8/24日経「ワイツゼッカー演説の謎」を読んで

伊那久喜編集委員の風見鶏というコラムである。ここには『「過去に目を閉ざす者は現在に盲目となる」を日本のメデイアで最初に見出しにしたのは、調べた限りでは、演説全文を掲載した岩波書店の雑誌「世界」85年11月号である。・・・思想史研究家でもある有馬龍夫元ドイツ大使は自らのオーラルヒストリーで「演説に謝罪あるいはそれに類する表現は見当たりません」と述べる。有馬氏は演説中の次の2点に注目する。「民族全体に罪がある、もしくは無罪である、というようなことはありません。罪といい無罪といい、集団的でなく個人的なものであります」「今日の人口の大部分はあの当時子供だったか、まだ生まれてもいませんでした。この人たちは自分が手をくだしてはいない行為に対して自らの罪を告白することはできません」日本の政治家が語ったら「妄言」とか批判されるかもしれぬ内容である。ワイツゼッカー演説は半ば「神話」になった。神話と史実は違う。』とあります。小生、中国在勤時代、中国人から「ドイツは公式に謝罪したのに日本人は謝罪してない」と言われたことがありました。西尾幹二の本を読んでいたので「ドイツは公式に謝罪してない。ナチスのせいにしているだけ」と答えましたが。まあ、改竄・捏造が得意な中国の報道しか目にはいらない中国では無理からぬことです。中国人のズルイところは自分が史実を改竄・捏造しているのに日本が史実に忠実に説明しようとすると「歴史修正主義」と言って論理のすり替えをするところです。日本のマスコミも中国と同じで史実・事実を大事にしませんが、書籍や雑誌、ネットを読めば真実に近づきます。新聞・TVだけ見ていると頭が腐ります。

岩波の雑誌「世界」は左翼の愛読書で寺島実郎がよく寄稿しています。祥伝社版の『紫禁城(=故宮のことです)の黄昏』(レジナルド・ジョンストン著=清朝のラストエンペラーの愛新覚羅溥儀の英国人家庭教師)の監修をした渡部昇一氏は岩波文庫版を次のように批判。

「ところがこの文庫本は、原書の第一章から第十章までと、第十六章を全部省略しているのだ。その理由として訳者たちは「主観的な色彩の強い前史的部分」だからだという。この部分のどこが主観的というのか。清朝を建国したのが満洲族であることの、どこが主観的なのか。第十六章は満洲人の王朝の皇帝が、父祖の地にもどる可能性について、当時どのような報道や、記録があったかの第一級資料である。日本政府が全く関与しないうちに、それは大陸での大問題であった。溥儀がジョンストンと日本公使館に逃げ込んできた時の芳沢公使の当惑、その後も日本政府がいかに溥儀にかかわることを嫌ったか、その側にいたジョンストンの記述ほど信用なるものはない。また岩波文庫では、序章の一部を虫が喰ったように省略している。そこを原本に当たってみると、それは溥儀に忠実だった清朝の人の名前が出てくるところである。つまり岩波文庫訳は、中華人民共和国の国益、あるいは建て前に反しないようにという配慮から、重要部分を勝手に削除した非良心的な刊本であり、岩波文庫の名誉を害するものであると言ってよい」

岩波版の訳者の英語力にも疑問を呈している。

「訳者の略歴は記されていないので不明であるが、思想的には東京裁判史観の人らしいし、英語力にも問題がある。一例だけ挙げておく(原書450ページ、文庫本437ページ)

I need hardly say that the last persons in the world to whom the emperor would have appealed for sanctuary were Chiang Kai-shek and Chang Hsueh-liang;

(岩波訳:皇帝が誰かに庇護を求めるとすれば、世界中で一番最後に頼る人物が蒋介石と張学良であることは、あらためていうまでもない)

