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『なぜ、ドイツで極右政党が躍進?反移民・厭戦ムード…若者取り込むポピュリズムの危うさ、ファシズムの反省はどこに』(9/15JBプレス 西村 卓也)について

「3対1でしたが、彼らは知的障害者で、1人の並外れた天才でした。」は「3対1だったが、彼らは知的障害者で、1人の並外れた天才に対抗した」に。「言葉の羅列」は「ワードサラダ」に修正。

https://x.com/i/status/1834184989899977201

9/15阿波羅新聞網<袁晓辉:我不是支持特朗普,而是等他这样一个人等了很久!=袁暁輝:私はトランプを支持するのではなく、彼のような人を長い間待っていた!>この質問はよく聞かれるが、特に最近では、新型コロナウイルス(中共ウイルス、COVID-19としても知られている)の問題のため、一部の中国人がこの質問をする。人がこのように尋ねるのは、テレビや新聞を見ると、「トランプのニュース」のほぼ90%が否定的、批判的、罵倒的、さらには嘲笑的なものだからである。そんな男を支持する理由はまったくない。

実際のところ、私はトランプを支持しているのではなく、私はトランプのような人物を長い間待っていたのである。

私は1990年代から米国(そして西側)メディアとリベラル文化界を批判する記事を書いてきたが、彼らは西側世界を理不尽なまでに一方的に左に引っ張ってきた。私はジョン・F・ケネディの伝記を書き、ウォーターゲート事件を研究し、スーパースターの伝記を書いてきたので、1950年代から1960年代以降の米国の政治情勢の背景をよく理解している。その後、私は仕事の関係で、何十年も毎日米国とカナダのニュースを見てきた。そのため、米国とカナダのメディアがいかに鹿を指して馬と言ってきたか、善悪を顛倒させ、日々歴史を書き換えているかをよく知っている。

この期間中、彼らは自分たちに反対する者をすべて打ち負かしてきた。私は保守派(特に成功した保守派)が次々と彼らによって完全に傷つけられていくのを見てきた。評判を傷つけられた人、財産を失った人、うつ病で亡くなった人もいる。(これは私の出任せではない。記事に記録しており、時事編はそのために書いたものである。)

欠点(弱点)を利用して彼らを打ち負かす人もいる。彼らが打倒する相手に、欠点のない者がいるだろうか?家族を利用して彼らを打ち倒す人もいる。また、「多額の報奨の下に勇者は必ずいる」という方法を採用し、各地から人を集めて相手を倒すまで告発する人もいる。(クリントン大統領のセックススキャンダルが起きたとき、米国のポルノ雑誌「ハスラー」の発行人は悪党で、共和党議員のスキャンダルを暴露できる者には100万ドルを提供すると申し出た。その結果、彼は共和党議員2人を打倒し、クリントンを救った。カバノー最高裁判事の任命もその一例である(?))

トランプは、メディアと対峙する意欲と勇気を持った初めての人物であり、メディアの悪い行為に対して公に抗議した最初の人物だった。現時点で彼を支持しなければ、その機会は決して得られないかもしれない。トランプが負ければ、おそらく保守派は前に出る機会が得られなくなるだろう。つまり、私はトランプを個人として支持しているのではなく、私たち一人一人のために彼が戦っている戦いを支持している。私たちが彼を助けているのではなく、彼が私たちを助けていることを誰もがはっきりと認識しなければならない。

世界の自由主義国家ですら、左翼グローバリストに支配されているということ。トランプでなければ、敵が大きすぎて、戦えなかったろう。民衆がメデイアに洗脳されず、覚醒するのを望む。

https://www.aboluowang.com/2024/0915/2102982.html

9/15阿波羅新聞網<惊人发现!川普此话一出 他们立场大变=驚きの発見!トランプがこれを言ったとたん、彼らの態度は大きく変わった>アポロネット王篤若記者:2024年大統領選挙の第1回討論会が10日夜、ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、ドナルド・トランプ前米大統領とカマラ・ハリス副大統領が矛を交えた。トランプ大統領は討論会でバイデン政権の移民政策が犯罪率の急増を引き起こしていると強く批判し、移民問題への有権者の関心を呼び起こすことに成功した。

討論会中、FOXニュースは民主党有権者7名、無党派有権者5名、共和党有権者5名からなるフォーカスグループの感情モニタリングを実施した。データが示したのは、トランプ大統領が不法移民が犯罪率に及ぼす影響について語ると、無党派有権者の感情が大きく変化した。モニタリングの結果では、黄色の線で表される無党派有権者の感情曲線が共和党を表す赤の線と高度に重なり始め、無党派有権者がトランプ氏の見解に同意していることが示された。

この結果は、無党派の有権者が移民に関して共和党と同調する傾向があることを示唆している。世論調査員であるマスランスキー+パートナーズの社長リー・カーターは、この結果に驚いた。同氏はFOXニュースの番組「フォークナー・フォーカス」のデータを分析し、「無党派の有権者は移民に対するトランプ大統領の姿勢に強い支持を示した。これは彼らのいつもの中立的な立場と違う。また、関心は移民問題だけでなく、経済改革も望んでおり、現状を変えることを熱望している」と述べた。

無党派はインフレと移民に対し、現政権に批判的なのは当たり前。現実を見ているからハリスの嘘に騙されない。

https://www.aboluowang.com/2024/0915/2102967.html

9/15阿波羅新聞網<关闭中国航线,连他们也开始了=中国路線は閉鎖、彼らも始めた>

またドミノが倒れた。

天気が涼しくなり、別の東南アジア航空会社も中国路線の閉鎖を発表した。

9/10、エアアジア・フィリピンは、サービスの需要が低迷しているため、今年はフィリピンのマニラから中国大陸へのすべての便を停止し、他の目的地に集中すると発表した。

エアアジア・フィリピンのリカルド・イスラ最高経営責任者(CEO)は、同社の売上高、特にマニラ発中国行きの航空券の売上高はまだ2019年の水準に戻っていないと述べた。

イスラによると、「収益性の向上を確実にする必要がある」ため、今年第4・四半期から同社は中国便の運航を停止するという。

公開情報によると、フィリピンへの外国投資比率の制限により、エアアジア・フィリピンは、フィリピン政府の資金でゼスト(ドラゴン航空)を買収した後、マレーシアのエアアジアと一緒に設立された合弁航空会社である。

エアアジア フィリピンは、2023年3月より、中国の上海、広州、深圳、マカオ特別行政区への毎週の定期便の運航を段階的に開始した。

その際、イスラは「中国は世界に国境を開放しつつある。観光、貿易、商業の新たな時代が到来しようとしている。航空産業の回復を完了するためのパズルの最後のピースがここにある」と語った。

先を読むのは難しいが、2023年にこんなことを言っているようでは経営センスが疑われる。でも閉鎖は政治要因が大きいのでは。

https://www.aboluowang.com/2024/0915/2102939.html

何清漣 @HeQinglian

この2 日間で Twitter やさまざまなメディアを見ていると、この討論会でトランプかハリスのどちらが勝ったかに関心を持っている人や記事のほとんどが米国外、特にフランス、ドイツ、中国の出身(中国はセルフメディアの世論)であることがわかった。その傾向は明らかで、フランスとドイツはハリスを応援し、中国は半々で、彼らは皆、議論が非常に重要であると考えている。米国人はどちらの陣営のファンも自分が支持する候補者が勝利したと確信しており、支持すべき人を支持している。

民主党は2つの点であまり満足していない。1つはABCが9/10の大統領討論会を主催したときの進め方が不正で、大衆の話題になっており、広告主らが「不公平だ」として討論会から撤退し、その結果、ABCは2,700万ドルの広告収入を失った。 ABCは討論会事業から撤退すると言わざるを得なかった。第二に、ロイターは討論会後、無党派の有権者10人にインタビューを実施し、6人がトランプ支持を決定、3人がハリス支持を決定、1人が未定だった。

ハリスは、WHに戻って家で「歩いて」いたが、顔色は良くない。

1.https://spacexmania.com/abc-loses-27-million-in-advertising-after-debate-fallout-wont-be-hosting-any-debates-in-the-future/

2.https://reuters.com/world/us/some-undecded-voters-not-convinced-by-harris-after-debate-with-trump-2024-09-11/

何清漣 @HeQinglian  37m

このツイ友が言っていることは、実は私が言いたいことである。

引用

常侃 @7AB629RyRovtNsX  10h

返信先:@HeQinglian

一人は米国大統領を4年間務めており、もう一人は米国副大統領をほぼ4年間務めているが、彼らの政策と能力は誰の目にも明らかだ。米国人が未だに自分たちの選択を決めるのに討論を見て依存しているのは、この種の人の IQ はハハハとしか言いいようがない😄😄😁。

何清漣 @HeQinglian  11時間

彼女が言いたいのは、米国の中流階級、特にアッパーミドルクラスは価格に敏感ではなく、決して考慮しないということだ。 😅

引用

Soaring Eagle🦅 @soaringeagle555  9月14日

ニュース:カマラ・ハリスは新しいインタビューで明らかに緊張した様子で、どのように価格を下げるつもりかと尋ねられたとき、彼女は中産階級として育ったと答えた。

わかった。

何清漣 @HeQinglian 1時間

【台湾のコミュニティでは、癩清徳は10世代にわたって修行してきた善良な金のガマガエルの生まれ変わりであると噂されている】 😂😂🤣

引用

徐芳麗  @XflJasmine  Sep 14

ここ二日間、台湾のコミュニティでは癩清徳は10世代にわたって修行してきた善良な金のガマガエルの生まれ変わりで、間違いなく台湾を明るい未来に導くと噂されている。

台湾の人々は、まさか我々は暗闇にいると思っているのではあるまいな?

何清漣 @HeQinglian 1時間

米国人はある時には冷酷なユーモアになるか、かなり皮肉になる。この「教皇はイエスに、すべての宗教が神に通じるかどうかについて議論を求める」という言葉を聞いて、グッド・プレイスの第3シーズンのある場面で、マイクが良き地に入ることが何故ますます難しくなったのかを知りたくて、ついにポイント基準が変わったためというのを見つけた、というエピソードを思い出す。

もっと見る

引用

バビロンビー @TheBabylonBee 10h

教皇は、すべての宗教が神に通じるかどうか議論するようイエスに挑戦 https://buff.ly/3XJXnqm

西村氏の記事では、流石は北海道新聞出だけあって左翼そのものの描き方をしている。何故欧州が保守化してきているのかの分析が深掘りされていない。保守政党の躍進を極右化とかポピュリズム化と言うだけで、真の原因を何も掴んでいないのではないか。

一番大きいのは移民の受け入れで、EUに加盟していれば、それを強制されるから、反移民・反EUを主張する政党が伸びてきているということ。移民を受け入れれば治安が悪くなるのは当たり前。宗教も風習も違う人間がどっと入って来るのを何故受け入れないといけないのか?隣に集団で中国人やクルド人が住んだら、この著者は歓迎するのか?

ポピュリズムの反義語はエリーテイズムでしょうけど、ポピュリズムを愚弄するこの著者は、自分はエリートと思っているのでしょう。移民がいてもエリートは守ってもらえるとでも?大衆を大事にしない似非エリートは専制政治や共産主義を好むのでしょう。騙されてはならない。“1984”の世界になる。

記事

ドイツで急速に台頭している極右政党AfDのアリス・ワイデル共同代表(写真:ロイター/アフロ)

ドイツで行われた2つの地方選で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD、Alternative für Deutschland)」が躍進を見せました。AfDはこの10年ほどの間に各種選挙で勢力を伸ばしています。反移民や欧州連合(EU)からの離脱、気候変動対策批判など極右の政策を掲げる政党が 、第2次世界大戦でのファシズムの反省に立つドイツで伸長する現象は、国際的にも注目されています。ドイツでいま何が起きているのでしょうか。やさしく解説します。

西村卓也:フリーランス記者、フロントラインプレス

初の州議会第1党

AfDが躍進を見せたのはいずれも旧東ドイツ地域にあるチューリンゲン州とザクセン州で2024年9月1日に投票が行われた州議会選挙です。

チューリンゲン州では約33%の得票率を得て第1党の座を獲得しました。2位のキリスト教民主同盟(CDU)に9ポイントの差をつけての圧勝です。AfDが州議会選挙で第1党になるのは初めてのこと。ザクセン州では41%を獲得したCDUがトップでしたが、AfDはわずか1ポイント差で2位につけました。両州とも3位以下の党は大きく引き離されています。

10年前の2014年に両州で行われた議会選では10%前後だったAfDの得票率は、2019年には20%台半ばに、そして今回は30%を超すまでに急伸しているのです。

図:フロントラインプレス作成
ドイツでは、得票率が5%に満たない党は議席を獲得できないルールがあります。このため、チューリンゲン州では緑の党が議席ゼロになるなど、既成政党の退潮が目立ちました。一方で今年結成されたばかりの極左政党(BSW)は両州でいずれも10%を超す支持を集めるという結果にもなりました。政治の現状に対する有権者の不満が現れたと言えるでしょう。

ドイツは連邦制をとっており、16ある州はそれぞれが“国家”として位置付けられています。各州は基本的に議院内閣制をとっており、議会が州のリーダーである首相を選任し、首相が組織した内閣を承認します。

今回選挙が行われた2州でも首相の選出が行われます。これまでチューリンゲン州では左派が少数与党を形成し、ザクセン州ではCDU出身の首相が連立政権を率いていました。今回の選挙でAfDは躍進したものの、単独過半数を占めたわけではありません。州首相の座を獲得するには他党との連立が必要ですが、連立を組む相手が見つからないため、政権に就くことはないと見られています。

