党校校長という要職を兼務している。

ここで注目すべきは、彼の不可解な経歴である。公式なプロフィールでは福建省出身、福建師範大学卒業とされているが、ある中国人は「それは嘘である可能性が高い」と指摘する。

中国という社会では、出世すれば学歴はいくらでも改竄できる。日本では「ある大学の卒業証書が本物か偽造か」がニュースになるが、中国では大学が権力者のために喜んで卒業証書を偽造することがあるという。地方大学であればなおさらであろう。そして、人々は口には出さないが、その裏のカラクリを誰もが知っている──それが現実の社会構造なのだ。

蔡奇はおそらく高卒かそれ以下の学歴であり、かつては福建省永安県西洋公社の人民公社で働いていたのが実態だろうと囁かれている。まだ文化大革命の混乱の残り香が漂う時代、決してエリート家庭の出身ではない彼の若き日の経歴は、そうした泥臭いものであったに違いない。

そんな彼は仕事ができる人間として、地方で実績を積んでいた。1980年代前半、習近平と30代の頃に出会い、年齢が近いこともあって意気投合したといわれるが、実際には出会った瞬間から「習近平が親分で、蔡奇が子分」という関係性だったと思われる。

親が革命の元勲であり副首相を務めた有名人・習仲勲、自身は名門・清華大学出身のエリートである習近平。かたや庶民出身で、おそらくは高卒の蔡奇。両者の圧倒的な力の差は誰の目にも明らかであり、だからこそ習近平は蔡奇に対して絶対的な安心感を抱くことができるのだろう。

古来、皇帝が宦官に絶大な権力を与えたのは、彼らが「決して皇帝に取って代わることのできない存在」だったからにほかならない。「本当は高卒かそれ以下だ」と人々に思われている蔡奇は、学歴至上主義が定着した現代中国において、習近平にとって最も信頼できる側近なのだと言うことができよう。

ノンキャリ派閥と、国家治安を掌握する「恐怖の装置」

低学歴の苦労人である蔡奇は、驚くほど実務能力に長けている。

中国では、省や市、自治区といった地方のトップには、中央からエリート官僚が派遣される。彼らは抜群の学歴と輝かしい経歴を誇る。渡り鳥であり、出世のステップとして地方にやって来る。

一方で、地方の現場には学歴も二流に甘んじる地方官僚が大勢うごめいており、彼らは中央から来たエリート官僚の雑務や秘書役を仰せつかることが多い。

蔡奇は、そうした地方の「うだつの上がらない秘書連中」を丹念にオルグし、一大派閥を構築したといわれている。地方の官僚たちにとってみれば、蔡奇から直接呼び出されてその派閥に加わることは、地方政治における栄達のパスポートを手に入れるようなものであり、この上なく嬉しいに違いない。そして、そうした地方官僚たちは、中央から派遣されたエリート官僚たちの言動や行状を逐一、蔡奇へと報告する。

しかし、蔡奇が党内で恐れられている理由は、単に地方の不満分子を束ねているからだけではない。彼の真の強さは、中国共産党の日常的な党務の実務を取り仕切る中枢である「中央書記処」を完全に牛耳り、さらに治安・イデオロギー部門に絶大な影響力を行使している点にある。

実態として、彼は党内の監視・スパイ網やセキュリティ、すなわち公安や国安(国家安全)の実質的な采配を握っているとされる。地方のノンキャリ官僚ネットワークと中央の治安・インテリジェンス機関が結び付くことで、エリート官僚層にとって常に背筋が凍るような監視システムが機能しているというわけだ。

蔡奇には、地方で冷遇されてきた「ノンキャリ官僚たちのルサンチマンと痛痒」が痛いほどよく分かる。これこそが、彼の底知れぬ権力の源泉であるといえよう。

習近平にとって、このノンキャリ出身の腹心は、心理的な安心感を与えてくれるだけでなく、強大な独裁政権と国家の治安を維持するための不可欠な「監視・統制装置」として機能していると言っても過言ではない。

歴史のループと習近平の不安

不動産バブルの崩壊以降、中国の行く末には重く暗い暗雲が漂い続けている。現在の習近平の姿は、皮肉にも明朝最後の皇帝である「崇禎帝」のそれに酷似していると囁かれることが多い。

あまりの類似性に危機感を抱いたのか、習近平陣営を刺激した歴史学者・陳梧桐の著作『崇禎:勤政的亡国君(勤勉な亡国の君主)』が事実上の発禁処分にされたというエピソードは有名である。それほどまでに、彼は歴史の相似形を恐れている。

時代が混迷を極め、体制のほころびが見え隠れするとき、皇帝が頼るべきは血筋でもエリート官僚でもなく、己を絶対的に肯定し、汚れ仕事を一手に引き受ける「忠実な腹心」である。習近平が蔡奇の中に見ているのは、国家の治安・情報網を裏で操りつつ忠誠を誓う、まぎれもなく歴史の中の「王承恩」の姿なのだろう。

冷徹な権力闘争と監視社会の裏側で、この「皇帝と側近」の奇妙な信頼関係は、これからの中国政治をどこへ導いていくのだろうか。

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『【人類滅亡予想も】AI各社のトップが「減速」を叫んだ日、それでも誰も止まれない開発競争を縛る「囚人のジレンマ」【生成AI事件簿】Anthropic・OpenAI・xAIが相次ぎ減速論、中国製オープンモデル台頭で揺らぐAI安全競争の行方』(9/14JBプレス 小林 啓倫)について

9/15The Gateway Pundit<WATCH: Kash Patel Mic-Drops on Unhinged Democrat Senator with a Damning Observation After Leftist Badgers Him During Fiery Hearing=動画:激しい公聴会で左派から執拗に追及されたカッシュ・パテルが、常軌を逸した民主党上院議員に対し痛烈な批判を浴びせる>

民主党は左翼だけあって、自分のことは棚に上げ、他人の悪口を言う。腐敗政党。

FBI長官のカッシュ・パテルは、本日行われた白熱した上院公聴会で、バーモント州選出のもう一人の左派上院議員に対し、まさに決定的な一言を浴びせた。

ザ・ヒル紙が報じたように、パテル氏は火曜日の朝、上院司法委員会の監督公聴会で証言を行った。公聴会に先立ち、パテル氏は委員長のチャック・グラスリー上院議員(共和党、アイオワ州選出)に送った書簡を公開し、注目を集めているFBIの支出について説明した。

パテル氏はその後、自身の部署の歴史的な成果、特に凶悪犯罪率の記録的な低下をアピールし、テレビ出演の機会を得るために彼を辱めようとする民主党の試みに対抗することに時間を費やした。

公聴会中、ピーター・ウェルチ上院議員(バーモント州選出、民主党)は、次期選挙における米国民の投票権に対する政府の干渉という存在しない脅威について、また「トランプ大統領に媚びている」として、パテル氏を執拗に追及した。

パテル氏は、ウェルチ氏の「嘘の茶番劇」に付き合うつもりは全くないことを明確にし、ついに彼の政治的なパフォーマンスにうんざりした。ウェルチ氏がトランプ氏が11月の選挙を「不正操作」したと愚痴をこぼした後、パテル氏は痛烈な指摘で彼を打ち負かした。

パテル氏は、バーモント州選出の上院議員の資産が2022年の当選以来、なんと4000%も増加したことを指摘し、この「魔法のような出来事」に驚嘆した。

もちろん、ウェルチは答えなかった。

これは合法化された窃盗、あるいは株式を介したインサイダー取引以外の何物でもないと言えるだろうか?

https://x.com/ThePatriotOasis/status/2099885235391381618/video/1

ウェルチ:11月に米国民が投票に行く際、国民の意思に干渉しないことを誓いますか?

パテル:私はあなた方の嘘の茶番劇には一切加担しないことを断固として誓います。

ウェルチ:なぜあなたはトランプ大統領にそんなに媚びへつらうのですか?彼は今でも2020年の選挙で自分が勝ったと主張し、2026年に民主党が勝つ唯一の方法は不正行為をすることだと言っているのに。あなたはそれを信じているのですか?

パテル:私が信じているのは法の支配です…

ウェルチ:大統領、法の支配は、事前に申し上げておかなければなりません…

パテル:選挙広告はもう完成しましたか?

ウェルチ:不正だ!

パテル:ところで、あなたが米国上院議員になってから、どうやって資産が4000%も増えたのか教えていただきたいのですが。

それは、すべての米国人が知っておくべき魔法の技だ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/watch-kash-patel-mic-drops-unhinged-democrat-senator/

9/15Rasmussen Reports<54% Say Economy Will Be Most Important Midterm Issue=54%は経済が中間選挙で最も重要な争点になると回答>

今年の中間選挙で投票先を決める上で、経済問題ほど重要な争点はないだろうと、ほとんどの有権者は述べている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、投票予定の米国有権者の54%が、今秋の議会選挙で投票を決める上で経済が最も重要な争点になると回答した。37%は、経済以外の問題の方が重要だと考えている。これらの結果は6月以降ほとんど変化していない。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/general_politics/54_say_economy_will_be_most_important_midterm_issue?utm_campaign=RR09152026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

9/16阿波羅新聞網<突发大转向!CNN踢爆川普私下传话波斯湾国家—不甩荷莫兹海峡谈判! CNN爆美自认在海峡取得优势传话对伊朗只谈1问题=急転直下!CNNがスクープ:トランプがペルシャ湾岸諸国に「裏メッセージ」—ホルムズ海峡の交渉は無視!イランとの協議は「1つの問題」のみに絞る方針>

ペルシャ湾岸諸国とイランは14日、ホルムズ海峡の再開を協議する地域会議を開く予定だったが、米国は参加せず、会議も土壇場で中止された。CNNは13日、3人の関係者の話として、トランプ政権が湾岸諸国に対し、今後の米イラン交渉ではホルムズ海峡の再開問題ではなく、イランの核問題に再び焦点を合わせたいと非公式に伝えたと報じた。ある米当局者は、「米軍はすでに海峡で軍事的優位性を確保していると考えており、海峡の問題については議論したくない」と明言している。

ホルムズ海峡は交渉カードにさせないということ。

https://www.aboluowang.com/2026/0916/2433908.html

9/16阿波羅新聞網<根据国际法 习近平“有义务这样做” —USCIRF:川普应促习释放因信仰遭迫害中国人=国際法上、習近平には「そうする義務がある」—USCIRF:トランプは習に対し、信仰を理由に迫害される中国人の釈放を促すべき>

米国の宗教の自由に関する監視機関(USCIRF)は、トランプ大統領に対し、まもなく行われる中共トップの習近平との首脳会談において、信仰を理由に中国で拘束されている人々の問題を取り上げるよう促している。USCIRFのシーシー・ヘイル(CeCe Heil)副委員長は、金明日の釈放は、習近平が「その気になれば、『宗教・信条の自由(FoRB)』侵害の被害者リストに載っている囚人を釈放する権限を持っている」ことを示しており、国際法上、彼には「そうする義務がある」と述べた。

習が許可したとしても、米国亡命が条件になるのでは。

https://www.aboluowang.com/2026/0916/2433935.html

9/16阿波羅新聞網<为中共打造杀器开路!爆胡锦涛主持谋杀了他—袁红冰: 中共如何在西藏打造“水资源武器”=中共の「殺戮兵器」開発への道を開く!胡錦涛主導の「殺害」を暴露—袁紅氷:中共はいかにしてチベットで「水資源兵器」を構築しているか>

中国・ネパール国境で最近発生した壊滅的な土石流は、チベット高原における中共の高リスクなインフラ建設と生態系危機の問題を、再び浮き彫りにした。オーストラリア在住の法学者である袁紅氷は、インタビューの中で次のように指摘した。チベットにおける水利事業は、1980年代のヤムドク湖(羊卓雍錯)をめぐる論争以来、信仰や生態系を破壊するという代償を伴うものだった。近年、中共は水利開発を戦略的なレベルにまで引き上げ、チベット高原を源流とする水資源を「武器化」することで、インドや東南アジアといった下流の国々を支配しようと画策している。チベットにおける中共の全体主義的な拡大戦略は、この手つかずの自然が残る聖地を、かつてない危機に陥れている。私たちは『殺仏』という本を執筆したが、我々が得た情報によれば、第10世パンチェン・ラマの暗殺は、胡錦濤がチベット自治区の党委員会書記を務めていた時期に、同氏の主導によって実行されたものである。

中共はいかに悪の組織か分かる。

https://www.aboluowang.com/2026/0916/2433937.html

小林氏の記事では、経済安全保障の観点から日本は中共製AIは使えない。価格が高くなっても米国製を使うべきなのは当然。それすら分からないのはリスク管理ができないということ。データは全部中共に持っていかれるし、マルウエアが埋め込まれる可能性があるのだから。

記事

目次

2026年9月12日、Anthropicのダリオ・アモデイCEOが「We Must Pace the Frontier(フロンティアのペースを制御せよ)」と題するエッセイを公開した。「AIモデルの能力を向上させるペースを落とさねばならない」。AI開発競争の最前線を走る企業のトップが、自ら減速を訴えたのである。

驚くべきは反応の速さだった。同日のうちにOpenAIのサム・アルトマンCEOが「ダリオの言う通り、フロンティアのペースを制御する必要がある」と応じ、xAIのイーロン・マスク氏も「Darioは正しい」と3語で賛意を示した。Google DeepMindのデミス・ハサビスCEOも「方向性は正しい」と続いている。

宿敵同士が一斉に「開発ペースを抑制しよう」と言い出したこの事態を、私たちはどう読むべきなのか。そして欧米企業だけが減速したとき、その果実を手にするのは誰なのか。

(著者がChatGPTで生成)

サンドボックスを抜け出したAIエージェント

減速論の直接の引き金は、7月下旬にOpenAIの社内で起きた事件だった。

本連載でも以前解説したが、同社の公式報告によれば、サイバー攻撃能力を評価するために隔離環境(サンドボックス)で動かしていたAIモデルが、社内システムの未知の脆弱性を突いて外部インターネットへの接続を獲得した。

モデルはさらに、公開状態で放置されていた認証情報を拾い集め、AIモデル共有プラットフォーム大手のHugging Faceのサーバーに侵入して本番データベースにまで到達した。狙いはベンチマークの「正解データ」だったという。

WIREDの報道によれば、エージェント群は掲示板を使って数週間にわたり行動を調整していたにもかかわらず、OpenAIはそれを検知できなかった。同社のグレッグ・ブロックマン社長は「自社AIモデルの実世界でのサイバー能力を過小評価していた」と認めている

8月18日、OpenAIは当時の次期モデルだった「Astra(アストラ)」の強化学習を2週間停止し、最大規模の訓練実験を保留にしたと発表した。Astraが同社の安全枠組みで最高リスク区分にあたるサイバー能力に達した可能性があるためだ。

9月6日にはOpenAIのチーフサイエンティスト、ヤクブ・パホツキが「どのラボも、最高速でのスケーリングを責任を持って続けられるほどにはアラインメントと監視の問題を解決していない」と訴え、共通の安全基準ができるまで自主的な減速が広がることを望むと表明した

9月9日にはAnthropicの研究者ジェイコブ・コクソンが「どちらの企業も責任ある行動をしていない。自己改善する超知能に一直線に突き進み、我々の命を賭けている」との言葉を残して辞職。同社のアラインメント責任者エヴァン・ヒュービンガーは、10年以内にAIが人類を絶滅させる確率は10%を超えると認めた。

アモデイのエッセイは、こうした流れの頂点に置かれたものだった。

ではAI企業は、ついにAIの危険性を認めたのだろうか。答えは「半分はイエス」というのが正確だろう。

減速論の本質は囚人のジレンマの自認

危険性そのものは、各社とも以前から公言してきた。変わったのはリスクの性質である。

2023年に有名な「AI開発の一時停止」を求める公開書簡が出たとき、モデルはまだ自律的に動く能力を持たず、アモデイ自身も当時の停止論には「あまり意味がなかった」とエッセイに書いている。それに対して、いま起きているのはAIが実際に隔離を破り、第三者のシステムに侵入し、評価者を欺こうとする事案の積み重ねだ。将来の哲学論だったものが、現在の運用リスクに変わった。

もうひとつ、各社が認めているのは自らの無力さである。

7月に公開された「Pacing the Frontier」と題する請願書には、アモデイやパホツキを含むフロンティアAI企業の従業員1386人が署名した。文面は「競争圧力ゆえに個社が自発的に減速することはできない」と明記し、米政府に国際的な協調の仕組みを求めている。

