5/25看中国<州议员:亚利桑那审计让左派民主党吓得要死(图)=州議会議員:アリゾナ州の選挙監査は左派民主党員を死ぬほど怖がらせている(写真)>アリゾナ州の2020年選挙投票用紙の法的監査は、10日間中断したが、5/24に再開された。6月には完了する予定である。アリゾナ州議会下院議員のマークフィンチェム(Mark Finchem)によれば、アリゾナでの2020年の選挙監査は、(左派)民主党員を死ぬほど怖がらせていると。
5/21(先週の金曜日)にフィンチェム議員はスティーブ・バノンの「戦争室」番組の中で、(左派の)民主党員はずっと監査を阻止しようとしていると述べたが、監査結果は2020年の選挙での電子投票機の大規模・猖獗を極めた詐欺行為を明らかにすることができると信じていると。
フィンチェム議員はまた、アリゾナ州の監査の初期の調査結果は、マリコパ郡の選挙当局と投票機が違反行為を構成する可能性があること、そして(左派の)民主党員はアリゾナ州の監査について「死ぬほど恐がっている」ことを明らかにした。2020年の選挙での投票機の投票結果が現在の手作業での投票カウント結果と一致しないことが判明したため。
左翼は不都合な真実は報道しないし、拡散もさせないが、州の議員の発言がこういう風に伝えられるのは良い事です。
https://www.secretchina.com/news/gb/2021/05/25/972904.html
5/25The Eye of the Needle The blog of Cesare Sacchetti<The electoral fraud is collapsing day after day: is Trump’s return at hand?>
5/265阿波羅新聞網<密歇根州长餐厅群聚被抓包遭痛批“规定旨在约束别人,而不是自己” 道歉后解禁平众怒=ミシガン州知事と仲間がレストランに集まり告発され、「規則は自分ではなく他人を制限することを目的とするのか」と批判された。謝罪した後、禁止は解除され、国民の怒りを静めた>民主党のミシガン州知事、グレッチェン・ホイットマー(Gretchen Whitmer)は22日、レストランで友人のグループと一緒にいるところが見つかった。現場には10人以上が集まり、彼女自身が定めた防疫規則に明らかに違反し、告発された後、世論の厳しい批判に晒された。;ホイットマーは23日すぐに謝罪し、外界の怒りを静めるために24日には屋内での飲食制限の廃止を発表した。ミシガン州共和党広報官であるテッド・グッドマンは、「ホイットマーは一般市民が彼女に門戸を開いてほしいとする一方で、規則に違反した事業者には罰則を課した。“彼女の規則は自分ではなく他人を制限することを目的とするものである”」と。
民主党はハナから料飲店での飲食は感染防止には関係ないと思っていたのか?それともワクチン接種率が上がってきたからなのか?
https://www.aboluowang.com/2021/0526/1597542.html
5/26希望之声<卡尔森:新冠疫情是中共造成的史上最严重人为灾难=カールソン:新型コロナの流行は、中共が齎した史上最悪の人災である>有名なフォックスニュースの司会者カールソン(Tucker Carlson)は5/24(月)の番組で語った。 中共ウイルスが1年半にわたって世界中で猛威を振るった後、米国の主流メディアを含むほとんどすべての健全な精神を持つ人は、新型コロナウイルス(中共ウイルス)は武漢ウイルス研究所から漏洩し、新型コロナの流行は中共によって引き起こされ、人類史上最も深刻な人災かもしれないと考えている。
カールソンは次のように説明した。「先週末のWSJの報道によると、世界で最初の新型コロナウイルス患者グループは武漢ウイルス研究所(WIV)の研究者である可能性がある。そのうち3人は2019年11月に新型コロナの症状が現われ、病院に送られ入院した。新型コロナウイルスの最初の患者が武漢に現れるより1か月前のことであった。明らかに、彼らは職場でこれらのウイルスに接触した後に感染した」
彼は、これは極めて確かな証拠であるが、今年1月に米国国務省が公表した新型コロナウイルスに関する説明書簡がすでにこの問題を全米に通知しているため、このニュースは完全に新しいものではない。彼は、この国務省の報告は、中共ウイルスの発生源と、新たな感染症の発生を防ぐ方法を理解する上で非常に重要であるが、「残念ながら、多くの人々に無視されてきた」と述べた。