ただし、憲法改正など3分の2の多数を必要とするような重要課題でAfDは事実上の“拒否権”を手にすることになりました。このため、両州の内閣にとっては、政策決定が難しくなることも予想されます。

旧東ドイツで大きく躍進

AfDは2013年に結成されました。

2010年に起きた欧州債務危機(ユーロ危機)の際、ギリシャやアイルランド、ポルトガルなどで財政危機が表面化し、これを収拾するためにユーロ圏各国は救済基金「欧州安定メカニズム(ESM)」を創設します。そこに巨額資金を援助するなどしてユーロ危機を救おうとしたドイツ政府を強く批判。「反EU」「移民の制限」を掲げたうえで、共通通貨ユーロの廃止やイスラムの慣習の禁止などを主張しています。

また、連邦下院と各州議会代表の投票によって行われる大統領選挙を、国民による直接選挙にすべきだと主張し、支持を広げています。再生可能エネルギーを推進する法律の廃止を掲げ、男女共同参画には否定的。さらに男性への兵役義務を提唱するなど、極めて保守的なスタンスを取っています。

AfDは連邦議会でも躍進しています。

2013年の連邦議会選挙では議席を取るために必要な5%の得票率に届きませんでしたが、2017年の連邦議会選挙では、比例代表では得票率12.6%で91議席を獲得し、小選挙区でも3議席を獲得しました。

一方、2019年の州議会選挙ではザクセン、ブランデンブルク、チューリンゲンの3州で第2党に躍進しました。いずれも旧東ドイツの州です。2021年の連邦議会選挙は全体では議席を減らしましたが、旧東ドイツの州で得票を伸ばしました。そして今回の2州議会選挙でさらなる議席拡大へとつながったのです。

AfDはなぜ、旧東ドイツ地域で勢力を伸ばしているのでしょうか。それには、いくつかの理由があります。

ウクライナの戦争に不満抱える若者に浸透

1989年にベルリンの壁が崩壊し、翌1990年に東西ドイツは統一されましたが、旧東ドイツ地域は経済が伸び悩みました。人口も東から西への流出が続き、旧東ドイツ地域には旧西ドイツ主導のドイツ政治に不満を募らせていた経緯があります。

そうした下地に加え、社会主義体制から転換した旧東ドイツの有権者には民主主義をより原則的で純粋に解釈する傾向があるといいます。AfDは大統領選挙をはじめ直接民主制のシステム導入を提唱するなどしており、旧東ドイツ地域の有権者に浸透しました。

AfDへの支持では、若者も見逃せません。2024年9月1日に行われた2州の議会選挙では18歳から24歳の有権者の30%以上がAfDに投票し、2位以下を大きく引き離してトップでした。前回2019年から目に見えて伸びています。

地元メディアによれば、5年前に若者にとって最大の関心事は気候変動問題だったのですが、今は欧州の平和に関心を持っています。2022年のロシアによるウクライナ侵攻が影を落としているようです。

AfDはSNSを駆使して「ウクライナの戦争に巻き込まれてはならない」「(第2次世界大戦で)祖父たちが命を落とした東部戦線に行かされる」などと、若者の不安をあおるような投稿を増やしています。こうした戦略が当たって、若い世代の有権者が次々とAfD支持に傾いたようです。

欧州全体が右傾化

AfDの勢力拡大は欧州議会でも目立っています。

欧州議会に96議席を有するドイツでAfDは、2024年6月の欧州議会選挙で15議席を獲得しました。順位は2位。第1党は29議席を獲得したキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)でしたが、AfDは5年前の前回選挙に比べて4議席を増やしています。一方、国政与党の社会民主党(SPD)は2議席減の14議席にとどまり、AfDに逆転を許しました。

AfDは欧州議会の選挙後、新たな極右会派を欧州議会で立ち上げました。この会派にはスペインの極右政党が前回から倍増の6議席を獲得して合流。ポルトガルで2議席を獲得した極右政党もこの会派に入りました。これら各国の極右政党はEUよりも自国を重視する自国第一主義であり、若い世代に訴えるポピュリズム政党であることが共通しています。

*ポピュリズム=既存の政治権力やエリート層を批判し、大衆の人気を得ることを最優先する政治活動。大衆を扇動しつつ、勢力を伸長させる。急進的で非現実的な政策・理念を掲げるケースが目立つ。「反移民」など特定の宗教や人種などを敵視し、差別をあおる。排外主義と似た傾向にある。

欧州議会選挙ではフランスの極右政党・国民会議(RN)も大きく躍進しました。RNは、ハンガリーのオルバン首相が率いる極右政党やオーストリア、チェコなどの右派政党と行動をともにすることになり、AfDとは別の新会派を結成しています。このほかポーランドやイタリアの極右政党を中心とした会派もあります。

欧州議会の中でEUに懐疑的な極右は、5年前の前回選挙では2会派で全体の17%でしたが、今年の選挙では3会派で26%に増大しています。極右の躍進は欧州全体の傾向と言えるでしょう。

国によって事情は異なりますが、欧州ではこうした極右政党がまだ勢いを増しそうな状況です。各国の既成政党は、ウクライナや中東での戦争、移民問題、インフレに圧迫される国民生活といった現実の問題にどう対処するのか、明確な解決策を示す必要に迫られています。それがない限り、ポピュリズム政党の勢いはなかなか衰えないかもしれません。

西村 卓也(にしむら・たくや)
フリーランス記者。札幌市出身。早稲田大学卒業後、北海道新聞社へ。首相官邸キャップ、米ワシントン支局長、論説主幹などを歴任し、2023年からフリー。日本外国特派員協会会員。ワシントンの日本関連リサーチセンター“Asia Policy Point”シニアフェロー。「日本のいま」を世界に紹介するニュース&コメンタリー「J Update」(英文)を更新中。

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『明らかなウソに、司会の印象操作…米大統領選「テレビ討論会」でハリスの優勢はこうして作り上げられた!』(9/13現代ビジネス 朝香豊)について

9/13The Gateway Pundit<ABC Denies Kamala Harris Was Given Debate Questions in Advance Amid Calls for Internal Investigation Into Network For Debate Rigging… But Their Denial Statement is Suspicious=ABCは、討論会の不正操作をめぐるネットワークの内部調査を求める声が高まる中、カマラ・ハリスに討論会の質問が事前に渡されていたことを否定…しかしその否定声明は疑わしい>

悪党民主党だから否定するのは当たり前。ABCはきちんとした調査はしないし、(実際やっているので)できない。法執行機関も民主党支持であるから、下院が調べないとダメでは。

ABCは、討論会の不正操作をめぐり放送局の内部調査を求める声が上がる中、カマラ・ハリス氏に討論会の質問が事前に渡されていたことを否定した。

トランプ大統領とカマラ・ハリス上院議員は火曜日、初の大統領候補者討論会で対決した。

結果は3対1だった。討論会の司会者、デビッド・ミューアとリンジー・デイビスは、トランプ氏の発言を逐一事実確認したが、カマラ・ハリス氏の嘘はすべて無視した。

カマラ・ハリス氏は20回以上嘘をつき、質問をかわしたが、司会者は事実確認を行わなかった。

一度も。

ABCニュースは否定声明を発表しましたが、少し疑わしい。

「絶対にありません」とABCニュースの広報担当者はデイリービーストに語った。「討論会の前にハリス氏に質問を一切渡していない。」

「広報担当者はまた、補佐官は司会者のデイビッド・ミューア氏とリンジー・デイビス氏と接触していないと述べた」とデイリー・ビースト紙は報じた。

しかし、ハリス氏は事前にその話題を与えられていたのだろうか?

ABCが定め、両候補者が合意した規則によれば、「選挙運動や候補者に事前に話題や質問が共有されることはない」という。

カマラ・ハリスはABCの幹部たちと親しい友人関係にある。

討論会の司会者リンジー・デイビスは カマラ・ハリスの女子学生クラブの仲間でもあった。

このことはネットワーク側からは一切明らかにされなかった。

さらに、リンジー・デイビスは討論会後のロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューで、彼女とデイビッド・ミューア、ABCがカマラ・ハリスを守るためにどのように策略を練ったかを明らかにした。

クリントン元顧問で世論調査員のマーク・ペン氏は、討論会不正の疑いでABCの内部調査が行われるべきだと述べた。

「実際のところ、彼らは徹底的な内部調査を行い、外部の法律事務所を雇うべきだと私は思う。このことがどの程度事前に計画されていたのかは分からない」とマーク・ペンは「ジョン・ソロモン・レポート」 ポッドキャストで語った。

「彼らがハリス陣営に何を言ったのかは分からない。翌日、疑惑はかなり高まったと思う。彼らの内部文書やメールのすべてを独立した第三者が調査し、彼らがどの程度、つまり候補者一人の事実確認と、この討論会の結果を操作しようとしていたのか調べるべきだ。状況はそれよりも劣るものを求めていると思う」と同氏は付け加えた。

トランプ大統領は木曜日、ABCの不正討論会を受けて、ハリス氏との討論会はもう行わないと述べた。

https://www.thegatewaypundit.com/2024/09/abc-denies-kamala-harris-was-given-debate-questions/

https://1a-1791.com/video/s8/2/1/N/n/G/1NnGt.caa.mp4?b=1&u=ummtf

https://x.com/i/status/1834666102720278838

https://x.com/i/status/1834378505112490372

9/13Rasmussen Reports<Should Kamala Harris Do More Interviews?=カマラ・ハリスはもっとインタビューを受けるべきか?>

無能がバレルからインタビューを受けない。こんな人物を大統領にしてよい?バイデン以上の悪さをするのでは。

カマラ・ハリス副大統領は7月に民主党の大統領候補に指名されて以来、主要メディアのインタビューに1回しか応じていない。有権者の大半は、ハリス副大統領はもっとインタビューに応じるべきだと考えている。

ラスムセン・レポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者の 78% がハリス氏が報道機関のインタビューに応じることは重要だと考えていることが分かり、そのうち 54% は「非常に重要」と回答しています。ハリス氏が報道機関のインタビューに応じることは重要ではないと考える人はわずか 19% でした。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/should_kamala_harris_do_more_interviews?utm_campaign=RR09132024DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

マリアンヌ・ウィリアムソンは2020年民主党の大統領候補。

9/14阿波羅新聞網<北京弱鸡无还手之力!美密集通过30项抗中共法案—美国密集通过30项抗中共法案 北京束手无策=北京の弱いニワトリは反撃する力はない!米国は30本の反中共法案を連続可決 – 米国は30本の反中共法案を連続可決したが、中国は打つ手がなかった>中共の脅威に対抗するため、米議会は今週、特定の中国メーカーのドローンやバッテリーの禁止、特定の中国バイオテクノロジー企業との取引制限、中国による台湾侵攻の武力行使の阻止など、約30本の対象法案を可決した。あるアナリストは、近年、中共は米国から最大の競争相手とみなされていると考えている。大統領選挙が目前に迫っており、民主党、共和党ともに世論に従い中共を牽制せざるを得ない。中共の学者は、米国の反中法案を前にして中国政府は打つ手がないと信じている。

米国下院の会期再開の最初の週は、中共の影響力をどのように封じ込め、対抗するかが焦点となり、中共に直接・間接的に関連する約30の法案について集中的な議論と採決が行われた。

学者:反中法案は中国政府に警告を送ることを目的としている

多くのバイオテクノロジー企業が標的に

DJIドローンの高いシェアが米国に安全保障上のリスクをもたらす

やはりトリプル・レッドにしないと、中共に真に厳しくはならない。

https://www.aboluowang.com/2024/0914/2102679.html

9/14阿波羅新聞網<中企噩耗!美国宣布对中国电动车加征100%关税 9月底生效=中国企業に悪いニュース!米国は中国製電気自動車に対する100%関税を発表、9月末に発効する予定>米国は13日、中国製電気自動車に対する100%関税や電気自動車のバッテリーに対する25%関税など、数十億ドル相当の中国製品に追加関税を課し、新たな関税の多くは9/27に発効すると発表した。

フランス通信によると、キャサリン・タイ米通商代表は声明で、「追加関税を課すという本日の決定は、米国の労働者と企業に影響を与え続けている中華人民共和国の有害な政策と慣行を標的とするものだ」と述べた。

今年5月、WHは電気自動車、半導体、電池、太陽電池などの重要分野で販売される一連の中国製品に大幅な関税を課すと発表し、中国政府の激しい反発を引き起こした。

米中の競争が激化する中、民主、共和両党は11月の米大統領選前夜に中国に対する強硬姿勢を示すことを期待している。

選挙直前になって、やっとやるのは明らかに選挙対策。でも見え透いているから、見抜かれる。

https://www.aboluowang.com/2024/0914/2102654.html

9/14阿波羅新聞網<普京怕了这道魔咒!不敢坐这趟飞机 下死命令—普京怕了F-16! 不敢受邀搭机前往土耳其 还下死令驱逐库尔斯克乌军=プーチンはこの呪いを恐れている!彼はこの飛行機に乗る勇気はなく、殺害命令を出した――プーチンはF-16を恐れていたのだ! 彼はトルコに招待されて飛んでいく勇気もなかったし、クルスクからウクライナ軍を追放するための殺害命令さえも出した>西側諸国からの軍事援助が続々と到着する中、ロシアにとってウクライナの脅威は増大し続けている。ロシアのプーチン大統領は最近、クルスクからすべてのウクライナ軍を10月までに追放すると発表した。同時に、プーチン大統領は10月初旬にトルコを訪問する予定だ。ある専門家は、プーチンが本当にこれら2つの目標を達成したいのであれば、ロシア軍幹部にあらゆる圧力がかかる可能性があると考えている。

