『ジャック・マー突然の引退発表の謎 習近平による締め付け強化警戒の説も浮上』(9/12日経ビジネスオンライン 福島香織)について

9/10Fox News” Email shows Google tried to help elect Clinton”

“An email obtained exclusively by ‘Tucker Carlson Tonight’ reveals that a senior Google employee deployed the company’s resources to increase voter turnout in ways she believed would help Clinton win the election. #Tucker”

ロシア疑惑どころではないでしょう。特定の候補者の為に会社の資産を活用して勧めるなんて。結果は、Latinoは期待通りの動きをせず、トランプが勝ったわけですが。今度の中間選挙でも共和党候補を落とすために、何かしでかすかも。

https://www.youtube.com/watch?v=k7iPJMCxOZY&feature=push-fr&attr_tag=nz_svEx9q8KWhxuX%3A6

9/12Asia Times“US trade war could cost millions of jobs in China”

米中貿易戦争で、JPモルガンの予想ですと、中国側に300万人の失業者が出ると、また多国間投資銀行の予想では最悪のシナリオで550万人の失業者と1.3%のGDPの低下を齎すと。

http://www.atimes.com/article/us-trade-war-could-cost-millions-of-jobs-in-china/

9/15阿波羅新聞網<外面大饥荒 毛泽东的性欲变本加厉=外は大飢饉なのに毛沢東の性欲は更に強くなる>

毛沢東は大飢饉の前夜、茅台酒を飲み、ダンスに明け暮れる

この記事は李志綏著の『毛沢東の私生活』の抜粋です。記憶によれば、毛は女性をとっかえひっかえダンスしてはベッドに連れ込むことをしていたので性病になったと書かれていたと思いました。この記事でも、そう記述されています。トリコモナス菌が伝染ったと。相手は地方の貧農の娘たちで、毛に抱かれるのを光栄と思い、最初は天真爛漫であったが、狎れるに従い、関係を吹聴して、共産党内での昇進を図ったと。

こういうスケベ親父で、かつ中国人を大量餓死・大虐殺した張本人の額を天安門に掲げて敬っているのですから、共産主義が如何に人道から外れるかが分かろうと言うものです。習は毛沢東を尊敬しているとのことで、中国共産党の大陸支配は毛が作り、習が滅ぼす役割を果たすのでは。

http://www.aboluowang.com/2018/0915/1174332.html

9/13希望之声<美农业官员:因一原因 美国农民未被关税动=米国農業関係の役人:ひとつの理由で米国農民は中国の関税に動揺していない>米国の通商代表部首席農業交渉官のグレゴリー・ドウドは13日に「中共政府は米国農業に報復関税をかけて、農民を動揺させて、トランプ政権支持を動揺させようと意図した。しかし、米国農民は依然として動揺していない。原因は中国の米国農業の貿易に関してずっと公平とまでは言えないからだ」と述べた。中国はWTO加盟時の約束を今もって守っていない。農産品には高関税をかけ、米国産の肉に非関税障壁を作り、米国はWTOに中国の農産品に対する補助金や輸入割当について訴えたのが数回あり、今までにないケースであると。

CNBCの報道によれば、アイダホ農民のエリック・ネルソンは「農民は売れる値段によって種まき作物を変えざるを得ない。しかしトランプ支持は変わらない」と。「もし、あなたと貿易のパートナーの関係がおかしくなれば、自分を強くし、双方にメリットが出るよう努力するだろう。トランプが今やろうとしているのはこれだと思っている」と述べた。

昨日お伝えしたNHKのニュースとは大分趣が違っています。民主党寄りのニュースソースから拾っているのでそうなるのでしょう。彼らは何故トランプが勝利したのか今もって分かっていないのでは。

