『中露はなぜ日本周辺で共同飛行を繰り返すのか、その「示威」の戦略的意味 米国への対抗と日米同盟への揺さぶり、共同飛行に込められた中露の戦略と日本が取るべき進路』(7/3JBプレス 樋口譲次)について

7/5The Gateway Pundit<Disgusting: New Poll Finds Democrats Value BLM Flag More than the US Flag and the Confederate Flag Over the Trump Flag=ひどい話:新たな世論調査で、民主党員はBLMの旗を米国旗よりも高く評価し、南軍旗をトランプ旗よりも高く評価していることが判明>

自国を愛せない人間は、他の土地に行ったらよいのに。中国大陸や北朝鮮とか。

ブラック・ライブズ・マターの旗 – ウィキメディア・コモンズ

最新のYouGov世論調査によると、民主党支持者はアメリカ国旗よりも「ブラック・ライブズ・マター」の旗を高く評価していることが明らかになった。

世論調査によると、民主党支持者の74%がBLMの旗に対して非常に好意的またはやや好意的な見方をしているのに対し、星条旗に対して同様の見方をしているのは72%だった。

同じYouGovの世論調査によると、民主党支持者はトランプ旗よりも南軍旗を支持する可能性が3倍高く、パレスチナ国旗を支持する可能性は9倍高いことが分かった。

民主党支持者の27%はパレスチナ国旗に好意的な見方をしている。

YouGovによる2026年7月の世論調査

イスラエル国旗を支持する民主党員はわずか21%に過ぎない。

YouGovによる2026年7月の世論調査

民主党支持者の88%が、トランプ旗に対して非常に否定的、あるいはやや否定的な見方を示した。

彼らは南軍旗を見たいのか!?

YouGovの世論調査は、最近の調査で民主党支持者の5人に1人未満しか米国人であることを誇りに思っていないことが判明したことを受けて発表された。

トランプ旗のサンプル。

南軍旗。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/disgusting-new-poll-finds-democrats-value-blm-flag/

マッキー・サルはセネガル共和国大統領。

https://1a-1791.com/video/fww1/57/s8/2/U/n/y/D/UnyDA.caa.mp4?b=1&u=ummtf

https://1a-1791.com/video/fww1/12/s8/2/0/m/y/D/0myDA.caa.mp4?b=1&u=ummtf

https://x.com/laralogan/status/2073798774594429275/video/1

7/6阿波羅新聞網<美军摊牌!锁定中共攻台窗口 第一岛链全面备战—美军台海大动作!中共犯台代价飙升=米軍が手の内を明かす!中共による台湾侵攻の「窓(時期)」を想定し、第一列島線での全面的な戦闘態勢を準備―台湾海峡における米軍の重大な動き!中共による侵攻の代価は急騰>

米太平洋陸軍のクラーク司令官は、米軍の演習「オペレーション・パスウェイズ(Operation Pathways)」は、中共による台湾侵攻の可能性のある時期への対応を具体的に想定したものであり、韓国、日本、フィリピン、オーストラリアへの弾薬や装備の事前配備を含んでいることを公言した。一方、史上最大規模の環太平洋合同演習(RIMPAC)には31カ国が参加し、在韓米軍の役割も強化されているほか、日米比豪による第一列島線の防衛網強化も進められている。専門家は、米軍がインド太平洋地域における統合戦闘ネットワークの構築を加速させており、中共が台湾への軍事侵攻を試みた場合の代価を大幅に引き上げていると分析している。

自由連合VS悪の枢軸の構図になるか?

https://www.aboluowang.com/2026/0706/2404464.html

7/6阿波羅新聞網<首次!北京噩梦!台湾发射超音速反舰飞弹—北京的噩梦!台湾IDF挂上超音速反舰飞弹=史上初、北京にとっての悪夢!台湾が超音速対艦ミサイルを発射――北京の悪夢!台湾のIDF戦闘機に超音速対艦ミサイルを搭載>

2026年7月1日早朝、台東の志航空軍基地から、IDF「経国」戦闘機(機体番号1490、以下IDFと略す)が、銀白色の大型ミサイルを翼下に搭載して離陸した。約40分後に同機は帰還し、九鵬沖の海域付近で着陸したが、翼下のパイロンは空になっており、ミサイルは発射済みだった。

これは、国家中山科学研究院(NCSIST)の「雄鷙計画」の下で開発された、空中発射型「雄風3型(HF-3)」超音速対艦ミサイルの初となる実弾発射試験の成功を意味する。例によってNCSISTはこの件について明確な確認は行わず、「国防上の機密性が高いため、既定の方針に基づきコメントしない」と回答するにとどまった。しかし、軍関係者は同日、メディアに対してプロセスの全容を明らかにした。

今回の試験発射は、台湾が兵器体系における「最後のピース」であった「空中発射型超音速対艦ミサイル」をついに手にしたという点だけでなく、日本や中国も同様の取り組み(戦闘爆撃機への超音速対艦ミサイルの搭載)を近年進めているという点からも、詳細な分析に値する。これら3カ国の空中発射型超音速対艦ミサイル・システムは、直接比較を行う上で貴重な事例となる。

台湾・日本・中国の空中発射型対艦ミサイルの概要

日本のF-2戦闘機

中国のJ-15T

台湾のIDF(経国号)

「引き算」の技術的偉業:1.5トン級のミサイルを900キログラム級まで軽量化

3カ国のミサイルの射程と戦術的運用シナリオ

日本は安全なスタンドオフ・ディスタンス(敵の射程外からの攻撃距離)の確保を重視

台湾は敵の反応時間を大幅に短縮することを目指す

台湾の兵器技術が挙がるのは喜ばしい。

https://www.aboluowang.com/2026/0706/2404462.html

7/6阿波羅新聞網<这是习近平重建中央军委的前兆=これは習近平による中央軍事委員会再編の前兆か?>

7/3、習近平は北京で行われた中国人民解放軍(PLA)の大将2名の昇進式に出席した。海外メディアは、一連の軍上層部に対する粛清に続き、この式典が中央軍事委員会高官人事の再編が始まる合図であると見ている。

中国国営の新華社通信によると、昇進式は北京の「八一大楼」で行われた。式典は中央軍事委員会の張升民副主席が主宰し、習近平主席が署名した昇進命令を読み上げた。

報道によると、大将に昇進したのは、中央軍事委員会規律検査委員会書記兼監察委員会主任の張曙光と、中国人民解放軍空軍司令員の王剛の2名で、習近平が任命証書を授与し、張曙光と王剛は習および参列者に対して敬礼を行った。報道では、式典には、中央軍事委員会の各部門責任者や、北京に駐留する関連部隊の司令官らが出席したと伝えられている。

AP通信は、習近平によるこれら2人の大将の昇格は、人民解放軍の上層部に対する大規模な粛清を経て、再建の段階に入ったことを示唆しているようだと指摘した。2013年に権力を掌握して以降、習は人民解放軍の各部門で絶えず反腐敗の粛清を行ってきた。こうした措置は、一部には、中共および習個人に対する軍の絶対的な忠誠を確保することを目的としていると広く見なされている。

恐怖で部下の信頼は勝ちえない。軍は恨むだけ。

https://www.aboluowang.com/2026/0706/2404545.html

7/6阿波羅新聞網<1500万人送哈梅内伊?伊朗民众:胡扯=「ハメネイ師の葬儀に1500万人が参列? イラン国民は『ナンセンス』と一蹴」>

イラン側は結束を誇示するため、ハメネイ師(最高指導者)の国葬に1500万人が参列すると予測していた。5日には確かにテヘランの街路が弔問客で溢れかえったものの、関心がないと認める市民もおり、中にはその数字が誇張されているのではないかと疑問を呈する声もあった。

首都テヘランの住民数人が、安全上の懸念から匿名を条件にCNNの取材に応じた。彼らは街頭の弔問の列に加わることを拒否し、この大規模な行事に対して失望や無関心を表明した。

テヘラン在住の30歳の男性はCNNに対し、次のように語った。「よく考えてみると腹が立つ。数え切れないほど多くの人々の人生を台無しにした人物のために、街全体が封鎖されるなんて。でも正直言って、自分には関係ない」

この男性は、ハメネイ師が死去しても結局何も変わっておらず、(息子の)モジタバが後を継いでも状況は何も変わらないだろうと付け加えた。

ニューヨークを拠点とするイラン人アナリスト、アラシュ・アジジはCNNに対し、人口9000万人を抱えるイランにおいて、ハメネイ師に対する見解は国民の間で大きく分かれていると語った。「ハメネイ師を強く支持する少数派がいる一方、その他は意見が分かれている。40年近くにわたり国家元首を務めた彼の統治については、その指導力の様々な側面に関して、イラン国民の間で極めて異なる評価がなされている」。

地元の商店を営むテヘラン在住の35歳の住民は、この件を無視することに決めたと語った。彼はCNNに対し、「こんなことに時間を費やしたくもない。ただリラックスしてのんびり過ごし、友人と集まって、これで影響を受けず気持ちを落ち着かせたいと語り、同政権は「常にショーをしている」と付け加えた。

テヘラン在住の30代の女性教師は、イラン政権が追悼者の数を大幅に誇張していると述べた。彼女は自ら目撃した群衆の規模に触れ、「1000万人だの2000万人だのという数字はデタラメです。どんなに好条件でも、1日で100万人に達することさえあり得ない。全く不可能である。ただ、彼らがこの件にどれほどの資金を注ぎ込んだか、人々は実際に見てみるべきだろう」と語った。

自国民を虐殺する政権が、国民の支持を受けるとは思わない。

https://www.aboluowang.com/2026/0706/2404475.html

「千金市馬骨」とは優れた人材を得るために、大金を投じる熱意を示すこと。まず身近な者や、一見役に立ちそうにない者を優遇することで、本物の賢者が集まるきっかけにすることも。

https://x.com/wshngknshji1/status/2073630272709648872/video/1

樋口氏の記事では、「Axis of Aggressors(侵略国家の枢軸)」内部では思惑の違いがあり、中ロ北はそれぞれお互いに相手を利用することを考えている。中国と北朝鮮、ロシアと北朝鮮は軍事同盟を結んでいるが、ロ中には軍事同盟はない。両国とも大国で、風下に立ちたくないとの思いがあるから。

氏はハッキリ中共が反米でいろんな国を巻き込んで世界覇権を手に入れたいと思っていると書いています。彼らの行動を見れば一目瞭然ですが、大衆が気づかないのは左翼メデイアが共産党一党独裁の危険性に触れず、ヨイショするから。チベット人のNY国連本部前での焼身自殺だけでなく、中国内で如何にチベット人が抑圧されているか、ウイグル人やモンゴル人にもどういう仕打ちをしているか、シリーズで報道して大衆に独裁の恐怖を感じさせないと。でもメデイアは左翼だから、一党独裁を支持して、そんな記事は書かないでしょう。左翼メデイアを信用するのはダメ。

記事

日本海でロシア空軍機と共同飛行した中国のJ-16戦闘機(統合幕僚監部の資料より)

中国・ロシアの軍用機、日本周辺を共同飛行

目次

防衛省統合幕僚監部の発表によると、6月27日午前から午後にかけて、中国の爆撃機「H-6」2機が東シナ海から日本海に進出し、日本海でロシアの爆撃機「Tu-95」2機・哨戒機「Tu-142」2機と合流した後、東シナ海まで共同飛行を行った。

この共同飛行には、中国の戦闘機「J-16」2機とロシアの戦闘機「Su-35」1機が随伴した(統合幕僚監部の発表資料)。

また、同日午後、ロシアの爆撃機(Tu-95)2機に、中国大陸から新たに飛来した爆撃機(H-6)2機が合流し、東シナ海から宮古水道を抜け四国沖の太平洋にかけて長距離飛行を行った。

これには、ロシアの哨戒機(Tu-142)2機と中国の戦闘機(J-16)4機が随伴した。

これらに対し、航空自衛隊の西部航空方面隊などの戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ対応した。(下図参照)

出典:統合幕僚監部発表資料

日本政府は同日、外務省を通じ中国とロシア両国に重大な懸念を伝達した。

韓国訪問中の小泉進次郎防衛大臣は、6月28日の記者会見で、中露の共同飛行について「我が国周辺における活動の拡大・活発化を意味するとともに、我が国に対する示威行動と捉えざるを得ないものだ」と指摘した。

今回の事案は、地域の安全保障にも関わる問題であり、小泉大臣は韓国の安圭伯国防部長官との間でタイムリーな情報交換ができたと付言した。

『防衛白書』(令和7年版)によると、2021年から2024年の間、中国とロシアは計5回の共同飛行を実施した。

2024年には、7月および9月から10月に中国・ロシア艦艇が共同航行を実施した。年2回実施されたのは初めてであった。

2025年8月1日から5日にかけて、日本海で合同軍事演習「海上連合-2025」を実施し、同年12月には共同飛行を行った。

今回の共同飛行は、2025年12月以来のことである。

このように、中国とロシアは近年、我が国周辺において共同飛行や共同航行、そして合同軍事演習の回数を増やしている。

これらの共同軍事活動は、台湾近海などの係争地を含むほか、アラスカ沖など米国に近い地域での実施も増えているという。

両国の共同哨戒(パトロール)や合同演習などは、いわゆるシグナリング戦略(signaling strategy)の一環と見られており、果たしてその意図・狙いはどこにあるのであろうか。

(編集部注:安全保障に関するシグナリング戦略とは、簡単に言えば相手や同盟国に対しての示威・確認行動のこと)

シグナリング戦略の意図と狙い

中国とロシアの共有戦略

中国とロシアが中心的役割を果たして創設した「上海協力機構(SCO)」は、米国一極支配体制への反対と世界の多極化の推進を共有戦略としている。

また、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカをはじめとする新興国の国際的なグループとして創設されたBRICSも、加盟国間の連携を通じて新興国・途上国の発言力を強化し、国際社会における公平で持続可能な発展と、多極的な国際秩序の実現を目指す枠組みとして知られている。

つまり中国とロシアは、米国主導の国際秩序を打ち崩すため、多極化の推進をもって米国に対抗し、自らに好ましい国際新秩序を作るという共通の戦略的目標を共有している。

そのために両国関係を史上最高水準の「包括的・戦略的協力パートナーシップ」(2011年)に引き上げ、台湾やNATO(北大西洋条約機構)東方拡大を巡る核心的利益の相互尊重や、経済・エネルギー協力、そして安全保障・軍事分野での協力連携を強化している。

特に安全保障・軍事分野では、米国が中国・ロシアを抑制・抑止しようとしているとの共通認識の下、単独行動より共同行動の方が、強力かつ効果的であると考えているとみられる。

欧州とは異なり、アジア太平洋では中国とロシアが陸上で国境を接し、さらに両国はいずれも海を隔てて米国と向き合う地理的条件にある。

そのため、中国・ロシア両国はアジア太平洋でパートナーシップを強化する場と機会があり、その可能性を背景に、共同軍事活動、特に海空における共同パトロールや合同軍事演習を強化しているとみることができよう。

その意図・狙いは、第1にアジア太平洋国家である米国への対抗姿勢を鮮明にすることであり、同時に、その緊密な同盟国である日本に対する威圧にほかならない。

ロシアの極東戦略

冷戦終結に伴い、北大西洋条約機構(NATO)やEUに加盟する東欧諸国が増えた。これはロシアからすれば「NATOの東方拡大」に見え、ロシアの地理的・物理的重心が極東ロシア方向へ移動した。

2012年にロシア大統領に復帰したウラジーミル・プーチン氏は、アジア諸国との関係改善、そして同地域における主要アクターとしての地位再確立を指向した。

その戦略的政策転換は「東方への転換」とも呼ばれている。

さらに、2014年のクリミア併合と2022年のウクライナ侵攻は、欧米・日本を中心とする西側からの広範な経済制裁を受け、政治的にも経済的にも孤立を深め、中国や北朝鮮をはじめとするアジア諸国との関係強化の必要性を増大させるきっかけともなった。

また、その背景にある大きな動きは、冷戦後の世界の戦略重心の移動が挙げられる。

冷戦間、世界の戦略重心は米ソ対立の主戦場としての欧州にあった。冷戦後、その重心は欧州からインド太平洋へ移った。

今や、インド太平洋には、世界人口の50%以上が集中し、米国、中国、日本、インドなどGDP(国内総生産)の世界上位国がひしめく世界の経済発展センターである。

また、世界の全海洋面積の約66%をカバーする国際海上交通の要衝であり、世界最大級の複数の軍隊と5つの核保有国が存在し、中国の台頭・覇権的拡大や朝鮮半島問題など緊張度の最も高い地域であり、米中が対立する「新冷戦」の焦点となっている。

世界大国を自認するロシアとしては、この地域における主要プレーヤーとしての地位・役割を何としても確保したいはずだ。

また、新たな貿易市場やエネルギー市場の確保・拡大を含む経済的動機が本地域に向けられ、特に中国との関係構築は最優先事項である。

このように、ロシアのアジア太平洋地域へのアプローチは、世界の新たな戦略重心の出現に基づく戦略的選択の結果だともいえよう。

他方、ロシアが本地域において経済的利益を拡大する余地は限定的であることから、主要な地域大国としての地位・役割を主張するには、米国と比肩する軍事力にますます依存せざるを得ないのが実情だ。

このように、ロシアはアジア太平洋で米国と対抗する上において、威圧的なシグナル戦略の一環として、主要パートナーである中国との共同軍事行動を重視する途を選択しているとみることができよう。

中国の戦略と共同軍事行動の限界

中国は、「東昇西降(中国は興隆し、米国は衰退する)」との世界観に基づき、2049年の中華人民共和国建国100周年に「社会主義現代化強国の完成」をスローガンに掲げている。

「米国に追い付き追い越せ」を目標に、経済、軍事、科学技術などあらゆる分野で米国を凌駕し、世界の覇権国家となることを目指して米国との競争・対立に全力を傾注している。

その矢面に立たされているのが、日本から台湾、フィリピンなどの東南アジアに連なる第1列島線であり、中国は日々攻撃的行動を強めている。

その上で、中国は、ロシアのウクライナ侵攻を軍民両用(デュアルユース)製品の提供や石油・エネルギーの大量輸入などによって経済、技術、軍事の各面でロシアの戦争継続を事実上支えているとみられる。

また、2026年5月19日付のロイターによれば、中国が約200人のロシア軍兵士にドローンや電子戦、陸軍航空、装甲歩兵といった訓練を秘密裏に行い、その後一部がウクライナ戦争に投入されたという。

一方、中国は、ロシアとの軍事協力を通じ、軍事技術協力、共同パトロール・合同軍事演習などの共同軍事行動、ウクライナ戦争から得られた教訓の共有などの分野で関係を強化し、利益を得ているとみられる。

特に中国は、米国を念頭に、ロシアとの軍事協力の強さを示すために共同軍事活動を利用し注目度・影響度を高めようとしているようだ。

これらを通じて、中国は、ロシア軍との相互理解や信頼関係を深める可能性がある。

また、両軍は相互の空軍基地の利用に加え、日本海、東シナ海、南シナ海など戦略的に重要な地域における存在感を高め、軍事行動の範囲を拡大することができよう。

特に、1979年の中越戦争以降、大規模な戦争経験のない中国軍にとって、ウクライナ戦争で近代戦の経験を積んだロシア軍との合同軍事演習は、貴重な学習機会となるのは間違いない。

ウクライナとの戦い方・指揮統制方法などの違いやドローン・ミサイルなど遠隔兵器等の能力や運用法といった恩恵を受けられる。

なかでも、合同軍事演習の最大の恩恵は、例えば台湾有事の場合、ロシア軍(北朝鮮軍を含む)が参戦するか否かについて、米国の軍事計画を複雑化させることにある。

しかし、中国とロシアは戦略的パートナーシップを強化しているにもかかわらず、正式な軍事協定を結んでいないことから、両国の軍隊は基本的に相互運用性(インターオペラビリティ)を持たない。

これは、現状における中露軍事協力の限界・弱点として指摘される。

加えて、中国とロシアの間には、沿海州の帰属に関わる歴史的な領土問題や極東ロシアへの中国人の流入と経済進出、「一帯一路」を巡る中央アジアでの確執などの対立点がある。

中国とロシアの共同軍事活動が増大する中、果たして両国が日米同盟のような本格的軍事協力のレベルに発展することができるかどうか、今後、その動向を注意深く観察していく必要があろう。

我が国の対応

米国の2027会計年度「国防権限法(NDAA)」案では、中国、ロシア、イラン、北朝鮮を「Axis of Aggressors(侵略国家の枢軸)」と位置付けている。

そして、次のように述べている。

「米国は、第2次世界大戦以来最も危険な脅威環境の中で競争している。この競争は、21世紀が米国主導の時代となるのか、それとも自国民のニーズをほとんど顧みない権威主義・専制主義体制によって形作られるのかを決定づけるものである。そのため、我々は紛争を抑止し、必要であればそれに勝利する準備を整えなければならない」

米国が、中国を最大の脅威と考えていることに間違いはなかろう。

その中国は、日本の防衛力強化などに対し「新型軍国主義」という事実無根のレッテルを貼って非難を強め、ロシアと北朝鮮もほぼ同一の表現を使い、国際世論に向けた情報戦を展開していることが確認されている。

繰り返すが、中国とロシアの共同軍事活動の意図・狙いは、アジア太平洋国家である米国への対決姿勢を鮮明にし、同国を本地域から排除することである。

同時に、米国の戦略に不可欠な「太平洋の要石(キーストーン)」と位置付ける日本を威圧し、日米の離反を策する狙いも透けて見える。

だとすれば、ロシアなどの「侵略国家の枢軸」を主導し、世界覇権を目指す中国による権威主義・専制主義的世界秩序の構築は、我が国にとって安全保障上の重大な脅威となりうる。

一方、今の米国は、ドナルド・トランプ大統領の出現、失脚、そして復活という10年間を経て大きく変容し、米国政治の分断は深刻化している。

特に、同盟関係の軽視や無差別な高関税などによって信頼度を低下させたトランプ政権との関わり方や距離感が難しい。

しかしながら、我が国は、米国を措いて他に同盟国を持たない。そのため、米国との同盟関係を安全保障政策の基軸としており、外交上の選択肢は限られている。

抑止力は、相手に勝算がないと認識させる能力によって支えられる。

つまり、自国を主体的に守れる防衛力を最大限強化するとともに、唯一の同盟国のコミットメントを確保して共同作戦の実効性を可能な限り高め、台湾やフィリピンなどの第1列島線国、そしてオーストラリア、インドなどの同志国・友好国との多層な協力・連携を推進する以外に、中国とロシアの結束に対抗する有効な手立てはないのである。

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『トランプ、ヴァンス、マスクが引き寄せられる「暗黒啓蒙」、その教祖が語る民主主義批判の核心と新しい君主制 【著者に聞く】『ネオ君主論』のカーティス・ヤーヴィンが語る米国政治と統治思想の現在地』(7/2JBプレス 長野光)について

7/4The Gateway Pundit<Watch: Tokyo, Japan, Puts Blue States, Cities to Shame with July 4th Celebration=動画:日本の東京、7/4の祝賀行事で民主党支持の州や都市に恥ずかしい思いをさせる>

日本は個人の自由を尊重しているから、米国の理念に賛同して、お祝いをした。筆者が勘違いしているのは、日本は明治から立憲君主国で、議会制民主主義国家として発展してきた。米国に教わったわけでない。

意外なことに、日本の東京は、米国独立250周年記念式典を盛大に祝う姿勢で、NYのゾーラン・マムダニ市長のような民主党支持の強い州や都市の市長たちを恥じ入らせるほどだ。

木曜日、米国大使館はソーシャルメディアに「明日東京にいらっしゃいますか?東京タワー、レインボーブリッジ、東京アクアシンフォニーのライトアップを見て、アメリカ建国250周年をお祝いしましょう!赤、白、青のライトアップで夜空が彩られる様子を写真や動画に収めてください。皆さんの写真をぜひシェアさせてください!」と投稿した。

金曜日の祝賀行事では、花火が打ち上げられたほか、ドナルド・トランプ大統領と高市早苗首相を描いたドローンによる光のショーも行われた。

https://x.com/rosarinn/status/2073013602311930120/video/1

なぜ日本は、米国の多くの左派指導者よりも米国に対して誇りを持っているように見えるのだろうか?私の新著『我々はこれらの真実を堅持する:国家と世界を変革する力を持つ二つの信念』で詳述しているように、日本は実際には独立宣言に見られる理想、とりわけ神から与えられた不可侵の権利が存在するという真実の恩恵を受けてきたのである。

私の著書は、米国史における主要な3つの時代――独立戦争、南北戦争、第二次世界大戦――を扱っており、各章の最後には「正義の確立」と題された章を設けています。最終章では、社会主義の台頭など、現代米国が直面する諸問題について掘り下げています。

正義の確立という点では、独立戦争後、権利章典を含む憲法の採択が大きな転換点となった。南北戦争後、米国は奴隷解放、法の下の平等な保護の保障、そして人種に関係なく投票する権利を保障する修正条項を追加した。

そして第二次世界大戦後、米軍はドイツと日本を占領し、両国を民主主義へと導く手助けをした。憲法には独立宣言に謳われた理想に沿った条項、つまり生命、自由、幸福追求の権利を保障する条項が含まれていた。

私の祖父は、第二次世界大戦中にフィリピンとドイツで従軍した後、連合国最高司令官ダグラス・マッカーサー将軍の下、日本の占領軍の一員として従軍しました。

日本人が感謝の気持ちを表したがるのも当然だ。第二次世界大戦後、我々は彼らを罰するどころか、ファシズムと貧困から解放し、自由市場資本主義と自由へと導いたのだから。日本は世界第4位の国内総生産を誇り、失業率はわずか2.5%だ。

NY市長のゾーラン・マムダニ氏は、米国の自由企業制度が過去2世紀半にわたり何億もの人々を貧困から救い出し、アメリカンドリームを実現させてきたことを称賛すべきものとは考えていない。それどころか、マムダニ氏は独立記念日の週末の演説で、徹底的なマルクス主義的な発言をした。

「建国250周年を迎えるにあたり、私たちは何を目にするでしょうか?矛盾に満ちた国家の中に、矛盾に満ちた都市が存在します。世界史上最も裕福な国でありながら、子どもたちが空腹のまま眠りにつく一方で、世界初の兆万長者がさらなる富を貪っているのです」と、マムダニ氏は金曜日に述べた。

「私たちは、工場で汗水垂らして働き、石を削る、たこのできた手で莫大な富を築き上げた国を目にしています。そして、その富の多くが、ごく少数の人々の甘い手に握られている現状を目の当たりにしているのです」と市長は付け加えた。

市長が述べているような米国の富は、まさに自由企業を奨励し、雇用を生み出す革新者に対して課税しないという政策のおかげなのだ。

一方、ニューズウィーク誌は、少なくとも10人の民主党支持州知事と民主党支持州知事が、ワシントンD.C.のナショナル・モールで開催される「グレート・アメリカン・ステート・フェア」への参加をためらっていると報じた。これはおそらく、このフェアがトランプ政権の発案によるものだからだろう。

それらには、コネチカット州、イリノイ州、メイン州、マサチューセッツ州、ノースカロライナ州、オレゴン州、ロードアイランド州、バーモント州、ワシントン州、ペンシルベニア州が含まれる。実に些細なことだ。

ペンシルベニア州の場合、同州選出の連邦上院議員である共和党のデイブ・マコーミック氏と民主党のジョン・フェッターマン氏が介入し、民主党のジョシュ・シャピロ州知事が作り出した空白を埋めるために、ペンシルベニア州の企業や個人を動員したことは注目に値する。

改めて言うが、多くの民主党政治家が党派性を脇に置いて、建国250周年を祝うことができないのは、実に嘆かわしいことだ。

日本が左翼にやり方を教えてやったのは素晴らしい。

この記事はもともとThe Western Journalに掲載されたものです。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/watch-tokyo-japan-puts-blue-states-cities-shame/

7/4The Gateway Pundit<Actor Matthew McConaughey Shares Inspiring, Patriotic Speech for Independence Day 250th Celebration (Video)=俳優マシュー・マコノヒーが独立記念日250周年記念日に感動的で愛国的なスピーチを披露(動画)>

マシュー・マコノヒーはジョン・グリシャム原作の映画『評決のとき』で主役の弁護士を演じたのが印象的。

ハリウッドから発せられるいつもの米国批判とは一線を画し、俳優のマシュー・マコノヒーは、米国独立250周年を祝う前に、感動的で愛国的なメッセージを発信した。

マシュー・マコノヒーはXでこう語った。「建国250年!やあ、アメリカ。多くの人にとって、国として250年というのは長い年月のように思えるかもしれないが、実際はそうでもない。でも、言っておくけど、アメリカという国にとって、250年は決して長すぎる時間ではない。米国はまさにそういう国だ。まだ存在したことのない土地なんだ。」

「そして、私たちが追い求めているもの、それが全てなのです。それは決して到達できない場所です。そして、それは失敗ではありません。なぜなら、私たちは到達できないからです。それは意図的なものです。考えてみてください。私たちは、いかなる証明があって、この国を始めたわけではありません。」

「私たちは、戦う価値のある信念、賭ける価値のある賭け、自治を行う民族が価値ある存在となり得るという信仰に基づいて、この事業を始めました。そして250年経った今も、その賭けはまだ有効です。私たちはまだその賭けに勝っていませんし、これからも勝てないことを願っています。」

「懐疑論者は必要だ。確かに必要だ。しかし、皮肉屋は必要ない。」

「一方は疑問を抱くほど関心を持っている。それは当然のことだ。もう一方は既に諦めている。君たちは必要ない。こうして私たちは独立250周年を祝っている。周りを見渡そう。私たちは何を築き上げてきたのか?何を復興させてきたのか?何が今も残っているのか?何が衰退してしまったのか?何が永遠に失われてしまったのか?私たちの中の最良の人々には、少なくとも250年間、ここに立ち続けてきた姿が見える。」

「議論し、愛し、失い、許し、やり直し、自分自身が何者であり、何者になれるのかを信じること。それが私たちが追い求めているものです。だからこそ、今日私たちはここに集まり、火を灯し、パンを分け合い、家族や友人、そしてもしかしたら意見の合わない隣人にも乾杯するのです。」

今日は子供たちを暗くなってから裸足で走らせてあげるよ、ベイビー。それがお祝いさ。」

「どこかにたどり着いたというわけではなく、まだ旅の途中だということだ。」

「鏡に映る自分と、そして二人で、自分自身を見つめ直そう。勇敢な人々の故郷で、これからも踊り明かそう。アメリカ建国250周年、おめでとう。」

「ただ生き続けなさい。」

https://x.com/McConaughey/status/2073013891937034425/video/1

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/actor-matthew-mcconaughey-shares-inspiring-patriotic-speech-independence/

7/3The Gateway Pundit<Billionaire Tech Mogul Peter Thiel Warns Woke AI Company Anthropic Could Rig 2028 Election for Democrats=億万長者のテクノロジー界の大物ピーター・ティール氏、覚醒したAI企業アントロピックが2028年の選挙を民主党のために不正をする可能性があると警告>