一方、「テンセント・コム」の軍事コラムニスト「唐駁虎」も、トルコのエルドアン大統領は数カ月前、プーチン大統領がトルコを訪問できるよう招待状を送り、ロシアもこの問題に前向きな反応を示した。しかし、ウクライナを支援する西側諸国のF-16が徐々に到着するにつれ、プーチン大統領がトルコに安全に飛ぶことはますます困難になり、いつウクライナによって暗殺されてもおかしくない。

「唐駁虎」は、ロシア軍はプーチン大統領の特別機を護衛するために戦闘機を派遣することができるが、トルコはNATO加盟国であり、その防空システムはロシアの戦闘機を「敵機」とみなす可能性があり、防空システムを調整しなければ、ロシアの戦闘機はプーチン大統領の「護衛」になることはまったくできないと指摘した。しかし、トルコも防空システムを調整することに消極的であり、そのことでプーチン大統領はトルコ訪問を延期し続けている。

トルコは軍用機を派遣して、プーチン大統領の特別機を上空でロシアの戦闘機の護衛任務を引き継ぐこともできるが、トルコはNATO国であるため、引き継ぎ後にウクライナがプーチン大統領の特別機への攻撃を選択した場合、トルコの戦闘機が護衛任務を遂行することは、米国、欧州、ロシアとの「八方美人でうまく立ち回る」という同国の地政学的戦略を大きく損なう可能性がある。

プーチンは行かない方が良い。下手をすれば第三次大戦になる。

https://www.aboluowang.com/2024/0914/2102618.html

https://x.com/i/status/1834282990551400872

何清漣が再投稿

西行小宝 2.0  @usa912152217  9月13日

9/12/24 🤡🤡ABCとカマラは討論会中にトランプを虚偽の世論を使って「ファクトチェック」したが、米国民は大量のビデオを利用してABCと嘘つきの烏骨鶏をファクトチェックしている。

これまでのところ、オハイオ州スプリングフィールドのハイチ系不法移民は猫、犬、ガチョウを食べていることが、独立系記者の警察への通報記録によって確認されている。左派民猪党市長は世論のためにカマラに協力したが、オハイオ州知事のマイクはスプリングフィールドに部隊を派遣し・・・。

もっと見る

引用

イーロン・マスク、@elonmusk、9月12日

文字通りインターネット上のビデオです 🤷‍♂️ x.com/endwokeness/st…

https://x.com/i/status/1834083201314181225

何清漣 @HeQinglian 10時間

孫雯事件を見て「制度の裁定者」がどのようにしてスパイになるのかを知る。

中国の改革開放以来、中国と米国の間には大きな「制度的利害の隔たり」があり、そのため「制度的裁定者」が次々とやって来た。この記事は、孫雯が制度裁定者からスパイに転身した経緯を詳細に分析し、彼女の最も輝かしいキャリアの瞬間(2016年に始まる)がトランプ大統領の就任と一致したことを指摘している。彼女自身も長い間中国にどっぷりと浸かっていた。

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朝香氏の記事では、ABCの討論会は司会に問題ありとの指摘ですが、ABCの内部告発者によると①質問の内容のサンプルをハリス側に渡した②ファクトチエックはトランプにだけして、ハリスにはしないとの約束があったと。クリントンの元上級顧問マーク・ペンがABCの内部調査せよと言ったが、ABCは否定するだけ。左翼は嘘つきで詐欺師ばかり。でもこんなのに騙されるのは、騙される方にも問題がある。世界には腹黒い奴がたくさんいると警戒しなくては。

記事

「63対37でハリス」というが

ABCニュース主催で、共和党トランプと民主党ハリスの両大統領候補者による討論会が開かれた。

by Gettyimages

この討論会については、主流派メディアの一般的な評価では、ハリスの方が勝っていたとの見方が優勢である。例えばCNNは討論会後に63対37でハリスが勝ったと報じた。

確かに討論会全体を通じての印象としては、ハリスが意外と善戦した雰囲気が伝わったのは事実だと思う。

そこには大きな要因としては2つあり、1つはトランプの側の事前準備の不足で、もう1つは司会の問題である。

司会の問題と言われてもよくわからないだろうから、まずはこちらを解説しておきたい。

ABCニュースの看板版ニュース番組である「ワールド・ニュース・トゥナイト」は、アメリカの番組の中でもハリスに最もやさしく、トランプに最も厳しいと指摘されている。

保守系のメディア評価団体のメディア・リサーチ・センター(MRC)によれば、ハリスが大統領選挙候補としてクローズアップされるようになった7月21日から9月6日までに同番組で放送されたすべての大統領選挙に関係する報道のうち、明らかにハリスに対して好意的な発言が25あったのに対して、否定的な発言はゼロであった。したがってハリスに対する肯定的な発言割合は100%となる。

これに対し、トランプに対して明らかに好意的な発言は5つにとどまる一方で、否定的な発言は66に達していた。ここからトランプに対する否定的な発言割合は93%ということになる。

このハリスに対する肯定度の高さ、トランプに対する否定度の高さは、同様の傾向を持つCBSのイブニング・ニュースやNBCのナイトリー・ニュースなどをも上回り、ぶっちぎりなのだ。

そしてこの「ワールド・ニュース・トゥナイト」の司会を行うデービッド・ミュアと、同番組の日曜版の司会を行うリンジー・デイビスが、今回のトランプとハリスの討論会の司会だった。

あまりに偏った2人の司会者

トランプ側はこの司会者の人選を当然嫌がったが、結局は受け入れないと討論会自体が成立しないので、渋々受け入れたということを、まずは理解しておきたい。そしてこの司会者の偏った進行に、ハリスは実際に大いに助けられた。

そしてこのことを理解するには、発言部分だけでなく、発言の背景も理解しなければならなくなる。

討論会の全体はかなりの分量になるので、今回はまず、冒頭に扱われた経済の部分と、その次に扱われた中絶に関する部分のみを扱っていき、この全体構図を理解したい。

さて冒頭に司会のミュアは、ハリスに対し、経済に関して、副大統領になる4年前との比較で今のほうがいいと思うかと質問をした。

これに対してハリスは、自分は中流階級の子どもとして育ち、中流階級と労働者を引き上げるための計画を持っているが、トランプは20%の売上税を課すという構想を持っていて、億万長者に減税する一方で中流階級の家族には年間4000ドルの負担増になるのだと話した。

4年前と比べて今の経済状態がよくなっているかを尋ねた質問に対して、この回答では全く噛み合っていないのがわかるだろう。

さらにハリスはトランプが売上税を課すという、明らかに情報として間違ったものを持ち出してトランプを攻撃する動きにも出た。

なお、ハリスが売上税と呼んだものは、トランプが打ち出している輸入品に対して課す関税のことで、関税がかかれば輸入物価が上昇することに繋がり、その値上がりの負担はアメリカの消費者が負うことになるということを表現したものであるが、明らかに不適切な言い方であった。

こうしたハリスの回答に対してミュアは、今の回答では質問の回答になっていないとか、事実に即していないとして、ハリスをたしなめるようなことを全くしなかった。ハリスの傷になりそうなことを意図的に避けているのは、わかる人が見ればわかるが、普通に画面を見ている人は気が付かないだろう。

ハリスに甘く、トランプはたしなめる

ミュアがトランプ側に同じ件についての回答を求めると、トランプはまずこの売上税という構想を自分は持っていないし、ハリスはそれはわかっていると発言した。そのうえで、トランプ時代に中国に対する厳しい関税政策を採用しても、インフレは起きなかったし、バイデン政権になってからもトランプ時代に設定された関税の引き下げをやらなかったことを指摘し、自分たちの政策が間違ってなかったということを、間接的に主張した。そのうえで、バイデン政権期には歴史的にも稀なインフレが起こり、最悪になった、問題を抱えた移民たちが大量に入ってきたから、彼らを連れ出さなければならない、それによって偉大な経済を取り戻すのだと発言した。

これに対してミュアは、移民と国境警備の問題は後で扱うとして、トランプをたしなめる発言を入れた。これにより、ハリスの発言には全く問題がなかったが、トランプの発言には問題があったかのように印象操作が植え付けられた。

そのうえで、ミュアは、ハリスに経済の話を続けることを求めた。

ハリスは、トランプは大恐慌以来の最悪の失業をもたらした、この100年で最悪の疫病の流行を招いた、南北戦争後最悪の民主主義の破壊をもたらしたとし、トランプがメチャクチャにしたことを自分たちはきれいにしてきたのだと発言した。トランプは嘘ばかりを言うし、トランプは再選されたら「プロジェクト2025」という危険な計画を実行しようとしているのだと、トランプを非難した。

これに対してトランプは、「プロジェクト2025」と自分は何の関係もないことを明らかにしたうえで、パンデミックが襲った後で自分たちは人工呼吸器、感染防御用のガウン、マスクを国内で一気に生産する驚異的な仕事を成し遂げ、パンデミック前よりも株価が高い状態にしたうえでバイデン政権に政権を引き継いだと話した。

疫病の流行は中国発の全世界的な現象であり、その流行を抑え込むための処置の結果として失業が大量に生まれたことをトランプのせいにするハリスの姿勢は明らかにフェアではない。だが、司会のミュアはやはりこの点でハリスをたしなめることはやらなかった。

なお、「プロジェクト2025」はシンクタンクのヘリテージ財団がまとめたもので、トランプの公式発表の政策とはかなり違いのあるものであり、トランプに結びつけて評価するのは問題があるはずだ。だが、ミュアはこの点でもハリスを問題視することを避けた。

一方トランプの反論は、事実関係に基づけば正確なものだと思う。

公正ではない論争

さて、ミュアは、ハリスが「国家消費税」と呼ぶ関税について深堀りしたいとし、ガソリン、食料、衣類、医薬品の価格が上昇することで、典型的な家庭には年間4000ドルの費用がかかるとハリスが主張していることを受け、トランプに対して、アメリカ人がそれだけの費用を支払う余裕があると思うかと質問した。

関税を「国家消費税」と呼ぶのは明らかに誤りであるのに、ミュアはそれを問題視してハリスに注意を与えることをせずに、逆にハリスの勝手な用語を事実を表現するものであるかのように扱った上で、トランプに質問をしているのだ。ここにも公正な扱いはなかったことがわかる。

これに対してトランプは、トランプ時代に関税分を支払ったのはアメリカ国民ではなく、輸出国側が輸出代金を引き下げたことで、実質関税分を負担したのは輸出国側だということを主張した。そのうえで、自分のときにはインフレは起きなかったではないか、だがバイデン政権になってインフレが亢進してひどいことになったと主張した。
これに対してハリスは、トランプ政権が歴史上最悪の貿易赤字をもたらし、貿易戦争をもたらし、中国に半導体を売って、中国の軍隊の近代化に貢献したのだと非難した。

このハリスの主張も明らかに誤りだ。トランプ政権期の貿易赤字額(年間5138億ドルから6540億ドル)は、リーマンショック前の子ブッシュ政権期の2期目(年間7110億ドルから7635億ドル)と比べると2割ほど少ない。その後のバイデン政権期の7734億ドルから9512億ドルの方が貿易赤字額として圧倒的に大きいだけでなく、アメリカ史上最大になったことからすれば、ハリスの発言は明らかに異常だ。

そもそも中国の脅威を認識して、中国に対するプレッシャーを掛けるようになったのはトランプであり、バイデン政権はその流れを引き継いだのではなかったか。こうした点でもハリスの主張は事実に基づかない。

こうした明らかに事実に反する話でも、ミュアはハリスを咎めることを全くしなかった。

中絶論争、トランプの失敗

ここで司会はデービスに変わり、話題は中絶問題になった。

トランプは中絶に関しては、全米で統一した基準を作るべきではなく、各州が州法で独自の基準を作ればよいとの立場だ。

そしてトランプが居を構えるフロリダ州では妊娠6週間までしか中絶を認めていない州法があり、この州法の是非について、11月の大統領選挙と同時に住民投票にかけることが決まっている。それでこの住民投票に関してのトランプの態度も求められているのだが、トランプが今の州法の規定の6週間は短すぎるんじゃないかと言ったら、恐らく熱烈な支持者からかなりの反対が出たのだろう。翌日には6週間で大丈夫だと判断を変えた。

デービスはこの件を取り上げ、このように判断を変える人物を信用すべきではないとハリスが主張しているのをどう思うかと尋ねた。

これに対して的確な答えができなかったのはトランプの失敗だと言うべきだろう。「私の個人的な見解がどうであれ、私は自分の見解を全米に押し付けるつもりは全くない。各州がそれぞれの州の事情に合わせて独自にルールを決めればよいとの考えは何度も表明している。私個人の考えが幾分変わったことに何の問題があるのか。州によって文化も気質も違うのに、全米一律のルールを作って従わせようという野蛮なことを考える必要はないだろう。なぜハリス民主党は全米一律でゆるい中絶のルールを作らないといけないと考えるのか」のように返せばよかったのではないか。

ところがトランプは、民主党は妊娠9ヶ月での中絶でも賛成していると言い、前のウェストバージニア州の知事は、赤ちゃんが生まれてきてからどうすればいいかを決めればいいと話したではないか、ハリスの副大統領候補のワルツも、妊娠9ヶ月での中絶を認める州法にサインし、中絶に失敗して生まれてきてしまった場合でも、その生命を奪うことは可能だとしていると話した。この回答は質問とは全く噛み合っていないだろう。ウェストバージニア州とバージニア州を取り違えているのもミスである。

