『第1列島線は不可分、台湾と南西諸島を守る「海洋プレッシャー戦略」』(5/20日経ビジネス 森 永輔)について

5/19阿波羅新聞網<众院共和党领袖麦卡锡 反对成立调查1月6日”叛乱”的委员会【阿波罗网编译】=下院共和党指導者マッカーシーは、1/6の「反乱」を調査する委員会の設立に反対した[アポロネット編集]>アポロネット李文波の編集:「National Pulse」は5/18に、「下院の民主党員が1/6の議会議事堂乱入事件を調査する委員会設立の動議を提案し、下院共和党指導者のケビンマッカーシーは、反対を宣した」と報道した。

マッカーシーは、「民主党員は民主党の支持者や活動家によって起こされた暴力の調査を拒否している。このため、自身はこのいわゆる両党派委員会の設立を“支持できない”」と考えている。

マッカーシーは、「民主党は1/6の議会議事堂事件に絶えず注目し、今に至っても調査委員会を設置しようとしている。しかし、民主党は、米国の都市を攻撃した事件や、共和党議会の野球訓練活動を襲撃した暴力事件を無視している。今年4/2の暴徒による議会警察への命を奪った攻撃をも無視している。この提案の政治誤導を考慮し、この提案が前例になることと潜在的な逆効果を考慮し、議長が民主党と関係のある政治暴力を調査しないことを考慮すれば、私はこの法律を支持することはできない」と述べた。

委員会の設置を批判した他の人たちは、「民主党は1/6の話を永続させようという提案だが、実際には人々はこの問題を忘れている」と述べた。

民主党はそれより選挙監査を妨害するなと言いたい。

https://www.aboluowang.com/2021/0519/1594976.html

5/19看中国<为中共传假新闻 英国将定为犯罪(图)=中共のフェイクニュースに対し、英国は犯罪と定める(写真)>英国政府の「公務員機密法」(Official Secrets Act)改革計画によると、ロシアや中国などの敵対国のフェイクニュースを広めることは犯罪と見なされる。

タイムズの報道によると、発表された提案の中で、内務大臣のプリティ・パテル(Priti Patel)は、絶えず変化する外部の脅威に対処するために、英国の「時代遅れの」法律を近代化するため、新しい犯罪項目と相応の刑期を追加することを提案した。

英国では現在、スパイ行為については最大14年、公務員の機密の漏洩を含むその他の犯罪については最大2年の刑が言い渡されている。提案は、故意の破壊行為、経済スパイ、外国の干渉などの違法行為は独立して有罪判決を受けるべきであると述べた。

一部の犯罪も既存の法律によって罰せられるが、内務省が協議した文書は、1911年、1920年、1939年、1989年に公布された4つの「公務員機密法」に代わる新しい単一の法律を提案している。

これにより、公務員機密法に基づく犯罪の起訴が容易になり、現在他の法律(詐欺や賄賂など)でのみカバーされている犯罪に対する最高刑も引き上げられる。

敵対国を代表して、故意に虚偽の情報を作成または流布することは犯罪と見なされ、破壊行為の犯罪は主に、政治的または軍事的利益のために重要なインフラを破壊、損傷、変更、または妨害する個人を対象とする。

日本でもフェイクニュースの流布は公務員だけでなく民間人にも適用される法律が必要。だが、フェイクニュースかそうでないか判別するのは難しい。結局、法で解決するのでなく、政府がフェイクニュースと公表する方法で対応?

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/05/19/972306.html

5/19阿波羅新聞網<易富贤:中国人口多报1.3亿,经济只会下降;经济数据回落,中共承认问题层出不穷=易富賢:中国の人口は1億3000万人を超えて報道されているが、経済は衰退するだけ:経済データは減少しており、中共は問題山積であることを認めている>

易富賢:国勢調査は信頼できず、中国の人口は1億3000万人から水増しされ、経済は衰退し続けるだけ。

5/11、とうとう中共は7回目の国勢調査データを公式に発表し、総人口は141178万人であると主張した。しかし、専門家や一般市民は、中共の国勢調査データは深刻なほど改ざんされ、「最悪の国勢調査」とさえ評価されていると疑問視した。

以前我々は、国勢調査データを分析し疑問視した独立のビッグデータの専門家とネチズンによる3つの記事を続けて公開した。今日は、有名な人口専門家の易富賢博士の見方を共有する。易富賢は『Big country with an empty nest』の著者で、ウィスコンシン大学マディソン校の研究者である。

Voice of Americaとのインタビューで、易富賢は、今回の国勢調査は今までで最も信頼性が低く、実際の人口は13億人未満であると指摘した。国家統計局が変えたデータは公開されている。 2000年には1,379万人が生まれたが、1,771万人に変更され、この数字が発表された。 2015年までに、15歳の人口は実際には1,300万人を超えただけで、1,700万人超ではなかった。 2014年に生まれた1400万人も1700万人に変更された。

少数民族の出生率を改ざんする必要はない。一人っ子政策を実施しておらず、2、3、またはそれ以上の可能性があり、制限がなく、過大報告の問題もない。しかし、少数民族の出生率は2000年に1.66、2010年に1.47であった。中国の全国的教育・医療水準と都市化率によると、漢民族が少数民族と同じく緩い人口政策を実施したとしても、国民の出生率は2000年に1.34、2010年に1.25、2015年に約1.06、そして2020年には0.94にしか達しない。

そうであるなら、2020年の全国の人口は12.8億人だけだが、現在彼らが言うのは14億1000万人だと。つまり、1億3000万人が水増しされている。

出生率とは、特定の期間(通常は1年)に生まれた赤ちゃんの数と、同じ期間の出産可能年齢の女性の平均数との比率を指す。これは、総出生数と総人口の内の出産可能年齢の女性の数の比率であり、出産可能年齢の女性の出生率としても知られている。

国家統計局からのデータと国内の報道を引用して、中国の統計データは重層的に改ざんされていることを示した。

国家統計局の発表では、1998年から2003年まで、毎年1,749万人が生まれたが、2004年から2009年までの小学校の入学者数は年間1,703万人に過ぎず、2010年の7歳から12歳の人口は年間平均1,397万人で、1700万人超ではない。2012年から2017年まで、中学3年生の平均数は年間1,439万人であった。つまり、教育データに基づいて国家統計局が発表した出生数は水増しされている。

これは、予算獲得のためにわざと誤った報告をした小中学生の数を数えていない。 「CCTV」の2012年1月7日の報道によれば、安徽省界首市は51,500人の学生がいると上級部門に報告したが、実際にいたのは36,200人の学生のみで、虚報率は42%に上り、1,063万元の教育資金が奪われた。

2012年の「中国青年報」によると、河北省陽信県の中学校は2,100人しかいなかったが、5,300人と報告された。また、700人しかいないのに3,000人と報告した学校もあった。ある学校は4年で休止したが、現在も政府に教育資金を申請している。湖南省邵陽県では、学生数を40%増やして報告された。同じことは全国にも当てはまる。

彼はまた、人口詐欺の結果を分析した。

中共は、2035年の経済成長は2020年の2倍になると主張しているが、これは現在の表面上の人口構造に基づいている。実際のデータを採用すれば、人口構造は縮小し、経済は衰退し続けるだけである。「2012年には15歳から59歳の労働力が減退し始めたため、その年から経済は衰退し始めた。1979年から2011年まで、中国の経済は年平均10%の成長率で成長した。2019年にはわずか6%である。中国の年齢構成はすでに1992年の日本と同様であり、2035年の年齢構成は2018年の日本と同様である。2035年頃までに、中国のすべての人口動態のパラメーターは米国よりも悪く、経済成長率は米国より低くなる可能性がある」

彼は、「中国の労働力の減少は経済の拡大を支えることができない。これには、外国投資、“一帯一路”、対外援助、軍事が含まれ、支える財力はない。さらに、鉄道や高速道路などのインフラの資金源は枯渇し、.結局、それは完全な崩壊になるだろう」

「実際のデータによると、中国の人口は年々老齢化しており、年齢の中央値は42、495歳になってきた。つまり、科学技術を革新する能力が益々低下してきている。このようにして、各方面の予測が低下している。さまざまな意思決定の誤りは、中国(中共)政府をさらに予測不可能にする」

1989年の中国の年齢の中央値は25歳であったが、現在は42歳である。中国東北部の年齢の中央値は現在46歳で、国全体よりも老齢である。

この国勢調査と以前の国勢調査で使用された技術的方法の比較を通じて、易富賢は、今回の国勢調査データの信頼性が最も低いと考えている。

「今回の結果の公開には半年以上かかったことも強調する必要がある。これは常軌を逸している。1982年と1990年の国勢調査では、デジタル化は行われず、小さな計算機とそろばんで計算したが、人口データは3ヶ月でリリースされた」

「実際の人口データを公開するのであれば、今回はそれほど時間をかける必要はない。今回は電子化して、ビッグデータを使って公開するのに半年もかかった。理由は何か?各種データに辻褄合わせし、改ざんしたから。人口データの信頼性が非常に低くなるまでに6か月かかり、最も信頼性の低いデータとなった」

日本の左派メデイアの「押し紙」同様、水増し。左翼のやることは詐術が得意と言うこと。ここで米国が本気になって中国とデカップリングできれば良いが、バイデンでは。

https://www.aboluowang.com/2021/0519/1594982_2.html

5/19阿波羅新聞網<习近平是否重评文革成焦点 胡锡进带风向 党媒内讧—习近平是否重评文革成焦点 大外宣竟用这句话 胡锡进带风向 中共有2套宣传系统?=習近平の文化大革命の再評価が焦点になったかどうか?胡錫進は党メディアに争いをもたらした—習近平の文化大革命の再評価に焦点が当てられる 対外プロパガンダが実際にこの文(George Orwell — ‘Who controls the past controls the future. Who controls the present controls the past.’)を使った 胡錫進が風向を測る 中国には2種のプロパガンダシステムがある?>アポロの記者秦瑞は5/18、本社が北京にある中共の対外宣伝の「多維.com」は記事を発表し、胡錫進は中共が文化大革命を再評価したことを否定したと報道した。また、4月に「多維.com」が出した「習近平の文化大革命の“再評価”」というタイトルの記事にも触れた。外部の注目を集めている。アポロ評論員は胡錫進と「多維.com」の見解を分析した。

習派と江沢民派(胡錫進も多維も)の争いということですが、宣伝は江派が優勢?

https://www.aboluowang.com/2021/0519/1594919.html

5/19希望之声<一场暴雨 厦门被淹 启动洪水三级应急响应(视频)=大雨、厦門が洪水に見舞われ、洪水に対する3級の緊急対応が為された(ビデオ)>5/18、厦門市は大雨に見舞われ、今年最初の大雨のレッド警告が発せられた。最大降雨量は100mmを超え、都市部の多くの低地は深刻な浸水に見舞われ、交通が遮断された。当局は、暴風雨や洪水を防ぐために3級の緊急対応を開始した。

地元メディアの報道によると、5/18、福建省厦門市は今年最初の大雨のレッド警告を発した。多くの場所が大雨に見舞われ、その管轄区域の多くの低地で深刻な浸水が発生した。厦門気象台は、海滄区の一部の町や通りで過去3時間に70 mmを超える大雨が降ったことを示して、暴風雨のレッド警告を発した。

ネチズンが投稿したビデオによると、厦門市の多くの地区が大雨により深刻な浸水に見舞われ、市街地の多くの街路が1メートル以上の深さまでの水流となり、車が浸水し、交通が遮断された。低地の多くの家も浸水した。

南方は20年以上前から大雨が降っていましたが。

https://www.soundofhope.org/post/506918

https://www.theepochtimes.com/auditor-information-deleted-from-maricopa-county-election-machine-has-been-recovered_3821692.html

何清漣さんがリツイート

vicugnapacosU  @ UVicugnapacos 14時間

https://foxnews.com/politics/black-lives-matter-hamas-terrorists-israeli

引用ツイート

曹長青 @ CaoChangqing 16時間

フォックスは次のように報道した。「BLM組織はハマスのテロリストとしっかり一緒に立つ声明を出した」。一緒にイスラエルと戦うことを誓った。この声明は、世界中の反ユダヤ主義と反イスラエル組織によって即座に賞賛された。BLMの多くの関係者は米国で打ち壊し、略奪、放火された。現在、この組織は公然と悪名高いテロリストのハマスのあらゆるものを支持し、秩序と文明に挑戦している。これはハンティントンが呼んだ「文明の衝突」ではなく、野蛮と文明の衝突である。

何清漣 @ HeQinglian 21時間

左派のバイデン爺さんの楽しい時間へようこそ:

米国の4月の消費者物価指数は前年同期から4.2%上昇し、エコノミストが予想した3.6%をはるかに上回った。月間消費者物価指数は0.8%で、予想は0.2%であった。全体として、この増加は2008年9月以来最も速いものである。

投資家は、FRBがこれは一時的なものであると述べているにもかかわらず、現在の価格上昇は長期インフレに変わることを懸念している。

福祉を受けている家庭はバイデンに福祉の支払いを増やすように要求し、納税者がそれを自分で消化する。

何清漣 @ HeQinglian 8時間

「アップルデイリー」が倒され、香港には報道の自由がなくなった

https://rfa.org/mandarin/pinglun/heqinglian/hql-05172021162354.html

中共は、2つの仕事を同時にして、その財源を断って、香港のアップルデイリーを倒した。中共の台頭後、最大の進歩は、影響力を持つためにお金をうまく利用し(主流の米国メディアの買収を含む)、毛沢東式の肉弾戦を捨て、それを使って反体制派の胃を詰まらせることであった。黎智英の書簡には「時代は我々の前にあるが既に倒れた」と書かれており、私は本人同様、悲哀、無力感、絶望を感じている。

評論|何清漣:「アップルデイリー」が倒され、香港には報道の自由がなくなった

北京は大きな斧を積極的に振るって、報道の自由の実を結ぶことができる香港メディアの最後の砦「リンゴの木」である「アップルデイリー」を倒した。

rfa.org

渡部氏の記事を読んで、日本も中距離ミサイルで米軍とニュークリアシエアリングすれば抑止力になるのではと思いました。でもキチガイ習近平ではMADが通用しない世界なのかも。日本人はもっと中共のクライジーさに気づかないと。習は第二の文革をしようとして、世界を巻き込むつもりかもしれません。気違い沙汰ですが。

記事

ここに第1列島線防衛の要諦がある(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

「台湾有事は日本有事」だ。 中国が台湾の武力統一を図れば、南西諸島はその戦域に入る。 日本は、そのような事態起きないよう努めなければならない。 その方策の1つが抑止力を高める「海洋プレッシャー戦略」だ。 アメフトに例えれば、 日本列島から台湾へと続く第1列島線上に対艦・対空ミサイルなどからなる ディフェンスライン(守備線)を敷く。 その後方に位置する爆撃機や艦船がラインバックとなり、 長射程のミサイルを使ってディフェンスラインをサポートする。

(聞き手:森 永輔)

—台湾有事が烈度を増し、中国が軍事力を行使する段階に入ると、日本にどのような影響が生じますか。

渡部:南西諸島が巻き込まれ、日本も戦場の一部となります。台湾有事は日本有事と認識する必要があります。

与那国島は、台湾有事の戦域に入る

まず、日本の最西端に位置する与那国島に被害が及びます。台湾とはおよそ110kmしか離れていません。「1つの戦域に入る」のは軍事の世界では常識です。

渡部悦和(わたなべ・よしかず)
元陸将。陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、東部方面総監を歴任して、2013年に退官。元ハーバード大学上席特別研究員。(写真:加藤 康、以下同)

次に、中国が台湾本島への着上陸作戦を考えるならば、米軍の介入を阻止すべく、沖縄本島の在日米軍基地を攻撃する恐れがあります。これは、すなわち日本への攻撃を意味します。

将来に目を向ければ、人民解放軍が台湾を勢力下に置き陣地を築けば、沖縄県の与那国島、石垣島、宮古島、沖縄本島、鹿児島県・奄美大島と、飛び石を1つずつ伝うように南西諸島を攻め上ることも容易になります。

—日本への影響は軍事面にとどまらず、経済面でも大きな影響が出そうです。

渡部:最も分かりやすいのは、日本と中東の産油国をつなぐシーレーンが遮断される恐れが生じることです。台湾と中国との間の台湾海峡はもちろん、台湾とフィリピンの間のバシー海峡の通航を容易に妨害できるようになる。ここは、原油はもちろん、日本向けのさまざまな貨物を積んだ船の主要な通り道です。

半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)をはじめとするハイテク企業との関係も断たれかねません。これらの企業は、日本の製造業のサプライチェーンにおいて重要な位置を占めています。

抑止を高める「インサイド・アウト防衛」

—全領域戦(All-Domain Warfare)はすでに始まっている。台湾本島への本格的な着上陸作戦さえ起こりかねない。短期激烈戦(Short Sharp War)や弾道ミサイル攻撃の場合、米政府が介入を決めても米軍の来援が間に合わない可能性が高い。そして、南西諸島が台湾有事の戦域に入る。とすると、抑止力を高め、そのような事態が起こる可能性をなんとしても引き下げる必要があります。そのために何をすればよいのでしょうか。

渡部:私は米国のシンクタンク「戦略予算評価センター(CSBA)」が2019年5月に発表した「海洋プレッシャー戦略」に注目します。そして、日米両国はこの戦略の実現に向けて現実に歩みを進めているとみています。

中国がA2AD*と呼ぶ戦略を推進しているのはよく知られるところです。

*:Anti-Access, Area Denial(接近阻止・領域拒否)の略。中国が防衛ラインと考える第2列島線内の海域に空母をはじめとする米軍をアクセスさせないようにする戦略。これを実現すべく、弾道ミサイルや巡航ミサイル、潜水艦、爆撃機の能力を向上させている。第1列島線は日本列島および日本の南西諸島から台湾、フィリピンを経て南シナ海にかかるライン。第2列島線は、伊豆諸島からグアムを経てパプアニューギニアに至るラインを指す。

海洋プレッシャー戦略を一言でいうと、米国とその同盟国および友好国がこのA2ADを中国に向けてやり返すものです。

これを具体化する作戦構想としてCSBAは「インサイド・アウト防衛」に言及しています。「インサイド部隊」は第1列島線上に展開するディフェンス部隊。米海兵隊や日本の陸上自衛隊で構成します。センサー、地対空ミサイルおよび地対艦ミサイル、電子戦システムなどを備えて、人民解放軍の航空機や艦船が接近するのを阻止します。

—陸上自衛隊が奄美大島や宮古島、石垣島に、「12式地対艦誘導弾」や対空ミサイルの「03式中距離地対空誘導弾改善型(=03式中SAM改)」を備えた陸上自衛隊の部隊を配備しています。

渡部:これらの部隊がインサイド部隊の典型です。

「アウトサイド部隊」は、第1列島線の外側からインサイド部隊を支援する役割を担うもので、主に米海軍の艦船や、米空軍の戦闘機、爆撃機で構成します。例えば「E-3」などの早期警戒管制機が人民解放軍の動きをキャッチし、インサイド部隊に伝える。B-52などの爆撃機による空爆や、艦船が配備する長い射程の対艦巡航ミサイル(ASCM)などで人民解放軍の接近を防ぎます。

CSBAはインサイド部隊とアウトサイド部隊との連携を、アメリカンフットボールにおけるディフェンスラインとラインバッカーの連携に例えています。

米中距離ミサイルの日本配備が浮上する

—中距離核戦力(INF)廃棄条約が2019年8月に失効したのを受けて、米国は地上発射型中距離ミサイル(射程500~5500km)を保有できるようになりました。インド太平洋地域への配備が取り沙汰されています。

渡部:地上発射型中距離ミサイルの配備はインサイド・アウト防衛の強化に寄与する取り組みと考えます。中距離の弾道ミサイルを日本に配備する話が本格化するでしょう。韓国は拒否するでしょうし、台湾への配備は中国への刺激が強すぎますから。

—米インド太平洋軍が「太平洋抑止イニシアチブ(PDI)」と呼ぶ戦略を進めるための予算を獲得すべく、米議会に働きかけています。PDIは、①現在グアムに配備している戦力を分散する、②中距離射程の地上発射型ミサイルをインド太平洋地域に配備する、③配備の候補となる同盟国や友好国との関係を深める、などを柱とする戦略。2027年までの6年間に270億ドルを投じたい意向です(関連記事「米インド太平洋軍、270億ドルの新構想」)。これも台湾有事と関係しそうですね。

渡部:まさに関係します。グアムはインサイド・アウト防衛において、アウトサイド部隊の重要な拠点となります。しかし、中国が進めるA2ADの脅威にさらされるようになりました。中国によるA2ADの骨幹は中長距離のミサイルです。このうち「DF-26」の射程は5000kmで、グアムを射程に収める。「グアムキラー」と呼ばれるゆえんです。グアムも安全とはいえなくなったため、その戦力を分散する必要が生じています。

中距離ミサイルの配備に関連する措置については、先にお話ししたとおりです。

—日本が日本のために取り組む南西諸島防衛と、米国が進めているとみられるインサイド・アウト防衛は相互に連携する位置づけにあるのですね。日本が南西諸島に配備する対艦ミサイルや対空ミサイルを強化すれば、インサイドト・アウト防衛におけるインサイド部隊が能力を高めることになる。米国がグアムに配備する戦力を分散させ、アウトサイド部隊の生存力を高めれば、それだけ日本の南西諸島防衛に対するバックアップ力が安定したものになる。

渡部:おっしゃる通りです。

—この相乗効果を高めるために日本がすべきことはありますか。

渡部:南西諸島に展開する部隊の陣地をより強靱(きょうじん)なものにすることと、これらの陣地に対するロジスティクス(兵站=へいたん)をより充実させることです。

南西諸島に展開する陸上自衛隊が利用する陣地は、場合によっては人民解放軍の弾道ミサイルの攻撃を受ける可能性もあります。それに耐えられるものにしなければなりません。現在は十分な強度とはいえない状況です。

ロジスティクスについては、もちろん弾薬や燃料、食料の事前集積に力を入れています。しかし、作戦が長引くこともある。安定した補給を確保する必要があります。そのためには、周辺の海上優勢および航空優勢を確保することも重視しなければなりません。

—南西諸島の駐屯地へのロジスティクスを強化すべく、2000トン級の中型輸送艦1隻と、400トン級の小型輸送艦3隻を2024年度に導入する計画が進んでいます。

渡部:輸送艦の増強は好ましいことです。しかし、これらの運用をめぐって陸上自衛隊と海上自衛隊の間で調整が完了していないと思います。陸上自衛隊は自分たちで運用する意向ですが、それでは海上自衛隊は面白くない。といって、海上自衛隊はこの規模の小さな船に人員を割きたくない。なので現在、海上自衛隊のOBに協力してもらう案が浮上しています。

日米の陸・海・空の部隊をつなぐ統合ネットワークを構築せよ

—インサイド・アウト防衛を実行するとして、ハードルとなるのはどんなことでしょう。

渡部:第1は日本と台湾との間に外交関係がないこと。軍事情報を交換することができません。これは致命的なことです。今は自衛隊と台湾軍が会議を開くことすらできません。

台湾に米軍の実動部隊が正式に駐留していれば、この米軍を通じて情報交換することが可能になります。しかし現時点では、海兵隊員が非公式にいるのみです。

—米軍が台湾に駐留するとなると、中国が激しく抵抗します。

渡部:そうなのです。これは、1978年12月に発表した「米中共同コミュニケ」において、中国を唯一の合法政府と認める、としたところに今日の問題の源があります。

—日米間に問題はありませんか。

渡部:いくつもあります。最も求められるのは、日米の陸・海・空の部隊がリアルタイムに情報を交換できる統合ネットワークをつくることです。

米空軍によるネットワークづくりが先行しています。例えば早期警戒機が得た敵戦闘機の位置情報を、味方の陸海空の火力戦闘部隊が共有し、迎撃に生かすといったやり取りがすでに出来上がっています。

—ミサイル防衛に使用するイージス・システムでも、イージス艦Aのレーダーが発見した敵弾道ミサイルの位置情報を、ネットワーク経由でイージス艦Bが共有し、Bが迎撃ミサイルSM-3を発射するといった運用が可能になってきました。

渡部:そのような情報交換を陸・海・空の部隊がシームレスにできるネットワークを構築するわけです。

自衛隊も同様のものをつくる。日米のネットワークを連結することで、両者の火力を有効に活用できるようになります。米国はいずれ、日米それぞれが開発したそのようなネットワークを接続するよう求めてくるでしょう。

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『台湾有事は超限戦、「いつ起きてもおかしくない8つのシナリオ」』(5/19日経ビジネス 森 永輔)について

5/19阿波羅新聞網<应对中共 美核动力航舰将长期警戒日本周边海域=中共に対抗するため、米国の原子力艦は日本周辺の海域を長期的に守る>共同通信の18日の報道によると、神奈川県横須賀市が発表した情報は、米海軍の横須賀基地に配備された原子力空母レーガンが19日に出港すると。この艦は11日から16日に短期テスト航海を終え、今回は周辺海域での長期航海任務を遂行する予定である。

海上自衛隊と米軍は共同で関東南方海域での戦術訓練を実施し、海上自衛隊が最新のイージス艦「マヤ」を配備し、米海軍が関東地方横須賀を拠点にしている原子力空母USSロナルドレーガン(USS Ronald Reagan)を配備した。報道は、米国と日本が同時に主力戦艦を投入して演習を実施したことを分析した。これは、恐らく中共を封じ込めることを目的としている。

米艦と日本艦で尖閣周辺を守る目的にして、台湾も守るつもりでしょうか?日本もイージス艦だけでなく「いずも」や「かが」をパトロールさせればよいのに。

https://www.aboluowang.com/2021/0519/1594659.html

5/19希望之声<正式参选纽约州长 朱利安尼之子:这是世纪之战=ジュリアーニの息子が正式にニューヨーク州知事に立候補:これは世紀の戦いである>5/18(火)、元NY市長のジュリアーニの息子アンドリュージュリアーニ(Andrew Giuliani)は、現在スキャンダルに苦しんでいる民主党のアンドリュークオモ知事に挑戦し、NY州知事への立候補を正式に発表した。アンドリューは、これは「世紀の戦い」になるだろうと言った。

「ワシントンエグザミナー」は、ジュリアーニの息子が参選することは、NYで最大の2つの政治ファミリーの間で「叙事詩な歴史的対立」が起こることを意味するとコメントした。

アンドリューは立候補を発表した後、NY州を米国で最も偉大な州にするために戦うと述べた。彼は次のように述べた。「NY州には、米国で最も偉大な州とすることができるリーダーが必要である。NY州民が私を知事に選んだ場合、壊されつつある崖からNY州を引き戻し、NY州をトップにする!」

アンドリューはまた、最終的にNY州知事になるのは有権者の決定であるが、彼が最も考えているのは、このNY州の現在の状況を転換させることであると述べた。彼はかつて、犯罪、税収、教育、そして金持ちのNY からの大量脱出の問題に対処したクオモの過ちがNY州に大きな問題を引き起こしたと述べた。

NY州共和党連邦下院議員のリー・ゼルディン(Lee Zeldinは最近、NY州知事への立候補を発表した。NY州司法長官のレティシア・ジェームズ(Letitia James)もNY州知事に立候補することに関心を示した。

それにもかかわらず、若いアンドリューは彼の政治的未来への自信に満ちている。彼は次のように述べた。「NYでは、評判を落としている民主党候補のクオモか、過激なNY司法長官のレティシア・ジェームズか、無名の人かであれば、私には非常に現実的に勝つチャンスがあると思う」

来年の州知事選で是非勝って民主党の州を共和党の州に替えてほしい。

https://www.soundofhope.org/post/506582

5/18阿波羅新聞網<美媒独家:爆炸性照片揭示 彭博社高管与中共宣传官员在北京多年的会面【阿波罗网编译】=米国メディア独占報道:ビッグニュースな写真が明らかに ブルームバーグの上級幹部と中共宣伝官員とが北京で長年に亘って会見[アポロネット編集]>「ブライトバートニュース」は5/17に、中共と西側エスタブリッシュメントのメディアとの関係のデイープな内幕を暴露した英語の本「Breaking the News: Exposing the Establishment Media’s Hidden Deals and Secret Corruption」が5/18に出版されたと報じた。マイケル・ブルームバーグと彼の名を冠したブルームバーグ社の上級幹部が、北京で中共高官や宣伝部員と頻繁に会ったという事実が暴露された。

ブルームバーグだけでなくユダヤ人と中共の相性は良い。マルクスやキッシンジャーがユダヤ人だからか?