左翼は不正をするのが正しい事と思っているから、可能性はある。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/billionaire-tech-mogul-peter-thiel-warns-woke-ai/

中国副大統領とあるのは韓正・国家副主席のこと。趙小蘭(Elaine Chao)は夫(ミッチ・マコーネル)の死後も利権を確保する狙いで韓正と会ったのでは。

日中関係とあるのは米中関係の誤り。

7/5阿波羅新聞網<拼了!日本全数封杀中企—日本祭封杀大招 华为、宁德时代全落榜=とことんやる!日本が中国企業を全面的に締め出し、華為やCATLも対象外に>

アポロネット王篤若の報道:日本政府は日本の送電網関連プロジェクトに関与する主要な中国企業を対象に、サイバーセキュリティ認証の審査を実施し、その結果、すべての企業が不合格となり、華為、BYD、CATLなど、中国企業は一社も承認されなかった。

日本経済新聞の報道によれば、中国の電池メーカーはこれまで、日本のサイバーセキュリティ認証「JC-STAR」を取得できていない。2027年度からは、日本の送電網に接続されるすべての機器にこの認証の取得が義務付けられる。世界市場で大きなシェアを占める中国企業はこの動きに強く反発しており、事実上の中国企業排除であり、外交問題に発展しかねないと批判している。

JC-STAR認証は、IoT機器のサイバーセキュリティを保証するために経済産業省が設けた制度であり、送電網へのサイバー攻撃やデータ漏洩の防止を主な目的としている。今年の審査では、日本のPowerX、サムスン(Samsung)関連会社、テスラ(米国)、SMAソーラー・テクノロジー(ドイツ)など約30社が認証を取得した。しかし、華為、Sungrow(陽光電源)、BYD、CATLといった中国企業は一社も認証されなかった。

経済産業省は、この決定が企業データや政府が保有する情報に基づく総合的な評価によるものだと説明している。中国企業側は、日本が中国の「国家情報法」を口実にしているのではないかと疑っている。同法の第7条は、組織や市民に対し「国家の情報活動に協力する」ことを義務付けている。日本政府は、中国企業が日本の重要インフラに関する情報にアクセスできるようになれば、将来的に北京(中国政府)からデータの引き渡しを要求された際、それを拒否できなくなることを懸念していると思われる。

注目すべきは、日中関係が現在、外交上の摩擦から経済分野へと拡大している点である。中国は、高市早苗首相が昨年「台湾有事」について言及したことを内政干渉と見なし、すでにレアアースの輸出制限といった経済的な報復措置を開始している。日本経済新聞の分析によると、JC-STAR認証をめぐる問題が外交紛争に発展した場合、中国当局が経済的な圧力を強める可能性があり、経済安全保障とコストをめぐる綱引きが今後も続く見通しである。

USBにマルウエアを仕込む国が何を言っても・・・。経産省の措置は当然。ドンドン両国でデカップリングに進めば良い。

https://www.aboluowang.com/2026/0705/2404180.html

7/5阿波羅新聞網<赴中国危险!美驻华使馆连发10条预警=中国への渡航は危険! 在中国米国大使館が立て続けに10回の警告を発出>

6月中旬以降、在中国米国大使館は1ヶ月足らずの間に10回もの警告を立て続けに発出し、中国で米国人が直面するリスクについて注意を喚起した。この一連の動きは、世間の大きな注目を集めている。

警告の内容は、宗教活動、ソーシャルメディアの監視、報道の自由に関するもの。罪をでっち上げるのが中共のやり方。旅行も行かない方が安全。

https://www.aboluowang.com/2026/0705/2404156.html

長野氏の記事では、カーティス・ヤーヴィンの言うことは尤もと感じました。トランプ大統領とマスクは権力に対する野心が足りないと。二人とも金持ちだから、政治権力に拘りがないのかもしれない。純粋に正しい事だけやろうとしている(オールドメデイアの報道と全然違うが)。

ただそれでトランプは人事で失敗している。特に司法長官。またFDRが法案を作って議会に認めさせた話を踏襲すればよいのに、彼はそうしない。まあ、政治のアウトサイダーだからというのもありますが。

トランプはイスラエルや米国の福音派を全面的に配慮するのでなく、世界の左翼退治に邁進してほしい。テック右派も協力すべき。

記事

「トランプ大統領には野心が足りない」とヤーヴィン氏は語る(写真:UPI/アフロ)

目次

 次期米大統領選の有力候補として呼び声高いヴァンス副大統領、シリコンバレーのカリスマ投資家ピーター・ティール氏、圧倒的な影響力で世界を揺さぶり続けるイーロン・マスク氏など、今日のアメリカで最も注目を集めるキーパーソンたちが共鳴する思想が「暗黒啓蒙(闇の覚醒)」であり、これを提唱した実業家で思想家のカーティス・ヤ―ヴィン氏だ。彼はなぜそれほど共感を得ているのか。『ネオ君主論 民主主義の敗北とテック右派の時代』(PHP研究所)を上梓したカーティス・ヤ―ヴィン氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト)

https://www.youtube.com/watch?v=F7pGTobsKfo

──本書の中で「君主制」のほうが「民主主義」よりも望ましいと書かれています。なぜ君主制が望ましいのですか。また君主制にする場合、どのようにリーダーを決めるのでしょうか?

カーティス・ヤ―ヴィン氏(以下、ヤ―ヴィン): アメリカでは1776年に、最初の憲法に当たる連合規約が制定されました。でも、その試みは1780年代には失敗に終わりました。1780年代には、多くの人がジョージ・ワシントンを国王にしようと考えたのです。

それ以前の混乱した社会状況にうんざりしていた人々は、その後、大統領制を導入しました。つまり選挙で王を決める制度です。

以来、アメリカの政治がどのように機能してきたかというと、過去約250年間にわたり、あるサイクルが繰り返されてきました。大統領が政権を掌握し、その権力が徐々に失われ、危機が起こり、新たな君主的大統領が登場する。この繰り返しです。

日米の制度を比べると、両国は大きく異なりますが、戦後どちらも自由民主主義の政党が台頭しました。アメリカではルーズベルト元大統領の民主党です。それは恒久的な官僚機構や行政機構と結びついていました。つまりルーズベルトは王のような大統領でした。

彼が亡くなった後どうなったかというと、彼が築いた巨大なニューディール的官僚機構が国の行政を継ぎました。そこには有能な人材が多数在籍し、とても効果的な成果をあげました。核爆弾の開発や第二次世界大戦の勝利がその一例です。

こうした事柄を単純に好き嫌いでは語れません。ルーズベルトとその政権をいくらでも批判できますが、成果をあげたことは否定できない。

後任の大統領であるトルーマンは弱く、確固たる政治的基盤を持っていませんでした。しかも、彼はあまり賢い人物でもなかった。そのため、大統領が持つべき権限は下へと流れ、官僚機構の中に埋没してしまいました。以降、その状態が延々と続くことになりました。

日本を含めた戦後の体制において、民主的に選出された政治家が存在する一方で、官僚機構に対して政治家の権限が弱いシステムが定着しました。こうした変化は、さまざまな国でそれぞれに見られます。

「トランプ氏は米国の大統領とは言えない」

ヤーヴィン:例えば、トランプ氏は「世界の大統領」ですが、アメリカの大統領とは言えません。「世界の大統領」だと言えるのは、彼が外交を掌握しているからです。憲法上、戦争の行使を決定するのは議会のはずですが、議会はその権限を失っており、大統領が権限を握っています。

一方、大統領は行政の長なので本来は行政府のCEOですが、実際にはその役割を議会が担っています。行政部門全体の予算や人事制度は議会が定めており、彼らを解雇することができません。この国の官僚は極めて強力で安泰な地位にいます。

日本には天皇がいるので、一見すると君主制を装っているように見えますが、実際は議会制民主主義で、議員は民主的な選挙で選ばれています。ただ、選挙区割りの操作や年功序列システムによって選挙ではいつも決まった政治家や政党が優勢になり、馴れ合いの関係にある官僚機構は選挙の影響をほぼ受けないのが通例です。

もし官僚機構が完璧で有能ならば、この仕組みは非常にうまく機能するでしょう。問題は、時間の経過とともに行政組織の能力が低下していくことです。彼らに何をすべきか指示する上位の権力はほぼ存在していない状況下、アメリカでも日本でも、一見民主的な選挙は実際には官僚機構にまず影響を与えません。

──確かに、日本で官僚政治はずっと問題視されてきました。

ヤ―ヴィン:政府が国民よりも賢明ならばそれもいいでしょう。問題は国民が賢くなったり、分別を身につけたり、政府を運営する能力を高めたわけではないのに、官僚機構の方がむしろ劣化してしまった場合です。それでも官僚たちはさまざまなことを決め続けます。

私たちは多くの面で無能で巨大な官僚機構を抱えており、それは説明責任を負わない存在と化している。

日本でも移民問題が政治的な争点ですが、新しい首相を選んで、首相が「私は移民受け入れに反対だ」と言います。ところが、移民の流入は変わらず続いている。

イタリアでも同じことが起きています。メローニ首相が選出され、人々は移民を入れないために彼女を選んだのに、実際には移民の流入が続いている。そうしたシステムを目の当たりにすると「これは本当に民主主義なのか」という疑問が浮かびます。

最大の弱みは「支配階級の言葉を使いこなせないこと」

ヤーヴィン:この状況は人類の歴史全体で見れば例外的な状態で、本来の標準的なシステムは君主制です。大規模な組織や集団に目を向ければよく分かります。企業はCEOがいるので君主制です。映画製作だって監督がいるので君主制です。レストランであれ軍隊であれ、機能している組織はトップを頂点とする君主制の構造をしている。

「だから君主制が答えだ」と言いたいところですが、明らかにこのシステムもまた、人類の歴史を通じて完璧な統治を実現してきたわけではありません。そのことも認めます。なぜ20世紀にあれほど常軌を逸した君主制的な政府が存在したのか。その理由を理解する必要があります。

でも、同時に次のことも理解するべきです。英語の諺(ことわざ)にあるように「穴に落ちたらそれ以上掘るのをやめろ」ということです。

我々は250年間この民主主義という政治システムを実験的に運用してきました。その結果は、必ずしも素晴らしいものとは言えません。世界的に普及した政治システムではありますが、本当に実用面でうまくいっていると言えるのでしょうか。

現在のアメリカの制度は18世紀に設計されました。当時のアメリカ人は現代とは全く異なります。18世紀と現代の日本人も違うでしょう。文化は多くの面で明らかに変わりました。私たちは今どこにいてどこへ向かっているのか。どうやってここまで来たのか。今こそ統治のあり方について真剣に考える時です。

──本書の中で、トランプ大統領の政治的方針を評価しています。また、ヴァンス副大統領を「最重要人物」と書いています。加えて、イーロン・マスク氏のことを「完璧に近い人物である」と書かれています。この3人について、あらためてお考えを教えてください。

ヤ―ヴィン:トランプ大統領の強みは、彼が強くて直感的なリーダーであることです。論理的に考えるのではなく、定説に惑わされず、現実を直感的に把握する感覚は非常に優れている。また彼はリーダーとしてリスクを恐れません。

一方で彼は、深く物事を考えるタイプではありません。論理的な思考の持ち主ではないし、知識人でもない。彼の周りには多くの知識人がいて、そんな彼の弱みを補っている。最大の弱みは支配階級の言葉を使いこなせないことです。

トランプ氏は『七人の侍』の三船敏郎のような存在」

ヤーヴィン:エリート層のアメリカ人から見ると、彼はまるで『七人の侍』の三船敏郎の役のような存在です。道化のようで本物の侍ですらない。でも、映画の終盤にはその道化の真価が見えてくる。彼の能力やユーモアのセンス、そして体制を笑い飛ばす力は本当に素晴らしい。

ヴァンス副大統領の大きな強みは、彼が思考する人であるという点です。とても思慮深く知的な人物で、イェール大学のロースクールを出ている。出自は庶民的だけれどエリート教育を受けている。どの食器を使うべきか、どう話すべきかを心得ています。

トランプ氏がハーバード大学のパーティーに行って普通のふりをしてもうまくいかないでしょうが、ヴァンス氏ならすぐに溶け込んで適切な意見を持った人の振る舞いができる。支配層と対話できるという点は極めて重要です。この国に必要な力を持つリーダーは大衆とエリートの双方と対話ができなければなりません。

マスク氏は起業家として天才です。彼が世界一の富豪であることにはそれなりの理由があります。彼には気まぐれなところがあり、直感で動くリーダーというところはトランプ氏とも似ていますが、トランプ氏よりもはるかに深い。特に機械的な仕組みを理解する思考の持ち主です。

欠点は、トランプ氏もマスク氏もそうですが、さまざまな意味で思考がとても20世紀的なのです。マスク氏は根っからのリバタリアンです。リバタリアンや保守の問題は、野心が欠けていることにあります。

マスク氏を「野心的ではない」と表現すると奇妙に聞こえるかもしれませんが、私の考えではトランプ氏とマスク氏、とりわけマスク氏の主な欠点の一つは、彼が政治的な権力を求めていない点にあります。

それはシステムにおいてとても危険なことです。政治的な文脈ではプレーヤーなのに権力を求めなければ、周囲はその人から何かを奪おうとしたり、傷つけようとしたりするでしょう。

──マスク氏は野心的に見えますが。

ヤ―ヴィン:その通り、多くの人は彼に対してそんな懸念は持たないでしょう。AIや宇宙開発といった分野の競争で彼は圧倒的な力を持つ有能なプレーヤーです。でも、政治の場においては「狼の群れの中の羊」のような状態にあります。

なぜマスク氏は「狼の群れの中の羊」なのか?

ヤーヴィン:彼自身は必ずしも気づいていないと思いますが、2029年に民主党政権が誕生すれば、彼らは全力を挙げて彼のビジネスを奪おうとするでしょう。会社が上場した今では、それは以前よりはるかに容易です。上場企業のCEOを排除する手段は無数にあり、相手はアメリカ屈指の弁護士を何百人も動員してきます。

トランプ大統領も今持っている以上の権力を求めていないように見えます。それが危険なのです。「トランプは強大な権力を持っている」と世間は言います。確かに第二次トランプ政権は、第一次トランプ政権と比べると ゆうに10倍は力強い。でも、ルーズベルトの権力と比べれば100分の1程度です。

トランプ大統領はよく大統領令を出しますが、あんなものは意味のないツイートみたいなものです。ルーズベルトはホワイトハウスで自ら法案を起草して議会に承認させました。彼が「これが法律だ」と言えば、議会も「その通りです」と言うしかなかった。トランプ大統領にはそのような権力はありません。

そのことも問題ですが、より大きな問題は彼がその権力を手に入れようとさえ考えないことです。メディアがトランプ大統領とマスク氏について語ることは事実と真逆で、彼らは野心が足りません。それこそが危険なのです。

カーティス・ヤーヴィン(Curtis Yarvin)
思想家・実業家
1973年、米国生まれ。ブラウン大学卒業。カリフォルニア大学バークレー校コンピュータサイエンス博士課程中退後、テック企業に就職。2007年に「メンシウス・モールドバグ」のペンネームでブログを開始。13年、分散型インターネットの構築プロジェクト「アービット」を開発するスタートアップを設立、ピーター・ティール氏のファンドから出資を受ける。現在は実名で「サブスタック」に長文を投稿し、5万人以上の購読者がいる。2010年代に台頭した暗黒啓蒙(Dark Enlightenment)や新反動主義(Neo Reactionary)と呼ばれる右派の思想を代表する論客であり、「テック右派の教祖」。2025年1月にはトランプ大統領の就任祝賀会に招かれて出席し、「影の主賓」と呼ばれた。

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『プーチンがヒステリー化するという脅威が近づいている…ウクライナのAIドローン攻撃で一気に劣勢に追い込まれたロシアの命運』(7/1現代ビジネス 河東哲夫)について

7/3The Gateway Pundit<Mollie Hemingway: The Left’s Hatred of Trump Has Devolved Into a ‘General Hatred of America’ (VIDEO)=モリー・ヘミングウェイ:左派のトランプへの憎悪は「米国全般への憎悪」へと変質した(動画)>

違う考えの持ち主の存在を認めない左翼。未熟な人達。

ザ・フェデラリストのモリー・ヘミングウェイは先日FOXニュースに出演し、司会のローラ・イングラハムに対し、左派が愛国心を感じられないように見えることについて語った。

ヘミングウェイは、これが長年にわたって積み重なってきたものだと正しく指摘しているが、さらに、左派のトランプに対する憎悪が、国全体に対する憎悪へと変質したと述べている。

これがあまりにも的確な表現だなんて悲しい。左派の愛国心は条件付きだ。彼らは自分たちが権力を握っている時だけ満足するのだ。

文字起こしはReal Clear Politicsより:

ローラ・イングラハム:ご意見を伺うため、フォックスニュースのコメンテーターであり、ザ・フェデラリストの編集長でもあるモリー・ヘミングウェイさんをお招きしました。モリーさん、今夜お会いできて嬉しいです。民主党員はどうしてあんなに怒っているのでしょうか?彼らは激怒しています。アトランティック、サロン、デイリー・ビーストといった左派メディアを見ると、彼らはこの赤、白、青のすべてに激怒しています。今日のような映像を見ると、彼らは非常に腹を立てます。

モリー・ヘミングウェイ:そうですね。左派からは、ある人物に対する強い憎悪が見られました。ドナルド・トランプに対する憎悪です。最近の選挙結果や、アメリカ建国250周年記念式典に対する彼らの反応を見ると、それはアメリカ全般に対する憎悪へと発展してしまいました。私たちは何年も前から、そういったものを見てきました。国旗の前でひざまずいたり、国歌斉唱時に起立を拒否したりするのもそうです。かつては超党派的だった愛国心の拒絶です。残念ながら、この国のある層では、愛国心は完全に失われてしまいました。

こちらがその動画です。

https://twitter.com/i/status/2072472649326903577

民主党はこれまで何らかの理由でアメリカについて謝罪する必要性を感じてきたが、トランプ政権下では、この国に何か問題が生じ、米国は権威主義国家になってしまったと確信するようになった。

それは全くの狂気だが、彼らはそれを信じている。

そのため、彼らは自国に誇りを感じることができない。国が現在、何らかの存亡の危機に瀕しているという妄想にとらわれているため、愛国心を感じることができないのだ。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/mollie-hemingway-lefts-hatred-trump-has-devolved-general/

左下にトランプとベッセントの署名が。

https://x.com/EricLDaugh/status/2073077350279884957/video/1

https://x.com/rosarinn/status/2073013602311930120/video/1

7/3Rasmussen Reports<Domestic Terrorism Remains Greater Concern=国内テロは依然として大きな懸念事項である>

米国の有権者は、依然として国内テロを国外テロよりも大きな脅威とみなしており、極右を極左よりも危険な存在と捉えている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の58%が国内テロの方が米国にとってより大きな脅威だと考えているのに対し、国外テロの方がより大きな脅威だと考えているのは27%にとどまっている。16%はどちらとも言えないと回答した。国内テロの方がより大きな脅威だと考えている人の割合は、昨年9月以降、大きく変化していない。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/domestic_terrorism_remains_greater_concern?utm_campaign=RR07032026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/laralogan/status/2073091673094054193/video/1

7/4阿波羅新聞網<USAID被曝砸12亿美元反中共!结果令人傻眼—USAID被曝砸12亿美元反中共!政府问责局 : 爆巨大账目漏洞 疑全进了关系户口袋=USAIDが対中共工作に12億ドルを費やしていたことが判明!結果はビックリ―会計検査院が会計上の重大な抜け穴を指摘、資金が自分達の懐に入った疑いも>

米国政府が中国に対して展開してきた大規模な外交・世論工作が、自国の監査機関による厳しい監視の目にさらされている。『環球時報』が報じたところによれば、米国メディアは、2020年から2023年にかけて米国政府が中共への対抗や中国の影響力拡大の抑制を目的とした世界各地の470のプロジェクトに、約12億ドルを投じていたことを明らかにした。

しかし、米国会計検査院(GAO)の最新の監査報告書により、国務省や米国国際開発庁(USAID)が主導したこれらのプロジェクトにおいて、管理の杜撰さや専門性の著しい欠如に加え、情報の重複やデータの欠落といった重大な問題があったことが露呈した。

皮肉なことに、この12億ドルは経済支援、開発援助、対外軍事融資、国際的な麻薬対策・法執行といった分野を網羅する5つの内部口座から拠出されていたにもかかわらず、米国の監査官らは「評価の仕組み」が完全に欠如していたため、これらの大規模プロジェクトが具体的な成果を上げたかどうかを検証することさえ不可能だったと認めている。この件を報じた米国メディアは、「その資金は一体どこへ消えたのか?政府自身の監視機関でさえ追跡できない」と辛辣に指摘した。

7/1ロイター<USAID解体から1年、対外援助支出の維持・拡大支持が78%に=世論調査>

https://jp.reuters.com/world/us/Q37MID6ANJIPBHW5GSY6ZM5WIM-2026-07-01/

税金を食い物にする役人。

https://www.aboluowang.com/2026/0704/2403694.html

7/3阿波羅新聞網<最高领袖缺席父亲国葬!伊朗还能证明他活着吗?=最高指導者が父の国葬を欠席!イランは彼の生存を証明できるのか?>

7/4、イランの元最高指導者の国葬が執り行われているが、その息子であり現指導者であるモジタバの姿はなかった。モジタバは、2/28の空爆以来、4ヶ月以上にわたって公の場に一度も姿を見せていない。公式発表は二転三転しており、「無事である」とする主張から「障害を負った退役軍人」であるとする説明まで様々だが、海外メディアは彼が生命維持装置を必要としている可能性を推測している。イランの政府高官らでさえ彼と直接連絡を取ることができず、情報の伝達を伝令に頼らざるを得ない状況にある。自国の最高指導者が生存しているかどうかさえ対外的に証明できない体制は、それ自体が深刻な政治的危機に直面していると言える。

体制転換できればよいが。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403625.html

7/3阿波羅新聞網<国军这一招就够了!共军攻台最大死穴曝光=台湾軍の『ある一手』で十分! 台湾侵攻における中共人民解放軍の致命的な弱点が露呈>

中共は絶えず武力による台湾併合の野心を示しているが、米軍事系メディア『War on the Rocks』の最近の分析によると、中共人民解放軍(PLA)が台湾侵攻を成功させるには、歴史上いまだかつて成功例のない「地獄級」の難易度を誇る3つの任務を同時に完遂する必要がある。専門家は、台湾側がPLAを完全に殲滅する必要はないと指摘し、「ある特定の戦術」を用いて敵の上陸や補給のペースを乱すことで、侵攻を行き詰らせ、北京にとっての軍事行動のコストを劇的に増大させることが可能だからである。

戦争の歴史を振り返れば、台湾と同規模の島への侵攻事例は存在するが、現代戦の脅威はPLAにかつてない課題を突きつけている。この報道では、台湾海峡での作戦においてPLAが達成しなければならない3つの任務(いずれも歴史上成功例のないもの)を挙げている。それは、敵の沿岸の対艦ミサイルの脅威下での水陸両用上陸を強行、現代的な防空システムが機能する中での大規模な空挺作戦、そして激しい抵抗に遭いながら行う長距離航空攻撃である。これら3つの「軍事的奇跡」を一つの作戦で同時に成し遂げることは、ほぼ不可能に近い偉業と言えるだろう。

PLAの圧倒的な軍事力に対し、台湾はいかにして自国を守るのか。分析によれば、台湾の重要な戦略は侵攻部隊を完全に殲滅することではなく、PLAの作戦遂行プロセスを完全に阻害できるだけの戦力を温存することにある。中共は限られた輸送能力に大きく依存しており、短時間(数時間以内)に十分な兵力を上陸させる必要がある。そのため、台湾は機動性の高い沿岸防衛ミサイルを使用し、防備のないPLAに対して致命的な打撃を与え、増援部隊という敵の生命線を効果的に断ち切ることができる。

「前例のない」側面の第一点について、新アメリカ安全保障センター(CNAS)の研究員トーマス・シュガートは、中共人民解放軍(PLA)が水陸両用輸送能力の不足を補うために民間のロールオン・ロールオフ(Ro-Ro)貨物船の徴用を試みており、初期上陸部隊を3個旅団規模に増強しようとしていると指摘している。しかし、これらの民間船舶には耐火隔壁が備わっておらず、弾薬や燃料を満載した状態で台湾の対艦ミサイルによる攻撃を受ければ、壊滅的な連続爆発を引き起こす恐れがある。たった1隻が失われるだけでも、膨大な数の兵員と物資が失われることを意味する。

海上輸送能力のボトルネックを克服するため、PLAは部隊の増強を空挺降下やヘリコプターによる強襲に頼らざるを得なくなるが、これは「前例のない」課題の第二、第三の点に直面することを意味する。大型輸送機やヘリコプターは低空・低速での飛行を余儀なくされ、台湾が保有するスティンガー・ミサイルのような現代の防空システムの格好の標的となる。長距離飛行と重い戦闘装備という二重の負担も重なり、PLAが台湾に対して多次元的な奇襲攻撃を試みることは、実質的に対空火力の壁に向かって兵士の命を投げ出すに等しい行為となる。

報道の結論は、台湾の防衛システムが「完璧」である必要はなく、十分な沿岸防衛ミサイルと低空防空火力​​を保有していれば、PLAを孤立無援の窮地に追い込むには十分だからである。最善の抑止戦略とは、台湾との武力統一という軍事的賭けが最終的には完全な破綻に終わることを、北京側に十分に認識させることである。

中共が冒険しないようにするのが大事。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403541.html

7/3阿波羅新聞網<俄军爆大规模抗命!拒当人肉炮灰 集体弃守阵地=ロシア軍で大規模な反乱!「捨て駒」になることを拒否し、集団で陣地を放棄>

ロシアによる対ウクライナ侵略戦争は深刻な内部危機に直面しており、前線部隊の士気は崩壊の危機に瀕している。軍事情報関連のX(旧Twitter)アカウント「@ChrisO_wiki」が引用した最新の報道によると、ハルキウ州ヴォウチャンシク西方の前線にいる多数のロシア兵が、国境を越えて攻勢をかけるよう命じられた際、公然とこれを拒否した。一方、ロシア軍は深刻かつ長期化する燃料不足にも直面しており、燃料切れにより前線部隊が効果的に前進できない状況にある。これは兵站(ロジスティクス)および補給網が大きく破綻していることを示唆している。

報道によれば、ハルキウ州ヴォウチャンシク近郊での攻勢に向けた国境越えを、多数のロシア兵が拒否した。同時に、深刻な燃料不足も続いており、部隊の活動に支障をきたしている。

こうした命令拒否の動きは、単発的な出来事ではない。アカウント「@NiKiTa」が最近公開した情報でも、別の前線部隊のロシア兵らが命令を拒否し、上層部に対する不満を公然と表明したことが確認されている。さらに、独立系メディア「Nexta TV」の報道によると、対ウクライナ戦のために徴集された元受刑者9人が、ベルゴロド州で持ち場をキッパリ放棄した。ハルキウ戦線への投入が予定されていた彼らは、上層部が強行する「ミートグラインダー(肉挽き機)・アタック(消耗戦)」の真の意味、すなわち生還の望みがない「片道切符の任務」であることを理解していたようである。ロシア軍から「使い捨ての戦力」と見なされていた兵士たちでさえ、戦場で命を無駄にするよりは、脱走というリスクを冒す道を選ぶ。

ロシア軍前線における士気低下の背景には、驚くべき規模の死傷者数がある。米国のシンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)の最近の分析によると、全面戦争の開始以来、ロシア側の死傷者数(死者、負傷者、行方不明者を含む)は約140万人に上り、そのうち死者だけでも約45万人に達すると推定されている。現在の戦闘作戦において、ロシア軍とウクライナ軍の損失比率は、実に8対1という驚異的な数字に達している。

ウクライナの死傷者はもっと多いと思う。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403588.html

河東氏の記事では、プーチンの知られざる出生の秘密を知ることができた(本当のことであれば)。ロウ戦争で停戦・和平交渉のネックになってきたのは間違いなくプーチン。ウクライナには楽勝と思ってきたし、今でも勝利は堅いと思っている。でも戦力比だけで見るのではなく、技術の優劣、大量供給できる生産能力が勝負を分けるかもしれない。勿論、核を使用すれば話は別だが。

ウクライナが中東にドローンの売込に行ったのは凄い話。米軍基地があっても、イランの攻撃を総て迎撃できたわけでないから、今回の戦争で、米国の中東における信頼度は下がったのでは。ペトロダラーが無くなるかどうか?でも、人民元はハードカレンシーでないため、基軸通貨にはなれない。

ウクライナはザルジニーが大統領選に出る話もあり、またロシアのプーチンは失脚説も出ている。国の古いトップでは行きがかりもあり、停戦・和平交渉を纏めるのは難しいと思う。両国とも交代して臨んだ方が良い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d06eaea56401533b447dd6c244aa9487a0b8e604

https://forbesjapan.com/articles/detail/100151

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人口1300万人の大都市モスクワは、モスクワ川の流れる大平原にほぼ円状に広がる。その外周約110キロを4車線以上もの「大環状道路」がぐるりと囲む。その南西を通ると、外縁に巨大な発電所(地域の給湯を兼ねる)、内縁に製油所の煙突がそびえるのが見える。カポートニャと呼ばれる地区で、付近の住民は油の臭いに閉口している。

6月17日、この製油所がウクライナのドローン攻撃を受けた。600以上のドローンによるswarm(群れ)攻撃だったと報じられている。SNSでは製油所が燃え上がり、石油タンクの大きな丸いふたが悪夢のように空中高く舞い上がる様子がアップされた。ロシアの首都、モスクワの防御体制には大穴が開いていたことになる。

ロシアは広い。これまではクレムリンに向かうドローンなどを撃墜してきたが、おそらく軍事施設等、重要な「点」の守りしかできないのだろう。ウクライナ国境から700キロもある広い国土を、レーダーでくまなく照射することはできない。人工衛星から見ればいいのかもしれないが、ロシアの人工衛星は半導体の不足などによって、十分な数は打ち上げられていない。

ウクライナのドローンはいつでもどこでも

これまでも東ウクライナのドネツク州での戦場ではドローンが多用されていた。これは短距離の偵察・攻撃用のもので、ロシア側は中国製、ウクライナ側は国産(と言っても、部品の多くはEU等から輸入)を投入した。ウクライナ領深くへの攻撃には、ロシアはミサイルを使用したのである。

ウクライナは当初、ロシア領内への攻撃を米国に止められていた。「ロシアを刺激すると停戦がやりにくくなる」からである。それはバイデンの時代からで、ウクライナは長距離砲を米欧から取得することで、戦線のロシア軍の後方を叩くだけだった。

しかし2025年には、ウクライナのドローンはロシア領内深くの空軍基地を攻撃するようになる。一部はトラックに積み込み、基地近くに乗り付けて発射するという奇手も使っている(これは25年6月1日のイルクーツク近辺のベーラヤ基地襲撃等)。