ただ、バージニア州の話は軽く見過ごすべきものではない。2019年1月の段階で、バージニア州では民主党側から、かなり過激な中絶緩和法案が提出されていたのだ。
この法案では、出産間近の妊娠後期でも中絶を可能なものとし、中絶手術を行うのは指定病院だけという制限を外していた。また中絶の可否について、3人の医師が認めた場合という規定を1人の医師だけでよいとしていた。

そして当時のバージニア州知事が、この法案についての話をする中で、生まれ出た赤ちゃんを「中絶」扱いで死に至らしめることを容認するような発言を行っていたのも事実である。但し、一般には妊娠後期の中絶は特殊な事例だけだとされていて、当時のバージニア州知事は、出産後の「中絶」が可能なのは、重度の奇形があって生存の可能性が低い場合に限られるものであるのが前提なのだと釈明を行った。

だが問題の法案が可決されると、現実の運用においては、そうした建前通りにことが運ばなくなるのではないかということが問題視された。エゴの強い母親が、倫理観の薄い医師に対して、すでに生まれてきた赤ちゃんを中絶扱いにしてくれと依頼した場合に、できてしまうのではないかということが、懸念されたのだ。

結局当時の知事の発言が大きな波紋を呼んだこともあって、この法案は廃案となったのだが、生後の赤ちゃんでも親の都合で中絶扱いにされるようなことまで容認しようとする流れが、民主党の中にあることが明らかになった。トランプの発言はこうしたことを伝えているという点では、決して間違った発言をしているわけではない。

これは印象操作だ

だが、このトランプの回答に対して、デービスは、アメリカには赤ちゃんが生まれた後に殺すことが合法とされる州はないとコメントし、あたかもトランプが荒唐無稽なウソを垂れ流したかのような印象操作を行った。そのうえで、ハリスにトランプの見解を尋ねたのだ。

そうするとハリスは、たくさんの嘘を聞くことになるんだと私は話しましたよねと語り、トランプが嘘ばかり言っているんだという印象操作を行った。トランプが最高裁判所に3人の保守系の裁判官を送り込んだ結果、20以上の州で中絶が禁止になり、医師や看護師が中絶行為に関わると犯罪とされるようになった、しかもレイプや近親相姦でも中絶は禁止にされない、トランプが当選すると、全国的な中絶禁止が行われるのだと、明らかな嘘を並べた。

だが、ハリスが述べた、トランプが当選するとレイプや近親相姦でも中絶は禁止にされない、全国的な中絶禁止が行われるというのが嘘だということを、デービスは全く指摘せず、「ありがとう、ハリス副大統領」と述べて、トランプにバトンを渡した。

これに対してトランプは、また嘘だ、私は一律の禁止なんてやらない、州ごとに決定できるようになって、みんなが望む状態に戻ったのだと話した。

ここでデービスは、全米一律の中絶禁止法案が俎上に上がった時に、これに拒否権を発動するのかという、完全に空想的な仮定についてトランプに尋ねた。

これに対してトランプはveto(拒否権)とvote(投票)を勘違いしたのか、質問と全く噛み合わない回答をし、さらに民主党は学生ローンをなくすと言って大混乱に陥れることになったなどといったところに話が飛んでいった。

これに対してデービスは、イエスかノーかだけで答えてもらいたい、あなたの副大統領候補のJDヴァンスは、全米一律の中絶禁止法案が俎上に上がれば、トランプは拒否権を発動しないだろうと言っていると言い直した。

だがトランプは勘違いの修正ができずに、噛み合わない話を続けてしまった。

その後トランプは、ハリスは妊娠7ヶ月以降の段階での中絶を認めるのかについて答えるべきだと主張し、一方ハリスは、トランプは拒否権を行使するかの質問に答えていないという応酬が続くなかで、この中絶に関する議論は打ち止めにされた。

トランプがハリスに的確な打ち返しができなかったのは、トランプの準備不足や勘違いの側面も強い。だが、司会の進行の問題がそれ以上に大きかったことも理解しておきたい。

バイデン、ハリスは、そして大統領選で地元の歓心を買うという理由のみで、日本製鉄のUSスティール買収を阻止するという、アメリカの国益に反する愚かな政策を進めている。詳しくは、関連記事「いったい誰が得するのか…日本製鉄の『USスティール買収』阻止に動いている『犯人』と『思惑』」を読まれたし。

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『詳報ルポ:米大統領選討論会 ハリス氏・司会者vsトランプ氏の構図』(9/13日経ビジネス 鷲尾龍一)について

9/12The Gateway Pundit<New Poll Finds Donald Trump Leading Kamala Harris Among Working Class Voters by Double Digits=新たな世論調査:労働者階級の有権者の間でドナルド・トランプがカマラ・ハリスを2桁リードしていることが判明>

やはり、トランプが共和党を労働者の党に変え、民主党はエリートの党から脱却できず、不正に邁進している。

新たな世論調査によると、ドナルド・トランプ氏は労働者階級の有権者の間でカマラ・ハリス氏を大きくリードしている。

ハリス氏にとって、これは最悪のニュースではない。彼女にとって残念なことに、彼女は、ジョー・バイデン氏が自身の政党によって選挙戦から撤退を余儀なくされる前の立場と同じ立場にあるのだ。

この世論調査の結果は、とても信じやすい。労働者階級の人々は、バイデン/ハリス政権が施行した政策によって、他のどのグループよりも大きな打撃を受けている。これらの有権者が大幅な方向転換を望むのは当然だ。

ブライトバート・ニュースは次のように報じている。

世論調査:労働者階級の有権者の間でカマラ・ハリス氏がドナルド・トランプ氏に17%遅れをとる — ジョー・バイデン氏が6月に直面したのと同じ差

NYTとシエナ大学の最新世論調査によると、ドナルド・トランプ前大統領は労働者階級の有権者の間で、6月にジョー・バイデン大統領をリードしたのと同じ差でカマラ・ハリス副大統領を圧倒している。

2024年9月3日から6日にかけて実施され、日曜日に発表されたこの世論調査によると、大学教育を受けていない有権者の間では、トランプ氏がハリス氏を17ポイント(56パーセント対39パーセント)リードしている。

バイデン氏の政治的終焉を象徴する運命的な6月27日の討論会の数日前に行われた世論調査では、労働者階級の有権者の間でトランプ氏がバイデン氏を54パーセント対37パーセントでリードしていた。

アメリカンエンタープライズ研究所の上級研究員であり、ニューズレター「リベラル・パトリオット」の政治担当編集者兼共同創設者でもある著名な民主党政治学者ルイ・テクシエラ氏は、木曜日のリベラル・パトリオット紙でこの傾向を指摘した。

彼は、2020年と比較すると、労働者階級の有権者の主要サブデモグラフィックでハリスのパフォーマンスがバイデンよりも大幅に悪く、民主党にとって大きな問題となるだろうと指摘した…

ハリスの新婚生活は間違いなく終わった。

カックルズはカマラ、ルタバガはバイデンの意。

火曜日の夜の討論会で、カマラ・ハリスが労働者階級の家庭出身だと繰り返し主張したことを覚えているかもしれない。その理由はこうだ。偶然などありえない。しかし、それはうまくいかない。労働者階級の人々は、彼女とバイデンが国と彼らに何をしてきたかを知っている。

https://www.thegatewaypundit.com/2024/09/new-poll-finds-donald-trump-leading-kamala-harris/

https://justthenews.com/politics-policy/elections/mark-penn-calls-abc-news-launch-internal-probe-moderators-fact-checking

https://1a-1791.com/video/s8/2/z/T/N/F/zTNFt.caa.mp4?b=1&u=ummtf

https://x.com/i/status/1833981984512864679

9/12Rasmussen Reports<Election 2024: Trump 49%, Harris 47%=2024年選挙: トランプ49%、ハリス47%>

WHをめぐる争いは引き続き接戦で、ドナルド・トランプ前大統領がカマラ・ハリス副大統領に2ポイントの差をつけている。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話およびオンライン調査によると、米国の有権者の49%がトランプ氏に投票し、47%がハリス氏に投票するとのことです。他の候補者に投票すると答えたのはわずか1%で、2%は未定です。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/election_2024_trump_49_harris_47?utm_campaign=RR09122024DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

https://x.com/i/status/1834019780413583437

9/13阿波羅新聞網<最新:乌克兰有望以英法远程武器攻俄 普京急了=最新:ウクライナはロシア攻撃に英国とフランスの長距離兵器を使用すると予想され、プーチンは焦っている>タイムズ紙は12日、2人の匿名情報筋が、バイデン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領がロシア国内の標的を攻撃するため、英国の「ストームシャドウ」ミサイルとフランスのミサイル「SCALP-EG」の使用を承認する可能性があることを明らかにしたと報じた。但し、米国のATACMS(陸軍戦術ミサイルシステム)ミサイルは依然として許可されていない。

バイデン政権は決断が中途半端。

https://www.aboluowang.com/2024/0913/2102402.html

9/12阿波羅新聞網<和蔡英文不一样 美丽岛民调:赖清德四面肃贪 执政百日八面威风=蔡英文とは違う フォルモサ世論調査:頼清徳はあらゆる方面で汚職を撲滅し、執政100日間であらゆる方面で威光が及ぶ>頼清徳は就任3カ月となり、8/27には就任100日目を迎えた。 「フォルモサNews」による最新の全国世論調査によると、頼清徳の信頼度と満足度はそれぞれ58.9%と54.4%で、3か月連続で上昇している。行政総統の卓栄泰の満足度とともに、民進党の好感度が軒並み向上した。これは、「4年時間をかけ、8年の汚職を掃除する」と掲げた頼清徳の汚職との鉄血の闘いが、大多数の国民の認識と支持を獲得したという事実を明らかに示している。政権スタート時点で成功は確定した。

蔡英文政権の8年間、彼女は個人的に国際政治と両岸政治に熱中し、そのため外交と両岸政策において全面的なリーダーシップを発揮し、あらゆる主要な側面に目を光らせた。その反面、内政問題となると関心を欠き、台湾当局の人事など一部の問題については熱意がなく、すべて下に委ねられた。2つの指針は総統個人の世論調査を傷つけないことと、すべての当事者の利益が一致し、彼女が安心して両岸外交に取り組むことができる限り、問題はない。

したがって、ある見方をすれば、蔡英文政権の時代にこれだけアングラマネーが存在する主な理由は、利益の分配を通じて各派閥が平等に影響を受け、毒饅頭を食らえば当然造反できない。蔡英文政権の安定を維持するのに役立った;時折銃撃が行われることはあるが、すべての当事者が望むものを確実に手に入れることができる限り、時折の「爆竹」は暗黙のうちに受け入れられ、必要悪になっているようである。

習と同様反腐敗を政権維持の手段として使っているが、中共と違うのは選挙があって、まずければ下野させられる。

https://www.aboluowang.com/2024/0912/2102092.html

昨日の午前に、中国台湾事務弁公室の定例記者会見で、陳斌華報道官は、台北地検に拘束された台湾民衆党の柯文哲主席を公然と支持した。しかし、その支持理由は荒唐無稽でばかばかしいものである。この報道官は法律も台湾も理解していないのではないかと人々に思わせる。彼の発言を聞いて、多くの人が台北地検を支持すべきだと感じるだろう。

柯文哲が「台湾独立に同意しない」という理由で弾圧されたのなら、なぜいつも「反台湾独立」を口にする翁暁玲や侯友宜らが未だに弾圧されないのだろうか。これは論理的に合わない。

まあ、中共或いは中国人に論理を求めても・・・。

何清漣 @HeQinglian 5時間

ある考えがある。もしトランプ大統領が、グローバル極左勢力が重点的に操作する米国に挑戦して成功せず、今年も選挙で不可解な負け方をすれば、西側諸国は将来、より長い「暗黒の時代」に突入すると思う。なぜなら、合法の範囲内では、トランプのような挑戦者はもう存在しないからだ。

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引用

天降偉人包由検 @fading_you1 10h

返信先:@HeQinglian

これは一代で終わりではないかもしれないと感じる。しかし、トランプがスタートを切って、結局は良いことになる。

何清漣が再投稿

「北米保守評論」NACR  @NAConservative9  13h

🔥 《移民の大学生は米国人よりも米国を愛している! 》

🔹 「私はルーマニアからの移民である。もし誰かが10年前に私に、いつか私が米国に住んで、米国国民が共産主義を支持するようになると言ったら、私は面と向かって笑っただろう。しかし今や、その趨勢は激烈化している。私のアドバイスは“はい、歴史から学ばなければ、何もあなたを救うことはできない”」と。

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何清漣 @HeQinglian 19m

NYTはトランプとハリスの討論会の評価し、ハリスは全面的に受け入れ、彼女は自分がWH入りするまであと半歩だと感じ、非常に意気軒昂である。

何清漣 @HeQinglian 37m

トランプはハリスとの再度のテレビ討論会開催を拒否 https://rfi.my/AxA4.X

トランプ前米大統領は12日、ハリスとのテレビ討論会を今後行わないと発表した。トランプはまた、テレビ局ABCニュースが討論を操作し、司会者が彼に繰り返し事実検証を行ったとして、同局の即時閉鎖を要求した。今回の決定を受けてハリスは「われわれには再度討論会を開催し、有権者に答えを与える責任があると私は信じている」と述べた。

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rfi.frより

何清漣が再投稿

西行小宝 2.0 @usa912152217  4 時間

9/12/24 🔥🔥🔥 ショーが始まる! ABCの内部告発者は宣誓供述書を発表し、ハリス陣営に「討論会で聞かれるものと実質的に同じ」質問の「サンプル」が与えられ、トランプには「事実検証」を受け入れさせ、ハリスにはそのような扱いは受けさせないと保証したと主張している。

