『日本のメディアが報じない「ドイツのいま」がヤバすぎる…「難民問題」「極右打倒」で大混乱の「異常事態」に!』(2/10現代ビジネス 川口 マーン 惠美)について

2/10The Gateway Pundit<Barack Obama Inadvertently Created DOGE Dept When Covering for Obamacare Website Failure=バラク・オバマはオバマケアのウェブサイトの失敗を隠蔽するためにうっかりDOGE部門を創設した>

オバマがやった唯一つの良い事かも。

マスク氏は、調査中のシステム全体で不正の膨大な証拠を発見している。ここ数日だけでも、マスク氏は、財務省が社会保障番号やその他の身分証明書を持たない個人に定期的に支払いを行っていると述べており、長年の財務省職員は、年間最大500億ドルの不正が発生していると疑っている

この構造は、トランプ大統領が既存の権限、既存の政府機関、既存の資金を使って DOGE を創設できるように構築された。通常、新しい省庁は、その法的権限について議会の承認を受ける必要があるだけでなく、その資金も毎年の予算配分プロセスで別途確保する必要がある。

トランプ氏は議会の行動を必要としなかった。ミッチ・マコーネルのようなネバートランプ派が彼の政策を妨害したり遅らせたりするかもしれないからだ。トランプ氏が行動する権限があったのは、オバマ大統領が妻の大学時代の同級生に重要な政府契約を与えたことで引き起こした混乱を正すために、専用の資金でこのサービスを立ち上げたからだ。

トランプ大統領は、DOGE を認可する大統領令で、米国デジタルサービスを再編成し、米国 DOGE サービスと改名しました。DOGE チームには、すべての政府機関の情報技術バックエンドで作業する権限がありました。

弁護士のトム・レンツ氏は、DOGE を創設するトランプ大統領の大統領令について優れた分析を行っています。

トランプ大統領は大統領令の一つで、イーロン・マスク氏に政府の技術的基盤へのアクセスと権限を与えることができた。

左派が国内外で金融力と「ソフトパワー」を維持し、拡大するために利用してきた多くの資金調達メカニズムをトランプ氏が解体する中、オバマ大統領もこの状況の皮肉さに気づいているはずだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/barack-obama-inadvertently-created-doge-dept-when-covering/

小生も民主党は長期にわたり選挙に勝てず、解体・出直しすると思っています。

2/10Rasmussen Reports<Democrats Should Work With Trump, Most Voters Say=民主党はトランプ氏と協力すべき、有権者の大半が主張>

議会の民主党議員の多くはドナルド・トランプ大統領に全面的に反対する意向を示しているようだが、大半の有権者は協力したほうが良いと考えている。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の55%は民主党がトランプ氏と協力する方が民主党にとって良いと考えており、36%は民主党があらゆる方法でトランプ氏に対抗する方が良いと考えている。  8年前、トランプ氏が最初の任期で大統領に就任した後、63%は民主党がトランプ氏と協力する方が良いと考えていた。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/democrats_should_work_with_trump_most_voters_say?utm_campaign=RR02102025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

2/11阿波羅新聞網<查军方马斯克视死如归!川普力挺 美国防部长贴文:强者难杀=軍を調査:マスクは死を視ること帰するが如し!トランプ大統領、米国防長官の発言を支持:「強い者は殺されにくい」>誰かの経済的な道を塞ぎ、お金を奪うのは、親を殺すのと同じであり、米国防総省の 8,500 億ドルの予算に到達するのは何をか況や。世界一の富豪でテスラ社のCEOであるイーロン・マスクは、米国政府の無駄をなくし予算を合理化する取り組みで既得権層の反感を買った。彼はソーシャルメディアプラットフォームXに投稿し、草の根の政府職員とのトラブルを望んでいるのではなく、無駄を排除したいのだということを強調した。しかし、トランプの支持を得ているとはいえ、マスクは強い反発を感じているようだ。彼はピート・ヘグゼス米国防長官の「強い者は殺されにくい=事実」という投稿をリポストし、反撃の準備ができているようだ。

世界を牛耳っている左翼グローバリストから解放する(良識が通用する社会にする)ために、トランプとマスクは頑張ってほしい。

https://www.aboluowang.com/2025/0211/2173485.html

2/11阿波羅新聞網<北京实控大好局面 川普一招击毁=北京は実は良い状況をコントロールしていたが、トランプは一撃でそれを破壊した>台湾海峡は戦時中、米軍がアジア太平洋地域に進出する玄関口となった。中国は過去8年間でパナマに50億ドル以上を投資し、「賄賂と債務の罠で運河を支配しようとしている」

就任前に予告した通り、ドナルド・トランプ米大統領は最近、パナマに対する大規模な攻撃を開始した。ルビオ米国務長官は2日、初の外遊先としてパナマを訪問、同国のムリノ大統領と会談し、「パナマ運河への中国の影響力が排除されなければ、必要な措置を取る」と圧力をかけた。

会談後、ムリノは中国と締結した一帯一路協定は延長せず、早期撤退を検討していると直ちに表明した。さらに、香港のハチソン・ワンポアの子会社が運営する運河両岸の出入口であるバルボア港とクリストバル港の運営権を延長する計画の取り消しも検討している。トランプは「運河奪還のために軍事力を使う可能性も排除しない」と脅迫したが、これはパナマが白旗を掲げるのに等しい。

パナマは2017年に台湾との外交関係を断絶し、中国と外交関係を樹立し、その後親中国家となった。パナマは、中国の一帯一路構想に参加した中南米初の国である。過去8年間、中国はパナマの有力一族に対する影響力と引き換えに金銭や贈り物を支払い、中国国営企業が数十億ドル規模のインフラ建設プロジェクトを実施することを許可してきた。

パナマ運河は、アジア太平洋地域で問題が起こった際に、大西洋から米海軍が派遣する重要な出入り口となっており、アジアから米国に送られる物資の58%もここを通過する。こうした重要な場所が実は中国によって管理されており、こうした危機感が今回の事件の背景にある。他の分析では、米国がブラジルやペルーなど中南米の他の親中国家に見せるためにパナマを潰しにかかっているとも考えている。

中国が汚い金を使ってパナマの政治家を買収した可能性も懸念されている。 2017年に台湾との外交関係断絶を決めたバレロン前大統領が中国から賄賂を受け取っていたとの主張がある。最近、かつてのパナマ市長や米州機構(OAS)大使を務めたギジェルモ・カズ氏はコロンビアのテレビ局NTN24のインタビューで、「バレロン元大統領は2017年に台湾との外交関係を断絶した代価として中国から1億4100万ドルを受け取っており、同氏が経営するラム酒製造会社は中国から3800万ドルのラム酒供給契約を受けていた」と語った。

中共のやり方は世界共通。ハニトラ&マニトラ。でも額が凄い。世界のリーダー(含む企業)は、中共経済を大きくすると、軍拡だけでなく、不道徳な世界が構築されることを真剣に考えた方が良い。

中共の習近平国家主席(左)は2018年12月にパナマを訪問した際、当時のパナマ大統領フアン・カルロス・バレロンと会談した。 /AFP、聯合ニュース

https://www.aboluowang.com/2025/0211/2173544.html

2/11阿波羅新聞網<CEO奥特曼亲自爆料:OpenAI年底打败所有人类程序员—OpenAI内部模型曝光!年底打败所有人类程序员=アルトマンCEO自ら明かす:OpenAIは年末までに人間のプログラマー全員に勝つ――OpenAIの内部モデルを公開!年末までにすべての人間のプログラマーに勝つ>o1/o3に加えて、まだ公開されていないOpenAIの別の内部推論モデルが公開された。

公開者は、ほかでもないアルトマンCEO本人だった。

彼によれば、世界のトッププログラマーと比較すると、この内部モデルの現在のプログラミング能力はトップ50に達しており、今年末までには1位にランクされるだろうとのことだ。

さらに、最近特に皆が懸念している計算能力の問題について、彼は率直にこう述べた。「社内的にはGPT4.5に到達しており、GPT5.5に到達するのに100倍以上の計算能力は必要ない」

また、今回の東京大学での対談イベントでも、アルトマンはAI時代に求められる人材とはどのようなものかなど、AIが教育に及ぼす影響から、内部モデルの進化に関する暴露まで、さまざまな話題を取り上げた。

対談は東京大学総長(藤井輝夫)と理事・副学長(林香里、女性)が司会を務め、OpenAIの最高製品責任者ケビン・ワイルもアルトマンに同席した。

日本のAIのレベルはどの程度?

https://www.aboluowang.com/2025/0211/2173541.html

2/11阿波羅新聞網<能打败习的还有谁?将来上位接班人,需比习更残暴?=習近平を倒せる者は他に誰ができるか?将来の後継者は習近平よりも残忍である必要があるのか?>蔡慎坤:習近平の権力は外界が噂しているほど脆弱ではないと私はずっと信じてきた。彼に取って代わって彼を倒せるのは身辺の人ではなく、彼の健康だけである。時間がすべてを証明してくれると信じている。国内外のさまざまな噂は一種の世論を代表しているだけだが、中国の政治はこんなにも残酷である!習近平を取り囲んでいるのは、尻尾を振るおべっか使いとひざまずく宦官だけだ。英雄も正義の人もいない。誰もがただ尻尾を巻いて、烏帽子をかぶっていたいだけだ。だから彼は誰に対しても良心の呵責なく接する。彼の目標は非常に明確で、政権を安定させることだ。彼は外界、特にトランプに対して、すべての決定が集団の意志であるかのように無実を装い、個人的に開明、寛容、親民で、国内では国民に奉仕し、国際ルールを順守するなど、そのようなイメージを作りたいのだ。

賄賂で蓄財した連中は誰もクーデターのリスクは冒したくない。トランプは1期目を経験しているので、もう中国人には騙されないでしょう。

https://www.aboluowang.com/2025/0211/2173607.html

2/11阿波羅新聞網<中共国进入无解死局 全国结婚人数直接腰斩=中共は解決できない勝ち目のない局面に陥った 国内の結婚数は半減>もともと、私たち中国人にとって、家庭を持ち、キャリアを築くことは人生で最大の出来事であり、特に結婚して家庭を持つことは、家族の繁栄拡大という一大イベントなので、決して軽視することはできない。

しかし、最近の若者は結婚に対してますます熱心ではなくなり、その傾向は常に新たな低水準に達している。

これは昨年メディアが発表した結婚数である。

わずか11年で、全国の結婚件数は1,300万件から600万件に減少した。

結婚件数の減少という問題については、持参金や住宅価格の高騰について話したいのではなく、別の観点からこの問題について話たいと思う。それは、現代の若者には非常に重要なことが欠けている、つまり、幼少期からの社会化が欠けているということである。

まず昔の状況について話すると、昔は、子供には基本的に幼なじみの遊び友達がいた。

遊び仲間と仲良くする過程で、子どもたちは多くのことを学び、少なくとも、他の人と仲良くする方法を学ぶ。

つまり、昔の子どもたちは社会に出る前にインターンシップの場があった。

しかし、今の子どもたちはどうか? 彼らにはもうそのような空間はない。今の子どもたちには遊び仲間はおらず、教室があるだけである。

勉強だけと言うのは、共産主義システムのせいなのか、現代の中国人気質のせいなのか?

https://www.aboluowang.com/2025/0211/2173583.html

何清漣 @HeQinglian 9 時間

ここ数日、マスクの監査とUSAIDの閉鎖について議論する際に、強調する必要がある問題が2つあると思う(歴史の発展段階におけるさまざまなカラー革命の実践を評価する方法に関する私の投稿を参照)。

もっと見る

何清漣 @HeQinglian 10 時間

【重要なのは、単にお金を使うことではなく、これらの支出が米国民の利益になるかどうか、そして適切な監督と透明性があるかどうかである 】

この投稿により問題の所在が明らかになった。

引用

大阪マイクロコマース(日本の処方薬、医療翻訳、欧米のターゲット医薬品) @Japandrug24 18h

返信先:@HeQinglian

このリストは、米国国際開発庁(USAID)の世界的な資金の流れを明らかにする膨大な情報源である。マスクは「アマチュア監査人」のような存在で、政府の支出問題の一部を国民に明らかにしている。重要なのは、単にお金を使うことではなく、これらの支出が米国民の利益になるかどうか、そして適切な監視と透明性があるかどうかだ。納税者はその費用を負担したくないかもしれないが、一部の政治家や利益団体はすでにそれを知っている。

https://x.com/i/status/1887722828897656997

He Qinglian @HeQinglian 1時間

米民主党政権の怪談:ナンシー・メイス下院議員(Nancy

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引用

Dr Sara Qureshi @sara_qureshi87 2月7日

返信先:@MarioNawfal 、 @elonmusk

ナンシー・メイス下院議員は、バイデン・ハリス政権がトランスジェンダーのマウス、ラット、サルを作ることを含む奇妙な研究に1000万ドルを費やしたことを非難している。この研究には、トランスジェンダーのマウスの生殖能力の研究、テストステロンの効果のテストが含まれていたとされている。

続きを表示

川口氏の記事では、ドイツ国民の多数が、治安を良くしようとするAfDを民主主義の敵のように言っているとしたら、余りにも愚か。ナチスを政権に選んだのと同じくらいというか、もっと悪いかもしれない。左翼グローバリストの洗脳に罹って呪縛が解けないでいる。左翼の同調圧力に屈せず、国民は正しい選択をした方が良い。

メルケルは自分の難民受け入れ政策の失敗を認めず、国民に犠牲を強いるだけ。こんな人物を選んだ国民が悪いとしか言いようがない。自分の血縁が中東難民に殺されても何とも感じないタイプなのか?社会主義にシンパシーを持つものは冷酷。

いつも言っていますように難民(殆ど偽装難民と思われる)は、自国で平和裡、経済的に暮らせるように援助するのが筋。石破首相のガザ住民受け入れ発言はハマスを受け入れることになるかもしれず、反対です。

記事

大混乱に陥っているドイツ

総選挙を2週間後に控えたドイツが大混乱に陥っている。2月2日の日曜日、ベルリン市はブランデンブルク門付近に16万人が繰り出し、「民主主義を守れ!」「極右勢力の台頭を許すな!」と叫んで練り歩いていた。

photo by gettyimages

ことの始まりはこうだ。

1月22日の午前中、バイエルン州のアシャッフェンブルクという町の公園を、保母さんに連れられた子供たちが散歩していた。小さな子供たちは、何人かが乗れる柵付きの台車に乗っていたという。

そこに難民のアフガニスタン人(28歳)がやってきて、いきなり台車の上にいた2歳の男の子の帽子とマフラーを剥ぎ取ると、刃渡り34センチの台所用の包丁で、首と肩を何度も刺して殺した。通りかかったドイツ人の男性が子供を助けようと割って入ったが、やはり刺され、亡くなった。他にも女児や保母さんらが怪我をした。

警察は、このアフガニスタン人の過去の複数の暴力行為を知っていたという。

しかし、今のドイツでは、よほどの重罪でない限り、国外退去の対象者の拘束さえもしていない。それどころか多くの重罪人は、脚にセンサーをくっつけて普通に街を歩いている。

ドイツで相次ぐ殺傷事件の背景

昨年12月20日には、旧東独のザクセン=アンハルト州の州都マクデブルクで、サウジアラビア人が市の中心で開かれていたクリスマスマーケットに車で突入し、数百メートルを暴走。6人が死亡、200人以上が重軽傷を負った。死亡した6人のうちの1人は9歳の子供だった。

このサウジアラビア人も、さまざまな奇異な言動にもかかわらず、医者として働いていたというから、ドイツ当局は難民管理はおろか、治安の維持もできていない。

また、昨年8月23日には、ノートライン=ヴェストファーレン州のゾーリンゲンで、市政650年を記念する野外でのイベント中に、26歳のシリア人がナイフで3人を殺害し、8人に重軽傷を負わせた。男は「イスラム国」のテロリストとの情報。

まだある。やはり昨年5月31日、バーデン=ヴュルテンベルク州のマンハイムで、アフガニスタン人が、集会の準備をしていた保守の活動家にナイフで襲い掛かり、割って入った26歳の警官が2日後に亡くなった。

これ以外にも、すぐに忘れられてしまう殺人が山ほどあり、ティーンネイジャーの子供を難民(申請者)に殺された300組もの夫婦が、すでに互助会を結成している。彼らは、悲劇が2度と繰り返されないようにと政治に働きかけているが、政治家らは聞く耳を持たない。

犠牲が出るたびに「深い悲しみの意」を表し、「遺族の方々と心を一つにし」、「今後、こういう悲劇の起こらないよう最大の努力をする」と決まり文句を言うだけだ。

それどころか今回の2歳児の殺害の後、社民党の厚生相は、「難民は過去のトラウマで精神にダメージを受けているのに、彼らに手厚い心療テラピーを施せないドイツ側にも責任がある」というような言い方をした。しかし、現実問題として、医療の現場は移民難民の増加で、今でさえすでに崩壊しかかっている。

それにしても、これだけ問題が山積しているのに、なぜ、この状態が放置されたままになっているのか? それは、難民問題に本気で対処していたのが、AfD(ドイツのための選択肢)だけであったからだ(AfDとは、極右だ、ナチだと誹謗中傷されている保守党)。

ついに国民の堪忍袋の緒が切れた!

ドイツの全ての党は、AfDとは何があっても協力しない(ドイツではこれを防火壁と呼んでいる)ということを天命のように守り続けているため、AfDがどんな動議を出そうが絶対に通らない。

それどころか、提出された法案や動議にAfDが賛成しそうだとわかると、それらが取り下げられるのが常だった。あるいは、AfDが賛成できないような文言を最初からわざと織り込むとか。

つまり、ドイツの議会における重要度は、提出されている動議や法案の中身の是非ではなく、AfDがそれに賛成するか否かであった。これが7年間も続いてきたのだから、難民問題は一向に改善されず、さらには、ドイツの政治自体が機能不全になっていたのは、ある意味、当然だった。そして、この悪政に苦しんでいるのが、言うまでもなく国民である。

ところが、今回は少し様子が違った。何の抵抗もできなかった2歳の男児が、白昼、公園で刺殺されたインパクトは大きく、ついに国民の堪忍袋の緒が切れた。

おりしもドイツは選挙戦のまっ最中。国民の動揺を見たCDUのメルツ党首は、AfDが賛成するとわかっていたにもかかわらず、難民対策の厳格化を目指す動議を国会に提出した。つまり、「防火壁」を破ったわけだ。そして、「正しい動議は、たとえ間違った党がそれに賛成したとしても、正しさは変わらない」というヘンテコな理屈で、その行動を弁護した。

1月29日、この動議が、自民党、BSW、そしてもちろんAfDの賛成票を得て、採択された。ところがその途端、緑の党と社民党が、CDUへの攻撃を開始した。CDUが「防火壁」を壊し、極右のAfDと組んだとして、激しく非難した。

これにより、難民問題はあっという間にどこかにすっ飛んで(緑の党も社民党も元々、難民法を厳しくしたいなどとは思っていない)、テーマはナチ撲滅、および民主主義の防衛に切り替わった。

さらに、過激な左翼活動家が突然、どこからか湧き出し、“民主主義の敵”であるCDUの事務所などを包囲したり、攻撃したりし始めた。これにより、ようやく混沌としていた情勢が安定するかと期待していた多くの国民は、再び裏切られたのである。

では、CDUはどんな法律を作ろうとしていたのか?

いまドイツ国民が感じている「限界」

「現在、暫定的に行われている国境での監視を持続化させる」とか、「身分証明のない人間には入国を許可しない」とか、「難民審査に落ちた人の母国送還を徹底する」とか、「国外退去の対象者で逃亡の恐れのある人は拘束できるようにする」など、当たり前のことばかりだ。

しかも、これは多くの国民が希望していることでもある。増え過ぎた難民のおかげで、治安が悪化し、住宅が不足し、学校も医療も機能しない。皆、難民をこれ以上、無制限に受け入れることには、限界を感じている。

ところが、この明くる日、驚くべきことが起こった。突然、メルケル元首相が浮上し、「AfDとの協働は良くない」というコメントを発信したのだ。メルケル氏はCDUの党員であり、かつては党首だった。それなのに、総選挙で首相府を取り戻そうと頑張っているメルツ党首の背中を、冷酷にも後ろから撃ったのである。

そもそも、なぜ、今、難民問題がドイツの国難となっているかといえば、メルケル氏が2015年9月、国会も通さず、他のEUの国々と相談もせず、独断でドイツの国境を開いてしまったからだ。それ以後、ドイツは巨大なブラックホールのように中東やアフリカの難民を吸い込み続け、EUは次々と起こるテロ事件で未曾有の混乱に陥り、いまだにその後始末に追われている。

それにもかかわらず、メルケル氏は涼しい顔で、自分の“難民ようこそ政策”の継続を推奨している。難民の暴力で倒れた人たちのことも、国民の苦渋も完全に無視して、難民政策の改正を断固拒否する緑の党と社民党を力強く支援したのだ。

その背景には、メルツ氏とメルケル氏が、20年来、犬猿の仲であるという事実も関係しているだろう。メルケル氏の真の目的は、メルツ降ろしだったのではないかと、私は勘ぐっている。詳しくは、拙著『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)をお読みいただきたい。

誰から民主主義を守ろうとしているのか

メルケル介入の翌日の31日、国会でCDU法案の賛否を問う投票が行われた。しかし、この日、メルツ党首はすでに弱っていた。結局、この法案に一致団結して賛成票を投じたのはAfDのみで、なんと、肝心のCDUからも、そして自民党からも脱落者が出て、法案はあっけなく潰れた。防火壁は綻びながらも倒れなかったのだ。

しかし、CDUとAfDに対する攻撃はその後もやまず、2月1日、2日はドイツのあちこちの都市で大掛かりな反極右のデモが開かれ、CDUとAfDが槍玉に上げられた。

ちなみに1月9日、米国テスラのイーロン・マスク氏は、X上でAfDのヴァイデル共同党首と対談した際、次のように述べていた。

「他人の言論の自由を抑圧すれば、必ず、それが将来、自分にも跳ね返ってくる」

CDUがナチだと誹謗されている姿を見て、私はそれを思い出し、マスク氏の予言が早くも現実になったことに驚愕した。些細なことで、民衆の矛先は変わるのだ。

ただ、わからないのは、この大掛かりなデモの参加者たちは、一体、誰の手から民主主義を守ろうとしているのかということだ。CDUとAfDが共に難民法の改正を望んだからといって、ドイツに再びナチ台頭の脅威が増すという論理は、いくら何でも無理があった。

つまり、どう見てもこれは、総選挙に向けての緑の党と社民党のための官製デモに他ならない。デモの参加者らは、知ってか知らずかそれに乗っかり、「メルツよ、恥を知れ!」などといった過激なプラカードを掲げて高揚していた。

それどころかニュースの画面には、嬉々としてデモに参加し、民主主義の守護者を演じている緑の党や社民党の政治家の姿まであった。それを見ながら私は、ドイツ人はイランでこういうデモがあればバカにするくせに、自分たちは今、まさに同じことをしているではないかという思いを打ち消すことができなかった。

すり替えられた難民問題

婦女暴行や、ナイフでの傷害事件の犯人のうち、中東難民の占める割合が異常に高いことは、すでに昨年、連邦検察庁が発表していた。CDUの法案は、それら犯罪者の流入を予防し、治安を回復し、少しでも犠牲者を減らすためのものだった。だからこそ、AfDも賛成したのだ。

しかし、難民問題は見事にすり替えられ、デモの参加者は、極右打倒と叫んでいた。

ただ、彼らはおそらく、AfDの主張のどこが極右なのかと聞かれれば、答えられないに違いない。実際にはAfDの政策は、他のどの党よりも一番筋が通っており、しかも、決してぶれなかった。

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ただ、メディアは常にAfDを締め出し、「とんでもない党だ」、「彼らが政権に入ればドイツは再びナチ独裁になる」などという情報だけを流した。だからこそ、それを信じた人たちが、存在しない敵に向かって拳を振り上げているのだ。多くの独立系のメディアも同じ考えだったようで、今回のデモを「幻の敵を倒すためのデモ」と評していた。

一方、CDUのメルツ氏はブレまくり、今や、「我々は絶対にAfDと協働することはない」と必死で弁明。しかし、そうなると、第1党になっても社民党と緑の党以外、連立相手はいない(ドイツでは得票率が5%以下の政党は、国会で議席を持てない)。

ナチが台頭していた1930年代、批判者は口をつぐんだ。そして、口を開いた少数の人たちは迫害され、強制収容所に送られ、あるいは処刑された。ドイツ人は後になってそんな彼らのことを、勇気あった人々として称賛している。自分もその時代に生きていたなら、勇気ある人の一人だったと言わんばかりだ。

そして、その彼らが今、デモに集結し、AfDを潰さなければならないと息巻いている。しかし、私の目には、弾圧されているAfDの政治家の姿の方が、当時、ナチに弾圧されていた勇気ある人たちの姿と重なる。

ドイツの官製メディアの主張を垂れ流す日本

そもそもAfDは、民主国家ドイツで許可された党で、議員は当然、普通選挙で選ばれている。しかも、それを、何百万人もの有権者が支持しているのである。それなのに、AfDを潰すことが民主主義だという主張は、一体どんな理論によって支えられているのか。

当時、ナチに抵抗していた人たちは、膨大な大衆の力で潰されてしまった。今回もまた、デモの大衆の方が間違っているという可能性はないのか。

しかし、日本のメディアはそこに何のメスも入れないまま、ドイツの官製メディアの主張を丸ごと書き写している。

デモ隊の人たちで、ティアガルテンが埋め尽くされていた夜、ベルリンのお臍ともいえる場所に立つ戦勝記念塔(高さ67m)には、「全ベルリンがCDU(キリスト教民主同盟)を憎んでいる」という字幕がライトアップで流れされた。憎むこと(ヘイト)は悪だと言っていたのは、一体どこの誰だったのか?