6月18日、ウクライナの大型ドローンの攻撃を受けるモスクワ南郊の石油精製施設 by Gettyimages

そして25年後半からは、ロシアの製油所、そして石油・石油製品の積み出し港が頻繁に攻撃されるようになった。それはサンクト・ペテルブルクの石油積み出し施設、黒海沿岸のトゥアプセの製油所と積み出し施設、モスクワから東へ1200キロ弱もの内陸のペルミにある製油所、同1700キロのチュメニ州にある製油所にまで及ぶ。こんな長距離をよく飛べるものだと思うが、ラジコン飛行機と同じでそれほど燃料を食わないので(一部はドイツ製のロータリー・エンジンも使用)ガソリン・エンジンで十分飛べるそうだ。

こうしてショイグ前国防相が言ったように、「今やロシアのどの地域も、ウクライナの攻撃を免れない」時代になった。皮肉なことに、これまでウクライナによるロシア領内攻撃を止めていたトランプが、一向に進まない停戦交渉に業を煮やしてウクライナ戦争から手を引いたので、ウクライナは今やロシア領内での作戦を恣に強化している。

6月3日、サンクト・ペテルブルクで開かれた年恒例の「世界経済フォーラム」では、飛来するドローンで空港が何度も閉鎖されたし、会場の海を隔てた対岸の石油積み出し基地からは攻撃を受けての黒煙が空を覆った。皮肉なことに会場では、地元のレニングラード州知事ドロズデンコが、「わが州はドローンの生産中心地でありまして」と宣伝をする一幕もあった。

これまで戦争に動員されることなく、戦争景気をただエンジョイしてきたモスクワやサンクト・ペテルブルク等大都市の住民は今や、戦争を身近に感ずることとなった。太平洋戦争で、米軍機の爆撃が始まって初めて、日本人が戦争を身近に感じたのとよく似ている。

トランプは支援しなくても、米議会・企業は助ける

米国政府はこれまで、大規模なウクライナ支援を続けてきた。それはウクライナの財政赤字の30~40%を埋めるものだったし、緒戦でロシアの戦車の大半を破壊した「携帯ミサイル」ジャベリンを大量に提供したのも米国である。これを、トランプは止めたと称する。

しかし実態は、無償供与を止めただけで、財政支援のための融資は続けられる。米国下院は6月末、80億ドルの融資をウクライナに行う法案を可決している。また上院は、2027年の国防予算にウクライナへの諜報・情報面での支援継続を盛り込んでいる。これは、人工衛星によって収集したロシア側の情報をウクライナに提供することなどを意味する。

加えて、米国の民間企業が自分の宣伝、あるいは実際の利益を求めてウクライナに協力している。イーロン・マスクのSpaceXは戦争の当初から、自社の衛星通信システムのスターリンクをウクライナ軍に無料で提供している。ロシア軍もアンテナをヤミ市場で手に入れてこれを盗用するようになったが、この2月、SpaceX はロシア軍は使えないように案配してしまい、戦場のロシア軍は狼狽している。

プーチンはRassvetという衛星通信システムをロシアは開発していると豪語しているが、23日、クレムリンに呼んで対話した軍人たちには相手にされていない。こうしたシステムを展開するには200程度の衛星を打ち上げるのが必要なのに、まだ15しか打ちあがっておらず、しかもそのうち1つは不良品で、打ち上げて僅か2カ月余で墜落する始末(The Times 、6月24日)。

軌道放出を待つスターリンクの衛星群 by Starlink

そしてドローンでも、戦争の当初からPerennial Autonomy社のエリック・シュミット社長がウクライナに出入りして、AIつきドローン、Hornetを提供してきた(The Times、6月24日)。これは50キロの爆薬を抱えて中距離を飛ぶもの。原価は5000ドル。たとえロシア側による電波撹乱で本部との交信を妨げられても、搭載したAIで敵の標的までたどり着く。

同社はさらに、Meropsという迎撃ドローンを開発し、ウクライナで数千発のロシアからのドローン(イラン製シャヘドのライセンス生産である)を破壊した。同社はこの成果をひっさげて、このほど米国防省から5億ドルの調達契約を得ている(The Times 、6月24日)。

世界のブランド、ウクライナのドローン

そしてウクライナのドローンは世界市場にも登場することとなる。イラン戦争が始まって、イランからミサイル・ドローン攻撃を受けたサウジ・アラビア、アラブ首長国連邦、カタールといった国々は、米国から供与されていた迎撃ミサイルを短期間に費消してしまう。補充をしようにも、米国での生産体制がそれに全く追い付かない。

そこで湾岸のサウジ・アラビア、アラブ首長国連邦は3月下旬、ゼレンスキー大統領を招致して協力協定を締結。ウクライナ製ドローンを購入し、操作・保持要員の派遣も受けることとなった。ウクライナのドローン企業は、日本での入札にも参加して、1億円強の受注を勝ち取っている(Seizo Trend他、5月9日)。

開発中のウクライナの戦闘用ドローン by Gettyimages

ウクライナのドローン、AIで別次元へ

ドローンはそれぞれに操縦手がつく。運べる爆薬は長距離の場合、5キロ程度がせいぜいだ。これに爆撃並みの威力を与えようと思ったら、束(swarm 群れ)にしないといけない。数百(5キロの爆薬が200集まると1トン爆弾になる)のドローンが、至近距離で猛烈なスピードで泳ぎながら絶対にぶつからない魚群のようなシステムを作るのだ。米国国防省にDARPA(国防高等研究計画局)という、通常とは外れた奇抜なアイデアによる兵器を開発する部署があるが、ここは早くからドローンのSwarm技術を確立することを目標としていた。これが今、実用に供されつつある。

2022年2月の北京では、無数のドローンが北京の夜空に現れて、自由自在に空中無人マスゲームを繰り広げたのを覚えている人も多いだろう。あれがドローンのSwarm技術で、中国もこれを開発したのだ。

中国、スウォーム・ドローンによって夜空に描かれた絵 by Gettyimages

ドローンをシステムにすることでは、米国のパランティア・テクノロジー社が知られている。これは2003年、アレックス・カープなどがCIA系のベンチャー・ファンドIn-Q-Telの資金で立ち上げた企業。衛星や地表での情報収集で敵の標的所在地を調べ上げ、敵のレーダー網の有効地域と組み合わせて、最適の攻撃ルートを算出し、Mavenと呼ぶシステムに統合する。今回イラン戦争では、このMavenが活躍して、イランの標的多数を瞬時に無力化した。

アレックス・カープはウクライナ戦争当初の2022年6月にはキーウを訪問してゼレンスキーと会談しており、この時からロシア側の情報を収集し始めたのだろう。2024年4月5日付のワシントン・ポストは、「パランティア社は、ロシアの撹乱電波の分布を把握したので、これをくぐって目標に至ることのできるルートを瞬時に示すことができるシステムを構築した」と報じている。つまりウクライナは、クリック1回で、ドローンの群れがロシアのどの標的にでも、最適の、安全なルートを通って飛行。標的付近で群れを形成して一つの矢のように標的につっこむ。そういうことができるようになったのだ。

ロシアはドローンで後れている。そもそも今回の戦争では中国やイランのドローンを輸入、ライセンス生産して使っている。そしてウクライナ領内を叩くには、ミサイルがあるから長距離ドローンは不要、と思っていたのだろう。問題は、ロシアにウクライナのドローンを探知して撃墜する手段が十分にはないということなのだ。

しかし、ドローンだけでものごとは決まらない

ドローンだけでは戦争は終わらない。ロシアが攻勢に出ている分野もある。東ウクライナでロシアはドネツク州全域の支配を目指して、コンスタンチノフカ(戦争前は人口6万の工業都市)への攻勢を強化している。これまで何回も繰り返された「✖✖の制圧が決定的。✖✖を征圧すればドネツク州全域制圧まで一瀉千里」という局面の繰り返しだ。✖✖の名前は毎年変わるが、結局ドネツク州全域はまだロシアの手に落ちていない。

コンスタンチノフカでは、市南部に押し寄せたロシア軍が数名の単位で北端に潜り込んで「市内のウクライナ軍を包囲した」と称しているに過ぎない。隣の建物まで時には匍匐前進でたどりつき、1日で百米しか進めない時もある(BBC、6月21日)。

他方、クリミアではウクライナ側が優勢になっている。ドローンでロシアの補給路(2ルートしかない)を叩いているから、クリミアは干上がっている。特にガソリンが不足していて、21日、一般向けのガソリン販売は停止されたし、26日には非常事態がクリミア全土に発布されている。

つまりロシア軍はクリミアを防御しきれずにいるのだが、ウクライナにこれ以上できることは少ないだろう。陸上軍を派遣して現地の権力構造を一掃しないと、クリミアを奪還したとは言えない。そしてロシア系の多いクリミアは、簡単に武力制圧できない。兵力の足りないウクライナは、クリミア制圧に大軍を差し向けることはしないだろう。

by Gettyimages

クリミアは、近い将来停戦交渉が行われる場合、ウクライナ南部・東部のロシア軍を撤退させるための交渉の具となるだけだろう。

こうしてウクライナ戦争は、ドネツク州の戦線を軸に、クリミア、ロシア本土へのドローン攻撃の三つ巴の中で進んでいる。

迫る総選挙、そしてプーチンの「砂の器」

これに、ロシアやウクライナの国内事情が変数として更に加わる。プーチンは、国内では停戦の圧力を受けている。9月には総選挙があるのだが、ドローン攻撃で浮足立った世論は、ウクライナへの復讐で燃えるより、60%強が早期停戦を求めている(5月26日、ワシントン・ポスト)。そして最大野党の共産党は、停戦を選挙の主要なスローガンとして掲げ始めた。4月22日議会で、ジュガーノフ党首は、「このまま戦争経済を続けますと、ロシアは1917年の革命のようなことをまた招いてしまうでしょう」と演説している。

by gettyimages

これまでの何度もの難局を強情に突っ張って切り抜けてきたプーチンは、今回も強面で正面突破しようとするだろうか? 例えば新型ミサイルの「オレシニク」(超音速なので、落ちる衝撃だけで隕石のような甚大な被害を与える)でウクライナの重要施設を叩くとか、オデーサ港(今のウクライナにとって唯一の海への出口。穀物・鉄鉱石の重要な積み出し口だ)の施設を小型原爆で一網打尽にして、ウクライナの輸出能力を激減させるとか。

こわいのはプーチンがヒステリー気味にキレることで、側近もそれを心配しているという報道がある。実はプーチンは幼少時にかなりのトラウマを負っていて、周囲が自分に敵対していると思うとキレる可能性があるのである。

2023年5月31日のEconomist誌は巷間のうわさをまとめる形で、次の趣旨を報じた。

<――プーチンの母親は学生時代の一夜の恋で、プーチンを出産。ジョージア人男性と結婚してジョージアに移住。その男性がプーチンを嫌ったため、母親は彼をロシアの両親のもとに送る。しかし両親は自分たちが病弱であることを理由に、プーチンを軍の寄宿学校に入れてしまい、その後母親との音信も切れた――>

これは松本清張の「砂の器」(思い出したくない惨めな過去を持つ男が音楽家として名をはせるが、その過去をあばこうとする者が現れ、彼を殺害するというストーリー)を思わせる話しで、プーチンも実は同情に値する幼少時を送ったのかもしれない。だからと言って、大軍を他国に送って何名もの人間を死に追いやったことは許せるものではないのだが。

トランプが表向き手を引いたことで、ウクライナ戦争、あるいはロシア自身、世界の中での重みを失ってきた。好調に見えたロシア経済も、2026年第一四半期はマイナス成長に沈み、財政赤字は予測を超えるテンポで膨らんでいる。軍事費の増大で、他分野、そして地方への予算が圧迫されている。

筆者が何度も書いているように、プーチンが早期停戦を実現して大統領職を任期前に退き、国家評議会議長として黒幕支配に転ずる等の奇手を取るのが一番無難なのだろうが、9月の総選挙まではもう時間がない。おそらく、何をどうしていいか、上層部で意見がまとまらないうちに時間ばかりが無益に進んでいるという、最悪のパターンなのかもしれない。

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『停戦は「次の戦争」の準備期間、60日間で動き出す米・イスラエル・イラン3軍の再編 政治が止まる間に軍事は前へ進む:各軍が弱点補強を競う「60日停戦」の本質を読み解く』(7/1JBプレス 福山隆)について

7/2The Gateway Pundit<Courtroom Battles: Trump’s Wins Against the Deep State=法廷闘争:トランプ氏のディープステートに対する勝利>

トランプは世界の左翼を叩き潰してほしい。

マイク・ロバートソンによるゲスト投稿

伝統的に、6月は最高裁判所の会期におけるクライマックスとなる時期です。この時期に、裁判官たちは最も重要な判決を下します。これらの判決は、今後何年にもわたって米国の生活を形作るものとなるのです。

トランプ政権にとって、今年の6月は、女性スポーツの保護から行政国家の無責任な権力の解体まで、常識的な改革を阻止しようとする既得権益層との激しい戦いの新たな局面となった。

現在の最高裁判所の構成は、保守派が6対3で明らかに優位に立っている。ジョン・ロバーツ最高裁判事、クラレンス・トーマス判事、サミュエル・アリート判事は、トランプ大統領以前に共和党の大統領によって任命された。

ニール・ゴーサッチ判事、ブレット・カバノー判事、エイミー・コニー・バレット判事はトランプ政権1期目に就任した。リベラル派は、ソニア・ソトマイヨール判事とエレナ・ケーガン判事(いずれもオバマ政権任命)、そしてケタンジ・ブラウン・ジャクソン判事(バイデン政権任命)で構成されている。

この連携は、左派の組織的な抵抗が依然として激しい中で、政権の政策課題にとって意義深い進展をもたらした。

常識的な勝利

裁判所は、トランプ氏の優先事項の中核をなす2つの分野で明確な勝利を収めた。

まず、リトル対ヘコックス事件ウェストバージニア州対BPJ事件において、最高裁判所は、生物学的に男性である者が女子スポーツに参加することを禁じる州法を支持した。これらの判決は、教育における性差別禁止法第9条および平等保護条項が、学校が生物学的性別に基づいて別々のチームを維持することを認めていることを確認した。

これは、男性が女性の競技を支配し、少女や女性が苦労して勝ち取った機会を奪ってきたジェンダーイデオロギーに対する直接的な批判だった。トランプ氏は以前からこうした政策を不公平で危険だと批判しており、最高裁もスポーツにおいて生物学的要因が依然として重要であるという見解に同意した。

第二に、そしてさらに構造的に重要な点として、最高裁はトランプ対スローター事件において、大統領は連邦取引委員会などの独立機関の委員を、議会が数十年にわたって課してきた「正当な理由」による解任制限なしに解任できるとの判決を下した。ロバーツ最高裁長官の多数意見は、これらの保護措置は権力分立と単一の行政権と相容れないとして、これを無効とした。

何世代にもわたって初めて、大統領は行政機関を恒久的で責任を問われない第四の政府機関として傍観するのではなく、実際にその責任を追及できるようになった。これは、ディープステートに対する根本的な勝利である。

ディープステートの一時的な成功

すべての判決が政権の意向に沿ったものだったわけではない。トランプバーバラ事件では、最高裁は、憲法修正第14条に基づく出生地主義による市民権は、不法滞在者や一時滞在者の子供には自動的に適用されないことを明確にした大統領令を無効とした。

6対3の判決は、数十年にわたる連鎖移民と人口構成の変化を促してきた拡大解釈を維持した。クラレンス・トーマス判事は鋭い反対意見を述べたが、多数派はこの主権の中核問題に関する長年の判例を見直すことを拒否した。

関連する動きの中で、連邦準備制度理事会(FRB)理事のリサ・クック氏の解任を巡っては、より小規模な挫折があった。最高裁は、政権によるクック氏の解任要請を直ちに認めることを拒否し、より広範なスローター判決によって大統領の解任権限が他の分野で拡大する中でも、FRBの権限をある程度維持した。

これらの損失は確かに存在したが、行政機関の責任体制における構造的な成果や、女子スポーツにおける文化的な勝利に比べれば、ごくわずかなものだった。

トランプ大統領の2期目は、多くの人が予想していた以上に、行政国家に対する大きな進展をもたらした。スローター判決だけでも、権力バランスは選挙で選ばれた大統領へと戻り、特権的な官僚層から遠ざかることになる。

今回のスポーツに関する判決は、基本的な公平性を回復し、女性アスリートをイデオロギーによる支配から守るものです。これらは単なる象徴的な行為ではなく、説明責任から大きく逸脱していた組織に対する民主的な統制を回復するための具体的な一歩です。

出生地主義による市民権獲得の失敗は、一部の闘いは終結させるために立法や憲法改正を必要とすることを示している。ディープステートは容易には屈服しない。しかし、方向性は明白だ。最高裁判所はもはや、有権者が選出した行政府から恒久的な政府を無条件に守ることはなくなったのだ。

トランプ政権の今期の法廷での実績は、確かな勢いを示している。戦いは続いているが、政権は今後何年も影響を与えるであろう重要な局面で勝利を収めている。常識が前進しているのだ。それに反対する勢力は守勢に立たされている。これは紛れもない進歩である。 

マイク・ロバートソンは、米国の国内・外交政策アナリスト兼コメンテーターであり、「アメリカ・ファースト」の提唱者でもある。30年以上にわたり、治安の悪い地域で法執行官として勤務した経験を持つ。政治、文化、そして立憲政治の回復に向けた闘いについて執筆している。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/courtroom-battles-trumps-wins-against-deep-state/

https://x.com/ConstitustionX/status/2072298092410589189/video/1

7/2Rasmussen Reports<Data Centers: ‘Not in My Backyard,’ Most Voters Say=データセンター:「自分の家の裏庭には建てないでほしい」と大多数の有権者が回答>

巨大なデータセンターは、大多数の有権者にとって近隣住民として歓迎されるものではないが、同時に、議会がこの問題に介入することも望んでいない。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の39%が地域へのデータセンター建設案を支持しており、そのうち15%は強く支持している。一方、52%は地域へのデータセンター建設に反対しており、そのうち35%は強く反対している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/data_centers_not_in_my_backyard_most_voters_say?utm_campaign=RR07022026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/Rasmussen_Poll/status/2072713810503172346/video/2

7/3阿波羅新聞網<川普“罢工”! —川普放话:不签任何法案,直到它通过=トランプが「ストライキ」を宣言! — 「これが可決されるまで、いかなる法案にも署名しない」と明言>

トランプは、「SAVE法案」(米国有権者資格保護法:Safeguard American Voter Eligibility Act)が可決されるまでは、いかなる法案にも署名しないと宣言した。

しかし、この姿勢の背後には、米国政治における極めて重要な「梃子(動かす力)」が存在する。

その梃子とは「フィリバスター(議事妨害)」で、具体的には上院における「60票」というハードルである。

ワシントンにおいて、大統領が手にするペンは、実際には神のような力を持っているわけではない。

権力の真の「ゲート」は上院にある。

米国には200年来のルールがある:通常の法案が最終採決に至るには、まず討論を打ち切る(クロージャー/討論終結動議を成立させる)ために60票を確保しなければならない、というものである。

つまり、上院で多数派を占めていたとしても、60票に届かなければ、少数派が遅延戦術によって事実上法案を葬り去ることができる。

だからこそ、大多数の法案は「雷鳴ばかりで雨が降らない(大騒ぎする割に成果がない)」状態となり、結局は可決に至らない。

しかし今回、トランプは自らのカードをすべてテーブルにさらけ出した。

彼はこう述べた。「上院の共和党議員には、直ちにフィリバスターを廃止してもらいたい」。

その発言がもたらす影響は、当該法案そのものの重要性をはるかに超えるものである。

もしその「60票」というハードルが完全に撤廃されれば、米国の立法ペースは「熱狂的モード)」へと突入することになる。

SAVE法案は、単なる「最初の一枚のドミノ」に過ぎない。

トランプ自身がこう語った通りである。「廃止さえすれば、SAVE法案を即座に可決できるし、他にも何百もの法案を通せる。皆で腰を据えて一日中採決を行えば、すべてを成し遂げられる」。

これは何を意味するのか?

それは、少数党の拒否権がゼロになることを意味する。米国政治は「交渉と妥協」のシステムから、徹底した「勝者総取り(ウィナー・テイク・オール)」のモデルへと移行する。

効率性は最大化されるが、党派間の権力交代に伴う破壊的な可能性もまた、指数関数的に増大することになる。

(動画のスクリーンショット)

しかし、ゲームのルールを変えるというのは、決して容易なことではない。

トランプは動画の中で、厳しい現実についても語りました。「残念ながら、我々の陣営内にも、それに賛成票を投じないであろう上院議員が5、6人はいるだろう」と。

これこそが、まさに米国政治の興味深い点である。

世間が個別の政策をめぐる争いに目を奪われている間、真の「トップレベルのプレーヤー」たちは常に、ゲームの根本的なルールを書き換えるための権力を巡って戦っている。ルールが変われば、ゲームそのものが変わってしまうからである。

不正選挙が起きないようにしてから、フィリバスターは廃止すればよい。野党が強いのは問題。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403443.html

7/3阿波羅新聞網<太震撼!我们知道的几乎全是错的—热文:权力的缰绳=衝撃の事実!我々の認識はほぼ間違っていた――ネットで拡散された記事:「権力の手綱」>

中国のQ&Aサイト「知乎」に、こんな問いかけがあった:「なぜ中国は統一に向かう傾向があり、西側は分断に向かう傾向があるのか​​?」 その答えはこうである:「EU市民はEU域内であれば、1. 就労ビザなしで働ける、2. 居住許可証なしで家を借りられる、3. 戸籍なしで家を買える……。これらの後で、『分断』がどうしたって?」 後にはどんなものがあるのか?かつては深圳を訪れるだけでも特別な通行証が必要だったし、今でも「戸籍」の冊子が存在し、居住地以外の省での就学など、容易にはできないことが数多くある。私が思うに、「EUこそが真の統一を体現しており、分断されているのは我々の方だ」ということである。深く考えてみると、歴史の教科書で教わった視点のほとんどが間違っていることに気づかされる。

易姓革命を伝統とする中国の歴史書は“假”(ニセモノ)に決まっている。南京事件もなかった。日本人は自分で調べず、左翼メデイアの言いなりになる人が多い。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403467.html

7/3阿波羅新聞網<中共61419部队浮出!背后主使惊天大案?—日媒:中国留学生曾邮寄日本U盘给中共军方=中共の「61419部隊」が浮上!大規模事件の黒幕か?――日本メディア:中国人留学生が日本のUSBメモリを中共軍へ郵送>

10年前、日本にいた中国人留学生が、中共軍の依頼を受けてAmazonで日本のUSBメモリを購入し、中国へ郵送した。

7/2(木)、日本経済新聞は、自衛隊のコンピュータに感染した中国関連のUSBウイルス発見に関連する新たな手がかりについて報じた。

同紙によると、マルウェアに感染したUSBメモリを用いた日本国内での新たな攻撃は、中共の軍と関連のあるサイバー攻撃集団「Tick(ティック)」によるものとされている。USBウイルスや通信ログなどの証拠に基づき、警察庁はこの集団が関与していると断定した。

捜査関係者の話として同紙が伝えたところによれば、警視庁は2017年、ある中国人留学生への事情聴取の過程で、中共軍と当該USBメモリとの関連の可能性に気づいた。この留学生は、サイバー攻撃に利用された日本のサーバーに関連する利用者リストに名前が挙がったことから、警視庁の捜査対象となった。

2016年から2017年にかけて、日本のサーバーがハッカーによって悪用され、三菱電機や宇宙航空研究開発機構(JAXA)を含む約200の企業や機関を標的とした攻撃の踏み台にされた。

警視庁の聴取に対し、この留学生は、中共から指示に従うよう圧力をかけられていたと供述した。

彼はインスタントメッセージアプリを通じて中国当局から指示を受けていた。具体的には、偽名を使ってサーバーを借りたり、日本製のUSBメモリを大量に購入したりするよう命じられた。彼は懸念を抱きつつも指示に従い、Amazonを通じて機器を購入し、中国・青島にある集合住宅へ発送した。

この計画の首謀者を追跡していた捜査当局は、中共軍との関連を発見した。配送先の住所の居住者の親族が、青島に拠点を置く「61419部隊」に所属していた。

この部隊は中国軍のサイバー戦部隊であるとされ、日本や西側の分析官に「Tick」として知られており、中国関連のサイバー諜報集団を指揮していると報じられている。

マルウェアに感染したUSBメモリを用いた日本国内での新たな攻撃は、「Tick」によるものと特定された。USB経由のウイルスや通信ログなどの証拠に基づき、警察庁はこの集団が関与したと結論付けた。

留学生が青島へ発送したUSBメモリは、同集団によって攻撃手法の研究などに使用されたものとみられている。 「Tick」はUSBメモリに加え、日本国内でのみ使用されているセキュリティソフトを標的にし、その学生に購入を指示した。

学生は偽名を用い、実在しない企業の代理人を装って販売業者に連絡を取った。納品時期を尋ねられた際、彼はソフトの「即時」受け渡しを要求した。業者は、法人登録情報の欠如やフリーメールアドレスの使用を不審に思い、最終的に販売を拒否した。

その後、警視庁の事情聴取を受けた学生は中国へ帰国し、それ以来日本には足を踏み入れていない。

2021年12月、警察は虚偽の身元を使ってソフトを購入しようとした容疑など​​で、彼に対する逮捕状を取った。この学生は、日本に滞在して働くことを長年夢見ていたと言われている。

「これは、中国が一般市民をスパイ活動に利用したケースである可能性が極めて高い」と、捜査関係者は日本経済新聞に語った。「この学生の境遇は実に気の毒なものだ。」

日本の警察幹部は次のように指摘した。「USBメモリは極めて高いセキュリティ意識を要するデバイスだが、あまりにありふれているため、人々はしばしばその危険性を見落としてしまう。それらは社会における「盲点」であり、盲点というのは往々にして攻撃の標的となるものである。」

2017年警察が官庁や企業に注意喚起していれば・・・。この留学生に同情する必要はない。中国で良い処遇を受けているかもしれない。やはり、中国人と見たらスパイと思えというのは正しい。国家情報法が要請しているのだから。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403427.html

7/3阿波羅新聞網<中共养蛊 血洗全球—西方车企是如何失去对中国汽车市场掌控权的?=中共が世界を荒廃させる怪物を育成――欧米の自動車メーカーはいかにして中国市場での主導権を失ったのか?>

WSJの報道によると、中共は巨額の補助金、政策支援、超高速の研究開発モデルを通じて長年にわたり国内自動車メーカーを育成し、最終的に新エネルギー車市場から外国ブランドをほぼ完全に締め出した。フォルクスワーゲンの中国での利益は、かつての50億ドルからわずか6億8400万ドルへと急落し、米国ブランドの市場シェアも半減した。専門家は、中共の自動車メーカーがこのモデルを世界規模で再現しようとしていると警告している。次は欧州が標的になる可能性があり、世界の自動車産業は国家権力が主導する産業戦争に直面している。

日本はダンピング調査し、関税賦課せよ。

https://www.aboluowang.com/2026/0703/2403356.html

【質問:郭文贵事件中,那些与他合作、吹捧他最后被他抛弃的人有谁表示后悔没有You said: 郭文贵事件中,那些与他合作、吹捧他最后被他抛弃的人有谁表示后悔没有?

