9/15The Gateway Pundit<Trump Up Six Points Over Old Joe Biden in Seven Swing States: Georgia, Arizona, Wisconsin, Pennsylvania, North Carolina, Nevada, Michigan – Dems Better Dust Off Those Fake Voters=ジョージア、アリゾナ、ウィスコンシン、ペンシルベニア、ノースカロライナ、ネバダ、ミシガンの7つの激戦州で、トランプ大統領が老ジョー・バイデンを6%上回った – 民主党は偽有権者の埃を払った方が良い>
民主党は不正選挙をしないと勝てない党になっている。それを許している共和党が問題。
ロイターとイプソスの世論調査。
民主党は2024年に米国史上最悪の大統領が勝利するために、何百万人ものゴースト有権者を目覚めさせなければならないだろう。
https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/trump-up-six-points-old-joe-biden-seven/
9/16The Gateway Pundit<Gallup Poll: Vast Majority of Americans Do Not Believe Biological Men Should Be Allowed to Compete in Women’s Sports=ギャラップ世論調査:米国人の大多数は、生物学的男性が女子スポーツで競技することは許されるべきと思っていない>
米国のprogressiveは、本当はretrogressive。精神的変態とでも言うべきか。
ギャラップが実施した最近の世論調査 によると、米国人の大多数、ほぼ70パーセントが、生物学的男性が女性スポーツに参加することは許されるべきではないと考えていることが明らかになった。
過激活動家らが女性に対する戦争を続けている中、世論調査は彼らの戦術が裏目に出ていることを示唆している。2021年以降、アスリートは自分の出生性別と一致するチームでのみプレーすべきだと考える人の割合は、最新の世論調査では62%から69%に上昇した。
リーダーシップ研究所ライリー・ゲインズ・センター所長のライリー・ゲインズ氏はFOXニュース・デジタルに対し、政治家や投票の仕方、メディアのジェンダー・イデオロギー問題の扱い方から判断すると、この問題は「非常に二極化していて二分化している」という印象を与えるだろうが、「実際にはそうではない」と語った。
「これは政治問題にすべきではない。一般国民の大多数が同意できる問題はほとんどないが、これはそのうちの1つです」とゲインズ氏は述べた。「振り子の振れが大きくなりすぎており、このまま行けば、何が危険にさらされるのか、人々は気づき始めている。」
「男性が女子スポーツに参加することを認めることに反対する米国人の割合は増える一方だろうが、残念なことに、その間に怪我をしたり、ロッカールームで搾取されたり、機会を失う女子生徒がさらに増えるだろう」と彼女は付け加えた。
この世論調査は、バイデン政権がどれほど常識から外れているかを示す新たな例を浮き彫りにした。
バイデン政権は4月、 性差別の意味を性同一性を含むものに拡大するための新たなタイトルIX規則を提案した。提案された規則は、トランスジェンダーの学生が自分たちの性自認と一致するスポーツチームでプレーすることを断固として禁止する「画一的な」政策を施行する学校や大学に対して連邦政府の資金提供を差し止める内容となっている。
https://www.thegatewaypundit.com/2023/09/gallup-poll-vast-majority-americans-do-not-believe/
9/17阿波羅新聞網<祸不单行 中共火箭军最大威胁来了=禍は一度だけで済まない、中共ロケット軍の最大の脅威がやってくる>米軍は、徐々に拡大する中国の宇宙軍事利用や北朝鮮の核兵器・弾道ミサイル開発への対応で、日米協力を強化するため、日本に宇宙軍司令部(Space Command)を設置する計画である。
しかし中国は、中国には米国の宇宙資産に対し何らの意図はなく、スペースXのスターリンク衛星が中国の宇宙資産に繰り返し影響を与えていると指摘した。