https://www.soundofhope.org/gb/2018/09/13/n2169564.html

福島氏の記事では、馬雲がやはりなぜこの時期に唐突に引退を発表したのか疑問に思っていたことが、少し解けたかと。裏には共産党の民営企業の有無を言わさない乗っ取りが仕組まれ、彼は逃げをうったのは間違いないでしょう。でも引退したからと言って、中国では安泰になる訳ではありません。何せ近代法学とはなじみのない国で、人治の国のままですから。日本が不平等条約解消の為、憲法を始めとする法整備をし、運用もキチっとしてきたのとは全然違います。共産党にとって時効の概念なんてありませんから。都合が悪くなれば、でっち上げでも何でもして、逮捕・拘留、最悪は財産没収・死刑でしょう。こんな国でビジネスしたいと思いますか?中国人は日本に来て帰化し、中共の魔の手から逃れたいという気持ちも分かりますが、国防動員法ができ、日本と戦争状態になった時に、大陸の親戚が皆殺しになる恐れがあるのに、中共の指示したとおりに動かないというのは考えにくいです。早く中共を打倒することが世界平和にとって一番良いことです。

記事

54歳の若さで引退を発表したアリババ会長のジャック・マー(写真:Imaginechina/アフロ)

三輪自動車の運転手から一念発起して大学進学、英語講師を経て時代の変化を読み取って中国IT界の寵児にまでのし上がった立志伝中の人物であるジャック・マー(馬雲)が突然の引退を発表した。まず9月7日、米国メディアが彼の取材をもとに引退を報道し、8日にアリババ本社がその報道を否定するも、10日に馬雲自身が来年の誕生日にトップ交代すると書面で発表、という流れであったので、先週末はアリババ株が一瞬、3.77%ほど急落した。馬雲54歳の若さでの引退に、いろいろ邪推してしまうのは、やはりeコマースの雄、京東集団の劉強東の性犯罪疑惑が起きたことだ。中国IT業界で何が起きているのだろうか。

ニューヨークタイムズ(NYT)が9月7日に報じたところによると、大手eコマースアリババの会長・馬雲は会長職を引退して、教育慈善事業に専念するという計画を伝えた。その決心の理由として、中国のビジネス環境が悪化しており、北京および国有企業が企業運営に対してますます干渉してくるようになったことがあるという。習近平政権下で、中国のインターネットは飛躍的に発展したが、同時に政府のコントロールもますます厳密になった。中国経済は債務問題がますます深刻になり、さらに米国との貿易戦争に直面していると解説し、「望むと望まぬにかかわらず、馬雲は中国の民営企業部門の健全度と前途の一つの象徴である」「彼が楽しいかどうかにかかわらず、彼の引退は“不満と懸念”の表れだと受け取られるのである」と『アリババ・ジャック・マーの商業帝国』を著したダンカン・クラークの論評を付け加えた。

この報道直後、アリババ本社は「(もともと大学の講師だった)馬雲は今も日々、社員を教育しているし、再び教師になりたいという思いもあるので、彼の(NYTへの)発言は当たり前のことだが、馬雲が引退するというのは、一部の発言を切り取った不正確な表現」「馬雲は董事局主席に残り、幹部の育成にかかわる」と否定。馬雲のインタビューをもとにしたサウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)も9月10日の馬雲54歳の誕生日にアリババの世代交代計画が発表されるのは事実だが、米メディアが報じるような離職、引退ではなく、10年前から練られていた経営陣若返り計画だと、ビジネス環境悪化説を否定した。

10日に馬雲自身が公式に行った発表によれば、来年9月10日、馬雲はアリババ董事局主席を引退し、アリババ集団現CEOの張勇が後任となる。この後継者計画はすでに10年前から準備されており「これで、独特の文化、後継者人材を育成し鍛え上げる一つのシステムを打ち立てることができ、企業が発展をいかに伝承するかという難題をクリアできたという確信がある」と語った。

後継者指名された張勇は2015年からアリババCEOに就任。11月11日の「おひとり様の日セール」を発案した有能な経営者。馬雲はこの3年間、張勇の商才と指導者としての力量を見極めた。「張勇はアリババパートナー制度のメカニズムで育成された傑出したビジネスリーダー。リレーのバトンを彼のチームに渡せたことが、私が現在すべき最も正確な決定である」と語っている。

若手の星・劉強東の性的暴行疑惑

ちなみに馬雲は依然アリババの社員番号1番の社員でありパートナーであるという意味ではアリババから完全引退ではないといえる。だが、やはりアリババの経営から手を引くという意味では完全引退。アリババ脱貧困基金主席、馬雲公益基金の創始者、国連貿易発展会議青年創業・小企業特別顧問といった公職は継続するといい、「教育に回帰したい。自分のやりたいことをやれることが何よりも興奮し幸せである」と語った。