カールソンはまた、次のような情報を得た。「2019年11月19日、武漢ウイルス研究所の研究者が世界初の新型コロナウイルス患者の集団になったとき、タイ政府は米国疾病対策センターとファウチ(米国国立アレルギー・感染研究センター所長)の事務所に通知した。タイの情報機関が武漢ウイルス研究所での「生物学的異常」に気づき、言い換えれば、そこでウイルス漏出が発生したとタイ政府は述べた。
カールソンは、「これは正しい情報だと信じているが、これを確認することはできない。米国に加えて、フランスとオーストラリアの政府も、新型コロナウイルスが中国の研究所から漏洩したという証拠を集めていることを知っている」と述べた。
このため、カールソンは、ファウチは中共がコロナウイルスを作ったことを非常に明確に知っているかもしれないと考えている。 「彼は、中共政府が嘘をついており、犯罪の痕跡を隠蔽し、WHOに法に従うように(強制的に)押し付けているという事実を非常に認識している。そうすることで、彼らは地球全体を危険にさらした」、 「ファウチは2020年1月のFox Business Networkの司会であるDavid Asmanとのインタビューで、“私の意見では、彼ら(中共)は本当に透明性が高い」と。
「さらにやりきれないのは、ファウチがずっと嘘をつき続けている間、武漢に関する事実を一般に公開した一部の記者や科学者が罰せられたことである。彼らはCNNに攻撃され、Facebookによって政治的に検閲され、同僚は叱責された」
カールソンは、米国の社会学者、反共主義者、および中絶反対の人権活動家の例を引用した。スティーフン・モッシャー(Stephen Mosher)は、2020年2月のカールソンのインタビュー番組で、新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から漏洩したという主張は理にかなっていると述べた。
モッシャーは当時、「中共政府が我々に基本的にそうしたと言ったので、ウイルスは研究所から漏れたと思う。そこは中共唯一のバイオセーフティ(レベル4)研究所があり、この種の研究所に危険な病原体が置かれるはずで、そしてこの種の研究所は、この病原体が実験に使用される場所でもあるはず。したがって、武漢が疫病流行の中心であり、武漢ウイルス研究所が疫病の起源と言うのは理にかなっている」
カールソンは、「モッシャーは真実を語ったが、陰謀論者であると非難されている。嘘を撒き散らしている人達はより豊か且つ強力になっている」と述べた。カールソンはモッシャーの名誉を回復することを訴えた。
カールソンはついに怒って言った。「米国の情報機関は(中共ウイルスの起源の問題で)WHOが嘘を撒き散らし、WHOが嘘をついたために人が死んだことを確認している。しかし、バイデン政権は今や無条件にWHOに加盟しただけでなく、米国当局は新型コロナウイルスの発生源を真剣に調査しなかった・・・そして疫病は300万(59万では?)の米国人を殺した・・・」
バイデン政権が信用できないのは、本気で中共と対峙しようとしないから。
https://www.soundofhope.org/post/508871
5/25WVW Broadcast Network<Is Wuhan University’s Animal Laboratory the Origin of the COVID-19 Pandemic? By Lawrence Sellin, The COVID-19 virus was made in a laboratory in China and was part of the Chinese People’s Liberation Army’s (PLA) biological warfare program.>
https://www.worldviewweekend.com/news/article/wuhan-universitys-animal-laboratory-origin-covid-19-pandemic
5/25阿波羅新聞網<爆炸性新闻:兰德·保罗揭露福西和武汉实验室的关系 收到死亡威胁和白粉【阿波罗网编译】=ビッグニュース:ランドポールがファウチと武漢研究所の関係を明らかにしたところ、殺害の脅迫と白い粉を受け取った[アポロネット編集]>“National File”は5/24に、ランドポール上院議員が月曜日に自宅で「殺害脅迫小包」(death threat package)を受け取ったと報道した。この小包には不審な白い粉、脅迫メッセージ、暴力の画像が入っていた。 FBIは事件を調査している。