15日の「ジャパン・タイムズ」紙の報道によると、米軍の半官メディア「Stars and Stripes」を引用し、この新たな宇宙司令センターの設置は、宇宙分野で日本との協力を強化する米軍の取り組みの一環となり、報道によると、日本にはすでに関連活動を行っている小規模なチームがあるという。 宇宙軍と日本の航空自衛隊は7月、東京の横田基地で初の宇宙分野協議を開催した。
米軍は昨年11月、ハワイにインド太平洋軍(USINDOPACOM)傘下のインド太平洋宇宙軍を設置し、その1カ月後には在韓米軍内に宇宙軍部隊も設置した。 先月開催された米国、日本、韓国の3カ国首脳会談では、3カ国は宇宙安全保障対話を促進することで合意した。 新たな司令部の設置は、3者間の協力をさらに強化する意向を示している。
ロシアの《スプートニク》は、中国政府は米国の宇宙資産を脅かすいかなる意図も否定したが、代わりに米国の衛星が中国の宇宙資産にもたらす脅威を指摘したと報じた。
2021年、中国は、イーロン・マスクのスペースXが運用するスターリンク衛星を避けるため、天宮宇宙ステーションが2度も軌道変更を余儀なくされたと発表した。 2022年11月に中国本土の学者らが学術誌に掲載した論文では、スペースXの広大なスターリンク衛星ネットワークが、地球軌道の安全性を管理するために各国が採用している非公式規則に「日常的に」違反していることが判明した。
ウクライナに侵略したロシアや10段線なるものを公表する中共の言うことは信用できない。先ず、自分が国際ルールを守れと言いたい。
https://www.aboluowang.com/2023/0917/1954893.html
9/17阿波羅新聞網<解放军清理门户,习借李尚福向太子党宣战?=人民解放軍が内部粛清、習は李尚福を利用して太子党に宣戦布告?>姚誠は、「中共の長老たちは習近平に不満を抱いており、習近平の地位を脅かしているため、習近平はこのこと(李尚福事件)を利用して太子党に宣戦布告し、今回は完全に決裂するだろう。……本当にもうすぐ血の嵐が来る」と語った。
彼は、強大な権力を持つ習近平は「一石三鳥」を狙い、この状況を利用して軍内のすべての太子党勢力を一掃するつもりであると結論づけた。そして次のステップは太子党の大本営をロックオンする:大型兵器、ミサイル、船舶などの輸出入を行う中国保利集団は、腐敗した大物をすべて捕まえなければならない。
姚誠は、習近平の軍部の汚職との戦いにおける大きな目的は、軍を宥めて機嫌をとり、士気を勝ち取ることであり、同時に軍権を掌握して反対派を排除することであり、実際は汚職と闘うことが目的ではないと述べた。 同氏は、軍内の汚職は根が深く、汚職を捕まえるのなら、まず自分自身を捕まえなければならないと述べた。
習が保利集団まで手を付ければ、クーデターの可能性は高まるのでは。
https://www.aboluowang.com/2023/0917/1954899.html
9/17阿波羅新聞網<习撑蔡奇,李强疑被夺政府秘书管理权=習は蔡奇を支持、李強の政府秘書管理権剥奪の惧れ>中共指導者習近平の腹心の多くが政治局常務委員会の委員に就いており、最近、彼らの間の権力配分が異常になっている。
蔡奇は中央弁公室長を兼務してから権限を拡大し、習近平の支援を受けて従来李強首相が率いてきた全国政政府秘書の指導権を奪った疑いがある。
中共の代弁者であるCCTVによると、9/13~14にかけて北京で党委員会と政府秘書長の全国会議が開催された。
習近平は「重要な指示」を出し、それは政治局常務委員で党中央弁公室主任の蔡奇から伝えられた。 蔡奇も演説した。
習は中共の秘書達に対し「政治姿勢の改善」や「党中央委員会との高度な団結維持」などを求めた。
秘書は習のスパイだから、頭目を蔡奇にしておいた方が安心と。ただ李強は面白くないはず。
https://www.aboluowang.com/2023/0917/1954891.html
9/17阿波羅新聞網<中国第一网红回归:无预警复出 新面孔惊呆粉丝 原来是这目的—李子柒讲乡村故事 分析:引诱年轻人“上山下乡”= 中国ナンバーワンのネット有名人の帰還:予告なしのカムバック 新しい顔はファンに衝撃 これが目的だったことが判明―李子柒が田舎の話を語る 分析:” 上山下郷運動“で若者を誘う>「中国No.1のネット有名人」の称号を持つ李子柒は2年以上更新が止まっている。 李子柒は15日、「中国の田舎の話を伝えたい」と動画を公開した。李子柒の表情は少し硬かったため、多くのファンは李子柒がこの期間中に美容医療を受け始めたのではないかと推測していたが、あるネチズンは「李子柒はまだ同じ李子柒である」と考えており、これは化粧のせいかもしれない。