出典:2019/10/15<世界を動かす“ユダヤ人”創業企業–次なるGAFAMを生み出すヒントは「イスラエル」に>

https://japan.cnet.com/article/35143822/

https://www.aboluowang.com/2021/0518/1594489.html

5/19阿波羅新聞網<有效歼灭99.9%中共病毒 新疗法让病毒全消失=中共ウイルスを99.9%効果的に殲滅 新しい治療法によりウイルスは完全に消える>オーストラリアと米国の研究チームは、実験室レベルで抗ウイルス療法の遺伝子サイレンシングRNA技術を開発した。これにより、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の量は99.9%削減でき、感染させたマウスの生存率と死亡率を改善できた。

早く人間にも適用できて、商用化してほしい。できればあらゆるコロナに効くと嬉しい。中共が次の生物兵器を開発しているかもしれないので。

https://www.aboluowang.com/2021/0519/1594737.html

5/19看中国<深圳350米高大厦晃动 专家猜虎门“波浪桥”翻版(视频/图)=深圳の高さ350メートルのビルが揺れる 専門家は虎門大橋の「波打つ橋状態」の焼き直しを推測(ビデオ/写真)>広東省深圳のランドマークビル「賽格ビル」が18日突然激しく揺れ、大勢の人が慌てて逃げ出した。関連ニュースがWeiboで駆け巡り、議論を引き起こした。民間では少なくとも数万人が影響を受けると推定した。ある建築専門家は、事件の原因は、去年虎門大橋が「波打つ橋状態」になったのと同じく、風による共振ではと。

地震でもない限り風の共振でこんなに揺れる?豆腐渣工程なのでは?

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/05/19/972216.html

https://www.thegatewaypundit.com/2021/05/maricopa-county-audit-team-admit-files-deleted-able-recover-files-video/

何清漣 @ HeQinglian 7時間

カリフォルニアのトップ学区で2人の華人女子が路上で性的暴行を受けた!残虐な暴力の詳細が公開された・・・ https://wenxuecity.com/news/2021/05/16/10565603.html

説明:性暴力犯罪者の人種についてまだ言ってないが、容疑者を護送する警察の写真があり、誰もが見てすぐそれがどの人種であるかが分かる。

容疑者の写真も説明している:この人物は、正に現・与党の愛する投票源である。

この被害者が、NYの華人お爺さんのように新貴族に襲われた後、白人人種主義者と批判されたように害されないことを願っている。

黒人と言うのを利用して特権階級になろうとしているのは、肌の色による差別では。米国の弱体化と崩壊を狙い、中共に世界覇権を渡そうというものでは。

https://twitter.com/i/status/1394289846676463618 (読み込めず)

何清漣さんがリツイート

Lucy Zhao  @LucyZha94759559 5月17日

イスラエルがハマスを攻撃した後、ハマスは「死体」パレードで抗議したが、突然空襲警報が鳴り、死体を運んでいた人達は担架を下ろし、四散した。「死体」は自ら白い布を持ち上げ、起き上がって走った!😱😂

独裁政権が人を欺く技量は、中共と大同小異である!🤭

何清漣さんがリツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 3時間

連邦政府は、全米で人種批判理論を推進することを計画している。

一言で言えば、肌の色で人を「抑圧者」と「被抑圧者」に分ける「人種階級区分論」を推進することであり、アジア人の教育と雇用の成功は当然のことながら攻撃の対象となる。子供のメンタルヘルスも害を受ける可能性がある。

この悪法は公示期間中である。ネットで反対してください。

上の記事にあるように華人女子が黒人に襲われました。これで、犯人が黒人と言う理由で厳しく罰せられないのであれば、依怙贔屓、ネポテイズムの最たるもの。

https://regulations.gov/commenton/ED-2021-OESE-0033-0001

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何清漣 @ HeQinglian 2時間

Twitterはゲームが好きと見えて、米国の新貴族の話題を含んでも、感謝の意を表さない限り、Twitterはすぐに罰し、ツイートをブロックすることは厳しい罰であり、もう1つはフォロワーを継続的に減らすことである。この3日間で私は1000人以上減少し、昨日から500人近くになった。

いつかマイナスの数になると思う。

真実を伝えると罰せられる。Twitter社には本来であれば検閲できる権利はないはずなのに。通信品位法第230条を変えないと。

渡部氏の記事を読みますと、中共による台湾侵攻が既に始まっていて、武力行使は最後の場面でとのこと。これは日本の尖閣や沖縄にも通じます。サラミスライス戦術や左派メデイアを使い、日本国民に知られないうちに既成事実を作ってしまうもの。

日本の国会質疑やメデイアの連日連夜の武漢ウイルス被害を煽るような報道ばかりを見ていますと、そこからだけしか情報が取れない人は、昨日の森氏の本ブログ記事や渡部氏のような記事は読めないでしょう。そこで日本にとって何が大事かもわからなくなってしまうのです。今の自分の事だけ考え、子や孫の安全について頭を働かせることができない人は「自己中心」としか言いようがない。まずは憲法改正して、国民全員で日本を守る気概を持たねば。

記事

台湾有事が言及される機会が増えてきた。果たして、いつ、どのような条件が整ったときに起こり得るのか。渡部悦和・元陸将は「『冷戦2.0』と言われるがそれは誤りだ。すでに『超限戦』が始まっている」との見方を示す。その様相は多岐にわたるが、8つの大きなシナリオを想定できる。 その最悪のシナリオとは……

(聞き手:森 永輔)

演習に臨む台湾軍。中国の影響が台湾軍の中にまで浸透しているといわれる(写真:AP/アフロ)

—台湾有事が話題になる機会が増えています。菅義偉首相とジョー・バイデン米大統領が4月16日に行った日米首脳会談後の共同声明にも、「日米両国は、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促す」 と盛り込まれ、注目されました。

 台湾有事は、どのような条件が整ったときに起こると考えられますか。米インド太平洋軍のフィリップ・デービッドソン司令官が3月、上院軍事委員会の公聴会で「今後6年以内に中国が台湾を侵攻する可能性がある」 と発言しています。

「冷戦2.0」は誤り、今は「超限戦」のまっただ中にある

渡部悦和・元陸将(以下、渡部):台湾有事の定義によりますが、私は既に始まっていると捉えています。台湾有事は、いわゆるハイブリッド戦になるとみられます。ハイブリッド戦は、軍事と非軍事の境界を意図的にあいまいにした現状変更の手法です。一挙に中国と台湾の正規軍が正面からぶつかり合うのではなく、軍事と非軍事が混合した複雑な形を取って事態がエスカレーションすると思います。

渡部悦和(わたなべ・よしかず)
元陸将。陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、東部方面総監を歴任して、2013年に退官。元ハーバード大学上席特別研究員。(写真:加藤 康、以下同)

軍事の面だけみても、戦う空間が従来の陸・海・空といったドメインにとどまることはありません。サイバー空間や宇宙、電磁波戦などに広がります。さらに、これらは平時でも行われる。非軍事の舞台としては、貿易や金融、制裁、法律など様々な分野が挙げられます。

非軍事の分野で、中国がいま最も力を入れているのは情報戦です。これは監視・偵察などの情報活動はもちろん、政治工作、影響工作、認知戦、プロパガンダ戦を含む非常に広い概念です。最近とみに注目されているのが影響工作と認知戦。影響工作の典型例は、2016年の米大統領選でヒラリー・クリントン候補を落とすべく、ロシアがさまざま偽情報を流したケースです。認知戦は人間の脳などの認知領域に働きかけて、その言動をコントロールする戦い。いわゆるプロパガンダ戦は、中国が既に進めている「大外宣」が知られています。

—影響工作では、SNS(交流サイト)が大きな役割を果たしました。
プロパガンダ戦の大外宣は、国営通信の新華社など従来メディアを使った海外活動ですね。新華社はこの10年で海外支局の数を2倍の200カ所に増やしたといいます。新華社発の記事を、海外の新聞社やテレビ局に売り込み、報じさせてもいる。新華社発と知らずに、中国寄りの記事やニュースを見ている視聴者がいるとの指摘があります。中国政府は過去10年にわたり、毎年数億ドルの資金を投じていると言われています。(関連記事「ウイグル人権侵害をめぐる言論戦、反撃する中国」)。

渡部:中国はこれら全ての手段を使って、台湾の統一を図る意図です。中国はこうした戦い方を「超限戦」 と呼びます。ロシアが中国に学び、ウクライナ領クリミア半島を併合 する際に実行しました。それ以来、「ハイブリッド戦」と呼ばれるようになりました。私は「全領域戦(All-Domain Warfare)」と呼んでいます。戦い方の概念を表わすのに、これまでは「operation」という表現がよく用いられてきました。しかし「operation」は軍事作戦に偏った印象があります。戦いは軍事作戦にとどまらないため、「warfare(戦い)」という言葉を選びました。

—「warfare」は、相手の力をそぐ駆け引きなども含む概念ですね。

渡部:そうです。そして、台湾をターゲットにした中国の全領域戦は既に始まっています。最近、米中の対立を表わすのに「冷戦2.0」という表現を目にするようになりました。「冷戦」との認識は間違いです。現状は既に冷戦の域にとどまりません。熱戦に向かって進む過渡期にあります 。

中国は、できることなら軍事力を使うことなく台湾統一を実現したいでしょう。軍事力を使用する段になれば、米軍の介入を招きますから。米軍が介入する理由もいとまも与えることなく台湾を統一できれば、それに越したことはありません。

想定される8つのケース

—中国が全領域戦を展開するとすると、台湾有事のありようは非常に多岐にわたることになります。どのようなケースが想定できますか。

渡部:軍事的な色彩が最も薄いのは、民主的な選挙で政権交代を実現し、親中政権を樹立することです。これに対して、軍事的色彩が最も濃いのは、人民解放軍が全力で行う台湾本島への着上陸作戦です。この前段として、弾道ミサイル攻撃も実施するでしょう。この両者の間に6つくらいのケースが考えられます。順にお話ししましょう。

民主的な政権交代は、現状で言えば、対中強硬路線 を取る現民進党政権を選挙で破るべく、中国との統一を志向する勢力を支援し、その政権を樹立することになります。この形ならば、米国が介入する理由がありません。中国はこのために影響工作を強めています。政界はもちろん、経済界やメディア、法曹界に親中派を増やす努力を続けている 。

その影響力は台湾軍の中にまで浸透しています。米国が最新鋭戦闘機F-35やミサイル防衛に使うイージス・システムなど高度な武器を台湾に供与しないのは、重要な軍事技術情報が中国に漏れるのを恐れてのことだといわれています。

その次のレベルは、サイバー攻撃などで社会の混乱を引き起こす作戦です。例えば発電所をとめ、大規模な停電を引き起こす。交通をまひさせる。こうすることで、民進党政権の評価をおとしめ、政権交代に結びつける。

第3は内乱を起こし、現政権の転覆を謀るケースです。政治指導者を暗殺することも考えられるでしょう。中国はこのために、台湾のあらゆるところに工作員を潜伏させており、ゴーサインを出せばいつでも実行できる状態にあります。

第4からは軍事力を伴います。まず台湾領の離島への軍事侵攻です。東沙諸島や太平島、澎湖諸島や金門島がその候補になります。

—太平島は、中国が米軍の反応を見るのに好都合の立地にあります。台湾軍の基地は脆弱。本島から1500km離れているので、本島から援軍が駆けつけるのも難しい。台湾軍の主力戦闘機であるF-16 の作戦半径 ぎりぎりの距離なので、戦闘時間がほとんど取れません(関連記事「なぜ今、台湾有事が懸念されるのか」)。しかし、仮に離島を実効支配しても、台湾の統一には結びつかないのではありませんか。

渡部:軍事力による統一という視点からみると、確かにすぐに統一にはつながりません。しかし、人民解放軍が離島を奪取すれば、台湾の政権党を窮地に追い込むことができます。野党はその責任を厳しく追及するでしょう。世論も2分される。「離島を取り戻すべきだ」と主張する人もいれば、「いや、そんな軍事力はない」とみる向きも現れる。そうした、ごたごたが政権転覆を引き起こすことが考えられます。そうなれば親中政権が取って代わる機会が生じるわけです。

第5は台湾本島の海上封鎖、航空封鎖。台湾本島を完全に孤立させる取り組みです。第6は、台湾に対する短期激烈戦(Short Sharp War) 。短期間で終わらせる奇襲作戦を指します。空挺攻撃やヘリボーン攻撃によって総統府を急襲する。潜伏工作員と連携して政権を奪取する。第7は弾道ミサイルによる攻撃。そして、第8が人民解放軍を大規模に投入する着上陸作戦です。

弾道ミサイル攻撃でもない限り米軍は介入しない

—以上のケースで、米軍が介入するとすれば、どの段階からになりますか。

渡部:米軍が介入するには、正当な根拠が必要です。

サイバー攻撃やテロ、内乱は治安の問題なので、米軍が介入する正当な根拠にはなりません。第4の離島侵攻となれば、根拠はできると思いますが、米国の議会や世論が賛成しないでしょう。小さな島のために、米国の若者の命をかけるわけにはいきません。

—日本の尖閣諸島防衛にも敷衍(ふえん)することができる話です。ドキッとします。

渡部:第5の海上封鎖でも世論の賛成を得るのは難しいでしょう。

弾道ミサイル攻撃に至ってようやく、米議会も真剣に考え始める。しかし、米軍が来援したときにはかなり大きな被害が生じているでしょう。米軍が戦闘態勢を整えるのに数カ月はかかります。

—え、数カ月ですか。米西海岸から第1列島線に増派するのに「2週間」 かかる、という話をよく耳にします。

渡部:西太平洋の近くにいる部隊を移動するだけならそれくらいで済むかもしれません。しかし、戦闘態勢を取るにはもっと多くの時間を要します。

—米軍が介入を決めたとき、日本と事前協議するでしょうか。日米安保条約の第6条に関わる公文で、米軍が日本国内の基地から戦闘作戦行動を行う場合、事前協議することが規定されています。しかし、ベトナム戦争をはじめ、事前協議が行われたことはこれまでありません。

渡部:ベトナム戦争当時とは違い。日米関係は強化されているので事前協議はなされると思います。

毛沢東を超えるべく2027年までに台湾を統一する

—デービッドソン司令官が「今後6年以内」と想定したのは、8つのケースのどれだったのでしょう。6年の根拠はどこにあると考えますか 。

渡部:恐らく、第8の本格的な着上陸作戦を想定しての発言でしょう。

「6年」の根拠は、今から6年後の2027年が、習近平(シー・ジンピン)国家主席の3期目の終わりに近づくからだと思います。習近平国家主席は2023年から第3期に入るでしょう。それを可能にすべく、「2期まで」と定められていた任期を2018年3月の全国人民代表大会(全人代、日本の国会に相当)で撤廃しました 。

そして、この新たな5年で、「中華民族の偉大な復興」 を実現するよう目指す。習近平国家主席はそのために台湾の統一が必要と考えています 。チベット、ウイグル、香港は既に手にしました。残るのは台湾です。

—台湾統一は、毛沢東(マオ・ツートン)がやり残したことでもありますね。

渡部:その通りです。習近平国家主席は毛沢東を超える実績を残したいと考えている(関連記事「迫る中国共産党の建党100年、習近平がかけるもの」)。そのためにも台湾統一が必要です。

加えて、2027年は人民解放軍の創立 100年にも当たります。ご存じのように中国は100年の節目を非常に大切にします。今年7月に迫る、中国共産党建党100年 、2049年に予定される中華人民共和国の建国100年しかりです。

人民解放軍は2035年 に予定していた「軍の現代化」を2027年に前倒したと伝えられています 。これも2027年に控える人民解放軍の創立 100年を重視していることの表れと考えられます。「現代化」とは、アジア太平洋地域における米中の軍事バランスを均衡させる、米軍の台湾接近を阻止する力をつける、ことを指す表現です

節目の1つである2027年までに大きな仕事をやり遂げたいという考えは当然あるでしょう。

ここまで、「6年」をめぐる話をしてきました。しかし私は、8つのケースのいずれも、今すぐに起きてもおかしくないと考えています。

(次回に続く)

良ければ下にあります

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『尖閣諸島に領海侵犯する中国船がヤバい事態に 本土では中国系資本が不気味に買い漁る土地・山林』(5/18JBプレス 森清勇)について

5/18阿波羅新聞網<共和党众议院党团新主席:川普是共和党的领袖 是赢回众院的关键—川普被指仍是拯救共和党胜选的领袖与法宝=下院共和党会議の新議長:トランプは共和党の指導者であり、下院を奪回するための鍵である-トランプは依然として共和党を選挙勝利させ、救うための指導者であり、万能の神であると指摘>共和党の明日のスターとして知られるエリーゼ・ステファニク(Elise Stefanik)は、トランプ前大統領は依然として共和党の指導者であり、有権者を取り戻すための「鍵」であると述べた。 36歳のステファニクは昨日(日曜日)のFOXビジネスのサンデーモーニングフューチャーズの番組に出て、トランプは党の「鍵」であり、「彼は共和党の指導者で、共和党の指導者は有権者によって決定される。有権者は依然としてトランプ大統領の理念を尊重している。彼は2022年に我々が下院を奪回するための重要な部分になるであろう」と語った。

RINOは共和党から追い出さないと狡猾な民主党には勝てない。

https://www.aboluowang.com/2021/0518/1594178.html

5/17阿波羅新聞網<爆炸新闻:密歇根州大选律师办公室被闯入 新闻发布会场所被取消【阿波罗网编译】=ビッグニュース:ミシガン州選挙弁護士事務所が侵入される 記者会見会場はキャンセルされた[アポロネット編集]>「Gateway Pundit」は5/16、マシュー・デペルノ(Matthew DePerno)はミシガン州のアントリム郡の選挙事件で、ビル・ベイリー(Bill Bailey)を代表する勇敢な弁護士であると報道した。彼は左派の阻止に遭い、不誠実な州務長官(Jocelyn Benson)と数人の匿名の個人が彼に事件を終わらせろと脅迫し、彼の事務所は侵入され、記者会見の会場は左派の脅迫によって取り消された。デペルノは記者会見を開く場所を探すことを約束し、米国メデイア100 Percent Fed Upは月曜日の正午にデペルノの記者会見について報道する。

これが左派の言う正義か?暴力を用いて脅迫するのはヤクザと何ら変わらない。

https://www.aboluowang.com/2021/0517/1594070.html

5/17阿波羅新聞網<旧金山华裔商户被非裔兄妹打,被喷胡椒水,被送上担架:不会沉默 不能纵容…=サンフランシスコの華人商店主は、アフリカ系の兄妹に殴られ、コショウ水を噴霧され、担架に乗せて送られた:沈黙できず、容認することもできない.>チャイナタウンの公営住宅に住む若いアフリカ系米国人の兄妹であると報道されている容疑者は、すでに「常習犯」である。警察は、容疑者が逃亡し、逮捕やその他の情報は不明というだけで、関連する声明を発表しなかった。盗みの警察への通報に対し、犯人は「報復」に戻り、コショウ水スプレーをかけられた陳と言う女性店主は沈黙を選ばず、事件の詳細を明らかにした。彼女は、情報を共有することで誰にも推測させないようにし、警察が小商店の保護にもっと注意を払うことを望んでいると同時に、誰もが団結して泥棒を容認しないことを望んでいると述べた。

https://www.aboluowang.com/2021/0517/1594155.html

何清漣さんがリツイート

郭㥁䋞 @ kLRlCoi1pgrocmo 20時間

返信先:@ericxunzhangさん

主な問題は、銃を撃ったのがどんな人か、特に肌の色である。

こちらも黒人の犯罪を匂わせるもの。

5/18希望之声<高调称赞希特勒 CNN自由撰稿人被炒鱿鱼=ヒトラーを高らかに賞賛 CNNのフリーランスライターは解雇される>CNNのライターは、ナチス指導者のアドルフヒトラーを賛美した歴史があり、最近、ヒトラーについて誤った発言を発表した。CNNは、彼との関係を断ち切ったとすでに宣言している。

アデイールラジャ(Adeel Raja)は5/16(日曜日)にTwitterに投稿した:「今日の世界にはヒトラーが必要である」。彼は後に投稿を削除したが、CNNは相変わらずの対応をした。

CNNの広報官は、声明の中でニュースメディアに次のように述べた。「ラジャはCNNの従業員ではなく、CNNのフリーランスライターである。彼は、CNNのイスラマバードに関するニュースをいくつか報道した。この種のヘイトスピーチに鑑み、彼はどんな立場であっても、今後CNNと協力はできない」と語った。

しかし、「ワシントンエグザミナー」の報道によると、広報官は当初、ラジャのことは聞いたことがないと嘘をついた。

報道によると、ラジャはツイッターでユダヤ人のホロコーストを実行したヒトラーについて何度も評価したコメントを載せた。早くも2014年に、ラジャは次のように書いた。「ドイツに対する私の支持は、ヒトラーがユダヤ人にしたことによるものである!」。彼はまた、「ヒトラー万歳!」と述べた。

5/17(月曜日)、ラジャは自己弁護のためにツイートし、中東でのイスラエル人とパレスチナ人の間の戦闘に関するテキストメッセージのために職を失ったと主張した。

彼はまた、「(私の)1つのツイートがパレスチナの大義に貢献し、それに脚光を浴びさせたことを非常に嬉しく思う。私は仕事を失い、西側は言論の自由と人権を唱えられなくなった!」

しかしそれ以降、ラジャはLinkedInのプロフィールも改訂した。彼は、CNNで8年近く働いた後、5月に仕事を終え、ARY Newsのエグゼクティブプロデューサーとしてリストされたと述べた。