この岩波文庫訳では意味がちょうど反対になってしまっている。つまりthe last(最後の)という単語の意味が理解されていない。He is the last person to do such thing(彼はそんなことをやる最後の人だ=そんなことは絶対にしない人だ)というのは旧制高校向けの入試参考書にも出てくる例文である。しかし、誤訳は誰にでもあることだから、それ自体は大したことではないだろう。しかし溥儀が、蒋介石と張学良を世界中で一番最後に頼る人物だと考えていたと訳するのは、このジョンストンの本の内容 がまるで解っていなかったということになる。原文は「皇帝が庇護を求める場合、誰に頼るとしても、世界中でこの人たちだけには絶対頼りたくないのが蒋介石と張学良だった」という内容である。こんなことはジョンストンの記述をそこまで読んでくれば当然に解るはずなのだ。訳者たちが正反対に誤訳したのが単なる語学力の欠如なら許せるが、読者を誘導する意図があったとしたら―歴史の削除のやり方からみて、その可能性がないとは限らない―許せない犯罪的行為であろう。」(祥伝社版、監修者まえがき、11頁)また渡部は、岩波文庫版が「主観的な色彩の強い」として原著の重要部分を省いたことは、原作者に対する著作者人格権の侵害にあたるとする批判見解も出している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AB%E7%A6%81%E5%9F%8E%E3%81%AE%E9%BB%84%E6%98%8F

左翼は平気で改竄・捏造をします。これに留まらず、旧ソ連、中国、北朝鮮は映像をトリミングして存在しないことにしたり、存在したことにしたりしょっちゅうしています。眉に唾をつけて報道(日本の報道も含む)を自分の頭で再構成する必要があります。朝日新聞の慰安婦誤報も共産主義者(シンパも含む)による国際謀略の一環とみれば分かり易い。中国人のいつも言う「騙す人は賢く、騙される人は馬鹿」の基準で言えば殆どの日本人は馬鹿に分類されてしまう。いい加減目を覚ました方がいいでしょう。

朝日新聞のHPに英文慰安婦記事掲載、でも謝罪なし

相変わらず、他所も同様間違っていたと言い訳、「全体構図がハッキリしてない段階で、事実に対する過誤が起きた」なんて報道機関にあるまじき行為、特定政党・国に加担するプロパガンダ以外の何物でもない。捏造を否定しているが捏造以外の何物でもない。ボスニアの問題はレイプであって、高給を食んだ売春婦の話とは違う。人権問題に論理のすり替えである。来年が日韓正常化50年、so what? 大多数の日本人は日韓友好なぞ望んでいない。日本人の名誉を汚し続け、外国でないことないこと告げ口するような国と付き合いたいと思いますか?個人レベルに置き換えれば分かるはず。また、「報道の基本姿勢を変えるつもりもない」と開き直っている。こんな記事を海外に発信してもまた誤解を生むのでは。しかもこのサイトを探すのが大変なよう(小生は別のブログのサイトから見たので簡単でした)。やったというアリバイ作りのためが見え見え。しかも削除するかもしれないので、全文掲載しました。こういう会社は潰すしかない。

Look squarely at essence of ‘comfort women’ issue

2014年8月22日10時00分

By NOBUYUKI SUGIURA

Executive Editor

Japan-South Korea relations have cooled in a manner unseen in the past. One reason for the increasingly troubled relations is the large gap that exists between the two nations over the “comfort women” issue. The issue first came under the spotlight in the early 1990s. After a former comfort woman came forward to tell her story, debate and research on the topic progressed. What was gradually brought to light were the conditions that led to women having their dignity and honor severely compromised during a time of war at comfort stations created in various parts of Asia, through the involvement of the military. Now, after about 20 years, a move to review the Kono statement, which acknowledged Japanese military involvement and offered an apology, has provoked opposition from within South Korea. South Korea has also maintained a rigid position, refusing to accept the feelings of apology and remorse expressed by the Japanese government. With the comfort women issue becoming a political problem, the Abe administration conducted a study into the process behind the compilation of the Kono statement and released a report about that study in June. Groundless criticism has arisen among some commentators as well as on certain Internet sites saying, “The comfort women issue is a fabrication of The Asahi Shimbun.” Moreover, a former Asahi reporter who wrote articles about former comfort women has been maligned by name. That has led to inquiries from our readers asking, “Are those allegations true?” and “Why don’t you respond?”