自分の誕生日であり「教師デー(老師節)」の9月10日に、本当にやりたいことは教育だといって、時価総額4200億ドル企業のトップからあっさり身を引いた。それだけを読むと、美談っぽい話で確かにNYTが最初報じたニュアンスと違う。だが、これが米メディアの「フェイクニュース」と断言しがたい背景も確かにあるのだ。その一つが劉強東の性犯罪容疑あるいはハニートラップ事件。

劉強東は、中国のeコマース企業・京東集団(JD.com)の董事局主席兼CEO。馬雲より10歳若い1974年生まれで、人民大学社会学部卒業後の1998年、北京中関村で京東公司を設立。2004年に本格的にeコマース分野に進出し、2014年にはナスダックに上場。その間、EMBAを取得したり、コロンビア大学に留学したり、コロンビア留学中に出会ったネットアイドル・章沢天と結婚したりと話題を振りまいてきた。2012年にはビジネスエリート長者番付40歳以下の部で1位、2016年にはフォーブス中国版長者番付16位。その飛躍ぶりからアリババを抜くのは時間の問題といわれていたeコマース界の若手の星である。だが、その輝かしい未来に突然影が差した。

2018年8月31日、出張先の米ミネソタ州ミネアポリスで女性に性的暴行を働いたとして地元警察に逮捕されていたと米メディアが報じたのだ。9月1日午後には釈放されたが、ミネアポリス警察当局は現在も捜査中。京東サイドは当初、劉強東は「虚偽の主張」で拘束され、取調べによって証拠が見つからなかったから釈放されたのだと冤罪を主張していた。釈放には保釈金も必要なく、米国出国制限もないので劉は帰国して通常の業務についているという。

興味深いのは中国メディアがかなり詳細かつ慎重に報じているということだ。

財経ネット報道を参考にすると、劉強東はミネソタ州立大学と清華大学経済管理学院の合同DBAプログラムに参加するために訪米した。8月27日に妻子を連れてプライベートジェットでミネアポリス入りし、29日夜には家族でミネトンカ湖上の遊覧船で晩餐会を行った。この晩餐会に被害を主張する25歳の中国人女子留学生も参加していた。事件は30日夜に発生した。市内の日本食レストランで、劉強東は清華大学経済管理学院教授の崔海濤が引率してきた学生、留学生らも招いて晩餐会を開き、例の女子留学生も参加。この席では32本の葡萄酒が空けられ、かなり乱れた酒宴となった様子が、レストランの従業員らに証言されている。

ハニートラップをかけられた可能性も?

この晩餐会のあと、酔った女子留学生は劉強東に学生寮まで送ってもらった。だが、その女子留学生からその夜午前2時ごろ、警察に通報があった。女子留学生は男友達の助けを借りて警察に連絡をしたというが、警官が駆け付けてみると、「間違いました、すみません」と言うだけだった。31日夜も有名イタリア料理店で留学生たちを招いた宴会が開かれ、その女子留学生も参加。9月1日午前1時ごろ、その女子留学生は学校職員の助けを借りて警察に通報した。警察が呼び出されたのはミネソタ州立大カールソン管理学院の小教室で、そこにいた劉強東が、性暴行既遂として逮捕されたのだった。劉強東はそこで女子学生と会う約束をしていた、と主張した。

以上のような流れを追うと、劉強東は中国女子留学生からハニートラップをかけられた可能性を完全に否定できるものではない。だが、夜中に小教室に劉強東がいたことも事実で、下心を持ってそこにいたことも間違いなかろう。もし米国で暴行罪が起訴となれば、懲役12年くらいになる重い刑罰が科される可能性もあるのだから、大企業トップとしては迂闊と言わざるを得ない。当然市場は動揺し、9月3日の報道から2日間で京東株は16%近く暴落、約70億ドルが蒸発した。下手をすれば、株主利益を棄損したとして株主訴訟も起きかねない状況だ。