クリントン氏の元上級顧問マーク・ペン

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引用

私はミーム、故に我あり🇺🇸 @ImMeme0  5h

速報:クリントンの元上級顧問マーク・ペンは、ABCがトランプに対する討論会を不正に操作したとして内部調査を要求した。

鷲尾氏の記事は反トランプが多い日本のメデイア人の中では真面。自分で現場で取材した感じだけを文章にしているからでしょう。最初から党派やイデオロギー、好き嫌いで記事を書くのはジャーナリスト失格と小生は考える。

でもABC討論会で与えられる質問が先にハリス側に渡され、トランプ側だけ事実検証するという約束がされたとしたら、討論会の意味をなさないし、評論も意味をなさなくなる。入試の場面で問題が伝えられていたら、その受験者は失格になる。カマラは大統領候補として失格にしないとおかしい。

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この記事の3つのポイント

  1. 9月10日夜、米大統領選の討論会でハリス氏が「勝利」
  2. ハリス氏は「聴衆が途中退席」と挑発。トランプ氏の失言引き出す
  3. 第1回討論会の「教訓」から、司会者が討論に介入か

米ニューヨークの中心5番街にそびえるトランプタワーから、南に車で10分ほどにあるバー。9月10日午後9時ごろ、共和党のドナルド・トランプ前大統領と民主党のカマラ・ハリス副大統領のテレビ討論会の視聴会場を訪れた。政党が主催する集会ではなく、レストランやバーが集客を狙って開くイベントの一つだ。数多くのモニターが設置された会場には100人超が集まり、立ち見が出る盛り上がりだった。

米国では4年に1度の大統領選が、アルコール片手に楽しむエンターテインメントであることが分かる。一人で訪れる人もいれば、複数の若い男女のグループ、カップルも見られた。ただ、民主党が強いニューヨークだけに、トレードマークの赤い帽子やシャツを着たトランプ支持者は数人しか見かけなかった。

開幕、ハリスがトランプに歩み寄る

討論会は、ハリス氏がトランプ氏に歩み寄り、握手から始まった。2020年の選挙では新型コロナウイルスの影響で握手はなし。今年6月27日のバイデン大統領はトランプ氏と握手をしなかったため、16年以来8年ぶりの討論会での握手となった。

笑顔を見せつつも、ハリス氏の表情はこわばっていた。それも当然で、3回目の選挙戦となるトランプ氏にとって討論会は7回目だが、ハリス氏は初めてだ。各種世論調査をまとめる米政治サイト「リアルクリアポリティクス」によると、討論会前の全国平均支持率はハリス氏が48.4%、トランプ氏の47.3%と僅差で上回っていた。

しかし、8日掲載の米紙ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の世論調査では、トランプ氏が48%、ハリス氏が47%だった(9月3~6日に1695人を対象に実施)。バイデン大統領が再選出馬を撤回した直後の7月下旬とほとんど変化しておらず、同紙は「トランプ氏の支持が驚くほど回復している」と指摘した。勢いの陰りに加え、知名度でトランプ氏に圧倒的に劣るハリス氏にプレッシャーがかかった。

序盤は一進一退

序盤は、米国を襲ったインフレの責任の押し付け合いで始まった。トランプ氏は「バイデン政権が最悪のインフレを招いた」と攻撃し、ハリス氏は「トランプ氏が残した最悪の失業率など後始末に追われた」と反論した。トランプ氏の任期後半の20年、新型コロナウイルスが世界を襲い、サプライチェーン(供給網)は寸断された。バイデン政権下で感染が落ち着き、需要が急回復するとウクライナ戦争も重なって物価は急上昇した。インフレのきっかけはトランプ政権下にあり、実際の悪化はバイデン政権下で起きたと言える。(関連記事:「もしトラ」経済を占う関税・移民・FRB議長人事 日米エコノミスト対談)

流れを変えた女性司会者

互いの経済政策を批判し合う単調なやりとりに変化を与えたのは、司会者2人のうち、女性のリンジー・デイビス氏だった。開始から十数分、人工妊娠中絶問題に話題を移した。トランプ氏は8月末、妊娠6週間までしか中絶ができないフロリダ州法について、「6週間では短い」と述べたが、支持層である中絶反対派の反発で撤回していた。

この変節について追及されたトランプ氏は発言内容が荒れ始める。「民主党は過激だ。出生後の赤子の処刑(を許そうとしており)、もはや中絶ではない」と主張した。すると、デイビス氏はハリス氏に反論を促す前に、自ら「生まれた赤ちゃんを殺すことが合法である州は、この国にはない」と指摘した。視聴会場では、男性を含めて大きな歓声が上がった。

中絶問題は、若い世代から40歳代まで米国民の強い関心を集めている。ある世論調査では、高校3年生の約4分の3が進学先の大学を決める際、立地する州が中絶を禁止しているかを考慮に入れると回答した。望まない妊娠をした女性が数時間かけて、中絶が可能な州へ移動するケースがきている。

大統領選を巡る世論調査では、中絶は経済などを下回る論点に位置しているが、激戦州の無党派層は中絶への関心が高いという調査もある。だからこそ、トランプ氏は中絶に寛容な姿勢を見せようとしたが、保守層の怒りを買って、引っ込めた。この間隙に、司会者が切り込んだ。

ハリス氏も続いた。中絶問題は民主党に有利なテーマであり、「政府、そしてドナルド・トランプは女性の体をどうすべきかを指示するべきではない」と語ると、再び会場は沸いた。さらにデイビス氏は、トランプ氏が大統領に就任した場合、中絶を禁止する法律に対して拒否権を発動するかどうかをイエスかノーで問い、追い詰めた。

「移民が犬や猫を食べている」

好機と見たハリス氏は、トランプ氏を挑発する。司会者から「バイデン政権が不法移民問題に手を打つのがなぜ遅れたのか」を問われ、トランプ氏が国境警備を強化する法案の不成立に動いたと指摘。さらに「選挙集会で、彼はハンニバル・レクターのような架空の人物について語り、聴衆が疲れや退屈で早く帰る姿を見ることができる」とやゆしたのだ。トランプ氏は『羊たちの沈黙』などに登場する殺人鬼レクター博士を、素晴らしい男などと演説で紹介することがあった。トランプ氏はカッと目を見開いて反応した。

ハリス氏はトランプ氏の失言を誘おうと序盤から挑発を仕掛けてきた。「トランプ氏は日用品に20%の『売上税』(同氏が計画する輸入関税をやゆ)を計画している」、「(新型コロナウイルスを巡り)習近平・中国国家主席に『ありがとう』と感謝した」などだ。しかしこれらはトランプ氏に響かず、「ハリス氏にMAGA(米国を再び偉大に)の帽子を送ろうかと思っていたほどだ」とユーモアを披露する余裕を見せ、会場の笑いを誘っていた。バイデン政権がトランプ時代の対中関税を継続している点を念頭においていたようだ。

しかし聴衆の途中退席はかんに障ったようだ。以前から選挙集会の動員数の比較にこだわりを持っており、「彼女の集会に人は集まらない」と反撃。唐突に「第3次世界大戦」に話題を移し、さらに「(オハイオ州)スプリングフィールドでは、移民してきた人々が犬を食べている。猫を食べている。住んでいる人々のペットを食べている」と言い出した。討論会の視聴会場は大爆笑に包まれた。

スプリングフィールドは、治安悪化や貧困を避けようとするハイチ人の移住が増えている。会の前日、トランプ氏の副大統領候補であるJ・D・バンス上院議員が「ハイチ移民が猫などのペットを盗んで食べている」とX(旧ツイッター)に陰謀論めいた投稿を行っていた。

バンス氏は、ハリス氏を「子供がいない猫好き女性」と呼ぶなど舌禍が続いている。バンス氏を選んだ頃は、トランプ氏はバイデン氏に勝てると強く自信を持っており、自身と似た志向の人物を後継者として選んだと見られる。しかし今のところ、バンス氏は「ミニトランプ」としてトランプ氏の悪癖を増幅し、足を引っ張っているように見える。ある共和党関係者は「バンスを選んだのは失敗だったかもしれない」とこぼす。

犬猫問題について、もう一人の司会者デビッド・ミューア氏は、「シティマネジャーに問い合わせ、『移民コミュニティでペットが害されたなど具体的で信頼できる報告はない』と言われた」と否定した。トランプ氏は「テレビで見た」「証拠が見つかるでしょう」と食い下がり、ハリス氏は「私が(ブッシュ政権下のスタッフら)200人の共和党員の支持を受けている理由の一つだ」と失言を利用し、優勢の流れをつかんだ。

「就任前でも戦争を止める」

これ以降もハリス氏は流れを手放さなかった。主な話題をダイジェストで紹介する。

移民:司会のミューア氏が「1100万人もの不法移民をどのように追放するのか。当局は戸別訪問を行うのか」と尋ねると、トランプ氏は「ベネズエラの犯罪率が下がっているのは、自国の犯罪者を路上から米国に送り込んだからだ」と主張。ミューア氏は「米連邦捜査局(FBI)は、暴力犯罪は減少していると発表している」と否定した。

連邦議会襲撃事件:21年1月6日の連邦議会議事堂の襲撃事件について、トランプ氏は「(民主党の元下院議長のナンシー・)ペロシ氏に責任がある」と釈明したが、司会のミューア氏は「大統領だったあなたへの質問だ。ペロシ氏に対してではない」と鋭く指摘。さらに「(議会襲撃の)あの日にしたことについて、後悔はありますか、ありませんか」と、二者択一を迫り、中絶問題と同様の構図でたたみかけた。

20年大統領選の敗北:司会のミューア氏がトランプ氏に「(20年から今まで)3年半、あなたは繰り返し自分が勝利したと主張してきた」と問うと、トランプ氏は「そんなことを言ったか?」と応じた。ミューア氏は「では敗北を認めるのか」と返すと、トランプ氏は「いや、認めていない」。さらに「英語が話せず、どこの国にいるかも分かっていない人に投票させるために(民主党は)不法移民を我が国に呼び込んでいる」と重ねた。ハリス氏は「世界の指導者はトランプ氏を笑っている」と語った。

イスラエル・ガザ情勢:バイデン政権が現状を打開できていないとの質問に対し、ハリス氏は、「イスラエルに自国を防衛する権利はある」とし、「無実の多くのパレスチナ人が犠牲になっており、戦争を早く終わらせる必要がある」と頻繁に視線を手元に落としながら答えた。事前に準備したメモの持ち込みは禁止されているが、途中でメモを取ることは可能だ。民主党に不利な話題だけに、キーワードを整理して書いていたのかもしれない。トランプ氏は、「私が大統領だった頃は、戦争は起きていなかった」とし、「次期大統領就任が決まれば、就任する前にでも戦争を止める」と語った。

ウクライナ戦争:ハリス氏は22年のロシアによるウクライナ侵略直前にウクライナのゼレンスキー大統領と会ったと語り、米国が支援しているからこそ、ウクライナが独立国として残っているとした。トランプ氏はハリス氏が訪れた数日後にロシアによるウクライナ侵略が始まり、バイデン大統領はロシアのプーチン大統領と接点を持てていないと批判した。

ハリス氏の人種問題:司会のミューア氏が「ハリス氏が突然黒人になったようだ」というトランプ氏の発言の真意を問うと、トランプ氏は「知らない。私にとってはどうでもいい。彼女がどう望むのであれ、私にとってはそれでいい」とはぐらかした。ハリス氏は「人種で米国を分断しようという人物が大統領を目指しているのは悲しい」と話した。

「3対1」の討論会

賭けサイト「ポリマーケット」では討論会の最中からハリス氏の支持が高まっていった

討論会に勝敗をつけるなら、ニューヨークの会場の雰囲気は「ハリス勝利」で充満していた。ハリス氏のトランプ氏への攻撃や、司会者2人の「ファクトチェック(事実確認)」に沸いた。かつて民主党を支持していたが、現在は支持政党がないという男性は、「トランプが言っていることは意味をなしていないし、質問にも答えていない。聞いている分には面白かったが、ばかげていた」と感想を語った。

米CNNの世論調査でも6割超がハリス勝利を認めた。トランプ支持者の起業家イーロン・マスク氏は「(ハリス氏は)大半の人々の予想を上回るできだった」とXに投稿した。賭けサイト「ポリマーケット」の大統領選の結果を予想するコーナーでは、討論会開始前はトランプ氏が52%、ハリス氏が46%と上回っていたが、終了するころには49%対49%の同率まで数字は変化した。

一方のトランプ氏は自身が立ち上げたSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「過去最高のディベートだったと思う。何せ、『3対1』という状況だったので!」と投稿した。確かに、ハリス氏と司会者2人がトランプ氏を責め立てる構図ではあったが、トランプ氏の「過激」な発言が隙を与えたことは間違いない。

バイデン大統領が撤退する原因となった、6月下旬のCNN主催のテレビ討論会では、司会者が中立を意識して、開催中のファクトチェックを行わなかったことが一部から批判された(ウェブサイトには掲載していた)。今回の討論会を主催した米ABCの司会者はこれを教訓とし、両者の討論に積極的に介入した可能性がある。

ハリスの「身の上話」依存

ただ、討論会の「勝利」によって、大統領選の勝利を大きく引き寄せたかといえば、そうは言い切れない。まず、ハリス氏はいくつかの質問に、正面から回答しなかった。「4年前より経済が良くなっているか」という問いに、「自分はミドルクラス(中流階級)出身だ」と前置きして、住宅購入や中小企業へのサポート制度など語った。「バイデンフレーション(バイデン氏とインフレーションを掛け合わせた造語)」に不満を持つ有権者の心に刺さったかは怪しい。

