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『トランプ氏が出馬へ「分断が深化するも台湾有事の蓋然性下がる」』(11/17日経ビジネス 森 永輔)について
11/17The Gateway Pundit<MUST SEE… Flashback Video: Michael Moore’s 2016 Dead Accurate Prediction about Donald J. Trump>
マイケル・ムーアのトランプの見方は正しい。トランプは反エリート(自分たちのことしか考えない)だから。
At a time when self-described “conservative-Republicans” were placing all their faith in the #NeverTrump hashtag to preserve the establishment’s grip on America, even Michael Moore could see the writing on the wall, understanding why middle America felt such an affection for this far from “perfect candidate.”
Trump was a “human-molotov cocktail,” according to Moore. Someone that the average working man and woman have been waiting to hurl into Washington, D.C. and blow up the system that has abused them for so long.
Describing Trump’s supporters, Moore states, “On November 8th, the dispossessed, will walk into the voting booth, be handed a ballot close the curtain and take that lever, or a felt pen, or touch screen and put a big ‘f-ing’ X in the box by the name of the man who has threatened to upend and overturn the very system that has ruined their lives, Donald J. Trump.
“They see that the elites that have ruined their lives hate Trump, corporate America hates Trump, Wallstreet hates Trump. The career politicians hate Trump. The media hates Trump. After they loved him and created him. Thank you media, the enemy of my enemy is who I’m voting for on November 8th.” Moore continues, “Yes on November 8th, you, Joe Blow, Steve Blow, Bob Blow, Billy Blow, Billy Bob Blow, all the Blows get to go and blow up the whole G*d damn system, because it’s your right. Trump’s election is going to the biggest F-You ever recorded in human history, and it will feel good.”
Moore was no fan of Donald Trump. He did not come around to live in the red-pilled world. But he accurately saw what President Trump’s adoring supporters saw.

https://twitter.com/i/status/1593053616809865217
11/17The Gateway Pundit<“Long-Debunked Conspiracy Theories” – White House Responds to House GOP Investigation Into Biden Crime Family>
米国メデイア、SNS、司法省もバイデンの腐敗を隠蔽し続けてきた。やっと明るみに出て、弾劾されるべき話。
The White House on Thursday responded to the House GOP’s announcement of a new investigation into the Biden crime family.
House Oversight Republicans on Thursday launched an investigation into Joe Biden and the Biden crime family.
House Oversight Chairman Rep. Comer announced the investigation into Joe Biden’s overseas dealings with China and other countries.

“This is an investigation of Joe Biden. And why he lied to the American people about knowledge and participation in his family’s international business schemes,” Rep. Comer said.
“We will pursue all avenues — avenues that have long been ignored,” he said.
Rep. Jordan said incoming House Republicans will hold Biden’s corrupt Justice Department accountable.

“Instead of working with President Biden to address issues important to the American people, like lower costs, congressional Republicans’ top priority is to go after President Biden with politically-motivated attacks chock full of long-debunked conspiracy theories,” said Ian Sams, a spokesman for the White House Counsel’s office.
11/17The Gateway Pundit<Disgraced FTX Founder Donated To Six RINOs Who Voted To Impeach Trump>
共和党エスタブリッシュメントは民主党と同じく腐敗しているのがこれで分かる。
Forbes reported :
Since July, Bankman-Fried has made $5,800 contributions, the maximum individuals can give directly to Congressional campaigns, to the committees of Bill Cassidy (R-La.), Susan Collins (R-Maine), Lisa Murkowski (R-Alaska), Ben Sasse (R-Neb.), Mitt Romney (R-Utah) and Richard Burr, the North Carolina Republican who announced plans to retire at the end of his term in 2023.

11/18阿波羅新聞網<兰德‧保罗接管共和党在参议院中的最高权力 或调查病毒起源=ランド・ポールが上院で共和党のトップ権力を握る、ウイルスの起源を調査するかも>ケンタッキー州の上院議員ランド ポール (Rand Paul) は木曜日 (11/ 17)、来年初めに米国上院国土安全・政府問題委員会の共和党トップに就任すると発表した。彼はかつて、COVID-19 ウイルスの起源を調査することを誓った。彼は上院の国土安全・政府問題委員会で共和党のトップの権力を掌握した。
民主党が邪魔しないかですが・・・。

https://www.aboluowang.com/2022/1118/1831222.html
11/18阿波羅新聞網<共和党掌控众议院 宣布调查亨特‧拜登=共和党下院がハンター・バイデンの調査を発表>共和党は、2022年の中間選挙で下院の支配権を獲得した後、ハンター・バイデンの調査を含む多くの行動をとる予定である。共和党下院は木曜日(11/17)に記者会見を開き、バイデン大統領と息子のハンターは海外との商取引に積極的に関与していると述べた。
弾劾を提起し、米国民に知らせるべき。

https://www.aboluowang.com/2022/1118/1831123.html
11/18阿波羅新聞網<习近平指责特鲁多 他千字分析:像国中女生吵架=習近平はトルドーを非難 彼の言葉を分析:女子中学生の喧嘩のよう>矢板明夫は、この事件が台湾に啓示をもたらしたことを想起させた。「習近平は『密室政治』が好きで、彼が考えるブラックボックス内の会話を別人がメディアに公開することを好まない」
「親友とした内輪話を他人に漏らされた女子中学生が、親友に質問しに行くのと同じ」
共産主義者のトップは他国も自分達と同じ考えをしていると誤解している。愚か。

https://www.aboluowang.com/2022/1118/1831182.html
11/18阿波羅新聞網<拉拢美国盟友 习近平邀她访华=米国の同盟国を丸め込む 習近平は中国訪問を招待>イタリアのメローニ新首相は、11 / 16にインドネシアのバリで開催された G20 サミットで中国の習近平国家主席と会談した。これは二人の初会談である。習近平は会議の最後にメローニを中国に招待し、メローニは招待を受け入れた。
コミュニストとファシストで意見が合うのか?

https://www.aboluowang.com/2022/1118/1831156.html

何清漣がリツイート
Lucs @Lucs24659702 4h
それで・・・フロリダ州は大量の郵便投票を禁止し、ID を見せたら投票できるようにした。・・・結果. は1870 年代以降、初めて、民主党員がゼロとなった!それが米国に大規模な制度上の不正投票があることを証明しないのであれば・・・。(調べると、下院は民主党は8議席獲得している。共和党が20議席。上院はマルコルビオ共和党議員が当選)
評:選挙が公正だと思わなければ、赤い波が確実に起きたのを説明できる。
何清漣 @HeQinglian 10h
G20に関する多くの報道を見て、誰もが内容よりもゴシップに注意を払っていることがわかった。一つの疑問がある:
各国の外交において、面子争いが重要なのか、それとも実益を得ることが重要なのか?
皆さんは自分の国の指導者が面子や実利のために争うことを望むか?
何清漣 @HeQinglian 10h
中間選挙の収穫のまとめ:
フロリダ共和党は勢力均衡の中で僅差で勝利したが、その助けとなったのが反社会主義であり、その中でキューバからの移民が大きな役割を果たした。彼らは社会主義に辛い目に遭わされたから。
NY州共和党は 11 議席を獲得した。これは、州の中産階級の犯罪取締の要求である。金持ちは逃げられるが、中産階級は簡単には逃げられず、生活の最低限の安全は守らなければならない。

何清漣 @HeQinglian 2h
G20バイデン・習会談の成果:米中が接触・交流を再開
https://rfa.org/mandarin/pinglun/heqinglian/hql-11172022114405.html
「接触・協力・影響・変化」は、キッシンジャー以来、中国に対する米国の政策であった。時間はすべてを変える。現在は、接触だけが再開された。バイデン・習会談の成果としての「5つの合意」と過去に双方が行った宣言から、米中関係の主な筋道をまとめることができる:対抗は両国の国家戦略であり、全方位での競争は手段であり、経済協力は双方が捨てることができない配当である。
rfa.org
評| 何清漣:G20バイデン・習会談の成果:米中が接触・交流を再開
G20 期間中、国際社会で最も注目を集めた 2つの出来事は、1つは待ち望んだバイデン・習会談であり、2つ目はウクライナとロシアが同じイベントに登場した。
何清漣がリツイート
北米保守評論 🇺🇸🇨🇦 @NAConservative9 4h
「カマー下院共和党議会監督改革委員会委員長はバイデン一家の汚職を調査すると発表した」
https://nacr.info/WordPress/index.php/2022/11/17/house-republicans-allege-biden-directly-involved-in-business-dealings-with-son-hunter-biden/
下院共和党員は、ジョー・バイデンが息子のハンター・バイデンとのビジネス取引に直接関与していると非難した:この会社と中共に密接な関係のある個人とビジネス取引を行っていた。バイデン一家は「家族との接触の機会を提供しただけで繁栄し、億万長者になった」。

何清漣がリツイート
北米保守評論 🇺🇸🇨🇦 @NAConservative9 2h
「赤い津波がさざ波になった理由」
https://nacr.info/WordPress/index.php/2022/11/17/why-the-red-tsunami-turned-into-a-ripple/
今年と一昨年の不正選挙の主な証拠は、選挙を操作するために余計な時間がかかることである。まず、予定通りに受け取った実際の投票用紙を数え、予定した勝者の勝利の幅を確定し、勝つのに何票必要かを判断してから、やっと票を手渡す。このプロセスは意図的に数日または数週間も遅らせられ、勝利を宣言するプロセスを正当化するために投票用紙を作成して集計できるようにする。
何清漣 @HeQinglian 2h
バイデンの賞賛は心からのものだが、「党」という言葉が少ない。例として、彼女は「民主党の堅実な擁護者」であると。党員や派閥の利益、党首の利益は党の利益である。彼女の辞任により、バイデンは家族の腐敗と彼の関与のために弾劾を受ける。
引用ツイート
RFI 中国語 – Radio France Internationale @RFI_TradCn 3h
バイデンはペロシを「民主主義の堅実な擁護者」と称賛 https://rfi.my/8ur9.t
森氏の記事では、米国の分断はトランプからでなく、オバマ時代から始まっている。トランプ時代には2度も弾劾をかけ、辞任してからも1/6委員会を発足させて、政治生命を断とうとした。分断を煽ってきたのは民主党。民主党はトランプの人気・実力を正当に評価しているから、潰すのに躍起と言える。DSやグローバリストにとって、彼の政策は邪魔としか映らない。
民主党政権である限り、ウクライナ同様、台湾を中共に先に手を出させる作戦と川上氏は喝破しています。米西戦争や日本との戦争でも米国は言いがかりをつけて戦争に追い込んできました。悪の民主党・DS・グローバリストが考えそうなストーリーです。台湾人や日本人のことなど考えていない。「台湾有事は日本有事」なので、当然日本もその時は戦場になり、犠牲が出ます。国民はその時、憲法9条の如何わしさにやっと気づくのでしょうけど。
トランプは戦争をしなかった大統領として有名。日本を戦争に巻き込みフーバー大統領から狂人と名指しされたF・ルーズベルトや原爆投下を命令したトルーマンは民主党で、戦争屋です。共和党員が大統領になればよい。
でも今度の中間選挙で、スイング州は圧倒的に民主党が勝った(不正選挙と小生は思っていますが)ので、2024年大統領選で共和党が勝つのは誰が出ても難しい。不正選挙が続くので。
記事
ドナルド・トランプ前米大統領が11月15日、2024年に行われる大統領選挙に出馬する意向を明らかにした。米国の分断が再び進むことが懸念される。注目の対中国政策はバイデン大統領と異なる。バイデン氏が、中国の専制主義を問題視するのに対し、トランプ氏は中国が大国であることに神経をとがらせる。この差が台湾のありようにも影響する。それはなぜか。拓殖大学の川上高司教授に聞く。
(聞き手:森 永輔)
—ドナルド・トランプ前米大統領が11月15日、2024年に行われる大統領選挙に出馬する意向を明らかにしました。トランプ氏の意図をどう考えますか。
川上高司・拓殖大学教授(以下、川上氏):トランプ氏は、17~21年のトランプ政権の続きをやりたいのだと思います。その柱はアメリカ・ファースト(米国第一主義)です。外交面では、同盟関係は軽視。同盟国に対しても、競争相手である中国に対しても、こん棒外交を展開することでしょう。まずは米国の国益を押し付ける。厳しい要求を出した後、譲歩を迫り、ある程度のところで「ディール(取引)」する。