現在、ドイツで起こっていることは、私には理解不能なことが多すぎる。デモの参加者はマジョリティなのか、それとも、他に静かなマジョリティーが存在するのか。23日の総選挙が待たれる。

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『石破首相を優しく迎えたトランプ大統領、胸の内にあるのは対中国政策 トランプ政権の政策を知る虎の巻、「プロジェクト2025」の中身を詳解』(2/9JBプレス 樋口譲次)について

2/9The Gateway Pundit<Elon Musk Unveils a Creative Proposal to Rid America of the Corrupt Judges Sabotaging the Trump Administration=イーロン・マスク、トランプ政権を妨害する腐敗した裁判官を米国から排除するための独創的な提案を発表>

選挙で選ばれない裁判官の罷免がもっと簡単にできるようにするのは良い。

保守派は、連邦政府の規模縮小と説明責任強化を目指すトランプ大統領の取り組みを妨害する民主党判事による一連の不正判決を受けて、当然ながら激怒している。現在、X CEO と DOGE 会長がこの危機を解決する素晴らしいアイデアを思いついた。

ゲートウェイ・パンディットが報じたように、連邦判事はイーロン・マスクの政府効率化チームによる重要な財務省へのアクセスを差し止めた。バラク・オバマが任命した米国地方判事のポール・A・エンゲルメイヤーは、「取り返しのつかない損害」のリスクを挙げた。

この命令により、米国民の納税申告書、社会保障給付、障害手当、連邦政府職員の給与を分配する機密性の高い支払いシステムへのアクセスが一時的に停止される。

さらに、エンゲルマイヤー氏は、トランプ大統領が就任した1月20日以降に決済システムにアクセスできる人物がダウンロードしたすべての情報を破棄するよう命じた。

マスク氏は判決を受けて激怒し、「まったく正気ではない!」と述べ、「詐欺師を守るために非常に怪しいことが起こっている」と指摘した。

現在、マスク氏は、この腐敗した「裁判所による立法」を永久に解決できる独創的な提案を考案した。

彼の考えは、選挙で選ばれた機関は誰が最もひどい裁判官であるかを決定し、その裁判官が全員いなくなるまで毎年解雇するというものである。

「選出された機関によって決定される任命された裁判官のうち最悪の1%を毎年解雇することを提案したい」とマスク氏は日曜日にXに書いた。

「これにより、最も腐敗した、最も能力の低い者が排除されるだろう」と彼は付け加えた。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/elon-musk-unveils-creative-proposal-rid-america-corrupt/

2/10阿波羅新聞網<马斯克“没从DOGE得好处”为何如此投入?=マスクは「DOGEから利益を得ていない」のに、なぜDOGEにこれほど入れ込むのか?>ABCニュースは、トランプ米大統領が、ハイテク界の大物、マスクを政府効率化省(DOGE)のトップとして信頼しているかと問われた際、マスクは「政府効率化省での地位から何の利益も得ていない」と答えたと報じた。

トランプはフォックス・ニュースの司会者ブレット・ベイヤーとのインタビューの中でこのことについて語った。このインタビューは16日午後に放送される予定。

「イーロン・マスクは何も得ていない。実際、どうして彼が政府効率化省にどうしてあれほど多くの時間を費やせるのか知りたい。彼は全力投球している。私は彼にそうするように言ったのだ」とトランプはインタビューで語った。

トランプはまた、ベイヤーに対し、マスクに次に国防総省と教育省の見直しを指示すると述べ、私は政府の無駄を削減するために大統領になったと語った。

「その後、私はすぐに大統領に国防総省と教育省を調べるよう指示するだろう。おそらく24時間以内に。彼は同じ問題を見つけるだろう。そして私は軍を調べる。我々が軍を調べれば、数十億ドル、数千億ドルの詐欺や濫用が見つかるだろう。それは国民が私を大統領に選んだ理由だ」とトランプは述べた。

https://www.aboluowang.com/2025/0210/2173084.html

2/10阿波羅新聞網<一夜间,开工大吉变开年暴击;倒闭潮来袭!唐山南湖医院突停诊,要病人全部出院,—【阿波罗网报道】=一夜にして、好調な仕事始めが最悪の年始めに変わり、倒産の波が押し寄せている!唐山南湖病院は突然治療を中止し、全患者に退院を求めた。—【アポロネット報道】>米国が関税の棍棒をふるい、少額小包の免税を取り消したことで、中国の販売業者にとって「仕事始めの幸運」は「年明けの致命的な打撃」に変わった。本当に目を見張るものがある!江西省の田舎での見合い:毎日7~8人の男性が列を作り、花嫁価格のスタート価格は38万8000元で、候補の男性の数は膨大である。 珍しい!最近、劉昆元財政相が社会保障基金理事会党書記と理事長に任命され、且つ財政部党指導グループのメンバーでもある。 中国全体の経済状況が非常に深刻であることがわかる!広東省や上海の多くの場所では、新たな「槿花一日の栄」戦略が推進されている。 数日前、河北省唐山市の三甲病院が突然業務を停止し、患者全員に退院を求めたため、数千人の医療スタッフが患者をどう扱えばよいのか途方に暮れていると報じられた。

いよいよ厳しくなる中国経済。日本は巻き込まれないように。

https://www.aboluowang.com/2025/0210/2173013.html

何清漣が再投稿

フイユン @lindahuiyun 19 時間

子どものトランスジェンダーに関する衝撃の調査!子どもの性転換を推進しているのは、医療や教育機関だけではない。代理ミュンヒハウゼン症候群(他者に対する虚偽性障害)を患った多くの母親たちも、注目を集めるために、自分の子どもを性転換の道に導く努力を惜しまない。

ランドン・スターバックは、2023年2月23日にヒューマンイベントのウェブサイトに次のような記事を掲載した。

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引用

ランドン・スターバック @LandonStarbuck  2月9日

#ミュンヒハウゼンがトレンドになっている今こそ、私がこれまでに書いた中で最も衝撃的な調査記事を再び取り上げる良い機会である。私は、米国で代理ミュンヒハウゼン症候群の母親たちの最大のオンライングループを暴露した。https://humanevents.com/2023/02/23/landon-starbuck-deranged-parents-of-trans-kids-brag-about-giving-their-minor-children-puberty-blockers-hormones-and-surgeries

https://x.com/i/status/1888249557919658050

何清漣が再投稿

何清漣 @HeQinglian 9 時間

@chamath

この投稿は「トランプは民主党にアイデンティティ危機をもたらした」と主張している。

「民主党の狂っているところは、彼らが最も老練な詐欺師ということだ」

「共和党は親資本家、民主党は親労働者というのが通説だ」

「トランプの素晴らしいところは、共和党を乗っ取って完全にポピュリスト化したことだ。つまり労働者を支援するということだ」

「バイデン政権下で何が起こったかを見れば、株式市場は度々新たな高値に達していたことがわかる。

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引用

オールインポッドキャスト @theallinpod 2月9日

チャマス:トランプは民主党にアイデンティティ危機をもたらした

E214 の @chamath:

「民主党のおかしいところは、彼らが最も洗練された嘘つきだということだ。」

「共和党は親資本家、民主党は親労働者というのが従来の通説だった。」

“そして

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何清漣 @HeQinglian

トランプ政権による米国のDEI廃止は、国際的な批判をあまり引き起こさなかったが、USAIDの閉鎖は国際メディアから一致した批判を引き起こした。その理由は驚くほど一致している:中共に陣地を取られる。これが真実かどうかは調査してみなければ結論が出ない。なぜなら、この発言の前提は、どの国にもその国を混乱させようとする勢力の集団があり、外国の勢力が金を払ってそれをやらせるからだ。

私は最近、USAID の資金援助受給国について調査を行い、興味深い現象を発見した。資金援助の原則は、受給国が自国で問題を起こさせることなのである。 130か国以上で政治体制、宗教信仰、経済情勢が異なるため、資金援助は現地の状況に合わせて調整する必要がある。例えば、米国人の半数は中絶に反対しているが、USAIDは中東のイスラム諸国で産児制限に資金を提供している。米国は自国では信教の自由を主張しているが、仏教国ネパールでは反仏教に資金を提供している;同時に、NYT、大紀元・神韻に資金を提供しているが、両者の矛盾と対立は明らかである。法輪功メディアに資金を提供する目的はもちろん共産党に反対するためだが、NYTが法輪功に反対しているのは、法輪功がトランプを支持しているからだ。同様の例は数多く挙げられる。

結論はこうだ:USAID の資金援助は現地の状況と時期に合わせている。すべては時期と場所によって決まる。ここで正しいことが他の国では間違っているかもしれない。

何清漣 @HeQinglian 4 時間

マスクは、米国教育省はもはや存在しないと発表した。

引用

ベニー・ジョンソン @bennyjohnson 5 時間

🚨速報:イーロン・マスク、教育省はもはや存在しないと発表 – MSNBC

何清漣 @HeQinglian 4 時間

翻訳:マスクは何を見つけたのか?

目を大きく見開く準備はできているか?

ジョン・ケネディ上院議員、イーロン・マスクとDOGEがUSAIDを暴露したことについて「マスクが何を見つけたかお話しよう。とても面白い。彼が見つけたのは

– 米国の納税者はアフガニスタンに資金を提供している

– 彼は我々がイエメンに資金援助をしていることを見つけた

– 彼は私たちがシリアに寄付していることを見つけた

– 彼はUSAIDが1万人の職員を擁し、

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引用

ウォールストリートの猿 @WallStreetApes 2月7日

ビックリする準備はできているか?

ジョン・ケネディ上院議員は、イーロン・マスクとDOGEがUSAIDを暴露したことについて、「マスクが何を見つけたかをお話ししよう。とても面白い。彼は次のことを見つけた。

-米国の納税者はアフガニスタンにお金を与えている

– 彼は我々がイエメンに資金を提供していることを見つけた

-彼

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樋口氏の記事では、米国から言われて防衛費を上げるのではなく、日本が主体的に3%に上げると言わないと。核共有や非核3原則の見直しも進めていくべき。スパイ防止法制定や自衛隊法ネガテイブリスト化とかやることはたくさんある。早く石破が下りて、じっくり取り組める政権になってほしい。

記事

ホワイトハウスで行われた日米首脳会談(2月7日、写真:ロイター/アフロ)

トランプ政権と「プロジェクト2025」

2月7日(日本時間8日)、米ホワイトハウスで開催された日米首脳会談では、これまでの基本的な対中政策が確認・維持された。

会談は、カナダやメキシコに対して貿易不均衡や不法移民問題の解決を迫るため関税圧力を掛ける刺々しいアプローチとは異なり、比較的融和的な雰囲気の中で行われた。

それは、トランプ政権が最大かつ真の脅威と考える中国に対抗するため、安全保障・防衛と経済などの面から日米同盟を強化する必要性があるとの共通認識を反映したものであろう。

翻って、昨年11月の米大統領選挙に先立ち、米有力シンクタンクのヘリテージ財団が主導し、100以上の保守系団体が参加して2023年4月、「リーダーシップのためのマンデート」を表題とする900ページの提言を発表した。

それが、米政府再編構想と称される「プロジェクト2025」である。

ドナルド・トランプ大統領は、この「プロジェクト2025」から意識的に距離を置いている。

しかし、同構想の提言の多くは、トランプ氏が大統領就任直後から自らの政策を急速に始動させるため立て続けに発出している大統領令と概ね一致している。

「プロジェクト2025」がトランプ政権の掲げる諸政策の下敷きになっているのは間違いなさそうだ。

安全保障・国防の面では、中国は「国力の領域全体で米国の利益に対する挑戦を提示しているが、それがもたらす軍事的脅威は特に深刻で重大である」とし、「中国を米国の国防計画の最優先事項として明確に特定しなければならない」と明記している。

この文脈から、トランプ政権は中国とロシアとの大国間競争の時代において、特に中国を最大かつ真の脅威と考え、抑止・対処に最大限の効果を発揮するよう軍事力を強化するとともに、同盟国に対し一層の役割分担を求めるのは避けられない流れとなりそうだ。

「プロジェクト2025」の安全保障・防衛政策

「プロジェクト2025」は、第1次トランプ政権が執政に際し十分な準備ができていなかったという保守陣営の反省から生まれたものである。

同提言の目的は政権移行を容易にし、トランプ政権初期に見られた内紛や法的課題をなくすことであった。

この際、「米国を急進左派の支配から救う」ことをより広義な目標としており、米国政治に一種の保守革命をもたらすものといえよう。

「プロジェクト2025」の政策提言

ブルムバーグ(2024年7月19日付)によると、「プロジェクト2025」の政策ガイドには以下の提言が盛り込まれている。

・連邦政府職員の解雇を容易にすることなどにより、いわゆる「行政国家」を解体する。

大統領の野心に献身的な政治任用者に属するべき政策決定に対して、連邦政府省庁のキャリア官僚が過度の権限を持っているからである。

・国境に軍隊を派遣することによって、不法入国を減らし、不法移民の強制送還を増やす。

入国管理機関を統合し執行を簡素化し、議会と協力して入国管理官の増員と収容スペースのための予算を増やす。また、強制送還と判断された人々を受け入れない国に制裁を科す。

・連邦レベルでの個人所得税制を見直す。

高所得者は30%、それ以外は15%とする。現在は7つの税率区分があり、税率は10%から37%。大半の控除はなくなる。

・法人税率を21%から18%に引き下げる。

・教育省を廃止する。

・米国の石油・ガス開発を奨励するため、規制を緩和し、電気自動車(EV)や再生可能エネルギーの生産に税額控除やその他のインセンティブを提供するインフレ抑制法(IRA)の撤廃に取り組む。

「主要な気候変動警報産業推進力の一つ」と評されている米海洋大気局(NOAA)を縮小することによって、化石燃料の生産を増大させ、環境問題への関与を弱める。

・行政機関の業務や政策から、ダイバーシティー(多様性)・エクイティー(公平性)・インクルージョン(包摂性)=DEIへの配慮を排除し、トランスジェンダーの入隊を禁止する。

・国防費を増やし、米国の核兵器を強化する。

・ポルノを規制し、その制作者や販売者を投獄する。

・人工中絶規制を強化する。
このように、同構想の提言はトランプ氏が選挙運動中に述べた多くの主張と一致しており、また、就任直後に連発した大統領令をもって具現化されているのは明らかである。

では、「国防費を増やし、米国の核兵器を強化する」と記されている安全保障・国防政策は、今後どのように展開されるのであろうか。

トランプ政権の安全保障・国防政策

「プロジェクト2025 」には、セクション2「共同防衛」の項に「国防総省」の欄がある。

この欄は、クリストファー・ミラー氏によって書かれたものだ。

ミラー氏は、陸軍特殊部隊の軍歴がある元軍人で、トランプ第1期政権で国家テロ対策センター所長、国防長官代行を務めた。

トランプ大統領がマーク・エスパー国防長官を解任し、後任にミラー氏を国防長官代行に任命したものである。

それによると、国防総省の最優の重点課題の一つに、中国とロシアを想定した「大国間競争の時代において、最大限の効果を発揮するための軍隊の変革」を挙げ、その上で、「国防総省の方針」を以下のように述べている。

国防総省の方針

米国人の安全、自由、繁栄にとって、圧倒的に重大な脅威は中国だ。

中国は、米国自身を除けば世界で最も強力な国家である。アジアを支配し、その地位から世界的に覇権を握ることを目指しているようだ。

もし中国政府がこの目標を達成できれば、「世界で最も重要な市場への米国のアクセス」を制限するなど、米国の核心的利益を劇的に損なう可能性がある。

このような事態を防ぐことは、米国の外交・防衛政策の最優先事項でなければならない。

中国政府は、国力の領域全体で米国の利益に対する挑戦を提示しているが、それがもたらす軍事的脅威は特に深刻で重大である。

中国は、自国の地域だけでなく、はるかに離れた地域への戦力投射能力の向上や、米国自身の核兵器備蓄に匹敵するか、それを超える核戦力をもたらす可能性のある核戦力の劇的な拡大を含む、歴史的な軍事力増強に着手している。

しかし、北京の軍事がもたらす最も深刻な差し迫った脅威は、西太平洋の第1列島線沿いの台湾や他の米国の同盟国に対するものである。

もし中国が台湾やフィリピン、韓国、日本などの同盟国を従属させることができれば、北京のアジア覇権を防ぐためのバランスの取れた連合を分裂させることができる。

したがって、米国は中国が成功しないようにしなければならない。

これには、「拒否的防衛(denial defense)」、つまり、台湾や他のアジアの米国の同盟国の従属をこの上なく困難にする能力が必要である。

重要なことは、米国は、中国と米国にとっての台湾の相対的な重要性を考えると、米国が喜んで負担するコストとリスクのレベルでこれを実現できなければならないということだ。

米国とその同盟国は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のウクライナでの残虐な戦争が証明しているように、ロシアやイラン、北朝鮮、そして何十年にもわたる大中東での無分別な軍事作戦、防衛産業基盤の萎縮の影響など、国境を越えたテロリズムからも真の脅威に直面している。

そして、多くの米国の同盟国による効果的な軍縮は、米国の軍隊に多大な犠牲を強いている。

これは厳しい風景だ。

米国はこれらの脅威に率直かつ強力に対処する必要があるが、現実的であることも必要だ。これらの問題を取り除くことはできない。

むしろ、選択、規律、および防衛のための適切なリソースの必要性について明確な認識を持って彼らに立ち向かわなければならない。

この観点から、米国の国防戦略は、米国の核兵器を近代化・拡大し、効率的かつ効果的な対テロ事業を維持しながら、中国を米国の国防計画の最優先事項として明確に特定しなければならない。

米国の同盟国も強化する必要があり、一部の同盟国は米国とともにアジアで中国に対抗する一方で、他の同盟国はヨーロッパ、イラン、中東、北朝鮮のロシアからの脅威に対処するためにより主導権を握る。

現実には、これらの目標を達成するためには、米国とその同盟国の両方による防衛への支出を増やすとともに、再工業化への積極的な支援と同盟国の生産能力へのさらなる支援が必要であり、これにより、自由世界の努力を共に拡大することができる。

このように、提言は、中国を最大かつ真の脅威と捉え、中国のアジア覇権を防ぐため、第1列島線沿いの台湾や日本、フィリピン、韓国などの防衛の重要性を説き、中国の軍事的冒険が成功しないようにする「拒否的防衛」にコミットする点を強調していることが注目される。

そのために「必要な改革」として、以下の事項を強調している。

必要な改革

①中国に対する拒否的防御(denial defense)を優先する。

米国の国防計画は、中国、特に台湾の効果的な「拒否的防衛」に焦点を当てるべきである。

米国の国防活動に対するこの焦点と優先事項は、中国の第1列島線支配を否定することになる。

・戦力計画から運用、態勢に至るまで、米国のすべての国防努力が、米軍が速度配分のシナリオで優位に立ち、中国が台湾に対して既成事実となるのを防ぐ能力を確保することに焦点を当てることを要求する。

・中国の台湾侵攻を撃退するための米国の通常戦力計画構造を優先し、同時に別の紛争を戦うなどの他の任務に資源を割り当てる。

②同盟国の通常戦力の負担分担を増やす。

米国の同盟国は、通常兵器の防衛に対してはるかに大きな責任を負わなければならない。

米国の同盟国は、中国に対処するだけでなく、ロシア、イラン、北朝鮮の脅威に対処する上でも役割を果たす必要がある。

・米国との役割分担を米国の国防戦略の中心に据えること。

これは、同盟国が強化するのを支援するだけでなく、同盟国が強化することを強く奨励する。

・台湾と日本やオーストラリアなどのアジア太平洋地域の同盟国による集団防衛モデルの構築のための支出拡大と協力を支援する。

・NATO(北大西洋条約機構)を変革し、米国の同盟国がロシアを抑止するために必要な通常戦力の大部分を配備できるようにしつつ、主に米国の核抑止力に依拠しつつ、他の能力を選択するとともに、欧州における米軍の態勢を縮小する。

・米国が湾岸諸国のパートナーに、個別に、また集団的に働く自国の沿岸、防空、ミサイル防衛に責任を持つ権限を与えると同時に、イスラエルへの支持を維持する。

・韓国が北朝鮮に対する通常防衛で主導権を握れるようにする。③原子力の近代化と拡大を実施する。

米国は明らかに、核兵器の近代化、適応、拡大を必要としている。

ロシアは膨大な核兵器を保有し、積極的に振り回しているが、中国も歴史的な核備蓄を拡大している。

・米国の核戦力を拡大し、近代化し、ロシアと中国を同時に抑止するための規模、精密性、目的・対象性を持つようにする。

・規模、精密性、目的・対象性を備えた核兵器を開発し、戦域レベルでの新たな能力を含め、米国が深刻な核の威圧にさらされる状況がないようにする。
④同盟国の対テロリストの負担分担を増やす。

国境を越えたテロリズムは、米国がアジアに軸足を移す中でも、米国人にとって脅威であり続けている。

・テロリズムを抑止し、防止し、これと闘うために必要な軍事力を維持するが、そのコストは、国力やパートナーの努力の他の要素と連携して持続可能なものとなる。

・同盟国やパートナーがそれぞれの地域におけるテロとの闘いを主導する能力を強化することを優先する。

現在、台湾では、トランプ政権の台湾防衛へのコミットメントに対する懐疑的見方が増加傾向にあると伝えられている。

しかし、中国の侵攻を許さない台湾の効果的な「拒否的防衛」に焦点を当てるべきとの明確な見解が示されているのは特に重要である。

なお、この提言が、全面的にトランプ政権の安全保障・国防政策に取り入れられるとは限らないが、「プロジェクト2025 」の他の多くの提言と同様、大きな影響を及ぼすのは間違いなかろう。

日本への防衛力強化要求は必至

日米首脳会談の共同声明によると、両首脳は日米安全保障条約5条の沖縄県・尖閣諸島への適用を確認した。

自衛隊の統合作戦司令部の年度末創設に合わせ、在日米軍司令部を統合軍司令部に再編・権限強化し、米軍の指揮・統制枠組みを向上させて南西地域での防衛体制の強化を図ることも申し合わせた。

石破茂首相は、2027年度に防衛費と関係費を合わせた安全保障関連費を国内総生産(GDP)比2%規模とする方針を示し、トランプ大統領も少なくとも27年までの計画には異を唱えない姿勢を示したと理解される。

しかし、日本側が「2027年度以降も抜本的に防衛力を強化していく」との方針を示さざるを得なかったのは、米国の日本に対するさらなる防衛力強化の要求を予期した対応にほかならない。

トランプ政権下の米国防総省内で、最も影響力を持つであろうと見られるエルブリッジ・コルビー政策担当国防次官は、日本の防衛費GDP比3%を主張している。待ったなしである。

また、日米豪印の安全保障枠組みである「Quad(クアッド)」や日米韓、日米豪、日米比といった「多層的で共同歩調のとれた協力」を推進するとした。

日本や第1列島線防衛における台湾の戦略的重要性を考えるならば、「非政府間の実務関係」にある台湾であるが、日本のリーダーシップを発揮し政治的決断をもって「日米台の連携メカニズム」を構築し、日本から韓国、台湾、フィリピン、そしてオーストラリアへと連なるアジア太平洋地域の同盟国・友好国による、切れ目のない強靭な集団防衛モデルの構築を進めることも重要である。

さらに、欧州や中東の情勢は、日本の安全保障・防衛に重大な影響を及ぼすことから、NATOや英国などとの相互安全保障・防衛協力を強化することも大きな課題である。

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『「ペンタゴンの10倍デカい」中国政府が北京に巨大軍事基地を建設中、アメリカとの最終決戦を決めたか…!?』(2/8現代ビジネス 週刊現代)について

2/8The Gateway Pundit<Trump Reveals the Next Eight People He is Revoking National Security Clearances From After Stripping Biden’s – Also Identifies The Top Target on His List=トランプ大統領、バイデン氏のセキュリテイクリアランス剥奪に続き、次に剥奪する8人を発表 – 最大の標的も明らかに>

セキュリテイクリアランス剥奪だけでなく、訴追すべき者はたくさんいる。共和党のビル・バーやラフェンスパーガーも。

トランプ大統領は、自身の政治的キャリアを破壊しただけでなく、終身刑に処そうとした腐敗した役人に対する法の執行をまだ終えていない。

ゲートウェイ・パンディットのクリスティン・テイラーが報じたように、トランプ大統領は金曜の夜、ジョー・バイデン氏のセキュリテイクリアランスを取り消し、大統領による毎日の情報提供ブリーフィングを停止すると発表した。

大統領は、バイデン氏が2021年に自分に対して同様の行為を行った前例と、バイデン氏が機密文書を盗み、不適切に取り扱った事件の捜査で「記憶力の悪さ」を指摘したロバート・ハー特別検察官の報告書を、今回の行動の理由として挙げた。

トランプ大統領は土曜日のニューヨークポスト紙との独占インタビューで、さらに8人の敵の機密許可を剥奪し、さらに1人の人物をリストのトップに据えると語った。

彼はワシントン・ポスト紙の記者ミランダ・ディバインに対し、新たな「最大のターゲット」は、2020年の選挙の数日前にディープステートの元幹部らによる卑劣な「ダーティ51」の手紙を画策したアントニー・ブリンケン前国務長官と説明した。

「悪い奴だ。パスを取り上げろ」と彼は言った。

同紙はまた、トランプ氏の悪党リストに載っている他の2人の役人が、マルクス主義者のマンハッタンの地方検事アルビン・ブラッグ氏と、腐敗したニューヨーク州司法長官レティーシャ・ジェームズ氏であることを明らかにした。この2人は、腐敗した法廷闘争でトランプ氏を永久に監禁しようとした最も責任のある人物だ。

トランプ大統領の他の5つのターゲットは以下のとおりです。

  • バイデン前大統領の国家安全保障担当大統領補佐官ジェイク・サリバン
  • バイデンの司法副長官リサ・モナコ。J6抗議活動に対する司法省の不正な対応を調整した人物。
  • ディープステート特別検察官ロバート・モラーによるトランプに対するロシアゲート「捜査」の主任検察官アンドリュー・ワイスマン。
  • 弁護士マーク・ザイド。バイデン一家の汚職に関するウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との電話会談をめぐり、2019年にトランプ大統領の政治的弾劾で密告者とされたCIAアナリストのエリック・シアラメラ氏の弁護を担当した。
  • 2019年の弾劾裁判で民主党主導の下院司法委員会の特別顧問を務めたノーム・アイゼン氏。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/trump-reveals-next-eight-people-he-will-be/

https://x.com/i/status/1888263633400164712

https://x.com/i/status/1888323002627940555

2/9阿波羅新聞網<马斯克公开“示爱” 川普回应:第一夫人会没事的=マスクが公に「愛を告白」、トランプが反応: ファーストレディは大丈夫>選挙期間中の強力な支援のおかげで、世界一の富豪であるマスクはトランプ米大統領の信頼を勝ち取った。多くの人はトランプとマスクが遅かれ早かれ別れるだろうと予想しているが、少なくとも今のところ、彼らの関係はまだ蜜月期にある。

現地時間2/7(金)の朝、マスクはソーシャルメディアプラットフォームXに「私は@realDonaldTrumpを愛している。まっすぐな男が別な男を愛するのと同じだ」と投稿した。realDonaldTrumpはトランプ氏のXアカウントだ。

トランプ大統領は金曜日に石破茂首相と会談し、共同記者会見を行った。

記者会見中、フォックスニュースの記者はトランプ大統領に質問時、マスクの公開「愛の告白」について言及した。記者はマスクの投稿を読み、「ファーストレディはこのことについてどうお考えか?」と質問した。

「ああ、彼女はある程度は大丈夫だと思うよ」とトランプは笑顔で答えた。

https://www.aboluowang.com/2025/0209/2172632.html

2/9阿波羅新聞網<川普万箭齐发 民主党仍无方向=トランプが次々矢を放つも、民主党は依然として方向性は不明>トランプ大統領はWHに戻ってから20日も経たないうちに、国内外で世界に衝撃を与える大統領令を次々と発令した。基本的に、トランプ大統領が署名した大統領令と措置は選挙前の公約を実現するためのものであり、今後もさらなる措置が続くと予想される。トランプ政権が鳴り物入りで「ワシントンのSwamp」を整理する一方、野党に転じた民主党全国委員会はマーティン委員長を選出した。これは民主党が大統領選敗北後に反省し、立ち直るための第一歩となるはずだったが、今後どのように政権に復帰するかについては、見たところまだ何もわかっていないようである。

トランプ大統領が署名した一連の大統領令の中で、7日にWHのイーストルームで行われた署名式の喜びに満ちた動画が広く拡散された。この大統領令は、連邦政府が後援するすべての女子競技には生物学的女性選手のみが参加できると規定している。WHの手配により、子供から大学生まで、さまざまなレベルの競技から数十人の女性アスリートがトランプ大統領の署名を見守った。これはトランプ大統領が国民の支持を獲得するハイライトとなった。動画では、トランプ大統領の机の横に好奇心旺盛で笑っている少女たちと、学校での性自認や将来の女子スポーツ競技での娘たちの競争を心配する必要がなくなったことに安堵した両親たちが立っている。すべてが「一時的に常識に戻った」のだ。

民主党は下々の気持ちに疎く、大多数の有権者や中流層が何を望んでいるのか今でも分からないと見える。なぜなら、選挙のアジェンダが党内の極左によって決定されてしまうと、党内では誰も異議を唱えることができなくなり、特定のアジェンダに関しては極端に走るからだ。「アイデンティティと性別の認識」問題がその一例だ。生物学的の男性が、ある日自分は女性であると感じたら、民主党の極端な考え方によれば、「私たちは彼が女性であることに同意しなければならない」ことになる。

しかし、現実の社会はそこまで極端ではない。民主党と進歩主義者は国民全体に極端な選択を強い、結局今回の選挙で敗北し、もう一方の極端に統治の機会を与えてしまった。なぜこのようなことが起きるのか。もう一つの問題は不法移民だ。政治亡命を求める不法移民や、国内で罪を犯した不法移民を受け入れるかどうかは、白か黒かの選択ではない。極端な結果は、定住するために合法的に米国に来た新移民を怒らせるだろう。

“Common sense Revolution”

https://www.aboluowang.com/2025/0209/2172645.html

2/9阿波羅新聞網<无法想像!美参议员:我来告诉你马斯克发现了什么 这很有趣=想像を絶する!米国上院議員:マスクが何を発見したかをお話しよう。これは非常に面白い>ジョン・ケネディ上院議員は、マスクとDOGEがUSAIDの腐敗を暴露したことについて次のように述べた:「マスクが何を発見したかをお話しよう。非常に面白い。彼は次のことを発見した:

-米国の納税者はアフガニスタンに寄付している。

-彼は私たちがイエメンに寄付していることを見つけた。

– 彼は私たちがシリアに寄付していることを見つけた。

-彼はUSAIDが1万人の職員を抱え、年間400億ドルを寄付していることを見つけた。

-彼は、USAIDの助成金がベトナムの電気自動車を支援していることを見つけた。私たちのお金、納税者の​​お金である

-彼はUSAIDがインドのトランスジェンダークリニックに寄付していることを見つけた。「それは知らなかった。賭けても良いが、米国民も知らないだろう。」

同氏は、USAIDがセルビアのLGBTQ団体に150万ドルを寄付し、同団体が「セルビアの職場やビジネスコミュニティにおける多様性、公平性、包摂性を推進する」ために150万ドルを受け取っていたことを見つけた。

-USAIDが世界中の過激派グループを支援するために1億6400万ドルを費やしていたことが判明した。

-彼らは外国のテロリストグループと連携する組織に1億2200万ドルを寄付した。

– マスクのこの報告によると、USAIDはハマスが支配するガザのグループに数百万ドルを寄付した。

– 彼は、グアテマラでの性別適合手術に200万ドルを寄付したことを見つけた。これをUSAIDは確実に行っている。

-彼は、イラクでセサミストリートの新番組を制作するために私たちが2000万ドルを寄付したことを見つけた。

-彼は、カザフスタンの誤報と戦うために私たちが納税者のお金450万ドルを寄付したことを見つけた。

-彼は、私たちがUSAIDを通じてアルカイダとつながりのあるテロ組織ヌスラ戦線に1000万ドルを寄付したことを見つけた。これをUSAIDは確実に行っている。

– マスクは、スリランカのジャーナリストに二元的な性別表現を避けるよう教えるプロジェクトに、私たち納税者の資金790万ドルを寄付したことを見つけた。(USAIDはスリランカのジャーナリストグループに800万ドルを寄付し、二元的な性別表現を避ける方法を指導している)

-USAIDはジャマイカのLGBT支援活動推進に150万ドルを寄付した。

-彼らはキューバのメディアエコシステムを再建するために150万ドルを寄付した。

-ベラルーシの障害者芸術に150万ドルを寄付した。

-マケドニアのLGBT支援にさらに390万ドル。

– ネパールの公平で包括的な教育のために830万ドル

「私は夜遅くまで待っていられるが、同僚の多くは気落ちし、マスクに本当に怒っている。とんでもない、彼に勲章を与えるべきだと思う」

寄付はキックバックとして米国に還流している。誰に?

https://www.aboluowang.com/2025/0208/2172416.html

週刊現代の記事では、中共の得意な情報戦の感じがする。鬼面人を驚かす。そもそも習と軍の関係が悪いと噂されているのに、本当に習の指揮で解放軍が動くかどうか?軍は入れ物が大きくなれば、喜ぶでしょうけど(建設業者から必ず賄賂が入る)。解放軍の上の方は賄賂でポストを買い、うまい汁を吸っているのに、軍の粛清をやってきた習の命令で死ぬことは嫌うでしょう。況してや米軍相手とあれば。その時には、必ずクーデターを起こすと思われます。相手はトランプ、況してやミリー将軍はいない。

習は張又侠の抑えが効かないのに、肩書だけで軍を動かすのは無理。

記事

中国が巨大軍事基地を建設中!?