統計によると、ラジャはCNNで54の記事を書いたり寄稿したりした。彼の最新の記事は2020年の秋に発表された。

ファシズムは全体主義の一部で、左翼に属するのが分かります。決して右翼ではない。ナチは国家社会主義ドイツ労働者党ですから。暴力礼賛やジェノサイドも左翼だからできること。

https://www.soundofhope.org/post/506291

5/18希望之声<营口启动应急响应 全市核酸检测 楼门焊死(视频)=営口が緊急対応開始、全市で核酸検査 ドアが溶接される(ビデオ)>5/17、遼寧省営口市での疫病流行状況は悪化し続け、市が3段階目の緊急対応を開始し、2段階目の防疫管理を実施したことを公式発表した。中リスク地域の職員は営口を離れることができず、2日以内に市内の全員に核酸検査を完了する必要がある。地元のネチズンは、熊岳鎮の当局がコミュニティの門をロックし、建物の門を溶接し出したことを明らかにした。同時に、多くの市レベルおよび地区レベルの職員が「防疫に効果なし」と判定され、処分を受けた。

公式メディアの報道によると、5/17の0時から19時まで、遼寧省営口市で新規症例が2例出た。新たに確認された1つの症例:孔××、男性、31歳、職業:自営業、現住所:怡海富都。 5/5の午前10時に、金色童年撮影所に車で行き、写真を撮り、30分間滞在した。

公式報道によると、疫病流行の不適切な処理により、営口市の副市長を含む7人の市レベルの役人が訓戒または処分され、鮁魚圈区地区長を含む7人の地区レベルの役人が解雇または処分された。遼寧省衛生健康委員会の副書記は訓戒された。さらに、一部の関連する責任者も責任を問われている。

さらに、中リスク地域と主な管理エリアに対して封鎖管理が実施され、建物管理者、ユニットリーダー、およびチームリーダーの責任システムが作られて、コミュニティ内の防疫管理の責任が問われる。中リスク地域でのすべての商業、娯楽、飲食業の活動を停止した。

こんな処分されるのであれば、隠蔽が当たり前になるのでは。ロックダウンして経済が伸びるとはとても思えない。

https://twitter.com/i/status/1394318318136217603

https://www.soundofhope.org/post/506168

何清漣 @ HeQinglian 1時間

米国の4月の雇用の伸びは予想よりはるかに弱かった

大部分の米国人はワクチン接種を受け、経済は徐々に再開したが、米国は先月266,000人の雇用増だけで、失業率はわずかであるが6.1%に上昇した。これは、世界最大の経済における雇用創出の予想外の減速を示した。それは、米国の労働市場がまだ疫病発生前のレベルをはるかに下回っていることを示している。今年4月の米国の総雇用者数は2020年2月より820万人少なかった。

4月の米国の雇用の伸びは予想よりはるかに弱かった

大部分の米国人は型コロナの予防接種を受け、経済は徐々に再開しているが、米国の労働市場は先月266,000人の雇用を増加しただけで、失業率はわずかに6.1%に上昇した。

ftchinese.com

週300$の失業給付が効いていて、真剣に就職先を探さないのでは。

何清漣 @ HeQinglian 3時間

包容力を失い、香港は魂を失う

https://hk.appledaily.com/local/20210518/WK6QMJWB5VB33IWXXJYVLRZE3Q/

香港はかつて国際投資家から政治的リスクを冒さずに、中国本土に参入するためのルートと見なされていた。低税率、完全な金融サービス施設、独立した司法、自由なメディア環境のすべてが香港を特に魅力的なものにしてきた。 北京は、香港の報道の自由、学問の自由、香港市民の集会の自由を侵害してきた。香港国家安全法により、香港は完全に内地化した。

包容力を失い、香港は魂を失う(何清漣)/アップルデイリー

5月中旬に香港の米商工会議所が発表した調査によると、メンバーの42%が今後3〜5年で香港を離れることを検討しているが、これは主に北京が昨年6月末に香港国家安全法を推進し出した懸念によるものである。様々な外国人の中で、ビジネスマンは最後まで残る人と見なすことができる。

hk.appledaily.com

森氏の記事では、日本人の中国人理解が為されてこなかった咎めが出ているということです。「騙すほうが賢く、騙されるほうが馬鹿」と分かっていれば、中国を助けて強大化させてしまうこともなかったでしょうに。2005年に中国駐在から帰ってきて、会社を含むいろんなところで中国の危険性について話してきましたが、殆ど人種差別主義者扱いでした。中国人から言わせれば、さしずめ日本人は馬鹿となるのでしょう。

5/16八重山日報<尖閣上陸「官僚が反対」 防衛省元幹部、困難と指摘>

https://yaeyama-nippo.co.jp/archives/15467

この記事を読みますと如何にエリートと言われる官僚が劣化しているかが分かります。危機に際しての問題解決能力が全然ない。先送りするだけで、最悪の結果を迎えるオストリッチポリシーを採っている。学力だけで選ぶとこういう結果になります。

マスメデイアは中共応援団と言うか、左翼だから日共や中共の喉と舌の役割を果たすだけ。正しい情報は流さず、中共のプロパガンダと日本政府の失点を論うだけ。でもTVと新聞だけしか見ない人はドップリ洗脳されて、自分の頭で考えず、思考停止し、メデイアの言っていることをオウム返しするだけ。一億総白痴になって何年経つ?

記事

米空軍の「F-15」戦闘機(4月27日撮影、米空軍のサイトより)

共同通信社は2021年5月11日11時過ぎに「沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に10日午前から侵入していた中国海警局の船2隻が、11日午前8時40分ごろから相次いで領海外側の接続水域に出た。2隻は日本漁船1隻の動きに合わせて領海内を約21時間航行した」と配信した。

ほぼ1日も中国公船が日本の領海内を遊弋する状況は異常という以外にない。

5月11日には別の2隻が接続水域を航行し、88日間連続で尖閣周辺において中国船が確認されているという。

着々と侵攻準備を進める中国

米国のフィリップ・デービッドソン前インド太平洋軍司令官は在任中の3月9日、米上院軍事委員会の公聴会で、「中国はルールに基づく国際秩序を主導する米国にとって代わろうとする野心を一層強めている。他方、(米国の)通常戦力による対中抑止力が崩壊しつつあり、米国および同盟諸国にとっては最大の危機で、今後6年間のうちに中国が台湾に軍事攻撃を仕掛ける恐れがある」と証言した。

4月30日に新しく就任したジョン・アキリーノ司令官は3月の指名承認公聴会で「この問題は大半の人が考えているよりもはるかに切迫している」との考えを示し、切迫の度合いははるかに高いと警告した。

理論的には「6年間のうち」には「明日」も含まれるが、意識的には「今すぐ」ではなく「間がある」ように聞こえる。

前司令官は「GDP(国内総生産)でも米国を指呼の間に収めるであろう習近平氏の次期政権間ということを示唆したかったのであろうが、アキリーノ新司令官は「そんなに間はないぞ!」と警告したわけである。

台湾問題と尖閣問題は大いに関係している。にもかかわらず、日本国民の多くは無関心のようである。

無関心の度合いを高めているのはコロナ禍の最中ということもあるが、それ以上に中国の巧妙な「サラミ戦術」にある。

関係者以外は注意をひかないように、すなわちサラミをスライスするように、法などを整備しながら、気づいた時にはしっかり周りを固められているというものである。

2020年12月26日に「国防法」を改正し、年明けから施行している。「中華民族の偉大な復興」が目標であることを明確にした。

2021年2月には海上警備を担当する海警局に管轄領域で武器使用の権限を与えた「海警法」を施行した。

当時こそ新聞も報道したが、今は何事もなかったかのようである。そして4月30日には海事局に領海を通行する外国船舶に退去を命じる権限を与える「海上交通安全法」を成立させ9月1日から施行する。

尖閣を管轄領域とみる中国はこれらの法律で日本の漁船や巡視船を正当に追い出すことができるようになる。

中国の自信満々の発言

2020年11月24日、中国の王毅国務委員兼外相が来日して茂木敏充外相と会談後、共同記者発表を行った。

茂木氏が「尖閣諸島周辺海域に関する日本の立場を説明し、中国側の前向きな行動を強く求めた」と述べたのに対し、王毅氏は「一部の真相が分かっていない日本漁船が釣魚島周辺の敏感な水域に入る事態が発生している」と主張し、「引き続き自国の主権を守っていく」と強調した。

翌日の菅義偉首相との会談後も、王毅氏は「偽装漁船が繰り返し敏感な海域に入っている。このような船舶を入れないようにするのはとても大事だ」と記者団に述べた。

会談両日とも中国海警局の船が尖閣諸島周辺の接続水域を航行した。

王毅氏の「敏感な海域」発言を聞いている日本以外の国民には、中国が〝主権を持っている管轄海域″に他国の漁船が国籍を偽装して侵入しているというように聞こえるのではないだろうか。

こうした間違った発言を世界に向けて堂々とやり、いつしか嘘を「本当」にしていくわけである。

その後の参院本会議で茂木外相は、王毅氏に対し「歴史的にも国際法上も疑いのないわが国の固有の領土で、有効に支配している。尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在しない」と伝えたと釈明した。

中国は聞く耳を持たずに、世界に向かって〝自分の管轄領域だ″と発信しているわけであるから、日本は中国の間違った立場を「その場で」「世界に向けて」否定しなければならない。

凹型文明の日本は相手が間違ったことを言っても立場を忖度し穏やかな表現で事を荒立てないようにするが、凸型の中国は日本のそうした慮りをいいことにどんどん押してくる。

そして、いつの間には尖閣は中国の管轄領域と世界に思い込ませてしまうのだ。

王毅氏の一連の発言が3つの法律で根拠を得たかのようにみなされ、今後は主客転倒した取り締まりを行うようになるに違いない。

国民に尖閣の実態を知らせない日本政府

実際のところ、尖閣諸島の現場の状況がどうなっているのか、漁船はどの付近で漁をしているか、日本国民は知っているのだろうか。

これまでマス・メディアは「中国の海警船が接続水域に入った」、「〇時間領海に侵入し続けた」、「海上保安庁の巡視船が近づき警告した」などと報道してきた。

こうした報道から国民の多くは、尖閣諸島周辺で海保の巡視船が劣勢をものともしないで、接続水域や領海に侵入した中国船を追い出す素晴らしい活躍をしていると好意的に受け取ってきたのではないだろうか。

しかし、国有化前後に何度も漁船で尖閣諸島に上陸を試みた女優でジャーナリストの葛城奈海氏が、数年前に筆者たちの主催した講演会で語ってくれた状況は全く違った様相で、驚くばかりであった。

2021年2月25日付「産経新聞」のコラム「直球&曲球」の同氏記事が今日の状況を教えてくれる。

海警法施行4日後の2月5日夜、石垣島から出漁した2隻の漁船(第1桜丸と恵美丸)が撮った写真を見ながら語っているものである。

「魚釣島のすぐそばで大きな顔をしている中国公船『海警1301』『海警2502』と、それに対峙しようという気迫を全く感じさせない海上保安庁の巡視船という、驚くべき慣れ合いの光景だった」と書いているのだ。

こうなったのは平成24年9月の国有化以降のことである。

「国有化までは、上陸こそ禁じられていたものの、手を伸ばせば島に届くくらい近づくことができた。漁師たちは島の目前で、潜り漁も行っていた」が、領有化後は「『1海里(1852メートル)以内への接近』を海保に阻まれるようになり、漁師たちも潜り漁ができなくなった」という。

これだけならばまだしも、「日本国民を遠ざける一方で、(中略)中国公船は領海内(筆者注:12海里)どころか、島々の至近をわが物顔で遊弋している」というではないか。

ざっくり言えば、日本人が入れない1海里以内に中国船は入って遊弋しているということである。

この一文だけでも、国民は唖然とさせられるのではないだろうか。

恵美丸が「海警1301」の後ろにつけても中国公船は何の反応もせず、左舷を追い越すように航行すると、しばらくして巡視船が間に入ってきたが、「かつてのように警告の汽笛を鳴らすこともなく、漁船を守るポーズをしている感じ」という。

「そんな実情を見せたくないのか26年以降、私たちは出港さえ認められなくなった」と葛城氏は言い、今回の同行申請が「政府によって阻止されたことは到底納得できない」と内幕を明かす。

要するに、日本の漁船よりも島に近いところを中国公船が遊弋しているが、巡視船は警告もしないし、況してや追い出しもしない状況を告発しているのだ。

王毅外相が「一部の真相が分かっていない日本漁船」「偽装漁船」と表現したように、現場はすでに主客転倒しているようである。

戦略のない日本の惨状

1972年の日中国交正常化で訪中した田中角栄首相が尖閣を持ち出そうとしたとき、周恩来首相がさえぎった。

友好的な雰囲気の中での話題としてふさわしくないということもあったであろうが、「明確化したくない」深謀を秘めていたからであろう。

国交正常化という時にこそ提起して決めておかなければ、後で問題化して収集がつかなくなる恐れがある。

特に長期戦略に長けた中国において、しかも都合悪い約束などは反古にして恥じない国との間ではそうである。

雰囲気にのまれた幼稚な日本の外交はその後も続いた。1978年に日中平和友好条約の批准書交換のために来日した鄧小平は尖閣諸島の棚上げ論を展開した。

そのまま見過ごして日本が何の手も打たないうち中国は1992年に領海法を制定して自国領に組み込む。中国の「尖閣窃盗」は明らかで、日本はいろんな手段や広報で、中国の言い分を否定すべきであった。

日本は尖閣諸島を目に見える形で施政権下に収めるチャンスは国交正常化前から何回もあった。しかし日本には尖閣諸島の重要性についての認識がなかった。

国交正常化後も日本の力が勝っていたが日本は動かなかった。

中国の執拗さに対して、日本の淡泊などとは言っておれない戦略の不在であり、危機管理意識の無さである。こうした意識が憲法問題に反映されていることはいうまでもない。

尖閣諸島開拓の記念碑

いまさら言うまでもないが、尖閣諸島が日本の施政権下にあったことは紛れもない事実である。現在は石垣市が「尖閣諸島開拓の日」(1月14日)を設けて各種行事も行っている。

同市には尖閣諸島を開拓し、事業を行った事績を祈念して「古賀辰四郎 尖閣諸島開拓記念碑」があり、現在は同地に駐屯する自衛官らも記念日に清掃奉仕など行っている(自衛隊OB機関紙「隊友」(令和3年3月15日付)による)。

古賀辰四郎は1856年に八女市(福岡県)に生まれ、23歳の時、特産物である八女茶の販路拡大を求めて沖縄に渡り、アホウドリの羽毛や夜光貝を採取・輸出して財を成す。

1895年に政府が尖閣諸島を日本に編入すると、魚釣島と久場島を拠点に鰹節製造事業などを展開し、最盛期には200人以上の島民が定住して「古賀村」とも呼ばれたという。

1909年に功績を認められ日本政府から藍綬褒章を受賞、1918年に死去した。

1919年冬、福建省(中国)の漁民31人が遭難し、魚釣島に漂着した。石垣村民が救助したことに感謝し、翌20年に中華民国の駐長崎領事が感謝状を出している。

すでに見つかっていた感謝状は救助者あてであったが、中国漁船の巡視船追突事案後に見つかった感謝状は村長宛となっている。

文面はほとんど同じで、魚釣島を「和洋島」として、「日本帝国沖縄縣八重山郡尖閣列島内和洋島」と明記している。

敗戦後、沖縄が米国の施政権下にある時、久場島が米軍の射爆場となった経緯も、戦前まで日本の主権下にあったからにほかならない。

主権行為としてやるべきこと

安倍晋三前首相時代の習近平主席との首脳会談でも東シナ海を平和の海にするという合意などを行い、日本にはなんとしても平穏に解決したいという思いが強かった。

しかし、昨2020年には、接続水域は言うに及ばず領海侵犯も頻繁で年間333日も周辺水域に滞在している。

平和裏に解決という日本の思いは儚い一方的な夢でしかなかったようだ。もはや何もしないで無人島のままで傍観できる状況にはない。

国際社会に向けて日本の施政権下にあることを明確にする必要がある。政府も公務員を常駐させるなど、かつては公言していたがいまだに実行されていない。

公務員常駐の件で、4月初旬には自民党有志が勉強会を発足させてもいる。常駐以外にも船泊、ヘリポート、灯台、さらには放牧されたヤギなどの生息状況をはじめとした自然環境観測施設なども提案されている。

山田吉彦・東海大学教授は米国が北西太平洋の離島を国の管理で「海洋保護区」に指定し、船舶の通過や観光、動物の捕獲を制限したように、尖閣諸島を「海洋保護区」として国際的な調査団などを入れるなど、世界の目で東シナ海の平和を監視する体制を提案している(「絶対に知っておきたい最新常識62」、『文藝春秋』2013年4月号所収)。

西原正・平和安全保障研究所理事長はどこまでも「戦わずして勝つ」戦略から、中国の対日依存を高める品目を増やすことのほか、尖閣に簡易気象観測所を設けて尖閣地域を天気予報に含めること、日本領であった歴史的事実の更なる喧伝、同諸島防衛の日米協議体制の立ち上げなどを提案している(「尖閣は『戦わずして勝つ』で守れ」、「産経新聞」令和2年11月16日付「正論」)

航空自衛隊出身で東洋学園大学客員教授の織田邦男氏は、1970年代以降使用していない米軍専用射爆撃場である久場島・大正島を使い、日米共同で射爆撃訓練を実施することも挙げている(『正論』令和3年3月号、「隊友」令和3年4月15日号)。

利用できる地積がほとんどなかったために放置されてきた視点からは、環境保護との兼ね合いもあるが、まずは埋め立てによる地積の確保があってもいいのではないかと思量する。

おわりに

米国は中国のウイグル人に対する所業を「ジェノサイド」と認定し、英国も同認定を検討している。NATO(北大西洋条約機構)も中国を「脅威」と認識し、「自由で開かれたインド太平洋」とするために空母や艦艇を派遣する計画である。

国際社会から見れば、いまやインド太平洋が焦点になりつつあり、日本からみれば台湾や尖閣諸島を含む沖縄周辺が当面の課題である。

しかし、中国が2010年に施行した国防動員法によって、日本にいる中国人が動員されることを忘れてはならない。この法律によって、日本にいる中国人が立ち上がる義務を負わされているからである。

日本には技能実習生や留学生などを含む若者約50万人がいる。一部は来日前に「礼儀作法」という名目で人民解放軍の指導を受けているとされる。

また、北海道から沖縄までの日本の至る所の土地や山林が中国系資本で買い漁られているが、立ち入り禁止等も多く、行政当局による実態把握が行われていない。調査はもちろん、無人機等による監視等も必要ではないだろうか。

2008年の北京オリンピック時の長野聖火リレーでは暴力事件を起こし、2011年の東日本大震災時には新潟県で貸し出した体育館に日本人を立ち入れなかったことなどから、有事に彼らがトロイの木馬となって全国で立ち上がり、日本が南西地方に集中することを阻害しないとも限らない。

しかし、国民のほとんどはそこまで考えることはない。

作家の五木寛之氏は、かつては「マサカ」にあまり驚かなかったが、「近ごろ、専門家や情報通と呼ばれる人たちの予想が外れることが多(く)」、「マサカ、マサカの現実にぶつかる」という。

そして、こうした状況を冗談に「心配停止状態」と呼ぶことがあるという(「『マサカ』の時代」、『新潮45』2018.1所収)。

心配停止は「心肺停止」と通じるものであり、国民の多くが尖閣を「我がこと」として考えない状況は、「国家」の死に繋がりかねない。

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『世界中の嫌われ者になった中国、南米沖での違法操業に悲鳴 中国から数兆円もの巨額投資受け、強硬策に出にくい悩みも』(5/17JBプレス 堀田佳男)について

5/17阿波羅新聞網<惊人射程!美军新武器可远程袭攻台解放军=驚くほどの射程!米軍の新兵器は、台湾を攻撃する人民解放軍を遠距離攻撃できる>極超音速兵器は、中国、米国、ロシアなどの大国によって開発された新兵器になった。米陸軍は、開発中の「射程2,775キロメートル以上の長距離極超音速ミサイル兵器」(LRHW)を初めて公開した。人民解放軍が台湾を武力攻撃した場合、LRHWはグアムの米軍基地から発射され、2,500 km離れた人民解放軍を直接攻撃し、台湾の「包囲解除」を支援すると報道された。

米軍のニュースサイト「Breaking Defense」は最近、LRHWの詳細について長年沈黙してきた米軍は、報道官によりLRHWの射程は2,775キロメートルと初めて明らかにされたと報じた。伝えられるところでは、各軍の高官が極超音速計画を調整した後、LRHWデータが初めて公開された。

現在米陸軍が装備している「陸軍戦術ミサイルシステム」(ATACMS)の短距離弾道ミサイルの射程はわずか300キロメートルである。

報道では、LRHWの射程が長いということは、台湾海峡で衝突が発生した場合、人民解放軍が台湾を攻撃したときに、米国のアジア太平洋同盟国が米軍に自国領土や領空の使用を拒否したとしても、米軍は台湾から2,500キロ離れたところにあるグアムからLRHWを発射でき、台北周辺を包囲している解放軍を攻撃できることを意味すると指摘した。

報道はまた、米海軍が開発している極超音速ミサイルにも同じミサイルの核心部分とブースター装置を搭載すると指摘した。「陸軍のLRHWの射程が2,775キロメートルであれば、海軍も間違いなく同じことをするだろう」。

報道は、陸軍の車載ランチャーと比較して、海軍艦艇からの発射と戦略爆撃機は間違いなく機動性が高く、同盟国の態度に関係なく、公海や公空域で発射できると説明した。ただし、陸上の基地からの発射の利点は、コストがより低く、海や空では実現できない敵の攻撃を回避するために地形を利用することができる。海軍の軍艦は四海を巡航することができ、その機動性は陸軍のミサイルよりもはるかに優れている。

米国は極超音速兵器の開発において中国とロシアに遅れをとっている。中国は2014年に最初の極超音速ミサイルテストを実施し、ロシアは2016年に最初の極超音速滑空テストを実施した。

2019年の中共創立70周年記念軍事パレードでは、極超音速滑空装置を付けた東風-17弾道ミサイルがかつて展示されていたが、外界はその速度は音速の10倍と推定されている。ロシアは2018年に空中発射の「ダガー」極超音速ミサイルを装備した。報道によると、ミサイルの速度は音速の10倍で、射程は2,000キロメートルである。さらに、ロシアは2022年に、音速の9倍の速度と約1,000キロメートルの射程を持つ極超音速対艦ミサイルの「ジルコン」シリーズを配備する準備をしている。

米国のLRHWは、音速の5倍に過ぎないと推定されている。

中国のミサイルの音速が10倍と言うのは本当かどうか分かりませんが、ミサイル防衛の観点から言えば大丈夫かどうか心配な点があります。グアムから解放軍を叩けるのは良い事です。

https://www.aboluowang.com/2021/0517/1593831.html

5/16阿波羅新聞網<避免导弹燃料遭中共垄断 美军最新秘密武器是…=中共によるミサイル燃料の独占を回避する 米軍の最新の秘密兵器は…>軍事ニュースのウェブサイト「Military.com」は、中共がAGM-114(Hellfire)ミサイルの燃料に必要な主要化学物質を独占するのを防ぐために、米軍は国内メーカーを生産に参加させる方法を研究していると報じた。秘密兵器は遺伝子改良された大腸菌(E.coli)とトウモロコシの皮の繊維である。

ヘルファイアの燃料は1,2,4-ブタントリオールトリニトレート( BTTN )で、その前駆体として1,2,4-ブタントリオール」(BT)を使う必要があり、それを作れるのが米国に1社と上海に1社(上海福達)しかないとのこと。

https://www.aboluowang.com/2021/0516/1593655.html

5/17看中国<太空军指挥官警告马克思主义在军中传播被开除(图)=宇宙軍司令官はマルクス主義を軍に持ち込むことに対し警告して除名された(写真)>米宇宙軍の司令官であるマシュー・ローマイヤー(Matthew Lohmeier)中佐は、軍の多様性と包容性の訓練を「マルクス主義に根ざした批判的な人種理論」として攻撃した後、免職された。

5/16にデイリーメールが引用した宇宙軍の声明によると、ローマイヤー中佐は自分の新しい本を宣伝するためにポッドキャストに出演した。彼の発言は「彼のリーダーシップに対する人々の信任・信頼を失わせる」ことにつながった。

ローマイヤーは次のように述べた。「多様性、包括性、公平性、軍隊で受ける訓練は、批判的な人種理論に根ざしており、この理論はマルクス主義に根ざしている」と。

「約10か月前に司令官に就任してから、私は、米国の過去、現在についてどう言ってよいかについて考えたが、根本的に相容れず、相互に競争するだけと思っている」

「これはSNSだけでなく、過去1年間全国で多数発生しただけでなく、米軍にも広まった。そして、これらの言い方は本質的にマルクス主義者であることに気づいた」

彼はNYTの1619プロジェクトを「反米」と表現し、次のように付け加えた。「それは私が基地で聞いた集中講義時に伝わった。つまり、米国は米国憲法を批准したが、それは白人至上主義を国の法律に組み込んだ。これに同意しない場合は、人種差別主義者というラベルを貼られる」