川上 高司(かわかみ・たかし)氏
拓殖大学教授 1955年熊本県生まれ。大阪大学博士(国際公共政策)。フレッチャースクール外交政策研究所研究員、世界平和研究所研究員、防衛庁防衛研究所主任研究官、北陸大学法学部教授などを経て現職。この間、ジョージタウン大学大学院留学。(写真:加藤 康、以下同)
米国の分断、再び
内政面では、前トランプ政権の時と同じく「見捨てられた白人」の味方として振る舞うと考えます。彼らを“ディープステート(陰の政府)”*から解放し、彼らの利益に沿った政策を展開する。彼らは、20年の大統領選は民主党に「盗まれたもの」、21年1月の連邦議会襲撃は「仕掛けられたもの」と信じ、この2年間、トランプ支持を続けてきました。今回の立候補は彼らに押されてトランプ氏が立つ、という面もあると思います。
*:一部の政府高官や企業が操る政府
トランプ氏や支持者の心境を言葉にすれば“Trump is back.” “Make Trump president again.”というところでしょう。このため、24年の大統領選挙戦を通じて米国の分断が再びあらわになるのは必定です。
—トランプ氏は機密文書を持ち出したことなどについてFBI(米連邦捜査局)の捜査を受けているほか、複数の案件で訴追される可能性があります。これを逃れるためとの見方があります。米ニューヨーク・タイムズはこの点に注目する記事をいち早く掲載していました。
川上氏:そういう事情もあるでしょう。仮にトランプ氏が再び大統領になれば、バイデン大統領や関係者を司法に訴え、泥沼の展開となることが予想されます。
例えば、バイデン氏の息子のハンター氏が、バイデン氏の存在を背景にウクライナの企業から多額の報酬を得ていたとして、トランプ氏がゼレンスキー大統領に捜査を求めたとされるウクライナ疑惑があります。また先ほど言及したように、トランプ氏は、20年の大統領選は不正だったと主張しています。これらを材料にバイデン氏や関係者にトランプ氏が“司法攻撃”を仕掛ける構図です。
—そうなれば、まさに分断の再来ですね。
川上氏:そうですね。政策面でも、トランプ氏はバイデン政権への攻撃を強めるでしょう。ロシアによるウクライナ侵攻に対する米政府の対応をやり玉に挙げるのは間違いありません。「米国の国益にかなっているのか」「このために経済が悪くなった」「やるべきではなかった」と。
これに関連して言うと、トランプ氏の立候補によって、バイデン氏も再選すべく立候補の方向に一層傾くでしょう。24年の大統領選に勝利することで、ウクライナを巡る自らの決断が国民の支持を得ていることを示すためです。同氏は中間選挙の前から再選を目指す意向を明らかにしており、「来年初めごろに判断したい」と発言していました。
バイデン氏はこれから2年間、ウクライナ紛争に「我々は勝利した」と言える状況をつくるべくまい進するでしょう。
失速回避のため、この機を逃さず
—トランプ氏が立候補を表明したこのタイミングをどう考えますか。中間選挙では上院の激戦州においてトランプ氏が推す候補が勝てなかったため、トランプ氏の力を疑問視する声が共和党内で上がり始めています。
—政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は投票直前、以下の州で民主・共和両党が接戦となると予想していました。アリゾナ、コロラド、ジョージア、ニューハンプシャー、ネバダ、ワシントン、ペンシルベニア、ウィスコンシン――。このうち6州にトランプ氏が推す候補が出たものの、決選投票となったジョージア州を除く7州のうち6州で民主党に敗れました。
川上氏:あえてこのタイミングを変えなかったのだと考えます。ここで立候補しなければ、トランプ氏の影響力はさらに失速してしまいかねません。対抗馬として、デサンティス・フロリダ州知事への注目度が高まりつつあります。機を見るに敏なトランプ氏は、ここが勝負どころとにらんだのでしょう。

11月15日を選んだのは、本来は、同氏が推した候補者が華々しく勝利し、その戦果を誇りつつ立候補を表明する意図だったからだと思いますが。
バイデン政権は、台湾武力統一に中国を導くもくろみ
—台湾有事が米中関係における大きな争点になっています。トランプ氏はこの問題にどのよう取り組むでしょう。
川上氏:トランプ氏とバイデン氏は、中国に対する姿勢が異なります。トランプ氏は米中関係を「大国間の紛争」と捉えている。これに対してバイデン氏は「体制間の競争」と見ている。
—その違いが対台湾政策にどのように表れるのですか。
川上氏:バイデン政権は、米国や同盟国を民主主義陣営、中国やロシアを専制主義(旧共産主義・非民主主義)陣営と位置づけ、専制主義陣営の力を弱めたいと考えています。その発想は完全に新冷戦です。ウクライナを支援してロシアをたたいているのは、この一環。トルーマン・ドクトリンの現代版と言えるかもしれません。
—トルーマン大統領(当時)は第2次大戦後、東西冷戦の状況を認め、ギリシャやトルコを支援する反共封じ込め策を展開しました。
—バイデン大統領は11月14日、習近平(シー・ジンピン)国家主席との首脳会談後の記者会見で「新冷戦は必要ない」と発言しましたが、発言と行動が一致していないのですね。
川上氏:そうなります。
そして、台湾に対して中国に事を起こさせ、これに介入することで中国の弱体化を図る――。事を起こさせるトリガーとして、バイデン政権は「台湾の国連加盟」を材料にする可能性があると考えます。これは、中国から見れば、台湾を独立国として認めるのに等しい行為。中国は嫌でも台湾武力統一に動かざるを得なくなります。
バイデン政権はこの戦略の下に動いていると推測します。現に、ブリンケン国務長官が21年10月、台湾が国連関連機関に参加するのを支持するよう全国連加盟国に訴えました。
また、その他の手段で中国が台湾国内での認知戦を含むハイブリッド戦を展開する可能性があると思います。中国が台湾武力統一に進めば、欧州で展開するロシアとウクライナの在りようを、東アジアで再現する構図となります。この展開を、バイデン政権はある程度の規模までは容認するでしょう。もちろん、米中が核戦争に進むことはあり得ません。しかし、台湾周辺での局地戦は容認し、介入する。
ただし、この介入は必ずしも軍事行動を意味しません。最もあり得るのは「ウクライナ型」です。米軍を大規模に動かすことなく、情報の提供や武器の援助などを手段に対抗する相手の弱体化を図る。
トランプ氏は、ロシアを使って中国を制す
これに対して、トランプ氏は「体制」へのこだわりがない。よって、中国との大国間紛争に勝つためにはロシアとも手を握ります。ロシアと組んで「力の均衡(balance of power)」をつくりだし、中国を封じ込める。実際に、トランプ政権は当初、親ロシアの姿勢を取っていました。
—1972年を起点とする米中国交正常化とは逆の構図ですね。米国は当時、ソ連(当時)と対抗すべく中国に接近し、中国を事実上、西側に取り込みました。中国を使って、ソ連を封じ込めた。トランプ氏は、これとは逆に、ロシアを使って中国を封じ込める絵を描いている。
川上氏:そういうことになります。
またトランプ氏はディール志向なので、バイデン氏に比べて武力紛争に至る可能性は低いと考えます。トランプ氏も、武力による紛争も辞さない強い姿勢を示すものの、実際には、その手前の段階で落としどころをみつける。
—トランプ氏はその政権の後半、中国の猛反対にもかかわらず、アザー厚生長官(当時)を台湾に派遣するなど、中国を刺激する行動を取りました。あれはなぜだったのでしょう。
川上氏:台湾を中国には絶対に渡さない――という意思表示だったのだと思います。米国は半導体の製造で台湾に大きく依存しています。経済安全保障における抑止策だったと言えるでしょう。
—トランプ政権は台湾に向けた武器売却も加速させました。
川上氏:一連の武器売却は、トランプ氏が得意とする「ビジネス」の側面もあるのではないでしょうか。
バイデン劣勢になれば浮上する台湾有事
—バイデン氏とトランプ氏には、これまでご説明いただいたような違いがあるわけですね。それを踏まえて、トランプ氏は24年の大統領選挙で勝利することができるでしょうか。まだ2年あるので、気が早い質問ですが。
川上氏:勝敗の行方は誰にも分からないですね。それでも、勝敗を左右する要素を分析することはできます。
まず、今回の中間選挙の結果はトランプ氏にとってネガティブに働くでしょう。それがどれほどの大きさなのか見ていく必要があります。
これから名乗りを上げてくる共和党のライバルたちがどのような政策を打ち出すのかにも影響を受ける。トランプ氏はディールの人なので、戦う相手の主張に応じて政策を変える可能性が濃厚です。
民主党との争いに目を転じれば、勝敗を左右する最大の要因は経済だと考えます。投票日が近づいたときに景気が良ければバイデン政権の政策運営が評価され、民主党優位に展開する。逆に景気が悪ければ、バイデン政権の政策運営は攻撃材料となり、共和党有利となります。
景気が悪くなり、民主党不利となった場合に、台湾有事の蓋然性が高まると私は懸念しています。先ほどお話ししたように、バイデン政権は台湾を舞台に中国と事を構えようとする政権です。よって、支持率を高めるために台湾を利用する恐れがあります。外国との緊張が高まれば、時の政権の支持率が上がるのは歴史が証明するところです。
—過去の中間選挙において、政権党が上下両院でともに議席を増やしたのは2度しかありません。そして、いずれも戦争が勝因の1つになりました。1度目は1934年。フランクリン・ルーズベルト大統領(当時)がファシズムの台頭と対峙したとき。2度目は2002年。前年に米同時テロが起き、米国全体が対テロ戦争に向けて一丸となっているときでした。翌03年にイラク戦争が始まっています。
川上氏:台湾有事は米中間の関係だけでなく、米大統領選の動向とも直結しているのです。そして台湾有事は日本有事。よって、日本の行く末も米国の内政の延長線上にあると言えます。
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『習近平と会談、バイデンが「台湾侵攻はすぐにはない」と判断した危ない根拠 中国の主張「台湾問題は中国の内政」に米国は妥協したのか?』(11/17JBプレス 福島香織)について
11/16The Gateway Pundit<Trump Vows To “Dismantle Deep State” By Making Term Limits For Members of Congress>
DSの解体、汚れた沼の清浄化、ヤクの売人の死刑は進めてほしい。


https://twitter.com/i/status/1592713179263819777
11/16The Gateway Pundit<BREAKING: Slimy Mitch McConnell Elected Senate GOP Leader – Because These Guys Really, Really Hate You>
腐敗したマコーネルが共和党上院トップでは失望しかない。
Republican Senators went ahead and voted for leadership on Wednesday despite the run-off election planned next month in the Georgia Senate race between American icon Herschel Walker and radical Marxist Raphael Warnock.
Republican senators voted in Mitch McConnell to leadership.

11/16The Gateway Pundit<Arizona’s Election Must Be Redone: Here Are At Least Three Provable Constitutional Violations That Render the Results Uncertifiable>
結局、民主党の不正選挙にやられてしまう。
Article two, section twenty one of the Arizona Constitution states, “All elections shall be free and equal, and no power, civil or military, shall at any time interfere to prevent the free exercise of the right of suffrage.” It is a fact that over seventy voting locations in Maricopa County had issues with ballot tabulator machines not being able to read voters ballots.
In addition, there were also reports of printers having configuration issues, and even ink settings being improperly set rendering ballots unreadable. All of these issues, whether purposeful or not violate Article two, Section twenty one’s first sentence which states, “all elections shall be free and equal.” Having over seventy locations, which is roughly thirty percent of all of Maricopa Counties voting centers compromised, not working, or inoperable violates the Arizona Constitution. This election was not “fair or equal” in access to voting rights and these damages were indeed outcome determinative
What happened on Election Day in Maricopa County was a violation of voters Equal Protection rights, their First Amendment rights, and their voting rights.
Moreover, Maricopa County Election Officials lied to voters when they instructed them to “check out” and “check back in” at another polling location to vote. Nowhere in the Arizona Elections manual does it say this is an option or a solution. In fact, once someone “checks in” whether they voted or not they can’t leave and go to another polling location because it would be considered “double voting” as there is no way to determine if the voter didn’t vote at two different polling locations. For this reason alone, this Election should be annulled and redone.
11/16The Gateway Pundit<Xi Jinping Scolds Justin Trudeau Like a School Boy – Calls Him Out in Front of Cameras for Leaking Their Convo to Reporters (VIDEO)>
トルドーの会談後の歩き方のぎこちなさ。下放時代を生き抜いた習近平との度胸の差。
CCP leader Xi Jinping’s latest interaction with Justin Trudeau shows just how much Communist China respects the West.
Towards the end of the G20 Summit, China’s President Xi Jinping boldly approached Prime Minister Justin Trudeau and stated: “Everything we discussed has been leaked to the paper, that’s not appropriate”
Trudeau who looked frozen would respond “In Canada, we believe in free, open, and frank dialogue.”