分析では、中国の若者の失業問題は非常に深刻であり、中共政府はこの問題を解決することができず、インターネットの有名人を見つけて「田舎で金持ちになる夢」を宣伝し、若者たちを「上山下郷」と誘惑することしかできないと考えている。
都市戸籍の者が農村に行くのは嫌がるでしょう。
https://twitter.com/i/status/1702826751163035949
https://www.aboluowang.com/2023/0917/1954943.html
9/17阿波羅新聞網<乌军全歼俄第72旅 俄第247空降师师长被击毙=ウクライナ軍がロシア第72旅団を壊滅させ、ロシア第247空挺師団司令官は殺害さる>2023年9月16日、ロシア・ウクライナ戦争は570日目に入った。
過去24時間の戦場における最大のニュースは、アゾフ第3旅団がバフムト南翼のアンドレーエフカの解放を正式に発表したことだった。
これに先立ち、ウクライナのハンナ国防副大臣はアンドレーエフカの回収を発表したが、後に報道を撤回した。アンドレーエフカの解放を発表した時点で村での戦闘は終わったとされているが、村の南にある小さな渓谷や鉄道堤防の下の暗渠での戦闘はまだ終わっていなかった。昨日の戦闘報告でも述べたように、ウクライナ国防省は戦闘結果の発表に非常に慎重だったため、この状況を知ったハンナは報道を訂正した。
14日の戦闘中、ウクライナ軍部隊は南、北、西から攻撃を開始し、最後に残ったロシア軍を鉄道の東側に押し込んだ。ロシア軍がアンドレーエフカを放棄するのは3回目、ウクライナ軍がアンドレーエフカに入ったのは2回目で、以前アンドレーエフカを警護していたロシア連邦第72旅団(4000人もの兵士で構成)はもはや存在しない。
https://www.aboluowang.com/2023/0917/1954894.html
何清漣 @HeQinglian 10時間
華為 Mate60Proが発売された後の各方面の反応:
中国人は半分満足し、半分疑っている(レッドチャイナ・ウェブの何人かも疑っている);
台湾人は基本的に、(業界王者であるTSMCのプライドのため)これは誇大誤報だと考えている。
米国の各機関が真剣にそれを分解し、チップの来歴について異なる結論を出した約30部の分解報告書を出したが、技術的な進歩はあったものの、まだ2~5年のギャップがあるというのがコンセンサスだ。製造バッチが異なり、チップやその他のコンポーネントも異なると推定されている … もっと見る
何清漣 @HeQinglian 5時間
李尚福の逮捕は権力闘争とは何の関係もなく、単に武器調達の食物連鎖が極めて腐敗しており、中国軍の戦闘能力に影響を与えているからであり、全過程は公開情報に基づいて整理することができる。 … もっと見る
何清漣 @HeQinglian 5時間
G77(英語: Group of 77 )は、1964年 6月15日に設立された。この組織の創設メンバーは 77 国で、本部はジュネーブにあるが、その後、加盟国は 134 か国に拡大した。 [2]…もっと見る
引用
何清漣 @HeQinglian 9時間
「無敵のちょっと強い人」になったようで、もっと攻撃を増す必要がある。
G77+中国サミットは「ゲームのルール」の変更を求める。
9/15、キューバで「科学、技術、イノベーション」をテーマとしたG77+中国サミットが開幕した。 主催国キューバのディアスカネル指導者は金曜日のサミット開会式で、「北側諸国は常に自国の利益に従って世界を組織してきたが、今や南側諸国がそのゲームのルールを変える」と述べた。… twitter.com/gnB1TvqjxJqzDF… もっと見る
G77+中国は国連と同じで、機能しないのでは。
何清漣 @HeQinglian 9時間
「無敵のちょっと強い人」になったようで、もっと攻撃を増す必要がある。
G77+中国サミットは「ゲームのルール」の変更を求める。
9/15、キューバで「科学、技術、イノベーション」をテーマとしたG77+中国サミットが開幕した。 主催国キューバのディアスカネル指導者は金曜日のサミット開会式で、「北側諸国は常に自国の利益に従って世界を組織してきたが、今や南側諸国がそのゲームのルールを変える」と述べた。…もっと見る
引用
郭迦得 (台湾と中国は別の国) @gnB1TvqjxJqzDFA 10h
返信先:@HeQinglian
中国はまだ死んでおらず、依然として世界に対する脅威であると述べた。
何清漣 @HeQinglian 9時間