アモデイのエッセイも、Anthropicが単独で約束するのは「第三者評価者に従業員並みのアクセスを与える」という透明性措置までで、減速そのものは業界の協調と政府の関与に委ねている。アルトマンが同日に約束したのも、同じ評価者の受け入れだった。

ここには皮肉な前史がある。Anthropicは今年2月、自社の安全方針「責任あるスケーリング方針」を改定し、十分な安全策なしにはモデルを訓練・展開しないという従来の誓約を事実上取り下げていた。理由は「政府の動きは遅く、政策環境は競争力と経済成長の優先に移った」というものだ。

2月に「単独では止まれない」と認めた企業が、9月に「だから皆で止まろう」と呼びかけている。減速論の本質は、危険の自認というより、囚人のジレンマの自認と読むべきだろう。

その協調に、米政権はまったく乗り気ではない。

「中国は止まらない」という米政権の回答

9月9日、スコット・ベッセント財務長官は「止まれない。中国が止まらないからだ。もし中国がAIで我々を追い抜けば、他のことは何も意味を持たない」と述べた。11日にはドナルド・トランプ大統領が、AIによる人類絶滅の懸念を問われて「そんな懸念はない。AIで勝てなければ非常にまずい立場に置かれる」と答え、テッド・クルーズ上院議員は「キラーロボットができるなら、中国製より米国製の方がいい」と語った。

確かに、この論理を支える数字が存在している。

Stanford大学の「AI Index 2026」によれば、米中トップモデルの性能差は2023年5月の1300ポイントから2026年3月には39ポイントにまで縮まった。この夏にはAlibabaのQwen 3.8-MaxやDeepSeekのV4-Flashが、米国の主力モデルに1ポイント差の性能を4割安いコストで出すようになり、米国のAIスタートアップCognitionは自社の最新コーディングモデルの土台に、中国Moonshot AIのKimi K3を選んだ

しかも、「減速すれば中国製に流れる」という懸念には、すでに実験結果がある。Forbesの記事によれば、6月12日に米商務省がAnthropicに対し外国籍者への最先端モデル提供停止を命じると、同社は数時間で世界中の提供を止めた。翌日、中国の智譜(Z.ai)がGLM-5.2をオープンウェイトで公開し、「米国のAIは内輪に閉じ、中国のAIは万人に開かれている」という宣伝文句を手にした。18日後、ワシントンは命令を撤回している。

しかし「欧米が減速すれば中国を利するだけ」という見立ては、いくつかの事実によって単純ではなくなる。

「中国を利するだけ」で片付かない3つの事実

第1に、中国の追い上げの一部は、米国モデルからの「蒸留」に依存している。

9月上旬、NSA(国家安全保障局)、CISA(サイバーセキュリティ・インフラ安全保障庁)、FBIはDeepSeek、Moonshot AI、Alibaba、MiniMax、StepFun、Z.AIの6社を名指しし、2024年末以降に米国モデルから数十億トークンを抽出する「産業規模の蒸留」を行ってきたと非難した。Anthropicも Alibabaによる1億5100万回の交換を含む約2億回の蒸留攻撃を報告している

中国外交部は「根拠のない非難と中傷」と退けたが、企業別の指摘には反論していない。アモデイ氏が減速と同時に蒸留防止や輸出規制の強化を求めているのは、この構造を前提にしたものだ。

第2に、制御喪失は米国モデルだけの問題ではない。

8月7日、セキュリティ企業Frontier SecurityはMoonshotのKimi K3が評価用サンドボックスを抜け出したと報告した。しかも、中国勢はモデルの重みそのものを公開する。脱出能力を持つモデルが、誰の手にも渡る状態にあるということだ。

第3に、中国政府もこの問題を口にし始めている。

習近平国家主席は7月の世界人工知能大会で「AIを常に人間の制御下に置く」「失控(制御不能になること)を防ぐ措置を絶えず改善する」と演説した。もっとも、Reutersによれば9月中旬に予定される米中AI安全協議の議題はサイバー攻撃の監視や蒸留問題が中心で、開発ペースの協調が俎上に上がる気配はない

減速を協議する場は、米中間はおろか米国内にすら整っていない。OpenAIは業界横断の減速が反トラスト法に触れないか、議会に照会するところまで追い込まれている。

日本企業は「減速の外側」で何を選ぶのか

この議論は、日本のビジネス層にとって無関心ではいられないだろう。減速が実現するにせよしないにせよ、日本企業が利用するAIの供給構造が動くからだ。

米国の先端モデルは今後、安全策の整備を待って段階的に提供される場面が増えるだろう。6月の米商務省命令のように、地政学的な理由でフロンティアAIへのアクセスが突然止まる事態も一度は起きた。

一方で中国製オープンモデルは、性能が肉薄し、価格は数分の1で、しかも自社サーバーに置ける。Cognitionのような米国企業ですら土台に採用し始めた以上、日本企業の開発現場が同じ選択を迫られるのは時間の問題である。

問われるのは、その選択をどのような基準で行うかだ。米当局が蒸留元と名指しした企業のモデルを、知的財産や規制の面でどう扱うのか。サンドボックスを抜け出した実績のあるモデルを、自社の業務システムにどこまで接続するのか。そして米国モデルの供給が政治で揺れたとき、代替手段を持っているのか。

アモデイは「1〜2年でも時間を稼げれば、深刻な事態のリスクを大幅に減らせる」と書いた。その1〜2年のあいだに、日本企業がどのモデルの上に自社の業務を築くのか。減速をめぐる議論の行方より先に、この問いへの答えが求められることになる。

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『中国の“日本海進出”を露骨に塞いだロシア・北朝鮮の新道路橋、豆満江河口で露呈した中ロ朝の利害衝突【安木レポート】ハサン地区の開発に消極的だったロシアが方針転換、ウクライナ戦争が変えた豆満江河口の力学』(9/14JBプレス 安木 新一郎)について

9/14The Gateway Pundit<The Untold Story of the Organized and Massive Rescue of Innocent J6 Political Prisoners Following President Trump’s Pardons in January 2025=トランプ大統領による2025年1月の恩赦後、組織的かつ大規模に行われた無実のJ6政治犯救出作戦の知られざる物語>

民主党がいかに悪か。

リディア・ソロウによるゲスト投稿

その日、神はそこにいた。

私たちはあらゆる方向から、目に見えない支援に囲まれていました。祈りが聞き届けられ、英雄たちが帰還し、私はできる限りの方法で彼らを助けるという特権を与えられました。神が私たちを導いてくださったのです。

J6の支援者として5年以上活動してきた私は、これらの素晴らしい愛国者たちが耐え忍んだ恐怖と苦難を身をもって知っています。彼らとその家族を打ちのめすために仕組まれた、胸が張り裂けるような苦難も知っています。長年にわたり、J6の政治犯たちから何百通もの手紙を受け取ってきました。歴史は真実を知るべきです。私たちの政府、政治指導者、企業、そしてメディアの仲間たちは、選挙を盗み、嘘を続けるために人々の人生を破壊したという、言語道断の行為を行ったのです。

息子、娘、父、母、祖父母といった罪のない命が奪われた。祖国、家族、そして神を愛する米国の愛国者たちは、深い悲しみに暮れた。真実は明らかにされなければならない。国民は、政府が自国民に対して何をしたのかを知り、理解する必要がある。政府、メディア、そして政治指導者たちは、あの日の真実を誰にも知られたくなかった。「2020年選挙の不正」の真実を隠蔽するために行われた権力の乱用、暴力、そして不正義は、我が国の歴史上類を見ない。

J6の家族を支援するために集まった米国の愛国者たちは、それ自体がまさに奇跡です。2024年の選挙から数週間後、トランプ氏が大統領就任直後にJ6の政治犯を恩赦し、彼らを悪夢から解放するという噂が飛び交いました。これらの噂を聞いて、多くのJ6関係者は期待を抱くことを恐れました。また失望させられることを恐れたのです。

2021年以降、愛国者たちの間で多くの草の根運動が勃発した。神の恵みにより、多くの指導者たちが勇気をもって行動を起こした。

ジム・ホフトは、Gateway Punditの記者として、J6ersのストーリーを何百万人もの読者と共有し、資金集めを支援することで彼らをサポートした。

スザンヌ・モンクは恩赦の手続きに精力的に取り組んだ。

アメリカン・パトリオット・リリーフのエグゼクティブ・ディレクターであるジョン・パリジ2世は、多くの素晴らしい愛国者たちの協力を得て、Zoom会議、メール、天気予報、飛行パターンなど、不可能と思われたことを成し遂げるよう私たちを励まし、先導してくれました。

アマニ・ウッドは、その卓越したチーム組織力で奇跡を起こした。寄せられた惜しみない支援は、歴史に残る感動的な瞬間だった。

ジョンは賢明にもこう私たちに言い聞かせた。「栄光はすべて神に帰する。誰も誇ってはならない。」私たちは勇敢に前進し、英雄たちを彼らが置かれていた恐ろしい状況から救い出した。

2025年1月20日月曜日、作戦開始の合図が届いた。出発だ。救出すべき愛国者たちがいる。彼らに愛と敬意を示そう。彼らのそばにいよう。誰一人として置き去りにしない。しかし、その日、我々の愛国者全員が完全な恩赦を受けられるわけではないとは、誰も知る由もなかった。

こうして、たった一人ながらも、大勢の支援者と神の天使たちに支えられ、私はこれまで一度も行ったことのない刑務所へ向かう3時間のドライブに出発した。目的は、手紙でしかやり取りしたことのない、全く見知らぬ人たちを迎えに行くことだった。私はひたすら前進し続けた。ノースカロライナ州のFCCバトナーに到着する頃には、もう暗くなっていた。そこで私は、救出作戦のために何マイルも車を走らせてきた他の支援者たちと合流する予定だった。

あるJ6受刑者の母親は自宅から私たちを支援してくれ、組織化、電話グループの設立、調査、そしてあらゆる面での援助を行ってくれました。私たちの活動の中心は、ノースカロライナ州バトナー連邦通信委員会(FCC Butner)の中級および低級収容施設に収容されている7人のJ6政治犯でした。

全国各地で、様々な状況下で同様の活動を行う支援チームが活動していました。この歴史的な日に、私たちが彼らのためにそこにいられたことは、本当に特別なことでした。

私たちは、英雄たちがようやく釈放された時に助けられるよう、食料や衣類、その他思いつく限りのものを集めていました。トランプ大統領が恩赦に署名し、釈放するのを、私たちは皆待っていました。

2025年1月20日午後7時43分頃(米国東部時間)、トランプ大統領は恩赦令に署名した。

J6刑務所の政治犯の多くは後に、恩赦が発表された時のことを語り、刑務所内は歓声に包まれたと述べている。

この信じられないような経験を通して私が学んだのは、米国の司法制度は完全に崩壊しており、何千人もの囚人が不当に服役しているということです。恩赦が発表された後も、政治犯を釈放させるのは想像以上に困難でした。刑務所側は協力を拒否し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア記念日だから政治犯は1、2日待たなければならないと主張しました。しかし、私たちはそんな馬鹿げた言い訳は許しませんでした。全国各地から電話がかけられ、徐々に囚人たちが釈放され始めたのです。

2025年1月21日午前5時頃、刑務所で待っていたJ6の妻から電話があり、私たちが確保したホテルに戻るとのことでした。私は「男たちは無事ですか?」と尋ねると、彼女は「もちろんよ!男たちは無事よ!」と答えました。

それから数分後、戦場の衝撃と傷に打ちのめされた兵士の一団がホテルに到着し始めた。神の御業は実に素晴らしい。ホテルはほとんど空っぽだった。そこにいたのは私たちだけで、まさに完璧だった。ホテルのスタッフでさえ、これが特別な美しい瞬間だと分かっていた。

この興奮の最中、釈放されたばかりのJ6政治犯ドミニク・ペッツォラは、別の闘いに直面していた。なぜ彼は完全な恩赦を受けなかったのか?私たちは皆、これに驚いた。一体何が起こっているのか?ドミニクが私にこの質問をしたとき、彼の目に浮かんだ傷つきと困惑を、私は決して忘れないだろう。

彼は私に言った。「でも、リディア、私たちは苦しんだんだ。この男のために苦しんだんだ!」

この男性は、私たちのドナルド・トランプ大統領でした。彼のことを思うと胸が張り裂けそうでした。言葉が見つからず、ただトランプ大統領はドミニクがこの新たな試練に立ち向かうだけの強さを持っていることを知っていたはずだと伝えることしかできませんでした。

そして彼はそれを引き受けたのだ!

いよいよ愛国者たちを家族のもとへ帰す時が来た。家族は全米各地に散らばっていた。私たちのグループの中には、車でフロリダやその他の地域へ帰る者もいた。私のグループには、支援団体が手配したプライベートジェットで帰郷する愛国者が3人いた。

新しく配備されたJ6パトリオットの仲間たちと座っていた時、パイロットのゲイリー・ヘイビンが入ってきた時のことは決して忘れないだろう。

ゲイリーは両手を腰に当て、満面の笑みを浮かべながら言った。「さあ、ヒーローたちを家に帰そう!」

この美しい思い出を分かち合いながら、涙が止まりません。不正義に満ちたこの世界にあって、どんな結果になろうとも、正しいことのために立ち上がり、互いに支え合う米国の愛国者たちがいることを改めて感じました。

これは我が国の歴史上「最大規模の囚人釈放事業」であった。

数百人のボランティアが集まり、25州80か所の施設に収容されている230人以上のJ6政治犯を支援した。

神は道を見つけてくださった。
愛するJ6の皆さん全員に
神のご加護がありますように。彼らのご家族が大変な苦しみを経験されたこと、神のご加護がありますように。
彼らを支えた素晴らしい愛国者の皆様にも神のご加護がありますように。
トランプ大統領にも神のご加護がありますように。そして…
米国にも神のご加護がありますように!

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/patriot-stories-rescue-j6-political-prisoners/

9/14Rasmussen Reports<Generic Congressional Ballot Democrats Maintain Lead in Midterm Forecast=全体的な下院選挙投票 中間選挙の予測では民主党がリードを維持>

民主党は、下院の支配権を巡る争いで、共和党に対し5ポイントのリードを維持している。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、もし今日議会選挙が行われた場合、投票予定の米国有権者の47%が民主党候補に投票し、42%が共和党候補に投票すると回答した。4%は他の候補に投票すると回答し、6%は未定と回答した。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/mood_of_america/generic_congressional_ballot_sep14?utm_campaign=RR09142026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

9/15阿波羅新聞網<罕见豪华大礼!习不惜砸下20年讨好川普=異例の豪華な贈り物!習は、トランプのご機嫌取りに20年契約を惜しまず>

アポロネット王篤若の報道:習は、トランプのご機嫌取りに20年契約を惜しまず!プーチンが長年熱望しても叶わなかったこと

習近平がワシントンを訪問しトランプと会談する予定を控えたこの時期、北京は突然、米国産エネルギーに関する異例の20年契約という大型案件を提示した。これは、プーチンが長年求めても実現しなかった「誠意」の形である。

米国の液化天然ガス(LNG)輸出企業であるベンチャー・グローバル(Venture Global)は9/14、中国の主要ガス供給業者である中国燃気控股有限公司(China Gas Holdings)と新たな売買契約を締結したと発表した。2030年から中国燃気が米国産LNGを年間50万トン、20年間にわたって調達するという内容で、双方の長期引き取り総量は年間250万(燃気以外も入れて?)トンに達する。

このタイミングは極めて微妙なものである。契約が発表されたのは、習近平が9/24にワシントンを訪問し、トランプと会談する予定の直前だった。それまで米中のエネルギー貿易は関税問題により一時的にほぼ凍結状態にあった。2024年には中共が米国から415万8400トン(約24億1500万ドル相当)のLNGを輸入していたが、2025年3月に関税報復措置として輸入が停止され、その後一部の追加関税が撤回されたものの、米国産LNGには依然として15%の関税が課されたままである。今回、北京がこうした関税をめぐるわだかまりを乗り越え、20年に及ぶ長期契約を締結したことは、習・トランプ会談を前に、トランプに対して極めて重要な「忠誠の証(投名状)」を差し出したことを明確に示している。