政策の変節についても同様だった。20年の民主党の大統領候補を決める予備選に出馬した際、ハリス氏はシェールオイルを開発するための水圧破砕法(フラッキング)の禁止や、銃など武器の政府買い戻しプログラムなど保守派からは「急進左派」と批判される政策を唱えていた。

司会者から、「なぜこんなにも多くの政策が変化しているのか」と問われ、ハリス氏は「私の価値観は変わっていない」と主張し、「働き者の母親に育てられたミドルクラスの子供として成長した」と再び身の上話を語った。8月に民主党が開いた全国大会の演説でも、インド系の母親との思い出を語っており、何かと身の上話に触れる癖がある。有権者と縁遠いエスタブリッシュメント(支配層)ではないと言いたいのだろうが、議員や副大統領として成し遂げてきた実績を語らなければ、実行力がある人物だとは国民に伝わらない。

副大統領としての3年半

トランプ氏は討論会の締めくくりに、ハリス氏の弱点を鋭く突いて一矢報いた。「ハリス氏はあれをやる、これをやると言い始めたが、なぜ今までやらなかったのか」と指摘した。ハリス氏は「ページをめくり、前へ進もう」「未来へ焦点を当てよう」と語ったが、直近3年半を副大統領として過ごしてきた人間のせりふとしては違和感がある。

討論会直後に実施したCNNの世論調査において、どちらの候補が経済をうまく取り回せるかという項目では、トランプ氏が55%とハリス氏の35%を上回った。討論会前に比べて、トランプ氏は2%支持を増やした。ハリス氏は「トランプ氏の弱みを暴く能力」は証明できたが、「米国を率いる大統領としての実行力」については、保留で終わったというところだろうか。

身ぶり手ぶりを交え、トランプ氏に視線を送って対決姿勢を演出したハリス氏に対し、トランプ氏はカメラ目線を崩さず、「(米保守系の)FOXテレビの番組に電話しているような口調だった」(CNN)。トランプ支持者の男性は、「司会者は一部のテーマでトランプ氏を追及したように感じたが、彼はこうした状況になれているので、気にしていないだろう。ハリス氏は頑張ってはいたが、就任後に何を実施するか伝えるという意味では十分ではなかった」と冷静に語った。支持者からすれば、トランプ氏は平常運転だったということだろう。

無党派層の男性は会場からの去り際、「多くの人は討論会を聞いて投票に行くだろうが、今回の討論の内容によって投票先が変わるのは1~2%程度だろう」と話した。11月5日の決戦まで50日あまり、「確トラ」も「確ハリ」もまだ早すぎるようだ。

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『米大統領選討論会、経済や移民問題巡り論戦 ハリス氏健闘』(9/11日経ビジネス ロイター)について

https://x.com/i/status/1833684858586968098

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https://twitter.com/i/status/1833704023637082470

9/11Rasmussen Reports<9/11: Have Americans Forgotten?=9/11:米国人は忘れてしまったのか?>

ラスムセン・リポートによる最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の48%は、多くの米国人が9/11テロ攻撃の影響を忘れていると考えていることが分かりました 。これは2021年の45%からわずかに増加しています。35%は、イスラム過激派グループアルカイダによる攻撃の恐怖を同胞が忘れているという考えに同意していません。17%はわかりません。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/9_11_have_americans_forgotten?utm_campaign=RR09112024DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

9/12阿波羅新聞網<惨!没人在乎中南海 美欧发联合声明: “一个中国”不见了=惨め!中南海のことなど誰も気にしていない 米国と欧州は共同声明を発表:「一つの中国」は見えなくなった>米国と欧州連合は最近、中国問題に関する対話とインド太平洋協議会議を開催し、本日、台湾の国際機関への有意義な参加を支持し、中国に台湾海峡と台湾周辺地域での自制を求める共同声明を発表した。昨年の声明と比較すると、今日の声明には「一つの中国」政策は盛り込まれていない。

そう、取り上げないことが一番。

https://www.aboluowang.com/2024/0912/2102020.html

9/12阿波羅新聞網<习近平真能华丽转身拥抱民主?那些人得先把他干掉=習近平は本当に華麗に転身して民主主義を受け入れることができるのか?あの人たちはまず彼を始末する必要がある>

袁莉:[00:27:04] もう一つ愚かな質問をさせてください。 2012年、2013年、2014年に北京の多くの人が、習近平の権力集中は民主化の究極の目的であると発言していたことを私ははっきりと覚えている。今でもインターネットで時々見かけるが、あなたはこれがまだ可能だと思うか?

ボイス・オブ・アメリカの特別評論員であり、スタンフォード大学中国経済・制度研究センターの上級研究員でもある呉国光は最近、ポッドキャスト「Don’t Understand」のインタビューで、このように思う人がいると語った。

袁莉:[00:27:29] まだいる。今我々にできることは何もない。先ほど、経済がこれほど悪いのであれば、彼は最終的には多くの市場化の措置を採るかどうか、という質問を見た。絶望的なときは、誰もがこのように考える。

呉国光: [00:27:45] この仮定は本当に習近平をサイコパスとして扱っている。鄧小平は経済的に非常に開放的であり、西側経済全体を受け入れたが、彼の権力がますます集中するにつれて、民主主義的要素に対する彼の寛容さはますます薄れていった。 1978年と1979年には、彼は民主主義の壁を容認することができた。その時、彼は民主主義についてよく話しした。彼の権力がさらに集中するにつれて、これは1989年までに民主化するのにとって良い機会になるのではないか?非常に多くの学生や国民が民主化を求めて街頭に繰り出したが、この時点であなた(鄧小平)は華麗に転身したか?あなたはもともと経済改革と政治改革の道を走っていたが、彼は改革路線に乗り気ではなかった。

たとえ習近平が本当に狂人だったとしても――私は彼がそうであって欲しいと願うが、その場合彼は立派な狂人だ。しかし、この制度は彼がそうであることを許さないと思う。実際、鄧小平が毛沢東を批判した年に毛沢東を擁護したことがわかり、もう一歩も前に進まないことがわかる。習は自分の権力支配と中共の権力支配が、自分が最も頼りにしているものであることを承知しており、決して民主化に向かわない。

独裁政権が既得権益を手放して、民主化に邁進することは考え難い。ソ連崩壊のようなクーデター騒ぎがないと。

https://www.aboluowang.com/2024/0912/2102001.html

9/12阿波羅新聞網<习近平打造“全球安全”?王小洪迈出重要1步—中国持续为外国培训执法官员,输出极权维稳理念=習近平は「世界の安全」を創り出すのか?王小洪は重要な一歩を踏み出した – 中国は外国向けに法執行官の訓練を続け、全体主義的な治安維持の概念を輸出している>中国警察制度の責任者である王小洪は月曜日(9/10)、中国はこの12か月以内に各国から数千人の法執行官を訓練する予定であると述べた。国際メディアは、これは中国にとって中共の独裁的統治スタイルを発展途上国に輸出し、米国主導の現在の世界秩序を再構成するための重要な一歩であると指摘した。

中国国務委員兼公安相の王小洪は、中国東部の港湾都市連雲港市で行われた安全会議で、中国は過去1年間に2700人の外国人警察官を訓練し、来年にはさらに3000人を訓練する計画だと述べた。

先週北京で中国・アフリカフォーラムが閉幕した後、中国は「協力プロジェクトと要員の安全を共同で確保する」ため、アフリカ大陸でさらに1,000人の警察法執行官を訓練すると発表した。王小洪が述べた警察官3000人に、この1000人の警察官が含まれるかどうかは不明だ。

左翼民主党が支配する米国は中共を抑えることはしない。

https://www.aboluowang.com/2024/0912/2101843.html

9/12阿波羅新聞網<中国富人移民有多疯狂?连战火中的俄罗斯和中东国都望尘莫及=中国人富裕移民はどれほど狂っているのか?戦争中のロシアや中東でさえもはるかに及ばない>中国招商銀行とベイン・アンド・カンパニーの調査報告書によると、投資可能資産1億元以上を持つ裕福な中国人2万人のうち、27%が既に移住しており、さらに47%が移住を検討しているという。 超富裕層の移民比率は74%にも達しており、これはロシアや不安定な中東諸国でさえも及ばないのではないかと思うほどの驚異的な世界記録である。

デイストピア中共。

https://www.aboluowang.com/2024/0912/2101947.html

9/11阿波羅新聞網<日本传出大消息=日本発のビッグニュース>日本の海上自衛隊は2024年9月10日、いずも型ヘリコプターフリゲート「かが」(DDH-184)が今年3月に艦首改修を完成させた後、F-35B戦闘機の離着陸試験のため10月に米国西海岸へ向かうと発表した。同型艦の甲板にF-35B戦闘機が搭載されるのは2021年の「いずも」(DDH-183)に続き2隻目で、いずも級フリゲートが持つ「準空母」としての性能がさらに前進した。

海上自衛隊は公式発表で、改修後の「かが」が10/5から11/18まで南カリフォルニアのサンディエゴ沖で短距離飛行試験を含むF-35Bの短距離離陸試験、垂直着陸、艦艇と航空機の協調作戦等を実施すると指摘した。この試験は、「いずも」が2021年に初めてF-35Bを離着陸させたのに続き、同型艦による同様の試験も戦闘機の離着陸に関する運用データを収集することが目的である。

2021 年に「空母化」改修が開始されて以降、いずも型フリゲートはいくつかの甲板とマーキングの更新を完了した。 「かが」は現段階で艦首改修を完了しており、2026年には内部改修を行って「統合精密進入着陸装置」(JPALS)を搭載し、2027年に全天候型艦載機の離陸・着陸が可能となる予定で、徐々に軽空母に進んでいく。

また、今年4月の海上自衛隊の報道発表によれば、「いずも」と「かが」は現在、年次インド太平洋派遣任務(IPD24)を実施中であり、今年末に日本に帰還する予定である。年末。海上自衛隊がこの任務に最大級の軍艦2隻を同時に派遣するのは初めてである。

https://www.aboluowang.com/2024/0911/2101773.html

何清漣 @HeQinglian

9.10トランプ・ハリス討論会の感想:2024年の選挙で、民主党はすでにトランプ・ハリス討論会の前に候補者を換える秘密の謀略があり、それには充分な理由が必要であり、説明が重要である。

トランプは昨日、怒りと不満を抑えることができず、支持者が期待していた結果をもたらすことができなかった;カマラのパフォーマンスは他の場合の99%よりも良かったが、それはすべて集中的な訓練と危機意識のおかげだった。

結論:これは最初の戦場でのラウンドにすぎない。双方の支持者はこれを理由に支持しないことはないだろう。中間層の有権者が、カマラの微笑を好み、トランプの怒りを嫌うほど愚かなら、彼らは民主党の愚かなファンと何ら変わらない。彼らを気にすることはない。鍵は第二の戦場にあり、不正行為を抑止することが王道である。

今年の共和党の全体的なパフォーマンスは2024(?)年よりも優れている。バージニア州、デサンティス、テキサス州知事はいずれも良いパフォーマンスで、3人は熱狂的なトランプ支持者ではないが、大局を明確に理解している。

私の観察が皆さんの気持ちを落ち着かせることができれば幸いです。2016 年以降、米国では選挙憂慮症が非常に一般的になった。私も不安を抱えているが、それを認識しており、それに囚われてはならない。

何清漣 @HeQinglian 1時間

討論の効果に関する研究:

ハーバード大学のヴィンセント・ポンズ教授とバークレー校のキャロライン・ル・ペンネック=カルディウリー助教授はかつて大統領選挙の討論会を分析し、アンケート回答者の86.3%が討論会の視聴前後で候補者の選択に変化がなく、有権者のせいぜい3.5%だけが討論を見た後に選択を変えたことを発見した。

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引用

何清漣 @HeQinglian 14時間

9.10トランプ・ハリス討論会の感想:2024年の選挙で、民主党はすでにトランプ・ハリス討論会の前に候補者を換える秘密の謀略があり、それには充分な理由が必要であり、説明が重要である。

トランプは昨日、怒りと不満を抑えることができず、支持者が期待していた結果をもたらすことができなかった;カマラのパフォーマンスは他の場合の99%よりも良かったが、それはすべて集中的な訓練と危機意識のおかげだった。

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何清漣 @HeQinglian 1時間

「中国と米国の協力」の遺産を一掃する:米国The Bourne Identity

米国とソ連の間のスパイ戦争とは違うのは、ソ連のスパイの身元は隠されており、オッペンハイマーを含む多くの人々は、ソ連のスパイとは認めなかった;中国の「千人計画」関与者と「孫雯達」と中国との関係はオープンである。オバマ時代には、歴代大統領を含め、中国にコネクションやリソースを持つ人物は皆、米国が対中外交で大きく頼りにしていた人物だった。

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ロイターの記事は、やはり民主党に偏っているのでは。ABCはカマラの嘘を追及しない。同じ左翼のCNNですら質問回避したカマラ・ハリスを非難しているのに。

9/11The Gateway Pundit<CNN’s Jake Tapper Blasts Kamala Harris For Dodging Multiple Debate Questions (VIDEO)=CNNのジェイク・タッパー、討論会での複数の質問を避けたカマラ・ハリスを激しく非難(動画)>

https://www.thegatewaypundit.com/2024/09/cnns-jake-tapper-blasts-kamala-harris-dodging-multiple/

記事

この記事の3つのポイント

  1. ハリス副大統領とトランプ前大統領がテレビ討論会に臨んだ
  2. 経済、内政、外交などで論戦。ハリス氏の健闘が目立った
  3. 討論会後、歌手のテイラー・スイフトさんがハリス氏支持を表明