https://twitter.com/i/status/1592856413675876353




今のところは、デサンテイスの方がトランプより大統領候補として好まれていると。

ここでLVsはlikely voters 全体を指します。
11/17阿波羅新聞網<中共犯台后果“战略崩溃” 美军事首长:将重蹈普丁覆辙=中共の台湾侵攻は「戦略の崩壊」を齎す、米軍最高責任者:プーチンの過ちを繰り返す>米国統合参謀本部議長のマーク・ミリーと米国国防長官ロイド・オースチンは本日共同で記者会見を開き、ウクライナにおける最新の情勢を説明し、中共の台湾侵略の結果について言及した。ミリーは、台湾の地形は複雑であり、軍事目標を達成するのが非常に困難であり、軍事作戦を実行するのは困難であり、中共が軍事能力を持つには、まだしばらく時間がかかるだろうと述べた。中共のリスクは高く、賢明ではなく、政治的誤りであり、戦略的誤りであるとも。
習は合理的判断ができる人物でないところが心配。

https://www.aboluowang.com/2022/1117/1830828.html
11/17阿波羅新聞網<夸张 潮州女子带娃上街陌生男硬上欲性侵 路人围观=誇張 潮州の女性が赤ちゃんを連れて歩いていると、見知らぬ男がレイプしようとしたが、通行人は見てるだけ>アポロネット編集:共産党は中国を無神論の国に変えた。大陸の公式メディアでさえ、信仰の欠如が最も深刻な社会問題であることを認めている。現在、中国では 10 億を超える人々が信仰を持っておらず、江沢民の「淫乱で国を統治する」という指導の下、人々は原則なしで快楽を追求し、道徳の衰退は制御不能になっている。広東省潮州市で今朝、セクハラ事件が発生した。母親が2人の幼い子供を家から連れ出したが、路上で男に襲われ、男はズボンを脱いでレイプしようとした。
通行人は知らんぷりしていたが、車を運転していた男性2人が気が付き、男を止めたと。その後、この男は精神病院送りに。
日本の池袋でも、路上で中国人がレイプしようとした事件がありました。破廉恥としか言いようがない。
https://breaking-news.jp/2017/08/28/034894

https://www.aboluowang.com/2022/1117/1830913.html

何清漣 @HeQinglian 11h
私はこの 2 日間で世論調査に基づく 2つの調査レポートを読み、この2 つが楽観的なメッセージを出しているのに気づいた:米国の社会主義信奉者の数は 2 年前と比較して 9 パーセント減少した; Z 世代の間では、MAGA を選択する若者は 30% 以上に達しているが、社会主義者の若者は 20% 近くで低い。
これは、近年のバイデン政権と極左の道理に逆らった行動の結果である。私が読み終えた後、概要を知らせる。
引用ツイート
何清漣 @HeQinglian 14h
返信先:@fading_you1 、 @sohfangwei
数発撃っても元には戻らないかもしれない。 1976(1776?) 年は貴族の革命であり、地主が国王に反抗し、フランス人が助けたことを知っておく必要がある。政治家でも革命家でもなく、お金もそれほどあるわけでないトランプか、あるいは彼の承継人が、東海岸と西海岸を征服するために赤い十字軍を組織するのを当てにするのか?頑張れ。何千万人もの死傷者を出さずに、米国を 2 つか 3つに分割できれば、上出来である。
何清漣 @HeQinglian 11h
もう1つ指摘したのは、おそらく誰もが同じように感じているということである。
2020年の選挙では、左翼メディアは民主党に関するマイナス情報をほとんど報道しなかった。メディアの目標と仕事の95%は、トランプを敵として扱い、トランプの信用を落とすことである。
今年は少し違い、NYTやCNNなど5~6社を除いて、多くはないが民主党の選挙の恥ずべき出来事が暴露された。しかし、死人票を数えることは民主主義の輝かしい成果ではない。

何清漣 @HeQinglian 9h
米国における「社会主義」と「資本主義」に対する肯定的な見方はわずかに減少している: https://pewresearch.org/politics/2022/09/19/modest-declines-in-positive-views-of-socialism-and-capitalism-in-u-s/
2019 年には民主党員の 65% が社会主義に対して肯定的な態度を示していたが、今日では 57% だけが肯定的な見方をしていると答えた。
共和党員と共和党寄りの無党派層で、社会主義について肯定的な見方をしていると答えたのはわずか 14% で、社会主義について非常に否定的な見方をしていると答えたのは約 56% であった。
pewresearch.org
米国における「社会主義」と「資本主義」に対する肯定的な見方のわずかな減少
米国人は、資本主義が社会主義よりも多くの機会と自由を人々に与えると考えている一方で、社会主義は人々の基本的なニーズを満たす可能性が高いと考えているが、これらの認識は異なり・・・。
このスレッドを表示
何清漣 @HeQinglian 9h
- 女性は男性より社会主義を好む。女性の半数以上が社会主義を好むが、男性の68%が資本主義に肯定的な印象を持っているのに対し、女性は48%だけが好意的である。資本主義に対して非常に好意的な印象を持っていると回答した男性は、女性の約 2 倍であった (28% 対 15%)。
社会主義を否定的に見る民主党員は、社会主義が人々の基本的なニーズを確実に満たすことができるかどうか疑問に思っている。
何清漣 @HeQinglian 9h
民主党員と共和党員はまた、自称民主社会主義者に対して非常に異なる見方をしている。
7 月のピュー調査では、民主党員の 33% が民主社会主義者と認定される政治指導者を好きだと答え、18% がそのような指導者を嫌い、共和党員は大部分が、自らを民主社会主義者と考える指導者に対して否定的な見方をし、78% がそれを嫌うと述べた。

何清漣がリツイート
北米保守評論 🇺🇸🇨🇦 @NAConservative9 6h
《“投票支援の申し出”、現代の選挙プロセスが脚光を浴びる》
共和党エスタブリッシュメントは、トランプのMAGAは極端すぎて、獲得するはずだった多くの議席を失ったという非常に悪質な議論を持ち出すのを待ちきれなかった。その意味するところは、建国の父たちの建国思想と「米国を再び偉大にする」という理念を放棄し、民主党に仲間入りして悪事を働くということである。

https://twitter.com/i/status/1592967092172513280
何清漣がリツイート
文婕文婕放送 @wenjiebc 6h
🇺🇸🔥炎上中!これこそ私が米国に希望を持つ理由である。我々には常に無数の情熱的な愛国者がいる!
怒ったアリゾナ人がマリコパ郡監督委員会をひっくり返した:投票と金とどちらが重要?ロビイスト、選対マネージャー、マーク・ザッカーバーグに聞いてみたい。あなたのお金、票、国、世界はこの国のすべての郡を腐敗させるのか?鏡を見て自分の魂を苦しめよ、あなたはこの国を引き裂く癌である!

https://twitter.com/i/status/1592959406173720576
何清漣がリツイート
李江琳 @JianglinLi 5h
これを見て。これが悪でないなら、悪とは何ぞや?そうは言っても、親は子供の世話をしなければならない。
引用ツイート
Libs of TikTok @libsoftiktok 6h
@SASDinfo 役員会での、この母親の悲痛な証言をご覧ください。
教師は彼女の娘をトランスジェンダーになるよう説得した。彼らは彼女の頭を剃り、両親に通知せずに彼女の名前を変更した。彼女の娘は現在テストステロンと両乳房切除術を受けている。

何清漣 @HeQinglian 3h
興味のある人はこの文盲を一掃して、私はもはや時間を費やしたくない。
引用ツイート
王軍 @ttt9942320 3h
返信先:@HeQinglian、@NAConservative9
もし、これらの人々が不正な選挙に参加したら、なぜ彼らは捕まらないのか?米国の司法制度は独立していないのか?
何清漣 @HeQinglian 4h
下院選挙のほこりが落ち着く:
民主党 210: 共和党 218
まだ確定していない議席が 7 議席あるが、過半数は共和党が獲得した。 https://google.com/search?q=2022+election+results&sxsrf=ALiCzsZRVt-kW9N9rPK537z3l5R25FAEeQ%3A1668647319905&source=hp&ei=l4l1Y4-qNPPi5NoPt_ujgAk&iflsig=AJiK0e8AAAAAY3WXp-VF07K5euXjXnet3NzlrC8wNVGb&oq=&gs_lcp=Cgdnd3Mtd2l6EAEYADIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJzIHCCMQ6gIQJ1AAWABg3gloAXAAeACAAQCIAQCSAQCYAQCwAQo&sclient=gws-wiz
ペロシ女史を家に送って老後を生きさせよう。
何清漣 @HeQinglian 4h
ロイターの図を見ると、7つのうち4つが青、3つが赤。事故がなければ、共和党は最終的に下院で 221 議席を獲得する。
福島氏の記事では、嘘つき中国人の典型の習近平と腐敗した民主党のトップのバイデンの会談は狐と狸の化かし合いでは。中国から息子のハンター経由で金を貰っているバイデンが本気で台湾を守るとは思えない。やはり共和党が大統領になるべきと思っていますが、今の上下院共和党リーダーでは民主党の不正選挙を止めさすことはできない。結局民主党が大統領を出すか、共和党で意のままにできる人物が大統領になることになる。時間がない。
記事