We have put together special pages reflecting on our coverage of the comfort women issue because we believe that fulfilling our responsibility to our readers to explain ourselves will provide the first step toward the start of new discussions that are oriented to the future. Although we ran special coverage on the comfort women issue in March 1997, we have once again gone over the points of contention while also relying on subsequent research. In the early 1990s when the comfort women issue first came under the spotlight, research on the issue was not at an advanced stage. We continued to write articles based on the testimony given by former comfort women as well as the few documents that were available.

We have now learned that there were factual errors in some of those articles. While those errors occurred at a stage when the overall picture of the issue was not yet clear, we do reflect on the fact that there was insufficient information gathering to support those articles. Similar errors also emerged at that time in articles carried by other Japanese media outlets as well as in articles by the South Korean media. It has been pointed out that some of that inaccurate reporting has led to confusion in the understanding about the comfort women issue.

However, we absolutely cannot agree with the use of that as a reason for espousing “the comfort women issue was a fabrication” and arguing “there is no need to apologize to the former comfort women.”

The reason we cannot agree is because some of the arguments being made to protect the honor of one’s own nation by degrading the victims as “prostitutes” only incite nationalism in both Japan and South Korea and create factors to complicate the issue. We are concerned about the spread of inward-looking discourse that avoids looking at the unpleasant past and incites emotional confrontation. There is no way to erase the fact that during the war there were women who were forced to serve as sexual partners for Japanese military personnel. The essence of the issue is that comfort women had their freedom taken away and their dignity as women trampled upon.

In the 1990s, during the fighting in Bosnia, the attention of the international community was concentrated on rapes by militia members. How a nation views sexual violence toward women during times of war is now viewed internationally as a human rights issue concerning women. The comfort women issue is also connected to such contemporary themes.

When the Asian Women’s Fund, created through a combined effort of the public and private sectors, gave atonement money to the former comfort women, it also included a letter from the prime minister of the time that had the following wording:

“(Japan) should face up squarely to its past history and accurately convey it to future generations. Furthermore, Japan also should take an active part in dealing with violence and other forms of injustice to the honor and dignity of women.”

The letter contains the resolve of political leaders to proceed along a path of reconciliation by overcoming confrontations revolving around historical recognition.

Next year will mark 70 years after the end of World War II and 50 years after the normalization of relations between Japan and South Korea. However, the national security environment in East Asia is increasingly unstable. The comfort women issue is one topic that cannot be avoided in the building of a future-oriented and stable relationship with our neighbor. We will continue to report on this issue without changing our basic stance.

***

In this special coverage, we will analyze what the comfort women issue is all about and respond to the questions that our readers have about our reporting in the 1990s. We will also take a look back at the wavering Japan-South Korea relationship over the past 25 years because of this issue and also have experts present their views on the comfort women issue.

