9/29ZAKZAK『習氏訪米“成果ゼロ” 「サイバー攻撃の証拠」米に握られ“崖っぷち”』について

日本人2人がスパイ容疑で逮捕されたとのこと。中国は何でもありの国で日本人の想像を超えたことを平気でする、日本人駐在員は早く帰すべき、フジタ社員と同じことは起きると何度も行ってきましたので、今回の逮捕は驚くにはあたりません。とうとう習はやって来たかという所です。いい加減日本人は目を覚ますべきです。隣に巨悪の国がデンと居座っているのですから。

インドネシア高速鉄道で中国が競り勝ったのはジョコ大統領周辺に賄賂を贈った可能性が強いと思っています。中国は財政負担なし、政府保証なし、3年で完成と経済合理性を無視して受注にこぎつけたようです。ジャカルタの独立記念塔(モナス)には、第二次大戦後独立のため一緒に戦った残留日本兵に感謝して170805 の数字を刻みました。皇紀2605年8月17日の意味です。その恩義また日本のODA供与の恩を忘れたのか、中国とことを構えたくないのか、「移りにけりな」です。南シナ海についてインドネシアはどう考えているのでしょうか。中国はやがて属国にするかも知れないのに。まあ、非常に難しい路線で日本側もホッとしているという情報がありますから良かったのでは。事故が起きなければジョコ政権は目が覚めないのかもしれませんが。

オバマの宥和的な態度が習近平を増長させたのでしょう。オバマの軍事忌避の姿勢が千載一遇のチャンス、内政での政敵潰しで反腐敗運動を展開していますが、政敵に文句を言わせないように軍事的に冒険主義に走ったものと思われます。南シナ海に人工島の軍事基地造成何てアメリカの衛星を見ていれば、とっくに分かっていたと思います。オバマは”all talk and no action”だから、傍観してきただけです。ウオールストリートジャーナルが主張するように南シナ海に米艦船を派遣して自由な航行を中国に認めさせるようにしないと。そうしなければ、その内防空識別圏を設定されるでしょう。

記事

中国の習近平国家主席による米国訪問は、歴史的大失敗に終わった。米国内に歓迎ムードはなく、オバマ米大統領との首脳会談もほぼ平行線で終わったのだ。背景には、軍事的覇権を強める中国の姿勢に加えて、米国が入手したサイバー攻撃の決定的証拠をはじめとする中国共産党の機密情報があったという。崖っぷちに立たされた習氏。ジャーナリストの加賀孝英氏による緊急リポート。

 「習氏の訪米目的は、米中の『新型大国関係』を世界にアピールして、『人権無視、軍事力で領土拡大に走る無法国家』のイメージを払拭することだった。ところが、中国のイメージはかえって悪くなった」

 外務省関係者はこう断言した。

 今回の訪米が「大失敗」「成果ゼロ」だったことは、ホワイトハウスで25日に行われた米中首脳会談後の共同記者会見で一目瞭然だ。オバマ氏と習氏は最後まで憮然(ぶぜん)とした表情で、笑顔はなかった。同時期に訪米したローマ法王フランシスコとは天地の差だ。前代未聞、米中決裂の決定的シーンだ。

 首脳会談の中身もひどかった。

 オバマ氏が再三、中国のサイバー攻撃を批判して中止を求めても、習氏は「中国も被害者だ」とシラを切った。国際法を無視した南シナ海の複数の岩礁の軍事基地化にも「昔から中国の領土だ」と開き直った。さらにチベットやウイグルでの弾圧など、世界が糾弾する人権問題についても「各国の事情」と強弁し、米国側を憤慨させたという。

そして、サイバー問題では、米中双方が企業秘密を盗まないことを確認し、閣僚級の対話メカニズムを創設することで合意した。実は、これが最大のポイントだ。

 旧知の米国情報当局関係者は次のように指摘する。

 「習氏はサイバー攻撃を否定してきたが、合意は事実上、認めたと受け取れるものだ。習氏は追い詰められていた。ただ認めたことがバレたら、習氏の政治生命は危ない。この事実を隠すため、習氏は米国にケンカを売る態度に出た。虚勢だ。事実を隠して『中国の外交勝利』と見せるためだ」

 さらに、米国情報当局関係者は「われわれは中国がサイバー攻撃を仕掛けて、米国の膨大な機密情報を盗んでいたことを示す決定的証拠を持っている」と語った。

 その決定的証拠の詳細は後述するが、米国が中国のサイバー攻撃に向けた怒りはすさまじい。以下、米政府関係者の話だ。

 「中国のサイバー攻撃で、米国は年間数十億ドル(数千億円)以上もの被害を受けている。米国が習氏に冷たいのも当たり前だ。米大統領選に共和党から名乗りを上げた不動産王、ドナルド・トランプ氏の対中批判もあり、『オバマ氏は甘過ぎる。経済制裁しろ』という声が吹き出している」

 「米司法省は昨年5月、原子炉関連情報を盗んだ犯人として中国人民解放軍サイバー攻撃部隊の将校5人を起訴した。今年7月、米政府人事管理局から2150万件の個人情報が盗まれた米国史上最大のハッカー事件もそうだ。米国は泥棒国家を許さない。中国は逃げられない」

オバマ氏はかつて中国に「融和策」を取っていた。米国が強硬姿勢に転じた裏には1人の中国人がいる。前出の米国情報当局関係者は「元新華社通信記者の令完成氏の存在が大きい」という。

 令完成氏とは習氏の政敵、胡錦濤前国家主席の最側近で、昨年12月に失脚した令計画・前党中央統一戦線部長の実弟である。令計画氏は中国共産党の機密情報を管理し、「もしもの事態」に備え、公表すれば習政権が吹っ飛ぶ極秘資料を実弟に託していた。そして昨年6月、令完成氏は米国に逃亡した。持ち出された極秘資料は約2700点。

 米国情報当局関係者が続けた衝撃情報はこうだ。

 「その極秘資料の中に決定的証拠があった。これは超ド級の爆弾だ。習氏は訪米を成功させるためにも、令完成氏を捕まえ、口を封じようと、多数の要員を米国に送り込む『キツネ狩り』を実行していた。だが無理だと分かり、身柄の引き渡しを米国に懇願していた。習氏の態度は表と裏では真逆だ」

 安倍晋三首相に申し上げたい。中国は南シナ海同様、東シナ海にあるわが国固有の領土、尖閣諸島や沖縄本島への野心をむき出しにしている。歴史問題では韓国同様、平然とウソをつく。今回の訪米の失敗を機に日本攻撃を強める懸念がある。同盟国・米国と連携し、万全の体制を作っていただきたい。

 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。

文字数:      最後の編集: 2015年10月2日 12:00AM – 柏の住人(予約投稿)

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