G20サミットで会談した中国の習近平国家主席と米国のバイデン大統領(2022年11月14日、写真:ロイター/アフロ)
(福島 香織:ジャーナリスト)
中国の習近平国家主席と米国のバイデン大統領は11月14日、インドネシア・バリ島において、双方が国家首脳の立場になってから初めて対面で会談を行った。
習近平にとって米国首脳との対面での会談は3年5カ月ぶり。バイデンとの対面も5年ぶりという。そして第20回党大会で総書記の3期目連任が決まってから初めて臨む国際社会における外交デビューの舞台でもあった。
習近平は会談冒頭でバイデンと握手したとき、珍しくとびっきりの笑顔を国内外カメラに向けた。新華社は両首脳ががっちり握手して破顔する写真を配信した。これは一部の間で、習近平が第3期目は微笑外交に転じるのではないか、という期待を生んだのだった。
だが、新華社の報じる会談における習近平の発言、バイデンの発言を見ると、私は不安しか感じない。
習近平はこの会談で台湾問題について、これまで使わなかったような強い表現で、米国に越えてはならないレッドラインという一線を引いて示してみせた。一方、会談後にはバイデンが、「中国にはすぐには台湾に侵攻する意図がない」という見方を発信した。これにもし根拠があるとしたら、バイデンが台湾問題に関して中国に何かしらの譲歩をした、ということではないか?
「新型大国関係」を改めて提言
新華社報道を参考にすると、会談における習近平の発言は以下のようなものだった。
「目下、両国が直面している局面は、両国および両国人民の根本利益に合致しておらず、国際社会の期待にも合致していない」
「双方は歴史に対しても、世界に対しても、人民に対しても、責任ある態度をもち、新しい時代に両国が双方にとって正しい道を模索し、中米関係を健全で安定的な発展軌道に戻し、両国を幸せにし、世界に恩恵をもたらそう」
「中国政府の国内外政策は透明で公開されている。戦略意図はごまかしがなく明快で高度な連続性と安定性を維持している」「中国は平和発展、開放発展、ウィンウィン発展を堅持し、グローバル発展に参与し、推進する者であり、各国と一緒に共同発展を推進していく」
「世界はまさに重大な歴史的転換点にある。各国はすでに未曾有の挑戦に直面し、未曾有のチャンスをつかまねばならない。我々はこうした高度な観点から、中米関係を処理せねばならない。・・・中米関係は、勝った負けたの関係でも、こっちが隆盛で、そっちが衰退するのだというゼロサムゲームでもない。中米はどちらかが勝利を得て挑戦し合うものではない」
「広い地球では中米ともに発展し、共同繁栄することができる。双方は相手の外交内政の戦略意図に正しく対応し、対話を確立し、対抗せず、ウィンウィンになってゼロサムとならないことを交流の基調としていこう」
「中米は相互尊重を堅持し、平和共存、ウィンウィン発展に沿った関係を正確にナビゲートし、偏らず、失速せず、衝突しないようにすべきである」
これは習近平がかねてから米国に提言してきた「新型大国関係」、つまり米中両雄が並び立って世界を分けて支配していこうという考えに基づく発言とみていいだろう。
米国が越えてはならないレッドライン
だが、台湾問題に関する部分は、これまでにないきつい表現で米国に対して牽制をかけてきた。
「台湾は中国の核心利益中の核心である。中米政治の基礎中の基礎である。中米関係の越える
ことのできないレッドラインである。台湾問題の解決は中国人自身が行うことであり、中国内政問題である。祖国統一を保ち領土の完全性を維持することは中国人民と中華民族の共同の願いである。いかなる者も、台湾を中国から分裂させようと思えば、それは中華民族の大義に背くことであり、中国人民は絶対に受け入れられない!」
「我々は終始、台湾海峡の平和安定を望み、そのために力を入れる。しかし台独(台湾独立派)と台湾海峡の平和安定は、火と水のように相いれない」
「自由、民主、人権は世界共同の追求であり、中国共産党も一貫して追求してきた」「米国には米国式民主があり、中国には中国式民主があり、それぞれの国情に合致している。中国の人民民主は中国の国情、歴史、文化を基礎にしており、人民の願いを体現し、我々も同様に誇りに思っている」
「いわゆる民主(主義)と権威(主義)の対抗というのは、現在の世界の特徴ではないし、時代の発展の潮流にも合致していない」「米国は資本主義で、中国は社会主義だ。双方が異なる道をゆく。この種の違いは今だけ存在するものではなく、今後も続く」「中米にとって互いに重要なのは、この違いを受け入れ、尊重することだ。一律を強制せず、相手側の制度を改変したり、ましてや転覆させようとしたりしないことだ」
「中米は歴史文化、社会制度、発展の道が異なる2つの大国であり、過去も現在も差違と対立がある。今後もあるだろう。しかし、それば中米関係の発展の障害にならない」「いかなる時代も世界には競争があるが、競争は相互を鑑とし、追いつ追われつ、ともに発展していくものだ。勝ち負け、生死を決めるものではない」
「中国は自強不息の栄光の伝統がある。すべての弾圧、抑制は、中国人民の意志と熱情を刺激するだけである」
台湾問題を核心利益と中国が呼ぶのは2001年からだが、「核心利益中の核心」「米中政治の基本中の基本」として越えることのできないレッドラインを米国に認めさせ、言質をとろうとしたのは、私の知る限り、公の外交の場では初めてだろう。そしてこのレッドラインは、「台湾を中国から切り離そうとすること」「『台独』(台湾独立派)を支持すること」と具体的に定義してきた。
バイデンが習近平に約束したこと
バイデンは台湾問題について、「台湾海峡のいかなる一方的な現状の変化にも反対し、中国が台湾に対して威嚇し、行動を迫らせるような行動をとることに反対する。こうした行動は、台湾海峡と地域の平和、安定を破壊する行為であり、グローバルな繁栄を危うくする」(ホワイトハウス側発表)と発言したという。
つまり台湾海峡の最近の不安定化は、中国が台湾に対して武力統一をチラつかせて脅していることが原因である、中国のせいだ、と非難したのだ。
これに対する習近平の主張は「『台独』と台湾海峡の平和安定は、火と水のように相いれない」であり、台湾問題の中国内政化を認めるようにバイデンに迫った。
習近平としては、台独が台湾海峡の不安定化の原因であり、中国はみだりに戦争を仕掛けようとしているのではなく、台独を排除するのが台湾海峡安定のために必要な自らの責任である、と考えている、というわけだ。
そうして新華社の報道によれば、バイデンはこう返答している。
「米国は中国の体制を尊重し、中国の体制の改変を求めず、新冷戦も求めず、盟友国との関係強化を通じて中国に反対することも求めないし、台湾独立も支持しない。『二つの中国』『一つの中国、一つの台湾』も支持しないし、中国と衝突するつもりもない」
「米国は中国とのデカップリングを求めるつもりもないし、中国の経済発展を阻害するつもりも、中国を包囲するつもりもない」
「米国政府は『一つの中国』政策を掲げ、台湾問題を中国に対する牽制の道具に利用しようとしておらず、台湾海峡の平和安定を望んでいる」
バイデンは、習近平にこれだけ約束したのだから「中国はすぐに台湾進攻する意図はない」と考えたのだろうか。
新華社報道にウソがないという前提で考えると、この会談において、習近平はレッドライン(台湾独立支持)を越えないようにバイデンに求め、レッドラインを越えない限り、現状を変更するアクションは当面とらない、とした。そしてバイデンからレッドラインを越えないという言質を得て、中国はバイデンに、台湾問題の内政化を認めさせることに成功した、と考えた。
さらに、米国は普遍的な人権問題の視点で台湾問題に介入しないように、と中国式民主を主張し、中国の国情、歴史、文化に沿った中国式民主を中華民国・台湾にも当てはめるようなロジックを延々と説明するのだ。
むしろ不確実性が強まった?
だが問題は、習近平の言う「台独」と、バイデンが支持しないという「台湾独立」の定義のすり合わせができているか、ということだ。
中国の事情通の意見をまとめると、中国の考える「台独不支持」には、台湾の民進党政権を支持しない、民進党政権が率いる台湾に武器供与・国防支援をしない、ということも含まれていると思われる。習近平の言う台独派とは、「92コンセンサス」(中台が「一つの中国」原則を確認したとする合意)を認めない民進党政権そのものだからだ。
だが、米国は民進党政権の台湾への武器供与や国防支援を止めるつもりがあるのだろうか?
米議会の超党派諮問機関「米中経済安全保障調査委員会」は11月15日、異例の3期目任期に入った習近平政権への強い懸念を示し、「台湾海峡における危険な不確実性を助長している」と警告する年次報告書を公表。台湾有事を想定した体制整備を行うよう米政府に初めて提言している。
バイデンが習近平にどのように答えようと、議会を無視して米国政治は決められない。では、米国が議会の方針に沿ってレッドラインを越えてくれば、習近平の立場としては米国との武力衝突も辞さず、ということにはならないか。バイデンに約束を破られたということになるのだから、人民の手前、習近平は米国に弱腰、妥協姿勢をますます見せられなくなろう。
3時間以上も会談したのだから、おそらくはもっと突っ込んだやり取りがあっただろう。バイデンが「習近平はすぐには台湾に攻めてくるつもりはなさそうだ」と判断したとしたら、その「すぐ」とはどれほどの時間を想定しているのかも不明だ。2024年の台湾総統選までは大丈夫、という意味で「すぐではない」なのか。次の総統選で民進党政権が変われば、台湾有事はさらに遠のくと考えているのか。
新華社が、習近平とバイデンがいかにも旧知を温めたような笑顔写真を配信したとか、バイデンが台湾問題の内政化を認めたふうな発言をしたと報じたとか、いかにも米中対立緩和のサインが出されたように受け取られているが、私はむしろ、バイデン政権の出方、習近平の出方により不確実性が強まり、緊張感がより張りつめられていく気がしたのだが、皆さんはどう感じただろう。
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『共和党は不正の温床と非難、「郵便投票」は民主党の“集票システム”か?いまだに結果が出ない米中間選挙に有権者は不満』(11/16JBプレス 古森義久)について
11/15The Gateway Pundit<Dirty Mitch Was on the Take… McConnell Received $2.5 Million from Crypto Laundromat FTX for His Senate Leadership Fund>
マコーネルはやはり民主党のおこぼれ頂戴をしている。腐敗したリーダー。
Liberty Daily reported:
Wouldn’t you know Senate Minority Leader Mitch McConnell would have his hands in the massive cookie jar in Ukraine and the FTX debacle. Of course he is. It seems more and more that the only person who wasn’t on the take was Donald Trump, which may be why they worked so hard to get rid of him.
Documents show McConnell’s Senate Leadership Fund received $2,500,000 from someone at FTX, the crypto company that fell in disgrace last week.
The money goes from taxpayers, is sent as “aid” to Ukraine, which gives a good chunk of the laundered money to FTX, which contributes to the Uniparty Swamp. This prompts the Uniparty Swamp to repeat the process, and as we’ve seen over the past several months, it’s working wonders. Corporate media barely reports on all the money getting laundered there on a weekly basis. No Democrats and very few Republican politicians bring up the issue. Nearly everyone is on the take.

11/15The Gateway Pundit<Ditch Mitch? Florida Senator Rick Scott Announces Challenge to GOP Senate Leader McConnell>
リック・スコットが少数党リーダーになった方が良い。
Sen. Rick Scott (R-FL) announced at a lunch meeting with fellow Republican senators on Tuesday that he is challenging current Minority Leader Sen. Mitch McConnell (R-KY) for his leadership post in the new Congress. Scott is the head of the NRSC, the GOP’s Senate campaign arm. His controversial tenure resulted in Democrats narrowly retaining control of the Senate. Scott’s bid is seen more as a protest as McConnell appears to have sufficient support to remain Leader.


https://twitter.com/i/status/1591244846253367297
11/15The Gateway Pundit<JUST IN: Kevin McCarthy Elected the Republican Nominee for Speaker of the House in 188-31 Vote>
マッカーシーは選挙不正をさせないようにリーダーシップを発揮したら。


11/15The Gateway Pundit<A Changing of the Guard: Both McCarthy and McConnell are *WILDLY* Unpopular for Leadership Roles in TruthSocial Poll of 13,000>
両者の人気のなさ。


11/15The Gateway Pundit<Kari Lake Speaks Out On BS Stolen Election: “Arizonans Know BS When They See It”>
機械の故障は意図的。共和党支持者は当日投票所で投票する人が多いから。やはり民主党の遣ることは汚い。
The Gateway Pundit reported on the serious issues in Maricopa County’s General Election last Tuesday. Due to the incompetence of Maricopa County and Katie Hobbs, tabulators were down, printers ran out of ink, and long, long lines kept Republican voters waiting to cast their ballots. Republican voters were told to drop their ballots into a separate container called box 3 to be counted later. Election experts and election workers later reported that these uncounted ballots were mixed with uncounted ballots, leaving no way of knowing if all legal votes were counted!
Despite this issue occurring at over 30% of polling locations on election day, the corrupt Maricopa County officials would have us believe that only 17,000 ballots were affected and dropped into box 3.

https://www.thegatewaypundit.com/2022/11/kari-lake-speaks-bs-stolen-election-arizonans-know-bs-see/
11/15看中国<【謝田時間】 美国中期選挙最大看点:是対川普信任度的投票=【謝田の時間】米中間選挙の最大のハイライト:トランプの信任投票である>
トランプは中間選挙で勝利を得た
謝田は更に次のように述べた:米国の中間選挙は現大統領の信任投票であるが、現在は事実上トランプの信任投票である。我々が仔細に観察すれば、トランプの信任投票であることが分かる。何故我々が赤い波というのか。トランプのMAGAは米国を再び偉大にするというアジェンダで、トランプが裏書した候補は大勝利した。今のところ、トランプが裏書したのは200人強で、記憶に間違いがなければ190人強が勝利し、勝率は90~95%以上である。事実上トランプの勝利である。トランプが裏書した200人強の内、20数人の知事と33人の上院議員、多くの下院議員、州の司法長官がいる。それ故、これは事実上トランプを信任した選挙で、米国民の伝統と保守主義に回帰する希望と左派の社会主義に向かっている方向を放棄させる投票であった。
左翼メデイアと共和党エスタブリッシュメントの発言とは全然違う。日本のメデイアもこういう意見は取り上げない。

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/11/15/1021696.html
11/16<“石坪桥现在有造反的前奏了”重庆居民抗议封控—重庆居民闯卡喊楼 抗议封控=「石坪橋は今、造反の前奏をしている。重慶住民が封鎖に抗議-重慶住民が封鎖に抗議して衝突>重慶で疫病の重大災害区の九龍坡区では、疫病の終わりが見えないようである。ビデオは、石坪橋のコミュニティの住民は夜中にあちこちで叫んだことを示している。コミュニティの住民は、「すべてが封鎖されている、見て、既に狂っている」と言った。もう一人は、「石坪橋は今や造反の前奏をしている」と言った。重慶の大渡口区で突破事件が発生した。女性が突破しようとしたが、警察が前に出て彼女を止め、2人はもみあった。重慶市在住の朱女史は15日、エポック・タイムズに「警察官は地面に真っ直ぐ倒れ、後頭部が後ろの車に触れた」と語った。別の写真では、倒れている人の顔は白い布で覆われていて、「この人は死んでいるということではないのか?」
殆どキチガイレベル。

重慶のリスクの高い地域では、建物の避難用ドアが釘付けにされた。 (ビデオのスクリーンショット)
https://www.aboluowang.com/2022/1116/1830292.html
11/16<新疆网民直播发“乌鲁木齐”字样求关注 公安以“刷屏罪”立案=新疆のネチズンが「ウルムチ」という言葉を配信して注目を集める、公安は「DoS攻撃罪」で告発>100日以上の封鎖の後、新疆のネチズンは公式生放送中に「ウルムチ」という言葉を投稿し、「DoS攻撃」罪で当局に逮捕され、警察は「悪意のあるDoS攻撃」は厳しく捜査されると警告した。亡命中のウイグル人は、現地での異常死の数が急激に増えており、隔離キャンプは冬が近づくにつれて、より深刻な人道的災害に直面する可能性があると語った。新疆強制収容所の内部告発者は、当局が疫病流行を利用して人道に対する犯罪を続けていると非難し、国際社会に注意を払うよう呼びかけた。
中共のジェノサイドが続いている。11/17岸田・習会談で岸田は言えるのか?