本日の日経「ロシア、人民元に接近」とロシアの声「ノーベル委員会、オバマ氏に平和賞返上を要請」の記事

本日の日経(8/23)に「ロシア、人民元に接近」の記事が載りました。オバマが大統領になってからのアメリカの衰退は目を覆わんばかりです。オバマは「アメリカは世界の警察官ではない」と世界に発信しました。こういう発言は世界のならず者国家を増長させるだけです。アメリカの弱体化を見越して、ロシアや中国は好き勝手に振る舞うようになりました。中国とロシアは$の基軸通貨体制に穴を開けようとしています。今アメリカが$を発行するときの差益が年3兆円あるとの記事をどこかで読みました。イラクのフセインを打倒したというのも石油ではなく、フセインが石油取引を$でなく€に切り替えたからと言われております。ロシアはウラル以東の人口が600万~700万人しか住んでおらず、中国人がドンドン シベリアに進出してきているので領土を中国人に奪われないか心配しています。アメリカがロシアを追い込めば追い込むほどロシアは中国寄りになります。オバマはそこが分かっていません。本当の敵は誰かと。中国はBricks投資銀行、アジアインフラ投資銀行、上海協力機構開発銀行とかを設立し、欧米のような独裁者に厳しい条件をつけることなく融資しようとしています。間違いなくブレトンウッズ体制に対する挑戦です。日本がアジア通貨基金を作ろうとしたときにアメリカは圧力をかけて潰したにも拘わらず。アメリカも中国の裏工作(金とハニートラップで、そういえば世界のメデイア王の豪出身ルパード・マードックの3人目の奥さんは中国人で、人民解放軍のスパイだったためそれが理由で別れたのではと言われています。中国人の女を使ったスパイ活動は橋本龍太郎とかもありましたね。谷垣も中国でハニーに引っかかって公安に捕まったというのがだいぶ前に週刊誌で報道されました。親中派の政治家は脛に傷を持つ身と思った方が良い)に大分やられているのでは。パンダハガーが増えている気がします。人口の多さに幻惑されていますが、中国のGDPは不動産投資と輸出で持っています。不動産バブルがはじけると言われていますので、アメリカもそろそろ目を覚ました方が良いのでは。

8/19ロシアの声には「ノーベル委員会、オバマ氏に平和賞返上を要請」の記事が載りました。

http://japanese.ruvr.ru/news/2014_08_19/276111068/

ロシアのデイスインフォメーションかもしれませんが、さもありなんと思います。大体何の実績もない、行政能力を疑われていたオバマにノーベル平和賞を与えたのが間違いです。委員会自体に「見る目がなかった」と恥ずべきところでは。11/4の米・中間選挙で上院で共和党が勝てば、共和党はオバマに対し弾劾裁判(impeachment trial)を起こすかもしれません。それが認められればオバマはアメリカ初の黒人大統領かつ、アメリカ初の大統領弾劾で罷免された大統領の名誉を担います。

昨日のZAKZAKの「イスラム過激派、習近平氏を標的説 ウイグル弾圧に激怒 報復宣言」について

加賀孝英氏の記事です。http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140821/frn1408211140001-n1.htm 北京(太子党)と上海派(江派、実権を握っているのは曽慶紅と福島香織氏は言っていました。曽慶紅は悪代官顔の野中広務の朋友)の争いで(1)法輪功の臓器移植問題と(2)遺棄化学兵器の問題とを習近平は取り上げて上海派を脅しているとのこと。(1)については法輪功機関誌の「大紀元」によればジェノサイドの罪で江をスペイン、アルゼンチンで起訴を働きかけている。http://www.epochtimes.jp/jp/spcl_jqsaj.html 臓器移植は間違いなく行われていたと思います。中国在勤時代、社員が交通事故で亡くなり、その際交通警官が「遺体を早く火葬にしろ」と言われました。理由を聞くと「臓器売買に利用される可能性と労働争議に利用される可能性もあるから」とのこと。その後遺族との団体交渉で確かに「遺体を会社に運んでやる」と脅されました。「日本人は別に気にしないからどうぞ」と答えましたが。(2)については、少し考えれば「おかしい」ことに気が付くはずです。戦争に負けて武装解除された後の武器の管理責任はソ連かその武器を使って満州を早々と手にした毛沢東にあるのでは(スターリンは息子を人質にしていた蒋介石でなく毛沢東に武器を渡した)ないかと思います。日本の商社(中国に強いと言われる伊藤忠あたりか?)と政治家が組み、政治家へのキャッシュバックに充てたと思われます。(中国の言いなりの野中、河野洋平、加藤紘一、古賀辺りが怪しいのでは)。国民がしっかり監視しないと政治家がいい加減なことをします。国を売って、恬として恥じない政治家を選んでる責任は国民主権の我々です。