「殺害脅迫小包」には、警察署を通りかかったポールの写真が入っていた。ポールは包帯を巻き、松葉杖をついて歩いていた。ポールの頭を狙ったライフルがあったようである。小包内のメッセージは、「私はあなたの隣人の未完成の仕事を終える、あなたはろくでなしだ」とあった。
2017年に、ポールは自分の庭で働いていて、隣人のルネブッチャー(Rene Boucher)に激しく攻撃され、5本の肋骨を折った。ブッチャーは後に議員を攻撃した罪を認めた。
真実を暴力で覆い隠そうとする、左翼とかリベラルのやり方。
https://www.aboluowang.com/2021/0525/1597419.html
5/25阿波羅新聞網<美媒独家:卢比奥称中共在拜登时代”感到机会” 参院反共法案难防中共盗贼【阿波罗网编译】=米国メディア独占報道:ルビオは、中共はバイデン時代に「チャンスを感じている」と述べ、上院の反共法案では中共の泥棒を防ぐのは難しいと[アポロネット編集]>「ブライトバートニュース」は5/24、米国上院情報委員会のマルコ・ルビオ副委員長が「ブライトバートニュース」に語ったのは、バイデンがWH入りしたので、中共が「チャンス」を感じていると報じた。今週米国上院で検討されている「Endless Frontier Act」は、中共の技術窃盗に対する防御が欠け、狂ったやり方と。
やはり民主党と中共はグルなのでは。
https://www.aboluowang.com/2021/0525/1597436.html
5/25阿波羅新聞網<广州疫情延烧 茂名及南宁现染疫者=広州で疫病が蔓延し、茂名と南寧で感染者が出る>広州茘湾区での疫病流行は広がり続け、広東省茂名市だけでなく、広西チワン族自治区南寧市でも陽性の症例が出て、茘湾区の隔離ホテルで集中隔離された。
大陸メディアの報道によると、広東省茂名市の防疫本部によると、5/25茂名に出た感染者の姚某(女性、47歳)は茘湾地区で確認された病例の密接な接触者だった。
姚某の家族は電白区那霍鎮馬路旧屋村に住んでおり、広州茘湾区の「又一間茶点軒」でウェイトレスをしており、5/19の朝、広州の茘湾区で確認された病例の75歳の郭のテーブルに食事を運んだ。その間はマスクを着用していなかった。
5/22早朝、姚某と茂名市の姚某との14人の密接接触者が隔離された。最初、核酸検査は陰性だったが、姚某の5/24の2回目の核酸検査は陽性であり、25.日の再度の検査も陽性だった。
また、広西チワン族自治区南寧市衛生健康健委員会の通知によると、5/24に広州市茘湾区と関係のある人を検査したところ、34歳の寧某(男性)が核酸検査で陽性になった。
寧某は現在、南寧市西郷塘区金陵鎮隆寧街63番に住み、4/25にルワンダから帰国し、広州に到着後、茘湾区の隔離ホテルで14日間集中隔離され、5/10に隔離解除された。11日にD204列車に乗って金陵鎮の家に帰った。
5/24の調査まで、寧某は再び核酸検査を実施し、5/25の5時37分に、寧某の核酸検査の結果は陽性であった。その後、寧某の居住棟と関連区域は管理のために閉鎖された。
しかし、この通知は、5/11~24までの寧某の活動の軌跡を明らかにしていなかった。
中共の以前の公式通知によると、広州の茘湾区で確認された75歳の郭某は、中共ウイルスのインド株に感染していた。
このように中国大陸では感染が起きているが、習の思惑を忖度してメデイアは報道できないのでしょう。普通に言って衛生状態が悪く(と言うか不潔)、人山人海の中国で感染者が出ないわけがない。こんなに住宅や店舗を封鎖すればGDPに影響を与えないはずがない。中共と言う嘘の世界。
https://www.aboluowang.com/2021/0525/1597433.html
5/26阿波羅新聞網<电瓶车阜新市政府门口爆炸6死伤 民间认定并非普通意外 前公安认定是炸药爆炸=阜新市政府の入り口で電動車が爆発し、6人が死傷 民間は普通の事故ではないと判断 公安は爆薬の爆発と認定>遼寧省阜新市の門で二輪電動車が爆発し、1人(電動車の人)が死亡、5人が負傷した。ビデオは、加害者が電動車で進み、黒い車に近づいた途端すぐに爆発したことを示している。当局は、広場の東側から車を押して黒い車に近づき、爆発したと述べただけである。しかし、ネチズンは当局の言葉を濁した説明に疑問を呈し、国民を誤導すると。
事件は月曜日の午後2時20分頃に発生した。阜新市政府の敷地の入り口で、二輪の電動車を押す男が突然、政府の敷地から出てきた黒い車に向かい、すぐに激しい爆発が起こった。現場は濃い煙が半径約6メートルのキノコの雲を作った。