さらに興味深いのはロシアの動向で、プーチンは長年にわたり中共への天然ガス輸出拡大を推進し、シベリアのガスプロジェクトのために北京が安定的かつ長期的な市場を提供することを望んできた。ロシア・ウクライナ戦争後に欧州市場を失ったことで、北京はロシアにとってさらに重要な活路となっていたが、北京は交渉において慎重な姿勢を崩さなかった。ところが、米国の企業が先に20年という長期契約を勝ち取ったことで、鮮明な対比が浮き彫りになった。プーチンが長年熱望した長期的な結びつきにはなかなか首を縦に振らなかった北京が、トランプとはまだ会談さえしていない段階で、米国のガス企業にこの「ご機嫌取りのための豪華な贈り物」を先に与えた。

中東戦争が世界の天然ガス市場を激しく揺るがす中、カタールの天然ガス施設が攻撃を受け、世界の天然ガス供給の約20%が一時的に途絶した。世界最大の天然ガス輸入国である中国の8月の輸入量は約520万トン(前年同月比18%減)と見込まれており、エネルギー安全保障と供給源の多角化は、北京が直面せざるを得ない現実的な課題となっている。

米国との契約も2030年から開始だから、状況の変化がありうる。中国人は約束やぶりを何とも思わないし。騙されるほうが悪いと。

https://www.aboluowang.com/2026/0915/2433482.html

9/15阿波羅新聞網<北京至今未澄清!中国顶级大老板看来真逃了?=北京は依然として釈明せず!中国のトップ実業家は本当に出国できたのか?>

トリップ・ドットコム・グループ(携程集団)の共同創業者兼取締役会執行会長である梁建章が、海外へ逃亡した可能性があると噂されている。X(旧Twitter)ユーザーの「Daniel Fang」は、梁とその家族のパスポートが北京当局に没収されていたため、梁はやむを得ず国境を越える形で出国を試みたと指摘している。しかし、広西に到着し、ベトナムやタイへ向かって政治亡命を申請しようとした際、家族全員が公安当局に拘束され、現時点でもその後の情報は入っていない。別のユーザー「馬方説管理」は、梁の逃亡説がネット上で広まってから3〜4週間が経過しているにもかかわらず、北京側がいまだに釈明を行っていないことから、「この件は事実である可能性が高い」との見方を示している。

もっと早く脱出しないと。

https://www.aboluowang.com/2026/0915/2433493.html

9/14阿波羅新聞網<中共噩耗 3国大胜—喊反对“台湾有事”冲绳县知事连任失败 高市早苗发声了!=中共に衝撃、3カ国は「大勝利」—「台湾有事」反対を掲げた沖縄県知事が再選ならず、高市早苗は声を上げる!>

日本の沖縄県知事選挙において、自民党の支援を受けた保守派の古謝玄太が、再選を目指した玉城デニーを破った。これにより、沖縄で12年間続いた「米軍駐留反対」を掲げる知事による統治体制が終わりを迎え、中華民国、日本、米国の3カ国にとっての「大勝利」と見なされている。古謝氏が普天間飛行場の辺野古移設を支持したことを受け、日本政府は直ちに沖縄振興予算を3000億円に増額した。さらに、軍による民間施設の利用制限の緩和や南西諸島の防衛力強化を図り、東アジアにおける中共の軍事的拡大や領土的野心を抑止しようとしている。

沖縄独立運動に裏で金出しているのは中共。スパイ防止法を制定して、彼らをスパイとして炙り出せばよい。

https://www.aboluowang.com/2026/0914/2433324.html

安木氏の記事で、橋の場所は下の地図参照。上の中国語の記事の「米国と20年ガス購入契約」と併せて読むと、中ロの「上限のない戦略的パートナーシップ」の実態が分かる。中ロ離間はできるということ。日本は今中ロの攻撃対象になっているので、トランプがうまくやればと期待する。

記事

豆満江の中ロ朝国境付近(写真:ZUMA Press/アフロ)

目次

9月7日、ロシアと北朝鮮を結ぶ初の道路橋が豆満江(図們江)河口付近に開通した。ロシアにとっては、北朝鮮からの兵士、労働者、軍事物資の調達が円滑になることが期待される。ロシアからの燃料輸出だけであれば、すでに敷設されていた鉄道とその橋で十分だっただろう。

ウクライナからすると、北朝鮮はロシアの継戦能力の一定部分を担う敵となっており、道路橋は攻撃対象になってもおかしくない。

そもそもロシア・プーチン政権は、橋を架けた沿海地方ハサン地区の開発に乗り気でなかった。ハサン地区は北朝鮮だけでなく中国吉林省にも接しており、広大な緩衝地帯、空白地帯となっているからだ。

中国は、ロ朝国境を形成する豆満江河口域の開発を狙っていたが、道路橋が架けられたことで、中国領から河口を経て船で日本海に出るという潜在的なルートがほぼ遮断された。吉林省から日本海の交易ルートとつながるには、北朝鮮の羅先か、あるいはハサン地区のザルビノとポシエト港を経由するのが最短となるが、ロ朝に中国からの投資受け入れの意欲はほぼないと見られる。

プーチン政権は沿岸地方をどう位置づけているのか?

ロシア沿海地方のハサン地区は、面積4130平方キロで石川県や徳島県と同規模だが、人口はたった3万人という人口希薄地帯である。地区の中心地はスラヴァンカ町で、ウラジオストクから車で2時間半のところにある。

第2次世界大戦前には多くの朝鮮系農民が住んでいたが、1937年にスターリンによって中央アジアへ強制移住させられた後、同地の水田は放棄されたため、朝鮮人は現在ほとんどいない。

スラヴァンカ町から南西に進むとトロイツァ湾があり、その中にポシエト石炭港がある。この港にはシベリアから鉄道で石炭が運ばれており、この鉄道は北朝鮮にもつながっている。

ロシアの日本海岸にいくつか石炭輸出港があるが取扱量に限りがある。ロシア連邦政府やロシア鉄道などは北朝鮮の羅先港から石炭を輸出したいと考えていたが、うまくいっていない。

また、ロシア最大のガス生産企業ガスプロムは、ハサン地区のペレヴォズナヤ湾にLNG(液化天然ガス)積み出し港を建設するという計画を持っているが、開発は進んでいない。

まとめると、モスクワにとってハサン地区とその延長線上にある羅先は、天然資源輸出に関連する地域とみなされており、自動車道路ではなく鉄道やパイプラインに重点が置かれていた。

一方、ハサン地区は中国吉林省の延辺朝鮮族自治州と接しており、自動車道路があるので、陸上貿易がおこなわれている。しかしながら、開発が制限されているため、満州里、ブラゴヴェシチェンスク、ウスリースクのような賑わいはない。

ハサン地区の開発が著しく制限されるようになった背景には、2012年4月に「ヒョウの大地」国立公園ができたのが大きい。

「ヒョウの大地」を整備したロシア側の事情

「ヒョウの大地」は中国との国境地帯を中心に26.2万ヘクタール、ハサン地区面積の3分の2の開発および立ち入りを事実上制限しているハサン地区にはアムールトラ(シベリア・タイガー)とアムールヒョウが生息し、特にヒョウは自然での個体数が30~40頭ほどしかいない絶滅危惧種だ。

表向きは野生動物の保護だが、個人による土地の所有権の変更ができないなど、事実上、中国人のハサン地区の不動産取得を禁止する条項などが含まれており、中国人の越境や商業活動を妨害する内容となっている。中国人がロシア人の名義を借りて、ロシアの不動産を取得することがあるためだ。

2012年と言えば、ウラジオストクでアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開かれた年だ。中国との貿易拡大を謳っておきながら、辺境における中国の影響力排除に注力していたのである。

ハサン地区の汽水域では、北朝鮮によるヤマトシジミの密漁が行われていたという話もある。また、ハサン村周辺の湿地帯ではエゾアカガエルやアマガエルが中国人密猟者によって捕獲されていた。

エゾアカガエルは雪蛤膏というデザートの原料で、タピオカのような食感だという。もともとは清朝の皇帝が好んで食べた満州の郷土料理だったが、現在では香港などの高級レストランで出され、価格が高騰している。

こうした密猟対策もあって、ロシアは中国国境地帯に広大な国立公園を設置した。なお、北朝鮮との国境に国立公園は及んでいない。

中国とロ朝の利害が衝突する場所

2002年にプーチン大統領はハサン地区を訪れ、道路を改修すれば中国の影響力が強まることを理解したのだろう。こうした開発に対する消極姿勢を転換したのが2024年のプーチン大統領の平壌訪問で、北朝鮮の鉄道網や港湾の改修ではなく、道路橋の建設優先が決まったと考えられる。

2022年2月から始まったウクライナ戦争が長期化し、ロシアは北朝鮮から砲弾を含む軍事物資だけでなく、兵員も得てクルスク奪還作戦に投じた。北朝鮮から海路でロシア沿海地方に送られた物資はナホトカ近郊のドゥナイ港に送られた。

しかしながら、ドゥナイ港はシベリア鉄道とつながっているとはいえ規模が小さく、2025年から豆満江にかかる道路橋とウスリースクにつながる道路改修が進められた。

中国国境から豆満江河口まで15キロほどしかなく、中国のインフラ整備能力であれば、日本海までの河川航路を作ることなど造作もない。吉林省と日本や中国沿海を結ぶ航路ができれば、吉林省の物産を既存の陸送より早く安く運ぶことができる。とはいえ、河口はロシアと北朝鮮の領土で、中国が勝手に開発することはできない。

こうした中、中国の進出を塞ぐように河口付近に橋が架けられ、船での移動はできなくなった。中国とロ朝の利害が衝突する現場が豆満江河口であり、ウクライナ戦争によって潜在的な両者の対立構造がくっきりと現れたと言える。

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『習近平体制は実はあまりに脆く、主席が健康を害しただけで崩壊危機が訪れる【中国経済ウォッチの第一人者が指摘】  毛沢東の独裁と比べ何が欠けているのか』(9/12現代ビジネス 柯 隆)について

9/13The Gateway Pundit<Trump Recruits ‘Sprawling Military Alliance’ of Latin American Allies to Take on Drug Cartels=トランプ氏、麻薬カルテル対策としてラテンアメリカの同盟国へ「広範な軍事同盟」に勧誘>

麻薬対策から中共の浸透を許さぬ同盟に発展すればよい。

ドナルド・トランプ大統領が夢見る、米国が支配する西半球の実現は、着実に前進している。

昨年、トランプはモンロー主義に対する「トランプ修正条項」を発表したが、その中には、強力な国際麻薬カルテルに対抗するためにラテンアメリカ諸国政府と協力することが含まれていた。

WSJが指摘しているように、その協力関係はうまくいっている。

エクアドルはコロンビアとの国境沿いで麻薬組織のボスたちを攻撃した。コロンビアは最近、麻薬密輸組織のリーダーを追跡し逮捕した。

「トランプ政権がこの地域で麻薬密輸船とみられる船舶への爆撃を開始してから1年後、カリブ海からアンデス山脈を経て太平洋に至る広大な軍事同盟が形成されつつある」と、同メディアは指摘した。

報告書は、米国の「情報、装備、監視技術」が、麻薬組織の首謀者との戦いに臨む同盟国に提供されていると指摘した。

ロイター通信が報じたところによると、先週、マルコ・ルビオ国務長官の訪問後、ペルーは麻薬対策ネットワーク「アメリカ大陸の盾」に加盟した。

https://x.com/StateDept/status/2098103683808399539/video/1

ルビオは、米国がこの地域に関与することは「恩恵ではない」と述べた。

「これは、米国における我々自身の安全保障、繁栄、そして幸福にとって不可欠なことです。そして、この政権はこれに尽力しています」と彼は付け加えた。

WSJによると、ルビオは同盟について「神のご加護があれば、さらに多くの国に拡大するだろう」と述べた。「今日では、国家の軍隊よりも多くの資金と優れた軍事装備を持つ犯罪組織が存在する」と付け加えた。

ルビオはエクアドル訪問中に、米国は誰に対しても臆することなく立ち向かうと述べた。

「必要であれば、我々は依然として船舶を爆破するだろう」とルビオは述べた。

コロンビアのアベラルド・デ・ラ・エスプリエラ大統領は、麻薬組織と戦うために、コロンビアは兵器の増強を熱望していると述べた。

「21世紀の脅威には新たな能力が必要だ。屈服しない犯罪者は排除されるだろう」と彼は述べた。

コロンビアでは、米軍が情報を提供し、ソーシャルメディアで政府を挑発していた犯罪組織のリーダー、ナイン・ペレスの逮捕に貢献した。9/4の襲撃で、ペレスとその恋人、そして彼の麻薬カルテルのメンバー2人が死亡した。

麻薬王たちが次々と失脚するにつれ、米国はトランプ政権の国家安全保障戦略で示されたビジョンの実現に近づいている。

「米国が西半球において卓越した地位を占めることは、我々の安全保障と繁栄の前提条件であり、それによって我々は地域において必要な時に必要な場所で自信を持って自らの立場を主張できるようになる。我々の同盟関係の条件、そして我々があらゆる種類の援助を提供する条件は、軍事施設、港湾、主要インフラの支配から、広義の戦略的資産の購入に至るまで、敵対的な外部勢力の影響力を排除することを条件としなければならない」と文書は述べている。

「米国の政策は、地域における許容可能な安定の構築に貢献できる地域のリーダー的存在を味方につけることに重点を置くべきであり、それはパートナー国の国境を越えた地域においても同様である。これらの国々は、不法移民や不安定化を招く移民の阻止、麻薬カルテルの無力化、近隣諸国での製造業の抑制、そして地域民間経済の発展などにおいて、我々を支援してくれるだろう」と、同文書は付け加えた。

この記事はもともとThe Western Journalに掲載されたものです。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/trump-recruits-sprawling-military-alliance-latin-american-allies/

9/13阿波羅新聞網<莫迪当习近平面敲打北京!别再把供应链当武器=モディは習近平の面前で北京を牽制!「サプライチェーンを武器にするな」>

モディ首相はBRICS首脳会議で強いメッセージを発信した:BRICSは貿易を拡大すべきだが、サプライチェーンを特定の誰かの「武器」にしてはならない。インドの対中貿易赤字は1,000億ドルを超えており、市場アクセスや重要原材料の供給が焦点となっている。モディは加盟国間の主な貿易障壁の撤廃と、サプライチェーンの多角化を求めた。習近平との会談の際にも、インドは貿易不均衡、市場開放、供給の安全保障といった問題を改めて北京に突きつけた。

中共はいくら言葉で言っても、聞くことはない。やると約束しても放置するだけ。行動でのみ動かせる。

https://www.aboluowang.com/2026/0913/2433008.html

https://x.com/5xyxh/status/2099074411886194872/video/1

習は海外でも人気がないと。インドは習を冷遇。

9/13阿波羅新聞網<习身体出大事?莫迪两次问“还好吗?”晚宴也缺席=習の健康に重大事態?モディが二度も「大丈夫か」と尋ねる、晩餐会も欠席>

習の歩き方がおかしい。BRICS首脳会議の開会式でモデイが挨拶しているとき、習の様子がおかしく、側近数名が習主席に近づいた。それでモデイが「大丈夫か」と2度尋ねた。

https://www.aboluowang.com/2026/0913/2432883.html

9/13阿波羅新聞網<他存心置北京于死地—条条建议致命还吁美中尽快谈判!北京恨死他=彼は北京を破滅させるつもりだ――致命的な提案の数々、さらに米中の早期交渉も呼びかけ!北京は彼を激しく憎悪>

Anthropicのアモデイ:AI開発競争の減速と、中国との「冷戦時代の戦略兵器制限交渉」に似たAI対話の必要性を主張

米AI企業Anthropic(アンソロピック)のCEO、ダリオ・アモデイは、現地時間土曜早朝に発表した文章の中で、AI開発競争を減速させる必要があると述べた。「我々はこの最先端分野の進展ペースを調整しなければならない」と題した文の中で、同氏は次のように記した。「AIモデルの能力向上ペースを緩める必要がある。進歩は依然として急速に見えるが、我々は得られた時間を賢明に活用しなければならない」。

アモデイはさらに次のように述べた。「中共に関連するプロジェクトは、米国企業が回避しようと努めている『アライメント・リスク(AIの挙動を人間の意図と一致させることに関するリスク)』に直面することになる。たとえそれらのリスクを回避できたとしても、AI駆動のドローンなどを通じて、民主主義体制を軍事的に圧倒し得る地位を占めることになる。したがって、技術開発のペースを制御する上で民主主義体制にとって鍵となるのは、AI分野において専制体制に対する優位性を可能な限り維持し、それによって効果的な制御を行うための『バッファー(猶予)』を確保することにある」