翻訳:【質問:郭文貴事件に関して、彼と協力し、彼を称賛しながらも最終的に彼に見捨てられた人々の中で、後悔の念を表明した者はいるか?】

福山氏の記事では、軍の立場で言えば、停戦が再戦闘の準備期間と言うのは確かにそうであるが、気づかない人が多いのでは。長年の仇敵だった同士がスンナリ60日間で和解できるとは思えない。ただ再戦闘となると米国はイラン、中共と二正面作戦を強いられる。イランはイスラエルに任せて、中共を睨んで監視しておくことが世界の平和に繋がると思うが・・・。なんせイランとの戦闘で弾薬を相当消費したとの話もある。6/22中共がレアアースの米国への輸出を規制したこともあり、砲弾に使われるタングステンも規制対象になっている。

◎「商務部・海関総署公告 2025 年第 10 号 タングステン、テルル、ビスマス、モリブ デン、インジウム関連品目の輸出管理実施の決定の公布」(2025 年 2 月 4 日)6 【※CISTEC 注;以下「一、両用品目輸出管理リスト掲載品目」中、番号 54~88、679 ~757「管理番号」中「*3」が関連品目)】

停戦期間中は情報機関の行動は制限を受けないというのも初めて知りました。停戦期間中にモサドはヒューミントを活かして、次の標的の情報を集めているのではないか。オールドメデイアの報道はイランや中共に有利な報道が多く、信用できない。裏で動いている所は、彼らはキャッチできない。

記事

中東に展開中の米空母「エイブラハム・リンカーン」から発艦する「F/A-18E」スーパーホーネット(6月10日、米中央軍のサイトより)

停戦は再戦闘への準備である

目次

米国とイランの包括交渉は、ドナルド・トランプ米大統領とイランのマスウード・ペゼシュキアン大統領による戦闘終結に向けた覚書署名(6月17日)を起点に4つの分科会を設置し形式上は立ち上がった。

しかし、この枠組みが機能するには「双方の政治的安定」が前提である。イスラエルによるレバノン空爆とそれに反発したイランのホルムズ海峡再封鎖によって、その前提は協議開始前に崩れた。

6月26日には米中央軍(CENTCOM)が、ホルムズ海峡を通過していたシンガポール船籍の商船がイランの攻撃を受けたことに対応して、イランのミサイル・ドローン保管施設や沿岸レーダー施設を空爆した

さらに6月27日にはイランがパナマ船籍のタンカーをドローンで攻撃したとしてイランの防空拠点やドローン保管施設、通信施設、機雷施設基地などの軍事拠点に空爆を実施したと発表している

分科会は本格稼働に至らず、政治プロセスは大きく停滞した。筆者の経験からみて政治が停滞すると、軍事だけが前へ進む逆転現象が生じやすい。

政治は合意形成という遅い時間軸で動くが、軍事は損耗補填・再配置・監視といった即応の時間軸で動くため、停戦期間は自然と軍事準備に充てられる時間となる。

本稿が軍事(再戦闘準備)に焦点を当てるのは、政治よりも見通しやすく、停戦期の実態を最も端的に示すからである。

ここで重要なのは、今回の停戦構造が「米軍を再投入するハードルを引き上げている」という点である。

いったん大規模戦力を引き揚げた米軍を再投入するハードルは限りなく高い。この「再投入の困難さ」こそが、停戦60日間の軍事的意味を決定づけている。

さらにトランプ政権は交渉を米国とイランの二者枠組みとし、イスラエルのネタニヤフ政権を直接交渉の外に置いた。

こうした状況では、外交成果を得にくくなったイスラエルは、軍事面で成果を示そうとして対ヒズボラ強硬路線へ傾きやすくなる。

ヒズボラは、幹部・装備・兵站の面でIRGCの強い支援・影響下にある武装組織といわれ、イスラエルにとってはイランへの圧力を間接的に高める対象でもあるためだ。

こうして3つの軍は停戦期間を「次の戦争の初期条件を整える時間」として使い始める。政治の空白が軍事を加速させる──これが60日間停戦の本質だと私は見ている。

各軍の動きは、次のように整理できる。

イスラエル:ヒズボラの戦力基盤を削り、北部戦線を恒久的前線へ変質させる。

イラン(IRGC):ヒズボラ損耗の補填、シリア回廊の再構築、ミサイル網の再配置に集中。

米軍(CENTCOM):イラン抑制・イスラエル管理・中国正面維持という「三正面調整」を迫られる。

60日間停戦の軍事的性格

停戦覚書が定めた60日間は、政治的には「交渉期間」と説明されている。 しかし軍事の視点から見れば、停戦とは「休息」ではなく、次の戦争に備える再編と準備の時間といえる。

軍は停戦期間中、損耗の補填、情報収集、部隊再編、作戦計画の更新、兵站の再整備といった共通の作業を進める。問題は、その限られた60日間で各軍が自らの弱点をどこまで補えるかである。

これらの普遍的作業は、3軍が抱える固有の弱点を60日間でどこまで是正できるかという競争へと直結する。

3軍が60日間で是正すべき弱点

(A)イスラエル

・大量ドローン(UAV飽和攻撃):防空網が「数」で押し切られやすい。
・迎撃弾・精密誘導弾の消耗:補充が追いつかず長期戦で火力が低下する。
・予備役依存:動員が続くと社会・経済への負荷が急増する。
・北部戦線の固定化:レバノン国境に戦力を貼り付け続ける必要がある。

(B)イラン・IRGC(革命防衛隊)

・ヒズボラ損耗の補填負担:前線の損失を埋める補給が重くのしかかる。
・シリア回廊の脆弱性:「生命線」がイスラエル空爆で常に寸断される。
・防空網不足:広域を守るには防空資源が絶対的に足りない。
・制裁下の兵站能力:部品・燃料不足で補給の持続性に限界がある。

(C)米軍(CENTCOM)

・遠距離戦争の物理的限界:中東作戦は距離・補給の負担が大きい。
・弾薬消耗の再評価:高強度戦争では想定以上の速度で弾薬が減る。
・同盟国統制の難しさ:イスラエル・湾岸諸国を完全に制御できない。
・二正面作戦リスク:中東と中国正面の同時危機に備える必要がある。

60日間とは、米国、イラン、イスラエルの3軍が「弱点をどこまで潰せるか」を競う時間といっていい。

そして最も積極的に弱点の是正と軍事的成果の拡大を進めているのが、イスラエルである。

イスラエル軍の再編

停戦が「複合戦と戦果拡張」を進めやすくする構造

イスラエルの軍事・諜報組織にとって、停戦は攻撃を完全に止める理由にはならない。むしろイスラエル軍(IDF)とモサドが「複合戦」を進めやすくなる時間である。

停戦合意にはモサドやアマン(軍情報局)の行動を縛る文言がなく、諜報活動は対象外である。

モサドは情報収集だけでなく破壊工作・標的攻撃も担うため、停戦は「諜報戦を最大化する時間」となる。

この期間に得た標的情報が、IDFの戦果拡張(IRGCの前線代理部隊であるヒズボラの戦力基盤を体系的に削る作戦)を支えている。

1 北部戦線の恒久化

国連決議1701が前提としたリタニ川以南のバッファーゾーンは、ヒズボラの前進配置で事実上崩壊した。

(編集部注:国連決議1701は2006年に安保理で採択され、イスラエルとレバノン国境からルタニ川に至る部分を緩衝地帯とし、国連軍とレバノン正規軍以外の駐留や軍事行動を認めないというもの)

IDFは国境線沿いを恒久的な軍事展開エリアとし、住民避難・軍事拠点化・常時監視・限定攻撃を組み合わせて、数キロ北方にヒズボラが戻れない「排除ゾーン」を固定化しようとしている。

これはIRGCの代理部隊であるヒズボラの活動空間を削り、国境線を「実効支配線」として押し上げる作業である。

2 国境線の再設計

ブルーラインは、2000年のイスラエル撤退時に国連が技術的に引いた「暫定国境線」であり、「最終的な国境」ではなく状況次第で動き得る線である。

米国とイランの停戦期間は、イスラエルとヒズボラが「どこまで実効支配できるか」を競う時間となるとみられる。

イスラエルは国境線そのものを動かすのではなく、前方にどれだけ「安全空間(排除ゾーン)」を確保できるかを重視している。この積み上げが停戦後の国境交渉に影響し、結果として国境線が動く可能性も生まれる。

3 ヒズボラ弱体化の最大化と「静かな戦争」

IDFは停戦中もUAV監視・電子戦・サイバーを継続し、イランからの補給を断つためシリア回廊の車列・倉庫への空爆を続ける可能性が高い。

モサドはHUMINT(人間に対する諜報活動)・SIGINT(電子信号の傍受などによる諜報活動)・偽装補給線の識別、重要人物の排除などを担い、軍と連携して「静かな戦争」を進める。

一方、ネタニヤフ政権はイラン攻撃の核心目標だった「政権交代」に失敗し、米国との関係悪化と国内世論の急落で政治基盤が弱体化した。

最近の報道ではイラン戦争を「勝利」と評価する国民は1割ほどで、総選挙を前に求心力は低下しているとされる。

この政治的脆弱性は、IDFの「戦果拡張」に対する文民統制を弱める可能性があると私はみている。

イラン軍・IRGCの再編

前方防衛線(ヒズボラ)の再構築

イランにとってヒズボラは「前方防衛線」であり、幹部・装備・兵站の面でIRGCの強い支援・影響下にある武装組織といわれる。その再編は革命防衛隊(IRGC)の戦略そのものを反映する。

そこで、ここではIRGCそのものではなくヒズボラに焦点を当てる。

IRGC=設計者、ヒズボラ=実働部隊、イラン国家=最終責任者という3層構造の中で、前線の変化こそがイランの安全保障構造の実態を最も端的に示すためである。

ヒズボラの補給・ミサイル・地下網・前方防衛線の再構築は、いずれもIRGCの戦略を最前線で具体化する行為であり、両者の再編は「一体の戦略」として進むとみられる。

以下は私の分析である。

1 補給ルートの再構築

イスラエルの空爆でシリア回廊や空港が脆弱化したため、ヒズボラはIRGCの指導下で補給網の分散化に動き、細い代替ルートの併用、倉庫の小規模分散、輸送・通信の偽装強化が進むだろう。

2 ミサイル網の再配置

推計15万発規模のミサイルは大半が温存されているとみられ、短射程は南部、中距離はベッカー高原、長射程はシリア側へと「射程階層」を再構築し始め、生存性を高めるだろう。

3 地下網・指揮統制の再整備

IRGCが構築した地下網は、ヒズボラにより修復・延伸される可能性が高いとみられる。指揮所は分散化し、通信は秘匿化され、UAV観測との連携も強化されていくだろう。

4 前方防衛線の再固定化

ヒズボラは国境線沿いの恒久展開と「イスラエル排除ゾーン」の維持により、国境線に近づき、実効支配線をイスラエル側へ押し出そうとするとみられる。

これは「イラン本土をレバノン南部で守る」という前方防衛戦略の再構築である。

米軍(CENTCOM)の再編

政治と軍事の摩擦、そして「遠距離戦争の限界」

米軍は、太平洋・大西洋を越えて1万キロ離れた戦場に介入する構造を持つ。ホワイトハウスの決定は急で、国防総省は作戦準備や唐突な政策変更への追随を強いられる。

この政治的摩擦と地理的制約を踏まえれば、CENTCOMが停戦期間中に「再戦闘準備」を整えることは構造的に困難である。

そして冒頭で述べたとおり、今回の停戦は「米軍を再投入するハードルが高い」という前提を伴う。

以下では、その限界を4つの視点から整理する。

1 遠距離戦争の物理的限界

 米軍は、本土から1万キロ離れた戦場に戦力を送り込むという根本的制約を抱える。 補給線は長大で、前線の消耗に即応できず、部隊ローテーションも遅れる。

さらにイラン・レバノン戦域はA2/AD(接近阻止・領域拒否)環境が強く、展開そのものがリスクを伴う。この「距離の壁」が、再戦闘準備を最も困難にする。

2 国防総省の苦悩:政治の要求と軍事現実のギャップ

停戦期間中、CENTCOMが直面するのは、「政治のスピード」と「軍事の現実」のギャップである。

軍事作戦は本来、兵站・ローテーション・同盟国調整・情報評価を経て成立するが、政治はしばしば即時の成果を求める。この「政治と軍事の摩擦」が、再戦闘準備を著しく難しくしている。

3 二正面作戦の恐怖:中国正面が薄くなるという悪夢

米軍が中東に戦力を割けば、インド太平洋正面が薄くなる。

空母打撃群、爆撃機、情報収集や監視を行うための装備やシステムであるISR(Intelligence, Surveillance, Reconnaissance)資産、弾薬備蓄、迅速展開旅団などは有限であり、どこかに出せばどこかが手薄になる。

中国は米軍が中東に引き寄せられる瞬間を「戦略的チャンス」と見なす。つまり、中東での戦争準備=中国正面のリスク増大という「戦力の綱引き」が、米軍の最大の弱点として常に存在する。

4 「抑止力の演出」としての再編:軍事と政治の二重構造

米軍の再編は、軍事合理性だけでなく、 政治的メッセージとしての側面も持つ。

・空母を動かす
・爆撃機を展開する
・司令部を前方配置する

これらはすべて、 「イランよ、これ以上動くな」 という「抑止力の演出」である。しかしここで、 米イスラエル間の戦略的ズレが浮上する。

トランプ政権:早期終戦・中東からの撤収を望む
ネタニヤフ政権:軍事圧力を継続し、軍事的成果の拡大を狙う

このズレが、停戦60日間の不安定性をさらに増幅させる。

つまり米軍の再編は、 軍事合理性 × 政治的演出 × 同盟国の思惑が複雑に絡み合う「多層構造」として理解する必要がある。

60日後に何が起きるか

政治ではなく「軍事的必然」

政治的予測は難しい。しかし軍事の視点から見れば、60日間の再編が進むほど、イスラエル、イラン、米軍はいずれも「再戦可能状態」に近づいていく。

BBCの分析記事によれば、今回の停戦は「イスラエルにとっての戦略的敗北」とみる見方も示されている。この評価が正しければ、イスラエル側には停戦をそのまま受け入れず、北部戦線で戦果を積み増そうとする誘因が残る。

イスラエルでは、ネタニヤフ政権の政治的弱体化が文民統制に影響を及ぼし、軍事行動が政治判断を先取りする危険性もある。

イスラエルは軍事的成果の拡大を進め、イランは前方防衛線を立て直し、米軍は二正面作戦の恐怖と向き合う。そして、ネタニヤフ政権の政治的弱体化は、停戦後の戦略環境をさらに不安定化させる。

覚書の60日間は、表向きには「交渉期間」でありながら、内側では「次の戦争の地図」が静かに描かれている。

その地図を読み解くことこそ、日本を含む周辺諸国が自らの安全保障を考えるための前提である。

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『インド製造業は「世界の工場」になれるのか?プネで見えた成長の4条件と克服すべき3つの課題 チャイナプラスワン、巨大市場、IT人材…安価な労働力から高度製造業への転換という勝ち筋の現実味』(6/30JBプレス 山中俊之)について

7/1The Gateway Pundit<JUST IN: Ex CIA Director John Brennan Sues Trump Administration Over Russiagate Probe – Lawsuit Assigned to Anti-Trump Judge Jia Cobb=速報:元CIA長官ジョン・ブレナン氏、ロシア疑惑捜査を巡りトランプ政権を提訴 ― 訴訟は反トランプ派の判事ジア・コブ氏が担当>

ジョン・ブレナンは悪意を持って、トランプのロシアゲートを広めた張本人では。左翼判事に縋るしかないのかもしれませんが、司法省をやる気にするだけ。ロシアゲートの証拠が開示されていく。

元CIA長官のジョン・ブレナン氏は水曜日、司法省による自身に対する刑事捜査をめぐり、トランプ大統領、司法省、および政権高官らを相手取って訴訟を起こした。

ブレナン氏は、自身が「悪意を持って捜査と訴追の対象に選ばれた」と主張し、コロンビア特別区連邦地方裁判所に訴訟を起こした。

彼は、WH、司法省、国家情報長官室(ODNI)、およびCIAに対し、「ブレナン長官が将来提起する可能性のある刑事告発に対する法的および憲法上の異議申し立てに関連する可能性のある資料および通信を保存する」よう求める裁判所命令を求めている。

この訴訟は、バイデン氏が任命した極左派の判事、ジア・コブ氏に割り当てられた。コブ氏は以前、連邦準備制度理事会のリサ・クック理事によるトランプ政権に対する訴訟を監督し、トランプ政権が「米国民を侵略から守る」という大統領令に基づいて不法移民の強制送還を迅速化することを阻止し、ワシントンDCへの州兵の派遣を阻止した。

「現政権は、大統領の敵対者とみなした人物を罰するために、刑事手続きと訴追を利用するという方針を採用してきた」と、46ページに及ぶ訴状は始まる。「このような背景のもと、元中央情報局長官のジョン・O・ブレナン氏(以下「原告」または「ブレナン長官」)は、報復的な捜査と訴追の対象として標的にされている。」

さらに、同報告書は、連邦準備制度理事会の元議長ジェローム・パウエル氏に対する捜査や、ミネソタ州当局者に対する現在進行中の捜査にも言及し、「この件においても、報復行為の証拠は圧倒的である」と主張している。

「トランプ大統領は長年にわたり、ブレナン長官を非難し、訴追を求めてきた」と声明には記されている。「こうした強い報復の兆候を踏まえ、ブレナン長官は、憲法違反の報復的かつ選択的な訴追の結果であるとして、最終的な起訴を断固として争うつもりである。」

この訴訟では、ロシアゲート陰謀事件に関する大規模な陰謀捜査を含む、現在進行中の2つの連邦捜査が挙げられているもう1つの捜査は、ブレナン氏が2023年に下院司法委員会で、ロシアによる選挙干渉に関する情報機関評価(ICA)に未検証のスティール文書を含めることに反対したと宣誓供述したことが虚偽であったかどうかを問うものである。

「司法省の職員は、これらの『刑事告発』という空虚な土台の上に起訴可能な事件を構築しようとする過程で、様々な不適切な行為に及んだ」と、ブレナンの弁護士は主張している。

「これらの活動には、ブレナン長官の有罪を確信していることを示す声明の発表、連邦刑事訴訟規則6(e)に明らかに違反して、進行中の大陪審捜査に関連する事項を開示する声明の発表、大統領の報復政策を推進するために刑事手続きを利用することに抵抗したキャリア検察官を解任または左遷したこと、十分に従順な連邦検事を見つけるために捜査を連邦地方裁判所から連邦地方裁判所に移すことで明らかに裁判所選びを行ったこと、そして明らかに裁判官選びを行ったことなどが含まれる。」

「捜査の有無についてはコメントできないが、ジョン・ブレナンが誰かを『報復キャンペーン』だと非難するのは実に厚かましい」と司法省の報道官はCBSへの声明で述べた。

ザ・ゲートウェイ・パンディットが報じたように、訴訟で名前が挙がっているトッド・ブランシュ司法長官代行は最近フォックスニュースで捜査について語り、「数百件の召喚状」と「数百人の証人」がいるため、この訴訟は楽勝だと示唆した。

「我々は非常に憂慮すべき事実をいくつか発見しており、適切な時期にそれが公表され、米国民はこの10年間、この政権とトランプ大統領に何が起こったのかを正確に知ることになるだろう」とブランシュ氏は述べた。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/just-ex-cia-director-john-brennan-sues-trump/

7/1The Gateway Pundit<Alan Dershowitz: The Democrats Are Coming Close to What Socialists Said in 1932 Germany and Stalin’s Russia – The Party Has Already Been Blown Up=アラン・ダーショウィッツ:民主党は1932年のドイツとスターリン時代のロシアで社会主義者が言ったことに近づいている―-党は既に崩壊している>

4/23本ブログに<アラン・ダーショウィッツ氏、67年間所属した民主党を正式に離党し共和党員として登録>の記事を掲載。極左に乗っ取られ、悪を実践する民主党からドンドン離れてほしい。

http://dwellerinkashiwa.net/2026/04/23

民主党は米国民主社会主義者たちにこう言う義務があると思う。「あなたたちは別の政党だ。新しい政党、第三党を結成して、それから立候補すればいい。民主党員として立候補してはいけない。国民を欺いている。国民を誤解させている。自分たちを民主党員と名乗ることで、人々に投票させているが、あなたたちは民主党員ではない。反民主党であり、反民主主義的だ。経済、住宅、その他あらゆるものに対する専制的な統制を支持している。それは民主党ではない。それは社会主義者だ。国民を誤解させてはいけない。」

https://www.youtube.com/watch?v=pbl-fPm15sg

https://www.thegatewaypundit.com/2026/07/alan-dershowitz-democrat-party-has-already-been-blown/

7/1Rasmussen Reports<Trump Approval Index Month-by-Month  Trump Approval Unchanged in June=トランプ大統領の支持率(月別)  トランプ大統領の支持率は6月も横ばい>

トランプ大統領の支持率を日々追跡していると 、日々の変動にばかり気を取られて、全体像を見失ってしまうことがあります。長期的な傾向を把握するために、ラスムセン・レポートは月ごとのデータを集計しており、トランプ大統領の任期中の結果は以下のグラフでご覧いただけます。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/trump_approval_index_month_by_month?utm_campaign=RR07012026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/RapidResponse47/status/2072376780309098803/video/1

https://x.com/TVNewsNow/status/2071930447450223017/video/1

https://x.com/EricLDaugh/status/2072306164302250418/video/1

7/2阿波羅新聞網<名单已定?内部消息:下半年中共大刀将砍向这些人—中共下半年整肃名单曝光 金融业首当其冲=粛清リスト確定か?内部情報:下半期に中共の「粛清の刃」が向けられるのはこの人達――下半期の粛清リストが判明、金融業界が最大の標的に>

第21回中共党大会を控え、来年の指導部人事刷新に向けた粛清が進められている。2026年上半期には、軍、防衛産業、金融業界、地方政府、監察・検査部門にわたり一連の人事異動が行われた。内部関係者が『大紀元時報(The Epoch Times)』に明かしたところによると、上半期はすでに証拠が固められていた地方の高級官僚の粛清が中心だったが、下半期の粛清はさらに激しさを増す見通しだという。対象は金融業界、公的機関、大学、国有資本を含む企業、そして退職した金融当局者にまで拡大するとみられている。

中国では賄賂は社会にビルトインされているから、粛清をいくらしても微々たる量が国庫に返るだけ。大半は海外に逃避させている。政敵潰しもほどほどにしないと人材がいなくなる。

https://www.aboluowang.com/2026/0702/2402735.html

7/2阿波羅新聞網<俄机密文件外泄:中共干这事—消息:俄将军在华接受军训 含三周核武培训=ロシアの機密文書が流出:中共が関与――報道:ロシアの将官らが中国で軍事訓練に参加、核兵器に関する3週間の訓練も>

ロイター通信は水曜日(7/1)、欧州の当局者2名および関連文書を引用し、少なくとも4名のロシアおよび中国(中共)の将官が、中国で実施されたロシア軍の訓練コースに直接参加したと報じた。この訓練には、核兵器に関する3週間のプログラムも含まれていた。ロイターによると、ロシアの機密文書には、ロシアのアンドレイ・ベロウソフ国防相が2025年8月に発令した内部命令が直接言及されていた。この命令は、ロシアの上級将校らが同年に秘密軍事訓練のため中国へ渡航する計画を承認するものだった。ある欧州当局者は、放射性物質・生物・化学兵器(NBC)戦に関する訓練が含まれている点は、どの軍隊にとっても極めて機微な問題であると指摘した。ロシア国防省および中共国防部は、コメントの求めに応じなかった。中共外交部は「そうした主張は全く根拠がない」と述べた。

嘘つき中国人。ロシアは中共の軍門に下った。

https://www.aboluowang.com/2026/0702/2402723.html

7/1阿波羅新聞網<诡异一幕!胡锦涛温家宝朱镕基等历任常委竟如此整齐划一—105党庆诡异一幕!中南海末日气氛藏不住了=異様な光景!胡錦濤、温家宝、朱鎔基ら元政治局常務委員が一斉に姿を見せず――党創立105周年記念式典での異様な光景! 中南海に漂う不穏な空気がもはや隠しきれない事態に>

最も注目を集めたのは、習近平が何を語ったかではなく、誰が姿を見せなかったかという点だった。

中共の慣例として、党創立記念日や国慶節などの主要な行事では、健康状態が許す限り、元政治局常務委員や党の長老、選ばれた「紅二代(革命元勲の子女)」らが公の場に姿を現し、いわゆる「党の団結」を誇示するのが通例である。しかし、6/29夜に開催された記念コン​​サートでは、胡錦濤、温家宝、李瑞環、朱鎔基、呉官正、曽慶紅、兪正声、張徳江、汪洋、王岐山といった元常務委員たちがこぞって欠席し、一人として姿を見せなかった。これほど一斉に「姿を消した」こと自体、極めて異例な政治的シグナルと言える。

アポロネット王篤然評論員は、この異例の事態の背景には少なくとも二つの可能性があると分析した。第一は、習近平が意図的に元常務委員を欠席させた可能性である。世間の注目が党の長老たちに向くのを防ぎ、それによって「核心的指導者」としての自身の地位をより際立たせようとしたという見方である。第二は、一部の長老たちが現在の政治路線を公に支持することに消極的だった可能性である。出席者の顔ぶれから派閥間の亀裂が読み取られるのを避けるため、元常務委員全員をイベントから排除するという決定がなされたのかもしれない。理由が何であれ、真に注目すべきは特定の個人の欠席ではなく、元常務委員「全員」が欠席したという事実である。政治情勢の観察において、一人の欠席は偶然かもしれないが、全員が一斉に欠席することは、往々にして組織的な取り決めや、かつてない重大な政治的変化の兆候を示唆している。

党の長老にはもう政治的力がないが、習の政治に反対の意向を示すために、欠席したのでは。ただ組織的に仕掛けたかどうかは分からない。

https://www.aboluowang.com/2026/0701/2402547.html

7/1阿波羅新聞網<一场比房价下跌更大的危机正在袭来=住宅価格の下落をはるかに上回る危機が迫っている>

アポロネット王篤若の報道:住宅価格の下落をはるかに上回る危機が迫っている!

多くの人が、中国が現在直面している最大の危機は不動産部門にあると考えている。しかし、不動産問題は倒れる最初のドミノに過ぎない。真に深刻かつ不可逆的な危機は、人口動態の危機である。

2025年の中国の出生数は約792万人だった。これは、すべての夫婦に2人目の出産が認められた「全面的な二人っ子政策」が導入された2016年の1786万人から、9年間で1000万人近く減少した数字である。合計特殊出生率は約1.0まで低下しており、これは世代交代を維持するために必要な水準である2.1のわずか半分に過ぎず、中国は世界で最も出生率が低い国・地域の一つとなっている。

01 出生率の低下は、根本的に何を意味するのか?

02 出生数の減少による影響を最初に受けるのは教育分野である。

03 さらに大きな問題は、労働力人口の縮小である。

04 真の危険は、高齢化と低出生率が組み合わさっている点にある。

05 なぜ不動産部門はこれほど大きな打撃を受けたのか?

06 出生率低下の背景には、実は消費の問題がある。

07 中国は「第二の日本」になるのか?

08 より注視すべきは、出生率の背後にある問題である。

09 出生率の低下は、単に子供が減ることを意味するのではなく、未来を失うことを意味する。

中共統治には未来がないということ。政権交代しないとダメ。中国の本当の人口は10億という説もあるから、出生率計算の母数になる女性数(15歳〜49歳)も少なくなり、出生率は上がるかもしれない。

https://www.aboluowang.com/2026/0701/2402493.html

山中氏の記事では、中国とのデカップリングを真剣に考えるなら、インドとの協業も真剣に考えた方が良いのでは。日本は長らく中国に支援をしてきたが、中国人は恩を感じるような人種ではない。自国の利益のためには冤罪でも何でもやって、技術移転を進め、米国を抜いて、世界覇権を握ろうとしている。左翼が牛耳る世界は『1984』そのもの。

インドで一番の問題はカースト。インド憲法はカーストに基づく差別を公式に禁止しているが、紀元前からあった仕組みが、つい最近できた憲法で払拭できるかというと、それはできないと感じる。釈迦牟尼はカーストの差別なく誰でも(男女、在家・出家関係なく)悟りを得られる(後の大乗仏教)ような世界を作りたかったのでは。今、法華経と維摩経の本を読んでいます。

記事

インド・プネの街並み(写真:Andy Hay from UK, CC BY 2.0 , via Wikimedia Commons)

目次

「プネは大学も多く、製造業の拠点として今後も発展していくだろう」

インド・プネで、自動車業界のリーダーと業界の方向性やリーダーシップについて意見交換した際に、インド人管理職はこう発言した。

インド最大の商業都市ムンバイから約200キロ内陸にあるプネは、人口500万人を超える(10年以上正式な人口調査はなされておらず現在の人口は不明)。「インドで一番緑が多い」「インドで一番安全」という人もいる。高度もあることから比較的涼しく、緑も多いことは確かであった。

このような街の特性から、大学や製造業の拠点も多い。「インドのオックスフォード」と呼ばれているのもわかる気がした。

今回、インド人経営者・リーダーとの意見交換の機会を得て、改めて現地の経営者・リーダーがインドの製造業の将来に自信を持っていることが分かった。

この自信は統計でも裏付けられる。インドの製造業は、GDP全体の15-16%程度を占め、毎年約10%という確実な成長を遂げている(インド統計・計画実施省、2022-23年)。

その理由としては、以下の4つがあげられる。私が今回のインド訪問で見聞した事例も含めお伝えしたい。

インド製造業の成長を後押しする4つの要素

第一に、製造業の発展を支えるインフラが整ってきている点である。

長きにわたり、インドでは経済発展のためにはインフラ整備が欠かせないと言われてきた。しかし、インド・モディ政権のインフラ整備の政策によりインドの道路網は637万キロになり、世界2位の規模を誇る(1位はアメリカ)。

特に「ナショナル・ハイウェイ(国道の幹線網)」の総延長は、2014年の9万1287kmから2026年3月時点には14万6572kmへと約61%も延伸するなど整備が急速に進む。また、鉄道の電化もほぼ実現しており、水や電力についても、後述するように、一部の先進的な産業都市では問題ではなくなっている。

私はムンバイからプネに向けて車で移動した。道中のトンネルは片道4車線で、トンネル内の電灯も問題なく整備されていた。片道4車線は日本国内でもごく一部のトンネルに限られる。もちろん、ムンバイ・プネはインド国内でも先進地ではあるものの、インドの道路インフラの整備の進展が実態としてうかがえた。

第二に、「チャイナ・プラス・ワン」のグローバル分散を目指す世界の動きである。

現在、グローバル企業の多くが投資を中国一極から分散しており、インドはその最大の受け皿候補の一つになっている。例えば、台湾の鴻海精密工業はインドで工場を建設し、製造に注力している。

今回の訪問での意見交換でも、インドが世界から工場立地などの投資を呼び込みインド経済をけん引していこうという意気込みを感じることがあった。

第三に、巨大なインド国内市場の存在だ。

2023年に中国を追い抜いたインドは世界最大の人口を誇る。人口規模だけでなく、中間層の拡大が続いており、「輸出+国内消費」の両輪が可能である。

国内消費だけで製造業の相当の成長が見込まれる点は、関税率上昇などの保護主義が起きた場合でも堅調な成長につながりうる。

第四に、 若い労働力の存在だ。

中国より若年人口比率が高く、長期的には労働供給の持続性がある。インドの平均年齢は28歳前後であり、労働人口のボーナス期が続いている。

ただ、自動化が進む現代の製造業において、単なる「安価な労働力」は武器にならない。また、インドでも徐々に出生率が低下している点には注意が必要であろう。

一方で、課題もある。

インドが克服しなければならない3つの課題

第一に、多様な背景の労働者を束ねる工場管理職のリーダーシップ育成だ。

工場労働者は独立心が旺盛である上に、言語や宗教、カーストの違いなどがあるため、労働者の中に分断を呼び込みやすいという面がある。2012年に、マルチ・スズキの工場で暴動・殺害事件が発生したが、背景にはカースト問題への対応に不満があったと言われている。

私が話をしたインド自動車業界の経営者・リーダーはほぼ異口同音に、製造業でのリーダーシップ育成の必要性に言及していた(民族や宗教、カーストについては機微であるため直接の言及はほぼなかったが、これら分断の克服がリーダーシップの重要な機能であることは話の中からうかがえた)。

第二に、工場労働者のスキル向上である。

インドの労働者には、機械の知識があっても実際のオペレーションになるとスキル不足が露呈することがある。インドには、高等職業訓練校(Industrial Training Institute)が全国に多数存在するが、実務に合致していないとの指摘もある。

第三に、部品などの外国依存によるサプライチェーンの弱さである。

中国では、製品の主要工場の周辺に部品工場が立地して、大きな生産の拠点ができている。しかし、インドでは、プネなどのように一定の部品工場が集まっている地域はあるものの、全体としては中国に比べてサプライチェーンが国内で揃っているとは言い難い。そのため、部品や素材を外国からの輸入に頼らざるを得ないことも多い。

高度製造業にシフトしていくインド製造業

インドは世界でどんな立ち位置になるのであろうか。恐らく、IT・AIの強みを活かした「高度製造業」へのシフトになるのではないか。

インド最大の強みは、世界トップクラスのIT人材とデジタルエコシステムだ。これを工場の現場に融合させることで、他国には真似できない差別化が可能になると思われる。インドで強いIT産業と連動した製造業や自動車・製薬などインドの強みと連動した製造業に可能性が見いだせる。

例えば、タタ・モーターズが、IT大手でもあるグループ企業(タタ・コンサルタンシー・サービス:TCSなど)のノウハウをフル活用し、工場の「デジタルツイン(仮想空間へのリアルタイム工場再現)」を構築している点などは一例だ。

また、半導体についても、インドには世界の半導体設計エンジニアの約2割が集まっていると言われる。

かつては電力や水不足から精緻な作業が求められる半導体工場の立地には不向きと言われてきたが、現在では、モディ首相の出身州であるグジャラート州のドレラ(Dholera)やサナンド(Sanand)では、半導体専用の変電所や水処理・排水プラントが整備されており、半導体工場の可能性も高まっている。最先端の設計人材の存在と併せて半導体工場の優位性も高まっていくであろう。

着々と成長しているインドの製造業に目を向けて対応を考えていきたい。

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『日本・フィリピン・台湾の孤立化が狙いか…中国・習近平が活発化させる「東半球取り込み外交」の全貌 「北京のランダム・ウォーカー」第842回』(6/30現代ビジネス 近藤大介)について