みなさん、今のプログレッシブな米国は、三国時代の曹操孟徳に少し似ているかどうか:もし天下に自分がいなかったら、何人が覇や王を唱えられるか分からない 😂
何清漣 @HeQinglian 4時間
G77 は毎年会合を開くが、ほとんど注目を集めない。しかし、今年の会議の開催国は、南側諸国がゲームのルールの変更を望んでいると宣言しており、これは米国の世界的指導力やルール決定力を認めていないことの公的な表明であると考えられる。それはロシア・ウクライナ戦争後に世界が単極から多極に変化し、米国の覇権が衰退したことを示すシグナルである。
引用
何清漣 @HeQinglian 11時間
「無敵のちょっと強い人」になったようで、もっと攻撃を増す必要がある。
G77+中国サミットは「ゲームのルール」の変更を求める。
9/15、キューバで「科学、技術、イノベーション」をテーマとしたG77+中国サミットが開幕した。 主催国キューバのディアスカネル指導者は金曜日のサミット開会式で、「北側諸国は常に自国の利益に従って世界を組織してきたが、今や南側諸国がそのゲームのルールを変える」と述べた。… twitter.com/gnB1TvqjxJqzDF… もっと見る
何清漣 @HeQinglian 32m
この写真はとても貴重である。プライド月間に男性が犬の仮装をして街をパレードするのは、西側共産主義者の古い手口であるが、今では、それがついに米国のプログレッシブな文化の重要な構成部分になった。毎年数十日間のプライド展示期間があり、それを世界的に広める必要がある。
引用
蝶恋花💮 @DieLianHua01 21h
2枚の写真に写っている外国人男性は同一人物である。
- 延安 – 1937 年 3 月: 毛沢東、天津のユナイテッド・プレス記者のアール・リーフ、朱徳、女性通訳の呉光偉が延安で集合写真を撮った。
- ロサンゼルス – 1961 年頃: 女優バーバラ・ハインズがカリフォルニア州ロサンゼルスで犬とアールリーフと一緒に撮った。
何清漣 @HeQinglian 37m
米国の2大ライバルである中国とロシアの指導者は国連総会に出席しない見通しである。米国の主要同盟国である英国とフランスの指導者は、態度表明しなかった。NYに旅行しない理由はそれぞれ異なり、または不明である。
国連総会は一極世界のリーダーとして再び現れる。
フランスはアフリカの旧植民地が基本的に「反抗」しているため興味がない、なぜイギリスは来ないのか?
rfi.fr
彼らが今年国連総会に出席しなければ、バイデンが「一人抜きんでる」かも。
ジョー・バイデン米国大統領は来週の国連総会で、他の何人かの重鎮も出席しないため、通常よりも多くの舞台に立つことになる。
木村氏の記事で、昨日の本ブログの中国語記事、9/16阿波羅新聞網<乌军大捷!乌克兰战场的珍珠港事件=ウクライナ軍の大勝利! ウクライナの戦場で起きた真珠湾事件>で、「イーロン・マスクは最終的にウクライナがクリミアでスターリンク衛星ネットワークを使うことを許可したようであるとのこと」とありました。
国防総省から資金を得ることができたので、ウクライナ用スターリンクの用途拡大もOKしたのかも。そうだとしたらしたたか。でも中共はそうはいかない。テスラ上海工場は閉鎖したほうが良いのでは。技術を取られ、やがて販売も制約を受けるようになる。
記事
イーロン・マスク氏(写真:UPI/アフロ)
(国際ジャーナリスト・木村正人)
「スターリンクを大至急、提供して」
[ロンドン発]ウクライナを救ったはずの米実業家イーロン・マスク氏への評価が、ウクライナで暴落している。
「衛星インターネットのスターリンク・ステーション(受信機)をウクライナに大至急、提供して」――昨年2月、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まる1時間前に大規模なマルウェア攻撃を受けたウクライナのミハイロ・フェドロフ副首相(デジタル変革担当)は当時のツイッター(現在はX)を通じてイーロン・マスク氏に要請した。
2日後に500機の受信機がウクライナに届いた。1日に2度、マスク氏に最新情報を伝えていたスペースX社の女性ディレクターは同年3月1日「受信機はウクライナの生死を決する。敵は通信インフラを攻撃しており、ウクライナは受信機をもっと要求している」とメッセージを送った。2日、2000機の受信機がポーランド経由でウクライナに送られた。
