SAPIO等で「慰安婦の真実」について知っていましたが、朝日の訂正記事が掲載されたことを併せ鑑みると、時宜に適った本と思います。政治に関心がない方は「慰安婦」についてもマスメデイアの発信する記事を信じてしまい、何が問題か分からないのではと思いますので、この本は役に立ちます。主権在民ということは国民が最終的に政治の責任を取るということですのでもっと政治に関心を持ち、マスメデイアの振りまく嘘、デッチアゲに気づき、正当に判断する能力を持って選挙時に相応しい政治家を選ぶようにしませんと。
上記の本で参考になる箇所を挙げてみます。前にEUではGDPの算出に売春を入れるという記事を掲載しましたが、何度でも言いますように、問題は強制性の有無であって、広義の強制性というのは朝日、民主党、社民党、共産党、朝鮮半島の使う論理のすり替えです。朝日は【朝日新聞社の慰安婦報道について検証する第三者委員会】を立ち上げましたが、身内を選んでいるので自分に厳しい意見が出てくるはずもなく、読者と国民向けのアリバイ作りでしょう。噴飯ものです。メーカーの製品の品質問題のときには厳しい意見を吐いているのだから、新聞の製品である記事が重大事故を起こしたのであるので国民に賠償すべきです。その金で国際社会に向け誤報謝罪記事を出すべきです。第三者委員会のメンバーは中込秀樹氏/元名古屋高裁長官=委員長、岡本行夫氏/外交評論家、北岡伸一氏/国際大学学長、田原総一朗氏/ジャーナリスト、波多野澄雄氏/筑波大名誉教授、林香里氏/東京大院情報学環教授、保阪正康氏/ノンフィクション作家。今回のアジア大会の(意図的な?)不手際、アンフェアな判定をみてこんな国とは付き合わない方が良いのではと思ったアジアの人々は多かったのでは。タイのブミポン国王を侮辱するようなコラージュをSNSに載せるような下劣な人達です。
P6~9
そして裏返せば、数千年にわたって朝鮮半島の時の政権に抑圧され、“性奴隸“の状況下に置かれてきた韓国人女性たちの“恨”の集積を糊塗し、歪めた自己正当化とも言え なくもない。現在もなお北朝鮮には「喜び組」が存在するし、脱北した約3万人の女性たちが中朝 国境地帯で売春窟や農家の嫁に人身売買されて苦しんでいる。韓国にもGDPの5%は売春産業で支えられているという事実がある(ソウル大学女性研究所が調査•作成した 「2010年性売買実態調査」による。また、同調査では、年間売春件数が4605万件、売春従事者は14万2000人余であることを明らかにしている)。通常なら彼女たちの怒りの矛先は、政府や時の権力者に向けられて然るべきものだ。 しかし、いつの時代も自主独立の気概に欠けてきた朝鮮人は、自国の歴史の直視に酎えることができず、歴史の捏造が常態化し、その矛盾を「夷狄」と蔑視してきた日本に転嫁してきたのだ。2014年、取材に応じてくれたソウル大学の安秉直名誉教授(李氏朝鮮後期から現代にかけての韓国経済史の研究で名高い)はこんな話をしてくれた。「私が『挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)』と一緒に慰安婦の証言の聞き取り調査に参加した時、最初、日本のことを悪く言う慰安婦はいませんでした。むしろ日本への憧れの気持ちが残っていた。ところがいつの間にか反日運動と化し、証言に変化が見られた。私は運動家ではなく研究者なので、これ以上、挺対協と一緒に研究を続けられない.と思い、彼らと袂を分かった」安名誉教授の研究結果のみならず、朝鮮人慰安婦たちを日本軍が強制連行したり、お金や対価も払わず性奴隸にしたりした事実がないことは、さまざまな公文書や歴史学者の指摘によって明らかにされている。慰安婦になった女性たちの大半は家が貧しく親に売られたり、自ら“キーセン”になることを志願したり、甘言で朝鮮人の女街(人身売買の仲介業者)にだまされ慰安所に連れて来られたりした女性たちだった。 その不幸な生い立ちには同情を禁じ得ないが、問題は“ハルモニ” (高齢の韓国人女性、おばあさん)たちを一部の勢力が政治利用していることだ。考えてもみてほしい。決して肯定できることではないが、現在だって人類の宿痾(長い間治らない病気)を象徴するかのよぅな、劣悪な環境の売春窟は世界中に存在する。しかし、古今東西どの国からも元売春婦たちが名乗りを上げ、一方的な証言で隣国を糾弾したことなどない。