「香港系週刊誌『鳳凰週刊』は今月9日、《ISIS/数年後に新疆ウイグルの占領を計画/中国を『復讐ランキング』首位に》という記事を掲載した。」と加賀氏の記事にあります。この動きはだいぶ前からあります。宮田律の『イスラム 中国への抵抗論理』を読むと、ウイグル人は中央アジアから出たトルコ系民族で今のトルコの祖先に当たります。言葉も中央アジア諸国のトルコ系民族が使うトルコ語よりトルコ共和国で使われているトルコ語に近いとのこと。トルコ国旗に16の星が描いてある一つは8世紀頃成立したウイグル人の国家とのことです。トルコのエルドアン首相は中国のウイグル人への弾圧を「大虐殺」と呼んだりしました。ウイグル人はキルギスにも多くいますが中国は上海協力機構を利用し、独裁政治の中央アジア諸国に経済支援して(というか幹部に金を渡していると思います)、ウイグル独立に手を貸さないようしています。トルコもクルド問題を抱えるため独立を表面切っては支援できない。今日の日経には「中国がモンゴルと通貨交換協定で支援」とありましたが、旧ソ連の支配地域に手を出してきているのでプーチンは面白くなく思っているハズ。E・ルトワックの『自滅する中国』に「中国包囲網形成で大事なのは日本がロシアを取り込めるかどうかだ」とありました。オバマは優柔不断、近視眼的でウクライナでロシアを追い詰めていますが、西太平洋を中国に奪われることは考えてないようです。日本はロシアを中国寄りにしないよう最大限の努力をすべきです。中央アジア諸国が脅威に感じているのはイスラムの「解放党」という組織です。1953年ヨルダンでパレスチナ人の判事であるタキー・ラッデイン・ナブハーニーが創設、「イスラム世界を統一してカリフ国家を創る」のを目的として世界各地に支部を持ちます。かつての共産主義同様、世界の抑圧されたムスリムの連帯を求める国際主義的な思想を持つため、当然解放党はウイグル人弾圧を非難しています。今のところ中国マネーが功を奏していますが、バブル崩壊して中央アジア諸国に支援できなくなるとき、解放党やキルギス初め他の中央アジア諸国、トルコも動き出すかもしれません。

 

ブログ「ぼやきくっくり」の青山繁晴氏(内閣参与)のTV解説転載について

昨日の日経の「EUが売春をGDPに算入」記事について、小生のブログだけではインパクトが弱いので渡部亮次郎氏のメルマガ「頂門の一針」とブログ「ぼやきくっくり」(関西TV「アンカー」での青山繁晴氏の解説をずっとやっておられます。東京のTVでは思い切った発言をする番組は作れないと見え、関西の番組をネットで見るように勧めます。東京発信の情報は偏向していることが多いです)に投稿しました。EUの売春についての動きを多くの人に知って戴きたいためです。

昨日の日経夕刊に「中国が車部品の日系企業10社に独禁法違反で制裁金」との記事が出ました。チャンチャラおかしいことです。自分たちは平気で賄賂を取り、公害垂れ流しても中国系企業にはお咎めなし(勿論賄賂を払っていることが前提、そうでなければ中国企業と言えども刺されます)なのに。小生が中国を言い表す2つの特徴として挙げるのは「騙す方が賢くて騙される方が馬鹿」と「関門打狗」ですが、今回は「関門打狗」の例です。日本からの技術は奪ったから日系企業は出ていけというものです。VWやGMがあるからで日本の車でなくとも大丈夫ということでしょう。でも完全撤退はできません。「合弁企業法」の中に董事(=取締役)全員一致の原則があり、経営の重要事項には董事が全員OKしないと決定できないからです。1%でも中国側が株を持っていれば董事を出す権利があり、(というか必ず共産党が裏で動かしやすくするため入れます。100%独資の会社は別の意味で嫌がらせされます)、撤退するときは身ぐるみ置いていけになります。そうしないと中国駐在の日本人経営者は中国から出れないよう法改正しました。蟻地獄です。中国進出を煽った日経の責任は重大です。