11月の米大統領選に向け、民主党候補ハリス副大統領(59)と共和党候補トランプ前大統領(78)が10日夜、初のテレビ討論会に臨み、経済、内政、外交など幅広い問題を巡り論戦を繰り広げた。ハリス氏の鋭い舌鋒に、トランプ氏は苛立ち守勢に立つ場面もあった。

討論会中、オンライン予測市場「プリディクトイット」では、トランプ氏勝利の可能性が52%から47%に低下。一方ハリス氏勝利の確率は53%から55%に上昇した。

また討論会終了後に米人気歌手のテイラー・スウィフトさんがハリス氏支持を表明。ハリス陣営には大きな追い風となった。

勢いに乗った形のハリス陣営は、10月に再び討論会の開催を求めた。

一方、共和党からは、トランプ氏の苦戦を認める声が上がった。

トランプ氏は、序盤こそ個人攻撃や性差別的な発言を控えていてたが、ハリス氏の主張や追及を受けると時に動揺した様子も見せた。自身の訴訟について、ハリス氏と民主党が証拠なしに画策したと指摘。2020年の大統領選挙は不正との主張を繰り返した。ハリス氏を「マルクス主義者」とも呼んだ。

ペンス前副大統領の首席補佐官を務めたマーク・ショート氏は、「トランプ氏は、経済と国境問題でバイデン・ハリス両氏を非難する機会を逃し、代わりにハリス氏の餌に食いつき、自らを追い込んだ」と氏述べた。

2016年以来の握手

両候補は会場に入るとまず握手し、議論をスタート。討論会で候補者が握手するのは16年以来となる。

(写真=ロイター)

経済で激論

討論のテーマは、トランプ氏が有利とされる経済で始まった。

ハリス氏は輸入品に高関税を課すトランプ氏の考えを批判する一方、家計に税制優遇措置を導入する自身の計画を訴えた。

また、トランプ前政権が「大恐慌以来最悪の失業率を残した」とし、「われわれが行ったのはドナルド・トランプの混乱を一掃することだ」と主張した。

トランプ氏はバイデン政権下でインフレが継続したと批判。「(インフレは)国民、中流階級、あらゆる階級にとって災難だった」と述べた。インフレ率については誇張も見られた。

ウクライナ・ガザ

ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザ紛争については、両候補とも具体的な打開策を示さなかった。

ハリス氏は、トランプ氏がプーチン・ロシア大統領の機嫌を取るためウクライナへの支援を放棄する用意があるとし、トランプ氏を「恥ずべき人物」と呼んだ。トランプ氏はハリス氏がイスラエルを「憎んでいる」と主張したが、ハリス氏はこれを否定した。

国内問題

トランプ氏は、経済問題から自身最大の争点である移民問題に話を移すと、精神病院などから移民が南部国境を越えて流入していると主張したが、証拠は示さなかった。

また、トランプ氏が、ハリス氏について「急に黒人になった」と指摘したことについて司会者から質問されると「彼女が何になりたいと思おうとも私は構わない」と述べた。

ハリス氏は「大統領を目指す人物が、そのキャリアを通じて一貫して人種問題によって米国民を分断しようとしてきたのは悲劇だと思う」と述べた。

中絶問題では、ハリス氏が、人工妊娠中絶の権利を認めたロー対ウェイド判決を22年に最高裁が覆して以降、緊急治療を拒否された女性や、近親相姦の被害者が妊娠中絶ができない状況を改めて説明。トランプ氏が全国的な中絶禁止を支持すると主張したが、トランプ氏は否定した。

ハリス氏は、保守系シンクタンク、ヘリテージ財団がまとめた政策提言書「プロジェクト2025」を取り上げた。プロジェクト2025は、行政権の拡大や環境規制の撤廃など保守派が志向する内容が盛られ、トランプ氏が再選された場合の政策方針を示唆すると指摘されている。トランプ氏は、一部顧問がプロジェクト2025に関与していたが、自身は「関係はない」と反論した。

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『マスコミ・自衛隊・大企業の「操り人形」をズブズブに…ロシア人スパイの恐ろしすぎる秘密工作』(9/10ダイヤモンドオンライン 上田篤盛・稲村 悠)について

9/10The Gateway Pundit<Kamala Campaign Privately Admit They Are ‘Clear Underdogs,’ Trump Support at Highest Since 2020=カマラ陣営は非公式に自分たちが「明らかに劣勢」だと認める、トランプ支持は2020年以来最高>

正しく世論調査(サンプルの民主党:共和党:無党派の構成比)すれば民主党は勝てないのが分かる。

メディアはカマラ・ハリス氏の立候補が米国のリベラル派や左派の中心地に活力を与えたと伝えようとしているが、陣営は彼女の勝利の可能性について懸念していることを非公式に認めている。

月曜日のポリティコ・プレイブックでは、11月にトランプ氏がWHを占拠する最有力候補であることを示す一連の「冷静な」世論調査に選挙陣営が動揺していることが明らかになった。

プレイブックには次のように記されている。

世論調査について尋ねられると、ハリス陣営は、選挙運動委員長のジェン・オマリー・ディロン氏が選挙戦がどの程度接戦になるかについて予想を立てようとした9月1日の選挙戦状況メモを挙げた。

彼女は「我々は明らかに劣勢としてこの選挙戦の最終段階に突入する」と書き、トランプ氏の優位性を強調し、「トランプ氏は2020年以降のどの時点よりも多くの支持と高い好感度を誇る、意欲的な支持基盤を持っている」と付け加えた。

彼女はまた、ハリス支持者(彼らの候補者に対する熱狂は彼女の実際の優位性を上回っているかもしれない)に対し、選挙戦の差は「極めて僅差」になることを思い出させた。結局のところ、それがこの世論調査から得られる最大の教訓なのだろう。

一方、トランプ陣営の広報担当者ジェイソン・ミラー氏は、世論調査はカマラ氏の蜜月が正式に終わったことを思い出させるものだと発言した。

彼は次のように説明した。

蜜月関係は正式に終わり、カマラ・ハリスは我が国の経済と国境の破壊の責任を負っている極左の人物として暴露された。

また、カマラ・ハリスの元チームが彼女を隠したり、彼女の価値観は変わっていないと言ってCNNにあのひどい答えをするよう勧めたりすることはなかっただろうということも注目に値する。

これはすべて、元のハリスチームに重きを置いた[バラク]オバマ顧問から出たものだ。オバマ顧問は実際にはカマラ・ハリスを信じておらず、彼らの選挙活動の意思決定がそれを示している。

しかし、選挙まであと2カ月を切り、選挙不正が広がるリスクも高い中、トランプ陣営が油断する理由は全くない。

ゲートウェイ・パンディットが詳しく報じているように、民主党はすでにさまざまな方法で不正行為を強化しており、トランプ氏は来年WHに戻ればこれを訴追すると約束している。

https://www.thegatewaypundit.com/2024/09/kamala-campaign-privately-admit-they-are-clear-underdogs/

https://1a-1791.com/video/s8/2/B/d/S/D/BdSDt.caa.mp4?b=1&u=ummtf

https://x.com/i/status/1833539331505770508

「すみません、あなたは彼(サンフランシスコ市長ウィリー・ブラウン)の娘ですか?」とある女性がカマラ・ハリスに尋ねた。

ハリスは驚いた様子でこう言った。「いいえ、違います。」

9/10Rasmussen Reports<Debate Night: Who Will Win?=討論会の夜:誰が勝つのだろうか?>

有権者のほぼ3分の2が今夜の大統領選討論会を視聴する可能性が非常に高いと答えており、その期待は主に党派的傾向によって形作られている。

ラスムセン・リポートの最新の全国電話・オンライン調査によると、米国の有権者の83%がカマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領の討論会を視聴する可能性が高く、そのうち64%が「非常に視聴する可能性が高い」と回答している。討論会を視聴する可能性は低いと回答したのはわずか14%だった。

https://www.rasmussenreports.com/public_content/politics/biden_administration/debate_night_who_will_win?utm_campaign=RR09102024DN&utm_source=criticalimpact&utm_medium=email

9/10阿波羅新聞網<中国近期“大危机”将至 国安官员:很不得了 习无解=中国の「大きな危機」は近い将来やってくる 国家安全官員:大変だ 習は分かっていない>中共の最近の台湾に対する操作に対抗して、台湾国家安全保障の当局者は、中国経済は近い将来大きな危機に見舞われるだろうと観測している。 「中国に行ったことがある人なら、現地の財政が良くないことを知っているはずだ。よく考えてみれば、これは“非常に深刻”であり、庶民の生活に多大な影響を及ぼしている。中産階級はどうしている?通常の交通費、生活費、医療費などすべてに問題が生じている」と強調した。

先送りすればするほど、傷は深くなる。

https://www.aboluowang.com/2024/0910/2101336.html

9/10阿波羅新聞網<中国经济 更加危险的信号发出!=中国経済がさらに危険信号を発する!>昨年からずっと中国を悩ませているデフレは現在、世界第二位の経済大国の見通しをさらに悪化させるデフレスパイラルの兆候を示している。 9/10のブルームバーグ記事の分析は、中国の物価見通しの悪化のスピードが市場を驚かせており、「スパイラルデフレは危険な新たな段階に入りつつある」と指摘した。デフレの長期化は中国経済にとって大きな後退となる可能性がある。

月曜日に発表されたデータは、所得が減少する中、食料品費を除く経済の大部分で消費者物価がほとんど上昇していないことを裏付けた。

ブルームバーグ・エコノミクスやBNPパリバなどの銀行のアナリストらは、中国の「GDPデフレーター」は現在の5四半期連続の下落が2025年まで続く可能性が高く、これは1993年のデータ記録開始以降、中国のデフレ記録としては最長となると述べた。 「GDP デフレーター」は、経済価格バランスのより広範な尺度である。

もっともっと続く。

https://www.aboluowang.com/2024/0910/2101319.html

9/10阿波羅新聞網<小心北京把话塞到你嘴里! 中共罔顾外交原则 窜改与挪威、西班牙领袖谈话=北京があなたの話を盛るのに気をつけろ! 中共は外交原則を無視し、ノルウェーとスペインの指導者との会話を改ざんした>ノルウェーのストール首相(左)が9日中国を訪問し、中共の習近平国家主席(右)と会談した。思ってもいなかったが、「新華社通信」は会談の内容を修正し、ストールが話していない内容まで載せた。

ノルウェーのジョナス・ギャル・ストール首相とスペインのペドロ・サンチェス首相は9日に中国を訪問し、中共の習近平国家主席と会談した。しかし、一部のネットユーザーは、中国の国営メディア「新華社通信」が発表した会談の内容が、ノルウェーやスペインが発表した内容と「大きく異なる」と指摘し、中共当局が「良いイメージ」を保つために、「あらゆる手段を講じた」可能性があると考えている。

大紀元の今日(10日)の報道によると、ストールは9日午後、初めて習近平と会談した。ノルウェー政府が発表した公式声明によると、ストールと習近平との会談の議題は主に人権問題、ウクライナ戦争、ガザ戦争に焦点が当てられ、多くの時間はウクライナ戦争に充てられた。声明はまた、これが「オープンで誠実な対話」であったと強調した。

報道によると、ノルウェーは第二次世界大戦後、米国や英国と緊密な同盟関係を維持しており、1949年にNATOが設立されたときは初めからの加盟国でもあった。地政学的関係により、ノルウェーはロシア・ウクライナ戦争の進展を非常に懸念しており、中国が密かにロシアを支援していることも十分関心を払っている。報道によれば、ストールの訪中の主な目的は、中国の秘密裏のロシア支援をやめさせ、ロシアとウクライナができるだけ早く停戦交渉を開始できるように促すことだと考えている。しかし、ノルウェー政府は、中国に態度を変えさせるのが非常に難しい課題であることも承知している。

ノルウェー政府は会談後の声明で、ストールは習近平との会話中、「テーブル上の語調が違う」と感じ、習近平は「時々非常に台本通りになる」と感じていたと述べた。報道は、これは習近平が会談中に原稿を読み上げ、協議を行う意図が全くなかった可能性があると考えている。声明はまた、習近平がウイグル族、チベット系少数民族、香港の人権状況に対するノルウェーの懸念に対し、「これは中国の内政問題だ」と述べたことも明らかにした。

ノルウェー政府の態度があまりにも率直で、中国国民に関連内容をそのまま伝えることができなかったので、「新華社通信」は「中国とノルウェーの友好協力」を宣伝するため、両国は「相違点を留保しながら共通点を模索している」ことも認めざるを得ず、会談内容を大規模に修正することしかできなかった。 「新華社通信」はストールに代わって、中国には「学ぶ価値のある多くのものがあり、成功体験は参考になる」と述べ、中国が「多くの地球規模の課題を解決し、国際的な平和と安全保障の問題で重要な役割を果たしている」と称賛した。

ノルウェーが最も重視するロシア・ウクライナ戦争の問題について、「新華社通信」は中国が「ウクライナ危機」の平和的解決を支持し奨励していると主張したが、同日、ウクライナ東部の戦場でのロシア軍の新たな躍進を称賛する報道を執筆したことも判明した。

一方、サンチェスは、ストールの後、習近平と会談したのかもしれない。スペインが発表した声明は、中国とスペインが公共利益の分野での関係促進を継続することで合意したと指摘したが、「立場が完全に一致していない」問題については両国が引き続き対話を維持し、意見の相違を解決することを期待していると強調した。当事者双にとって有益な解決策は、両国間の現在の貿易不均衡を早期に是正することだろう。

しかし、「新華社通信」はサンチェスと習近平の会談に対し、両国は「戦略的決意」と長期安定した関係を構築し、両国関係を高いレベルにまで推進する用意があると述べた。しかし、中国とスペイン間の貿易不均衡については言及せず、電気自動車関税を巡るEUと中国の対立についてもあえて言及しなかった。「新華社通信」もサンチェスに代わって発言し、中国は「平和と発展を維持する上で重要な力」であり、「重要な国際的・地域的問題」の解決に建設的な役割を果たしていると述べた。

報道は新華社の行動を批判し、ノルウェーとスペインの首相が同日中国を訪問した際、新華社はこの党内役人を騙すことさえできない「ピエロの手法」が可能であると信じて、二人が全く同じことを言うように「捏造」したと指摘した。さらに、このような会談内容の改ざんは外交の基本原則にも違反し、中国の真の醜さを対外的に示した。

中国人は騙すのが常態。外国が何と思うと気にしない。国際ルールも道徳も中国人が決めると思っている。傲慢な民族を手助けするのが良くない。

https://www.aboluowang.com/2024/0910/2101279.html

https://x.com/i/status/1833342831395803369

何清漣 @HeQinglian 9時間

このビデオは非常に興味深いもので、米国左派のバイデン政権はより反共的だという神話を即座に打ち破るものだ。「我々の共通の敵は気候だ」という言葉に注目してほしい。

しかし、このシンクタンクはなぜ中国と対立したいのかについてあまり自信がない、多くの出版論文で非常に明確になっているのに。

引用

イーストリバーストーム @EastRiverStorm1 20h

ショック! これが言論の自由と呼ばれるものなのか? 😡😡😡

米国シンクタンクの発表会で、記者が「なぜ中国と対決しなければならないのか?」と質問すると、すぐにスタッフがマイクを取り上げた!

