『「裏切り者」韓国を冷遇するトランプ、八方塞がりの文在寅の末路』(5/7ダイヤモンドオンライン 北野幸伯)について

5/6希望之声<蓬佩奥芬兰演讲:必须遏制中共插手北极事务的企图=ポンペオはフィンランドで演説:北極に介入しようとする中共の試みを阻止しなければならない>ポンペオ国務長官は「北極評議会」に参加するためにフィンランドに来た。 会議の前に演説し、中国とロシアの北極での侵略行為について警告した。「北極圏は一つの荒野であるが、それは無法地帯になる事を意味しない」と指摘した。 「北極圏の平和維持を保障するため、法治を至上のものとしなければならない」とも。

演説では「北極圏の国々と非北極圏の国々があるのみで、中間はない。ロシアとは異なり、中国には北極圏には領土がない。 したがって、中国による大規模なインフラプロジェクトおよび商業投資による北極圏への介入の試みを阻止する必要がある。しかし、北極圏は責任ある中国の投資家を歓迎するが、中国の他の地域での略奪活動を見ると、懸念がある。北極圏が南シナ海のようになることを望んでいない。他の地域で中国の侵略行動モデルが人々を納得させるものだとするなら、将来北極圏をどのように扱うか分かる。中国の南シナ海での独断専行は日に日に強まり、多くの近隣諸国に衝撃を与えた。北極海を軍事基地化し、領土争いの場としてもう一つの南シナ海にしたいと思うか?」と指摘した。

https://www.soundofhope.org/gb/2019/05/06/n2863017.html

5/6阿波羅新聞網<川普1句话人民币创3年最大跌幅 中国股市暴跌年内涨幅跌光 陆媒禁发川普重磅最新消息=トランプの話は人民元の3年間で最大の下落を呼ぶ 中国の株式市場は急落し年間の上げ幅を失う 大陸のメディアはトランプの重大な最新ニュースを禁止>米中貿易交渉は終わりに近づいているが、トランプは5日「中国の商品2000億ドルに25%の関税を課す」と発表した。 その後、中国の株式市場は急落し、年間の上げ幅を失った。 上海の株式市場は5.58%下落し、深圳の株式市場は7.38%下落した。 また、人民元の米ドルに対する為替レートは893ポイント下落した。 そのような重大ニュースについて、大陸のメディアは声を出せないでいる。 WeiboやWeChatなどのソーシャルメディアでさえ、関連情報の共有を許可していない。

https://www.aboluowang.com/2019/0506/1285463.html

5/7阿波羅新聞網<川普一招 中南海沸腾 ‘内诛国贼’军管是大概率?江派媒体泄密习近平负全责=トランプの一手 中南海は沸騰 “内なる国賊を誅殺” 軍政は大きな可能性になる? 江派のメディアは習近平が全責任を負うとリーク>江派がバックにいる香港の英文メディア“South China Morning Post”は、「習近平が米国への譲歩を拒否したため、トランプが日曜日に中国製品に増加関税を賦課するとツイートした。 習近平は、起こり得るすべての結果に対して責任を負うつもりであると述べた」と報道。 ある人の分析によれば、「“South China Morning Post”は江派の大番頭の曽慶紅と江沢民の孫が握っている。メディアが、習が米国の要求を拒否し、トランプの増加関税を招いたことを発したため、中南海は沸騰している。 習派のメデイアは習近平が責任を負うべきと明らかにした。 もし中共が交渉を放棄すれば、米中対立は高い確率で起きるし、合意すれば、利益集団は“内なる国賊の誅殺”を求め、社会が騒乱状態になれば、軍政は高い確率で起きるだろう。

https://www.aboluowang.com/2019/0507/1285629.html

5/7NHKニュース 9:19<「トランプ氏 大統領でなければ訴追」米司法省元高官らが異論>デイープステイトの面々の悪あがきでしょう。4/29本ブログでも紹介しましたヒラリーの悪事を調査させないように圧力をかけているのだと思います。自分達の悪事がばれないように。印象操作です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190507/k10011907281000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_033

北野氏の記事では、対中戦のため日本は韓国と和解すべきとのこと。でも、慰安婦や徴用工の問題が解決(世界に嘘でしたと謝罪させるのかどうか?)としても、嘘つき民族なので、新たな問題を捏造して日本に吹っかけて来るのは必定。