さて、表題の件に入ります。転載は一部だけで、後は自分で8/21「ぼやきくっくり」を見て戴ければと思います。お勧めです。昨日、古森義久氏の見方に言及しましたが米政府高官も同じ見方をしているということです。彼と青山氏の遣り取りです。

 

青山繁晴

「I don’t believe in any politician in China! I don’t! I never!(絶叫)ってこれ報道番組かって感じになりましたが(一同笑&ざわ)。もう声が裏返り、そしてあの、丈夫な、要するに秘密保持のための、あの建物のドアも突き抜けるんじゃないかって、秘書がやって来るんじゃないかっていうぐらいの声で、絶叫で、中国の、共産党も軍もって言いました、彼は、ね」

岡安譲

「ほう」

青山繁晴

「The Communist Party, even army、ね、信用なんかするわけないと。そしてはっきり、Xi Jinpingっていう、ね、英語でシー・チンピンって言いますけど、習近平国家主席をはじめ、みんな、大嘘つきだと。それを、まあどれぐらい、5~6分、もうちょっと長いかもしれない。僕はもうじーっとこうやって、あの…」

村西利恵

「反応を見ておられたんですね」

青山繁晴

「聞いてましたけど、すごい絶叫をしてですね。それだから苦労をしてるんだと。そして彼がその勢いで、たとえば明かしてくれたことのひとつは、このワシントンD.C.で一番、反日工作をやってるのは、あなたが知ってるとおり韓国だよと。人数も多いしカネも多いように見えるけど、そのお金は、チャイナが出してるんだよ、だからチャイナが、反日工作を真っ直ぐ真ん中でやってればまだマシだけども、その、韓国を通して、韓国はそうやって使われてるんだよと」

以上です。

本日の日経「EUが売春をGDPに算入」記事について

本日の日経の国際面に独フランクフルター・アルゲマイネの表題記事が引用されていました。「今回のEUの新基準では3つの大きな変更点がある。一つ目は売春がGDPに算入されることだ。合法だったドイツなどでは実施済みだが、これが全EU加盟国に適用される。麻薬売買やタバコの密売も新基準では経済活動とみなされる」とあります。オランダには公娼制度があるのは知っていましたが、ドイツが合法というのは知りませんでした。麻薬やタバコの密売もカウントするとのことでアングラマネーも焙り出して経済実態にGDPを近づけようという意味と思います。合法・非合法に関係なく。オランダと言えば『38度線』という映画をオランダ人監督が製作しました。韓国ロケが許可されたそうです。その中で韓国人少年が白人兵士に「姉と母親が部屋にいるから買わないか」と誘う場面が出てきます。Youtubeで見られます。ネットで映画『38度線』と探せばすぐ出てきます。先々週の報道2001で共産党の小池や金慶珠は「問題は強制性(朝日誤報で強制連行の事実が否定されたため)ではなく、女性の普遍的な人権が侵害された」と主張していたと思います。69年以上前の日本の行動を非難するのであれば、「今そこにある」ヨーロッパの人権侵害を糾弾すべき話、裁判でも何でもしたら良いと思います。「訴えの利益」なしで門前払いでしょう。彼らは何時も都合が悪くなると論理のすり替えをします。誠実さの欠片もない民族・人達でしょう。