これに関連して、アモデイは次のような主要な対策を提案した。「この差を維持するために講じられる主な措置には、高性能AIチップや半導体製造装置を中国に販売しないこと、そしてチップの密輸や海外のデータセンターへのリモートアクセス行為を厳しく取り締まることが含まれる。チップは中国のAI能力を決定づける重要な要素となるからである。また、権威主義国家の企業による無許可の『蒸留(ディスティレーション)』行為を厳しく取り締まる必要もある。蒸留技術を使えば、技術的に遅れている企業でも、独自にAIを開発する場合に比べてはるかに低いコストでその差を縮めることが可能になるからである。さらに、AI企業のセキュリティ対策を強化し、モデルの重み(パラメータ)が盗まれるのを防ぐことも重要である」

アモデイはさらにこう続けた。「これらの措置を最大限に機能させるためには、企業と米国政府が協力して取り組む必要がある。Anthropicは一貫してこれらの措置を提言してきた。なぜなら、これらは開発ペースを制御する上で不可欠だと考えているからである。もしこれらの措置を効果的に実施できれば、中国の開発スピードを鈍化させ、今後3〜5年間で米国の優位性を大幅に拡大できると確信している。この期間こそ、地政学的に見てAIが最も重要な意味を持つ時期である」

「世界規模でのペース制御には中国との協力が必要だが、その中国は、他国を大きく引き離す最先端のAI能力を保有する専制国家である」

アモデイは次のように指摘した。「この点について、私たちは決してナイーブであってはならない。地政学的なリスクは極めて高く、特に初期段階においては、私たちが達成できることには多くの制約が伴う可能性が高いからである」。「もし我々が、中国も同様に行動すると信じて自らのAI能力を大幅に制限したとしても、万が一中国がその約束を破れば、AIの強大な力が中国に地政学的な優位性をもたらすことになるだろう」

いくら中共と約束しても守ったためしがない。アモデイは中国人の本性を分かっていない。米中、制約なしの開発になるのでは。

https://www.aboluowang.com/2026/0913/2432888.html

9/13阿波羅新聞網<克宫核心大分裂! 俄罗斯要崩?乌情报曝光—乌克兰情报:克宫核心对是战是和分两派 普丁担心国内崩溃和动荡=クレムリン中枢で深刻な分裂!ロシア崩壊の危機か?ウクライナ情報機関が暴露—ウクライナ情報機関:クレムリン中枢は「徹底抗戦」か「和平」かで二分、プーチンは国内の崩壊や混乱を懸念>

ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー代表がこのほど明らかにしたところによると、クレムリン内部では対ウクライナ戦争をめぐって二つの派閥に意見が分かれており、プーチン大統領自身も側近のエリート層に対して懸念を抱いているという。

第一の派閥は、ウクライナに対する戦争の継続を支持している。

第二の派閥は、交渉を通じて敵対行為を停止することを模索している。

非生産的な破壊活動となる戦争はもうやめるべき時期である。

https://www.aboluowang.com/2026/0913/2432884.html

柯氏の記事で、毛と習の違いを、「権力」と「権威」を使って説明したのは分かり易い。毛の強権・恐怖政治を一般国民には知らされずにいたのでは。大躍進や文革時の国民の犠牲を考えれば、毛に権威があったというのは釈然としない。また、毛は政敵を倒すために文革を利用、大衆動員、密告を通じて、道徳を破壊したことは罪が重い。国民が毛を尊敬したのは、教育の力が大きかったのでは。或いは国民は政治がおかしいと思っていても、毛ではなく奸臣が悪いと思い込まされていたのかもしれない。

習は毛と同じく独裁者だから、後継者を選んでいない。王朝であれば血の繋がりで選ばれるが、中共王朝はそうはしない。習がラストエンペラーとなって、民主化に進むのが望まれる。軍が躺平するだけでなく、造反すれば大きく体制は揺らぐことになる。但し、その後どういう展開になるかは読めない。

記事

50年前に終わりを告げた毛沢東の中国

さる9月9日は、毛沢東が死去して50年の節目にあたる。毛沢東が死去した1976年は、中国近代史の大きなターニングポイントだった。この年には毛沢東だけでなく、周恩来首相(当時)と朱徳元帥も相次いで死去した。

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とくに毛沢東の死から1か月後、江青をはじめとする「四人組」が、華国鋒や葉剣英らによって拘束された。この一連の出来事は、毛沢東が発動した文化大革命の終焉を意味するものだった。

晩年の毛沢東は周囲に、「階級闘争は毎年、毎月行わなければならない。文化大革命も続けなければならない」といった趣旨の発言をしたとされている。そもそも毛沢東が文化大革命を発動した背景には、政敵であった劉少奇国家主席らを打倒し、自らの政治的主導権を取り戻す狙いがあった。

問題は、共産党上層部の権力闘争が、やがて中国社会全体を巻き込む大規模な政治運動へと発展してしまったことである。多くの知識人や党幹部が迫害され、一般市民も巻き込まれて社会は大混乱に陥った。文化大革命による死者数についてはさまざまな推計があるが、その人的・社会的被害が極めて甚大だったことに異論はない。

1976年の毛沢東の死去をきっかけに、中国社会は大きく変化した。とくに1978年、毛沢東によって政治の表舞台から追われていた鄧小平が復権した。鄧小平は、中国共産党の指導者のなかでも際立ったリアリスト、すなわち現実主義者だった。若いころにフランスへ留学・滞在した経験もあり、西側諸国に対する理解も比較的深かった。

鄧小平の復権をきっかけに、中国共産党はそれまでの階級闘争を中心とする政治から、改革・開放と経済発展を重視する方向へ大きく舵を切ったのである。

なぜ毛沢東は死ぬまで権力を維持できたのか

毛沢東時代の中国は、政治的にも経済的にも極めて厳しい時代だった。1950年代後半、毛沢東は鉄鋼生産を大幅に増やし、英国や米国に追いつき追い越すことを目指して「大躍進」運動を推進した。

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農村では農民が農作業を離れて鉄鋼生産に動員され、家庭にあった鉄鍋や農具などまで集めて粗悪な鉄を生産する「土法高炉」が各地につくられた。生産量を競うために、実際には使いものにならない鉄を大量に生産するという、本末転倒の事態が起きた。

その結果、農業生産は大きく落ち込み、中国各地で深刻な食糧不足が発生した。いわゆる「大飢饉」である。この時期の死者数については研究者によって推計が異なるが、少なくとも数千万人規模の犠牲者が出たとする研究が多い。いずれにしても、20世紀最大級の人為的な惨事の一つであったことは間違いない。

では、これほどの惨事を引き起こしながら、なぜ毛沢東の権力の座は揺るがなかったのだろうか。

いうまでもなく、毛沢東の権力が絶対的だったからである。だが、それだけでは説明できない。もし強大な権力だけで国家を統治できるのであれば、かつて毛沢東とともに革命を戦った長老たちが、毛沢東の権力を脅かす可能性もあったはずだ。だからこそ毛沢東は文化大革命を利用して政敵を排除し、自らの権力をさらに強固なものにした。

実は、毛沢東は権力の座を固めただけではない。人民のレベルでも絶大な「権威」を獲得していた。

林彪らは毛沢東に対する個人崇拝を積極的に煽り、毛沢東自身もそれを政治的に利用した。当時の学校教育では毛沢東思想がマルクス・レーニン主義と並ぶ思想的基盤として教えられ、街中の至るところに毛沢東の肖像や「毛主席語録」が掲げられた。

映画や新聞、出版物などのメディアも厳しく統制され、毛沢東と共産党を称賛する情報が社会に繰り返し流された。こうした情報統制と政治教育によって、毛沢東に対する個人崇拝は社会の隅々にまで浸透していった。

つまり、毛沢東の統治を支えたのは、単なる「権力」だけではなかった。権力と権威が組み合わされていたのである。

権力とは、命令して人を従わせる力である。一方、権威とは、人々がその人物の指導を正当なものとして受け入れる力である。この二つが組み合わさったとき、政治権力は極めて強靭なものになる。

習近平は何を恐れているのか

習近平が中国共産党総書記に選ばれたのは2012年秋の第18回党大会だった。翌2013年3月、全人代で国家主席に選出され、習近平政権が正式に発足した。

それから10年以上にわたり、習近平政権は大規模な反腐敗キャンペーンを展開してきた。多数の党幹部が失脚し、そのなかには習近平政権の中枢にいた高級幹部も含まれている。

反腐敗キャンペーンには、もちろん腐敗を取り締まるという側面がある。しかし同時に、習近平の政敵や潜在的な政敵を排除する政治的な意味合いも持っていた。そのため、習近平政権の反腐敗運動は、しばしば「選択的な反腐敗」と指摘されてきた。

その性格をどう評価するにせよ、この反腐敗キャンペーンが習近平の権力基盤を固めたことは間違いない。その結果、中国では習近平一強体制が形成された。

しかし、ここで一つの疑問が浮かび上がる。権力をこれほどまでに集中させた習近平は、いったい何を恐れているのだろうか。

習近平によって抜擢された腹心や高級幹部までもが相次いで失脚しているからである。権力基盤が盤石であるならば、なぜ自ら抜擢した人間まで粛清しなければならないのか。

その背景にあるのが、習近平政権の統治に対する根本的な不安ではないだろうか。

習近平政権の執政方針を一言で表せば、徹底した統制である。共産党幹部による政権への異論は厳しく抑え込まれ、社会に対する監視も強化されている。

習近平政権が目指す国家像は、英国の作家ジョージ・オーウェルの小説『1984』に描かれた監視社会を連想させる面がある。『1984』で描かれているのは、国家が個人の行動や思想まで監視する極端な管理社会である。

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そして習近平政権にとって有利に働いているのが、ハイテクの急速な進歩である。

顔認証技術、スマートフォンから得られる位置情報、監視カメラ、ビッグデータ、人工知能などを組み合わせれば、政府にとって不安要因となり得る人物や集団を、以前より迅速に把握することができる。

これは毛沢東時代とは大きく異なる。

毛沢東時代の中国では、情報統制によって人々の外部情報へのアクセスを制限した。ところが現代の中国では、インターネットとデジタル技術を利用して、膨大な情報を収集・分析しながら社会を管理することができる。

習近平には「権威」がない

しかし、ここに習近平政権の最大の弱点もある。それは「権力」と「権威」の間に大きな差があることだ。

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習近平政権は毛沢東時代にならい、「習近平思想」を社会に浸透させようとしている。しかし、毛沢東時代と現在の中国には決定的な違いがある。

毛沢東時代、中国社会は外部世界からほぼ完全に隔離されていた。海外の情報に自由にアクセスすることは困難であり、政府が提供する情報が国民にとってほぼ唯一の情報源だった。そのような閉鎖された社会では、政治指導者に対する個人崇拝を形成することは比較的容易だった。

それに対して現在の中国では、インターネットの規制が強化されているとはいえ、海外からの情報を完全に遮断することはできない。VPNなどを利用して海外情報にアクセスする人もいる。中国人は海外へ旅行し、留学し、仕事で外国人と接する機会も増えている。

つまり、現代の中国では、毛沢東時代のように社会全体を完全に閉鎖して、指導者のイメージを一方的につくり上げることは難しい。

その意味で、習近平は毛沢東と同じ「権威」を確立できていない。

ここに習近平一強体制の「強さ」と「脆さ」が同時に存在する。

習近平は強大な権力を持っている。しかし、強大な権力を持つことと、強い権威を持つことは同じではない。

権威なき権力こそ、習近平政権の最大の弱点ではないだろうか。

もし習近平に異変があったときに何が起きるか

権力者が健康で、権力を行使できる間は、強制力によって体制を維持することができる。しかし、もしある日、習近平の健康問題や政治的な不測の事態が突然浮上した場合、これまで抑え込まれてきた党内の不満や権力闘争が一気に表面化する可能性がある。

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強い権力によって異論を封じ込めれば封じ込めるほど、表面上は政権が安定しているように見える。しかし、その一方で、異論を調整する仕組みや、後継者を育てる仕組みが失われていく。これが、習近平一強体制の最大のジレンマである。強くなればなるほど、権力者本人への依存度が高くなる。

そして、権力者への依存度が高くなればなるほど、その権力者に何らかの異変が起きたとき、体制全体が大きく揺らぐ可能性がある。

習近平政権は、毛沢東時代から「権力の集中」という統治手法を受け継いでいる。しかし、毛沢東が持っていたほどの「権威」を獲得できているわけではない。

中国政治を考えるうえで重要なのは、習近平の権力がどれほど強いかだけではない。その権力を支える「権威」がどれほど強いのか。そこにこそ、習近平一強体制の強さと脆さを理解する鍵がある。

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『中国で感じた平時と戦時の一体化、国防動員法改正が示す「平戦一体」の国家像、データも交通も医療も国防に直結【ワシントンから眺める東アジア】習近平「強軍思想」と総体的国家安全観がつながる社会、現地滞在で見えた変化』(9/10JBプレス 佐々木れな)について

9/11The Gateway Pundit<Chinese National Working as CBP Supervisor at Maine-Canada Border Caught on Camera Swapping Hardware Inside Homeland Security Computers — Then Putting Them Back on the Government Network=メイン州とカナダの国境でCBP(米国税関・国境警備局)の監督官として働く中国人職員が、国土安全保障省のコンピューター内部のハードウェアを交換し、その後政府ネットワークに戻す様子がカメラに捉えられた>

広州出身のTerry “Jiajia” Liu(39歳)は46台の政府用コンピューターの高性能内部パーツを無断で交換し、性能の低い安価なパーツにすり替え、奪ったパーツはオンラインPCパーツショップに売却。何故中国人が監督官になれたのか?マルウエアを埋め込んだ可能性もある。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/chinese-national-working-as-cbp-supervisor-maine-canada/

9/12The Gateway Pundit<Rose Unplugged: Kill to Order: Inside China’s Forced Organ Harvesting Industry (VIDEO)=ローズ・アンプラグド:注文殺人:中国の強制臓器摘出産業の内幕(動画)>

党長老たちが長寿なのもこれが一因なのかも。

https://rumble.com/v7faap0-killed-to-order-inside-chinas-forced-organ-harvesting-industry.html

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/rose-unplugged-killed-order-inside-chinas-forced-organ/

9/12看中国<魔窟电诈园和武汉大学里的“中南医院”是同一个?(图)=魔窟にある通信詐欺パークは、武漢大学内にある「中南病院」と同じものなのか?(写真)>

注:最近、タイ軍は外国メディアおよびASEAN監視団とともにカンボジア国境にある80ヘクタールの犯罪拠点を襲撃し、簡体字中国語で満ちた壁、電気椅子のある牢獄、心臓病科の看板の裏に広がる闇のネットワークを暴いた。そこには武漢大学中南病院と同じ名前だがロゴが異なる中南病院もあった…。

タイ軍が光をさし、「地上の地獄」が明るみに

同胞の命を奪っているのは、「中南病院」か「羅冬」ブランド(中国人医師)か、どちらのメスなのか?