これでは米軍も弱体化するのは当たり前。早く共和党政権に戻さないと。

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/05/17/972011.html

5/16希望之声<批亚利桑那州选举后 川普网站瘫痪=アリゾナ州の選挙の批判後、トランプのウェブサイトは麻痺>5/15の夕方、トランプは彼の個人ウェブサイト「ドナルド・トランプの机から」で、アリゾナ州の選挙違反を批判する声明を発表した。その後、ウェブサイトは麻痺して回復するまで少なくとも1時間かかった。何が原因でサイトが麻痺したのかは明らかではない。

複数の保守的なメディアの報道によると、現在、アリゾナ州マリコパ郡の投票の25%が再監査された。保守派は多数の違反が見つかったと主張しているが、監査はまだ終わっていないので、事前にはどんな証明も発表されない。

トランプは個人のウェブサイトで、「アリゾナ州マリコパ郡のデータベース全体が削除された。これは違法であり、監査を主導しているアリゾナ上院も理論武装している」と述べた。「投票ボックスのシールが破れ、投票用紙が失われ、さらに悪化した」

トランプは、「多くの過激左派民主党員と軟弱な共和党員は、事実が暴露されることを非常に心配している。マリコパ郡のデータベース全体と重要な選挙文書の削除は前例のないものだ」と述べた。「物語はどんどん大きくなっていき、いつの日か終わる。弱くて腐敗したメディアは覆い隠すことができない。American News Network(OANN)と勇敢な米国の愛国者のおかげである。すべてが急速に起こっている!」

その後、そのウェブサイトは数時間完全に麻痺した。これまでのところ、トランプは2020年の選挙の公正性についての調査を要求するためにまだ取り組んでおり、共和党が2022年の両院選で勝利するのを助けることを望んでいる。

まあ、敵のハッキングに遭ったのでしょう。

https://www.soundofhope.org/post/505868

5/17阿波羅新聞網<俄共被批已成中共党支部 俄政党攻讦开打中国牌=ロシア共産党は中国共産党の支部に成り下がったのを批判される ロシアの政党は中国カードを攻撃した>ロシア共産党は、中国共産党から金銭やその他のメリットを受けていることをさらされ、ロシアが北京のために奉仕する中共の代理人になったとして批判された。ある分析では、ロシアの政党はしばしば欠点を明らかにして恥をかかせるが、中国カードを使って敵を攻撃することは非常にまれである。この事件はまた、中国とロシアの政党間では水面下での相互作用と微妙な関係を反映している。

「祖国党」がロ共トップのジュガーノフを刺したとのこと。中国で本を3冊出版するので、その原稿料(=形を変えた賄賂)を貰ったと。ロ共もスターリン時代と様変わり。貧すれば鈍すである。

https://www.aboluowang.com/2021/0517/1593796.html

5/16看中国<哈马斯离间失败 以阿和平协议依然坚挺(图)=ハマスの離間策は失敗 イスラエルとアラブの和平協定は依然として強く支持(図)>ハマスがイスラエルの民間人に大規模なロケット攻撃を開始し、イスラエル軍が対応してから1週間経つが、アブラハム協定(Abraham Accords)の下でイスラエルと平和&正常化の協定に署名したアラブ諸国はいずれも、この協定から離脱する国はなかった。

ブライトバートニュースネットの5/16の報道によると、昨年9月にトランプ大統領はWHの芝生でアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンを招待し、調印式を行った。後にスーダンとモロッコが加わり、セルビアとの新たな合意に達した後、イスラム教国のコソボも加わった。

この地域と世界全体で反イスラエル感情を扇動するパレスチナ人の努力にもかかわらず、これらの協定は維持されてきた。

報道によると、UAEは15日、ガザ地区のハマステロ政権に、ガザ地区の平穏を維持できなかったため、計画されている共同インフラプロジェクトを危険にさらしていると警告した。これは、イスラエルの新アラブ連盟の関係が強化されていることを示している。

裏にはイランとロシア、中共が噛んでいるのかも。

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/05/16/971984.html

https://www.donaldjtrump.com/desk/desk-q7wsgfnztk/

https://home.frankspeech.com/article/wisconsin-audit-fraudulent-2020-election-report

堀田氏の記事では、中共をここまで増長させたのは、フイリピンが中国を相手取り、南シナ海について国際仲裁裁判所に申し立てた結果が2016年に出たとき、中国は「紙屑」と言って無視しました。米国をはじめ自由主義国がそのときに中共に何ら制裁を加えなかったためです。

かれらはこれで国際法違反を無視しても罰を受けることはないと体得してしまったのです。今からでも遅くないので、米国が音頭を取って中共封じ込め作戦を展開すべき。バイデンは国際協調を言うならリーダーシップを発揮せよ。他国に責任を負いかぶせるための国際協調であってはならない。

記事

出漁する中国の漁船団(2016年8月撮影、資料写真、写真:アフロ)

「もう耐えられない。たとえようもない憤怒がこみ上げています」

こう怒りを露わにするのは、国連海洋法に詳しいアルゼンチン人の大学教授。

中国は過去何年も、太平洋の反対側の南米沖まで大漁船団を送って違法操業を行っており、一向に止む気配がないことに対する憤りは強い。

中国漁船団の船舶数が10隻前後であれば問題視されてこなかったかもしれない。

だが、多い時は300隻を超える船団が操業を続け、南米諸国の漁業関係者が「水産資源が枯渇してしまう」と心配するほどの乱獲を繰り返しているのだ。

そのため、最近になって再び中国に非難の目が向けられている。

まず問題になっているのは、国際法違反の行為そのものである。

国連海洋法条約では、沿岸国は自国の200海里(約370キロ)の範囲内に排他的経済水域(EEZ)を設定することができる。だが中国漁船団は国際法を無視して南米諸国のEEZ内で操業を行っているのだ。

実はアルゼンチンでは過去、中国漁船団の違法行為に業を煮やし、強硬手段に出たこともあった。

2016年3月、アルゼンチンの沿岸警備隊が違法操業をしていた中国漁船に発砲して撃沈させたことがある。

そうした過去の経験があっても、中国は全くと述べていいほど意に介さず、大型漁船団を送り込んでいる。

国際法の違反と同時に、現実的問題として深刻なのが乱獲である。

国際海洋保護団体「オセアナ」は一例として、中国漁船団がエクアドル領のガラパゴス諸島沖で、トロール漁によって主にイカの乱獲を行っていると報告している。

それによってイカを主食とするオットセイやシュモクザメなどの海洋生物の個体数が減少しているのだ。

中国漁船団はアルゼンチン、エクアドル両国だけでなく、チリ、ペルー、コロンビアなどの近海でも同様の操業を繰り返しており、地元との軋轢は消えていない。

中国政府は2020年、自国の漁業者にガラパゴス諸島周辺での禁漁を命じたが、その後も漁船団は操業を続けている事実があり、エクアドルの警備艇からの追跡を逃れるためにレーダーを切って振り切ったとの話も伝わる。

ここまでして中国が大規模漁船団を「地球の裏側」にまで送り込んでくるのはなぜなのか。

ストックホルム大学レジリエンス・センターの調査によると、中国は国内の魚介類の需要が伸びており、近海での漁獲量では満たせなくなっているからだという。

同時に、中国近海では多年にわたって乱獲が続けられたことで、魚類の総体数が減り、需要に見合うだけの水揚げ量がないのだ。

同センターは今後、中国が世界での乱獲を続けることで、現在の漁獲量の上に毎年600万トンから1800万トンの水揚げ量を加算していくと推測する。

2019年の中国の水産物漁獲量は世界1位で8259万トン。2位のインドネシアより約6000万トンも多く、ダントツである。ちなみに日本は10位で417万トンだ。

こうした状況から物事を前進させるため、前述のアルゼンチン人教授は米国政府が行動を取るべきであると提言している。

南米諸国と歩調を合わせ、さらに国際機関に働きかけて中国漁船団の乱獲を中止させる必要があると説く。

だが、武力攻撃による解決は望んでいない。

「私たちの目標は(世界中に)問題を認識してもらい、我々を支持してもらうことです。戦略としては『法的に攻撃的』ということです。法律家として、世界環境を保つことが私の使命だと思っています」

こうした動きに呼応するように、米ジョー・バイデン政権内にはすでに多国籍によって対中圧力を強めていく流れがある。

国土安全保障省の情報分析局は2021年2月、内部文書で次のように記している。

「南米諸国は中国に対して通商分野での圧力を増すために、連携を形成していくだろう。そして漁業の国際規範を厳守させていくはずだ」

同文書は米国の危惧も記述している。

仮に米国が単独で中国に対して制裁などの動きに出たとすると、中国は対米制裁として、米ハイテク企業に制限を加える新法を作る可能性があるというのだ。

バイデン政権内には、米中の2国対立は避けたいとの思惑がある。

ただバイデン政府は国土安全保障省だけでなく、商務省海洋大気局(NOAA)、沿岸警備隊、海軍情報局(ONI)、そして国務省も同問題に関与しており、複合的な角度から中国の違法操業をやめさせようとしている。

同問題を追っている米ジャーナリストのベサニー・アレン・エイブライマン氏も次のように書いている。

「バイデン政権内の複数の部局は、中国の違法操業の阻止を政権の優先課題の一つに挙げている。いま直面していることを経済的、安全保障上の挑戦と受け止めて、同盟国やパートナーの国々と連携を深めることが重要である」

米国が南米諸国の連携の中に加わることは関係諸国も望んでいることである。

米沿岸警備隊はすでに南米にまで海上警備任務を広げて「パトロール・ミッション」を行ったこともあり、連携は深まっている。

ただ南米諸国が共通して抱えるジレンマもある。

それは中国から南米に落とされる投資額が莫大であり、無下に中国を批判できないことである。

米ワシントンにあるシンクタンク、外交問題評議会がまとめた中南米諸国の投資実態を示す報告書をみると、中国は2005年以降、ペルーに対して約280億ドル(約3兆円)もの投資をしていた。

エクアドルには約130億ドル(約1兆1400億円)で、中国にしてみると「巨額の投資をしているのだから、少しくらい魚を獲らせろよ」というところなのだろう。

南米諸国は中国に弱みを握られていると同時に、「その横暴さに不満はあるが強硬策にはなかなか出られない」というのが、現在の中国を取り巻く国際関係の現状である。

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『変わる中国コーヒー店、異業種参入の意外な目的 伝統的茶館も将来的な競合を見据える』(5/16JBプレス 加藤 勇樹)について

5/16阿波羅新聞網<美军重开“天宁岛”基地破解关岛杀手!建置进退反攻枢纽=米軍はグアム向けのミサイルを破壊するため「テニアン島」基地を再開!進退反攻の要を確立する>最近、中共と北朝鮮がグアムにある米軍アンダーセン空軍基地へのミサイル飽和攻撃を防ぐために、米軍は西太平洋の戦略要地として北マリアナ諸島のテニアン島に空軍基地を再開するつもりであると報道された。両岸政策協会の副事務局長である張宇韶は、生放送の「94 VIP」で、米軍は、中国と戦争になったとき、第一列島線を直ちに攻略し、グアム島とテニアン島の第二列島線で、テニアン島は第二列島線の「戦略的な進退の要」になると想定していると述べた。

中共の暴発を防ぐためにアジア・太平洋の抑止力を強化することは良い事。日本もですが。

https://www.aboluowang.com/2021/0516/1593396.html

5/15希望之声<金里奇:美国将数亿救济贷款发给中共企业 应追回=ギングリッチ:米国は中国企業に何億$もの救済融資を貸与したが回収すべき>元米国下院議長のニュート・ギングリッチと中国の専門家クレア・クリステンセンが5/14(金)に英語版「大紀元」に共同で寄稿した。米国政府の企業向け救済融資は中共関連企業に拡大され4億$も貸与され、中共が世界覇権の野心を実現するのに役立てられている。米国政府はお金を取り戻すためにすぐに行動しなければならない。

悲しいことに、米国企業を救済するためのローンは、最終的に共産中国が米国に取って代わって最強国になるという目標を実現するのに役立った。しかし、公平に言って、これらの数億ドルは盗まれたのではなく、適切な保護の欠如のためにみすみす他の人に与えられた。

まず、小企業管理局は、Horizo​​n ConsultingやRWR Consulting Groupなどの外部の研究者や専門家と協力して、中共に関連することがわかっている企業を集約し、これらのローンを全額返済させるようにする必要がある。

第二に、小企業管理局と財務省は、将来、米国の敵に関連する事業体に融資を与えないようにするため、より保護的な措置を講じる必要がある。

米国企業は2番目に置かれるべきではない。危機の時に米国人の安全を確保し、狡猾な日和見の敵に利益をもたらさないようにするのは、米国政府の責任である。

米国政府は、米国の納税者のために、我々を打ち負かそうとする独裁政権に助成金を支給しないことを保証するシステムを確立するよう即座に行動を起こさなければならない。

財務省辺りが分かっていて融資した気がする。役人は腐れ根性の持ち主。デイープステイトの一員でしょう。

https://www.soundofhope.org/post/505634

5/15阿波羅新聞網<拜登的Venmo账户10分钟就被找到 拜登的社交关系网也浮出水面【阿波罗网编译】=バイデンのVenmoアカウントが10分で見つかり、バイデンのSNSも浮上した[アポロネット編集]>バイデンがVenmoアカウントを持っているというニュースが新聞に掲載され、補佐官は彼が孫に現金を送るためにこのアカウントを使ったと述べた。

アポロネット李文波の編集:「デイリーメール」の5/14の報道によると、ネット探偵がVenmoアプリの機能を使ってバイデンのVenmoアカウントを見つけ、さらにバイデンの家族と仕事の連絡網を見つけたと主張した。

このネット探偵は、NYTの報道を後追いした。WH補佐官は、バイデンが孫に送金するために時々Venmoを使うと言った。アプリの組み込み検索ツールとパブリックフレンド機能を使って、Buzzfeedニュースネットワークのデジタル探偵は、孫、WH高官とその連絡先を含むバイデン家のネットワークをマッピングすることができた。彼らはそれをするのにほんの数分しかかからなかったと言った。

この問題に関する見解についてWHに連絡した後、バイデンのVenmoアカウントのすべての連絡先が削除された。

デジタル活動担当者によると、世界で最も有力な人物を簡単に追跡できることで、人気のある個人対個人の決済アプリであるVenmoのプライバシー保護の抜け穴が浮き彫りになったと。

Venmoは個人対個人の現金送金アプリで、ユーザーはお互いに支払いをしたり、資金を要求したりでき、友人はこれを利用して、割り勘したり、タクシーの相乗り費用の分担、その他の少額の費用の管理を行う。

Venmoは、ペンシルベニア大学の2人のルームメイトによって2010年に設立された。これは、ユーザーが友達との取引や連絡先リストを表示できるSNSの要素を備えている。

2013年、Venmoの親会社はPayPalに買収された。 2016年以降、店舗は支払い方法としてVenmoを受け入れた。

長い間、プライバシー活動家はVenmoについて懸念を表明してきた。アプリのデフォルト設定では、トランザクションは公開であり、友達のリストをプライベートとして設定する方法はない。

新しいデジタル技術は、大統領や著名な政治家を保護する人にとって長い間頭痛の種であった。ハッカーはかつて、トランプのパスワードを推測してトランプのTwitterアカウントに侵入した。

誰にとっても個人データが盗まれたり、のぞき見されるのは嫌なもの。要人になれば猶更。スパイが見ているかもしれないので。

https://www.aboluowang.com/2021/0515/1593370.html

5/15阿波羅新聞網<疯传抢物资、喊打中国疫苗?她曝北京手段:认知作战的一环=物資を買いだめ、中国のワクチンを打つよう要求するというのが狂ったように伝わる?彼女は北京のやり方を明らかにした:認知作戦の一環>台湾での疫病流行の復活に伴い、PCR検査の奨励、中国からすぐにワクチンを購入、さらには日用品買いだめを主張する多くの発言がネット上に現れ始めた。これに対し、民進党の謝佩芬は本日(13日)、この情報は中共の認知作戦の一環として評価され、疫病流行の緊迫したときを利用して皆の敏感な神経を刺激し、それにより国民の政府に対する信頼を損なわせようとするものと述べた。

蔡英文総統は昨日、疫病流行が拡大している間、ネット上で未確認の情報を受信した場合、最初に「停めて、視て、聞く」必要があり、確認しないで直接転送しないようにする必要があることを全員に思い出させた。

多数のフェイクニュースが広まっていることに応えて、謝佩芬は本日、台湾での疫病流行が過去数日間で悪化したので、ネット上でPCR検査の奨励や、中国からすぐにワクチンを購入せよとの多くの声には注意してほしいと述べた。メディアの報道によると、インターネット上で「急いで中国から科興ワクチンを購入せよ、何を待っているのか」、「インドや米国が挫折したので、世界は中国ワクチンに目を向け始めた」、「急いで、PCR検査をして科興ワクチンを購入すれば、まだ間に合う」等の発言は、認知作戦の一環として評価される。また、「買い溜め」「感染者の追跡」「疫病の爆発した郡・市の症例数」など、SNSで流行に関するフェイクニュースが流れ始めている。

中国お得意の詐術でしょう。騙されないように常に眉に唾を付けておかないと。それでも小生が中国駐在時代、中国人に騙されたことがありましたが。

謝佩芬

https://www.aboluowang.com/2021/0515/1593392.html

5/15希望之声<辽宁确诊数超越安徽 中国新一波本土疫情源头不明=遼寧省で確認された症例数は安徽省を上回っており、中国での新たな疫病流行の波の原因は不明>13日に安徽省で中共ウイルス(COVID-19)が発生した後、昨日遼寧省まで広がった。今夜7時現在、遼寧省で新たに診断された症例数は安徽省を上回っており、「ゼロ号症例」と感染源はこれまでの所確認できない。以前は、このために2つの省は互いに責任転嫁していた。

CCTV News Appによると、今夜7時の時点で、遼寧省は瀋陽市で1例、営口市で3例、計4例の症例と、新規無症状感染5例が営口市で確認された。

中共当局は昔から深刻なほどそれを隠してきたので、これらのデータが真実を反映しているかどうかは不明である。

公式通知によると、この疫病流行の波の中で、感染者累計で遼寧省は安徽省の5例を超え、合計6例を確認した。無症状感染者累計で遼寧省は、安徽省の7例を超え、8例となった。

安徽省で一昨日、中共ウイルスが発生した後、公式通知は、過去18日間に3つの省と5つの都市に行ったことがある李という名前の女性を挙げ、疫病流行の波の元になり、遼寧省大連で外国人と接触した。大連当局者は直ちに活動の軌跡を発表し、安徽省とは接触がなかったと言った。 両省は互いに責任転嫁し、自分勝手な行動をしているという公式メディアの批判を引き起こし、国民の疑念や懸念を悪化させた。

公式メディア「健康時報」は、「全国で22日、遼寧省で125日、安徽省で440日間、新規疫病流行がなかったのが、再発した。しかし、この疫病流行の「ゼロ号患者」は誰か?感染源はどこから来たのか?専門家は、それは調査を待っている」と報じた。

全国で22日も症例は出なかったというのも嘘でしょう。出ても地方政府が報告するとは思えない。別の病気にすり替えるだけ。

https://www.soundofhope.org/post/505616

https://www.thegatewaypundit.com/2021/05/maricopa-county-ballot-audit-paused-massive-irregularities-already-found-roughly-25-counted/

https://www.donaldjtrump.com/news/statement-by-donald-j-trump-45th-president-of-the-united-states-of-america-05.15.21-3

https://www.donaldjtrump.com/news/statement-by-donald-j-trump-45th-president-of-the-united-states-of-america-05.15.21-2

いよいよ民主党も追い込まれてきている気がします。WSJに書かれるようになったのでは。

加藤氏の記事では、小生が中国に駐在していた時代と比べ、中国も豊かになったという感じがします。しかし文化的な生活を楽しむのには精神の自由さが必要と思いますが、ニュービジネスの旗手たちはどの程度分かっているのか。

今の共産政府の庇護の下でのビジネスはやがて壁にぶつかるかも。米国が本気になって中国とデカップリングするかどうかで変わって来るでしょう。

記事

日本をテーマにした中国広州市のコーヒー店(筆者撮影)

(加藤勇樹:香港企業Find Asia 企業コンサルタント)

中国で最も一般的な飲み物は伝統的な中国茶であり、コーヒーの消費量はごくわずかです。しかし、最近ではコーヒーの存在感が大きくなり始めています。しかも、単なる“飲み物”としてだけではなく、コーヒーを楽しむ“空間”や“生活スタイル”があわせて提供されるようになっています。そんな、中国におけるコーヒーに関する最新の動向を2回に分けてお伝えします。

前編
巨大市場になるか?中国コーヒー消費
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65280

異業種からの参入企業が狙うもの

中国では日本における喫茶店やカフェのことを「咖啡館」と呼びます。その咖啡館ですが、単純にお客にコーヒーを提供するだけではない、多様な試みが行われています。

広州市に2019年にオープンしたTALLLK Caféは、異業種の「愛範兒(ifanr)」という企業(https://www.ifanr.com/)が参入したものです。同社はテクノロジーやデジタル関係のWebメディア事業が主体の企業で、ライフスタイルを紹介する展示会とあわせた「人をつなぐ」というコンセプトで、TALLLK Caféを開業するに至りました。

広州市のTALLLK Café。屋外には実際に宿泊できるキャンピングスペースが設置されている(筆者撮影)

TALLLK Caféを核に据えた地域共同体の創造計画について、その中心となっている同社の文海氏にお聞きしました。

「中国の若者を取り巻く環境は、競争の激化と時間に追われる生活に変わりつつあり、特に大都市を中心にこの傾向は明らかです。私たちのTALLLK Caféはこの現状の中で、多様な価値観を実現する空間づくりを目標に運営しています」

TALLLK Caféは広州市内の旧小学校を改装した建物内にある(TALLLK Café提供)

「スターバックスをはじめとする多くのチェーン店や、個人経営のコーヒーブランドが中国全土で増えつつある中、私たちが提供するのはコーヒーが繋ぐ共同体です」

「多様な創造力を結びつける(連接熱愛創造不同)、これが私たちの価値観です。実際に毎週末は中庭で地域の芸術家の個展を開催したり、手作り製品の販売を実施したりしています。個人映画の上映会なども行っており、いわば咖啡館を中心にしたインキュベーション生態系があるのです」

毎週末の夜には青空市場が開催される(TALLLK Café提供)

「地域共同体を育て上げることは、私たちの運営母体でもあるifanrにとっても重要な課題です」

「オンラインでは自社のデジタルプラットフォームを中心に、メディアビジネスを運営していますが、オフラインいわば現実社会でも消費者に結びつく機会が必要です。ここではオフラインでのデジタル製品PRや新しいデジタルサービスの発表イベントも行っています。消費者と一番近い距離でつながるという、私たちにとって重要な機会を生み出すことになるのです」

同社が目指す、オンラインとオフラインの融合を実現するための手段として、コーヒーや咖啡館を選んだ、ということです。このような取り組みが今後他社にも広まっていくかどうか、注目されます。

中国ならではの茶館の使われ方

このような動きを見せるコーヒーに対して、伝統的な茶館はどのような状況になっているでしょうか。茶館というのは、接待や商談などビジネスの会合などにも使われる場所で、日本ではそれほどなじみがないかもしれません。広東省を中心に事業展開をする燕語茶館のオーナー王雷氏に業界動向を語っていただきました。

「私たちの燕語茶館は、茶室とお茶をあわせて楽しんでいただくために、2018年から広州市内で茶館事業を行っています。もともと広東料理のレストランを運営する会社でしたが、創業者の強い思いもあり、茶館の運営を始めました」

インタビューに応じていただいた燕語茶館の王雷氏(右、筆者撮影)

「私たちは茶の栽培や加工も行っていますが、2012年からはお茶のオンライン販売を始めました。そのお茶を幅広く消費者に味わっていただくために、この茶館を開業しました。近年は、茶館を単独で運営するというよりは、総合的なビジネスの一事業として行うようになりつつあります」

「最近ではミルクティーやコーヒーを飲む人も増えてきていますが、これらはあくまでも“できたもの”を飲むものです。お茶は“できたもの”を飲むだけではなく、茶葉を購入して自宅で飲んだり、茶館で茶師が沸かすお茶を楽しんだりと、多様性を楽しむものという位置づけにあります」

「私たちが提供する茶館という空間は、限られた親しい人間関係に基づいて、守られた空間内での時間を過ごすことを目的としています。本当に親しい友人などを連れてくる場所づくりを目指しているのです。開放的な空間やコミュニティを広げることを目指している咖啡館とはその点が異なります」