ブログ「正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現」の8/17の記事によれば、「韓国政府は2004年に「売春特別法」を制定し、韓国内の売春マッサージ店を一斉摘発した。一方、韓国内で取り締まりが強化されたため、この頃から海外へ出て行く韓国人売春婦が急増した。特に日本は韓国人をノービザで入国させているため、韓国人売春婦たちは日本に大量に流れ込んだ。現在、海外で商売をしている韓国人売春婦は10万人を超えているが、そのうち日本で約5万人、アメリカで約3万人の韓国人が売春をしている。すると、その後韓国の売春婦どもは「売春をさせろ!」と激しいデモを繰り返している。」とあります。こんな国が日本を世界的に貶める資格がありますか?自分を棚に上げてと日本人だったら思うのでしょうが、悲しいかな民族の特性だと思います。

古森義久氏(産経新聞)によれば裏で動いているのは中国系組織・世界抗日戦争史実維護連合会とのこと、これに北朝鮮、韓国、日本における反日組織(朝日新聞、毎日新聞他、朝鮮総連、民団、日弁連)が連動して謀略(日本は道徳的に劣った民族と世界に思わせる、日本弱体化政策)に加担していると思われます。

宮崎正弘氏の7/31ブログによればマスコミ25紙のゴミ度は1位東京、2位朝日、3位北海道、4位沖縄タイムス、5位琉球新報、6位毎日(変態英字新聞を発行)、下からは25位北国、24位読売、23位産経の順です。近くに朝日を取っておられる方に別な新聞を勧める場合は北国、読売、産経になろうかと思います。因みに小生が読んでいます日経は20位でした。

韓国について

一言で言って成熟していない、大人に成りきれていない国です。駄々こね、ストーカー国家です。朝鮮半島は中国の千年属国だったから仕方ないのかもしれませんが。スポーツ競技に見られるように「どんな手段をとっても勝てば良い」という発想をする民族、呉善花によれば「日本が韓国を思っていろいろやっても、自分に力があるせいだ」と倒錯した考えの持ち主です。日本人の心性とは合いません。最近の出来事で

(1)   ローマ法王が慰安婦7人と会ったが「完全に許すように」とだけ言い残して去った。韓国の法王の政治利用は無残にもできなかったということ。佐藤優によればバチカンには世界中の情報が集まるとのこと。当然、朝日の誤報の話も入っているだろうし、元々簡単に政治利用されるはずがない。韓国が献金額を増やしたから訪韓したのかどうか分かりませんが。

(2)   アメリカの「ケイトー研究所」のダグ・バンドウ上級研究員は2015年末に切れる「戦時作戦統制権」を即座に返し、朝鮮半島から撤退すべきだと。朴大統領の米中を天秤に掛ける蝙蝠外交が破綻しつつあるということ。オバマは5月訪韓時、「戦時作戦統制権の延長検討」を約束したが、リップサービスだけかもしれない。桂・タフト協定、アチソン声明のような憂き目に合うだろう。現在における朝鮮半島の地政学的利点は失われていると思う。日露戦争の前にウイーン大学のシュタイン教授は「朝鮮半島は(日本の喉元に突き付けられた匕首)利益線である」と山縣有朋に教えたという。今は弾道ミサイル・潜水艦の時代、昔ほど気にしなくて良いと思う。大事なのは台湾で台湾海峡、バシー海峡を押えられた方が原油輸送上問題である。

中国に擦り寄る韓国ですが11月のAPECでは安倍・習会談が実現できるよう動いてます。アメリカから見捨てられ、中国からも梯子外されてどうするのでしょう。日本は国民が朝日の慰安婦誤報以来真実に気が付いてきましたから、韓国に融和政策はとれないと思います。そんなことをしたら自民党は次の選挙で勝てなくなります。福沢諭吉の言う中韓とは謝絶までいかなくとも「敬して遠ざける」のが正解と思います。でも理不尽な行動には迅速・ハッキリと反論しないといけません。