電源確保のため太陽光発電バッテリーやテスラの家庭用蓄電池パワーウォール、大型蓄電システムのメガパックも発送された。ロシア軍の妨害電波に影響されない通信システムもウクライナ軍に提供され、スターリンクでウクライナ軍と米軍の司令部は結ばれた。さらに6000機の受信機が送られ、同年7月までにその数は1万5000機に達した。
2023年6月、ウクライナのチェルニーヒウ地域での軍事演習中にスターリンクシステムを使用する第61独立機械化旅団のウクライナ兵士。迷彩のカバーがかけられたアンテナは、上空からも発見しにくい(Maxym Marusenko/NurPhoto/共同通信イメージズ)
マスク氏が使ったおカネは推定8000万ドル(約120億円)。ウクライナ政府はマスク氏へ最大限の感謝を表していた。
だが、米著名作家ウォルター・アイザックソン氏が最近発売した伝記『イーロン・マスク』の中の記述により、その後、ウクライナ政府はマスク氏へ不信感を大いに募らせた実態が明らかになった。
アイザックソン氏は同書の中で、ウクライナ軍がスターリンクを使って6隻の無人艇でクリミア半島セヴァストポリ海軍基地にドローン攻撃を仕掛けた際、マスク氏が核戦争へのエスカレートを恐れていたことを明かしたのだ。
「スターリンクが攻撃に使用されるのを望んでいない」
マスク氏はクリミアの海岸から数百キロメートルの範囲でスターリンクを使えなくする方針を徹底。ウクライナ軍の無人艇がセヴァストポリでロシア軍艦艇に接近するとスターリンクの接続が自動的に途切れた。
フェドロフ副首相が暗号アプリで接続を懇願してもマスク氏は「スターリンクが攻撃のために使用されるのを望んでいない」と拒絶したという。
ウクライナで使用されているスターリンクの受信機は4万2000機以上。フェドロフ副首相は米紙ニューヨーク・タイムズに「スターリンクは現在、ウクライナの通信インフラ全体の血液となっている」と語っている。同国の市民と軍隊にデジタルのライフラインを提供したマスク氏もロシア軍の勝利は望まないが、それ以上に核戦争を恐れていた。
当のマスク氏は9月7日「政府当局からセヴァストポリまでスターリンクを接続するよう緊急要請があった。その目的は明らかに停泊中のロシア艦隊の大半を撃沈するためだった。もし私が彼らの要求に同意していたら、スペースXは明白に戦争と戦闘激化の主要な行為に加担することになっただろう」とXに書き込んだ。
これに対してウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の上級顧問ミハイロ・ポドリャク氏はXで「時として過ちは単なる過ちでは済まされない。ウクライナのドローンがスターリンクの干渉でロシア艦隊の一部を破壊できなかったことによって、マスク氏はこの艦隊がウクライナの都市に向けてクラブ巡航ミサイルを発射することを許した」と非難した。
「彼は悪魔に突き動かされている」
「その結果、民間人や子どもたちが殺されている。これは無知と大きなエゴがカクテルされた代償だ。しかし疑問はまだ残っている。なぜ一部の人々は戦争犯罪者や殺人を犯そうとするロシアの欲望を必死に擁護したがるのか。そして人々は今、自分たちが悪を犯し、悪を助長していることに気づいているのだろうか」とポドリャク氏は哲学的な問いを投げかける。
アイザックソン氏は英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに「彼は自分が双極性障害だと考えているが、そう診断されたことはないと言った。でも、もっと複雑だと思う。アパルトヘイト(人種隔離政策)下の南アフリカで暴力の中で育ち、父との関係が上手くいかなかった彼は疎外感に悩まされていた。彼は悪魔に突き動かされている」と語っている。
スペースXは米国の伝統的な防衛請負業者ではない。スターリンクはあくまで商品にすぎず、マスク氏は米国の国益に沿わない決定を下すこともできる。昨年10月、ウクライナのスターリンク利用に無制限に資金提供できないと発言したかと思えば、突然、前言を翻して波紋を広げた。しかし核戦争は狂気の独裁者を除いて誰も望まぬシナリオだ。
スペースXは「ジオフェンシング」と呼ばれる機能を使って、ウクライナの前線でスターリンクを利用できる場所を制限している。時速100キロメートル以上で移動する際の利用もブロックしていることが明らかになっている。スターリンクは戦地でのインターネット接続をほぼ握っていることから、マスク氏の影響力増大への懸念が強まっている。
「民間の宇宙資産が幅広く利用されている」