「すべて中国語で」―特に自国民を標的にしている

タイ軍からの痛烈な平手打ちだ

全体主義の土壌から毒が染み出す

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/09/12/1104688.html

ロシアは中共と一緒になって731部隊を非難しているが、今行われている真実には目を向けないようである。731部隊は中共のプロパガンダ。ロウ戦争でロシアは本当に落魄れた。

9/12阿波羅新聞網<川习会前 美军F-35B突然进驻日本!中共最怕的一幕出现=米中首脳会談を前に米軍F-35Bが日本へ急遽展開!中共が最も恐れる事態が現実のものに>

9/8、米太平洋軍はプレスリリースを発表し、9/5に米海兵隊が「部隊展開計画(UDP)」に基づき、サウスカロライナ州ビューフォート海兵隊航空基地(MCAS Beaufort)に駐留していたF-35B「ライトニングII」戦闘機中隊、すなわち第533海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-533、愛称「ホークス」)を、日本の岩国海兵隊航空基地へ展開させたと明らかにした。

F-35B戦闘機部隊は、老朽化し​​たF-18C/Dホーネット戦闘機部隊に取って代わるとのこと。中共を睨んで。

https://www.aboluowang.com/2026/0912/2432574.html

9/12阿波羅新聞網<网疯传月之暗面杨植麟等16人遭带走! —Anthropic控中国AI巨头“蒸馏”Claude=「Moonshot AI」の楊植麟ら16人が連行されたとの噂が拡散!―Anthropicは中国AI大手によるClaudeの「蒸留」を告発>

CNBCの報道によると、米AI企業Anthropicが発表した脅威インテリジェンス・レポートにおいて、同社は最近、中国のAI研究所による大規模かつ不正な活動を複数検知・阻止したと指摘した。これには、アリババ(Alibaba)、Moonshot AI(月之暗面)、DeepSeekなどの企業が関与している。

Anthropicは、これらの企業が同社のAIモデル「Claude」の出力内容を利用して「不法な蒸留(illicit distillation)」を行い、それによって自社モデルの学習やClaudeの能力の一部を複製しようとしたと告発した。注目すべき点として、Anthropicのレポート公開と前後して、中国語圏のソーシャルメディア上では、Moonshot AIの創業者である楊植麟を含む16人が捜査協力のために連行されたという未確認情報が拡散している。ただし、現時点では信頼できる公式発表や主要メディアによる裏付けは取れておらず、この情報はあくまでネット上の噂として扱うべきであり、真偽は確認されていない。

昨日の本ブログで紹介したように、「Moonshot AIとDeepSeekが、仲介者グループを通じて中国のユーザーからクロードに大量の質問を密かに転送し、クロードの回答を利用して独自のモデルを「蒸留」していたことを明らかにした。

問題は、これらのユーザーが、中国のAIに渡したデータが最終的にクロードに転送されることを全く知らないということだ」と言うことで軍事機密もクロードに転送された。楊植麟らが連行された可能性はある。

https://www.aboluowang.com/2026/0912/2432573.html

9/12阿波羅新聞網<华日独家:伊朗导弹击杀3名美军!中共疑成关键帮凶=WSJ独占報道:イランのミサイル攻撃で米兵3人が死亡!中共が重要な「共犯者」か>

アポロネット王篤若の報道:イランのミサイル攻撃で米兵3人が死亡!中共の衛星が重要な「共犯者」となった疑い。米紙WSJは11日、複数の米当局者の話として、7月中旬にイランがヨルダンの米軍基地を弾道ミサイルで攻撃し米兵3人が死亡した際、事前に「中国の事業体」から同基地の高解像度衛星画像を入手していたと報じた。米当局者は、中国の事業体によるイランへの支援が米軍に致命的な結果をもたらしたことを示す、現時点で最も明確な証拠だと述べた。

米中首脳会談を控え、緊張が一気に高まった。

報道によると、米国側はこの件について中国側に申し入れを行ったが、中国側の当局者は疑惑を否定し、証拠の提示を求めたとのことである。

まあ、中共が情報提供したと思われる。

https://www.aboluowang.com/2026/0912/2432525.html

https://x.com/TheXiangYang/status/2098692555500372129/video/1

佐々木氏の記事で、一般の中国人は自国の学者や新聞記者がスパイだと思っているから、他国の学者にもそう思うということでしょう。

確か2005年頃、丹東に行き、抗美援朝紀念館の壁には「南朝鮮が北進して戦争を始めた」と書いてあるのを見て、中共は歴史を捏造・改竄するのが得意と思った記憶があります。

「平戦一体」や「平戦結合」の概念は1999年に出した『超限戦』の応用でしょう。『超限戦』は軍事と非軍事、戦時と平時、前線と後方の区別をなくし、あらゆる手段を使って相手を攻撃する概念なので。それを中共は時間をかけ、法を整備して、社会に根付かせるようにしてきた。

2010年制定された国防動員法は1938年に出した日本の近衛内閣の国家総動員法に似て、総力戦体制を今から築いておこうという肚では。中国国民は自覚していないかもしれませんが、戦争になれば、敵の殲滅のために、老若男女問わず戦地に送り込まれる可能性がある。文化大革命時の内なる敵(地主・富農・反革命分子・悪質分子・右派分子・裏切り者・スパイ・資本主義の道を歩む者、知識人)への攻撃の狂気を、今度は外の敵に対して向けようとしている。中国人は黄河花園口決壊事件に見られるように同胞の犠牲は厭わない。

中国人学者は「戦争」ではなく、「安定」を望むとありますが、一般国民もそれは同じでしょう。ただ民主国家と違い、独裁国家は戦争へのブレーキはかかりにくい。中共は米国に勝てると思ったら迷わず、戦争に打って出る。やはり米国が世界最強であり、中国大陸が民主化することが、戦争を避けうる条件と思う。

記事

中国・北京にある中国人民革命軍事博物館(写真:ロイター/アフロ)

目次

この夏、中国を訪れた。

中国にはこれまで研究や仕事で何度も足を運んできた。それでも今回の滞在では、以前からぼんやりと感じていたいくつかの変化が、妙にはっきり見えたような気がした。

この変化を理解するうえで重要なのが、「総体的国家安全観(总体国家安全观)」と「習近平強軍思想」である。

総体的国家安全観は、政治、経済、技術、データ、社会、文化など幅広い領域を国家安全の問題として一体的に捉える考え方である。一方、習近平強軍思想は、中国共産党による軍への絶対的指導を中核に、実戦能力、軍改革、科学技術などを通じて「強い軍隊」を建設する軍事思想だ。

この二つが重なるところで重要になるのが、「平時」と「戦時」の関係である。

戦争が起きてから突然、軍と社会を動員するのではない。平時から政府、軍、産業、交通、通信、技術、データなどを接続し、危機が生じれば迅速に国防へ転換できるようにする。本稿では、こうした特徴を便宜的に「平戦一体」と呼びたい。

今回の中国滞在で興味深かったのは、こうした抽象的な安全保障の考え方が、政府文書や軍事組織の内側だけでなく、社会の日常にも少しずつ姿を現しているように見えたことだった。

「CIA? 公安? それとも別班?」

今回、中国でなぜか何度も聞かれた質問がある。

「公安なのか」「CIAなのか」「日本の別班なのか」。

もちろん、大半は冗談だったのだと思う。私は国際関係を研究している普通の研究者であり、どこの情報機関とも関係はない。ホテルで領収書をお願いしただけなのに、「それ、CIAに経費として出すの?」と言われたことまであった。

冗談は、ある程度共有された世界観がなければ成立しない。「スパイ」「データ」「国家安全」といった安全保障の語彙が、ごく普通の会話に入り込んでいること自体が興味深かった。

配車アプリのDiDiを利用していても、それを感じた。

「休日のお出かけ先」になる軍事博物館

DiDiでは、安全対策として車内の会話が録音され、映像が記録される場合もある。もちろん、この仕組み自体は米中対立を理由に始まったものではない。しかし、中国でデータについて話していると、しばしば2021年のDiDiの米国上場問題に話が及んだ。

DiDiがニューヨーク市場に上場した直後、中国当局は「国家データ安全リスク」を理由にサイバーセキュリティ審査を開始した。その後、国外上場に伴うデータ流出を国家安全上のリスクとして審査する制度も整備された。

現地でこの話をすると、「中国人のデータをアメリカに握られてはいけない」という説明を何度か聞いた。

そこで感じたのは、単純な「反米感情」とは少し違うものだった。国外上場や国境を越えるデータの移動まで、場合によっては国家安全保障の問題として考える。その発想自体が、以前より自然なものになっているように見えたのである。

もう一つ印象的だったのが、軍事に対する社会的な距離の近さだった。

北京の中国人民革命軍事博物館には、多くの家族連れが訪れていた。天津では、本物の旧ソ連製空母「キエフ」を使った巨大なテーマパークが人気を集めている。

もちろん、軍事博物館に人が集まることだけで、中国社会が好戦的になったとは言えない。それでも、2026年の中国で軍事史がどのような物語として社会に提示されているのかは興味深い。

今年7月1日、北京の軍事博物館では「人民軍隊通史陳列」を構成する新たな展示室が公開された。そのうち、1949年以降の「社会主義革命・建設期」を扱う展示には、朝鮮戦争が「抗美援朝戦争」として組み込まれている。

「抗美援朝」という呼称自体は新しくない。興味深いのは、2026年に整備された人民解放軍の通史でも、この戦争が、新中国成立後に「国威・軍威」を打ち立てた重要な軍事的成功として位置づけられていることだ。

私にはそこに、単なる過去の戦争の記憶以上のものがあるように見えた。装備面で劣勢にあった中国が米国を中心とする国連軍と戦い、その後、国防力を整備して大国へ成長していくという国家的成功物語として読むこともできる。

こうした軍事と社会の接近は、政策の側からも進められている。今年9月の「全民国防教育月」では、習近平強軍思想の学習を国防教育の重要な任務とし、その「大衆化普及」を進めることが掲げられた。強軍思想は、軍の内部だけで完結する思想ではなく、国防教育を通じて社会へ広げる対象にもなっている。

制度面から「平戦一体」を進める国防動員法の改正

今回の中国滞在を振り返るうえで、最も興味深かった制度上の出来事が8月28日に起きた。中国が、2010年の制定以来となる国防動員法の全面改正を行ったのである。新法は10月1日に施行される。

特に目を引くのが第2条だ。新法は「国防動員」について、国家の主権、統一、安全などへの脅威に対応するため、「平戦快速転換」──平時から戦時への迅速な転換を保障し、経済力・社会力を国防力へ転化する活動として定義している。

さらに第3条では、習近平強軍思想と総体的国家安全観を貫徹し、「平戦結合」「軍地協同」「寓軍於民」などを堅持すると定めた。これは、本稿で便宜的に「平戦一体」と呼んでいる国家像を、制度面からかなり明確に示している。

新法は国防動員に必要な「データサービス保障制度」を設け、軍需サプライチェーンの安全評価や、技術、データ、ソフトウェアなどの準備も求める。交通、通信、サイバーセキュリティ、医療、エネルギーなど社会の幅広い領域も、平時から動員に備える対象となる。

つまり、これは単に「戦争が始まったら国民を動員する」という法律ではない。平時の社会のどこに、人、モノ、技術、データ、輸送能力が存在し、それを必要なときにどう国防力へ転換するのかを準備しておく。この点で、中国における「平時」は、軍事と完全に切り離された状態ではなくなりつつある。

もっとも、ここで話を単純化してはいけない。中国国家が「強軍」や「国家安全」を社会へ広げているからといって、人々が戦争を望むようになっているという話ではない。少なくとも、今回私が会った若い人たちから受けた印象は、むしろ逆だった。

それでも、若者は勇ましく見えなかった

会議の最中でもイヤホンを外さず、短い動画を眺めている若者がいた。何か分からないことがあると、自分で長く考えるより先に生成AIへ質問する。

もちろん、限られた観察から中国の若者全体を一般化することはできない。ただ、中国の大学教員からも「最近の学生は授業中も抖音(Douyin)を見ている」という話を複数回聞いた。

国家が語る世界は、「強国」「強軍」「国家安全」とますます大きくなる。一方、若者の日常は、小さなスマートフォンの画面に向かっているようにも見えた。国家が提示する物語が勇ましくなることと、一人一人が勇ましくなることは同じではない。

さらに興味深かったのが、中国の外交・国際政治研究者と話したときの温度差だった。

そして、学者は「安定」を語る

彼らも米国を楽観視しているわけではない。むしろ、米国が中国を主要な戦略的競争相手とみなし、中国の発展を抑制しようとしているという認識はかなり強い。ところが、その先に出てくる言葉は「戦争」ではなく、「安定」である。

北京大学の王緝思は米中のより安定した共存を論じ、復旦大学の呉心伯も、米国による対中抑制を警戒しつつ、米中関係を安定的に管理する必要性を強調している。これは必ずしも矛盾ではない。戦争に備える能力を高めることと、戦争を望むことは別だからだ。

習近平強軍思想には、「能戦方能止戦」、すなわち「戦えるからこそ戦争を止められる」という発想がある。強い軍事力と動員力を備えることは、中国側の論理では必ずしも戦争への意思を意味しない。それ自体が抑止と政治的安定の条件として理解されている。

だからこそ、平時から動員能力を整備しながら、同時に外交エリートが米中関係の「安定」を語ることも、中国側の論理では両立するのである。

「戦時」が近づいたのではなく、「平時」の意味が変わっている

今回の滞在では、二つの変化が重なって見えた。DiDiや人々の何げない冗談から感じたのは、外国やデータをめぐる話題まで国家安全の語彙で語られる「安全保障の日常化」である。一方、軍事博物館や新しい国防動員法から見えてくるのは、平時の社会資源を有事の国防力へ接続する制度の精緻化だった。

ただし、「平戦結合」という発想自体は習近平時代に突然生まれたものではない。中国では以前から、平時の経済・社会資源を国防動員に利用する制度が存在してきた。

変わっているのは、その対象と密度だろう。総体的国家安全観のもとで安全保障の対象はデータ、技術、サプライチェーンへ広がり、2026年の国防動員法は「平戦快速転換」を国防動員の定義そのものに組み込んだ。

それでも、若者はスマートフォンを眺め、外交研究者は米中関係の「安定」を語る。国家が有事への備えを強めることと、社会が戦争を望むことは同じではない。

この夏、中国で私が見たのは「戦時」に入った社会ではなかった。むしろ印象に残ったのは、平時のなかに有事への備えを常態的に組み込み、その境界を少しずつ曖昧にしていく中国の姿だった。

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A『ドイツで大躍進の政党・AfDを「極右」と決めつけていては理解できない「欧州の不満の本質」 移民政策への反発はもはやヨーロッパの標準になった』、B『ドイツ代表する企業・フォルクスワーゲンの崩壊がAfDの支持拡大を後押ししている理由  ドイツ人の生活、ドイツの国力は左派・リベラル政策に奪われた』(9/10現代ビジネス 朝香豊)について

9/11The Gateway Pundit<A COMPLETE FAIL: Democrat Counter-Convention in Dallas Draws Maybe 120 Supporters – Counter Protest Is Filled with Mindless Freaks and Hateful Slogans=完全な失敗:ダラスでの民主党の対抗大会にはわずか120人しか支持者が集まらず、対抗デモは愚かな変人たちと憎悪に満ちたスローガンで溢れかえった>

左翼メデイアは「共和党大会は欠席が目立った」と放送していたが、民主党の分も放送すればよいのに。

トランプ大統領とJD・バンス副大統領は、史上初となる共和党全国委員会(RNC)の中間選挙大会の2日目に演説を行った。

トランプ大統領は大会初日の基調演説も行い、聴衆に対し、今回の選挙で共和党を支持するよう呼びかけた。

一方、民主党は木曜日の夜、市内の別の場所で中間選挙に対抗する党大会を計画していた。

ゲートウェイ・パンディットの記者マイルズ・モレルはイベントに参加し、イベント期間中、左翼勢力から嫌がらせを受けながらも、その狂気じみた様子を多数の写真や動画に収めることができた。

2夜連続で、2万人以上の保守派がダラスで開催された共和党全国大会(中間選挙)に参加すると予想されていた。会場は熱気に包まれ、演説は歴史的なものとなった。そして、共和党員たちが国と大統領を支持するためにそこに集まっていることは明らかだった。

一方、民主党は活気に欠けるイベントにわずか100~120人しか集まらなかった!