当初、性的暴行の可能性を「虚偽の主張」と一刀両断していた京東サイドも、その後の英文公式発表はちょっとニュアンスが変わり、「虚偽」という表現は使わなくなり、劉強東が警察の捜査に協力的であることを強調し、株主訴訟が起きた場合は、積極的に処理するなどとしている。これは、おそらく弁護士などから米国の強姦罪成立の条件が、中国の常識とは大きく違い、性交渉の合意がかなり厳格であり、相手が泥酔など正常な判断が下せない状況で合意が成立しない可能性も指摘されたからかもしれない。ちなみに、女子留学生を劉強東に引き合わせたとされる重要証人の崔海涛は早々に帰国している。

さてここからはゴシップ・流言飛語の世界に足を踏み入れたい。

男尊女卑の根強い中国には「性賄賂」が横行している。それは大学においても同じで、金主や政治家にさまざまな資金援助や便宜を得る見返りに女子学生にキャバクラ嬢やそれ以上の真似事をさせることがある。女子学生は単位や奨学金、留学チャンスなどと引き換えにそれに応じることもある。崔海涛は昨年のDBAプログラムでもよく似たことをやったという匿名証言が一部で流れた。そう仮定すると、引率の教授が特定の女子留学生を何度も劉強東に引き合わせたことも、彼女の名前が劉強東の初恋の人と同じであったというのも偶然ではなかったかもしれないし、彼女が警察に通報しながら逡巡したのも納得できよう。

さらに噂は続く。この女子留学生に、劉を告発するように仕向けたのが中国共産党組織である、と言う話だ。大した根拠はない。匿名の事情通の証言のほかは、崔海涛の授業が9月以降休講になり、彼のプロフィールが彼の所属する清華大学長江商学院のサイトから消えているということだ。内部で彼が責任を問われているもよう。こうしたアカデミズムの性賄賂は本来、学生側も見返りがあるので表ざたになりにくい。見返りを反古にして告発しても、大学側が圧倒的に強権力なわけだから、もみ消されるのが普通。米国司法がフェアであっても、大学関係者が完全否定すれば、証拠不十分で起訴にまで持ち込めない。中国人はそんな無理な反撃はしない。その反撃ができるのは、自分側に大学より強い権力がついたとき。つまり、共産党の強い権力が劉東強を揺さぶるために、彼女に警察へ通報をさせたと考えられるわけだ。

習近平が中国IT長者たちはじめ民営企業のCEOたちをあまり快く思っていないという噂は絶えずあった。彼らの多くは、外国からの資本提供を多く受けた多国籍企業であり、自由市場を望んでおり、習近平の権威主義経済とは本質的に相いれない。この数年、安邦保険、海南航空集団、万達集団といった民営企業のトップが失脚したりバッシングにあったりしたのは習近平が彼らの自由志向を嫌ったこともあるようだ。その流れで、劉東強の性暴行疑惑が出たとしたら、これは馬雲にとっても他人ごとではないかもしれない。

そもそも、馬雲自身、江沢民の孫で投資ファンドを運営する江志成と利益供与関係にあり、それが習近平の気にくわないことなどはかねてから指摘されていた。また、2015年に中国人民大学公共管理学の劉太剛が「アリババのビッグデータは国家安全を脅かす」と指摘するコラムを発表して以来、アリババに対する当局サイドの管理圧力も強まっている。2017年には中央銀行がアリババのアリペイはじめ電子マネーを傘下に収容する通達も出している。

空気を読んで逃げを打った?

建前はスマホ決済の安全性を高めるためだが、2019年以降、年換算で1000億円相当のアリペイ金利収入が人民銀に接収されることになる。こうした動きをみて、時代の空気に敏感な馬雲は逃げを打ったのではないか。とすると、同じような理由で、江沢民の姪と関係が深いテンセントの馬化騰や、薄熙来と一時期深い利益供与関係にあった百度の李彦宏などの立場も決して安泰ではないといえる。

馬雲の引退発表に話を戻せば、米国メディアが最初にこれを報じたことも、彼の引退計画発表演説でことさら後継者育成や世代交代の重要性を訴えたことも、習近平政権に対する最後の当てこすりのように思える。野心の強い劉強東がはめられ、賢い馬雲は逃げを打った、と言う噂が本当なら、声高にスゴイと叫ばれる中国のIT業界の前途は、実はけっこう暗雲が垂れ込めているという気もするのだ。

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