6/30The Gateway Pundit<JUST IN: Trump Hosts Election Integrity Hero Tina Peters at the White House After She’s Freed From Prison=速報:トランプ大統領、刑務所から釈放されたばかりの選挙の公正性擁護の英雄ティナ・ピーターズ氏をWHに招く>

米国の不正選挙は民主党と共和党エスタブリッシュメントの合作で運営されている。共和党をトランプ党に変えないと不正はなくならない。

トランプ大統領は火曜日、コロラド州メサ郡の元選挙管理官ティナ・ピーターズ氏をWHに招いた。ピーターズ氏は2022年3月の逮捕から4年以上経った今月初めに釈放された。 

「『ティナを解放せよ!』は、過去2年間、共和党のスローガンとなった」と大統領は彼女の訪問を発表する際に述べた。

ピーターズは、メサ郡の選挙システムに不正アクセスし、ドミニオン社の投票機のパスワードを漏洩したとして告発され、2024年10月に懲役9年の判決を受けた。

しかしピーターズ氏は、自身の事務所がドミニオン社の端末のパスワードを保有していたと主張しており、これは2021年のアリゾナ州選挙監査の際にマリコパ郡がドミニオン社のパスワード提出を求められ、召喚状を受け取った際に、郡が主張して認められた内容と同じである。

ソロス氏の資金援助を受けているコロラド州務長官のジェナ・グリスウォルド氏が、政治的な動機に基づく告発の背後にいた。

コロラド州裁判所の裁判官であるマシュー・バレット判事は、彼女の行為を単に罰しただけではなかった。彼は、彼女の継続的な政治的発言を、保釈を拒否し、彼女を刑務所に留め置く正当な理由として明確に挙げた。

トランプ大統領は火曜日、大統領執務室で撮影した二人の写真とともに、ティナ・ピーターズ氏のWH訪問を発表した。

ティナ・ピーターズもローズガーデンにある大統領の名誉の殿堂の前で撮った自身の写真を投稿し、「史上最高の大統領!」と書き添えた。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/just-trump-hosts-election-integrity-hero-tina-peters/

6/30The Gateway Pundit<Stephen Miller GOES OFF on Supreme Court Justices in Epic Rant Following Birthright Citizenship Ruling (VIDEO)=スティーブン・ミラー氏、出生地主義による市民権判決を受けて最高裁判事らを激しく非難し、喚き散らす(動画あり)>

ロバーツ長官は保守の仮面を被ったリベラル。彼はエプスタインと交流があったと噂があったが・・・。本当かどうかは分からず。

2020/12/18Total News World<【速報】なんと、保守派の連邦最高裁のロバーツ判事は「あのエプスタイン島」に行っていた!?>

http://totalnewsjp.com/2020/12/18/trump-347/

WH顧問のスティーブン・ミラー氏は、最高裁がトランプ大統領の米国領土内で不法移民の両親から生まれた子供に市民権を与えることを禁止する大統領令を無効とする判決を下したことを受け、最高裁判事らを激しく非難した。

米連邦最高裁判所は火曜日、  トランプ大統領の出生地主義に基づく市民権付与に関する大統領令を5対4の判決で無効とした。

ロバーツ最高裁判所長官が多数 意見を執筆した。

「米国で不法滞在者または一時滞在者の両親から生まれた子供は、米国の『管轄権に服する』ものであり、合衆国憲法修正第14条の市民権条項に基づき、出生時に市民権を得る」とロバーツ判事は記した。

ロバーツ判事には、エイミー・コニー・バレット判事、ケーガン判事、ソトマイヤー判事、ジャクソン判事が加わった。

保守派の最高裁判事であるアリト判事とクラレンス・トーマス判事は、出生地主義に基づく市民権判決に激怒し、痛烈な反対意見を表明した。

「黒人は米国人であるゆえに市民権を持つ権利があった。彼らには他に祖国はなく、いかなる外国勢力にも忠誠を誓っておらず、他のいかなる権威にも服従していなかった。彼らは『同じ戦いで戦い、血を流し』、『同じ勝利を勝ち取り、栄光を分かち合い』、他のすべての市民と同様に『戦時中に米国を守るために召集される』可能性があった」とトーマス判事は記した。

トーマス判事は、南北戦争後の再建期における憲法修正条項、特に第14修正条項は、黒人奴隷の子供たちに市民権を与えることを保証するためのものであったと正しく述べた。

「そうすることで、裁判所は、解放された黒人の平等な権利を保障するために制定され、理解されていたはずの修正第14条項の悲しい歴史に新たな一ページを加えることになる。しかし、この条項は、再建会議が支持しなかった政治的な目的のために悪用されてきた」とトーマス判事は付け加えた。

スティーブン・ミラーは火曜日の夜、最高裁判所を激しく非難した。

世界中から、第三世界の国々から人々がやって来ます。彼らは自力では車輪はおろか、現代の技術、医学、ましてや航空旅行さえ発明できなかったでしょう。そんな人たちが、この国に来て、私たち国民が費用を負担する病院で子供を産み、その子供が自動的に市民権を得られるなんて、どういうことですか!」と、スティーブン・ミラーはフォックスニュースのアンカー、ジェシー・ワッターズに語った。

「そして、その赤ちゃんは自動的に市民となり、18歳になると陪審員としてあなたや私、そして私たちの愛する人々を裁くことができ、私たちの市長、知事、大統領を誰にするかを決めることができるのです」とミラー氏は述べた。

「市民権が誰にでも開かれているなら、それは何の意味も持たない!」と彼は付け加えた。

「外国人でいっぱいのクルーズ船が港に1時間停泊しただけで、誰かが赤ちゃんを産むなんて、ありえないでしょう。ジェシー、その赤ちゃんは米国市民ですよ!」とミラーは言った。

「彼らは生涯にわたってあらゆる選挙で投票できる。外国に住みながら、米国市民から生活保護費を受け取ることもできる」と彼は述べた。

「一部の判事は自分たちがすごく賢いと思っているようだが、外国への忠誠心、外国の市民権、外国への義務、その他あらゆる面で外国に属する外国人に適用されるような憲法修正第14条の解釈はあり得ない!」

「あなたの憲法解釈が間違っていることを示すかなり良い手がかりがここにある。もしあなたの判決が、あなたの文明を自滅させることを要求するなら、あなたの憲法解釈は間違っている!」とミラーは付け加えた。

https://rumble.com/v7c2k7m-stephen-miller-blasts-supreme-court-justices-after-birthright-citizenship-r.html

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/stephen-miller-goes-supreme-court-justices-following-birthright/

6/30Rasmussen Reports<Most Voters Reject Tucker Carlson’s ‘I’m Out’ Message=有権者の大多数がタッカー・カールソンの「私は辞める」メッセージを拒否>

ポッドキャストは今や政治的な議論の場として非常に人気が高いが、トップ10に入るポッドキャスターであるタッカー・カールソンの最新の物議を醸すメッセージは、ほとんどの有権者の共感を呼んでいないようだ。

ラスムッセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の40%が少なくとも週に1回は政治系ポッドキャストを視聴または聴取しており、そのうち18%は毎日視聴または聴取していると回答した。また、19%は時々視聴または聴取しているが、38%はほとんど、あるいは全く視聴または聴取していない。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/most_voters_reject_tucker_carlson_s_i_m_out_message?utm_campaign=RR06302026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

キャサリン妃

6/30阿波羅新聞網<北京最怕结果来了!66%美国人视台湾为核心利益美最新民调:近三分之二美国人视台湾安全为重要利益=北京が最も恐れる結果が出た!米国民の66%が台湾を「核心的利益」と認識;最新の米世論調査:3分の2近くが台湾の安全保障を「極めて重要な利益」とみなす>

ロナルド・レーガン大統領財団・研究所が本日(30日)発表した世論調査結果によると、米国民の3分の2近く(約66%)が、台湾の安全保障は米国自身の安全と繁栄にとって極めて重要であると考えていることが明らかになった。また、回答者の8割以上が、中国による脅威に対して深い懸念を表明している。この調査は、米国民の約66%が台湾の安全保障を米国の安全と繁栄にとって「重要」とみなしていることを示している。この見解は党派を超えたものであり、共和党・民主党双方の支持者から幅広い同意を得ている。この世論調査は、米国社会が台湾を戦略的に極めて重要視しており、その安全保障を米国の「核心的利益」の範囲に含める用意があることを浮き彫りにしている。

中国については、両グループ(30歳未満のMAGA共和党員とMAGA共和党員全体)の確固たる過半数が、北京の軍事力増強(66%と85%)、米国技術の窃盗(67%と83%)、米国へのフェンタニル流入における中国の役割(70%と88%)について懸念を共有している。そして台湾についても、両者の意見は一致している。台湾の安全保障は重要だと考えており(65%と77%)、中国が武力で台湾を奪取しようとする試みを懸念している(63%と80%)。両グループ間の隔たりは確かに存在するが、それはMAGA支持者の問題ではなく、年齢の問題である。調査全体を通して、若い米国人は政党に関係なく、外国の脅威に対する懸念が少なく、高齢の米国人よりも意見の主張が弱い。

https://www.reaganfoundation.org/reagan-institute/centers/freedom-democracy/survey/2026-reagan-institute-summer-survey

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2402179.html

6/30阿波羅新聞網<千百度:美参议院宣布中共是“犯罪组织”= 千百度:米上院は中共を「犯罪組織」と宣言>

公開された米議会文書によると、決議案第444号は、中共を「世界の安定と平和に対する重大な脅威となる犯罪組織」と直接的に規定する、極めて数少ない――おそらく史上初の――上院の正式決議の一つである。この動きは、象徴的な重みと戦略的なシグナルの両方を併せ持つ、重要な出来事と言える。

共産主義政党が邪悪でないはずがない。ドンドン世界にアピールを。

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2402001.html

6/30阿波羅新聞網<川普发出最严厉警告:美国最大威胁不是中俄—川普警告:民主社会主义是美国最大威胁=トランプは最も厳しい警告を発す:米国の最大の脅威は中国やロシアではない―トランプは「民主社会主義こそが米国にとって最大の脅威」と警告>

トランプ米大統領は月曜日(6/29)、大統領執務室でメディアに対し、日増しに台頭する「民主社会主義」運動を批判し、それを米国が建国以来直面した「最大の脅威」と位置づけた。同氏は、この政治的潮流は本質的に共産主義であり、全米で急速に拡大していると警告した。トランプは、いわゆる「民主社会主義」とは本質を隠したものに過ぎないと指摘し、「彼らは『社会民主主義者』という言葉を使う。響きが良いからだ。だが、実際に語っているのは共産主義のことなのである」と述べた。彼はさらに踏み込み、この脅威を米国史上における重大な悲劇と比較し、次のように率直に述べた。「これは我が国が直面している最大の脅威であり、おそらく建国以来最も深刻な脅威だろう。第一次・第二次世界大戦、9.11テロ、さらには真珠湾攻撃をも上回るものである」。

トランプの認識は正しい。

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2402176.html

6/30阿波羅新聞網<习近平隐匿财产年底前恐曝光 冲击力超乎想像=習近平の隠し資産、年末までに露呈か、その影響は想像を絶するものに>

米国の情報機関は最近、習近平を含む中共高官の隠された個人資産を詳述する報告書を議会向けに作成中であることを認めた。ベテラン・メディア人の矢板明夫は、これを米国の見事な戦略的動きだと見ている。中共指導部トップの家族の資産が白日の下にさらされれば、「その影響は、いかなる政治的プロパガンダをもはるかに凌ぐものになる」と。

米議会は最近、2026会計年度の「情報活動授権法」を可決した。これにより情報機関は、「中共指導部の資産および腐敗行為」と題された非機密報告書を2026年末までに完成・公開することが義務付けられた。

議会は同報告書において、習近平および他の6人の政治局常務委員の個人資産、金融資産、事業上の利害関係を具体的に列挙するよう求めている。常務委員に加え、米情報機関は中央政治局の全メンバーの隠し資産に関する詳細情報も提供する予定である。

国家情報長官室(ODNI)も、この報告書の作成作業が現在進行中であることを公に認めている。これを受け、日本のベテランジャーナリストであり、インド太平洋戦略シンクタンクの代表を務める矢板明夫はFacebookに次のように投稿した。もし調査結果が事実であれば、中共の最大の政治的神話は完全に打ち砕かれることになるだろう、と。中共は建国以来、労働者、農民、プロレタリアート(無産階級)を代表すると主張し、「共同富裕」を声高に掲げてきて、地主・資本家の打倒をしてきた。しかし、もし最高指導者の家族自身が数十億元もの富を擁する権貴一族であるならば、「プロレタリアートの政党」という看板は、極めて大きな政治的皮肉となってしまう。

以前の報道では、習一家の資産が10億ドルを超える可能性があるとする米情報機関の推定が引用されていた。これらの資産の大部分は習本人名義ではなく、親族や代理人、ペーパーカンパニーなどを通じて保有されていたが、実際の額はさらに巨額であると見られている。

矢板氏は、李克強前首相がかつて「中国には月収1,000元未満の国民が6億人いる」と公言したことに言及した。その数字は数年前のものだが、中国経済が現在低迷していることを踏まえれば、一般市民の生活はさらに困窮していると考えられる。

この計算に基づけば、月収1,000元(年収1万2,000元)の人が50億元を蓄えるには、一銭も使わなかったとしても40万年以上かかることになる。

矢板氏は、40万年前といえば「北京原人」の時代であったと指摘した。つまり、一般の中国国民が最高指導者一家と同等の富を築こうとすれば、北京原人の時代から貯蓄を始めなければ追いつかない計算になる。

矢板氏は、人々が実際に計算を始めれば、「共同富裕」の恩恵を一体誰が受けているのかに気づくはずだと述べた。「独裁体制が最も恐れるのは批判ではなく真実であり、さらに恐れるのは、人々が数字を計算し始めることである」と彼は語った。

矢板氏は、今回の米国の動きを極めて巧みなものだと評価している。かつての議論は民主主義、人権、自由といった概念が中心でしたが、これらは多くの一般市民にとって、自分たちの生活とはかけ離れたものに感じられたかもしれない。「しかし、中共最高指導者一家の資産が白日の下にさらされ、一般の人々が自分の収入とその数字を比較できるようになれば、その影響力はあらゆる政治的プロパガンダをはるかに凌ぐものとなるだろう」

中共は隠蔽や削除で対応する。下々は諦念しかなく、立ち上がることはない。阿Qと同じ。

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2402170.html

近藤氏の記事では、延々と中共と東南アジアや北朝鮮という独裁国家との関係が述べられて、最後にお情けで日比台が出て来るが、突き放した感じ。彼は、日本人として日本を愛する感情も、自由を大事にする気持ちも持ち合わせていない、どちらかと言うと左翼独裁政治が好きなのではと思えてしまう。

パーマストンの「国家には永遠の友人もなければ、永遠の敵もなく、あるのは永遠の国益のみ」の言葉を思い浮かべますが、東南アジアが植民地から独立できたのは、日本が第二次大戦で西洋列強と戦うのを見せたから。東南アジアはもっと歴史を勉強したほうが良い(日本人もですが)。インドネシアのように日本の新幹線のFSやデューデリ調査文書を中共に渡すような商業倫理に悖るような行為を平気でするような国は信用しない方が良い。東南アジアは中共のマネトラかハニトラで篭絡されているとしか思えない。日本は自由を基本的価値観とする国家と仲良くしていけば良い。

記事

東半球の勢力圏を固める

中国がこのところ、積極的な「近隣外交」を展開している。これは、アメリカのドナルド・トランプ政権が、今年に入って「西半球外交」を積極的に展開しているのと呼応した動きと思われる。すなわち、アメリカが西半球の勢力圏作りを固めるなら、中国は東半球の勢力圏作りを固めようというわけだ。

加えて、4年前にロシアがウクライナ戦争を起こしたのに続き、今年に入ってアメリカが、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を転覆。2月以降は、イランの政権転覆を仕掛けている。世界が不穏化していく中で、中国は周辺諸国を、再度しっかり取り込んでおこうという狙いだろう。

発表はされていないが、5月13日~15日にトランプ大統領が訪中した際に、習近平主席と行った米中首脳会談でも、何らかの形で「太平洋二分割論」を話し合った可能性は否定できない。習近平主席がトランプ大統領に提案した米中の「建設的戦略安定関係」も、そうした文脈の中で捉えることができるのではないか。

直近の2ヵ月、すなわち5月と6月の主な「習近平外交」(会談した相手)を整理すると、次のようになる。

5月12日  ブルネイのアルムタデー・ビラ皇太子

12日    ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)のハリード・エル・アナーニ―事務局長

12日    タジキスタンのエマモリ・ラフモン大統領

14、15日 アメリカのドナルド・トランプ大統領

20日    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領

25日    パキスタンのシャバーズ・シャリフ首相

25日    セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領

6月5日   ラオスのトンルン・シースリット国家主席

8日     北朝鮮の金正恩国務委員長(9日まで平壌訪問)

16日    ミャンマーのミン・アウン・フライン大統領

26日    バングラデシュのタリク・ラーマン首相

26日    カンボジアのフン・セン人民党代表(前首相)

このように計12人の首脳らと会談しているが、このうち近隣諸国と言える8人の首脳との会談について、主に中国外交部の資料から見ていきたい。

5月12日、ブルネイのビラ皇太子と習主席(中国外交部HP)

➀ブルネイのアルムタデー・ビラ皇太子(5月12日)

イラン戦争とホルムズ海峡危機が続く中でのブルネイ皇太子の訪中となった。会談の議題の中心は、当然ながらエネルギー問題である。

ブルネイは豊富な原油と天然ガスを輸出して国家を運営しており、昨年の輸出先は以下の通りだ。日本35%、韓国14%、タイ9%、インド9%、シンガポール7%、マレーシア6%、中国5%。

つまり、伝統的に日本のシェアが圧倒的にトップだが、穿った見方をすれば、ここにクサビを打ち込もうという狙いだろうか?

習近平主席はこう述べた。

「中国とブルネイは親密な隣国であり、『海上シルクロード』(一帯一路)が両国を強固に結びつけている。昨年、私はハッサンアル・スルタン(ブルネイ国王)と『中国ブルネイ運命共同体』の構築について重要な合意に達し、二国間関係の新たな一章を切り開いた。今年は中国ブルネイ国交樹立35周年にあたる。変動と混乱が交錯する国際情勢に直面する中、双方は中国・ブルネイ運命共同体の構築を指針とし、戦略的対話を強化し、実務協力を深化させ、地域の平和と安定にさらなる前向きな動力を注ぎ込むべきだ。

第一に、高度な相互信頼に基づく戦略的パートナーとなり、引き続き確固たる相互支援を行い、各分野における交流・協力を総合的に推進すること。第二に、互恵ウィンウィンの発展パートナーとなり、主要なフラッグシップ協力プロジェクトを推進し、AIやデジタル経済などの新興分野における協力を拡大すること。第三に、互いを深く理解し親しむ文明パートナーとなり、『グローバル文明イニシアティブ』を共に実践し、人的交流を緊密化し、民心の通じ合う新たなハイライトを創出すること。第四に、グローバルガバナンスのパートナーとなり、ASEAN諸国と共に、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の構築を推進し、この地域を、百年に一度の変局の中で平和・安定と発展・繁栄の模範となる拠点として築き上げることだ」

トランプ訪中前日の晩餐会

②タジキスタンのエマモリ・ラフモン大統領(5月12日)

翌日にトランプ大統領が訪中するというのに、習近平主席はこの日、3つ目の会談で、しかも国賓として招待して、夕刻の会談後に歓迎晩餐会まで入れてもてなした。この事実だけを見ても、5月のトランプ訪中は「成果より演出」のための会談と中国側が捉えていたことが分かる。

ラフモン大統領は1994年から32年もタジキスタンに君臨している独裁者で、悪く言えば習近平主席の「威光」を借りて独裁体制を維持しようとしている。中央アジアの国にしては珍しく、地下資源があまり取れないため、中国とロシアに依存せざるを得ない。2024年7月に「全面的戦略的パートナーシップ関係」を結んでいて、今回は「恒久親善友好協力条約」を結んだ。

5月12日、タジキスタンのラフモン大統領と習主席(中国外交部HP)

習主席はこう述べた。

「タジキスタンの独立35周年および国家建設における大きな成果を祝賀したい。相互の確固たる支持こそが両国関係の中核をなすものだ。外部環境がいかに変化しようとも、中国とタジキスタン両国は、常に互いに助け合う良き隣人であり、率直な信頼を寄せる良き友人であり、手を取り合って発展する良きパートナーであり続ける。『恒久親善友好協力条約』の署名は、両国間の高いレベルの政治的相互信頼を十分に示すものであり、世代を超えた友好に強固な保障をもたらすものである。中国側はタジキスタン側と共に、より緊密な『中国タジキスタン運命共同体』の構築を推進し、両国人民により大きな幸福をもたらしていきたい」

「全天候型友人」のパキスタン

③パキスタンのシャバーズ・シャリフ首相(5月25日)

2013年、習近平新主席は広域経済圏構想「一帯一路」を発表し、その象徴的案件として、「中国パキスタン経済回廊」を打ち出した。これは中国新疆ウイグル自治区のカシュガルとパキスタンのグアダル港を結ぶ約3000kmのインフラ整備を行うものだ、中国が金欠になったりして紆余曲折があったが、今回出した共同声明で、「中国パキスタン経済回廊2・0バージョンアップ版のハイレベルな発展を推進していく」と謳った。

中国としては、アメリカとイランの仲介を果たすパキスタンをしっかり掴んでおきたい思惑がある。パキスタンも、宿敵インドとの対立では中国頼みなので、中国をバックに付けておきたい。

5月25日、パキスタンのシャリフ首相と習主席(中国外交部HP)

習主席はこう述べた。

「中国とパキスタンの国交樹立から75年が経過し、両国は相互理解・相互信頼・相互支援を通じて、揺るぎない伝統的な友好関係を築き上げてきた。国際情勢がいかに変化しようとも、中国は常に中国・パキスタン関係の発展を、近隣外交の優先課題として位置づけてきた。双方は、新時代におけるより緊密な『中国パキスタン運命共同体』の構築を加速させ、両国の全天候型協力により多くの成果を上げ、両国国民により大きな恩恵をもたらし、地域の平和と安定の促進に貢献し、周辺の運命共同体の構築に向けた模範を示すべきだ。

中国はパキスタンの独立、主権、領土保全を断固として支持し、パキスタン側とハイレベルな交流を維持し、戦略的対話を強化し、両国関係の正しい発展の方向性を把握していきたい。双方は、『中国パキスタン運命共同体構築行動計画』を着実に推進し、重要な象徴的なプロジェクトと「小規模で優れた」民生プロジェクトの建設を統括し、農業、産業、人工知能、人材育成など全方位的な協力を深化させていく。

パキスタンが中東地域の平和回復に向けて主体的に責任を担い、仲介の役割を果たしていることを高く評価する。双方は引き続き緊密な意思疎通と調整を維持し、一方的な行動や冷戦的思考に共同で反対し、平等かつ秩序ある世界の多極化と、包摂的で普遍的な経済グローバル化を共に推進していくべきである」

「社会主義の盟友」ラオス

④ラオスのトンルン・シースリット国家主席(6月5日)

ラオスはベトナム、北朝鮮と共に、中国と同じ社会主義国である。現在80歳のトンルン主席は「ラオスの習近平」と呼ばれている。中国に完全によりかかることで、自らの権力基盤を強化してきた。

2021年12月には、その象徴として中国からの借款で中国ラオス鉄道を開通させた。いまは中国雲南省昆明からラオスの首都ビエンチャンまで1035kmを、約3時間半で結んでいる。だがラオスの中国に対する「債務の罠」も懸念される。

6月5日、ラオスのトンルン主席と習主席(中国外交部HP)

習主席は「社会主義の盟友」にこう述べた。

「あなたが(今年1月)ラオス人民革命党中央総書記に、及び(3月に)ラオス国家主席に再選されたことを改めて祝賀し、中国は一貫してラオスを周辺外交における重要な方向と位置づけ、ラオスが自国の国情に即した社会主義の道を歩むことを断固として支持する。引き続き手を携えて、新時代の『全天候型』中国ラオス運命共同体を築いていきたい。

それには第一に、社会主義の方向性を堅持することだ。両国の外交・国防・公安における『3+3』戦略対話メカニズムの構築を契機として、法執行・安全保障分野での協力を深化させ、国境を越えた犯罪を断固として取り締まっていく。

第二に、互恵協力の基盤を強固に築くことだ。中国・ラオス鉄道の『黄金の回廊』という強みを活かし、沿線の開発と『一地両検』を推進し、中国・ラオス経済回廊の協力の質的向上と高度化を促進する。中国・ラオス・タイ鉄道の連結を加速させ、早期に地域内でのより広範な相互接続を実現する。

第三に、両国民の伝統的な友好関係を強固なものにすることだ。ラオスが長年にわたり『一つの中国』の原則を堅持し、『一帯一路』の共同建設に積極的に参加し、中国の中核的利益と重大な関心事を断固として支持していることを高く評価する。双方は多国間協力を緊密にし、グローバル・サウスの共通の利益を守らなければならない」

ミャンマー軍事政権を承認

⑤北朝鮮の金正恩委員長(6月8日、9日)

習近平主席の訪朝については、6月9日にアップした第839回目の本誌コラムで詳述した通りだ。

【実は日本の国防にも多大な影響を及ぼす可能性】習近平・金正恩の「似た者同士会談」で「図們江開発プロジェクト」は進むか 「北京のランダム・ウォーカー」第839回

⑥ミャンマーのミン・アウン・フライン大統領(6月16日)

ミャンマーは、2021年2月にフライン最高司令官が起こした軍事クーデターによって内戦が続いているが、昨年末から今年年初にかけて大統領選挙を断行し、4月10にフライン大統領を誕生させた。アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)などの主要な民主派政党は、実質的に排除された。そのため米欧や日本はこの政権を承認しておらず、中国を頼るしかない状況となっている。

中国も、ミャンマーの軍事政権が北部の中国系少数民族を迫害しないことなどを条件に、「ミャンマー利権」を取りに行こうとしている。特に、昆明とチャウピューを結ぶ石油と天然ガスのパイプライン建設を中心とした「中国ミャンマー経済回廊」を完成させたい。

6月16日、ミャンマーのフライン大統領と習主席(中国外交部HP)

習近平主席はこう述べた。

「中国とミャンマーの隣国の同胞としての絆は深く、国交樹立から76年来、常に苦楽を共にし、互いに助け合い、国家間の対等な関係と互恵・ウィンウィンの模範を築いてきた。中国は『親・誠・恵・容』の理念を堅持し、ミャンマーとの関係発展を重要な周辺外交に位置づけている。

中国は内政不干渉の原則を堅持し、ミャンマーに対する友好政策はミャンマー国民全体に向けられており、ミャンマー側の主権と領土保全を断固として支持する。同時に、ミャンマー新政府が発展と安全を統括し、国情に合致し、国民に支持される正しい発展の道を見出すことを支持する。『中国ミャンマー運命共同体』を共に築き上げ、両国国民により多くの福祉をもたらし、地域の平和と発展にさらなる貢献を果たしていきたいと考えている。

『中国ミャンマー経済回廊』は、両国が共同で推進する『一帯一路』の旗艦プロジェクトであり、双方は安全を確保することを前提に、重点プロジェクトの建設を着実に推進し、ミャンマーの経済発展と民生の改善を支援すべきである。双方は、オンライン賭博や電話詐欺、麻薬密輸などの犯罪活動に対し、引き続き厳しく取り締まり、両国国民の利益と安全を確実に守らなければならない。ミャンマーの各勢力が和平交渉を通じて平和的和解を推進し、ミャンマー北部の長期的な安定を実現することを支持する」

バングラデシュの親中派政権

⑦バングラデシュのタリク・ラーマン首相 (6月26日)

今年2月12日にバングラデシュで総選挙が行われ、バングラデシュ民族主義党(BNP)が圧勝。2月17日にラーマン党首が首相に就任した。一般にこの地域の国は「親印」か「親中」かで揺れるが、ラーマン政権は「親中」に舵を切り、「北京詣で」にやって来た。

6月26日、バングラデシュのラーマン首相と習主席(中国外交部HP)

習主席はこう述べた。

「中国は一貫して両国関係の発展を極めて重視しており、バングラデシュ国民全体に向けた友好的な隣国政策を堅持している。国際情勢がいかに変化しようとも、中国側は中国・バングラデシュ友好という大方針を揺るぎなく堅持し、常にバングラデシュ側にとって信頼できる良き友人、良き隣人、良きパートナーであり続ける。中国は、バングラデシュが国家の独立、主権、領土保全を守り、外部からの干渉に反対することを支持する。

中国は、バングラデシュの新政権が円滑に施政を行うことを支持し、バングラデシュと共に『一帯一路』を質の高い形で共同建設し、『中国・ミャンマー・バングラデシュ経済回廊』の建設を推進し、地域の相互接続を強化していく。中国側は、国連などの多国間枠組みにおいてバングラデシュとの意思疎通と協力を強化し、平等かつ秩序ある世界の多極化、包摂的で公平な経済グローバル化を共に推進し、中国とバングラデシュ両国の正当な権益およびグローバル・サウスの共通の利益をよりよく守っていく」

カンボジアの独裁者とも蜜月

⑧カンボジアのフン・セン人民党代表(6月26日)

フン・セン前首相はカンボジアの独裁者で、1985年に首相になって以降、現在まで40年以上にわたって権力を握り続けている。2023年8月に長男のフン・マネットに首相を禅譲したが、院政を敷いている。習近平主席を師と仰いでいて、会談は多数に上る。

私は2012年にフン・セン首相にお目にかかる機会があって、「なぜそんなに親中なのか?」と直接聞いてみた。すると「自分の親は中国人だったし、中国と親善関係を結んでこそカンボジアは発展していけるのだ」と答えた。

「親中ぶり」を筆者に吐露したフン・セン首相(筆者撮影)

習主席はこう述べた。

「カンボジア人民党の結成75周年を祝賀し、同党がカンボジアを率いて、国家建設と民族振興の事業において新たな局面を切り開いていくことを願う。私は昨年4月にカンボジアを国賓訪問し、カンボジアの指導者らと共に、新時代における『全天候型』の『中国カンボジア運命共同体』の構築に向けた新たな一章を切り開いた。この1年余りの間、両国の相互信頼は絶えず強まり、各分野での協力はますます深化し、中国カンボジアの伝統的な友好関係は新たな時代的意義を帯びてきた。中国は一貫してカンボジアを周辺外交の重点方向と位置づけ、カンボジアが国家主権と安全を守り、自国の国情に即した発展の道を歩むことを断固として支持している。

第一に、戦略的相互信頼の基盤を強固に築くことだ。第二に、発展と振興の道を着実に歩むことだ。中国カンボジア自由貿易協定の潜在力を十分に引き出し、実務協力の成果がより一層民生に恩恵をもたらすよう推進すべきだ。第三に、それぞれの国の長期的な安定と平和を維持することである。中国は、カンボジアが通信・ネット詐欺を根絶しようとする決意と行動を高く評価しており、カンボジアと共に継続的に取り組み、通信・ネット詐欺という『悪性腫瘍』を徹底的に根絶していきたいと考えている。第四に、戦略的協力の模範を築くことだ。両国の協力によるウィンウィンの大きな方向を、今後もより良く維持していきたい」

以上である。いつのまにか東アジアで、日本とフィリピンと台湾は外堀を埋められて孤立しないよう注意が必要だ。

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『イラン戦争で証明された軍事AIの威力、米軍が切り開く「AI戦争」の時代 メイブン・スマート・システムが示したAI指揮統制の実力、日本が学ぶべき教訓』(6/30JBプレス 樋口譲次)について

6/29The Gateway Pundit<WAYNE ROOT: The Supreme Court Just Legalized Stolen Elections. No Choice Now President Trump. This is a Life or Death Emergency. You Must Sign “National Security Emergency for Elections.”= ウェイン・ルート:最高裁は不正選挙を合法化した。トランプ大統領はもはや選択の余地はない。これは生死に関わる緊急事態だ。「選挙に関する国家安全保障緊急事態宣言」に署名しなければならない。>

米国の司法も立法も腐敗・堕落している。

ウェイン・アリン・ルート著

とても悪い知らせがありますが、その後にとても良い知らせがあります。

まずは悪い知らせから…

最高裁はまたしても同じことを繰り返した。私が繰り返し警告してきたように、我々の「保守派」判事のうち2人、ロバーツ首席判事とエイミー・コニー・バレット判事には何か問題がある。彼らは不正を働いている。彼らは敵側に加担しているのだ。

彼らは完全な詐欺師、つまり「保守派」を装ったリベラル派の工作員で、選挙を盗むことで米国を破壊しようとしているか、あるいはディープステートのために直接働いているか、中共から賄賂を受け取っているか、脅迫されているかのどちらかだ。

どちらにしても、ロバーツとバレットは我々の味方ではない。

そして、彼らのやり方は実に巧妙だ。彼らは常に我々に反対票を投じるわけではない。それではあまりにも露骨すぎるからだ。彼らは、重要な決定において、誰にも彼らの誠実さを疑われないように、必要最低限​​の反対票を投じるのだ。

彼らはほとんどの決定において我々に賛成票を投じる…ところが、この時代における最も重要な判決に関しては、我々に反対票を投じるのだ。実に巧妙だ。

もし私が最高裁判所に潜入したリベラル派の工作員だったり、ジョージ・ソロスや中共から賄賂を受け取ったり、脅迫されたりしたら、まさにそうするだろう。

私なら9割方保守派に投票するだろうが、共和党と米国を破滅させるような重要な決定においては、リベラル派に味方するだろう。そうやって賄賂を稼ぐのだ。重要な決定だけは、9割方善人に見せかけながら、ごく少数に絞って行動する。

今日の最高裁の決定は、史上最悪の決定の一つと言えるだろう。これは相当なことだ!