〈中国軍は北京西部に巨大な複合施設を建設中だ。その規模は世界最大のものであり、少なくとも米・国防総省の10倍の大きさになる見込みだ〉

英紙フィナンシャル・タイムズがスクープした中国の巨大軍事施設の情報が、安全保障界隈を騒がせている。同紙は入手した衛星画像をもとに、独自の調査を実施。その結果「中国政府が少なくとも100台のクレーン車を用いて、巨大な基地を建設中」であることが判明したというのだ。

Photo by gettyimages

規模も驚愕だが、その防衛機能も見逃せない。同紙によると、

〈建設中の施設は、アメリカのバンカーバスター(注:地中深くの目標物を破壊するための強力な特殊兵器)や、核兵器に対しても高い安全性を誇る可能性がある〉

という。

台湾侵攻との関連性

習近平主席はこの施設を人民解放軍創設100周年にあたる2027年までに完成させるよう命じているというが、習主席は「’27年までに台湾侵攻の準備を整える」との野望を掲げてきた。奇しくも基地完成の時期と一致しているが、この基地も侵攻計画と関係しているのだろうか。中国の軍事情勢に詳しいキヤノングローバル戦略研究所の峯村健司主任研究員は「間違いなく連関している」と断言する。

「台湾統一を目指すうえで、中国の最大の課題は陸・海・空等の部隊の統合機能が脆弱なことでした。建設中の巨大軍事司令部は、各組織を統合して台湾侵攻作戦をスムーズに実行するための、総合司令部の機能を担うものと思われます。同時に、その堅牢さは侵攻後に予想されるアメリカからの強力な軍事報復を想定したものでもある。

Photo by gettyimages

大規模基地の建設は、中国の台湾侵攻が間近に迫っている兆候だと見るべきです」

軍艦やミサイルなどの攻撃能力だけでなく、防衛機能も強化し始めた中国。米国との「最終戦争」はもう避けられないのかもしれない。

「週刊現代」2025年2月15日号より

良ければ下にあります

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『日本の実力はマイナーリーグ最下層、米専門家が断言する日本のサイバー防御 実力が向上しない最大の理由は、受けた攻撃を公表しないこと』(2/6JBプレス 横山 恭三)について

2/7The Gateway Pundit<Trump Wants to Bring Back Gen Z DOGE Worker Forced to Resign Over Social Media Posts – And Elon Musk Agrees!=トランプ大統領は、ソーシャルメディアの投稿により辞職を余儀なくされたZ世代のDOGE従業員の復帰を望んでおり、イーロン・マスクも同意!>

WSJ(やマードック)はグローバリストの手先と言うのが良く分かる。

トランプ大統領は金曜日、解雇されたDOGE職員のマルコ・エレズ氏を復帰させる時期が来たと述べた。

25歳のマルコ・エレズ氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルがキャンセル・カルチャー戦術を使って彼を標的にしたため、解雇を余儀なくされた。

Wired イーロン・マスクの Z 世代の天才たちの名前を公表し、メディアは即座にこの若く才能ある労働者たちを攻撃し始めた。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、エレズの昔の「物議を醸した」ソーシャルメディアの投稿を掘り起こし、ジェネレーションZのDOGE従業員に辞任するよう圧力をかけた。

「念のため言っておきますが、私は人種差別主義者でした。人種差別が流行る前からそうでした」とエレズは7月のXの投稿で述べた。

「私の民族以外の人と結婚するためにお金を払うことはできません」とエレズは語った。

JD・ヴァンス副大統領は、マルコ・エレズには二度目のチャンスが与えられるべきだと語った。

「もちろんエレズの投稿の一部には同意できないが、愚かなソーシャルメディアの活動が子供の人生を台無しにすべきではないと思う」とJD・ヴァンス氏は語った。「人々を破滅させようとするジャーナリストに報酬を与えるべきではない。決して」

「だから私は彼を連れ戻すべきだと思う」とヴァンス氏は語った。

「もし彼が悪い奴だったり、チームにとってひどいメンバーだったりするなら、その理由で彼を解雇すべきだ」と彼は付け加えた。

イーロン・マスクが世論調査を実施し、国民の圧倒的多数がマルコ・エレズの復帰に投票した。

フォックスニュースの記者ピーター・ドゥーシー氏はトランプ大統領にマルコ・エレズについて質問した。

トランプ氏は、JD・ヴァンス氏が彼をDOGEチームに復帰させたいのであれば復帰させるべきだと述べた。

時計:

イーロン・マスク氏も同意し、マルコ・エレズ氏を復帰させると語った。

「彼は復活するだろう」とイーロン・マスクは言う。「過ちを犯すのは人間だが、許すのは神の務めだ。」

マルコ・エレズの首を絞めた後、メディアはイーロン・マスクのDOGEチームのもう一人のZ世代の天才を攻撃し始めた。

左翼メディアは現在、19歳のDOGE労働者、エドワード・コリスティン、別名「ビッグボールズ」を攻撃している。

だからこそ、我々は決して左翼に屈服してはならない。一人の首を剥がしても、彼らは進み続けるだろう。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/trump-wants-bring-back-gen-z-doge-worker/

https://1a-1791.com/video/fwe1/34/s8/2/e/f/w/C/efwCx.caa.mp4?b=1&u=ummtf

https://x.com/i/status/1887923713443774522

2/7Rasmussen Reports<Voters Rate Trump More Aggressive on Trade Policy=有権

者は貿易政策に関してトランプ氏をより積極的だと評価>

トランプ政権が外国製品への関税導入に迅速に動いた後、有権者の間ではその政策をめぐって意見が分かれているが、ドナルド・トランプ氏が歴代大統領のほとんどよりも貿易問題に積極的であることには大半が同意している。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の48%が、トランプ大統領が貿易問題にうまく対処している、または非常にうまく対処していると評価しており、そのうち34%が「非常に良い」と評価している。41%は、この分野でのトランプ大統領の対応が不十分だと感じている。これらの結果は、有権者がトランプ大統領の 1期目の貿易政策を評価した際の評価よりも改善している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/voters_rate_trump_more_aggressive_on_trade_policy?utm_campaign=RR02072025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/i/status/1887960021679428021

2/8阿波羅新聞網<北京心脏狂跳,美24名议员共同提案跨过底线=北京の心臓が飛び出る、米議員24人が共同でレッドラインを超えた決議を提案>米下院の共和党議員24人は共同決議案を提出し、台湾との正式な外交関係を回復し、時代遅れの「一つの中国」政策を終わらせることを提案した。この取り組みを主導したトム・ティファニー下院議員は、台湾は自由で民主的かつ独立した国であり、米国の政策はずっと前からこの否定できない客観的事実を反映すべきだったと述べた。ある学者は、これは一部の議員が台湾を非常に支持していることを反映しているが、彼らがワシントンとトランプ大統領の台湾政策を動かせるかどうかは「まだ長い道のりがある」と指摘した。

共和党のトム・ティファニー下院議員とスコット・ペリー下院議員は、他の22人の下院議員とともに、現地時間木曜(6日)、トランプ政権に時代遅れの「一つの中国」政策を廃止するよう求める決議案を提出した。同政策は米国と台湾の人々の利益に合致せず、70年以上にわたる「台湾の主権独立国家としての明確な現実」を反映していないとしている。

情報によれば、「共同決議」には拘束力はなく、大統領に直接提出して行動してもらう必要はない。最終的に可決されたとしても、事実を反映し意見を表明するために長官が署名して提出するだけだ。

https://www.aboluowang.com/2025/0208/2172274.html

2/8阿波羅新聞網<变脸!川普对俄发出最强硬信号=顔の変化!トランプ大統領、ロシアに最も厳しいシグナルを送る>米国はウクライナ戦争を終わらせるため、制裁を通じてロシアへの圧力を大幅に強化する計画だと、米国のロシア・ウクライナ担当特使が木曜日(2/6)に述べた。

NYポスト紙との独占インタビューで、米国の特使キース・ケロッグは、特にロシアのエネルギー部門において、ロシアに対する制裁を強化する余地は十分にあると語った。ケロッグは、ロシアに対する制裁の執行は「経済的圧力がどれほど痛いか」を0~10段階で評価すると「3点程度にすぎない」と述べた。

ケロッグはNYポスト紙に対し、戦争中のいわゆる「産業規模」の殺戮を終わらせるためにはモスクワとキエフの双方が譲歩しなければならないと理解していると語った。

インタビューの中でケロッグはまた、ジョー・バイデン前政権による「どれだけ時間がかかってもウクライナを支援する」というアプローチを「スローガンであって戦略ではない」と批判した。

ケロッグは、トランプ政権はウクライナ支援とロシアへの圧力強化を組み合わせ、戦争終結に向けて「総合的なアプローチ」に重点を置いていると述べた。

ケロッグの首席補佐官、ルドビック・フッドは木曜日、ワシントンで開かれたGLOBSECトランスアトランティック・フォーラムで同様の意見を表明し、「現時点では、和平協定の交渉に関して検討できないことは何もない」と述べた。

一方、ウクライナ大統領府のウェブサイトは、木曜日にケロッグ米国特使とウクライナ大統領府長官のアンドリー・イェルマークが会談したと報じた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領府は声明で、2人はケロッグのウクライナ訪問の目的や前線の状況、ウクライナ市民の安全などについて話し合ったと述べた。

声明によると、会談中、両氏は1週間後に開幕予定のミュンヘン安全保障会議に「特別な注意を払った」という。

ロ・ウとの交渉は余りうまくいっていないのでは。

https://www.aboluowang.com/2025/0208/2172273.html

2/8阿波羅新聞網<川普要一查到底!补助中共开发新冠? 马斯克控助生化武器研究=トランプは真相究明を望んでいる!中共にCOVID-19の開発を補助?マスクは生物化学兵器研究賛助を告発>テスラ社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とドナルド・トランプ米大統領は最近、米国国際開発庁(USAID)を激しく非難した。同庁が国際政治に干渉しているだけでなく、新型コロナウイルスを含む生物兵器の開発に資金を提供していると非難した。この発言がなされるやいなや、国際的に騒動が起きた。

マスクはソーシャルプラットフォーム「X」でUSAIDを公然と非難し、同機関が生物兵器研究に関わるプロジェクトに資金提供し、新型コロナウイルスがそこから発生した可能性さえあると主張した。しかし、マスクは具体的な証拠は示さなかったものの、その発言は影響力があり、米政界や国際社会で強い注目を集めた。

左翼は「すぐ証拠もなく」というが、作戦で後から証拠を出すことだってある。そのときはきちんと報道しないと。

https://www.aboluowang.com/2025/0208/2172136.html

2/7看中国<军队议贾庆林直击习要害 习再提“铁帽子王”剑指张又侠?=賈慶林に関する軍の議論は習近平の弱点を直撃、習近平は再び「鉄帽の王」に言及、狙いは張又侠か?>中共の習近平総書記は1/6、党中央規律検査委員会第4回全体会議で演説し、反腐敗運動は止むことなく、腐敗はまだ根絶されておらず、新たな腐敗が引き続き発生しており、「死罪免除特権」や「鉄帽の王」は存在しないと指摘した。ある分析では、習近平時代に「鉄帽王」と呼べる人物は張又侠であると考えている。軍は依然として汚職を取り締まっており、これは明らかに政治闘争である。中央軍事委員会内では熾烈な権力争いが繰り広げられている。習近平は再び軍備装備部門から手を打とうとしており、そのターゲットが張又侠であることは間違いない。

軍が賈慶林について議論、習近平の弱点を突く

姚誠は、習近平の軍内での反汚職運動は兵士を濫りに逮捕することで軍を怒らせていると述べた。 「私も彼らからこのニュースを聞いた。彼らは今、軍を標的にしているが、軍は強く反応した。彼らは賈慶林を標的にしており、賈慶林に起きていることは習近平を狙ったものだと言っている。闘争はこのレベルに達している」

姚誠は、2025年に汚職と闘うには、張又侠や賈慶林のレベルに到達しなければならないと考えている。彼はもう軍の誰かを捕まえることができないでいる。捕まえたら彼らは反乱を起こすだろうから。習近平は現在非常に厳しい発言をしているが、賈慶林を標的にしているわけではない。 「2014年に頼昌星が失踪して以降、賈慶林は頼昌星と切っても切れない関係にあり、習近平は頼昌星を守ってきた。今、軍は賈慶林のことを話題にしており、習近平の痛いところを突いている」

内部で争うだけにして。

https://www.secretchina.com/news/gb/2025/02/07/1077301.html

何清漣 @HeQinglian 2 時間

昨日、私はWikipediaに基づいてUSAIDの年間予算を270億ドルと紹介したが、これはある時間内の年間予算であった可能性がある。 DOGE の監査によると、USAID は従業員に年間いくら支出しているのかは👇に。米国国際開発庁の 2023 年度の年間支出は約 440 億ドルになる。

議会調査局(CRS)の報告書によると、2023年のUSAIDの職員は約130の国家に支援を提供し、・・・

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何清漣 @HeQinglian 9 時間

米国の国際開発庁の整理がもたらす理論的な難しさは、主に1980年代後半から1990年代前半にかけてのソ連の崩壊とグローバリゼーションの説明をどう正当化するかということである。その核心は「カラー革命」(ビロード革命や各種フラワー革命を含む)である。

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何清漣 @HeQinglian 9 時間

古い投稿をアップロード:【中国と米国の40年間の発展の歴史を比較し、中国が貧しいときは変化を望み、米国が豊かなときは混乱を望んだことに突然気づいた。レーガンは、かつて共産主義は精神病だと言ったが、中国は社会主義に虐められて貧しくなり、改革開放を望んだ。米国人は裕福だが、働きたくない人は福利を望んでいるので、共産主義と性の快楽主義に駆け込み、世界のプロレタリア階級と食事を共にするため扉を開く。

私の要約についてどう思うか? 】

何清漣 @HeQinglian 1 時間

この情報を読んで、私は米国がこのようなことをしているにもかかわらず、いまだに世界一の地位にあるという事実に心から敬服する。米国の議員たちが一日中何をしているのかも知りたい。 【「議会は2024年に監督なしで期限切れのプロジェクトに5160億ドルを投資する」

CBO(Congressional Budget Office)は、議会が2024年に期限切れの認可プロジェクトに5160億ドルを支出することを明らかにした。その中には40年以上前に遡るものもある。

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マリオ・ナウファル @MarioNawfal 2 時間

🚨🇺🇸議会は2024年に監視ゼロで期限切れの計画に5160億ドルを注ぎ込んだ。

CBOは、議会が2024年に、一部は40年以上前に遡る、期限切れの認可計画に5160億ドルを費やしたことを明らかにした。

許可されていない計画への資金提供を禁止する規則にもかかわらず、x.com/elonmusk/statu…

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何清漣 @HeQinglian 2 時間

「トランプ政権が対外援助計画を凍結、中国を研究するNGOが齎す脅威」の記事は、現在の情勢では、世界の援助分野における中国の影響力がさらに拡大したと指摘した。中国の援助機関である中国国際発展協力局は、一帯一路構想(BRI)に基づく援助を行っている。米国とは異なり、中国の援助はUSAIDのように現地の組織と協力するのではなく、一般的にインフラの構築と融資に重点を置いている。

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何清漣 @HeQinglian 2 時間

冷水の中に熱気が:「ヨーロッパで最高のパフォーマンス、移民はスペイン経済を救ったのか?」 》エコノミスト誌は、国内総生産、株式市場のパフォーマンス、コアインフレ、失業率、政府赤字の水準という5つの主要経済指標に基づき、マドリードを37の裕福な国の中で最も経済が好調な国としてランク付けした。同誌は、マドリードは「富裕層の世界の羨望の的」になったと報じた。

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何清漣 @HeQinglian 3 時間

おすすめ記事:「ワシントン:詐欺帝国」

著者:Tho Bishop | ミーゼス研究所

ワシントン:詐欺帝国

https://mises.org/mises-wire/washington-empire-grift

国庫を横領し、友人に報酬を与え、子供たちを裕福にし、有権者を騙し、課税やインフレを通じて国民から富を盗む。これは現代の国家運営の標準的な戦術であり、真の闘争なしに放棄されることはないだろう。

マスクのDOGE

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横山氏の記事では、日本政府は第二次大戦時、海軍と外務省の暗号電報が盗聴され、解読され、敗戦に至った故事から何も学んでいない。

2016年5月29日、士気の集い主催で名和利男氏の講演を聴きましたが、その当時の日本のサイバー防衛は米国と比べて何周も遅れている、政府も企業もハッキングに遭っても隠すのが良くないと言っていたのを思い出します。あの当時から何も変わっていないか、悪化しているのでは、救い難い。

https://blog.goo.ne.jp/morale_meeting/e/f0c03aefc2bcf87156bfdce861dab5d8

記事

日本の実力がマイナーリーグ並みというのはお世辞かもしれない(Joshua ChoateによるPixabayからの画像)

2025年1月16日放送のBS日テレ「深層NEWS」の中で、シンガポールと日本に拠点を置くサイバーセキュリティ会社「CYFIRMA(サイファーマ)」の創設者兼CEO(最高経営責任者)であるクマル・リテシュ氏(元英国のMI6職員)は、日本のサイバー防御の弱点を「日本はサイバー攻撃を受けたことを積極的に公表しない」点にあると指摘した。

リテシュ氏は、具体的な事例を挙げなかった。

しかし、筆者は2020年に米国政府が警告した事例がこれに当たると考えている。

米国政府は「中国人民解放軍のハッカーが日本の防衛省および外務省の機密情報を扱うネットワークに深く、持続的にアクセスをしていた」ことを日本政府に警告した。

ところが、日本政府はサイバー攻撃を受けたことを公表せず、かつ情報漏洩を否定した。

筆者はこの時、政府はサイバー攻撃があったことを公表すべきであったと考える。

サイバー攻撃を受けたことを公表し、自らの弱点を明らかにし、その弱点を克服することがサイバー防御能力を向上させる最善の方法である。

国や行政機関においては、公文書を開示するなど情報公開制度が定められている。ただし例外はある。

例えば、国や公共の安全に関する国家安全情報などは不開示情報となっている。

国家安全情報とは、公にすることにより国の安全が害されるおそれ、他国もしくは国際機関との信頼関係が損なわれるおそれ、または他国もしくは国際機関との交渉上不利益を被るおそれがある情報である。

政府機関がサイバー攻撃を受けたことを公表することが、国の安全を害するおそれがあるとは筆者には到底思えない。

一般に情報漏洩が発覚するのは、相手側に潜入させた味方のスパイからの通報であることが多い。

サイバー空間では、漏洩情報がダークウエブに公開されるか、相手側のサーバーにアクセスなどしないと情報漏洩は判明しないであろう。

現時点で、日本は海外からの攻撃者のサーバーにアクセスする能力を有していないと筆者は見ている。その理由については後述する。

さて、米国政府は、防衛省や外務省の機密情報を扱うネットワークに深刻なハッキング(情報漏洩)が行われたと言い、日本政府は防衛省や外務省から機密情報が漏洩した事実はないと言う。

国民はどちらを信じればよいのであろうか。

母国である日本を信じたいが、どう見てもサイバー諜報能力が高い米国の方を信じてしまう。

とすると、日本政府はサイバー攻撃を受け機密情報が漏洩したことを隠蔽しようとしたのか、さもなければ、本当に被害(漏洩)に気が付いていないことになる。

被害に気が付いていないということは、有事において最悪の事態をもたらす。

つまり、平時に自衛隊の兵器システムにマルウエアが挿入され、それに気づかずにいると、いざ有事というときに兵器システムが稼働しない。

稼働しないならまだしも、稼働・発射したミサイルがブーメランのように発射地点に戻ってくることも起こり得るからである。

また、上記に述べたことは、日本の政府機関のサイバー防御体制は、被害に気付いてから対処を取るならまだしも、被害に気付かず、米国から警告を受けても、迅速に適切な対応が取れずにいることを明らかにしている。

政府は、これらのことを真摯に反省して組織の体質強化に取り組むべきであろう。

以下、初めに防衛省の機密情報漏洩事例について述べ、次に外務省の機密情報漏洩事例について述べる。

最後に、日本が海外からの攻撃者のサーバーにアクセスできない理由について述べる。

1.防衛省の機密情報漏洩事例

本稿は、既に投稿した記事「近代史上最悪となった、中国による防衛省ネットワークへの侵入事件」(2023.8.21)を要約したものである。

米紙ワシントン・ポストは2023年8月7日、元米政府高官ら日米両政府の関係者への取材をもとに、中国人民解放軍のハッカーが日本の防衛省の機密情報を扱うネットワークに「深く、持続的にアクセスをしていた」と報じた。

(1)報道内容のポイント

①米国家安全保障局(NSA)が2020年秋に、中国の軍事ハッカーが、日本の最も機密性の高いコンピューターシステムに侵入しているのを発見し、日本政府に不正アクセスの重大性を警告した。

②ハッカーは、深くかつ持続的にアクセスし、計画・能力・軍事的欠陥の評価など、手に入るものなら何でも狙っているようであった。

③2020年秋頃、マット・ポッティンジャー大統領副補佐官とポール・ナカソネNSA長官は東京を訪れ、日本側に中国軍によるネットワーク侵入は「日本の近代史上、最も深刻なハッキング(the most damaging hacks in that country’s modern history)」だと語った。

米国は、防衛大臣および首相にも直接警告した。

④日本の対応は遅くかつ不十分であったので、トランプ前政権からバイデン政権に移行した時期(2021年1月)に、ロイド・オースティン国防長官が日本側に、サイバー対策を強化しなければ情報共有に支障をきたすと伝達した。

⑤その後の日本の対応が十分でなかったことから、2021年11月にはアン・ニューバーガー米国家安全保障担当副補佐官が来日し、対策を促した。

また、侵害の範囲を評価し、中国のマルウエアをネットワークから除去するのを支援するために、サイバー捜査チーム(ハントフォワードチーム)(注1)を東京に派遣することを提案したが、日本は辞退した。

「彼ら(日本人)は自分たちのネットワークに他国の軍隊が関与することに不快感を感じていた」と元米軍関係者は語った。

(注1)米国は、米サイバー軍の「ハントフォワードチーム」をウクライナや同盟国に派遣し、重要なインフラシステムの脆弱性をあぶり出したり、その防御方法を教えることを「ハントフォワード作戦」と呼ぶ。ウクライナ戦争下のウクライナが爆破など物理的な電源消失以外のサイバー攻撃による電源消失などの被害を出していないのも、このハントフォワード作戦の成果であると言われる。

(2)日本政府の対応

2023年8月8日、浜田靖一防衛相は午前の記者会見で次のように述べた。

・サイバー攻撃で防衛省が保有する秘密情報が漏洩した事実は確認していない。

・個別具体的な対応を明らかにすると防衛省・自衛隊の対応能力などが明らかになるからお答えできない。

・サイバーセキュリティは日米同盟の維持・強化の基盤であるので、しっかり取り組んでいきたい。

付言するが、浜田防衛相は記者会見で、中国軍による防衛省・自衛隊の情報通信システムへのアクセスの有無は明言していない。

(3)筆者コメント

筆者は、上記事例において、日本政府が米サイバー軍の「ハントフォワードチーム」の派遣を辞退したことは大きな誤りであったと考える。

「ハントフォワード作戦」とは、一言でいえばホスト国のネットワークの中でマルウエアなどの脅威をhunt(狩る)する活動、すなわち、マルウエア狩りである。

脅威ハンティング(スレットハンティング)とも呼ばれる。

「スレットハンティング」とは従来の方法では検知が難しいマルウエアやハッカーの侵入に対して、それらがすでに侵入していると仮定して、システムやネットワーク内部におけるプロセスやログの不審なデータを分析することであぶりだす手法のことを言う。

「スレットハンティング」能力を保有していない日本政府が、自分たちのネットワークに他国の軍隊が関与することを警戒して、支援の申し出を辞退したことは、誠に無分別な行為だといえる。

このような日本の対応を見て、元米国家情報長官のデニス・ブレア氏は、自民党安全保障調査会の会合(2022年4月14日開催)において、「日本のサイバー防衛の実力はマイナーリーグだ。その中で最低の1Aだ」と評したのであろう。

2.外務省の機密情報漏洩事例

本稿は、既に投稿した記事「外務省に中国がハッカー攻撃、被害すら把握できない日本のお粗末対策」(2024.2.20)を要約したものである。

(1)概要

2024年2月5日付け読売新聞は、次のように報じた。

・外交上の機密情報を含む公電をやり取りする外務省のシステムが中国のサイバー攻撃を受け、大規模な情報漏洩が起きていたことが分かった。

・米国政府は2020年に日本政府に警告して対応を求め、日本側は主要な政府機関のシステムを点検し、対策の強化を急いでいる。

本事例は、前項で既述した防衛省機密情報漏洩事例と同じ時期に発生している。

この時には防衛省の名前が挙げられたが、外務省の名前は挙げられなかった。

ところが、今回は読売新聞のスクープとして外務省の名前が挙げられたのである。

政府はなぜこれまで外務省の機密情報漏洩を発表しなかったのか、政府には失態あるいはミスをオープンにしたくないという隠蔽体質があるのでないか、と筆者は疑念を抱かざるを得ない。

(2)日本政府の対応

ア.林芳正官房長官は、2024年2月5日の午前の記者会見で、次のように述べた。

・報道については承知をしているが、情報セキュリティに関する事案についてはその性質上、お答えは差し控えたい。

・サイバー攻撃により外務省が保有する秘密情報が漏洩したという事実は確認されていないものと承知をしている。

イ.2024年2月5日付け読売新聞は、次のように報じた。

「外務省は、サイバー攻撃があったことを含め、詳細を明らかにしていない。公電を所管する外務省情報通信課は読売新聞の取材に、『本件については、情報セキュリティ上の理由から回答を差し控える』と答えた」

(3)筆者コメント

ところで、なぜ米国政府関係者は、防衛省および外務省の機密情報漏洩を、ワシントン・ポスト紙にリークしたのであろうか。

米国が、様々な手段で日本に対する中国によるサイバー攻撃に関して警告しても、日本の対応が遅くかつ不十分であったからであろう。

このままでは、米軍情報を日本側に提供すると中国に漏洩する恐れがあると米側が考え、日米同盟の強化の要である情報の共有に支障が出ることを憂慮して、日本を奮起させるためにマスコミにリークしたものと筆者は考えている。

3.海外攻撃者サーバーにアクセスできない

政府は、2025年1月24日に召集された今国会に、「能動的サイバー防御」導入に向けた法案を提出するとしている。

同法案では、攻撃者サーバー等へのアクセス・無害化する権限を制度化するという。

筆者は、日本は国内からの攻撃者のサーバーへのアクセス・無害化することができても、海外からの攻撃者のサーバーへのアクセス・無害化することはできないのではないかと見ている。

(1)サイバー空間の「帰属問題(アトリビューション)」

まず、サイバー空間の「帰属問題」について述べる。

国家は、国際法違法行為を行った場合には国家責任を負うが、その行為が国家に帰属することが要件とされる。

すなわち、国際的に違法なサイバー行為が行われた場合、その行為者が特定され、かつ、その行為者と主権国家との関係が立証されなければ、当該国の国家責任を問うことができない。

これが、サイバー空間の「帰属問題」と呼ばれるものである。

よって、我が国に対する国際的に違法なサイバー行為が行われた場合、我が国が、その行為者を特定できる能力を保有していなければ、当該国の国家責任を問うことができない。

すなわち、武力攻撃に匹敵するサイバー攻撃を受けても自衛権の行使ができないことになる。

従って、海外からのサイバー攻撃の発信源を逆探知し、行為者を特定する能力が不可欠である。

(2)IPトレースバック技術

次に、IPトレースバック技術について述べる。

IPトレースバック技術とは、パケットの通過した経路を特定する技術である。

パケットとは大きなメッセージの中の小さなセグメントのことである。インターネットのようなコンピューターネットワーク上で送信されるデータは、パケットに分割される。

これらのパケットは、受信したコンピューターやデバイスによって再結合される。

パケットのヘッダには送信元IPアドレスと宛先IPアドレスが含まれている。IPアドレスから、IPアドレスの所有者(会社の電話番号や住所)やインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)が分かる。

従って、国内外のISPの協力が得られれば、個人を特定することができる。

しかし、海外の国家主体のハッカーは、IPアドレスを詐称する可能性があるばかりでなく、標的国との外交関係が悪く、かつ法執行機関同士の協力がない複数の国を経由して攻撃を行ったり、あるいは匿名の通信システムTor(トーア)を使用したりする。

発信源の逆探知についてはいくつかの対策が考案されているが、その中で最もシンプルな方法は、特定のパケットの送信元を追跡するIPトレースバック技術である。

一般に、IPトレースバック技術とは、IPパケットの送信元IPアドレスが詐称されたとしても、発信源を特定できる技術の総称である。

IPトレースバック技術は基本的に、注目したパケットに対して、そのパケットを中継したルータがどのインタフェースからどのインタフェースに中継したかを報告する仕組みを用いている。