https://www.aboluowang.com/2022/1116/1830180.html

何清漣 @HeQinglian 9h
米国の「ニューズウィーク」の記事:
火曜日の選挙に勝った死者の名簿.
https://newsweek.com/list-dead-people-who-won-2022-midterm-elections-1758448
さらに興味深いのは、これらの故人の所属政党である。ペンシルベニア州下院の声明:「トニー・デルーカ民主党議員の逝去を非常に悲しく思っているが、有権者が彼の死後も彼を再選することで彼へ信頼や.民主的な価値観に敬意を示し続けていることを誇りに思う」
newsweek.com
火曜日に選挙に勝った死者の完全な名簿
死者は、あなたが思っているよりも頻繁に選挙に勝つ。
何清漣 @HeQinglian 10h
ロイターの最新情報:下院の議席は、民主党が 207 議席、共和党が 215 議席である。
図から判断すると、すでに勝ったか99%以上開票で勝つ予定の赤い議席はまだ10議席近くあり、*通常の状況*では、民主党がひっくり返すのは不可能である。
しかし、今回の共和党エスタブリッシュメントの今回のやり方から判断すると、仮に勝ったとしても、将来的に民主党下院のように団結することはないだろう。
願わくば、今年は正常な状況でありますように。
https://reuters.com/graphics/USA-ELECTION/RESULTS/dwvkdgzdqpm/
何清漣 @HeQinglian 9h
チャートを分析することは非常に面白い。
アリゾナ州の 2 議席 (開票率 99%超) では支持率が 2 ポイントほど離れており、投票数が大きければ民主党が勝つ可能性が高い。民主党はまだ続けるつもりである。
皆は自分で見れば、納得できるかも。

何清漣がリツイート
ジョージ w @GeorgeW83697840 3h
返信先:@HeQinglian
Foxニュースの議席は217である。
何清漣 @HeQinglian 3h
共和党は下院で 216 議席を獲得した。
https://reuters.com/graphics/USA-ELECTION/RESULTS/dwvkdgzdqpm/
しかし、今日トランプが重要な決定を発表する前に、共和党側が 218 議席を獲得したとしても、彼らは電話をかけないかもしれないと私は推測している。
敵の喜びを少なくするのは、一種の心理戦である。 😅
引用ツイート
何清漣 @HeQinglian 10h
ロイターの最新情報:下院の議席は、民主党が 207 議席、共和党が 215 議席である。
図から判断すると、すでに勝ったか99%以上開票で勝つ予定の赤い議席はまだ10議席近くあり、*通常の状況*では、民主党がひっくり返すのは不可能である。
しかし、今回の共和党エスタブリッシュメントの今回のやり方から判断すると、仮に勝ったとしても、将来的に民主党下院のように団結することはないだろう。
願わくば、今年は正常な状況でありますように。
https://reuters.com/graphics/USA-ELECTION/RESULTS/dwvkdgzdqpm/
古森氏の記事では、不正の温床となる郵便投票、ドロップボックス、投票計票機を止めて、IDカードを提示させて、投票所で投票させるのが一番公正と思う。勿論期日前投票もありで。郵便投票では、外国人の投票は防げないのでは。選挙は民主主義のインフラなのに、民主党が疑われるやり方を推し進めるのでは、その名に恥じるのではないか。共和党エスタブリッシュメントがしっかり不正防止に力を入れてこなかったから、今の惨状になっている。
記事

米中間選挙のモンタナ州での開票作業(資料写真、2022年11月9日、写真:AP/アフロ)
(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)
米国の中間選挙は、投票日の11月8日から1週間が過ぎても連邦議会下院の結果が確定していない。この集票の遅れに米国有権者たちの不満が高まっている。
その主な原因は郵便投票の数の多さだとされる。郵便投票といえば、米国の選挙の長い歴史で2020年の大統領選挙で飛躍的に増大し、共和党側からは不正の温床だとする非難がぶつけられた。
前回の大統領選では、民主党が全米規模で郵便投票の実行を推し進め、集票に大きな成果をあげた。今回の中間選挙でも郵便投票では民主党票が共和党票より圧倒的に多いことが判明している。共和党側から再び不満や抗議が発せられると見られ、米国の選挙制度自体への批判がまた渦巻きそうだ。
遅々とした開票、有権者は不満
米国の中間選挙は投票日からちょうど1週間の11月15日時点でも、開票と集計がかなりの数の州や選挙区で終わっていない。
11月15日の段階で、下院定員435議席のうち共和党が212議席、民主党が204議席を確保したとされるが、いずれも下院全体の過半数の218議席には達していない。連邦議会の多数派が民主党のままか共和党へと変わるかという重大な動向が未確定のままである。
米国の議会では上院でも下院でも2大政党のうち1議席でも多い側が多数政党となり、議長をはじめ各委員会の委員長ポストを占め、法案の審議などでも決定権を持つ。
接戦の続いた上院では民主党がこれまでと同様に100議席のうち50議席を確保し、上院議長の民主党カマラ・ハリス副大統領の1票を加えることで、ぎりぎりの多数を制した。
ジョージア州の上院選挙は、民主党、共和党の両候補がいずれも50%の得票を果たせず、州法の規定により12月6日に再投票が実施される。だが民主党のこれまでどおりの50プラス議長票という過半数は保持されることになる。
一方、今回の中間選挙の最大焦点ともされた下院の帰趨はまだ決まらないという状態である。
この状態に対して米国有権者一般の多くが強い不満を抱いていることが報道された。世論調査機関最大手のラスムセン社が投票日の数日後に実施した全米調査では、有権者全体の65%が「開票結果の判明に時間がかかりすぎる」と答えた。同時に45%が「開票に時間がかかると、それだけ選挙自体への信頼性が減る」と回答し、さらに59%が「連邦政府や各州の選挙関連の法律を改正して、今よりも敏速に投票結果が確定されるようにするべきだ」と答えたという。米国民の多くが、今回のような遅々とした開票や集計に強い不満を感じているのである。
郵便投票を行った有権者は多数が民主党支持
今回の開票遅延の最大の理由は郵便投票の多さだとされる。全米州議会会議の調査によると、今回の中間選挙では全米の約40州で、11月8日の投票日の49日前~4日前の期間に事前投票が実施された。その事前投票のうちの半数以上が郵便投票だったと目されている。
フロリダ大学の選挙研究機関によると、今回の中間選挙では、郵便投票と投票日の前に投票所に出かけて票を投じる不在投票を合わせて、事前投票の総数が公式投票日時点で約1500万あったという。またその数日後の調査では、一気に4000万以上と目された。そのうちのどれほどの数が郵便投票かはまだわかっていないが、少なくとも半数以上、3000万以上と推測される。中間選挙の全体の投票が1億2000万~1億3000万とすれば、郵便投票は全体の3割近くとみられる。
その後、特定の州から、事前投票の総数を示す統計も明らかにされた。それによると、事前投票、とくに郵便投票を行った有権者は圧倒的に民主党支持が多かった。たとえば全米で最激戦とされたペンシルベニア州では、事前投票をした民主党支持者は約53万、共和党支持者は約14万と判明した。
同様にノースカロライナ州では、郵便投票をした民主党支持者の数が共和党支持者のおよそ3倍に達した。NBCテレビの全米調査では「投票日に投票する」と答えた有権者は共和党層では60%、民主党層では36%という数字が出たという。事前投票の票は民主党支持が圧倒的に多かったというわけだ。
郵便投票の実行を推進してきた民主党
米国政府当局の統計によると、2020年11月の前回の大統領選では新型コロナウイルスの大感染が主な原因となって、郵便投票が急速に広まった。投票総数約1億5000万のうち70%が事前投票で、そのうちの郵便投票部分が43%にも達したという。そして、その郵便投票の内訳は2対1の割合で民主党バイデン候補に投じられた。
この背景には、民主党が党の方針として大統領選の前から事前投票、とくに郵便投票を重視して実行を推進してきたという実態がある。
具体的には、有権者の登録の簡素化、郵便投票での本人確認の手続きの緩和、郵便投票の到着期限の緩和、郵便投票の内容と送付者の身分証の合致検査の緩和、政治活動家的な「投票収穫人」による多数の郵便投票の収集(収穫)の自由化などを求める、というような施策だった。
民主党はこうした施策を2019年1月に「選挙改革法案」としてまとめ、ナンシー・ペロシ下院議長の主導で下院に提出した。
その内容について、大手紙ウォール・ストリート・ジャーナルの選挙問題に詳しいキンバリー・ストラッセル記者が、大統選投票後の2020年11月13日付の同紙に「2020年選挙での収穫」と題する解説記事で説明している。それは以下の骨子だった。
・民主党はまず登録有権者のリストアップを従来の選挙管理関連の資料からだけでなく、社会福祉や大学入学の記録などから得ることで有権者基盤の拡大を目指した。それらの有権者層の拡大は民主党票を増やすことにつながる。
・同時に民主党は投票日前の事前投票、とくに郵便投票を容易にするために、多くの民主党票を集める「投票収穫人」が地域社会の世帯を回り、多数の郵便投票を集めて選挙管理当局に届ける手続きを可能にすることを図った。
・この民主党の「選挙改革」は、連邦レベルでは上院共和党の反対のために連邦法とはならなかった。だが各州政府は民主党側の個別の要請を受けて、郵便投票の緩和や自由化の方向への措置を認めるに至った。
それからの2年余り、郵便投票のあり方について共和党側が反撃し、多くの州のレベルで郵便投票の本人確認などの規制を厳しくする措置を求めた。だが、郵便投票につける本人の署名の確認や郵送の期日の確認などに関して、州レベルで民主、共和両党の主張がぶつかり合い、未解決のまま今回の中間選挙を迎えた州もあったという。
そのため、いくつかの州や選挙区で、今回の郵便投票の合法性の確認などに1週間にも及ぶ時間が費やされているというわけだ。またその確認の方法をめぐっても、共和党側から「不正」を訴える声がすでに出ている。
米国では、民主主義の根幹となる自由な選挙制度がここへきて構造的な問題点を露呈し、新たな政争の原因になりそうな状況なのである。
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『プーチンの次は習近平、米軍トップが鳴らす警鐘の中身 現実味増す核兵器使用、最先端の技術開発が喫緊の課題』(11/15JBプレス 堀田 佳男)について
11/13The Gateway Pundit<Bahamas Police and Bahamas Securities Commission Looking into FTX Activities for Wrongdoing – Will They Find 10% to the Big Guy – Joe Biden?>
最初から計画倒産を狙った詐欺では。民主党とバイデンは腐っている。
Last night TGP reported that we have information that the tens of billions of dollars going to Ukraine were actually laundered back to the US to corrupt Democrats and elites using FTX cryptocurrency. Now the money is gone and FTX is bankrupt.
As reported earlier, the FTX crypto company gave at least $40 million to Democrat candidates and causes in the midterms. Sam Bankman-Fried is Biden’s second biggest donor.


マスクは、SBF(Sam Bankman-Fried)は捜査されないと。バハマで暗殺?
11/13The Gateway Pundit<IMPOSSIBLE: Despite Only 17% Democrat Turnout on Election Day – Katie Hobbs and Democrats Are Winning Over 50% of Maricopa County Election Day Totals>
郵便投票の不正でしかケイテイホッブスは勝てない。10/27にFox10がケイテイホッブスを勝者として誤って放映したが、シナリオができているということでしょう。
Once again, the Maricopa County officials are gaslighting the public as they steal a landslide election from Kari Lake.
These people are demons.

11/14The Gateway Pundit<Nope. GOP Didn’t Lose Midterms Because Mail-In Ballots Are Better Than In-Person Voting – The GOP Lost Because the Same Corrupt Election Activities Happened Again>
2年前に分かっていたのだから、共和党はどうしたら不正が防げるかをスケジュール化できたはず。何もしていないのは共和党エスタブリッシュメントと民主党が談合政治をしているから。3人のMacは変えるべき。
The Democrats cheat and manufacture ballots. Americans (GOP) don’t want to cheat. Democrats manufacture ballots using voting machines and absentee ballots. These machines and mail-in ballots have to go.
The 2020 Election and now the midterms really need a professional group of auditors to dig in and identify the reasons for the massive fraud across the country. We would find absentee ballots associated with individuals that aren’t even real. We’ll also find the software used by the voting systems have multiple gaps that appear to be designed for fraud. We’ve covered this over the past few years.
The US never should implement massive mail-in ballots and voting systems prone to election fraud but we have.
We need to drive for voting on Election day only while mandating that IDs be required using paper ballots. Machines and mail-in ballots need to go.
Yes, the same gang that gave billions to Iran, that made up and harassed President Trump in an attempted coup related to Russia collusion, and that stole the 2020 Election from the American people – stole this election too.