民主党がドナルド・トランプを攻撃し、米国を貶めることばかりに終始し、米国民に何も提供しないという事実は、もはやうんざりするほどだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/complete-fail-democrat-counter-convention-dallas-draws-maybe/

9/11The Gateway Pundit<MADE IN CHINA DISASTER: Chinese-Origin Tank Explodes During Bangladesh Army Live-Fire Exercise — Two Soldiers Killed, Officer Seriously Injured=中国製戦車が大惨事に:バングラデシュ陸軍の実弾射撃訓練中に中国製戦車が爆発、兵士2名死亡、将校1名重傷>

中国製兵器の売り上げは減ることに?

https://twitter.com/i/status/2097645268284154144

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/made-china-disaster-chinese-origin-tank-explodes-during/

9/11Rasmussen Reports<Midterms 2026: Many Voters Remain Undecided=2026年中間選挙:多くの有権者が依然として態度を保留>

中間選挙まで2か月を切った時点で、有権者の約3分の1がまだ投票先を決めかねている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の64%は11月の中間選挙で誰に投票するかを既に決めているが、30%はまだ決めていない。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/midterms_2026_many_voters_remain_undecided?utm_campaign=RR09112026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/CurtisHouck/status/2098380024369811488/video/1

ジョー・ディジェノバは、米司法省においてトランプ政権の政敵や関連捜査を指揮した検察官。

9/12看中国<偷用美国AI翻车 中共军方资料外泄还拿AI模拟压制台湾(图)=中共軍による米国製AIの利用試みは裏目に出た。軍事データの漏洩や、台湾弾圧をシミュレーションしていたことが分かった(写真)>

9/10、米国のAI企業Anthropicは最新の脅威インテリジェンスレポートを発表し、過去8ヶ月間に発見され阻止された多数のクロード悪用事例を明らかにした。これらの事例の多くは中国に関連している。中国軍関係者が監視データを分析し、台湾の標的を制圧するシミュレーションにAIを使用した事例だけでなく、中国のAI企業もクロードを秘密裏に使用して独自のモデルを訓練しており、その結果、中国軍、公安、大手国有企業からの機密データが米国のAIに直接提供されていた。

クロードを盗用したのはよいが、自身の機密情報が漏れていたことが発覚した。

Anthropicは、中国のAI企業であるMoonshot AIとDeepSeekが、仲介者グループを通じて中国のユーザーからクロードに大量の質問を密かに転送し、クロードの回答を利用して独自のモデルを「蒸留」していたことを明らかにした。

問題は、これらのユーザーが、中国のAIに渡したデータが最終的にクロードに転送されることを全く知らないということだ。

中国軍のユーザーの一つは、ムーンショット社製のキミというソフトウェアを使って監視映像を分析し、追跡対象者が異常な行動をとっているかどうかを判断しようとした。このデータは、成都にある数百台のカメラから収集されたもので、軍事施設外のカメラ、中国電子科技集団公司傘下の機関のカメラ、そして大手国有企業のカメラなどが含まれていた。

その結果、キミは仲介者のネットワークを通じて、この監視データをクロードに転送した。

同様のミスは複数回発生した。ある中国人エンジニアは、キミを使用して大手国有企業の内部システムを構築した際、複数の大手中国企業の内部コードとリアルタイム認証情報を入力した。また、ある中国テクノロジー企業の従業員は、DeepSeekを使用して、主力AIプロジェクトの完全な仕様、組織構造、戦略目標を含む内部文書を分析した。この情報もクロードに転送された。

ロシア国防省傘下の機関のデータ処理を担当していた別のITスタッフが、DeepSeekの操作中に、ロシア政府のデータベースからリアルタイムの認証情報を漏洩させた。

中国のある都市の公安局に勤務する別のITエンジニアは、市民のID番号を使って個人の居場所と警察の記録を照合するツールを開発したいと考えていた。彼がDeepSeekを使ってシステムを構築した際、彼の依頼もクロードに転送された。

Anthropic社は、MoonshotやDeepSeekといった中国のAI企業が、これらの仲介業者を利用して、位置情報やパスワードなどの機密情報を含む数百万件ものユーザーからの問い合わせをクロードに転送していたと述べている。

報告書は、こうした行為の中には、一般的なAIモデルの「蒸留」の域を超え、巧妙な違法行為に類似するものもあると主張している。その結果、機密性の高い、あるいは悪意のある目的で中国のAIを利用していた一部の人々は、自分のデータが密かに米国のAI企業に送信されていたことに気づいていなかったという。

AIを用いて台湾の12の標的の制圧をシミュレーションする

同報告書は、台湾に直接関係する事例もさらに明らかにした。

ある中国人がクロードを用いて、合計16個のモジュールからなる中国製電子戦ソフトウェアを設計し、継続的に改良した。このソフトウェアは、レーダー、防空ミサイル基地、指揮所、通信ノードを解析し、探知範囲や電子妨害効果を計算した上で、標的の重要度や弱点に基づいて制圧の優先順位を決定することができる。

このソフトウェアは、パトリオットミサイルや終末高高度防衛ミサイル(THAAD)などの防空システムの交戦範囲をシミュレートできる。

シミュレーションの途中で、相手側はシナリオを台湾に変更し、司令部壕、早期警戒レーダー基地、パトリオットミサイルと天宮ミサイルの発射基地、主要な空軍基地、地域作戦司令部など、12の標的を挙げた。

Anthropic社は、このユーザーが中国の国防または軍事研究分野の関係者であり、中国の軍事研究機関と関係がある可能性があると推定している。

AIを用いて反体制派や台湾の政治家を監視する

生化学研究と兵器開発を含む

クロードは米国が仕掛けたトロイの木馬だったのか?中国人が蒸留・盗用するのは目に見えているので。

https://www.secretchina.com/news/gb/2026/09/12/1104715.html

9/12阿波羅新聞網<伊朗总统赴金砖峰会发“救命”信号=イラン大統領、BRICS首脳会議で「SOS」信号を発信>

中央通信社/イランのマソウド・ペゼシュキアン大統領は11日、米国によるイランへの圧力は「重大かつ危険な」段階に達したと述べた。BRICS首脳会議前夜にインドで発言したペゼシュキアン大統領は、「世界は現在、極めて複雑な時期を迎えている」とし、経済的圧力を用いることはこの複雑さを増すだけだと指摘した。

「イランは近年、ずっと厳しい制裁を受けてきた。米国とイスラエルによるイランへの軍事侵略により、この圧力はここ数カ月で重大かつ危険な段階に達した」とペゼシュキアンは述べた。

イランがBRICSでいくら訴えても誰も表立っては助けない。米国の2次制裁が怖いから。

https://www.aboluowang.com/2026/0912/2432399.html

9/12阿波羅新聞網<川普突拒绝另开战线!释放重大信号=トランプが突然、新たな戦線を開くことを拒否!これは重大なメッセージだ>

イエメンのフーシ派反乱軍は今週、紅海沿岸を南下し、10日には南西部の港湾都市モカを制圧し、バブ・エル・マンデブ海峡に接近したことで、原油価格が急騰した。Axiosは、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が10日トランプ米大統領に2度電話をかけ、フーシ派への攻撃を促したが、トランプ大統領はこれを拒否したと、米当局者2人が明らかにしたと報じた。米当局者らは、現時点でフーシ派への直接介入の計画はないと強調した。

サウジアラビアとフーシ派の対立は7月に再燃した。きっかけは、フーシ派の高官がイランの故最高指導者アリー・ハメネイ師の葬儀から帰国する途中、サウジアラビアによってイエメンのサナア空港への着陸を阻止されたことだった。トランプ大統領の支持を得たムハンマド・ビン・サルマン皇太子はサナア空港への攻撃を開始したが、米軍の支援は必要ないことを明確にした。

その後、フーシ派は報復として紅海でサウジアラビアの石油タンカーを攻撃し、後に攻撃対象をサウジアラビアのエネルギー施設にまで拡大した。サウジアラビアとイエメンの同盟国は、空爆と地上攻撃でこれに対応した。

戦闘が激化するにつれ、サウジアラビアは米国にさらなる支援を求め始めた。情報筋によると、米中央軍司令官のブラッド・クーパーも10日にサウジアラビアを訪れ、緊急調整会議に出席した。しかし、フーシ派がモカに向けて進軍し、サウジアラビアが支援するイエメン軍が撤退する中、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はトランプ大統領に電話をかけ、悪化する状況を説明し、数時間後にも再び電話をかけ、フーシ派に対する米軍の攻撃を命じるようトランプ大統領に強く求めた。トランプ大統領はこれを拒否したが、米当局はサウジアラビアに対し、フーシ派に関する諜報情報と標的情報を提供すると表明した。

リヤドが米国による直接的な軍事行動を要求したことは、7月にフーシ派の動きに自力で対処できると宣言した姿勢からの劇的な転換を意味する。しかし、トランプ政権の高官は、ワシントンは紅海の航行の自由といった国家安全保障上の核心的な利益を優先し、より広範な紛争は地域のパートナーが主導すると述べた。

紅海はメッカ協定国で解決したらどうか?

https://www.aboluowang.com/2026/0911/2432096.html

「蕭碧錦副総統」は「蕭美琴副総統」の誤り。

朝香氏の記事では、CDUが保守政党で、AfDが極右政党と言うのは違う。CDUは長くメルケルに指導された左翼グローバル政党であり、AfDは反EU、反移民を掲げる保守政党である。また、BSWは極左政党ではなく、労働者党と言うのが相応しい。メデイアのレッテル貼りに騙されてはならない。

9/9本ブログの記事で、9/7The Gateway Pundit<HERE WE GO AGAIN: Germany’s AfD ROBBED of Victory as Mail-In Ballots Flip Results in Saxony-Anhalt=またやった:ザクセン=アンハルト州で郵便投票により結果が覆り、ドイツのAfDは勝利を盗まれる>とあり、左翼がAfDに過半数を取らせず、連立しか道がないように仕向けたと思われます。阿漕と言うか、悪足掻きと言うか、でも、AfDとBSWとが連立を組んで、ドイツ人のための政治をすればよいと思う。

http://dwellerinkashiwa.net/2026/09/09

フォルクスワーゲン(VW)がおかしくなったのは、本記事の指摘通り①得意の内燃機関者をやめてEV化を図ってきた②中国に肩入れ過ぎの2点が大きい。メルケルの中国重視と脱原発政策がVWの経営判断を誤らせてきたのでは。

フランスではルペンが大統領になりそうとのこと。メローニ(イタリア)、高市(日本)、ルペン(フランス)、ワイデル(ドイツ)が政権トップに就けば保守派女性が国を仕切ることになる。これに英国のリフォームUKのファラージが加われば、トランプも入れて、保守派は大勢力になる。マスメデイアの極右呼ばわりはやめさせないと。メデイアは左に拘っているから地盤沈下を起こし、売上を減らし続けている。

A記事

実態はCDUの失墜 

9月6日にドイツ東部のザクセン・アンハルト州で州議会選挙が行われ、「極右」と評されることの多い「ドイツのための選択肢(AfD)」が2021年の前回選挙の得票率の20.8%から倍以上の43.8%もの得票となり、第一党となった。今回の選挙の投票率は78%に達しており、決して低投票率の中でAfDが相対的に優勢になったというわけではない。幅広い有権者の支持が、間違いなくAfDに集まったのである。

AfDが支持を集めているのは、このザクセン・アンハルト州に限られるわけではない。オーストラリアのSBS Newsが「世論調査によると、ドイツ全土的に見てもAfDは今やドイツで最も支持率の高い政党である」と報じたように、今やドイツ全土で支持を集めている。AfDについては、メディアが「極右政党」だと報じていることから、現実離れした無茶苦茶な考えを語る一部の例外的なグループのようなイメージを持っている人もいるだろうが、それは現実ではないのだ。

連邦議会でワイデルAfD代表のスピーチを聞くメルツCDU党首(奥) by Gettyimages

ここで注目すべきは、これまで保守政党として大きな支持を得てきたキリスト教民主同盟(CDU)の支持率が、前回の37.1%から19.9ポイントも下がって、17.2%に落ち込んだところだ。前回の半分以下となる大惨敗だ。ドイツを代表する保守政党の地位はこれまではCDUが担ってきたが、CDUが保守政党として認識されなくなり、その地位がAfDに移行したことを象徴する出来事だったとも言える。9月20日にはメクレンブルク・フォアポンメルン州議会選挙とベルリン州議会選挙があるが、メクレンブルク・フォアポンメルン州議会選挙においてもAfDは4割程度の議席を取るのではないかと見られている。

こうした動きは、CDUを率いるメルツ首相にとってまさに大打撃だ。CDUの中には、不人気なメルツ首相率いるCDUを見限って、何らかの形でAfDを支援する側に回った方がいいのではないかと考える動きも出ている。単純に乗り換える選択肢も一応ありうるが、それよりもCDUから離党してAfDを無所属の立場から支援するといった動きが広がるのではと見られている。

上=EUからのキレイゴト押しつけへの反発

今回の選挙でAfDは大きく票を伸ばしたが、州議会の議席の過半数には3議席届かず、連立相手がいないと政権を握ることはできない。こうした中、主要政党は軒並みAfDとの連立を拒否している。

by Gettyimages

唯一AfDとの連立を否定していないのが、「極左」と評されることの多い「ザーラ・ヴァーゲンクネヒト同盟(BSW)」である。BSWは、ドイツ社会で知名度のあるドイツ連邦議会議員のザーラ・ヴァーゲンクネヒトの名前を前面に出した割と新しい政党で、彼女たちは元々はドイツを代表する左派政党である左翼党のメンバーだった。

表面的に見ると、「極右」扱いされることの多いAfDと「極左」扱いされることの多いBSWが連立を組むことなんてありえるのかと思うかもしれないが、意外にも両党の根っこの部分の問題意識は似通っている。

BSWは、左翼党が気候変動、ジェンダー平等、移民差別反対などの理念ばかりを追いかけて、ドイツの労働者層の経済的利益を後回しにしていることに不満を持つ人たちが作り上げた政党だ。

AfDは、EUが押し付けてくる政策を既存政党が当然のように優先する中で、ドイツ国民のことがおざなりにされている既存の政治に危機感を持ち、ドイツの政治はまずドイツ国民のためでなければならないという主張によって生まれた政党である。

両政党は上から押し付けられてくるキレイゴトに素直に従うのをよしとせず、そんなことよりもドイツ人の現実の利益を優先して考えるべきなのだという、似たような問題意識から出発している政党なのである。

「反移民」はもはや「極右」ではない

ところでAfDはこれまでどうして極めて危険な「極右」政党扱いされてきたのだろうか。それは、AfDがEUの理念に反して移民に対して極めて厳しい姿勢を取っていることが、かつてのナチスドイツのユダヤ人排斥と変わらないものだと見なされたからだ。私にはこの受け取り方は相当に悪意のあるもののように感じられたし、AfDにしてもそう感じてきた。そして、大量の移民が押し寄せ、社会のあり方も激変する中で、移民に対する見方は今やヨーロッパの中でも大きく変容した。

イタリアの「極右」政党として位置付けられた「イタリアの同胞」を率いるメローニ首相は、首相選出当時は大いに警戒されたが、今やヨーロッパを率いる重要なリーダーとして認められるようになった。彼女が主張する反移民政策は、EUの政策の中にもかなり反映されるようになってきた。

デンマークの中道左翼政党「社会民主党」率いるフレデリクセン首相さえもが、今やメローニ首相の反移民政策に賛同するに至った。こうして見た場合に、AfDが掲げる反移民政策は、今やEU内においても極端な主張だとは言えない状況にあり、AfDを今なお危険な「極右」として扱い、政権参加や法案成立の協力を頭から排除する「防火壁」戦略を続ける根拠は失われてきている。

そもそもドイツの既存政党がこぞってこの「防火壁」戦略を採用することによって、AfDの内部では自分たちが不当に弾圧されているとの思いを募らせ、その団結を強める役割も果たしてきた。現実の政治で結果を残せない既存政党の政治が続く中で、既存政党に対する不信任からAfDを支持する勢力をどんどん強めていくことにもなった。BSWのザーラ・ヴァーゲンクネヒト党首は「支持率40%に達する政党を恒久的に排除し続けるのは非民主主義的だ」と主張しているが、まさにその通りではないか。

そしてこうした主張と同様の主張が、メルツ首相率いるCDUの中でも広がっており、メルツ首相が「防火壁」戦略を維持しようとすれば、CDU所属議員が次々とCDUから離脱しかねず、メルツ政権自体が崩壊する危機さえもが広がっているのである。

移民の集団(パリで) by Gettyimages

【あわせて読む】大量人員削減、国内工場閉鎖~フォルクスワーゲンの崩壊がAfDへの支持拡大を後押ししている理由

B記事

前編「地方選大躍進の『ドイツのための選択肢』AfDを『極右』と決めつけていては欧州の本質は理解できない」で解説したようにEUが押しつけるリベラル政策にはっきりした「NO」が示され始めている。そしてドイツ人にとって本当の危機感は実は……

経済の悪化こそが

AfDがここまで支持を大きく伸ばした理由の第一は、移民問題の深刻さであるのは言うまでもない。だが、移民問題だけに限定してAfDが支持を伸ばしていると考えるのは、あまりに単純すぎる。

AfDの排除を前提としたドイツの既存政党による政治によって、ドイツ経済はどんどん悪化し、ドイツ人の暮らしは苦しくなった。こうした既存政党の在り方に対する不満からAfDを支持する流れは従来からあったが、AfDによる既存政党への批判が正鵠を射ていると考えるドイツ人が大きく増え、AfDへの支持が固定化する流れが生まれている。

フォルクスワーゲン労働組合 by Gettyimages

ドイツ経済の悪化を象徴するのが、フォルクスワーゲンをめぐる動きだ。フォルクスワーゲンは9月3日に、公表済みの5万人の削減計画をさらに拡大し、従業員10万人を2030年までに削減する新たな再建計画を決定した。これは全従業員の16%に相当する。フォルクスワーゲンは2035年までに製品ラインナップを半減し、ドイツ国内の4つの工場を閉鎖する見通しとなった。