IPトレースバックの仕組み(ハッシュ方式)は次の通りである。下図1の「IPトレースバック」の仕組みを参照されたい。

①IPトレースバックは、まず攻撃を受けている端末のユーザーが「攻撃である」と思わしきパケットの追跡要求を発行する。

パケットの情報は一方向性のハッシュ関数によって符号化され、ユーザーが属しているISPなど各自律システム(AS:Autonomous System)に設置されるトレースバック装置に伝達される。

②依頼を受けたトレースバック装置は、問題のパケットが外部から流入したパケットなのか、あるいは自分たちの組織が発信源なのかをそれぞれ独自に調査する。

問題のパケットが、隣接するASから流入していることが分かった場合、そのASに対して追跡依頼を発行する。

③このように再帰的に追跡を行うことにより、問題のパケットを送信した実際のASの特定および攻撃経路の特定が行われる。

図1: IPトレースバックの仕組み

出典:情報通信研究機構(NICT)HP

ISPは、独自のASを持ち、インターネットのバックボーンに接続して他のASとデータをルーティングしている。

日本のISPは、政府の要求に応じて、トレースバック装置を設置してくれるが、海外のISP、特に敵対する国のISPが日本のトレースバック装置を設置することは考えられない。

(3)海外の攻撃者サーバーにアクセスできないと筆者が推定する理由

その理由は、次の3つである。

❶日本政府は、完全なトレースバック技術を獲得したと公言していない。

2012年10月12日、ニューヨークで開催された国家安全保障のための経営者集団(Business Executives for National Security:BENS)におけるスピーチの中で、レオン・エドワード・パネッタ国防長官は、「国防総省は、大部分はNSAの能力を通じて、サイバー空間の侵入者と攻撃者を探知する世界で最も高度なシステムを開発した」と述べた。

すると、その1年半後(2014年5月19日)、米司法省は、商業利益のために、米国の企業および労働者団体に対して、サイバースパイ活動を行った5人の中国軍のハッカーを起訴した。

この時は顔写真も公開された。

国家主体のハッカーが、不正アクセス(ハッキング)の罪で刑事訴訟を起こされるのはこれが初めてである。

その後、米国は、イラン、ロシア、北朝鮮のハッカーを次々と起訴している。詳細は拙稿「サイバー犯罪:ここまで進んだ米国の防衛体制」(2020.3.10)を参照されたい。

他方、日本政府は、いまだに完全なトレースバック技術を獲得したと公言していない。

❷日本政府は、海外のハッカーを特定・起訴したことがない。

2010年10月28日、警視庁公安部資料114件がルクセンブルグからインターネット上に流出した。

流出した文書は、国際テロ捜査を担当する警視庁外事3課のほか、警察庁や愛知県警などが作成したとされる。

捜査を進める過程で、本件データのインターネット上への流出に当たっては、国外のサーバーが使用された事実、複数のサーバーが使用された事実等が確認されている。

このようなサーバーに係る多数のIPアドレス等の解明のために関係国等への協力を要請したが、流出に際して匿名化技術のTor(トーア)が用いられていることなどから、流出ルートは特定できなかった。

2024年12月24日、「DMMビットコイン流出 」事件について捜査を進めてきた警察庁と警視庁は、北朝鮮当局の下部組織とされるハッカー集団「ラザルス」の一部門、「トレーダートレイター」が今回の流出に関与したことを特定したというニュースが流れた。

筆者は、日本も単独でハッカーを特定できるようになったのかと喜んだが、他のニュースでは、警察庁は、米連邦捜査局(FBI)および米国防省サイバー犯罪センター(DC3)との共同調査により、実行犯を突き止めたとされていた。

残念ながら、今回も日本は単独でのハッカーの特定はできなかったと見ている。

❸海外のISP等の協力が得られない。

既述したが、日本のISPは、政府の要求に応じて、トレースバック装置を設置してくれるが、海外のISP、特に敵対する国のISPが日本のトレースバック装置を設置することは考えられない。

ところが、米国は、世界最大手のコンテンツデリバリネットワーク(CDN)事業者であり、世界130カ国以上にサーバーを設置しているアカマイ・テクノロジーズの協力を得て、世界中のネットワーク上のデータを監視していると筆者は見ている。

その根拠は、米国の元サイバーセキュリティ担当大統領特別補佐官リチャード・クラーク氏の著書『サイバー戦争』の中の次の記載である。

「2009年7月、連邦政府や民間のネットワークが北朝鮮からのDDoS攻撃を受けた」

「しかし、ホワイトハウスに対する攻撃だけは失敗した。私(リチャード・クラーク氏)は1999年、ホワイトハウスへのDDoS攻撃を防ぐため、アカマイという企業に協力を仰ぎ、ホワイトハウスのウエブサイトを、世界中の2万以上のサーバーに分散させ、閲覧要求が最も近いサーバーへ送られるようにした」

他方、日本が監視できるネットワークは、日本国内のISPの協力を得た国内のものだけである。

おわりに

2022年に日本のサイバー対策を「マイナーリーグ」と評したブレア元米国家情報長官は、2024年5月14日にオンラインで産経新聞のインタビューに応じ、次のように語っている。

・日本のサイバー対策は、改善しているもののまだ米英豪などのメジャーリーグのレベルではない。

・日本に必要な対応は、能動的サイバー防御の導入と官民共同のオペレーションセンターの設置である。

・米国は日本との連携強化を望んでいるが、防衛対策が不十分な日本のシステムに接続することには躊躇がある。

・現在の自衛隊のサイバー能力では、「米軍は機密性の高い生データを自動的に共有することはしない」と明言した。

上記のブレア氏の厳しい評価・指摘は、日本政府の奮起を促すためのものであると筆者は見ている。

最後に、日本では能動的サイバー防御がまもなく導入される。

筆者は、日本の警察および自衛隊のホワイト・ハッカーが、防護の固い相手国のシステムにアクセスできる日が来ることを心待ちにしている。

良ければ下にあります

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『トランプが暴露した「リベラルデモクラシー」という名のウクライナ支援の無駄使い』(2/5現代ビジネス 塩原 俊彦)について

2/6The Gateway Pundit<Need Proof of USAID Funding Being Utilized to Orchestrate Coup D’Etat? Look No Further Than Joe Biden’s Own Admission=USAIDの資金がクーデター計画に利用されている証拠が必要ですか?ジョー・バイデン自身の告白を見れば十分です>

外国への資金供与はキャッシュバックして悪人の懐に入る。止めた方が良い。

ドナルド・トランプ大統領とイーロン・マスク氏は、政府効率化省の若者チームとともに先週、USAIDへの資金提供を一時停止し、官僚的な「ディープステート」に大打撃を与えた。同組織はこれまで、約500億ドルの資金配分の透明性の欠如について精査されており、同組織は「CIAのフロント組織」であると指摘する声も多い。

『ビッグ・インテリジェンス:CIAとFBIはいかにして冷戦の英雄からディープ・ステートの悪党になったのか』の著者J・マイケル・ウォーラーは、  Xの投稿で「CIAの隠れみの」主張を否定した。その中で彼は、「実際はもっと悪い。USAIDは自ら説明責任のない秘密作戦機関となった。USAIDは、法律で義務付けられている大統領の調査なしに秘密作戦を実行した」と主張した。

実際、ほとんどの「秘密作戦」は不透明で大統領の調査結果も出ないかもしれないが、すべてがそうというわけではない。水曜日、ジャスト・ザ・ニュースは、USAIDが米国の利益に有利なように政局の風向きを変えるために外国に影響力を行使したいくつかの例を報じた。

その中には、ソロス・オープン・ソサエティが支援する組織で、長年にわたり米国国際開発庁から2億6000万ドル以上の助成金を受け取っているイースト・ウエスト・マネジメント研究所もあった。ジャスト・ザ・ニュースによると、この資金は「ジョージアにおける法の支配の促進、ウガンダにおける市民社会の強化、セルビアの欧州連合加盟交渉の促進」に使われたという。

この団体はまた、オバマ政権時代に司法ウォッチによって暴露されたアルバニアでの「すべての人に正義を」キャンペーンで900万ドルを受け取っていた。ジャスト・ザ・ニュースは次のように報じている。

この支援は共和党上院議員数名を懸念させるもので、彼らは 2017年に新任のレックス・ティラーソン国務長官に書簡を送り 、米国政府が資金提供したキャンペーンが「首相と中道左派政府に司法の完全な支配権を与える可能性がある」アルバニアの司法改革案の作成を支援したと主張した。

同じ上院議員らは、隣国マケドニアにおける同様のソロス支援プログラムについても懸念を表明した。マケドニアでは、財団オープン・ソサエティ・マケドニアと呼ばれる現地の関連団体がオープン・ソサエティ財団を通じて米国国際開発庁の支援を受け、「進歩的な政策」を推進しているという。

USAID の資金援助が海外の住民に及ぼす政権交代を誘発し、影響を与える影響は、よく言っても微妙な場合もあれば、はるかに明白な場合もある。2016 年 3 月に副大統領としてジョー・バイデンがウクライナを訪問したことは、最もよく知られた例の 1つかもしれない。

2020年の選挙とハンター・バイデンの「地獄のラップトップ」の暴露の後、2018年1月に外交問題評議会での議論中にジョー・バイデンが爆発的に発言したことにかなりの注目が集まった。

バイデン氏は演説の中で、ハンター・バイデン氏が取締役を務め、年間100万ドル近く稼いでいたブリスマ社を調査していた特別検察官のビクトル・ショーキン氏を解雇するようウクライナ当局に圧力をかけたことを自慢したことで有名だ。

バイデン氏は、 3度目の10億ドルの融資保証を発表するために「12回目か13回目」にキエフを訪れたことを振り返った。彼は、マイダン革命中にヴィクトル・ヤヌコビッチ氏の追放後に就任したウクライナ大統領ペトロ・ポロシェンコ氏とアルセニー・ヤツェニューク首相から「検察官に対して行動を起こす」という約束を得たと述べた。しかしバイデン氏が到着したとき、2人のウクライナ人はまだショーキン氏を排除していなかった。

「『あと6時間でここを出るぞ。検察官が解雇されなければ、金はもらえない』と言った」とバイデン氏は振り返った。「クソ野郎。彼は解雇されたんだから!」

2016 年 6 月に融資保証が署名され、数か月後の 9 月に発効しました。USAID 融資の発表は 2016 年 9 月 30 日に行われ、次のように述べられています。

昨日、USAIDは、ウクライナの民主化と持続可能な経済回復に必要な主要な経済・統治改革の実施を支援するため、米国からウクライナ政府への10億ドルの融資保証の発行を発表した。

「USAIDは、ウクライナ国民と政府に対し、重要な経済・民主改革を推進するという継続的な取り組みを誇りに思う」とUSAID長官のゲイル・スミス氏は述べた。「今回の融資保証とUSAIDのウクライナへの継続的な支援は、意義ある改革を実施するプロセスを強化し、汚職と闘い、より自立し、民主的で、財政的に持続可能で繁栄したウクライナを築く取り組みを強化するだろう。」

メリアム・ウェブスターは「クーデター」を「政治における突然の決定的な武力行使」であり、「小集団による既存政府の転覆または変更」につながるものと定義している。当時のバイデン副大統領がとった具体的な行動には暴力がなかったため、「ソフトクーデター」と見なされるだろう。

暴力があったかどうかは関係ありません。バイデンは、ウクライナの検事総長を解任するために、USAIDの10億ドルの融資を差し控えるという脅しを利用しました。検事総長は、ウクライナ大統領(ロシア寄りのヤヌコビッチではなく、米国寄りのポロシェンコ)によって任命され、ウクライナ最高議会(国会)によって382人の議員のうち318人の投票で承認されました。検事総長はまた、ハンター・バイデンが金銭的利益を持っていた会社の汚職を調査していたばかりでした。

不名誉なジョン・ボルトンは、機密情報取扱許可と警備要員の重荷から解放され、かつてCNNのジェイク・タッパーに雄弁に語った。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/need-proof-usaid-funding-being-utilized-orchestrate-coup/

2/6Rasmussen Reports<54% Still Agree Media Are the ‘Enemy of the People’= 54%が依然としてメディアは「国民の敵」であることに同意>

ドナルド・トランプ大統領が最初に発言してから6年が経ったが、有権者の大半は依然として、報道機関に対する彼の最も厳しい非難に同意している。

ラスムセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者の 54% がメディアは「まさに国民の敵」であることに同意しており、そのうち 28% が「強く同意」しています。41% が同意せず、そのうち 28% が「強く同意しない」です。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/54_still_agree_media_are_the_enemy_of_the_people?utm_campaign=RR02062025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

2/7阿波羅新聞網<卢比奥真猛!定性台湾?—卢比奥这样称呼台湾,会否挑起北京敏感神经=ルビオは本当にすごい!台湾の特徴を定める? ―ルビオがこのように台湾を呼んだことは北京の敏感な神経を刺激するだろうか?>米国のマルコ・ルビオ国務長官は水曜日(5日)、台湾の外交同盟国であるグアテマラのベルナルド・アレバロ大統領と共同記者会見を行った。ルビオ国務長官は自ら率先して地域経済協力における台湾の役割に言及し、台湾を「もう一つの民主主義体制」と呼んだ。台湾メディアはそれを「民主国家」と翻訳した。ある学者は、ルビオの発言は新政権でも変わらない米国と台湾の関係を反映していると考えている。

新しく任命されたルビオ国務長官は、台湾の外交同盟国の一つであるグアテマラを訪問し、アレバロ大統領とともに記者会見した。スペイン語で行われた冒頭演説で、ルビオは台湾について、「我々は、もう一つの民主主義体制である台湾に対する皆様のご支援と、皆様がすでに築いている関係に大変感謝している。今日の世界では、この認識を変え、関係を断ち切ろうとする大きな圧力に直面しているが、皆様は常に台湾への支援を堅持してきた」と述べた。

記者の質問に答えて、彼はグアテマラと台湾の関係に対する米国の支持を表明し、「特に、グアテマラと台湾の人々との長年にわたる友好関係は言及する価値がある。我々はこの関係を外交レベルから経済分野まで拡大することを望み、あらゆる努力をするつもりだ」と述べた。

ルビオは演説の中で「国」や「国民」という言葉を明示的には使わなかったが、多くの台湾メディアは「もう一つの民主主義」を「民主国家」と翻訳しており、米国の高官が台湾を表現するのに「民主主主義体制」という言葉を使うのは珍しいことだ。

世界が反中共で纏まってほしい。

https://www.aboluowang.com/2025/0207/2171751.html

2/7阿波羅新聞網<🚨抢钱、奴役全人类!突发:美新任能源部长揭露惊天骗局=🚨金を奪い、全人類を奴隷化!速報:米国の新エネルギー長官が衝撃的な詐欺行為を暴露>

🚨速報:米国の新エネルギー長官が気候変動詐欺の全容を暴露

「メディアや政治家は気候変動の意味を本当に理解していない。」

2兆ドル使っても、化石燃料の使用量を2%削減しただけ

彼らは地球を救っていない‼ ️

彼らはあなたから奪っている‼ ️

確か渡辺惣樹の本に地球温暖化を唱えたのは国連職員のモーリス・ストロング(アンナ・ストロング(モーリスは従弟)は毛沢東に可愛がられた共産主義者)とあったと思う。スタートから如何わしい。

https://twitter.com/i/status/1887272796608196748

https://www.aboluowang.com/2025/0207/2171794.html

2/7阿波羅新聞網<传习喝茅台再次脑梗!2025习退位 中国大变?【阿波罗网报道】=習は茅台酒を飲んでまた脳梗塞になったという噂! 2025年に習近平主席が退任し、中国は大きな変化を迎える? 【アポロネット報道】>アポロネットの孫瑞后の報道:「ニュースフォーカス」司会者の李沐陽は、北京の医療界の良心的な人物から、習近平主席が旧正月中に2度目の脳梗塞を起こしたとの知らせを受けたと語った。ある良心的な人物が李沐陽にこう言った。「あなたが中国に帰国するのもそう遠くない」。李沐陽は「なぜ?」と尋ねた。彼はこう答えた。「習近平が旧正月の間にまた『脳梗塞』を起こしたから」と。

良心的な人物によると、旧正月の3日目に同僚たちが「ボスがまた脳梗塞を起こした」と話し合っていたという。同僚らによると、彼が年末年始に姿を現さなかった理由は、おそらく脳梗塞のせいだという。習近平は茅台酒を好んで飲むと言われており、今回の脳梗塞も飲酒と関係があるかもしれない。

習が早く下りるのが世界平和に繋がる。

https://www.aboluowang.com/2025/0207/2171788.html

2/6希望之声<糗大了!中共前外交官涉诈骗被捕 日警罕见介入引发关注=恥さらし!中共元外交官が詐欺容疑で逮捕、日本警察の異例の介入に注目集まる>警視庁公安部は先日、中共駐日元外交官の徐耀華容疑者を詐欺容疑で逮捕した。容疑者は、日本政府から新型コロナウイルス対策の補助金を詐取するため、従業員を休ませ、事業を閉鎖したと偽装したとされている。

共同通信や朝日新聞など日本メディアの報道によると、警視庁公安部は2/5、東京・六本木で中華料理店を経営する中国人社長の徐耀華容疑者(62)と、元従業員の小島啓太容疑者(28)の両名を詐欺の疑いで逮捕した。原因は、徐耀華が東京・六本木などで経営する飲食店グループが、新型コロナウイルスの感染拡大中に、新型コロナウイルスの影響で休業したと偽って虚偽の書類を提出したためだ。2020年11月から2022年8月の間に、新型コロナウイルス感染休業手当について13回にわたり虚偽の申告を行い、日本政府から約370万円(約17万6000元)の補助金をだまし取った。

大量動員しての徐耀華の逮捕の理由は、補助金の詐取という単純なものではないかもしれないと考える人もいる。ソーシャルメディアプラットフォームXのユーザーである@AsiaFinanceは、日本では「一般的な脱税や税詐欺は国税局が対応できる」と述べた。公安部の職能は「国の民主制度の転覆を防止し、諜報活動を行い、極左、極右団体、労働組合、宗教団体、外国人を監視する責任がある。事件処理分野は集団的、政治的、国際的な色彩を持っている」。

以前の報道によると、警視庁は昨年5月に情報提供を受けて徐耀華容疑者に対する捜査を開始したという。

昨年2月、警視庁公安部は、東京でマッサージ店を経営していた中国人女性2人を、感染症対策補助金を詐取した疑いで逮捕した。この2人の経歴も異例で、2人とも「福州市十邑社団連合総会」の幹部だった。そのうちの何麗紅(別名呉麗香)は、かつて日本の松下新平参院議員の外交顧問や外交秘書を務め、日本の参院議院に出入りできる「通行証」を持っていたこともある。

同社団が所在する「十邑会館」は、スペインの人権団体セーフガード・ディフェンダーズによって、中共が日本に仕掛けた「海外派出所」の拠点と特定された。2023年に日本の警察による強制捜査を受けた。

徐耀華氏の経営する六本木の御膳房は良く議員や秘書の接待に使っていました。でも、「盗聴されているかもしれないので注意してください」と警告はしました。それでも小生は中共の悪口は言い放題でしたが。

https://www.soundofhope.org/post/868079

何清漣 @HeQinglian  8 時間

翻訳:【コロンビア・ジャーナリズム・レビューによると、USAIDは30か国で6,200人のジャーナリスト、707の報道機関、279のメディア部門の民間社会組織に支援を提供している。

ニュースがどれも同じように聞こえるのも不思議ではない。】

米国国際開発庁(英語名: United States Agency for International Development)

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引用

反乱バービー @DefiyantlyFree  17 時間

コロンビア・ジャーナリズム・レビューによれば、USAIDは30カ国で6,200人のジャーナリスト、707の報道機関、279のメディア部門の民間社会組織を支援した。

ニュースがどれも同じように聞こえるのも不思議ではない。

何清漣 @HeQinglian 8 時間

270億ドルとはどんな概念か? 2023年、ボスニア・ヘルツェゴビナは世界180カ国以上の中で108位にランクされ、GDP総額は272億米ドルとなった。

何清漣が再投稿

蔡慎坤 @cskun1989 5 時間

マスクの調査で、連邦政府の支出記録によると、バイデン政権が発足した2021年以降、米国政府はNYTに5000万ドル以上の「ボーナス」を支払っていることが判明した。

支払部門には以下が含まれます:

  1. 米国保健福祉省(HHS)はNYTに2,690万ドルを支給した。

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引用

何清漣 @HeQinglian 13 時間

翻訳:【コロンビア・ジャーナリズム・レビューによると、USAIDは30か国で6,200人のジャーナリスト、707の報道機関、279のメディア部門の民間社会組織に支援を提供している。

ニュースがどれも同じように聞こえるのも不思議ではない。】

米国国際開発庁(英語名:United States Agency for International Development)

x.com/DefiyantlyFree…

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何清漣が再投稿

Ruth史金霞 @shijinxia 16 時間

マスクのDOGEが公権力を乱用するのではないかと心配しているのか?

トランプとマスクを支持する多くの保守派も、民主党による悪意ある罠にかかって同様の懸念を表明しているのを目にした。

率直に言って、あなた方は「自分の意見がなく」、「偽善者」である。孔子はかつて「偽善者は徳を盗む者である」と言った。

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何清漣 @HeQinglian 1 時間

何清漣コラム:関税戦争から始まった米国版アヘン戦争(メキシコ・カナダ編) https://upmedia.mg/news_info.php?Type=2&SerialNo=223187 近年、カナダはフェンタニルの新たな拠点となっている。昨年12/5、ナショナルポスト紙は次のように報じた。

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upmedia.mg

何清漣のコラム:関税戦争から始まった米国版アヘン戦争(メキシコ・カナダ編) – 上報

2/1、トランプ大統領はメキシコとカナダに25%、中国に10%の関税を課すと公式発表した。その理由は実は非常に合理的だった。メキシコとカナダは…

塩原氏の記事では、バイデン民主党政権の無駄遣いはウクライナだけでないことは、DOGEの動きを見ていれば分かる。また氏は「リベラルデモクラシーの「大嘘」に気づかない人が多すぎる」と嘆いていますが、殆どの日本人は①外国政治に興味がない②まだまだオールドメデイア(米国左翼メデイアを翻訳しただけ)を信用しているので、仕方がありません。やはりネットから厳選して記事を読むようにしないと、左翼メデイアに騙されます。中国人風に言えば、「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」。

記事

ドナルド・トランプ大統領は、就任したばかりの1月20日、「米国の対外援助の再評価と再編成」という大統領令に署名した(下の写真)。この日、彼は数々の大統領令に署名したため、ここで紹介する文書については、あまり知る人がいないかもしれない。

しかし、その内容を知れば、これまでずっと米国が推進してきたリベラルデモクラシーを世界に広めようとしてきた外交政策を根本から改めようとする姿勢が理解できるだろう。

ホワイトハウスの大統領執務室で大統領令に署名するドナルド・トランプ大統領(2025年1月20日月曜日、ワシントン)

(AP Photo/Evan Vucci)

(出所)https://apnews.com/article/trump-foreign-aid-9f5336e84c45a6e782fa95f60a919f47

対外開発援助の90日間停止命令

トランプ大統領は、この大統領令の冒頭部分で、「米国の対外援助業界と官僚機構は、米国の利益に沿うものではなく、多くの場合、米国の価値観とは正反対である」と指摘し、これを改める姿勢を明確にしている。別言すれば、リベラルデモクラシーを世界中に広げれば、世界がより安定し、米国の安全保障に資するという、これまでの米国の外交戦略が米国の利益に必ずしもならないから、これを修正すると言っているのである。そして、トランプは「力による平和」を実現しようとしている(詳しくは、『フォーリン・アフェアーズ』に掲載されたロバート・C・オブライエンの論文「力による平和の復活」を参照)。

そのうえで、米国大統領の外交政策と完全に一致しない方法で、米国の対外援助がこれ以上支出されることはないという政策のために、「プログラムの効率性と米国の外交政策との整合性を評価するため、米国の対外開発援助を90日間一時停止する」よう命じている。具体的には、国務長官に就任したマルコ・ルビオまたは彼の指名する人物が行政管理予算局(OMB)と協議しながら、対外援助プログラムを見直すことにしたのである。

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この大統領令を受けて、ルビオ国務長官は1月24日、既存のほとんどの海外援助助成金について、90日間支出を停止するよう命じた。ルビオの指示はすべての米国外交・領事公館に送られた。それによると、国務省職員はほとんどすべての「既存の対外援助金」に対して「業務停止命令」を出すべきだとされたが、例外はエジプトとイスラエルへの軍事支援とガザなどへの緊急食糧援助の場合であった。注目されるのは、ウクライナが例外とされなかった点である。

ただ、1月28日になって、ルビオは人道支援に関する新たな免除措置を承認した、と「ワシントンポスト」が報じた。これは、およそ600億ドルの対外援助予算のうち、どのプログラムが米国の支援に対するトランプ政権の凍結措置の対象外となるのかについて、支援団体に送られたメモのなかでのべられている。

メモのなかで、ルビオは人道的支援を「救命に必要な医薬品、医療サービス、食料、避難所、生活支援、およびそのような支援に必要な物資や妥当な管理費」と定義し、プログラムが「中絶、家族計画会議…ジェンダー」や多様性プログラム、「トランスジェンダー手術、または救命以外の支援」に関わる場合は、そのプログラムは免除されないとした。さらに、同報道では、「当初は、国務省がイスラエルとエジプトに提供する軍事支援のみが免除の対象となっていた」とされている。

なお、米国のAP通信によると、ジョー・バイデン政権による最後の公式な対外援助の会計報告は、2023年度の12月中旬のものである。それによると、204の国と地域における災害救援から保健、民主化推進に至るまで、海外でのプログラムに680億ドルが義務づけられていた。支援の最大の受給国は、イスラエル(年33億ドル)、エジプト(年15億ドル)、ヨルダン(年17億ドル)であった。

USAIDの暗躍

米国の対外開発援助において重要な役割を果たしているのは、米国際開発庁(USAID)である。重要なことは、USAIDが米国外交に担う機関として世界中で暗躍してきた事実である。ここからは、USAIDがウクライナにおいて、どんな活動をしてきたかをみてみよう。

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USAIDのサイト情報によると、2022年2月24日の開戦以来、USAIDは人道支援で26億ドル、開発支援で50億ドル、直接予算支援で300億ドル以上を提供してきた。そのごく一部については、プロジェクト内容が示されている。だが、USAIDの具体的な援助の全貌はよくわからない。

それにもかかわらず、「大変なことになっている」と強調して、ウクライナをイスラエルやエジプトと同じく例外とするよう求めようとする記事もある。たとえば、ウクライナの「キーウ・インディペンデント」は1月27日付で、カウンセリング、文化イベントの企画、基本サービスの提供など、幅広い人道支援サービスを提供する非営利団体が、場合によっては存続が危ぶまれ、支援対象の人々も宙に浮く事態となっていると伝えている。

1月28日付の「ニューヨークタイムズ」も、「トランプ政権が突如として米国の対外開発援助の全面停止を命じてから1週間が経ち、その影響はすでに紛争の続くウクライナで現れている」と書きはじめ、「複数の人道支援団体は、退役軍人や国内避難民への支援を含む活動の中止を余儀なくされていると話している」としている。

ただ、さすがだと思うことがある。それは、この記事の最後のあたりで、「ウクライナには、助成金によって独立を保っているメディア・プロジェクトも数多くある。現在、ウクライナの数十のメディア組織が支援を求めている」と正直に書いていることだ。この支援こそ、リベラルデモクラシーを海外に広げるための米国の外交戦略の根幹なのだ。

ウクライナでの暗躍

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一説には、こうした契約のほとんどは、USAIDが米国の組織に発注したもので、最大の助成先のひとつは、ケモニクス・インターナショナルだ。同社はワシントンD.C.を拠点とする大規模なコンサルティング会社であり、ウクライナの「民主主義の持続可能性」を改善し、地方分権を支援し、司法制度を強化するプロジェクトを監督しているらしい。これらのプロジェクトのいくつかは、2026年までに実施される予定だった。

USAIDは、今年9月30日に終了予定の「インターニューズ・ネットワーク」のメディア・プログラムも支援している。同プログラムの目標は、「ウクライナの民主的プロセスにおけるメディアの役割を強化し、市民の良質な情報へのアクセスを増やして有害な影響に対抗し、欧州統合を支援する」ことである。さらに、「ウクライナの説明責任と民主的発展を促進する、近代的で効果的な機関として議会を強化する改革促進プログラム」への資金提供を「インターニュース・ウクライナ」という組織が受けている。カネを受け取っている組織が具体的に何をやっているかまでは判然としないが、民主主義の輸出という、従来型のリベラルデモクラシー拡大戦略にかかわっていることは間違いない。

その証拠となるそうな「事件」が起きた。トランプ政権は、2月1日にイーロン・マスクをトップとする「政府効率化省」の代表者にUSAIDの立ち入り制限区域への立ち入りを許可しなかったとして、USAIDの二人の最高セキュリティ責任者を解任したのである。この事態を受けて、マスクは2日、「USAIDは犯罪組織だ。死ぬべき時が来た」と表明した(下の写真)。マスクはリベラルデモクラシー伝播にかかわる「伏魔殿」をとり潰そうとしているようにみえる。