ホームページの画面表示修正について

昨日は、ホームページに「カレンダー」や「最近の投稿」、「最近のコメント」が表示されないのを直そうと悪戦苦闘しました。ネットで調べウイジェットを使えば良いというのが分かりましたが「外観」がダッシュボードに表示されていないため、それを探すのに手間取りました。「オプション」から「外観」をクリック、表示ができ、後は解説書どおりやっていって「カレンダー」、「最近の投稿」、「最近のコメント」が表示できました。少しずつ、できるようになることは嬉しいいことです。

本日はこれから英会話の授業、帰ってきてから風呂掃除をします。

靖国参拝しました

昨日、姉の墓参の後、靖国神社に参拝しました。

P1000410

すいているかと思いましたが25分並びました。

その後、義父母の墓参に行き、家族で恵比寿で会食。

P1000414

美味しかったです。ビールとスパークリングワインを飲みました

「特攻」について

昨日夜から今朝の12時半までまたホームページが壊れ、管理画面が立ち上がらなくなり、URLを入れてもエラーの表示が出ました。ネットで対処法を探し、一度は直ったのですが、画像が1枚出ないのでまたいろいろやっていると今度もまた壊れました。エラーの中身を見ているとどうもウイルス対策ソフトのせいでないかと気がつき、(原稿送信時、ソフトを終了させていたと思ったのですが終了していなかった模様)、ホームページビルダーを立上げ、「ツール」→「ファイル転送ツールの起動」をし、サーバーにPCのデータを送信し直したら、うまくURLで見れるようになりました。少しはトラブルに対応できるようになりました。

さて、「特攻」ですが、百田尚樹の『永遠のゼロ』を映画で見ました。ちょっと今風にアレンジされていて、原作もそうなのかなあという印象でした。まあ歴史に忠実に描くと観客が引くため、大量動員は見込めなくなるので止むを得ないですね。岡潔博士と小林秀雄との対談集 『人間の建設』に、岡博士は「死を視ること帰するが如し。それができたのは日本民族だけ」とありました。三島由紀夫が言う様に「命より大事なもの」があるという考えでしょう。一方、「非人道的」という考えもあります。人間の命を粗末に扱いすぎるのではと。(そのせいで戦後良い人材が払底して、GHQに容易く騙され、卑しい奴隷根性の人間しか残らなかったのかも知れません)。確かにあの時代の日本人の命は軍艦や軍機と比べると安かったと思います。(今の中国人民と同じです)。海軍がそのような政策を取ったことより、戦術的に勝てるチャンスは戦闘場面ではあったと言われこちらのほうが問題かと思います。淵田美津雄の『真珠湾攻撃総隊長の回想』によればパールハーバーでセカンドアタックを認めれば、燃料タンクにもっと損害を与えられて、アメリカ海軍が南洋諸島に出てくるのを遅らせられたと言います。『米内光政と山本五十六は愚将だった』によれば連合艦隊司令長官なんだから山本は旗艦を後ろに下げているのでなく、東郷平八郎のように前に出て戦うべきだとありました。淵田も同じことを言っていたと思います。また『失敗の本質』によれば、戦闘に限れば日本は勝てるチャンスが一杯あったとのこと。年功序列による組織の硬直性、ハンモックナンバーに拘る人事、いかなる犠牲を払おうと目的を達成するための執念(レイテ沖海戦での反転)、意思疎通の悪さ(任せるというのは聞こえは良いが無責任、戦略目標の擦り合せは必要)とかが書かれていたと思います。自分は「特攻」について良いことだったのか悪かったことだったのは分かりません。ただ、明治の軍人と比べ、昭和の軍人について機略に富んだ人材は少なかったとは感じます。平成の今の世は軍人は社会的に余り評価されていません。残念なことです。アメリカでは軍人が一番尊敬されているとアメリカに長く住むアメリカ通の人から聞きました。

1年のうち「死」について考え、どういうふうに生きれば良いか考えて見るのは価値があるのではと思います。

本日午後から、姉の墓参、靖国参拝、義父母の墓参、家族での飲み会があり、明日はその報告をするつもりです。