今日、最高裁判所は、その「英知」をもって、不正操作された選挙や盗まれた選挙を合法化した。彼らは5対4の投票で、選挙日はもはや重要ではないと判断した。民主党員が望む結果が得られるまで、何日も、何週間も、あるいはどれだけ時間がかかっても投票を続けることを容認したのだ。

最高裁は、米国選挙史上最悪かつ最も明白な不正行為を合法化した。

民主党は、真の、正当な、米国生まれの有権者の支持を得ていない。彼らはほとんどの場合、真の有権者の支持を得られずに敗北する。だから、真の米国人の票を覆す鍵は、偽の票で選挙を盗むことだ。彼らはどうやってそれを行うのか?それは簡単だ…。

選挙当日の夜まで待って、最終的な投票結果を確認しましょう。もし選挙当日の夜、共和党候補が例えば2万5000票リードしていたとしたら、その後5日間、7日間、10日間、あるいはカリフォルニア州の場合は数週間かけて、共和党の勝利マージンを上回るのに十分な偽の郵便投票用紙を捏造します。選挙が終わってからずっと後に、3万票の民主党票を新たに見つけ出せば、あっという間に民主党が勝利するのです。

そしてもちろん、民主党がこの不正なゲームを続ける時間が長ければ長いほど、彼らの印象は良くなる。

数日から数週間かけて作業を進めれば、数千票の偽票を少しずつ積み重ねることで、共和党のリードを徐々に縮めることができる。数日間にわたる開票作業の末、民主党が僅差で勝利するのだが、その勝利は一見すると分かりにくいものとなる。

選挙を不正操作し、騙し、盗むために、民主党が必要とする4つのもの…

1) 郵便投票…

2) 有権者IDなし…

3)市民権の証明がない…

4)選挙日後も、集計作業は延々と続く。

最高裁判所は、ロバーツ判事とバレット判事の助けを借りて、この詐欺行為全体を成功させた。彼らはこの詐欺行為を合法化したのだ。

でも、まだ絶望しないでください。朗報があります…

この決定はあまりにもひどい…まさに大惨事…まさに詐欺だ…トランプ大統領は激怒し…私がここ数ヶ月間声高に主張してきたことをやらざるを得なくなるだろう…

「選挙に関する大統領国家安全保障上の緊急事態」を宣言する。

もはや選択の余地はない。トランプ大統領は迅速に行動しなければならない。さもなければ、中間選挙は不正に操作されるだろう。

SAVE法案について心配したり、パニックになったり、叫んだりするのはやめましょう。

私が何ヶ月も前から警告してきた通り、SAVE法案は成立しません。もう手遅れです。可決に必要な票数も、議事妨害を阻止する票数もありません。SAVE法案は死んだも同然です。ジョー・バイデンの脳みそと同じくらい死んでいます。

たとえ共和党上院が何らかの手段や奇跡によって考えを変え、SAVE法案を可決したとしても、民主党の弁護士によって即座に法廷で争われ、1年以上も審議が滞るだろう。したがって、中間選挙で効果を発揮することは決してない。

今、答えは一つしかない。選択肢は一つしかない。私が何ヶ月も前から説いてきた選択肢だ…。

「選挙に関する大統領国家安全保障上の緊急事態」

本当に素晴らしいニュースは、これがSAVE法よりも優れているということです…

これは、SAVE法をさらに強化した、トランプ流の法律だ。

SAVE法案の内容はすべて含まれているだけでなく、さらに多くの内容が含まれている。有権者ID、市民権の証明、郵便投票への厳しい制限、機械投票の廃止、紙投票の義務化などが盛り込まれており、さらにトランプ氏は選挙日以降の投票集計の禁止も追加しなければならないだろう。

最高裁判所が理解するには腐敗しすぎているか、あるいは愚かすぎるかのどちらかである概念を一つ挙げよう…選挙日の夜から何日もかけて集計することで可能になった不正操作や詐欺のことは忘れよう…それは一旦脇に置いておこう…もっと単純な話なのだ…

米国で選挙当日の夜までに投票用紙を提出できない人は、投票する資格がないほど愚かだ。

しかし、トランプ大統領は今すぐ行動を起こさなければならない。中間選挙まであと4ヶ月しかなく、各州がこれらの変更を実施するには時間が必要だからだ。

なぜこのトランプ大統領令は、SAVE法のように民主党の弁護士によって異議申し立てを受け、法廷闘争に巻き込まれないのか、疑問に思われるかもしれません。それは、そうはならないからです。私が何ヶ月も前から声を大にして訴えてきたように、最高裁判所は既にこの件について判決を下しています。民主党の弁護士にできることは何もありません。

これは「国家安全保障上の緊急事態」だ。最高裁は1983年に、これらの判決は法廷で争うことはできないと裁定した。覆すには、連邦議会の両院で3分の2以上の賛成票が必要となる。そして、民主党にはその票数がない。

トランプ大統領、やってください。今日中にやってください。他に選択肢はありません。共和党が多数を占める上院は、中間選挙を救うためのSAVE法案を間に合うように可決することは決してないでしょう。

そして、この恐ろしい最高裁の判決によって、あなたはもはや選択の余地を失ってしまったのです。まさに最後の藁でした。最高裁はあなたに選択の余地を与えませんでした。あなたは自らの手で事態を打開するしかないのです!

ロバーツ判事とバレット判事、トランプ大統領に他に選択肢がないことをこれほど明確に示してくださり、ありがとうございます。

さあ、民主党員たちが正気を失うのを見てください。私が何ヶ月も前から説き、働きかけてきた解決策が絶対確実なものだと気づいた時の彼らの頭が爆発するのを見てください。

これは不正選挙を終わらせるための解決策であり、民主党はそれを阻止することはできない。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/wayne-root-supreme-court-just-legalized-stolen-elections/

トランプ大統領はE・ジーン・キャロル氏に500万ドルを支払わなければならない。

6/29Rasmussen Reports<Trump’s Foreign Policy Rating Slumps=トランプ氏の外交政策評価が急落>

ドナルド・トランプ大統領の外交政策に対する支持は、イラン戦争以前よりも低下しており、多くの有権者は彼に国内問題にもっと注力してほしいと考えている。

ラスムセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、トランプ大統領の外交政策への対応を「良い」または「非常に良い」と評価する人の割合は37%で、昨年10月の45%から減少した。一方、46%はトランプ大統領の外交政策を「悪い」と評価している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/trump_s_foreign_policy_rating_slumps?utm_campaign=RR06292026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/Real_RobN/status/2027441751917740166/video/1

6/30阿波羅新聞網<中共狂欢遭遇断血!日本痛下杀手?—日本痛下杀手?中国千亿生产线秒变“废铁”?= 中共の歓喜に冷水、供給停止の危機!日本が致命的な一撃か?—-千億元規模の中国生産ラインが「鉄くず」と化す恐れも>

アポロネット王篤若の報道:中共は長年、レアアースを戦略的な交渉のカードとして利用してきたが、今、日本が握るもう一つの「切り札」であるハイエンド・フォトレジストが市場の注目を集めている。

2026年6月下旬、日本のフォトレジスト大手4社(東京応化工業、JSR、信越化学工業、富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ)が、中国へのハイエンド・フォトレジストの供給をさらに絞り込み、技術サポート体制を見直すのではないかとの噂が広まり、半導体業界に大きな注目が集まった。しかし現時点では、これらの日本企業から公式発表はなく、主要な国際メディアによる「供給全面停止」の確認もなされていない。

「チップの血液」とも称されるフォトレジストは、最先端のウェハー製造に不可欠な材料である。特に28nm(ナノメートル)以下の微細化プロセスにおいては、依然として日本のArFおよびEUV用フォトレジストへの依存度が高いのが現状である。フォトレジストには使用期限があり、製造ロットごとにメーカーの技術者による現場での調整(キャリブレーション)が必要となるため、供給制限が長期化すれば、一部の最先端生産ラインにおいて、歩留まりの低下や強制的な生産調整、さらにはライン停止といったリスクに直面する可能性がある。

近年、主要な産業サプライチェーンをめぐる中日間の競争は激化している。中共はレアアースや特定の化学製品といった重要原材料の輸出規制を繰り返し強化する一方、日本はサプライチェーンの「デリスキング(リスク低減)」戦略を推進し、半導体の中核技術や材料に対する管理を強化している。

アポロネット王篤然評論員は次のように分析している。中共はレアアースを武器に日本を「締め上げ」ようとしてきたが、日本もまたハイエンド・フォトレジストという極めて重要な戦略的資源を握っている。もし日本が今後、供給をさらに絞り込んだり、より厳しい規制を導入したりすれば、中共の最先端半導体産業はかつてないほどの圧力にさらされることになる。これは、世界的なハイテク競争において、ある当事者がサプライチェーンを武器化しようとすれば、報復的、あるいはそれ以上に厳しい対抗措置を招く恐れがあるという事実を浮き彫りにしている。

レアアースとハイエンド・フォトレジストを交換できないか?

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2402025.html

6/30阿波羅新聞網<中共吃大亏!美国已全面接管—美国,又割掉了中国身上“一块肉”=中共に大きな痛手!米国が完全な主導権を掌握 ― 中国からまたしても「肉片」が米国によって奪い取られる>

アポロネット王篤若の報道:今年1月に米国がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を逮捕した後、ベネズエラは今後数週間以内に、最大2,400億ドル規模の債務再編計画を発表する見通しである。この規模は2012年のギリシャ債務危機に匹敵し、ラテンアメリカ史上最大級のソブリン債務(政府債務)再編の一つと見なされている。『FT』紙は、今回の再編は国際通貨基金(IMF)ではなく、米国主導で行われる見込みであると指摘している。

アナリストらは、これが世界的に見ても最も複雑なソブリン債務処理の一つになると見ている。特に注目すべきは、中国とベネズエラの間で長年続いてきた「石油とローンの交換(oil-for-loans)」の仕組みが、重大な課題に直面している点である。各種シンクタンクのデータによると、中共はマドゥロ政権および前任のウゴ・チャベス政権に対し、総額600億ドル以上を融資していた。長年にわたり石油の現物支給による返済が行われてきたものの、依然として約100億〜200億ドルの未払い残高が残っている。

中共のシンクタンクの研究員である王友明は、マドゥロ逮捕以降、ベネズエラの石油システムを米国が掌握したことが、「石油とローンの交換」協定の継続的な履行における最大の障害となっていると率直に認めた。米国は、ベネズエラにおける中共の影響力拡大に明確に反対している。

データによると、ベネズエラは世界の確認原油埋蔵量の約17%を保有している。米国の制裁期間中、中共はベネズエラ産原油の主要な買い手であった。しかし、コモディティ分析会社Kplerの報告によると、今年6月にはベネズエラから中共への原油輸出がゼロに落ち込み、現在の輸出収入や資金の流れは、米国が管理する口座に向けられるようになっている。

フィッチ・ソリューションズ傘下のBMIのアナリスト、アシュカン・カヤミは、中共が石油によるローン返済の継続を望んでいたものの、その影響力は著しく低下し、債務再編や資本の流れを決定づける主要なプレーヤーとして米国が台頭したと指摘している。アナリストらは、米国がこの状況を利用して、ラテンアメリカにおける中共の地政学的影響力を抑制しようとしていると見ている。中共は重要鉱物の供給制限などの対抗措置を検討する可能性があるが、最終的にはすべての当事者が債務回収率の最大化を目指して合意に至る公算が大きいだろう。

どこでも中共の影響力は削ぐべき。

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2401970.html

6/30阿波羅新聞網<不是她!撞机人到底是谁?中南海上下全部守口如瓶=彼女ではなかった! 実際に墜落機を操縦していたのは誰なのか? 中南海の幹部から末端に至るまで、誰もが口を閉ざしている。>

香港紙『明報』は業界関係者の話として、北京の管制塔が当該機に繰り返し連絡を試みたものの応答がなく、その後調査のために軍用ヘリコプターが派遣されたものの、到着時にはすでに機体が建物に衝突していたと報じた。この説明が事実であれば、問題は機体が探知されなかったことではなく、探知された後に有効な対処ができなかったことにあると言える。

当該機は、航空分野で「低空・低速・小型(low, slow, and small)」と呼ばれるカテゴリーに属するものであった。低高度かつ低速で飛行し、レーダー反射断面積(RCS)が小さいため、従来のレーダーでは探知が困難な機体である。

なぜ「劉俊華」という人物に関する噂が急速に広まったのか? 事件発生後、現場を捉えた多数の動画が中国のソーシャルメディアから瞬く間に削除された。その一方で、ネット上では「劉俊華」という特定の名前が急速に拡散し始めた。

現時点で、この事件に関しては少なくとも3つの重要な疑問が残されている:第一に、小型機がいかにして北京の核心的な飛行禁止空域に進入できたのか。第二に、なぜパイロットの身元が今もって公表されていないのか、そしてネット上で流布している様々な情報は正確なのか。第三に、これは機体の故障だったのか、それとも意図的な政治事件だったのか。これらの疑問に答えるための公的な証拠は今のところない。機械的な故障でなかったことは明らかだが、パイロットの意識喪失などの事故だったのか、それとも意図的な衝突だったのか、真相は分かっていない。

確かなことは、今回の出来事が北京の空域の安全管理体制に疑念を抱かせただけでなく、重大な公共の事案においては、情報開示が不十分であればあるほど、社会に憶測が広がるということを改めて浮き彫りにしたという点である。

中共は不都合な事実は必ず隠蔽する。

https://www.aboluowang.com/2026/0630/2402101.html

樋口氏の記事では、米軍は、AIは人に取って代わるものでないと説明しているが、それが守られるという保証はないのでは。それより恐ろしいのは悪の枢軸国が中途半端にAIを活用して、世界的な核戦争を起こすかもしれない。

日本は平和という念仏を唱えることから脱却し、現実を直視しなければならない。樋口氏の言うように、「世界第2位のAI大国といわれる中国よりも早く的確に意思決定ができ、同国の数的優位を打ち負かせるシステム作りが抑止力・対処力強化のカギとなろう」というのを実現するには、予算と人材づくりを早急に進めないと。また官学財界の協力を組織化する必要もある。

記事

中東地域に展開している米空母「エイブラハム・リンカーン」に着艦しようとしている早期警戒機「E-2D」ホークアイ(6月10日撮影、米中央軍のサイトより)

米軍がイラン戦争で軍事用AI使用

目次

メイブン・スマート・システムとは

米国防総省は、軍事用AI「メイブン・スマート・システム(MSS)」を正式採用し、イランに対する「エピック・フューリー作戦(Operation Epic Fury)」で驚異的な成果を挙げた。

MSSは、米データ分析企業であるパランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies)が開発を主導したもので、AIを活用した戦場指揮統制システムだ。

パランティア・テクノロジーズの公開資料によると、MSSは衛星、ドローン、レーダー、センサーなどの各種情報ソースから得られた膨大なデータをリアルタイムで統合・処理する。

そして、攻撃目標の特定を高速化し、これまで約半日(約12時間)要していた標的情報を統合・処理するワークフローに要する時間が「1分未満」に劇的に短縮できたという。

その結果、「エピック・フューリー作戦」の38日間で約1万3000の目標を攻撃するなど、戦場でより迅速に、より良い意思決定ができたと、防衛専門ニュースサイト「Breaking Defense」は、国防総省の最高デジタル・AI責任者(CDAO)、キャメロン・スタンレー氏の発言として伝えている

本作戦を総指揮した米中央軍(USCENTCOM)司令官のブラッド・クーパー(Brad Cooper)提督は、戦争における膨大なデータを分析・処理するため「様々な高度なAIツールを使用している」と述べた

これらのツールによって指揮官は「敵が反応するよりも速く、より賢明な意思決定を下すことができ、処理時間が数時間・数日から数秒に短縮された」と評価した。

また、「何を撃つか、何を撃たないか、いつ撃つかについての最終的な決定は常に人間が行う」とも述べた。

このように、軍事用AIシステムは多様な情報源からの情報を迅速に処理・分析でき、軍事組織内においてリアルタイムの情報を共有し、全般状況や戦場認識を飛躍的に向上してより的確な意思決定を可能にするツールと言えよう。

ただし、イラン戦争は軍事用AIシステムを導入した最初の戦争ではない。

ウクライナ戦争では、ロシア・ウクライナ双方ともデータ処理と情報分析・画像解析・ドローン運用支援にAIを使用している。

また、ニューヨーク・タイムズ (2025年4月25日付)は、イスラエルがガザ地区のハマスを標的とした空爆のため、潜在的なターゲットの識別プロセスの一部として「ラベンダー(Lavender)」や「ゴスペル(Gospel)」と呼ばれるAIを使用していると報じている。

このように、ウクライナ戦争における米軍の作戦支援やイラン戦争において軍事用AIが重要な役割を担っている。

特に、直近のイラン戦争は、AIツールが軍事作戦でますます使用され、同技術に「飽くなき要求」を示すようになっており、現代の情報化戦争・知能化戦争においてAIは標準的なツールとなりつつある。

他方、2月28日、イランのミナブにある小学校が空爆を受け、イラン発表で少なくとも168人が死亡した。AIを活用した標的設定を含む攻撃プロセスへの依存に対する懸念が改めて浮上した。

また、先端的なAIは、システム上の脆弱性を特定する能力が極めて高く、悪用されると軍事システムを混乱・不能に陥れる恐れが指摘されている。

そのため、米国は、先端的なAIモデルの利用を国家レベルで管理する新たな体制構築を検討し、先進7か国(G7)各国に参加を呼びかけている。

米国、軍事分野でのAI開発・利用を加速

米国は、今後の国家安全保障に決定的な影響を及ぼす可能性がある新興技術として、人工知能(AI)、自律型致死兵器システム(LAWS)、極超音速兵器(HW)、指向性エネルギー兵器(DE Weapons)、バイオテクノロジー(biotechnology)、そして量子技術(quantum technology)の6つを挙げている。その中の筆頭がAIである。

米国議会調査局(CRS)の「人工知能(AI):米軍の規模と構成への影響」(2026年6月5日)によると、キャスリーン・ヒックス国防副長官は2021年、国防総省全体におけるデータ、分析、およびAIの取り組みを統合・拡大するため、前述の最高デジタル・AI責任者(CDAO)を設置し、国防長官への主要な助言者として軍事および行政機能全体におけるAI導入の加速化を担当させることとした。

国防総省は、一般的にAIを効率性と有効性を向上させるためのツールとして位置づけ、日常業務に必要な時間や労力を削減し、軍事作戦や意思決定の質を高めることを目指している。

そのため、「国防総省データ戦略(DoD Data Strategy)」(2020年)や「データ、分析、人工知能導入戦略(Data, Analytics, and Artificial Intelligence Adoption Strategy)」(2023年)などAIを導入するための複数の戦略を発表した。

また、「責任ある人工知能戦略および導入経路(Responsible Artificial Intelligence Strategy and Implementation Pathway)」(2024年)では、AIシステムが倫理的で信頼性が高く、適切な人的監視の対象となることを「保証する」計画が説明されている。

これらの戦略を見ると、AIを活用した戦争やより広範な省内イノベーションを支援するためAI導入を促進する強力な取組みがうかがえる。

米軍は、データ分析、意思決定支援、兵站・情報分析・整備・計画立案・人事管理といった軍事行政プロセスの改善のために、AIの導入を進めている

軍の上級指導者たちは、AIを人間の判断に取って代わるものではなく、スピード、有効性、意思決定能力を向上させる手段として位置づけている

つまり、AIシステムは人員に置き換えるのではなく支援するために設計され、意思決定の責任は軍の指導者および権限のある人員にあることが強調されている。

そして、軍におけるAIの導入は、長期的な部隊規模や部隊編成に影響を及ぼす可能性について述べられている。

部隊規模では、AIを活用したツールによって特定の作業に必要な時間が短縮されれば、組織は人員間の作業配分や機能の組織方法を調整する可能性がある。

例えば、自動化によって節約された時間を訓練や作戦活動に振り向けることができる。

また、AIを活用した機能によって、サイバー防御、データ管理、アルゴリズム監視担当者の需要増加など、新たな運用要件が生じる可能性がある。

同時に、AIガバナンス、サイバーセキュリティ、技術サポートに関する新たな要件が、他の分野での人員削減を相殺する可能性もあり、このような影響を指摘している。

部隊編成では、データ、分析、ソフトウエア、デジタルリテラシーに対する需要の高まりが強調されており、これらの技術スキルを持つ人材の必要性が高まる可能性がある。

また、AIの導入は、AI対応システムの運用担当者や調達に関わる人材向けの専門的な軍事教育におけるカリキュラムにも影響を与える可能性があると分析している。

ロイター(日本語版・2026年6月6日付)によると、ドナルド・トランプ大統領は安全保障に​関する大統領覚書で「私の政権の下⁠で、米国は米国の価値観に沿って、情報​および戦闘の領域全般にわたるAI利用を責任あ​る形で加速させることができるし、またそうするだろう」と述べた。

その上で、ピート・ヘグセス国防長官に​対し、兵器システムの自律性に関する既​存の指令を90日以内に改定し、「指揮系統を尊重するAIシ‌ステ⁠ムを慎重に導入する」よう求めた。

国防総省はMSSを正式な調達プログラムである「プログラム・オブ・レコード(PoR)」に指定し、国防総省および全軍における標準装備化と安定的な予算確保を進めており、米国の安全保障分野​におけるAIの開発と利用が一段と加速されることになろう。

軍事用AI導入のリスクと管理

AIを活用した軍事システムは、戦争のペースが加速する中、分析に利用可能なデータ量の指数関数的な増加に対応し、人間の入力に依存するシステムよりも大幅に高速作動し、敵の軍事システムを圧倒することで戦闘上の優位性をもたらす可能性を高める。

そのため、軍事強国はもとより、軍事中・小国も非対称戦の追求という観点から、敵対国に対して優位に立てるAIツールの取得を進める動きが加速すると考えられる。

他方、例えば、AIモデルが偏ったデータや実運用環境と乖離したデータで学習された場合、不正確な情報を生成したり、誤動作を起こしたりする可能性は否定できない。

前掲のイランの学校空爆事件は、AIそのものの誤作動というより、標的選定に用いられるデータの鮮度や確認プロセスが重大なリスクになり得ることを示す事例といえる。

米軍の予備調査では、攻撃目標の選定に「7年間更新されていない画像」が使われていたことが判明した。

これにより、かつて革命防衛隊の基地があった跡地に建てられた学校がイラン軍事施設として誤爆されたとされている。ニューヨーク・タイムズが6月16日に報じた。

AIには様々な形態があり、それぞれ異なるリスクを抱えている。例えば、戦場で用いられる標的選定AIではデータの鮮度や品質が問題となり得る。

一方、生成AIの代表例であるLLMでは、もっともらしいが誤った情報を出力する「ハルシネーション」が知られている。

AIの大規模言語モデル(LLM)は、膨大なテキストデータを学習し、人間のように自然な文章の理解や生成を行う人工知能技術で、ほとんどの場合正しく予測できるが、常に正しく予測できるとは限らないと指摘されている。

これは、AIが生成した情報に基づいて意思決定を行うことには、リスクと不正確さが伴うことを意味する。

そのため、AIによる標的選定への過度な依存のリスクを軽減し、誤った標的への攻撃や民間人の死亡といったミスを減らすことが喫緊の課題として国際的議論が持ち上がっている。

2025年12月に可決された国連の「軍事分野における人工知能とその国際平和と安全保障への影響(Artificial intelligence in the military domain and its implications for international peace and security)」に関する決議は、その第一歩であろう。

同決議は、軍事用AIのライフサイクル全体にわたり、国際法の遵守と責任ある開発・利用を求め、国際の平和と安全にもたらす機会と課題の両面から国際的な議論を促進することを目指している。

しかしながら、拘束力のある国際的な枠組みが短期的に実現する可能性は低い。

その前に、軍事用AIを採用する各国が自らルールを策定し、AI利用にともなう各種のリスクを減らす努力が求められよう。これが、軍事作戦に従事する当事者の負担を軽減することにも繋がるのである。

日本の「新しい戦い方」、AIの導入は必至

我が国は、激変する国際情勢やウクライナ戦争・イラン戦争から得られた教訓などに対応するため、2022年12月に策定された安全保障3文書(国家安全保障戦略、国家防衛戦略および防衛力整備計画)を見直し、年末の改定に向けた本格的な議論が進んでいる。

その中心は、「新しい戦い方」とそれに基づく「防衛力抜本的強化の実現に向けた取り組み」である。

「新しい戦い方」では、ウクライナ・イラン情勢などを受け、ドローンなどの無人機やミサイルの大規模な導入とAIを活用した指揮統制システムの構築が最優先事項として位置付けられようとしている。

その導入は不可避であり、また現時点では妥当な方向性と考えられる。

システムの具体化に当たっては、前述した世界のAI最先進国、同盟国である米国の開発・利用の仕組みや考え方、経験が大いに参考になる。

この際、小泉進次郎防衛大臣が昨年12月の第3回「防衛力改革推進本部」で述べたように、「重要なことは、現在既に起きている戦いをなぞるだけではなく、将来、これを質的・量的に上回るような事態が起こることを想定し、それでもなお我が国の防衛を全うするためにはいかなる防衛構想が必要かということを真剣に考える」ことであろう。

特に、世界第2位のAI大国といわれる中国よりも早く的確に意思決定ができ、同国の数的優位を打ち負かせるシステム作りが抑止力・対処力強化のカギとなろう。

同時に、軍事用AIシステムに懸念されるリスクを適切に管理するため、実効性ある国際ルールの策定に向けて積極的に働き掛けるとともに、情報を最新化し、最終の意思決定は常に人間が関与する確かな仕組みが不可欠である。

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『BYDの「快進撃」はインチキだった…習近平も後戻りできない「隠れ負債7兆円超」を生んだ中国EV産業の末路』(6/27プレジデントオンライン 白川司)について

6/28The Gateway Pundit<Promethean Action: What Republicans Must Do to Win the Midterm Elections – And It’s Not What You Think!=プロメシアン(プロメテウスのような)・アクション:共和党が中間選挙に勝利するためにすべきこと ― そしてそれはあなたが想像しているものとは違う!>

他党の非難だけでなく、国民に夢を与えられるかと言う話。

プロメシアン・アクションのバーバラ・ボイド氏は今週末、共和党が2026年の中間選挙で勝利するために何をすべきかを説明した。

ボイドは、共和党は民主党内部で拡大しつつある共産主義の脅威という明白な危険性を指摘するだけでなく、MAGA支持者はトランプによる米国の政治経済システムの歴史的な復活を指摘しなければならないと主張している。

トランプはすべての米国人のために安全と富を築いている。民主党はそれを全て破壊しようとしている。

実に単純な話だ。

バーバラ・ボイド:  今週、NY市長ゾーラン・マムダニ氏が支援する3人の候補者が、NY州の連邦議会予備選挙で番狂わせの勝利を収めました。勝利祝賀会では、下院議長ハキーム・ジェフリーズ氏がテレビ画面に映し出されると、聴衆は「次は君だ!」と叫びました。共和党議員は「民主党の予備選挙では、ボルシェビキ革命が起きている」とまでコメントしました。

ドナルド・トランプの経済政策全体が象徴するのは、何世代にもわたって米国の政治経済体制を最も本格的に復活させることである。再工業化、関税、主権国家による製造業、そしてグローバリスト的な組織への服従ではなく、国民国家の尊厳に基づいた外交政策。彼の政策は、我々の祖先と同様に、西洋文明が政府運営と国家統治の面で培ってきた最良のものに基づいている。

しかしそれ以上に重要なのは、大胆なことを成し遂げ、最大の難題に立ち向かい、新たなフロンティアを開拓しようとする米国精神の復活です。これこそが、西洋文明の最も輝かしい瞬間を象徴するものです。これはロンドン市(?NYでは)の存続にとって致命的な脅威です。今、西洋文明の根絶を誓う3人のDSAメンバーが議会に向かいます。外交問題評議会のエリートたちは、トランプ後の世界を見据えた計画を立てています…。