「茶館は企業の接待や内密な商談を行う場所として使われることも多いです。35歳以上の年齢層で会社内の幹部クラスが多く利用しています。3時間くらいの滞在で、1グループの支払額は500元(約8500円)ぐらいです。その場でお茶の葉を購入する方がいれば、1000元ぐらいになるでしょう」

文化サロンや撮影会などの開催場所に茶館が選ばれることもある(燕語茶館提供)

「遠方から茶館に来られる方も大勢いらっしゃいます。茶館そのものを愛する人たちによって茶館は支えられています」

今後の変化を見据える茶館の対応

このように、現状の茶館は珈琲館とはかなり異なる利用のされ方をしていますが、今後は競合していくことも考えられます。その点についてどのように見ているのかをうかがいました。

「私たち茶館の未来としては3通りが考えられます。1つ目が従来の空間を提供する茶館、今の燕語茶館ですね」

「2つ目がいわばデリバリーへの対応ですが、ゆっくりお茶を楽しむという従来の伝統茶の概念とは少し異なったものなのでなかなか難しいです。若い人たちのあわただしい生活の中にいかにお茶を溶け込ませるかが課題です」

「3つ目が体験型店舗です。小規模な店舗内にお茶のいれかたや作法を学ぶ空間を設ける一方、実際のお茶の葉の販売はよりオンラインに移行することが考えられます。私たちはこの体験型店舗の拡大を目指しています」

中国におけるコーヒーの広がりは、飲み物というだけではなく、人々の生活様式の多様化をもたらすのかもしれません。

良ければ下にあります

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『「紙」の時代が終焉、米国の新聞はデジタル戦国時代に突入 韓国拠点に国際化のWポスト、ハリウッド特化のLAタイムズ』(5/14JBプレス 高濱賛)について

5/15阿波羅新聞網<下月恢复造势集会 川普拟铺路参选=来月にMAGA集会を復活 トランプは大統領選挙への道を開くことを計画している>トランプ前米大統領が辞任した後、彼は2024年大統領選に参戦するかもしれないと繰り返しほのめかした。米国メディアは5/13(木)に、トランプが来月から大規模集会の開催を再開する予定であるとのニュース報道を引用した。彼のチームは来月2つのイベントの場所を選択し、3番目のイベントは7/4の独立記念日前後になる。

トランプは先週と今週木曜日のインタビューで、2024年の大統領選挙に非常に興味があり、適切な時期に発表されることを期待し、皆はとても喜ぶと思うと述べた。ニュースによると、彼は来年の中間選挙で彼の考えに忠実な共和党員を支援するつもりであり、来週の土曜日(22日)にニュージャージーで行われる献金イベントに参加する予定である。

トランプをしばしば批判してきた下院共和党のNo3でチェイニー前副大統領の娘のリズ・チェイニーは水曜日(12日)に追放された。トランプは木曜日相手を名指しして、「負け犬。今後政治の未来はない」と。

いよいよ本格的に2024大統領選に打って出る表明をしたのと同じでしょう。まず、来年の中間選挙で下院をひっくり返さないと。副大統領候補を誰にするかはその後でしょう。もっと前に2020年の選挙監査をしっかりして不正を暴き、今後同じ手が使われないようにしませんと。

https://www.aboluowang.com/2021/0515/1593284.html

https://conservativebrief.com/liberaljudgerules-40296/

https://conservativebrief.com/wont-release-access-40262/

5/15看中国<以巴紧张局势加剧 川普批拜登制造危机(图)=イスラエルとパレスチナの緊張が高まり、トランプはバイデンが危機を引き起こしたと批判する(写真)>今週、イスラエルとパレスチナの状況はますます緊張し、米国国防総省は、イスラエルは衝突に対し自衛の権利があると述べたが、トランプと批評家は、イランに対するバイデンの宥和政策が中東での戦争につながったと考えている。

5/14のブライトバートニュースネットの報道によると、イスラエル国防省は今週金曜日の深夜、ガザを攻撃するために地上部隊を派遣すると突然発表した。このニュースはすぐに世界のメディアの注目を集めたが、イスラエル軍は「孫子の兵法」の詭計を用い、ハマス軍を彼らが掘ったトンネルに移動するように誘導し、殲滅して、ハマスは騙されたことが証明された。イスラエル空軍はすぐに戦闘機を出動させて、移動してトンネルに入っていたハマスを爆撃して攻撃し、閉じ込めた。

米国国防総省の声明は、米国国防副長官のコールとイスラエル国防省の軍事政策局長のパルティが国防総省で会談したと述べた。コールは「イスラエルの民間人に対するテロ攻撃を非難し、米国がイスラエルの自衛権を支持することを強調した。声明はまた、米国国防総省が「イスラエルの質の高い軍事的優位性を引き続き支援する」ことと、平和の回復に対する米国政府の希望を再確認した。

今週の初めから、イスラエルとガザ地区の国境状況は特に緊張しており、両方とも戦火を交えるのを止めない。金曜日の夜、イスラエル空軍と地上部隊はガザ地区に大規模な砲撃を開始したが、イスラエル軍はこれは地上作戦ではないと述べた。ハマスはイスラエル南部への攻撃を再開することで対応した。

月曜日以降、イスラエルで7人が死亡し、パレスチナで28人の子供を含む109人が死亡した。

https://www.secretchina.com/news/gb/2021/05/15/971847.html

何清漣さんがリツイート

張洵 エリックチャン @ ericxunzhang  5月14日

トランプの発言は蓋し名言::(民主党)ジミー(カーター)は次々起こる危機を過って処理した。しかしバイデンは次々と危機を引き起こした。。。

引用ツイート

ブライトバートニュース @ BreitbartNews  5月14日

https://trib.al/UtF3aZH

やはり民主党は戦争屋が多いのでは。

5/15希望之声<武汉上海苏州安庆突发龙卷风 风雷雨电交加 破坏力惊人(视频)=武漢、上海、蘇州、安慶に突然、竜巻、風、雷雨、稲妻も 破壊力はビックリさせる(ビデオ)>今月10日に出現した強風は、湖北省武漢市で14日午後8時39分に9級の竜巻に変わった。公式の統計速報によると、41人が負傷し、6人が失踪、死亡者はいないと報道された。同じ時期に、江蘇省、上海、安徽省安慶で竜巻と雷が発生した。

中国メディアの報道を総合すると、14日の夕方に武漢の蔡甸地区で竜巻が発生し、風速は毎秒23.9メートルに達し、破壊力は驚くべきものであった。約400戸の家屋が被害を受け、建設小屋が倒壊したと推定されている。15日の早朝の時点で、この事故により、蔡甸地区で少なくとも6人が死亡、218人が負傷した。

14日の夜、江蘇省蘇州市呉江区盛沢鎮でも竜巻が発生し、多くの家屋や電気設備が吹き飛ばされた。この時期に、強い雷と稲妻、短期間の大雨、8〜11級の雷雨、強風、小さな雹などの強い対流性の天候が出現した。

現在、盛沢鎮の竜巻により、少なくとも1人が死亡、21人が負傷したことが知られている。盛沢鎮に向かう路上で、多くの木が吹き飛ばされたり、根こそぎにされたりした。目撃者は、大陸メデイア発生時には工場で働いていたことを明らかにし、竜巻で工場の天井が崩壊し、工場の建物が甚大な被害を受け、工場内の多くの人が負傷し、数十人の住民が閉じ込められた。

https://twitter.com/i/status/1393208000936955906

上海市では14日の夕方に、雷や稲妻、雷雨や強風、短期の大雨などの強い対流性の天候も現れた。

上海気象台は、5/14の夕方、強風黄色警報、雷・稲妻黄色警報、大雨黄色警報、雹オレンジ警報を含む4つの警報信号を連続して出した。

異常気象の原因は、中共のCO2排出の多さによると思っています。

https://www.soundofhope.org/post/505478

何清漣さんがリツイート

秦鵬 @ shijianxingzou 11時間

お互いに助け合うのを見守り、まさかの友は真の友である。香港の実情を最前線で報道することに尽力している大紀元時報の梁珍記者は、中共の手の者に足を負傷させられても、声を出すことを主張し、多くの香港人を感動させた。香港人はいろんな治療薬やサプリメントを送った。 🧡💐しかし、梁珍は、片足あれば良いので、もう送らないでくださいと言った。

高濱氏の記事では、米国紙は紙でなく、国際語である英語を活かしたネット媒体として世界に売り込んでいるとのこと。世界に左翼思想とグローバリズムを垂れ流すことになるのでしょうけど、ファンはいるのでしょう。

これに引き換え、日本では紙媒体が主流で、売り上げは凋落の一途。ネットに切り替えようともがいていますが、宅配システムに守られて、なかなか切り替えがうまくいきません。小生も紙でないと読みにくいので日経朝夕刊を紙で読んでいます。今日経は紙の購読者に“紙面ビューアー”アプリのサービスを提供し、昔は記事を切り抜かないといけなかったのが、スマホのスクショにして保存でき、記事もメールで送れるようになりました。

日本の新聞は押し紙が2~3割あり、実際の販売部数はもっと低いでしょう。朝日は不動産で食っていけると言われていましたが、今年リストラをするくらい追い込まれています。まあ、慰安婦捏造等、天罰だと思いますが。

記事

ワシントン・ポストは韓国のソウルを拠点とした国際報道で巻き返しを図る(写真は光化門)

米主要紙は7年間で軒並み発行部数半減

米新聞業界がのたうち回っている。

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の台頭でカネとヒトと時間をかけて取材した獲物(ニュース)はほとんどタダ同然でもっていかれる。カネをかけて刷り、配る「紙」(新聞)は読者離れで部数は減る一方。

過去7年間で発行部数は軒並み半減している。

中小のブロック紙や地方紙はヘッジファンドに買収されては本体を吸い取られては捨てられるか、廃刊に追い込まれている。

ビッグ10の主要紙も軒並み発行部数が激減、デジタル版移行で延命策を模索しているが、明暗が分かれている。

発行部数の激減ぶりは以下の数字が如実に示している。

米主要紙の発行部数の変遷

米国外の英語圏読者が優勝劣敗決める

いち早く「紙」から「デジタル」に重点を置いたウォールストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストは安定経営路線に乗っている。

それぞれに経済金融報道、国際報道、ワシントン政治報道で多くの特ダネをものにしてきたピューリッツアー賞受賞の常連だ。

ニュース面だけではない。

著名なコラムニストによる論評や「米国の常識」を主張する社説は、米国内の知識層だけではなく、各国政府や知識層にとっては必読のメディアとして認められてきた。

「紙」の時代には国際版を海外の拠点で現地印刷してきた。しかし、デジタル版の本格化で、各紙とも国際通用語・英語であることを武器にサイバースペースでの「デジタル読者」を拡張している。

ニューヨーク・タイムズが今年2月に公表した2019年末のデジタル版契約者数は342万9000件。

これは2018年末(271万3000件)から26%も伸びたことを意味している。

ウォールストリート・ジャーナルは2021年2月時点で200万を超えたと発表している。

またワシントン・ポストは、アマゾンの最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏がオーナーだ。同氏はポストの株式を公開せず。AAMにもデジタル契約数は報告していない。

そうした中で、部外秘のメモによると、2017年のデジタル契約数は100万超、2018年には150万超と記されている。2021年現在は300万件にまで伸びていることが判明している。

ベゾス氏としては、デジタル版でも何とかニューヨーク・タイムズに追いつき、追い越したい一心のようだ。

ワシントン・ポストは初の女性編集主幹

5月11日、新しい編集主幹にAP通信のサリー・バズビー編集主幹(55)を迎え入れると発表した。

同紙はかってキャサリン・グラハム氏が女性オーナーとしてウォーターゲート報道で陣頭指揮に立ったことがある。しかし、編集部門のトップに女性がつくのは初めてのことだ。

バズビー氏は1988年にAP通信に入社、イラク戦争など国際報道の修羅場で活躍し、2016年にはワシントン支局長などを経て、編集主幹兼副社長という米女性ジャーナリストの輝ける星。

同氏の就任とともにワシントン・ポスト氏は国際報道の強化を進め、CNN やフォックスニュースに対抗して24時間速報体制を敷く。

そのためにロンドンとソウルを「ハブ」化し、欧州報道、アジア報道の一大拠点にするという。

https://www.washingtonpost.com/lifestyle/media/sally-buzbee-washington-post-editor/2021/05/11/63491212-b25d-11eb-ab43-bebddc5a0f65_story.html

「ワシントン・ポストは国際報道ではニューヨーク・タイムズに後れを取っていた。これをケーブル・テレビ並みのデジタルでの国際ニュース速報体制で追い越す戦略だ」(米新聞業界情報通)

「西海岸の雄」のLAタイムズは瀕死寸前

これまで発行部数競争では、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストと互角に戦ってきた政治経済の中心から遠く離れた西海岸の有力紙、ロサンゼルス・タイムズは瀕死寸前の状態に陥っている。

「紙」の購読者数が激減、それに伴う広告収入の減収。起死回生を狙ったデジタル版読者の獲得も空回りしている。

理由は山ほどある。

ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストに比べると地の利がないことに加え、これといった強みがないからだ。

2000年以降、トロンク(シカゴ・トリビューン紙の親会社)傘下で独自の経営・編集に制約があった面もある。

2018年、南アフリカ出身の中国系億万長者のパトリック・スーン・シオン医学博士(中国名:黄馨祥)が5億ドルを投じて買収した。

編集面では編集主幹にウォールストリート・ジャーナル編集主幹だったノーマン・パールステイン氏を迎え入れた。

中国系が米主要紙のオーナーになるのは、2000年に台湾系のフローレンス・ファング氏(中国名・方李邦琴)が「サンフランシスコ・エグザミナー」を買収して以来のことだ。

反中国気運の最中、中国系が米メディアの一角を乗っ取ったとの批判もあったが、その後、中国寄りの報道がなされたことはない。

シオン氏は南アフリカに移民した客家の2代目で、政治的に中国を支持する親中国系米国人とは一線を画している。

シオン氏は、肝臓、肺、すい臓癌の治療薬「アブラキサン」を開発、その特許で巨万の富を得た。

ヘルスケア、バイオテク、AI開発のスーパーコンピューター・ネットワーク、「ナントワークス」を設立し、多角的な医療経営や社会福祉活動を続けるかたわら、「社会の木鐸であるメディアの再生」に積極的に乗り出した。

ジョー・バイデン氏とは副大統領時代からの付き合いで、現在政府諮問機関の「健康情報テクノロジー・アドバイザリー委員会」のメンバーを務めている。

シオン氏の最大の狙いは、赤字体質の経営の立て直し。その原動力は、デジタル版契約数の拡張だった。

当初150万から200万件の契約を目標に掲げたが、2021年現在の契約数は25万3000件。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストに大きく水をあけられている。

ロサンゼルスの中心にあった本社ビルを売却し、ロサンゼルス国際空港近くのエル・スグンドに移転。徹底した経費改善を行ったが、記者の解雇などは一切せず、むしろ待遇改善に努め、労組結成を認めた。

カリフォルニア報道に重点をおくことで国際報道網は大幅カット。その反動として米政治・経済報道は弱体化している。コラムニストの数は多いが全米レベルで名の通った者はわずかとあって、売り物は手薄になっている。

デジタルで成功した編集者起用の狙い

そのシオン氏が5月3日、ついに動いた。

黒人のケビン・メリダ元ワシントン・ポスト編集局長(64)で、スポーツ・エンターテインメント・メディア「ESPN」(Entertainment and Sports Programming Network)副社長を編集主幹に引っこ抜いたのだ。

ESPNはディズニー傘下のテレビ12局、デジタル・コミュニケーションを運営する、自称「世界規模のスポーツのリーダー」。

米国内だけでなく、英国、オーストラリア、ブラジルでも国別のテレビチャンネルを保有している。

メリダ氏はそのESPNの超人気ブログ「ジ・アンディフィーテッド」(The Undefeated)の編集主幹だった。

https://theundefeated.com/

このブログは、人種、カルチャー、スポーツ関連の特ダネを流すデジタル・プラットフォームだ。まさに今の米国の「縮図」のような存在だ。

メリダ氏のこの「交差点」の編集・運営の采配ぶりは、米メディアのオーナーたちから注目されてきた。

前述のワシントン・ポストの編集主幹選びでもメリダ氏は候補者の一人に上っていたという。

シオン氏はメリダ氏を選んだ理由についてこう述べている。

「メリダ氏は記者としてメディアの最前線で活躍し、その後、大新聞の編集トップにまで上り詰めた。そして人種、カルチャー、スポーツがクロスするデジタル・スタートアップを立ち上げ、育て上げてきた」

「メディアとは何かに精通した一級のジャーナリストとして、ロサンゼルス・タイムズのこれからの生きる道を切り開いてほしいからだ」

一方、快諾したメリダ氏はこう語っている。

「私は住んだことはないが、ロサンゼルスが大好きだ。豊かで、文化的多様性に富み、活気に満ちている」

「まさに『人種の坩堝』、しかもグローバルだ。今回、編集主幹をお受けしたのは、チャレンジ精神、負けじ魂が私を揺り動かしたからだ」

「シオン夫妻のジャーナリズムへのコミットメントにも共感した」

「私はミュージックが好きだし、スポーツが好きだ。本も映画も大好きだ。音楽は通勤する車の中でいつも聞いていた。私にとっては一種のメディテーションのようなものだ」

https://www.thedailybeast.com/espn-executive-kevin-merida-to-take-over-as-los-angeles-times-top-editor

https://www.axios.com/kevin-merida-la-times-executive-editor-8d48c569-a2b2-40f2-b7de-b1db98e0ddee.html

https://www.latimes.com/entertainment-arts/business/story/2021-05-03/kevin-merida-latimes-executive-editor-espn-undefeated

ロサンゼルス・タイムズのベテラン記者は、メリダ編集主幹が始める路線についてこう予測する。

「エンターテインメントのメッカであるハリウッドやメジャーリーグのドジャース、エンジェルスといったグローバルな『商品』の報道に記者をもっと投入し、充実させ、独占ニュースをデジタルで流すのではないのか」

「この分野ならニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストには負けやしない」

「まさにメリダ氏がやってきた人種、カルチャー、スポーツの交差点のような新聞にすればいい」

「ロサンゼルス・タイムズ紙しか書けないハリウッド・インサイド・ストーリーを速報すれば世界中の読者がデジタル契約するはずだ」

ワシントン・ポストはニューヨーク・タイムズに勝つために国際報道の拡充で勝負する。

3番手のロサンゼルス・タイムズは、地の利を生かしてこれまで以上に『ハリウッド・ペーパー』に徹することでグローバルなデジタル戦争での生き残りを目指す。

米国の新聞は今や「紙」(発行部数)には関心がない。デジタル契約の拡張を目指して独自路線を走り出している。

日本の新聞業界が置かれた状況も米国とほぼ同じだ。

デジタルへの移行は急務だが、いざグローバル読者を獲得するとなると言語の壁が立ちふさがっている。

そうした中で「Japan Times」や「Nikkei Asia」は筆者の知る米国人の間では好評だ。

良ければ下にあります

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『中国人口データに上乗せ疑惑、「本当はすでに減少期」との見方も 総人口は14億1178万人、本当の数字はどうなのか?』(5/13JBプレス 福島香織)について

5/14希望之声<亚利桑那参院主席:选票审计出现严重问题=アリゾナ州上院議長:投票監査には深刻な問題が出現>アリゾナ州上院議長は5/12(水)にマリコパ郡の監督委員会に書簡を送り、共和党の2020年大統領選挙の監査中に浮かび上がった「深刻な問題」に答えてもらい、一緒に解決することを望んでいると。

アリゾナ州上院議長のカレン・ファン(Karen Fann)が、マリコパ郡の監督委員会委員長である共和党のジャック・セラーズ(Jack Sellers)に伝えたのは、上院が投票を監査している間、郡(州で最大の郡)の弁護士が、検査するための選挙中に使用されたネットルーターを引き渡さずにいると。

書簡はまた、郡が投票用紙カウント装置にアクセスするために必要なパスワードを提供することも拒否したと述べた。更に上院の投票チェック請負業者は、「マリコパ郡での投票の処理、組織、保管に関する明らかな遺漏、不一致、異常」などの問題も提起した。さらに、一部の実際の投票数と、郡が提供した投票に関するピンク色のレポートに記載されている総数との間には不一致がある。

最後に、ファンは書簡の中で、投票機のデータベースの目録が削除され、選挙に関連する詳細が削除されたことを見つけたと指摘した。 「そしてこれは、2020年11月の総選挙のすべての選挙関連データのメインデータベースが削除されたことを示している」

ファンはワシントンタイムズに、上院での監査中に問題が見つかった後に、彼女の書簡は送られたと語った。彼女は、「この書簡は、誰もが不正行為をしたと非難しているわけではない。監査を適切に進めるために、答えを求めているだけである」と述べた。

ファンは、CyFIR(マリコパ郡で投票用紙監査を実施するために委託された4社のうちの1社)が郡保安官事務所の代表者の立ち会いの下で郡の施設にある関連ルーターの仮想画像をレビューすることを提案した。

彼女は書簡の中で次のように書いた。「このようにすれば、マリコパ郡はルーターデータの管理と監督を維持しながら、上院が必要な情報にアクセスできるようになる。上院は憲法上、この情報を取得する権利がある。上院は、2020年の選挙の管理に関係のない情報を閲覧したり所有したりすることに関心がない」

ファンはまた、監査人が投票用紙計数機の管理機能にアクセスできるようにするためのパスワードを郡が提供しない、或いは提供したくないと言うことに疑問を呈した。彼女はセラーズに特に言及したのは「郡がドミニオンからパスワード情報を取得する(すなわち管理する)契約上の権利を持っていない場合、説得することは困難である」と。

彼女は、これらの問題が追加の召喚状なしで解決されることを望んでいるとセラーズに伝え、アリゾナ州議会議事堂での5/18の会議に参加するように彼と概要を知っている他の郡の役人や従業員を招待した。公聴会は生放送される。

マリコパ郡での投票の監査作業は先月開始され、共和党が多数を占める議会によって開始された。現在、210万票のうち、約25万票が処理された。

アリゾナ州の共和党知事は、バイデンが10,500票というわずかな差で勝利したとして、11月に2020年選挙の結果を認証した。

トランプ前大統領は、アリゾナ州などの多くのスウィングステートが2020年の選挙で選挙詐欺の問題を抱えているとずっと述べてきた。彼はアリゾナ共和党員によって進められた投票監査作業を賞賛し、「アリゾナの人は非常に怒っており、我々の国民も同じである。我々が自由で公正な選挙を行うことができなければ、我々の国はなくなる」と述べた。

https://www.soundofhope.org/post/505106

200票のピンクスリップの内、実際にあったのは165票で35票が行方不明。

https://www.thegatewaypundit.com/2021/05/maricopa-auditors-find-significant-discrepancies-number-ballots-batch-reports-box/

https://www.thegatewaypundit.com/2021/05/breaking-maricopa-county-elections-officials-deleted-entire-database-voting-machines-including-election-information-main-database/

5/14希望之声<美CDC宣布完全接种疫苗者可不必戴口罩=米国CDCは、完全に予防接種を受け終わった人はマスクを着用する必要がないと発表した>米国疾病予防管理センター(CDC)の所長は、5/13(木)に、コロナウイルス(中共ウイルス)ワクチンを完全に接種を受け終わった米国人は、必ずしもマスクを着用する必要がないと述べた。

CDCのロシェル・ワレンスキー(Rochelle Walensky)所長はWHの記者会見で、「完全に予防接種を受けた人は誰でも、年齢に関係なく(マスクを着用せずに)屋内または屋外の活動に参加できる。またソーシャルデイスタンスも取る必要はない」と述べた。

ワレンスキーはまた、国境を越える旅行、飛行機や公共交通機関の利用、医療機関、養老施設への入所、ホームレスの避難所での滞在など、場合によってはマスクを着用する必要があるとも述べた。

同日、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の所長であるファウチは、「ワクチン接種を受けていれば、外でマスクを着用する必要はない。しかし混雑した状況なら、マスクを着用する」と述べた。

「但し、ワクチン接種を受けて、外にいる場合であっても、いつでもマスクを身近に置いてください。マスクを着用する必要はないが、この移行期には必要である」と彼は言った。

これから日本は暑くなり、マスクをずっとかけていると熱中症にかかるのでは。水分補給をきちんとしないと。外で話をしなければマスクも不要と思い、小生はしていません。店や電車に乗るときはかけますが。

Rochelle Walensky

https://www.soundofhope.org/post/505115

5/13阿波羅新聞網<11位共和党州长 拒绝联邦额外失业救济 让工人回到岗位振兴经济【阿波罗网编译】=11人の共和党州知事は追加の連邦失業手当を拒否し、労働者が仕事に戻って経済を活性化できるようにした[アポロネット編集]>デイリーメールの5/12の報道によれば、11人の共和党州知事がバイデンの中共ウイルスに対する連邦援助を拒否すると発表したと。6月から、彼らは毎週300ドルに増やされた失業救済計画から撤退する。他の州も追随するだろう。