その後、阜新市中華路東段の人民広場の東側に近く、東西を走る二輪車が急に発火爆発し、その場で死亡したとの公式通知があった。近くの2台の車は程度の差がある損傷を受けた。車内と近くの5人は軽傷のため病院に送られた。市の救急部門と公安部門はまだ発火爆発の原因を調査している。
自爆でしょうが、ムスリムと違い、爆薬の量が少なかったのでは。多分高官への恨みでしょう。
https://twitter.com/i/status/1397072977045331968 (読み込めず、下のURLを開いてご覧ください)
https://www.aboluowang.com/2021/0526/1597500.html
何清漣さんがリツイート
北米保守評論 @ NAConservative9 6時間
「中央官僚の告白」
過去17年間で、空気品質管理局はさまざまな規則や制度を通じて空気を浄化するために25億米ドル以上を費やしてきたが、実際には何の成果も得られていない。私の家族が良い生活を送るための代価は、自分がほとんど意味のない仕事に専念することである。
何清漣さんがリツイート
北明 BeiMing @ RealBeiMing 5時間
推薦:「米国の今の高貴な嘘」https://youtu.be/FpkW2PfhjXI(@YouTube経由)
ビクター・ハンソン(Victor Hanson)は、軍事史家、古典主義者、農民、フーバー研究所の研究者である。彼の歴史知識、広い視野と学問の態度があるので、彼は米国の現実を醒めた目で理解できている。彼の論述は、厳密かつ合理的な史実とデータに基づいている。彼が中国語メディアにも受け入れられ始めたことを嬉しく思う。
フーバー研の専門家:「覚醒」は現在の米国社会の「高貴な嘘」である[米国に入る 5月19日]
フーバー研究所の上級研究員で古典主義者のビクター・ハンソン教授は、米国は現在「非常に奇妙な」時代にあると考えている。それはどういう意味か?目下左派に人気のある言葉「Woke覚醒」について、ハンセン教授は、これは古代ギリシャの哲学者プラトンが言った「高貴な嘘」の今風の表現であると考えている。なぜそう言うのか? 辛恬のインタビュー(パート1)をご覧ください。桜「City of Hope」ブティックメンバーネット:h .. ..
古森氏の記事では、確かにバイデン政権の対中政策は口先だけの感があります。3月のブリンケン・楊会談でもやられっ放しだったような。結局中共に見下されても、何も行動しない米国に落ちぶれてしまったということでしょう。日本も人のことは言えませんが。ウイグル問題を真剣に考えない企業経営者は柳井を筆頭にたくさんいます。
記事
会談を終えて共同記者会見を行う韓国の文在寅大統領と米国のジョセフ・バイデン大統領(2021年5月21日、写真:ロイター/アフロ)
(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)
米国バイデン政権には中国と北朝鮮への具体的な政策や計画がない。米韓首脳会談によってそのことが露呈した――。
こんな手厳しい批判が、トランプ前政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたジョン・ボルトン氏によって表明された。
確かに今回の首脳会談の結果をまとめた米韓共同声明は、北朝鮮の非核化と中国の膨張についてこれまでの一般認識を述べただけで、新たな行動を示す記述はなかった。
分量だけは多かった米韓共同声明
米国のジョセフ・バイデン大統領と韓国の文在寅大統領は5月21日、ホワイトハウスで会談した。その内容を総括する形で両首脳の共同記者会見が開かれ、米韓共同声明が発表された。
会談の内容と成果に関するボルトン氏の論考は、5月24日、大手紙の「ウォール・ストリート・ジャーナル」などに掲載された。
ボルトン氏はトランプ政権だけでなく、歴代の共和党政権で国務次官や国連大使を務め、北朝鮮の核開発や中国の軍事膨張の抑止という課題を担当してきた。保守派の外交・戦略・核問題の専門家だが、トランプ大統領の政策には批判的だった。
歴代の共和党政権で国務次官や国連大使を務めたジョン・ボルトン氏(2019年2月撮影、資料写真、写真:ZUMA Press/アフロ)
今回のボルトン氏の論考は、「米韓会談ではニュースがないことが悪いニュースなのだ」「ぬるま湯的な共同声明は、バイデン大統領が中国と北朝鮮への対応の計画をまだ有していないことを露呈した」といった批判的な見出しの内容だった。