11/15希望之声<选举结果未达预期 共和党打算换主席=選挙結果は期待外れ、共和党は議長交代の意向>中間選挙の結果が共和党の期待に応えられなかったため、上院と下院の共和党員はリーダーに不満が高まっており、リーダー選挙を実施するつもりである。また、党は今回の敗戦の主な理由についても調べている。
Fox Newsによると、全米共和党上院議員委員会(NRSC、National Republican Senatorial Committee)議長兼選挙責任者であるリック・スコットは、現在の選挙結果について、「選挙日には有権者が現れず、十分な有権者(票)を獲得できなかった。これは完全にがっかりさせた」と述べた。以前は、ほとんどの選挙アナリストと両党の当局者が「赤い波」を予測していた。
この点についてスコットは、現在の共和党候補は、世論調査の回答からも認められた、経済、治安、移民などの重要な側面におけるバイデン政権の欠点と不足をほぼ直接的に指摘していると考えている。しかし、党は選挙で有権者に良いビジョンを効果的に届けることができなかった。
彼は補充して、「前向きなメッセージが十分でない。バイデンの計画がどれほどダメか、民主党がどれほど過激であるか、我々はすべて言い尽くした。しかし、我々も自分たちの主張をしなければならない」と。
現在の開票結果によると、民主党は次の議会で上院は少なくとも 50 議席を獲得しており、引き続き上院の支配権を維持する。下院では11月14日11時現在、共和党が212議席でリードしているが、まだ集計中の州もあり、結論が出ていない。
現在、一部の保守派議員は、もともと11月16日(水)に予定していた共和党議長選挙の延期を求めている。しかし、上院議長のミッチ・マコーネルは、議長として特に最も物議を醸している。下院では、ケビン・マッカーシーが党リーダーを宣言した唯一の候補者である。
フロリダ州のマルコ・ルビオ上院議員とミズーリ州のジョシュ・ホーリー上院議員は、少なくともジョージア州のハーシェル・ウォーカーの選挙が終了するまで、上院共和党の指導者投票は「延期されるべきだ」と述べた。ウォーカーは、12/ 6に上院の対決で民主党の対抗者ラファエル ワーノックと決戦する。
また、共和党のテッド・クルーズ上院議員(テキサス州選出)、シンシア・ルミス上院議員(ワイオミング州選出)、選挙責任者のスコットも11日と13日に同様のツイートを発した。
11日夜、アリゾナ州の共和党候補ブレイク・マスターズはマコーネルを非難し、共和党はマコーネルが上院議長を続けることを許してはならないと述べた。この選挙で、マスターズは民主党の対戦相手であるマーク・ケリーに僅差で敗れた。
さらに、共和党員は、ウクライナの戦争援助に対するマコーネルの支持を批判し、共和党への挑戦者に対するアラスカ上院議員リサ・マーコウスキーの再選キャンペーンを支援するため、数百万ドルを費やしたことで彼を非難した。トランプが支持した候補者には1セントも割り当てられなかった。
スコットは、ウィスコンシン州のロン・ジョンソン上院議員とユタ州のマイク・リー上院議員と共に、ジョージア州の決選投票後まで上院の議長投票を延期することを求める書簡に共同署名した。現時点では、共和党が指導部の選挙日を変更するかどうかは不明である。
マコーネル夫人は趙小蘭(Elaine Lan Chao)。江沢民とズブズブ。夫妻とも腐敗している。

https://www.soundofhope.org/post/671268
11/15看中国<国会开跛脚鸭会 麦卡锡或面临竞争对手(图)=議会はレームダック マッカーシーは対抗馬に直面する可能性がある (写真)>米国下院でどちらが勝利するかはまだ不明だが、議員たちは11/14にワシントンに戻ってレームダックの会議を行った。共和党下院少数党リーダーのマッカーシーの下院議長への就任はそれほどスムーズではないかもしれない。
《ワシントン・タイムズ》は、中間選挙の後、強硬派のFreedom Caucusがマッカーシーの後任として別の候補者を検討していると報じた。11 月 14 日午後 1 時(東部時間)の時点で、下院で共和党と民主党がそれぞれ 212 議席と 204 議席を獲得しており、19 議席の結果はまだ出ていない。
11/ 15、下院共和党は内部会議を開いてリーダーの投票を行う。
「マッカーシーには 218人の支持がなく、別の挑戦者が現れるだろう」と、アリゾナ州の共和党議員アンディ・ビッグスの報道官は Fox News Digital に語った。
Freedom Caucus の議長を務めたビッグスは、11/15 (火)または 1 月に予定されている下院 共和党会議の投票で、マッカーシーに対抗することを検討していると伝えられている。ビッグスはそうするかどうかは明らかにしなかったが、ここ数日、ビッグスが議長に立候補する可能性があるという噂がFreedom Caucus内で広まっている。共和党のトップ補佐官の数人は、ビッグスがそれを検討していると聞いたとFox News Digitalに語った。
2019年以来下院共和党を率いてきたマッカーシーは、火曜日に圧倒的多数で下院共和党のリーダーに選出されると予想されているが、それは彼が下院議長になることが保証されているという意味ではない。下院の 435 名の議員全員が 1 月に投票した場合、マッカーシーが議長の小槌を取るには、少なくとも 218 票が必要である。
これまでのところ、共和党と民主党はそれぞれ 212 対 204 議席を獲得しており、共和党の議席数は恐らく 218 から 230 の間である。共和党指導部の上級補佐官は、「彼に反対する人がほんの数人だったら、ケビン・マッカーシーがこれを手にし、彼の力はより強くなる」と語った。「しかし、反対票が2桁に達した場合、すべての賭けは失われる」
問題を複雑にしているのは、共和党の過半数の規模がまだ不確定であることである。
「共和党の過半数が218である場合、彼は一票も失うことはできない」と補佐官は言った。
「もしそれが228なら、彼は最大10票を失っても良い。マッカーシーが現在どれほど強力か、脆弱かを示す最初の指標となるため、すべての目が会議の投票に注がれる」
火曜日の投票でマッカーシーが 2 桁の反対に直面したら、Freedom Caucusとの合意に達するのは少なくとも 1 月になるだろう。
「我々の多くは、市民が代議制政府の幻想を抱いているように感じているが、それは非現実的である」と下院自由委員会委員長のスコット・ペリー共和党議員は述べた。
20 人以上の議会議員を擁する強硬派グループは、議長オフィスの権限を委譲することを望んでいる。その要求の中には、いつでも召集できる投票によって議長を罷免する権限の回復、共和党会議の 10% はどんな修正案も提案でき、修正案の投票を保証し、「多数決」を回復することが含まれている。この規則の下では、大多数の共和党議員が支持した場合にのみ法案が前進する。
Freedom Caucus はまた、下院の委員会が独自の委員長を選出することを求め、現在、リーダーシップを積み重ねた共和党運営委員会によって運営されているプロセスではない。
議会はワシントンに戻り、レームダック議会を開く
議員は下院での中間選挙の最終結果を待っているため、11/14にワシントンに戻り、政府への資金提供と主要な防衛プログラムの承認を続けた。

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/11/15/1021694.html

何清漣 @HeQinglian 6h
2:8ルールによると、国や組織では、社会全体を支える公的な活動を行っているのはせいぜい 20% の人であり、5% がその中堅である。 2020年以降、米国人の約半数が「不正選挙はない」と自分自身を慰めているが、米国のエリートは何をしているのか? 2022年はあまりにも露骨に選挙を奪っているが、まさかまだ沈黙を保つのではあるまい?
法曹界とメディアはまさか同じ認識なのか?もしそうなら、ソドムになるのはもうすぐである。
何清漣 @HeQinglian 7h
今回は、いくつかの激戦州が 2020 年の古い手を再現しているが、共和党は何もしていない。ある地域では投票を監視する人がいない上, 共和党エスタブリッシュメントはメディアに出てトランプを責め,彼が選んだ人は人気がなかったと指摘した。また、共和党は今回、民主党より多くの献金を受け取ったが、選挙への投入はしなかった等々。今回の共和党エスタブリッシュメントは、2024年にトランプを出馬させないため、負けを望んだと疑うことしかできない。
なぜ堕胎問題がしつこく続いたのか、ようやく理解できた。

何清漣 @HeQinglian 5h
姜尚栄のテレグラムから転載:
米国財務省は、14 人と 28企業が制裁対象リストに含まれていると発表したが、制裁対象のロシア企業の多くと取引を行うことは許可された。 これに先立ち、イエレン米財務長官は、「ロシアにとって有益な軍事技術の購入に関連する」いわゆる「国境を越えたネットワーク」は制限されると述べた。
米国財務省は、民間航空の安全を確保するために、多くの制限を受けているロシア企業との取引を許可している。
堀田氏の記事では、リチャード大将の発言は海軍予算を獲得するためもあると思いますが、中共の軍拡のスピードに追い付いていないことは確か。共産主義国に対抗するため、自由主義国は米国一国に頼るのでなく、核兵器を含み、共同防衛していかないと。日本も防衛予算増強をちんたら議論している場合でないのに。財務省と野党は害をなしている。
記事

原子力潜水艦では他の追随を許さない米国(写真は10月31日に韓国の釜山港に寄港したロサンゼルス級原潜「キーウエスト」、米海軍のサイトより)
「いま直面しているウクライナ危機というのは、米国が備えるべき最悪の事態ではない」
「ウォーミングアップに過ぎない」
米戦略軍司令官のチャールズ・A・リチャード海軍大将は11月初旬、多くの人の目を開かせるような発言をした。
「ウォーミングアップに過ぎない」の真意はもちろん、米国が将来、主要国と大きな戦争をする可能性があり、それに備えるべきということである。
リチャード大将がこの発言をしたのは米バージニア州アーリントン郡で開かれた海軍潜水艦連盟の2022年年次シンポジウムのことだ。
ウォーミングアップ発言の直後、会場にいた米軍関係者の目をさらに開かせるようなことを述べた。
「大きな(軍事的)危機が迫っている。米国が長い間、試されてこなかったことがテストされる日はそれほど遠い将来ではない」
少しばかり煽るような響きではあるが、これが軍事評論家の発言などではなく、現職の海軍大将の発言であるだけに真剣に受け止めざるを得ない。
特に中国を競争相手国として捉えており、「いくつかの迅速かつ、根本的な変化が必要になる」と述べたことで、会場にいた人たちは危機感の高まりを感じた。
米国が今後、抑止力を強化しなくてはいけない理由を、同大将は「中国に打ち倒される(it is going to be bowled over)かもしれない」という表現を使った。
そしてこうも言った。
「中国に対する我々の抑止力レベルを評価すると、(米国という)船はゆっくり沈んでいっていると言える」
「ゆっくりではあるが確実に沈んでいる。基本的に中国の方が米国よりも速いペースで戦力を増強している」
米軍関係者の中には中国軍の軍備増強の状況を理解し、同大将が言及することを熟知していた人もいただろう。
だが、この言葉から一般の米国人だけではなく日本人も、将来の安全保障を真剣に考えざるを得ない状況が認識できたはずだ。
「基本的に米国はいま沈んでいると言える。こうした流れが継続されると、米国の作戦計画が優れていても、指揮官が有能であっても、また部隊に力があっても、満足のいく戦力を確保できなくなってしまう。しかもそれは近い将来の話なのだ」
ただここから、海軍大将らしい指摘をする。
対中国という視点でみた時、米軍には依然として優位に立つ分野があるというのだ。それが潜水艦部隊である。
「対潜能力、すなわち潜水艦隊はいまでも唯一といっていい優位性を保っている」
それでもメンテナンス問題などがあり、今後は新規造船を進めていかない限り、戦略的抑止力を維持することは難しいとも述べる。
そこでリチャード大将はある提案をする。
今よりも迅速に物事を前進させるため、1950年代に米軍が採っていた方策を再び実用化すべきだというのだ。
「昔はより迅速に物事を進めていく術を知っていたのだが、いまはそれを失ってしまった」
「例えば1950年代後半、米軍は旧ソ連の総合防空システムに太刀打ちできないことが分かり、巡航ミサイルというのものが必要になった」
「米軍はその巡航ミサイルを33カ月で開発し、実用化したのだ」
これは「AGM-28ハウンドドッグ」と呼ばれるジェットエンジン推進の巡航ミサイルで、開発開始は1956年。
初飛行は59年で、米空軍の「B-52」戦略爆撃機の主要兵器システムとして核弾頭を搭載し、60年代を通して配備された。
短期間で必要に応じた兵器を開発・実用化することがかつてはできたので、リチャード大将はその力を復活させられると信じている。
「いま米国には何が必要なのかという疑問を自分たちに投げ、真摯にその答えに向き合わなくてはいけない」
「予算なのか、人材なのか、技術なのか。そしてどんなリスクがあるのかを問うべきである」
「米国は1969年、そうした疑問に答えながら、月に到達する技術を獲得して実現させた。我々はいまあの時の力を取り戻す必要がある」
リチャード大将は2021年2月、メリーランド州で開かれた空軍主催の会議でも、すでに同様の発言をしていた。
米国は自国を守るための準備を迅速に整えていく必要があるという内容で、読者の方々を煽るわけではないが、同大将の言葉を読んでいただきたい。
「中国、ロシア、あるいはその両方との核戦争は『非常に現実的な可能性』があると考えている」
「そのため米軍は他の強大な国との紛争を緩和し、管理するためのアプローチを見直す必要がある」
「米国は核兵器を持たない集団との紛争を20年も続けてきたため、米国は核という次元の武器を無視することに慣れてしまった」
ロシアと中国は世界のあらゆる地域で、あらゆる手段を使って、彼らが選んだあらゆるレベルの兵力を手にすることができるという。
同大将は「私たちは長い間、そのような競争相手や敵対者に直面していなかった」と、反省するような言葉も口にする。
首都ワシントンにあるシンクタンク、ヘリテージ財団が国家の軍事態勢についての報告書を先月発表。その中で米軍の軍事力が「弱体化している」と記している。
「米軍は様々な駐留活動に従事しているが、1回の大規模な地域紛争の要求にも十分に答えられない重大なリスクを抱えている」
これはほぼ同時に起こる地域紛争に当事国として対応できる能力に疑問が生じているということだ。
一方、ジョー・バイデン政権は10月27日、核戦略の指針を示す「核体制見直し(NPR)」を公表した。
その中で、米国は核兵器の役割を「米国や同盟国などへの核攻撃を阻止すること」とした上で、「究極的な利益を守るという状況に置かれた時にだけ核兵器の使用を検討する」と記載した。
ウクライナではロシアのウラジーミル・プーチン大統領が核兵器の使用も辞さない姿勢をみせており、依然としてキナ臭さは消えていない。
そうした状況を踏まえて、NPRには「ロシアが戦争に勝つため、または敗北を回避する目的で核兵器を使う可能性がある」と記されている。
日々のメディア報道にはあまり表出してこない内容だが、米軍内でいま中国、ロシアの脅威が高まり始めていることを理解しておく必要がある。
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『中国ゼロコロナ政策は「成功」だから終わらない…iPhone工場大脱走、消毒液漬けの自宅』(11/13ダイヤモンドオンライン ふるまいよしこ)について
11/13The Gateway Pundit<THE STEAL: The Number of House Seats Continues to Dwindle As GOP Leaders Remain Silent and Ignore Reality>
The race for control of the US House is not over. It’s not over till the Democrats say it’s over.
The world is watching in amazement as corrupt election officials and politicians across the country can’t seem to finalize the results of an election five days ago. Texas and Florida can complete their election results a few hours after the election, but other states are days away, if not we