働かないで金を貰うより、働いて金を稼ぐ方が精神衛生上良いでしょう。

https://www.aboluowang.com/2021/0513/1592574.html

5/14阿波羅新聞網<RFA:中共“强力部门”现役官员及直系亲属被拒赴美=RFA:中共の「強力部門」の職員と直系親族は米国への入国を拒否される>ラジオ・フリー・アジアの調査によると、米国は、中国の4部門の副局長レベルの役人と配偶者、子供に対し、ビジネス、観光、留学、交流などのビザを発行することを拒否し、移民局、国家監督部門、国家安全部、公安の4部門に属する現役職員と直系親族のビザはすべて影響を受ける。留学コンサル機関は、公安部の下級職員の親族が禁止リストに載っていないにもかかわらず、ビザが遅れていることを本局に明らかにした。駐華米国大使館はまだ我々の問い合わせに答えていない。中共外交部は5/13(木)に、米国は政治的な理由でビザの発行を拒否したと回答した。

当然の話。副局長クラスでなく、もっと上に適用しないと。

https://www.aboluowang.com/2021/0514/1592641.html

5/14阿波羅新聞網<难承原料、人工等持续上涨重压 中国实体经济苦不堪言=原材料や労働力などの持続的な上昇圧力に耐えることは難しい 中国の実体経済は言葉にならないくらい苦しい.>浙江省の盗難防止ドアメーカーは最近、販売業者に盗難防止ドアの価格を今月の15日から数百元引き上げる計画であると口頭で通知した。主な理由は、鋼材価格と関連する原材料価格が上昇し、メーカーは負担に耐えられず、値上げによってのみ解決できると。

以前の記事には、川上は値上げ可だが、川下は値上げできないと言うのがありましたが、川下ももう我慢が出来なくなってきたということでしょう。今後はインフレが加速する?

https://www.aboluowang.com/2021/0514/1592634.html

何清漣 @ HeQinglian 22時間

戦争、死、そして宗教と民族の対立は、中東世界における3つの絶えざる生命の琴線である。

引用ツイート

StarKnight  @ StarKnight 22時間

イスラエル軍によって破壊されたガザ地区の14階建てのビルのクローズアップショット。建物の中にハマスのテレビ局がある。 twitter.com/AuroraIntel/st・・・

何清漣さんがリツイート

アポロ唯一の公式Twitterアカウント @ aboluowang 22時間

超限戦:西側メディア報道の内容を操作するための中共の2つの大きな手(写真):・・・ http://dlvr.it/RzXKzy #強調器官#西方メディア#メデイア

①チャイナデイリーは米国のメディア企業に約1900万ドルの広告料と印刷料を支払った。②中共は西側のメディア組織の報道が「不利」であると考える場合、中国市場へのアクセスを拒否する。

何清漣 @ HeQinglian 10時間

中国の人口問題を軽視することの主な害

https://epochtimes.com/gb/21/5/13/n12944503.htm

多くの人は、中国の人口増加が鈍化することを懸念している。この記事では、世界の国々のデータを分析し、中国は現在中程度に高齢化しており、年金は政治や政策の問題である。人口ボーナスは誤った命題であり、その前提として若者には雇用機会が必要になる。地域の分布の不均衡は経済地理的な問題である。世界中で、人為的に均衡の取れた分布を好むのは全体主義国家だけである。

何清漣:中国の人口問題を軽視することの主な害-大紀元時報

一人っ子政策が世界から批判される前は、人口データは改竄報告され、過少に報告されたが、今では人口を水増ししているのは、中国の人口統計の新しい問題である。しかし、中国の人口問題の本当の害は、一部の討論者によって偏って議論されている。

epochtimes.com

①人口構成上の老齢化②若者の失業率が問題と。

福島氏の記事では、中共政府が嘘を言っているとしか思えません。嘘でなければ1ケ月も結果発表を遅らす必要はないでしょう。

2020年の死者数が2019年の死者数より500万人多いのは武漢肺炎の超過死亡では。実際には武漢肺炎の死者数はもっと多いかもしれません。

中国人は嘘をつくのが当たり前ですから、発表数字や言ったことを信じると痛い目に遭います。

記事

(福島 香織:ジャーナリスト)

中国の国勢調査にあたる第7回人口一斉調査(2020年に行った国勢調査)の結果が5月11日に発表された。本当なら4月中旬に発表される予定だったが1カ月延期されていた。

延期の理由について、英フィナンシャル・タイムズ(FT)が4月27日に特ダネとして、調査の結果、中国の人口が減少に転じたことがわかり、政治的に注意を要する問題をはらんでいることから、関連部署の認識のすり合わせができるまで発表が延期されたのだ、という見方を報じた。

FTは、第7回人口一斉調査の結果では総人口は14億人を切っていると報じていた。だが、公式に発表された調査結果では、総人口は14億1178万人とされた。つまりFTの特ダネ報道を全面否定した格好になった。FTの特ダネが正しいのか、それとも中国公式発表がデータを改ざんしたのか。

中国当局は「人口は安定的に成長」

新華社の報道をもとに、公式発表結果の概要を説明しよう。

全国の総人口(31省・自治区・直轄市・軍)は14億1177万8724人で、前回2010年の第6回全国人口一斉調査の結果より7206万人増、増加率は5.38%となった。年平均増加率は0.53%で、2000年から2010年にかけての年平均増加率よりも0.04ポイント下がった。

全国人口中、漢族は12億8631万1334人で91.11%を占める。2010年の調査結果と比べると漢族人口が6038万人ほど増加し、増加率は4.93%。一方、少数民族人口の増加率は10.26%だった。

調査チームの副組長で国家統計局長の寧吉喆は、今回の調査結果について、「わが国の人口の増加速度は緩やかに減速し、安定的に成長している」と評価した。また、目下、出産年齢の女性が3億人余りおり、毎年1000万人以上の人口が新たに生まれ続けることができるとして、今後しばらくは14億人人口が維持できるとした。FT紙などが指摘した「中国人口が減少期に入った」という見立てを、否定した格好になる。

中国では産児制限政策である一人っ子政策が2015年に終了。2016年からは二人目の出産が可能になった。2016年、2017年の出生人口はそれぞれ1800万人、1700万人となり、一人っ子政策時代よりも100~200万人増えている。また2014~2017年に生まれた人口の中で第二子が占める割合が増えている。たとえば2013年には第二子は全体の30%前後であったのが、2017年には50%前後になった。2018年には第二子の割合は40%前後に下がったが、一人っ子政策の見直しによって、全国で第二子の出生数は1000万人以上になった。2020年の出生人口は概算で約1200万人というが、それでも規模は小さくない、と寧局長は主張している。

ちなみに2020年の合計特殊出生率は1.3。新型コロナ肺炎の影響で、生活の不確実性が増えたことや病院での分娩への安全性の懸念から、子供を産みたいという意欲が減少したとみられている。

中国の世帯数は4億9416万世帯で、一世帯の平均人口は2.62人。2010年よりも0.48人減少した。核家族化がすすみ、高齢者の生活支援が家庭外の社会政策に依存しなければならない状況が進んでいる。

一人っ子政策の弊害として指摘されていた男女性別比の不均衡については、かなり是正された。今回の調査では、出生人口性別比率が女児100人に対し男児111.3人となり、10年前の調査時よりも女児100人当たりの男児出生数は6.8人減少した。

また年齢別人口比率については、0~14歳人口が2億5338万人で総人口の17.59%を占め、15~59歳の生産人口は8億9438万人で63.35%を占めた。60歳以上の人口は2億6402万人で18.70%。このうち65歳以上は1億9064万人で13.50%を占めた。2010年と比べると0~14歳人口は1.35ポイント、60歳以上人口は5.44ポイント、それぞれ上昇した。15~59歳人口は6.79ポイント減少した。中国の平均人口年齢は38.8歳。米国とほぼ同じだという。

また大学レベルの教育水準人口が2億1836万人となり、10年前の調査時と比べて1億5467人増加した。

都市部と農村の人口を比較すると、都市人口が9億199万人で63.89%、農村人口は5億979万人で36.11%。2010年当時と比べると都市人口が2億3642人増加し、農村人口が1億6436万人減少したことになり、都市人口の比重は14.21ポイント上昇した。

中国は農村戸籍と都市戸籍に分けられ、戸籍登録地から原則移動できない独特の戸籍制度が継続されているが、この戸籍による束縛は年々緩んでいる。今回の調査では戸籍登録地から離れている人口は4億9276万人で、2010年当時から88.52%増えた。内訳は、農村が都市に区画されたことによる戸籍変更が1億1694万人、流動人口が3億7538万人、それぞれ2010年比で192.66%増、69.73%増という。

辻褄が合わない人口データ

こうした公式発表をみると、一人っ子政策の転換によって、0~14歳人口は若干伸び、生産人口は減少し、高齢化問題は深刻化しているものの、平均的な学歴の上昇や都市人口の増加もあるので、人口オーナス期はまだ当面先のことのようにも思われる。

だが、そもそも、この統計が信じられるのだろうか。

中国のネットユーザーたちの中には、このデータを信じていない人も多く、人口一斉調査の結果の数字と、統計局が年ごとに発表している数字に整合性がない、と指摘している。

たとえば、2006年から2019年までの出生人口を足していくと2億3800万人。これを今回発表された0~14歳人口の2億5300万人余りから引くと2020年だけで2600万人の出生人口があることになる。2020年の出生人口は目下の概算で1200万人と今回発表されている。辻褄が合っていない。仮に、戸籍のない子供「黒孩子」があとから見つかったのだ、としても1400万人の開きは大きすぎないだろうか。

また2020年の65歳以上の人口の急増も不可解だ。今回、65歳以上の人口は1億9064万人と発表された。2019年末の65歳以上人口は1億7600万人なので、2020年だけでざっくり1464万人増えたことになる。ちなみに2018年末の65歳以上人口は1億6658万人だったので、2019年はざっくり942万人増えている。つまり2020年の65歳以上人口の増加率は、2019年の増加率の6割増しということになる。だが、2020年に65歳を迎える人が生まれた1955年は、出生数が前年に比べてがくんと落ちて2000万人ほどだった。論理的に考えれば、2019年より2020年のほうが65歳以上人口の増加率が多いとは考えにくい。

さらにおかしいのは、当局が発表した人口純増加データによれば、2020年の死者数は1461万人と、2019年の998万人より500万人近く多い。この死者数の増え方は改革開放以来の最高記録を更新している。まさか、新型コロナ肺炎による公表されていない死者があるのか?

清華大学社会学部の郭于華教授は、米国メディア「ラジオ・フリー・アジア」の取材に対し、「人口調査のデータがどうしてこうなっているのか理由がはっきりしない」「これらの数字は、どうやって裏付けをすればいいのか、方法がない。人口データの問題だけでなく、全てにおいて社会の信用に問題が起きている。これらのデータを普通の人が信用するのは難しい」と語っている。

人口データのおかしさは、今回の人口一斉調査の結果だけなのか。それともこれまでのデータすべてが怪しいのだろうか。中国はこれまで1953年、64年、82年、90年、2000年、2010年と、6回の全国人口調査を実施してきた。人口は、それぞれ6億人、6.9億人、10億人、11.3億人、12.6億人、13.4億人だった。この数字をもとに、年ごとの出生数と死亡数を足し算引き算しながら総人口を出している。2019年末の人口は速報値で14億5万人と発表されていた。

数字を上乗せする学者、地方政府

米国のウイスコンシン大学マジソン分校の研究員で『大国空巣』(空っぽの巣の大国)の著者でもある易富賢は、中国の人口危機は人々の想像をはるかに超えるものである、と呼び掛けている。『大国空巣』は中国の一人っ子政策の過ちを指摘した名著だ。

易富賢はやはりラジオ・フリー・アジアの取材に対し、こうしたデータの怪しさの背景の1つに、中国の体制内人口学者たちの影響力があると指摘していた。

学者たちが自分たちの過去の研究成果を否定したり、予測と大きく違ったデータが世に出ることを許さず、データの連続性を維持するために、なんらかの改ざんを行うことはこれまでもあったという。

たとえば2000年の人口一斉調査のとき、各地方ごとの調査結果を累計した数字が12億人前後だった。これは当時、体制内学者たちが予測した12.7億人よりも大きく下回るので、「反復調査」を行い、12.4億人に数字を変えた。さらに研究予測値と連続性を持たせるために12.6億人という数字を第5回人口一斉調査結果として発表したのだという。こういう上乗せ分が毎年行われてきたことによって、すでに誤差は1億人以上になっているのではないか、という。易富賢が2020年に発表した論文「2020年人口調査の真贋分析」では、2020年の中国総人口は12.6億人と推計している。

また、地方政府も上級政府に人口調査結果を報告するときに数字を上乗せする傾向がある。人口に応じて割り当てられる様々な予算があるからだ。

地方政府ではよくみられる粉飾である。私がかつて河南省のエイズ村と呼ばれる隔離された感染蔓延地域に取材に行ったとき、村や郷政府が、エイズで死亡したり、あるいは村から逃亡した村民の戸籍をそのまま「生かして」、医療補助や支援金の割り当て金を上級政府に過剰請求するケースがみられた。

学者たちや政府が中国の人口を多めに見積もりがちなのは、「一人っ子政策」という不自然な人口抑制政策を1978年ごろから2015年まで継続してきたことにも原因がある。

この政策は、人口爆発、とくに農村人口の爆発によって食糧や都市資源が枯渇しないようにと作られた政策であったが、この政策違反者に対する膨大な罰金が、実は計画出産委員会という地方役人組織の大きな利権になっていた。そのため良心的人口学者たちは2000年代の初めには一人っ子政策を廃止すべきだと訴えていた。だが、この利権を手放したくない一部の官僚たちの意向に沿って、御用学者たちが「一人っ子政策」は必要だという論拠を示すため、人口を多めに見積もる「癖」がついていたとも言われている。

本当のところ、中国の人口急減期はいつやって来るのか。

2000年代の予測では、2033年に人口15億人の大台を迎え、それをピークに急減期が来るといわれていた。最近はそれが大幅に前倒しになり、2027年には人口減退期が来る、といわれている。

高齢者向けの社会保障制度が未整備の状況で人口急減期が来れば、中国デカップリング(世界経済からの切り離し)時代の中国経済の牽引力の柱と期待が寄せられている内需が破綻する可能性がある。社会科学院の一部研究者は、早ければ2025年に中国内循環経済の破綻が見える、とも警告している。いや、それどころが、これまでの怪しいデータを基にしたいろいろな政策が次々と破綻する可能性もあろう。周辺国も大きな影響を受ける問題だけに、真実のデータがそうそうに公表されることを願いたい。

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『やはり「トランプ路線継承」ではなかったバイデン政権の対中政策 オバマ、トランプ両政権の混合で「よりソフトに」』(5/12JBプレス 古森義久)について

5/12阿波羅新聞網<超120名美退役军官警告:必须制裁中共 美国正受社会主义和马主义攻击【阿波罗网编译】=120人以上の米軍退役将校が警告:中共を必ず制裁しなければならない 米国はまさに社会主義とマルクス主義に攻撃されている[アポロネット編集]>アポロネット李文波の編集:「ブライトバート・ニュース」の5/11の報道によると、120人以上の退役将校が月曜日に書簡を送り、米国はまさに「深刻な危険」にあり、社会主義とマルクス主義を信奉している人達から「大攻撃」を受けていると警告したと報じた。その書簡は米国人が社会主義に反対する行動を取るよう政治活動にもっと参加することを奨励した。

彼らは、「我々は、1776年の建国以来、立憲共和制の存続のために前例のない戦いをしている。戦いは、社会主義やマルクス主義の支持者と憲法上の自由の支持者の間である」と書いた。

彼らは、民主党の2020年の選挙プロセスを攻撃し、民主党の下院法案H.R.1と上院法案S.1は選挙の公平性を損ない、民主党が永久に権力を保持するためだと考えられると。彼らはまた、人種差別という言葉を使って選挙の公平性を抑えようとし、そのこと自体が暴力的な脅迫方法であると指摘した。

彼らはまた、バイデン政権の「独裁」的やり方を批判し、議会を迂回した50以上の大統領命令で、トランプ政権の政策を覆した。同時に、彼らは過度の都市封鎖、学校や企業の閉鎖、そして書面や言論に検閲をしたのは、米国人の基本的権利を直接攻撃したものであると。

書簡には、反社会主義、反マルクス主義、反進歩主義の政治家を追求支援し、立憲共和制を支持し、財政的に責任を持つ統治を堅持しなければならないとあった。

退役軍人は、中共が「米国にとって最大の外部の脅威」であると考えているが、バイデン政権は中共と協力関係を築き、中共が世界支配に向け、軍事、経済、政治、技術上で進歩を遂げる勇気を与えている。退役軍人は、中共に対するさらなる制裁と制限を求めた。

フランスだけでなく米国でも軍が書簡で呼びかけるのはそれだけ危機感が大きいということです。

https://www.aboluowang.com/2021/0512/1592126.html

5/13阿波羅新聞網<小切尼出局:众议院共和党人声音投票 巩固川普的党内地位【阿波罗网编译】=チェイニーはアウト:下院共和党議員は声に出して投票 トランプの党内地位を強固にする[アポロネット編集]>アポロネット李文波の編集:「デイリー・メール」の水曜日の報道によると、下院共和党議員は議会議事堂の地下で行われた非公開の会議で、チェイニーの解任について投票し、今回の投票は声を出す投票方式で行われ、議員は投票結果を記録するのを希望しなかったと報じた。

ある共和党議員は、投票について語り、投票結果はチェイニーの解任に賛成となり、共和党議員の4分の3が賛成したようだと述べた。すべてのプロセスは15分未満で終了した。

宣戦はお互いさまである。

辞任した後、チェイニーは記者団に、「トランプが大統領執務室に近づけないように最善を尽くす」と語った。

トランプはチェイニーの辞任を祝った。

彼は投票後の声明の中で、「チェイニーは苦痛で、恐ろしい人物だ。民主党が話すように、国境、ガスパイプライン、インフレ、経済の破壊について話す。彼女は戦争屋であり、家族は愚かにも米国を終わりのない中東のトラブルに巻き込み、我々の富を使い果たし、我々の偉大な軍隊を使い果たした。これは我々の国の歴史の中で最悪の決定である。彼女がCNNまたはMSDNCの寄稿者になるのを楽しみにしている!」

民主党とRINOが如何に米国に悪を齎したかです。

https://www.aboluowang.com/2021/0513/1592251.html

5/12阿波羅新聞網<2020年死亡1427万人!甚至最令人无法理解的是…=2020年の死者数は1,427万人!最も理解できないことは・・・>重要なのは死亡データである。2020年は1,427万人が死亡し、以前の水準の1,000万人近くをはるかに上回っている。死亡率8.30‰も過去10年間の平均レベルである1000人あたり5人未満をはるかに上回っている。これはどういうことか?

より重要な問題は、この死亡の数字と高齢者人口のデータとの間に非常に深刻な論理的矛盾があることである。 2020年には65歳以上の高齢者が1,641万人増加し、その年の中国の死亡者数は1,427万人であった。現在、中国での死者の多くは高齢者であり、若者の死亡率は依然として非常に低く、これは信じられるし、常識である。これは、2020年には、高齢者人口のデータ増加と自己矛盾しないデータロジックを実現するために、65歳以上の高齢者人口に3,000万人以上の高齢者を追加する必要があることを意味する。

しかし、最も理解しがたいことが起こった。1955年、中国の出生人口は2,040万人であった。この人達は、その後の貧困の中で、平和且つ幸せに生き残ったにもかかわらず、途中で亡くなることはなく、改革開放後も、1990年代初頭のインフレブームと1990年代後半のブームを完全に乗り越え、一人として退職もせず、現在に至るまで生きてきた。 3,000万という数をどう集めたのか!・・・。

それで、2020年の人口データに関しては、どうやって分析すればいいのか本当にわからない。データとデータの間には強い論理的なつながりがある。1つのデータを最適化しようとすると、データのロジックチェーン全体に大きな衝突を与える。 2020年の国勢調査データに関する限り、私は個人的にこの種の衝撃を鎮める能力を欠いている(中国が私を除いて、人口データチェーン全体を分析し、私のすべての疑問を解いてくれることを望む)。

まあ、解けることがない問題でしょう。嘘が常態化している国ですから。

https://www.aboluowang.com/2021/0512/1592144.html

5/12希望之声<华春莹:民众对政府信任度98% 网友惊呼:恐怖集团(视频)=華春瑩:国民は政府を98%信頼している ネチズンはビックリして言う:恐怖集団(ビデオ)>5/11、中共外交部の華春瑩報道官は、台湾人と香港人に発言させた「2021年コペンハーゲン民主サミット」に応えて、中共に対する中国国民の信頼は98%に達したと述べた。ネチズンはビックリして言った:それなら、中共政府は必ずや恐怖集団であろう。

中共の公式メディアの報道によると、華春瑩は5/11、台湾と香港の人々に発言させた「2021年コペンハーゲン民主サミット」に応えて次のように述べた。「あるメデイアの報道によれば、エピデミックを経験して、中国国民の政府への信頼度は98%に達した。これが真の民主主義である」と。

ネチズンは揶揄って言った:国民の政府への信頼が60%未満の場合は民主国家と呼ばれ、80%以上は全体主義国家と呼ばれ、90%以上は独裁専制政治であり、98%は恐怖集団と言うべきである。

あるネチズンは、華春瑩が大口を開けて話したのは、彼女自身も信じてさえいないからと述べた。ビデオで彼女を7〜8秒の所で見ると、明らかに一時ストップしたところがあり、これは、私は大嘘をついているという意味である。

ビデオは、ビデオの3秒の所で、華春瑩が数回瞬きしたことを示し、6秒の所でも、数回瞬きした。7秒の所で、1秒の一時ストップがあった。続く話では、基本的に原稿を完全に読んだだけ。

左翼は嘘つきでプロパガンダを得意とする。騙されないことです。

https://twitter.com/i/status/1392399015958892550

(「表示できません」と表示され、不都合だから削除されたか?下のURLからは見れます)

https://www.soundofhope.org/post/504671

https://conservativebrief.com/tucker-carlson-calls-for-40197/

何清漣 @ HeQinglian 8時間

独立組織チームのレポート:COVID-19の流行は元々回避できた

https://rfi.fr/cn/%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E5%B0%8F%E7%BB%84%E6%8A%A5%E5%91%8A-covid-19 %E7%96%AB%E6%83%85%E5%8E%9F%E5%8F%AF%E9%81%BF%E5%85%8D

独立組織のチームは、2019年12月に武漢でエピデミックが起きたが、各国がその兆候に注意を払わず、2020年2月に高い代価を払った「過失の月」にしたと指摘した。

米国でのファクトチェック:トランプが命令した中国からの出入国フライトの禁止は2/2に発効した。民主党とメデイアは反対し、ナンシーは皆で集まって食事するよう呼びかけ、デブラシオNY市長は夕食を取るためにフラッシングに行った。

独立組織チームのレポート:COVID-19の流行は元々回避できた-ラジオフランスインターナショナル-RFI

左翼が如何に嘘をつくか。自由主義国でも。日本の左翼も一緒で平気で嘘をつくし、メデイアを利用して洗脳する。

何清漣 @ HeQinglian 7時間

バイデン政権は、2020年の米国選挙に対する英国とフランスの真の態度を理解する必要がある。

20人以上の退役将軍、100人の上級士官、1,000人以上の兵士によって署名されたマクロンへの公開書簡が、右翼の雑誌《現実価値》に掲載され、偉大な祖国を守り、「異なるコミュニティ間の憎悪を生み出すことを唯一の目的とする所謂“人種差別”」を非難した。

https://rfi.fr/cn/%E4%B8%93%E6%A0%8F%E6%A3%80%E7%B4%A2/%E8%A6%81%E9%97%BB%E8% A7%A3%E8%AF%B4 / 20210428-%E9%80%80%E4%BC%91%E5%B0%86%E9%A2%86%E5%8F%91%E8%A1%A8%E5 %85%AC%E5%BC%80%E4%BF%A1%E6%89%B9%E8%AF%84%E6%97%B6%E6%94%BF%E5%BC%95%E5%8F %91%E6%B3%95%E5%9B%BD%E6%94%BF%E5%9D%9B%E7%83%AD%E8%AE%AE

引用ツイート

北米保守評論 @ NAConservative 9 5月12日

「したがって、トランプはずっと正しい:エリザベス女王は、英国の選挙の公正性を守るための措置を発表する」

これは民主主義を救う。そして、これは重要である。なぜなら、2020年の米国大統領選挙が教えるところは、詐欺を止める時期は事件の後ではなく、事件が起こる前と。

米国の去年の選挙を見ていなければ、こんな法律は上程してないでしょう。

http://nacr.info/WordPress/index.php/2021/05/11/so-trump-was-right-all-along-queen-elizabeth-to-announce-steps-to-defend-electoral-integrity- in-uk /