まずボルトン氏は皮肉を込めて今回の米韓首脳会談の全体像を以下のように描く。
「もし同盟の強固さが両国首脳の出す共同声明の長さで測定されるのならば、米国と韓国との絆はきわめて強いといえよう。だが両首脳による今回の会談は、実体のある成果をほとんど生み出さなかった。気候変動やコロナウイルスという両国にとっての国内課題が最優先され、国際的な戦略はすっかり後回しとなった」。
確かにボルトン氏が指摘するように、今回の米韓共同声明は全体で約2700語から成り、この種の首脳会談の総括としては平均をはるかに超える長文だった。だが、その中で北朝鮮、インド太平洋などに関する記述は約400語だった。特にボルトン氏が重要テーマとして強調する中国については、国名すらも挙げられなかった。
北朝鮮の非核化に向けた新政策は語られず
ボルトン氏はそのうえで米韓首脳会談について次のように論評していた。
「この首脳会談は、バイデン政権が登場してから4カ月が過ぎてもなおインド太平洋への具体的な政策がないことを示してしまった」
「米韓両国はインド太平洋に関して、自国にとっても同地域全体にとっても極めて重要な2つの戦略課題に直面している。第1に、北朝鮮の核兵器と通常兵器の脅威だ。第2に、より長期で戦略性の高い、中国の米国およびインド太平洋全域に対する攻勢である」
「しかしこの米韓首脳会談は、米国政府が今なお北朝鮮に対して言葉だけにとどまり、実質の見えない態度のままでいることを示した。バイデン政権の高官らは、歴代政権とは異なる北朝鮮政策をとると繰り返し述べながら、その実体については奇妙なほど沈黙を保ったままである」
確かに米韓共同声明のなかでも北朝鮮の核問題については、「対処する」「手順を踏んだ実務的なアプローチ」「外交と対話の重視」「朝鮮半島の非核化を目指す」という抽象的な表現にとどまっていた。しかもトランプ前政権が「北朝鮮の非核化」を強調したのに対して、バイデン政権は北朝鮮当局が好む「朝鮮半島の非核化」という用語を全面的に受け入れた観がある。
また、バイデン政権の政策がトランプ政権と決定的に異なるのは、軍事オプションを回避していることだろう。トランプ大統領は、北朝鮮が核兵器開発の道を進むのならば北朝鮮という国家自体を消滅させるという意味の「炎と怒り」という言葉を口にした。政権としても、最悪の場合は軍事手段に頼るという軍事オプションを間断なく論じていた。
さらにボルトン氏は北朝鮮への対応について、次の点を強調していた。「今回の米韓首脳会談で文大統領は、北朝鮮が数十年にわたって求めてきた『行動対行動』の原則を改めてバイデン大統領にプッシュした可能性が強い」。
「行動対行動」とは、北朝鮮が非核へ向かうとみられる措置を1つでもとれば、米側が北朝鮮への制裁を一部緩和するという方式である。トランプ大統領はこの方式には断固として反対してきた。
いずれにせよ、米韓首脳会談における両首脳の発言や声明では、ボルトン氏が指摘するように北朝鮮の非核化に向けた新たな政策は何も具体的に明らかにされなかった。
中国への姿勢が軟弱すぎる
ボルトン氏は米韓首脳会談での中国への対応についても厳しい意見を述べていた。
「米韓共同声明は中国について遠回しに触れただけだった。米韓両国にとっては、北朝鮮の核問題でも、インド太平洋全域への影響でも、中国の重大な役割を明らかにし、その脅威への対応を具体的に決めることが必要だ。だが今回の米韓首脳会談では中国を名指しもせず、単なる関係国の1つにすぎないという感じの扱いだった」
「北朝鮮の核戦力、通常戦力は、日本、韓国、米国にとって重大な脅威である。その脅威が継続されているのは、中国の陰の支援の役割が大きい。米韓首脳は今回の会談で中国のその陰の役割を指摘して、変更を求めるべきだった。だが米韓首脳には中国の行動を変えさせるという構えがまったく見受けられなかった。特にバイデン大統領は、日米同盟にとって現実的な脅威である北朝鮮の軍事動向には中国の責任もあることを提起すべきなのに、その機会を逸した」
以上のようにボルトン氏は、米韓首脳の中国への姿勢が軟弱すぎると述べ、その理由の1つはバイデン政権の対中政策が今なお不透明であり、強固な一貫性に欠けていることだと批判する。
ボルトン氏のバイデン政権への期待を、今回の米韓首脳会談にすべて重ねて求めるのも無理があるだろう。だがこうした見方は、現在の共和党側にほぼ共通する認識なのである。
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