何清漣が再投稿

L JM @zhixiangziyou 6h

ジャネット・イエレン財務長官は下院の質問を受け、IRSによる新たな調査で所得40万ドル未満の世帯が90%を占めることを否定できなかった。超党派の政府監査院は、2010年から2021年までの調査でIRSが勧告した追加税金のほとんどが、収入20万ドル未満の納税者からのものであることを発見した。

引用

JD ヴァンス、@JDVance、9 月 10 日

返信先:@JDVance

1) カマラ・ハリスは、中流階級の世帯のために減税したいと主張しているが、彼女の計画には次のようなものがある:

勤労者世帯のための IRS 監査:たとえ何も悪いことをしていないとしても、監査を受けることは恐ろしい経験である。ハリスは87,000人のIRS職員採用に決着をつける1票を投じた。

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https://x.com/i/status/1833338904050864269

何清漣 @HeQinglian 3時間

バイデン・ハリス政権は不法移民を受け入れた際、国境で飲食を伴う訓練クラスを設けるのを忘れた。その訓練内容は「米国人に歓迎される不法移民になるにはどうすればよいか」だった。

  1. ハイチ、ソマリア、その他のアフリカ諸国からの不法移民に対して、米国は狩猟経済ではなく、動物は保護されなければならないことを伝えることが重要である。
  2. 英国のイスラム教徒の不法移民は強姦が違法であることを知らないので、米国は女性を強姦できないと彼らに伝えてほしい。

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引用

Soaring Eagle🦅 @soaringeagle555  20h

ネブラスカ州で不法移民が白頭ワシを撃ち、食べる準備をしていた、マイク・フラッド下院議員が保安官に訓話!

何清漣 @HeQinglian  3時間

WSJは、このメディアのお気に入りハリスを支援するために全力を尽くし、「トランプとハリスの重要な政策的立場の概要」を専門に掲載した。

しかし、ハハ(=カマラハリス)がカンニングペーパーやテレプロンプター、ヘッドフォンの助けを借りずに、選挙キャンペーンチームが書いた政策要点をすべて暗記し、的を絞った方法で議論できるかどうかは疑問だ。

cn.wsj.com より

https://x.com/i/status/1833681746476605542

何清漣 @HeQinglian 5時間

ハハ(=カマラハリス)のこの表情、バービー人形みたいでちょっと可愛いですね。民主党ファンの皆さん、この表情を見て彼女に投票してください。 😂

引用

Disclose.tv @disclosetv 6h

今 – トランプ大統領、大量移民について「入国した彼らは犬を食べ、猫を食べ、そこに住む人々のペットを食べている!そしてこれが私たちの国で起きていることだ」 。

9/10The Gateway Pundit<“They’re Eating The Dogs! – ” – Trump Calls Out Kamala Harris for Her Open Border Policies and the Migrants Who Are Eating the Ducks and Pets (VIDEO)… Update: Here’s the Proof!=「奴らは犬を食べている! – 」 – トランプ大統領がカマラ・ハリスの国境開放政策とアヒルやペットを食べている移民を非難(動画)… 更新:これが証拠です!>証拠はある。ABCは嘘をついている。

https://www.thegatewaypundit.com/2024/09/theyre-eating-dogs-trump-calls-kamala-harris-her/

上田・稲村氏の記事では、一流のスパイは相手を篭絡するのに、心の深部まで入り込み、何とか助けてやろうと思わせる所まで行かせる。承認欲求か金か、ハニトラかいろいろありますが、外国人を100%信じるのは間違い。相手はスパイの可能性があるので。中共のスパイもうようよいるのでは。

やはり、スパイ防止法を作って厳しい処分ができるようにしないとダメ。国会議員の怠慢。強行採決してでも通さないと、日本の国益が毀損していく。

記事

写真はイメージです Photo:PIXTA

ロシアによる日本での諜報活動範囲は多岐にわたり、あらゆる場所で対象者へのアプローチが行われているという。どのようにして相手と絶対的な信頼関係を築き、確実に取り込んでいくのか。その卓越した手法に迫った。本稿は、上田篤盛・稲村 悠『カウンターインテリジェンス 防諜論』(育鵬社)の一部を抜粋・編集したものです。

レーニン時代から受け継がれる「ブラックプロパガンダ」の手法

今日のロシアが、ロシア・ウクライナ戦争においてメディアやSNSを介して偽情報などを流し、国際世論に対して影響力工作を仕掛けていることは、いまさら言うまでもない。

実は、影響力工作のもとはソ連の「アクティブ・メジャーズ(積極工作)」であるとされる。これは、他国の政策に影響を与えることを目的に、伝統的な外交活動と表裏一体で行われる偽情報の流布や、暴力を伴う謀略活動である。

古くは、GRU(ロシア連邦軍参謀本部情報総局)に所属したゾルゲが、朝日新聞記者の尾崎秀実をエージェントとして活用し、旧陸海軍の作戦戦略を北進から南進に転換させた。

冷戦期ではKGBによる「周恩来の遺書」という事件が確認されている。当時、産経新聞編集局次長の山根卓二は、サンケイ新聞(1976年1月23日付)で「周恩来元首相(1976年1月8日死亡)が遺書を残し、その中で毛沢東が死ぬ直前に中国の指導部内で深刻な対立があったことを示唆した」という署名記事を書いた。

この記事の情報源は秘匿されたが、のちにこれは日中国交回復の妨害や周恩来死亡後の中国指導部の信頼性失墜を狙ってKGBが作成した偽文書であったことが明らかになった。

KGBは、レーニンが死の直前に書いた手紙によってスターリンへの権力継承が遅れたことをヒントに、このような偽文書を思いついたとされる。

遺書が日本の保守系大手新聞で報じられたのをソ連のタス通信が伝える形をとったことで、記述の真実性が担保され拡散効果が高まった。

つまり、ソ連がプロパガンダの主体であるにもかかわらず、それを秘匿した捏造記事により、政治指導者や国民をソ連に都合のいいように誘導した。

これは発信者を秘匿して偽情報を流す「ブラックプロパガンダ」の典型であったといえよう。

ターゲットにされた自衛官たち 多岐にわたるロシアの諜報活動

最近では、2013年5月に、退官した元東部方面総監の陸上自衛官が、ロシアの駐在武官でGRU所属とみられるセルゲイ・コワリョフに対して、陸上自衛隊の運用教範である「普通科運用」などを渡していたとして警視庁に逮捕された。

手渡した教範には機密情報は含まれていないとされるが、同武官は、自衛隊高官OBが現職自衛官に対して有する影響力を活用して、陸上自衛隊に何らかの影響力工作を試みようとしたとの見方もある。

また、筆者が捜査の現役を退いてからのことであるが、テレビ番組制作会社の代表が、ロシア機関員と思われる人物にアプローチを受けていたケースを確認した。

当然、民間人である筆者は、その活動の内容までは把握できなかったが、ロシア機関員がメディア関係者を通じて影響力工作を試みている状況は推察できた。

その他、スポーツ界やエネルギー関連の会合など多岐にわたって、過去にロシア機関員からアプローチがあったという言質を関係者から得ており、ロシア諜報活動の活動範囲の広さを改めて認識した。

このように日本においては、ロシア機関員によって、多岐にわたって工作活動が展開されているのが実態だ。

巧妙に承認欲求の罠につけ込む ロシア機関員の秀逸なリクルート術

ロシア機関員は、前述のようなエージェント候補として特定の日本人に狙いを定めたアプローチもあれば、ターゲット企業先でランダムに社員に道を聞くようなリクルート活動も定常的に行っている。

いずれにしても、ロシア機関員のエージェントとして取り込む技術は秀逸である。次にその手口を紹介することにしよう。

元内閣情報官の北村滋氏の『外事警察秘録』によれば、2005年に立件されたサベリエフ事件を基にリクルートの手口を以下のように示している。

SVRスパイは、エージェントの獲得初期には、エージェント候補に対し入手が容易な公開情報を求め、対象者に安心感を抱かせる。次に非公開情報を要求し、少額の金品を与える。
このように“私(日本人)は、相手(ロシア機関員)にとって不可欠な存在だ”という「承認欲求の罠」に陥れ、機関員との接触を重ねるごとに機密資料と引き換えに高額の報酬を受け取るようになる。そして、日本人は、カネと承認欲求の充足を通じてSVR機関員に経済的・精神的に依存するようになる。(編集部注/SVRは、ロシア対外情報庁。旧KGB第一総局の後継機関)

筆者も、日本人がロシア機関員と接触を重ね、徐々に親密さを増しながら談笑し、時間をかけて取り込まれていく様を目の当たりにしたことがある。

この際、違法行為が明白ではない、または違法行為そのものが存在しないことがほとんどだ。日本人とロシア機関員が関係を構築しただけでは違法行為は発生しないのである。

その手法は、対象となる日本人の得意領域であり、かつロシア機関員が狙う情報関心領域に関し、「教師と教え子の関係」のように、ロシア機関員が「教え子」となり、日本人を「教師」のように持ち上げ、「勉強させてほしい、学びたい」という謙虚な姿勢を見せることで、対象の日本人を安心させつつ承認欲求を満たすという手口である。

偶然を装って近付く機関員たち ターゲットとの信頼関係構築を重視

対象者の選定も時間をかけて慎重に行われる。ソフトバンク事件(編集部注/ソフトバンクの5G基地局設置に関する情報が在日ロシア通商代表部のカリニン元代表代理に渡っていた)では、「元ソフトバンク社員(以下、社員)は最初にカリニンではない別の通商代表部職員(以下、職員)から帰宅途中に街で声をかけられ、連絡先を交換。

その後、職員は2017年に帰国するが、この際、社員をカリニンに紹介した。以後、社員はカリニンから繰り返し飲食店で接待されるようになった」と報じられている。

おそらく、職員が社員に道端で声をかけたのは、偶然ではないだろう。カリニンの所属するラインX内で、5G基地局関連情報の収集に適した関連企業を精査し、その中の1つとしてソフトバンク社をターゲットに選定。

当該情報にアクセスできる社員を複数人選定した上で、名刺交換などのアプローチを複数回にわたって行ったと推察される。

当該社員には、ロシア人を警戒しない(アプローチしやすい)などの要素が見られたという。

そこで、ラインXは当該社員に狙いを定め、本格的なアプローチを開始し、経済的に支援し、さらには彼の承認欲求を満たすことで、違法行為を行わせるまでの強い依存関係を構築したと言えよう。

社員は被告人質問の中で、カリニンと気が合い、彼の役に立ちたかったと供述している。

ロシアスパイと過ごす時間は家族といるときよりも心地よい

ロシアの機関員は、対象者の心を掴む方法について、どのような手法を使うのであろうか。一般的に、スパイがエージェントを獲得するためには、金や性癖、名誉や信用、思想信条などにアプローチすると言われている。これらはたしかに重要な要素である。

しかし、実際には、獲得工作に着手する以前の段階として、深い信頼関係を構築する。その典型的な例が、2000年9月に起きたボガチョンコフ事件だ。

この事件では、GRU機関員とみられる在日ロシア大使館付海軍武官ボガチョンコフ大佐が、日ロ防衛交流をきっかけとして知り合った海上自衛官から自衛隊内の秘密文書を入手していた。

『カウンターインテリジェンス 防諜論』育鵬社 上田 篤盛 (著), 稲村 悠 (著)

この自衛官の息子は白血病であり、医療費等で経済的に困窮していた。ボガチョンコフは、息子のことで気を病む自衛隊員に寄り添い続けることで信頼関係を構築。

完全に心を掌握した段階で情報要求を行った。この際、見舞金を渡し、金を受け取ることに慣れさせ、既成事実を作り上げている点も無視できない。そして最後には唆して、エージェントを逃がさないのだ。

自衛官の供述によれば、「ボガチョンコフといる時間は、家族と過ごすより心が安らいだ」とまで言わしめている。

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