税金の「浪費」という指摘

毎年12月23日、ランド・ポール上院議員(共和党、ケンタッキー州選出)は、1990年代のテレビ番組に登場した偽りの祝日を基にした「フェスティヴァス報告書」を発表している。この架空の祝日では、人々は毎年「不満の表明」を行うことになっており、無駄な政府支出に関して言えば、ポールは毎年必ず非常に長い不満のリストを用意している。その2024年版(下の写真)のなかで、ウクライナについて、「国務省はインフルエンサーに484万8082ドルを浪費した」と書かれている。

もう少し詳しく読むと、「ロシアによるウクライナ侵攻開始以来、アメリカの納税者はキエフに1740億ドル近い支援と軍事援助を提供してきたにもかかわらず、国務省のある人たちは『ウクライナ・キエフの広報活動 -インフルエンサー・スタッフ』に480万ドルを追加拠出するという素晴らしいアイデアを思いついた」という皮肉が指摘されている。そのうえで、「このような支出は、ディスインフォメーション(騙す意図をもった不正確な情報)、プロパガンダ、国際的なPR災害の扉を開くことになる」と批判している。だからこそ、「浪費」だというのである。

さらに、同報告書には、「国務省はさらに『インフルエンサー・イベント』に1万5220ドルを費やし、さらに『USAIDソーシャルメディア・インフルエンサー・キャンペーン』に2万2231ドルを費やしている」と指摘。米国人が生活に困っている時に、政府が税金を使って、自画自賛の祭典のようなイベントに大金を費やすのは「不可解」と断罪している。

「フェスティヴァス報告書2024」

(出所)https://www.hsgac.senate.gov/wp-content/uploads/FESTIVUS-REPORT-2024.pdf

ウクライナへの猛烈な「干渉」

過去を振り返ると、USAIDがウクライナにおいて決定的な役割を果たしたことがわかっている。たとえば、拙著『ウクライナ・ゲート:「ネオコン」の情報操作と野望』では、つぎのように書いておいた(106頁)。

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「陰謀はどう準備されたのか。鍵を握っているのはオレグ・ルィバチュークである。彼は2005年にユーシェンコ大統領を誕生させた立役者の一人であり、その功績から2005年2月から9月まで欧州統合担当副首相を務めたことがある。彼はジョージ・ソロス基金や、米国際開発庁(USAID)の契約者の一つ、Pact Inc.(身体障碍者などを支援)から資金を受け取る数十のグループを創設した。これが隠れ蓑になってヤヌコヴィッチへの反政府運動が展開されたというのだ。2008年以降、USAIDはPact Inc.を通じてウクライナに数百万ドルを流したとされ、2013年だけでPact Inc.は700万ドルもの資金をウクライナに配分したという情報もある。こうした資金を活用しながら前記グループが情報宣伝活動に従事したのだ」

このように、米国の望むリベラルデモクラシーを実現するため、米国は対外開発援助の名を借りて、水面下でずっとウクライナにおいても暗躍してきたのである。こうしたウクライナへの「干渉」がウクライナの危機や戦争を呼び寄せる一因になったことは間違いない。

なぜリベラルデモクラシー批判なのか

実は、ベルリンの壁崩壊の数カ月前の1989年、元米国国務省政策企画局次長のフランシス・フクヤマは、その時流を先取りして「歴史の終わり?」という論文を発表し、1992年になって、『The End of History and the Last Man』を刊行した。その45頁に、「つまり、勝利を収めているのはリベラルな実践というよりもリベラルな思想である。言い換えれば、世界の大部分において、リベラルデモクラシーに挑戦できるような普遍性を主張するイデオロギーは存在せず、人民主権以外の普遍的な正統性の原則もない」と書いている。

この主張が決定的に間違っていることを暴いたのが、2024年度「岡倉天心記念賞」の対象となった拙著『帝国主義アメリカの野望』(下の写真)である。その副題は、「リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ」となっており、252~267頁においてリベラルデモクラシーを徹底的に批判している。ここでは、その内容を説明するだけの紙幅は残されていないが、トランプ大統領はこのリベラルデモクラシーを広げようとしてきた米国の外交戦略がイラク、シリア、ウクライナなどの大混乱を招いたことを知っている。だからこそ、その息の根を止めようとしているのだ。

私は、「力による平和」を唱えるトランプの立場を支持しない。だが、リベラルデモクラシーを批判するトランプの主張は正しいと思う。ところが、いまなお、リベラルデモクラシーの「大嘘」に気づかない人が多すぎる。

帝国主義アメリカの野望 リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ

2024年度「岡倉天心記念賞」を受賞した拙著
(出所)帝国主義アメリカの野望リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ
| 塩原俊彦 |本 | 通販 | Amazon

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『ウクライナ戦争終結へ、米国とロシアの間で密かに進む合意形成 EUとウクライナの説得は後回し、最後は米国の「力」でごり押しか』(2/4JBプレス W.C.)について

2/5The Gateway Pundit<Oversight Committee Devolves Into Shouting Chaos After Republicans Block Elon Musk Subpoena (VIDEO)=共和党がイーロン・マスクの召喚状を阻止した後、監視委員会は混乱で分裂する(ビデオ)>

国民の税金が訳の分からないところに使われてきたのを、DOGEができるまで、阻止できなかったことを両党は反省すべき。

下院監視委員会は水曜日、少数派の民主党がイーロン・マスク氏への召喚状に失敗したことで混乱に陥った。

民主党議員らは、イーロン・マスク氏がDOGEチームでワシントンを揺るがしたとして激しく非難した。

トランプ政権は、マスク氏のDOGE従業員が財務省の決済システムにアクセスした後、まさに大騒ぎとなった。

民主党とメディアの複合体は、政府の無駄を片付けるZ世代の若き天才たちを激しく非難した。

DOGEチームは、トランプ大統領が民主党のUSAIDのマネーロンダリング裏資金を閉鎖した後も、無駄な廃棄物の除去に取り組んだ。

水曜日、監視委員会の共和党議員らは、民主党がイーロン・マスク氏に証言を求める召喚状を発行することを阻止した。

「これは多くの人々、特に議会のこちら側の人々、そしておそらく皆さん側の一部の人たちにとって不可解な役割です。連邦機関を解体し、人々を解雇し、異動させ、早期退職を申し出、議会の審査や監視、同意なしに機関に大幅な変更を加えようとできる、選挙で選ばれていない億万長者とはいったい何者なのか」と民主党のジェラルド・コノリー下院議員はABCニュースに語った。

監視委員会の共和党員らは、民主党は証人としてイーロン・マスク氏を招聘することもできたが、大学教授を招聘し、「公聴会の途中でパフォーマンス的な投票を求めた」と述べた。

https://x.com/i/status/1887167975892889925

カマー委員長は民主党下院議員メラニー・スタンズベリー氏の発言を黙らせた。

「イーロン・マスク氏は失態を犯している!」スタンズベリー氏は叫んだ。

時計:

https://x.com/i/status/1887164133810098468

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/oversight-committee-devolves-shouting-chaos-after-republicans-block/

https://x.com/i/status/1887210741226229814

エミル・ボーヴ司法副長官代行はメモの中で、1/6事件で「単に命令に従った」FBI捜査官は解雇されないと述べたとのこと。カシュ・パテルがFBI長官になってどう判断するかですが。

https://x.com/i/status/1887089368739033414

2/5Rasmussen Reports<Most Voters Support Trump’s Military Transgender Ban=有権者の大半がトランプ大統領の軍におけるトランスジェンダー禁止を支持>

ドナルド・トランプ大統領の、米軍からトランスジェンダーの人々を排除するという政策を支持する有権者が、反対する有権者を13ポイント差で上回った。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の54%が、トランスジェンダーを自認する軍人を除隊させるトランプ大統領の大統領令を支持しており、そのうち38%が同政策を「強く支持」している。トランスジェンダーの軍人を除隊させることに41%が反対しており、そのうち30%が「強く反対」している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/most_voters_support_trump_s_military_transgender_ban?utm_campaign=RR02052025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

2/6阿波羅新聞網<六小将铁腕夺权,马斯克改写华盛顿权力游戏=6人の若き将軍が鉄腕で権力を掌握、マスクがワシントンの権力ゲームの構造を書き換える>マスクとトランプの権力掌握は猛スピードで進んでいるが、抵抗がないわけではない。政府機関の強制的な整理、財政システムへの直接介入、そして選挙で選ばれていない科学技術エリートによる国家政策の掌握に直面して、既存の連邦官僚機構と民主党は反撃を組織している。しかし、議会は共和党が支配しているため、対抗手段は極めて限られており、総じて受け身の状況となっている。

民主党は上院で大統領府の人事承認を遅らせている。

https://www.aboluowang.com/2025/0206/2171125.html

2/6阿波羅新聞網<中共瑟瑟发抖!川普量身打造更强硬机构并秘密行动—惊曝:美中情局接受川普“离职买断方案”= 中共は震えている!トランプはより強硬な機関を作り上げ、秘密裏に行動している – 衝撃の暴露:CIAはトランプの「辞職買取計画」を受け入れた>WHは、今のところ、少なくとも2万人の職員が、トランプ政権が全連邦職員に提案した「買取計画」を受け入れたことを確認した。これは実際には、退職する職員に8か月分の給与と福利厚生を提供する自主退職補償計画である。米国の中央情報局(CIA)は、職員にこのような補償を提供する最初の「諜報機関」だ。CIAはこれを機にCIAに「新たなエネルギーを注入」し、トランプの政策に反対する工作員には「他の生き方を見つけ」させ、トランプの貿易戦争と中国弱体化計画をさらに支援し、より強力な諜報機関を構築することを可能にするだろう。

WSJは、マスクが率いる政府効率化省(DOGE)が政府部門の削減や支出の削減を鳴り物入りで行ない、自主的に辞職した職員に「買取」を申し出ている一方で、米国中央情報局(CIA)は職員にそのような補償を提供し、辞職しても約8か月分の給与と福利厚生を受け取れるようにした最初の「諜報機関」と思われると報じた。

これは連邦政府の規模を縮小するというトランプ大統領とマスクの計画の一環である。連邦政府機関の大半は先週この提案書を受け取ったが、CIAやその他の諜報機関など国家安全保障に関わる機関は含まれていなかった。これまでに、2万人の連邦職員が買取計画を受け入れたが、これは200万人を超える連邦職員の約1%に相当し、WHが当初予想していた5%から10%の受け入れ率を下回っている。

トランプ政権当局者は、この提案が実際には「トランプの政策に反対する」人々に他の生き方を探すよう促すものであったことを認めた。同時に、新CIA長官ジョン・ラトクリフは、同じ補償プログラムをCIAにも適用するよう求め、それがCIAをより積極的かつ強力な諜報機関にするのに役立つだろうとした。 CIAの広報担当者は、この動きはCIAに「新たなエネルギーを注入する」ことになるだろうと述べた。

ラトクリフは先の承認公聴会で、CIAを率いてより厳しいスパイ活動と秘密作戦を開始すると約束し、麻薬密売カルテルと「中国」を主な対抗勢力として挙げた。彼は、トランプ大統領が中共指導者と交渉できるよう、中国に関する最も正確な情報を提供すると誓った。同氏はさらにこう付け加えた。「世界中の勇敢なCIA職員の皆さんへ。もしこれがCIAに入った理由なら、困難に立ち向かい、影響を与える準備をしてください。そうでないなら、今こそ新しい仕事を見つける時です。」

CIAは条件付き採用を受けた求職者の採用を凍結しており、ラトクリフの補佐官は、応募者のバックグラウンドがCIAの「新たな目標」に一致しない場合、一部の採用は取り消される可能性があると認めた。これらの目標には、トランプ大統領の貿易戦争や中国を弱体化させる計画などが含まれる。

Swampを入れ替え、綺麗な水にする。

https://www.aboluowang.com/2025/0206/2171105.html

2/6阿波羅新聞網<川普要出手 南非总统慌了 紧急求助马斯克老爸=トランプが手を出さざるを得ない、南アフリカ大統領はパニックに陥り、マスクの父親に緊急支援要請>トランプ米大統領は就任後、直ちに米国の内外情勢に一連の強烈な打撃を与え、外界が対処する暇を与えない勢いである。最近では、南アフリカ政府が土地を没収し、一部の民族を不当に扱っていると非難し、南アフリカへの年間4億ドル以上の援助を打ち切ると脅した。これに対し、南アフリカのラマポーザ大統領はソーシャルメディアXを通じて釈明しただけでなく、トランプ陣営の重要人物であるマスクの父親に働きかけてマスクとの電話会談を手配し、両国間の亀裂を避けるためにこの問題で意思疎通を図ろうとした。

ロイター通信は、南アフリカ生まれの億万長者イーロン・マスクが過去に南アフリカ政府が「反白人」人種差別政策を実施していると公に非難しており、これがドナルド・トランプ大統領の意思決定に影響を与えている可能性があると報じた。そこで南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領はマスクの78歳の父エロール・マスクを通じて3日夜にマスクと数分間ほど電話会談し、事態の緩和に努めた。

報道によると、現在南アフリカ第2の都市ケープタウン郊外の高級住宅街に住むエロールは3日夜、ラマポーザ大統領の側近であるベジャニ・チャウケから、ラマポーザ大統領とマスクの電話会談を手配できるかとのメッセージを受け取り、すぐに両者が数分間話し合うよう手配し、通信ソフト「ワッツアップ」を使ってチャウケと会話した記録を見せた。

電話の後、ラマポーザ大統領の報道官もマスク自身も電話についてコメントしなかったが、南アフリカ大統領官邸はソーシャルメディアXを通じて本件を認めた。

トランプ大統領は2日、自身のソーシャルメディア「Truth Social」を通じてメッセージを投稿した。いかなる証拠や情報源も挙げず、南アフリカが「人々の土地を没収し」、「特定の民族を極めてひどい扱いをしている」と批判し、そのため米国が南アフリカに毎年4億ドル以上援助しているのを打ち切ると警告した。

報道では、今回のトランプの狙いは、ラマポーザ大統領が先月署名した法案だと指摘した。同法案は、30年前のアパルトヘイト廃止以降、南アフリカで深刻化している土地分配の不平等を解消することを目指していたものだが、同法は、南アフリカ政府が「公共の利益」に基づいて土地を収用することを認めており、一定の状況下では補償は不要とする。同国はこれに先立ち、農地の30%を黒人に譲渡する目標を掲げていたが、反発が続き、2018年までに農地譲渡率はわずか8%にとどまった。統計によると、南アフリカの農地の4分の3は白人の地主が所有しており、黒人の所有地はわずか4%である。しかし、同国の黒人人口は80%を占め、白人はわずか8%であり、土地資産の分配は明らかに深刻な不均衡状態にある。

これに対しラマポーザ大統領は3日、南アフリカ当局がいかなる土地も強制的に接収していないと強調し、土地の平等化という同国の政策理念をトランプ大統領が理解してくれることを期待し、この件についてトランプ大統領と意思疎通を図ると強調した。

一種のアファーマテイブアクションのような気がする。それでは失敗するでしょう。

https://www.aboluowang.com/2025/0206/2171029.html

羅翔 @LUOXIANGZY

とても笑える!

ルビオ米国務長官が3か月間の国際援助停止を発表した後、北朝鮮、タリバン、フーシ派の反米3地域が最も激しく反応するとは誰も予想していなかった。北朝鮮は、米国は信義を裏切り人心を得ずと主張した。フーシ派は、米国が援助を停止したため、数え切れないほどのイエメン国民が貧困と飢餓の瀬戸際に立たされていると批判した。タリバンは、援助がなければ政府は賃金を支払うことができないと主張した。

この光景を見た中国人の世界観、人生観、価値観はおそらく衝撃を受けただろう。これら3つは反米同盟の主勢力であり、米国とは和解できないという印象を受ける。今では、彼ら全員が生き残るために米国の援助に頼っているのがわかるが、彼らは誰のために毎日米国を呪っているのか?

W.C.氏の記事では、ウクライナは財政的に夏までしか持たないとすれば、停戦協議に応じ、欧米の支援を受けるしかない。バイデン民主党政権は罪作りをした。ウクライナを犠牲にして、ロシアの弱体化を図ろうとして、逆にロ中イランの結びつきを強めてしまった。政治は結果が問われるのだから、バイデンはカーター以上に無能と評価されて当たり前。

トランプのロ・ウ戦争の停戦は難しいかもしれませんが、人命損失を考えると、早く停戦にこぎつけてほしい。

記事 

ウクライナ戦争解決に向けた特使に任命されたキース・ケロッグ退役陸軍中将(右)。写真は第1期トランプ政権時の2017年2月19日撮影、左は当時国家安全担当大統領補佐官に任命されたハーバート・レイモンド・マクマスター退役陸軍中将(写真:AP/アフロ)

トランプ政権誕生で潮が変わり始めた

先月20日にD.トランプが第47代米国大統領に就任した。

そしてその日から前政権の方針を覆すべく、新政策の具体案を一挙に吐き出すかのように、彼は多くの大統領令に署名していく。

対象は数十もの広範囲な分野にわたり、電撃戦宜しくの猛攻である。米政界内の反対勢力は、まるで“あれよ、あれよ”に置かれてしまったかのようだ。

移民・難民や関税の問題などが連日メディアで大きく取り上げられているせいか、その陰でウクライナ紛争や対ロシア関係についてのトランプ氏の発言はあまり目立たないものに見えてくる。

だが、物事はどうやら動き始めているようだ。

トランプは、ロシアの大統領・V.プーチンと近いうちに話し合う可能性について、大統領就任後も幾度か言及している。

また、彼が親プーチン政策を採るのではないかという大方の予想に違(たが)うかのように、就任翌日には「戦争終結をプーチンが拒否するなら制裁を強化する」と述べた。

これに続いて彼は、テレ参加したダボス会議(世界経済フォーラム年次総会)でも、「無意味な殺し合いをやめさせるために原油価格の引き下げが必要だ」と、参加者からの質問に答えた。

原油価格はインフレ対策全般の問題であるはずだが、対ロシア制裁の話の流れでそれに触れている。

そして、米露両国政府間でウクライナ問題に関しての協議が行われていることも匂わせるに至った。

これらから、トランプのウクライナ問題解決に向けた発言は米露間の水面下での交渉状況を見ながら行われており、ロシアに対して対話復活への誘いと制裁強化の脅しとの双方を投げ掛けている、と言える。

就任式から10日ほど遡った時点で、彼は大統領選で豪語していた24時間以内での停戦可能性を撤回し、紛争終結には6か月ほどはかかるかもしれない、と軌道修正に転じた。

それもその時点で既に始まっていたロシア他との接触を通じて、物事の決着にどれだけの時間を必要とするかが徐々に分かってきたからであろう。

であれば、今後の両首脳間の電話や対面での会談の実現時期も、その交渉の行方次第に影響されることになる。

米露間交渉の状況の詳細は漏れてこないが、トランプが対ロシア制裁を口にするからには、話がまとまる見込みがまだ見えない点も残されている、と容易に想像がつく。

この点で、先月26日にウクライナのメディアが報じた内容が、その状況を推し量る材料になるかもしれない。

その報道内容とは、米政府のウクライナ紛争終結と和平に向けた100日計画なるものについてである。

記事によれば、この米国案は欧州の外交筋に渡され、その後それがウクライナにも回ってきた。その中には、以下のような今後の交渉スケジュールと要合意内容が記されている。

停戦スケジュールと内容

想定される今後の交渉スケジュール

・トランプが1月下旬から2月上旬の間にプーチンと電話会談を行い、その後、ウクライナとも協議する。

・ウクライナとの協議で同国大統領・V.ゼレンスキーがプーチンとの交渉を禁じる2022年10月の大統領令を撤回することに同意すれば、2月から3月前半でトランプとプーチン、ゼレンスキーとの会談を行う。

・この首脳会談が2国間か3国間かは未定。この会談で和平計画の基本線に合意し、4月20日(キリスト教の復活祭)までに停戦を実現する。

・その後、4月末に捕虜交換を行い、和平交渉を開始する。

・和平交渉は5月9日までに完了し、ウクライナは戒厳令を解除する。以後、8月末にウクライナ大統領選挙、10月末にウクライナ議会選挙をそれぞれ行う。

議論・合意されるべき和平の条件7項目

  1. ウクライナはNATO(北大西洋条約機構)加盟国にはならず、中立を宣言。
  2. ウクライナは2030年までにEUの正式加盟国となる。ウクライナの戦後復興に対してEUは財政援助の責任を負う。
  3. ウクライナは現状からの軍縮は行わず、米国はその再装備と近代化を援助する。
  4. ウクライナは失地奪回への軍事的・外交的試みを放棄する。ただし、その失地に対するロシアの主権を法的に認める義務は負わない。
  5. 米国とEUは和平合意の後に、対ロシア制裁の一部(ガス・石油の輸入制限)を解除する。残りの制裁も3年以内に解除する。
  6. ウクライナは、国内での露語話者保護と、ロシアとの平和共存を主張する政党が選挙に参加することを認める。また、ウクライナ正教会への迫害も停止する。
  7. ウクライナへの平和維持軍派遣については、今後ロシア・ウクライナ間で協議し別途取り決める。

報じた当のウクライナのメディアは、この内容が本当に米国の作成した計画書なのか、あるいはフェークなのかについて、いずれにも受け取れるとして結論を避けている。

ウクライナ大統領府長官のA.イェルマークは、これを虚偽だと断じた。

その一方で、この計画案について米政府は沈黙し、米有力紙も一部を除いて伝えていない。真偽の程の裏が取れていないからだろうか。

しかし、以下の点から全くのフェークとも考え難いところがある。

ケロッグ特使の人物像と考え方

トランプは2024年11月の大統領選から3週間ほど経た後に、米陸軍退役中将のK.ケロッグをウクライナ紛争終結に向けた特使に任命した。

そして年が明けた1月に入ってから、トランプはそのケロッグに100日以内に戦争終結を実現させる課題を与えた、と述べている。

齢80のケロッグは、軍を退役した後の2016年に当時大統領選に立候補していたトランプの陣営に加わり、その第1期政権では副大統領の安全保障担当補佐官を務めた。

バイデン政権時代は下野して政策研究所に勤務し、その間にロシア・ウクライナ紛争への終結案を共著者とともに取りまとめた。

2024年4月にその内容が公表され、6月には当時大統領選に出馬を決めていたトランプへその内容説明を行う機会を得ている。

その彼の紛争終結案骨子は以下であり、前述のウクライナ・メディアが報じた内容と基本的にほぼ一致していることが分かる。

・ロシア・ウクライナ双方を、ともかく和平交渉の席につかせる。

・ロシアがその交渉を拒めば米国は対ウクライナ軍事援助を増やし、ウクライナが拒むなら軍事援助を削減する。

・ウクライナのNATO加盟は長期にわたって延期。

・ウクライナはロシアの占領地域への実効支配を認める、しかし正式にロシアへその地域を譲渡することは求められない。

こうした起案の経歴を持つケロッグをウクライナ問題での特使に任命したことから、トランプがそれに沿った交渉をロシアと行うことを承認したと見ても不自然ではない。

ケロッグは2月1日のFOXニュースのインタビューで、数か月以内にウクライナ紛争の決着を付けるべく動いていることを認め、同日の通信社からのインタビューでは、停戦後のウクライナ大統領選の必要性についても触れている。

いずれもウクライナ・メディアの報道内容を追認するかのような話だ。

では、ロシアはどう反応しているのか。

ロシア側の対応にも変化

昨年ケロッグ提案が表に出た際には、ロシア大統領府のD.ペスコフ報道官が「戦場での実際をより考慮すべき」との短い所感を述べただけだった。

トランプが大統領になるかどうかも分からぬ時点では、たかだか民間研究所が作った案に過ぎないから、本気で取り上げる話とは看做されなかったのかもしれない。

また、ウクライナ軍の反転攻勢の失敗が明らかとなり、ロシア軍が押し始めていた頃でもある。

ペスコフは、「それでも米国はまだウクライナに加勢する(ウクライナへの軍事援助増加の可能性)積もりなのか」と、ただ皮肉っただけだったようだ。

今回は、この案が伝えられているであろうロシアの側からは、何らコメントは出ていない。

しかし、その内容が本物だとするなら、ロシアの従来の主張との隔たりがどこにあるのかが分かってくる。

ウクライナの軍縮が見込まれず、恐らく欧州諸国の軍が平和維持軍派遣の名目でウクライナ領内に駐留となれば、ウクライナがロシアへ再挑戦を挑んでくる可能性を否定できなくなる。

当然ロシアはこれらに代わる中長期の安保体制の仕組みを要求するだろう。

しかし、これは停戦からその後の、欧州全域での新たな安保体制に関わる話であり、答えが簡単に出るべくもない。

従って、ロシアとのこれまでの接触で、ケロッグの案で話がすんなり進むものでもない、という感触をトランプは掴んだのだろう。

これが、ロシア側が首脳間の直接会談に関して米国からの連絡を待っていると述べても、米側がすぐには回答せず、方々交渉材料として対ロシア制裁の強化に言及している理由なのではなかろうか。

ロシアのメディアや論者からはウクライナの上述の報道を受けて、このような短期間でこの問題を片付けることなど不可能、との見解が出される。

カナダやグリーンランドの併合話と同様に、これもトランプ流のはったりの一つに過ぎない、あるいはノーベル平和賞獲得を本気で夢見てのアリバイ作り、と評する向きもある。

また、トランプ政権になっても米国の力で物事を押すという性格が変化したわけではなく、カネが弾丸に取って代わっただけの話、との指摘も出る。

概してトランプ政権の出現に対するロシア内での受け止め方は様々であり、西側で揶揄されているような歓迎一色などでは全くないようだ。

それでもクレムリンが公式に、米側からの両首脳電話会談設定の連絡を待っている、と述べるのは、話し合いの余地が全く見えなかった前政権とは異なり、トランプとなら今後の交渉の中で紛争終結の糸口を見出すことが可能かもしれない、との期待を抱いているからであろう。

ちらつかせる援助打ち切りのカード

見解に隔たりが残されているなら、それを何度か協議を重ねることで格好が付く結果に持ち込むことも不可能ではなかろう、との思いである。

プーチンは、トランプの大統領就任式の時間を見計らったかのように、その直前にモスクワで政府要人を集めた国家安全保障会議を招集し、その場でトランプとの話し合いを歓迎する旨を述べつつ、恒久的平和への枠組みへの取り組みが必要、とあたかもこれから始まるトランプの就任演説に対して念押しをするかのような発言を行った。

さらに1月24日の国営TVからのインタビューでプーチンは、トランプが述べた「2020年の米大統領選挙で本当は自分(トランプ)が勝っていた、自分が当選していたならウクライナ紛争は起こらなかった」との下りを、その通りだと肯定している。

これは単なる外交辞令ではなく、プーチンの率直な気持ちを表したものだろう。

プーチンの解釈によればウクライナ紛争のそもそもの原因は、2013年から2014年にかけてウクライナで起こった反政権の市民運動を、一部の過激な(鍵十字の印を平気で身に着けていた)民族主義者とそれを使嗾(しそう=指図)・援助する米国他西側諸国が乗っ取ったことにある。

その後のウクライナはこうした民族主義者に支配され、最初から順守する気もなかったミンスク合意実施への交渉で時間稼ぎをしてウクライナ軍の攻勢余力を高め、クリミア奪回とドンバスの反ウクライナ政府勢力の殲滅を図ろうとした。

今の紛争は米他の西側から仕掛けられた結果であり、その挙句にスラブ人同士が殺し合うという真にバカげた状況に至っている・・・。

トランプが、そこまでの反露政策に突っ込む気は自分には全くなかった、と述べているなら、それはそれで理に適った話だとプーチンには聞こえてくる。

さて、以上のような流れはウクライナにとっては全く歓迎できないものになる。

ケロッグの和平案が本物なら、その内容は従来のロシアの主張をかなり取り入れたものとなっており、承服できる代物ではあり得ない。

ウクライナ政権関係者がその和平案を虚偽と看做すのも、本物ではあってほしくはないとの思いからなのかもしれない。

だがトランプは、FOXニュースのインタビューで、ゼレンスキーは天使でもなく、彼は戦争など始めるべきではなかった、とまで評している。

トランプにやや見放された感のあるゼレンスキー政権は、停戦後の自国の安保体制をどう確保するかという線まで主張を後退せざるを得なくなっている。

そのために彼はダボス会議で、米欧からの平和維持軍20万人の派遣が必要とすら述べた。

しかし、トランプには米軍を派遣する意思は見られない。それを全部欧州諸国で、となれば今の軍事・経済双方の力量から見て非現実的な話でしかなくなる。

米側は、ウクライナを経済的に支えている主力が自国からの援助であるという事実を梃に、最終的に言うことを聞かせることは困難ではないと見ている節がある。

対外援助停止はウクライナ向けか

1月26日に米政府は、外交政策の基本方針との整合性確認のためと称して、大統領令に基づいて対外援助の執行を3か月間停止(イスラエルとエジプト向けを除く)すると発表した。

ウクライナを脅すためにこの全世界が対象の執行停止が行われたとは、さすがに考え難い。

だが、結果としてウクライナは例外扱いを受けることができなかったのだから、米側に“少し思い知らせておくか”との狙いがあるいは差し挟まれたのでは、との疑いも残る。

3か月であっても米からの援助が途絶えれば、今のウクライナは国の運営が回らなくなる。

ゼレンスキー政権は慌てて欧州との善後策協議に向かっているが、欧州単独でどれだけ米国のこれまでの援助を肩代わりできるのかは不明だ。

この状況を受けての話であろうが、1月27日付けのウクライナ紙によれば、同国議会の秘密会合で軍事情報局長官のK.ブダノフが、停戦・和平交渉を拒否すれば夏には国が崩壊するとまで述べている。