何清漣 @ HeQinglian 7時間

フランス軍は第二次世界大戦後、外国との戦争で名声を轟かすことはなかったが、国内政治に対する態度で弱みを見せたことはない。

米軍が「進歩主義」教育、トランスジェンダー、LGBT、実績に関係なく肌の色を優先し黒人の昇進を追い求めるのに比べはるかに優れている。

メディアは頭がぼんやりしているが、軍隊はぼんやりしていない。国にとってまだ救われる所がある。

5/7Yahooニュース<コロナ禍が追い風2022年フランス大統領選「“極右”ルペン勝利」の現実度>Foresight

https://news.yahoo.co.jp/articles/0acf85629ce7a5e34729eae6cea83dd919e81e17

何清漣 @ HeQinglian 3回

米国左派の教育は末日に入った:

第3の道は、「株価収益率プレミアム:高等教育への投資収益率を測定する新しい方法」というレポートを発表した。このレポートでは、投資収益率のない学校の大多数が営利性の大学に集中していることが指摘された。たとえば、営利性大学の51%の学生は、高校卒業者よりも収入が少ないため、これらの大学に通う学生は、高等教育を通じて経済的利益を受けることはない。

株価収益率プレミアム:高等教育への投資収益率を測定する新しい方法–第3の道

2008年に高等教育法の反復適用を可決して以来、政策立案者は、さまざまな連邦資金によって提供される「価値」を測定する方法を検討することにますます関心を持っている・・・。

thirdway.org

古森氏の記事では、バイデン政権は一言で言ってしまえば信用できない。まあ、民主党自体が信用できないということに尽きますが。

記事

(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

米国バイデン政権のアジア政策の中枢に立つ高官が、同政権の対中政策はオバマ政権の融和路線とトランプ政権の強硬路線の両方を組み合わせた内容だと発言した。

融和的すぎると批判されたオバマ政権の対中姿勢をバイデン政権が取り入れたことを、公開の場で認めるのはきわめて珍しい。同時に、トランプ前政権の政策の“一部継承”を認めたこともバイデン政権としては稀だといえよう。

この発言は、バイデン政権の対中姿勢が、硬軟の入り混じった“まだら模様”であることを公式に認めたことにもなる。中国側にとっては、バイデン政権の政策がトランプ前政権よりもソフトであることが確認されたわけで、米国に対してこれまでより積極果敢な攻勢に出ることも予測される。

オバマ政権とトランプ政権の両方から「借用」

バイデン政権の大統領副補佐官(国家安全保障担当)、インド太平洋調整官のカート・キャンベル氏は5月4日、「ウォール・ストリート・ジャーナル」がニューヨークで主催した、大企業代表たちが出席するシンポジウム形式の会議で演説した。

キャンベル氏は、バイデン政権の対中・対アジア政策立案の中枢にいる人物である。演説の内容は、やはり対中政策が主体となった。

キャンベル氏はバイデン政権の中国へのアプローチについて、「オバマ政権の対中協力という努力と、トランプ政権の“中国に対抗”という強硬路線の、両方からの借用だと特徴づけられる」と述べた。バイデン政権の高官が、同政権の対中政策の一部がオバマ政権の政策からの借用であることを認めたのだ。

キャンベル氏はこの演説で対中政策に関して以下のような骨子を述べた。

・バイデン政権の対中政策は、オバマ大統領とトランプ大統領のそれぞれの中国に対する政策要素の混合である。両方の政策の合成だともいえる。

・オバマ、トランプ両政権のそれぞれの中国へのアプロ―チには英知が含まれているが、同時にそれぞれに矛盾も存在した。私たちバイデン政権としては、中国と共通の懸念を抱く課題について、中国と協力できる領域への関心を高めている。

・バイデン政権は、中国に対して「攻勢的」と「防御的」の両方の措置をとっていくだろう。中国との競合では、テクノロジー分野への投資を強め、中国で活動する米国企業への中国側からの侵害を防ぐ手段もとることになるだろう。

バイデン政権の大統領副補佐官(国家安全保障担当)、インド太平洋調整官のカート・キャンベル氏(資料写真、2019年3月23日、写真:ロイター/アフロ)

オバマ政権の明らかな失策

キャンベル氏のこうした発言は、オバマ政権の対中政策が民主党識者たちの間でも不評だっただけに関心を集めた。2009年から2017年冒頭までのオバマ政権では、中国に対して友好的、融和的な関与政策がとられ、協力や協調が重視された。中国政府との間では多数の「戦略対話」が続けられた。

一方、中国の軍事膨張や人権弾圧に対して抗議を表明せず、とくに南シナ海スプラトリー諸島(南沙諸島)での軍事基地建設に対して実効力のある防止措置をとらなかった。こうした明らかな失策はトランプ政権から全面的な非難を浴び、米国の過去の対中関与政策の失敗宣言を生むことともなった。

バイデン政権では、今回の演説で注目を集めたキャンベル氏をはじめ、ブリンケン国務長官、サリバン国家安全保障担当大統領補佐官など、外交首脳はみなオバマ政権において重要な地位にあった。

バイデン政権では、その外交政策チームが中国の拡張主義や不公正な経済慣行、人権弾圧などを批判し、トランプ政権に似た強固な姿勢をみせる一方、気候変動、新型コロナウイルス対策、イランや北朝鮮の核兵器開発などの課題では中国との協力を求めるという姿勢をみせてきた。こうした硬軟織り交ぜたまだら模様の対中政策を、キャンベル氏は「オバマ政権とトランプ政権の政策要素の混合」と描写したわけである。

「軟弱になった」と共和党は批判

なおキャンベル氏は5月4日のこの演説で、米中両国間の危険な発火点となり得る台湾の問題について、以下の趣旨を語った。

・中国政府は台湾問題に関して現状維持を保つべきだ。台湾が完全な独立を宣言するような方向には動いていないことを中国側は認識するべきだ。

・バイデン政権は台湾への直接的な関与を深めることで支援を続けていく。台湾に必要な自衛能力への支援も継続していく。

こうした強硬路線と融和路線が混在するバイデン政権の中国への姿勢に対して、トランプ前政権の元高官などからは、「軟弱となったことで中国側を増長させ、米国に対する言動をこれまでよりも攻撃的にした」という批判がぶつけられている。

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『資金力だけじゃない、途上国がインフラ整備で中国になびく理由 途上国支援はもはや安全保障の問題、一帯一路に対抗する枠組みを』(5/11JBプレス 塚田 俊三)について

5/12阿波羅新聞網<“习近平”题下配皇帝图 《新京报》前社长罪成=「習近平」というタイトルの下に皇帝の図を配置した《新京報》前社長は有罪>《新京報》前社長の戴自更は昨年「双開」され(党籍剥奪と公職追放)、収賄で起訴された後、北京第1中級人民法院が金曜日(7日)に出した裁定書が流出し、内容について収賄事件は既に判決が出され、1633万元(1977万香港ドル相当)の銀行預金が凍結されたが、刑期について言及がなかった。以前、戴は8年の刑を宣告されると噂されていたが、まだ正式に確認されていない。

大陸メディア《新京報》は、その大胆な物言いで知られており、当局の圧力に繰り返し耐え、「クセ球」報道を載せ、公権力を監視し、さらには指導者を暗に風刺し、プロパガンダ部門によって異類と評価された。2014年、《新京報》の一面は、「習近平は中央国家安全委員会委員長になる」という見出しの下に、清王朝皇帝の衣装を着た写真が添えられている。

習近平を皇帝と揶揄した罪でしょうが、習は金三胖のように太った豚扱いされるより良いのでは。事実上、全体主義国の皇帝でしょう。

戴自更

https://www.aboluowang.com/2021/0512/1591877.html

5/11阿波羅新聞網<中国人口“不减反增”?专家:数据造假=中国の人口は「減少せず却って増加する」?専門家:データの改ざん>中国国家統計局は3月中旬に人口データの結果を4月上旬に発表する予定であると述べたが、結果は1か月遅れ、本日になってやっと発表した。公式声明は「多くの準備作業があったため」と説明したが、専門家は、中国の人口危機の速度と規模は皆が考えるよりも速く、大きく、壊滅的な影響を引き起こす可能性があると考えているため、発表が延期されたと考えていると。

嘘つき中国人の面目躍如。“報喜不報憂”の典型。今更驚きはない。

https://www.aboluowang.com/2021/0511/1591755.html

5/11阿波羅新聞網<“宁可信如花是环球小姐冠军,也不相信华春莹的鬼话” —王定宇“大野狼最疼惜小红帽”酸回华春莹网友超强接龙更酸=むしろ如花がミスユニバースのチャンピオンだと信じるが、華春瑩のナンセンスな話は信じない」—王定宇「大きな野生のオオカミは赤ずきんちゃんを可愛がる」 華春瑩の痛い回答はネチズンの反撃に遭いもっと痛い>

写真:周星馳のコメディー映画の道化「如花」

中共外交部の華春瑩報道官は、台湾の世界保健総会(WHA)への参加に対する国際的な支持に直面し、本日(10日)「一つの中国の原則」を繰り返し、中国以上に台湾同胞の健康を気にするものは誰もいないと述べた。これに対し、民進党議員の王定宇は夕方にFacebookに投稿し、痛い反応は「大きな野生のオオカミは赤ずきんちゃんを可愛がる」のと同じくらいの真実であると!ネチズンは、「華春瑩のナンセンスな話よりも、如花がミスユニバースのチャンピオンになると誰もが信じたい」というメッセージを残した。

中共の独善を許して来た自由主義国に責任がある。特にバイデン民主党政権は今からでも中共封じ込めの手を打っていかないと手遅れになる。

https://www.aboluowang.com/2021/0511/1591625.html

5/11阿波羅新聞網<又有数百名法国军人发出警告:内战一触即发=数百人のフランス軍人がまた警告:内戦は一触即発>一部の退役将軍と元将校がフランスに内戦が起きると警告した後、数百名のフランス軍人が新しい請願書に署名し、軍の先輩たちが提唱した見方への支持を強調した。

「パリジャン」のコラムは、フランスの大統領、大臣、国会議員、高級官僚に向け、「これらの人はフランスのすべての敵と戦っている」、「今日、彼らはこのように扱われているが、彼らは間違っていない。愛国の心から出たものに過ぎず、目の前で国が崩壊するのを見て悲しんでいる。このような状況下で、軍人になったばかりの我々には、真実を語る光栄に預かり、困難に遭っても不惜身命にする義務がある」と述べた。

署名者は、高級退役将軍が提唱した見方に支持を表明した。「我々の先輩達は、都市部と農村部で暴力を見、公共の場所や、公の議論におけるセクト主義の傾向が扶植されるのを見、フランスとその歴史がヘイトの対象となるのが主流になるのを見てきたので、内容は全体として正しい」

この情報は、初めて聞きますが、米国で起きているのと同じ現象。中共の統一戦線部辺りが裏で煽動しているのかも。

https://www.aboluowang.com/2021/0511/1591747.html

何清漣さんがリツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 3時間

「民主党はアメリカンドリームを扼殺している」

数世代にわたる福祉補償に似たものは、黒人の上方移動を阻害し、多くの米国黒人のアメリカンドリームを蝕んできた。 1960年代半ばに建てられた低家賃の住宅には、今でも何十万もの人が住んでいる。バイデンに代表される民主党員は、この管理のまずさについて謝罪するだけでなく、この毒素を貧しい人以外にも広めたいと考えている。

何清漣 @ HeQinglian 2時間

中国は米国の「宿題の答えを書き写す」ことを嘲笑ったが、間違った宿題を出した。

https://rfa.org/mandarin/pinglun/heqinglian/hql-05112021124105.html

米国のインフラ計画が発表された後、中国の世論は「宿題の答えを書き写した説」がスマホ画面を席巻した。バイデンの計画の重点は、米国の民間投資を政府投資に変えることであり、これは間違いなく2009年の中国の5兆元の救済策に触発されているが、評論家は中国の2020年の新しいインフラ計画を考え出した。

評論は善意ではないが、米国が情報の繭内に閉じ込められない限り、聞いておくことは有益である。

評論|何清漣:中国は米国の「宿題の答えを書き写す」ことを嘲笑ったが、間違った宿題を出した。

バイデン大統領がピッツバーグでの演説で、中国と競争し、米国経済を再構築することを誓った4兆ドルを超える壮大なインフラ計画を示して以来、両国のメディアはインフラ計画について評論するのに忙しい。

rfa.org

塚田氏の記事を読んで、ご尤もと感じました。中国は要人しか相手にしないので、庶民からは嫌われます。貧しい時代からそうでした。要人をMoney漬けやHoney漬けにすれば目的が簡単に達するのを歴史的に学んできているからでしょう。研修に呼んで、夜の接待も映像に撮りながらやらしていると思います。後々活用するために。

性賄賂で調べれば、たくさん記事が出てきます。一部を紹介します。

2020/11/26網易<新加坡ICA官员难过“美人关”,接受性贿赂帮中国女子办准证!=シンガポールのICA(Immigrant Custom Agency )当局者は「美人の関」は越えられず、中国人女性が許可を得るのを助けるために性賄賂を受けた!>

https://www.163.com/dy/article/FSBIA4KG05371E5Q.html

2019/4/24新唐人電視台<中共外交部“性贿赂”外国政要 内幕曝光=中共外交部の「性賄賂」を外国の要人に 内幕を暴露

https://www.ntdtv.com/gb/2019/04/24/a102563236.html

自らの利益のために自分の体を使うのと、政府や上司に命じられて体を売るタイプとあります。呉王・夫差に贈られた西施の例もあるくらいですから、女性が体を利用するのに抵抗がないのかもしれません。

記事

2019年5月、北京を訪問し習近平主席と握手するバヌアツのシャーロット・サルウェイ首相(当時、写真:新華社/アフロ)

(塚田俊三:立命館アジア太平洋大学客員教授)

「パシフィック・リム」とも呼ばれる太平洋地域は、米国、豪州、日本、中国等の経済大国に囲まれているが、これらの大国が、この海洋を「自国のバックヤード(裏庭)」と見るか、眼前に広がる「無限の可能性を秘めた大自然」と見るかによって、これらの国の太平洋地域との関わりは大きく異なってくる。

そのどちらかと問われれば、残念ながら、これら列強は、この地域を、その裏庭とみなし、これをいかにして活用するか、そこからいかに多くの利を得るか、との観点から関わってきたと言わざるを得ない。勿論、この傾向は、近時における気候変動対策との関係から、変化の兆しもみられるが、すべての国が、この方向に切り替えている訳ではない。

太平洋地域へ急速に関与強めてきた中国

各国が太平洋地域に強い関心を示すのは、太平洋が魚業資源・観光資源の宝庫であり、また海の回廊としての役割も果たしているからだ(外航海運の航路として、また、光ファイバー網の設置場所として)。

特に、豪州とニュージーランド(NZ)にとってこの地域は、目の前に直接広がる広大な海洋資源であり、またそこに点在する島嶼国は、小さいとは言え、魅力ある市場を提供している。他方、これらの島嶼国はいまだ経済構造が脆弱で、政治体制も未成熟であることから、海外からの支援に頼らざるを得ず、先進国としての豪州とNZは、これら島嶼国に対し、以前から経済支援を実施してきた。

さらに米国もこの地域に深く関与している。特に、自由連合盟約を結んでいるミクロネシア、パラオ、マーシャル諸島に対しては、防衛サービスを提供しているし、NZも、同じく、クックアイランドとニウエに有事の際は防衛サービスを提供することになっている。

ところが、長く豪州、NZ、そして米国の庇護の下にあった太平洋諸国に、近年変化が起こっている。そう、中国が急速に進出し始めているのだ。

軍事転用可能な港湾・空港にも触手

その範囲は、貿易のみならず、投資等の面にも及んできており、太平洋諸国に対する後見人を自認する豪州、NZそして米国は、この急激な進出に対し、強い警戒感を抱き始めた。

確かに貿易の分野では、中国はすでに太平洋諸島国地域における最大の貿易相手国となっているが、それだけに留まらず、地域の社会経済に、より直接的な影響を及ぼす投資の分野でも増え始めている。

当初中国の投資は、もっぱら鉱業、エネルギー、不動産等の分野に向けられていたが、最近は、インフラの分野が中心になりつつある。そしてその投資先には、軍事目的にも転用可能な港湾や空港も含まれ、豪州、NZ、米国は神経をとがらせていた。

例えば、バヌアツのルーガンビル港の埠頭拡張工事は、中国の国営企業(上海建工集団)が請け負い、中国輸出入銀行の融資を得て2017年に完成したが、その埠頭の長さは360メートル、深さ25メートルと小国バヌアツでは考えられない規模の埠頭であり、それは中国海軍の艦艇の寄港を想定しているからであろうという憶測を生んでしまった。また、サモアの国際空港の拡張工事も、上海建工集団が請け負い、中国輸出入銀行の融資の下2018年に完成したが、それは現在の取扱能力を倍増させるとする大掛かりなものであった。また、パプアニューギニアは、そのロングラム基地(かつて豪州はここをその海軍基地として使用していたが、その後パプアニューギニアに譲渡)が老朽化したことから、その更新を考えていたところ、中国が2018年その改修に関心を示したので、豪州は急遽、パプアニューギニア側に援助を申し出、豪州の太平洋海洋安全保障計画の一環として、自ら改修工事を実施することとした*1

*1 藤森浩樹「太平洋島嶼国への中国の影響力拡大と今後」https://www.asia-u.ac.jp/uploads/files/20200624162918.pdf

このような中国のインフラ投資は、2013年の一帯一路の発表以後、急速に拡大し、それに伴い同地域における中国からの借り入れも急増し、特にトンガ、サモア、バヌアツの3か国は、その債務返済能力を遥かに超える金額を中国から借り入れており、昨年来3回にわたって開かれてきたG20 Debt Service Suspension Initiative においても債務の支払義務延伸対象国として認められた(ただ、2018年以降は、太平洋諸国の中国からの借り入れに対する警戒感が高まり、新規案件は、パプアニューギニアでの一件、バヌアツでの一件を除き、ストップしている)。

この債務危機の問題は、IMFや米国の研究機関(Center for Global Development)等でも報告されている。当然のことながら、豪州、NZ、そして米国にとっても、見逃せない問題となっている。この問題については、稿を改めようと思うが、本稿では、なぜに中国が、豪州、NZ、米国が盟主として関与してきた太平洋諸島地域に、かくも急激に進出することができたのかの問題に焦点を当て考察してみたい。その主な要因としては、「経済的要因」と社会的要因」の二つがあるが、まずは前者について述べたい。

中国の影響力増大する経済的要因

太平洋諸国ではインフラ施設の整備が遅れており、かねてよりその整備の必要性が強く叫ばれてきた。この地域におけるインフラ施設の整備は、従来から主に豪州の、さらにはADB、世銀の支援を受けて行われてきた。しかしこれらの援助国・援助機関には、それぞれの優先分野があり、それにマッチしない場合は支援要請を出しても直ぐには受け入れてもらえず、またそこからの融資を得られたとしても、その実施に関わる手続きは複雑であり、プロジェクトを完成させるまでにかなりの時間を要した。

具体的には、これらの援助国、機関から資金借りた場合、その事業の実施は一つずつ段階を追って進めていく必要があり(F/S調査・初期設計段階、詳細設計・建設段階など)、各段階ごとに異なる事業者の選定が求められる。しかも、これを国際競争入札にかけて行う必要があり、プロジェクト執行能力が弱い太平洋諸国にとってはとんでもない負担となっていた。

ところが、これを中国に求めた場合、F/S調査・初期設計の段階から、詳細設計・建設段階、引き渡しに至るまで、全て中国国営企業が一括して引き受けてくれるし、手間暇かかる国際競争入札に掛けることも求められないので、要請を出してから施設の完成に至るまでの時間が短くて済むのだ。また、プロジェクトと直接関係の無い非公式な要望にも中国側は柔軟に対応してくれるので、太平洋諸島国にとってはまことに有難い存在として映る。

もちろん、この一見便利な支援にも大きなリスクが隠されている。

コスト増の大きな要因となる様々な賄賂

まず、見積価格の高さである。通常の案件であれば、コストの見積もりは工事を施工する建設業者は行えず、第三者である初期設計コンサルに委託して行う。それがわれわれの常識だ。このため、受注予定価格は勝手に膨らまされることはない。

ところが、中国から支援を受けた場合には、受注予定価格の見積もりも建設業者が行う。そのため建設業者の都合の良い価格を設定できるのだ。当然のことながら、建設業者は見積もりに、利益を上乗せした工事費を含めることはもちろん、ビジネスを容易にするための種々の費用もあらかじめ含めておくことができる。結果的に、中国国営企業に発注する工事は高額となりがちであり、このような傾向は途上国で広く見られるものだ。

具体例をいくつか挙げてみよう。中国が融資したケニアのモンバサ・ナイロビ間の鉄道敷設プロジェクトの見積価格は通常価格の3倍であったと報告されているし、モルディブの首都マリに建設された病院は、通常価格の2.6倍であったと言われている。さらに事業規模の大きなパキスタンの鉄道プロジェクト(ML-1)やマレーシアの鉄道プロジェクト(East Coast Rail Link)の場合も、過大な費用見積もりが問題となり、政府当局は、中国国営企業に対し、費用の見直しを再三にわたり求めた経緯がある。

2017年8月、マレーシアのクアンタンで行われたthe East Coast Rail Link projectの起工式で、列車モデルを前にポーズをとる人々(写真:新華社/アフロ)

見積価格が多少高めに設定されることはそう珍しいことではないが、それが2倍にも3倍にも達することは極めて稀だ。いったいなぜ、中国企業ではそのようなことが頻発するのだろうか。それは、中国の国有企業の見積もりには、途上国では往々にして必要となる少額のtea moneyやgrease paymentと呼ばれる「retail bribery」(少額の賄賂)はもちろん、政権中枢の有力者や政治家に支払われるキックバックや選挙資金などの「wholesale bribery」(大口の賄賂)も含まれることが多く、特に後者の金額が格段に大きいからである。

高い金利を提示する中国国有銀行

もちろん、このような高額の見積もりを行った当の国営企業は、当該工事を無償で施工してくれる訳ではない。これらの国営企業は、中国政府の「対外経済合作」の一環として、相手国からの請負事業としてでなければ、実施しえない。

他方、途上国側はこうした高額のコストを払う余裕はない。その点は、国営企業もよく承知しており、資金が不足しているということであれば、必要な資金はアレンジしましょうと申し出る。途上国側が、ではお願いすると回答すると、この段階で、大使館を通じてアレンジされた国有銀行が出てくる。だが、そこで提示される金利は決して低くはない。譲渡性の高い融資を行うとされる中国輸出入銀行の融資ですら2%台、ましてや、融資実績の大きい中国国家開発銀行の融資に至っては6%台である。これは、ADBや世銀の金利より格段に高い(現在の貸付金利から言えば両行とも1%台)。要するに一帯一路の下でのインフラ整備が、他の国による経済協力と大きく異なるのは、それが中国の国営企業と国有銀行との二人三脚で進められるという点である。

このように中国による融資案件は、結局は高いものにつきがちで、数年後のgrace period(猶予期間)が終了すれば、直ちに多額の定期返済義務が発生し、この段階でデフォルト(債務不履行)に陥る途上国が多いのだ。返済が滞れば直ちに、当該施設の没収、または物的返済への切り替え(ベネズエラでの原油に拠る返済、タジキスタンでの金鉱採掘権の獲得など)、あるいは施設利用権の中国企業への譲渡(スリランカの港湾施設の99年間リース)などが発動されることになる。「中国は当初からこれを狙っていたのではないか」と、憶測する向きすらあるが(いわゆる「債務の罠」)、あながち間違ってはいまい。

ここで見たように、中国からの支援には多大のリスクが伴う。それでも途上国側の時の政権から見れば、工事の一括引き受け、早期完成の方が重要だし、いろいろな要望にも柔軟に対応してくれる*2。しかも債務の返済に迫られるのは返済猶予期間が終わる数年先のことになるので、目先の利益を優先させ、中国企業の提案に乗りがちになってしまうのである。

*2 中国の柔軟な対応例:2016年バヌアツに対しNational Conference Centerを作り、無償で供与。また、2019年には、ソロモン諸島に対しMain Stadiumを作りこれも無償で供与。

中国の進出を可能にする「社会的要因」

中国の急激な進出を可能にしたもう一つの理由――社会的歴史的要因――は、太平洋諸国の政治家が長年薄々と感じていた“欧米諸国からのプレッシャーから逃れ、独自の道を切り開きたい”とする気持ちである。先にも述べた通り、同地域では豪州、NZ、そして米国が、長らくその強い影響力を行使してきたが、その行使の仕方は、決して対等な独立国に対するものではなく、“上から目線”の、時に高圧的とすら感じさせるものであった。

太平洋諸国は、このような対応に対し表立って不満を述べたりはしないものの、胸の中では反感を抱いており、独立国としてのdignity(尊厳)を保ちたいとの気持ちを強く持っていた。太平洋諸国はいつの間にか欧米諸国と距離を取る道を探し求めるようになっていた。当初は、新たなパートナーとして日本に期待もしたのだが、日本は独自のアジア的アプローチを示すことはなく、欧米諸国に近い路線を取り続けるのみだったので、彼らの新たなパートナーとはなりえなかった。そこにスッと現れたが中国だった。