また、文政権でなく親米政権(多分保守派をイメージしていると思われます)になれば、外交が変わることを期待しているようですが、保守派の李明博や朴槿恵は日本にどういう態度を取りましたか?従北派であろうと保守派であろうと反日に代わりはありません。反日が国是となっている国と和解を進めることはできません。日本は制裁をかけ、後は放置しておけば良い。米国の管理に任せておけばよいでしょう。日本企業もいい加減目を覚まし、韓中から撤退しないと。その内、米国からセカンダリーサンクションをかけられるようになります。

記事

米国を先に裏切ったのは韓国なので、トランプが文を冷遇するのは当然である。八方塞がりとなった文は今後、日本との和解を目指す可能性がある Photo:Reuters/AFLO

トランプが韓国の文在寅大統領を見捨てたと話題になっている。最も象徴的だったのは4月11日、ホワイトハウスでの会談時間。その時間は、実質たったの2分だったのだ。なぜトランプは、文をここまで露骨に冷遇したのだろうか?米国に見捨てられた文と韓国は、どこへ向かうのだろうか?(国際関係アナリスト 北野幸伯)

トランプが文を見捨てた北朝鮮核問題の経緯

トランプと文の関係悪化の根源は北朝鮮問題にある。2017年、世界を恐怖に陥れた北朝鮮核問題。その後、どうなっているのだろうか?簡単にこれまでの経緯を振り返ってみよう。

2017年、北朝鮮は狂ったように核実験、ミサイル実験を繰り返していた。この年、世界は2つの陣営に分かれていた。すなわち、日本、米国を中心とする「圧力派」と、中国、ロシアを中心とする「対話派」だ。

「対話派」の中ロは、「前提条件なしの対話」を求めていた。一方「圧力派」の日米も戦争を望んでいたわけではなく、「非核化前提の対話」を要求していた。

2018年3月、金は訪朝した韓国特使団に「非核化前提の対話をする準備がある」と伝える。つまり、金が日米側に妥協したのだ。それでトランプは、「金に会う」と宣言した。

これで「圧力派」は消滅し、世界中が「対話派」になった。しかし、今度は「対話の中身」で2つの陣営に分かれる。すなわち、日本と米国の「完全非核化派」と、中国、ロシア、北朝鮮の「段階的非核化派」だ。

日米の立場は、「完全非核化」すれば「体制保証」「制裁解除」「経済支援」などを与えるというもの。では、「段階的非核化派」とは何だろうか?

北が少し非核化する。
国連安保理は、少し制裁を解除する。
その上で、北はまた少し非核化をする。
国連安保理は、また少し制裁を解除する。

このサイクルを繰り返し、徐々に完全非核化を実現すればいい、という考え方だ。そして、中国、ロシア、北朝鮮は「北はもうすでに少し非核化したのだから、制裁を少し解除すべき」と主張している。

トランプは、2月28日にベトナムで開かれた米朝首脳会談で、「金正恩は、寧辺核施設の廃棄を提案し、その見返りとして完全な制裁解除を求めてきた」と語った。一方、北朝鮮の李容浩外相は、「北朝鮮は寧辺の核施設廃棄の見返りとして制裁の一部解除を求めた」と説明した。

両者の話には食い違いがある。しかし、中ロ北「段階的非核派」のもともとの主張は、「一部非核化したら一部制裁解除」である。

米北関係はキツネとタヌキの化かし合いである

なぜ金は、かたくなに「完全非核化」を拒否するのだろうか?答えは「米国を信じることができないから」だ。

そして、その責任は米国自身にある。

2003年3月、イラク戦争が始まり、フセイン政権はあっさり崩壊した。これを見たリビアのカダフィは同年12月、核兵器を開発していた事実を認め「無条件で破棄する」と宣言した。これで、リビアと欧米の関係は大いに改善され、2006年には「テロ支援国家」指定が解除された。

しかし、勇気を持って欧米と和解する道を選択したカダフィは、長生きできなかった。2010年、中東、北アフリカで民主化運動(いわゆる「アラブの春」)が起こり、リビアにも波及。この時、欧米は、なんと「反カダフィ派」を支援したのだ。

2011年3月には、NATO軍がカダフィ陣営への攻撃を開始。彼は、同年10月、欧米が支援する反体制派に捕まり惨殺された。死の間際、カダフィは「欧米を信じた俺がバカだった!」と後悔したに違いない。

こんな前例があるので、金が米国を信じることができないのは当然だ。

では、なぜ米国は「段階的非核化」を拒否するのだろうか?これは、米国は米国で、北を信じることができないという事情がある。

米国は、北朝鮮がウソをつき続けてきたことを知っている。

1994年、北朝鮮は「核開発凍結」を確約し、見返りに軽水炉、食糧、年50万トンの重油を受け取った。しかし、彼らは密かに核開発を継続していた。2005年9月、金正恩の父・正日は、「6ヵ国共同声明」で「核兵器放棄」を宣言している。 しかし、現状を見れば、それもウソだったことは明らかだ。