これらから推測するに、トランプ政権は米露でまず基本線を合意し、それをウクライナや欧州諸国に後から呑ませるという形を考えているのではなかろうか。

全員参加型では何度会議をやっても踊るだけになりかねない。

しかし、米露首脳会談が“ともかく話は始めよう”で実施されても、既に指摘したように、中長期での欧州全体の安保体制構築にまで話が及べば、ケロッグ案が想定するようなスケジュールで片が付くような話ではなくなる。

それでも関係諸国で今後の協議を拒否したりする向きが多分少ないと予想されるのは、トランプが和平に乗り気なうちに問題を片付ける方が賢明だ、と多くが考えるであろうからだ。

次に何を言い出すか分からない気紛れな帝王である。

その帝王は、品のない表現で恐縮だが、最後には平気でケツを捲りかねない。そのことは多分誰よりもウクライナにとって、大きな憂慮のタネになり続けるのではなかろうか。

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『韓国の政治混乱に乗じた中国、すかさず黄海にも魔の手延ばす 中韓の「暫定措置水域」に大規模構造物を無断設置』(2/3JBプレス 樋口 譲次)について

https://x.com/i/status/1886829458327290091

https://x.com/i/status/1886680611110240499

 

https://x.com/i/status/1886238008426541125

https://x.com/i/status/1886599209287106950

2/4Rasmussen Reports<Trump’s Back-to-Work Order Popular With Voters=トランプ大統領の職場復帰命令は有権者に好評>

有権者の3分の2が、約5年前にCOVID-19パンデミックが始まって以降続いてきた在宅勤務制度を終わらせ、連邦政府職員をオフィスに戻すというドナルド・トランプ大統領の命令を支持している。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、 トランプ政権による 連邦政府職員の「週5日の物理的なオフィスへの復帰が義務付けられる」という発表に、米国の有権者の67%が賛成しており、そのうち45%が強く賛成している。トランプ大統領のオフィス復帰命令に反対する人は27%で、そのうち13%が強く反対している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/trump_s_back_to_work_order_popular_with_voters?utm_campaign=RR02042025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

2/5希望之声<白宫首席贸易顾问纳瓦罗: 关税有双重目的=ナバロ米通商担当大統領首席補佐官「関税には二重の目的がある」>ナバロは、関税が成功すればトランプ大統領の貿易計画は「米国経済を構造的に変える」と述べた。同氏は、関税政策により、米国経済は所得税とIRSへの過度の依存から関税収入と外国歳入庁への依存へと構造的に変化するだろうと述べた。

しかし、一部の経済学者や議員は、関税から100年の歴史を持つ連邦所得税制度に代わる十分な税収を得られる可能性はほとんどないと述べている。

関税には2つの目的がある

トランプ大統領は2/1、フェンタニルの国内蔓延と米国への不法移民への非常事態の対応として、メキシコとカナダからの輸入品に25%、中国製品に10%の関税を課す大統領令に署名した。トランプは、この関税は、不法移民とフェンタニルを含む致死性の薬物が米国民に及ぼす脅威のため、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づいて実施されていると述べた。

ナバロは火曜日、第1弾の関税の重点は米国国境の安全を確保し、フェンタニルの流入を阻止することだと強調した。同氏は、関税には二重の目的があり、「大統領は麻薬戦争を仕掛けている」と主張した。

IRSは民主党の兵器化になったのだから閉鎖が相応しい。ただ外国歳入庁だけで財源が賄えるかどうか?DOGEの削減額の大きさにもよるが他の財源が必要になるかもしれない。民主党系の学者は文句を言うだけ。

https://www.soundofhope.org/post/867698

2/5阿波羅新聞網<中南海这智商 笑疯全球—漏掉“关键” 北京怪招引猜疑=中南海のIQは世界を笑わせる――「鍵」を見逃し、北京の奇妙な行動は懐疑を招く>中国政府が火曜日、米IT大手グーグルに対する独占禁止法の調査を開始すると発表したことは物議を醸している。グーグルの検索エンジンは2010年に中国から撤退して以来、ブロックされ、香港とマカオでしか利用できないからだ。

ロイター通信は、中国国家市場監督管理総局は、グーグルが中国の独占禁止法に違反した疑いがあるとし、同法に基づいて調査を開始したと報じた。中国国家市場監督管理総局は調査に関する詳細を明らかにしておらず、グーグルがどのような違法行為で告発されているのかについても明らかにしていない。

Googleの検索エンジン等の製品は中国でブロックされている。 グーグルは依然として広告主などの中国のパートナーと提携しているが、中国での収益は世界全体の売上のわずか 1% を占めるにすぎない。

中共は形だけで見栄を張っている。23年の対米貿易黒字が3361.3億ドルもある国が、相手国と関税合戦したら、負けるに決まっている。

https://www.aboluowang.com/2025/0205/2170658.html

2/5阿波羅新聞網<四大领域川习正式对决 北京官场炸锅—袁红冰:北京官场称习在中美关系上“做梦”= トランプと習近平が4つの主要分野で正式に対立、北京当局は癇癪を起す――袁紅氷:北京当局は習近平が米中関係について「夢を見ている」と語る>トランプ大統領の2期目が始まってから、米中関係は再び世界的な関心の的となっている。オーストラリア在住の法学者、袁紅氷は大紀元との独占インタビューで、中共指導者、習近平が4つの主要問題でトランプ大統領と交渉しようとしているとの議論が北京の官僚の間で白熱しているが、関係者は見通しは良くなく、習近平は「夢を見ている」と考えている。

① 習近平はロ・ウ戦争の停戦交渉の条件を提案すると言うが、北京当局は「夢を見ているだけだ」と述べた。

  • パナマ運河問題で詭計を用いる
  • 台湾の人々を扇動して反米にする
  • 武漢ウイルス研究所の職員が秘密保持誓約書に署名:当局は米国が調査することを望んでいる。

習は1期目のトランプと同じと思ったら大間違い。

https://www.aboluowang.com/2025/0205/2170612.html

2/4阿波羅新聞網<中共靠“这漏洞”一年赚美500亿美元! 川普取消这项关税豁免=中共は米国からこの抜け穴を利用して年間500億ドルを稼いでいる!トランプ大統領はこの関税免除を取り消す>中国はこの抜け穴を利用して、毎年米国から500億ドル(約1兆6,457億台湾ドル)の利益を得ている。

トランプ米大統領が署名した大統領令により、800ドル未満の少額貨物に対する「最低限」の関税免除が撤廃された。

トランプ米大統領は現地時間1日、中国からの輸入品に10%の関税を課す大統領令に署名した。最新の関税政策は4日から発効する。これに対し、中国外交部は最近、中国は強い不満と断固たる反対を表明し、自国の正当な権益を守るために対抗措置を取ると回答した。

「第一財経」の本日(4日)の報道によると、トランプ大統領が今回署名した大統領令は、800米ドル(約2万台湾ドル)未満の少額貨物に対する「最低限」の関税免除を取り消すものである。トランプ大統領の動きは、小包を頼りに急成長してきた中国の格安電子商取引プラットフォーム、Temu、Shein、AliExpressに影響を及ぼすだろう。

Shein、Temu、AliExpressでは、15ドル(約493台湾ドル)のスマートウォッチや3ドル(約98台湾ドル)のスニーカーなど、幅広く低価格の衣料品、家庭用品、電化製品を取り扱っている。こうした格安商品のウェブサイトは、ここ数年で米国消費者の間で人気が高まっている。 2024年、Temuは米国でAppleの無料アプリのダウンロード数ランキングで2年連続トップを獲得した。

注目すべきは、米国が少額貨物に対する「最低限」の関税免除を取り消す前に、「最低限」の条件を厳しくしていたことだ。Temuは、同社の成長は「最低限」の条件に依存していないと主張している。

「最低限」条項の免除が終了したことに伴い、TemuとSheinは他の戦略も追求している。例えば、Temuは昨年から、米国の倉庫に在庫を持つ中国の販売業者を自社のウェブサイトに参加させ、米国から米国の買い物客に荷物を発送できるようにし始めている。 Sheinは米国にも配送センターとサプライチェーンセンターを開設した。

TPPやRCEPなどの自由貿易協定は中共の(裏で政府補助金を受けている?)格安電子商を利するだけ。自国の産業が壊滅させられる。

https://www.aboluowang.com/2025/0204/2170484.html

何清漣 @HeQinglian 8 時間

何清漣「ディープシークの衝撃波は米中技術戦争の焦りを反映している」:ディープシークの衝撃波は基本的に米国によって消化されたが、ディープシークは自分の技術ファイルを公開した。それは、同社が提供するオープンソースのシステム機能がクローズドソースシステムのレベルに達しており、これはOpenAIなどのクローズドソースシステムの独占を破壊することに相当するが、一部の米国大手テクノロジー企業は破滅することはないけど、彼らのビジネスと市場シェアに打撃を与えることは間違いない。

もっと見る

何清漣 @HeQinglian 10 時間

今日は、ツイート後に良いメッセージを見た。これらの人々をなだめ、時間を節約するために、次のことを知らせたいと思う。

  1. トランプは、米国の覇権のイメージを示し、近隣2カ国を怒らせたため、再び敗北し、その結果は深刻である。
  2. 中国はカナダやメキシコではない。その国力は十分にある。中国は間違いなくトランプをやり込め、米国に代わってグローバル化のリーダーとなるだろう。

さあ、満足してください。私はここで事実と事実に基づいた分析しかしない。皆さんを満足させるようなニュースは提供しない。フェイドアウトしないで、読まないで、良い気分でいてください。

何清漣 @HeQinglian 10 時間

この機会に宣伝させてもらうが、この数日なぜこのようなアカウントがこんなに多いのか? 😅

北京がグローバル化の中で反米の旗を勇敢に掲げていることを楽しんで見ている。🤣期待している。

引用

水曜日 @hu67SlvKiofNNQl  2月4日

返信先:@HeQinglian

民主的に選出され、民主的な政府を運営する大統領は、上場企業のように法外な価格を要求し、その場でその金を返す。米国の利益を獲得するために、不動産屋の悪質なトリックを使うのか?この馬鹿は米国を全世界が唾棄する国にしてしまった。西側諸国の民主主義体制がここまで来てしまったという事実は、中国国民に対する警鐘となるはずだ。我々は共産党も、この民主主義体制も望んでいない。

何清漣 @HeQinglian  26 分

トランプ米大統領は24時間以内に中国の習近平国家主席から電話を受けなかった。中国がフェンタニルを含む違法薬物の米国への密輸を取り締まっていないとして、中国からの輸入品に10%の関税を課す米国の措置が正式に発効した。

中国は直ちに報復措置を発表し、米国産石炭と液化天然ガスに15%の関税を課した。

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引用

何清漣 @HeQinglian  2月4日

トランプ米大統領は、今後24時間以内に中国の習近平国家主席と会談する予定だと述べた。

WSJによると、中国は当初の関税戦争では軽い扱いを受けており、中国は米国との交渉の準備ができているという。事情に詳しい関係者によると、協議の準備として、中国側は第一段階として、2020年初めにトランプ政権と署名したものの内、未実現の貿易協定の復活に重点を置く提案を行うという。 x.com/BRICSinfo/stat…

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樋口氏の記事では、中国の暴挙は止まるところを知らない。軍拡できなくすることが肝要。米国を筆頭に自由主義国は中共とデカップリングし、生産拠点も自国か他の国に移転しないと、自国の国益や領土も掠め取られる。

自己中心の中国の経済を大きくしてきたのが一番問題。マスクのUSAID閉鎖は大きな一歩。腐敗は米(主に民主党)中協力してやってきた。

記事

南シナ海に展開する米空母「カールビンソン」から発艦する電子戦機「EA-18G」(1月21日、米海軍のサイトより)

暫定措置水域に大規模構造物を無断設置

朝鮮日報(2025年1月23日付)は、中国が最近、黄海の中韓「暫定措置水域(PMZ)」に無断で大規模構造物を設置したとの記事を掲載した。

中国と韓国は、黄海における両国の排他的経済水域(EEZ)が重なっている。

国連海洋法条約(UNCLOS)によれば、領海の外側に、領海の基線から200海里を超えない範囲内でEEZの設定が認められているが、中韓の主張水域は7.3万平方キロほど重複する。

中国が大陸棚の自然延長と衡平原則を、韓国が中間線の原則をそれぞれ主張し、両国の主張が異なることから、境界線が確定していない。

そのため、境界線の確定を留保して暫定措置水域を設け、この水域では漁業に関係のないあらゆる施設の設置や地下資源の開発などを禁じている。

その外交的に極めて敏感な水域に2024年12月、中国が直径50メートル、高さ50メートル以上の大規模な鉄骨構造物(移動式)を1基設置した事実を韓国の情報当局が把握したという。

暫定措置水域は、2001年に「中華人民共和国政府と大韓民国政府との漁業に関する協定」によって設けられたが、それを巡っては、2005年頃から中韓の対立が続いてきた。

韓国は2005年、同水域で石油試掘を試みたが中国の反発で中断し、逆に2008年、中国が石油試掘を試み、韓国の反発で中断した。

2022年4月には、中国がコンクリート製の構造物を無断設置して韓国政府が反発したが、中国は漁業補助施設と説明して言い逃れた。

さらに2024年4月から5月にかけ、中国が構造物2基を設置し、これを発見した韓国政府は強く抗議した。

その後動きを止めていた中国ではあるが、今般の構造物設置の再開に至ったのは、尹錫悦大統領の戒厳令布告に伴う韓国の政治的混乱に乗じたものと指摘されている。

力の空白を衝くのは中国の常套手段だ。

また、2022年以降、韓国の制止にもかかわらず、中国がなし崩し的に構造物を設置し、徐々に浸食していく行動は、同国が南シナ海などで行った、いわゆる「サラミスライス戦術」や「キャベツ戦術」といったハイブリッド戦の延長と見ることができよう。

韓国政府は、中国がこの水域に計12基の構造物を設置する計画を持っていることを把握している模様である。

そのまま構造物の増加を許せば、中国が同水域を自国のものと主張する根拠を与え、結局、既成事実化してしまうのは容易に察しが付こう。

今、韓国の主権は、日本や台湾、フィリピンなどと同じように脅かされている。

黄海~東シナ海~南シナ海を「中国の海」に

毛沢東は、かつて「唇滅びて歯寒し」と述べ、朝鮮半島の戦略的価値を表現した。

朝鮮半島は、首都・北京から海洋への出口である渤海湾と黄海を包み込むような形で伸びている。遼東半島と山東半島が上下の歯だとすれば、朝鮮半島はそれを覆う唇のような相関関係に見える。

「唇滅びて」、すなわち唇としての朝鮮半島がないと「歯寒し」、つまり中国は脆弱になることを意味したものと解釈される。

同時に、この言葉には、黄海を中国の首都・北京の「前庭」「玄関口」として重視する戦略的含意が読み取れる。

近年の敵による東シナ海そして南シナ海へ連なる中国沿海域への侵入を拒否(AD)する軍事思想に発展したと見ることができよう。

つまり、中国の「接近阻止・領域拒否(A2/AD)のAD戦略は、黄海から東シナ海、南シナ海を「中国の海」、すなわち中国の内海化、軍事的聖域化することである。

東シナ海や南シナ海での中国軍の行動については、周知のところであるが、黄海においても米韓連合軍の存在を意識した韓国との軋轢が絶えない。

次のような事例が報道されている。

2022年10月、韓国国会の国防委員会では、同所属議員によって、韓国の南方海域と黄海の同国管轄海域に進入した中国艦艇は2018年が230隻、2019年が280隻、2020年が220隻、2021年は260隻と再び増え、2022年も8月末までで170隻に上ったことが明らかにされた(聯合ニュース、2022年10月12日付)。

また、中国軍は2022年、黄海で100回以上の訓練を実施した。

中国は、東経124度を自国の作戦境界と主張し、2020年3月20日に東経124度を東の境界とする海域で実弾射撃を行うとして航行禁止区域の設定を行った。

この一帯は、国際法上は公海だが中国軍は東経124度線付近にブイを設置したり、韓国艦艇が124度より西に入ると中国の作戦区域から出ていけと警告している(朝鮮日報、2022年8月17日付)。

韓国軍合同参謀本部は2023年1月27日、中国の軍用機2機が26日、2回にわたって離於島南西の韓国の防空識別圏に進入したと発表した。

これらの軍用機が進入した空域は、韓国と中国の防空識別圏が重なるところだが、国際的な慣例では防空識別圏が重なる場合であっても相手国の防空識別圏に入る際には事前に通知を行うのが慣例である。

しかし、中国は今回無断で進入した(朝鮮日報、2023年1月28日付)。

このような中国海・空軍の動きを受け、韓国では、中国が黄海でも制海権を拡大しようとするものとして、中国の黄海内海化戦略、海洋国家への変化戦略などによる措置の一環だと解釈されている。

中国のAD戦略は、「第1列島線の支配を確立し、中国周辺海域の防衛ゾーンを確保すること」であり、黄海もその支配対象となっているのは間違いないのである。

求められる当事国の結束と米軍のプレゼンス

中国は長年にわたり、東シナ海の日本固有の領土である尖閣諸島や台湾、そして広大な南シナ海のほぼ全域に対する恣意的な領有権主張を行っている。

南シナ海では、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、インドネシア、ベトナムとの間の領有権問題で係争中である。

黄海における最近の中国の動きは、中国が韓国と共有する海域で同様の行動に出ようとしていることを示唆している。

このように、中国の違法、強圧的、攻撃的、欺瞞的な戦術を用いた一方的な現状変更の試みに対しては、何よりもそれぞれの当事国が断固とした姿勢で中国の暴挙に立ち向かうとともに、同じ脅威に曝されている国が、中国の行動を常態化させないよう結束して中国が付け入る「隙」や「力の空白」を作らないことが重要である。

米国では、ドナルド・トランプ大統領による新政権が発足した。

トランプ大統領は、「力による平和」(Peace Through Strength)、すなわち「強さを通じた平和の実現」を掲げ、就任演説では、「世界がこれまでに見た中で最も強力な軍隊」を構築し、それによって、敵の侵略を抑止し、無謀な戦争を回避して平和を実現する戦略を説いた。

大統領のイエスマンと言われるピート・ヘグセス国防長官は、上院における曰く付きの承認後、「国防総省へのメッセージ」を発した。

その中で、世界で最も強力かつ最も決定力のある軍隊(the strongest and most lethal force in the world)を維持し、 同盟国やパートナーと協力し、共産主義中国によるインド太平洋への侵略を抑止すると強調した。

この米新政権の成立は、中国の攻撃的行動を抑止する上で、最も影響力を伴うものと期待され、そのためには米軍のプレゼンスの強化と同盟国・友好国との連携は必須である。

また、東・東南アジアで起きていることを、当事国が一致団結し、同じ言葉で国際社会に向かって発信し、国際社会の広範な理解と協力を得、それを共同行動に代えて行く外交努力も重要である。

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『トランプの大量強制送還の最中に、なぜか相次ぐ中国人の密入国 習近平の人権抑圧から逃れた政治難民との区別は、どうするトランプ』(2/2JBプレス 高濱賛)について

2/3The Gateway Pundit<Disgraced Ex-FBI Official Andrew McCabe Says FBI in “Utter Disarray” and Agents are Living in Fear as They Await Next Trump Purge (VIDEO)=不名誉な元FBI職員アンドリュー・マッケイブ氏は、FBIは「完全な混乱」状態にあり、捜査官たちは次のトランプ粛清を待ちながら恐怖の中で暮らしていると語る(動画)>

自分達がJ6事件の扇動者で保守派を逮捕・弾圧してきたのだから、恐怖を味わう報いくらいは当然。コミーやマッケイブ、ピーター・ストルツク、リサ・ペイジも逮捕、起訴、収監されるのでは。

元FBI副長官アンドリュー・マッケイブ氏は、トランプ大統領が内部を一掃し、1月6日の事件やトランプの魔女狩りに関与した腐敗した職員を解雇しているため、FBIは「完全な混乱」に陥っていると述べた。

トランプ大統領は先週金曜日、FBIワシントン支局のトップであるデビッド・サンドバーグ氏と他のFBI職員約90名を解雇した。

トランプ政権は1月6日の事件に関与したFBI職員全員を解雇する準備を進めており、FBIによる新たな粛清が差し迫っている。

不名誉な元FBI職員アンドリュー・マッケイブ氏は、FBI捜査官たちはトランプ大統領の次の大粛清を恐れて暮らしていると語った。

マッケイブ氏はトランプ大統領によるFBIと司法省による粛清について「これは全く前例のないことだ」と語った。

「過去4日間で、過去4年間よりも多くのFBI関係者と話した」とマッケイブ氏は語った。

「現在、この場所は完全に混乱状態だ。人々はどうやって請求書を払うのか、どうやって家族を養うのかと心配している」とマッケイブ氏は、次の一連の解雇に備えるFBI職員が抱える不安を語った。

「解雇されたら終わりです。評判も職も失い、給料も年金も健康保険も失います」とマッケイブ氏は語った。

ジョー・バイデンの司法省に迫害されてから、1月6日の被告たちが過去4年間経験した恐怖に似ている。

「これは人々にとって恐怖の瞬間だ」とマッケイブ氏は語った。

時計:

https://x.com/i/status/1886601330443120753

決して忘れてはならないのは、マッケイブ氏はトランプ大統領がコミーFBI長官を解任した直後の2017年5月にトランプ大統領に対する防諜調査を開始したと認めたということだ。

マケイブ氏はトランプ氏が「ロシアの代理人として行動している」かどうかを調査していた。

マッケイブ氏はまた、コミー氏解任に対する司法妨害の疑いでトランプ氏に対する刑事捜査を開始した。

彼は連邦政府に嘘をついたため2018年にFBIから解雇された。

「マッケイブ氏は、報道機関に許可なく情報を漏らし、宣誓を含め、何度も率直さを欠いていた」とジェフ・セッションズ元司法長官は以前述べている。

アンドリュー・マッケイブ氏は2019年に司法省を訴え、米国政府が同氏の解雇を取り消し「同氏は正当に退職したとみなす」ことを余儀なくされた後、年金の返還を勝ち取った。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/disgraced-ex-fbi-official-andrew-mccabe-says-fbi/

https://x.com/i/status/1886163624193823018

2/3Rasmussen Reports<Election Integrity: 77% Favor Voter ID=選挙の公正性:77%が有権者IDを支持>

ドナルド・トランプ大統領が支持する選挙の公正性確保策も有権者の間で圧倒的な支持を得ている。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の77%が、投票時に写真付き身分証明書の提示を求めることは選挙の公正性を守るための合理的な手段だと考えていることが分かりました 。これは2021年の74%から増加しています。反対しているのはわずか17%です。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/election_integrity_77_favor_voter_id?utm_campaign=RR02032025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

2/4阿波羅新聞網<收购TikTok 川普宣布大事=TikTok買収、トランプ大統領がビッグニュースを発表>トランプ米大統領は2/3、財務省と商務省に政府系ファンド(Sovereign wealth fund)の設立を命じる大統領令に署名し、そのファンドがTikTokの買収に使われる可能性があると述べた。

ロイター通信は、政府系ファンドの具体的な業務や資金調達の詳細は依然として不明だが、トランプ大統領は過去に、関税やその他の手段で資金を調達できると発言している。スコット・ベセント米財務長官は記者団に対し、当局は今後12カ月以内に計画を完了させる予定だと語った。

政府系ファンド国際フォーラムによれば、世界中に90以上のこのようなファンドがあり、運用資産は8兆ドルを超える。

TikTokは米国で約1億7000万人のユーザーを抱えている。ジョー・バイデン前大統領は、米国への国家安全保障上の脅威を軽減するために、1/19までにTikTokを中国の親会社であるバイトダンスから分社し、売却することを期限とする超党派の議会法案に署名した。

https://www.aboluowang.com/2025/0204/2170114.html

2/4阿波羅新聞網<川普-普京将在这办成世界大事?—川普-普京会面的场所被曝=トランプとプーチンはここで世界的出来事を成し遂げられるか?トランプ・プーチン会談の場所が明らかに>トランプ大統領は、ウクライナ戦争をできるだけ早く終わらせると述べ、プーチン大統領と会談する用意があると述べた。プーチン大統領はトランプ大統領の当選を祝福し、ウクライナ問題やエネルギー問題について話し合うためにトランプ大統領と会う用意があると述べた。

ロシア当局は、トランプ大統領とプーチン大統領の電話会談に備えて米国と直接接触した事実を繰り返し否定している。この電話会議は、今年後半に予定されているトランプ大統領とプーチン大統領の会談に先立って行われる予定だ。

しかし、この問題の敏感さを理由に匿名を希望したロシアの情報筋によると、ロシアの高官はここ数週間でサウジアラビアとUAEを訪問しているという。

情報筋の1人は、一部の外交官や情報当局者がサウジ王国とUAEは米国と軍事・安全保障面で緊密な関係にあると指摘し、ロシア国内では依然としてこの案に反対する声があると述べた。

サウジアラビアとUAEはコメントの要請に応じなかった。クレムリンはコメントを拒否した。トランプとプーチンはともに、サウジアラビアとアラブ首長国連邦の指導者と友好関係を築いてきた。

トランプは日曜日、政権が「ウクライナやロシアを含む様々な関係者との会合や会談を予定している」と述べた。トランプの談話について質問されたクレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフは、接触は明らかに計画に入っていると述べた。

プーチン大統領と頻繁に会っているロシアのアナリストも、サウジアラビアとUAEはともに米国の非常に緊密な同盟国であり、ロシア側に若干の疑念を生じさせているものの、交渉の場として十分考えられると述べた。

https://www.aboluowang.com/2025/0204/2170155.html

2/4阿波羅新聞網<北京忌惮川普 反常一幕:中共领事馆不敢露面了=北京はトランプを恐れている 異例の光景:中共領事館はあえて姿を現さない>不法移民の強制送還を主張するトランプが米国大統領に就任して以降、今年ニューヨーク州フラッシングで行われた新年パレードには、中共領事館の参加や各同郷会の浸透は見られなくなった。 Xアカウント「蔡桂華」は本日(3日)、親共福建同郷会や親共の華僑団体は以前のように派手に中国国旗を掲げることはできないと投稿し、トランプへの恐れを示した。

チャックシューマーは今年もNYでXに旧正月祝賀をアップした。

https://www.aboluowang.com/2025/0204/2170120.html

何清漣 @HeQinglian 3 分

返信先:@HeQinglian

今日は、皆さんが楽しめるよう、ある会話をシェアしたいと思う。

記者:今、世界中が米国は恣意的に関税を課し、他国を脅迫し、米国に対抗するメキシコとカナダを支援しているが・・・。

私:メキシコは今朝妥協し、不法移民と麻薬が米国に流入するのを防ぐために国境に1万人の軍隊を派遣した。ちょうど今、カナダの首相もメキシコと同様に、30日間の関税延期と引き換えに妥協した。

記者:その情報は信頼できるのか?メディアの報道は見なかった。

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何清漣 @HeQinglian 2 時間

カナダのトルドー首相の発言の翻訳:【トランプ大統領と楽しい電話をした。カナダは13億ドルの国境計画を実施しており、新しいヘリコプター、技術、人員で国境を強化し、パートナーとしての米国との連携を強化し、フェンタニルの流出を食い止めるための資源を追加している。約1万人の最前線要員が国境を守るために活動している。

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引用

ジャスティン・トルドー @JustinTrudeau 3 時間

トランプ大統領と良い電話をした。カナダは13億ドルの国境計画を実施している。新しいヘリコプター、技術、人員で国境を強化し、パートナーの米国との連携を強化し、フェンタニルの流出を阻止するためのリソースを増やしている。

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何清漣 @HeQinglian 10 時間

トランプ大統領は就任後、次々と攻撃を仕掛けてきたが、その目的は明らかだ。

  1. グレート・リセットに携わる米国か国連機関を標的とする。米国国際開発庁は第二次世界大戦後に設立され、その機能は国連のほぼ半分を占めている。最近監査されたさまざまな行動は、基本的に世界経済フォーラムに沿ったものであり、伝統的な米国の解体を狙ったものだった。パリ気候協定は気候変動教の本部であり、WHOの疫病流行への対応として、シュワブは2020年6月に「今こそグレートリセットの時」という記事を発表した。

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他の標的として、フェンタニル、DEI、中国が挙げられている。

何清漣 @HeQinglian 5 時間

トランプ米大統領は、今後24時間以内に中国の習近平国家主席と会談する予定だと述べた。

WSJによると、中国は当初の関税戦争では軽い扱いを受けており、中国は米国との交渉の準備ができているという。事情に詳しい関係者によると、協議の準備として、中国側は第一段階として、2020年初めにトランプ政権と署名したものの内、未実現の貿易協定の復活に重点を置く提案を行うという。

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引用

BRICSニュース @BRICSinfo 11時間

速報:🇺🇸🇨🇳 トランプ米大統領は、今後24時間以内に中国と関税について協議すると述べた。

高濱氏の記事では、中国からの不法移民は強制送還すべき。もし中国にだけ政治難民を認めるとなると、他の権威主義国からの政治難民も認める羽目になる。

確かにウイグル人や香港人の問題はあるが、米国だけが亡命先ではない。それより、中共のスパイがたくさん入ってくることが問題。石破や岩屋は今度の訪米で、説教を受けて来い。

記事

よりによってトランプ大統領の地元へ(写真はトランプ大統領の私邸、マール・ア・ラーゴ、写真:ロイター/アフロ)