中国は、明らかに欧米諸国とは異なるアプローチをとり、政府部内に深く食い込んでいった。その一つの方法が、(他の途上国に対してもよく用いる手法ではあるが)政府高官・政府職員を対象とした「研修」だ。

中国は、太平洋諸国の行政官を毎年多数、本国に招き、研修を実施しているが、これら行政官に対しては、各地で視察旅行を実施する等、手厚く対応する。このような厚遇は、太平洋諸国の職員からすれば極めて意外な対応に映る。なぜなら、豪州やNZで研修を受けた場合には、太平洋諸国の政府職員たちは「後進国から来た研修員」とみなされ、決して平等に扱われることはなかったからである。

このような対応の違いは、心象面で大きな違いをもたらす。特に、昔ながらの首長国的風土を残す島嶼国においては、相手の威厳を尊重することは極めて重要であるが、欧米諸国はこのような点には一切配慮せずに、機械的に研修を実施するのみなのである。だが、中国はこのような心理的側面にも配慮してくれる。そこに太平洋諸国の行政官は大いに感激するのである。

日本なら「官民癒着」でも、中国では「重要な連携」

中国の太平洋諸国政府への食い込みは、研修旅行のみならず、様々な形で行われてきたが、こうした業務の実施に中心的な役割を担うのが現地の中国大使館だ。

例えばインフラ支援なら、大使館は中国の国営企業と緊密に連携を取りながら現地のカウンターパートとの交渉を手助けするし、太平洋諸国が資金を必要とすれば、すぐに中国の国営銀行と連絡を取り、話し合いの場を設ける。

これが日本大使館ならば、このようなアレンジをすることに極めて慎重になるだろう。ましてや特定企業の推薦を行う様なことは「官民癒着」と批判される恐れがあるので、めったにすることはない。逆に中国では、これらの活動は「重要な連携プレイ」であり、これを円滑に行うことが現地大使館の任務なのである。特に中国では、2008年以来、“走進去”の名の下に国有企業の海外市場への進出を促すことが国策とされており、現地大使館は本国の商務部と緊密な連携を取りながらこれを側面から推進してきた。このような大使館の現地での活動の違いが「機動力の差」として、ひいては「政府中枢への食い込み方の差」として現れるのだ。

もっとも、このような中国の太平洋諸国への食い込みは、必ずしも太平洋諸国の国民各層から広く歓迎されていた訳ではない。中国は政府の一部有力者には深く食い込んでいるが、一般庶民の間ではむしろ強い反感を生んでいるのである。

庶民からは歓迎されない中国人労働者と中国人小売商

その理由の一つは、中国からのインフラ投資の増大に伴う中国人技術者の流入増であるが、それだけでなく建設労働者も大量に入ってくるからである。また、近年は、中国人の小売業への進出も激しく、庶民にとって都市部において身近な生活用品を買おうとすると、どうしても中国人が経営する店舗で買わざるをえない状況が生まれていた(例:マーシャル諸島の首都マジェロでは小売りの3分の1が中国人によって営まれている)。

しかも、この急増する中国人小売商は、英語を使いこなせるような層の人達ではなく、太平洋諸国に送り込まれる前に本国で現地語を叩き込まれてきたような地方出身の小売商であったりする。現地での商売の仕方も、決して洗練されたものではなく、中国風のやり方が前面に出がちであり、太平洋諸国の国民の間に反中国人感情が芽生えるのも無理はない。

それでも、中国政府は、そのような庶民の受け止め方や一般的なイメージなどはあまり気にしていない。中国政府にとって重要なのは、相手国の有力者、権力者との関係をしっかりと掴んでおくことであり、そこさえ抑えておけば、現地でのディールも着実に進めることができる。要は、実を取れるかどうかであり、その手段が多少不規則な資金の授受であっても、あるいは裏取引であっても構わない。結果がよければそれでいいのである。欧米諸国のように、透明性とかフェアネスといった、彼らからしてみれば「ナンセンスなこと」は言わないのである。

このような徹底したプラグマティズム――より正確に言えばマキャベリズム――が、欧米諸国の牙城である太平洋諸国にかくも短期間に食い込めたもう一つの理由である。

生半可な国際協調だけでは一帯一路に対抗できない

こうした中国の進出は、パキスタン、スリランカ、カンボジア、その他のアジア諸国においては、より露骨な形で展開されており、その範囲はインフラ投資に限らず、デジタル技術、さらには、軍事面にも及んでおり、自由主義陣営は強く警戒し始めている。

中国のこうした「猛攻」を見て、この地域で強い影響力を有してきた米国と日本は、「自由で開かれたインド太平洋構想」の下、相互に連携し、一帯一路に対する対抗策として「質の高いインフラ整備とこれに対する途上国融資の拡充」を打ち出した。このインド太平洋構想には、豪州、インドも参加したが、欧州諸国もその参加に関心を示しており、そうなると一応は「中国vs.日米豪欧印」の構図が出来るわけだが、この日米欧印の連携が、中国の一帯一路の進展に楔を打ち込めるほど強力なものになるかどうかは極めて疑わしいと言わざるを得ない。

なぜか。実は、途上国が中国のインフラ支援になびいていくのは、資金の不足が原因ではないからだ。中国から支援を受ければ、国際入札などの面倒な続きを踏む必要もない。中国の国有企業が、一から十まで一切合切やってくれる。そのため完成までにかかる期間が短い。いろいろな無理も聞いてくれる。そういったことが理由なのだ。

日本や米国、欧州からの資金的支援がいかに潤沢であっても、その手続きが複雑であり、完成までに時間を要するのであれば、途上国は見向きもしないであろう。

もっと言えば、中国の一帯一路構想は、もはやインフラ整備といったハードウエアだけではなく、5G、監視技術といった「デジタル・シルクロード」の構築に力を入れて始めている。このような動きは途上国側にとって、特に強権国家からは大いに歓迎される。

そこに日本や米国が「質の高いインフラ」などという曖昧な言葉をいくら発しても、途上国には響かないだろう。中国はその先を行っている。中国の急激な進出を食い止めるためには、従来からの延長線上ではなく、全く新しい観点からの施策を打ち出す必要がある。

旧来の支援方式は捨てよ

例えば日本がインフラ分野に食い込んでいくためには、大胆にリスクを取り、施設建設から、運営まで一貫して引き受けるBOT(Build-Operate-Transfer=民間事業者が公共サービスに関わる施設を、自分で調達した資金を使って建設し、20年から30年間運営し、そこから上がる事業収益によって当初の投資資金を回収し、その後、政府に移管する仕組み)や、BOTをベースとしながら一部リスクを政府がカバーするPPP(Public Private Partnership)のような方式を前面に打ち出していくべきだろう。

従来、我が国は途上国へのインフラ支援は、官ベースで低利融資を売り物に進めてきた。この方式は、手続きが煩雑で時間もかかるうえ、相手国政府から債務保証を求めざるを得ず、途上国から歓迎されなかった。

インドネシアでの高速鉄道プロジェクトでの「日本敗退」が国内に大きな衝撃をもたらしたことがあるが、実はこのときの最大の敗因も、わが国が相手国に政府保証を求めたからであった。

他方、中国はインドネシア政府からはその保証を求めず、BOT方式で、企業に全てリスクを負わせる方式を提示し、その受注を勝ち取ったのだ。

確かに、BOT/PPPベースでインフラ整備を進めようとすると、大きなリスクを伴う。しかし、だからといってこれを避けるべきではなく、これらのリスクは政治リスク保険(political risk guarantee)や商業リスク保険(partial risk guarantee)等によってカバーすればいい。オール・ジャパンの掛け声の下、JICAの低利融資で売り込むといった方法は、インフラの分野ではもはや通用しない。システムの高度化、情報化が進むインフラの分野では、民間企業を先頭に立て、大胆にリスクを取り、建設のみならず、運営もカバーする方式に一刻も早く切り替えていく必要があるのだ。

途上国へのインフラ支援は、中国の影響力拡大を抑えるための安全保障という側面が強まっている。日本は今までの途上国支援の既成概念を捨て、一刻も早く新しい枠組みを作り、これを進めなければならない。

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『80年間なぜ変わらない コロナに苦戦、戦前の教訓 本社コメンテーター 秋田浩之』(5/11日経朝刊)について

5/11希望之声<亚利桑那州选票审计再受阻 引发传票冲突=アリゾナ州の投票用紙監査が再び阻止され、召喚状の衝突が起こる>最近、アリゾナマリコパ郡投票監査作業は、新たな展開を見せた。州上院とマリコパ郡の当局は、監査の召喚状をめぐって再び衝突した。郡当局はルーターの引き渡しを拒否したうえ、投票機内の制御システムにアクセスするためのパスワードを持っていないと主張した。

報道によると、5/7、アリゾナ州上院は、差し押さえられている選挙資料を受け取らない限り、郡の監督委員会がその場で証言するように召喚状を発行することをマリコパ郡に通知した。

上院の弁護士は、郡当局に送信された電子メールで次のように述べた。「我々が伝えたいのは、上院は、ルーターとパスワードの問題に関する郡政府の説明が不十分であり、正しくない可能性があると考えている」と。

2020年の米国選挙後、アリゾナ州上院はマリコパ郡の投票用紙、投票機、パスワード、その他の技術に関する召喚状を発出した。しかし、マリコパ郡当局は、選挙資料に対する上院の要件が広すぎて、有権者のプライバシーを脅かしていると述べた。裁判官は、上院の要求は裁判所命令に相当すると裁定した。しかし、郡当局は、ルーターやルーターの画像を引き渡さず、それは「法執行機関に深刻なセキュリティリスクをもたらす」と考えていると述べた。

郡当局はまた、上院の監査連絡員で、元共和党州務長官ベネット(Ken Bennett)に、ドミニオン投票機にアクセスするためのパスワードがなく、これらの機械は選挙で投票用紙をスキャンするために使用されると述べた。

フェニックスの監査現場で、ベネットはメディアに対し、「彼らは、我々には第2パスワードがない、すべてのパスワードは提供した」と言った。「また、2週間前に約束したことはできないと言った。マリコパ郡の作表したものや選挙センターのルーターやハブなどへのアクセスを提供したと。これは(彼らにとって)召喚状の一部である」

ベネットの助手を務めるジョン・ブレイキーは、パスワードをめぐる対立は驚きであるとメディアに語った。彼は次のように述べた。「レンタカーを借りるときに、鍵を渡すことを拒否しているようなもの。これは選挙であり、そうするのは間違っていることを彼らは知るべきである。これらの投票機ベンダーは力が強すぎる。我々は秘密のソフトウェアを使って投票(リスクが高い)し、それが(選挙後の)再集計が非常に重要である理由である」と。

マリコパ郡議会は5/7に緊急会議を開催し、上院の召喚状に違反していることが法的問題と訴訟なることについて話し合った。

郡の弁護士であるアリスター・アデルは、上院の弁護士への返答の中で、郡は「すべてのパスワードと作表器のセキュリティキーを取り出したが、それ以外は何もない」と述べた。郡は、選挙データを危険にさらすことなく、上院がルーターから必要とする情報を取得するための安全な方法を見つけようとしている。

ドミニオン投票機会社はこれに応じなかった。同社は以前、連邦政府が認めた機関による投票の監査をサポートすると述べていたが、現在アリゾナ州の監査を主導しているサイバー忍者(Cyber Ninjas)はドミニオンによって承認されていない。

ドミニオン投票機会社とSellersの両方とも、「マリコパ郡は自分たちの監査業務を請け持っている。1つは機械監査で、もう1つは投票監査である」と指摘した。

しかし、上院の副連絡員であるブレイキーは、これらの監査は誤解を招くと述べた。彼は次のように述べた。「私が見たところ、彼らが話している監査には致命的な欠陥がある。投票用紙のロットは事前に選択される。監査人は選挙の投票のごく一部しか分析しないが、機械監査は監査時点でマシンが正常に機能しているかどうかを見るだけである」

投票用紙の全数検査とドミニオン投票機の中味の調査をしないと監査の意味がないのでは。郡当局の発表した数字と監査後の数字の乖離を見るための監査でしょうから。

https://www.soundofhope.org/post/503942

5/10阿波羅新聞網<重磅:美国人口普查局确认2020年大选选民总数存在巨大冲突【阿波罗网编译】=重大:米国国勢調査局は、2020年の選挙で有権者総数に大きな問題があることを確認した[アポロネット編集]>「Gateway Pundit」の5/9の報道によると、2020年の選挙の結果について再び証拠によって裏付けられず、先週発表された米国国勢調査のデータは2020年の選挙の公式投票数に疑問を投げかけたと報道した。国勢調査の一環として、政府は大統領選挙に投票した有権者に関するデータを収集し、2020年の選挙に投票した人の数は1億5400万人であったが、実際の投票数は1億5800万票をわずかに上回っていたことを示している。これは約400万票の差である。

不正選挙は総数だけの差ではないでしょう。

https://www.aboluowang.com/2021/0510/1591294.html

5/10阿波羅新聞網<美媒独家:反川小切尼下周下台 继任者说川普选民对中期选举胜出”至关重要” —【阿波罗网编译】=米国メディア独占報道:反トランプのチェイニーは来週辞任 後任はトランプ支持の有権者が中間選挙に勝つためには非常に「重要」であると言った— [アポロネット編集]>「ブライトバートニュース」の5/9(土)の報道によると、シリウスXM(SiriusXM)TVの「ブライトバートニュース」番組にエリーゼステファニク議員が出演したとき、トランプ支持者の同盟は共和党が来年の中間選挙で下院の過半数を得るのに非常に「重要」であると述べた。

ステファニクはチェイニーに代わって共和党No3になります。

Elise Stefanik

https://www.aboluowang.com/2021/0510/1591287.html

5/10阿波羅新聞網<罗姆尼两次投票弹劾川普 被犹他州韦伯县和华盛顿县共和党通过决议谴责【阿波罗网编译】=ロムニーはトランプ弾劾に2回賛成票を投じた ユタ州のウェーバー郡とワシントン郡の共和党は非難決議を可決[アポロネット編集]>「ブライトバートニュース」の5/9(土)の報道によると、金曜日のユタ州ウェーバー郡共和党全国大会で、ミット・ロムニー上院議員が2度のトランプ弾劾案に総て賛成票を投じたとして非難されたと報じた。

ウェーバー郡は決議に補充して、違憲の告発に反対票を投じ、「適正手続きと米国憲法」を保護したマイク・リー上院議員に感謝した。

さらに、この決議は、「民主党による政治的動機による弾劾に反対票を投じた」ユタ州連邦下院議員のクリス・スチュワート、ジョン・カーティス、ブレイク・ムーア、バージェス・オーウェンズにも感謝した。

5月初旬にユタ州で開催された共和党大会で、ロムニーは多くの出席者に嘲笑とブーイングされ、ロムニーは「共産主義者」であり「裏切り者」であると唱えられた。

ロムニーの次はないでしょう。

https://www.aboluowang.com/2021/0510/1591253.html

5/11阿波羅新聞網<中共病毒是否源于武汉实验室 美国会共和党人要求解密文件=中共ウイルスが武漢研究所で発生したかどうか、米国議会共和党員は文書の機密解除を要求>米国下院の多くの共和党議員は、中共ウイルスが中国の研究所で発生したかどうかを示す公式文書を機密解除するようブリンケン国務長官に求めた。同時に、昨年米国エネルギー省の研究機関が発表した機密調査報告によると、中共ウイルスは中国の研究所で発生し、そこから漏洩してパンデミックを引き起こした可能性があると。

ポンペオが機密解除すれば良かったのに。

https://www.aboluowang.com/2021/0511/1591394.html

5/10阿波羅新聞網<福西博士变卦最新观点:戴口罩很可能成为永久性的【阿波罗网编译】=ファウチ博士の最新の見解:マスクの着用は恒久的になる可能性が高い[アポロネット編集]>「Gateway Pundit」の5/9の報道によると、ファウチ博士はマスクは機能しないと言ったことを覚えているのか?現在、ファウチ博士は、マスクの着用は恒久的になると考えている。ファウチ博士は、「今後1、2年或いはもっと長く、呼吸器系ウイルスであるインフルエンザが発生して、病気にかかり、広がる可能性を減らすために、人々はずっとマスクを着用することを選択するかもしれないと考えられる」と述べた。

ワクチンを打つのは何のためか、これでは意味が分からなくなります。日常生活や経済活動を取り戻すためにワクチンを打つのでは。打てばマスクなしにしないと。(まあ、人ごみの所では付けたほうが良いかもしれませんが。小生は散歩のときは今でもマスクなしです)

https://www.aboluowang.com/2021/0510/1591266.html

5/10阿波羅新聞網<新冠治愈出院回家 倒地死在家门前50米=新型コロナが治癒し、病院から退院し、家の前50メートルで倒れ、死亡した>タイでの新型コロナ肺炎の流行が4月に入ってから、状況は徐々に厳しくなってきた。過去1か月間、毎日1,000を超える新たな症例が出て、最近、62歳の男性が新型コロナ肺炎と診断され、入院治療を受け、先日退院して自宅からわずか50メートル前のところで倒れ、隣人の家の前で亡くなった。

タイメディアの報道によると、事件はバンコクで発生した。62歳の男性は新型コロナのために入院し、治療後、医者は彼を家に帰るのを許可した。7日午前5時に病院は家に帰らすためにタクシーを呼んだ。現地の監視カメラは、彼が車から降りて普通に路地に入った後、隣人の家の門の前で、意識を失い、地面に倒れたことを示した。

この事件は、治療のために病院に入院してから14日も経っていないため、男性の体にまだウイルスが残っているのではないかと心配して、その通りの住民にパニックを引き起こした。その後、市民は財団に連絡して遺体を回収させ、消毒させた。

これは医者の判断ミスでしょう。新規患者受け入れのため追い出した?

https://www.aboluowang.com/2021/0510/1591282.html

何清漣さんがリツイート

北米保守評論 @ NAConservative9 7時間

「取消できない人」

ピーターソン教授と取消文化の間の「勝負」は、我々一般の人々、特にクリスチャンにとって非常に意味がある。

http:// nacr

秋田氏の記事を読んで、『失敗の本質』を思い出しました。失敗の原因として、目的と目標の不分明(レイテ沖やミッドウエイー)、ハンモックナンバーや士官学校の席次の尊重(パールハーバーの後、米軍がキンメルからニミッツに替えたようにはできない)、以心伝心の情報の遣り取り(山本と南雲の間で目的や目標の擦り合わせをしなかった)こと等が挙げられますが、昔読んだので記憶に曖昧さが残ります。

秋田氏の指摘も上記とそう変わらないのでは。ただ、彼の具体的治癒法が聞ければもっと良かった。緊急事態に対応できないのは、やはり官僚の劣化と国民の政治への無関心のなせる業かとも思います。官僚は国益を賭けて戦う闘士や国民を守る守護者としてではなく、上級国民として天下り先を見つけるのに汲々としているようでは。国民も左派メデイアのプロパガンダに乗せられて、真の意味での政治や行政の監視ができていません。

前にも書きましたが、政府が、たかだかウイルスくらいで、この程度の対応しかできないのであれば、ミサイルが飛んで来た時の国民の動揺は激しいでしょう。今や台湾海峡は波高しになっているのに、国民は平和のなかで惰眠を貪っているだけ。

国民に危機感を持たせるには政府のキチンとした説明が必要です。国民投票法が衆院で可決され、世論調査でも憲法改正に賛成が多くなりました。この機会に、緊急事態条項を憲法に盛り込み、有事に自衛隊、中央政府、地方政府、町内会、国民の役割分担を明らかにしたほうが良いのでは。

記事

新型コロナウイルスへの対応に、日本は苦しんでいる。5月11日までだった東京、大阪、京都、兵庫の4都府県への緊急事態宣言は結局、延長になった。

人口千人当たりの病床数は先進国で最多なのに、日本の医療は逼迫している。ワクチン接種率でも先進国中、最下位のレベルだ。

コロナが世界を襲ってから約1年間。このありさまは医療や衛生体制にとどまらず、日本の国家体制に欠点があるということだ。

その欠点とは平時を前提にした体制しかなく、準有事になってもスイッチを切り替えられないことである。日本という列車は単線であり、複線になっていない。

米国や英国は当初、対応が鈍く、多くの死者を出した。だが、その後は緊急時の体制をとり、ワクチン接種で先をいく。

日ごろから準有事にあるイスラエルでは、ワクチンの確保に軍が動いた。同様の台湾では、携帯電話の情報から感染者の行動を追跡するシステムもある。

一方、日本の仕組みはあらゆる面で準有事の立て付けが乏しい。法的な強制力はなく、外出自粛や休業を行政が国民に「お願い」するしかない現状は、その象徴だ。

日本は戦後、米軍に守られていることもあって平和が続き、平時体制でやってこられた。先の戦争への強い反省から、国家が権力を持ちすぎないよう努めてきた。

今後もこれで乗り切れるなら、それに越したことはない。だが、残念ながら、コロナ危機は日本モデルのもろさを映している。

「統制=危機対応力の強化」ではない

だからといって、緊急時に私権を制限し、国家が統制を強められる体制づくりを急ぐべきだと主張するわけではない。むしろ、逆だ。根本的な欠点を改めずに政府に統制の道具だけ与えても、危機対応力は高まらないからだ。

明治維新後、日本は日清戦争、日露戦争と有事の連続だった。第1次世界大戦にも参戦し、1937年には日中戦争が始まる。

この間、国家は社会の統制を強めていった。では、それで危機対応力が高まったかといえば、そうではない。大国との対立を調整できず、41年12月に日米戦争に突入、国が滅びる寸前までいった。

では、この教訓を踏まえ、どこを変えればよいのか。近現代史の研究者らにたずねると、戦前・戦中と現状の国家運営には少なくとも3つ、共通の欠点がある。

第1は、戦略の優先順位をはっきりさせず、泥縄式に対応してしまう体質だ。日中戦争もそうだった。いったい何をめざし、ゴールとするのか。政府の方針は明確でないまま戦いが広がり、国民の支持も十分、得られなかった。井上寿一・学習院大教授は語る。

「37年、戦意を高めようと、政府は国民精神総動員運動を始め、統制を強めた。しかし、対中戦争の目的が分からないため、国民はついてこない。反戦こそ唱えないものの、大正天皇祭などの国旗掲揚率は2割弱程度だった。この実態は敗戦までさして変わらなかった」

時代背景はちがうが、コロナ対策にも重なる面がある。「感染封じ込め、経済の維持、東京五輪……。何を最優先するのか不明確なので緊急事態宣言は惰性となり、国民も従わなくなってきている」(井上氏)

コロナ対応でも行政の縦割りの弊害が露呈した(東京・霞が関の官庁街)

優先順位が定まらない一因が、言われて久しい縦割り組織の弊害だ。これが第2の問題点である。ワクチン接種やPCR検査、コロナ病床の確保が滞る事情はさまざまだが、「元凶のひとつが省庁間や中央と自治体の連携が乏しいことだ」(政府関係者)。

ワクチンでいえば、接種の管轄は厚生労働省、自治体との調整は総務省、輸送は国土交通省だ。各省庁に担当がまたがるのは米欧でも同じだろうが、緊急時の調整力が日本は弱い。

戦前・戦時中の縦割りはさらにひどかった。陸軍と海軍は予算や物資を取り合い、両軍内の派閥抗争も続いた。外務省内も英米派と枢軸派がぶつかった。これでは国策が定まるはずがない。筒井清忠・帝京大教授は指摘する。

「日本は戦前、軍事的な専門性を重視して軍人エリートを教育し、特に陸軍にその傾向が強かった。戦争の知識は豊かでも幅広い視野をもった人材は育ちづらく、軍の縦割り体制を増長させた。今も医療や防疫の専門家は多いが、全体状況を冷徹に判断し、政策を調整できるリーダーが乏しい。戦前の体質は変わっていない」

根拠なき楽観思考根強く

そして第3の欠点が、「何とかなる」という根拠なき楽観思考である。日本はなぜか、最悪の備えに弱い。戦時中でいえば、勝ち目が薄い戦争を米国に仕掛けておきながら、明確な終戦シナリオを用意していなかった。

日本は終戦シナリオを持たないまま米国との戦争を続けた(1943年、東京・神宮陸上競技場での学徒出陣壮行会)

2009年の新型インフルエンザを受け、国の総括会議は翌年、感染大流行にそなえた提言をまとめていた。保健所やPCR検査、ワクチン開発の強化などが並んだが、たなざらしになった。

安倍前政権で国家安全保障局次長を務めた兼原信克氏は話す。

「頻発する地震や台風への対応では日本は世界最高レベルの体制を敷いているが、パンデミックは準備を怠った。さらに深刻なのは戦争リスクだ。脅威があるのに目をつむり、必要な危機管理の体制がほとんど進んでいない」

真珠湾攻撃から今年で80年。コロナ危機は日本が引きずってきた体制の欠点をあらわにした。いま改善しなければ、将来、取り返しのつかない深手を負いかねない。

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