日本政府はこのことをよく覚えていて、「ナイーブなトランプがだまされるのではないか?」と懸念していた。しかし、トランプは意外としっかりしていて、2018年6月、2019年2月の米朝首脳会談で妥協することはなかった。

トランプが踏ん張ってくれたのは、日本にとって「うれしい誤算」である。しかし結局、どちらが正義ということではなく、米北関係は「キツネとタヌキの化かし合い」なのだ。

経済制裁が続いて追い詰められる北朝鮮

北は今、中国とロシアからの支援で、なんとか存在している。しかし、それは中ロも同意した安保理の「制裁違反」なので、中ロとて大っぴらに、あるいは大々的に支援することができない。

だが、もし米国が段階的非核化に同意すればどうなるだろう。北は、パフォーマンス程度に非核化を行い、制裁は一部解除される。しかし、「一部」とはいうが、もはや制御するのは難しくなるだろう。結果、中国とロシアは大っぴらに経済支援を始めるはずだ。

すると、どうなるか?金は「核兵器保有」と「経済発展」の両方を実現した男として、北の英雄になるだろう。一方、当たり前だが、カネが入ってくるので「完全非核化」する必要はなくなってしまう。したがって、日米は煮え湯を飲まされることになる。

ところが、現実は彼の思惑通りに進んでいない。米国も過去の失敗から学習し、シンガポールでもベトナムでもだまされなかった。結果、金は非常に厳しい状況に置かれている。

4月25日には、金はプーチンと会談した。表向きは何の合意もなかったが、実際にはロシアが水面下で何らかの支援の約束をした可能性もある。北朝鮮は、国連安保理の制裁で、経済的に非常に苦しいからだ。しかし、既述のように、中ロも、大々的には支援できない。

では、北は、核実験、そして大陸間弾道ミサイル実験を再開できるのか?それは難しいだろう。米国に攻撃の口実を与えてしまうからだ。トランプは「米国は、対話、交渉を望んだが、北朝鮮は対立を選択したようだ」などと言い、戦争が始まるかもしれない。そして、米国の主張は事実なので、国際社会は(中ロ以外)北朝鮮に味方しないだろう。

ちなみに北朝鮮は5月4日、「短距離弾道ミサイル」を発射した。これについてポンペオ国務長官は、「北朝鮮の東部沖に落下し、日米韓に脅威を及ぼすことはなかった」とし、「対話継続」の意志を示した。

たとえ戦争は回避できても、「制裁強化」は不可避で、景気はますます悪化する。結果、金正恩は「どこにも進めない状況」に追い詰められている。

ジリ貧・金正恩に残された4つの選択肢とは

金には今、4つの選択肢がある。

(1)トランプを信じて完全非核化する。その場合、カダフィの二の舞になる可能性がある。
(2)核実験、ミサイル実験を再開する。その場合、米国と戦争になるリスクがある。
(3)現状の路線を続け、さらに米国をだまそうと試みる。
(4)現状維持で、中ロから制裁破りの支援を受けながら、細々とやっていく。この場合、景気が悪化しすぎて体制が崩壊するリスクがある。

どの選択肢も未来は暗いが、結局、(3)と(4)でいく可能性が高い。いずれ米国の「兵糧攻め」が効果を上げ、北は体制崩壊せざるを得ないのではないだろうか。拉致被害者が戻ってくるのは、その時だ。

冒頭で現在、世界には北朝鮮核問題で2つの立場があると書いた。すなわち、「完全非核化派」と「段階的非核化派」だ。

日本と米国は、金にだまされないよう、「完全非核化すれば、制裁解除、体制保証、経済支援だ」と主張する。一方、中国、ロシア、北朝鮮は「段階的非核化」を要求する。

「少し非核化して、制裁解除=経済支援を受け取る」

これが実現すれば、金正恩は、「核兵器」と「経済発展」を両立することができる。中ロは、この案を支持するというか、要求している。つまり、中国とロシアは「北朝鮮が核兵器を保有したまま、経済発展することを望んでいる」ことになる。

なぜか?中国とロシアは大国だが、「天敵」が1国だけいる。いうまでもなく米国だ。中ロにとって、北朝鮮は、「米国の侵略を防いでくれる『緩衝国家』」なのだ。緩衝国家は、弱いよりも強い方がいいに決まっている。