キューバからフロリダへ密入国の26人

「飛んで火にいる夏の虫」とはこういうことを指すのだろうか。

1月28日、キューバからバハマ経由、小舟でフロリダ州コラル・ゲイブルズ(マイアミ南方7.8キロ)の海岸に辿り着き、レンタカー2台に分乗して走行中の中国人男女26人が地元警察に逮捕された。

運転手はキューバ系米国人の3人。中国人密入国者を斡旋する組織から5000ドル(約80万円)で中国人を搬送する下請けだったという。

1週間前にも同じような手口で密入国した中国人31人がいた。

Chinese migrants, Cuban smugglers pour into South Florida from Bahamas by boat | Fox News

Vans packed with Chinese migrants stopped in Florida, 2 arrested | NewsNation)

ドナルド・トランプ大統領の号令の下、1000万人に上る不法移民を出身国に強制送還する史上最大のオペレーションが繰り広げられている最中、米本土に入り込もうとする大胆な試みは失敗に終わった。

メキシコをはじめとする中南米諸国からの不法移民の強制送還ばかりが報道されているが、アジア諸国からの不法移民もトランプ氏の強制送還オペレーションでは例外ではない。

不法移民は、米メディアでは「Undocumented immigrant」と報道されることが多い。

「正式な米国滞在許可書を与えられていない密入国者、不法滞在者」のことで、これには不法入国者のほか、合法的に入国したが入国ビザの期限が切れた後も居残っている者を含む。

さらに移民、難民申請をし、米国内で面接待ちの滞在者も含まれる。

アジアは1位インド、2位中国、比韓が続く

その数は約1155万人。アジア地域からの不法移民は出身国別で見ると、以下の通りだ。

インド          45万8663人
中国          38万7369人
フィリピン       24万7304人
韓国       17万4677人
ベトナム        12万3060人
パキスタン       4万9555人

By The Numbers: Immigration – AAPI Data

年間ベースでみると、中国人の場合、不法入国者は2022年に2200人だったが、2023年には2万4300人と激増、2024年には3万8200人となっている(2024年に難民申請した中国人は2万4376人だったが、認められたのは162人だった)。

これは中国経済の悪化や新型コロナ拡散防止のために中国政府がとったロックダウン(都市封鎖)に嫌気がさし、新天地を求めて「難民」として入国しようとしたためと見られている。

留学生、研究者でビザが切れても不法に滞米する者も少なくない。

米国に住む中国人(中国系米国人、中国籍)はざっと550万人、そのうち6.9%が「Undocumented Immigrant」ということになる。

Chinese Immigrants in the United States | migrationpolicy.org

米中両国政府は、これら不法滞在者を中国に送還することで原則合意、2024年後半から月平均100人単位、チャーター便で中国本土に送還している。

(2024年6月に100人、10月に131人、11月に109人などとなっている)

トランプ政権発足後も、中国外務省スポークスマンは「中国本土出身者で事実関係が検証され、確認された者は帰国、再入国を認める」と発言している。

中国からの不法移民は、中間層から低所得層までまちまち。

多額のカネ(相場は5000ドル=約80万円ともいわれている)を周旋業者に払って中米経由でメキシコに入り、そこからテキサスやカリフォルニアとの国境越えやカナダ国境越えを試みる中国人が大多数を占めている。

(不法移民のなかには、公認会計士や医師などもいると、メキシコ国境で入国申請を待っている中国人にインタビューしたテレビ東京のワシントン支局長は報道している)

ところが皆が皆、新天地を求めて入国しようとしているわけではない。

中国スパイが紛れ込む不法移民

前述のフロリダで拘束された中国人26人のケースについて、米下院「米国と中国共産党との戦略的競争に関する特別委員会」(通称中国特別委員会)のジョン・ムーレナー委員長(共和党、ミシガン州選出)はこう警告している。

「この中国人たちが中国共産党とどのような関係をもっているのか、まだ分からない。だが私は重大な関心を持っている」

「中国共産党は中国人を米国の国益を脅かすためのレバレッジ(テコ)にしようとしているからだ」

ムーレナー氏は議会きっての反中派で、「中国特別委員会委員長」は中国共産党に関する極秘情報にアクセスできる。

これまでも米中外交の節目、節目で発言してきた御仁だ。トランプ氏とも昵懇だ。

Vans packed with Chinese migrants stopped in Florida, 2 arrested

Select Committee on the CCP 

不法移民の中に中国が諜報工作員を紛れ込ませているといった憶測は以前からある。

香港やウイグルからの亡命者はどうするのか

その一方で、別の心配もある。

インターナショナル・アムニスティのアジア部門のキャロライン・ナッシュ部長はこう述べている。

「中国から難民としてきた不法移民のなかには、中国に返されたら迫害や拷問を受ける可能性が高いウイグル、香港出身者もいる」

「米国境警備担当者や出入国管理担当者たちは、これらの不法移民のバックグラウンドに全く関心を持たない公算大だ」

Vans packed with Chinese migrants stopped in Florida, 2 arrested

人権抑圧反対の強硬派ルビオはどう出る

トランプ政権には、マルコ・ルビオ国務長官はじめ反中強硬派が多い。トランプ氏自身、レトリックでは激しい中国批判を繰り返してきた。

中国の経済、軍事的脅威を唱える一方で、香港やウイグル自治区での人権弾圧についても非難してきた。

特に、ルビオ氏などは人権抑圧政策の総本山は中国共産党だ、と主張してきた。

不法難民強制送還を大胆かつ遮二無二進めるトランプ政権だが、もう一つの重要懸案であったはずの中国の人権抑圧はどうなるのか。

武力を使ってデモ鎮圧、言論の自由抹殺を続ける香港政府の迫害を逃れて米本土に政治亡命し、いまだに永住権も市民権も取れていない「Undocumented immigrant」にトランプ政権はどう対応するのか。

不法移民強制送還がどこまで成功するのか、米経済への悪影響はないのか。

連邦政府の経費停止は司法がストップして諦めたようだが、乱発する大統領令がどこまで政策を変えられるか。

そろそろこれまで掲げてきたスローガンが内部分裂する兆候も見え隠れしだした。

中国人不法移民の中国本土への送還は、その先駆けのような気がしてきた。

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A『トランプ大統領が葬った「DEI」、多様性推進の効果はあったのか?コンサルにカモにされていたという不都合な真実 橘玲氏に聞く、なぜトランプ大統領は「DEI」を廃止したのか(1)』(2/1JBプレス 橘 玲・湯浅 大輝)、B『トランプ政権の多様性政策終了、実は企業も安堵?“アリバイ”づくり不要、「キャンセルリスク」減るのは好都合か 橘玲氏に聞く、なぜトランプ大統領は「DEI」を廃止したのか(2)』(2/1JBプレス 橘 玲・湯浅 大輝)について

2/2The Gateway Pundit<WATCH: “I Don’t Know Where All This Money Is” – Ukrainian President Volodymyr Zelensky Says Ukraine Only Received About $75 Billion of $177 Billion in U.S. Aid=視聴:「このお金がどこにあるのか分からない」 – ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、ウクライナは米国の援助1770億ドルのうち750億ドルしか受け取っていないと発言>

岸田はバイデンに頼まれて121億ドル(約1兆7,000億円)ウクライナに支出したはず。どこに流れているのか監査しないと。日本国民の税金が不当に日本の政治家に流れている可能性だってある。

https://www.spf.org/iina/articles/tsuruoka_23.html

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はインタビューで、ロシアとの戦争勃発以来、米国がウクライナに送った約2000億ドルの対外援助の半分も受け取っていないことを認めた。 

Ukraineoversight.govによると、

2024年9月30日現在、米国のウクライナ対応資金は総額約1,830億ドルで、そのうち1,301億ドルが義務付けられ、867億ドルが支出されている。

議会は、2022年度から2024年度に制定された5つのウクライナ補足予算法を通じて1,742億ドルを計上し、そのうち1,636億ドルはOARとウクライナ対応に割り当てられました。182億ドルの追加資金は年間政府機関予算から割り当てられ、11億ドルはその他の補足予算法から割り当てられました。

しかし、ゼレンスキー氏は「我々は750億ドル強を受け取った」と述べている。

彼はこれを「700億ドル相当の」兵器で説明している。

「しかし、ウクライナは戦争中に軍隊支援などに2000億ドルを受け取ったと言っているが、これは真実ではない。このお金がどこにあるのか私には分からない」とゼレンスキー氏は語った。

一方、バイデン氏はウクライナの資金のブラックホールにさらに数十億ドルを送った後、ロサンゼルスの山火事の被害者に770ドルしか提供しなかった。

これはまた、ウクライナを通じて民主党が資金洗浄を行っているという最近の報道の中で起こった。ゲートウェイ・パンディットは最近、ポーランドの元大臣ピョートル・クルパが、ウクライナに対する米国の援助の最大半分がウクライナ人によって洗浄され、その多くが米国民主党に渡されたと語ったと報じた 。また、米国の納税者の何十億ドルものお金の多くがゼレンスキー大統領とその官僚の年金に流れていると考えられている。

ありがたいことに、トランプ大統領の国務省は先月大統領就任後、直ちにウクライナへの軍事援助資金を90日間停止した。

以下をご覧ください:

ゼレンスキー: アメリカがウクライナに数千億ドル、正確には177億ドルを与えたと、以前も聞いたし、今日も米国から聞いています。議会などで支持、投票された正確な数字はそういうものでした。 戦争中の国の大統領として、私たちは7500億ドル強しか受け取りませんでした。つまり、この1770億ドルのうち1000億ドル、あるいは2000億ドルは、私たちは一度も受け取ったことがないと言う人もいます。

これは重要なことです。なぜなら、私たちは具体的な事柄について話しているからです。なぜなら、私たちはお金ではなく武器でそれを手に入れたからです。私たちは700億ドル相当のそれを手に入れました。訓練があり、追加の輸送手段があり、武器の価格だけでなく、人道的プログラム、社会福祉などもありました。

しかし、ウクライナが戦争中に軍隊などを支援するために2000億ドルを受け取ったと言われていますが、これは真実ではありません。このお金がどこにあるのかわかりません。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/watch-i-dont-know-where-all-this-money/

1/31Rasmussen Reports<43% Approve of Biden’s Pardon of Dr. Fauci=バイデン大統領のファウチ博士恩赦に43%が賛成>

ジョー・バイデン前大統領が、アンソニー・ファウチ博士に2014年まで遡るあらゆる犯罪に対して「完全かつ無条件の」恩赦を与えるという決定は、依然として物議を醸している。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の43%がバイデンによるファウチ博士の恩赦に賛成しており、そのうち27%が「強く賛成」している。しかし、半数近く(48%)は反対しており、そのうち38%が「強く反対」している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/43_approve_of_biden_s_pardon_of_dr_fauci?utm_campaign=RR02022025DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

2/2阿波羅新聞網<马斯克动手了!DOGE接管联邦核心支付系统、人士管理局等机构 全面控制美国政府?=マスクが行動を起こす! DOGE は連邦コア決済システム、人事管理局等の機関を引継、米国政府を完全に支配するのか?>今回、マスクは、社会保障、メディケア、退役軍人給付金など、8100万人への毎月の支払いを含む、米国政府の連邦支払いの約88%を処理する米国政府の中核的な支払いシステムに介入した。マスクの野望はこれだけでは終わらない。 DOGE はまた、人事管理局 (OPM) や一般調達局を含むいくつかの重要な政府機関を急速に掌握した。彼は、24時間体制で働けるよう、OPM本部の5階にあるソファーベッドに陣取ったほどだ。

マスクは左翼の権力を無くす使命感で動いている。

https://www.aboluowang.com/2025/0202/2169504.html

2/2阿波羅新聞網<批准中共特许经营运河港口成机密 巴拿马亏本超过10亿美元=中共の運河港の特許の批准は秘密になり、パナマは10億ドル以上の損失を被った>パナマ政府は、運河港の運営権を持つ中国企業が当局と政商としての共謀に関与し、パナマの国益を損なっているかどうかを調査している。同社は数年にわたり契約を3回改定したが、交渉プロセスは不透明でブラックボックスの作業に等しく、パナマ政府は少なくとも10億米ドル(約320億台湾ドル)の収入を失った。

パナマの主要メディアLA PRENSAは、香港の長江ハチソンホールディングス傘下の中国企業パナマ港湾公司(Panama Ports Company, PPC)が1997年1月にパナマ政府から港湾運営の認可を得、運河の両端にあるバルボア港とクリストバル港の2つの主要港には、25年間の経営が認められた、と報じた

パナマ港湾公司は当初、政府に年間2,220万ドルの固定料金と収益の10%を支払うことを約束していた。しかし、2005年に契約が修正され、固定料金の要件は取り消され、代わりにコンテナ1個あたりの取扱料金が6ドルから9ドルに引き上げられ、公司は港湾施設の改善に投資する必要が生じた。契約は計3回改定されたが、改定のたびに契約条件がパナマ港湾公司に有利になり、疑念を抱かせた。

パナマ政府は2010年にコンテナ取扱料金を12ドルに設定し、2013年から5年ごとに契約条件を見直すことを義務付けた。しかし、12年近くが経過したが、料金はまだ改定されていない。

LA PRENSAは、2010年に設定されたコンテナ1個あたり12ドルの料金は、消費者物価指数(CPI)に従って2013年、2018年、2023年に調整された場合、コンテナ輸送のコストは約現在の 12 ドルではなく 16 ドルになると指摘した。運河の港は他国の企業によって運営されているが、中国が管理する最も重要な2つの港のせいで、パナマ政府は2010年から現在までに少なくとも10億ドルの税収を失っている。

パナマの前政権は契約条件にいくつかの調整を加え、明らかに中国企業に利益をもたらした。交渉条件とプロセスは公開されておらず、透明性も低く、情報の多くは前政権によって「機密」と分類されていたため、関係部署が検討することは不可能だった。

パナマ港湾公司も、営業利益への影響を理由にパナマ政府によるクリストバル港付近の太平洋沿岸の港湾施設の拡張に強く反対・阻止しようとしたが、これも国家開発と企業利益の対立を引き起こし、論争を巻き起こした。

また、パナマ港湾公司は1997年に運河港の25年間のフランチャイズを取得し、また「自動更新条項」に従い、2021年から2047年までのさらに25年間のフランチャイズを取得した。しかし、パナマの現大統領ホセ・ラウル・ムリーノ政権は、港湾運営の契約更新プロセスは透明性に欠け、汚職に関与しているだけでなく、中国が推進する「一帯一路」構想で常に見られる「債務の罠外交」になる可能性が高いと考えている。そこで、監査部門を動員して公司を調査するよう命じた。

米国のマルコ・ルビオ国務長官は現地時間2/1夕方にパナマに到着し、2日午前10時からムリーノ大統領と会談する予定だ。ルビオは運河当局とも対面することになる。これは、トランプ米大統領がパナマ運河を「奪還する」と脅して以来、両国の当局者の間で初めて直接対決となる。

前パナマ政権は中共のマニトラやハニトラに罹ったのでは。良いタイミングはパナマ現政権と米国でシナリオを描いていたのでは。

https://www.aboluowang.com/2025/0202/2169449.html

2/2阿波羅新聞網<永久历史性和平协议!川普带来世界和平近在眼前?=歴史的恒久和平合意!トランプは世界平和を間近にもたらすのだろうか?>エジプトのアブドル・ファッターフ・アル・シシ大統領は月曜日、ドナルド・トランプ米大統領に対し、世界はイスラエルとパレスチナの紛争を終わらせるための「恒久的かつ歴史的な和平協定」を大統領に期待していると語った。

AFPはトランプ大統領とシシ大統領が本日初めて電話会談したと報じた。トランプ大統領は、パレスチナ人をガザ地区からヨルダンとエジプトに移住させる計画を提案したが、この計画はシシ大統領や他のアラブ諸国の指導者らから強く反対されている。

シシ大統領のオフイスは声明を発表し、電話会談でシシ大統領とトランプ大統領は互いに国賓訪問を招請し、継続的な「調整と協力」の重要性を強調したと述べた。

シシ大統領はまた、「国際社会はトランプ大統領がこの地域における何十年にもわたる紛争を解決する恒久的かつ歴史的な和平合意に達することを期待している」と強調した。

トランプ大統領は先月、ガザ地区を「浄化」する計画を提案し、1/26には「エジプトとヨルダンにこれらの人々を受け入れてほしい」と述べた。当時、トランプ大統領は翌日にシシ大統領と電話会談すると述べたが、エジプトは電話会談があったことを否定し、エジプトとヨルダンの両国ともこの計画を拒否した。

先月29日、シシ大統領は、この提案は「我々が関与できない不公正な行為」であり、「両国間の協力に基づいて望ましい平和の実現を望むトランプ大統領と協力する決意だ」と述べた。

しかし、トランプ大統領は30日、エジプトとヨルダンがパレスチナ人の受け入れに同意すると改めて主張し、「我々は彼らのために多くのことをしてきた」と述べた。

エジプトは同地域における米国の主要同盟国であり、イスラエル以外では先月トランプ大統領が発表した対外援助凍結の対象から除外された唯一の国である。

https://www.aboluowang.com/2025/0202/2169412.html

何清漣 @HeQinglian 11 時間

多くの人がカナダを擁護しているが、私は昨日投稿した。 WSJの記事「カナダがフェンタニルの輸出国となり、トランプ大統領のターゲットとなる」の要点をご覧ください。

  1. カナダ当局は長い間、致死的な合成オピオイドであるフェンタニルの世界的取引の中心地としての同国の役割を軽視してきた。カナダは、麻薬原料の供給国としての中国や、製造・密売国としてのメキシコの役割に比べれば、小さな存在だと彼らは言う。

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引用

希望 @suxinghe1997 17h

返信先:@HeQinglian

何先生、カナダ側から入ってくるフェンタニルは少ないですよね?なぜカナダに対してそんなに厳しいのか?

何清漣 @HeQinglian 11 時間

情報: 国際開発庁(USAID) の Web サイトはシャットダウンされ、X アカウントは削除された。

国際開発庁は米国の対外援助に責任を負っており、過去には皇帝のように出迎えられ、待遇を受けた。最近の最新のアップデートは以下のとおり:

引用

TikTok のライブラリ @libsoftiktok 23 時間

速報:USAIDのウェブサイトが閉鎖され、Xアカウントが削除された

https://x.com/i/status/1885785922886848778

何清漣 @HeQinglian 7 時間

このニュースは意外で、びっくりした。【米国国際開発庁(USAID)は、カリフォルニア大学デービス校とピーター・ダザックのエコヘルス・アライアンスを通じて武漢ウイルス研究所に資金を提供した。 】

もっと深く掘り下げてみると、これは中国だけの問題ではなく、米国のオバマ民主党政権の問題でもあると私は思う。

引用

マイク・ベンツ @MikeBenzCyber​​ 2月2日

USAIDはなぜ武漢研究所に資金提供していたのか?

何清漣が再投稿

桃花島主(ラッキー) @Mydoglucky2  2月2日

クリスティー・ノーム国土安全保障省長官は次のように発表した:

「NGOへの資金援助をすべて凍結し、再評価すべきだ。NGOは米国に入国する不法移民を支援するために何億ドルもの税金を使っている!」

これらのNGOはバイデン政権によって育てられた恩知らずの連中だ。彼らは米国の納税者のお金を受け取りながら、米国の納税者を傷つけるようなことをしている。

何清漣 @HeQinglian  16 分

【最新ニュース:パナマ降伏! ! 「中国とのシルクロード協定は更新しない!」 – パナマ大統領、ルビオ国務長官との会談後に発言! 】

引用

米国国土安全保障ニュース @defense_civil25  6 時間

🚨最新情報:パナマが降伏!!「シルクロードをめぐる中国との協定は更新しない!」—パナマ大統領、ルビオ国務長官と会談後!!USA! USA! USA!!🇺🇸🇺🇸🇺🇸

何清漣 @HeQinglian  24 分

2/1、トランプ米大統領はカナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の関税を課す大統領令に署名した。その直後、トルドー首相は2/1夜に記者会見を開き、1550億カナダドル相当の米国製品に25%の関税を課すと発表した。そのうち300億カナダドル相当の商品は2/4に発効し、1250億カナダドル相当の商品は21日以内に発効する。「カナダの企業とサプライチェーンは代替策を模索できるようになる」。

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何清漣 @HeQinglian 1 時間

ロイター通信は、WHが1/31夜、米国防総省内のメディア4社の専用オフィススペースを撤去すると発表したと報じた。 「新しい年度メディアローテーションプログラム」と題されたメモによると、オフィススペースを失うことになるメディアには、NYT、NPR、コムキャスト傘下のNBCニュースなどが含まれる。

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何清漣 @HeQinglian  4 時間

カナダがリストアップした関税リストを読んだ後、私は少し疑問を持っている。これらの製品のほとんどは中国、東南アジア、メキシコ(実際には中国製造でラベル張替)、インド、その他の国から輸入されている。まさか米国がカナダからの再輸出貿易なのか?

カナダのネットユーザーの皆さん、この問題を説明ください。私の疑いが正しければ、米国が再輸出貿易手数料を得るのを阻止するだけで、カナダ企業が代替サプライチェーンを探すのは非常に簡単になる。

引用

何清漣 @HeQinglian 4 時間

2/1、トランプ米大統領はカナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の関税を課す大統領令に署名した。その直後、トルドー首相は2/1夜に記者会見を開き、1550億カナダドル相当の米国製品に25%の関税を課すと発表した。そのうち300億カナダドル相当の商品は2/4に発効し、1250億カナダドル相当の商品は21日以内に発効する。「カナダの企業とサプライチェーンは代替策を模索できるようになる」。

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橘・湯浅氏の記事で思い出したのは、DEIでなくCRTでメリック・ガーランド前司法長官の義理の息子の教育会社がレポートを学校に売りつけているという話。(2021年10月13日 NYPost<AG Garland’s son-in-law’s education company supports critical race theory=ガーランド司法長官の義理の息子の教育会社は批判的人種理論を支持>

https://nypost.com/2021/10/13/critical-race-theory-firm-linked-to-ag-garlands-kin-serves-schoolscompany-co-founded-by-ag-garlands-son-in-law-serves-over-20k-schools/

左翼は政商よろしく民主党を利用して金儲けに励む。だからエリートたちは民主党を支援する。NIAIDのファウチだって製薬会社から金をたんまりせしめたと思う。バーニー・サンダースクラスで150万$も貰っている(RKJ談)のだから。

トランプは左翼に流れている金を止めれば、財政赤字は減るし、民主党支援団体に流れる金も細り、延いては左翼民主党も弱体化すると読んでいる。

2/2大紀元<政府効率化省 DEI関連契約104件解除 支出1553億円削減>

https://www.epochtimes.jp/2025/02/280307.html?utm_source=JNLnoe&src_src=JNLnoe&utm_campaign=jnl-2025-02-02-2&src_cmp=jnl-2025-02-02-2&utm_medium=email&pw_est=B7vYMu5qrmt3EOes0BkDXlWfdGjTHPdk9ts%2FTqpVhTzfS2qjwt%2BhpRIZqchVUd5JWqLe1hISgaYwdbgKblQ%3D

世界の左翼を撲滅し、常識に帰ろうとしているだけ。差別をするのではなく、逆差別をなくす時代に入ったということ。

A記事

政府のDEIプログラムを葬ったトランプ大統領(写真:ロイター/アフロ)

トランプ大統領は連邦政府のDEI(多様性、公正性、包括性)プログラムを終了する大統領令に署名した。バイデン前大統領が推し進めた採用時に人種やジェンダーの多様性を重視する施策から「能力主義(メリトクラシー)」に基づいて人材を登用する方針に移行するとみられる。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)や『世界はなぜ地獄になるのか』(小学館新書)で、“きれいごと”の脆弱性を突いてきた橘玲氏はアメリカの大転換をどのように分析しているのだろうか。2回に分けてお届けする。

(湯浅大輝:フリージャーナリスト)

>>後編:トランプ政権の多様性政策終了、実は企業も安堵?“アリバイ”づくり不要、「キャンセルリスク」減るのは好都合か

60年代の公民権運動がバックボーン

──トランプ大統領が就任直後から、連邦政府のDEIプログラムを廃止するなど大転換を始めています。この動きをどのように分析していますか。

橘玲氏(以下、敬称略):まず前提として、「差別や偏見のない社会を目指す」という目標に反対する人は(ほとんど)いません。DEIを廃止したからといって、トランプ政権や保守派を「差別を容認している」と批判するのは間違いです。ここで問題になっているのは、「なにを公正とするのか」についての価値観の衝突です。

バイデン政権下で官庁や企業の「目標」となったDEIは、「Black Lives Matter」運動や性的少数者(LGBTQ)の保護とともに使われるようになった新しい用語ですが、その実態は1960年代の公民権運動にさかのぼるアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)と同じです。

60年代のアメリカでは、黒人には「二級市民」としての権利しか与えられておらず、人種差別によって虐げられてきた人々に、大学への入学や公務員の採用で一定の配慮をすべきだという政策には広範な支持がありました。ところが80年代になると、「もう十分ではないのか」「白人が一方的に不利になっているのではないか」という不満が出てきます。いわゆる「逆差別」の問題です。

アメリカのような多様な社会で、“能力”のみで入学・採用や昇進を決めるメリトクラシーを徹底すると、最難関の大学入試で高得点を取るのは白人・ユダヤ系とアジア系が不均衡に多くなり、シリコンバレーのエンジニアは男ばかりになってしまいます。

これに対してリベラルや左派(レフト)は、「(アジア系を除く)有色人種が“構造的差別”を受けている」「ジェンダーや性的指向による無意識の差別や偏見がある」と批判しました。その結果、大学や企業・行政機関では人種やジェンダーをもとに採用枠を設けるようになったのです。

──アファーマティブ・アクションでは、具体的にどんなことが現場で起きていたのでしょうか。

リベラルも最高裁を「レイシスト」とは批判できない

橘:入学試験の得点に人種によるちがいがあるにもかかわらず、入学者を人種比率に合わせようとすると、得点の高い者が落とされ、得点の低い者が合格することが起きます。たとえば2009年の調査では、アジア系の学生がハーバードのような名門校に合格するには、2400点満点のSAT(大学進学適性試験)で白人より140点、ヒスパニックより270点、黒人より450点高い点数を取る必要があるとされました。

これはアジア系学生に対する不当な差別だと裁判を起こされ、2018年に米司法省が原告の主張を支持し、23年6月に米最高裁が「アファーマティブ・アクションは“法の下の平等”に反し、違憲である」との判断を下しました。

橘 玲(たちばな あきら) 1959 年生まれ。作家。2002 年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。同年刊行され、「新世紀の資本論」と評された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』が30 万部を超えるベストセラーに。2006 年、『永遠の旅行者』が第19 回山本周五郎賞候補作となる。2017 年、『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で新書大賞受賞。近著に『世界はなぜ地獄になるのか』、『テクノ・リバタリアン』など。

これまでリベラルは、白人からの「逆差別」の批判に「レイシズム(人種主義)」のレッテルを貼って黙らせてきました。しかしいくらなんでも、最高裁に対して「レイシスト」とはいえません。こうして攻守が逆転し、最高裁のお墨付きを得た保守派が、DEIを実施する企業を「人種差別」で訴えるようになりました。

たとえば米保守系グループ「米国平等権利同盟」は、マクドナルドが運営するヒスパニック系学生向けの奨学金制度が他の人種の学生への差別にあたるとして、差し止めを求めて提訴しました。この奨学金は「少なくとも片方の親がヒスパニックかラテン系」であることを条件に、大学生に最高10万ドル(約1500万円)を支給していますが、これが経済的に厳しい状況にある他の人種的少数派を排除していると見なされたのです。

原告の代表は、「この奨学金プログラムをただちに中止し、人種的な背景に関係なく、経済的に恵まれないすべての高校生に門戸が開かれることを願っている」との声明を出しました。

ここからわかるように、保守派は人種にかかわらず誰もが平等に扱われる「カラーブラインド」を求めています。それが、左派(レフト)の活動家が主張する「人種正義」と衝突しているのです。

──トランプ大統領が署名した大統領令には「今後連邦政府内の業績評価などは『個人の技能、パフォーマンス、努力』を評価対象とし『いかなるDEIの要件』も考慮してはならない。また、省庁・局の職員はDEI研修を提供した業者のリストを明らかにし、前政権のDEIプログラム推進にかかったコストも提出せよ」と記載されています。興味深いのは「業者」と「コスト」を割り出せと明言していることです。これにはどのような意図があるのでしょうか。

「多様性コンサル」にカモにされていた

橘:アメリカではDEIが巨大な「産業」になっており、企業や教育機関にDEIのプログラムを売り込む悪質なコンサルタントがしばしば問題になっています。

2020年7月に、ニューヨーク・ポスト紙が「連邦政府で卑猥な『多様性トレーニング』詐欺が繁栄している──トランプの下ですら」(Obscene federal ‘diversity training’ scam prospers — even under Trump)という記事を掲載しました。

米マクドナルドはDEI方針を見直した(写真:Robert V Schwemmer/Shutterstock.com)

同誌の記者が入手した内部文書によると、財務省や連邦準備理事会(FRB)、連邦預金保険公社などの政府機関で研修を実施した「多様性コンサルティング会社」は、職員たちに「事実上すべての白人は人種差別に加担している」「白人の職員は自らの無自覚な人種差別的傾向を自覚するよう『苦闘』すべきだ」という内容を教えていたそうです。

このような研修を政府機関に売りつけた「多様性コンサル」企業は、2006年以降、850万ドルもの収入を得ていました。この会社の代表はハワード・ロスという人物で、彼が白人であることも保守派の怒りを買いました。

財務省の内部文書によると、ハワード・ロスは研修の最後に「人種差別について子どもたちに話すよう」指示していました。「偏見は3歳ごろから脳に形成され始めるから」だそうです。記者は「幼稚園から大学院まで、延々と多様性セミナーを受けさせられ、その利益を多様性コンサルが享受する未来」を憂いています。

──多様性を学ぶ研修やセミナーを売り物にするコンサルティング会社に、政府機関や企業はカモにされていた、ということですね。

企業もDEIから解放されてホッとしている?