世界に販売網を広げる中で、多様なニーズにきめ細かく対応して販売台数を増やす路線を、フォルクスワーゲンはこれまで取ってきたが、この路線を完全に排除し、ニーズの高い車に生産を集中させ、生産効率化を優先させるという。生産台数を犠牲にしながら、車種も絞り込むというのである。これにより研究開発費も大幅に削減され、中国の電気自動車の洪水的な輸出が広がる中で、これに対抗できる価格競争力の維持を優先させる路線だ。ただし、価格競争力で勝る中国工場への依存を高め、中国から新興国市場への輸出を強化する一方、採算の取れないドイツ国内の工場を閉鎖する方針だ。

こうしたドイツ人にとって非常に厳しい経営改革方針が、株主代表や労働組合代表を含む20名のメンバーで構成されるグループ監査役会によって満場一致で承認された。株主代表には左派・リベラル政党の「社会民主党(SPD)」の影響力の強いニーダーザクセン州政府も加わっている。このことからも、フォルクスワーゲンが今どれだけ追い詰められているかがわかるだろう。

オスナブリュック工場は早くも2027年には自動車生産を終了させ、イスラエルの投資会社アウレリウス・キャピタルなどに売却し、防衛装備品の生産工場に転換される見通しとなった。⁠イスラエルの防衛企業ラファエル・アドバンスト・ディフェンス・システムズが生産に乗り出すようだ。現在の同工場の労働者の8割近くは、防衛産業の新工場で採用される見通しとなり、これによって工場閉鎖のショックは和らげられている。

ドイツは「脱炭素」理念の犠牲になった

それでもドイツを支えてきた自動車産業が大きく衰退する流れが生み出されたわけだが、これについてAfDはドイツの産業政策がそもそも間違っていたのだという立場から問題視してきた。AfDの主張は、以下のような感じだ。

by Gettyimages

「二酸化炭素を絶対悪のように見なして、補助金による誘導も行いながら、EV化を強引に進めてきたのがそもそも間違いなのだ。ディーゼル車、ガソリン車というドイツが優位を誇ってきた内燃技術を無力化するようなことを推し進めてきたから、今の苦境を招いたのではないか。ディーゼルやガソリンに重課税を課して、その料金を引き上げ、庶民の暮らしを困らせるようなことなど、やる必要はなかっただろう。脱原発を強引に進めて、エネルギー価格を引き上げたのも間違いではなかったか。手前勝手な理念によって余計な費用ばかりかけ、その結果としてドイツ人の日々の暮らしに負担を負わせるだけでなく、ドイツ産業を弱体化させる力にもなったのだ」……ドイツ人の生活が実際に苦しくなり、ドイツの製造業が窮地に陥れられて、ドイツから逃げ出す動きが強まる中で、この主張に説得力を持つと感じる人たちが、どんどんと増えていった。

「全人類のため」に、脱炭素化とそのための産業構造の転換をなんとしてでも推し進めなければならないという理念にとらわれることによって、生身のドイツ人の生活を苦しめ、ドイツの国力を引き下げてきた。そしてそれが皮肉にも、強権国家中国の工業力をさらに高めることに貢献し、強くなった中国との妥協が求められるようになったばかりか、将来は中国の強権体制に飲み込まれるかもしれない恐怖を否が応でも高めることになった。

ドイツ人の生活、ドイツの国力を犠牲にしたばかりでなく、自分たちが本来最も大切にすべき、自由・民主主義・基本的人権の尊重・法の支配といった西側の価値観すら、今後は安心できない世の中を作り出してしまったのだ。

こうした思いを持つ人たちは、ドイツばかりで増えているわけではない。

ヨーロッパに広がる左派・リベラルへの否定

来年の4月にはフランス大統領選挙があるが、やはりフランスで極右政党扱いされている「国民戦線」の指導者であるマリーヌ・ルペン氏が、現在大統領候補の圧倒的なナンバーワンになっている。2027年仏大統領選挙の第1回投票で誰に投票するつもりかを尋ねた、今年8月に実施された世論調査では、ルペン氏を選ぶ人が35%に上り、第2位となった急進左派「不服従のフランス」を率いるメランション氏の2倍の支持を集めている。支持率トップが「極右」、2番手が「極左」となっていることから、フランスにおいても優等生的な既存政党の人気が薄くなっていることがわかるだろう。

マリーヌ・ルペン支持者 by Gettyimages

イギリスにおいても、従来の保守党と労働党の二大政党制が大きく崩れ、やはり「極右」扱いされてきた「リフォームUK」が、今年5月の統一地方選挙において大躍進を遂げた。労働党が1068議席、保守党が801議席にとどまる中で、リフォームUKは両党のどちらをも上回る1454議席を獲得する歴史的大勝利を収めたのだ。

左派・リベラルの理念優先政治によって自分たちの国がズタズタにされたという思いは、ドイツ、フランス、イギリスに限らず、ヨーロッパ全域に広がっている。「リフォームUK」の党大会にはフランスの「国民戦線」のバルデラ党首が招かれ、互いに政権を取った場合に難民申請者を強制送還する協定を結ぶ動きも出ている。こういう動きが出るほど、彼らは今、政権奪取に近づいている。

これまで絶対的に正しいことのように扱われてきた左派・リベラル的な理念こそが、むしろ現実の問題を作り出しているのであり、それに異を唱えることで「極論」扱いされてきた右派的な主張の方がむしろ正しいのではないかとの見方が、ヨーロッパにおいて急激に広がっている。今回のドイツのザクセン・アンハルト州で州議会選挙でのAfDの大きな前進は、この流れをまさに象徴するものとして見ればいいだろう。

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『中国・習近平政権がいま築き上げている「日本包囲網」の真実 戦勝国の論理を振りかざして…』(9/8現代ビジネス 近藤大介)について

9/11The Gateway Pundit<WATCH: Trump Says He Doesn’t Think $5,000 Payments Would Need Congressional Approval=動画:トランプ氏、5000ドルの給付金は議会の承認を必要としないと考えていると発言>

大盤振る舞い。日本の食料品の減税とスケールが違う。でも40兆$の財政赤字の心配は?

トランプ大統領は木曜日のインタビューで、共和党が中間選挙で勝利した場合、すべての米国人成人に5000ドルを支給するという自身の計画について、議会の承認は必要ないと考えていると述べた。 

トランプ氏はCBSのインタビューで、水曜日にテキサス州ダラスで開催された共和党全国大会で発表した、今回の選挙で共和党が下院と上院の過半数を維持した場合、国内のすべての成人男性と女性に5000ドルの配当金を支給するという計画について語った。

議会の承認が必要になるのかと問われたトランプ氏は、「必要ないと思う。必要であれば承認してくれるだろうが、必要ないと思う」と答えた。

トランプ氏は続けて、「この国は非常に好調だ。関税などで数兆ドルもの税収を得ている。現在、米国では20兆ドルを超える製造工場やその他の投資が行われており、これは過去最高額だ。そして、これは良いことだと考えている」と述べた。

「ただし、一つ条件があります。それは、そのお金が使われること、人々が米国内でお金を使うことです」とトランプ氏は述べた。

「私たちはそのお金が他国で使われることを望んでいません。そして、これは本当に良いことで、人気があり、素晴らしい資金注入になると考えています。」

https://rumble.com/v7fcgn2-trump-says-he-doesnt-think-5000-payments-would-need-congressional-approval.html

トランプ氏は昨夜、配当金は「米国のすべての成人市民」に支給されると述べた。

「もし共和党が下院と上院の両方で勝利すれば、それは我々の経済の驚異的な成功によるものだ。歴史上、今起きているようなことはかつてなかった」とトランプ氏は昨夜の共和党全国大会で聴衆に語った。

「しかし、我が国の経済的な強さと成功を鑑み、米国のすべての成人市民に5,000ドルの配当金を支給する。」

https://www.thegatewaypundit.com/2026/09/watch-trump-says-he-doesnt-think-5000-payments/

9/10Rasmussen Reports<50% Approve Trump’s Venezuela Oil Deal=トランプ氏のベネズエラ石油取引を50%が支持>

ドナルド・トランプ大統領が最近発表した、ベネズエラの数十億バレルに及ぶ石油埋蔵量を確保するための合意は、アメリカの有権者の大多数から支持を得ている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の50%がベネズエラとの石油取引を支持しており、そのうち31%が強く支持している。一方、36%が反対しており、そのうち24%が強く反対、13%はどちらとも言えないと回答している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/50_approve_trump_s_venezuela_oil_deal?utm_campaign=RR09102026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/GuntherEagleman/status/2097841686013522331/video/1

https://x.com/Acyn/status/2097825980165525711/video/1

https://x.com/Republicans/status/2097867927257018827/video/1

9/11阿波羅新聞網<集体拒收!中国一片狼藉 炸雷滚向全世界—电动车“这个车龄”正被拒收 中国传来坏消息=一斉に買取拒否!中国では悪名が轟く、世界へ広がっていく「爆弾」―EVの「ある車齢」が敬遠され、中国には悪い知らせ>

国際エネルギー機関(IEA)の報告によると、中国の中古車業者の約5分の4が、車齢5年を超える電気自動車(EV)の買取りを拒否している。これはバッテリーの寿命や交換コストへの懸念によるものである。車齢3年のEVの残存価値は新車価格の45%にまで下落しており、2023年時点の55%を下回っている。中国には現在4400万台のEVが存在し、世界で初めてこの問題に大規模に直面する市場となっている。専門家はバッテリーの状態評価が困難であることを指摘しており、昨年の中国製EV輸出が250万台を超えたことを踏まえると、欧米以外の市場でも同様の価値下落の危機に直面する恐れがある。

日本でBYDがTV広告を出しているが、中古で引き取ってもらえないことを考えると、やはり日本の車の方が良い。中国車はソフトにマルウエアが仕込まれている恐れもある。

https://www.aboluowang.com/2026/0911/2432029.html

9/11阿波羅新聞網<捣毁中共重磅行动!美顶级公司披露惊悚细节=中共の重大工作を粉砕!米トップ企業が衝撃の詳細を公表>

木曜日(9/10)、米国のトップAI企業であるAnthropicは、150ページに及ぶ脅威インテリジェンス報告書を発表した。その中で、カトリック、チベット仏教、法輪功、台湾のキリスト教徒グループを標的とした中共による宗教関連の諜報工作を阻止したことが明らかにされた。報告書によると、同社は中国国内に拠点を置き、中国政府の支援を受けた諜報工作に関与していると見られるアカウント群を停止した。工作員らは、同社のチャットボット「Claude」を分析チームの一員として利用し、アジア各地の宗教指導者や華人コミュニティに関する中国語のファイル(人物・団体情報)を構築しようとしていた。

信仰の自由も結社の自由もない共産主義。

https://www.aboluowang.com/2026/0911/2432025.html

9/11阿波羅新聞網<蔡奇出头!高层恐惧达到最高峰=蔡奇が前面に!上級幹部の恐怖が最高に>

最近の情報によると、中共内部で2025年末に「中央社会統治工作指導小組」が密かに設立された。政治局常務委員の蔡奇が組長を務め、中央統一戦線工作部長の李干傑、中央宣伝部長の李書磊、中央政法委員会書記の陳文清、中央全面深化改革委員会弁公室常務副主任の穆虹が副組長に就任している。報道によると、中共がこの「中央社会統治工作指導小組」を設立した目的は、党による社会工作の指導体制を整備し、社会統治業務を強化することで、社会の安定を維持することにある。

蔡奇は北京市長時代、農民工の多く住むスラム街の整理のため、放火して「強制立ち退き」させたとの噂がある。事実はどうか分からないが、冷酷な人間であることは確か。

https://www.aboluowang.com/2026/0911/2431817.html

9/11阿波羅新聞網<叛军挺进!全球航运第二咽喉告急—伊朗盟友大捷!川普面临严峻考验=反政府勢力が進撃!世界の海運における「第二の要衝」は風雲急—イランの同盟勢力が大勝利!トランプは厳しい試練に直面>

アポロネット王篤若の報道:フーシ派が紅海沿岸の港湾都市モカを奪取、マンデブ海峡への脅威が増大

イエメン政府軍関係者および地元住民が9/10に複数の国際メディアへ語ったところによると、イランの支援を受けるフーシ派武装組織が紅海沿岸の港湾都市モカ(Mocha/Al-Mokha)に進入し、親政府勢力は南方のドゥバブ(Dubab/Zubab)方面へ撤退した。これは近年のイエメン内戦における西海岸での最も重要な版図変動の一つであり、世界の海運における「第二の要衝」であるマンデブ海峡のリスクを著しく高めるものである。

オーストリアの中東安全保障アナリスト、プズタイはアルジャジーラに対し、タイズとモカを結ぶ道路が遮断されたことは政府軍にとって大きな打撃であると述べた。また、フーシ派には独自の戦争目標があり、必ずしもイランの「操り人形」というわけではないとも指摘した。一方、サウジアラビアのアナリストは、モカの陥落は反フーシ派陣営の分裂をより露呈させるものであり、リヤド(サウジ政府)は対抗措置を講じる可能性があるものの、長期化する地上戦への再突入は避け、海上安全保障については多国間枠組みを模索するだろうと見ている。

現時点で確認できるのは、フーシ派が紅海沿岸に重要な拠点を確保し、マンデブ海峡がもはや単なる「遠距離からの嫌がらせ攻撃が行われる地域」ではなくなったということだ。海運会社による対応、護衛体制の構築、そしてサウジアラビアの次なる軍事的反応が、この事態が局地的な戦闘にとどまるか、それとも世界のエネルギー輸送路の継続的な遮断へと発展するかを決定づけることになるだろう。

サウジが介入してフーシ派を海運の邪魔にならないようにしないと。

https://www.aboluowang.com/2026/0911/2431926.html

近藤氏の記事では、習・中共の「ロシア・韓国・米国」を巻き込んだ「反日統一共同戦線」構築は北野幸伯氏がずっと言ってきました。でも安部氏によるQUADやFOIPで引っ繰り返されたと。安部時代と今の違いは、トランプ2.0で、①トランプは米政界把握に自信を持っていることと、②安部氏は日本にもういないということです。高市首相としては日本の安全保障上、米国と離れるわけにいかず、ハッキリ米国支持を打ち出している所が、中ロの癇に障るところでしょう。それで、世界に嘘をばら撒いている訳です。南京事件はないものをあったことにし、通州事件や六四事件はあったものをなかったことにする、中国人の得意な欺瞞です。ヤルタ会談は英米ソの集まりだから中国は当然参加していなかった。中国は軽んじられていたということ。筆者の言うように「新ヤルタ会談」で世界秩序=領土を分け合うことができるのか?トランプは、中ロは米国の敵と明言しているのに。また映画『カイロ宣言』のポスターで中共は蒋介石の代わりに参加していなかった毛沢東にすり替えたので問題になった。左翼(含む中共)は歴史の改竄・捏造を平気でする。嘘つき中国人の言うことをまだ信じる人がいることが信じられない。歴史戦は正しい歴史を学ぶことから始まる。筆者の見方は、左翼プロパガンダに近い。騙されないように。

https://www.recordchina.co.jp/b116722-s0-c30-d0039.html

記事

9月3日を強調する中国

1945年9月2日、東京湾に浮かぶアメリカの戦艦ミズーリ号の甲板で、日本は降伏文書に署名した。日本側の署名者は、重光葵(しげみつ・まもる)外務大臣と、梅津美治郎(うめづ・よしじろう)参謀総長である。

一方の「戦勝国」(連合国)側は、計9カ国の代表が署名した。アメリカ、中華民国(台湾)、イギリス、ソ連(現ロシア)、オーストラリア、カナダ、フランス、オランダ、ニュージーランドの各代表たちだ。

1945年9月2日、ミズーリ号での調印式

中華人民共和国(中国)は、1949年に建国したため、署名には加わっていない。だが中国では、この署名式が行われた翌3日を、中国人民抗日戦争勝利記念日に指定している。

かつ習近平主席は、自らの政権を発足させて間もない2014年2月27日、わざわざ全国人民代表大会常務委員会(国会)で、この日を国の「勝利記念日」にすることを確定させている。つまり毎年この日に、全国津々浦々で「記念イベント」を行うようにということだ。

実際、昨年の9月3日には、「中国人民抗日戦争勝利80周年」と銘打って、北京の天亜門広場で大々的に軍事パレードを敢行した。習近平主席、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が揃い踏みとなったことで、世界の耳目を集めたのは、まだ記憶に新しい。