トランプを先に裏切ったのは文在寅の方である

それなら、「なぜ中ロは、対北朝鮮制裁に参加したのか?」という疑問が出るだろう。

両国は本音では北の核保有容認でも、そのことを公言できない。公言すれば、「中国、ロシア(と米英仏)の核兵器保有は『合法』、他の国の核保有は『違法』」とする「NPT体制」が壊れてしまう。そうなると、最大の敵・米国の同盟国である日本や韓国などが核保有を目指しても、反対する口実がなくなる。

つまり、中ロは、「日韓に核兵器を持たせないため」に、一応北朝鮮の核保有に反対しているのだ。

では、韓国はどうなのか?この国は、中国、ロシア、北朝鮮と共に「段階的非核化」を要求している。つまり、「完全非核化の前に、制裁を解除すべき」という立場である。

<以前から、文氏は世界各国を訪問して、北朝鮮に対する制裁解除を呼びかけてきた。
今年1月の年頭記者会見では、開城工業団地と金剛山観光の再開に意欲を見せていた。>
(夕刊フジ 4月12日 太線筆者)

これは、米国の軍事同盟国であるはずの韓国が、中国、ロシア、北朝鮮陣営の手先として動いていることを示している。だから、トランプが文を「裏切り者」として「冷遇」するのは、当然だ。

<同盟国の韓国に対し、「冷たすぎる」ようにも見えるトランプ氏の対応は、会談時間にも表れていた。
韓国・聯合ニュースによると、トランプ氏と文氏の2人きりの会談は29分間行われたが、報道陣との質疑応答が27分間続き、実際の会談は2分程度だったのだ。>(同上)

これからの米韓関係と日本が取るべき態度とは

これから朝鮮半島情勢は、どうなっていくのだろうか?トランプは、金に妥協する気は、まったくないようだ。制裁解除について、彼は以下のように語っている。

<「今は適切な時期ではない。(北朝鮮が『完全な非核化』をして)適切な時期を迎えれば、大きな支援が行われるだろう。韓国、日本、多くの国々も支援に手を挙げると考えている」
トランプ氏は11日午後(日本時間12日未明)、ホワイトハウスで行われた米韓首脳会談の冒頭、こう断言した。
報道陣から、南北共同事業である開城(ケソン)工業団地や、金剛山(クムガンサン)観光再開について問われたことに対する回答だった。>(同上)

では、次の米朝首脳会談についてはどうだろう?

<昨年6月と今年2月に続く、正恩氏との3回目の米朝首脳会談についても、トランプ氏は「可能性はあるが、急ぐつもりはない」といい、米国の求めるビッグディールは「核兵器を取り除くことだ」と明言した。>(同上)

どうやらトランプは、北朝鮮を「兵糧攻め」にして、「体制崩壊」にもっていきたいらしい。

中ロが北朝鮮を露骨に支援すれば、「中ロは、国連決議に違反している」と言い、今度は両国に制裁を科すだろう。国連安保理では、中ロが拒否権を使うため、両国への制裁はできない。しかし、クリミア併合後の対ロシア制裁のように、欧米と日本が独自制裁を科すことは可能なのだ。

韓国については、「文にあきれた米国は、米韓同盟を解消する」という声も聞こえる。しかし、地政学的重要性を考えると、米国が韓国を切る可能性は低いだろう。

米国は、「文の後に親米政権を作ること」を目指すだろう。結局、米国にとって最もいいシナリオは、まず韓国を米国の方に引き戻し、親米になった韓国を中心に、朝鮮半島を統一することだ。北の核兵器は、その時に没収する。

そして、統一朝鮮には、当然米軍基地が置かれることになる。中ロは、この悪夢のシナリオを回避するために、北朝鮮を守っているというわけだ。

では、文在寅はこれからどうなるのか?彼は、中国、ロシア、北朝鮮から「使えない男」と冷遇される。また、米国にとって彼は「裏切り者」なので、相手にされなくなる。

この八方ふさがりの状況の中でおそらく文は、日本への態度を変え、和解を目指すだろう。これまでの数々の行状を考えると、袖にしたくなる気持ちは当然だ。しかし、対中国戦略を考えると、日本は韓国をバッサリ切り捨てるべきではない。

文が近づいていきたら、日本は文に「慰安婦問題を二度と蒸し返さない宣言」「徴用工問題解決」などを約束させ、実行させるべきだ。日本は、まったく困っていないので、妥協する必要はどこにもない。

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モスクワに28年住み、アメリカや平和ボケした日本メディアとはまったく異なる、独自の路線で国際関係を分析し続けてきた筆者が、日本をより良くするための提言をまとめました。

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