…ドナルド・トランプの最初の任期中に彼に対して行われたあらゆる攻撃を思い出してみてください。それらはどこから来たのでしょうか?ロンドン(?NYでは)です。

彼らは、ドナルド・トランプ、彼の提唱する米国経済システム、そして米国の生産精神の復活が、自分たちのシステムにとってどれほどの脅威であるかを誰よりもよく理解していた。では、どうすればこれを打ち負かすことができるだろうか?共和党員が示唆するように、彼らがどれほど狂っているかを執拗に非難するだけではおそらく不十分だろう。確かに彼らは狂っているのだが。我々にはもっとやるべきことがある。大統領と閣僚たちが築き上げている新しい世界に、人々の目を向けさせなければならないのだ。

ドナルド・トランプが作り出そうとしている文化、米国文化を、国民が自覚できるものにしなければならない。それは、どんな困難も克服できないとは考えず、新たなフロンティアを開拓し、あらゆる困難から自らの力で抜け出す道を切り開いてきた文化なのだ。

ハミルトン、リンカーン、マッキンリー、ルーズベルトが第二次世界大戦勃発前に実施した米国の経済システムは、楽観主義の文化、つまり次世代により良い未来を与えることを目的とした文化を生み出した。それは、雇用創出事業や施しではなく、未来志向のプロジェクトを通して労働者階級の知性と生産性を育むことに基づいていた。大統領の政策や業績を積極的にアピールすべき共和党員の多くが、外交問題評議会が復活させようとしている古い死んだ世界に囚われているため、ほとんどの人はこのことを理解していない。

中間選挙の期限が迫っているため、これは緊急の任務です。迅速な成長が必要です。

Promethean Updates経由:

https://www.youtube.com/watch?v=r1vWvpLVVkU

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/promethean-action-what-republicans-must-do-win-midterm/

https://x.com/realDailyWire/status/2069536188277371205/video/1

https://x.com/SenRonJohnson/status/2058581979788869842/video/1

6/29阿波羅新聞網<马斯克:值得赞颂的万亿富翁=マスク:称賛に値する「兆万長者」>

彼のライフスタイルは、世間が「兆万長者」という言葉から想像するものとは大きく異なる。「兆万長者」が一体どんな意味があるかはともかくとして。彼は必要とあれば、ソファや工場の床で寝ることも厭わない。その仕事量は凄まじく、社交の誘いはビジネスに不可欠なもの以外はほぼすべて断る。それ以外の時間は、隠遁者のような生活を送り、自らが手掛ける数多くの事業の技術的な細部に狂信的なまでに没頭する。忘れてはならないのは、彼がTwitterを買収し、それをソーシャルプラットフォーム「X」へと変貌させた唯一の目的が、米国のみならず世界中で「言論の自由」を守ることにあったという点である。そして、彼はそれを成し遂げた。

成功して富んだものに対する僻みが多い。特に左翼政治家。彼らは政府を利用(or悪用)して多くを稼いでいるというのに。マスクは自社社員にストックオプションを配って、社員の中には億万長者となった人もいる。正当に稼いだ者に対しては中傷でなく、称賛したい。

彼は確かに世界の言論の自由を守った。

https://www.aboluowang.com/2026/0629/2401533.html

6/29阿波羅新聞網<王赫:中国银行业的危机越来越近=王赫:中国の銀行セクターに迫る危機の足音>

中国の銀行セクターの実態は、様々な形で覆い隠されている。例えば、大手6行はどんなことがあっても配当を支払い続けているが、実際には帳尻を合わせるために金融的な操作を行っている。その手法の一つが、過去に積み上げた手厚い「引当金」を取り崩すことである。第1四半期において、大手6行はいずれも引当金カバー率(引当金/不良債権残高)を200%以上に維持しており、これは規制上の基準である120%~150%を大きく上回っている。1元の「実質的な」不良債権が発生しても、それを直接利益から差し引くのではなく、この引当金のプールから資金を充てて処理している。もう一つの手法は、非金利収入に関して「新たな借り入れをして旧債を支払う」対応をとる。第1四半期には純金利収入が急減したものの、一部の大手行は債券市場の好況時に自己勘定投資で得たキャピタルゲインによって業績のバランスを保つことができた。しかし、引当金のプールは枯渇しつつあり、債券市場の強気相場も永遠には続かない。事態が急変すれば、危機の勃発は避けられない。

公式データによると、2026年第1四半期末時点で、中国の商業銀行の不良債権総額は3兆7000億元に達した。

国家金融監督管理局のデータによると、商業銀行は第1四半期に6323億元の純利益を達成したが、 2025年通年の成長率は2.3%から-3.7%に転じ、マイナス成長の時代に突入した。

中国の統計は当てにならない。財務諸表も3通り(監督官庁用、株主用、銀行用)。それでも少しずつ不良債権とかが明るみに出てきた。

https://www.aboluowang.com/2026/0629/2401535.html

6/29阿波羅新聞網<中国爆发大规模抗议!当局罕见认输—抗议设垃圾站 合肥民众取得“罕见胜利”= 中国で大規模抗議デモ!当局が異例の譲歩――合肥の住民は、ゴミ処理場建設計画反対に「異例の勝利」を収める>

6/27夜、安徽省の省都・合肥(ごうひ)で、住宅街へのゴミ処理場建設計画に反対する住民による大規模な抗議デモが発生し、1,000人以上が道路を封鎖した。当局は治安維持のために多数の警察部隊を投入したが、双方の間で対峙や物理的な衝突が起き、その様子を捉えた動画がネット上で拡散された。この抗議活動は、警察に立ち向かった住民の驚くべき団結力と勇気、そして当局が迅速に譲歩したという劇的な展開から、「近年における市民の異例の勝利」として注目されている。

どの程度後に続くケースが出て来るか?

https://www.ganjingworld.com/s/DMkMgNz0yq

https://www.aboluowang.com/2026/0629/2401551.html

6/29阿波羅新聞網<穷成这样!普京罕见承认了—普丁承认燃料短缺 俄罗斯高层叹川普转向改支持乌克兰=窮地!プーチンが異例にも事実を認める――燃料不足を認め、ロシア当局者はトランプのウクライナ支持への転換を嘆く>

昨日(28日)放送された国営テレビのインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、相次ぐ攻撃を受けた後、ウクライナのドローン技術の進歩がロシアの燃料生産に打撃を与えていることを、初めて詳細に認めた。一方、ロシア政府高官らは、WHがロシア支持からウクライナ支持へと姿勢を転換させたことを嘆いている。

非生産的な戦争は止めた方が良い。

https://www.aboluowang.com/2026/0629/2401563.html

白川氏の記事では、まず中国製品にはマルウエアが仕掛けられている可能性があることに思いを致すべき。自衛隊のUSB(中国製、石川県から入手)にマルウエアが入っており、データが中国に転送されたかもしれない(自衛隊は否定)。自動車はUSBと違い走る凶器。中共がいざとなれば遠隔操作でハンドル操作を実行することを考えないのか?絶対に中国のデジタル製品(スマホを含む)は使わない方が良い。

日本政府や地方自治体のグリーン補助金は止めた方が良い。トランプ政権は「掘って、掘って、掘りまくれ」と言っているし、中国の発電はまだ7割が石炭で全然グリーンでない。何で中共製品を利するために補助金をつけるのか。愚の骨頂。

上にも書いた通り、中国企業の財務諸表は当てにならない。大き過ぎて潰せないと氏は考えているようですが、それでも破綻すれすれになればアフターフォローに影響が出て来るのでは。兎に角危ない製品は買わないことです。

中国製EV についての本ブログ過去記事:

25/6/16<『中国EV産業のヤバい実態、BYDの巨額「隠れ債務」問題がいよいよ危ない?「第2の恒大」となれば経済は再起不能か』(6/14Bプレス 福島香織)について>

http://dwellerinkashiwa.net/2025/06/16

23/12/10<『暴露された習近平一族が「EVでボロ儲け!?」 林愛華「中南海ディープスロート」第12回』(12/8現代ビジネス 林愛華)について>

http://dwellerinkashiwa.net/2023/12/10

23/8/29<8/28阿波羅新聞網<中国电动车坟场的草,长得比车还高—中国都市一景:电动车坟场的草,长得比车还高=中国の電気自動車の墓地の草は車よりも高くなる – 中国の都市の風景:中国の電気自動車の墓地の草は車よりも高くなる>>

http://dwellerinkashiwa.net/2023/08/29

記事

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「テスラを超えた」中国EVの時限爆弾

これまで中国の電気自動車(EV)産業は、世界を席巻する成功物語として語られてきた。その代表が、2025年にBEV販売でテスラを抜き、世界を代表するEVメーカーとなった中国のBYDである。

その輝かしい名声の裏で、いま中国EV産業は出口の見えない消耗戦に沈み込んでいる。EVにおいて最強の勝者とされるBYDですら、いまや巨大な時限爆弾を抱え込んでいる。

公式の財務諸表では有利子負債に入れられていない、7兆円をはるかに超える「隠れ負債」である。BYDの債務は中国EV企業の中でも突出しているが、これは一社の経営リスクではなく、中国のEVメーカー全体が抱える脆弱性と考えるべきだろう。

最も成功したはずの企業がなぜこれほど危うい資金繰りに頼らざるをえないのか。その構造を深掘りすると、中国のEV戦略全体が「後戻りできない」袋小路に入り込んだことを物語っている。

香港の調査会社が暴いた「巨大隠れ負債」

ことの発端は、香港の調査会社であるGMTリサーチが発表した一本のレポートだった。同社は、かつて中国恒大集団の財務問題を早い段階で見抜いた実績を持ち、次なるターゲットとしてBYDの財務体質に疑義を突きつけた。

GMTリサーチの試算によれば、2024年6月末時点でBYDの実質的な純負債は3230億元、約7兆6000億円に達する。一方、BYDが公式に開示している純負債は277億元にとどまっており、GMTの推計額はその10倍を超える。

※Reuters「BYD shifts away from in-house payment system that strained suppliers, sources say」(2025年11月14日)

この乖離の背景にあるのが、サプライヤーへの支払いを長期化させる「サプライチェーン・ファイナンス」である。たとえるなら、BYDグループで通用するいわば「グループ内手形」といったイメージだ。

支払代金を「塩漬け」にする代償

BYDは部品を納入したサプライヤーへの代金支払いを、サプライチェーン・ファイナンスで代替することで極端に長く先延ばしする。2023年時点で、BYDがサプライヤーに代金を支払うまでの平均期間は275日に及んでいる。一般的な決済サイクルが45〜60日であることを考えると、異常な長さだ。

※The Business Times「BYD’s supply chain financing masks ballooning debt: GMT」(2025年1月20日)

即座に支払うべき仕入れ代金を半年以上も塩漬けにすれば、BYD本体は助かるだろうが、請負会社は資金繰りを自分でやりくりするしかない。

また、その間、BYDの手元には支払うべき現金が残り、帳簿上の資金繰りは潤沢になる。だがその実態は、サプライヤーへの未払い金という「事実上の借金」であり、BYD側にとっては将来の支払い圧力となり、サプライヤー側にとっては、最悪の場合、不良債権化するリスクを抱える。

GMTが3230億元という「隠れ負債」をあぶり出せたのは、この仕組みに気づいて、売掛金や90日以上の未払い買掛金が尋常ではないと気づいたからだった。

未払い金が雪だるま式に膨れ上がる

この異常さは、買掛金の推移を追うと、さらに鮮明になる。

BYDの「その他の買掛金」は、2021年末の約413億元から、2023年末には1650億元へと、わずか2年で4倍に膨れ上がっている。販売台数の急拡大に歩調を合わせるように、サプライヤーへの未払い金が雪だるま式に積み上がっていたのである。

GMTの分析については評価が分かれているが、米メディアはBYDの実質純負債が帳簿上の負債の10倍以上に達すると伝え、この分析を適切なものと評価しているようだ。

大メディアが伝えるBYDの快進撃と、裏で雪だるま的に積み上がっていく巨大な「隠れ負債」。同じ企業の話なのに、まるでパラレルワールドにいるような錯覚に陥る。

巨大利益を世界中から吸い上げるBYDと、その躍進に貢献した身内企業にまともに資金を回そうとしないBYD。いったいどちらが本当の姿なのか。

万が一、BYDが破綻してしまったら…

先述したBYDの「サプライチェーン・ファイナンス」を支えているのが、「迪鏈(ディーチェーン)」と呼ばれる独自の金融ツールである。これは電子的な債権証書の一種で、BYDはサプライヤーへの支払いに、現金の代わりにこの証書を発行する。

証書を受け取ったサプライヤーは、満期まで保有して現金化するか、満期前に割り引いて早期に資金化するか、あるいは別のサプライヤーへの支払いに転用できる。

一見すると便利な仕組みだが、現金をすぐに必要とするサプライヤーは、満期前に証書を割り引かざるをえない。その際の割引率は一説には年6%にも達するとされ、サプライヤーの利益を確実に削り取っていく。

問題の本質は、この「迪鏈」が銀行を介さず、BYDのプラットフォーム上で発行されて、グループ外で使えるとは限らない点だ。その価値と流動性は、最終的にBYDの信用力と販売能力だけに支えられており、デフォルトが発生した場合に保護してもらえるかどうかは不透明だ。

しわ寄せはすべてサプライヤーに

売上が伸び続けているあいだは資金が回るが、中国企業の場合、日本企業より「内部留保」というクッションが薄いことが多く、ひとたび販売の伸びが止まれば、サプライヤーへの支払いが滞り、資金繰りが止まる。そのしわ寄せはサプライヤーが背負い込むことになる。

納品から入金まで9カ月から12カ月も待たされ、その間の資金繰りのために高い金利を払って証書を割り引く。完成車メーカーが価格競争を激化させれば、その圧力はそのまま部品価格の引き下げ要求として下請けに転嫁される。

利幅を削られたサプライヤーが、コスト削減のために品質に手を抜けば、最終的に素材や部品などの品質に反映されることになる。日本企業もかつてデフレ不況の中でコスト削減の中でいくつもの問題が発覚したが、中国企業の場合、その監視体制についても信頼性は低い。

「値引き競争」でEV販売が伸び悩み

さきほどBYDの持続可能性を考える際に、「売上が伸び続けているあいだは資金が回る」と述べたが、この前提もここに来て崩れてきている。

2025年7〜9月期、BYDの売上高は前年同期比3.05%減の1949億元、純利益は同32.6%減の78億元と、四半期ベースでは2020年1〜3月期以来となる減収減益に沈んだ。新エネルギー車の販売台数も同1.82%減の111万台と、少なくとも2021年第1四半期以降で初めて前年を下回った。

※日本経済新聞「BYDの7〜9月、22四半期ぶり減収減益 国内の競争激化」(2025年10月30日)
※CnEVPost「BYD Q3 net income drops 32.6% as car sales decline」(2025年10月30日)

写真=iStock.com/LewisTsePuiLung

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原因は明白だ。中国国内で繰り広げられる過当競争による際限のない値引き競争である。実際、BYDの車両平均単価はこの3年で2割も下落している。

シェアを維持するために価格を下げ、価格を下げたのでさらに薄利になる。薄利の中で利益を確保するために、台数を確保しようとさらに価格を下げる――。まさに絵に描いたような悪循環である。

中国EV企業はすでにこのような過当な消耗戦に入っていると考えられる。

BYDは本当に「勝ち組」なのか?

さらに、2025年1〜9月累計の営業活動によるキャッシュフローは前年同期比27.4%減と細り、運転資金が圧迫されている。研究開発投資や生産能力増強を続けた結果、同期間のキャッシュ流出は100億ドルを超えたと報じられている。

※Business Standard「BYD’s $100 billion EV success turns into a $10 billion cash outflow problem」(2025年11月3日)

ここで思い出してほしいのは、BYDの資金繰りがサプライヤーへの支払い先送りによって成り立っている点だ。販売が鈍化し、キャッシュフローが細るということは、その先送りを支える生産や研究開発の原資そのものが揺らぐことを意味する。

EV市場の今後の動向次第では、「隠れ負債」という時限爆弾の導火線に、ついに火がつきかねない局面に入っているのである。

BYDは中国EV業界において、大きな黒字を稼ぎ出す貴重な「勝ち組」の代表格とされてきた。その勝者にしてなお、7兆円超の隠れ負債を抱え、本業の採算は値引き戦争で崩れ始めている。特に肝心の国内販売で不振が続いている。

BYDの強さは研究開発費の潤沢さにある。EVはまだ発達の途中にあり、研究開発競争で後れを取れば、すぐに他者に追い抜かれかねない。過当競争で目先の研究開発費が捻出しにくくなったことをなんとかするために、「迪鏈」という方法に頼りだしたのだろう。

「エンジン車では勝てない」とEVへ

中国のEVメーカーは、2018年に487社が乱立したが、2024年時点で販売実績のある企業は129社にまで減少した。コンサルティング会社アリックス・パートナーズは、2030年までに生き残れるのはわずか15社程度だと予測する。

※The Wall Street Journal「China Has 487 Electric-Car Makers, and Local Governments Are Clamoring for More」(2018年7月19日)

この大量の乱立と淘汰は、市場の自然な競争の結果ではない。15年以上前、中国政府は「エンジン車では日米欧に勝てない」と判断し、新エネルギー車へ国家を挙げて巨額の資金を投じたことがきっかけだった。地方政府は企業誘致を競い、工場用地の無償提供、低利融資、直接出資を惜しみなく与えた。

中国政府は新興産業において、莫大な補助金を餌にして各企業から参入を促して、わざと過当競争を作り出し、イノベーションを起こすという独自の産業振興法をとってきた。これまでも、家電、鉄鋼、太陽光パネルなどいくつもの成功例を生み出している。

EVにおいても、大型補助金につられて参入を加速させ、IT、家電、不動産、バッテリーといった畑違いの業種までもがこぞってEV産業に殺到した。

習近平政権はもう後戻りできない

問題は中国EVの供給過剰が修正できなかった場合だ。市場拡大を上回って生産能力が過剰になれば、今後は「勝者なき価格戦争」を繰り広げるしかない。

写真=iStock.com/Robert Way

※写真はイメージです

過当競争になれば、通常であれば政府は企業を絞るために撤退を促すものである。だが、そのような「後戻り策」ができないのが今の中国だ。

なぜ後戻りができないか。ごく乱暴にいえば、中国にとってEVは、今や経済合理性ではなく、政治的な力学によって動かされている産業になっているからである。

地方政府にとって、誘致したEV工場は雇用を生み出し、中央政府が課す成長目標を支える貴重な基盤の1つとなっている。「採算が合わない」という理由だけでは、工場を整理するわけにはいかないのである。

また、EV企業の側も、補助金と過剰投資という「ドーピング剤」に慣れきっており、自力で競争力を上げる努力ができない。赤字になることがわかっていても価格を下げ、シェアを守り続ける以外の行動がとれないのである。

綱渡りの資金繰りに苦しむことになる

誤りに気づいても引き返せない。損失が膨らんでいるとわかっていても止められない。この構造こそ、権威主義体制が抱える宿痾(しゅくあ)である。市場の淘汰機能が政治的な思惑によって歪められ、本来退場すべき企業が補助金で延命され、過剰生産が積み上がっていく。

中国当局はようやく過当競争の是正に乗り出し、自動車メーカーにサプライヤーへの60日以内の支払いを求め始めた。だが、支払期間を短くすれば、BYDの資金繰りが正常化するのではない。

BYDは、今度はサプライヤーに適正に支払いを続けながら、多額の研究開発費を捻出するという綱渡りの資金繰りを続けなければならない。いわば、新たな課題を与えられただけである。現状の課題は何も解決できていない。

そして、この後戻りできない中国国内の構造的な歪みは、決して対岸の火事ではない。国内で消化しきれない過剰生産の波が、他国へと押し寄せているからだ。

そもそも現在のBYDは、あまりに大きくなりすぎて、簡単に潰すわけにはいかなくなっている。改革を先送りにして、市場拡大とBYDの自転車操業のチキンレースを繰り広げるしかないのである。

日本政府は中国EVへの補助金を中止せよ

日本政府はEVなどの環境車に「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」を出しており、BYD製も対象になっている。

果たして、中国政府が補助金を出して世界シェアを取り、いまだに多額の政府補助金を受け続けているBYDなどの中国EVに日本政府が補助金を出すというのは、公正な制度と言えるのだろうか。

中国EVの脅威を語るとき、私たちはしばしば「安さ」だけに目を奪われる。BYDのEVは中国国内では約200万円で売られ、その価格競争力に日本メーカーが太刀打ちできないという論調も根強い。

だが、その安さは、売れなくなったEVを「投げ売り」せずに済むよう価格を下げて輸出することで、なんとかもたらされたものだ。そんな企業の経営戦略を賞賛する日本のマスコミは何を考えているか。これでは、国内生産を頑張っている日本企業をあまりに軽んじていないだろうか。

過剰投資が過当競争を生み、過当競争が資金繰りを困難にしている。研究開発競争でつまずけば、一気にシェアを落として先行者利益が一気に失われる。そんな中国企業に未来があるかどうかはわからないが、日本政府もそれを延命させる措置は中止すべきである。

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『この政府はロシアへの宣戦布告を望んでいるのか…自動車産業不振のドイツがすがる「兵器製造ビジネス」への転換』(6/27現代ビジネス 川口 マーン 惠美)について

6/27The Gateway Pundit<Jesse Kelly Warns American Citizens on the Communist Movement within the Democrat Party “These People Have the Exact Same Sick, Demonic Religion Flowing Through Their Souls That Vladimir Lenin Did So Many Years Ago” (VIDEO)=ジェシー・ケリー氏が民主党内の共産主義運動について米国民に警告、「これらの人々は、何年も前にウラジーミル・レーニンがそうであったのと全く同じ、病的な悪魔的な宗教を魂に宿している」(動画)>

中共だって長征して逃げ回っていたのに。DSA(Democratic Socialists of America)の動きには注意しておかないと。

「ザ・ファースト」のジェシー・ケリー氏は今週、民主党を乗っ取ろうとしている共産主義の極めて危険な危険性について、米国民に警告を発した。

彼は歴史上の例として、ナチス、ボリシェヴィキ、毛沢東の共産主義運動といった小規模な集団が巨大化した事例を挙げた。その結果、これらの過激なイデオロギーの下で何百万人もの罪のない人々が殺害されたのだ。

ケリー氏は、民主党内の共産主義運動はいくつかの州で始まっていると説明したが、米国民はそれが大きな脅威になりつつあることを軽視すべきではないと警告した。

「歴史好きの方、あるいは歴史を学んでいる方なら、一貫したテーマが見えてくるでしょう」とケリー氏は語った。

「少しナチスについて話しましょう。そこから始めましょう」とケリーは言った。

「ナチスが最初どんな組織だったか知っていますか? 言い換えれば、彼らは酒場の娯楽集団だったんです。ドイツにはビアホールがたくさんあって、そこで大声で演説をしていたんですよ」とケリーは語った。

「ほんの小さな、取るに足らないような、熱心な人々の集まりだった。それが5分後には、すべてを仕切っていた。文字通りすべてをだ」とケリーは警告した。

「ソビエト連邦。ボルシェビキ。共産主義者。今では、ご存知のように、ソビエト連邦という、あらゆる権力を掌握し、鉄の拳で全てを支配した一枚岩の共産党を思い浮かべます」とケリーは語った。

「彼らもかつてはちっぽけで、取るに足らない存在で、笑われたり、嘲笑されたりしていたことをご存知ですか?」とケリーは言った。

「15分後には、彼らは何百万人もの人々を虐殺している。多くの人々をただ面白半分で拷問しているのだ」とケリーは続けた。

「くれぐれも注意してください。こうした過激な政治運動にはくれぐれも注意してください。決して軽視してはいけません」とケリーは警告した。

ケリー氏は、NY州の民主党予備選挙で共産主義者が勝利していると説明した。彼らはNY州の州議会選挙でも勝利している。

ケリー氏はまた、NY市長のゾーラン・マムダニ氏が社会主義について語る映像も紹介した。

https://rumble.com/v7btqgo-republicans-must-avoid-making-this-critical-mistake.html

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/jesse-kelly-warns-american-citizens-communist-movement-within/

6/27The Gateway Pundit<Ticktin Challenges Blanche=ティックティンがブランシュに挑戦>

トッド・ブランシュは何もしない。連邦裁が動くようにしてくれるのを望む。

私はトッド・ブランシュ氏に対し、2020年大統領選挙の不正操作とJ6の画策を企てた者たちを起訴するよう求めます。これを読めば、理解できるはずです。私たちは何が起こったのかを説明するだけでなく、誰がやったのかも明らかにしています。私たちは実名を挙げ、司法省に対し、選挙の不正操作と、事前に計画されていたJ6の心理作戦の捜査を開始するよう求めています。

4年間もの間、文字通り我が国を盗み、甚大な被害を与えた者たちが、その不正行為に対する何の責任も問われることなく逃げおおせることを許す言い訳は、決して許されない。

この訴状によって、上院と下院の共和党穏健派議員たちが、J6sに対する彼らの憎悪が的外れであることに気づいてくれることを願っています。これは連邦裁判所への訴状であり、まともな弁護士なら軽率な、あるいは虚偽の書類を提出することはありません。私たちは主張を裏付ける証拠を揃えており、今後さらに多くの証拠を提出する予定です。400人以上のJ6sと、メリック・ガーランドの悪用によって被害を受けた他の人々のために、これらの訴訟を起こすことができると確信しています。

ティックティン氏は6月26日(金)、ワシントンD.C.で訴訟を起こした。訴状は以下に添付する。

https://joehoft.com/ticktin-challenges-blanche/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=ticktin-challenges-blanche

6/27The Gateway Pundit<Hollywood Libs Pour Love on Beijing, Tout China as ‘First Petro-Zero Economy,’ But Facts Show Different Story=ハリウッドのリベラル派は北京を称賛し、中国を「初の石油ゼロ経済」と喧伝するが、事実は異なる様相を示している>

ハリウッド・スターは事実を調べてから発言したほうが良い。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/hollywood-libs-pour-love-beijing-tout-china-first/

6/28阿波羅新聞網<这数字是习近平发动战争信号!专家:蛮准的=この数字は習近平が戦争を発動するシグナルである!専門家:その予測精度は極めて高い>

台湾海峡で戦争が勃発すれば、人よりも先に資本が逃げ出す!地政学リスクの専門家が、早期警戒のサインとなる「3つの主要指標」を明らかにした。その予測精度は驚くほど高いものである。

多くの人は、戦争の勃発といえば、TVの突然のニュース速報、街頭に現れる軍隊、そして都市に響き渡る空襲警報を想像するだろう。しかし、地政学リスクと金融市場の専門家である劉玉晳教授は、番組『International Line After Work』の中で全く異なる視点を提示した。それは、最初の銃声が鳴るずっと前から、金融市場がその予兆を語り始めるというものである。彼女は、特定の数値指標を見ることで、一般の人でも紛争勃発前にリスクを察知できると説明した。

「軍隊の動員は最後のシグナルであるが、カネの動きはそれよりはるかに早く起こる。外国人投資家は常に私たちよりも多くの情報を持っており、その行動は一般人よりも迅速で、紛争の真のリスクをより正確に反映する」。劉教授は、これは陰謀論ではなく、金融の論理の自然な帰結であると指摘した。つまり、優れた情報を持つ大手機関は、リスクが誰の目にも明らかになる前に、常にポジションを調整する。

ブルームバーグは有料の「台湾海峡紛争指数」を提供しており、その精度は「極めて高い」とされている。

中国の米国債保有額が3,000億ドルを下回った場合、厳重な警戒が必要である。

アポロネット王篤然評論員がデータを検証したところ、最新の米国財務省TIC統計(2026年4月時点)では、中共は約6,510億ドルの米国債を保有していた。この数字は6,000億〜7,000億ドルの範囲内にあり、彼女が挙げた警戒ラインにはまだかなりの開きがある。

王氏は、過去の経験から、資本の流出入、為替レート、外貨準備高、戦略物資の備蓄量といった指標が同時かつ急速に変化する場合、それはしばしば地域リスクの高まりを示唆していると指摘した。しかし、中共にとって、台湾に対する全面戦争よりも「統一戦線」工作の方が好ましい選択肢である。現在、北京は「藍白連立(国民党と民衆党の連携)」を通じて台湾の立法院に影響を及ぼし、ドローン開発計画を抑制させ、頼清徳総統は、中共による武力統一の脅威に対して効果的に対抗することが困難な状況に置かれている。

中国で「ロシア・シナリオ」が再現される可能性

ロシアはウクライナ戦争前に脱$化を図った。

https://www.aboluowang.com/2026/0628/2401167.html

6/28阿波羅新聞網<清洗王岐山进行时!习不手软=王岐山の粛清が進行中!習は容赦しない>

中共指導者の習近平による張又侠ら軍高官の粛清が国内外で波紋を呼ぶ中、党内で行われている別の粛清――元政治局常務委員である王岐山への締め付け――は、世間の注目をあまり集めていない。

外交専門誌「ザ・ディプロマット」によれば、王岐山は罪名なく、北京で自宅軟禁状態にあると。王岐山の元個人秘書4人は、粛清されるか、あるいは捜査を受けている。

https://www.aboluowang.com/2026/0628/2401190.html

6/28阿波羅新聞網<习豪砸万亿人民币押注“它”!引爆基层怒火=習近平は「それ」に数兆元を投じる!庶民の怒りに火を点ける>

労働力不足の危機に直面する北京当局は、経済成長を維持し、世界の製造業における覇権を確固たるものにするため、スマートロボット分野に1兆元を投入している。しかし、英紙『FT』は、中国の自動化への転換が目覚ましい成果を上げている一方で、人口の高齢化を上回るペースでロボットが雇用を奪っている可能性があると指摘している。工場やホテルから高級レストラン、さらには京東集団の70万人の配達員に至るまで、あらゆる人々がAIやロボットの軍団に取って代わられるという圧力に直面している。技術の進歩と雇用の安定をめぐるこの競争は、現場の労働者の反発を招くだけでなく、拡大する貧富の格差や、資本への急速な富の集中という深刻な課題を中共に突きつけている。

中共の計画経済は多面的な課題を解決できない。彼らの優先は世界覇権を握ること。

https://www.aboluowang.com/2026/0628/2401202.html

6/28阿波羅新聞網<抗议席卷全国!北京又一好朋友将倒台—塞尔维亚总统武契奇将在数周内辞职=抗議デモが全国に拡大!北京の有力な同盟国でまたも失脚の危機――セルビアのブチッチ大統領は数週間以内に辞任へ>

土曜日(6/27)、セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領は、数週間以内に辞任し、大統領選および議会選の早期実施を求めると発表した。セルビアでは1年半にわたり、学生主導の反汚職デモが続いており、その波は国全体に広がっている。この抗議活動は、北部ノヴィ・サドの鉄道駅でひさしが崩落し、16人が死亡した事故をきっかけに発生した。

2024/11/20東洋経済<セルビア「中国が改修」の駅崩壊で高まる不信感 「一帯一路」の一環、不透明さに市民ら抗議デモ>

https://toyokeizai.net/articles/-/841134

やはり駅の崩落事故の原因は中国企業のおから工事のように思える。

https://www.aboluowang.com/2026/0628/2401225.html

https://x.com/CausMoney/status/2070699077633745337/video/1

川口氏の記事では、国防産業の育成は重要と言うものの、斜陽の自動車産業の救済のためというのは筋が違うのでは。戦争になって、砲弾が足りなくなって、自動車産業に支援を求めるのならわかりますが。日産が防衛企業になるようなもの。

元々ドイツの自動車産業が斜陽になったのは中国に進出し、EVに力を入れたが、中国自動車企業の低価格に対抗できず、且つソフトウエアとデジタル化の遅れもあったから。企業の経営判断のミス。国に安易に頼る姿勢は如何なものか?