マスク氏の干渉にもかかわらず、ウクライナ軍の攻撃範囲は拡大している。9月13日、10発のミサイルと3隻の無人艇でセヴァストポリのロシア軍揚陸艦、キロ型潜水艦、港湾インフラを攻撃。造船所で大規模火災が発生し、24人が負傷した。無人艇にはカメラが内蔵され、操縦者にフィードバックされる。ウクライナ軍はスターリンクより高価な他の通信システムに頼る。
攻撃には英仏から提供された空中発射巡航ミサイル「ストームシャドウ」(射程550キロメートル)が使用されたとみられる。米国とドイツもそれぞれ地対地ミサイル「MGM-140 ATACMS」(射程300キロメートル)、空中発射巡航ミサイル「TAURUS」(同500キロメートル)の供与を検討している。モスクワなどロシア国内へのドローン攻撃も日常化している。
核の威嚇を常套手段にするウラジーミル・プーチン露大統領がちらつかせる「レッドライン(越えてはならない一線)」も次第になし崩しになっている。来年3月の大統領選で再選を目指すプーチンはおいそれとは核兵器を使うわけにはいかない。それを見透かすようにジョー・バイデン米大統領はウクライナに提供する武器弾薬のグレードを上げてきた。
米空軍士官学校のジェレミー・グラード助教授は英シンクタンク「英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)」のポッドキャストで「1991年の湾岸戦争が最初の宇宙戦争と言われている。ウクライナ戦争は最初の商業宇宙戦争と呼ばれている。国家が運営する宇宙資産ではなく、民間の宇宙資産が非常に重要な作戦目的のために幅広く利用されている」と指摘する。
ロシア軍はスターリンク衛星に電子的に干渉しようとしている
「アフガニスタン、イラク戦争でも民間企業によるリモートセンシング画像の利用はある程度見られた。アフガン戦争の初期には米国がリモートセンシング画像を大量に購入し、その種の画像をほぼ独占できるようにしていた時期もあった。ウクライナの状況で新しくユニークなのは商業主体が多くの分野で主導権を握っていることだ」(グラード助教授)
ロシア軍がウクライナに侵攻する前、米マクサー・テクノロジーズのような多くの企業がロシア国内のさまざまな場所で行われていた軍事増強や侵攻準備の様子を示すために商業用のリモートセンシング画像を公開し始めた。スターリンクはウクライナが通信を維持するための非常に重要な要素だった。
グラード助教授は「われわれが目にしたのはロシアがスターリンク衛星に電子的に干渉しようとする試みだ。ロシアが軌道上の衛星を破壊する技術力を持っていることは確かだ。ウクライナ戦争では今のところそのような劇的な措置は取られていない。主に電波を妨害し、スターリンク衛星による通信を妨害しようとする試みだ」と解説する。
ロシアは「ウクライナ戦争を煽るために米国をはじめ西側諸国が使用している商業衛星システムを標的にすることも厭わないかもしれない」と恫喝している。しかし民間システムも、国家が運営するシステムも大規模な衛星コンステレーションを採用しているため、スターリンク衛星を1基だけ攻撃しても影響はごくわずかに抑えられる。
今後数年間で4万2000基もの衛星を軌道に乗せる
米紙ニューヨーク・タイムズの特集記事によると現在、4500基以上のスターリンク衛星が飛んでおり、機能しているすべての衛星の半分以上を占める。マスク氏は今後数年間で4万2000基もの衛星を軌道に乗せる計画をぶち上げており、同紙は「スターリンク衛星はすでに夜空の様相を変え始めている」と表現している。
スペースX社の企業価値は1400億ドル(約20兆円)に近い。マスク氏は「テスラ(電気自動車メーカー)、スターリンク、ツイッターを通じて、私は誰よりもリアルタイムで世界経済データを頭に叩き込んでいる可能性がある」と豪語した。それにとどまらず、マスク氏は宇宙まで支配しつつあるのだ。
米国防総省は6月1日、スターリンクと契約した。「ウクライナが必要とする弾力的な衛星通信能力を確保するため、さまざまなグローバル・パートナーとの協力を続けている。衛星通信はウクライナの全体的な通信ネットワークにおける重要なレイヤーを構成しており、国防総省はこの種のサービスのためスターリンクと契約した」と説明した。
ウクライナへの無償支援を続けるスペースXは国防総省に対し、資金を拠出するよう書簡で求めていたと報じられている。マスク氏は昨年、ウクライナへのサービスを維持するために月2000万ドル(約30億円)が必要だと明かしていた。念願の国防総省との契約によって、戦争に絡んで巨額マネーがスペースXに流れ込む仕組みがついに構築された。
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