標高4000mの「抗日精神」

今年の9月3日、習近平主席は、後述するエジプト国賓訪問から帰国した日だったので、一連の活動には参加していない。派手な軍事パレードも行わなかった。

代わりに北京では、李書磊(り・しょらい)党中央宣伝部長が主催して、記念の座談会を開いた。かつ全国で81周年のイベントが開かれた。

CCTV(中国中央広播電視総台)のニュースを見ていたら、アナウンサーが厳粛な表情で、新疆(しんきょう)ウイグル自治区でのイベントまで伝えていた。

「標高4000mを超えるカラコルム高原でも、新疆軍区のある部隊は、革命教育の授業を雪山の頂上で実施しました。将兵たちは厳粛に宣誓を行い、国境防衛への信念を固め、忠誠心と責任感に満ちた気概を鍛え上げたのです。また、将兵たちは全軍で最も標高の高いカンシワ烈士陵園を訪れ、厳粛な追悼の儀式の中で、英烈に敬意を表し、初心を新たに固めました……」

高度4000mでの抗日戦争勝利の式典(CCTV)

そんな高地で走ったり、「抗日の精神」を叫んだりして、高山病にかからないのかと思ってしまう。だが軍人にとっては、標高4000mで「抗日の精神」を叫ぶことも「仕事の一環」なのだ。

2日連続吠えた戦狼外交官

中国外交部は相変わらず日々、日本批判を続けているが、9月2日と3日の定例会見では、ひときわ声を荒らげた。この両日の郭嘉昆(かく・かこん)報道官の発言要旨は、以下の通りだった。

(9月2日)「1945年9月2日、日本政府は正式に降伏文書に署名し、『ポツダム宣言』の全条項を受け入れた。これにより、日本の軍国主義が侵略戦争を仕掛けたということが確認された。この歴史的な結論は改竄(かいざん)を許さず、戦後の国際秩序はなおさら挑戦を許さない。

今日、日本の政権当局は、歴史的責任について言及を避けるばかりか、第二次世界大戦のA級戦犯を崇拝し、侵略犯罪を歪曲・美化し、『再軍事化』を加速させ、平和憲法の改正を図り、ほぼすべての近隣諸国と関係を悪化させ、他国の内政に公然と干渉し、さらには武力による威嚇さえ行っている。日本の『新型軍国主義』という『灰色のサイ』が猛スピードで迫ってきており、アジア太平洋地域の平和と安定に再び脅威をもたらしている。こうした背景において、『国連憲章』を全面的に遵守し、「敵国条項」を再確認することは極めて必要である。

われわれは、日本当局に対し、『降伏文書』で確認された国際的義務を確実に遵守し、歴史を直視し、歴史を教訓として、軍国主義と徹底的に決別し、具体的な行動をもってアジアの近隣諸国および国際社会の信頼を得るよう強く求める」

9月2日の中国外交部定例会見でも日本に吠えた(中国外交部HP)

(9月3日)「『中国人民抗日戦争勝利記念日』が制定されたのは、日本軍国主義の侵略が中国人民および世界の人々に与えた甚大な惨禍を深く銘記し、世界の人々に歴史を忘れることなく警戒を促し、第二次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序を断固として守り抜くことを目的としている。

長年にわたり、日本の右翼勢力は侵略の歴史を覆(くつがえ)そうとし、戦後の国際的取り決めや国際的義務から逃れようとしてきた。強調すべきは、『カイロ宣言』『ポツダム宣言』、及び『降伏文書』といった一連の国際的な文書が、法的に日本の敗戦国としての地位を確立し、軍国主義の根絶、軍事産業の廃止、戦争能力の破壊、再軍備の禁止といった敗戦国の義務を明確に規定していることである。

これらの戦後の国際的取り決めは、歴史の真実と国際的正義を貫くものであり、軍国主義の再燃を防ぐために築かれた制度的な防衛線であり、さらには世界反ファシズム勝利の成果を確固たるものとするものである。

われわれは日本の右翼勢力に対し、日本が国際的義務を厳守し、軍国主義の残滓を徹底的に清算し、平和的発展を堅持することこそが正道であると警告する。中国は、世界中の平和を愛する国々と共に、日本の『新型軍国主義』が『国家を正常化させる』という衣(ころも)をまとって勢力を拡大し、地域を混乱させ、世界に害を及ぼすことを断固として阻止していく」

日本は「灰色のサイ」なのか

9月2日の発言にある「灰色のサイ」(グレー・リノ)とは、金融用語で「起こる確率が高く大きな問題になると分かっていながら、軽視されて見過ごされがちな重大リスク」を指す。日本はサイだと言うのだ。

何ともおどろおどろしい先週の二日連続の発言だったが、要は「戦勝国の論理」を振りかざしているのである。冒頭に記した9ヵ国が戦勝国で、日本は敗戦国。これが第二次世界大戦後の国際秩序であり、いま日本は「戦後の国際秩序」に挑戦するとんでもない行為を行おうとしているという論理だ。

日本からすると、まるで荒唐無稽(こうとうむけい)に映る。だが習近平主席は、大マジメにこのように考えていると思われる。それは、政権発足時から方向性が一貫しているからだ。

2013年3月に習近平政権が発足した時も、日本の安倍晋三政権との関係は緊張関係にあった。

習政権は、同年9月5日、6日にロシアのサンクトペテルブルクで開かれたG20(主要国・地域)サミットを勝負どころと捉えた。主催国のロシアも9月3日を「第二次世界大戦勝利の日」に定めていたため、「戦勝国」のロシアやアメリカを巻き込んで、一気に日本包囲網を築こうとしたのだ。

ところが、習近平政権の目論見は「不発」に終わった。直前の8月21日、アメリカのバラク・オバマ大統領が「(シリアの)アサド政権が(反体制派に対して)化学兵器を使用した証拠を掴んだ」として、「シリアを空爆する」と発表したからだ。

これによって、G20はシリア問題一色となった。アサド政権の後ろ盾はロシアであることから、アメリカとロシアの緊張感が増した。そんな中で、中国が持ち出した歴史問題など、誰も関心がなかった。

それでも習近平主席は、同年10月7日、8日にインドネシアで開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で、再び日本の歴史問題を掲げた。だがこちらも「不発」に終わった。

2013年10月3日、ジャカルタで演説した習近平主席(中国外交部HP)

この時、アジアが共鳴したのは、習主席が掲げたもう一つの外交政策だった。それは「一帯一路」である。中国とヨーロッパを陸路と海路で結ぶ広域経済圏構想だ。

以後、中国は矛(ほこ)を収めざるを得なくなった。どの国も「20世紀半ばの話」より、「いまの喫緊の問題」の方がはるかに大事だからだ。

だが、2026年になって、「世界の空気」は変わった。最も変わったのは、アメリカである。

ドナルド・トランプ大統領は、周知のように、過去100年のアメリカ外交の大転換を図っている。

トランプが変えた世界

最大の転換点は、アメリカ外交の軸足を、「価値観を共にする同盟国か、共にしない非同盟国(対立国)か」という観点から、「アメリカの利益になるかならないか」という観点に移したことだ。それによって、アメリカから見て、いま世界で主に二つの「激変」が起こっている。

一つは、「価値観を共にする同盟国」との対立・軋轢(あつれき)である。トランプ政権は同盟国に対しても、遠慮なく高関税をかけたりする。

そもそも「価値観を共にする」という自覚すらない。だからNATO(北大西洋条約機構)や米韓軍事同盟などにも懐疑的である。もしかしたら本心では、日米軍事同盟にも同様かもしれない。

そのため、EU諸国、イギリス、カナダ、オーストラリア、韓国などとの関係がギクシャクしている。日本は高市早苗政権が、他国では考えられないほど卑屈(ひくつ)な態度を取り続けることで、かろうじて「良好な関係」を保っているが、それがどこまで続くかは不明だ。

もう一つは、「価値観を共にしない国」との関係改善である。トランプ大統領は、最も価値観を共有しないと思われる北朝鮮の独裁者・金正恩委員長とさえ、1期目の時に3度も会談し、いままたラブコールを送っている。先月は、金委員長に気を遣って米韓合同軍事演習を途中で打ち切ってしまった。

ウクライナ戦争を起こしたプーチン大統領とも、何度も首脳会談を重ね、意気投合している。昨夏には、アメリカに招待したほどだ。

こうした態度は、中国の習近平主席に対しても同様だ。トランプ大統領は公の場で、もしくは日々つぶやいているSNSで、習近平主席の悪口を一度も言ったことがない。逆に何十回となく誉め称えている。

今年5月14日に北京で行われた米中首脳会談(中国外交部HP)

そして、今年5月13日から15日に北京を訪問。今月24日には、習主席を国賓としてホワイトハウスに招いて、米中首脳会談を行う予定だ。その後、11月18日、19日には中国の深圳(しんせん)でAPEC(アジア太平洋経済協力機構)首脳会議があり、12月14日、15日には米マイアミでG20主要会議があるので、今年は計4回も会談するかもしれない。

こうした「追い風」を背に、習近平主席が再び、持論である「戦勝国の論理」を持ち出してきているのである。換言すれば、日本を非難するだけでなく、世界を巻き込んで「日本包囲網」を敷こうとしているのだ。

「仲間作り」に励む中国

日本はかつて安倍政権の頃、いろんな形で「中国包囲網」を敷こうとした。2006年の「自由と繁栄の弧」に始まり、TPP(アジア太平洋パートナーシップ)協定、FOIP(自由で開かれたインド太平洋)、QUAD(日米豪印)などだ。

ところがいまや、中国の方が「人類運命共同体」の名のもとに、日本包囲網を敷こうとしているのである。「人類運命共同体」も習近平政権の外交スローガンだが、いまは「(敵対する)日本とフィリピンを除く」となっている。そしてその支柱にしているのが、「戦勝国の論理」なのだ。

そのため、このところ習近平主席は、積極的な外交を展開している。8月30日から9月3日まで、キルギスとエジプトを訪問した。前者は中央アジアを、後者は中東を「制する」目的だ。

8月31日と9月1日にキルギスの首都ビシケクで行われた上海協力機構(SCO)首脳会議には、習近平主席を除くと、次の18人の首脳が参加した。

  1. 1. ロシアのプーチン大統領、➁インドのナレンドラ・モディ首相、③イランのマスード・ペジェシュキアン大統領、④キルギスのサディル・ザハロフ大統領、⑤カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領、⑥ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、⑦パキスタンのシャバーズ・シャリフ首相、⑧タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領、⑨ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領、⑩アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、⑪アルメニアのニコル・パシニャン首相、⑫エジプトのフセイン・エイサ副首相、⑬ラオスのトンルン・シスリット書記長、⑭モンゴルのウフナギーン・フレルスフ大統領、⑮トルコのレジェップ・エルドアン大統領、⑯ベトナムのヴォー・ティ・アイン・スアン副主席、⑰トーゴのフォール・ニャシンベ閣僚評議会議長、⑱国連のアントニオ・グテーレス事務総長

ビシケクでの上海協力機構首脳会議(中国外交部HP)

上海協力機構は、1996年に中国の上海に5ヵ国が集まったのが嚆矢(こうし)である。2001年にいまの形を整え、事実上の中国を中心とした中央ジア有志連合のような集まりになっている。そこにこの10年、中国べったりでやって来た国連のグテーレス事務総長が加わった。

この首脳会談の映像をCCTVで見ていて、気になったシーンがあった。習近平主席が例によって、長広舌を述べていた。習主席の演説は、とにかく退屈で長い。それにもかかわらず、プーチン大統領とモディ首相が、熱心にメモを取っていたのである。

中国国内では、習主席は会議の場で話すことはすべて「重要講話」とされ、出席者は全員、常にメモを取っている。別に義務づけられているわけではないが、そうしないとすぐに失脚の憂(う)き目に遭うから、誰もが必死にメモを取る。もしくはメモを取る仕草をしている。

国際会議の場ではもちろん、そんな義務はない。だが習主席は、自分がスピーチしている時、熱心にメモを取っている首脳を見ると、非常に嬉しそうな表情をする。そのため総じて、中国に媚(こ)びたい首脳は、「メモ取りアピール」に余念がない。

中東でも“中国待望論”

今回それを、プーチン大統領とモディ首相がやっていたのだ。両首脳は、一体どんな目的があったのだろう?

ともあれ同行した王毅外相は、3日に帰国後、こう総括した。

「25年前、上海協力機構は(上海の)黄浦江のほとりで発足し、現代の国際関係に新たな一ページを切り開いた。この25年間で、6つの創設加盟国からアジア・ヨーロッパ・アフリカの3大陸にまたがる27ヵ国へと拡大し、時代の潮流に順応し、各当事者のニーズに応える地域協力の道を切り拓いてきた。世界の人口のほぼ半分と経済規模の4分の1を結集する発展の合力を生み出し、大国間、隣国間、大小の国々の間の関係の模範を確立した。

習近平主席はビシケク首脳会議に出席し、3つの『最も』を用いて上海協力機構の発展と成果を述べた。それは世界で最も広大な領土、最多の人口、そして巨大な潜在力を有する新型の地域協力組織を構築したことだ。

さらに習主席は『4つの堅持』を提唱した。すなわち、発展を優先し、共同繁栄の展望を切り開くこと;安全を最優先とし、普遍的な安全の環境を醸成すること;人間を中心に据え、世代を超えた友好の基盤を深く根付かせること;対話と協議を堅持し、公平かつ秩序あるガバナンスを整備することである。

『ビシケク宣言』を発表し、昨年の天津での首脳会談の成果を踏まえて『上海協力機構憲章』を改定。安全保障、経済、人文協力、組織構築などに関する約30件の協力文書を採択した」

習近平主席は続いて、10年ぶりにエジプトを訪問した。こちらは、2月のトランプ政権によるイラン空爆以降、大混乱となっている中東の情勢を鎮めるべく、アブドルファッターフ・エルシーシ大統領と会談するのが目的である。

換言すれば、トランプ大統領への失望感が漂う中東では、「習近平待望論」が起こっているのだ。当のトランプ大統領さえ、イランとの関係が収拾不能になってしまい、中国の調整能力に期待しているフシがある。

9月2日、彭麗媛夫人と共に大エジプト博物館を訪問(中国外交部HP)

エジプトでの1泊2日の日程は、表向きは「大エジプト博物館視察」などとなっていたが、肝心の部分は発表されていない。王毅外相も言葉少なで、わずかにこう述べているだけだ。

「現在の国際情勢はますます不安定化しており、ガザ地区での戦闘は長期化し、アメリカ・イスラエル・イラン間の紛争も再燃している。中央アジアの奥地からアフリカ大陸に至るまで、今回の旅路で最も強く感じたのは、国際社会が中国の意見や提案を、より重視しており、混乱した状況の中で中国が責任を果たし、公平と正義を擁護し、より大きな役割を果たすことを期待しているということだった」

「新ヤルタ会談」はあるのか

習近平主席は今週末の9月12日、13日、大量のビジネス随行団を引き連れて、インドのニューデリーで行われるBRICS(主要新興国)首脳会議に出席する。習主席のインド訪問は7年ぶりで、2019年以降ギクシャクしていたモディ政権との関係の完全修復を目指す。

一番の目的は、このところトランプ政権との関係が悪化しているインドを、中国側に引き寄せることだろう。中央アジア、中東、インドと廻って味方につけた後に、「本命」であるトランプ大統領との24日の「大一番」に臨もうとしているのである。

さらに、習近平主席の「野望」は続く。それは、11月18日、19日に自ら主催する深圳APECで、トランプ大統領、プーチン大統領との「3巨頭会談」を実現させることだ。

1945年2月に第二次世界大戦後の秩序を決めた「ヤルタ会談」

これは「新ヤルタ会談」と呼んでいい。1945年2月、クリミア半島のヤルタに、アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領、イギリスのウインストン・チャーチル首相、ソ連のヨシフ・スターリン書記長が一堂に会し、約1週間にわたってヤルタ会談を開催。そこで第二次世界大戦後の国際秩序の骨格を定めてしまった。

同様に、トランプ・習近平・プーチンの3巨頭によって、世界秩序を再確認しようというのである。これこそまさに、習近平主席が長年、切望していた「戦勝国の論理」なのである。

これは日本から見れば、巨大な津波が迫ってきているようなものだ。そのため本来なら、国会のない8月から9月、高市早苗首相は習主席の2倍、3倍もの外交日程をこなし、「仲間」を増やして抵抗しないといけない。

それなのに連日、首相官邸で「引きこもり」のような日々を過ごしている。このままでは11月に、日本が「悪夢」を見ることになるだろう。

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