「ドイツを欧州最大の軍事大国にする」と公言したり、「ウクライナから学ぶ番」と言って見たりは、ロシアを刺激する。もっとうまい外交をやったらと思う。

記事

自動車部品メーカーが兵器製造へ

やっぱり噂は本当だった。ドイツでは車が売れず、どこの自動車メーカーも困窮。一方、政府は盛んにロシアの脅威を煽っている。だから、これまで自動車を作っていた工場が武器の製造に切り替わるだろうという噂が、昨年からあった。それが本当に始まっている。

ラインメタル社への抗議活動(Photo by Gettyimages)

これまで長年、世界有数の自動車部品メーカーであったピエールブルクという会社が、ドイツの軍需産業の雄「ラインメタル社」の傘下で、砲弾に使われる金属胴(砲弾の胴体部分)の製造に舵を切ったという。

1889年創業のラインメタル社は、「防衛」と「自動車」の2大部門で発展してきた。第二次世界大戦後、軍備が禁じられていたドイツだが、1956年、軍隊の再編に伴い、武器製造も解禁。以来、同社は静かに発展を続けた。

今や戦車の大砲(120mm滑空砲)では比類なき技術を誇り、ドイツの有名な戦車「レオパルト2」(クラウス=マッファイ・ヴェクマン社の製品)や米国の主力戦車「M1エイブラムス」にも同社の製品が使われている。さらに今後、英国の戦車にも導入されるというから、すでに西側の戦車の射撃システムにおける標準仕様と言っても過言ではない。

一方、前述のピエールブルク社は、主に自動車の排ガス制御や熱管理、エレクトロニクスの技術に特化したメーカー。ラインメタル社の自動車部門において重要な位置を占めていただけでなく、例えばフォルクスワーゲン社にとっても主要なサプライヤーだった。

ところが、冒頭に書いた通り、ドイツの自動車産業は斜陽。そこでラインメタル社は自動車部門を整理し、防衛一本に絞った。それに伴い、ピエールブルク社の製品が、砲弾に切り替わったわけだ。

ラインメタル社の株化は10倍に跳ね上がった

「自動車から武器へ」の流れが加速している背景には、ドイツ政府の方針転換がある。2022年、ロシアがウクライナに侵攻した直後、当時のオラフ・ショルツ首相率いる政権は国防の重要性を強調し、憲法を改正して1000億ユーロの国債を発行した。それにより、防衛産業興隆の火蓋が切られた。

ショルツ前首相(Photo by Gettyimages)

翌23年、ラインメタル社はウクライナで兵器の修理工場を立ち上げ、スペインの防衛大手「エクスパル」社も買収した。エクスパル社は、弾薬の金属ケースから火薬や信管まで一貫して生産する技術を持っている。

また、国内外の工場での生産も拡張。特に力が入ったのがハンガリー政府とのプロジェクトで、今や同社のハンガリー工場は、新型戦車、弾薬、および電子部品など最先端の兵器製造の一大拠点となっている。

さらに2025年、新しく政権に就いたフリードリヒ・メルツ首相が、健全財政を誓いつつ、ショルツ氏も顔負けのドイツ史上最高額の借金を実現。これにより、ドイツの今年の国防予算は前年比32%増、830億ユーロに膨らんだ。

現在、ラインメタル社の砲弾製造能力は、ウクライナ戦争前の年間7万発から、その15倍の110万発に達し、通常弾薬の生産ではすでにアメリカを抜いたとのこと。その間、ラインメタル社の株価は10倍以上に跳ね上がった。ほとんど “バブル”である。

自動車不況の救済になった皮肉

ボリス・ピストリウス防衛相の目下の目標は、2039年までに「欧州最強の軍隊」を作ることで、メルツ首相いわく、「ドイツを欧州最大の軍事大国」にする。そして、その目標を達成しやすくするためか、政府は、すぐにもロシア軍が攻めてくると言わんばかりに盛んに国民の恐怖を煽っている。この延長線上には徴兵制の復活があるだろう。

軍事儀式で更新するドイツ軍(Photo by Gettyimages)

ピエールブルク社に話を戻すと、ついこの間まで自動車産業の不況に喘いでいた同社は、軍需のおかげで350人の雇用を救済した形だ。ただ、同工場の立地はベルリンの下町とも言えるヴェディング地区で、付近に公園やプールなどもある。そのため地元では、昔ながらの労働者街で武器の部品が製造されるという事実に対し、戸惑いと反発が強まっているという。有事の時に攻撃目標になるのではと、不安に怯える住民もいるらしい。工場側は、「火薬など爆発物は扱わない」と確約しているが、すでに約30のグループからなる「武器生産に反対するベルリン同盟」が組織され、抗議活動が始まっている。

実はドイツは、米、仏、露に次ぐ世界第4位の武器の輸出国だ(2021〜25年)。ただ、当然のことながら軍需産業は日陰の存在で、憲法によって厳格に縛られている。例えば、武器の製造や輸送や取引には政府の許可が必要で、また、紛争地域はもちろん、非NATO諸国への輸出も原則禁止されている(もちろん多くの抜け道があることは公然の秘密だが)。

ところが、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに、当時のショルツ政権がそれをひっくり返し、ウクライナという、紛争中で、非NATO国への武器の支援もやむなしとした。ただ、ショルツ氏が認めたのは、主に防衛用の武器で、攻撃用のものは拒否し続けた。ところが、その後を継いだメルツ氏はそれさえ覆し、巡航ミサイルなど、ロシアの領域に深く入り込む攻撃用の武器の供与も辞さない構えだ(まだ公式には認められていない)。

ロシアに宣戦布告したようなもの

いずれにせよ、現在、ドイツの防衛産業は膨大な国家予算を吸い上げつつ、破格の利益を上げ、不況のドイツ経済の牽引役を引き受けさせられつつある。それどころか、ドイツ政府は今後、ウクライナと組んで、ドローンを共同開発する計画まで打ち上げている。

ラインメタル社(Photo by Gettyimages)

「実戦経験のあるウクライナに、今度はドイツが学ぶ番」と国防相。これではまるでロシアに宣戦布告をしたようなものだ! このような言動が、今後、ドイツにどんな災厄を及ぼす結果となるか、彼らが気づいていないとは思えない。

ただ、この無謀に対して、主な政治家からも主要メディアからも、なぜか、明確な異議が出ない。警告しているのはAfD(ドイツのための選択肢)とBSW(サラ・ヴァーゲンクネヒト同盟)だが、どちらの声も無視されたままだ。

そういえば、最近、ウクライナ戦争が収束しそうな気配になったとき、ラインメタル社の株価は瞬時で急降下した。世界が平和になると、防衛産業に影が刺す。誰もが頭ではわかっているそれが、ここまで明確に数字に表れたのは、はっきり言って衝撃的だった。

投資家が望んでいるのは、株価の下落ではなく上昇、要するに戦争か? それも、なるべく遠くで、長く続く戦争? これほどわかりやすい話はない。

ラインメタル社の今年の売上高は140億ユーロを下らないだろうと見られている。現在3万人の従業員も、今後数年で7万人に増やすという。そして、政府が国防に重点を置いている限り、同社は国家の安全保障に鋭意貢献している優良ハイテク企業だ。現在の膨大な利益とて、国防のための弛まぬ努力がもたらした幸運な結果に過ぎない…。

しかし、軍需産業の隆盛は、本当に国民の富と幸せにつながるのか? 「気がついたら戦争に巻き込まれていた」では遅すぎる!

今、ドイツでは、多くのことが国民の意思とは違った方向に進んでいると感じる。その自分の感性に、私は自信を持っている。

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『「米イラン停戦」で中国は本当に漁夫の利を得たのか? ペトロ人民元と中東のパワーバランス』(6/26JBプレス 福島香織)について

6/26The Gateway Pundit<A Warning Charlie Kirk Gave Back in 2020 Coming True Now Within Democratic Party=チャーリー・カークが2020年に発した警告が、今、民主党内で現実のものとなっている。>

メデイアと学校教育を左翼が牛耳っているのを正さないと、愚昧な人間が拡大再生産されていく。保守派の主張をブログやSNS、ビデオで広めていくのが大事。

火曜日に行われたNY州の予備選挙で社会主義候補者が圧勝したことは、チャーリー・カークが2020年に発した警告が現実のものとなった。

社会主義者のゾーラン・マムダニ市長が支援する候補者たちは、火曜夜に行われた民主党予備選挙で圧勝し、現職のダン・ゴールドマン下院議員とアドリアーノ・エスパイヤット下院議員を破って議席を獲得した。

CNBCの報道によると、マムダニ氏が支援する3人目の候補者が、現職の下院議員が再選を目指さない議席を巡る予備選挙で勝利した。

そして州レベルでは、 2001年9月11日の同時多発テロを「資本主義と人種差別、そして白人至上主義」のせいだと非難してきた民主社会主義者のアバー・カワス氏が、NY州上院議員予備選挙で勝利を収めた。

エスパイヤット氏を破ったダリアリサ・アビラ・シュヴァリエ氏は、刑務所の廃止、売春と薬物使用の合法化、移民税関執行局の廃止、そしてイスラエルへの米軍支援の停止を求めている。ニューヨーク・ポスト紙によると、彼女はまた、米国を「とんでもない恥さらし」と呼んだ。

NYポスト紙はまた、火曜日にNYで起きた社会主義支持の急増は、主に若い有権者によって促されたものだと報じた。

2020年1月、私はカーク氏にインタビューを行った。これは、YouGovと共産主義犠牲者記念財団が行った世論調査で、ミレニアル世代の70%が社会主義候補に投票する可能性が「非常に高い」または「やや高い」と回答したことを受けてのことだった。

彼はこれに対し、「私は何年も前から警鐘を鳴らしてきました。実際、多くの若者が社会主義を支持していると言うと、私は大げさなことを言っていると誤解されてきました。そして、その動きは急速に広がっています」と述べた。

「今では誰も私に異議を唱えていないと思いますが、それは私が大学のキャンパスでこうした動きが起こっているのを目の当たりにしてきたからです。教授や学生たちの無知な連合が、我が国に甚大な被害をもたらすであろう恐ろしい考えを擁護するために同盟を結んでいるのを見てきました」とカーク氏は付け加えた。

彼はまた、社会主義者のNY州選出アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員について、「彼女は議会で勢力を拡大するだろうと、私は人々に言ってきた。権利意識が強すぎる、何も分かっていないミレニアル世代がいて、教授が違うことを言ったというだけで、この200年間に我が国が成し遂げてきた真の進歩をすべて覆そうとしている。もし私たちがそのような人々を受け入れたら、我が国は非常に恐ろしい方向へ進んでしまうだろう」と予測した。

火曜日にNY市で行われた選挙で、民主社会主義者3人が勝利したことは、カーク氏の予測が正しかったことを証明している。いずれも民主党の地盤が強い選挙区出身であり、11月の本選挙でもほぼ確実に勝利するだろう。

カークは、若者たちが米国で本当に社会主義を望んでいるという考えを払拭するのに役立つ2つの質問を私に教えてくれた。

「学生に『政府を信頼していますか?』と尋ねると、従来は『いいえ、政府を信頼していません。政府はひどいものです』という答えが返ってくるでしょう」とカーク氏は述べた。

「では、なぜ政府を大きくしたいのですか?」と次の質問をすると、「いや、私は政府を大きくしたいわけではない」というのが、一般的な答えだろう。

「それならあなたは社会主義者ではない」とカークは相手に告げるだろう。そのやり取りはわずか15秒ほどで終わる。「根本的な前提は政府への信頼であるべきだ」とカークは強調する。「学生は政府が好きではない。政治家も好きではない。」

「学生たちは、社会主義を主張することで自由を擁護していると考えている。奇妙に聞こえるかもしれないが、それがマルクス主義者たちが展開しているメッセージ戦略なのだ」と彼は述べた。

カークの社会主義に対する見解、そして彼がキリスト教を社会主義に対する弱点と捉えていたことについては、私の著書『我々はこれらの真実を堅持する:国家と世界を変革する力を持つ二つの信念』の2026年版でより詳しく解説しています。

本書の中で私は、カークはマムダニが米国人に「頑固な個人主義の冷たさを、集団主義の温かさに置き換える」よう促す動きに、間違いなく大いに賛同しただろうと主張している。

2020年のYouGovの世論調査によると、ミレニアル世代のうち、独立宣言は共産党宣言よりも自由と平等をよりよく保障していると信じているのはわずか57%だった。これは、冷戦の最も暗い時代を生き抜いたサイレント・ジェネレーションの94%と比べると、かなり低い割合である。

カークはこの統計に対し、「私たちは歴史を教えていない。これはすべて学校のせいだ。学校こそが、この状況がめちゃくちゃになった一番の原因だ。私の両親の世代――彼ら自身も認めるだろうが――が、完全にこの状況を台無しにしたのだ」と反論した。

「彼らは私の世代を、子供たちにこの国を憎むように教える左翼思想の洗脳工場に送り込んだ。そして、なぜ事態が間違った方向に向かっているのか不思議に思っているのだ。」

この記事はもともとThe Western Journalに掲載されたものです。

https://www.thegatewaypundit.com/2026/06/warning-charlie-kirk-gave-back-2020-coming-true/

6/26Rasmussen Reports<‘Sanctuary’ Policies Remain Controversial=「聖域」政策は依然として物議を醸している>

いわゆる「聖域」州政策、つまり州および地方の当局者が連邦移民当局と協力することを制限する政策について、有権者の意見はほぼ二分されている。

ラスムッセン・レポートが実施した最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者のうち、聖域都市政策を支持する人は45%で、1月の48%からわずかに減少した。このうち23%は強く支持している。一方、反対する人は46%で、うち32%は強く反対している。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/trump_administration_second_term/sanctuary_policies_remain_controversial?utm_campaign=RR06262026DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/ACTBrigitte/status/2070590874783027593/video/1

6/27阿波羅新聞網<这条移美路死!“美国已完全关闭大门”= 米国への移民の道は断たれた!「米国は門戸を完全に閉ざした」>

移民に関する連邦最高裁の重要な判決が2件下され、いずれもトランプ政権の主張を支持する内容となった。『ワシントン・ポスト』紙によると、判決を受けてWHのスティーブン・ミラー次席補佐官は、「亡命を求める人々に対し、米国への門戸は完全に閉ざされた」と述べた。ミラーは、国境で​​なされる亡命申請は「偽り」であると断じ、申請者は人種、宗教、民族を理由とする迫害を実際には受けていないと主張した。

同紙の報道は、これらの最高裁判決は、トランプ大統領がいかに大統領令(行政権限)を行使して米国の移民制度の基本原則を激的に変更してきたかを浮き彫りにしていると指摘している。

テキサス大学サンアントニオ校のロヘリオ・サエンツ教授(社会学・人口統計学)は、米国は長らく難民を歓迎する国であったが、「今や、その門戸が閉ざされるのを目の当たりにしている」と述べた。

国土安全保障省(DHS)は以前、シリアおよびハイチ出身の移民に対する「一時的保護資格(TPS)」に伴う就労許可の期限を、今年の7/1まで延長していた。DHSは、今回の最高裁判決を受けた具体的な影響について、現時点では明らかにしていない。

全米移民弁護士協会(AILA)で政府関係担当シニア・ディレクターを務めるシャルヴァリ・ダラル=デイニは、TPSプログラムに伴う恩恵が7/1以降に打ち切られる可能性があると分析した。

最高裁判決の影響を受けるハイチやシリア出身の移民に加え、TPSプログラムの取り消しを不服として別途訴訟を起こしていたベネズエラやソマリアなど他国出身の移民も、近い将来、保護資格を失う可能性がある。

ダラル=デイニは、今回の最高裁判決は実質的に、一時的保護資格を終了させる権限を行政側に全面的に与える(白紙委任する)ものだと指摘した。

ミラーは、TPS資格を失った移民は強制送還されることになると指摘し、「この国における法的地位を失った以上、強制送還されるべきだ」と述べた。

しかし、TPS対象の移民の多くは、まだ最終的な強制送還命令を受けていない可能性がある。そのため、そうした命令に異議を申し立てたり、米国に合法的に滞在し続けるための他の法的手段を模索したりする時間が、わずかながら残されている。

不法移民や偽難民の追放は行政の裁量でできるのは当然。正当な法執行。

https://www.aboluowang.com/2026/0627/2400750.html

6/27阿波羅新聞網<爆关闭应答机!原始数据复盘北京撞机—疑似关闭应答机 网曝北京撞机事件新细节=トランスポンダーがオフに!生データから北京での飛行機衝突事故を復元 — トランスポンダー停止の疑い;北京での衝突事件に関する新たな詳細がネット上で明らかに>

中南海の近くでこういう攻撃が起きた。蔡奇の責任が問われる。習は暗殺の心配の種がまた増えた。

https://www.aboluowang.com/2026/0627/2400751.html

https://x.com/visegrad24/status/2070498236033360205/video/1

https://x.com/visegrad24/status/2070498236033360205/video/2

https://x.com/visegrad24/status/2070498236033360205/video/3

6/27阿波羅新聞網<传北京撞机女驾驶员现场抢救照片—驾驶员是她?网传小飞机撞上北京最高楼内情=北京での飛行機衝突事故現場で手当てを受ける女性パイロットの写真が拡散 — 彼女が操縦士だったのか?北京で最も高いビルに小型飛行機が衝突した事故の詳細がネット上に流れる>

ネット上の報道によると、以下の画像で担架に横たわっている負傷者は、北京のCITICタワー(中信大厦)との衝突事件に関与したパイロットであり、現在応急処置を受けている女性である。彼女は、CITIC銀行(中信銀行)資産管理事業センターの「裁量運用・ソリューション部」副総経理を務める劉俊華であると噂されている。

拡散されている情報によれば、劉俊華は金融市場取引において16年の経験を持ち、超富裕層や戦略的顧客へのサービス提供に従事してきた。また、中国人民大学で金融学の修士号を取得している。

衝突を受けたCITICタワーは、CITICグループ(中信集団)の本社ビルである。

このCITICの幹部は小型飛行機を操縦し、石仏寺空港を離陸後に飛行ルートを外れ、最終的に自社グループのビルに衝突した。

中共が真の理由を明かすはずはない。多分精神病院送りになるのでは。

https://www.aboluowang.com/2026/0627/2400778.html

https://x.com/caijingshujuku/status/2069755959992635765/video/1

「軽舟已過万重山」は李白の詩「白帝城」の第四句。白帝城は劉備玄徳が亡くなり、諸葛孔明に息子を託した場所。小生在勤中に行きました(今は三峡ダムで一部だけ)。

福島氏の記事の中で、ペルシャ語で「アーリア人の国」を意味する言葉は「イラン」とあり、この名称は古代のペルシャ語で「アーリア人の土地」を意味する「エアリアナ(Aryāna)」に由来しているとのこと。

米イスラエルVSイラン戦争の勝者は誰かと断定するのは氏が言うように時間を置いてからの判断となる。敗者はイスラエルというのは決まったように言われていますが。

米国VS反米の悪の枢軸(中ロ北イラン)がどういう展開になるかは、予測できない。米国につくべき自由主義国は左翼グローバリストが牛耳っていて、反共主義者のトランプの言うことを聞かない。日本だけトランプに付いている。まあ、米国内にも民主党とDSという左翼の敵がいるので、トランプはこちらにも力を注がねばならない。左翼が世界を牛耳ったらどういう世の中になるか考えてみたらよい。ソ連と東欧の世界に逆戻りする。

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イランのペゼシュキアン大統領と中国の習近平国家主席(右)=2025年9月の北京での首脳会談(写真:ZUMA Press/アフロ)

目次

米国・イラン戦争の停戦覚書が発表され、60日を期限とした交渉がジュネーブで始まり、ひとまず安心ムードが流れている。中国の王毅外相は、イランのアラグチ外相との電話会談で17日「平和の夜明けが訪れた」と、停戦の合意に歓迎を表明した。

14項目の停戦合意条件について、すでに公表されているところをみれば、トランプ米大統領はイランが大幅譲歩したと言っている。だが、あれほど一寸の譲歩もしないと言っていた米国もイランにかなり譲歩したことがうかがえる。

この不毛な100日あまりの戦で、果たして勝者はだれで、敗者はだれなのか? 一部論者は最大の勝者は、表向き傍観を決め込んでいた中国ではないか、という。本当にそうなのだろうか。

米イラン合意内容の中国へのインパクトは

米イランは双方とも自国が勝者だと公言している。だが休戦の覚書について、米国側が口頭でメディアに公表した内容では、

▽レバノンの戦闘を含む「すべての戦線での」紛争の終結
▽イランの反体制デモに対する米国の不干渉を意味すると思われる「内政」の尊重
▽延長可能な60日間の交渉期限
▽アメリカの封鎖解除と最終合意後30日以内の近隣からの米軍撤退
▽ホルムズ海峡の安全(通航料はとらない)
▽イラン復興の資金基金3000億ドル規模
▽国連安保理決議を含む制裁解除
▽核兵器を保有しない(濃縮ウランの管理方法は今後の協議による)
▽濃縮フラン管理方法が決まるまでの「現状維持」
▽資産凍結解除
▽覚書履行と将来の合意順守を監視する仕組みの設置

といったもので、かつての米国の、イランに一分の譲歩もしない、という態度から考えると、かなりイランに譲歩したように見える。米国との和平交渉でイラン側の責任者を務めるモハマドバゲル・ガリバフ国会議長は22日、スイスでの協議を終えた後、ホルムズ海峡は「イラン政府によって管理されることになる」と断言したと国営メディアは報じていた。

核兵器を保有しないという約束は戦前もしていたし、制裁・資産凍結が全面的に解除され、復興資金が提供され、しかもイランの指導部は継続しているのだから、イランとしては勝利を主張するだろう。

一方、米国側が勝者だとする論調によれば、ハメネイ師ら革命防衛軍幹部を排除し、体制の寿命をおおいに縮めた上、資産凍結されたイランの資金や、石油資源の輸入先、再建基金の使い方などを米国主導にすることで、イランと資源地政学的に緊密化していた中国、ロシアへの打撃になる、ということらしい。

中国に関しては、米国は中国を真のターゲットにしており、中国からイランの良質で安価な石油を取り上げ、中東を不安定化させることで、中国のイランおよび中東における一帯一路構想や「ペトロ人民元化(中東石油の決済をドルから人民元に取って代わる)」計画を挫折させることに寄与した、という見方があった。

だが、興味深いのは、停戦が決まった後のイランが、以前に増して中国に秋波を送っていることだ。

中国に秋波を送るイラン

イランの国営通信によると、中国担当特別代表でもあるカリバフはイラン商工会議所の会合で、「イランはあらゆる分野において中国の支援を得て建設を進める必要がある」「我々は中国に対し、我々が単なる顧客や貿易パートナーではなく、真の意味で中国と肩を並べるパートナーであることを納得させなければならない——そして中国も必ずそう信じるだろう」といった趣旨の発言をしたという。

イランの準公式通信ISNAも、カリバフが「我々は陣営を必要としている」「どのような陣営が形成されようとも、あらゆる分野において、中国とイランという2つの確固たる、かけがえのない国が存在する」「両国(イラン、中国)は技術、経済、政治の面で足並みを揃えるべきだ」と発言したと伝えている。

一方、BRICSサミットが開催されたニューデリーで22日、中国の王毅は、イランの国家安全保障最高評議会のネザミプール副書記と会談。

「中国はイランの包括的戦略パートナーとして、一貫して公正な立場を堅持し、平和に資するあらゆる努力を支持し、イラン側の主権・安全保障および民族の尊厳の維持を支持し、イランが湾岸諸国および地域諸国との関係を改善することを支持する。今後も独自の方法で支援を提供し、地域の平和と安定の早期回復に向けて建設的な役割を果たしていきたい」

「イランは中国の包括的な戦略的パートナーであり、両国には伝統的な友好関係がある。中国側は一貫して戦略的かつ長期的な視点から中イラン関係の推進に取り組んでおり、イラン側と共に、ハイレベルな交流を強化し、政治的相互信頼を固め、実務的な協力を深化させ、中イラン関係が着実に長期にわたって発展するよう推進していきたいと考えている」

と述べて、こうしたイランのラブコールに応えた。

この中国、イランの緊密ムード、そして今回の米イラン停戦交渉の仲介役がパキスタンとカタールという中国と関係の深い2国であったことを考えると、イラン復興・再建の主導権は米国でなく中国である可能性もあろう。

イランが中国の強力な「足場」に?

米イラン戦争勃発当初、イラン革命防衛隊がホルムズ海峡を封鎖し、イランのミサイルやドローンが湾岸諸国の首都に雨あられと降り注いだとき、中国は比較的沈黙を守り、イランの軍事的支援なども行わなかった。これを中国のイランに対する裏切り、と報じるメディアも少なくなかった。

実際、中国にとっても、イランによるホルムズ海峡封鎖は悪影響が大きく、イランが報復として攻撃破壊した湾岸諸国の施設の多くが中国の投融資によるものだった。中国のイランに対するいら立ちは透けて見えていた。5月の北京で行われた米中首脳会談では、中国がイランを対米交渉カードにちらつかせる場面もあった。結局、トランプ側がそのカードに動かなかったのだが。

だが、結果的に、米イラン戦争、ホルムズ海峡封鎖で中国が受けるネガティブな影響は限定的であり、イランと中国の関係に大きくひびを入れるものにはならなかった。

中国とイランの関係はもともと決して盤石なものではなく、イランが米国および西側社会から徹底的な経済制裁を受けたため、イランの石油を引き受ける国が中国だけになり、致し方なく中国に依存するしかなかった。

ペルシャ語で「アーリア人の国」を名乗るイランにはもともと西側諸国との和解を望む勢力があり、イランが中国を裏切ったケースもある。例えばファーウェイの孟晩舟副会長兼CFOが、米国の対イラン制裁に違反してイランで事業を行ったかどで、2018年12月に米国の要請を受けたカナダ当局に逮捕されたときの証拠となった情報は、イラン側が2014年、米国との外交交渉を進める過程で、提供されたと信じられている。

だが、今回の米イラン戦争で、こうした西側和解派ですら完全に中国陣営に身を寄せる決心をしたとみられている。これを地政学的な含意で解釈すると、イランは今後、真のリーダーを中国とし、中国の戦略的先鋒となることを自ら望んで行動する、ということになろう。

それは中国主導の資源バリューチェーン、ペトロ人民元化の中心的な役割を担い、また今回の戦火を耐え抜いた実績をもって、中国の軍事同盟的な立場も目指すことになるかもしれない。そして、パキスタン同様、中国に忠誠を誓うイスラム国の一つとして、中国の中東進出の強力な足場となるかもしれない。

中国は本当に「最大の勝者」か

ニューヨークタイムズやニューズウィークなど米国のリベラルメディアは、米イラン戦争の最大の勝者は中国といった分析を報じている。そこでは、イランとその再建の問題だけでなく、世界の資源バリューチェーンや安全保障秩序の枠組みが変わる可能性にも触れられている。

たとえば、この戦争によって、中東石油・ガス資源のリスクが浮き彫りになり、湾岸地域からアメリカ大陸にいたるまで、エネルギー生産国は主導的地位を維持・拡大しようと競い合い、消費国は依存度を低減、あるいは分散する努力を加速するだろう。これによりエネルギー安全保障、資源地政学の枠組みが急激に変化するだけでなく、エネルギー構造にも変化をもたらすだろう。アジア、欧州の国々が、化石燃料に頼らない代替エネルギー、太陽光や風力などの再生可能エネルギーや原子力への移行を加速させる可能性がある、という見方だ。

産油国間の関係も、この戦争により変化している。アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアの間の緊張が高まり、UAEは産油国連合「OPECプラス」からの離脱を余儀なくされた。弱体化したOPECが世界の石油市場の変動性をさらに高め、サウジアラビアとロシアの関係をさらに緊密にするきっかけともなった。

さらに中南米のブラジル、ベネズエラ、コロンビア、アルゼンチンが、代替供給国を求める世界的な需要に応えるため、石油生産能力の拡大を進めている。

この資源バリューチェーン、エネルギーネットワークの再構築、多様化に向けた取り組みは今後長い時間をかけて、その全貌が見えてくるだろう。その動きの中で、中国が最大の受益者となるという予測をいう識者は少なくないのだ。

理由の一つは代替エネルギーにかかわる技術、電気自動車(EV)、風力発電タービン、太陽エネルギーパネル、原発、バッテリー、エネルギー管理ソフトなどの製造分野でリードしているのは、圧倒的に中国企業が多勢であること。実際、今回の石油危機で、中国のEV産業やクリーンエネルギー製造業は追い風を受けている。

中国はより大きなリスクを抱える?

さらに、米国とイスラエルのイラン攻撃の正義に対しては、米国の古くからの欧州、湾岸諸国の同盟国ですら懐疑的で不満をもたらしたこと。ブルッキングス研究所中国センターのライアン・ハス所長は「戦争の正当性、遂行、その余波をめぐり、アメリカとパートナー国との間に明確な見解の相違が表面化したことで、時間とともに他の問題領域へ広がりかねない亀裂が露呈した」「中国にとって、こうした亀裂は安心材料となる」とニューズウィークにコメントしている。

ただ、中国にとってイランと密接に結びつくこと、同盟国となることが、本当に国益に合致するかといえば、これは微妙なところだ。中国は実のところロシアにさえ、本当に気を許しているとはいいがたいのだ。

ロシアよりも国家としての影響力、実力がはるかに劣るイランが、本当に中国の対等なパートナーになれるのか、中国にとっては負担、リスクが大きいだけかもしれない。

中国にとって中東においては、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の方がイランより経済的にも資源地政学的にも価値があろうし、イランの宿敵、イスラエルだって、中国にとっての経済的価値はイランよりも大きいだろう。イスラエル最大のハイファ港は中国が建設・運営しているのだ。

イランの復興・再建に伴う経済的恩恵は確かにあり、そのプロセスで中国主導の技術・サプライチェーンにイランを組み込み、中東でペトロ人民元計画を推進していく足掛かりにもなろう。ただ、中国における中東安全保障構想がサウジアラビア、エジプト、トルコ、パキスタンの4カ国を基盤としていることは変わりなく、これら諸国とイランとの関係が安定するのかどうか。中東における宗教的対立は非常に根深く、米国がさんざん手こずった歴史がある。

イラン復興再建を含めたイランとの緊密化が、本当に中国にとって漁夫の利となるか、あるいは火中の栗となって、利益以上の大やけどを負ってしまうか、その答え合わせはまだ先のことになるだろう。

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