本日(9/6)の日経によれば「拉致調査報告は下旬以降に」とありました。本来は9/8の週をメドということでしたが、北朝鮮側が「もう少し調査に時間がかかりそうだ」との返事。
9/3関西TV「アンカー」での青山繁晴氏の発言は
村西利恵(アナウンサー)
「拉致問題担当大臣交代の真相。今月にも出される予定の、北朝鮮による日本人調査報告が、日本国民の期待を裏切る恐れもある」
青山繁晴
「これをまず、お話ししておきたいんですが、たとえば、外務省の、伊原さんっていう局長が、こっそり、これ初めてですけれども、北朝鮮の、国家安全保衛部っていうですね、要するに工作機関、ないしはそことつながりある所の幹部と、秘密会合を持ちまして、そして、ま、秘密交渉を持って、この再調査、ちゃんとした報告を出せと、言いましたら、北朝鮮側はろくに答えなかったと。で、答えなかっただけじゃなくて、ま、その時の交渉でとは言いませんけど、要は、いったん金正日総書記が、死亡したと言った、たとえば、有本恵子さんや、横田めぐみさんのような方々については、難しいってことをですね、水面下の交渉でずっと伝えてきてるんです。で、本来はもう、来週にも、第1次報告が北朝鮮からあるはずでしたが、それがずれ込んでるのは、実はそういう背景があって。で、これ実はですね、ここあの、できたらその、視聴者、国民、僕も含めて、よく理解したいのはですね、これあくまで第1次報告であって、菅官房長官が1年かかるってことも言いましたよね。で、それは、嘘を言ってるんじゃなくて、今回は、たとえばいわゆる日本人妻とか、自ら望んで北朝鮮入った人とか、それから、シベリアから北朝鮮に、さらに連れてこられて亡くなった方のご遺骨とか、その、いわゆる拉致被害者、それから特定失踪者だけじゃなくて、そういう方々まで全部調査するってことになってるから、本来、その、時間はどうしてもかかるだろうと思われるんですよ。北朝鮮も、独裁国家ですけど、その、工作機関がばらばらにやってるやつもあって、全部を把握まだできてないとこもあるんですよ。だから、時間かかることはかかるんだけど、でもやっぱり第1次調査でですね、調査報告で少なくとも、その今まで死んだと、勝手に嘘を言った人たちについてもちゃんとやってるっていう基本姿勢ぐらいは出ないと、やっぱりその、国民と、拉致被害者の家族も含めた日本国民の期待を裏切ることになる。」
有本さんや横田さんは金一族の重要な秘密を握るポストにいたから生きて返すわけには行かない、それで死亡したことにしていると言われています。でも、死亡を証明するのは北朝鮮側であって、日本ではありません。証拠が示せない限り、諦めずに「返せ」と要求し続けるべきです。8/29石井一・元公安委員長(民主党)は自分の旭日大綬章記念パーテイで「日本政府はいまだに横田めぐみさんらを返せと騒いでいるが、もうとっくに亡くなっている」と発言しました。河野洋平と言い、こんな奴に旭日章を贈るのは価値観がずれているのでは。まあ、北朝鮮か朝鮮総連から金でも貰っているのでしょう。証拠を出せば済むことなのに。慰安婦問題と同じで確たる証拠も示せず、証言だけで認めろというのは乱暴です。以前には田原総一朗が同じことを言ってバッシングを受けました。彼は今は朝日新聞を擁護していますが。左翼は座標軸がずれ過ぎています。北朝鮮と中国の関係は張成沢処刑によりおかしくなっているとの説もあり、経済危機が深刻になっていくと思われるので向こうが折れるまで待った方が良いでしょう。