なぜ韓国だけが臆面もなく元売春婦を前面に押し出し、テンとして恥じないのか?もちろん彼(女)らが主張するように、日本軍が朝鮮人の少女たちを無理やり強制連行して慰安婦にしたのなら、当時の朝鮮の男たちは何をしていたのだろう。娘や妻や恋人たちが日本軍に強制連行されたというのに、なす術もなく指をくわえて見ていたというのか。“慰安婦暴動”と呼ばれるようなことが一切なかった事実が、彼らの嘘を暴いている。 強制連行が本当にあったのなら、現代の韓国の男たちは日本大使館前で抗議活動に参加させられているハルモニたちの前にひざまずき、「俺たちの祖父たちがだらしなく、あなたたちを守り切れなかった。申し訳なかつた」と謝罪すべきだろう。
そもそもなぜ1965年の日韓基本条約以前には、この慰安婦問題が浮上しなかったのか?実は韓国の男性の中には贖罪意識を持っている人も多い。キーセン・パーテイに参加したことがある日本人の映画監督はこんな話をしてくれた。「韓国は1960年代から80年代にかけて、キーセン外交を国策として行って来た。私 が以前に韓国に行った時、キーセンの宴会場で同席していたKCIA (大韓民国中央情報部※のちにANSP〔国家安全企画部〕と改称、99年廃止)の男が『自国の女性を外 国人に差し出してまで国策として外貨獲得しなければならないなんて韓国の男として情けない限りですよ……』と目に涙を浮かべて悲憤慷慨していたことが忘れられない」もちろん日本の男性にも忸怩たる思いをした時代はあった。戦争に負け、占領軍相手 に「RAA」(特殊慰安施設協会)が作られ、“ハンパン”と呼ばれる女性たちが街角に立った時……しかしこれは敗戦直後の出来事であり、戦時中は違った。今、韓国で行われていることは、若い時に体で稼がせていた老女の過去を、世界中に晒しものにして、単なる外交利益ではなく、あわよくば賠償金までせしめようという、 なんとも残忍でさもしい話なのだ。もうこんな馬鹿げた話にこれ以上日本人が付き合わされ、謝罪を要求されるのはゴメ ン被りたい。河野談話を撤回して、日本人は先人たちと子孫のために堂々と立ち上がるべきだ。我々の祖父たちは、性奴隸を作った強姦魔なんかではない。
P76~79
捏造慰安婦の正体は戦時下の商業売春婦
それにしても歴史の捏造をネ夕に、ここまで他国を-貶める民族的情熱は、精神医学のテーマであって、「日帝36年の恨」などといぅのは好意的にすぎよう。例えばこんなニユースがある。「拡大する韓国型性産業、海外での実態」「『性産業輪出大国』韓国の恥ずかしい現実」 として朝鮮日報に掲載された驚きを禁じ得ない内容だ。まず、海外での韓国人売春婦について、「2010.年10月に行われた女性家族部(省 にあたる)への国会国政監査で、当時の金玉伊議員(女性家族委員会所属)が『海外で 売春をする韓国人女性の数は日本に約5万人、オーストラリアに約2500人、グアム に約250人いるとみられ、全世界では10万人余りに達する』と主張した」などとある。 海外売春の理由のひとつを“カネ”と分析し、「昨年5月にカナダの売春宿で警察に 身柄を拘束された10人の韓国人女性も『短時間でたくさん稼げると聞いて、つい来てしまった』と話した」とも記している。さらに同記事には、米国内の外国人売春婦数の割合も掲載されており、1位は韓国で 23. 5%、2位夕イ11. 7%、3位ペル—10%となっている。日本国内でも6〜8万人の韓国人女性が売春に従事しており、外国人女性としてはダ ントツの1位。2004年に韓国内の売春禁止法が強化されたのだが、その桔果として、 海外に流出し始めたようだ。一方、国内では般若のような白塗り・白装束の売春婦が数百人規模で「仕事を自由にさせろ」とデモをし、その姿はネツトで全世界に流れていた。:彼女たちは「性労働者、労働者には働く権利がある」とし、「成人男女の私的な行為に法律が介入するのは違憲」と法廷で主張し、現在、憲法裁判所で審議が進められている。韓国の売春産業の規模は14兆952僮ウオン(約1兆2377億円)と女性家族部の調査(2007年)によって報告されている。これはこの年の国家子算である239 兆ウオン(約20兆9868億円)の約 6%に相当する。風俗店で働く女性は約27万人。また、同調査では、年間売春件数が46 05万件、売春従事者は14万2000人余であることなどを『ハンギョレ21』が2 011年11月にスクープしている。