NBC News now projects a very narrow GOP win of 219 seats to the Dems 216.
Where is the GOP leadership as the Democrats slowly steal the US House? Where’s McCarthy? Where’s McDaniel? Where was McConnell in the Senate races?
11/13The Gateway Pundit<Will Ronna Romney McDaniel Outlast a Head of Lettuce After Blowing Another Landslide Election?>
In 2020 President Trump exceeded all expectations. The 45th President gained more votes than ANY sitting president in history and collected 12 million more votes than he did in 2016.
** McDaniel did nothing when GOP observers were removed from the ballot counting rooms in the battleground states.
** McDaniel did nothing after Democrats dropped tens of thousands of illegal ballots into the state totals in the early morning following the 2020 election.
** McDaniel did nothing when Democrats continued to deliver hundreds of thousands of mysterious votes into the counting rooms days after the elections.
** McDaniel did nothing to address the illegal ballot drop boxes.
** McDaniel took cash from Trump supporters promising to use it to fight the fraud but there is NO evidence that this ever happened.
** McDaniel and the RNC blew off the January 6 protests and partied at the Ritz on Amelia Island instead.
** And McDaniels has said nothing about the Trump supporters who have been persecuted by their government since January 6.
Last week the Republican Party once again failed to produce in another critical election. Despite the Democrat Party’s disastrous policies and horrific record, they managed to retain the Senate and may end up taking the House of Representatives. They are still working in California to dethrone the Republican election winners and steal the House.


共和党は選挙不正に何も手を打たなければ、絶対に勝てない。少なくとも結果が悪かったのだからこの3人は更迭すべき。
11/14看中国<川普和共和党人未来一周将做重要决定(图)=トランプと共和党は来週重要な決定を下す(写真)>共和党は中間選挙で上院を制圧できず、下院でも僅差でリードしており、来週は共和党の方向性と指導者を決める重要な週となる。トランプはその時に重要な発表を行う予定であり、ミッチ・マコーネルとマッカーシーが上院と下院の共和党指導者としての地位を維持できるかどうかが注目される。
トランプは3度目のWHへの挑戦を発表か?
トランプ前大統領は火曜日(11/15)午後9時、フロリダ州マールアラーゴで、2024年の大統領選挙で再び戦うことを発表する予定である。下院共和党は、同日にマッカーシーを議長に選ぶかどうかについて投票する予定である。
一方、一部の上院共和党員は、マコーネル (共和党、ケンタッキー州) を上院リーダーに再選させるかどうかの決定を遅らせるよう圧力をかけている。上院の共和党選挙運動チームの議長を務めるスコットは、マコーネルが上院の敗北の主な責任を負っていると批判した。
共和党は現在、赤い波が現れなかった原因を探している。トランプの影響力と裏書により、共和党が鍵となる州でいくつかの勝利を収めることができたと考える人もいるが、彼の極右の考えのため党は.独立有権者の票を失ったと考える人もいる。
中間選挙前の2024年の共和党大統領予備選挙の複数の調査では、トランプが大差でリードし、デサンティスが2位になった。しかし、中間選挙後に実施されたYouGovの世論調査では、二人の対戦でデサンティス(42%)がトランプ(35%)を上回っていることがわかった。
左翼メデイアはデサンティスの方が扱いやすいと見える。

https://www.secretchina.com/news/gb/2022/11/14/1021618.html
11/14阿波羅新聞網<中选“巨大的灾难” 川普指控竞选存在欺诈 共和党团体要求重计选票—川普指亚利桑那州参议院竞选存在欺诈 要求重计选票=中間選挙での「大惨事」 トランプは不正選挙を非難、共和党団体が再集計を要求-トランプはアリゾナ上院議員選挙を不正と糾弾し、再集計を要求>ドナルド・トランプ前大統領は、アリゾナ州の上院選挙で不正選挙があったと非難した。 AP通信や他の報道機関とのインタビューで、トランプは、選挙戦は共和党候補のブレイク・マスターズを抑圧し、現職のマーク・ケリー上院議員に前もって勝利になるようにしていると述べた。共和党チームは、郡がすべての投票が集計されるまで「24 時間体制で投票を処理する」ことを要求し、「必要に応じて法的措置を取ることはためらわない」と警告した。

https://www.aboluowang.com/2022/1114/1829372.html
11/14阿波羅新聞網<封杀拜登儿子丑闻主管被开除 马斯克:推特或破产!花440亿买破推特值吗?=バイデンの息子のスキャンダルをブロックしたディレクターを解任 マスク:Twitterは破産するかも! Twitterを買収するために440億ドルを費やす価値はあるのか?>ロスは、バイデンの息子ハンターの薬物使用疑惑と売春事件を検閲する責任者で、2020年10月に「NYポスト」がバイデンの息子の薬物使用疑惑と売春スキャンダルを報じたとき、ロスはそれをデマと認定し、ブロックし投稿を.削除した。当時Twitterの最高経営責任者だったジャック・ドーシーは、ハンター・バイデンのラップトップに関する報道を検閲したのは間違いだったと述べた。
左翼が牛耳る世界。恐ろしい。

https://www.aboluowang.com/2022/1114/1829333.html
11/14阿波羅新聞網<民主党守住参议院后放心了 拜登将能大举提拔地方法官=民主党は上院を守り切って安堵、バイデンは地方判事を大々的に抜擢できる>金曜日に民主党のマーク・ケリーがアリゾナで勝利した後、民主党と共和党はそれぞれ上院で49議席を獲得した。その日残った最後の 2議席は、ネバダ州とジョージア州であった。しかし、民主党は土曜日にネバダ州で勝利したことで、同党は過半数を維持するのに十分な50議席を獲得した。実際、50対50で、バイデンが上院議員を辞任して大統領職を開始して以降と同じように、ハリス副大統領の1票は決定的になる。
上院で民主党が多数派になれば、バイデンは地方判事を大々的に抜擢させることができる。これまでのところ、大統領が選んだ連邦判事84人と控訴裁判所の判事25人は確定した。新たに任命される裁判官の多様性は前例のないもので、75 パーセントが女性、25 パーセントがアフリカ系米国人 (最高裁判所のケタンジ ブラウン ジャクソンを含む)、17 パーセントがヒスパニック系である、と Le Monde は述べた。
最高裁判所の 9 人の裁判官のうちの 1 人が今後 2 年以内に退職または健康上の理由で空席になった場合、バイデンは彼が選んだ新しい候補者を抜擢することができる。同様に重要なことは、妊娠週数を制限する連邦中絶法を共和党が導入しようとするのを阻止するのに、上院の過半数で、民主党に強固なファイアウォールを提供できることである。
Le Monde のワシントン特派員である Piotr Smolar は、中間選挙が終わっていない今、この見通しは共和党にとって不満であると最後に指摘した。下院の最終結果は不明である。上院では、ジョージア州の両方の候補者が 50% のバーを下回っており、非常に論争の的になっている。民主党が第 2 ラウンドで上院の過半数を 51 議席に拡大することに成功した場合、共和党の恥となるだろう。

https://www.aboluowang.com/2022/1114/1829325.html

何清漣 @HeQinglian 7h
これは 100% 正しい。ほんの一例を挙げる:
連邦判事は、バイデンの学生ローン免除プログラムは違法であると裁定する。
2022 年 11 月 10 日 https://worldjournal.com/wj/story/121469/6757327?en-us
11/ 6以降になると、政府への圧力が増えないだけでなく、借金を踏み倒す多くの若者をだまして投票させることができる。
もう一度おさらいする: 2021年バイデンの食言に、多くの若い大学生がブランドンに行こうと言ったことがある。
習近平がまだ選挙をしないでいるのなら、それは愚かである。
引用ツイート
Zhix @Wu_Zhi 15h
カマラは、18 ~ 24 歳は愚かだと言う 😂👇 twitter.com/stillgray/stat…
何清漣 @HeQinglian 8h
バイデンの自信はどこから来るのか?ニュースを振り返る。
選挙が間もない。ネバダ州は無資格者に 40,000 票を与えるかもしれない。https://epochtimes.com/gb/22/8/19/n13805632.htm
皆さん、考えてみて、この4万票を手にして、ゆっくりと計票されていけば、勝敗は一目瞭然である。
引用ツイート
陶瑞 TaoRay @realTaoRay 20h
返信先:@HeQinglian
民主党はネバダ州を制圧し、上院を支配した。バイデンは、開票を急いではいけない、数日待てば、民主党が確実に上院で勝利するだろうと早くから述べてきた。

何清漣 @HeQinglian 7h
FT:ロシアのウクライナ侵攻の最終決着を待たずとも、プーチンは勝者である。
https://udn.com/news/story/6809/6760752
FTの解説では、ロシア国民の目には、結果の勝ち負けに関係なく、西側のいかなる形の抵抗に対して総て勝利していると読める。彼らが撤退したとしても、大衆はそれがロシアのさらなる奴隷化を防いだと考え、自分自身を慰める。したがって、軍事的敗北はプーチンの声望とは何の関係もない。
– これは FT の見方であり、米国メディアは同時に 2つの勝利に歓呼できる。
udn.com
FT:ロシアのウクライナ侵攻の最終決着を待たずとも、プーチンは勝者である。 | 聯合ニュースネット
ヘルソンからのロシア軍の撤退は、一部の国内タカ派によって「ソ連崩壊以降で最も屈辱的な敗北」と評された。 「FT」は、ヘルソンの撤退は国内でのプーチンの声望を損なわないと指摘した。
何清漣 @HeQinglian 7h
もう一度投稿してください。左翼メディアの希望は無駄ではなかった。
今回は“2,000 mules”は不要で、郵便局員が消印を押してくれる。
引用ツイート
何清漣 @HeQinglian Nov 11
この記事は、左翼メディアの普遍的な希望を表しているはずである:民主党の勝利への希望は、数えられていない郵便投票の中にある。引き延ばしている限り、共和党の監察員が居眠りする時間は常にあり、その後、2020年の奇跡が起こる。計票する民主党選挙員はどこかからボックスを出してきて、中はすべて民主党員の投票である。https://washingtonpost.com/politics/2022/11/10/undecided-house-races-2022/