橘:トランプが大統領に返り咲くと、すぐにウォルマートやマクドナルドなどの大企業は、女性管理職比率の見直しや、LGBTなど性的マイノリティーの権利をアピールする「プライド・パレード」への資金援助の取りやめなどを相次いで発表しました。

これが「トランプへのすり寄り」として批判されるわけですが、こうした企業の本音は「DEIから解放されてホッとしている」ではないでしょうか。「トランプの就任でDEIをやめざるを得なかった」ではなく、「トランプの大統領令のお墨付きを得て、ようやくDEIをやめられた」ではないかと思います。

B記事

トランプ大統領就任の昼食会に出席したメタCEOのザッカーバーグ氏、同社はDEI推進を廃止する方針を示した(写真:ロイター/アフロ)

トランプ大統領は連邦政府のDEI(多様性、公正性、包括性)プログラムを終了する大統領令に署名した。バイデン前大統領が推し進めた採用時に人種やジェンダーの多様性を重視する施策から「能力主義(メリトクラシー)」に基づいて人材を登用する方針に移行するとみられる。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(新潮新書)や『世界はなぜ地獄になるのか』(小学館新書)で、“きれいごと”の脆弱性を突いてきた橘玲氏はアメリカの大転換をどのように分析しているのだろうか。2回に分けてお届けする。

(湯浅大輝:フリージャーナリスト)

「キャンセル」されるリスクが減る?

──トランプ大統領の就任を受けてウォルマートやメタなどの大企業が続々とDEIの方針を見直しているのは、実は企業にとっても好都合だから、ということですか。

橘玲氏(以下、敬称略):ニューヨーク・ポストの記事で明らかになったように、「多様性コンサル」にお金を払うのがバカバカしいことを企業はとうに気づいていたんだと思います。しかしこれまでは、やめたくても「キャンセル」がこわくてやめられなかった。

── 国としての方針となったのだから、DEI推進の旗を下ろしてもいわゆる「キャンセルカルチャー」のターゲットにされなくてすむ、ということですね。

橘:2000年代に入ってから、アメリカではウォーク(Woke:社会問題に意識高い系)やSJW(Social Justice Warrior:社会正義の戦士)といった左派(レフト)の社会活動家が、政治的に不適切な(ポリコレのコードに反する)言動をした企業や個人をSNSで批判・炎上させ、次々とキャンセル、つまり社会的な地位を奪って葬り去ろうとしてきました。

ウォークやSJWから多様性への配慮がないと見なされると、不買運動を起こされたり、ブランドイメージを毀損されたりしてしまいます。ネット空間では一度炎上騒ぎが起きると、根も歯もない話が独り歩きしてしまいますから、企業としては防衛策として「当社はDEI推進にちからを入れています」「これだけ多様性研修を実施しています」というような“アリバイ”をつくるしかなかった。

ところがトランプが大統領令に署名したことで、企業としては「DEIへの取り組みを熱心にしなくてもキャンセルされることはない」と安心できるようになった。アファーマティブ・アクションが市民の平等に反するという最高裁判決が出ただけでなく、アメリカ大統領が「DEIをやめろ」と命じているのですから。

──この先、トランプ大統領の4年間の任期中に、DEIに対する考え方は大きく変わるのでしょうか。

「きれいごとは現実になる」わけではない

橘:そもそも、「DEIを推進すると差別や偏見がなくなる」というのは事実でしょうか。少なくとも、多様性研修の効果が学術的に検証された事例を私は知りません。

リベラルの大きな過ちは、「きれいごとを主張し続けると、いずれそのきれいごとが現実になる」と信じていることです。もちろん「差別のない世界」を目指すべきですが、いかがわしいコンサルティング会社が売り込む多様性セミナーをいくらやったところで、差別はなくならないでしょう。

スタンフォード大学で差別や偏見を研究する社会心理学者のジェニファー・エバーハート氏は黒人女性ですが、『無意識のバイアス――人はなぜ人種差別をするのか』(明石書房)で、「DEI研修を受けると、逆に人種差別的になるおそれがある」と述べています。

心理学に「ライセンス効果」というものがあります。2008年の大統領選で(黒人の)オバマ氏に投票した白人被験者と、(白人の)マケイン氏に投票した白人被験者に、架空の採用担当者になってもらった興味深い実験があります。

それによると、経歴などの条件がまったく同じ白人と黒人の応募者がいた場合、オバマ氏に投票した被験者は、マケイン氏に投票した被験者よりも、白人の応募者を採用する率が高いことがわかりました。「私はオバマに投票したのだからレイシストであるはずがない」というライセンスを与えられたことで、現実には人種差別的な行動をとってしまったのです。

逆にマケイン氏に投票した白人被験者は、ライセンスを持っていないため、「差別主義者と思われるかもしれない」と不安になって、黒人の応募者を採用したのです。

──DEIを推進すると、むしろ逆効果になってしまうこともあると?

DEI推進はむしろ逆効果、という研究も

橘:エバーハート氏は、DEIの研修を受けると、「自分は差別主義者じゃない」というライセンスをもらったような気になって、逆に差別的になってしまうリスクがあると指摘しています。

「DEIこそが善」という考えの見直しが日本でも進む?(写真:Vitalii Vodolazskyi/Shutterstock.com)

トランプのDEI廃止は差別を容認していると批判的に報じるメディアは、DEIに差別や偏見をなくす効果があるはずだと決めつけています。しかし、高いお金を払ってDEI研修を受けたからといって、多様性に寛容な人間になれるのか、あるいは多様性が尊重される社会を創造することができるのか、今のところ誰も証明できていません。

「DEIこそが善だ」とする日本のメディアも、企業のDEIで実際になにが行なわれていて、それがどのような効果をもたらしたのか、ちゃんと検証してみる必要があるのではないでしょうか。

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『日本人は知らない…アメリカの巨大テック企業が「トランプ政権にひざまずいた」本当の理由』(1/30現代ビジネス シェリー めぐみ)について

2/1The Gateway Pundit<Michigan State House Election Integrity Committee Chair Pledges to Look into Systemic Voter Fraud=ミシガン州議会選挙公正委員会委員長、組織的な投票詐欺を調査すると約束>

やはり、①不正選挙防止連邦法(紙投票、1日で計票)②FBIの立て直し③連邦法違反の州知事以下は逮捕起訴するようにする。

ミシガン州下院の臨時議長であるレイチェル・スミット下院議員は、ミシガン州西部のアレガン郡出身の共和党員である。彼女は、2022年の選挙でドナルド・トランプ氏から個人的に支持された全国で数少ない州下院議員の1人である。スミット氏は共和党議員団の指導者として昇進を重ねてきた。彼女の最初の任期中、共和党は1票差で少数派だったが、現在は58対52で多数派となり、スミット氏は選挙公正委員会の委員長に任命され 、新議長のマット・ホール氏は、監視委員会に選挙公正委員会と連携して立法召喚状を発行する権限を与えた。

スミット氏は監視委員会のジェイ・デボイヤー委員長と緊密に協力し、少なくとも争われた2020年の選挙以来ミシガン州で起こっている組織的な不正投票に関する多くの信憑性のある告発を調査する予定だ。

スミット氏はゲートウェイ・パンディットに対し、ミシガン州全域で発生した主要な不正投票の事例をいくつか共有し、それらに対処し調査したいと考えた。2020年の選挙の夜以降、彼女はドナルド・トランプ大統領によって選挙が盗まれたと確信していたからだ。

「トランプ氏が2024年に勝利したとしても、選挙が安全だという意味ではありません。州全体で疑わしい動きが見られました。トランプ氏が獲得した幅広い支持、歴史的な多数派のおかげで不正は困難だったと思います。陣営が言ったように、彼らは『不正ができないほど大きな選挙』にしたのですが、それは民主主義を存続させたいのであれば、これらの問題を解決するために残された時間が極めて限られていることを意味します」とスミット委員長はゲートウェイ・パンディット紙に語った。

「2020年の選挙は安全で誠実なものだったという嘘が毎日続くと、ミシガン州で1000件の宣誓供述書に記録され、数十のビデオインタビューで記録され、数百人の目撃者によって記録され、不在者投票登録データや選挙日の不在者投票データに明確に現れているような組織的な投票詐欺が常態化します。私は、私たちの選挙制度で何が起こっているのかを明らかにするために、この記録を調査し、構築するつもりです。」

スミット氏は、民主党が過去2年間政権を握っていたときに、選挙委員会の少数派副委員長に任命されていた。現在、スミット氏は 選挙公正 委員会の委員長を務めており、この役職は新しい共和党下院議長、マット・ホール下院議員から与えられたものである。

スミット氏はゲートウェイ・パンディット紙に、状況は変化しており、世論調査では一貫して国民の大多数が不正投票についての回答を求めていることが示されていると語った。「世論調査では、相当数の民主党員でさえ組織的な不正投票があると考えていることが示されています。これらの選挙結果の一部を見て疑念を抱かずにいるのは難しいです。ジョー・バイデンが2008年にオバマより1200万票多く獲得したなどと一瞬でも考えられる人がいるでしょうか?」

スミット氏はまた、ミシガン州で最近起きた複数の不正投票騒動が委員会の調査をさらに推進する原動力になっていると指摘している。

昨年10月、中国人がミシガン州の選挙で違法に投票したが、それが発覚した時には何もできなかった。彼の投票はカウントされたままだった。このことは、外国人が国の選挙で投票できる、そして実際に投票している州の選挙の公正性に大きな問題があることを明らかにした。

昨年8月、プロジェクト・ベリタスは、デトロイトの隣の都市、ミシガン州ハムトラムクから、民主党員が不正投票を利用して選挙に勝ったことを認めるビデオを公開した。同性愛者を支持する民主党員は、不正投票を効果的に利用して選挙に勝ち権力を握った他のイスラム教徒民主党員について不満を漏らしていた。

当時、スミット氏は、この進行中の組織的な不正投票を最も強く非難し、当時民主党が主導していた議会が行動を起こすよう要求した人物の一人だった。

スミット氏は、ゲートウェイ・パンディット紙が州都とその隣接都市イーストランシングで不正投票があったと報じたことを指摘した。州都からわずか数マイルのイーストランシングでは、20年間空き地だった住所から何百人もの有権者が投票していたことが発覚した。

2023年9月、スミット氏は、ゲートウェイ・パンディット紙による、カナダ人女性による不正な有権者登録について懸念を表明した事務員が、彼女の投票が許可されたというこのレポートに見られるように、外国人有権者が明らかに選挙で投票していたと指摘した。ボールドウィン郡の事務員キャシー・ピッツリー氏が腐敗したミシガン州務長官に通知しようとしたとき、彼女は脅迫され、外国人に2020年の選挙で登録して投票させるよう強要された。

1か月前、ゲートウェイ・パンディット紙が独占取材したマスケゴン有権者登録スキャンダルでは、2020年の選挙で記録された不正投票の規模について当局が嘘をついていたことが明らかになった。地元警察が捜査したところ、全国的な大手民主党系企業が雇った選挙運動会社による偽の有権者登録や、連邦銃器関連の重大犯罪など、数千件の重大犯罪が進行中であることがわかった。この事件は極左のホイットマー知事が支配するミシガン州警察が引き継ぎ、その後腐敗した連邦捜査局に引き渡されたが、連邦捜査局は何年もこの事件を放置し、何もしていない。

スミット氏は、委員会の権限を使ってミシガン州民にマスキーゴンで実際に何が起こったのかを説明し、ゲートウェイ・パンディットの独占報道が要求した調査を最終的に行うつもりだと述べた。法執行機関の明白な沈黙や、2020年の選挙で不正が記録されていないと主張する州の極左エリートたちの継続的な嘘の代わりに、スミット氏は選挙運動で訴えたように「スミットに片付けさせる」つもりだ。

委員会の全任務は昨日発表され、立法会期は2026年12月31日まで続く。

https://www.thegatewaypundit.com/2025/02/michigan-state-house-election-integrity-committee-chair-pledges/

2/2阿波羅新聞網<腾讯突然出现大量六四内容=テンセントに6月4日のコンテンツが大量出現>Xプラットフォームの有名なアカウント「李さんは先生ではない」によると、今朝(1日)早朝、中国のテンセントの「QQ小世界」に重大な検閲の抜け穴がある疑いがあり、 6月4日や習近平国家主席に対する風刺やポルノコンテンツが大量に突如登場した。現在、これらのコンテンツのほとんどは削除されている。

これらのコンテンツには、64タンクマン、天安門学生運動、負傷した64デモ参加者の写真が含まれている。さらに、2022年10月に開催された20大の閉幕時に胡錦濤前国家主席が会場から退場を求められた映像もある。

「QQ 小世界」は、テンセントQQが近年立ち上げた新しい機能セクションである。より興味深いセクションを発見したり、興味のあるユーザーを直接フォローしたりできると主張している。

オンラインデータによると、2023年9月、テンセントQQ小世界は、大量のポルノなどの違法情報を保管し、未成年者の心身の健康を危険にさらした疑いがあった。広東省サイバースペース管理局は関係者を聴取し、違法な所得を没収し、100万人民元の罰金を科した。

左翼は洋の東西を問わず、検閲したがる。石破は周回遅れでSNSを検閲するつもり?

https://www.aboluowang.com/2025/0202/2169249.html

2/2阿波羅新聞網<沈舟:海军陆战队不给力 中共想攻台=沈舟:中共海兵隊は力が足りないが、中共は台湾を攻撃したい>トランプ大統領は就任してから、台湾問題については基本的に話しておらず、メディアも台湾問題についてほとんど質問していないが、これは中共が強いトランプ大統領を前に軽挙妄動する勇気がないからだろう。最近、一部のメディアは中共海兵隊について取り上げ、中共の野望は台湾だけに限らないと考えている。しかし、中共海兵隊は現在それほど強力ではなく、台湾を攻撃する上で多くの大きな課題に直面している。

6つの海兵旅団だけでは不十分

中国人民解放軍の上陸部隊・・・3個旅団

中共の水陸両用戦車が恐らく足を引っ張る

中共のヘリコプター襲撃計画

やはり中共経済をダメにするのが良い。

https://www.aboluowang.com/2025/0202/2169242.html

2/2阿波羅新聞網<大年初三 南京传恐怖砍人案 十余人伤亡=旧正月3日目、南京でテロ刺傷事件発生、10人以上死傷>中国では無差別斬り付けや車でぶつける事件が頻繁に発生している。中国の旧正月3日目(1/31)、江蘇省南京市で男が刃物で人々を襲い、少なくとも4人が死亡、8人が負傷したとネット上で報じられた。

中国には行かないこと。

https://www.aboluowang.com/2025/0202/2169219.html

2/1阿波羅新聞網<俄罗斯发声谴责川普=ロシアがトランプ大統領を非難>1/27、トランプ米大統領は、米国のアイアンドームミサイル防衛システムの建設を要求する大統領令に署名した。ロシアは31日、米国が世界の核バランスを崩し、宇宙での軍事的対決に備えようとしているとしてトランプ大統領の動きを非難した。

ロイター通信は、WHが、米国のアイアンドームミサイル防衛システムの構築は、旧式のシステムを近代化し、米国の敵対国が新たな運搬システムを開発する中で、複雑化している「災難性の脅威」に対応することを目的としていると述べたと報じた。しかし、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワは、この計画はロシアと中国の核抑止力を弱めることが目的だと述べた。

中ロが嫌うことは正しい事。

https://www.aboluowang.com/2025/0201/2169083.html

2/1阿波羅新聞網<美国一个大时代终结!五角大楼重要通知 白宫美女发言人宣布【阿波罗网报道】—白宫美女发言人:白宫收到一万多份媒体申请=米国の一時代の終焉!ペンタゴンからの重要な通知、WHの美人報道官が発表 【アポロネット報道】 – WHの美人報道官:WHは1万件を超えるメディア申請を受けた>アポロネット王篤若の報道:WHの報道官Karoline Leavittは31日の記者会見で、WHは1万件以上のメディア申請を受け取ったが、最終的には400 数人であり、合格率はわずか 4% であったと述べた。彼女は「これは市民ジャーナリストの時代の始まりであり、大手メディアが情報を独占する時代の終わりを意味する」と強調した。

同日、米国防総省は、国防総省内のメディア配置に直接影響を与える新たな「メディアローテーション計画」の実施について、注目される通知を出した。 NBC、NYT、NPR、ポリティコなど、長い間ペンタゴンに拠点を置いてきた左派メディアはNYポスト、ブライトバート、OANN、ハフィントンポストなどの新興メディアと入れ替わる。この変更は2025年2月14日から有効になる。

国防総省のジョン・ウリオット次官補は発表の中で、今回の変更は国防総省の報道の全面的な「変革」を意味し、より長期駐在してきたメディアを建物から出し、より多くの他のメディアを入れることを歓迎する計画であると述べた。この決定は幅広い議論を巻き起こし、国防総省の今後のニュース報道スタイルが大きく変わる可能性もあることを意味している。

例えば、NBC ニュースは以前、ペンタゴン内に写真撮影機材やその他の設備を完備したブースを構えていたが、今後はこれらの設備も影響を受けることになる。この新しいローテーション計画により、新しいメディア機関が国防総省に参入し、より多様なニュース報道の視点を提供できるようになる。国防総省のこの動きは、ニュース報道の長年の制約を打ち破り、ニュース報道の多様な発展を促進するものと期待される。

NYポスト、ブライトバート、OANNは保守派、ハフィントンポストは進歩派。嘘つきオールドメデイアの時代は終わり、ニューメデイア(セルフメデイア)の時代になる。日本の記者クラブ制が如何に時代遅れか。

https://www.aboluowang.com/2025/0201/2168969.html

何清漣 @HeQinglian 5 時間

「トランプチームはメキシコとカナダへの広範囲な関税を回避するため土壇場で合意を目指す」。このWSJの記事によると、メキシコとカナダに課せられた25%の関税はまもなく引き下げられる予定だ。

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何清漣 @HeQinglian 10 時間

フランス国民戦線の創設者ジャン=マリー・ル・ペン(96)の墓が、埋葬されてから3週間後に破壊された。墓を暴いたり破壊したりすることは、文明と野蛮を分ける境界線である。この事件は、中国の文化大革命の際、「破四旧」の名の下に行われた著名人の墓の大規模な破壊を思い出させる。孔子、包拯、さらには瞿秋白の墓までもが紅衛兵によって破壊された;2020年の米国でのBLM運動中、ある宗教の人々によるユダヤ人の墓の破壊があった。

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何清漣 @HeQinglian 2 時間

この2日間、米国がメキシコとカナダに対する関税を25%引き上げる問題で、多くの米国エリートがこれに反対していることがわかった。私は両国の米国への麻薬浸透問題を調べてみた:国連の2023年報告書:米国は世界の麻薬の60%以上を消費しており、過去10数年、世界最大の麻薬消費市場としての地位を維持している。コロンビアは世界最大の麻薬生産国であり、輸出の60%が米国向けとなっている。多くの国や地域の中で、米国は麻薬に対してより寛容な政策をとっている。

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何清漣 @HeQinglian 3 時間

米国のトランプ2.0政権は、米国、カナダ、メキシコ間のアヘン戦争を続けるのか? WSJの記事「カナダがフェンタニルの輸出国となり、トランプ大統領のターゲットになる」の要点をご覧ください。

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引用

何清漣 @HeQinglian 9 時間前

「トランプチームはメキシコとカナダへの広範囲な関税を回避するため土壇場で合意を目指す」。このWSJの記事によると、メキシコとカナダに課せられた25%の関税はまもなく引き下げられる予定だ。

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何清漣が再投稿

シドニー・ダディ SydneyDaddy シドニー・ダディ 🇦🇺 @SydneyDaddy1  16 時間

WHが黒人歴史月間を記念する発表は、極左に対する侮辱である 😂

4 人のアフリカ系米国人の英雄がリストされている。最初の 2 人、フェデリック・ダグラスとハリエット・タブマンは 19 世紀の奴隷制度廃止運動の先駆者であり、後の 2 人は左派にとって目の敵にされている現代のアフリカ系米国人の著名人である。

トーマス・ソウェル、保守派経済学者・社会学者・哲学者

クラレンス・トーマス最高裁判所判事

やはりジョージ・フロイドではない😮‍💨

シェリー氏の記事では、GAFAM+テスラがトランプに靡いた理由を民主党の規制のせいにしていますが、それだけでは弱いのでは。彼らの有り余る財力をもってすれば、正しい世論調査をすれば、トランプ勝利が見え、且つ2020年のように不正選挙で勝つこともできないことを自覚したからでは。

イーロンマスクだけは自由な言論を守るために、立ち上がろうとしていますが、残りはリバタリアンではなくリベラルでしょう。基本左翼です。譬えトランプが嫌いでもビジネスのためには屈せざるを得ないと思っているのでは。況してや、ザッカーバーグのように、2020年選挙不正に加担したとなれば身が危なくなるので。マスク以外のテック・ビリオネアが政権内で発言が強くなるとは思えない。恭順の意を示しているだけ。

“あらゆる人間は平等”と説いた建国の父トーマス・ジェファーソンとありますが、彼は黒人奴隷を使っていた農園主です。奴隷は人間でないということ。時代の制約はありますが、違和感がある。

記事

リベラルを仰天させたオリガーキー政権

第47代トランプ大統領の就任式には、シリコンバレーのトップであるテック・ビリオネアの面々がずらりと並んだ。

巨万の富をトランプ再選に注ぎ込んだイーロン・マスクと、マーク・ザッカーバーグ(メタCEO)、ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)という地球上で最も富裕な3人に加え、グーグルCEOのスンダー・ピチャイ、アップルCEOのティム・クックの姿もあった。

〔PHOTO〕Gettyimages

まさに、トランプが就任スピーチで語った「アメリカ黄金時代」を世界に誇示するかのような光景でもあった。

リベラルたちはこれが、オリガーキー(寡頭政治:少数の超富裕層による独裁、ロシアのオリガルヒと同義)を可視化したものと強く批判したが、同時に心の底から裏切られた気持ちにもなっていた。

なぜならシリコンバレーといえば長年リベラルの牙城だったからだ。特にアメリカのテック産業の土台を築いたアップルのスティーブ・ジョブス、マイクロ・ソフトのビル・ゲイツを2大巨頭として、シリコンバレーの起業家たちは、ビジネスはもとより社会貢献にも大きな力を注ぐなど、人間的にもリスペクトされる存在だった。

さらに、ジェフ・ベゾスやマーク・ザッカーバーグは、トランプとはソリが合わないことで知られてきた。8年前の第一次トランプ政権誕生の時も、彼らの態度は冷淡なものだった。それがまるでてのひらを返したかのように、あたかも長年の親友のようにふるまっているのだ。

その姿を見て「まるでマフィアの大ボスにひざまずく子分たちのようだ」と揶揄する人も少なくない。

いったいシリコンバレーに何が起きたのだろうか? その背景には、有り余る金とテクノロジーの未来を手中におさめた超富裕層たちが抱く、底なしの野望がある。

テック業界の巨大化と「民主党嫌悪」

まず今のシリコンバレーは、かつて若い天才エンジニアたちが切磋琢磨し、次々にイノベーションを生み出して出していた頃のシリコンバレーではない。

日本ではGAFAMという言い方をするが、グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフトという5社が世界を牛耳っている。

そこに、彼らが手にしたうなるほどのお金とパワーを「自分たちも手に入れる」とばかりに、ヘッジファンドで儲けた超富裕インベスターらが参入した。その結果イーロン・マスクというスーパーパワーも生まれた。

ここまで巨大化すると必ず出てくるのは「独占」の疑いだ。

バイデン政権はこうした巨大テック企業に対する規制強化を強く押し進めた。例えば司法省は2024年、グーグルに対するオンライン検索の独占禁止法違反訴訟で勝訴している。司法省は同様に独占の疑いで、アップルやアマゾン、メタも立て続けに提訴している。

バイデン氏〔PHOTO〕Gettyimages

こうした規制は消費者を守るために必要だが、巨大テック企業にとっては世界、特に中国に対する競争力を弱める足枷となる。そのためもともと規制を課すことが多い民主党政権に対し、いよいよもって反感を感じるようにもなっていた。民主党とは逆に規制緩和がモットーで、さらに企業減税を推進する共和党トランプ政権に期待を抱くようになったのは当然だろう。

絶対に負けられないAI競争

就任式とほぼ時を同じくして、中国発のAIアプリ「ディープ・シーク」が世界に衝撃を与えた。Chat GPTなどアメリカのAIに比べ、ずっと安価で優れた性能のAIが中国で作り出されたことが、これまで一人勝ちだったアメリカのテック業界には大ショックだった。

そもそもアメリカは中国との競争に勝つために、AI開発に絶対不可欠と考えられていた高性能の半導体の輸出を禁止していた。ところがそれに劣る半導体を使い、使用電力も少なくて済む中国製AIが出てきてしまったのだから、たまったものではない。この影響で、トランプ就任のちょうど1週間後、半導体大手エヌビディアを筆頭にテック株は暴落した。

おりしも新トランプ政権は、OpenAIを中心にソフトバンク、オラクルが関与する5000億ドルというAIインフラ計画を発表したところだった。

中国に対抗するためには、国家規模の大規模予算を投入し、規制を最小限に抑えたAI開発が必要とされている。テック業界はトランプ政権にその実現を強く期待しているのだ。

AIほど都合のいい労働者はいない

こうした激しいAI開発競争に警鐘を鳴らす者もいる。一つはAIの安全性をいかにして確保するのか。ある程度のレベルに達したAIは独自に進化していくと考えられている。最も極端な想定は、AIが人間の知能を超えて暴走する、いわゆるシンギュラリティ・技術的特異点に達することだ。しかし競争の掛け声の中で、こうした安全性の担保を呼びかける声はかき消されてしまっているようだ。

一方、人権に関する問題も浮上している。

セールスフォースのCEOマーク・ベニオフはダボス会議で、「労働者が人間だけの時代は終わる」とAIが人間に取って変わるのも近いことを示唆した。ロボットなどに任される単純労働だけでなく、会社の中間管理職のポジションもAIが担うことになるだろう。AIが人間の仕事を奪うのは、未来の話ではなく、すでに現実化しつつあることだ。

「そうなったらアメリカはさらに経済格差が進んでしまうだろう。まさに超富裕層が世界をコントロールする時代だ」と眉をひそめるのは、筆者が主宰するinterfmのラジオ番組New York Future Labの若者たちだ。

さらに経営者にとって都合が良いのは、AI社員は人間よりずっと低コストで済むだけでなく、過酷な就業環境に関しても文句を言わない、労組を作ったり訴訟を起こすこともない。まさに理想的な「労働者」なのだ。

超富裕層の野望がトランプを利用する

テクノロジーというパワーと莫大な金を手にした、テックビリオネアたちの野望には限りがない。イーロン・マスクは人類の火星への移住を真剣に考えているし、Open AIの創業者ピーター・ティールは、160歳まで生きるためのテクノロジーを開発している。

こうしたイノベーションはもちろん素晴らしい。しかし懸念されるのは、政府の介入や規制を嫌い自由を最高の価値とするリバタリアン的な考えを持つ彼らが、「置いていかれる」人々のことを全く考えていないということだ。

テクノロジーと人類の進化を研究するアネンバーグ・イノベーション・ラボのジョナサン・タプリン教授は、「こうしたテック・ビリオネアたちは“あらゆる人間は平等”と説いた建国の父トーマス・ジェファーソンの言葉を否定し、民主主義の根幹を脅かしている」と批判する。実際ティールは「民主主義と自由は両立しない」とも述べている。

そんな彼らの考え方は、能力のある人間を最優先するというトランプ大統領の「メリトクラシー」政策とも相性がいい。その政策を最大限利用しようとする意図も見え隠れしている。

仮想通貨の微妙な立ち位置

もう一つ、テック・ビリオネアたちがトランプに擦り寄ったわかりやすい理由は、民主党、共和党の仮想通貨に対する政策転換だ。

バイデン政権は仮想通貨にも厳しい規制をかけた。そのためビットコインはじめ仮想通貨の成長にブレーキがかかり、多くの若者は失望を覚えていた。それに対し、トランプがクリプト新時代を築くと公約したのは大きい。同時にコインベースやリップルといった仮想通貨最大手が、トランプを当選させるために巨額の寄付を行っている。

ブロックチェーンという、これまでの国家や金融システムとは全く別の次元に存在する中立的なツールを利用した仮想通貨は、これまでの権力集中を分散させ、真の民主主義を実現するものと期待されていた。

しかし、テック・ビリオネアが仮想通貨で巨万の富を得て、政治にも強い影響を与えるようになるにつれ、それが富の集中や権力の不均衡を助長するという、ネガティブな見方も強くなっている。

New York Future LabのZ世代の若者はこう嘆く。

「富を再分配するために介入するのは政府の仕事だが、政府自体が超富裕層の集まりになってしまったら、もうどうしようもない」

巨大化したシリコンバレーはトランプ政権と強力に結びつくことで、世界最大の経済力と軍事力を持つ政府をコントロールしようとしている。

彼らの天井知らずの欲望が、アメリカと世界をどう動かしていくのか? 今後に注視が必要だ。

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