何清漣 @HeQinglian 1h
綾波 @dinglili7 は「資金の内部循環」を挙げている。
今年の中間選挙には 160 億米ドル以上が費やされ、今年の最も裕福な 20 人は 9 億米ドルを投入した。史上最も高額な中間選挙となった。20世紀よりも高額なだけでなく、2010 年の 9 倍にもなっている。
2008 年、最高裁判所は、選挙中の宣伝、資金援助、外部組織 (白手袋) を「言論の自由」として分類するシチズン・ユナイテッドの訴訟を可決した。
引用ツイート
綾波 @dinglili7 11h
ウクライナは米議会から巨額の軍事援助を受けており、
ウクライナはFTXに投資し、
FTX は、ソロスに次ぐ米国民主党への多額の寄付を行っている。
民主党が中間選挙に勝つことを確実にするために、FTXはすべてのお金を使い果たし、破産を宣言した。
何清漣 @HeQinglian 4h
毛沢東の「持久戦論」では、時間は空間と交換される。これは、100戦100勝の原則である。
習近平は米中貿易戦争でそれを実施し、負けが少なく引き分けになった。
米国の 2020 年と 2022 年の選挙では、勝利するまで開票を延ばす。
米国はマドゥロに懸賞金をかけていたが、6年後、米国気候大使はついにマドゥロと握手を交わした。

何清漣がリツイート
周鋒鎖 Fengsuo Zhou @ZhouFengSuo 14時間
クレイジー、ツイッターが蘇雨桐のアカウントを一時停止した。
@ Suyutong
の12時間のアカウント停止。昨日ベルリンで小ピンクのトラブルビデオに抗議したため。蘇雨桐をサポートするためにリツイートしてください。
小ピンクによる悪質な通報によるものか、ツイッター内部の混乱かもしれない。
ふるまい氏の記事では、共産主義は如何に不合理の塊か分かるはず。民衆も共産党独裁が良いとは思っていないでしょうが、口に出せば、拘引されるだけ。こんな社会が理想であるはずがない。世界の左翼の脳内はどうなっているのか?
記事

中国・上海の封鎖された道路 Photo:Jackal Pan/gettyimages
党大会から1カ月たっても、中国の強硬なゼロコロナ政策はまったく終わる気配がない。隔離施設から戻った女性が自殺、iPhone工場からの集団大脱走、いつまでたっても自宅に帰れない――メディアが沈黙する中で、突発的に起きた事件だけが目撃者によってネットを通して広がるという事態が続いている。「党大会までは締め付けが厳しくても仕方ない」と我慢していた人たちからも不満の声が上がっている。(フリーライター ふるまいよしこ)
新体制のナンバー2・李強は、上海ロックダウンを主導した人物
中国共産党の第20次全国代表大会(以下、党大会)から約1カ月。前回の記事でお伝えした胡錦濤・前総書記の「強制退場」という前代未聞の事態の謎も明らかにならないまま、李強・上海市党委員会書記が、習近平に次ぐ党のナンバー2につくという数段階特進もいまだに大きな驚愕(きょうがく)をもって語られ続けている。
政治局員にはなるだろうという予想はあったものの、よもや、今春の上海ロックダウンを主導した人物が堂々と習の真横に並ぶとは、ほとんどの人が思ってもいなかった。中国最大の経済都市上海のロックダウンの惨状を思い起こし、人びとの思いはかなり複雑である。
東西の中国ウオッチャーたちは口々に、今回の政治局人事は徹底的に「習近平への忠誠」を柱にしたものだと分析している。つまり、あの国内外に衝撃と大混乱と全国的な経済不況をもたらしたロックダウンは、「習への忠誠」の証しだと見なされた、ということである。
あれほど大規模で常識はずれなロックダウンを敢行した裏には、上海市政府幹部の判断のみならず、習を中心とした中国中央政府の強い意志があった。そう考えると、こうした後先を考えない強硬手段に出ることが、習家軍(「習家の軍隊」の意味。転じて、習近平のもとに集まった腹心たちを指す)の姿勢であることは間違いないだろう。だが、今後もそれが礼賛されるならば、そのリスクはかなり大きなものになる。
経済や金融の基本的な知識を持たない最高幹部が国を動かしている
「今の最高指導者たちは経済や金融に対する基本的な知識を持たないまま、さまざまなことをやっている。彼らはそれとはまったく別の独自のイデオロギーによってそれらを動かしている」
中国出身で米国在住の経済学者の許成鋼氏は、「ニューヨーク・タイムズ 中国語版」の袁莉・編集長の問いかけにこう答えている。今の政府トップは経済の理論どころか、その成り立ちすらも理解しておらず、一方で政治的な目的に問題をすり替えて政策を行っていると述べ、「コロナゼロ化」についてもまったく同じであり、「彼らは伝染病について理解しておらず、mRNAワクチンについても何も知らず、一連の基礎的な理解ができていない」と指摘した。
その結果、「感染症や感染防止の視点からすると完全に間違ったやり方でも、彼らの政治的観点で物事が決められている」と、聞く者にとって恐ろしい事象にも触れていた(同インタビューは著作権者の許可を得て、筆者のnoteで無料全文公開中)。
上海ロックダウンは「成功例」だった?
そんな「伝染病のなんたるか」も理解していない党指導層が進めた上海ロックダウンは、政治的には「成功例」とされてしまった。この国で最も現代的な生活を送ってきた2000万人が2カ月間も自宅に閉じ込められて、文字通りの飢餓にまで直面したあの惨状を、「成果」と評価しているのだ。あのロックダウンで塗炭の苦しみを舐めた人たちにとって、これほど恐ろしい話はない。
だが、政府が上海を「成功例」としたことで、各地はそれをお手本に「コロナゼロ化」政策を進めている。さらに恐ろしいことに、それが常態化するにつれて、メディアが堂々とそれを「異常事態」として取り上げることが難しくなった。だが、その生々しい失敗は突然起こる悲惨な事件で衝撃的に伝えられるようになった。
隔離施設から自宅に戻った女性が飛び降り自殺
例えば今の中国では、感染者のみならず、濃厚接触や通常の接触が疑われる人たちまでも強制隔離されることになっている。そうした人たちが暮らす集合住宅では、全住民を「接触者」とみなし、アパートの入り口を鉄板や鉄柵で塞ぎ、一切の出入りができなくされてしまうのだ。
今月5日、内蒙古自治区の中心都市フフホトで、隔離施設からそんなアパートに帰宅した女性が自宅中にまかれた消毒液によって家の中がめちゃくちゃになっているのを目にして衝撃を受け、窓から飛び降りるという事件が起きた。それに気づいた娘はすぐに階下に駆け下りたが、はんだ付けされた鉄板にさえぎられ、飛び降りた母の元にたどり着けない。救急車が到着するまでの約1時間、彼女が鉄板をたたきながら泣き叫ぶ声だけが団地内に響き渡った。
さらに団地の管理者は横たわる遺体を住民の目にさらすまいと街灯を切ってしまい、周囲は真っ暗に。娘の金切り声に同情を禁じえない住民たちは自宅の部屋の電灯をあかあかとつけて、スマホの光で遺体を照らし続けたという。
また、甘粛省蘭州では、ロックダウンが行われている中、一酸化炭素中毒になった3歳の子どもが救急車を待つ間に亡くなるという事件があった。救急車が到着するまで1時間近くも待たされ続けた父親と近所の人が団地管理者を拝み倒し、やっと団地の外に出てタクシーで病院に運び込んだが、すでに子どもは事切れていたという。ネットにはこの事件を受けて、「3歳……この子の一生はコロナとともに始まり、コロナの間に終わってしまった」というつぶやきが流れ、それを多くの人たちが怒りとともにシェアしていた。
iPhone生産工場から工員が集団大脱走
河南省鄭州市では先月、20万人余りを雇用してiPhoneの生産を請け負っている工場内で感染事例が発生した。作業に出てくる同僚が日に日に減っていくのを目のあたりにした工員たちの間で恐慌が巻き起こり、手持ちの荷物だけをまとめて工場から脱出し、徒歩で数百キロ先の故郷を目指すという事態に発展した。
鄭州市全体がコロナ措置でロックダウンされていたため、彼らは公共交通機関を使うことができなかった。そのため工場からあふれ出た大量の人たちは農地を横切り、高速道路の脇を歩き続けるという異様な姿がメディアでも大きく取り上げられた。だが鄭州市としては、河南省の輸出額の80%を握るこの工場を罰することもできず、記者会見を開いた鄭州市の衛生担当局は善処を約束するしかできなかった。だが、その会見で担当者の1人が、「コロナ対策でクタクタ。娘の成人のお祝いにも出られなかった」と声を詰まらせたことが、これまた大非難を巻き起こした。
この記者会見ではさらに、出席した感染症専門家が「BMWを運転するウイルスを、我々はトラクターで追いかけている状態だ」と述べて、「我々のスピードは、まったくウイルスに追いつけず、感染制御が難しい」と、「コロナゼロ化」政策への弱気ともとれる発言をしていたことも話題になった。
新規感染者がいないエリアから、感染者が増える北京に戻るためになぜ隔離?
トラクターではBMWに追いつけなくても、中国が世界に誇る、世界最速の時速200キロで走る高速鉄道ではどうだろう?筆者はネットでこんな書き込みを目にした。
ある北京在住の80代の老夫婦が、夫の出張に合わせて浙江省湖州市に滞在した。2人は同じ日にともに自宅から同じルートで高速鉄道を利用して移動。夫人は「時が時だから」と出発前から毎日湖州市の感染事情をチェックし続け、同市内では感染者は報告されないまま、北京に戻る日が近づいた。
帰りの高速鉄道のチケットを予約しようとした時、北京市が運営する、スマホの健康コードに、ポップアップメッセージが出現した。
「あなたは、感染事例が疑われる地域に滞在した可能性があります。当局が要求する衛生基準を満たすため、現在地で7日間の隔離を行ってから陰性証明を取ってください」
だが、2人は湖州滞在中、注意深く体温を測り続け、体調不良や発熱の兆候もない。前述のとおり、湖州市ではこのところ感染者の報告はゼロ。一方、彼らが帰ろうとしている北京市では連日数十人の新規感染者が出ている。「感染リスクが低いところから高いところへ戻るのに、なぜ隔離が必要なの?」と夫人は不満を抱いた。
また不思議なことに、ずっと行動をともにしていたのに、妻の方には前述のポップアップが現れるが、夫の健康コードは正常を示す緑コードのまま。しかしそれでも、夫婦ともに北京に戻るための高速鉄道チケットを購入できない状態が続いたという。
北京から市外に出た人たちが自宅へ戻れない
北京の衛生担当局の問い合わせ窓口に電話をしても、味気ないAIの決まりきった応答が続くばかりで、いつまでたっても係員にはつながらない。80代にとってこんなやり取りはどれほど大変だっただろうと想像したが、夫人のこんな書き込みに思わず笑ってしまった。
「AIが対応しますって胸を張るけど、その応答も提案してくる選択肢もお決まりのものを繰り返すばかり。人間を見習ってもっと気の利いた対応ができるようになるにはまだまだね」
この期に及んでこの余裕。さすが80代で「出張」に出かけるだけのパワーのあるご夫婦である。
だが結局、「7日間の自己隔離とはいつから数えるのか?到着した日から?それとも帰る準備を始めた日から?」「湖州より北京のほうが感染はひどいのに、なぜ北京の自宅に帰れないのか?」……そんな二人の疑問は解決されないままだ、と書き込みでは訴えていた。
この例以外にも、北京から市外に出た人たちが「自宅に戻れない」というケースがますます増えている。
5日から上海で開かれている中国国際輸入博覧会に北京から取材に行った記者たちの間でも、帰京しようとしたら健康コードのポップアップに阻まれてチケットが買えないと騒ぎが起きていた。SNSを使って必死に同博覧会の主催者に「対応してほしい」と頼み込む政府系メディア関係者のやりとりをキャプチャしてシェアした友人がこうつぶやいていた。
「お前ら、国の宣伝機関なんだから、寄ってたかってペンの力を使えばどうにかできるはずだろ?」
ネットの書き込みはすぐに消される
こうした「出張に出たまま北京に帰れない」という悲痛な叫びは、ネットに上がっても次々に消されている。人によっては帰宅予定日から2カ月以上北京に戻れないという人もいるらしい。先月の今頃なら「党大会前でセキュリティーが厳しくなっている」と理解できていた人たちも、党大会が終わり、季節が秋から冬に変わったのになぜ帰れないのか分からないままだ。
上海のロックダウンという「成功例」以降、当局はすでにむやみやたらに市民の行動をコントロールし始めるようになった。なぜそうなるのか、どうしてこうなるのか、どうすればそれを回避できるのか……誰に問いかけても、誰一人その理屈を答えてくれないのである。
「コロナ対策が始まって3年目。1年目は恐怖、2年目は無頓着、そして3年目は疲れと怒り。一体いつになったら家に帰れるんだ」というSNSの書きこみは、もちろんすでにネットから削除されてしまった。
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